会社帰りにひと駅足を伸ばして、彼や親しい友達とビアテラスで一杯。美味しい料理に舌鼓を打ちつつ飲むビールで、リフレッシュできること間違いなしです。・Hachienda del cieloスペイン語で「空の家」を意味する、モダンメキシカン料理がいただけるダイニング&バーラウンジ。ラグジュアリーなリゾートを彷彿させるテラス席で、メキシカンビールを片手に夜景を楽しむのもステキ。 公式サイト ・ALOHA TABLE Daikanyama Forestナチュラルでヘルシーなハワイ料理が堪能できる、緑に囲まれた大人のハワイアン・カフェ&ダイナー。 夏季限定のBEERテラスセットには、ロミロミサーモンなどのハワイ定番ププスも。 公式サイト ・CASA Giardino「おいしさ」と「食べること」にこだわったイタリアンレストラン。ヨーロッパの街角のようなテラス席で、ビールをはじめ、さまざまなビアカクテルを楽しんで。 公式サイト 美味しいビールを思わず飲み過ぎても、終電を逃すなんてことにはならないように気をつけて。飲み足りなければ、また足を運んでみては?
2013年08月09日おしゃれで個性溢れるお店が立ち並ぶ渋谷・恵比寿エリアでは、ビアテラスもさまざま。オーガニックフードが楽しめたり、本格的なトルティーヤが食べられたり。どんどんビールが進んでしまいそうですね。・YAFFA Organic Cafe渋谷駅新南口にあるテラスカフェ。オーガニックフードと生ビール、さらに自然派ビオワインも楽しめるビアガーデンが開催されています。今年は、東横線の地下化に伴い、渋谷とは思えない静かな空間を楽しめそう。 公式サイト ・failte渋谷駅すぐそばのアイリッシュ・パブ。ビールが苦手な人でも飲みやすいフルーツビールなどもあるので、皆と一緒に夏の夜の一杯を楽しめます。 公式サイト ・TexMex Dining Bar Otraテラス席から恵比寿ガーデンプレイスや東京タワーなどの夜景を望めるメキシカン・ダイニングバー。テキサスから輸入したトルティーヤ・マシンで粉から作った手焼きのトルティーヤなどがオススメ。 公式サイト たまにはダイエットのことは忘れて、おおいに食べて飲んでストレス発散しましょう。ダイエットは明日からでOK!?
2013年08月08日暑くなると、美味しくなるのがビール。中でも夜風に吹かれて、外で飲むビールは最高です。ステキなショップが立ち並ぶ原宿・表参道エリアのおしゃれなビアテラスで美味しいビールはいかが? こだわりのあるお料理も楽しめます。■原宿・表参道・QUONS「自宅のリビングで寛ぐ」をコンセプトにしたラウンジ・ダイニング。アジアンリゾート風のテラスで開放感を味わいながら、カジュアルなイタリア料理と共に飲むビールは最高。 公式サイト ・MERCER CAFE TERACE HOUSEニューヨークのペントハウスにあるようなヒップレストランで女子会はいかが? トリュフやフォアグラなど厳選された食材を使ったニューヨークイタリアンが楽しめます。 公式サイト ・Ristorante Venire Venire基本食材である、トマト、オリーブオイル、パスタを厳選した本格イタリアン。テラス「天使の庭」からは東京タワーをはじめステキな夜景が見られる上に、ラフォーレ原宿前とロケーションも最高です。 公式サイト おしゃれなビアテラスで思いきり夏を感じることができそうですね。ただし、くれぐれも飲み過ぎには気をつけて!
2013年08月07日この夏、冬花のおススメパワースポットは、ズバリ出雲大社。あまりにも有名ですが、今回あえて「出雲大社」周辺にスポットを当てる理由があります。ご存知のように今年の5月、60年に一度の大事業「平成の大遷宮」を終え歴史的なイベントを迎え、リフレッシュした神様に会える滅多にないチャンスだからです。そもそも遷宮とは、御神体や御神座を本来あったところから移し、社殿を修造し、再び御神体にお還りいただくことですが、その意味では「神社は清浄であることが必要で、そのために遷宮を行う(神の力がリフレッシュされる)」のです。■出雲大社縁結びの神様で有名な大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)をまつる神社で、最近は女性にも大人気。正門の鳥居をくぐり、参道に入ったら、右手に「祓社」という小さい社があるので立ち寄り、御本殿に参拝する前に参拝してください。ここで四柱の神様に穢れを祓って頂きます。出雲大社は「二拝二拍手一拝」ではなく、「二拝四拍手一拝」ですので注意して下さいね。お願いごとをし、叶えて頂くのだからこちらも神様と仲良くなるための礼儀作法を守り、謹んで臨みましょう。服装は白で正装が良いのですが、できる範囲で白でコーディネートしてください。神様にお会いする前には禊ぎが礼儀です。ジーンズや肌の露出が多い服、カジュアルすぎる服は避けましょう。お賽銭は投げこまないで丁寧に入れます。お礼を差し上げる時に投げて渡す人はいませんよね? お賽銭も同じことです。縁結びにちなんで15円で「充分ご縁」、45円で「始終ご縁」という人もいますが、金額は人それぞれ、お気持ちを供えればよいと思います。また、神社では必ずおみくじをひいてくださいね。おみくじは今のあなたに必要な言葉を神様が伝えるアイテムです。吉凶に関係なく、神様のアドバイスに耳を傾けてみてくださいね。私のおススメ・パワースポットその1は「末社 十九社」です。末社とは神在る月(神無月)に神様が集まった時のホテルとなるところです。「八百万の神」がここで休まれるとともに、宴が行われます。本殿とは違う神様達のプライベートの楽しい会話を語らう場所として、大社内でもパワーが大きく、本殿同様に御利益が期待できますよ。一般的には知られていないので、パワーのおすそわけが本殿より多いかもしれません。私のおススメ・パワースポット2その2はさざれ石。国歌「君が代」の歌詞にも「さざれ石の巌となりて」と詠まれていますよね。岐阜発祥のさざれ石が出雲大社にも奉納されています。知る人ぞ知る、パワースポットですが、私は本当におススメです。さざれ石はパワーストーンを浄化する石として有名ですが、さざれ石自身もパワーストーンですし、浄化してくれるので神様による浄化とパワーストーンによる浄化と一度に2度おいしい効果倍増スポットです。出雲大社の帰りに玉造温泉(たまつくりおんせん)でくつろぐのもお勧めですよ。三名泉のひとつで、規模、歴史ともに山陰を代表する温泉地で本最古の美肌の湯です玉湯川の一部が温泉になっていて、足湯もあり、風情豊かです。泉質も良く、柔らかいお湯でお肌もすべすべになるので女性には最適な温泉です。温泉好きで名湯めぐりをしていますが、こんなに優しい湯なのに、効能もバッチリ抜群な温泉は珍しいです。文字通り、玉造温泉です。何より、身体も癒されて、すべすべお肌になればそれだけで、良い波動を発し、恋愛運も上がりますよ。パワーチャージしたお肌で恋愛、結婚運を引き寄せましょう。玉造の地名は、この地にある花仙山で良質な青瑪瑙が採掘されたことから玉造が盛んだったことに由来します。ここでぜひ体験して頂きたいのが「勾玉作り」です。爪より少し硬い石を削って作りますが、丁寧に教えて下さるので初心者でも大丈夫。世界でたった一つのあなただけの勾玉、ネックレスにしても素敵ですよ。勾玉には出雲型と大和型があり、出雲型は胎児や三日月、おたまじゃくし、牙の形に似ていて、ふっくらとした形が特徴です。「変化して別の姿になる」ことを意味し、厄除けは勿論、縁結びアイテムとしても最適です。縁が結ばれて恋愛、結婚と変化していくからです。既製品でもいいですが、願いを込めて作る手作りは縁を引き寄せるパワーもアップします。■須佐神社『出雲国風土記』にも登場する須佐神社は須佐川のほとりに鎮座し、神話で有名なヤマタノオロチを退治した英雄、須佐之男命(すさのおのみこと)が御祭神です。こぢんまりとした神秘的な雰囲気が漂う神社で樹齢1,300年の大杉付近が最強のパワースポット。こちらに参拝すれば各地のスサノオ様を祀る神社で加護が受けられるようになります。是非冬花おススメのパワースポットで開運&名湯温泉で美人になる癒され旅を満喫ください。インスピレーションフラワーは芙蓉です。お部屋に飾って、優しくも美しいエネルギーで恋愛運、をあげましょう。(c) 2011- 2013 Imgstyle.info. All rights reserved. Imgstyle.info ・出雲観光協会 ・玉造温泉観光情報サイト ・いずもまがたの里 伝承館
2013年08月05日自然や現地の人と触れあい、アートを感じる旅を楽しみながら、地域コミュニティに貢献できる。そんな新しい旅のスタイルが南アフリカで始まっていた。■ソーシャルに旅を楽しむ南アフリカは、2009年に世界で初めて旅行における「フェアトレード」の認証システムが生まれた国。これは、フェアトレード・イン・ツーリズム・サウスアフリカ(FTTSA)というNGOが、ホテルやサファリ・ロッジなどの宿泊施設や旅行会社が運営するツアーに対して、自然環境の保護や地域へ貢献するといった、いくつかの項目に対して与えている認証のこと。それぞれ力を入れて取り組んでいることは異なるため、旅行者は認証を受けたツアーや施設の取り組みを見て選ぶこともできる。つまり、旅行者が認証のあるホテルなどを利用して旅行を楽しむことが、社会貢献につながっているのだ。今回の旅で宿泊した「シルバリ・レイクサイド・ロッジ」(Shilvari Lakeside Lodge)は、リンポポ州にある湖と山と森に囲まれたロケーションが魅力のFTTSAの認証を受けているロッジ。ここではアート&カルチュラル・ツーリズムに力を入れていて、地元アーティストたちの活動をサポートして地元の文化を紹介したり、地元の人を積極的に雇用してスキルアップのための研修を提供するなど、幅広く地域コミュニティの活性化に取り組んでいる。どこからでも湖と森が見えるように設計されたロッジ内には、地元アーティストの作品が飾られていて、ロッジにいながらにしてアートに触れることができる。アフリカの息吹を感じる作品に囲まれていると、まるでミュージアムの中にでもいるような気分になってくる。実際にアーティストのアトリエを訪れるツアーも用意されていて、私たちが訪れたのは美しい刺繍で有名なヴェンダ族の女性たちのグループ。ここでは裁縫のトレーニングを受けた女性たちが作ったクッションやスカーフなどの商品を売っていて、女性の経済的自立をサポートしながら、その収益の一部を子どもたちの学校の運営資金に回しているそう。このロッジに併設されたアース・センス・スパでは、南アフリカならではのリラクゼーション・マッサージを気軽に受けることができる。ケープゼラニウムやケープカモミールなどの南アフリカ原産の精油が配合されたオイルを使ったマッサージを受けながら、天然の植物がもつフレッシュな香りと周りの自然に癒されるひとときが過ごせる。疲れを集中的に取りたい人には使うオイルやマッサージを変えてくれるので、トレッキングやサイクリングなどのアクティビティの後にやってくる人も多いのだとか。ロッジのレストランは、アフロ・ヒュージョンなスタイル。南アフリカの伝統とヨーロッパの洗練さがミックスされた料理は、繊細なのに力強い味。使っている野菜は、地元の契約農家で採れた旬の野菜が使われている。■ローカルな旅の魅力とは「ローカルな旅」をテーマに、南アフリカの田舎を回った今回の旅。都会を離れて旅する最大の魅力は、大自然を感じながら現地の人たちと過ごす時間だった。日々の暮らしを見せてもらい、歴史や文化を教えてもらいながら、同じものを食べる。日本とは違う南アフリカの人々の生活の豊かさに触れるスペシャルな体験に溢れていた。人々の何気ない日々の営みの中に、美しさが隠れている。それに気付くことができるのも、ローカルな旅だからこそ。南アフリカには「絆」や「他者への思いやり」を意味する、「ウブントゥ(ubuntu)精神」がある。南アフリカは行く度に新しい何かに出合うことができる観光的魅力の尽きない国だけれど、帰国のときに「また帰ってきたいな」と思うのは、旅人を家族のように受け入れてくれる人々がいるからなのだろう。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年08月02日最近では、歴女という言葉も話題になるほど、歴史に興味を持つ女性も増えているようですね。私の周りでも歴史小説をせっせと読んでいる女友達もいます。そんな女性に、「江戸東京博物館」はぴったりな施設です。「江戸東京博物館」は、「失われつつある江戸東京の歴史遺産を守るとともに、東京の歴史と文化をふりかえることによって、未来の東京を考える博物館」なのだそう。常設展示には「江戸ゾーン」「東京ゾーン」などがあり、浮世絵や絵巻、着物、古地図など約2,500点、大型模型など約50点あまりが展示されているとか。綿密な調査研究を踏まえて復元された「寛永の大名屋敷」や「芝居小屋・中村座」「三井越後屋江戸本店」などを見れば、江戸の街なみをリアルに感じることができそうですね。また、当時の人びとが、実際に使っていた実物資料も豊富に展示してあるので、江戸東京の都市や文化、そこに暮らす人びとの生活を想像してみるのも楽しそうです。これら常設展と、特別展『花開く 江戸の園芸』を、20歳の人(1992年7月1日~1994年4月1日生まれの方が対象)に限り、20円で観覧できる『20歳のあなた!20円で「えどはく」をまるごと楽しんじゃおう!』キャンペーンを現在実施中なのだとか。これは、今年3月28日に江戸東京博物館が開館20周年を迎えたことを記念して、7月30日(火)から9月1日(日)まで行われているキャンペーンだそう。開館20周年を「20歳の方たちと一緒に20歳のお祝いをしたい!」という願いと、若い方たちに江戸東京の歴史や文化に興味を持ってもらい、「えどはく」の魅力を知っていただくきっかけづくりを目的としているそうなので、ちょうど20歳の後輩を誘って行ってみるのもいいかも。歌川国貞(三代豊国)画 「四季花くらべの内 秋」1853年(嘉永6) 個人蔵常設展と併せて見られる特別展『花開く 江戸の園芸』では、花や緑に親しむ人びとが描かれた浮世絵や屏風、現代と変わらない技術が満載の園芸書、丹精込めて育てた自慢のひと鉢が描かれた刷物や葛飾北斎や歌川国貞などの江戸を代表する絵師の作品を見ることができるそうです。これは、江戸時代に身分の垣根を越えて、大名から町人まで幅広い階層の人びとが草花の栽培に喜びを見いだし、高いレベルの園芸文化が展開していたことを紹介するもの。江戸の園芸文化が平和な時代に花開き、庶民階層まで浸透し、世界でも比類のない発展を遂げたことが理解できそう。今もガーデニングブームですが、江戸時代から日本人はガーデニングが好きだったのですね。江戸東京博物館に足を運べば、江戸時代の人びとの暮らしや文化、当時の街なみなど、普段ならなかなか知ることができないことを楽しめそうです。歴史に興味がなくても、精巧な造りの大型模型などは見応えが期待できますね。今なら、20歳の人はたった20円で楽しめるのだから、このせっかくの機会に20歳の後輩を誘って出かけてみよう。なかなかひとりでは行く機会がなかったから、ちょうどいいチャンスです。博物館に足を運ぶ機会は少ないけれど、実際に行ってみればちょっと賢くなった気分を味わえるかも。こんな休日の過ごし方もぜひオススメです。・江戸東京博物館 公式サイト 【キャンペーン概要】名称:『20歳のあなた!20円で「えどはく」をまるごと楽しんじゃおう!』期間:7月30日(火)~9月1日(日)対象:1992年7月1日~1994年4月1日生まれの方 ※身分証明書(免許証・保険証・パスポートなどで生年月日が記載されているもの)のご提示をお願いします。
2013年07月29日南アフリカでは伝統的な家庭料理から、インド料理、ケープ・マレー料理など、様々な食を楽しむことができて、グルメは南アフリカを旅する魅力のひとつだ。今回の旅では、お母さんたちに教えてもらいながら、地元の人たちが愛する家庭料理作りにチャレンジ!■家庭料理は素朴でやさしい母の味イースタンケープにあるカタ・ヴィレッジ(Cata village)は、この辺りに暮らしているコサ族の人たちの文化を体験できるオプションがたくさん用意されていて、カルチャーセンターのような場所。私たちは地元の女の人がいつも家庭で作っているという料理を教わることになった。村のお母さんたちが集まってくれて、まず作り始めたのは羊肉と野菜を煮込んだソース。ガーリックを油で炒めて、肉と野菜を鍋に投入。「このソースのおいしさの決め手はハーブとスパイスよ!」そう言いながら、たくさんのハーブやスパイスで味をつけていく。南アフリカのスーパーや市場にはたくさんの種類のスパイスが並べられているけれど、家庭料理の味付けには欠かせないものらしい。次はコサ族の伝統的な豆料理。これは乾燥したトウモロコシを挽いて粉にしたものと豆を煮込んだ料理。鍋に入れた豆とトウモロコシの粉に水を加えて、たまにかき混ぜながらコトコトゆっくり時間をかけて煮込んでいく。何時間もかかるので、庭で火をおこして青空の下で調理。最後に玉ねぎなどの野菜を入れて、塩と油で味をつけて少し煮込んだらできあがり!各自で盛りつけて、おしゃべりを楽しみながら一緒にランチ。家庭で作る料理は肉と煮込み料理が多いそう。とてもシンプルな料理なのに深いコクがあって、和食を食べた時のようなほっこりした気分にさせてくれる。■お母さんから娘へ引き継がれる伝統のパン作りコサ族の人たちの食事に多く登場する「ル―エスタークック」と呼ばれるパンは、各家庭で母から娘へと引き継がれてきた伝統の味。作り方はいたってシンプルで、強力粉に水、ドライイースト、塩、砂糖を入れてよくこねて、少し寝かせて発酵させる。このパンの最大の特徴は、直火でパンを焼くこと。庭に準備した火の上に網をのせて、パンを置くとあっという間に膨らんで、ひっくり返したらもう完成!できあがったパンはジャムとバターをたっぷりつけていただく。直火で焼いているのでとても香ばしく、もちもちとした食感。■アフリカの大地の恵み自然に恵まれた南アフリカは、海の幸も山の幸も豊富。メインとなるのは肉料理で、「ビルトン」と呼ばれるビーフジャーキーのような干し肉はどこにでも売っているし、肉料理のレパートリーは多い。車での移動中にガソリンスタンドに立ち寄ると、その前にチキンを焼いているお店が道端に軒を連ねているのを発見。「チキンが食べごろよー!」というお姉さんのひときわ大きい呼び声につられていくと、ランチを食べに来たという近所の人たちもチキンの焼き上がりを待っていた。「ペリペリ」という辛いソースをたっぷりかけてもらい、チキンに豪快にかぶりつく。地鳥のように弾力があってとてもジューシー。また、料理に欠かせないハーブは日常の生活でも欠かせないものらしい。「頭が痛い時にはこのハーブをそのまま鼻の中に入れちゃうのよ」と、コサ族の女性が教えてくれた。ミント系のハーブで、清涼感のある香りは確かに頭痛に効きそう。レストランで食べるような華やかさはないけれど、地元の人たちと一緒に食卓を囲んでアフリカの大地で育った食材をじっくり味わう体験は、南アフリカをぐっと身近に感じさせてくれるのだった。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年07月17日昨今さまざまな女子会が行われているが、筆者が先日参加した「Tokyo Girl Geek Dinners 」は、テクノロジーが好きな“ギーク”な女子が集まる女子会だった。7月5日に東京・渋谷のベジタブルレストランGreen Grillで開催され、今回は第5回目。なんと100人超の人が参加したとか。ゲストトークは、日本マイクロソフト株式会社の執行役、佐々木順子氏から。佐々木氏は、プログラマから仕事を始めたものの、その分野で自分より優秀な人がいることを感じ、プロジェクトマネージャーに。エンジニアとして、さまざまなものを構築するより人と人をつなげることに魅力を感じたようだ。また、エンジニアがリーダーになったときのポテンシャルの持ち方についても語った。「技術者の価値を最大限に引き出すのは、技術のわかっている人。はじめから嫌がるのではなく、違うことへのチャレンジも大切。」とさまざまな仕事を経験することの重要性を伝えた。2人目は、株式会社万葉の大場寧子氏。5年ほど企業に属しプログラマを経験した後、フリーへ転身。その後起業した女性起業家だ。女性ならではの視点を大切にする彼女は、男性と女性の認識の差、仕事のスタイルの差などを話した。大いに盛り上がる会場。特に、男性は原則主義、女性は現実主義という話の際、会場の女子たちは「うんうん」と大きくうなづき共感得ていた。その後の自己紹介コーナーでは、参加者の立候補制で自分の得意分野や、今ハマっていることなどを発表し、拍手喝さいを受けていた。プログラマの女子というと少しオタクのようなイメージがある方も多いかもしれないが、とあるジャンルを楽しむ、明るく面白い女子たちが多く感じた。その後のネットワーキングと称される、フリータイムでは、各自気になる方に声をかけ会話を楽しんでいた。今回Tokyo Girl Geek Dinners初の協賛企業となったクラウドサービスを提供するEvernoteの方に話しを伺ったところ、「海外にあるEvernote本社でも、プログラマだけの女子会に協賛していて日本でもこのような取り組みを行っていることを知り協賛した。予想以上の大盛況ぶりに驚いている」と語った。参加していた女子は「前回も参加したが、面白い人が多く楽しい。twitterでつながって情報交換をしている」と話した。普通の女子会だけでなく、一風変わったメンバーでの女子会というのもとても刺激になる。次回は、この刺激的な「Tokyo Girl Geek Dinners」にぜひあなたも体験してみて!・Tokyo Girl Geek Dinners 公式サイト
2013年07月16日週末デートはショッピングして映画観て、食事をしておうちでまったり。というのも悪くないけど、それがふたりのマンネリの原因になることも。たまには遠出をして、非日常を味わいたい。そこで、ぶらっと行ける大人旅の地としておすすめしたいのが山梨県の八ヶ岳にある「星野リゾート リゾナーレ 八ヶ岳」。冷たく澄んだ空気と緑の森の中に、まるで異国のように存在するこの場所は、まさに癒しと安らぎのリゾート。イタリアの建築家、マリオ・ベリーニが手がけた施設はヨーロッパにトリップしたと思わせるほど斬新でモダンな作り。フロントロビーから上階へ上がり、外に出るとそこには「ピーマン通り」という石畳の町並みが広がっている。カフェや食材店、お洒落な雑貨や服飾店、フラワーショップが立ち並び、ホテルの部屋からぶらっとお茶やショッピングを楽しむことができる。併設されているブックス&カフェでは、美味しいハーブティーを飲みながら、スタッフが厳選した本を読んでゆっくりすることも。そして、何と言ってもこちらに滞在する楽しみが、ワイン。山梨県は国内有数の産地として国産ワインの3分の1を出荷。八ヶ岳の水、空気、土…、日本の自然の恵みをたっぷり受けた葡萄で丁寧に作られたワインを、その産地で堪能することができる。ちょうどブックス&カフェと隣接するワインハウスでは、少しずつ色々なワインをテイスティングできるという贅沢を叶えてくれるので、心ゆくまでそれぞれの味の違いを楽しみたい。そして、夕食はロビー横のレストラン「OTTO SETTE(オットセッテ)」で、高原の食材をふんだんに使ったイタリア料理を。素材のうまみを存分に引き出した、丁寧で美術品のようなお料理のひとつひとつにうっとりとし、またそれに合わせていただくワインに心も身体もほぐれていく。高い吹き抜けのある高級感ただよう雰囲気の中でいただく、美味しい料理とワイン。普段は語り合うことのない、お互いの気持ちや感謝の言葉を口にすることができるかもしれない。ただ、その時間をふたりで共有するだけでも、甘やかな思い出をつくってくれるはず。食事が終わって、時間に余裕があれば「森の中の海」をイメージしてつくられた温水プール「イル・マーレ」へ。幻想的なムードの中、寄せては返す波の中に浮いていると完全に日常生活を忘れ、ロマンティックな気分にどっぷりと浸れる。とはいえ、「星野リゾート 八ヶ岳リゾナーレ」の魅力は、カップル以外でも楽しめるところにある。仲良しの女子達と「女子会旅」で訪れて、スパで美を磨き合ってもいいし、子供が遊べるアクティビティもたくさんあるので家族連れでもすごくおすすめ。託児もあるので、久々に夫婦でゆっくりと食事を楽しむのもいいかもしれない。大人ふたりでも、女同士でも、家族でも絆が深まる場所。ぜひ、時間をつくって大切なひとたちと訪れてほしい。・星野リゾート リゾナーレ 八ヶ岳 公式サイト
2013年07月13日映画はやっぱり映画館で楽しむのが、その醍醐味を味わうには一番。最近は、全国にたくさんのシネコンもあり、より良い環境で、たくさんの映画を楽しめる環境が整ってきていますよね。その中でも、イオングループの株式会社ワーナー・マイカルとイオンシネマズ株式会社が7月1日から経営を統合し、社名を「イオンエンターテイメント株式会社」に改称。映画館の名称も「イオンシネマ」に統一されたそう。劇場数は74、スクリーン数は609となり、業界一の規模なのだそうです。イオンシネマ浦和美園にて、新会社入社式「ゲートウェイプログラム」が行われた7月1日には、「風の谷のナウシカ」などスタジオジブリの代表作21作品をコラージュしたシーニック(大壁画)の「除幕式」が行われたのだとか。スタジオジブリ鈴木敏夫プロデューサーとイオンエンターテイメント大島社長が合図とともにベールを取ると、縦4m×横23mの巨大なシーニックが登場。迫力あるシーニックのお披露目に、詰めかけた約300人の観客からは一斉に大きな歓声が。ジブリ映画のさまざまな名場面を描いたこのシーニック、ファンならずともぜひ一度目にしたいですね。 鈴木プロデューサーは挨拶で、「自分が子供のころ映画館は、スターたちの大きなポスターがたくさん貼ってありワクワクする空間だった。今こうしてジブリの作品が大きなシーニックになるのは感慨深い。今日初めて目にしてその迫力に驚いている。ぜひたくさんの方に映画館に足を運んでいただきたい」と語ったそう。映画館への想いが感じられます。さらに、スペシャルイベントとして、映画館内でエンターテイメントユニット「フウジンライジン」によるコンサートが行われたとか。7月中旬から関東を中心としたイオンシネマで、フウジンライジンはライブパフォーマンスを開催する予定。映画だけではない、映画館での新しい楽しみ方ができそうですね。そして今、全国のイオンシネマでは、「― 新生! イオンシネマ 誕生祭 ―」を開催中。<生涯無料チケット&シネマグッズをGETしよう!「イオンMIXキャンペーン」> では、「生涯無料シネマチケット」と「シネマグッズ」がプレゼントされます。1名様にプレゼントされる「生涯無料シネマチケット」は、 キャンペーンサイト から、誰でも応募可能。もし当選すれば何度見ても一生無料だから、映画ファンにはまさに夢のようなチケットですね。そして、映画を見た人から抽選で1万名には、素適な「シネマグッズ」のプレゼントも。こちらは、応募券に記されている抽選ナンバーを キャンペーンサイト に入力するだけ。キャンペーン応募券は、イオンシネマで映画を観てゲットする以外に、キャンペーン期間中(8月31日まで)にイオンでお買い物したレシート(1,000円以上)を持参しても、応募券を2枚ゲットすることができるそう。74の劇場と、609のスクリーンを擁することになったイオンシネマ。この機会に足を運んで、映画館で映画を楽しむことの面白さを改めて感じてみるのはいかが?・イオンシネマ 公式サイト
2013年07月12日自然豊かな東ケープ州(イースタンケープ)はカルチュラルな魅力もいっぱい。南アフリカ全体のコサ族の人々の半分以上がイースタンケープに暮らしていて、まさにここはコサ族の故郷とも呼べる場所なのだ。コサ族のユニークな生活文化を体験!■ママ・トフに教わるコサ族の文化コサ族について知りたいのなら、ママ・トフ(Mama Tofu)という女性の話を聞くのが一番と言われ、イーストロンドンから少し離れた彼女の村を訪れた。到着すると村の人たちが歌とダンスで温かく迎えてくれて、南アフリカの国歌を皆で大合唱! コサ語で歌う国歌を聞いていると、胸に手を当てながら歌う人たちの姿はたくましく、ネルソン・マンデラ元大統領もコサ族の人だと思い出し、アパルトヘイトを乗り越えてきたという誇りや連帯感のようなものを感じて胸が熱くなってくる。ママ・トフは今年で93歳なのだそう。彼女は90年以上に渡って見てきた南アフリカの文化的、政治的、社会的な変遷やコサ族の歴史と文化について人々に語り継いでいる。時代が移っても変わらないコサ族のスピリッツについて話す口調には熱がこもっていて、ぐいぐいと彼女の話に惹きこまれる。特に盛り上がったのは、彼女が若い女の子向けに言っているという恋愛アドバイス。「男の子から愛していると言われたら、微笑んではだめ。真面目な顔をして彼の目を見て、ちゃんと仕事はしているか聞くのよ」。そして最後にママ・トフが言っていたのは、「料理の出来ない女性は結婚できないわ。トウモロコシを挽けない女性は全くだめね」ということ。ここでは調理用に乾燥したトウモロコシを挽いて粉にしなければいけない。村の女性たちが歌いながら軽々とやっているのを見た後に実際にやってみたのだけれど、これが本当に難しい。重いので全身の筋肉を使うし、リズム感も求められる。この作業をやっている女性たちは、なんともたくましい!■人々の生活に欠かせない存在、「サンゴマ」南アフリカでは現在でも古くから続く伝統医療を利用する人が多く、サンゴマと呼ばれる伝統治療師の数は西洋医学の医師の数よりもはるかに多いと言われている。いろいろなサンゴマがいるけれど、人々の身体的、精神的な病気をハーブで治すメディカルなものと、祈祷や占いをするスピリチュアルな役割があるそうだ。サンゴマがいる村を訪れると、最初にサンゴマが案内してくれたのは暗い小部屋。体調が悪い人や人間関係について悩んでいる人など、訪ねて来る人が抱えているものは人それぞれ。ここでその人に合った占いや祈祷を行うらしく、それに使うという乾燥したハーブを見せてくれた。次に見せてくれたのは激しいダンス。ドラムの音に合わせて歌いながら踊ってトランス状態に入り、先祖と会話するのだとか。集まってきた人たちのコサ語を聞いていると、カラコロと舌を鳴らすようなクリック音が会話の中に入っている。このクリック音の出し方を子どもたちが教えてくれたけど、難しくて全然発音できない。また、村に住むコサ族の女性はとても働き者で、調理用の薪を運ぶ女性はとても簡単そうにやっているのに、実際にやらせてもらうとバランスを取るのが難しくてずっとグラグラ。■コサ族の魅力的なファッションイースタンケープを車で移動していると、緑が広がる一面の草原に白やピンク、ブルーのカラフルな家が点々とある風景は見ていて飽きず、ドライブしているだけでも楽しい!よく見るこのキノコ型の丸い家はラウンドハウスと呼ばれていて、他のアフリカの国々でもよくあるスタイル。昔は敵の侵入に備えて、夜は男性がやりを持って扉の近くで眠っていたのだとガイドが教えてくれた。ラウンドハウスを活用したスタイリッシュなホテルも多い。また、コサ族は美しいビーズワークでも有名。ビーズのアクセサリーをつけている女性たちによく会うけれど、例えば、このビーズの髪飾りをしている女性は結婚したばかりの人、これはお母さんになったばかりの人と、その人のライフステージがビーズのアクセサリーの違いからわかるらしい。伝統的な衣装も同じで、衣装の違いからその人のライフステージがわかるそう。ビーズのアクセサリーはあちこちで売られていて、お土産にもぴったり! また、村の人たちのそれぞれデザインが異なった顔のペイントはとてもオシャレで、気に入ったデザインがあればペイントしてもらうことができる。新しい文化を取り入れながらも、伝統を大切にしながら生きるコサ族の人々の暮らしを垣間見るイースタンケープの旅は、人々の人生の豊かさに触れるような贅沢な時間が過ぎていく。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年07月08日オペラと言えば、一部のクラシックファンのものと思っている人も多いのでは? けれども一度実際に足を運んでみると、そのハードルは思った以上に低いことに気づくはず。例えば恋愛映画のように、登場人物に感情移入して楽しむこともできるから、実はオススメの上質なエンターテインメントでもあるのだ。©Tanja Dorendorf / T+T Fotografie6月28日、AMATI主催により東京文化会館で行われた、バーゼル歌劇場の「W.A.モーツァルト作曲『フィガロの結婚』全4幕」に足を運んで、そんな想いを新たにした。バーゼル歌劇場は1834年に創設された劇場。ドイツのオペラ専門誌「オーパンヴェルト」による年間最優秀オペラハウス選出において、2年連続で最優秀オペラハウスに選ばれ、世界的に注目を集めているそう。『フィガロの結婚』は、18世紀半ばの貴族社会を舞台に描いたドタバタ劇。けれども、今回のエルマー・ゲールデンの演出は、現代のロスアンジェルスを舞台に物語が繰り広げられるという斬新なもの。ステージには、ペントハウスの部屋や、ロスの夜景を背景にサボテンが立ち並ぶ庭が登場した。ストーリーは、アルマヴィーヴァ伯爵邸で働く召使いのフィガロと小間使いのスザンナが結婚する一日を描いたもの。けれども、伯爵がその立場をふりかざしてスザンナに手を出そうとねらい、フィガロも借金の形にお局女中マルチェッリーナに結婚を迫られ、簡単には結婚できそうになく…。さらに、スザンナは小姓のケルビーノにも手を出されそうになり、フィガロが結婚を迫られていたマルチェッリーナの息子であったという驚愕の事実が判明する一方、伯爵夫人は夫の逢引きの現場を押さえようと画策。さまざまな登場人物のいろんな愛が交錯する中、最後は伯爵夫人が夫の全てを許し、フィナーレを迎える。ストーリーだけ追うと、頭がこんがらがってしまいそうだけれど、美しいアリアに耳を傾けながら、字幕で内容を押さえていけば大丈夫。登場人物のドタバタぶりに、笑いがこみ上げるシーンも多々あって、飽きることなく楽しめる。その中でも、二幕の冒頭、伯爵夫人を演じたカルメラ・レミージョが、夫との冷めきった夫婦関係を嘆いて歌うアリア「愛の神よ、ご覧あれ」では、愛する人との関係が冷めてしまった寂しさが伝わってくるようで、思わず伯爵夫人に共感を覚えてジーンとしてしまった。同じく二幕で、スザンナと伯爵夫人がケルビーノに女装させるシーンでは、女性二人が男性の服を脱がせるという、エロティックな光景が展開。女性二人の欲望がにじみ出るさまに、客席からは笑いが。さまざまなシーンで、ステージに登場していた紙飛行機にも注目。これは、演出家曰く、キューピットの矢を象徴するものなのだとか。これが視覚的にユニークなアクセントとなっていたように思う。序曲をはじめ、「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」「恋とはどんなものかしら」など、耳なじみのある音楽やアリアも多く、またモーツァルトの音楽は明るく軽快で、クラシックにありがちな堅苦しいイメージは全くなし。また、演出の妙も手伝ったのか、会場全体の空気感も終始明るく柔らかく、心地よかった。何度も何度も繰り返されるカーテンコールに最後まで拍手を贈り続ける頃には、スペシャルな時間を味わったという充足感でいっぱいに。まだオペラ未経験という人、たまにはいつもと違う空間を味わってみるのはいかが? きっと新鮮な体験ができるはず。・スイス・バーゼル歌劇場「W.A.モーツァルト作曲『フィガロの結婚』全4幕」 公式サイト
2013年07月08日サーカスと言えば、以前は子ども向きのものというイメージでしたが、最近では大人が楽しめる芸術性の高いものなど、さまざまな公演が行われるようになりましたね。その中でも『LE NOIR ルノア ~ダークシルク~2013』は、至近距離で衝撃的なパフォーマンスを目にすることができるということで大注目を集めています。昨年日本で行われた世界初演から1年、日本凱旋公演が開催されるということで、制作発表会が行われました。『LE NOIR ルノア ~ダークシルク~2013』で行われるのは、世界トップクラスの超絶的なパフォーマンス。それが、360度ぐるりと囲まれた客席の、わずか1m先にある直径4mのステージ上で繰り広げられるというから驚きです。官能とエレガンス漂うファッショナブルでハイセンスな衣装や、ナイトクラブを思わせるようなラグジュアリーな劇場空間がパフォーマンスを彩り、観客をスペシャルなシルク体験へといざなうことでしょう。シンガポール公演を経て、もっとリアルに、大胆に、さらに刺激的に進化して、日本へと帰ってくるのだから、見る前からワクワクしますね。オフィシャルサポーターに就任した、歌手でモデルの土屋アンナさんも、ルノア風の豪華でセクシーな衣装で会見に登場すると、「今まで見たことがない感動がルノアにはある。1メートルの距離でパフォーマンスが見られるから、パフォーマーの手の震えや呼吸、首筋の動きまで感じられる舞台。1度目にはない発見が2度目にはあるから、何度見ても飽きない」と、感動を約束。さらに、「人間にこんなことが可能なの? と思わせるパフォーマンスは人間の努力を感じさせる。その努力が創り出す芸術を目で見て肌で感じて自分の引き出しにしてほしい」と、これから『LE NOIR ルノア ~ダークシルク~2013』を目にする観客に熱いメッセージをくれました。『LE NOIR ルノア ~ダークシルク~2013』の公演期間は11月1日(金)から11月30日(土)まで。品川プリンスホテル club eXにて行われるそう。チケットは、2人だけのプライベートルームで楽しめるVIPルーム(35,000円)から、最前列から3列目までのエキサイトシート(11,000円)、カジュアルシート(6,800円)など、全5席種。一般発売は8月18日から開始。目の前で繰り広げられるパフォーマンスに、ハラハラ、ドキドキ、日常では感じられない興奮を味わってみては? ・『LE NOIR ルノア ~ダークシルク~2013』 公式サイト
2013年07月03日デートの行先にはいろいろありますが、水族館なんて夏らしくてステキですよね。でも、ただキレイでカワイイ魚などでは飽き足りなくなった人へ、この夏は、(文字通り)ディープな海の世界を楽しめる機会があります。それは、上野の国立科学博物館で開かれる『特別展 「深海-挑戦の歩みと驚異の生きものたち-」』。宇宙とともに、人類にのこされたフロンティアと言われる深海。その深海の探査の歴史と深海に暮らす驚異の生きものたちを、最新の研究成果をもとに紹介する展示です。深海に生きる生物としては、世界最大の無脊椎動物とされるダイオウイカが有名ですね。今年1月にNHKで、深海で初めて動画撮影に成功した映像が放送され、大きな話題となりました。Twitterでも広く取り上げられたので、耳にしたことがある人も多いのでは?この展示では、2007年に島根県出雲市沖で捕獲されたというダイオウイカの標本も見られるとか。その大きさは、触腕まで含めて全長約5mというから、その迫力に圧倒されそうですね。さらに、横幅5mを超えるスクリーンで、深海生物の生態を記録した貴重で迫力ある映像も楽しめるそう。潜水船に乗って深海に潜航するような感覚は、普段なら絶対味わえないもの。もちろんダイオウイカの動画映像もあるから、NHKの放送を見逃して話題に乗り遅れてしまったという人は、ぜひこの機会にそのインパクトのある映像を確かめてみて。他にも、深さ6,500mまで潜ることができ、世界中の海で海底の地形や地質、深海生物などを調査している、海洋研究開発機構が保有する有人潜水調査船「しんかい6500」の実物大模型(全長9.7m、幅2.8m、高さ4.1m)の展示もあります。しんかい6500 ©JAMSTECまた、深海生物図鑑として、約380点の貴重な深海生物の標本を見ることができるので、とっても珍しい経験ができそう。世界最大の節足動物のタカアシガニや、居酒屋の赤ちょうちんのような形をしたアカチョウチンクラゲ、自分の腹に生やした毛の上で、エサとなるバクテリアを養うというゴエモンコシオリエビなど、想像を絶するような生き物をぜひその目で確かめて。タカアシガニ ©JAMSTEC科学博物館というちょっと知的な香りのする場所に足を運んで、いつものデートではまず見られないようなものを見学すれば、彼の意外な一面が見られるかも? 新鮮なデートが楽しめそうです。夏のお出かけの行先に迷ったら、ぜひ『特別展 「深海-挑戦の歩みと驚異の生きものたち-」』に足を運んでみては? ・特別展 「深海-挑戦の歩みと驚異の生きものたち-」会期:2013年7月6日(土)~2013年10月6日(日)会場:国立科学博物館開館時間:9:00~17:00(金曜は20:00まで) 8月10日(土)~18日(日)は夏休み特別開館延長で18:00まで(8月16日は20:00まで) ※入館は各閉館時間の30分前まで休館日:7月8日(月)、16日(火)、9月2日(月)、9日(月)、17日(火)、24日(火)、30日(月) 公式サイト ・5組10名様を特別展にご招待! ※本記事の画像の転載、コピーを禁じます。
2013年07月02日「お茶する?」と言えば、カフェなどでコーヒーや紅茶を飲むことさしますが、本来「お茶」と言えば、「茶道」つまり16世紀末に広まった「茶湯」のこと。16世紀には、茶を飲むという行為や茶を点てるプロセス自体を美として捉える「茶湯」が流行、侘び、寂びといった独特の美意識が成立し、お茶を飲むという生活習慣を超えた「芸術としての茶」が完成しました。最近は、和のおけいこごとなども流行りなので、何となく「茶湯」に憧れを感じている人はいるかもしれませんが、いざ経験するとなるとなかなか敷居が高そうに感じるのも事実。一方、現代アートというのも、新しく始まった芸術でありながら、どうやって楽しめばいいんだろうと、疑問に感じている人もいるはず。hpgrp GALLERY TOKYOが、そんな二つの芸術を集めた「茶湯(ちゃのゆ)」と「現代アート」のコラボレーション展、「一品更屋展」を行うそう。本企画を行う一品更屋は、日本独自の総合芸術としての茶湯(ちゃのゆ)を現代的に解釈しなおし、展示会やイベントなどを通して広める「現代茶湯」の活動を行う更屋蔦左衛門さんと尾木原暁子さんによるユニット。最近では、彼らを中心に16世紀の茶湯が持つ革新性を再度見直し、現代美術との対比、融合から新たな日本の美のあり方を探る「現代茶湯」の活動が活発化しているんだそう。「茶湯」も進化しているのですね。本展覧会ではギャラリー自体を「現代の茶室」と見立て、参加作家が手がけた茶道具、中国茶器、ティーセットと現代美術作品を垣根なく混在させ「茶文化とアート」の共通点や差異、接合点などを明らかになるというから、これまでの「茶湯」「現代アート」に対するイメージが変わりそうです。参加作家は、村山まりあさん、宮原夢画さん、川久保ジョイさん、箕浦徹哉さん、井上絵美子さん、秋濱克大さん、大中和典さん、尾崎迅さん、熊谷峻さんら9人。会期中には、彼らによる茶会も開催されるので、現代の生活の中に生きる「茶湯」を体験してみてはいかがでしょうか。新しい発見があるかも。慌ただしい日常生活に追われる中、ほっと一息「お茶」や「アート」と向き合う瞬間があるのはいいものです。「お茶」や「アート」をライフスタイルに取り入れるヒントを見つけに、足を運んでみてはいかが?・一品更屋プロデュース 「一品更屋展」会期:2013 年6月27日 ~7月21日参加作家:村山まりあ、宮原夢画、川久保ジョイ、 箕浦徹哉、井上絵美子、秋濱克大、大中和典、尾崎迅、熊谷峻会場:hpgrp GALLERY TOKYO茶会開催日程:7月7日(土) 小堀芙由子(茶湯) 、13日(土) 松村宗亮(茶湯) 、15日(月/祝) 浦川園実(中国茶) 公式サイト
2013年06月29日気分が沈みがちな梅雨が明ければ、楽しい夏はすぐそこに…。夏の遊びの予定はもう決まりましたか? 夏といえばやっぱり海。それも、女子心をくすぐる大人のリゾートでうっとりできたら最高ですよね。国内で人気の高い海のリゾート地といえば、沖縄です。沖縄本島のなかでも、今注目したいエリアは南部。パワースポットとして名高い斎場御嶽(セイファーウタキ)や、ドライブコースとして人気の高いニライ橋カナイ橋、アウトレットモール、海が見えるカフェなど、女子が好きなスポットが集中しています。このエリアは沖縄の玄関口である那覇空港からも近いのがポイント。特に旅の拠点となるホテルは、空港から遠すぎると何かと不便ですよね。長い時間飛行機に乗って、さらに移動が大変となると、気が重くなりがちです。那覇空港から最も近い大型リゾートホテルといえば、糸満の「サンビーチホテル&リゾート」。2013年6月28日にグランドリニューアルしたばかりです。このリニューアルでは、“糸満からアンマー(お母さん)の心でおもてなし。”を新たなコンセプトに、 最上階の客室フロアを「プレミアムクラブフロア」として全面改装したそう。最上階客室のひとつ『クラウン・オーシャン・スイート』新設されたクラブフロア専用の「プレミアムラウンジ」では、こだわりの飲み物や軽食サービス、ホテルオリジナルホットケーキなどを無料で楽しめるほか、専用のコンシェルジュサービスを受けられるのだとか。日頃、たくさん気を遣ってお疲れ気味の働く女子にとって、いたれり尽くせりのサービスが受けられれば、自分を解放できる貴重なひとときになりそうです。クラブフロア専用の『プレミアムラウンジ』また、グリル料理のディナーやハワイアンカジュアルプレート を楽しめるレストラン「THE TERRACE (ザ・テラス)」が新たにオープン。プールサイドの席やオープンテラス席で南国リゾートならではの解放感を楽しみながら美味しい食事を楽しめそう。ほかにも、リニューアルオープンした完全予約制のダイニングルーム「ORXIS(オルキス)」では、プライベート感と優雅な雰囲気を味わえるので、大切な人と特別なディナータイムを過ごせるそう。もうひとつリニューアルオープンしたのは、ブッフェスタイルのオーシャンビューレストラン「REIR (レイール)」。地元直送の新鮮な魚介類を始め、 厳選された食材を使用したシェフ自慢の料理を堪能できます。このように、シーンに応じて3つのタイプのレストランを楽しむことができるのも、リゾートライフを楽しく過ごせるポイントですね。ほかに、オーシャンビューのバンケットルームが新設されたほか、沖縄の素材を活かした琉球エステのエステサロンも充実し、心も体もうっとりとした至福のひとときを過ごせるそう。 いつも頑張っている自分へのご褒美として、また大切な人と素敵なひとときを過ごすために、上質なリゾート滞在をプレゼントしてみてはいかがでしょうか?・サザンビーチホテル&リゾート 公式サイト
2013年06月28日東ケープ州(イースタンケープ)は、海と山が揃った自然の宝庫。豊かな緑に囲まれて、心を解き放つ癒しの旅へ!■ブレックファーストはイルカを眺めながらインド洋に面しているイースタンケープには、「ワイルドコースト」と呼ばれる手つかずの海岸が300キロほど続いている。このワイルドコースト上にあるハガハガ・ホテル(HAGA HAGA HOTEL) は全ての部屋がオーシャン・ビュー。心地よい波の音に包まれながら滞在することができるホテルだ。この日は早起きして日の出を見ながら、ダブル・マウスというエリアへと向かった。早朝のダブル・マウスは、どこまでも続く海岸線に朝霧がかかって圧倒される美しさ。地球のエネルギーを感じられるような場所で、思わず深呼吸したくなる。沖の方には、たまに水中から姿を見せてくれる数匹のイルカの姿が! 季節によってはクジラを見ることもできるそう。そんな絶景が眺められる丘の上に、ブリティッシュ・スタイルのブレックファーストが用意してあった。この素敵なセッティングをしてくれたのは、近くでホーストレイルを企画しているオーナー夫妻。乗馬を楽しみながら自然に触れることのできるホーストレイルは、この辺りではメジャーなアクティビティのひとつ。「馬に乗りながらこの景色を見たら、もっと感激するわよ!」と奥さんのシェリルがはにかんだ。■ボートに乗ってジャングルツアーへダブル・マウスをあとにして車を走らせると、ドライバーが川の前で車を止めた。このケイ川は上流までいかないと橋がないため、「ポント」と呼ばれる筏(いかだ)のようなフェリーが人々を対岸まで運び、地元の人たちの大切な生活の足になっている。乗っているのは10分くらいなのだけれど、乗り合わせた乗客同士でおしゃべりが盛り上がる賑やかな時間だ。再び車に乗り込んでしばらく走ると、トレンネリ―ズ・ホテル(Trennerys Hotel)へ到着。ここはワイルドコーストにある崖の上に立つホテルで、コテージやレストランがあり、カヌーやジャングルトレッキングなどの様々なアクティビティを用意している。私たちはジャングルトレッキングを選び、ガイドと一緒にボートに乗って出発!しばらく川の上流に向かっていくと熱帯地方の植物が生い茂っていて、時折、鳥の騒々しい鳴き声が辺りに響き渡る。冒険気分を味わいながらボートから降りてジャングルを探索! ガイドが動植物の生育や地元の人々の間で語り継がれている伝説について説明してくれた。ランチはトレンネリ―ズ・ホテルで、すぐ近くの海で採れた新鮮なシーフードを満喫!■山の中に佇むカントリー・ハウス移動中に立ち寄った「イーグルズ・リッジ」(Eagle’s Ridge)は、庭で採れたオーガニック野菜を使った食事や宿泊ができる、山の中のカントリー・ハウス。カラフルな壁には至る所にアート作品が飾ってあってギャラリーの中にいるような、森小屋の中にいるような不思議な気分にさせてくれる。ここには地元アーティストのアトリエとショップが併設されていて、アーティストたちと直接話をしながら、制作風景を見学することができる。イースタンケープの自然に憧れて移住してきたという陶芸作家が、アトリエで作品を紹介してくれた。庭に寝そべって日光浴をしながら、鳥のさえずりと風の音に耳を傾ける穏やかな時間が流れる。ここでの過ごし方は人それぞれ。テニス、サイクリング、トレッキング、メディテーションやアート・ワークのクラスなど、のんびりと過ごすかアクティブに過ごすかは自分次第。ウェディング・パーティーの会場としても人気なのだそう。豊かな緑に囲まれて、イースタンケープの旅は続く。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年06月24日星空を見ると、その広大な宇宙に想いを馳せて、ゆったりと大きな気持ちになりますよね。でも、たくさんの人工の光に満ちた日本では、なかなかきれいな夜空は見られません。そこで、世界でも有数の美しい夜空を、東京にいながらにして感じてみてはいかがでしょうか。善き羊飼いの教会(2012年2月)Maki Yanagimachi/Earth&Sky Ltd.そんな満天の夜空を感じられるのは、現在開催中の『星空を世界遺産に~ニュージーランド テカポ展~』。新宿にあるコニカミノルタプラザ(ギャラリーB、C)で行われているこの展示では、ニュージーランド南東部にあるテカポという小さな村の夜空を紹介しています。テカポではいくつかの奇跡的な偶然のおかげで、無数に輝く星を見ることができます。それは、一年中安定した晴天率を誇ること、空気の透明度が高いこと、そして周囲100kmに大きな街がないため人工の光が入ってこないこと。そんなテカポの星空の写真が見られるこの展示。会場に足を運べば、幻想的な星空の写真の数々に、一気に星の瞬く世界へ引き込まれます。天の川の中に光る南十字星や、大小マゼラン雲など、日本では見ることのできない南半球の星空に、きっと興味をそそられるでしょう。ギャラリーBの正面には、壁一面に大きく引き伸ばした巨大な写真がありました。信じられないぐらいの星の数に圧倒されるほど。その前に立てば、まるでテカポの星空の下にいるような気分を味わえます。写真撮影も可能なので、テカポに行った気分で1枚いかが?隣のギャラリーCでは、テカポからリアルタイムで空の模様が届けられています。ニュージーランドとの時差は、+3時間。午後3時ぐらいに足を運べば、だんだん日が沈み、夜空が色づいて、徐々に暗がりになるに連れて星がまたたく様子を楽しむことができるそう。今、この瞬間、遠く離れたテカポの下でこんな空が広がっていると思うと、広い空間を超え、一気に遠くまで連れ去られるような気がします。これはなかなかできない体験。ぜひ実際に味わってみることをオススメします。現地が曇や雨模様のようなときは、保存されている夜空の様子を見せてくれるので、いつでもテカポの美しい空を楽しむことができます。けれども、中にはわざわざ電話で現地の天気を確かめて、足を運ぶ人がいるとか。それも納得できるほどの、すばらしい体験です。このテカポの星空を世界遺産にしようという試みが現在進行中なんだとか。その歩みがパネルで紹介されていました。これまで星空が世界遺産に登録されたことはないだけに、登録されれば地球で唯一の星空の世界遺産となるそうです。こんな美しい星空が世界遺産として大切に残されればステキですね。その素晴らしさは写真でもしっかり感じられるはず。ギャラリーAでも『地球の夜 ~星と空と文化遺産~』が行われており、星空でいっぱいのコニカミノルタプラザに足を運んで、夢のようなひとときを味わってみては?・コニカミノルタプラザ 公式サイト
2013年06月18日南アフリカ観光のハイライトのひとつ、ゲーム・ドライブ(サファリ)。ここでは日常の生活から離れ、大自然の中で感動のアフリカ体験が待っていた。■ブッシュに溶け込んだラグジュアリーなサファリ・ロッジリンポポ州とムプマランガ州にまたがり、アフリカを代表する野生動物保護区であるクル―ガ―国立公園。近くの道路には、「カバに注意!」の標識が。もうすぐ出会える動物たちに期待は膨らみ、サファリ気分も盛り上がってくる。今回行ったサファリ・ロッジは、クル―ガ―国立公園に隣接するモツワリ・プライベート・ゲーム・リザーブ(Motswari Private Game Reserve)。バンガローは全15室で、それぞれが自然と調和した温かいデザイン。オーナーは女性アーティストということで、アフリカンティストの彼女の作品があちこちに飾られている。このロッジでは、周りの自然を存分に味わってほしいという想いから、あえてスパやジムなどは用意されていないが、敷地内にはフェンスがなく動物たちが自由に移動できるようになっている。つまり、ロッジにいながらにして動物を間近に見ることができるのだ。部屋に入って外を見ると、目に飛び込んできたのはすぐ近くの川で水を飲んでいる象の姿! そのため、部屋のすぐ近くにまで動物たちがやってくるので夜間の一人歩きは禁止されていて、自分の部屋から少し離れたバーやレストランへ行くにもレンジャーが同行してくれる。サファリ・ロッジの基本的なスケジュールは、早朝と夕方の1日2回のサファリと1日3回の食事。それ以外の時間は、各自でのんびりとリラックスして過ごす。少し遅めのランチを済ませた後は、オープン四駆車に乗り込み、レンジャーとトレッカーと共にいざサファリへ!■目の前で繰り広げられる動物たちの野生の営みプライベート・ゲーム・リザーブでのサファリでは、道が整備されていないブッシュの中にも自由に入って行けるため、ビッグファイブ(ライオン、ヒョウ、バッファロー、サイ、象)に会える確率も高い。ドライブを初めてすぐに、ビビッドなブルーカラーの鳥や、沼の中から耳だけを出したカバなど、動物たちが次々に姿を現した。しばらくブッシュの中を進んでいくと、今度はインパラの群れを発見。よく観察してみると、ざわざわしていて何か様子がおかしい。トレッカーがそっと指さす方を見てみると、なんとそこには何かを狙いながら歩くメスのライオンが!車はライオンの3メートル程まで近づいていく。間近で見る攻撃態勢に入ったライオンの迫力はすさまじく、少しでも触発したら飛びかかってきそうな雰囲気でカメラを向けることもできないほど。ライオンはインパラを狙っているのかと思いきや、ライオンの視線の先には一匹のヒョウが!いきなりのビッグファイブの同時出現に、車の中のメンバーの興奮度はマックスに。危機感を感じたヒョウは急いで木の上に避難し、あきらめたライオンがのそのそと退散していく。あっと言う間のできことだったけれど、生死をかけた闘いを少し垣間見ることができたのは、とても感動的な体験だった。■日が沈んだ後も暗闇の中で楽しむサファリ視界が開けた広場に車を止め、どこまでも続く広大なブッシュに沈む夕焼けを眺めながら、レンジャーとトレッカーが準備してくれたカクテルのグラスを傾ける優雅なひととき。ナイト・サファリはトレッカーが当てるライトの光とともに動物を探しながら進んでいく。日が沈んだ後の少しの間、幻想的に現われる黒とオレンジのシルエットが美しすぎてため息がでる。そして、満天の星空にある南十字星のすぐ下を歩いていく象の親子に、優雅に飛び跳ねるインパラたち。夜風を肌で感じ、草や土、動物たちの匂いを感じながら自然と一体化していくような、なんとも不思議な感覚を体験した。ロッジに戻ると、ちょっとおしゃれをしてバーへ。ロッジのスタッフや他のお客さんたちと今日出会った動物について語り合う。皆が目を輝かせて興奮冷めやらぬ顔をしながら、感動を共有する時間だ。ディナーは焚き火を囲んだテーブルで。ロッジのスタッフたちがアフリカン・ダンスと歌を披露してくれ、その暖かいもてなしに皆が家族になったようなアットホームな空気が流れる。一日の最後はハイエナの遠吠えを聞きながらバスタブのお湯に浸かり、夜はゆっくり更けていった。■感動は最後の最後まで翌朝はレンジャーのノックで目を覚まし、まだ日が昇る前にサファリへ出かけた。レンジャーにキリンとシマウマが見たいとリクエストすると、他のレンジャーたちと無線で連絡を取りながら、まずはキリンの群れがいる場所へと連れて行ってくれた。キリンの群れに近づいていくと、二匹のオスのキリンが激しい音をたてて首をぶつけあっているのを発見。あまりの大きな音に驚くけれど、これはただスキンシップをとっているだけで、喧嘩をしているわけではないらしい。そして次はシマウマを探していく。なかなか見つけることができず、あきらめかけたその時、インパラの群れに混じったシマウマが! レンジャーやトレッカーたちのチームプレイと温かいホスピタリティを感じた瞬間だった。南アフリカでのサファリは動物を間近に見られることと、最高のホスピタリティと大自然の中のサファリ・ロッジで過ごす優雅な時間が魅力的。忘れられない最高の思い出になることは間違いない。サファリ・ロッジを出発して空港に向かう途中、道路の脇でバッファローやキリンが姿を見せてくれた。そして、到着した空港は緑に溢れ、まるでサファリ・ロッジを再現したかのような素敵な空間! 最後の最後までサファリ気分は続いたのだった。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年06月17日南アフリカに出かけるのならケープタウンやダーバンなどの大都市も魅力的ですが、今回は都会を離れてゆっくりと田舎をまわりながら、大自然と温かいローカルの人たちにふれあう旅をしてきた。いつもと一味違った南アフリカの旅を6回に渡ってご紹介。「アフリカ」とひとことで言っても、アフリカ大陸にはそれぞれに違うたくさんの国があって、その国の中にもたくさんの民族が暮らしている。南アフリカには公用語が11個もあるくらい、言葉も文化も違う様々な民族がひとつの国の中に一緒に住んでいるのだ。その中のひとつ、幾何学模様の壁画やカラフルな衣装で知られているンデベレ族が暮らす村を訪れた。■ンデベレ族のクイ―ンと一緒にアフリカンランチヨハネスブルグから車で2時間ほど走ると、ムプマランガ州にあるンデベレ族が多く暮らすという村に到着。村に着くと、今は亡きンデベレ族の王メイシャ三世の5番目の妻、女王(クイーン)ノムサがランチに招待してくれ、伝統的な衣装を着て出迎えてくれた。彼女の家はモダンな造りになっていて、庭にはピンクのブーゲンビリアが。家の中のインテリアはンデベレ族の独特なデザインで統一されていて、とてもオシャレ! クイ―ン・ノムサはンデベレ族の歴史や文化を伝えるために、旅行者が彼女の家を訪れることができるようにしていて、一緒にランチを食べながらフレンドリーに話をしてくれる。この日のランチはこの地域でよく食べられているという、豆を煮込んだソースに牛肉とチキンのグリル。結婚している女性のシンボルだという金の首輪のファッションや一夫多妻制度などのンデベレ族の文化について、とてもわかりやすく説明してくれた。ンデベレ族の女性が身に付けるストライプのマントも有名だけれど、彼女のマントにプリントされていたのは、亡くなった王メイシャ三世だった。靴のデザインまで、ンデべレ・アート!■午後はのんびりと村を散策村を歩いていると、幾何学模様が描かれた建物をよく見つける。この幾何学模様を描くのは昔から女性の仕事とされていて、今では男性もできるらしいけれど、やはり基本的には女性らしい。この建物は教会だった。村はとてものどかで、子どもたちの遊び声に混ざってどこからか太鼓の音が聞こえてきたり、牛が道路をゆっくりと歩いていたり。村の人たちはとてもフレンドリーで、すれ違う人たちとあいさつを交わしながら、ゆっくりとした時間が過ぎていく。カメラを持って歩いていると、「撮って! 撮って!」とたくさんの人が寄ってくる。みんなそれぞれ決めポーズを持っていて、小さな女の子がモデル並みのポーズを披露してくれた。■ンデベレ・アーティスト、エスター・マフラングこの村には世界で初めてンデベレ・アーティストとして注目を集めた女性、エスター・マフラングが住んでいる。彼女のアトリエを訪れた。建物の外壁には全て幾何学模様が描かれている。どのようにデザインするのか尋ねると実際に作業風景を見せてくれた。このデザインはエスターの祖母から母へ、母からエスターへと伝えられてきたもので、エスターは10歳になったときから描き始めた。そして、今はアートスクールを持っていて、地元の少女たちにンデベレ・アートを教えている。アトリエに並べられていた帽子やマグカップ。お土産に喜ばれそう。エスターのひときわ目を引く美しいデザインは、これまで長年に渡って世界中の人たちを魅了し、世界各国で展示会が行われてきた。1991年には、これまでアンディ・ウォーホルなどがデザインしてきたBMWのアート・カーコレクションのアーティストに選ばれ、BMW 525iがエスターのキャンバスになった。アトリエの隣にはゲストハウスが併設してあり、この日は泊めてもらうことに。ゲストハウスの中のインテリアは、もちろん全てンデベレ・アート! 日本でも展示会を行ったことがあるエスターの日本の思い出話を聞きながら、カラフルなンデベレ・アートに囲まれてスペシャルな夜を過ごした。取材協力:南アフリカ観光局 公式サイト 撮影・取材:東海林美紀
2013年06月11日北欧のインテリアや雑貨が好きな人は多いと思います。温かみがあり美しい家具は心までもほっこりとくつろがせてくれますよね。特に最近注目を集めているのは、ノルウェーのヴィンテージ家具。北欧のなかでも特に有名なのは、アルネ・ヤコブセン率いるデンマークや、曲げ木で家具を作ったアルヴァ・アアルトを輩出したフィンランド、大量生産を得意とするスウェーデンといった国であり、実のところノルウェーはこれまであまり注目されていませんでした。しかし、1950年代から1960年代にノルウェーのデザインは黄金期を迎え、国際的に評価されるまでになっていました。第二次世界大戦後の順調な経済成長とともに革新的なデザインの家具やプロダクトが生み出され、現代に大きな影響を与える優秀なデザイナーたちも多く排出されました。しかし、さまざまな理由から他のスカンジナビア諸国の影にひそんでしまうことになったのです。そこで、ノルウェーの知られざる名デザインを世界に発信することを目的に、1940年から1975年のノルウェーのデザインアイコンを一同に集めた展覧会「NORWEGIAN ICONS(ノルウィージャン・アイコンズ)」が開催されます。ノルウェーの首都オスロから始まり、今後は東京、ニューヨークを巡回します。東京展では、約100点のヴィンテージ家具、インテリアアイテム、アート、さらにリプロダクションされた名作が一同に展示、販売されます。時代背景や、ノルウェーデザイン史において重要な役割を担ったデザイナーを学ぶことができます。これから注目度が高まるノルウェーの優れたデザインを、ひと足先取りで発見してみてはいかがでしょうか?・NORWEGIAN ICONS 公式サイト 【開催概要】会場:ヒルサイドフォーラム&ギャラリー東京都渋谷区猿楽町18-8ヒルサイドテラス会期:2013年6月21日(金)~2013年7月7日(日)
2013年06月08日ヨーロッパなどの外国を旅すると、たくさんの人が生き生きと集い、新鮮で美味しそうな食べ物がいっぱいのマルシェを見かけることがよくありますよね。日本ではなかなか見られない光景ですが、今、東京・中野で「ナカノマルシェ」が行われています。「ナカノマルシェ」は、「IRODORI(彩り)」をテーマに、中野セントラルパークの洗練された空間と、中野四季の森公園の開放感の中で、色鮮やかな青果や花などが並ぶ、彩り豊かな都市型のヨーロッパの朝市をイメージしたマルシェ。さまざまなショップをはじめ、ワークショップなどのイベントもあって、とっても楽しそうです。マルシェゾーンには、毎日約20店舗が出店。新鮮な野菜や生花、天然酵母パンやこだわりのベーグル、心を癒すオーガニック雑貨やアロマグッズなど、品質だけでなく見た目もスタイリッシュなショップは、モデルの大桑マイミさんがセレクトしたものだそう。普段なかなかお目にかからないステキなものと出会える予感がしますね。また、開催中11時から22時まで(最終日は18時まで)、カフェ&バーゾーンも開設されます。日中、ランチやカフェとして利用した後、17時からはバータイムとして、 英国パブTHE FooTNiKのアルコールに合うお料理と共にビールやカクテルなどのドリンクを楽しんでは? バーゾーンの街路樹に飾られるLEDランタンの柔らかい光に包まれながら飲むビールは格別かも。さらに、6月1日、2日には、テレビや雑誌、書籍など、各種メディアで活躍する管理栄養士やフードコーディネーターが集うユニット「Love Table Labo.」が、食に関するワークショップを開催。ビューティ スープ&スムージーレッスンやワインテイスティング講座など魅力的な内容だけに、ぜひ参加してみたいところです。(当日11時から整理券を配布、参加費は1,000円)そして、このナカノマルシェはペットと一緒に参加も可能。6月1日、2日の週末には、ドッグゾーンが開設され、愛犬のしつけ教室(無料)や、愛犬撮影会(有料)が実施されるので、お散歩がてら立ち寄るのもよさそう。お買い物や食事を公園で楽しんで、いつもとは違う体験をすれば、すっかりリフレッシュできそうです。野外で過ごすのにぴったりの爽やかな季節だから、ぜひ足を運んでみては?・中野セントラルパーク マルシェイベント実行委員会 公式サイト
2013年05月31日IBDという言葉を聞いたことがありますか? IBDとは炎症性腸疾患という病気のことです。日本におよそ17万人の患者さんがいますが、まだまだ知られていない病気です。5月19日、東京ミッドタウンで、IBDをより多くの人に知ってもらうために、「IBDを理解する日」(5月19日)制定PRイベントが行われました。5月19日を「IBDを理解する日」としたのは、5月19日は世界IBDデーだからだそう。イベントでは、日本記念日協会から正式認定された証に、まず認定式が行われました。そして、大船中央病院特別顧問の上野文昭先生による「IBD特別講義」が始まりました。ここでゲストとして登場したのが、タレントの山田まりやさん。山田さんは、確定診断にはいたらなかったものの、過去にIBDと似た症状に苦しんだ経験があり、患者さんの気持ちがわかるということで、このイベントに参加されました。ここで、上野先生の講義の内容をまとめてみましょう。まず、IBDは潰瘍性大腸炎とクローン病の2つの病気のことを指します。潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜がただれて、下痢、出血や腹痛をきたす原因不明の病気です。一方、クローン病は、特に小腸・大腸・肛門周囲におこる原因不明の炎症で、潰瘍性大腸炎と似ていますが異なる病気です。IBDの特徴は、10、20代の若いときに発症し、よいとき(寛解期)と悪いとき(活動期)がありながら、長い年月続くこと。寛解期にはほぼ普通の生活ができるため、適切な治療をして、寛解を保つことが大切です。さまざまな治療法があることも含めて、上野先生からの解説がありましたが、IBD患者さんは寛解を保つことを目標に治療を受けながら日常生活を送らなければいけないため、さまざまな苦労をされているそうです。山田まりやさんをはじめ、患者さんから体験談を聞くことができました。病気が知られていないため周囲の人から理解されず、孤独感を味わい、精神的に追い込まれたという、厳しいお話がありました。他にも、17歳で発症し、仕事にも就けず、人生が終わったと思ったというお話や、30分おきにトイレに行かねばならなかったり、ひどい腹痛で仕事ができない苦労など、IBD患者さんの辛さが伝わってくる内容でした。特に山田さんはいつも元気なイメージが強いため、不摂生を疑われたり、病気の辛さが伝わらないといったこともあったそう。そんな体験があったからか、「IBDの患者さんが明るい未来を描けるように、少しでも力になれたらと思います」と、とても強い口調で語っている姿が印象的でした。その後、山田さんが書いたメッセージは、「一人で苦しまないで、一緒に楽しい未来を考えて、寛解状態が長く続くように頑張りましょう」という言葉。また、現在4ヶ月半となる赤ちゃんのことに触れると、やはり病気に苦しんでいたときは、「子どもが産めるか不安だった」という発言もあり、若い女性の患者さんにとっては、そういった大変さもあることがうかがわれました。最後に、山田さんからオリジナルIBDグッズ(オリジナルのミニタオルやトイレットペーパーやトートバッグ、疾患資料)のサンプリングが行われ、イベントは終了。記念日が制定されたことをきっかけに少しずつIBDについての理解が広まれば、たくさんの患者さんの職場や学校での苦労が減るのではないでしょうか。IBD患者さんの生活がより過ごしやすいものになるためには、周囲の理解と配慮が必要です。そのことを覚えておきたいですね。
2013年05月27日お部屋に花を飾っただけで、一気に空気が華やいだり、居心地のよい空間に変わったりした経験はありませんか。たった一輪の花でも、大きな存在感でもって心を癒してくれますよね。そんな美しい花を、生活に取り入れるヒントを得られそうなイベントが行われます。それは、5月23日(木)から28日(火)まで、松屋銀座8階イベントスクエアにて開催されるマミフラワーデザインスクール講師による作品展、マミフラワーデザイン展 2013「花、ディスカヴァリー」です。マミフラワーデザインスクールは、総長であるマミ川崎さんがアメリカ留学時代に触れた「暮らしの中で触れ合う自然な花の使い方」を日本に普及しようと1962年に設立した日本初のフラワーデザイン学校。それから半世紀以上にわたり、植物との触れ合いを通して日々の暮らしの中で楽しさを見つけ、豊かな心を育むことを理念に揚げてきたそう。そこにマミフラワーデザインスクール主宰の川崎景太さんがアーティスティックな感性をプラスすることで世界から注目される学校になったそうだから、このデザイン展も要注目ですよね。今回は、タイトルを「花、ディスカヴァリー」と題し、「金属」「土・石」「木・竹」「紙」の4つの素材をテーマにそれぞれの素材特徴を追求した作品が展示されます。花からは遠いイメージの素材もあるので、どんな作品なのか気になります。会期中は、マミフラワーデザインスクール校長であり花文化研究者の川崎景介さんが、会場を回りながら各作品のポイントを分かりやすく解説する「ギャラリートーク」も合わせて開催されるので、作品をじっくり堪能できそう。さらに毎日、マミフラワーデザインスクール本部講師が日々の生活に花を取り入れて楽しむヒントを披露する「花のミニデモンストレーション」や手軽に作れて持ち帰ることができる「花のワークショップ」、「人気作品投票イベント」が行われます。投票に参加すると、マミフラワーデザインスクールでのレッスンが割引になる等の投票者特権もあるから、お気に入りの作品を見つけて投票してみては?(詳細は こちら )そして、このデザイン展のハイライトは、2014年ソチ冬季オリンピック出場を目指す日本代表を応援するために、マミフラワー発祥の地でもある東京都大田区の町工場が中心となって作った初の国産「下町ボブスレー」を、川崎景太さんがアーティスティックにアレンジするという異色のコラボ作品。ボブスレーと花がどんな風にコラボしているのか、初お披露目となる作品だけにこれも注目したいですね。5月24日には、特別企画として、7月20日に封切りされる映画『シャニダールの花』の監督、石井岳龍さんと、川崎景介さんのトークショーも行われます。人間と花の関係性を通して、世界の新たな見方を大胆に表現したこの映画の歴史背景や文化に触れるトークを聞けば、新たな花の見方が発見できるかも。このデザイン展では、会期を前期・中期・後期と分け、各々100点以上、計300点以上もの作品に触れられるとのこと。たくさんの花、そして作品を見れば、その美しさに心癒されるだけでなく、植物を暮らしの中に取り入れデザインすることの楽しさやヒントが得られそう。ぜひ足を運んでみては?・マミフラワーデザインスクール 公式サイト ・マミフラワーデザイン展 2013 「花、ディスカヴァリー」 公式サイト 【イベント概要】期間 : 2013年5月23日(木)~28日(火)開場時間 : 前期 23日10:00~20:00、24日10:00~18:00中期 25日10:00~20:00、26日10:00~18:00 後期 27日10:00~20:00、28日10:00~17:00 会場 : 東京・松屋銀座店8 階イベントスクエア
2013年05月22日自分の部屋のインテリアにこだわりがあるという人は多いかもしれません。どんなコンセプトのインテリアにしていますか? 単に居心地のよさや癒やしを求めるだけでなく、純粋に美しさを求めたり、もっと自分自身の内面に訴えかけてくるような、強い印象を放つインテリアはいかがでしょうか。これまでにない、新鮮で豊かな部屋作りの参考になりそうな展覧会が行われます。それは、5月24、25、26日の3日間、表参道のスパイラルガーデンで行われる展覧会『妖しのインテリア』。この展覧会では、FREDERIQUE MORRELとBOKJAの新作が一同に発表されます。FREDERIQUE MORREL(フレデリック・モレル)は、パリでスタートしたアヴァンギャルドなインテリアブランドで、アダムとイヴ、エデンの園、失楽園やノアの方舟といった神話的な要素にインスピレーションを受け、スピリチュアルな美意識溢れる作品を多く発表しています。また、BOKJA(ボクジャ)は、レバノンの首都、ベイルートに拠点を置くHoda Baroudi(ホダ・バロウディ) とMaria Hibri(マリア・ヒブリ)による才能豊かなデザインデュオです。キリムなどの伝統的工芸に尊敬と情熱を注いでおり、叙情的な色づかいが美しく、ハンドメイドならではのクラフトマンシップを感じる、高い芸術性を持った作品を生み出しています。この2組の作家をはじめ、インテリアの世界ではミニマルからデコラティブへトレンドは移り、心の内面や、外へのメッセージを、ストレートに表現する作家が世界で台頭してきているそう。常識や合議とは無縁な、作家個人の魂が込められた作品は、面妖にさえ感じる美しさを放ちます。作品から受ける鮮烈な印象、妖しげな個性は、自分の部屋のインテリアを改めて見直すきっかけになるかもしれません。この展覧会を開催するトーヨーキッチン&リビングは、 インテリアの世界にこの妖しさが、一つの方向性を示唆して行くと考えているとか。同時に別会場、ルーチェ・トーヨーキッチンスタイルにて坂井直樹氏の新作照明と食器の展示発表を行なわれます。ドクロの絵柄が強烈な印象の髑髏伊万里(ドクロイマリ)など、こちらも気になる作品が見られそうです。これまで見たことのないような、妖しいほどに美しい作品との出会いが待っているかも。ぜひ足を運んでみては?・妖しのインテリア会期:5月24~26日 11:00~20:00会場:スパイラルガーデン同時開催:ルーチェTOYO KITCHEN STYLE 公式サイト
2013年05月21日株式会社石澤研究所は、イタリアシチリア島生まれの本格オーガニックケアブランド『ARGITAL(アルジタル)』から、ハーブの力で素肌を守るスプレー『アルジタル アウトドアスプレー』を2013年5月21日(火)より限定発売。~夏の天敵を気にせず遊んでほしいから。無防備な素肌はハーブで守る~これから夏にかけての季節、キャンプなど外でのアウトドアイベントに欠かせない虫よけスプレー。ですが「スプレーの成分が気になる」と使用をためらってしまうことも少なくないはず。特に小さな子どもに使用するときは気をつけたいですよね。『アルジタル アウトドアスプレー』はこだわり抜いた植物原料配合の100%天然由来で、肌にもやさしい使い心地。1歳以上(※1)の小さな子どもにも使えるのは嬉しいですね。限定販売のこの機会に試してみては♪■商品特徴・夏の天敵が嫌うハーブの爽快な香りゼラニウム油・セイヨウハッカ油・レモングラス葉油などの厳選した精油と植物エキスをバランス良く配合。・顔(※2)にも身体にも全身に使える!100%天然由来だから全身に使えて、夏の天敵にねらわれやすい素肌をしっかりガード。・化学合成成分不使用敏感肌の方やデリケートな赤ちゃんにもやさしい使い心地。(※1)※1 生後1年未満の赤ちゃんの肌へのご使用はお避け下さい。※2 顔に使用する場合は、一度手のひらに出してから少量ずつのばしてください。・100%天然由来・化学合成成分(ディート)不使用・防腐剤不使用・オーガニック小麦由来エタノール使用・BDIH認証取得■商品概要商品名:アルジタル アウトドアスプレー商品カテゴリー:全身用プロテクトスプレー容量:90ml価格:税込2,415円発売日:2013年5月21日(火)■お客様のお問い合わせ先株式会社 石澤研究所 お客様窓口フリーダイヤル:0120-49-1430 (平日9時~17時30分) 引用元:PR TIMES
2013年05月17日もう沖縄は梅雨入りしたとのことです。これから雨の季節が続きますね。雨が降ると、外出がどうしても億劫になりがちですが、そんなときはステキな傘をさして、元気に出かけましょう。もうビニール傘からは卒業したいという方、ステキな傘が見つかる展覧会へ出かけてみてはいかがでしょうか?現在、代々木上原駅近くのCASE galleryで、『鈴木マサル傘展 2013 -持ち歩くテキスタイル-』が開催中です。鈴木マサルさんは、自身のオリジナルファブリックブランド「OTTAIPNU(オッタイピイヌ)」や、日本でもおなじみのフィンランドの老舗「marimekko(マリメッコ)」のデザインを手がけるなど、国内外で活躍中のテキスタイルデザイナーです。彼がデザインするのは、ぱっと目を引く鮮やかな色彩と大胆な構成の柄に定評があるテキスタイル。フクロウやアマガエルなどの動物や果物など、身近で温かみのあるモチーフのデザインは、見れば自然に笑顔になるよう。憂鬱になりがちな雨の日や、強い陽射しが照りつける暑い日のために、他にはない傘がきっとみつかりそうです。これらの傘は、京都の老舗傘店であるムーンバット株式会社が開発した、エコフレンドリーな設計傘「ecode / ECODE (エコデ)」システムにのっとって作られているもの。これは、生地、骨、ハンドルを簡単に分解できるので、1本の傘にいろいろな生地を付け替えることができるという画期的な傘なのです。洋服や気分に合わせて傘を選ぶことができれば、雨の日のお出かけもきっと楽しくなりますね。この展覧会では、新作8柄の他、これまで発表してきた柄も一同に展示され、購入することもできます。会期は5月26日まで。ぜひ、お気に入りとなる傘を見つけに、足を運んでみませんか?・鈴木マサル傘展 2013 -持ち歩くテキスタイル-会期:5月11日~5月26日 11:00~18:00会場:CASE gallery 会場の公式サイト ・トークイベント (鈴木マサル×設計事務所ima(イマ)小林恭・マナ)日時:5月18日(土)14:00~16:00※入場無料、予約不要
2013年05月15日先日ご紹介した大井競馬場にあるレストラン、ダイアモンドターンで、豪華なお食事とナイター競馬「トゥインクルレース」を楽しむ女子会イベントが開催されたので、当日の様子をレポートします! (記事はこちら) ダイアモンドターンとはナイター競馬「トゥインクルレース」を観戦しながら本格的な料理を楽しめる、日本初の競馬観戦型レストラン。エレベーターを降りると今までの競馬場のイメージをがらりと変えるリッチでゴージャスな空間が広がっており、女子会やデートにピッタリ! 料理は「クイーンアリス」のシェフによる種類が豊富なブッフェ、ソフトドリンクもドリンクフリーで好きなだけ楽しめるなど、女子にとっては嬉しいサービスが盛りだくさん! メインディッシュはローストビーフ。その他にも、和洋中と取り揃えており、もちろんデザートも、フルーツサンド、抹茶のケーキなど常時50種類以上のラインナップは魅力的です。馬の名前にちなんだ遊び心いっぱいの、オシャレなカクテルを頼んだら、万馬券が出ることを祈って…参加者全員で「乾杯」。参加者の方の中には競馬未経験の方もいたため、本番のレースを観戦しながら1着の馬を予想するミニゲームを実施しました。どの馬が1着になるかドキドキ…! 「いけいけー! 」とつい声に出て盛り上がってしまいます。そしてミニゲーム優勝者に、ダイアモンドターンオリジナルワインをプレゼントしました! 普段から、ダイアモンドターンでは抽選会イベントがあり、ワインをプレゼントしているそうです。次のレースではなんと全員の方が馬券を購入。先ほどのミニゲームより、熱のこもった観戦。気になる結果は…みごと当たった方も! とても盛り上がった女子会でした。今回のイベントは3レースを観戦。参加された方全員が、ダイアモンドターンに来たのは初めてだったので感想を聞いてみると、以下のような意見が多く、競馬場のイメージが変わったようです。・眺めがとてもよく、ロマンティックで高級感たっぷり。・ゆったりした雰囲気の中で競馬を楽しめた! ・オシャレな雰囲気で、競馬場っぽくなくてびっくり。・ぜひこれから女子会で使いたい。ダイアモンドターンはグループで使用できるデラックスルームの他に、ぺアやカップルで利用できる席や、お一人様で楽しめる席もあります。いつもとは一味違う女子会をしたい、盛り上がるデートがしたい、オシャレな趣味を持ちたい…そんなあなたの願い、ここでなら全部叶うかも?! ぜひ、大井競馬場ダイアモンドターンでいつもとは違うひとときを過ごしてみてはいかが。 お問い合わせ:大井競馬場 ダイアモンドターン シート予約 tel.0570-01-2196 予約サイト(パソコン・モバイル共通) お問い合わせ:レストラン tel.03-5767-7227(レース開催日のみ営業) 公式サイト ※未成年者及び乳幼児連れでの入店は不可※レストランのチケット料金のほかに、TCK入場料(1人100円)が必要
2013年05月07日お正月以来会っていないお母さんが、東京観光も兼ねて、ゴールデンウィークに東京に遊びに来るという。たまには親孝行しなくては、ということで、プランを練っているところ。築地で美味しいお寿司を食べたり、スカイツリーを見て浅草観光したりするのもいいけど、せっかくだから、二人でとっておきの時間を過ごしたいなと思っていたら、とってもいい情報が。毎年行われているというクラシックの音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン『熱狂の日』音楽祭(LFJ)2013」が、丸の内でちょうどゴールデンウィークの5月3日から5日に行われているという。これは、もともとフランスで始まったクラシックの音楽祭。日本でも開催が始まったのは2005年。それから毎年、有料、無料含め朝から晩までたくさんの公演が行われる上、1公演45分という聴きやすさもあって、これまででのべ526万人もの観客を魅了しているそう。今年のテーマは「パリ、至福のとき」。19世紀後半から現代まで、パリを彩ったフランス、スペインの作曲家たちの色彩あふれ、情熱みなぎる150年間の音楽のパノラマが繰り広げられるという。公式サイトを見てはみたものの、クラシックにうとい私。3日間で有料公演だけでも約130公演もあるとなると、何を選べばいいか迷ってしまう。タイムテーブルを見たりして、いろいろと迷っていたときに開いた「アーティストから探す」というページ。案の定、知っている人はいなかったのだけれど、曲目に「タイスの瞑想曲」を発見! これは聴いたことがある。名手の誉れ高いヴァイオリニスト、オーギュスタン・デュメイヴァイオリニストのオーギュスタン・デュメイという人は、「フランコ・ベルギー楽派の正統な継承者」と評される世界的奏者だそうで、1979年にカラヤン指揮ベルリン・フィルのソリストに抜擢されたとか。クラシックにうとい私でも、カラヤンとかベルリン・フィルぐらいなら耳にしたことはあるから、何かすごそうな人というのはわかる。ぜひ、聴いてみよう。古き佳き時代のパリの雰囲気を母にも楽しんでもらえそう。公演時間は、5月3日の19時15分からだから時間も食事を終えた後にゆったり聴くにはちょうどよさそう。聴き慣れなくてよく知らないクラシックを何時間も聴くのはちょっと大変だけど、45分なら十分楽しめそう。きっとロマンチックなひとときになるはず。ただ、もしかしたらお母さんは曲を知らないかもしれないから、事前に聴いておいてもらえるといいかも。「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」は、そのためにも抜かりがなくて、スマホで予習用のアプリがあったり、携帯で聴けたり、タワーレコードのサイトにも特設ページが用意されてからとっても便利。クラシックを多くの人に楽しんでもらいたいという気持ちが伝わってくるみたいで、何だかうれしい。お母さんにもちゃんと伝えておかないと。せっかくだから楽しんでもらいたい。昼間は、二人で東京をあちこち回って、お買い物をしたり観光を楽しんだりした後は、ゆっくりとクラシックを堪能して、それから丸の内のおしゃれなお店で美味しいお酒を飲むのはどうかしら。コンサートの感想をお互い話したりしながら。デートプランとしては最高だと思うんだけど、お母さん喜んでくれるかな。・ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 公式サイト
2013年04月25日もう東京ではお花見シーズンは終わったけれど、お花見を楽しんだという人も多かったはず。お花見が楽しいのは、桜が美しいことはもちろん、親しい人と野外で美味しいお酒が飲めるからですよね。そんな機会は何度あってもいいということで、4月12日金曜日、一気に春めいてきた風を感じながら、美味しいお酒を楽しめるイベントに足を運んではいかがでしょう?それは、東京国際フォーラムにて開催される「ネオ屋台村スーパーナイトby MARTINI」。「ネオ屋台村スーパーナイト」は、美味しいお酒や料理を味わいながら、非日常の心地よさに浸ることのできる夜の屋外イベント。有楽町駅や東京駅、銀座駅近くの東京国際フォーラム1階地上広場で行われるから、アクセスも抜群。このイベントに、イタリアンスパークリングワイン&ヴェルモットで有名なブランド「マルティーニ」がブースを出店。そのブースでは、マルティーニロゼ、マルティーニ アスティ・スプマンテ、マルティーニブリュット、マルティーニプロセッコが、各々グラスで200円、ボトルでも1,200円と破格のお値段で楽しめるのが何とも嬉しい! カクテルのマルティーニ ロワイヤルのグラスもなんと200円。(カクテルはグラスのみ)さらに、ネオ屋台村フード購入者を対象にお渡しする「無料チケット」や、当日マルティーニを飲んだ人が対象の「MARTINIオリジナルくじ」の「当たり!」くじと引き換えに、マルティーニロゼが1杯提供されるから、これはついつい飲んでしまいそう。「マルティーニ」と言えば、今年創業150周年を迎えるワイン、ヴェルモット、リキュールカンパニー。ヴェルモットは圧倒的なシェアでのナンバーワンブランドで、イタリア産スパークリングワインでも世界ナンバーワンの売り上げを誇っている。その品質は高く評価され、各国の王室などから数々の賞も受賞。そんな美味しいお酒を気軽に楽しめる絶好の機会。さらに、イタリアンジャズの生演奏も聴けるというから、女友達と一緒に盛り上がるのもよし、彼氏を誘っていつもとはちょっと違うデートを楽しむのもよし。心地よい春の夜を、美味しいお酒に酔いしれて過ごしてみては? ・イベント詳細はこちら
2013年04月11日