アスクは3月29日、米AUDEZEの平面磁界・全面駆動型ヘッドホン「EL-8 Titanium」を発表した。Lightning接続対応のDAC搭載ケーブルが付属する。発売は4月1日で、推定市場価格は税別99,800円前後。EL-8 Titaniumは、BMWのデザイン部門「BMW Group DesignWorks USA」とのコラボデザインを採用した平面磁界・全面駆動型ヘッドホンだ。AppleのMFi認証を受けた「Cipher Lightningケーブル」が付属し、iPhoneやiPadのLightning端子と接続可能。ケーブルには、24bit対応のDACやDSP、デジタルアンプを内蔵している。また、10バンドイコライザー機能を搭載した独自のiOSアプリも用意。アプリでは、好みのイコライザー設定をプリセットとして保存できる。特許出願中の平面磁気技術「Fluxor Magnetic Technology」を採用。高い磁束密度によって、高感度と軽量化を実現している。このほか、振動板全体に均一化された磁場を生成して歪みを減少させる「Uniforceダイヤフラム」や、空気の流れを調整し帯域のバランスを整える「Fazor Technology」を採り入れている。主な仕様は、再生周波数帯域が10Hz~50kHz、インピーダンスが30Ω、感度が100dB、重量が460g。
2016年03月29日タイムロードは3月29日、独ULTRASONEのヘッドホン「Tribute 7」を発表した。世界で777台の限定販売となる。日本での発売は未定。価格はオープンで、推定市場価格は税込380,000円前後。Tribute 7は、2004年に世界で999台発売されたヘッドホン「Edition 7」を、現代のニーズにマッチした特徴を備えて復刻したモデル。スペックの詳細は4月22日に発表される。また、4月29日と30日に東京・中野サンプラザで開催される「春のヘッドフォン祭 2016」で公開される見込みだ。
2016年03月29日●こだわりの設計、多彩な入力経路ソニーが2015年から展開している「h.ear」(ヒア)シリーズ。ヘッドホン「h.ear on」、イヤホン「h.ear in」がすでに発売されているが、4月16日にはワイヤレススピーカー「h.ear go」が控えている。豊富なカラバリとデザイン性が話題を呼ぶ同シリーズだが、ハイレゾ再生を強く意識した設計も気になるところ。発売前にいち早くh.ear goを試す機会をいただいたので、その使用感などをお伝えしたい。ワイヤレススピーカー市場は、一種の共生関係にあるスマートフォンの普及に伴い急拡大したが、昨年あたりから落ち着きを見せ始めたように思う。音質やデザインにこだわるだけでなく、他にない機能を盛り込まなければ訴求は難しいのではないか、と感じているのが正直なところだ。h.ear goは、その点かなり本気度の高い製品といえる。デザインそのものはオーソドックスだが、h.earシリーズのアイデンティティともいえる豊富なカラーバリエーション(5色)を用意。アクティブスピーカーとしての音響設計・基板設計を徹底しつつ、BluetoothとWi-Fiをサポートしている。35mm径のフルレンジスピーカーユニットは、高磁力ネオジウムマグネットの採用により磁気回路を強化。前面と背面に計2基設置されたパッシブラジエータは、低域の迫力とスピード感の向上を狙ったものだ。内部はL/Rチャンネルを分離した構造とし、さらにパッシブラジエータを各チャンネルに割り当て、ステレオ感の向上を図っていることもポイントだ。アンプにはフルデジタルの「S-Master HX」(最大出力12W×2ch)を搭載。PCM 192kHz/24bitのハイレゾ音源を再生できる。サンプリング周波数とビットレートをアップスケーリングし、圧縮音源の高域を補完するソニーの独自技術「DSEE HX」も搭載。非ハイレゾ音源をハイレゾ相当の音質で楽しめるという。加えて、低域を強調する「Extra Bass」、独自のデジタル信号処理により音場補正と高音質化を図る「ClearAudio+」にも対応している。●ハイレゾ聴くならUSBでh.ear goでは、楽曲を再生する経路が4系統、BluetoothとWi-Fi(DLNA)、USB、アナログ(ステレオミニ)が存在する。筆者はiPhone 6sを再生機器として利用したが、肝心なのはソニーが提供するコントローラアプリ「SongPal」を利用するという点であり、事情はAndroid端末でも変わらない。SongPalで「h.ear go」を選択すると、「このモバイル機器」「USB DAC」「Audio in」「Home Network」「ミュージック」「設定」という6つのボタンが現れる。iPhoneのサウンドライブラリ(ミュージックアプリへ転送した楽曲)を再生する場合は「このモバイル機器」を選択すると、楽曲はWi-Fi経由で直接転送される。これでDLNAでもAirPlayでもない方法でWi-Fi経由の再生が可能になるが、iPhone上に保存されたDRMなしの楽曲が対象だ。なお、「Home Network」はDLNAネットワークにおけるデジタルメディアコントローラー(DMC)であり、h.ear goをデジタルメディアサーバー(DMR)とする場合に利用する。Bluetooth再生を行う場合は、コントロールセンターから出力先としてh.ear goを選択するか、SongPalで「ミュージック」を選択する。「Google Play Music」や「Amazon Music」といったサードパーティー製アプリを使う場合は、一般的なBluetoothスピーカーと同様、コントロールセンターで出力先として指定すればいい。USB DACとしても利用できる。使い方は簡単で、背面のmicroUSBポートとPCを接続し、あとは出力先にUSB DACを指定すればOK。Mac用ハイレゾ再生ソフト「Audirvana Plus」で試したところ、最大入力384kHz(公式スペックは最大192kHz)のUSB DACとして認識されていた。iOSアプリ「ONKYO HF Player」とカメラコネクションキットを利用したハイレゾ再生も試したが、FLAC 192kHz/24bitを支障なく再生できたことを報告しておこう。●BluetoothよりWi-Fiで楽しみたい肝心の音だが、全体の傾向としては特定ジャンルに寄らないフラットな音作りを狙っているようだ。低域はこのサイズにしては量感があるほうで、クラブ系の楽曲でもないかぎりはExtra Bass機能を使う必要はないと思う。パッシブラジエーターの設計が奏功したか、低域が膨らんだりもたついたりすることもなく、曲に引き締まった印象を与えている。新素材の発泡マイカを使う35mmフルレンジユニットの効果もあるだろうが、きめ細やかで光沢ある高域は高剛性樹脂の採用など筐体設計によるところも大きそうだ。ただし、Bluetooth接続時(コーデックはAAC)とWi-Fi接続時では、だいぶ印象が変わる。Bluetooth接続でも低域の量感と解像感は一定の水準に達しているが、同じ楽曲をWi-Fi経由で再生してみると、明らかに音の情報量が違う。バスドラやベースといった低域寄りの音の輪郭が際立つとともに、高域成分が増すためかサウンドステージがぐっと広がる印象だ。コーデックにLDACを利用できる再生機器(ウォークマンやXperiaなど)があれば、より高品質な再生も可能になる。ベストはUSB接続だ。送り出し側はPCまたはスマートフォン(ハイレゾ再生が可能なもの)ということになるが、このサイズでこの価格帯のワイヤレススピーカーとはにわかに思えないグレードの音を出す。有線接続となるぶん機動性は低下するが、よりリアルな音場感・空気感を求めるのならば、ハイレゾ再生アプリとともにUSB接続を試すべきだろう。このh.ear goという製品、見どころはまだある。今回はiPhoneとの組み合わせを試したが、Androidを使えばGoogle Play MusicやAWAもWi-Fi経由で楽しめるし、PCを使えばソニーのミュージックソフト「Media Go」のThrow機能でネットワーク再生できる(Wi-Fi経由)。4時間の充電で最長12時間再生できるというパワフルなバッテリーも、ワイヤレススピーカーとして見逃せないポイントだ。"お楽しみ"もある。2016年6月以降に実施予定のファームウェアアップデートにより実現される機能だが、2台のh.ear goを用意することで、それぞれに左右チャンネルを割り当てたステレオスピーカーとして利用できるようになる。マルチチャンネル再生のリアスピーカーとして動作するモードも追加され、完全ワイヤレスのサラウンド環境が実現できるため、住宅事情でサラウンドを諦めていた層にもアピールするはず。ワイヤレススピーカーの新しい可能性という意味でも、ファームウェアップデートに期待したい。
2016年03月29日【ママからのご相談】1歳8か月の男の子のママです。最近、息子のイヤイヤが激しくなってきて、自分のされたくないことをされると泣きわめいて癇癪を起こすようになりました。物を投げることもあります。家の中ではご近所の目が気になり、家の外では周りの人の目が気になります。一日中息子のイヤイヤに振り回されてわたし自身ストレスです。何かいい対処法はないのでしょうか。●A. “イヤイヤ期”はある程度の諦めが肝心。ご相談いただきありがとうございます。ママライターのましゅままです。筆者自身も、ごはんイヤイヤ・おむつ替えイヤイヤ・お着替えイヤイヤ・公園から帰るのイヤイヤ・ねんねイヤイヤな1歳9か月の長女の主張に毎日戸惑いながら、なんとか対応しています(対応しきれていないこともしばしばありますが)。イヤイヤ期の子どもをママの計画どおりに動かすのはほぼ不可能に近い です。はじめから、諦めは肝心と割り切る心構えを持っているとかなり楽です。筆者もまだまだイヤイヤ期対応の勉強中でありますが、今回はイヤイヤ期を乗り切った先輩ママの対処法をご紹介します。●1歳後半のイヤイヤはなぜ起こる?大人が言っていることはだいたい理解していますが、自分自身の主張や感情をうまく言葉にできず、癇癪を起こしやすいのが1歳代後半の特徴です。床をのたうち回ったり、大きな声で泣き叫んだり、物を投げたり、噛みついたり。はじめはママもビックリしてしまうと思いますが、1歳代後半からの子によくある正常なことですので、冷静に受け入れるようにしましょう。そして、このころから子どもの抱える大きな不満が、「自分でやりたいのにさせてもらえない 」ということです。また、「イヤ」という主張と言葉を新しく覚えて、単純に「○○しよう」「イーヤ!」と言葉遊びやママのリアクションを楽しんでいるだけのケース もあるので、見極めも必要です。●先輩ママのイヤイヤ期体験談『とりあえず子どものイヤ!という気持ちは否定しないようにしてました。「○○嫌なのね、ゴメンネ」とか「○○したかったんだよね」とか。どうにもならないときは、子どものイヤイヤを叱るより笑い飛ばしてました 。「何で嫌なの○○ちゃん~!」って」(3歳、6歳のママ)『前もってする予定の行動を何度も予告しておくようにしていました。「これ終わったらごはんよ」「○○の番組始まったら△△するよ」「あと○回遊んだら帰るよ」など。予告しても泣くときは泣きますが、強烈な癇癪は予防できた ように思えます。はじめは泣きながらでも、毎日の習慣にしてしまえば泣きわめくほどにはなりませんでした」(4歳のママ)『物をいろいろ擬人化して話をすると興味を持ってくれたので、そのように言い聞かせをしていました。靴を履かないときは「靴さん、早く履かないと逃げちゃうって言ってるー!」とか、ドングリや葉っぱを家に持ち込もうとしたときは「○○さん、おうち帰りたいって泣いてる……」とか。あとは人形を使って着替えやおむつのお手伝いをしたり、着る服を選ばせてみたり、いろいろ知恵を絞りましたね」(1歳、4歳、7歳のママ)●シーン別のイヤイヤ対応策もご紹介します●オムツ替えイヤイヤ『おむつに絵を描いたりお気に入りのキャラクターのものを用意したりして興味を引かせる』(5歳のママ)『おむつを自分で選ばせて、自分のタイミングで 自分で履かせる。ママは少し介助するのみ』(2、4歳のママ)『うんちをしたら「オムツ替えだ!」と勘づかれ逃げ回るので、とりあえず追いかけ回すことはせず、好きなテレビが始まる前だったので「うんち変えられたら○○見れるよ」と何回も何回も説明』(3歳のママ)●お着替えイヤイヤ『お風呂上がりに裸でうろうろしていたので、「お着替えしよっか」と言うとお決まりの「いや!」。「じゃあここ置いとくから着といてね」と言ってその場を去り、しばらくして様子を見てみるとあと1歩のところまで自分でズボンを履いていた。「イヤ!」と言われても「イヤじゃないの!」「でも履くの!」と言うより「嫌なんだ。じゃあ履こうね 」と言った方が効果的なようです』(5歳のママ)●イヤイヤは今までの子育てが間違っていなかった証拠いかがでしたか?イヤイヤ期はお出掛けの準備をして連れてお出掛けするだけでも一苦労。よその子は大人しくカートに乗ったり手をつないだりしているのに、うちの子は外出先で大泣きしながら地面をのたうち回っている……そんなことが続くと母親としての自信がなくなってしまいますよね。しかし、イヤイヤ期はそれまで十分な愛情を持って育てられたからこそ、「こんなに大切にされている自分の主張がなぜ通らないんだ」という戸惑いが表れているそうなのです。ママの予定がつまって焦っているときほど子どもが言うことを聞かないのは、「自分優先になっていない」と感づかれている証拠 なのですね。また、よその子がいい子に見えるのはたまたまで、どこのお子さんも時期やタイミングは違えどさまざまな育てにくい面を持っています。今回さまざまなイヤイヤ期の対処法をご紹介しましたが、うまくいくことの方が実際少ないです。絶対に効く!という魔法の言葉は残念ながら存在しません。ママの気持ちに余裕がないとき、時間がないときなどつい強く叱ったり泣かせたりしてでも強制的に言うことを聞かせることもあります。その場合は、子どもの心が少し落ち着いてから、ギュッと抱きしめてあげて、「さっきはごめんね、ママはあなたが一番大好きだから」と愛情を伝えるようにしましょう。結局のところ、子どもはママが一番愛してくれてさえいればいい のですから。●ライター/ましゅまま(ママライター)
2016年03月28日キングジムは3月23日、ハウジングに振動モーターを内蔵した「めざましイヤホン」を発表した。発売は4月22日。希望小売価格は税別6,000円。めざましイヤホンは、内蔵モーターによるバイブレーションで時間を知らせるイヤホン。電車での寝過ごし防止や、仮眠時の目覚ましなどの用途を想定している。起きたい時刻を設定するアラーム機能と、何分後に起きたいかを設定するタイマー機能を備えている。振動の強さは3段階から選択可能。音楽プレーヤーとは、付属のステレオミニプラグケーブル(50cm)で接続する。電源は単4形乾電池×1本か単4形充電池(エネループ)×1本。そのほかの仕様は、再生周波数帯域が20Hz~20kHz、インピーダンスが19Ω、出力音圧レベルが94dB、最大入力が100mW、ケーブル長が約1.1m、サイズがW106×D30×H20mm、重量が約50g。
2016年03月23日完実電気は3月18日、B&O Playのヘッドホン「BeoPlay H6 MKII」を発表した。発売は3月24日。希望小売価格は税別45,278円。カラーはBlackとNaturalの2色。BeoPlay H6 MKIIは、2013年8月に発売された密閉型ヘッドホン「BeoPlay H6」(以下、H6)の第2世代モデル。40mm径ダイナミックドライバーを採用している。ハウジングはアルミ製で、ベースポートを搭載。迫力のある低音を再現した。また、新チューニングを施し、音場を広くしている。2台のH6をヘッドホンケーブルでつなぐと、1台のH6で聴いている音楽をもう1台に共有できる「デイジーチェーン」機能を継続採用。ヘッドバンドにはニュージーランド産の牛革を使用した。主な仕様は、再生周波数帯域が20Hz~22kHz、インピーダンスが30Ω、ケーブル長が1.2m、重量が230g。ケーブルは着脱式。マイク付きの3ボタン式リモコンのほか、キャリングポーチも付属する。
2016年03月22日オーディオテクニカは3月22日、イヤホン「ATH-CKS550i」「ATH-CKS550iS」の一部製品に不具合が発生していることを発表し、無償交換を開始した。ATH-CKS550iSは、2015年10月に発売されたリモコンマイク付きイヤホンだ。このたび、使用状況によりケーブルのプラグ部分が断線し、「音声が出ない」「音声が途切れる」「リモコン、マイクが使用できない」などの不具合が発生することが判明。無償交換を呼びかけている。交換の対象となる製品は、製造番号が1532~1610で、プラグ部分に丸型の凸部が付いていない。なお、今回の不具合に関する安全上の問題はないとしている。無償交換は、Webサイトや専用コールセンターで受け付けている。詳しくは同社Webサイトを参照いただきたい。
2016年03月22日MSソリューションズは3月17日、ハイレゾ対応イヤホン「極の音域 Hi-Res ALDEBARAN」を発表した。発売は3月下旬。希望小売価格は税別5,999円。カラーはゴールドとシルバーの2色。極の音域 Hi-Res ALDEBARANは、9mm径と6mm径のドライバーを1基ずつ搭載したハイレゾ対応イヤホン。素材にアルミを使用している。ケーブルにマイク付きのリモコンを搭載。主な仕様は、再生周波数帯域が5Hz~70kHz、インピーダンスが16Ω±15%、出力音圧レベルが103±3dB、最大入力が10mW、ケーブル長が約1.2m、プラグが3.5mmステレオミニ、重量が約9.0g。
2016年03月18日クリエイティブ・ラボPARTYは、オーディオウェアラブルデバイス「Song Wig」を発表した。同製品では、ウィッグがすべてがイヤホンでつくられており、スマートフォンや音楽プレイヤーからワイヤレスで音楽を再生することができる。ツインテールとLEDアクセサリーでポップミュージックを鳴らすのに最適な「POP STAR」、太くて縮れたコードでドレッド風でレゲエに適した「REGGAE GURU」、白いカールコードでクラシカルで厳かなムードに最適な「CLASSICAL MAESTRO」など、3種類のヘアスタイルをラインナップしている。第一弾となるPOP STARは、熱収縮チューブを使って200本のイヤホンを基盤に設置、200本のイヤホンはすべて音楽を楽しむことが可能となっている。また、Bluetoothを内蔵しており、スマートフォンや音楽プレイヤーとも接続が行える。なお、同製品は完全受注生産のため、価格やスケジュールについては同社まで要問い合わせとのこと。ちなみに、同製品は米国・オースティンで開催されているクリエイティブ・ビジネス・フェスティバル「SXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)」にて出展されている。
2016年03月17日JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントは3月17日、ビクタースタジオがプロデュースしたハイレゾ対応ヘッドホン「HA-MX100-Z」を発売した。同社運営のハイレゾ音源配信サイト「VICTOR STUDIO HD-Music.」や、楽器店などで取り扱う。希望小売価格は税込24,800円。HA-MX100-Zは、ビクタースタジオのエンジニアがチューニングを施したハイレゾヘッドホンだ。JVCケンウッドの音響技術「デュアル・クリアバスポート構造」を採用。振動板の前室側と後室側の背圧を最適化することで低音再生力を強化している。2011年発売のモニターヘッドホン「HA-MX10-B」に採り入れていた「モニタードライバーユニット」のほか、新たに高純度CCAW ボイスコイルや低歪磁気回路を搭載した。主な仕様は、再生周波数帯域が10Hz~40kHz、インピーダンスが56Ω、出力音圧レベルが107dB、最大許容入力が1,500mW、ケーブル長が2.5m、プラグが3.5mmステレオミニ、重量が265g。
2016年03月17日ティアックは3月16日、フルアナログヘッドホンアンプ「HA-501」にオヤイデ電気の電源ケーブル「L/i 50 V4」を同梱したスペシャルパッケージ版「HA-501-SP」を発表した。発売は3月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は72,000円前後。HA-501は、Reference 501シリーズのヘッドホンアンプで、2012年に発売。ディスクリート設計を採用している。実用最大出力は1,400mW×2(32Ω負荷時)。L/i 50 V4は、素材に高純度OFCを使用した電源ケーブル。絶縁体には振動に強いシリコン樹脂を採り入れた。
2016年03月16日●ハイエンドヘッドホンのエントリー機3月10日、finalの新作ヘッドホン「SONOROUS III」「SONOROUS II」が発売された。いずれもヘッドホン「SONOROUSシリーズ」のエントリーモデルという位置付けになるが、約630,000円の最高級モデル「SONOROUS X」と同じ技術を注ぎ込んでいるという。さっそく、その実力をチェックしてみた。「III」と「II」の特徴は、「X」の制作段階で開発された「フロントプレート一体型チタン振動板ドライバーユニット」を採用していることだ。パーツは「X」そのままとはいかないもの、共振を抑え明瞭な音質を実現するという。「X」のキモとなっていた技術だけに、音質への期待は否が応でも高まるものだ。「III」と「II」の外観や基本スペックはほぼ共通だが、内部の構成部品とチューニングが若干異なるという。finalは音質の傾向について、「III はモニターライクな音質と広大なサウンドステージを両立、IIは高域の倍音再生に優れ、情報量の豊かなサウンドを実現」と説明しており、筆者はその点を意識しつつサウンドチェックを行ってみた。プレーヤーには、Astell&Kern「AK120II」を使用。ハイレゾ音源に加え、CDから作成したFLAC(44.1kHz/16bit)ファイルを試聴した。●上質で聴き疲れしない「III」○上質で聴き疲れしない「III」「III」には、たとえば解像度が極めて高い、低域が出ている……などのわかりやすい特徴がないため、一聴しただけではその真価に気づき難い。しかしよく聴きこんでみると、音の上質さとバランスの良さに驚くはずだ。平原綾香の「威風堂々」(FLAC 88.2kHz/24bit)を聴くとその点がよくわかる。ヘッドホン選びに失敗すると低域の声がつぶれたり、高域の声が刺さったりしてしまう曲なのだが、「III」は全域にわたりバランスよく再現する上、ボーカルが絶妙な距離感で美しく鳴る。平原綾香の高い歌唱力を存分に堪能できるのがうれしいところだ。美しい音色を上質な音で楽しめるところも「III」の特徴と言える。グレン・グールドが晩年の1981年に録音した「バッハ:ゴールドベルク変奏曲」(FLAC 44.1kHz/16bit)を聴くと、グールドの繊細なタッチや超絶技巧……なんてことはことはもうどうでもよく、ただただ、美しい旋律の中に引きこまれてしまう。バイオリンなど弦楽器の音も合う。千住真理子の「イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ全曲」(FLAC 96kHz/24bit)では、その艶やかな音に魅了されたものだ。下手なヘッドホンでは金属的に聴こえてしまうヴァイオリンが、ふくよかな響きを持って再現されるところがよい。アコースティックギターを中心とした女性ボーカル曲もハマる。エミ・マイヤーの「LOL」(FLAC 44.1kHz/16bit)は、低音を強調するヘッドホンだと、アコーステックギターがファットに聴こえてしまうところだが、「III」では非常にまとまりのよい音となり、透明感のあるギターの音色と女性ボーカルに浸れる。このほかに交響曲、ジャズ、ロックなども聴いてみたが、あらゆるジャンルをバランスの良い音で楽しむことができた。全域のバランスがよく音傾向がマイルドなので、長時間使用しても聴き疲れない点が好印象。耳に優しい上質な音を鳴らすヘッドホンが欲しい人には、要注目の一台と言ってよいと思う。低域から高域までバランスよく再生できるので、「モニターライクな音質」という表現には納得がいった。しかし、「広大なサウンドステージ」というには音場がやや狭い気がする。個体差の問題かもしれないし、エージングによって改善される可能性もあるが、一応記しておきたい。●ロック、ポップス向きの「II」○ロック、ポップス向きの「II」音傾向は「III」と似ているが、「II」のほうが高域の伸びが良く、低域の量感が多い。そのため音に躍動感があり、「III」よりもロックやポップスのノリをうまく表現してくれる。ローリング・ストーンズ「Rocks Off」(FLAC 192kHz/24bit)を聴いてみると、「III」では少し遠くできれいに鳴っていたサウンドが、実在感を増してエネルギッシュに迫ってくる。キース・リチャーズのギターリフが前面に出てくることで、曲の持つ絶妙なドライブ感をより感じられる上、バンド全体のスリリングな演奏もよりリアルに伝わってくる。ソウルフルな女性シンガーの曲なども合う。ジャニス・ジョプリン「May Be」(FLAC 44.1kHz/16bit)を聴くと、低~中域の出や高域の伸びがよいため、切迫感のある歌声がリアルに再現される。バックの音も良い具合に暴れてくれるので、曲に迫力と疾走感が加わり、ジャニスのボーカルをより盛り上げる。クラシックでも、感情がほとばしるような(エキセントリックとも言える)演奏を楽しみたいなら、「II」の出番かもしれない。エレーヌ・グリモー「モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番 イ短調 KV 310」(FLAC 96kHz/24bit)は、「III」で聴くと美しいながらも窮屈にまとまってしまうが、「II」はグリモーのキラキラとした色彩豊かな音を上手く表現する。このほかに交響曲、管弦楽、ジャズ、J-POPなどを聴いてみたが、「高域の倍音再生に優れ、情報量の豊かなサウンドを実現」という言葉はまさに偽りなしだと感じた。なお、音場は「III」と同様にやや狭め。解像度は「III」と比べると低く感じるが、価格とつり合ったレベルだといえるだろう。○まとめ「III」と「II」を試聴して感じたのは、両機ともハイエンドオーディオのマナーにそって開発された機種であるということだ。いわく、全域をいかに破たんなく再現できるかということだが、その点をまっすぐに追求しているのが「III」。ハイエンド機種と比べると解像度や音の再現性で劣る点もあるが、どんなジャンルも美しく心地よい音を聴かせてくれる。まさに「聴き疲れない音」で、音楽をマイルドな美音で長時間楽しみたい人には最適な一台と言ってよいと思う。「II」は上述のとおり、躍動感が曲のノリを左右するロックなどによく合う。しかし、基本は「III」と同様に音作りが上質で、聴き疲れのないよう仕上げられている。このあたりのバランスはまさに絶妙の一言。ロックやポップスをノリよく再生しながらも、聴き疲れしないヘッドホンを求める人に向いているだろう。外観やスペックを共通としながら、それぞれの個性が光る「III」と「II」。ぜひ多くの人に聴き比べてもらいたい。
2016年03月10日iina-styleは3月9日、Bluetoothスポーツイヤホン「Sound&Sports2」を発売した。価格は税込2,980円。カラーはイエローグリーンとブラックの2色。Sound&Sports2は、IPX5相当の防水性能を持つネックバンド型のスポーツイヤホン。Bluetooth 4.0に対応している。充電はmicroUSBケーブルで行い、バッテリー駆動時間は音楽再生時で約5時間、スタンバイ時で約210時間。サイズはW24×H665×D29mm、重量は16.2gとなっている。
2016年03月09日エレコムは3月8日、女性向けイヤホン「PINK PINK PINK」シリーズの新モデルとして、マイク付きの「EHP-CN200M」とマイクなしの「EHP-CN200A」を発表した。発売は3月下旬。税込価格はEHP-CN200Mが3,170円、EHP-CN200Aが2,280円。カラーはいずれもネオン、ビビット、ローズ、ピーチ、サクラ、スイートの6種類。EHP-CN200MとEHP-CN200Aは、ネオジウムマグネット搭載のダイナミックドライバーを採用したイヤホン。振動板に6.5ミクロンのPETフィルムを使用している。また、独自設計のバスポートを備え、低域表現を向上させた。ケーブルはL型で、クロストークを抑える効果を持つ4線式のセパレートグランドを採用。EHP-CN200Aのみ、マイク付きの1ボタンリモコンを装備している。主な仕様は、ドライバー径が8.5mm、再生周波数帯域が20Hz~20kHz、インピーダンスが16Ω、音圧感度が90.5dB、最大許容入力が10mW、ケーブル長が1.2m、重量が約5g。4サイズ(XS/S/M/)のイヤーチップが付属する。
2016年03月08日●家電fanはもう怖くないんだ2016年初頭、テレビやラジオから幾度となく流れてきたあの曲を、最高のイヤホンで聴いてみないか? 第1回フレンズ王決定戦から約2カ月、家電fanはここに、第1回「私以外私じゃないの」王決定戦の開催を宣言。ゲスの極み乙女。による楽曲「私以外私じゃないの」の魅力を最も引き出すイヤホンを、「私以外私じゃないの王」に決定する。「私以外私じゃないの」は、2015年4月に発売されたゲスの極み乙女。のセカンドシングルだ。変則的でクールなドラムミング、躍動し続けるベースライン、カッティングが印象的なギターフレーズ、陰と陽の両面を切なげに表現するピアノ……と、各パートの演奏技術が光る一曲になっている。トーン高めのボーカルとそれに絡み合う女声コーラスも聴きどころだ。ゲスの極み乙女。は、同曲で第57回日本レコード大賞 優秀作品賞を受賞。初出場となった2015年末のNHK紅白歌合戦でも同曲を演奏しており、「私以外私じゃないの」はゲスの極み乙女。を語る上で外せない楽曲だといえる。王座を奪い合うイヤホンは、ポータブルオーディオ専門店「e☆イヤホン」を代表する3人の目(耳)利きに1機種ずつチョイスしてもらった。エントリー条件は「本体価格が30,000円以下」であることのみ。そして、エントリーされた3機種の中から、僭越ながら筆者の独断と偏見で「私以外私じゃないの王」を決定させていただく。声を大にして言いたいのは、この戦いの趣旨は「J-POP」でなく、「ロック」でもなく、「私以外私じゃないの」が得意なイヤホンを選ぶことだ。もちろん、あの不倫疑惑騒動とは一切関係ない。唯一無二の魅力を持つこの曲にもっともフィットするイヤホンはどれなのか。第1回「私以外私じゃないの王」決定戦、いざ開幕!○エントリーナンバー1 : オンキヨー「E700M」■関連記事 オンキヨー、ハイレゾ対応ヘッドホン「H500M」など9製品e☆イヤホン りょう太さん 推薦 ―― ゲスの極み乙女。はセカンドミニアルバム(2013年発売)から聴いていますが、常に進化し続けるスタイルと独特の詩世界、そして高い演奏技術が魅力的ですよね。とりわけ演奏技術の部分を味わうために推したいのが、オンキヨーの「E700M」。このイヤホンは高音域の伸び、低音のレスポンスがとにかく素晴らしく、各パートのスピーディーでテクニカルな演奏を余すことなく楽しむことができます。ボーカルの押し出しがやや弱いのですが、曇るような鳴り方ではないため、えのぴょん(川谷絵音さん)の声もストレスなく楽しめると思います。●まさかのBluetoothイヤホン参戦○エントリーナンバー2 : JayBird「X2」■関連記事 JayBird「X2」、Complyのイヤーチップ付きスポーツ向けBluetoothイヤホンe☆イヤホン たっくん 推薦 ―― 相性の悪いイヤホンで聴くとシャカシャカした音になってしまう曲です。ドラム、キーボード、ベース、ギター、ボーカル……それぞれに個性と主張があり、イヤホンにはどのパートもしっかり再生できる万能さが求められるところ。重心が低く芯があり、適度にタイトな音が鳴るJayBird「X2」がまさにピッタリだと思いました。X2はBluetooth対応のイヤホンですが、個人的には音質の劣化をほとんど感じません。Liquipel(リキペル)というナノコーティングを全面に施しており、高い耐水性能を兼ね備えているのもうれしい!○エントリーナンバー3 : Auglamour「Auglamour R8」e☆イヤホン まっちゃん 推薦 ―― ポップでキャッチーで、ファンクでプログレ! という秀逸な一曲。洗練された演奏テクニックや、各パートの絶妙なバランスを表現できるイヤホンがいいですね。選んだのは、2月に発売されたばかりの「Auglamour R8」。約4,500円とは思えない高音質と音場の広さが特長です。低~中域がややしっかりめですが、全域で調和がとれており、艶のある音を生々しく奏でてくれます。「この価格でこの音はありえない! 」と、驚くこと間違いなしです!●「私以外私じゃないの王」はこれだ!○審査結果はいかに3機種のエントリーを受け、筆者はe☆イヤホンの店舗にて試聴・審査を実施。まさかのBluetoothイヤホン参戦など、今回も想定の範囲を超えたエントリーが目立ったが、悩みながらも「私以外私じゃないの王」にふさわしい1機種を選ばせてもらった。さっそく発表すると、第1回「私以外私じゃないの」王は……エントリーナンバー1番、オンキヨー「E700M」に決定!決め手は音場の広さと各パートのバランスの良さだ。定位感もよく、ドラム、ベース、ギター、ピアノがしかるべき位置からこぼれ落ちるように聴こえてくる。ピアノの一音一音は特に粒立っているが、押し付けがましくなく聴こえる点も好印象だ。ボーカルの主張は確かに弱め。しかしそのぶん楽器パートのテクニックが前に出て、バンドの危うさと根の強さの両方を感じることができる。また、コーラスとボーカルの掛け合いがこの曲の魅力だと筆者は考えているのだが、コーラスは遠くから投げかけられるように、ボーカルはまるで自分の言葉となって湧き出てくるように聴こえる点が非常に面白い。とはいえ、ワイヤレスながら一本筋の通った音を鳴らす「X2」には大変驚かされたし、ドラムとベースを体でしっかり受け止めたいときは「Auglamour R8」を使うのが良いと思う。ビジュアルという観点だけで考えれば、ソニー「h.ear in」のボルドーピンクがよく合うのでは、なんて個人的に考えたりもした。筆者の独断と偏見で「E700M」を「私以外私じゃないの王」としたが、今回の判定に異議アリの読者もいらっしゃるだろう。やはり、音の好みは人それぞれ。「E700M」だけでなく、ぜひ「X2」や「Auglamour R8」でもこの曲を一度聴いてみてもらいたいと思う。そうすることで、惜しくも王座を逃したイヤホンたちの報われない気持ちも整理できる気がする。
2016年03月07日アユートは2月26日、米MASTER & DYNAMICのヘッドホン「MH40」の新色として、BLACK/NAVYモデルとSILVER/NAVYモデルを発表した。発売は3月4日。価格はオープンで、直販価格(税込)は55,500円。MH40は、45mm径のネオジウムドライバーを搭載したオーバーイヤー型ヘッドホン。これまでにBLACK/BLACK、GUNMETAL/BLACK、SILVER/BROWNの3色をラインナップしていたが、新たにBLACK/NAVYとSILVER/NAVYの2色を追加した。現行カラーの製品と設計は同様で、ハウジングには不要な共振を抑えるアルミ素材を採用。また、ヘッドバンドの表面とイヤーカップにヘビーグレイン・カウハイドレザーを、イヤーパッドにラムスキンを使用した。ケーブルは着脱可能。付属ケーブルは線材にOFC(無酸素銅)を採り入れており、リモコンと通話用マイクを装備している。重量は360g(ケーブル含む)。
2016年02月26日JVCケンウッドは2月26日、Bluetoothヘッドホン「HA-S55BT」を発表した。発売は3月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別9,000円前後。カラーはブラックとホワイトの2色。HA-S55BTは、内蔵アンプにより低音を強化する「バスブースト機能」を搭載したBluetoothヘッドホン。六角形のハウジングを採用し、操作ボタンを右ハウジングの後方2面に分けて設置することで、ボタン位置を把握しやすくしている。操作ボタンは、受話、着信拒否、ボイスダイヤルやiPhoneのSiriを起動できるマルチファンクションボタンと、ボリュームボタン、電源オンオフ兼バスブースト切り替えボタンの3種類だ。また、本体にスイーベル機構を採用し、鞄に収納しやすいつくりになっている。Bluetoothのバージョンは3.0で、対応コーデックはSBC。バッテリー駆動時間は約10時間だ。そのほかの仕様は、ドライバー径が30mm、再生周波数帯域が20Hz~20kHz、重量が約157g(内蔵バッテリー含む)。充電用のmicroUSBケーブルが付属する。
2016年02月26日アユートは2月26日、米MASTER & DYNAMICのイヤホン「ME05」を発表した。発売は3月4日。価格はオープンで、直販価格は税込27,700円。ME05は、ブラス(真ちゅう)製のハウジングを採用した密閉型イヤホン。ドライバーは8mm径のダイナミック型で、チタンコーティングを施したネオジウムマグネットを搭載する。インピーダンスは16Ω。ケーブルは絡みにくいフラットタイプで、断線を防ぐラバー製のシースを使用。線材にはOFC(無酸素銅)を採り入れている。長さは約1.2mで、iPhone、iPad、iPod用のリモコンとマイクを装備。本体サイズはW21.5×H11.8mmで、重量は23g(ケーブル含む)となっている。4サイズのシリコン製イヤーチップ、アコースティックフィルター、ケーブルクリップ、専用キャンパスケース、レザーキャリーケースなどが付属。
2016年02月26日ソニーは2月25日、ロックバンド「OKAMOTO’S」とコラボレーションしたハイレゾ対応ウォークマンとして、「NW-A25HN」「NW-A25」、ヘッドホン「h.ear on(MDR-100A)」をソニーストア限定で販売開始した。4月12日11時までの期間限定で取り扱う。コラボレーションモデルのウォークマンとヘッドホンには、OKAMOTO’Sのオリジナルデザインをあしらっている。また、NW-A25HNとNW-A25にはアルバム「OPERA」から2曲、「Beautiful Days」から1曲のハイレゾ音源をプリインストールする。コラボレーションモデルの税別価格は、ハイレゾ対応イヤホンが付属するNW-A25HNが32,800円、ハイレゾ非対応イヤホンが付属するNW-A25が27,500円、h.ear on(MDR-100A)が25,500円。また、NW-A25とh.ear on(MDR-100A)のセットが51,500円となっている。なお、銀座、名古屋、大阪のソニーストアで、NW-A25とh.ear on(MDR-100A)のセットを購入した人に、h.ear on(MDR-100A)専用のオリジナルヘッドホンケースをプレゼントする。
2016年02月25日音茶楽(オチャラク)は2月24日、ハイレゾ対応イヤホン「Flat4-櫻Plus」「Flat4-緋櫻Plus」を発表した。発売は3月11日。価格はオープンで、直販価格(税別)はいずれも75,000円。2機種合わせて約500台の限定販売となる。Flat4-櫻PlusとFlat4-緋櫻Plusは、岐阜・飛騨高山で一つひとつ職人が仕上げたイヤホン。センターキャビネットに、生漆の拭き漆仕上げを施した山櫻無垢材を使用している。10mm径のダイナミックドライバーをデュアル搭載し、2機種の違いは位相補正チューブの長さ。Flat4-櫻Plusは28mm、Flat4-緋櫻Plusは30mmのものを採用している。位相補正チューブには、6kHz付近の共振を抑える効果がある。ケーブルは4芯構成で、左右チャンネルのグランドを分離しセパレーションを向上させた。主な仕様は、再生周波数帯域が35Hz~45kHz、インピーダンスが18Ω、出力音圧レベルが104dB、最大入力が400mW、ケーブル長が1.2m、重量が約17g。Complyチップ(M/L)、シリコン製イヤーチップ(S/M/L)、桐製の収納箱などが付属する。
2016年02月24日2歳から3歳にかけての、イヤイヤ期の子どもにどう接するかは、どの親にとっても難しい問題でしょう。私自身の子育てを振り返っても、もっとも難しかった時期のひとつは、娘が2歳から3歳のころの「人生最初の“反抗期”」=「イヤイヤ期」でした。ことらが、何をしようとしても、いちいち拒否してくるのです。たとえば、私が娘を抱こうとしても「ダ~メ~な~の~!!」「ヤラも~ん!」「かあちゃん、いいの~!」「とうちゃん、キライ~!!」の大連発。さすがにお風呂だけは「とうちゃんと入るの~」と言ってくれましたが、ほかはすべて拒否、という時期がありました。あまりに何度もそうされてしまうと、かつてつきあっていた女の子にふられた場面と重なって、「パパとしてだめなのか」と落ち込んでしまうこともありました。しかし、大丈夫です。安心してください。それは、あなたがパパやママとして、だめだからではありません。子どもの「自分づくり」の第一歩として、「イヤイヤ期」は重要な意味を持っているのです。子どもが「イヤイヤ期」に入ると、どうやら、母親より父親のほうに動揺が大きく、どう接すればわからなくなることが多いようです。日本の家庭では、子どもを叱るなどの役割はもっぱら母親が担い、父親はと言えば、一緒に遊ぶ、お風呂に入るなど、楽しい役割専門、といった傾向になりがちです。このことも手伝って、子どもが「イヤイヤ期」に入ると、ふだん叱りなれていない父親は、どう接すればいいかわからなくなるのです。私も、遊びとお風呂中心の、楽しい役割専門の育児化していなかったので、子どものイヤイヤに戸惑ってしまったのです。 いまでもよくおぼえているのは、電車の中で、くつをぬいで投げ始めた時です。さすがに「やめなさい!」と叫んだ私を面白がるように娘は、くつを投げ続けました。子どもがイヤイヤ期になると、どうしていいかわからなくなった親は、突然きびしい態度をとりがちです。しかし、そうすると、子どもの反抗は、ますます大きくなってしまいがちです。では、どうすればいいか。「わたしメッセージ」を使うことです。子どもを否定するような、押しつけがましい言葉は、その隠れた主語が、二人称(お前、あなた、など)になっています。同じ内容の言葉を、一人称(わたし)に変えて言ってみると、それだけで、押しつけがましくなく伝わりやすい言葉になるはずだ、と。たとえば、「どうしてそんなことするのぉ!」と叱り飛ばすのではなくて、「お父さん、それはとってもいやだなぁ」と、穏やかに、けれど目をみてしっかり伝えるのです。「だめでしょう!」と怒鳴るのではなく、「もっと●●してくれると、うれしいな」と、しっかり真剣に伝えるのです。この時期の子どもは、親の困った顔を見るのがうれしくて、わざと困るようなことをしてきます。たとえば、ぐったり疲れているのをわかっているのに、いつまでも「おんぶ、おんぶ」といってきたり。こんな時、「いい加減にしなさい!」とどなるよりも、「パパ、つかれちゃった。自分で歩いてくれると、助かるな。お願いできるかな」と、真剣にこちらの気持ちを伝えるのです。子どもは、否定された気持ちにならず、「パパを助けてあげよう」と前向きな気持ちで、自分で歩こうとしはじめます。これは大きな成長の証です。ぜひお子さんにもパパやママの「わたしメッセージ」を伝えてみてください。(諸富祥彦)
2016年02月24日ハーマンインターナショナルは2月19日、JBLとスポーツブランド「UNDER ARMOUR」とコラボレートしたBluetoothイヤホン「UA Headphones Wireless | Engineered by JBL」を発表した。発売は2月25日。価格はオープンで、直販価格は24,880円(税別)。UA Headphones Wireless | Engineered by JBLは、JBLとスポーツブランド「UNDER ARMOUR」のコラボレーションモデル。スポーツ向けのBluetoothイヤホンで、独自の「ツイストロック」を採用したイヤーチップを装着し、激しい動きをしても外れにくくなっている。IPX5に準拠した防水性能を持つ。5.8mm径のダイナミックドライバーを採用。周波数特性は10Hz~22kHz、インピーダンスは16Ω、感度は98dB/mWとなっている。バッテリー駆動時間は約8時間。ケーブルは長さが約46cmで、曲送り、曲戻し、音量調節、受話などを操作する3ボタン式リモコンを装備している。重量は約15g(ケーブル含まず)。
2016年02月19日S’NEXTは2月18日、finalのヘッドホン「SONOROUS III」「SONOROUS II」を発表した。発売は3月10日。価格はオープンで、推定市場価格(税込)はSONOROUS IIIが43,800円前後、SONOROUS IIが37,800円前後。SONOROUS IIIとSONOROUS IIは、約63万円の最上位ヘッドホン「SONOROUS X」に採用した技術を投入しながらも、価格を抑えて開発されたヘッドホン。2015年12月開催のポタフェス2015に参考出品していたが、このたび正式発表された。両製品の外観はロゴ以外共通だが、本体内部の部品などに違いがある。同社は音質の傾向について「III はモニターライクな音質と広大なサウンドステージを両立、IIは高域の倍音再生に優れ、情報量の豊かなサウンドを実現」と説明している。SONOROUS Xと同じく、フロントプレートとドライバーユニットを一体化することで共振を抑制。フロントプレートはポリカーボネイトをベースとしているが、素材の約30%にガラスを採用している。振動板には解像度を高める効果があるチタンを使用。ハウジングは硬質ABS製で、シボ加工を施している。また、イヤーパッドの内側と外側に開口部を設けることで、クリアな音質を実現したという。インピーダンスは16Ω。感度は105dB。重量は410g。ケーブルは着脱式で、ロック機構を採用。3.5mmステレオミニケーブル(1.5m)が付属する。
2016年02月18日ソニーは2月18日、ノイズキャンセリング対応のBluetoothヘッドホン「h.ear on Wireless NC」と、Bluetoothイヤホン「h.ear in Wireless」を発表した。発売は3月12日で、価格はオープン。推定市場価格(税別)は、h.ear on Wireless NCが35,000円前後、h.ear in Wirelessが21,000円前後。ともに、米ラスベガスで開催された「CES 2016」に合わせて海外発表していたが、このたび日本での発売を正式にアナウンスした。○h.ear on Wireless NCh.ear on Wireless NC(型番:MDR-100ABN)は、密閉型ヘッドホン「h.ear on」に、Bluetoothとデジタルノイズキャンセリング機能を加えたモデルだ。Bluetoothのバージョンは4.0で、コーデックはSBC、AAC、apt-Xのほか、ソニー独自のLDACに対応。ノイズキャンセリング機能では、周囲の音を分析して自動でモードを選択する「フルオートAIノイズキャンセリング」を備える。このほか、圧縮音源をクリアに再生する音質補完技術「DSEE」も採用した。チタンコートドーム振動板を採用した専用ドライバー(40mm)を搭載。有線接続のh.ear onに搭載しているものとは異なるドライバーだが、同じような音傾向になるよう調整されているという。なお、付属のヘッドホンケーブル(1.2m)をつなぎ、電源をオンにした場合のみ、ハイレゾ音源の再生に対応する。そのほかの仕様は、バッテリー駆動時間が約20時間(ノイズキャンセリング機能を使用し音楽を再生した場合)、再生周波数帯域が5Hz~40kHz、有線接続時の感度が98dB(1kHz、電源オフ時)、重量が約290gとなっている。付属のヘッドホンケーブル、充電用USBケーブルのほか、キャリングケースが付属する。○h.ear in Wirelessh.ear in Wireless(型番:MDR-EX750BT)は、ハイレゾ対応イヤホン「h.ear in」をBluetooth対応にしたモデル。ノイズキャンセリング機能は備えていない。Bluetoothのバージョンは4.1。コーデックはSBC、AAC、apt-Xのほか、LDACに対応する。有線接続のh.ear inに使用しているものと同じドーム型ダイナミックドライバー(9mm)を使用。付属ヘッドホンケーブルでつなぐと自動で電源がオフになり、ハイレゾ音源の再生が可能になる。音声ガイダンス機能を搭載し、デバイスの動作状況を「Power ON」「Power OFF」などといった音声で通知する。また、ネックバンドの左側に通話用のマイクを装備。マイクには通話音声の高音質化技術「HD Voice」を投入している。そのほかの仕様は、バッテリー駆動時間が約7時間、再生周波数帯域が5Hz~40kHz、感度が105dB、重量が約38g。キャリングケースとケーブルクリップが付属する。○MUC-M2BT1また、ソニーのイヤホン「XBA-Z5」「XBA-A3」「XBA-A2」「XBA-H3」「XBA-300」に対応したネックバンド型ケーブルも同時に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は税別19,000円前後。バッテリー駆動時間は7.5時間。重量は33g。
2016年02月18日ハーマンインターナショナルは2月17日、JBLのスポーツイヤホン「REFLECT RESPONSE」を発表した。発売は2月25日。価格はオープンで、通販価格は22,880円(税別)。REFLECT RESPONSEは、左右のハウジング部にタッチセンサーを搭載したネックバンド型Bluetoothイヤホン。ハウジングに触れることで、曲の再生、一時停止、曲戻し、曲送りなどを操作できる。また、スポーツ中の使用を想定し、汗に強いつくりとなっている。ドライバー径は8.6mmで、周波数特性は10Hz~22kHz。インピーダンスは32Ωで、感度は96dB/mWとなっている。Bluetoothのバージョンは4.1。バッテリー駆動時間は約10時間。イヤーチップとスタビライザー(ともにS/M/Lの3サイズ)が付属する。イヤホンからネックバンドまでのケーブル長は、左右それぞれ約15cm。ケーブルに反射材を採用し、夜間のランニングやウォーキング時の安全に配慮している。重量は約44g(ケーブル、ネックバンド含む)。
2016年02月17日S’NEXTは2月12日、finalブランドの製品をプレゼントする「finalに愛の告白をして高級イヤホンをおねだり! バレンタインtwitterキャンペーン」を開始した。応募期間は2月12日21時まで。応募はTwitterで受け付ける。応募者の中から5名に、任意のfinalブランド製品をプレゼントするキャンペーン。推定市場価格629,000円前後の高級ヘッドホン「SONOROUS X」を含む、finalブランドのイヤホン・ヘッドホン全製品が対象となる。Twitterでfinalスタッフの公式アカウント(@final_staff)をフォローした上で、finalへの愛を込めた告白メッセージをつぶやいて応募する。応募はfinal DIRECT SHOP内の各製品詳細ページにある「ツイート」ボタンから行う。また、ツイートにはハッシュタグ「#final_audio_告白」をつける必要がある。当選者には、3月14日に届くように賞品を発送するという(交通事情などの理由で遅れる可能性もある)。
2016年02月12日オンキヨーは2月5日、桐素材のスピーカーシステムとヘッドホンを開発したと発表した。2016年下半期から、同社ブランドにおける製品化やOEM生産を進めていく予定だ。新開発のスピーカーとヘッドホンには、軽量で音響変換効率に優れた桐素材を使用。スピーカーボックスの側板には、和太鼓などに採用される「網状鱗彫り」加工を施し、低音の豊かな響きを実現した。ボックス内部には、音反射をコントロールするシルク(真綿)の吸音材を使用している。ウーファーユニットには、オンキヨーが2015年11月に発表したセルロースナノファイバー(CNF)振動板を搭載した。ヘッドホンの桐製カバー内部には、琴や三味線などにも採り入れられている「綾杉彫り」加工を施した。ドライバー口径は50mmで、世界で初めて(※)100% CNF振動板を搭載。これにより、情報量の向上や抜けの良い高域再生が可能になるという。※同社調べ
2016年02月05日タイムロードは2月5日、独ULTRASONEのプロフェッショナル向けヘッドホン「PRO900i」「PRO2900i」を発表した。発売は2月12日。価格はオープンで、推定市場価格はいずれも72,000円前後(税別)。PRO900iとPRO2900iは、プロフェッショナル向け密閉型ヘッドホン「PRO900」と開放型ヘッドホン「PRO2900」のヘッドバンドに、それぞれ改良を施した新モデル。ヘッドパッド全体で頭に装着する形状を採用し、頭部にかかる圧を分散する。従来モデルのヘッドパッドは布製だったが、PRO900iとPRO2900iでは合成皮革に変更された。主な仕様は従来モデルと共通で、ともにドライバー径が40mm、再生周波数帯域が6Hz~42kHz、インピーダンスが40Ω、出力音圧レベルが96dB、重量が295g(ケーブル含まず)となっている。本体に折りたたみ機構を採用。ケーブルは着脱式で、3.0mのカールケーブル(6.3mm標準)、1.5mのストレートケーブル(3.5mmステレオミニ)、ハードケース、スペアイヤーパッドが付属する。
2016年02月05日フロンティアファクトリーは2月5日、Klipsch初のBluetoothイヤホン「R6 Bluetooth」を発表した。発売は2月19日。価格はオープンで、直販価格は税別16,800円。R6 Bluetoothは、6.5mm径のダイナミックドライバーを搭載したBluetoothイヤホン。イヤーチップには、米国で特許を取得したOval Ear Tips(シングルS/M/L、ダブルS)を採用している。ネックケーブルには3ボタン式のリモコンマイクを搭載。環境騒音を抑えるCVC(Clear Voice Capture)を採り入れており、クリアな音声通話を実現する。Bluetoothのバージョンは4.0で、コーデックはSBC、AAC、apt-Xをサポート。NFCに対応し、8台までのデバイスと同時に接続できる。バッテリー駆動時間は約8時間。主な仕様は、再生周波数帯域が10Hz~19kHz、インピーダンスが18Ω、感度が110dB、重量が23.5g。キャリングケース、充電用USBケーブルが付属する。
2016年02月05日JVCケンウッドは2月4日、重低音を強化した新ラインナップ「XX/ELATION」から、クラブスタイルにマッチするBluetoothヘッドホン「HA-S900XBT」を発表した。発売は2月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別15,000円前後。新ラインナップ「XX/ELATION」は、重低音&タフがコンセプトの「XX(XTREAM XPLOSIVES)」シリーズから、重低音をさらに強化。今回発表されたHA-S900XBTは、内蔵アンプにより低音を強化する「バスブースト機能」を搭載している。ハウジングの背面には、新開発の「Xダンパー」を採用。XダンパーはX型の振動制御メカニズムで、音に悪影響を与える内部振動をコントロールする。Bluetoothのバージョンは3.0で、対応コーデックはSBC、AAC、apt-X。NFCにも対応する。バッテリー駆動時間は約10時間。主な仕様は、ドライバー径が40mm、再生周波数帯域が10Hz~25kHz、インピーダンスが32Ω、出力音圧レベルが110dB、最大入力が1,000mW、重量が約210g。3.5mmステレオミニプラグを装備し、有線接続でのリスニングも可能。充電用のmicroUSBケーブルと、1.2mのヘッドホンケーブルが付属する。本体には折りたたみ機構を採用している。カラーはブラックとホワイトの2色。
2016年02月04日