リンクスインターナショナルは、Lightningコネクタに接続するDAC内蔵イヤホン「IC-Earphone(ICEP-LT-04)」を発表した。発売は1月30日。価格はオープンで、推定市場価格は9,980円前後(税別)。IC-Earphoneは、iOSデバイスのLightningコネクタに接続する方式のイヤホン。次期iPhoneではヘッドホン端子が搭載されないという噂があるが、Lightning接続のIC-Earphoneであれば、噂通りになったとしても継続して使えそうだ。DACとアンプをリモコン部分に内蔵し、48kHz/24bitまでのハイレゾ音源再生にも対応している。ただし、再生周波数帯域は20Hz~20kHzまでとなっている。ドライバーは9mm径のダイナミック型で、インピーダンスは16Ω。ケーブルはフラットタイプで長さ1.2m。MFi認証を受けている。
2016年01月18日仏Parrotは、ノイズキャンセリング機能を搭載したBluetoothヘッドホン「Parrot Zik 3」を1月27日に日本国内で発売する。希望小売価格は税別46,800円。PCM 192kHz/24bitのハイレゾ音源再生が可能なUSB DACを内蔵している。Parrot Zik 3はフィリップ・スタルク氏が手がけた優れたデザインに、ノイズキャンセリングやBluetooth 3.0、NFC、USB DACの搭載など盛りだくさんの機能を詰め込んだヘッドホン。Qi準拠のワイヤレス充電機能に対応するほか、右ハウジングにはタッチ式の操作パネルを埋め込んでいる。カラーリングは、ブラック、ブラウン、エメラルド・グリーン、レッド、アイボリーの5色展開。レザー部分の加工も3種類あり、クロコダイル調(アイボリーをのぞく)、ステッチ刺繍(ブラックとアイボリー)、レザー調(ブラックのみ)を用意している。ノイズキャンセリング機能は、最大30dBのリダクション効果を提供。密閉型ヘッドホンで起こりがちな音の閉塞感を軽減する「ストリートモード」も用意している。ハンズフリー通話の際にも、最適化したアルゴリズムによって通話音と周囲の雑音を分離するとしている。専用アプリ「Parrot Zik」は、Apple WatchやAndroid Wearにも対応。コンサートホールのような音響効果や、5バンドイコライザーを使ったチューニングを加えられる。イコライザーのプリセットは、アーティストが提供するものや他のユーザーが公開したものをダウンロードして利用できる。ドライバーの口径は40mm。全体のサイズはW175×H202×D39.3mm、重量は270g。バッテリーの容量は830mAh、駆動時間はフライトモード(NC有効・有線接続)で18時間。
2016年01月15日ティアックは、独beyerdynamic製のポータブルヘッドホン「CUSTOM」シリーズの新ラインナップとして、よりコンパクトでスタイリッシュな「CUSTOM STREET」シリーズおよび専用リングセット「CSST Deco-Ring」を、全国の量販店およびオーディオ専門店等で販売開始する。どちらも発売予定は1月下旬。価格はオープン。同製品は、好みに合わせてサウンドとデザインを変えることのできるセルフカスタマイズヘッドホン「CUSTOM」シリーズのコンセプトはそのままに、よりコンパクトでスタイリッシュなデザインを採用した新モデル。折り畳み可能なハウジングは回転させることでフラットかつコンパクトに収納でき、付属の軽量セミハードケースを入れればスマートに持ち運ぶことができる。また、16種類のデザインカバープレートが付属し、好みのプレートに付け替えるだけで簡単にセルフカスタマイズを楽しめるほか、別売アクセサリーの4色リングセット「CSST Deco-Ring」を使うことで、より個性的なカスタマイズが可能となる。さらに、音質(低音)を3段階に調整できるカスタムサウンドスライダーを備え、音楽のジャンルや使用シーンに合わせて好みのサウンドを楽しめるということだ。このほか、着脱可能な片出しケーブルと、左右どちらでもケーブル接続が可能なデュアルエントリー機構を採用し、仲間と音楽をシェアできるデイジーチェーン接続にも対応するということだ。なお、通話にも対応するマイク内蔵リモートコントローラー(ケーブル一体型)が付属する。
2016年01月14日ティアックは13日、独beyerdynamic製のセルフカスタマイズヘッドホン「CUSTOM STREET」シリーズを発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。1月下旬から発売し、価格はオープン、推定市場価格は15,800円(税別)。セルフカスタマイズが可能なヘッドホン「CUSTOM」の新シリーズ。付属品として16種類のデザインカバープレートを同梱するほか、別売アクセサリの4色リングセット「CSST Deco-Ring」を利用することで、気分や好みに合わせてデザインを変更できる。CSST Deco-Ringの推定市場価格は2,000円(税別)。ヘッドホンのハウジング部は折り畳み可能で、付属のセミハードケースで持ち運びもしやすい。「カスタムサウンドスライダー」を装備し、3段階で音質の調整が可能。音楽のジャンルにあわせて音質(低音)を調整できる。ケーブルは着脱式で、左右どちらにもケーブルを接続できる「デュアルエントリ機構」を採用。同シリーズのヘッドホン同士をケーブル接続して音楽をシェアする「デイジーチェーン接続」にも対応する。リモコンはケーブル一体型でマイクを内蔵。周波数特性は20~20,000Hz、インピーダンスは38Ω、感度は103dB。ケーブル長は1.3m、コネクタは3.5mmステレオミニプラグ。重量は205g(ケーブル含む)。
2016年01月14日ティアックは13日、独beyerdynamic製のオープン型スタジオモニターヘッドホン「DT 990 PRO LIMITED EDITION」を発表した。1月下旬から発売し、価格はオープン、推定市場価格は24,800円(税別)。「DT 990 PRO」をベースとして、黒を基調に本体カラーをリデザインした限定生産のスペシャルエディション。ベースの「DT 990 PRO」は、「DT 990」シリーズをプロオーディオ向けにアレンジした、プロユース向けの高品位オープンタイプヘッドホンだ。軽量ダイヤフラムによって高い応答性を備え、パワフルで繊細なサウンドを出力する。ヘッドバンドは堅牢な作りで、イヤーパッドは耳に優しいソフトタッチ。長時間使用しても疲れにくい設計となっている。ケーブルは片出しタイプでコイルケーブルを採用している。周波数特性は5~35,000Hz、インピーダンスは250Ω、感度は96dB。ケーブル長は3m、コネクタは3.5mmステレオミニプラグ。専用キャリングポーチが付属し、重量は205g(ケーブル含まず)。
2016年01月14日JVCケンウッドは13日、「JVC」ブランドよりBluetooth対応のスポーツ向けイヤホン「HA-ETR80BT」を発表した。ブラックとレッドの2色を用意。発売は1月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は10,000円前後(税別)。HA-ETR80BTは、Bluetooth対応モデルながら重量約15gを実現したスポーツイヤホン。軽量でありつつ、耳にフィットしやすい「ピボットモーションサポート」を採用。イヤーサポート部を耳に合わせて回転させることで、耳の形や大きさに応じてフィットするため、安定した装着感を得られる。イヤーサポート部の素材にはシリコンを使用し、長時間装着しても耳が痛くなりにくい。直径10mmのネオジウムドライバーユニットを搭載し、低域から高域までクリアなサウンドを実現。イヤーピースは遮音性に優れる標準タイプと、周囲の音が聞き取りやすい低遮音タイプの2種類を用意。それぞれS / M / Lのサイズが付属する。本体にリチウムポリマーバッテリーを内蔵。連続音楽再生時間は約4.5時間で、充電時間は約2.5時間となっている。汗や水しぶきに強いIPX4相当の防滴仕様となっており、屋外でのスポーツ時に使用しても問題ない。リモコンも防滴仕様で、音楽の再生や曲送り / 曲戻しが行える。インタフェースはBluetooth 3.0。プロファイルはA2DP / AVRCP / HFP / HSP、コーデックはSBCに対応する。再生周波数帯域は20Hz~20,000Hz。
2016年01月13日完実電気は1月8日、MONSTERとAdidas Sportがコラボレートしたスポーツ用のBluetoothイヤホン「adidas Sport adistar Bluetooth In-Ear Headphones」を発表した。発売は1月14日。価格はオープンで、推定市場価格は17,480円前後(税別)。adidas Sport adistar Bluetooth In-Ear Headphonesは、汗や雨に強い防滴仕様を採用。また、特許技術を使用したイヤーチップとスポーツクリップを採用し、装着感とノイズアイソレーションに配慮している。イヤーチップ、スポーツクリップは、ともにS/M/Lの3サイズが付属する。Bluetoothのバージョンは3.0。ケーブルに、再生、停止、音量調節、曲送り、曲戻しを操作するコントロールボタンを装備している。バッテリー駆動時間は約5時間。重量は15g。
2016年01月08日ヒビノは、AKGのDJヘッドホン「K181 DJ UE」を発売した。価格はオープンプライス。同製品は、大口径の50mmドライバーを搭載し、再生周波数帯域5Hz~30kHzという低域とクリアな中高域を再現可能とのこと。最大許容入力は3,500mWとなっており、あらゆるジャンルやシーンに対応する。また、ビートを正確に把握するための低域ブースト・スイッチ、およびステレオ/モノラルへの切り替えスイッチも装備。高い遮音性を実現するイヤーパッドにより、大音量が鳴り響くクラブの中でも確実なモニタリングが行えるという。さらに、ハウジング部が上下左右に自在に回転する「3D-Axisメカニズム」も採用。持ち運びに便利なキャリングポーチ、プレイを邪魔しないカールコードが付属するほか、オプションでストレート・ケーブルも用意されている。
2016年01月08日独beyerdynamicは1月7日(現地時間)、密閉型ヘッドホン「T5p」の第2世代モデルとして「T5p 2nd Generation」を発表した。欧州での発売は1月で、価格は990ユーロ。T5p 2nd Generationは「CES 2016」に参考出品されている。T5p 2nd Generationは、2010年に国内発売されたハイエンドヘッドホン「T5p」に新チューニングを施した第2世代モデル。ポータブルプレーヤーとの接続を想定し開発されている。ドライバーには、独自技術「テスラテクノロジー」の改良版を採用。また、バッフルに複合材を使用することで、不要な共振を低減している。ヘアバンドとイヤーカップの素材は人工レザーで、プロテインでコーティングを施している。主な仕様は、再生周波数帯域が5Hz~50kHz、インピーダンスが32Ω、感度が102dB、最大入力が300mW、重量が350g。ケーブルは着脱式の両出しタイプで、1.4mのポータブルリスニング用ケーブルが付属。素材には7N OCC銅を採用した。
2016年01月08日ユニットコムは1月6日、カナル型イヤホン「IE-002」シリーズを、パソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。カラーはホワイト、ブラック、レッドの3色。価格は1,685円(税込)。IE-002は、9mm径のダイナミックドライバーを搭載したイヤホン。ハウジングはアルミ合金製で、ベリリウム振動板を採用している。ケーブルにはOFC(無酸素銅)を使用。主な仕様は、再生周波数帯域が5Hz~22kHz、インピーダンスが16Ω±15%、出力音圧レベルが98dB、重量が13g、ケーブル長が1.2mとなっている。3サイズ(S/M/L)のイヤーピースが付属する。
2016年01月07日ユニットコムは28日、直径が6mmと9mmのダイナミック型デュアルドライバーを搭載したカナル型イヤホン「IE-001」シリーズを、パソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。カラーはブラック、ブルー、イエロー、パープルの4色。価格は1,977円(税込)。イヤホンのケーブルを耳に架けられるようになっており、ケーブルが服や物と触れることによるタッチノイズを減らせる。ケーブルは着脱式(MMCX端子)なので、ケーブルのみを交換することも可能。ケーブル長は1.2mだ。そのほか、出力音圧レベルが96dB、インピーダンスが16Ω±15%、再生周波数帯域が10~22,000Hz、重量が18g。Sサイズ、Mサイズ、Lサイズのイヤーピースが付属する。
2015年12月28日タイムマシンは12月25日、同社運営のポータブルオーディオショップ「e☆イヤホン」において、ヘッドホン、イヤホン、ハイレゾポータブルプレーヤーなどの福袋である「福耳袋」を発表した。e☆イヤホン 東京秋葉原店、大阪日本橋店、名古屋大須店、Web本店では2016年1月1日11時から、SHIBUYA TSUTAYA店では12時から販売を開始する。ラインナップは、税込11,180円の「e☆イヤホン袋」のほか、e☆イヤホン各店舗のスタッフが選んだ製品が入る「スタッフ厳選袋」、「カスタムIEM袋」、税込1,000,000円の「100万福袋」などをそろえる。事前予約は受け付けておらず、購入希望者が多い場合には整理券を配布する。各店舗における販売数は以下の通り。
2015年12月25日フジヤエービック恒例のイヤホン・ヘッドホン福袋である「耳福袋」。その2016年版は、年内にWeb予約する「年末ジャンボ耳福袋」方式で販売されることがわかった。2016年版の耳福袋は、12月27日11時ごろに価格などの概要をフジヤエービックのWebサイトで公開。その翌日、28日11時よりWeb限定で第1次受付を開始する。第1次受付は先着50名の申し込みがあり次第、もしくは30日11時をもって終了。その後、抽選を行い、当選者には30日夜までにEメールで通知する。詳細は、27日に同社Webサイトを参照いただきたい。また、今回の「年末ジャンボ耳福袋」のほか、年明け1月2日、東京・中野のフジヤエービックPart3の初売りにおいても福袋を販売する予定だ。ちなみに、2015年版の耳福袋は、100,000円の「独某社ヘッドホン・イヤホンセット」や50,000円の「日本某社ヘッドホン・イヤホンセット」などが販売された。
2015年12月24日フォステクスは12月21日、USB DACを搭載したヘッドホンアンプ「HP-A4BL」を発表した。発売は2016年1月中旬。価格は税別48,000円。HP-A4BLは、2013年10月に発表されたUSB DAC搭載のヘッドホンアンプ「HP-A4BL」をベースに、バランス出力端子を装備した新モデル。DACチップにはバーブラウン社の「PCM1792A」を搭載し、DSD 11.2MHzやPCM 192kHz/24bitを再生できる。本体に低位相雑音の水晶発振器を内蔵。PCM 192kHz/24bitのアシンクロナスに対応している。また、音源に合わせてロールオフ特性やカットオフ周波数を切り替えられるデジタルフィルターを搭載する。ヘッドホンの推奨インピーダンスは16~600Ωで、ゲイン切り替えスイッチを装備している。最大出力はバランス接続時で300mW、アンバランス接続時で150mW。XLRバランス出力やヘッドホン端子のほか、光デジタル音声出力、RCAのアナログ音声出力、microSD/SDHCカードスロットを装備。サイズはW150×D157×H34mmで、重量は約630g。USBケーブル、ゴム足などが付属する。
2015年12月21日ドスパラは12月21日、ハウジングがドロップ型のダイナミックドライバイヤホン「DN-13526」を同社運営の「上海問屋」にて販売開始した。価格は税込2,999円。水滴型の曲線フォルムをした、メタリックな光沢を持つハウジングを採用するイヤホン。ドライバユニットにはダイナミック型を採用。存在感のある低音に、バランスのとれた中・高音が楽しめるという。イヤホンケーブルにはリモコンを装備。音楽の再生/一時停止、曲送り/曲戻し、電話の応答/切断といった操作が可能だ。重量は15gで、再生周波数帯域は20Hz~24,000Hz、インピーダンスが16Ω、出力音圧レベルが110dB、ケーブルの長さが1.2m、プラグは3.5mmステレオミニ。S/M/Lサイズのイヤーピースと、イヤホンケースが付属する。
2015年12月21日12月19日・20日、東京・ベルサール秋葉原で、「ポータブルオーディオフェスティバル2015」(ポタフェス2015)が開催された。本稿ではfinalの未発表ヘッドホンのほか、エレコム、オンキヨー、B&O Playの新製品展示をレポートする。○「こだわり」の産物 - finalが「SONOROUS」の新作公開finalは、60万円超のハイエンドヘッドホン「SONOROUS X」と38万円強の「SONOROUS VIII」の基本設計を継ぐ新作ヘッドホンとして、「SONOROUS II」と「SONOROUS III」の2機種を出品した。価格はSONOROUS IIが35,000円前後、SONOROUS IIIが45,000円前後になる予定とのこと。finalは、11月7日に行われたショールームのプレス向け内覧会にて、SONOROUSシリーズの新作ヘッドホンを開発中であることをアナウンスし、試作機を公開していた。当時はその試作機を「SONOROUS III」と呼んでいたが、開発段階でどうしても修正したい点が見つかってしまい、「SONOROUS III」に若干の変更を加えた「新たな試作機」を作ってしまったのだった。そして、これまでSONOROUS IIIとしていたものをSONOROUS II、新たな試作機をSONOROUS IIIとし、どちらも製品化することを決定した。SONOROUS IIとSONOROUSIIIの設計の違いは非常に微妙で、「使用している接着剤とか、本当に細かいところ」であるという。筆者はどちらも試聴したが、確かに基本的にフラットで暖かみのある音質は共通していた。しかし、SONOROUSIIIはSONOROUS IIよりも中域の主張が抑えられており、よりピュアな音傾向に近づいているように思う。2機種について、個人的には「エントリー」「上位」などというカテゴライズをせず、それぞれの個性を認めるのがよいと感じた。○エレコム、「意外にいい音」なハイレゾイヤホンを出品エレコムは、2016年1月発売のハイレゾ対応イヤホン「EHP-R/HH1000A」を出品。EHP-R/HH1000AはBAドライバーとダイナミックドライバーを搭載したハイブリッド型を採用している。ケーブルは着脱式で、マイク付きリモコンが付いた4極ミニケーブルを標準装備する。ちなみに、エレコムのオーディオ製品カタログにあったキャッチコピーは「意外にいい音、エレコム」。実際にEHP-R/HH1000Aは高域がよく伸びる「いい音」だった。これからの展開が実に楽しみだ。○OPIのBluetoothヘッドホン「H500BT」に注目オンキヨー&パイオニアイノベーションズのブースでは、オンキヨーブランドのヘッドホン「H500BT」を出品していた。Bluetooth対応ヘッドホンだが、有線接続時にはハイレゾ音源を再生できることが大きな特徴だ。右ハウジングにタッチ操作機能を搭載し、指を左右にスライドさせると曲送り、上下にスライドさせると音量調節など、直感的な操作が行える。○完実電気ブースでB&O Play「H7」を発見完実電気ブースで目新しかった製品は、B&O PlayのBluetoothヘッドホン「H7」。右側のイヤーカップにタッチインタフェースを備えており、音量や曲送り、再生/一時停止などを操作できる。
2015年12月20日12月19日と20日、東京・ベルサーレ秋葉原にて「ポータブルオーディオフェスティバル2015」(ポタフェス2015)が開催されている。本稿では、JVC、Technics、AKG、ATOMIC FLOYDのヘッドホン・イヤホン新製品を紹介していく。○JVC、新発売の「WOOD」シリーズJVCのブースでは、12月に発売した「WOOD 01(HA-SW01)」と「WOOD 02(HA-SW02)」を展示。試聴が可能となっている。ともに、JVC十八番のウッドコーン技術を導入したモデルだ、2製品の違いは、WOOD 01には、ウッドプレートによる制振技術が使われている点。その結果、WOOD 01のほうが空間の広がり感の強いサウンドとなっており、WOOD 02は比較的タイトなサウンドとなっている。○Technincs、100kHzまでの再生を実現する「EAH-700」Technicsのブースは「EAH-T700」がメイン。50mm径と14mm径の振動板を使用した2ウェイ構造のヘッドホンで、100kHzまでの高域再生力を持つ。ドライバーを耳に対して傾くように取り付け、密閉型でありながら、オープンエアー型に近い空間表現を実現。アコースティックな楽器の再現力にも優れる。○AKG、人気モデル「K550」の復刻版AKGの新製品「K550MK2」は、12月3日に発表されたモデルだが、2015年夏に生産を完了した「K550」の復刻版だ。K550はファンが非常に多かった製品で、そのまま完了させるのは惜しいという声にAKGが応えた形。撤去した生産ラインをもう一度復活させて、同じクォリティ、同じ音質で作るのは難しいが、オーストリアのAKG本社は「プライドを持って何も変えていない」と語っているそうだ。○ATOMIC FLOYD、リモコンレスの「SuperDarts Titanium」などATOMIC FLOYDブースでは、2日前に日本に届いたばかりという新製品、2モデルを公開している。一つは同社の最上位機種「SuperDarts Titanium」のリモコン無しモデルだ。チタン製ハウジングの表面に新たにPVD(Physical Vapor Deposition)と呼ばれる蒸着コーティングを施している。もう一つは、「HiDefDrum」の新モデルだ。従来のHiDefDrumはハウジングに穴を開けた設計によって、自然なサウンドを生み出していたが、音漏れが大きく、電車の中での使用には向かなかった。それを新モデルでは、形状をキープしながら、穴のない新ハウジングを採用。クリアでダイナミックなサウンドはそのままに、場所を選ばずに使用できるようになった。○ULTRASONEと松屋のコラボ製品ポタフェス2015の会場1Fでは、ULTRASONEと松屋がコラボした「ULTRA丼」が販売されている。ULTRASONEがドイツのメーカーということで、ULTRA丼では牛めしにソーセージが加えられている。もし、イギリスのメーカー、例えばATOMIC FLOYDあたりとコラボしたら、牛めしにフィッシュ・アンド・チップスでも乗っけるのだろうか?
2015年12月19日ボーズは12月18日、Bluetoothスピーカー「SoundLink Mini Bluetooth speaker II」とワイヤレスヘッドホン「Bose SoundLink around-ear wireless headphones II」をセットにしたギフトパッケージ「Happy Wireless GIFT set」を発表した。数量限定で12月19日に発売する。価格は税別51,000円。「SoundLink Mini Bluetooth speaker II」は、フルレンジユニットと2枚のパッシブラジエーターを搭載したBluetoothスピーカー。内蔵マイクを使ってハンズフリー通話を行える「スピーカーフォン機能」を持つ。また、スマートフォンなど連携中のデバイスが離れた場所にあっても音楽の再生、停止、通話のキャッチなどをコントロールできるマルチファンクションボタンを備える。直販価格は税別25,000円。「Bose SoundLink around-ear wireless headphones II」は、Bluetooth機能やNFC機能を内蔵したアラウンドイヤー型のヘッドホン。右ハウジングに、着信応答や音楽の再生を操作するコントロールボタンを装備している。低音再生能力を向上させる「Triportテクノロジー」や、音量レベルに応じて周波数特性を自動で最適化する「ボリューム・オプティマイズド・イコライザー」などの独自技術を採用している。直販価格は税別32,000円。
2015年12月18日ドスパラは、イヤホンのケーブルを通せるイヤホンホールが付いた、スマホ用のボディバッグ「DN-13447」を、同社直営の「上海問屋」限定で17日に販売開始した。価格は税込999円。ベルト部は伸縮性のあるゴムバンドタイプで、身体にぴったりフィットするという。対応機種はiPhone6/6 Plus/6s/6s Plus。本体ははっ水仕様で、バッグに入れたままタッチ操作が行える。ただし指紋認証は不可。ベルト長は65~80cm。
2015年12月17日桜木電子は12月17日、Fischer Audio(フィッシャー オーディオ)のイヤホン「OMEGA Twin」「OMEGA Spark」「OMEGA Ace」を発表した。発売は12月18日で、価格はオープン。推定市場価格は、OMEGA Twinが9,800円前後、OMEGA Sparkが7,400円前後、OMEGA Aceが6,200円前後。Fischer Audioは、2006年にロシアで設立されたオーディオブランド。「リーズナブルで最高のサウンドをお届けする」という理念のもと、製品開発を行っている。○OMEGA TwinOMEGA Twinは9mm径と7mm径のドライバーを1基ずつ搭載したイヤホンで、迫力のあるサウンドを実現する。耐久性に優れたポリウレタンエストラマーケーブルを採用。ケーブルには1ボタン式のマイク付きリモコンを装備した。主な仕様は、再生周波数帯域が20Hz~22kHz、インピーダンスが10Ω、感度が95dB、最大入力が50mW、ケーブル長が1.2m、プラグが3.5mmステレオミニ。○OMEGA SparkOMEGA Sparkは、7mm径のダイナミックドライバーを1基搭載したイヤホン。小型のハウジングを採用し、抜けの良い中低音を特徴としたバランス重視のチューニングを施している。OMEGA Twinに同じく、ポリウレタンエストラマーケーブルとボタン式のマイク付きリモコンを採用。主な仕様は、再生周波数帯域が20Hz~22kHz、インピーダンスが16Ω、感度が88dB、最大入力が50mW、ケーブル長が1.2m、プラグが3.5mmステレオミニ。○OMEGA AceOMEGA Aceは、9mm径のダイナミックドライバーを1基搭載したイヤホン。中低域を重視したチューニングを施している。ポリウレタンエストラマーケーブルと1ボタン式のマイク付きリモコンを採用。主な仕様は、再生周波数帯域が20Hz~22kHz、インピーダンスが16Ω、感度が88dB、最大入力が50mW、ケーブル長が1.2m、プラグが3.5mmステレオミニ。
2015年12月17日S’NEXTは12月17日、finalブランドのイヤホン「Piano Forte X」などをプレゼントするキャンペーン「finalサンタさんに高級イヤホンをおねだりしよう!」を発表した。応募期間は12月22日12時~21時。応募はTwitterで受け付ける。応募者の中から1名に「Piano Forte X」(推定市場価格253,500円前後)、3名に「Heaven VII」(推定市場価格67,000円前後)、10名に「Adagio III」(推定市場価格6,890円前後)をプレゼントするキャンペーン。Twitterでfinalスタッフの公式アカウント(@final_staff)をフォローした上で、2つのキーワードを含めた「おねだりメッセージ」をツイートし応募する。キーワードは「finalサンタさんへ」と、「Piano Forte X」「Heaven VII」「Adagio III」のうち1つで、ツイートにはハッシュタグ「#final_audio_サンタ」をつける必要がある。応募は何度でも可能だ。当選者には、賞品が12月25日に届くように発送するという(交通事情などの理由で遅れる可能性もある)。
2015年12月17日フォステクスは12月16日、カスタムヘッドホンブランド「KOTORI」とホールマーク社のコラボレーションライン「KOTORI meets Hallmark」の新製品として、ヘッドホン「KOTORI 201 meets Hallmark(以下、201)」を発表した。発売は12月中旬で、価格は税込15,600円。KOTORI meets Hallmarkは、フォステクスのカスタムヘッドホンブランド「KOTORI」と、アメリカの大手グリーティングカードメーカー・ホールマーク社のコラボレーションライン。第1弾はイヤホン「KOTORI 101 meets Hallmark(以下、101)」で、第2弾と第3弾では「101」の新デザインが追加された。今回の「201」は、KOTORI meets Hallmark初のヘッドホン製品となる。デザインは、トナカイ柄(2色)、ダイヤ柄、幾何柄、流れ星柄から選択できる。201は、40mm径のネオジウムドライバーを採用。ドライバーには自社開発の「バイオダイナ振動板」を使用し、繊細で解像度の高いサウンドを実現する。主な仕様は、再生周波数帯域が8Hz~37kHz、インピーダンスが32Ω、感度が103dB、最大入力が1,300mW、重量が約180g(ケーブル含まず)、ケーブル長が約1.5m。
2015年12月16日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは12月15日、オンキヨーブランドのBluetoothヘッドホン「H500BT」を発表した。価格はオープンで、推定市場価格は34,800円前後。カラーはブラックとホワイトの2色。H500BTのドライバー径は40mm径で、広域再生を可能にする強磁力希土類マグネットを搭載。Bluetooth対応ヘッドホンだが、有線接続時には姉妹機「H500M」のようにハイレゾ音源を再生できる。ハウジングにタッチパネルコントロール機能を搭載し、音楽の再生、停止、曲送り、音量調節、ハンズフリー通話などを直感的に操作できる。Bluetoothのバージョンは4.0で、コーデックはSBC、AAC、apt-Xをサポートする。NFC機能を持ち、マルチペアリングに対応。バッテリー駆動時間は約16時間(Bluetooth接続時、音楽再生時)となっている。本体にスイーベル機構を採用し、折りたたみが可能。ケーブルは着脱式で、長さ1.2mのツイストケーブルが付属する。主な仕様は、再生周波数帯域がケーブル接続時で7Hz~40kHz、Bluetooth接続時で7Hz~23kHz、インピーダンスが16Ω、出力音圧レベルが105dB、最大入力が50mW、重量が187g(ケーブル含む)。
2015年12月15日完実電気は12月14日、MONSTERのヘッドホン「DIAMONDZ」の新色クリアーを発表した。発売は12月17日。価格はオープンで、直販価格は税込43,178円。DIAMONDZは、ハウジングにダイヤモンドカットを施したヘッドホン。これまでにローズゴールド、パープル、クリアブルーの3色をラインナップしていたが、新たにクリアーを追加する。CTU(Control Talk Universal)機能を搭載しており、付属のCTUケーブルに装備したリモコンで、音楽の再生、停止、ハンズフリー通話の受話などを操作可能。重量は約338g。CTUケーブルのほか、ストレートケーブル、キャリングケース、抗菌クリーニングクロス、専用液体クリーナーが付属する。
2015年12月15日モダニティは12月14日、スウェーデンSudio(スーディオ)社のイヤホン「VASA(バーサ)」のBleutooth対応モデル「VASA Bla」を発表した。発売は12月中旬で、希望小売価格は税別12,800円。カラーはホワイト、ブルー、ブラック、ピンクの4色。VASA Blaは、ハウジング部にゴールドパーツを採用したイヤホン「VASA」のBluetooth対応モデル。製品名の「VASA」は16世紀のスウェーデン国王の名前に由来し、「Bla」はスウェーデン語でブルーを意味する。Bluetoothのバージョンは4.0で、バッテリー駆動時間は8時間。新開発の10.2mm径ドライバーを搭載し、主な仕様は再生周波数帯域が18Hz~23kHz、インピーダンスが32Ω、感度が113dB、重量が22gとなっている。ケーブルは通話用マイク付きのフラットタイプで、再生、停止、選曲、音量調整、通話の切り替えを操作するリモコンを装備する。
2015年12月14日モダニティは12月14日、スウェーデンEARIN社のBluetoothイヤホン「EARIN」を発表した。発売は12月下旬。希望小売価格は税別29,800円。EARINは、クラウドファンディングサイト「Kickstarter」で約150万ドルを集め、製品化されたBluetoothイヤホン。幅14.5×長さ20mm、重量3.5gで、「世界最小クラス」をうたう。本体にワイヤレス用のBluetoothチップ、基板(アンテナ装備)、リチウムイオンバッテリー(容量60mAh)、ドライバーを内蔵。デバイスとの接続だけでなく、左右イヤホン間の接続もワイヤレスで行う。Bluetoothのバージョンは4.0で、コーデックはSBC、AAC、apt-Xに対応。バッテリー駆動時間はステレオモードで3時間、モノラルモードで11時間。イヤホンの充電は、USBポート搭載の携帯用カプセル経由で行う。公式アプリ「EARIN」を使用すると、L/Rのバランス、ベースブースト、ステレオ/モノラルモードの切り替えなどが操作できる。アプリの対応OSは、iOS 8.0以降、Android 4.4以降。主な仕様は、再生周波数帯域が20Hz~20kHz、インピーダンスが25Ω、感度が105dB。カプセルバッテリーの仕様は、容量が600mAh、サイズがW21.0mm×H95mm、重量が42g。Complyチップ、充電用USBケーブルのほか、シリコン製のスタビライザーが付属する。
2015年12月14日サンコーは12月11日、自動巻き取り式のイヤホンを内蔵したiPhone用バッテリーケースを販売開始した。iPhone 6 / 6s対応の「IP6SBTER」とiPhone 6 Plus/6s Plus対応の「IP6SPLS8」を用意。サンコーレアモノショップでの直販価格は税込9,800円だ。一見するとシンプルなiPhone用ケースだが、ケース下部にイヤホンを内蔵。イヤホンを引っ張ると長さ105cmのコードを引き出せ、巻き取りボタンを押すことでケース内にコードが巻き取られて収納できる。カバンの中などでコードが絡まる心配がない。ケースの下部のコネクトピンを外せば、イヤホンジャックに手持ちのイヤホンやヘッドホンを接続可能だ。ただし、手持ちのものを使う場合はケース内にコードを巻き取れない。ケース内にはバッテリーも内蔵している。バッテリー容量は2,650mAhで、iPhone 6/6sなら約1回分、iPhone 6 Plus/6s Plusなら約60%まで充電可能だ。バッテリー機能の電源を入れて充電を開始すると、ケースに装備されたLEDが光り、バッテリー残量を4段階で知らせる。ケース内にはSIMカードとイジェクトピンを収納できるスロットも搭載。iPhone 6 Plus / 6s Plus用のIP6SPLS8のみ、液晶画面を保護するレザー調のフリップカバーが付いている。フリップカバーにはカード類を収納できるポケットも用意。iPhone 6/6s用のIP6SBTERは、サイズがW68.9×D17×H152mm、重量が101g。iPhone 6 Plus/6s Plus用のIP6SPLS8は、サイズがW80.3×D19.8×H170.8mm、重量が146g。ケースの内蔵バッテリーは2時間~2時間半でフル充電される。
2015年12月14日日本コンピュータ・ダイナミクスは12月10日、骨伝導ワイヤレスヘッドホン「CODEO」を発表した。発売は12月18日。価格は12,960円だが、2016年1月31日までは9,990円で購入できる(価格はすべて税別)。CODEOは、本体の先についた骨伝導パッドを、耳の前(頬骨付近)に当てて装着するBluetoothヘッドホン。耳をふさがずに装着するため、ヘッドホンが再生する音と周囲の音を同時に聴くことができる。Bluetoothのバージョンは4.1+EDRで、ハンズフリー通話に対応。右ハウジングに装備したボタンでは受話、音楽再生、電話のリダイヤルを、左ハウジングのボタンでは音量調節、曲送り、曲戻しを操作できる。バッテリー駆動時間は約5~7時間。対応OSはiOS 7.0以降、Android 4.3以降。再生周波数帯域は60Hz~20kHz。S/N比は82db以上。重量は70g。IP4相当の防まつ性能を持つ。
2015年12月11日ミックスウェーブは12月11日、米Cypher Labsのユニバーサルイヤホン「C6iem V2」を発表した。発売は12月15日。希望小売価格は税別94,500円。C6iem V2は、BAドライバーを3基搭載したインイヤモニター。豊かな重低音再生を目指して開発したという。きょう体は人間工学に基づいて設計し、生産は3Dプリンターで行う。フェイスプレートにはカーボン調のデザインを採用した。主な仕様は、周波数特性が20Hz~18kHz、インピーダンスが36.2Ω、感度が119dB、重量が約24g。ケーブルは着脱式で、イヤホン側のプラグには2pin端子を採用した。3.5mmステレオミニケーブル(約120mm)のほか、キャリングケース、ソフトケース、イヤーチップ(S/M/L)などが付属する。Cypher Labsは、5年以上にわたりDAコンバーターやアンプなどを開発してきたポータブルオーディオメーカー。C6iem V2は同社初のイヤホン製品となる。
2015年12月11日アユートは12月11日、BURSON AUDIO社の据え置き型ヘッドホンアンプ「Soloist SL MK2」を発表した。発売は12月18日。価格はオープンで、直販価格は65,880円(税込)。Soloist SL MK2は、2014年12月に発売したヘッドホンアンプ「Soloist SL」の強化版で、純A級増幅回路を採用している。純A級動作のサウンドは消費電力が大きく発熱が増えるという問題があるが、Soloist SLシリーズはアルミ製のきょう体に折り曲げ加工を施しヒートシンクとして使用することで、効率的に放熱できるようにした。Soloist SL MK2は、Soloist SLで2W×2だった出力を、2.5W×2(いずれも16Ω負荷時)に向上。電源トランスも従来の25VAデザインから30VAデザインへと強化し、平面駆動型ヘッドホンやハイインピーダンスヘッドホンなど、高い駆動力が求められるヘッドホンもドライブ可能だ。推奨負荷インピーダンスは16Ω~600Ω。周波数特性は0Hz~50kHz(±1dB)で、S/N比は96dB。全高調波歪率は0.03%未満(30Ω、1W出力時)で、チャンネルセパレーションは73dBとなっている。入力端子はアナログRCA×2系統で、出力端子は6.3mmステレオ標準ジャック×1。本体サイズはW140×D210×H80mmで、質量は約2.5kg。
2015年12月11日