紙の専門商社・竹尾は、世界の第一線で活躍した近代のデザイナーによる選りすぐりのレターヘッドを展示する「タイピングスケープス - モダニズム以降のレターヘッド」を開催する。会期は12月1日~2016年1月15日(土日・祝日および12月29日~1月4日は休館)の10:00~19:00(1月5日は18:00まで)。会場は東京都・神保町の竹尾見本帖本店2F。入場無料。同展は、彫刻家・デザイナーの五十嵐威暢氏が1970年代より収集した、貴重なレターヘッドのコレクションから厳選して展示するもの。ヤン・チヒョルト、ヘルベルト・バイヤー、ポール・ランド、ソール・バス、ペンタグラム、プッシュピン・スタジオといった、モダンデザイナーによるレターヘッドを鑑賞できるという。また、同社のステーショナリー用紙も紹介されるということだ。なお、同展で紹介されるレターヘッドの一部は、2016年版竹尾デスクダイアリー『TAKEO DESK DIARY 2016「タイピングスケープス -モダニズム以降のレターヘッド」』に掲載されているとのことだ。同書は同展会期中、見本帖本店にて税別3,500円で特別限定販売されるとのこと。
2015年11月26日「5→9 ~私に恋したお坊さん~」でもキュートな演技で話題をふりまく大人気子役の寺田心くんが、現在『インサイド・ヘッド』MovieNEXのCMに出演中だ。このほど、オンエアバージョンとは異なるテレビCM映像と、心くんが5つの感情たちのものまねを披露する特別映像が、シネマカフェに到着した。ディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』は、11才の普通の女の子ライリーの頭の中に存在する“5つの感情たち”―ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミが主人公。彼らが繰り広げる誰も見たことがないユニークでカラフルな感動と冒険のファンタジーは、あらゆる世代が楽しめる感動作として興行収入40億円の大ヒットとなった。今回、到着した映像は、現在オンエア中のCMとは異なる別バージョンのテレビCMと、心くんが5つの感情を体で表現するかわいい映像。その中で心くんは、かわいらしくインタビューに応じながら、「悲しくなったら、グテッ!」っと倒れ込むようにして、本作に登場する“カナシミ”のものまねを披露。さらに、5つの感情を全身で表現する。「ヨロコビをやります」という言葉とともに、「パァ」と両手を広げ“ヨロコビ”の感情を表現する心くん。その後、イカリ、ビビリ、ムカムカ、再びカナシミと、それぞれの感情を心くんが体全体を使って真似していくのだが、それぞれの特徴をうまくとらえており、必見!今回、心くんが演じた本作に登場する5つの感情について、監督のピート・ドクターは「心理学者の中には27もの感情があるとする学者もいます」と言う。監督は今回、数々の心理学者や、顔の表情の研究者など、さまざまな分野で徹底的なリサーチを行い、感情の動きに関するリアリティを物語としてわかりやすく表現するため、今回の5つの感情に絞り込んだ。さらに監督は、本作の制作を進めるうちに「親しい人間に対して、怒ったり、怖がったり、悲しがったりする感情の深みや複雑さこそが、本当の絆をもたらす」ことが分かったと明かす。人間の性格を形成する際や、また、他者との人間関係を構築する際にも、この5つの感情はどれも重要なものだという。心くんが表現した個性的な5つの感情が、あなたの性格や対人関係にはどのように作用しているのか、本作を見ているうちに気になってくるに違いない。『インサイド・ヘッド MovieNEX』は発売中。デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年11月20日ディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』のMovieNEXが本日発売されたのを記念して、篠原信一と藤田ニコルがお台場ヴィーナスフォートで開催されたスペシャルイベントに登場し、ステージ中央に設置された“今年の想い出ツリー”の点灯式を行った。特製ツリー点灯式 その他の写真篠原と藤田は本作にちなみ、“思い出ボール”をイメージした大きなドット柄のスーツと、ヨロコビカラーの黄色のワンピースとカナシミカラーのブルーのタイツ姿で登場。ふたりが直径80センチの特製“巨大ヨロコビボール”を点灯台にセットすると、高さ約5メートルのオリジナル・ツリーが煌びやかに点灯。篠原は「すごく綺麗ですね。家族で観に来られたら嬉しい」、藤田は「すごくポップでカワイイ! 篠原さんと点灯出来たことが嬉しいです!」とコメントした。本作について篠原は「色々な感情が存在することがわかる作品で、観ていくうちに、どんどん話に引き込まれていき、ホロリとする場面もありました。自分にも子供がいるので、子供にも色々な感情があることを意識して接しなきゃいけないと感じました」と話し、藤田は「普段から元気なのでヨロコビに共感できた。観ていくうちにカナシミの感情についても必要と感じてバランスが大切なんだと感じました」と語った。11才の女の子、ライリーの頭の中に存在する5つの感情たち“ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ”が繰り広げる冒険を描いた本作。今年の“ベスト・ヨロコビエピソード(もっとも嬉しかったこと)”について質問が飛ぶと、篠原は「家族がひとり増えたこと。実は柴犬なのですが、子供より僕の言う事を聞いてくれて、とても嬉しいです」と明かし、藤田は「全部です! 去年はモデルのお仕事だけでしたが活躍の場が増えて毎日楽しいです! ファン層も増えた事も嬉しいです」と話した。さらに篠原は“ヨロコビ”以外のエピソードとして“ムカムカ”を挙げ「クリスマスにも仕事の予定が入っていて、家族に会えない事が辛いです」といい、藤田は「“ビビリ”です。私のツイッターのフォロアーが1日2000人ずつ増えていて、現在63万人のフォロワーがいます。嬉しいのですが、日常的な事しか呟いていないので、そんなに良いのか自分ではよくわかりません」と話し笑いを誘った。『インサイド・ヘッド』MovieNEX 発売中4000円+税デジタルも配信中
2015年11月18日バッファローは11月18日、ノイズキャンセリング機能を搭載したBluetoothヘッドセット「BSHSBE34」を発表した。発売は12月上旬。推定市場価格は税別8,400円。カラーはブラック、シルバー、ゴールドの3色。BSHSBE34は、通話用マイクのほかノイズキャンセリング用のマイクを装備し、バックグラウンドノイズを抑制するBluetoothヘッドセット。全方位からの電波をキャッチし、安定した通話を実現するメタルアンテナを内蔵。HD Voiceに対応し、VoLTE対応端末の通話がクリアに行える。ヘッドセットの接続状態などを音声で知らせる日本語アナウンス機能を搭載。スマートフォンの音声アシスト機能に対応し、マルチファンクションボタンを長押しするとSiriやGoogle Nowが起動する。また、Battery Service Profileに対応したスマートフォンとの接続時には、電池残量を画面に表示できる。Bluetoothのバージョンは4.1で、NFCに対応。8台のデバイスと同時にペアリングできるほか、2台のデバイスとマルチポイント接続が行える。本体サイズはW13×H62×D26mm。重量は約11g(イヤーピース含む)。イヤーフック×1、イヤピース×3(S/M/L)、充電用USBケーブルが付属する。
2015年11月18日米映画『インサイド・ヘッド』のMovieNEX発売を記念し11月18日(水)、東京・お台場ヴィーナスフォートで「今年の想い出ツリー」点灯式が行われ、柔道家の篠原信一とタレントの藤田ニコルが出席。今年ブレイクした二人が、“ヨロコビ”の1年をふり返った。現役引退後、持ち前の明るいキャラクターを武器に、バラエティ番組やイベントに引っ張りダコだった篠原さんは、「まさか芸能界で、こんなにお仕事させてもらうなんて、まったく思わなかった。でも、名前を覚えてもらえたのがうれしかったですね」と満面の笑み。来年は「ドラマをやりたいですね。どんな役?そりゃ主役でしょ」とリップサービスを披露した。一方、おバカ界の新女王となった藤田さんも「いろんな世代の皆さんに応援してもらい、ガラッと変わった一年だった」。注目度が高まり、多忙を極めるなか「ツイッターのフォロワーが、1日で2,000人ずつ増えている。たいしたことをつぶやいているわけでもないのに、何がいいのか分からない」と“ビビリ”、「友だちが遊びに誘ってくれない…」と“カナシミ”を明かした。世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念した本作。11才の少女ライリーの幸せを祈る、頭の中の5つの感情たち――ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミの冒険と成長を描いた冒険ファンタジーで、この夏、国内興収40億円突破の大ヒットを記録した。二人は「改めて人にはいろんな感情があるんだと知った。思わず吸い込まれるストーリーで、(泣きそうで)ヤバイヤバイと思う瞬間もあった」(篠原さん)、「ヨロコビだけじゃなくて、カナシミって感情も必要なんだなって思いました。ほっこりしました」(藤田さん)と映画をアピール。すっかり意気投合したようで、二人一緒に藤田さんの持ちネタである“ニコルンビーム”を披露する場面もあった。『インサイド・ヘッドMovieNEX』は発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年11月18日この夏、興行収入40億円突破の大ヒットを記録したディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』。本作では、11才の女の子ライリーだけでなく、ママやパパにも、犬や猫にも、頭の中に5つの感情――ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミが存在することが描かれていたが、このほど、映画の“その後”を描いたオリジナル短編「ライリーの初デート?」の一部が解禁。ひとり娘の初デート(?)にママやパパの感情たちも大混乱となっていることが分かった。ピクサー長編アニメーション誕生20周年を記念して製作された本作は、11才の女の子の頭の中に存在する5つの感情たちが繰り広げる、誰も見たことがないユニークでカラフルな冒険と感動のファンタジー。今回解禁となったのは、本作のMovieNEXのブルーレイに収録されるボーナス映像で、映画の出来事のその後を描いたオリジナルストーリー。ある日、ライリーの家を訪ねてきた1人の少年。ライリーのパパとママは、娘のボーイフレンドだと思い、頭の中の感情たちは大慌て!非常警報を鳴らしはじめて、大混乱。思春期のひとり娘のボーイフレンド(?)登場から繰り広げられる、親と子の感情たちのドタバタや、それぞれの心理戦がコミカルに描かれ、まさかの結末には思わず笑ってしまうユーモアたっぷりの映像となっている。ちなみに、この少年ジョーダンは、本編でホッケー場でライリーが水筒を拾ってあげた少年だ。また、ボーイフレンドといえば、本編中にはライリーの「空想上のボーイフレンド」が登場していた。プロデューサーのジョナス・リベラは、この件について「11歳の女の子ライリーが夢見る“完璧なボーイフレンド”のモデル候補をたくさん挙げていったとき、『ワン・ダイレクション』のハリー・スタイルズもその中に入っていました。製作チームには女性もたくさんいたので、いろいろ質問して、理想像を作り上げていきました」と明かす。確かに、その空想上のボーイフレンドは、どことなくハリーに似ているような気も…。その真相は、改めて本編で確かめてみて。『インサイド・ヘッドMovieNEX』は11月18日(水)よりリリース、デジタル先行配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年11月13日11才の普通の女の子、ライリーの頭の中に存在する5つの感情たち――ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミが繰り広げる、ディズニー/ピクサーのユニークでカラフルな冒険ファンタジー『インサイド・ヘッド』。ディズニー/ピクサー作品といえば、本編にほかの作品の人気キャラクターがこっそりと隠れていることでも知られているが、今回の『インサイド・ヘッド』にも思わぬところに隠れキャラクターが登場していることが明らかとなった。少女ライリーを幸せにするため、日々奮闘するヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、カナシミの5つの感情たち。ある日、見知らぬ街への引っ越しをきっかけに不安定になったライリー。彼女の頭の中では、ヨロコビとカナシミがいなくなってしまう…。まず、ヨロコビとカナシミが脳の司令部を飛び出して辿り着いたのは、楽しいイマジネーションランド。ライリーの空想上の友達であるビンボンは、ここにライリーを月へ連れていくためのロケットを隠している。このシーンで、トランプの家の右側をよく見ると、ゲームの箱にニモ(『ファインディング・ニモ』)の絵が!ちなみに、そのゲームの名前は「ファインディング・ミー!」だという。さらに、ライリーの幼少期の場面では、お絵かき道具やハサミなどが散乱したテーブルに置いてある、バスケット内の雑誌にご注目!表紙を飾っているのは、『レミーのおいしいレストラン』の女性シェフ、コレット。彼女は、主人公リングイニの教育係をまかされた後、彼と恋に落ちるヒロイン的存在。もしかしたら、ライリーのママが愛読するグルメ雑誌なのかもしれない!?さらに、ライリーが両親とネブラスカへドライブに行き、恐竜と写真を撮ったという楽しい思い出をふり返るシーン。車を止めて、カメラでライリーとママを撮ろうとしたパパだったが、サイドブレーキをし忘れた車が後方に滑り出すというハプニングが発生する。ここで、恐竜のシッポにコンとぶつかって車は何とか止まるのだが、この恐竜こそ、2016年3月に公開が待たれる『アーロと少年』の主人公、恐竜アーロ!本作の中で人知れずスクリーンデビューを果たしている。ほかにも、ピクサー長編アニメーション誕生20周年記念に相応しく、歴代のバラエティ豊かなキャラクターが隠れているという本作。あなたもひと足先に見つけてみては?『インサイド・ヘッドMovieNEX』は11月18日(水)よりリリース、11月11日 (水)よりデジタル先行配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年11月11日この夏、興行収入40億円の大ヒットとなったディズニー/ピクサーの長編アニメーション20周年記念作品『インサイド・ヘッド』。11月18日(水)のそのMovieNEXがリリースされることに合わせ、11才の少女ライリーの頭の中にある5つの感情たちの中で製作陣が最も困難を極めた“ムカムカ”の制作秘話が明らかになるボーナス映像が解禁となった。11才の少女ライリーの頭の中の“5つの感情たち”──ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。突然の引っ越しでライリーの心は不安定になり、頭の中のヨロコビとカナシミが行方不明になってしまう。心を閉ざしてしまったライリーを、感情たちは救えるのか…?本作の主人公は、ヨロコビ、カナシミ、イカリ、ムカムカ、ビビリの5つの個性派キャラクターたち。もちろん中心となるのは、常に明るくて笑顔に満ち溢れたヨロコビだが、そのほかの4つの感情もそれぞれが重要で、適材適所でキャラを炸裂させ、ライリーのピンチに抜群のチームワークを発揮する。意外にも、この5つの感情のなかで、制作チームがいちばんデザインで苦戦したのは、緑色のムカムカだったという。アートコーディネーターたちは、ムカムカ自身の“見た目がムカムカするのか”、それとも“何かにムカムカしているのか”で真剣に悩んでいた。今回解禁となった映像では、劇中に登場したあのムカムカとはほど遠い、様々なデザインが議論されており、かなり難航した様子がうかがえる。やがて、キャラクター・アーティストのクリス・ササキが、ムカムカ顔を研究し、いろんな人のリアクションを見ていくことでキャラクター作りの突破口を開く。“ムカムカ”するとき、誰しもがのけぞって首を抑え、気持ち悪がるリアクションをする法則を見つけ出し、それらをキャラクターに投影。ムカムカが首にスカーフをしている理由も、明かされている。同じように、ほかの4つの感情も幾通りもの案が出され、スタッフ陣がディスカッションし、最終的にあのユニークで愛すべきキャラクターに仕上がったに違いない。ディズニー/ピクサーでは、毎回あらゆるパートのスタッフたちが意見を出し合い、ブラッシュアップを重ねて作品を完成させていくと言われているが、今回の映像からもその長き道のりの一端を垣間見ることができる。『インサイド・ヘッドMovieNEX』は11月18日(水)よりリリース、11月11日 (水)よりデジタル先行配信がスタート。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年11月10日GNネットコムジャパンは4日、ボタンレスデザインのBluetoothヘッドセット「Jabra ECLIPSE」を発表した。ブラックとホワイトの2色を用意。11月13日より発売する。価格はオープンで、市場推定価格は23,540円前後。6mm径のダイナミックスピーカーを搭載するポータブルヘッドセット。Bleutooth 4.1に対応しており、プロファイルはA2DP / HFP / HSP / PBAPをサポートする。NFC機能も搭載しており、対応機器とは近づけるだけでペアリングを開始する。一般的な耳かけタイプと異なり、カナル型イヤホンのように耳に挿し込んで装着する。本体にボタン類を装備せず、受話などの操作はアーム部分をタップすることで行える。バッテリー駆動時間は3時間(通話時)。また、7時間分のバッテリーを充電できるポータブル充電ケースが付属する。スマートフォン用アプリ「Jabra Assist」に対応。音声アシスト機能により通話をサポートするほか、位置情報を自動配信する機能も搭載し、紛失時にスマートフォンのマップ上で場所を特定できる。このほか、バッテリー残量の確認、通話音質の選択(3種類)、ファームウェアのアップデートなどが行える。Jabra Assistの対応OSはiOS 7.0以降、Android 4.0以降。本体サイズはヘッドセットがW17.58×D24.82×H49.95mm、重量が5.5g。ポータブル充電ケースがW62.2×D54×H25.5mm、重量が35g。4種類のイヤージェルが付属する。
2015年11月04日アユートは10月24日、東京・中野サンプラザで開催されている秋のヘッドフォン祭 2015にて、英Chord ElectronicsのUSB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「Mojo」を一般公開。記者向けの説明会も開催した。Mojoは11月14日発売で、価格はオープン。アユートによる直販価格は税込73,400円。Mojoを開発したChord Electronics(以下、Chord)は、現CEOであるJohn Franks氏が1989年に英国で設立した技術集団企業。その社名は、ギターやピアノで奏でる"コード"に由来し、DAC設計まで独自に行える技術力を強みとしている。Mojoは、"真のDACデザイナー"と呼ばれるエンジニア、Rob Watts氏のプログラミングによって、Xilinx社のAtrix7に複雑な独自のアルゴリズムを吹き込んだことが最大の特徴。PCM 768kHz/32bit、DSD 11.2MHzまでの音源入力を自動的に識別し、ネイティブ再生することが可能となっている。Atrix7は、エンジニアがその働きをプログラミングできるFPGA (Filled Programmable Gate Array)という種類の半導体チップ。Mojoの開発にあたってChordの開発陣は、「DACやFPGAは絵画でいうフレーム(枠)にすぎず、そこに貼るキャンバスにどんな絵を描くかが重要だ」との考えをもって挑んだという。つまり、理想の音質を実現するために、DAC設計もできる技術力を最大に活かせるのがFPGAであったという訳だ。コンパクトなデザインは、Astell&KernのAKシリーズと良好にマッチング。iPhoneともカメラコネクションキットを介しての接続が可能となっている。一方、Android端末については機種によって素直にOTG接続できない場合もあるようだが、オンキヨーのHF Playerのようにアプリ内にドライバーを持つプレイやー使うことで、それを回避できるそうだ。また、ソニーのウォークマンもWM-Portケーブルで接続して利用できる。ヘッドホンのインピーダンスは4Ωから800Ωまでサポート。バッテリー駆動時間は8時間。2人で同時に音楽を楽しめるよう、3.5mm端子を2基備えているのもユニークだ。電源ボタンとボリュームにはLEDが仕込まれ、入力ソースの周波数や音量の大きさによって色が変わる。きょう体の素材は航空機グレードのアルミ製で"Tank Proof"、すなわち戦車に踏まれても壊れないほどの堅牢性を誇るという。説明会に登壇したオーディオライター、佐々木喜洋氏によると、Mojoの音質は「優れた透明感と解像力、楽器表現の正確性が特徴。モニター的ではなく、ダイナミックでパンチの効いた"音楽的な側面"がある。アコースティック、クラシックだけでなくロックもいける」とのことだ。今回のイベントに合わせて来日したFranks氏は説明会で、「ハイエンドオーディオで培った技術を、新しい世界(ポータブル)に向けて表現していきたい」と語り、3年の開発期間を要したことや、8月に出荷されたばかりのAtrix7を採用したことに触れつつ、今後のアクセサリー製品の投入計画についても明かした。11月ごろにリリース予定のiPhoneをワンタッチで装着できるモジュールを皮切りに、DLNAによってネットワークプレーヤ化できるWi-Fiモジュール、プレーヤー機能も併せ持つSDカードモジュール(それはプレーヤーではないのか?)を3カ月おきくらいのペースで順次リリースしていく見込みだ。
2015年10月24日ユニットコムは21日、30種類のドライバーヘッドを1つにまとめたドライバーセット「M221-31IN1-SCREWDRIVER」を、パソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。価格は951円(税込)。ヘッドの付け替えができるドライバーと、プラスやマイナス、トルクなど30種類のドライバーヘッドがまとまったセット。円柱型の入れ物にヘッドとドライバーを合わせて収納できる。三角ネジなど特殊なネジ穴に対応するヘッドも備え、精密機械や時計、メガネの補修・修理に幅広く利用できるという。パッケージ全体のサイズは直径55×高さ115mm。重量は136g。
2015年10月21日今年8月に韓国で公開され、上野樹里が韓国映画初出演を果たしたことで話題の映画「The Beauty Inside」(原題)を『ビューティー・インサイド』とし、来年1月に日本で公開することが決定した。ウジンは18歳のときから目覚めると外見が変わるようになってしまった。男、女、老人、子ども、外国人…。人に会う仕事ができないウジンは、才能とインターネットを活かして家具デザイナーとして活躍している。そんな彼の “病気”のことは母と親友だけが知っていた。そんなある日、家具屋で働くイスと出会い、恋に落ちたウジン。毎日初めてきた客のようにその店に通うようになる。ついに誘ったデートはうまくいくが、同じ顔をキープするため寝ないようにする。3日連続で2人は会い、イスもウジンが好きになるが、ウジンはとうとう眠気に勝つことができず、うっかり寝てしまった――。本作は、「2013年カンヌ国際広告祭」のグランプリを受賞した話題のソーシャル・フィルム「The Beauty Inside」を原案に描いたもの。CM監督出身のペク監督が長編デビューを飾った本作は、「映画の題名どおり愛の内面を確かめられる、そんなストーリーを語りたかった」というぺク監督が紡ぎだすファンタジー・ラブロマンスとなっている。そして今回、目覚める度に外見が変わる主人公・ウジンを、『オールドボーイ』のユ・ヨンソク、『ガラスの城』イ・ジヌク、『ハノイの花嫁』のイ・ドンウクや、イ・ボムス、ソ・ガンジュンや、パク・シネ、コ・アソンなど、韓国が誇る人気俳優・女優たちが演じるという豪華なキャスティング。またそれに加え、日本から「のだめカンタービレ」(フジテレビ)で韓国でも大きな支持を受ける上野樹里がウジン役の一人として韓国映画初出演している。そして、主人公が愛する女性・イスを演じるのは「トンイ」や『王になった男』など数々の話題作に出演する人気実力派女優のハン・ヒョジュが好演している。さらに本作は、今年の「第68回カンヌ国際映画祭」での上映でも、その独特な設定と映像美、そして単なるラブストーリーとは一線を画す唯一無二の物語が話題を呼び、大反響で各国バイヤーからの問い合わせが殺到。韓国では8月の公開で、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』や『ベテラン』などのアクション映画が注目される中、ラブストーリーとしては異例のヒットを記録した。今後『お父さんと伊藤さん』や「シークレットメッセージ」など、出演作が控える上野さん。「のだめカンタービレ」では印象的な役どころを演じてきた彼女が、本作ではどんな演技を見せてくれるのか続報に注目したい。『ビューティー・インサイド』は、2016年1月22日(日)よりTOHOシネマズ新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年10月20日日本プラントロニクスは10月9日、コールセンター向けヘッドセット「HW500シリーズ」を発表し、同月30日から出荷を開始する。価格はHW510(オーバーヘッド型/片耳/ノイズキャンセル機能)で1万7000円(税別)。同シリーズはHW510V(オーバーヘッド型/片耳/ボイスチューブ)が1万4000円(税別)、HW520(同/両耳/ノイズキャンセル機能)が2万1000円(同)、HW520V(同/同/ボイスチューブ)が1万8000円(同)、HW530(耳掛け型)が1万7500円(同)、HW540(オーバーヘッド型、耳掛け型、ネックバンド型)が1万9000円(同)。接続先は同社のオーディオプロセッサに接続されたPCまたは固定電話機、対象者はコールセンターやカスタマーケアセンター、ヘルプデスクなど電話を頻繁に使用するユーザー。同シリーズは人間工学に基づいたデザインを採用し、特別仕様のノイズキャンセルマイクを搭載。加えて、聴覚保護機能であるSoundGuardテクノロジーにより音量を118dBA以下に制限し、最大6800Hzのワイドバンドオーディオによる音声品質を備え、Quick Disconnect機能により離席時の煩わしい操作を軽減している。日本プラントロニクス マーケティング部長 荒川啓氏は「現在、日本を含めた世界中のコールセンターのオペレーターや責任者は顧客の様々なリクエスト、サービスに応える必要がある。こうした状況を改善したいと考え、3年かけて顧客のレポートや自社調査を踏まえ、信頼性、快適性、音声品質、インテリジェンスの4つのデザインコンセプトを作り上げた」と述べた。また、同日には様々通信手段やコミュニケーション手段を統合するユニファイドコミュニケーション(UC)に対応したワイヤレスヘッドセット「Voyager Focus UC」の販売も開始。価格は3万3000円(税別)。同製品は「B825」と「B825-M」の2モデルを揃え、B825はAvaya、Cisco、IBM、SkypeなどのUCアプリケーションやソフトとフォン対応モデル、B825-MはSkype for BusinessやMicrosoft Lync対応モデルで保証期間はいずれも2年間。接続先はUSB接続のPCやBluetooth対応デスクフォン、携帯電話、タブレット、スマートウォッチ、対象者は雑音が多い環境でPCやおよび携帯電話、タブレットを使用するモバイルユーザーとなる。同製品はオープンフロア型オフィスなど騒々しいオフィス環境で電話中や仕事に集中する必要のある時に周囲の雑音を消したビジネスパーソンのために設計されたユニファイドコミュニケーション向けワイヤレスヘッド。直感的操作が可能なスマートセンサーテクノロジー、アクティブ・ノイズキャンセリングテクノロジーとDSP(デジタル信号処理)を搭載し、ワイドバンドやHi-Fi、A2DPに対応している。同氏は「コミュニケーションをする上で周囲の雑音が気になる人は約70%いる。これらの周囲雑音をヘッドセットで改善できないかというのがコンセプトになっており、Voyager Focus UCを開発した」と語った。
2015年10月13日コム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME des GARCONS HOMME PLUS)で10年間パタンナーを務めてきた橋爪大輔が自身のブランド、ビスケットヘッド(biscuithead)を設立。16SSシーズンより本格始動する。同ブランドのデザイナーでありパタンナーも務める橋爪。ロンドン カレッジ オブ ファッション(LCF)でテーラリングを学び、帰国後、株式会社アングローバル傘下のブランド、マーガレット ハウエル(MARGARET HOWELL)で4年間デザインナー兼パタンナーとして、その後、株式会社コム デ ギャルソンのコム デ ギャルソン・オム プリュス(COMME des GARCONS HOMME PLUS)で10年間パタンナーとして務めた後、15年春に独立した。“POPで楽しい服”というコンセプトの下、16SSシーズンは“アジャスタブル(adjustable)”をテーマに日常に溢れる調節機能をデザインソースとして、ジャケット3型、パンツ2型、コート、パーカー、Tシャツ、バッグを各1型ずつ全9型のコレクションを展開。各アイテムには、プラスチック製で大振りのファスナー、ベルト、ベルクロのいずれかのディテールを用い、袖や裾を絞ったり、丈を縮めたり、コートやジャケットのセンターバックを開閉し、全体のボリュームを調整したりといったアジャストの仕掛けが施されている。配色にも注目した同コレクションでは、ブルー、ピンク、パープル、イエロー、ブラック、ホワイトと6色の原色のみを使用。それらを、着合わせ、またTシャツの裾に設けられたファスナーで自由に配色する楽しさと、配色により生まれるコントラストで“POP”さを表現している。「例えば、卸先のひとつに本屋や八百屋があっても面白いと思う」と橋爪氏。「単に『ファッション』というカテゴリーだけに縛られず、まずは都内で足場を固めつつ、インテリアやプロダクトなどライフスタイル全般を打ち出す店舗で提案ができれば」と今後の展望について明かしてくれた。そんなコメントにもあるように、今後はインテリア、プロダクト、空間など幅広いジャンルにおいてのデザインも視野に入れているという。
2015年09月25日韓国Samsung Electronicsは9月25日(現地時間)、コンシューマー向けのヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」を発表した。今秋に発売し、米国での価格は99ドル。日本での発売については明らかになっていない。Gear VRはSamsung Electronicsと米Oculus VRが共同開発しているVR(バーチャルリアリティ)ヘッドマウントディスプレイ。4月に国内発表された「Gear VR Innovator Edition」が開発者向けだったのに対し、今回のGear VRは一般消費者向けとなる。対応するスマートフォン・タブレット「Galaxy Note 5」「Galaxy S6 edge+」「Galaxy S6」「Galaxy S6 edge」をGear VRにセットして使用。360度3DでVRコンテンツを楽しめる。「Gear VR Innovator Edition」に比べて22%軽量化したほか、より快適に装着できるよう新たなクッション素材を採用。さらに操作しやすくタッチパッドも改良したという。サイズはW201.9×D116.4×H92.6mm、重量は310g。加速度センサーとジャイロセンサー、近接センサーを搭載。視野角は96度。スマートフォンと接続するためのmicroUSB端子を持つ。カラーはフロストホワイト。
2015年09月25日ドスパラは9日、Bluetoothヘッドセット「DN-11720」を、同社直営の「上海問屋」にて販売開始した。価格は1,799円(税込)。DN-11720は、マルチポイント接続に対応し、2台のデバイスと同時にペアリング可能なBluetoothヘッドセット。Bluetoothのバージョンは4.1で、プロファイルはHFP/HSP/A2DP/AVRCPに対応する。本体側面に、マルチファンクションボタンとボリュームボタンを備える。充電はUSB接続で行い、バッテリ駆動時間は約5時間(通話時、音楽再生時)。本体サイズはW20.5×D17.5×H57.5mmで、重量は約7g。カラーはブラックとシルバーの2色。イヤーフック×2、イヤピース×1が付属する。
2015年09月09日LGエレクトロニクス・ジャパンは31日、Bluetoothステレオヘッドセットの「TONE」シリーズにて、人間工学デザインを採用した「TONE INFINIM」(HBS-900)および「TONE+」(HBS-500)を発表した。9月11日に発売する。価格はいずれもオープンで、店頭予想価格は「TONE INFINIM」が15,740円前後、「TONE+」が7,380円前後。○TONE INFINIM上位モデル「TONE INFINIM」は、オーディオメーカーharman/kardonと共同開発したサウンド技術を投入したBluetoothヘッドセット。人間工学に基づいた曲線デザインを採用し、首に掛けて使用する。ケーブルは巻取り式。イヤホン部を引っ張るとケーブルが伸び、巻取りボタンを押すと自動で巻き取られる。機能面では、コンテンツ再生/停止ボタンや音量調節スイッチ、通話ボタン、マイク、現在時刻アラート機能などを搭載。高音質コーデックapt-Xもサポートする。「TONE INFINIM」の通信機能はBluetooth 3.0で、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSPに対応する。連続音楽再生時間は最大14時間、連続待受時間は最大550時間、充電時間は2時間未満、連続通話時間は最大17時間。本体サイズはW155×D178×H15mm、重量54g。○TONE+下位モデル「TONE+」でも、人間工学に基づく首掛け型デザインを採用。29gという軽さが特徴で、電源音/通話/再生を1ボタンで担うマルチファンクションボタンや、音量ボタン、巻戻し/早送りボタンを搭載する。ケーブルの巻取り機構は非搭載で、apt-Xにも対応しない。「TONE+」の通信機能はBluetooth 4.1で、対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP。連続音楽再生時間は最大7.5時間、連続待受時間は最大500時間、充電時間は2時間未満、連続通話時間は最大9時間。本体サイズはW140×D168×H18.1mm、重量29g。
2015年08月31日ドスパラは28日、バイクヘルメットに装着できるBluetoothヘッドセット「DN-12111」を同社直営の上海問屋にて発売した。価格は税込6,499円。DN-12111は、iPhoneやAndroidスマートフォンとペアリングすることで、バイクヘルメットを装着したまま通話や音楽再生が行えるBluetooth搭載のヘッドセット。日本国内の技術基準適合証明および認証(TELEC)済みだ。使用に際しては、スマートフォンのBluetooth機能をオンにして、本製品のレシーバーとペアリングを行う。レシーバーに装備されたペアリングボタンを数秒間押し続けると、LEDライトが赤から青に点滅するので、その後、スマートフォンの接続デバイス一覧から「Kie」を選択すると接続が完了する(もしパスワードを求められた場合は「0000」と入力)。同梱物は、レシーバー、締め付けクランプとクリップマウントキット、クリップ取り付けキット、スピーカーとマイク、充電用USBケーブル、ベルクロパッド(4枚)、ドライバー。本体サイズは、レシーバーがW49×H81×D49mm、マイクがW33×H19×D46、スピーカーが直径42mm。この3点を合わせた重量は約90g。通信方式はBluetooth V2.0、通信距離は最大10m、対応プロファイルはHSP、A2DP/AVRCP。充電時間は約3時間、連続待受時間は最大140時間となっている。
2015年08月28日世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念して贈るディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』が大ヒット公開中だ。11才の少女ライリーの幸せを見守る“感情たち”がどのように誕生したのかを探るべく、シネマカフェはアメリカのカリフォルニア州に存在するピクサー・アニメーション・スタジオに潜入。今回は、ディズニー/ピクサー作品の中で本作が初めての担当作品という若きクリエーター、ドミー・シーにインタビューを敢行した。2011年6月にピクサー・アニメーション・スタジオにインターンとして入り、ストーリー・アーティストとして雇用されたドミー。ピクサーのインターンとはどのような制度なのか聞いてみた。「私は、4年前、ストーリー部門のインターンとして夏の3か月、スタジオに通ったわ。ピクサーの学校みたいなものね。そこへ行って、ストーリーボーディングについて学んだの。毎週、月曜日に課題を出されて、金曜日に、多くの人々でいっぱいの部屋で、みんなにプレゼンをしたわ。それぞれの課題は、ストーリーボーディングの違った側面について私たちのことをテストするの。脚本からストーリーボードを作ることとか、どうやってアイディアを思いつくかとか…。そして、夏の終わりまでに、ピクサーはフルタイムのストーリー・アーティストとして雇う人を、1人~3人選ぶの。私は、選んでもらえてとてもラッキーだったわ。なぜなら、ピクサーは毎年誰かを雇うわけじゃなく、数年ごとに雇うだけだから」。そう語るとドミーは4年前と現在をふり返って「“チームワーク”を学んだことが大きかった」と話す。「私たちはみんな、映画全体にわたってちょっとずつ作業をしているの。一人だけでやっているわけじゃない。私は学校ではとても静かで内気な方だったから、まずは、ほかの人々と話すことを学ばないといけなかったの。チームとして仕事をするということを。私たちは大きな部屋に集まって、ストーリーの問題を解決したり、アイディアを思いついたり、お互いに話し合ったりしたわ。ピクサーでは“チーム”で作品を作り上げることを学んだわ」。そういう意味でも本作の監督、ピート・ドクターからも学んだことがあったようだ。「彼はいつもストーリー・ルームにやって来て、もし何か問題があると、私たち全員に聞くの。『この問題を解決する手助けをしてくれる?』って。彼はとてもオープンで協力的なの。彼は、私たちにたくさんの質問をし、私たちはとても評価されているように感じていたわ。だからもっと意見をはっきり言って、もっと話すように勇気づけてくれた。共同作業をしているように感じたの」。最初の作品ともあり彼女自身も苦労があったのでは?と聞くと「あるとき、3日間で800枚ストーリーボードを描かないといけないことがあったわ(笑)。それからそのほとんどがカットされてしまったの(笑)。でもそんなのは構わないわ。すべての仕事をやり終えるためには、みんなと協力しながら素早く仕事をしないといけないのよ」と笑顔で語った。「私は、早い時期に、(自分が描いた)スケッチよりも、プロセスを愛することを学んだの。スケッチはいつでも捨てられるからね」。そして出来上がった作品『インサイド・ヘッド』。本作のメッセージ性について「毎日、私たちは、(感情を)隠して、冷静でいるように『職場や学校で泣いてはいけない』と言われるでしょう。今作は、泣いても大丈夫、実はそれはあなたにとっていいことなんだってことに気づかせてくれる一本。これは誰もが学ぶべきとても重要なレッスンだと思うわ」。ディズニー/ピクサーの最新作『アーロと少年』(3月12日公開)、そしていまは『トイ・ストーリー4』を担当しているというドミー。彼女が若きクリエーターとして、世界から注目を集める日も遠くなさそうだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年08月24日世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念して贈るディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』が大ヒット公開中だ。11才の少女ライリーの幸せを見守る“感情たち”がどのように誕生したのかを探るべく、シネマカフェはアメリカのカリフォルニア州に存在するピクサー・アニメーション・スタジオに潜入。今回は、ディズニー/ピクサー作品のほとんどに携わってきたというスーパーバイジング・アニメーターのショーン・クラウスとヴィクター・ナヴォンに話を聞いた。ショーンとヴィクターは、アニメーターたちが監督のビジョンを共有できるように映画製作中、アニメーターたちを率いていた。今回の『インサイド・ヘッド』でも、レイアウトやビジュアル・エフェクト、シミュレーションといった、アニメーションの周りの部門のスタッフたちと一緒に仕事をして、彼らが必要としているものをちゃんと受け取れるようにしていたという。彼らが手掛けてきたディズニー/ピクサー作品は、『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』、『カーズ』『ファインディング・ニモ』『Mr.インクレディブル』『カールじいさんの空飛ぶ家』などなど、少なくとも10本以上。多くの作品とアニメーターたちを動かしてきた彼らに、今回手掛けた『インサイド・ヘッド』の中で一番手間がかかったシーンについて聞いてみると、「2つのシーンが考えられるね」とヴィクターが明かした。「ヨロコビが、記憶のゴミ捨て場にいて、すべての昔の思い出を見ながら、ライリーの子ども時代が失われてしまったことを嘆いているところだよ。あのショットは、一人のアニメーターが全部を担当した。この映画で最後に出来上がったショットの一つだったと思う。それから、映画の最初の頃のショットで、ライリーが初めて学校に行く日、ヨロコビはとても興奮して、その日どういう行動をするかということを、すべての感情たちに話しているところも、一人のアニメーターが全部を手がけたんだ。それらのショットのすべてのキャラクターたちを、一人のアニメーターが手がけたんだ。これらのショットはどちらも、まったく違う理由で、とても難しいショットだったよ」とそれぞれのシーンをふり返った。本作ではライリーの中に5つの感情が存在するわけだが、各感情たちも喜んだり、悲しんだり表情も豊かに描かれている。観る者が飽きないように感情たちにはどのような動きを付けていったのだろうか。「彼らは、かなり初期の頃に、ストーリーの中で、もし感情のキャラクターたちが一つの感情だけを表現するとしたら、観ていてとても退屈なものになるだろうということを発見したんだ。もしイカリがいつも怒っているだけだったら、彼はとても単調なものになってしまう。だから、それぞれのキャラクターが感じる感情には幅があるんだ。でも、彼らはいつも、彼らの名前が示している初期設定の感情に戻るんだけどね」とヴィクターが答えた。そのほかのキャラクターについてショーンは、「イマジネーション・ランドの住人(マインド・ワーカー)は、アニメーターたちが彼らのことをそのまま素直にアニメートし始めたんだ。どんなキャラクターをやるのとも同じようにね。その段階を踏んだ後に一人のアニメーション・スケッチ・アーティストに頼んだんだ。『もう少し個性を与えてくれないかな。多分、肉体労働者っぽい感じとかに』とね。そしたら彼は、彼らの帽子をさかさまにかぶらせ、ちょっとしたポーズを取らせたんだ。それで、すべてのアニメーターたちは、『おお、あれが僕らの目標なんだ』ということになり、トーンが設定された。彼らに、全体を通して、目標とするターゲットができたわけだ。そういうふうに、シークエンスごとに作業していったんだよ」。そんな彼らにいままで携わってきた作品の中で最も思い入れのある作品を聞いてみるとヴィクターは、「この映画(『インサイド・ヘッド』)だと言わざるをえないな。この映画は僕にとって最もパーソナルで、最も誇りに思っている作品なんだ。『Mr. インクレディブル』や『ウォーリー』の仕事もすごく楽しかったけどね」と話すとショーンも「僕も同じ」と賛同。「アニメーターを率いる立場として、そして1人のアニメーターとして、この映画は本当に素晴らしいと思うよ。なぜなら、最も微妙な人間的アニメーションと、漫画的なアニメーションを推し進めたものの両方がある作品だからだ。チームとしてそういうことを手がけられる素晴らしい映画だよ」。しかしショーンはこうも続ける「でも…アニメーターとして、『Mr. インクレディブル』と『ファインディング・ニモ』も最もやりがいのある作品の1つだったと思う。特に『Mr. インクレディブル』のブラッド・バード監督は、すごくダイナミックなリーダーで、僕ら全員が、あの映画の仕事をやることにすごく興奮したね」と目を輝かせながら語る彼の姿にヴィクターも深く頷いた。監督の想いが詰まった作品を完成させるためには、その監督の特徴と想いを細かく理解してスタッフに繋げる。多くの監督と仕事をしてきた彼らへの信頼は厚いものになっているに違いない。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年08月18日ディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』がいまだに好調な動員を記録している。週末だけでなく平日の動員も多く、子どもたちはもちろん、大人の観客から好評を集めている。その他の写真本作の舞台は11歳の少女ライリーの頭の中。そこではヨロコビ(JOY)、カナシミ(SADNESS)、イカリ(ANGER)、ムカムカ(DISGUST)、ビビリ(FEAR)が暮していて、彼女の感情を決めているが、ライリーの一家が引越しをしたのを機に様々なトラブルが発生。映画は、ライリーと感情たちの予想もつかないドラマを描く。本作は、主人公の成長にともなって訪れる心の中の変化を、スリリングなドラマや魅力的なキャラクターを用いて描いた作品で、公開前から幅広い年齢層の観客に響く作品だと予想されていた。公開前に行われたモニター試写会でも年齢、性別に偏りなく高評価を獲得しており「人間の悲しい感情は“負の感情”で、人前で出すべきではないと思っていましたが、鑑賞後にはカナシミを経験する事こそが人間の成長にるながるということがわかり、大切な感情だと気づくことができました」「習い事の発表会に初めて出た時の不安な気持ちを思い出した」など、自身の経験と劇中のドラマを結びつけて語る観客が多く見られた。また、作品を観て「笑えた」という観客以上に「感動した」という声が多く、ライリーが小さい頃に遊んでいた想像上の友だちのビンボンのシーンを感動ポイントにあげる観客が多く見られた。本作は本国アメリカでも成功をおさめ、続編をのぞく長編映画で最高の興収を記録。日本でも引き続き、幅拾い年齢層の観客が足を運ぶことになりそうだ。『インサイド・ヘッド』短編『南の島のラブソング』公開中
2015年08月12日『トイ・ストーリー』以来、その斬新かつ感動的な物語で世界中の老若男女を魅了し続けてきたピクサー・スタジオの最新作『インサイド・ヘッド』。7月18日に公開を迎えた本作だが、21日目で動員200万人を突破。24日目の興行収入は26.5億円越えしていることが分かった。11才の少女ライリーの幸せを守る、頭の中の“5つの感情たち”──ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。突然の引っ越しでライリーの心は不安定になり、頭の中のヨロコビとカナシミが行方不明になってしまう。心を閉ざしたライリーを、感情たちは救えるのか…?本作は、『モンスターズ・インク』『カールじいさんと空飛ぶ家』を手掛けるピート・ドクター監督が、愛娘の成長による変化にインスピレーションされて生み出した渾身の一作。夏休み真っ最中ということもあり、劇場では小・中学生の友達グループ、部活やクラブのチーム全員など、グループでの鑑賞が多く観られているという。公開してから4週目となるいまでも盛り上がりを見せている本作。その大きな理由として観終えた人たちのSNSコメントや周辺へのクチコミがポイントとなっているようで、「ピクサー、本気の一本が観られた!こういう感動を待っていた!」「絶対観るべき映画!」「今年ナンバー1映画になった!」といった絶賛コメントが寄せられている。公開直後から可愛いと話題になっているカナシミについても、「カナシミがいるからこそ自分がいる…」「カナシミを話せる親友と観られて幸せ!親友のカナシミに共感できるのはもっと幸せ!」など、本作を通して伝えたかったメッセージでもある“カナシミの重要性”に共感した人も続出している。『トイ・ストーリー』のウッディとバズ、『モンスターズ・インク』のサリーとマイクをはじめ、名コンビを贈り出してきたピクサーの初の女性バディとなる“ヨロコビとカナシミ”。カナシミの秘密が解けたとき、なぜヨロコビとカナシミがバディなのかが分かるはず。『インサイド・ヘッド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年08月11日世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念して贈るディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』が大ヒット公開中だ。感情たちが主人公の本作と同時上映されている短編映画『南の島のラブソング』。シネマカフェでは『南の島のラブソング』の監督を務めたジェームズ・マーフィーにインタビューを敢行。どういうふうに映画を作ったのか、作品の背後にあるインスピレーションについても語ってくれた。本作の主人公は、何百万年にもわたり噴火と浸食を繰り返し、形成された巨大な火山 “ウク”。ひとりぼっちで長い時間を過ごす彼は、愛する人と一緒になれる日をずっと願いながら、日々を送っていた――。実写に勝るとも劣らない雄大な海や空の描写や、“ひとりぼっちの火山”が何百万年にもわたって奏でる、少し切ないラブソングなど、目と耳で美しい情景を楽しむことができる本作。ジェームズ監督は「僕がハワイとハワイの島々、ハワイの音楽に対して持っているものすごい愛からできた作品で、この文化やこの場所に対して持っている僕の感情を、この映画で捉えようとしたんだ」と語りながら、本編を見せてくれた。「結婚したとき、妻と僕はビッグ・アイランド(ハワイ島)にハネムーンに行ったのさ。それですっかりはまってしまって、それ以来、トロピカル・アイランドや活火山、ハワイ音楽に恋してしまったんだ」と熱弁する姿からハワイへの愛がひしひしと伝わる。その後、家族を連れてビッグ・アイランドへ行ったと語るジェームズ監督だが、そのときに信じられない発見をしたという。「ビッグ・アイランドを作っている5つの火山のジオラマに出会ったんだ。そこには“ロイヒ”というサインが、海底に書いてあるのが見えたんだよ。その“ロイヒ”というのは、ビッグ・アイランドの海岸のすぐ近くの海底にある火山で、1万年から10万年の間に、表面に到達して、ビッグ・アイランドの一部になるとみられていることが分かった。僕は、この壮大なスケールにとても魅了されたんだ」。それからリサーチを続けた結果、一つの火山の一生は約8,500万年にわたることが分かったという。ジェームズ監督が火山に魅了されている間、妹が結婚することになり、突然ひらめいたのだという。「もし火山が、人間のように、一生をかけて愛を探していたら?と思ったんだ。次の8か月間、僕はストーリーの展開を考え、歌を書いた。そのときに海の真ん中にひとりぼっちでいるこの悲しい火山、主人公・ウクの彫刻を作ったんだ。それで、僕が作品に着手するときに、この彫刻と、これらのスケッチと、ウクレレを持って、この歌を歌ったんだ」と話すと監督自ら映画の中の歌を披露。このラブソングを聴いたジョン・ラセターは作品に入れ込むときに伝統的なハワイアン・シンガーに歌を歌ってもらうことを条件にしたという。「ハワイアンのグラミー賞のようなアワード・フェスティバルに向かい、一緒に仕事をしたいと思う人たちに会うことが出来たんだ。それから収録をして出来上がった。僕は、サウンド・トラックでウクレレを弾いたよ」。極上のラブソングと火山…繋がりのなさそうな2つを見事に融合させたジェームズ監督。最後に教えてくれたのは、この繋がりに隠されたシンプルなことだった。「これは巨大で小さなラブストーリーなんだよ。巨大なものがあり、とても小さなものがある。サウンド・デザインでさえそうだった。ウクレレと美しい歌声があるだけなんだ。とてもシンプルで、小さい。でも、巨大なんだ。常にそういうコントラストを使うんだよ。僕はそういうところが大好きでね。もしそういうことが上手く出来れば、大きなスケールだけど、とても身近かなことで、誰もが共感出来ることを描けるんだ。ただ、愛する誰かと一緒になるということをね」。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年08月09日いつも笑顔でいたい。そう思っていてもイライラしたり、落ち込んだり。ときには大声をあげて泣きたくなることもあるでしょう。人はなぜ、ポジティブな感情だけでなくネガティブな感情を持っているのか…。その理由がわかるのが、大ヒット公開中の映画『インサイド・ヘッド』です。≪主人公は5つの感情≫『インサイド・ヘッド』の主人公は、11才の少女ライリーの頭の中にいる、ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミの5つの感情たち。それぞれのキャラクターは、簡単に説明するとこんな感じです。◆ヨロコビ…ハッピーな気持ちにさせ、面白い遊びを思いつく◆ビビリ…恐怖や危険から守ってくれる。慎重すぎる部分あり◆ムカムカ…嫌なものを遠ざけるのに力を発揮してくれるが、気分屋で文句が多い◆イカリ…不公平を許さず、エネルギーを生み出すが、一度キレたら止められない◆カナシミ…悲しい気分にさせる。どうして必要なのか、その理由が謎に包まれているライリーを幸せにするため、感情たちは自分の個性を活かして日々、奮闘中。その中でネガティブな言動しかできないカナシミの存在はかなり浮いています。ビビリやムカムカやイカリは、生きていくうえで何だかんだ必要ですが、みんなの足を引っ張るカナシミは正直、いなくてもいい…?≪なぜ、カナシミは必要なの?≫毎日ハッピーでいたいなら、カナシミなんて不要なはず。でも、この作品を観てカナシミの“秘密”を知った観客たちは、みんな彼女のことを好きになってしまうそうです。そして、「カナシミは自分が成長するために必要な感情なんだと気づき、大好きになった」「マイナスイメージを持ってしまいがちなカナシミが、人生には必要なんだというメッセージに感動した」などのコメントが多数寄せられています。その理由っていったい何なのでしょうか?映画の製作段階のリサーチに協力した心理学者のダッチャー・ケルトナー博士によると・「カナシミは、鑑賞者に悲しみという感情の重要性を教えてくれるキャラクターである」・「悲しみは社会生活に必要な感情であると同時に、ライリーのような思春期の女の子にとっては当たり前の感情」・「喪失や苦痛が生きることの一部だということを教えてくれる」・「映画では、最終的にこの感情によって人々の絆が強くなることがわかる」とのこと。カナシミは、人生においてなくてはならない感情なんですね。“別れがあるから出会いがある”のと同様に、“カナシミがあるからヨロコビがある”とも言えるのかも。悲しみを抱えるのはつらいことだけれど、その経験を経てこそ、人は喜びの瞬間を心から慈しむことができる…。そう考えると、カナシミという感情が宝石みたいに貴重なもののようにも感じられます。≪カナシミのブルーに秘められた秘密とは?≫なお、カナシミの人気の理由はそのビジュアルにもあるようです。丸々とした体に丸メガネ、ダボッとしたセーターを着た姿は何ともかわいらしく、観る者を魅了するのだとか。彼女は顔も髪も青い色をしているのですが、青は「相手を尊重する」「思いやり」「気配り」「控えめ」といったイメージを与える色。諦めが早く、「私なんて…」とネガティブ発言を繰り返すカナシミは、最初は鑑賞者をイライラさせてしまうかも。けれど、あるシーンで青色のイメージ通り、相手を思いやって“寄り添い力”を発揮することで、物語に大きな影響を与えるのです。≪自分の感情との向き合い方がわかる≫ところで、前述のダッチャー・ケルトナー博士によると、この作品は“自分の心と向き合える映画”“自分の感情を上手に捉えられるようになる映画”なのだそう。「この作品には、感情と向き合う様々な方法が描かれています。また、カナシミが持つ知恵や強みに焦点を当てていますが、このことにより、観客はたとえ悲しい思いをしても、あまり気を落としすぎることなく、よりポジティブな側面に目を向けることができるようになるはず」自分と向き合うのって勇気が要るし、できれば避けて通りたいこと。でも、しっかり向き合えば人として飛躍的に成長できたり、心豊かな人生を送るためのヒントを見つけられたりするかもしれません。心理学者も太鼓判を押す感動のストーリー。カナシミの持つ<秘密>を探ると共に、本当の自分と出会う準備をするためにも、映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか?【STORY】11才の女の子、ライリーの頭の中に存在する5つの感情たち---ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。彼らは、ライリーを幸せにするために奮闘の日々。だが、ライリーを悲しませることしかできないカナシミの役割だけは、大きな謎に包まれていた…。そんなある日、見知らぬ街への引っ越しをきっかけに不安定になったライリーの心が、感情たちにも大事件を巻き起こす。頭の中の“司令部”からヨロコビとカナシミが放り出され、ライリーは2つの感情を失ってしまったのだ!このままでは、ライリーの心が壊れてしまう! 果たして感情たちは、ライリーの危機を救うことができるのだろうか? そして、カナシミに隠された、驚くべき<秘密>とは…?全国で大ヒット上映中監督:ピート・ドクター共同監督:ロニー・デル・カルメン日本語吹き替えキャスト:竹内 結子(ヨロコビ役)、大竹 しのぶ(カナシミ役)、佐藤二朗(ビンボン役)、他製作:ジョナス・リベラ配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン『インサイド・ヘッド』(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.★オリジナルグッズプレゼント★『インサイド・ヘッド』の世界をイメージした「特製ストレスボール」を3名様にプレゼントします!!応募・詳細はこちらから♪※プレゼント応募にはcocoloni PROLOの会員登録が必要です。ご応募期限:2015年8月25日(火)
2015年08月08日世界初の長編フルCGアニメーション『トイ・ストーリー』から20周年を記念して贈るディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』が大ヒット公開中だ。11才の少女ライリーの幸せを見守る、ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミという頭の中の“5つの感情たち”が織りなす感動の物語が誕生したのかを探るべく、シネマカフェはアメリカのカリフォルニア州に存在するピクサー・アニメーション・スタジオに潜入。今回は、共同監督のロニー・デル・カルメンにどのようにピート・ドクター監督と壮大なストーリー作り始めたのかを聞いてみた。“監督”と“共同監督”の違いはほとんどないというロニー監督は、ピート監督が『インサイド・ヘッド』のストーリーを一緒に考えるように頼んだ最初の人物。「ピートとは、どんなキャラクターが出演して、どんなストーリーになるかを話し合ったよ。“映画の脚本を書く”ということから始めたわけじゃないんだ。最初はストーリーを、お互いに話していただけ。僕たちは、すべての映画を、そういうふうに始めるんだよ。お互いに話し合い、映画の中に、僕たちが気にかけているどんなキャラクターやどんなストーリーを入れたいかを見つけるんだ」と語るロニー監督。ピート監督と自分たちの子どもを観察しながらキャラクターについて考えたそうで「僕たちの子どもたちが小さかったとき、彼らはいつもとてもハッピーで、嬉しそうにしていた。だから、メインのキャラクターは“ヨロコビ”なんだよ。もちろん、メインの感情がいるということは、ほかの感情たちも必要ということになる。カナシミがいて、ビビリがいて、ムカムカがいて、イカリがいる。それらすべての感情たちのキャラクターを登場させたかったんだ」と話す。それからそのキャラクターたちはどのような働きを見せるのかを考えたという。「僕たちは、リサーチを通して、専門家に相談することによって、感情は、外の世界に反応する“準備”をしているということが分かったんだ。例えば、イカリは、公平に扱われているかを確かめる。ビビリは確実に安全でいられるようにする。そして、ヨロコビは、いつもハッピーでいられるようにしようとするんだ」。ストーリーを話しているときも常にキャラクターを描いていたというロニー監督。「カナシミは常に悲しいというわけにはいかない。ヨロコビも常にハッピーというわけにはいかない。彼らには違う表現(感情の表し方)がある。ヨロコビも怒ることはありますし、イカリでさえハッピーになるときもあるんだ。だから彼らのデザインの特質を見つけないといけないのさ」。そんなロニー監督に“感情”ではなくとも観る者の心に残るであろうライリーの空想上の友達で日本でも大人気となっている“ビンボン”について聞いたところ「僕たちはビンボンが大好きなんだ。ビンボンは、僕たちの子ども時代の多くのことを表しているよ。僕たちがすでに大人になっていてもね。自分たちが子どもだった頃のことを覚えてる?子どもの頃、一人遊びをよくしたよね。遊び仲間となるキャラクターを自分の中で作り出すんだ。彼らが本物の人間でなくてもね」。猫や象のような見た目に綿あめのような体の質感と鳴き声はイルカ、涙がキャラメル味のキャンディと、動物が大好きだったライリーが、3歳の頃に大好きな動物を掛け合わせて創り出したという“友達”。「映画の中に想像上のキャラクターを出したかったんだ。彼は子ども時代の想像上の友達だから、子ども時代のある期間だけ生きているんだよ。僕たちはもう大人になっているので、子ども時代の友達のことは覚えていても、もう彼らと一緒に遊ぶことはないからね」と語った。そして、最後にロニー監督から見て、ピクサーが誇る名ストーリー・テラー、ピート・ドクターはどんな人か尋ねてみると、「とても協力的な人」だと答えた。「彼は人々と一緒に仕事をして、彼らがアイデアを映画に持ち込んでくれることが好きなんだ。僕が映画に貢献することを奨励して、歓迎してくれるよ。だから、僕自身の個人的なストーリーの多くが、映画の中に入っているんだ。映画の中に何を入れるかに関しては、ピートが最終的な決定権を持っているけれど、彼はみんなの意見を聞きたいんだ。それは、ピートと一緒に仕事をする最良の部分。彼は、作品をチームで協力して創っていきたいと思っているんだよ」。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年08月06日サンワダイレクトは31日、Bluetooth 4.0対応のアルミ製ヘッドセット「400-BTMH002」シリーズを発売した。直販価格は税込3,480円。環境騒音を抑えるCVC(Clear voice capture)機能が備わった、Bluetooth対応ヘッドセット。本体の素材に、つや消し処理が施されたアルミを採用している。ハウジング部分に電源スイッチや音量調整ボタンを用意する。マルチポイント機能を内蔵し、同時に2台のデバイスと接続可能。イヤーフックは着脱可能で、左右の付け替えが行える。本体にリチウムポリマーバッテリーを内蔵し、2時間の充電で約7時間(通話時)駆動する。対応プロファイルはHSP、HFP、A2DP。本体サイズはW8×H60×D25.7mm。重量は約10g。カラーはゴールドとブラックの2種類。
2015年08月03日サンワダイレクトは31日、Bluetoothヘッドセット「400-BTMH002」シリーズを発売した。直販価格は税込3,480円。400-BTMH002シリーズは、環境騒音を低減するCVC(Clear voice capture)機能を持った、Bluetooth 4.0対応のアルミ製ヘッドセット。ハウジング部分に電源スイッチや音量調整ボタンなどを搭載。マルチポイント機能を備えており、同時に2台のデバイスと接続できる。イヤーフックは着脱可能で、左右の付け替えが可能だ。本体にリチウムポリマーバッテリーを内蔵し、2時間の充電で約7時間(通話時)駆動する。対応プロファイルはHSP、HFP、A2DP。本体サイズはW8×H60×D25.7mm。重量は約10g。カラーはゴールドとブラックの2種類。
2015年08月03日公開中のディズニー/ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』の舞台は11歳の少女ライリーの“頭の中”だ。そこには様々な施設があり、キャラクターは彼女の頭の中を舞台に大冒険を繰り広げる。しかし、本作の舞台をデザインしたプロダクションデザイナーのラルフ・エグルストンは「この映画の舞台は、頭の中ではない」と言い切る。その真意はどこにあるのだろうか?ピクサーにおいてプロダクションデザイナーは何をするのだろうか? ある意味では、エグルストンの仕事も実写映画のプロダクションデザイナーと同様だ。「僕の仕事は、作品に関わっている全員と仕事をして、映画の全体像を作り出すことです。キャラクターやセット、照明、スペシャル・エフェクト、コスチューム、ヘアー など、映画のすべての面に少しずつ関わっています」。エグルストンの仕事は、スケッチを描くところから始まる。「僕らみんなでスケッチや絵を描いて、監督に見せます。たとえ監督が、僕らがやっていることを気に入ったとしても、時々ストーリーが変わって、デザインをもう一度やり直さないといけなくなったりします」。その他の画像インタビューで興味深かったのは、複数の記者が“頭の中”について質問する度に、エグルストンが「この映画は、心の中が舞台であって、頭の中が舞台ではありません」と回答していたことだ。本作は主人公ライリーの頭の中が舞台だが、そこで描かれるのは、神経や電気信号の流れではなく、ひとりの女の子が環境の変化に戸惑いながら成長して、自身の中に芽生えた複雑な感情を受け入れていく物語だ。本作のタイトルは『インサイド・ヘッド(頭の中)』だが、ピクサーのフィルムメイカーが描こうとしたのはヘッドではなく心だ。「僕は『ファインディング・ニモ』や『ウオーリー』もやりましたが、リーフ(礁)に行って、リーフを描くことが出来ましたし、ゴミ捨て場に行って、ゴミ捨て場を描くことも出来ました。でも、心がどう見えるかはわかりません。僕らは、観客がこの映画を観て『心の中はこういうふうに見えるんだ』と信じてくれることを願っています」。人間の心の中はどんなふうになっているのだろうか? 生まれて、成長して、様々な経験をする中で心の中はどのように変化するのだろうか? ピクサーの最新作『インサイド・ヘッド』はあなたの頭ではなく、心の中の秘密を解き明かしてくれるはずだ。『インサイド・ヘッド』短編『南の島のラブソング』公開中
2015年08月03日ディズニー/ピクサー長編アニメーション20周年記念作品『インサイド・ヘッド』(公開中)と同時上映されている短編『南の島のラブソング』の特別映像が31日、公開された。本作は、ハワイの美しい海を舞台に、”ひとりぼっちの火山”が何百万年にわたって奏でる、壮大でロマンチックなミュージカル・ラブストーリー。何百万年にもわたり噴火と侵食を繰り返して形成された巨大な火山キャラクター・ウクが主人公となっている。公開された映像では、ウクが愛する人と一緒になれる日を願いながら、切なくも力強いラブソングを歌う姿と、独りで長い時間を過ごしている様子が見られる。メガホンをとったのは、これまで『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』に携わってきたディズニー/ピクサー作品を支えるベテランのアニメーターで、これが初監督作となるジェームズ・フォード・マーフィー。リサーチの過程で、ハワイ島沖にある海底火山の存在を知ったというマーフィー監督は、「これらの島は今後1万年から10万年後には海面に姿を現しはじめ、最終的にはハワイ島とつながるというのです。壮大な“時間”のスケールに驚嘆した私は、8500万年もの時をかけて1つの火山がたどる"一生"をまとめました」と制作のきっかけを明かしている。監督に影響を与えたのは火山の存在だけでなく、人間が幸せになりたいと強く願う姿でもある。火山情報を集めているうち、43歳になる自身の妹が結婚することになり、「結婚式で妹の幸せそうな顔を見ながら、彼女がどれだけ長い間このハレの日を待ち望んでいたかと思いを巡らせるうち、火山の一生がまったく違うものに見えてきた。ふと、『火山も人間も同じように、生涯運命の人に出会うことを夢見ていたら…』とひらめいた」という。また、本作は歌でストーリーの全てを表現するという異色の仕上がり。この歌はシンガーソングライターたちに習い、監督自身が作詞・作曲を手がけ、ジョン・ラセターへの企画プレゼンテーションの際には生歌を披露したほど。監督の熱い思いと独創力はラセターの心をつかみ、企画は採用された。とりわけ、ラセターをうならせたのはそのスケール感で、マーフィー監督は当時を振り返り、「ラセターは、真に壮大と呼べる世界観をCGアニメーションで描くこと、文字通り巨大な火山が主人公という点で、見たことのないスケール感を達成できるのではないかという点に期待を示してくれました」と語った。ピクサーの描く短編は、アカデミー賞短編アニメーション賞ノミネート常連で、受賞作も多く、そのクオリティーは折り紙つき。短い上映時間の中に織り込まれ、ピクサーならではといった新しみのある内容と笑いは鑑賞者から高い評価を得ており、短編のみを集めたDVDも発売されている。2016年3月の公開決定が早くも話題を集めているピクサー長編アニメーション最新作『アーロと少年』のピーター・ソーン監督もまた、短編『晴れ ときどき くもり』の監督であり、ユニークな世界観に挑戦できる短編の監督を務めることは、ピクサーのクリエイターたちの登竜門ともなっている。(C)2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月31日現在大ヒット上映中のディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』。このほど、本作と同時上映されている短編映画『南の島のラブソング』から、特別映像が解禁。“ひとりぼっちの火山”という、ピクサー史上“最大級”の主人公を描く、ミュージカル・ラブストーリーであることが明らかにされた。主人公は、何百万年にもわたり噴火と浸食を繰り返し、形成された巨大な火山 “ウク”。ひとりぼっちで長い時間を過ごす彼は、愛する人と一緒になれる日をずっと願いながら、日々を送っている。解禁された映像では、実写に勝るとも劣らない雄大な海や空の描写や、"ひとりぼっちの火山”が何百万年にもわたって奏でる、少し切ないラブソングなど、目と耳で美しい情景を楽しむことができる。今回、メガホンを取ったのは、本作が初監督となるジェームズ・フォード・マーフィー。『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』などに携わってきたベテランアニメーターである彼は、リサーチの過程でハワイ島沖にある海底火山の存在を知ったそうで、「これらの島は今後1万年から10万年後には海面に姿を現しはじめ、最終的にはハワイ島とつながるというのです。壮大な“時間”のスケールに驚嘆した私は、8500万年もの時をかけて1つの火山が辿る“一生”をまとめました」とコメント。そして、情報を収集しているさなかに、監督の妹が結婚したことも制作に影響したそうで、「妹の幸せそうな顔を見ながら、彼女がどれだけ長い間、このハレの日を待ち望んでいたことかと想いを巡らせるうち、火山の一生がまったく違うものに見えてきたのです。そしてふと、“火山も人間と同じように、生涯運命の人に出会うことを夢見ていたとしたら…”とひらめいたんです」と、本作のアイディアの発端について語って見せた。また、本作は、歌でストーリーをすべて表現するという点でも目新しい作品となっているが、この歌は監督自身が作詞・作曲を務めており、ディズニー/ピクサーのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、ジョン・ラセターへの企画プレゼン時には、生歌を披露したという。監督の熱い想いをこめたプレゼンには、ジョン・ラセターも興味津々となり、「真に壮大と呼べる世界観をCGアニメーションで描くこと、文字通り巨大な火山が主人公という点で、見たことのないスケール感を達成できるのではないかという点に期待を示してくれました」とのことだ。ピクサーの短編といえば、アカデミー賞「短編アニメーション賞」ノミネートの常連で、受賞作品も多く、そのクオリティは折り紙つき。短い時間の中に斬新な内容と、ユーモア、感動を織り込んだ秀作揃いで、2016年3月に公開が決定している新作『アーロと少年』のピーター・ソーン監督もまた、短編『晴れ ときどき くもり』を手掛けた経験があり、短編映画の監督を務めることは、ピクサーのクリエイターたちの登竜門とも言える。ピクサーの飽くなき探究心が生み出した、かつてないスケールで描き出される愛の物語。まずは火山“ウク”の印象的なハワイアン調のラブソングを、こちらの映像から堪能してみて。『南の島のラブソング』は『インサイド・ヘッド』と同時上映にて全国で公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:インサイド・ヘッド 2015年7月18日より全国にて公開(C) 2015 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2015年07月31日