落合陽一が手掛ける緑とデジタルが融合したインスタレーション『nullの木漏れ日』(Sunbeam of null in forest)が6月9日(木)から7月8日(金)、東京・大手町タワー内にある大手町の森にて展示される。大手町の森は、約3,600平方メートルにおよぶ「本物の森」で「都市を再生しながら自然を再生する」という開発コンセプトを具現化したもの。3年にわたるさまざまな検証を実施したうえで、多くの土壌や植物を君津から大手町へ輸送・移植した。一般的なオフィスビルの足元に見られる緑地帯とは異なる、緑地の集約配置、一般動線との分離、様々な樹種の混交といった工夫により、現在では近隣に位置する皇居や神田川との生態ネットワークを形成。ヒートアイランド現象の緩和などクールスポットを生む効果や、四季の変化も楽しめることから、近隣オフィスワーカーの憩いの場として利用されている。『nullの木漏れ日』は、3Dホログラム(3D Phantom(R))を活用したメディアアートで、落合氏の創作テーマ「デジタルネイチャー(計算機自然)」をもとに、大手町の森をインスタレーション作品にしたものだ。「デジタルネイチャー」とは「コンピュータと自然が親和することで再構築される新たな自然環境」として捉えられる世界像。本作品は「空即是色色即是空」と言われるようにデジタルによって物質性と離れて生まれる木漏れ日と、デジタルによって突如として生じうる可能性の関係を惹起するメディアアートである。■展示情報『nullの木漏れ日』(Sunbeam of null in forest)6月9日(木)~7月8日(金)展示時間:18:00~23:00会場:大手町タワー内・大手町の森料金:無料公式サイト:
2022年05月18日ホテル椿山荘東京は、椿の花による美しい景色が楽しめる「椿絵巻〜東京椿インスタレーション・アート〜」を、2022年2月8日(火)から3月13日(日)までの5週間限定で公開する。ホテル椿山荘東京「椿絵巻」椿の花が彩る絶景を堪能「椿絵巻〜東京椿インスタレーション・アート〜」は、自然と芸術が融合した空間全体を作品として楽しむインスタレーション・アート。ホテル椿山荘東京が誇る美しい庭園の中に、1月から3月にかけて約100種2,300本の椿の花が咲き誇る。インスタレーションの舞台となるのは、新たに造園が行われたばかりの山頂エリア。この地に惚れ込み庭園と邸宅を築いた元勲・山縣有朋公の故郷である、山口・萩にある笠山群生林をモチーフにしたエリアだ。山頂へ向かう階段や萩の石が配置された道にふわりと舞い降りる椿の赤と、地面を包む苔の深い緑。その美しい色彩のコントラストを、風情豊かな情景と共に堪能出来る。早咲きの桜が告げる春の到来また、2月に早咲きの河津桜が春の訪れを告げると、3月にはそれに呼応するように艶やかな修善寺寒桜、可憐なおかめ桜、大輪の陽光桜が開花。さらに4月に近づけばソメイヨシノも開花し、約2ヶ月の間に約20種・100本の桜が庭園を華やかに彩る。夜間には、庭園演出「東京雲海」と桜のコラボレーション「夜桜雲海」も実施予定だ。開催概要ホテル椿山荘東京「椿絵巻〜東京椿インスタレーション・アート〜」期間:2022年2月8日(火)〜3月13日(日)場所:つばきやまの山頂、三重塔の裏手エリア時間:8:00〜23:00(予定)※日没頃よりライトアップ。※山頂へは、往復で約150段の緩やかな階段と坂道、砂利道、三和土あり。
2022年01月09日彫刻家・名和晃平のインスタレーション『Metamorphosis Garden(変容の庭)』が、ギンザ シックスにて、2021年4月12日(月)から2022年4月までの期間で展示される。名和晃平は、京都芸術大学教授、創作プラットフォーム「サンドイッチ(Sandwich)」の主宰を務める彫刻家。彫刻の“表皮”に着目した作品を中心に創作しており、近年では建築やダンサーとの協業によるパフォーマンス作品も手掛けている。そんな名和晃平が新たに手掛けるインスタレーション作品『Metamorphosis Garden(変容の庭)』は、“生命と物質、その境界にある曖昧な存在が共存する世界”がテーマ。本作の展示場所となるギンザ シックスの中央吹き抜けには、不定形の島々と雫、生命の象徴としての“Ether”と“Trans-Deer”、アルミナとマイクロビーズの粒で覆われた彫刻群が登場。そこに振付家ダミアン・ジャレとの共作によるAR技術を用いたパフォーマンスを展開する。【詳細】名和晃平『Metamorphosis Garden(変容の庭)』展示期間:2021年4月12日(月)~2022年4月(予定)場所:ギンザ シックス 2階 中央吹き抜け住所:東京都中央区銀座6-10-1※ARは2021年4月末以降展開開始。
2021年03月04日ホテル椿山荘東京で、椿の花の絶景を楽しめるイベント「椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート~」が、2021年2月8日(月)から3月14日(日)まで開催される。"絵巻物"のような絶景インスタレーションホテル椿山荘東京は、開業70周年を迎える2022年に向けて、現代技術と伝統的な庭園の景観を掛け合わせた企画「庭園プロジェクト」を2020年より始動。「椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート~」は、この「庭園プロジェクト」の1つとして新たに造園を行った三重塔が立つ山頂エリアで行われる。来場者は、1月から3月にかけて約100種2300本の椿が咲き誇るホテル椿山荘東京ならではの庭園演出を楽しむことが可能。椿山荘を造園した山縣有朋の故郷、山口県萩市の「笠山 椿群生林」からインスピレーションを得て、ヤブツバキの大樹と、苔の絨毯の上に広がる椿の花が織りなす、まるで"絵巻物"のような空間を目にすることができる。昼・夜の二部制インスタレーションは、昼と夜の二部制。昼は、ミストで作りだした雲海と太陽光による幻想的な空間で、まるで赤い絨毯のように広がる椿の花を目にすることができる。夜は、石燈ろうや番傘に柔らかな光が灯り、情緒的な雰囲気の中で庭園を観賞することができる。雲海×椿モチーフのスイーツイベントに合わせて、庭園に現れる雲海と椿の様子を表現した期間限定スイーツ「メレンゲシャンティ~椿~」も販売。雲をイメージしたサクサクのアーモンド風味のメレンゲに、ふわふわの生クリームをサンドした軽い食感のケーキだ。トップに配した椿モチーフのウエハスがアクセントになっている。椿イメージの料理もさらに、ホテル椿山荘東京内の各レストランでは、庭園の椿をイメージした料理を用意。旬の食材を生かした季節限定の料理と、椿の美しい景色を一緒に楽しんでみてはいかがだろう。詳細「椿絵巻~東京椿インスタレーション・アート~」開催期間:2021年2月8日(月)~3月14日(日)予定開催場所:ホテル椿山荘東京住所:東京都文京区関口2-10-8時間:昼の部10:00~16:30、夜の部:17:30~23:00※山頂へは、往復で約150段の緩やかな階段と坂道、砂利道、三和土がある■期間限定スイーツ「メレンゲシャンティ~椿~」店舗 :ホテルショップ「セレクションズ」期間 :2021年1月8日(金)~3月7日(日)料金 :650円+税■庭園の椿をイメージした料理<イタリア料理「イル・テアトロ」>All’inizio della primavera nel bosco~早春の森~期間 :2021年1月8日(金)~3月7日(日)時間 :ランチ 12:00~L.O.14:30、ディナー 17:30~L.O.20:00(~22:00)料金 :ランチ 5,100円+税・サービス料、ディナー 15,300円+税・サービス料<日本料理「みゆき」>期間:2021年1月4日(月)~3月7日(日)時間:ランチ 11:30~L.O.14:30、ディナー 17:30~L.O.20:00(~22:00)料金:ランチ 会席~藍~ 7,400円+税・サービス料、ディナー 会席~藤~ 20,400円+税・サービス料※上記、レストラン の予約・問い合わせTEL:03-3943-5489(9:00~20:00)【問い合わせ先】TEL:03-3943-1111(代表)
2020年12月14日ロロ・ピアーナ(Loro Piana)銀座店にて、ロンドンのアーティスト、ウィアードコア(Weirdcore)によるデジタル・アート・インスタレーション『An Odyssey of Touch』を期間限定で実施。期間は10月16日(金)から10月25日(日)まで。ロロ・ピアーナ銀座店は2020年6月にオープンした、ブランドの新たな旗艦店。日本人建築家である青木淳が設計を手掛け、ロロ・ピアーナのDNAを体現し、銀座の街に美しく溶け込む堂々とした佇まいの新店舗だ。今回の期間限定展示は、そんなロロ・ピアーナ銀座店のオープンを記念したもの。音と映像を組み合わせた多くの作品を著名なミュージシャンへ提供してきた、ロンドンを拠点にするビジュアルアーティスト、ウィアードコアによる3つのデジタル・アート・インスタレーション『NATURE』『INFINITE CONNECTION』『CLOUD CITY』を店舗4階に展示する。インスタレーションにおいて焦点を当てたのは、“ロロ・ピアーナのエクセレンス”。ロロ・ピアーナの稀少で究極の素材やクラフツマンシップが生み出す本質的な美しさを表現した作品を通して、ゲストは店内を移動しながら、触覚、視覚、デジタル技術を組み合わせたインタラクティブな体験することが出来る。また、展示空間では、イギリスのミュージシャン&プロデューサーのジョン・ゴスリング監修による自然界の音を重ねた独創的なサウンドと、作曲家・坂本龍一の楽曲をBGMとして採用。作品と音楽が一体となり幻想的な空間を創り上げる。なお、ウィアードコアは3つの展示作品に関して以下の様なコメントを寄せている。ウィアードコアコメント3つのインスタレーションは、日本を旅するものとして考えられています。日本が誇る、非常にシンプルで美しい自然、それは ロロ・ピアーナの最上級の繊維を生み出す自然への敬意に通じるものがあります。同時に東京という街の、人工的、未来的な解釈も表現しました。【詳細】ロロ・ピアーナ銀座店 デジタル・アート・インスタレーション『An Odyssey of Touch』展示期間:2020年10月16日(金)~10月25日(日)場所:ロロ・ピアーナ銀座店 4階<店舗情報>ロロ・ピアーナ銀座店営業時間:11:00~20:00住所: 東京都中央区銀座3-5-8TEL:03-5579-5181
2020年10月17日株式会社パルコは、写真家 薮田修身が撮影した、Mr.Childrenの写真で構成をしたインスタレーション「THERE WILL BE NO MIRACLES HERE」を、東京・大阪・名古屋の3都市限定で開催いたします。2019年7月からロックダウン直前の2020年3月まで、London、LAで写真家 薮田修身が捉えたMr.Childrenのレコーディングドキュメンタリー。自分だけのSOUNDTRACKSを持ち寄り、感情に音を重ねて体験するインスタレーションを行います。さらに、同タイトルの写真集も会場にて発売予定です。展示内容、入場料およびチケット販売方法、写真集などの詳細情報は、展覧会公式HPにて後日公開いたします。開催概要タイトル :「THERE WILL BE NO MIRACLES HERE」<名古屋PARCO>会期 :2020年12月5日(土)‐12月20日(日)会場 :PARCO GALLERY(名古屋PARCO 西館6F)愛知県名古屋市中区栄3-29-1<渋谷PARCO>会期 :2021年1月15日(金)-2月1日(月)会場 :PARCO MUSEUM TOKYO(渋谷PARCO 4F) 東京都渋谷区宇田川町15-1<心斎橋PARCO>会期 :2021年2月11日(木祝)-2月28日(日)会場 :PARCO EVENT HALL(心斎橋PARCO 14F) 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1丁目8-3主催 :PARCO制作 :W協力 :ENJING、TOY‘S FACTORY展覧会公式HP:art.parco.jp※新型コロナウイルスをはじめとする感染症拡大防止のため、営業日時の変更や入場規制を行う可能性があります。ご来場の際はPARCO営業日時をご確認ください。※企画内容は予告なく変更になる可能性がございます。Profile薮田修身 OSAMI YABUTA埼玉県出身。斎藤一男氏へ師事。W所属。ファッションフォトグラファーとして、雑誌、カタログ、広告、ムービー等を中心に活動。2015-16年にかけて国内巡回写真展「BLACK BOX –unpainted face of Mr.Children-」を開催WEB NEW ALBUMMr.Children前作より 2年2ヶ月ぶり、20 枚目のオリジナル・アルバム「SOUNDTRACKS」が遂にリリース決定!!3 月「映画ドラえもん のび太の新恐竜」W 主題歌「Birthday / 君と重ねたモノローグ」、4 月日本テレビ系朝の情報番組「ZIP !」の新テーマ曲「 The song of praise」、キリンビール「麒麟特製ストロング」CM ソング「others」、9 月TBS 系 火曜ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」主題歌「turn over?」など、超大型タイアップ曲など全10曲収録。Mr.Children20th Original Album「SOUNDTRACKS」2020.12.2 Release!企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年10月02日カナダグース (CANADA GOOSE)は、千駄ヶ谷店の2周年を記念した映像インスタレーションを2019年11月15日(金)よりカナダグース 千駄ヶ谷店にて開催する。本イベントでは、原始的なテクノロジーとして“計算”に注目し、コンピュータプログラミングによる数理的処理やその結果を用いたインスタレーションを中心に発表している平川紀道と、カナダ・モントリオール発、電子音楽&デジタルアートの祭典「ミューテック(MUTEK.JP)」がコラボレーション。カナダグースのキーワードである「Human:Nature」に、グースの羽毛と地形のデータから計算によって形作られる映像インスタレーションを展開する。カナダグースのアイテムに用いられるダウン(羽毛)の形態や北極圏の地形は、偶然できたものではなくあるプロセスの結果として生まれたものだ。実際に、それらには構造的な相違や類似性が存在している。緻密なデータとテクノロジーとしての計算によって映し出される映像から、自然の底にある規則性や普遍性を見つけることが出来る。また、視覚的体験を通して、その情報を感受する人間、ひいては自分自身の本質を再考してみてはいかがだろうか。【詳細】カナダグース×平川紀道×ミューテック期間:2019年11月15日(金)場所:カナダグース 千駄ヶ谷店住所:東京都渋谷区神宮前2-22-16-1F時間:11:00~19:30TEL:03-5860-6518【問い合わせ先】カナダグースTEL:03-6758-1789
2019年11月12日6月から始まっていた「塩田千春展」、気になっていて、行きたいなと思いつつ、行けていなかったのですが、仕事も早く終わり、お天気も良かったので、意を決して六本木まで行ってまいりました。10月まで開催しているので、まだ、間に合います。 SNSなどで見かける塩田千春展の写真は、人それぞれ、感じ方の違いが見えるのも興味深く、「わたしは、どう感じるのかな?」というわくわくした気持ちで森美術館に向かいました。平日の夜なのに、なんと、20分待ち。外国人の姿も多く、とても賑わっていました。 無事、入場できたのは、19時半近く。美術展は火曜日を除き、22時まで開館しているのですが、夜の森美術館に来たからには、是非に楽しみたいのは、六本木ヒルズ展望台東京シティビューから見る東京の夜景。そして、お天気が良かったら、もちろんスカイデッキにも行きたい。ちょっと駆け足ですが、まず、20時にクローズとなるスカイデッキへ向かいました。 息を飲む美しさ。東京の街は、キラキラしていて、宝石箱のようです。スカイデッキへ行く時は、カメラとスマートフォンのみ携帯を許されるので、荷物はロッカーに預けます。100円が必要なので、小銭の準備もお忘れなく。(100円は後で返ってきます。)スカイデッキを一周して、いざ、塩田千春展へ。 53 階の展示場へ上るエスカレーターの頭上から、すでに展示が始まっています。危険なので、エスカレーターに乗っているときは、写真は撮らないでくださいね。作家名/作品名:塩田千春《どこへ向かって》エスカレーターで上りながら、なんとなく、タイトルにある「魂がふるえる」に影響を受けているのか、わたしは何を感じるのだろう、わたしの気持ちはどこへ向かうのだろう、とぼんやりと考えていて、この作品名となんとなくシンクロしているようでした。 まず、ポスターなどで目にしている、こちらの作品。 作家名/作品名:塩田千春《不確かな旅》 圧倒的な赤い糸の世界。船から赤い糸が発生していて、絡まって、繋がって、見る人を覆っています。赤い糸が毛細血管のように思えて、わたしは体内を旅するような気持ちになりました。 展示は、このようなインスタレーションから絵画、動画、パフォーマンスの映像などもあります。 続いて、こちらは、黒い糸が張り巡らされたインスタレーションです。焼けた椅子、ピアノが黒い糸に絡まっていて、絶望的な中にも、光がある、そんな感じを受けました。写真で見ると、雪が降っているようにも見えます。 作家名/作品名:塩田千春《静けさの中で》 そして、ほっと、心が明るくなった作品がこちらの絵画。ここまで来る途中に、少しショックな作品もあったので、水性クレヨンと水性インクで描かれていてるこの作品に、孤独な中にある、暖かさと優しさを感じました。作家名/作品名:塩田千春左から《赤いドレス》《赤い鏡》《赤いテーブル》《赤い浴槽》 そして、鞄が赤い糸で吊るされているインスタレーション。1枚目が入り口から見たところ、そして、2枚目は出口から見たところです。壁や床に映る影の具合がとても素敵で、出口のところでも、じっくり味わいたい作品でした。入り口から見たところ出口から見たところ作家名/作品名;塩田千春《集積―目的地を求めて》 展示を見終わって、わたしは、暖かい気持ちになったのですが、作品はとても強く、メッセージもあって、1度ではわかならいな、と思い、帰りに年間パスポートを買ってしまいました。しかも、塩田千春展限定デザイン。今回、はじめての夜の森美術館だったのですが、仕事でストレスが溜まってしまったり、気分転換したい、心に栄養が欲しい、という時に、1人で夜の森美術館というのは、いい寄り道になりそうです。20時までなら、スカイデッキから東京の夜景も楽しめるし。 展示を見て、芸術心がちょっと動かされたので、スカイデッキから見た東京タワー、モノクロームで撮ってみました。 塩田千春展:魂がふるえるこの写真/動画は「クリエイティブ・コモンズ表示 – 非営利 – 改変禁止 4.0 国際」ライセンスでライセンスされています。
2019年09月10日サカナクションの山口一郎率いる「NF」がプロデュースするサウンドインスタレーション「ROOF TOP ORCHESTRA -音を奏でる庭園-」が、2019年8月6日(火)から10月31日(木)まで、東京・銀座の複合商業施設「ギンザ シックス(GINZA SIX)」の屋上庭園で開催される。ギンザ シックス屋上庭園に「NF」のサウンドインスタレーションが出現音楽のみならず、ファッションやアート、テクノロジーなど様々な分野をつなぎ合わせることで新しい“音の可能性”を追求するプロジェクト「NF」。今回彼らは、地上約56mに位置する銀座最大の屋上庭園を舞台に、音と光とテクノロジーが融合した参加型のサウンドインスタレーションを制作した。連動する音と光が空間を包み込む庭園の水盤エリアと芝生エリアには「オーケストラの演奏台」をイメージした6つの6面体モニュメントと、それを小編成のオーケストラが囲っているような構図で光の柱を設置。来場者がモミュメントを打楽器のように叩くと、合計36種類の音と光が連動するインタラクティブな演出がスタートする。各モミュメントは独立しており、複数の来場者がそれぞれ異なるモミュメントに触れることで、まるでモミュメント同士が共鳴し合うように、空間全体を音楽と光で包み込む。30分に1度だけの特別演出もまた、30分に1度だけ全ての光と音がコントロールされ、「NF」が作り出した音と光が空間を“調律”する特別演出も用意されている。サウンドクリエイションを手掛けたのは、「NF」の発起人である山口一郎と、音楽家の黒瀧節也。36種類の音色は、会場となる屋上庭園からインスピレーションを得て作られたものだという。開催概要「ROOF TOP ORCHESTRA -音を奏でる庭園-」開催期間:2019年8月6日(火)〜10月31日(木)※8月26日(月)のギンザシックス休館日も入場可能。※招待制イベントの開催や天候により中止となる場合あり。時間:日没〜23:00会場:ギンザシックス屋上「ギンザシックス ガーデン」入場料:無料主催:ギンザシックスサウンドプロデュース:NF空間演出・制作:博展
2019年07月21日銀座エリア最大の商業施設、ギンザ シックス(GINZA SIX)では、施設中央に位置する吹き抜け空間に、アーティスト・塩田千春による新作インスタレーション「6つの船」を2月27日から10月31日まで展示する。同館の開業以来、3作品ぶりの日本人アーティスト起用となる新作アートを手掛けるのは、ベルリンを拠点として国際的に活躍し、今年6月から森美術館で過去最大規模の個展開催が控えているアーティスト・塩田千春。「6つの船」をテーマに、鉄枠、フェルト、ロープの素材で作られた全長5メートルの6隻の船が中央吹き抜け空間を飾る。これまでも塩田の作品にはしばしば船がモチーフとして用いられてきた。船は人や物だけでなく、時間をも運びながらいずれかの方向に前進するものであり、「存在とは何か。生きているとはどういう意味なのか。私たちは何を求めて、どこへ向かおうとしているのか」を追求してきた塩田の問いに共鳴している。今回の新作では、戦後多くの困難を乗り越えて復興を遂げてきた銀座の「記憶の海」を6隻の船が出航し、前進する様子を表現。6隻の船は異なる高さや向きで配置されているため、同館の各フロアから見え隠れする船を眺めながら、ふと異次元を訪れるような想像の旅を楽しめる。同館の象徴とも言える中央吹き抜け空間では、これまでに草間彌生、ダニエル・ビュレン(Daniel Buren)、ニコラ・ビュフ(Nicolas Buffe)といった世界で活躍するアーティストの作品を展示し、クリエイティブなエネルギーと驚きの要素に満ちた、感性を刺激するアートプログラムを展開してきた。同作品では草間彌生、ダニエル・ビュレンの作品に続いて森美術館が監修を務め、館内各所にも国内外で活躍する注目アーティストの作品を常設展示している。銀座および東京の文化発信拠点として、身近にアートと触れ合える機会を創出し、より豊かな生活を提案する同館の取り組みに注目したい。
2019年01月23日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)表参道店内のアートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン東京」は、ヘスス・ラファエル・ソトによるインスタレーション《Pénétrable BBL Bleu》を2019年5月12日(日)まで公開する。ヘスス・ラファエル・ソトは、キネティック彫刻や大規模な視覚的インスタレーションを制作する、ベネズエラ出身のアーティスト。1951年にサロン・デ・レアリテ・ヌーベルに参加した他、1955年にはマルセル・デュシャン、アレクサンダー・カルダー、ヴィクトル・ヴァザルリらと共にギャルリー・ ドゥニーズ・ルネでの「Le Mouvement (運動)」展にも携わっている。こうしたソトの活動からは、抽象芸術へのこだわりが感じられる。また、知覚を揺さぶるような錯覚性を特徴とする作品群を多く生み出したことで、1960年代後半には、キネティック・アートを牽引するアーティストとして知られるようになった。今回は、芸術機関「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」所蔵のコレクションから、象徴的なインスタレーション作品《Pénétrable BBL Bleu》を公開する。展示空間を覆う《Pénétrable BBL Bleu》は、何百もの細い垂直な棒を空間に吊り下げて作り上げた集合体から成る作品だ。鑑賞者はただ観るだけではなく“参加”を迫られ、作品の中を通り抜けることで、動的で視覚的な作用に没入することができる。《Pénétrable BBL Bleu》をはじめ、没入型インスタレーション《Pénétrable》シリーズを通じてソトは、空間は空虚な場所ではないということを人々に思い出させ、鑑賞者は、実際に素材に触れる体験によって、目に見えないものを感じ取っていく。「知覚可能な空間の顕現」を実現させた作品となっている。【詳細】ヘスス・ラファエル・ソト《Pénétrable BBL Bleu》会期:2018年12月7日(金)~2019年5月12日(日)場所:エスパス ルイ・ヴィトン東京住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン 表参道店 7階開館時間:12:00~20:00休館日:ルイ・ヴィトン表参道店に準ずる※入場無料【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2018年12月22日東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京では、今は亡きアーティスト、ヘスス・ラファエル・ソト(Jesús Rafael Soto)によるインスタレーション『Pénétrable BBL Bleu』を12月7日から2019年5月12日まで展示する。PENETRABLE BBL BLEU 1999年, ed. Avila 2007PVC (ポリ塩化ビニル)、金属 PVC, metal © Adagp, Paris 2018.同展は、フォンダシオン ルイ・ヴィトン(Fondation Louis Vuitton)による「Hors-les-murs(壁を越えて)」プログラムの第6弾となる。プログラムでは過去3年にわたり、東京、ヴェネツィア、ミュンヘン、そして北京のエスパス ルイ・ヴィトンにおいて、未公開のコレクションを展示。国際的なプロジェクトを通じてその活動を広く一般に公開するというフォンダシオンの意向を、こうした展示を通して実現してきた。ソトは、キネティック彫刻や大規模な視覚的インスタレーションで最もよく知られたベネズエラ出身のアーティスト。1923年にシウダ・ボリバルで生まれ、アーティストとしての形成期をベネズエラで過ごした。1950年にパリへ渡り、その地で生涯を終えるまでの間、1975年からカラカスにもアトリエを構えている。かなり早い段階から戦後のアバンギャルドモダニズムに傾倒し、抽象芸術界の一員として活動。1951年にサロン・デ・レアリテ・ヌーベルに参加した他、1955年にはマルセル・デュシャン、アレクサンダー・カルダー、ヴィクトル・ヴァザルリらと共にギャルリー・ドゥニーズ・ルネでの「Le Mouvement(運動)」展に関わったことが彼の抽象芸術へのこだわりを示している。SOTO IN A PENETRABLE《Pénétrable》(浸透可能なるもの)の中にいるヘスス・ラファエル・ソト1970年 ザグレブ現代美術館、クロアチア(1970年6-8月)Museum of Contemporary Art, Zagreb, Croatia (June-August 1970) © Adagp, Paris 2018 © Archives Soto1960年代後半には、知覚を揺さぶるような錯覚性を特徴とするその作品群によりキネティック・アートを牽引するアーティストとして存在を示した。すべての作品を通じて純粋な抽象性、色彩理論、そして背景と前景との間に働く力を表現しながら、一貫してマルティプル(工業的に複数生産される作品)の問題、視覚的な動きを通して空間を変容させる可能性に関心を向けてきた。彼のキャリアはいくつかの作品シリーズに特徴づけられる。1950年代からはプレキシグラスに絵を描くことで視覚的錯覚を生み出し、その後1963年からは『Ecritures』(筆跡)シリーズで3次元空間における身体的実験へと移行していった。初期のキネティック・アート作品である『Vibracións』(振動)シリーズは1960年代を通じて続き、鉄線を使ったり、棒を吊り下げたりして空間に振動や音を生み出した。有名な『Pénétrable』(浸透可能なるもの)シリーズの制作は1967年に始まり、彼のキャリアの終盤まで続いた。PENETRABLE BBL BLEU 1999年, ed. Avila 2007PVC (ポリ塩化ビニル)、金属 PVC, metal © Adagp, Paris 2018.『Pénétrable』シリーズの各作品は没入型のインスタレーションとして制作された。何百もの細い垂直な棒を空間に吊り下げて作り上げた集合体から成り、鑑賞者は誘い込まれ、その中を浸透していくことになる。「知覚可能な空間の顕現」とソト自ら形容したように、彼は数多くのバージョンを生み出すなかで音(聴覚)を含む様々な知覚的体験を盛り込んだ。それぞれの作品の形状や色の反復によって生じる動きの「印象」は真の視覚的錯覚に取って代わられ、その視覚的錯覚は作品の振動的・動的な衝撃を高めた。オプ・アートからキネティック・アートへと変遷する中で、最終的には芸術と鑑賞者との関係性をも変容させていった。フォンダシオン ルイ・ヴィトン所蔵のコレクションから今回公開する象徴的な作品『Pénétrable BBL Bleu』(1999年、ed. Avila 2007年)を前に、人はただ観るだけではなく参加を迫られる。鑑賞者は作品の中を通り抜けることで、その動的で視覚的な作用に没入する。ソトは『Pénétrable』シリーズを通じ、空間が空虚な場所ではないことを私たちに思い出させる。実際に素材に触れることで、目に見えないものを感じとらせる体験を提供する。【展覧会情報】ヘスス・ラファエル・ソト インスタレーション『Pénétrable BBL Bleu』会期:12月7日〜2019年5月12日会場:エスパス ルイ・ヴィトン東京住所:東京都渋谷区神宮前5-7-5 ルイ・ヴィトン 表参道店 7階開館時間:12:00〜20:00休館日:ルイ・ヴィトン表参道店に準ずる入場料:無料
2018年12月10日アーティストのためのビックフェスインターナショナルアートイベント”真夏のデザインフェスタ”『デザインフェスタ』、通称”デザフェス”は、プロ・アマチュアを問わず「自由に表現できる場」を提供するアートイベント。年齢や国籍、ジャンル・スタイルも問わず「オリジナル作品であれば誰でもアーティストとして参加できるイベント」として1万人以上のアーティストの作品や雑貨、パフォーマンスに出会うことができます。アーティストと来場者をつなぎ、「表現したい!」という気持ちを応援してくれる”全てのアーティスト”のための祭典です。 「全ての表現している人」のために開かれた場所を提供1994年に始まり、春と秋の開催がメインでしたが、2年前より夏の開催がスタート。年に3度、アーティストのためのビックイベントとして東京ビックサイトにて行われています。ジャンルやスタイルを問わないので、イラスト・絵画・書籍・映像・マルチメディア・インスタレーション・パフォーマンス・雑貨・アクセサリー・ファッション・工芸・インテリア・フィギュア・人形・ワークショップ・ライブペイント・ショーステージと、その表現方法は千差万別。全国より1万人以上のアーティスト、30組以上のライブパフォーマンス、60以上のライブペイントブースが登場する本イベント。夏の開催は近年開始されたということもあり、実は春・秋に比べるとこれでも規模は小さめ。春と秋の開催は東京ビックサイトの西館でさらに大規模イベントとして開催されます。数々のアーティストのブースや圧巻のパフォーマンスは、見ているだけでも楽しい! デザフェス名物!巨大キャンパスに描くリアルタイムのライブペイントデザフェスで注目したいのが「ライブペイント」。会場内に立てられた巨大な壁に、会期中を通してリアルタイムで絵を描いていくパフォーマンスです。イラストから似顔絵、抽象画までそのスタイルは様々。白い壁が少しずつ彩り豊かに仕上がっていくのを見るのも醍醐味のひとつ。壁一面には来場者の似顔絵。マジックで描いた上からパステルやクレヨンで色付け中。「子供がよく使う画材を選んで描くんです!」と元気いっぱいの作家さん。絵に人柄が表れています。 こちらの作家さんは、実は現役の塗装屋さん。「ペンキをもっと使ってもらうためにはどうしたらいいか?」と考え、写真を撮っているゴルフ仲間からアドバイスを受けて参加したそうです。絵は元々好きで描いていたとのことですが、クオリティ高すぎです。壁に石膏を塗って凹凸を出すことで立体感が生まれ、不思議な空間に。LIVE BRUSHING ARTHP:: #ペインターshige, #paintershige どこか懐かしい、だけど抜群にかわいいイラストを描いていたのはアーティストのkikkiさん。これまで静岡県を中心に活動していましたが、今年からフリーとして東京でも活動を開始。イラストは独学で学んだとのことですが、物販前には手書きとは思えない緻密で鮮やかなイラストが。色鉛筆を使って描くのが好きで、カラー作品によく使用するのだそう。 いろいろなモチーフを組み合わせて繋げていく細密画を得意としているkikkiさんに、せっかくなので一つリクエストをさせていただきました。「ヒーロー・ヒロインをモチーフに描いてください!」とお願いすると、少し悩んでから筆がさらさらと動き、あっという間に完成。さすがです。 マントを翻して飛んでいくヒーロー。彼はどの星に帰るのでしょうか。絵が出来上がっていく過程を見ているだけでも面白いですが、”アーティストと来場者をつなぐ出会いの場”らしく、モデルになったりリクエストしてみたり、アーティストと一緒に作品を作り上げながら楽しむのがおすすめです。 可愛すぎるイラストに惚れて、絵葉書を購入。なんと袋にシールまでイラストが…これはもうおまけのレベルじゃない!ekaki no kikki(キッキ)HP::ekakinokikki デザフェスは2~3人のグループで出店することが多いです。交代で休憩できて、出店しながらも、自分も会場を回って他のアーティストと交流することができます。ペイントブースでも、ペインターとものづくり作家が一緒に出店している姿をよく見かけました。 インスタレーション・パフォーマンスも充実会場中央のショーステージではバンド・ダンス・ファッションショーなど、様々なパフォーマンスが1日に15ステージ以上繰り広げられています。座ってゆっくり鑑賞するのもいいですね。 コンテンポラリーダンス集団「幻想プラネタリウム」のパフォーマンスが始まりました。HP: 展示ブースを出展していた武蔵野美術大学在学のつばきはら たかまささん。現在2年生で陶芸サークルに所属。展示作品として置いていた手作りの絵本は、可愛くてどこか切ないロボットの物語。ファンタジックで見る人の心に残る色使いや繊細で不器用な筆使いに惹かれる将来の楽しみなアーティスト。つばきはら たかまさInstagram:rahakibatsu パフォーマンスとして手品ブースもあります。この2人、友人同士かと思いきやなんとプロマジシャンと弟子(?)ということです。渋谷で偶然出会ってから一緒に活動を始めるようになったという不思議な関係。 表現が自由だからこそ奇抜なパフォーマンスも。TOKYO ZENTAI CLUB(トウキョウ ゼンタイ クラブ)は全身タイツを身にまといイベントに参加するパフォーマンス集団。デザフェスでは、アートの祭典らしく真っ白い全身タイツをキャンバスとして、来場者に絵を描いてもらうパフォーマンス。ボディペイントならぬタイツペイント。学園祭みたいで楽しい!TOKYO ZENTAI CLUB(トウキョウ ゼンタイ クラブ)HP:www.zentai.tokyo これ以外にも、真夏のデザインフェスタにしかない”Myスポット”というエリアも。アコースティックの演奏やパフォーマンス、空間自体を表現することができるエリアが用意されています。パフォーマンスだけでも見所が盛りだくさん!ブースエリアでコスプレをしているアーティストやオシャレな作家さんもたくさんいて、会場内を見て回るだけも楽しい。美術館とは違う”リアルなアート”を存分に体感することができるアーティストの祭典。まずはパフォーマンス編をお届けしました。後編では、出店アーティストのブースをご紹介します!informationインターナショナルイベント 真夏のデザインフェスタ 2018日時:2018年8月4日(土)~8月5日(日) 11:00~19:00場所:東京ビックサイト 東4・5・6ホールHP: www.designfesta.comチケット(1日券)前売り券 800円/当日券 1,000円(土日ペア券)前売り券 1,500円/当日券 1,800円
2018年09月02日ヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)のインスタレーション展「AUTUMN & WINTER 2018-19 PHOTO EXHIBITION」が、ヨウジヤマモト 名古屋 PARCO midiにて開催される。期間は2018年5月25日(水)から6月30日(土)まで。名古屋 PARCO midi1周年記念インスタレーション展「AUTUMN & WINTER 2018-19 PHOTO EXHIBITION」は、ヨウジヤマモトのフルラインナップを揃える名古屋 PARCO midi店のオープン1周年を記念するもの。18年秋冬ランウェイ&バックステージ写真を展示会場では、パリで発表されたヨウジヤマモト2018-19年秋冬ウィメンズおよびメンズコレクションのランウェイフォトや、ショー直前のバックステージフォト、デザイナーのレアショットなど、未公開作品を含む多数の写真が展示される。【詳細】YOHJI YAMAMOTO NAGOYA PARCO 1st Anniversary「AUTUMN & WINTER 2018-19 PHOTO EXHIBITION」会期:2018年5月25日(水)~6月30日(土) 10:00~21:00※5月25日(水)の営業は10:00~18:00場所:ヨウジヤマモト 名古屋 PARCO midi住所:愛知県名古屋市栄 3-29-1 名古屋 PARCO midi 1/2FTEL:052-269-1585
2018年05月28日視覚だけでなく、香りや味わいなどさまざまな感覚で楽しむことができるフード・インスタレーションが今、注目されています。スパイスやフルーツ、ハーブなどの実際の食材で構成した空間とモニターに映し出される映像作品による展示とテイスティングを組み合わせる、五感であじわい、感覚や感情に訴える新しい試みのことです。そんなインスピレーションをあじわうという新たな食の体験ができるイベント『taste of INSPIRATION for LEXUS』が、アーティスト諏訪綾子さんとLEXUSのコラボレーションで実現しました。諏訪さんは、金沢美術工業大学卒業後、food creationを主宰しフードインスタレーションなどを発表するアーティスト。東京・福岡・シンガポール・パリ・香港・台北・ベルリン・バルセロナなど、パフォーマンス「ゲリラレストラン」やディナーエクスペリエンス「Journey on the table」を発表するなど、国内外で活躍中。会場に設置される「インスピレーション・テイスティングバー」では、その諏訪さんが提唱する「植物・自然を味わうことからうまれるインスピレーション」を体験することができます。用意されるのは、植物由来の原料で作った感情・気分をシフトするためのフード「taste of INSPIRATION」。「AMAZING」や「CURIOSITIY」など全6種類のブレンド。思わず写真に撮りたくなるようなタブレット型ケースに収められており、会場で実際に購入可能。バッグに忍ばせておきたくなるスタイリッシュさに、つい全部欲しくなってしまいます。さらには一般展示に先駆け、2017年12月19日に一夜限りのレセプションパーティーも開催(19時〜/入場無料/事前予約不要)。パーティーでは「taste of INSPIRATION」の他にも、感覚を極限まで研ぎ澄ませるフードパフォーマンスを開催。MoMA(ニューヨーク近代美術館)に収蔵され話題となった廣川玉枝さんが手掛ける「ソマルタ(SOMARTA)」の衣装をまとったパフォーマンスキャストがINTERSECT BY LEXUSに現れて、ゲストに「あじわうインスピレーション」をサーブします。人間の本能的な欲望、好奇心、進化をテーマにした食の表現。アーティストの手で作り出される、美食でもグルメでもなく、栄養源でもエネルギー源でもない、新たな食の価値を、あなたも体験してみませんか。INTERSECT BY LEXUS開催日:2017年12月19日(火)~28日(木)会場:東京都港区南青山4-21-26公式HP
2017年12月15日カフェという名の不思議インスタレーション作品?!六甲山上の展覧台に「スペース・ホワイト・カフェ(SWcafe)」が9月9日~11月23日の期間限定でオープン!こちらはアーティストの開発好明氏によるインスタレーション作品となっています。椅子などの家具が乱雑に置かれた、まるで廃墟の建物のような入り口を抜けると、そこに広がるのは一面の白い世界。この作品は家電などに使用された梱包用発泡スチロールや、白い家具などで宇宙船の中にいるような不思議な世界感が表現されています。一面真っ白な宇宙空間。使われているのは発泡スチロール!今年で8回目を迎える現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート芸術散歩2017」の作品の1つとして制作されたこちらのカフェ。身の回りにあるものから作られたこのインスタレーションには、普段の生活で目にするようなモノの見方をガラッと転換するような、そんなきっかけになればとの思いが込められています。日常の出来事から生まれる問いに対して、心をくすぐる独自のユーモアで精力的に制作を続ける作者の開発好明氏は、コミュニケーションを題材に記憶や時間、経験を形にした作品を発表し続けています。具材までこだわったホワイトカレーは食べごたえ充分もちろんカフェなので、店内だけではなく、メニューも作品の1つ。白色にこだわって考えられたフードやドリンクを楽しめます。オススメは「スペース・ホワイト・カフェ 特製ホワイトカレー」。ささみ、ジャガイモ、カリフラワーにホワイトアスパラなど…具材もすべてホワイトで統一。見た目に反して、しっかりとボリューミーで食べごたえのある1皿です。白過ぎる台湾アイスはふわっふわ!まるで雪のようデザートには「ふわふわ台湾アイス」をどうぞ。SNS映え間違い無しの究極白色スイーツは、口の中でほろほろととろける純白の甘さがたまりません。その他にも、パンナコッタやカルピス、甘酒など白色メニューが盛り沢山。是非、店内でチェックしてみてください!窓の外に広がる夜景が宇宙空間を素敵に演出六甲山の上に突如現れた、不思議なこちらのカフェ。会場は天覧台にあるため、昼は窓の外から眺望が広がり、夜は100万ドルの夜景がまるで本当に宇宙にいるような空間を演出。昼と夜で違った表情をみせてくれるのも魅力の1つです。開発好明氏によるインスタレーション作品「スペース・ホワイト・カフェ(SWcafe)」は9月9日~11月23日の期間限定で、六甲ケーブルの「六甲山上駅」の3階にある展覧台が会場となります。近未来のような、真っ白な宇宙世界で不思議なアート体験をお楽しみください。スポット情報スポット名:スペース・ホワイト・カフェ(SWcafe)住所:兵庫県神戸市灘区六甲山町一ヶ谷1-32電話番号:078-891-0048
2017年11月21日『The Coloured Sky:New Women II』THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 15 分 48 秒© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis Vuitton今回展示されているビデオ・インスタレーションは、中国の現代アーティスト、ヤン・フードンの作品『The Coloured Sky:New Women II』。この作品は、2013年の『New Women』の続編で、35mmモノクロフィルム制作を基本としていたフードンが手掛けた初めてのデジタルカラー作品。あえて人工的なセットで造りあげたという浜辺のロケーションで、レトロな水着をつけた魅惑的な5人の女性を映し出し、夢と現実の狭間に浮かぶ「秘密の園」へ観るものを誘います。5つのスクリーンには女性たちと、太陽、海、浜辺、遊び、食べ物、西洋美術へのオマージュが投影されます。さらに本物の馬と剥製の鹿が登場し、何が真で、何が偽であるか、という中国の故事を引用した映像も挿入されています。THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 / 15 分 48 秒© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis Vuitton彼のビデオアートは中国の伝統に触発されている一方で、新しい感覚を伝え、観客にとって劇的な経験を生み出します。近年、彼の作品には、これらのビデオを使用するインスタレーションが含まれています。複数の視点を意識した彼の作品は、神話、個人的な記憶と経験を通してアイデンティティの構造と形態を追求しています。THE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 / 15 分 48 秒 / © Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis VuittonTHE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声 / 15 分 48 秒 /© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis VuittonTHE COLOURED SKY: NEW WOMEN II (彩色天空 : 新女性 II) 2014 年 ビデオ ・インスタレーション、カラー、音声/15 分 48 秒© Yang Fudong. Courtesy Fondation Louis Vuitton『The Coloured Sky:New Women II』展示概要会期:2017年10月18日~2018年3月11日会場: エスパス ルイ・ヴィトン東京住所: 東京都渋谷区神宮前 5-7-5 ルイ・ヴィトン表参道ビル7F時間: 12:00‐20:00入場料: 無料ヤン・フードン(1971~)プロフィール1971年北京生まれ。中国を代表するフィルムアーティストとして、現在は上海を拠点に活動。当初画家として活動していましたが、フィルム制作へをはじめると、1990年代後半から頭角を現し、中国全土にわたり開催された、影響力のある前衛的な数々の展覧会で紹介されるようになりました。以来、クンストハレ・ヴィーン(2005年、ウィーン)、アジア・ソサエティー(ニューヨーク、2009年)、国立現代美術館(アテネ、2010年)、パラソルユニット(ロンドン、2011年)などで個展を行ったり、世界の著名な国際芸術祭にも参加。2013年のバークレー美術館&パシフィックフィルムアーカイブ(アメリカ)との共催でクンストハレ・チューリッヒで開催された展覧会は、ヨーロッパにおける初の大規模な個展で大きな反響を呼びました。2016年には「Filmscapes」と冠したフードンを大々的に取り上げた展覧会がオーストラリア映像センターとオークランド・アートギャラリー・トイ・オ・タマキで開催されました。ヤン・フードン フォンダシオン ルイ・ヴィトンにて撮影© Fondation Louis Vuitton / Felix Cornuフォンダシオン ルイ・ヴィトンとエスパス ルイ・ヴィトン東京パリのフォンダシオン ルイ・ヴィトンは、現代アートとアーティストに特化し、同様にそれらのインスピレーションを辿ることができる 20 世紀の作品を扱う芸術機関です。フォンダシオンが所蔵するコレクションと主催する展覧会を通じ、幅広く多くの人々に興味を持っていただくことを目指しています。建築家フランク・ゲーリーが手掛けた建物は、フォンダシオンのその独創的で将来の発展に目を向けた芸術への取り組みを体現し、すでに21 世紀を象徴する建築物として認められています。2014年10月の開館以来、100 万人を超える来館者が訪れました。パリにオープンして以来、フォンダシオン ルイ・ヴィトンは、当館にて実施される企画のみならず、他の財団や博物館を含む、民間および公共の施設や機関との連携においても、国際的な取り組みを積極的に展開していくことを掲げています。所蔵するコレクションの展示を目的に東京をはじめ、ミュンヘン、ヴェネツィア、北京に設けられた文化スペースにて開催する『Hors-les-murs.(壁を越えて)』プロジェクトのアーティスティック・ディレクションを担っています。
2017年11月01日3.1 フィリップ リム(3.1 Phillip Lim)2018春コレクションのインスタレーションが、上海ファッションウィーク期間中の10月14日に開催された。フローラルアーティストのマーク・コールとエキシビジョンデザイナー、アンドリュー・オンドレジャック、そしてサウンドデザイナーのセバスチャン・ぺリンとのコラボレーションによるエキシビションは10月15日から16日まで期間限定で一般公開。9月のニューヨークファッションウィーク期間中にショーを行った2018春コレクションを、花のみを使用して解釈を加えた空間が会場に広がった。迷路のように空間が分かれた部屋は、それぞれ異なる世界観を楽しめるよう計算し尽くされた設計。旅するように巡るそれぞれの部屋は、色、光、音、そしてその空間が融合する世界。ダリアやアジサイ、繊細なグロムフェラが彩り、触れると音を奏でる仕掛けが施されたモスでできた造形も。「Fashion, Art, Flora: A Dialogue in Bloom-ファッション、アート、フローラ:対話による開花-」と題されたこのインスタレーションは、フィリップ・リムにとって異種のアートフォームが相互接続することを探求する機会となった。【イベント情報】Fashion, Art, Flora: A Dialogue in Bloom-ファッション、アート、フローラ:対話による開花-会期:10月14日会場:HKRI Taikoo Hui, L3 North Building Event Centre住所:No. 789 Nanjingxi Road, Jing’an District, Shanghai
2017年10月24日フランスのフレグランスブランド、ディプティック(diptyque)が砂時計型ディフューザーのアートインスタレーションイベントを、ギンザ シックス6階の銀座 蔦屋書店で開催。開催期間は2017年10月12日(木)から18日(水)まで。「砂時計型ディフューザー」は、2017年4月に発売された、砂時計をかたどったホームフレグランスディフューザー。砂時計のように容器を反転させると、オレンジやグリーンに輝くガラスに閉じ込められたフレグランスが、1滴1滴したたり落ち、時間の流れをうっとりするような香りで贅沢に彩ってくれる。そんな「砂時計型ディフューザー」を用いた今回のアートインスタレーションは、イタリア人アーティスト「フェリーチェ・リモザーニ」とのスペシャルコラボレーションによるもの。インスタレーションに使われる作品は、ミラノで開催された世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ」においてミラノデザインアワードを受賞したリモザーニの芸術作品だ。ミステリアスな作品の動作は、フレグランスの滴と共に時間の流れを表しており、見ている人たちに不思議な感覚を提供する。また、開催期間中には、インスタレーション会場にてホログラムカードをプレゼント。ギンザ シックス地下1階のディプティック銀座店でホログラムカードを提示すると、ライフスタイルに合わせた香りのカウンセリングサービスを受けることができる。【詳細】ディプティック砂時計型ディフューザー「ル・サブリエ」アートインスタレーション開催期間:2017年10月12日(木)~18日(水)会場:ギンザ シックス6階 銀座 蔦屋書店 イベントスペース住所:東京都中央区銀座6-10-1【問い合わせ先】ディプティック 銀座TEL:03-6264-5438
2017年10月13日フランスのフレグランスブランド「ディプティック(diptyque)」が9月1日から15日まで、砂時計型ディフューザー「ル・サブリエ」のアートインスタレーションを玉川高島屋S・C南館1Fエントランス(プラザ口)にて公開している。同インスタレーションは、4月に発売された砂時計型ディフューザー「ル・サブリエ(LE SABLIER)」 の芸術性やテクノロジーに共鳴したイタリア出身のアーティスト、フェリーチェ・リモザーニ(Felice Limosani)とのコラボレーションにより実現。去る4月4日から9日にイタリアのミラノで開催された世界最大規模の家具見本市「Salone del Mobile」で初披露されて以来、パリに次ぐ3度目の公開となる。砂時計のように時間を掛けてゆっくりと香りを拡散する「ル・サブリエ」は、そのミステリアスな動作とフレグランスの滴によって時間の流れを表現している。この“香りのオブジェ”は、プロポーションと細部への拘りが認められ、特許を取得しているほどだ。インスタレーションでは、「ル・サブリエ」の幾何学的なフォルム、エキゾチックな6種類の香りと色に、フェリーチェ・リモザーニ独自の手法による美しい曲線のアートが重なり、まるで“色と香りのゲーム”のように時空体験へと誘う。なお、期間中は会場にてホログラムカードのプレゼントを実施。同館1Fの「ディプティック 二子玉川店」でカードを提示すると、それぞれのライフスタイルに合わせた香りのカウンセリングを受けることができる。
2017年09月07日ドーバー ストリート マーケット ギンザでは、期間限定でトム ブラウン ニューヨーク(THOM BROWNE. NEW YORK)のインスタレーションを2017年3月15日(水)まで展開中。インスタレーションでは、2017年春夏メンズコレクションのランウェイショーでラストに登場した、水着とロングボードを使用。トリコロールとパステルカラーの花柄を融合したユニークなデザインが特徴だ。なお、ロングボードはショーで実際に使用されたもので、特別に購入することもできる。さらに壁や床は、2017年春夏ウィメンズコレクションの会場を彷彿させる、鮮やかなプールタイルをイメージして作り上げられた。一足早く夏を感じられる空間に仕上がっている。【詳細】■THOM BROWNE SURF SHOP INSTALLATION AT DOVER STREET MARKET GINZA期間:〜2017年3月15日(水)場所:ドーバー ストリート マーケット ギンザ住所:東京都中央区銀座6-9-5 ギンザコマツ西館TEL:03-6228-5080営業時間:月〜日 11:00〜20:00■THOM BROWNE ロングボード価格:434,250円+税サイズ:10ft(304cm)
2017年02月23日コーチ(COACH)では、2017年春夏コレクションの中からエルヴィス・プレスリーをモチーフにした限定コレクションが登場。表参道店にて、インスタレーションとともに発売される。展開されるアイテムは、彼のポートレートがまるでスクラップブックのようにコラージュされたスウエットやTシャツ、様々なモチーフと共にアレンジされたクラフトアート感たっぷりのキーバッグ、またデイリーアイテムのスカーフやジュエリーまで、幅広いラインアップが揃う。さらに、店内もエルヴィス仕様に。彼の代表曲「Love Me Tender」をアメリカンなネオンサインで表現したウィンドウをはじめ、2階への階段には代表的なポートレートをコラージュするなど、ファン必見のフォトスポットとなっている。【詳細】エルヴィスの限定コレクション期間:2017年2月10日(金)〜取り扱い:コーチ 表参道展開アイテム例:・スーベニア チャーム Dinky 150,000円+税 (H13xW23xD5cm)・エルヴィス コラージュ スエットシャツ 45,000円+税・カスタム Dinkier 72,000円+税 (H8xW15xD5cm)【問い合わせ先】コーチ・カスタマーサービス・ジャパンTEL:0120-556-750
2017年02月16日ビジュアルアーティスト・タカコノエル(Takako Noel)と、ヘアサロン・テトロ(TETRO)による写真を中心としたインスタレーション展「Land of nowhere」が、17年1月13日から18日まで表参道ロケット(ROCKET)にて開催される。タカコノエルは、注目度急上昇中のファッションブランド・アキコアオキ(AKIKOAOKI)のイメージブックを手掛けるなど、ビジュアルアーティストとして写真やスタイリングなど幅広く活動するアーティスト。今回は音楽やアート、ファッションなどのユースカルチャーと親和性の高い、渋谷・鶯谷町にあるヘアサロン・テトロ(TETRO)の企画により、写真を中心としたインスタレーション展を開催する。会期中は、ペインティング作品やプロジェクターによる写真投影、植物などで演出された空間にて、タカコノエルの未公開写真を一挙に公開。アーティストのSakuragi Daigo(D.A.N.)が今回の展示作品からインスピレーションを得て創作した音楽や詩なども初披露される。さらに、同展の開催を記念した限定Tシャツ(5,000 円)や写真集、写真などの販売も行われる予定だ。【展覧会情報】「Land of nowhere」会場:表参道 ROCKET住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ同潤館3階会期:17年1月13日~18日時間:11:00~21:00(17年1月15日は20:00まで、18日は18:00まで)入場無料会期中無休
2016年12月24日東京駅八重洲口「GRANROOF(グランルーフ)」のペデストリアンデッキと八重洲口駅前広場では、クリスマスインスタレーションが、今年はコンテンツを新たに展開。クリスマスシーズンを幻想的に彩るインスタレーション「東京駅グランルーフ Light on Train」を12月1日(木)~25日(日)にて開催する。今回は、全長約200mに及ぶグランルーフ全面をキャンバスにし、インタラクティブ性のある壮大なインスタレーション作品がお目見え。ルーフに現れたプラットホームから光の列車が夜空へと発車し、列車からこぼれた光が「光の花」へ変化し、幻想的な空間を展開していく。担当したのは、独自の世界観、映像美を確立し、革新的な作品を国内外で発表し続けている、ビジュアルデザインスタジオ「WOW(ワウ)」。インスタレーションは、3つのパーツに分かれており、照明演出エリア、インタラクションエリア、映像演出エリアの各部で最新の映像・照明装置を使い、会場内のどこにいてもグランルーフに広がる光の空間を楽しめる。インタラクションエリアには、来場者が所定のエリアに立つと、その人の影をリアルタイムでルーフ上にシルエット化して投影し、そのシルエットがルーフ上に投影されている列車からこぼれ落ちた光に触れると「光の花」に変化して漂っていく仕掛けになっている。「東京駅グランルーフ Light on Train」は、12月1日(木)から25日(日)まで、17時頃~22時に実施される。(text:cinemacafe.net)
2016年11月29日この冬、東京駅のGRANROOF(グランルーフ)が美しい光に包まれます!2016年12月1日(木)~12月25日(日)の期間中、インスタレーション「東京駅グランルーフ Light on Train」を開催。光や映像の演出、幻想的な空間を楽しみましょう。「東京駅グランルーフ Light on Train」とは?東京駅では、2012 年から東京駅八重洲側でクリスマスインスタレーションを展開しています。今年は新しいコンテンツ「東京駅グランルーフ Light on Train」にバージョンアップして登場します。会場は全長約200mのグランルーフ全面です。インスタレーションのコンセプトは、「グランルーフをプラットホームに見立て、光を載せた列車が発着する」というもの。光を載せた列車が東京の夜空へと走りだす、物語性あふれるインスタレーションです。●クリエイティブディレクションは「WOW」「東京駅グランルーフ Light on Train」のクリエイティブディレクションと映像制作は、ビジュアルデザインスタジオ「WOW(ワウ)」が担当します。独自の世界観と映像美を確立、体験型・参加型のインスタレーションに定評がある「WOW(ワウ)」が生み出す世界観に浸ってください。見どころをチェック!全長約200メートルのグランルーフは3つのエリアからなり、エリアごとに異なる演出がおこなわれます。各エリアの見どころをチェックしましょう。映像演出エリアルーフに出現したプラットホームから光の列車が夜空へ出発。影絵をモチーフにした映像演出により、物語性を強く感じられるエリアです。インタラクションエリア来場者が参加できるインスタレーションのエリア。ルーフに来場者のシルエットが投影されます。列車から光がこぼれ、その光に来場者のシルエットが触れると「光の花」へ変化。光の魔法を体験しませんか?照明演出エリア映像の世界と連動し、照明による演出を展開。『光の花』が運ばれてただよい、やがて広がっていくイメージです。3つのエリアは境目がないので、物語をたどるようにインスタレーションの世界へ入り込むことができます。会場内のどこからでも楽しめるのもおすすめのポイント。「東京駅グランルーフ Light on Train」は期間中の17:00ごろから22:00まで実施されます。会場はアクセス良好、JR東京駅の八重洲地下中央口を出てすぐのグランルーフ。待ち合わせやデート、仕事帰りに立ち寄るのもいいですね。クリスマス気分が高まるインスタレーションです。■イベント概要名称:東京駅グランルーフ Light on Train開催日時:2016年12月1日(木)~12月25日(日)17:00ごろ~22:00会場:東京駅グランルーフ(JR東京駅の八重洲地下中央口から徒歩1分)公式サイト:(11月中旬公開予定)
2016年11月03日東京駅八重洲口「GRANROOF(グランルーフ)」のペデストリアンデッキと八重洲口駅前広場を幻想的に彩るインスタレーション「東京駅グランルーフ Light on Train」が開催される。期間はクリスマスシーズンの2016年12月1日(木)から25日(日)まで。2012年より展開している、東京駅八重洲側のクリスマスインスタレーション。例年、グランルーフから放たれる幻想的な光で、東京の冬の夜を彩ってきた。2016年は、新たなコンテンツに生まれ変わり、クリスマスシーンをさらに盛り上げる。クリエイティブディレクションは、独自の世界観、映像美を確立し、革新的な作品を国内外で発表し続けている、ビジュアルデザインスタジオ「WOW(ワウ)」が担当。全長約200mに及ぶグランルーフ全面をキャンバスにし、インタラクティブ性のある壮大なインスタレーション作品を制作する。コンセプトは「光」を乗せた列車。運ばれてきた『光の花』が漂うファンタジーな空間が広がる。エリアは、「照明演出エリア」「インタラクションエリア」「映像演出エリア」の3つ。それぞれが最新の映像・照明装置を用いた光の空間になり、物語性を感じさせる影絵をモチーフとした場所も。特に「インタラクションエリア」では、所定のエリアに立つと、影をリアルタイムでルーフ上にシルエット化して投影する演出が施される。【実施概要】「東京駅グランルーフ Light on Train」期間:2016年12月1日(木)~12月25日(日)時間:17時頃~22時※荒天の場合は、点灯を見合わせる場合があり。※時間や日別等による特別演出はない。場所:東京駅八重洲口グランルーフ、八重洲口駅前広場
2016年10月30日タロウホリウチ(TARO HORIUCHI)が10月17日から24日まで、インスタレーション「Portrait : TARO HORIUCHI」を開催する。会期中は、会場にてタロウホリウチの16AWコレクションを着たモデルを撮影したビジュアルイメージとデザイナーの堀内太郎のワークスペースを公開。デザイナー自身や堀内のクリエイティブな世界の他、堀内とアートの長年に渡る関わり合いや堀内が描くブランドヴィジョンも知ることができる機会となっている。【イベント情報】「Portrait: TARO HORIUCHI」住所:東京都渋谷区神宮前2-30-28会期:10月17日~24日(*ワークスペースの開放は18、22、23日のみ)時間:12:00~18:00入場無料会期中無休
2016年10月17日コーセーは、人の動きに反応して水面に花が舞うインスタレーションを体験できる「雪肌精"ハーバルの泉" - ART by teamLab」を開催する。会期は3月1日~3月6日。時間は11:00~19:00(3月1日のみ18:00~20:00)。会場は東京都・ 六本木の六本木ヒルズ大屋根プラザ。入場無料(予約不要)。同イベントでは、水面にプロジェクションされた映像が人の動きに合わせて変化する"インタラクティブな泉"を体験できる。素足になった鑑賞者が水面を移動したり立ち止まったりすることで、和漢をモチーフにした花が水面の上を一斉に散ったり、より生まれたり、いっせいに咲きわたったりするという。インスタレーション制作は、チームラボが手がけている。また、会場には簡易的な靴の着脱スペースが設置されており、脱ぎやすい靴や靴下で来場することを推奨している。また、観覧スペースも用意され、観覧のみでも楽しめるということだ。なお、今回のイベントは、同社の多機能ジェル「雪肌精 ハーバル ジェル」の新発売を記念して開催されるもので、会場では同商品を試用することもできるという。
2016年02月23日山口情報芸術センターYCAMでは11月28日から16年2月14日まで、未来の公園について考察する「プロミス・パーク・プロジェクト」の新作インスタレーションと研究成果の展示「プロミス・パーク-未来のパターンへのイマジネーション」が開催される。国際的に注目を集める韓国のアーティスト、ムン・キョンウォンと共に12年から3年間の歳月をかけて取り組んできた同プロジェクトでは、様々な時代、文化、人類の営みが交差する「公園」について、多領域の専門家とともに様々な考察を行ってきた。今年は、山口県及び九州地方に残る近代化産業遺構にフォーカスし、フィールドワークとドローン撮影を実施。その地域に根付いていた産業の姿を伝える遺物や遺跡を通じて、その空間がもつ歴史の記憶から「未来の公園」について考察した。3年間の集大成となる同展では、フィールドワークをもとにした「未来の公園」をめぐる考察の数々を、新作インスタレーションと研究成果展示として公開。インスタレーションでは、ドローンによって撮影した映像をもとに床面に映しだされる映像インスタレーションと、京都西陣にある細尾とのコラボレーションによる織機によって生成される絨毯のふたつの新作インスタレーションを展示する。絨毯は最終的に17メートル×17メートルの大きさになり、「未来の公園」として会場を埋め尽くす。研究成果展示では、フィールドワークをベースに、山口県の周辺地域を対象とした古代から現代に至るまでの公園や庭園についてリサーチした成果を公開。また、ロンドンのハイド・パークや、ニューヨークのセントラル・パーク、東京の上野公園を始めとした代表的な近代公園や、世界知識都市構想「ムンダネウム」の調査を通して収集してきた図像もスライド形式の映像装置「パーク・アトラス」として公開する。【イベント情報】「プロミス・パーク-未来のパターンへのイマジネーション」会場:山口情報芸術センターYCAMのスタジオB、ホワイエ住所:山口県山口市中園町7-7会期:11月28日~16年2月14日時間:10:00~19:00入場無料
2015年11月20日ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)、とんだ林蘭、チームラボ(teamLab)のコラボレーションによるインスタレーションが、9月12日、13日にミハラヤスヒロトーキョーにて開催される。同インスタレーションは、東京の表参道、青山、原宿エリアで9月12日に開催されるファッション誌『ヴォーグ(VOGUE)』主催のショッピングイベント「ヴォーグ・ファッションズ・ナイト・アウト(VOGUE FASHION’S NIGHT OUT)」の一環として開催されるもの。当日はミハラヤスヒロトーキョーに、とんだ林蘭のデザインをコラージュしたフィルターを使った、チームラボカメラを店内に設置。来場者にプリクラ感覚で撮った写真が、自動的にFacebook特設ページに投稿される仕組みとなっている。また店内では、ミハラヤスヒロととんだ林蘭のコラボレーションアイテムを先行発売。ラインアップは、生肉のキーホルダーや、絆創膏が貼られたクラッチバッグ、真っ赤な唇から歯が覗くクッションなど。イラストやコラージュ、ペイントなどを用いてフェミニンかつ毒のある作品を生み出しているとんだ林蘭らしいデザインのアイテムが揃っている。
2015年09月11日