元MI6諜報員にして、スパイ小説の大家ジョン・ル・カレが描く、リアルスパイ小説の金字塔、「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」待望の映画化!本作で主役をつとめる、本年度アカデミー賞3部門ノミネートを果たした、ゲイリー・オールドマンのインタビューをお届けする。●オファーを受けた感想は?光栄だったよ!スマイリー役のオファーもそうだけど、作品に加われるだけ光栄だ。何しろ素晴らしい役どころだからね。●演じた主人公、ジョージ・スマイリーについてスマイリーは英国諜報部に所属するスパイだ。原作者ジョン・ル・カレ自身の経験(元・英国諜報部員)がリアルな人物を創り出したんだ。ジェームズ・ボンドとは対照的に描かれていて「アンチ・ボンド」なんだよ。穏やかで、聡明で、洞察力がある。スパイ活動の探究者であり、機知を生かして官僚機構も巧みに操る。並外れた記憶力があって、何事に対しても呑み込みが早いんだ。そして人間の些細な欠点、弱さ、誤りやすさを、生まれながらに察知する力を持つ。自分の仕事の暗く、非論理的で、酷い側面を認識して、理解しながらも強い道徳観を持っている。外交的な人物を何人も演じてきたから、これほど平静で寡黙な男を演じるのは楽しかったよ。●原作についてジョン・ル・カレの作品には彼自身が投影されていてセリフや登場人物の中に彼が見え隠れしている。自伝的な小説と言っても過言ではないね。作品からは彼や家族の姿がうかがえる。特にこの作品の原作はその要素が強いと思うよ。●役作りについて原作で描かれている彼の容姿は決してスマートではないんだ。体形が悪いせいで高級な紳士服を着ていても似合わず、背が低く太っていて眼鏡をかけている。でも容姿は関係ないんだ。ル・カレは「自由に演じろ」と言ったよ。自分のスマイリー像を作ればいいと。私たちはスパイ活動に対してかなり非現実的な見方をしがちだけど、ル・カレはその実態を見せていると言える。ル・カレと長い時間を過ごし話し合いながら、彼を観察して細かい点をいくつか参考にした。そう、(TVシリースでスマイリーを演じた)アレック・ギネスも同じことをしたんじゃないかな。作品情報『裏切りのサーカス』監督:トーマス・アルフレッドソン「ぼくのエリ200歳の少女」出演:ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース、トム・ハーディ、ジョン・ハート、トビー・ジョーンズ、マーク・ストロング、ベネディクト・カンバーバッチ配給:ギャガ4月21日(土)より、 TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館他全国ロードショー!Jack English (c) 2010 StudioCanal SA
2012年04月19日日本コカ・コーラは、「コカ・コーラ」オフィシャルショップ「Coca-Cola Store(コカ・コーラ ストア)」を、アクアシティお台場に、4月14日よりオープンした。この「Coca-Cola Store」には、ファッションアイテムやステーショナリーからスポーツ用品やハウスウエアまで多岐にわたるジャンルのアイテム、全500種類が揃い、国内最大のオフィシャルショップとなる。「コカ・コーラ」が提案する明るく前向きで潤いあふれるライフスタイルが、世界中に広く受け入れられるために大きな役割を果たしているオフィシャルグッズ。「Coca-Cola Store」は、その最新アイテムが一同に揃い、「コカ・コーラ」を飲みながら楽しめる場所として、施設のリニューアルで活気づく、人気のレジャー施設・アクアシティお台場にオープンした。同店は、国内のオフィシャルグッズショップとしては那須(栃木県)、大洗(茨城県)に次ぐ3番目の店舗となり、取り扱いアイテム数、店舗規模ともに国内では最大となる。テーブルウエアはもちろん、若者の生活の一部となっているミュージックやデジタル向けのアイテムも取り揃え、「コカ・コーラ」らしいライフスタイルを提案していくという。また、Webショップや他のショップにはない限定のアイテムとして、コカ・コーラコンツァーボトルのリサイクルガラスを使用したアクセサリーや、限定デザインのスポーツタオル、Tシャツなどを販売する。さらにブランド体験のひとつとして、国内で2台目の稼働となるコカ・コーラの新型自動販売機 「インタラクティブ ハピネスマシン」を設置。自販機の前面に47インチの液晶タッチスクリーンを備え、映像やゲームなどのコンテンツで楽しみながら、「コカ・コーラ」製品を味わえる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月17日『ファインディング・ニモ』『ウォーリー』のアンドリュー・スタントンが手がける、初の実写作品、エドガー・ライス・バローズの古典冒険小説『火星のプリンセス』をディズニーが実写映画化したアドベンチャー超大作。こちらで主演を務める、、『ウルヴァリン』で注目のテイラー・キッチュのインタビューをお届けする。●あなたの演じるジョン・カーターには壮絶なバックグラウンドがありますが、役者としてその部分をどのように表現しましたか?初めて脚本を読んだとき、人物を中心に展開されるストーリーだということ、そして大きな映画会社の作品だということに惹かれたんだ。大きな会社の助けがあればすごい方法で映画作りをする機会がフィルムメイカーにあたえられるからね。ジョン・カーターについても、その家族や南北戦争や色々なバックグラウンドが分かるようになっている。それを演じるのは大変だけど、同時にあれがあったおかげで映画全体を通しての根幹が僕にあたえられたんだ。たとえばカーターが自分の指輪で遊んでいるシーンがあるけれど、それが彼にとってどれほど大切なものなのか観客は知ることになる。心から打ちこまなければ演じられないことをやるのは俳優として最高だよ。本当に最高だった。●撮影前に、どんなトレーニングをしたのでしょうか?また、役のために髪を伸ばしたのですか?この映画の準備をしている時にティム・リギンズを演じていたから、髪を伸ばす必要はなかった。よく注意して見ていたら、リギンズの体が変わっていくのがわかるよ(笑。)撮影の4ヶ月前から食事制限も始めた。撮影は週6日。撮影中は、疲労との闘いだった。他の俳優が同じことを言うのを聞いたことがあるかもしれないけれど。僕は健康に十分気を配っていたが、週6日の撮影で、僕は事実上すべてのシーンに登場するんだよ。それを8ヶ月もやる。その間、食事制限もしている。朝4時に起きてトレーニングをし、その後1日中撮影をする。それもあんなシーンだ。どうしても疲れるよ。それはハードだったね。準備の間に、ジョンとはどんな男かを完璧に理解することも大変だった。僕は歴史学者に会ったり、南北戦争についての本、手紙などを大量に読んだ。それはとても参考になったよ。とくに、手紙はね。家族に向けて、今、自分が置かれている状態をつづっているんだ。その気持ちを僕は理解しようとした。ほかのことも、すべて。たとえばあの時代は、何もかもが今よりシンプルだった。家族の元、妻の元に帰ること、そして新しく生まれた自分のベイビーに会うこと。大事なのはそれだけだったんだ。金や、物欲なんてなかったんだよ。家族を守ることしか考えていなかったんだ。自分が愛する家族の元に帰ること。それだけ。ジョンにとってもそうだった。なのに、それが奪われてしまったのさ。彼は、家族を守るためだと思って南北戦争に出かけて行ったんだよ。それだけに、平手打ちを食らったような感じだったんだ。●映画には社会的メッセージがあるものですが、この映画にも何かメッセージはありますか?ジョンという男のヒューマニティだと思う。自分を変革するのに、遅すぎることはない。新しいリスクを負うのを避ける理由もない。それがメッセージのひとつ。それに、火星における資源やあらゆるものは使い果たされているが、それは僕らが直面している問題と通じるところがあると思う。作品情報『ジョン・カーター』監督:アンドリュー・スタントン 出演:テイラー・キッチュ、リン・コリンズ、マーク・ストロング、キーラン・ハインズ、ドミニク・ウェスト、ジェームズ・ピュアフォイ4月13日(金)3D・2Dロードショー!配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(c)2011 Disney. JOHN CARTER™ ERB, Inc.
2012年04月13日ライアン・ゴズリングが昼と夜で別の顔を持つ天才ドライバーを演じた衝撃のクライム・サスペンス『ドライヴ』。カンヌ映画祭監督賞を受賞した本作の監督、ニコラス・ウィンディング・レフンのオフィシャルインタビューをお届けする。●作品ができあがったときの印象カーチェイスや車がたくさん登場する映画にすばらしいものは存在するが、なんとなく、この映画は違うように感じたんだ。機械的にチェイスするだけではなく、他とは違うチェイスが必要だと感じた。この映画のチェイスシーンは、車同士が追いかけあっているというよりも、“ドライバー”が感じている精神的状況を反映している。●ライアン・ゴズリング演じる“ドライバー”はどのような人物ですか?映画に登場する“ドライバー”は、半分人間で半分機械のような存在だということもできるが、彼は自分が恋に落ちるまで、その違いを分かっていないんだ。その過程で機械が最終的に人間的な面を乗っ取ってしまう。機械であることが“ドライバー”の本来あるべき姿であるため、それはある意味、良いことでもある。彼がどういう人物かというのは、難しい質問だ。私の映画は、いつも私の一部だからだ。ライアンが演じることで、ライアン的な要素がたくさん入っているのは確かだ。だからライアン・ゴズリングと私の結婚のようなもので、大きな二面性がこのキャラクターには内包されているのかもしれない。彼にも2つの面があり、我々2人の間で進化しつづけるキャラクターだ。●キャリー・マリガン起用の理由最初はラテン系の女優を探していて、有名、無名を問わず、すばらしい女優さんにたくさん会った。しかし、ずっと何かが違う気がしていたんだ。その時に、キャリー・マリガンが興味を持ってくれて、挨拶に来てくれた。彼女には会ったことがなく、映画も見たことがなかったが、妻や母が、彼女はすばらしい女優だと言っていたよ。彼女が部屋に入ってきた瞬間、彼女こそが探していた女優だと感じたんだ。キャリーが来てくれて、自分が適任だと言ってくれた。まさに彼女の言うとおりで、その通りになったよ。●アルバート・ブルックスについてアルバート・ブルックス以外では、ブライアン・クランストンが一番起用したかった役者だ。予算のめどが付きそうになった時、「ライアン以外で誰を映画に使いたいか?」を考えた。ブライアンについては、鷹が獲物を狙うように、逃がしてはならない存在だった。●カーチェイスシーンについてはどのようなイメージで作ったのですか?この映画の3つのカーチェイスシーンは基本的に、“ドライバー”が何を目指しているかのメタファーなんだ。最初のカーチェイスの場所はステイプルズ・センターだが、すべてがコントロールされた状況で、計画通りに進む、マシーンのようなアプローチだ。2番目のチェイスシーンは、質屋での襲撃が失敗して、“ドラkイバー”が予定外の行動で“スタンダード”を助けようとする。本質的には、“アイリーン”を助けようとしているんだ。板ばさみの状況で、不意をつかれて、追いかけてくる車を振り切ろうとしている。3番目のチェイスシーンは、「一線を越えた」ような、クレイジーな感じだ!彼は追跡者を忍者のように追っている。「忍者シーン」とでも呼びたくなるような状況だ。「隠密行動」で近づき、彼を殺そうとするんだ。それぞれのカーチェイスは彼の心理状態と連動している。私は車は好きだけど運転しない。運転免許を持っていないんだ。免許試験に8回も落ちて諦めた(笑)。そのせいで、車の映画を違った見方にせざるを得なかった。だからカーチェイスを模倣することから始めたんだと思う。自分が車を運転しないから、車を運転することに興味がないんだ。スピード感は好きだけど、この映画は、車の移動スピードとは別のスピード感の恩恵を受けているように感じる。私が映画を作る時は、いつも前作とは違うものを作るようにしている。「『ドライヴ』は一体どんな映画なんだ?」というと、本質的には、LAに来て、LAのルールに従って、映画業界に関する映画を作ったという感じだ。映画製作や、映画業界の人たち、スタントや映像マジックなどは、この映画の一部だ。それらの要素がすべて加わって、とても不思議な世界を作り出している。この映画は、とても「動きのある」作品だ。動きといっても、車を運転することだけではなく、キャラクターの心の動きだ。ライアンと私のやり方や、映画を作りたいと思う理由は、ある意味同じさ。私は、ライアンがとても好きなんだ。我々にとって映画を作ることは、肉体的というよりも、精神的な冒険だね。彼と会った時、我を忘れるくらい嬉しかったけれど、お互いに刺激しあえると感じた。おそらく、映画製作において最高なことの一つが、お互いに影響しあえることだと思う。話し出したら収拾がつかなくなるから、ライアンとは映画作りに関する話はやめて、その場の流れに任せることにした。私の妻も子供も彼のことが大好きで、彼の母親は私のことを気に入ってくれているから、我々の周囲はうまくバランスが取れている。私達は多くの点で似ている。やりたいことも同じで、映画を作っていく上でのモチベーションの上げ方も同じだし、趣味も共通点が多い。だから「さよなら」を言うことはなく、「また次の作品で会いましょう」と言ったんだ。作品情報『ドライヴ』監督:ニコラス・ウィンディング・レフン出演:ライアン・ゴズリング、キャリー・マリガン、ブライアン・クランストン、クリスティーナ・ヘンドリックス、ロン・パールマン、オスカー・アイザック、アルバート・ブルックス配給:クロックワークス公開中
2012年04月03日ウーマンエキサイトでも注目の『マリリン 7日間の恋』。現在全国の映画館で女性を中心に熱い支持を受けている本作で、「本物みたい。キレイすぎてスクリーンがまぶしい」という声が多数出ている、主役マリリン・モンローを演じたミシェル・ウィリアムズのオフィシャルインタビューをお届けする。●脚本を初めて読んだときの印象私はコリン・クラークという人物や原作について何の知識もなかったのですが、脚本を読んでたちまち物語に引き込まれました。テンポや話しの流れがよかったし、登場人物の内面をしっかり描いている点も素晴らしいと思ったわ。マリリンという人物が生き生きと描かれていたから、役にすんなり入り込むことができました。●マリリンを演じたことについて子どもの頃、私は寝室の壁にマリリンの写真を飾っていたんです。白いドレスを着たマリリンが、軽やかな足取りで木に向かって歩いている姿をとらえた写真でした。私は伝説的な女優とかセックス・シンボルとしてマリリンを見ていたわけではなく、彼女に対して女の子同士の親近感みたいなものを持っていました。マリリンの圧倒的な存在感とか性的魅力を意識したりもしなかったわ。私の目に映るマリリンは、木々の中を軽やかに歩く1人の女の子だった。私はそのイメージを手がかりにして、役作りを始めました。マリリンに対する私個人のイメージが役作りのスタート地点になったんです。マリリンについて自分なりのイメージをもっている人があまりにも多いので、リサーチの過程で私は人の意見に惑わされるのはやめようと心に決めました。私はマリリンの人物像を自分なりに解釈して、マリリンという人物をどう演じるか自分で決めることにしたんです。私は私なりにマリリンを演じましたが、それをどう思うかは観る人次第でしょうね。作品が完成して色々な意見が耳に入るようになったので、実をいうと少し不安になっています。今まで意識しなかったけれど、多くの人がこの映画に期待していますからね。●マリリン・モンローについての印象役作りを始めた当初、私は一般的に知られているマリリンの人物像が彼女の本当の姿ではないということを理解していませんでした。でも、マリリンに関する資料を読んだり写真や映像を山ほど見たりしているうちに、人々が抱いているマリリンのイメージは彼女自身が長い時間をかけて作りあげた虚像だということに気づいたんです。マリリンは教師のアドバイスを取り入れたり鏡を見て自分を研究したりして、彼女ならではの魅力を強調する方法を考え出しました。マリリン・モンローという人物は、マリリン自身が作りあげたキャラクターだったんです。●コリン・クラーク役のエディ・レッドメインについてエディの演技を初めて見たのは、ニューヨークで上演されていた「Red」という舞台劇を観に行った時でした。私は彼について何の予備知識もなかったので、彼自身も役と同じアメリカ人なんだと思い込んでしまったんです。それほど彼の演技は素晴らしかったんですよ。実は彼がイートン校出身のイギリス人で、コリン・クラークと似たような経歴の持ち主だなんて思いもしなかったわ。エディとコリンは、生まれ育った環境が驚くほど似ているんです。「Red」で演じた役とこの映画で演じた役はまったく違いますが、エディは変幻自在の演技派なので見事にコリン役を演じています。エディほどコリン役にふさわしい俳優は、ほかにいないでしょうね。●ローレンス・オリヴィエ役のケネス・ブラナーについて撮影現場でも控室でも、ケネスは常にムードメーカーでしたね。私とケネスは自分が演じる人物の表情や話し方を研究しなければならなかったので、コンピューターの前に座っている時間が長かったんですよ。ケネスは私に素晴らしいアドバイスをしてくれました。撮影現場で私がタイトなドレスと大きなカツラを身につけたまま立っているのを見て、ケネスは「ダーリン、きみにいいことを教えてあげよう。立ってなんかいないで、座ればいいじゃないか。なんだったら、寝転んでもいい。待ち時間はラクにしていればいいんだよ」と言ってくれたんです。確かに、エネルギーを温存するためには立っているより寝転んでいたほうがいいですよね。私はほかの映画の撮影現場でも、ケネスのアドバイスを実践しているんですよ。●マリリン・モンローは、なぜ性別を超えて私たちに愛されるのだと思いますか?マリリンはたった一枚の写真でいろんなことを表現できる女性だったと思う。だから人を惹きつけ、不朽の魅力がある。それと、彼女のどの写真が好きかは男性と女性とで別れる。私も幼少の頃、マリリンの写真を寝室に飾っていたのだけど、胸元の開いたドレスを着てセクシーな眼差しをこちらに向けるよくあるマリリン像ではなくて、裸足で芝生の上を駆けまわる写真だったの。マリリンはそうやって自覚なしに色気を放つことがあったのだと思う。彼女の色気には、親しみやすさ、無垢、少女らしさがあった。珍しい組み合わせだと思うわ。●映画の中での、ダンスシーンについてダンスシーンは確か2,3か所あったはず。その一つは『王子と踊り子』のダンスで、そのシーンでは、そのままそっくりマリリンのダンスを再現しなければならなかった。だから『王子と踊り子』は50~60回ほど見たわ。オープニング映像のダンスシーンは、彼女がよくやる動きやその他の振付にインスパイアされたもので、彼女が実際にやったパフォーマンスに基づいてはいないからある程度自由が効いた。歌と踊りは12歳以来だったから、まるで習いたての子供のように取り組んだの。幸い振付師にちゃんとついてもらったから自分一人で考える必要はなかった。●そっくりさんの映画ではないということは判りますが、自分で演じる上で心がけたことはありますか?どのように役にアプローチするべきか、実は考えがまとまっていなかったの。とにかく、マリリンのリサーチをするまでは、あれこれ推測しないようにし、先入観をなるべく排除するようにした。それでマリリンの映画を見たり、マリリンに関する本やエッセイを読んだり、写真を見たりして、次第に考えをまとめていった。アプローチの仕方は予め決めることなしに、得た様々な情報を長いこと温めておいたの。リサーチの中で一番大きな発見だったのは、マリリン・モンローというのは本人が演じていたキャラクターであったということ。その奥にいた少女とは全く別個のキャラクターね。表のマリリンは、彼女自身が丹念に研究して、作り上げたキャラクターだったので、彼女を演じるにあたって、歩き方や吐息交じりの声など、典型的なマリリンっぽさを全編通して出すことはしなかった。実際、彼女を良く知る人の証言によると、普段は歩き方も声も普通だったそうで、スイッチのようにオン・オフすることが出来たそう。とても頭のいい女性だった。それに本当に素晴らしい女優だったと思うわ。そこは見落とされがちね。映画の中の彼女はとても軽やかに見えるから、あれが素だと思われてしまう。でも、実際は10年にも及ぶ訓練のたまものだし、そこに彼女の知性がうかがえる。●マリリン・モンローをジャッジするのは難しいと思いますが、スターとしてのマリリンではなく、女優としてのマリリンについてどんな風に捉えていますか?素晴らしい女優だったと思うわ。それにコメディを演じる時は素晴らしく軽やかだったしね。彼女の人気シーンやコメディの演技を見ると、悲劇のかけらもないから恐れ入ってしまうわ。影が全くないの。とてつもない苦労を背負っていたのに、そういう影の部分を脇に退けておいたから、演技ですごい輝きと解放感を放つことができた。なかなかまねできないことだと思うわ。『お熱いのがお好き』でもそうだし、『王子と踊り子』だって、撮影中の苦労話やローレンス・オリヴィエとの折り合いが良くなかったのはご存じのとおり。でも、それが一切演技に出てこず、まばゆいばかりのパフォーマンスを披露している。仕事にそういう影を一切落とさなかったのには尊敬するわ。●踊るシーンを見てあなたのミュージカルを見てみたくなりました。興味ありますか?どんなミュージカルに出てみたいですか?是非やってみたいわ。今回も歌ったり踊ったりしていて、楽しくてしかたなかった。歌や踊りは理屈のスイッチがオフになるからいいね。踊っている時は、自分が何をしているかなんていちいち意識しないでしょ。振りつけを体にしみ込ませているわけだから、体が勝手に動いてくれる。それに歌も加わると、パフォーマンスの最中は自分自身に対する批判の声が止む。だから楽しかったし、これからも機会があれば是非やってみたいと思うわ。●あなたが大スターになる前に出たオフブロードウェイ「キラー・ジョー」が映画になりました。あの頃はどんなことを考えて生きていましたか?あの舞台は大好きだったわ。私にとっては“大人の仕事”に初めて挑むチャンスだったの。あの舞台のおかげで、やりたい仕事が手に入るようになり、その後の方向性が決まった気がする。たった一人の人でも“彼女ならできるかもしれないよ。チャンスを与えてあげようよ。”と言ってくれる人がいれば、道は開けるの。それに、誰かに認められたおかげで、自分自身を信じることができるようになった。その自信の種がその後の全ての礎になった。●日本のファンにメッセージを。日本の皆さんはいつも素敵な手紙をくれるわ。本当に、(他のどの国よりも)綺麗な手紙をくれるの。是非映画を見に来て。 映画スペシャルサイト マリリンの秘密の恋を描いた映画『マリリン 7日間の恋』は、現在大ヒット公開中!
2012年04月02日いよいよ本日より公開!『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』の主演、第84回アカデミー賞主演女優賞のメリル・ストリープのオフィシャルインタビューをご紹介!●フィリダ・ロイド監督からマーガレット・サッチャー役のオファーを受けた際、どのように感じましたか?フィリダからマーガレット・サッチャーの人生と女性指導者をめぐる問題を描いた映画を作ると聞いて、すぐに関心を持ちました。女性指導者は数少なく、女性指導者であることの意味について興味を抱く映画監督も少ないですからね。英国の首相になるためにマーガレット・サッチャーがどのような障壁を打ち破ってきたか。それを想像するためには、彼女が保守党の党首として頭角を現し始めた1970年代後半に生きる女性になったつもりで考える必要がありました。娘たちにはいつも言っているのですが、当時の世界は現在と大きく異なるものの、実際のところ、物事はあまり変わっていないのです。戦時中に育ち、物資不足で復興途上の戦後の英国をじかに体験した女性が、自らの哲学を打ち出し、国の経済を立て直すために弱点と思われる要素を排除し、現実的な解決策を実行していく姿を追うのは興味深い作業でした。世界的な大問題を解決したその人物はたまたま女性でしたが、女性にそのようなことができるとは期待されていなかったのです。●彼女は“男のクラブ”、しかも上流階級の世界に足を踏み入れ、その襟首をしっかりとつかんだわけです。政策はどうあれ、それだけで重大な成果ですね?私は役者ですが、リハーサルの初日から本当に圧倒されるような気分でした。そこには英国が誇る名優たちが恐らく40~45人ほどいましたが、私は部屋の中で唯一の女性だったんです。保守党の会合に参加した時にマーガレット・サッチャーが感じたであろう気持ちを私も味わった気がしました。議会での撮影、あるいは議会を再現するのはとても面白かったです。その場を支配し、政策か何かについて聴衆を引き込み、説得するということは人として誰もが苦闘を強いられることだからです。●愛を手に入れ失う、そして権力を手に入れ失う、作品ではこの二つのテーマが浮かび上がりますが、あなたにとってはどちらのテーマがより重要でしたか?この作品が成功するとすれば、それは重圧と重大性と緊張感に満ちた彼女の政治家人生と、人間としての彼女に多大な影響を与えた私生活の両方が同等に扱われているからだと思います。つまり私たちは、ある人物を丸ごとすべて描いた映画を作ろうとしているんです。マーガレットははっきり言いました。厳しい決断を下せば、その時には人々は自分を嫌うだろう、しかし彼らは代々にわたって自分に感謝することになるだろうと。指導者は常にそういう考え方をしなければなりませんが、それは母親も同じなんです。そう、今はあれこれ禁止する自分を子供が嫌うのでつらい、でも長い目で見れば子供は自分に感謝するようになるだろうとね。どちらも似たような問題だと思います。短期的な視点に立って人気を集める政治家もいるでしょう。しかし本当は長期的な展望を持たねばならないのです。●作品は驚くほど政治的ではありません。そのことに観客は驚くと思いますか?マーガレット・サッチャーの政治について何らかの考えがあって作品に出演したわけではありません。正直言って、彼女の政策については話にならないほど何も知らなかったんです。レーガン大統領の政策にはなじみがありますから、それらと一致するものが多かったことは知っています。しかし彼女は彼のすべての政策に沿っていたわけではありません。ですから彼女の政策そのものよりも、その政治的決断のせいで一人の人間として彼女がどのような犠牲を払ったかに興味を引かれました。なぜ彼女が政策のせいで人々に嫌われたのか、その一方で彼女の政治的選択を称賛する人が多いのはなぜか、私たちはそれをできるだけ正確に描こうとしたんです。しかし私たちがそれ以上に描きたかったのは、政策を決定する立場にいることによって、人はどのような犠牲を強いられるかという点です。指導者であり責任を取らねばならない立場にある時、それは人にどのような影響を与えるのか。そして強くあり続けるためには、どれだけのスタミナが必要なのかという点です。●マーガレット役として40年分の人生を演じているわけですが、それは大きな挑戦だったでしょう。すばらしい体験でしたよ。通常の作品では一つの特定の時代が設定されますが、この作品では彼女の人生を丸ごと振り返るので、本当にワクワクしました。一言加えておくと、J.ロイ(・へランド)とマリース(・ランガン)の見事なヘア&メイクはもちろん、年老いたマーガレットを表現できたのはマーク・クーリエが補綴技術を駆使して見事に変身させてくれたおかげです。●この作品に出演できて最も良かった点は何ですか?この作品に出演できて最も良かった点は、一人の人物の人生を丸ごと見ることができたことですね。この年齢になると、自分の人生を最初から振り返ってみることが実際にあるんです。その膨大さに圧倒されることもあります。当時は重大だと思っていた出来事がぎっしり詰まっているから。その一方で、重要なのはこの日、この瞬間だと気付くんです。今ここにいることがね。唯一重要なことは自分の人生を生き、まさに今この瞬間を生きることだと言えますが、実際にはこれほど難しいことはありません。つまり禅ですね、今この瞬間を生きる。感じて、ただそこに在れ。作品情報『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』大ヒット公開中!(c)2011 Pathe’ Productions Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute
2012年03月16日“性依存症“の男の生活とその奥に隠された真実を描いた衝撃の一作。自ら情熱的に役を獲得、圧倒的な存在感を示した注目の女優、キャリー・マリガンのオフィシャルインタビューをお届けする。●あなたが演じた“シシー”とは?シシーはとてもだらしなくて、興奮しやすく情熱的で、他人に対して同情的なの。利己的ではないというか、ワイルドなところもあるけど、自分のためだけでなく他人のために深く物事を考えることができる。そして兄ともっと親しくなるべきだと強く感じていて、兄に親密さを求めていると思うわ。●「SHAME –シェイム-」出演についてマイケル(・ファスベンダー)と共演したいとずっと思っていたの。だから脚本が届き、スティーヴ(・マックィーン監督)とマイケルがかかわっていると知って、夢のような仕事だと思ったわ。●シシー役を熱望したことについて(スティーブ・マックィーン監督と)一緒にコーヒーを飲んでいたんだけど、彼は早く立ち去りたい様子で10分おきに「さて、もう行かなきゃ」と言っていたわ。その都度、「ダメよ! まだ役をもらってない」って引き止めたの。彼をイライラさせて、無理やり役をもぎ取った感じかしら。彼と同じタクシーに強引に乗り込んで必死に迫ったし、本気だということを分かってもらうためにタトゥーまで入れた。そして役を手に入れたの。●アーティストとしてのスティーヴ・マックィーン監督について脚本を読んで一番驚いたのはヌードの場面だった。撮影で裸になったことはなかったし、かなり徹底した描写だったけど、スティーヴの過去の作品を見ていたからリスクはないと感じたの。スティーヴはアーティストで、人体に敬意を表している。意味もなく性的な描写はしないし、不当に裸体を露出することは決してないわ。それにシシーは素っ裸で兄の前に立っても何も感じないような人物なのよ。●マイケル・ファスベンダーについてCM: マイケルは驚くほど感受性が強くて、毎回のテイクに全力を傾けていた。私は週に2回ほど現場に行って撮影したけど、彼はどのフレームにも映っていて、見ていて本当にすごいと思ったわ。作品情報『SHAME -シェイム-』配給:ギャガ3月10日 シネクイント、シネマスクエアとうきゅう 他 全国順次公開(c) 2011 New Amsterdam Film Limited, Channel Four Television Corporation and The British Film Institute
2012年03月06日本年度アカデミー賞で最多5部門を受賞した映画『ヒューゴの不思議な発明』。1930年代のパリを舞台に、ひとりぼっちの少年ヒューゴの冒険を、映画の父として知られるジョルジュ・メリエスの映画創世記の時代と共に、全く新しい3D映像で描き出している。 本作で、主人公ヒューゴと共に冒険を繰り広げる少女イザベル役を演じたのは、『キック・アス』のヒット・ガール役で日本でも大人気となった、クロエ・グレース・モレッツ。今ハリウッドでもっとも注目される彼女にインタビューを行った。(C)Matt Carr /Getty Images●あなたが演じたイザベルについて教えてください。彼女は両親を亡くして引き取ってもらった養父パパ・ジョルジュのもとで、とっても退屈な生活を送っていたの。当時、誰もが夢中になっていた映画を見ることも禁じられて…。でも、読書が好きだから想像力はとっても豊かで、読書を通じていろいろな刺激を求めていたの。だからヒューゴから冒険に誘われた時、イザベルは心から喜んでOKするのよ。●ヒューゴとイザベルの出会いにはとても大きな意味がありますよね。いろんな冒険をする中で、2人は自分たちの人生だけでなく、もっと大きな秘密を知ることになる。両親を亡くした2人は、お互いを必要としているの。誰もが愛を必要としているというのは、この作品の大きなテーマよ。●2人の冒険はとてもワクワクしました。静かな場面なんて全然ないの。いつもパパ・ジョルジュや鉄道公安官から逃げ回ったり、問題に直面して四苦八苦しているから。だってまだ2人は子供なんだもの! 13歳(撮影当時)の私も同じよ。知りたいことが山ほどあるからいつも何かを嗅ぎ回っている感じ(笑)。●もうひとつ、本作で欠かせないのが登場人物をつなげる“機械人形”です。機械人形は 小道具だけど実際に動くのを見て驚いたわ。本当に動いて絵を描くのよ! 人形を前にして「スコセッシ監督の映画に出て、絵を描くロボットといるなんて信じられない」って思ったわ。夢みたいだもの。●監督は世界が認める巨匠、マーティン・スコセッシ監督ですね。脚本を読んでこれは“映画作りへのオマージュ”だと思ったわ。映画の創始者への感謝が込められているの。監督はとても長い間映画の世界に身を置いて、多くの映画を作ったし仲間もたくさんいる。そんな彼が今この作品を作ったことはとてもスゴいことだと思うわ。(C)Matt Carr /Getty Images●実際に仕事をしてみてどうでしたか?監督は撮影する時は誰に対しても同じように接するの。大スターも無名の俳優も平等に扱うから現場はすごく自由な雰囲気よ。大人と同じように接してもらって、すごく良い経験になったわ。●最後に、本作の見どころを教えてください。見ている人も2人の冒険にのめり込むはずよ。 3D映画だから登場人物と同じ世界をリアルに体験できるの。子供が見るといろんな要素がつまった不思議な世界が描かれているし、大人の目から見ると、美しい映像が印象に残ると思うわ。もちろん“映画愛”が溢れるストーリーも素晴らしいしね!人生は美しいと感じるはずよ。作品情報『ヒューゴの不思議な発明』ヒューゴの<夢の発明>に あなたは驚き、涙する。パリの駅の時計台にひとりぼっちで住むヒューゴ。亡き父が遺した不思議な“機械人形”の秘密を探るうちに、冒険好きな少女イザベルと、過去の夢を捨てた老人ジョルジュに出逢う。壊れた人形が動き始めるとき、失われた夢と映画の<魔術>が輝き出す―。全国公開中!配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン(C)Paramount Pictures 2011
2012年03月02日運命の出会い、そして主人公メイビスという女性とは…?先日ウーマンエキサイトでも独占試写会を開催し、大反響を呼んだ『ヤング≒アダルト』。意外にも共感する人が多かった映画史上類まれなるイタイ女を演じる、シャーリーズ・セロンのインタビューをお届け!●出演のきっかけは?アカデミー賞の授賞式で、ジェイソン(・ライトマン:監督)にバッタリ出会ったの。その時に『マイレージ、マイライフ』がとてもよかった!と伝えたわ。あの映画はその年、私が一番好きだった映画だった。そしてその1ヵ月後に、また偶然レストランで会って、ジェイソンが「昨夜ある台本を読んで、それを次の映画にしようと思ってるんだ。君にピッタリの映画だから、一緒にやらないか」と誘ってくれたのよ。でも私は他の撮影でスケジュールが合わなかったの。ジェイソンとは、以前から一緒に仕事をしたいと思っていた監督だったから、せっかくのオファーを受けられないことにすごくがっかりしたわ。その後、撮影が延期になって帰ってきたことを聞きつけたジェイソンが電話をくれて、自分の映画にまだ興味があるかと聞いてくれた。私はすごく嬉しくて、「ぜひやらせてほしい」と答えたの。まさに運命よね。“映画の神様”にすごく感謝しているわ(笑)。●『ヤング≒アダルト』のどんな部分に興味を持ったのですか?初めて台本を読んだ時、ディアブロ(脚本)が描いた主人公は相当図太いなと思ったの。教訓は得ても、必ずしも生き方は変えない女性だったから。そこにとても人間らしいリアリティを感じたわ。●あなたが演じる主人公、メイビスはとても強烈なキャラクターです。演じることに不安はありませんでしたか?そうね。でもだからこそ私も、そして観ている人たちもリアリティを感じることができるんじゃないかしら。メイビスは間違いなく問題を抱えているし、大人の事情に立ち向かう手段を持ち合わせていない。精神的成長が止まっていて、ものごとの現実の姿を見つめ対処する洞察力に欠けているわ。●メイビスのことを誰かが「女王気取りのクソ女!」と呼ぶおもしろいセリフがありましたね。そうそう、あれは傑作よね!●メイビスは悲しくて孤独な女性だから時には苦しい時もある。彼女は内側に常に何かを抱えていて、爆発寸前のようですが…メイビスは本当にイヤな女なのよ。誰だって初めは、これほど性格の悪いキャラクターには共感できないと思う。ところが意外とそうじゃない。それがこの映画のすごいところなの。ジェイソンは、映画を見ることは、鏡を出して自分自身を見るようなものだって言っている。私もそう思うわ。私が一番感動する映画は、ストーリーの中に自分自身の姿を見つけることができる作品よ。私があこがれを抱くような偉大な人が登場する必要はない。もちろんそういう映画の方が見るのは楽だけど、欠点やあまり見たくない部分をあえて見せてくれるものが好きなの。だからきっと…メイビスは観客、特に女性に受け入れられるんだと思う。●ご自身がメイビスと共通していると思うのは、どんな部分ですか?あら、そんなことを言わせたいの(笑)たくさんあるわよ!メイビスの行動の多くは、とても好ましいとは言えないようなことだけど、私たちみんながその日を切り抜けるためにすることばかり。いかにもサバイバルモードよね。例えば、小さなウソや彼女が常に“隣の芝生”をうらやむ考え方、自分の人生はすばらしいと他人にはっきりと伝えるやり方などよ。こういったメイビスの言動は極端だけど、そこには多くの女性が思い当たる真実がある。もちろん孤独感もね。メイビスはとても孤独なの。彼女はそれを誰にも打ち明けないけれど。人は誰でも孤独を経験していると思う。だからこそ、この映画にはたくさんの人の心に響く要素が詰まっているんだわ。作品情報『 ヤング≒アダルト 』監督:ジェイソン・ライトマン出演:シャーリーズ・セロン、パットン・オズワルド他配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン(C) 2011 Paramount Pictures and Mercury Productions,LLC. All Rights Reserved.
2012年02月19日『TIME/タイム』より、主演ふたりのインタビューを連続でお届け。昨日のジャスティン・ティンバーレイクに続き、公開直前の本日は、大富豪シルビアを演じる、アマンダ・セイフライドに話をきいた!●『TIME/タイム』のどこに惹かれましたか?アンドリュー・ニコルが監督と脚本をつとめるということに惹かれたの。監督のように独創的なアイデアを持って、オリジナルの映画を創ることができる人は他にいないわ。監督が創りだした『TIME/タイム』の世界は現実が強調されたものなの。誰もが若さに固執していて、経済的・社会的な不平等を抱える現代社会が反映されている。私もその世界の一部になってみたいと思ったの。●あなたが演じたヒロイン、シルビアとはどんな人物ですか? シルビアは大富豪の娘で、膨大なを手にした人物なの。つまり、永遠に生きられる。仕事はしていないし、他にする事もない。本当は生きることを楽しみたいはずなのに、豪華な屋敷でギャンブルをしたり、パーティーを開いたり、とにかく退屈に生きていたの。このままじゃ生きている実感がないことを知っていてね。そんな彼女は、ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)と出会うことで解放されるの。を失うことを恐れ、本当に“生きている”という感覚を手に入れるのよ。●ハイヒールを履いてアクションをこなすのは大変だったのでは?楽しかったけど、とても大変だったわ。プラダやイヴ・サン・ローランのハイヒールを履いて撮影したんだけど、どれもヒールは少なくとも5インチ(約12.5cm)ぐらいあるの。撮影の2日目からジャスティンと全速力で走るシーンの撮影が始まったわ。もし彼と手をつないでいなかったら絶対にころんで顔を打っていたと思うわ。実際に脚をすりむいちゃったし。映画を観たら「どうして彼女は靴を脱いで、裸足で走らないのか?」って思うかもしれないわね(笑)。●あなたとジャスティンは息がぴったり合っていましたね。息がぴったりだったのは、互いに相手に敬意を抱いていたからだと思う。彼は才能があって、とってもクールだわ。私たちが一緒に楽しく過ごすことができたことが、スクリーンに反映されたんだと思う。一緒に息が切れるまで走ったり、痛みに耐えたり、クタクタになるようなアクションシーンをたくさん撮ったから、それも絆を深めてくれたはずよ。彼は共演者として最高の人物。彼ほどカリスマ性のある人には会ったことがないし、彼は今回が初主演作だけれど、作品を完全にコントロールしていたわ。●本作で特に気に入っているところはどこですか?シルビアとウィルがの人々からを盗んで、の人々に与えるところね。この作品のこういう部分が私はとても好きなの。シルビアはウィルと出会ったことがきっかけで、この世界の不公平に怒りを覚え、正しく改善したいと考えるようになるの。シルビアとウィルのように、ある人とある人が出会って理想を共有していくことは、素晴らしいことだと思うわ。●永遠に生きるとしたら、何をしますか?もし、本作のように百万年もがあったら誰かにあげるわ。永遠に生きるとしたら何かに感動することが難しくなるかもしれないもの。この世に限られた時間しか生きられないことが、私たちが精一杯生きる動機になっているんだと思うの。●人生最後の1日だとしたら、何をしますか?テーマパークへ行って羽を伸ばすわ。あとは、できるだけ長い時間を友達と過ごすわね。作品情報『 TIME/タイム 』すべての人間の成長が25歳でストップする近未来、世界を支配しているのは<時間>だった———。監督:アンドリュー・ニコル出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィほか配給:20世紀フォックス映画2月17日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー!(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年02月17日全ての人類は25歳で成長が止まったら、あなたはどうする?!いよいよ今週末公開の映画、進化系アクション・サスペンス『TIME/タイム』より、主演ふたりのインタビューを連続でお届け。まずは、ウィルを演じるジャスティン・ティンバーレイクから。●『TIME/タイム』のどこに惹かれましたか?台本を読んですぐに、ストーリーやキャラクターに心を奪われたよ。何かの続編でも、リメイクでも、コミック原作でもない、素晴らしいオリジナル作品にワクワクしたんだ。この作品はきっと僕自身も楽しむことができるし、観客にも満足してもらえる作品になると確信して出演を決めたよ。●あなたが演じた主人公、ウィルについて聞かせて下さい。ウィルはで暮らすごく普通の若者で、毎朝目を覚ますとは残り23時間。あと1日しか生きられない生活を送っている。一体どうやって1日を過ごす?どう生き延びる?と、観客の想像をかき立てるような様々な出来事が描かれるんだ。●アクションシーンについて聞かせてください。アクションシーンの撮影は肉体的にも精神的にも大変だったけど、とても良い経験になったよ。それに、僕が子供の頃大好きだった『ランボー』、『リーサル・ウェポン』、『逃亡者』のように、登場人物のキャラクターやシチュエーションを丁寧に描くことで、よくある「アクション巨編」じゃない、観客が共感できる作品になったと思う。もちろん、高級車を猛スピードで運転しながら銃をぶっ放しても逮捕されないっていうのは、最高の気分だったけど(笑)。●本作で気に入っているところはどこですか?ウィルの活躍を通して本作の世界を体験することで、現代社会を見つめ直すことができるところだね。本作の世界は、裕福で永遠に生きることができる人たちが住むと、貧困層が住むに分かれているけれど、これは現代社会が反映されたものなんだ。そして、アンドリュー・ニコル監督がそんなテーマを、完璧なノンストップ・アクション・サスペンスとして創り上げたんだ。観たら色々と考えさせられて、語りたくなる作品だけど、観ている間は息をつく暇もないはずだよ。●撮影中の印象的だった出来事を教えてください。忘れることができない出来事はたくさんあるよ。ウィルの母親を演じたオリヴィア・ワイルドは、本当は僕より若いんだ。二人で母子を演じるのは驚きの体験だったね(笑) あと、僕は撮影が終わってしばらく経っても、ついつい自分の左腕を見るクセがついていた。ウィルを演じている間は常にを気にしなければいけなかったからね。監督がいかに完璧なビジョンを持って撮影していたかを表していると思うよ。●これから『TIME/タイム』を観る人たちに一言お願いします。『TIME/タイム』は強烈な映画で、観ているとハラハラして、そしてメッセージ性に溢れた作品だ。とにかく自分で体験して欲しいと思う。スクリーンで観る価値のある映画だよ。作品情報『 TIME/タイム 』すべての人間の成長が25歳でストップする近未来、世界を支配しているのは<時間>だった———。監督:アンドリュー・ニコル出演:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィほか配給:20世紀フォックス映画2月17日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー!(C)2011 TWENTIETH CENTURY FOX
2012年02月16日武井咲オフィシャルファンクラブも結成へ2012年1月からのNHK大河ドラマ「平 清盛」に常盤御前役での出演など、ドラマや映画、CMなどで大活躍の武井咲(たけい えみ)さんのオフィシャルサイトがオープン。2012年2月には「武井咲オフィシャルファンクラブ」を結成することが告知されている。冬のラブ・バラード「恋スルキモチ」でCDデビュー武井咲さんは、12月14日、GLAYのTAKUROさんが書き下ろした、冬のラブ・バラード「恋スルキモチ」でユニバーサル ミュージックよりCDデビューも果たし、18歳の誕生日には、CD購入者イベントで初ライブを行うという。元の記事を読む
2011年12月20日『ホルテンさんのはじめての冒険』『キッチン・ストーリー』に続き、北欧から届いた、やさしくてあったかい人間讃歌!人間のおかしみと哀しみを描き続けてきた、北欧を代表する監督ベント・ハーメルに、最新作『クリスマスのその夜に』についてを訊いた。●原作について教えてください。「Only Soft Presents Under The Tree」という短編集が原作です。もともと私の妻が見つけて、読むように薦めてくれたのです。「きっと気に入ると思うし、脚色できるんじゃないか」と。実際に読んでみて、確かに気に入りました。それぞれのエピソードの繋がり方とか、原作者の人生感、ユーモア等々。クリスマスの映画や原作がある作品をつくるつもりはなかったのですが、とっても気に入ったので、制作に入りました。●脚色台本について>原作を離れて自分の物語として感じなければならない。脚色する時に、原作にもあるそれぞれのエピソードの繋がり、その根底に流れる感情の流れを取り入れる事に注意しました。短編を選ぶ際は、単純に気に入ったものをチョイスしました。それに、登場人物を使ってプロローグとエピローグを、自ら書き下ろして加えました。●多民族国家ノルウェーを象徴する部分が映画にはありますね?原作と変えた部分の一つとして挙げられるのは、登場人物の少年とイスラム教徒の少女です。実は、原作では少女は黒人ではありません。クリスチャンの色々な状況の様々な人々を映画に登場させたかった。それは、元々この作品のコンセプトだったのです。●物語の舞台は架空のノルウェーの街ですね?舞台はノルウェーの架空の街です。撮影は、スウェーデンの小さな村で行いました。そこは早くから雪が降るところで、冬の撮影に適していたからです。しかし、舞台はあくまで平凡などこにでもある架空の街なのです。●最後にメッセージを。映画を作っている時は、あまり気に掛けませんが、完成したらもちろん多くの観客に気に入ってもらえたら嬉しいです。よく観客がどう思おうが構わないなんていう監督もいますが、そんなの嘘です。一人でも多くのひとに観てもらいたいですし、この作品は特に毎年クリスマスの時期に繰り返して観てもらえると嬉しいですね。作品情報『クリスマスのその夜に』監督・脚本・製作:ベント・ハーメル『ホルテンさんのはじめての冒険』『酔いどれ詩人になるまえに』『卵の番人』出演:アリアニット・ベリシャ サニ・レスマイステル ナディア・ソークップ配給:ロングライド12月3日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開!BulBul Film as ©2010 Pandora Filmproduktion GmbH
2011年12月02日「女子高生」「ケータイゲーム」、そして「怨霊」。世界に発信しうる、3つの日本文化をテーマにしたホラー映画が誕生!フレッシュな若手ぞろいのキャストから、今回は主役をつとめたセブンティーンの人気モデル・広瀬アリス、吉谷彩子、高畑充希のインタビューをお届けする。●映画が感想して今のお気持ちをお聞かせ下さい。広瀬:初主演ということもあって、色々緊張したり、プレッシャーもあったのですが、自分で作品を見て早く色んな人に見てもらいたいな、と思ったので、今は完成して嬉しいです。吉谷:私はホラー映画はこれで3本目になるんですけど、色々やった中でも今回はかなり上位に入る怖さです。ホラーという部分もあるのですが、友情が見える部分があるので、そこを注目して頂きたいです。高畑:完成して…、単純に「早っ!」と思いました(笑)今年の4月にみんなで長野で合宿しながら撮ったので、それからそんなに経ってないと思うのに完成披露試写会ってなって、ちょっとまだ実感が湧かないです。でもふだん(撮影中本当の)合宿みたいに撮っていたので、そこの仲の良さがにじみでていて、それが嬉しかったです。●ホラー映画ならではの苦労した点は?広瀬:怖いもの、血を見たりびっくりするシーンはやっぱり苦労しましたよ。ネタばれになりますが最後の残虐なシーンは一度はやってみたかったんです。今まではずっと普通の女の子が多かったので、ちょっと危ない役をやってみたかったので、思いっきりやってみたら監督に「こうゆう系もいけるね」と言われてちょっと嬉しかった半面複雑でした。高畑:私は血のりの量が本当にすごくて!完成したもの見てみたらあれ?こんなものだっけ?と思いましたけど、あれってすぐ乾いてしまうのでテカリを出すために何度も上からつけたしてるんです。だからテイクを重ねるごとにどんどん血の量が増え、血のりの鎧をまとっているみたいでした(笑)そんな私が大量の血のりをかけられてるときに誰かがセリフを間違えてもう1テイク撮ることになって、「アイスおごるから!」って話しになりました。あれ誰だっけ?広瀬:あったね!誰だっけ?私かな?吉谷:いや私じゃない?玲那かな?高畑:玲那か!あそこは絶対間違えたらあかんのに…!(笑)吉谷:みんな血のりとか付いたまま寝るので本当に怖いんですよ!本物の死体みたいでした。高畑:写真いっぱい撮ったよね!死体の山みたいだった!吉谷:私は崖から飛び降りるシーンがあったんですけど、高さが結構あって怖かったです。水が透き通ってるから湖の中に枝とか見えて刺さるんじゃないかなって思ったし。一応中にウェットスーツ着てたんですけど、結局中に水入ってきてしまって。でもやっぱりとにかく怖かったです。高畑:でもナイスダイブ!ってみんなから拍手が起こったよね!吉谷:ありがとうございます(笑)●撮影中に怪奇現象が起きたって聞いたのですが本当ですか?広瀬:本物の心霊写真が撮れたって話がありました。吉谷:あれ本当なの?広瀬:本当らしい。吉谷:私は知らないです。みんなでお昼食べてるときに時計の針が急にぐるぐるぐるって回りだしたんです。あれは怖かった。高畑:そんなのあったの?広瀬:あった!2回くらいあった!高畑:扉の下に影がバッて走ったことがあったよね。アリスが絶叫して飛び込んできたけど、あれネズミがいたんだと思う(笑)広瀬:普段だったらそんなにびっくりしないのに…。あのときはすみません。高畑:でもたぶん、ホラー映画撮ってるからなんでもないことも怖く感じたりするようになってたんじゃないかな。●普段不思議な体験したことありますか?広瀬:撮影終わってから家に帰ってご飯食べて食器片付けてるとき、急に包丁だけばーんって落ちてきたんです!高畑:呪われてるね吉谷:うん、それ呪われてるね(呪われてる、呪われてる、とそれぞれ繰り返す高畑と吉谷)吉谷:私はホラー映画よくやるんですが、本当に自分には霊感がないんだなって思います。本当に何も感じないし何も起こりません(笑)作品情報『Lost Harmony』2011.12.3(土)ロードショー配給:ゴー・シネマ
2011年12月01日先週末発売された、世界的ファッションブランド「クロエ」のシスターブランド“シー バイ クロエ”のオフィシャルブックが、わずか4日で売り切れの店舗が続出している。その理由は豪華特典、特製リバーシブルトートバッグ&限定パスケースにある。特製トートバッグは、A4サイズの雑誌類も無理なく入るリバーシブルタイプ。大人気の「シー バイ クロエ」スタープリント面と、シンプルなブランドロゴ面で、さまざまなシーンや服装にあわせてカジュアルに使えそう。特製リバーシブルトートバッグまたICカードや定期券、名刺入れに使える限定パスケースは、シルバー地にシンプルなロゴが目立つ大人っぽい印象。さらに読者の方には、高級ウォレットが10名様にあたるダブル特典付き。限定パスケース読者プレゼント オフィシャルウォレットシー バイ クロエ クリスマスコレクション2011&秋冬コレクション2011/2012特典:特製リバーシブルトートバッグ&限定パスケース価格:¥1,800売り切れ続出の“シー バイ クロエ”オフィシャルブック、見つけた方は迷わず購入が得策かも。
2011年11月23日名古屋の実在する商店街を舞台とした『WAYA!~宇宙一のおせっかい大作戦~』。こちらを記念して、商店街の青年団団長の勘太郎役として映画初主演を果たした、スピードワゴンの井戸田潤のオフィシャルインタビューをお届け!●映画では初主演ですが、いかがでしたか?プレッシャーはありましたが、映画の主演は初めてだったので嬉しかったですね。僕は愛知県出身なので名古屋を舞台にした作品というのは非常に縁のあることだなと。名古屋での撮影が楽しみになりましたね。●名古屋での撮影はいかがでしたか?撮影中のエピソードを教えてください。オール名古屋ロケでした。撮影をしたのが年末年始だったので、年越しをみんなで過ごしました。みんなで紅白見て、年越しにシャンパンを開けてお祝いして。そんなことなかなかないですからね。さらには、水野さんが手作りの占いまで作ってきてくれて、みんなで引いて盛り上がりました。楽しかったですね。今回の撮影は、特に個人の楽屋などは無くてみんな一緒の場所にずっと居たんですよ。一軒家みたいなところなんですけど。控え室で待っているときも映画の中のそれぞれの役と一緒の感じだったのでほんとうに商店街のみんなといる感覚でしたよ(笑)。●作品の中では、井戸田さん演じる勘太郎はお世話になったシゲさん(矢崎滋さん)にサプライズをするため奔走しますが、実際に井戸田さんが誰かの為にサプライズをされたことはありますか?そうですね、相方(小沢さん)にですかね~、若い時ですけどね。芸人になろうと思って僕は先に東京に来ていたんですけど、名古屋にいる小沢さんに東京に来いよ、ってずっと誘っていたんですよ。でも腰が重いのでなかなか来ない。だからトラック借りて名古屋まで迎えに行っちゃいました。相方の家財道具全部積んで東京戻ってね。そのあとしばらくは僕の家に一緒に住んでましたからね。●芸人としてカメラの前に立つことと、役者としてカメラの前に立つことの違いはありますか?単純にカメラ目線がないっていうのが大きな違いですね。気持ちも全然違いますよ。役者はやることが細かく決まっているので、コントや漫才などどは違いますよね。●今後は、どういった役に挑戦されたいですか?悪役をやりたいですね。例えば、陰湿な役とか。裏でものすごく文句言っている人とか、そういった陰湿な悪い人の役は面白そうですよね(笑)。●この作品をどんな方にみていただきたいですか?みんなに見てほしいですね。なんたってSKE48の二人がでてますから!世代を問わずに見られる作品だと思いますので、みんなに見てほしいです。●最後にメッセージをお願いします。この映画は、懐かしさや普段忘れがちな気持ちを思い出させてくれる、とても温かみのある作品です。人づき合いって面倒くさいけど、無いと寂しいじゃないですか。そんな思いに気付かせてくれる映画なので構えずに、家族や親しい人と是非劇場で見ていただきたいです!作品情報『WAYA!~宇宙一のおせっかい大作戦~』監督:古波津陽出演:井戸田潤/水野美紀/ルー大柴/矢崎滋/藤田朋子/モロ師岡/小沢一敬/矢神久美/松井珠理奈 配給:ゴー・シネマ10月29日(土)よりユナイテッドシネマ豊洲他全国順次ロードショー(C)WAYA! LLP
2011年10月26日