オムロン ヘルスケアとワコールによる「女姿力(じょしりょく)向上プロジェクト」はこのほど、「外国人男性に聞いた日本人女性の歩き方に関する調査」の結果を発表した。同調査は2014年10月23日~31日、日本に1年以上住んでいる外国人男性50人を対象にインターネットで実施したもの。まず始めに「日本人女性について『カワイイ(Kawaii)』と思うか」を聞いたところ、98%の外国人男性が「カワイイ(Kawaii)と思う」と回答した。そこで、「特に『カワイイ(Kawaii)』と思う部分」について聞いたところ、「顔・メイク」が82%で最も多かった。以下には、「雰囲気」(78%)「髪型」(76%)「体型」(72%)と続き、特に外見やビジュアルを「カワイイ(Kawaii)」と感じていることがわかった。一方で、「日本人女性の『残念だ・カワイくない』と思う部分はどこか」を聞いたところ、「歩き方」が64%で最も多かった。次いで「話し方」(44%)「姿勢」(42%)があがった。1位にあがった「歩き方」について、「日本人女性の歩き姿が気になるシーン」について聞いたところ、「ハイヒールを履いて歩いているとき」という回答が62%で最も多かった。また、日本人女性のハイヒールを履いた歩き方を「非常に不恰好(ぶかっこう)である」「不恰好である」「やや不恰好である」と思う人が全体の90%を占めた。そこで、日本人女性のハイヒールを履いた歩き方を「非常に不恰好である」「不恰好である」と回答した人に、その印象を聞いた。そこ結果、「自信がないように見える」(33%)、「奇妙に見える」(33%)、「トイレを我慢しているように見える」(23%)、「体調が悪そうに見える」(23%)などの回答が上位にあがった。同じく日本人女性のハイヒールを履いた歩き方を「非常に不恰好である」「不恰好である」と回答した人に、それを見かける頻度を聞くと、70%の人が「毎日1人以上見かける」と回答した。また、そのような日本人女性の横に並んで歩くときの気持ちは、「できれば一緒に歩きたくない」(24%)「はずかしい」(18%)「躊躇(ちゅうちょ)する」(12%)と、過半数の外国人男性がネガティブな気持ちになることがわかった。調査結果を受けて、椙山女学園大学人間関係学部教授の山根一郎氏は、「まずは膝を伸ばしてかかと着地をする『洋式歩行』をローヒールで身につけましょう。次にハイヒールで、かかと着地の代わりに膝を伸ばしてつま先から着地するのです。一方、和服で草履の場合は、軽く膝を曲げたまま、すり足気味にフラットに着地します。ハイヒールでこの歩き方をしてはいけません。歩き方は服装と履物と目的によって使い分けるものなのです」とコメントしている。
2015年01月26日6年間連続ダイエット食品売り上げトップ ブランドから、注目素材を使ったゼリー製品!アサヒフード アンドヘルスケア株式会社は『スリムアップスリム アサイーチアシードゼリー』を2015年2月2日から全国発売する。この製品はスリムアップスリムからで、話題の素材【アサイー】および【チアシード】が取り入れられている。このスリムアップスリムは、ダイエット食品の売り上げで6年間も連続トップのブランドだ。また素材にこだわり本格感が好評な「スリムアップスリム スムージー」のシリーズは、3タイプの新しい製品を発売する。そのほか定番の2種類製品もリニューアルするという。製品特徴と、注目の【チアシード】とは?スリムアップスリム アサイーチアシードゼリー製品に調合されている【チアシード】は、シソ科のサルビア属植物“チア”の種子。オメガ6脂肪酸およびオメガ3脂肪酸、食物繊維などの栄養成分がふくまれている。そしてチアシード表面上の食物繊維が水を取り込むと、チアシードはゼリー状態に“10倍”も膨張する。また製品にはコラーゲンやヒアルロン酸、鉄などの栄養素が1パックにブレンドされている。そのうえブルーベリーや人気のあるアサイー、クランベリーなど全4種類のベリーがミックスされていて、おいしくスッキリとした食感が味わえる。1パックのカロリーも【64kcal】と低カロリーなので、健康を気にする人やダイエット中の人も安心して食べられる。(そのほかの製品詳細については同社のサイトまで)(画像はニュースリリースより)【参考】・アサヒフード アンドヘルスケア ニュースリリース・アサヒフード アンドヘルスケア
2015年01月23日オムロンヘルスケアとワコールによる「女姿力(じょしりょく)向上プロジェクト」はこのほど、日本に1年以上住んでいる外国人男性50名を対象に実施した「外国人男性に聞いた日本人女性の歩き方」に関する調査結果を発表した。調査期間は10月23日~31日。○日本人女性を"カワイイ(Kawaii)"と思う外国人男性98%外国人男性に「あなたは日本人女性を"カワイイ(Kawaii)"と思いますか?」と聞いたところ、98.0%が「はい」と回答。日本人女性のどんな部分を"カワイイ(Kawaii)"と思うのか尋ねた結果、「顔・メイク(82.0%)」、「雰囲気(78.0%)」、「髪型(76.0%)」、「体型(72.0%)」などが上位を占め、外国人のほとんどが日本人女性を"カワイイ(Kawaii)"と感じ、その魅力は外見やビジュアルにあることがわかった。○日本人女性の残念なところは「歩き方」続いて、日本人女性の「残念だ・カワイくない」と思う部分についても教えてもらったところ、「歩き方(64.0%)」と回答した人が非常に多く、次いで「話し方(44.0%)」「姿勢(42.0%)」「声(40.0%)」「しぐさ(40.0%)」がいずれも約4割という結果に。外見はカワイイのに、歩き方は残念でカワイくない…と、「多くの外国人男性が、日本人女性の歩き方を"モッタイナイWalk(ウォーク)"と感じているようです」と同調査。では、具体的にどんな歩き姿が気になるのだろうか。「日本人女性の歩き姿が気になるシーンはどれですか?」と尋ねたところ、「ハイヒールを履いて歩いているとき(62.0%)」と答えた人が圧倒的多数だった。また、日本人女性がハイヒールで歩く姿に対して「非常に不恰好である(22.0%)」「不恰好である(38.0%)」「やや不恰好である(30.0%)」と、全体の9割が不恰好だと回答。さらに、ハイヒールで不恰好に歩く日本人女性の印象は、「自信がないように見える(33.3%)」、「奇妙に見える(33.3%)」ようで、「せっかくオシャレしてハイヒールを履いても、女子力ダウンに見えてしまっている」という残念な結果が浮き彫りとなった。○"モッタイナイWalk"の日本人女性と歩くのは恥ずかしい最後に、ハイヒールを履いた"モッタイナイWalk(ウォーク)"の日本人女性と並んで歩くときの気持ちについて教えてもらったところ、「できれば一緒に歩きたくない(24.0%)」、「はずかしい(18.0%)」、「躊躇する(12.0%)」と、過半数の外国人男性がネガティブな気持ちになることが明らかとなった。
2015年01月22日ピンクのパッケージの救世主「コラージュフルフル石鹸シリーズ」を展開する持田ヘルスケア株式会社は、デリケートゾーンも洗浄できる「コラージュフルフル泡石鹸“ピンク”」を発売する。女性にとって、おりものや生理中のにおいやムレなど、デリケートゾーンに悩みはつきもの。清潔にしておきたいけど、普通のボディウォッシュでゴシゴシ洗うのも気が引ける。そんな繊細な悩みに応えてくれるのが、ピンクのパッケージの「コラージュフルフル泡石鹸“ピンク”」だ。しっかり洗うのにやさしい刺激低刺激性・無香料・無色素な上、人の皮膚と同じ弱酸性だから、デリケートな部分にも安心して使用することができる。カビの増殖を抑える抗カビ成分に加えて、殺菌成分も配合されているため、肌トラブルの原因にもなる真菌や細菌をダブルで抗菌し清潔に保つという。包み込むような泡が1プッシュごとに出てきて使いやすく、汚れを浮き上がらせてくれるのでゴシゴシこする必要もない。やさしく洗いたい部分にぴったりの泡石鹸だ。石鹸成分のすすぎ落ちが素早いのもうれしい。150mlの容量で1,800円、300ml入りは2,300円。詰め替え用なら210mlで1,380円となる。2月3日よりドラッグストアの生理用品棚などで購入できる。(画像はプレスリリースより)【参考】・持田ヘルスケア株式会社プレスリリース
2015年01月20日年末年始は胃に負担がかかるとの結果第一三共ヘルスケア株式会社(東京都千代田区)は公開しているサラリーマン向けWEBマガジン「リーマン・コンプレックス」で、サラリーマンの年末年始に関する調査を実施した。調査の結果、年末の忙しさ、年始の始業のストレスや暴飲暴食などの理由により、12月と1月を合わせて66.4%と、年末年始に胃の不調を訴える人が多いことがわかった。飲み過ぎのつらさよりも仕事へのプレッシャーから年末年始といえば、忘年会や新年会などのお酒を飲む機会が増えることから、暴飲暴食が胃の不調の原因になっているとも思われる。しかし、連休明けの胃の調子については、飲み過ぎによる胸焼けがつらいと答えた人が13.7%、年始の仕事に対するプレッシャーがつらいと答えた人が22.4%という結果になった。この結果をみれば、飲み過ぎや暴飲暴食による胃の不調に比べて、仕事へのプレッシャーによる胃の不調のほうがつらいと感じている人のほうが約10%も多い。このような胃の不調を改善する手段としては胃薬を服用することが考えられるが、これまでに胃薬を飲んだことがないという人は全体の約30%にものぼる。普段あまり胃薬を飲まない人も合わせると、ほとんど胃薬を飲まない人は、全体の約40%という結果になった。(画像はプレスリリースより)【参考】・第一三共ヘルスケア株式会社・プレスリリース(PR TIMES)
2015年01月14日オムロン ヘルスケアとジェイアイエヌ(JINS)は1月7日、ヘルスケア市場のセンシングニーズに対応するため、2016年春の商品化を目指し、JINSのセンシングアイウェア「JINS MEME」をプラットフォームとした新ソリューションの開発に向けた共同プロジェクトを発足すると発表した。高齢化の進行、生活習慣病患者・予備群の増加など、ヘルスケアニーズが高まりを見せる中、豊富な生体データを"常時"かつ"手軽に"取得することのできるウェアラブルデバイスに対する期待が急速に高まっている。特に、五感の9割以上を占める頭部の24時間センシングの実現については、早い段階から潜在的な病気や怪我の予兆を察知し、積極的な健康管理の実践を目指す"先制医療"の発展を推し進めるうえで、貢献が期待されている。今回、両社は、JINSが2015年秋に発売する予定の「JINS MEME」にオムロンが保有する生体計測・解析技術を応用することで、ヘルスケア分野における新たな付加価値創造を目指し、「JINS MEME」をプラットフォームとした拡張型デバイスの共同開発を進めていくという。
2015年01月08日ジェイアイエヌとオムロンヘルスケアは7日、メガネ型デバイス「JINS MEME」向けの拡張型デバイスを共同で開発すると発表した。ヘルスケア分野での活用を目的として、2016年春頃の商品化を目指す。「JINS MEME」は、ジェイアイエヌが2015年秋頃に発売を予定しているメガネ型デバイス。同社が独自に開発した三点式眼電位センサーと六軸センサーを搭載しており、目の動きやまばたきから眠気や集中度、体のバランスなどの生体データを取得することができる。オムロンヘルスケアと共同で開発する「JINS MEME」をプラットフォームとした拡張型デバイスは、ヘルスケア分野での活用を目的としている。機能などの詳細については、今後開発を進めていくとし、体温計や体重計、歩数計など他の機器と「JINS MEME」を連携させ、より詳細な生体データを取得できるようなデバイスを検討しているという。
2015年01月07日オムロン ヘルスケアとジェイアイエヌ(以下、JINS)は1月7日、2016年春の商品化を目指し、JINSの眼鏡型ウェアラブル端末「JINS MEME(ジンズミーム)」をプラットフォームとした新ソリューションの開発に向けた共同プロジェクトを発足すると発表した。両社は、JINSが2015年秋に発売予定の「JINS MEME」にオムロンが保有する生体計測・解析技術を応用することで、ヘルスケア分野における新たな付加価値創造に向けて、「JINS MEME」をプラットフォームとした拡張型デバイスの共同開発を進めていく。「JINS MEME」は、メガネとしての形状・機能を備えつつ、JINSが開発した三点式眼電位センサー(特許取得済)と六軸センサーを通じて、眠気や集中度、体のバランスなど、従来のウェアラブルデバイスにはない生体データを取得可能。また、開発段階から他のセンシング・デバイスとの連動を見据え、テンプルエンド部分には、情報デバイスだけでなく、追加的な開発により他の機器との接続が可能な拡張インタフェースを備えている。
2015年01月07日オムロン ヘルスケアとジェイアイエヌは7日、メガネ型デバイス「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」をプラットフォームとしたヘルスケア分野での共同開発プロジェクトを発足した。両社が共同開発したデバイスは2016年春に製品化される予定だ。JINS MEMEとは、ジェイアイエヌが2014年5月に発表したメガネ型デバイス。三点式眼電位センサーと六軸センサーによって眠気や集中度、体のバランスなどの情報を取得し、ユーザーはスマートフォン上で確認できる。発売は2015年春。このたびのプロジェクトは、オムロン ヘルスケアの生体計測・解析技術をJINS MEMEに用いた拡張型デバイスを共同開発するというもの。頭部の24時間センシングの実現によって、潜在的な病気やケガを早期に察知し、健康管理に活かせる「先制医療」の発展に貢献できるとしている。
2015年01月07日アジアのヘルスケア(医療)株式は、近年、堅調に推移しています。その背景として、比較的高い経済成長を続けるアジアでは、生活水準の向上とともに平均寿命が延びていることに加え、健康意識の高まりなどから、医療需要が拡大していることが挙げられます。現在、アジアの医療費(対GDP比)は、先進国と比べて低い水準にあるものの、経済成長に伴なう中所得者層の増加によって、医療費は増加すると見られています。調査会社フロスト&サリバンによると、アジア太平洋地域の医療費は、2012年から2018年にかけて年平均8.6%で増加すると予想されています。また、アジア諸国の健康保険制度は未整備な状況にあるうえ、医師やベッド数は人口比で少ない状況です。そのため、各国政府は、健康保険制度の拡充や病院整備に力を入れていることから、今後、医療へのアクセス改善や、病院の新設および高度化などに伴なう設備投資を通じて、医薬品や医療機器などの需要も増加すると見込まれます。アジアは文化や言語が多様なうえ、法規制や医薬品の販売網が複雑なケースが多く、外国のヘルスケア企業にとって参入障壁が高い傾向にあります。そのため、低価格を背景に普及率の高いジェネリック医薬品などで国内企業が優位となっており、今後も、新薬の特許切れが多数見込まれていることなどから、国内企業が有利な状況が続くと見られます。ただし、一部の企業における医薬品の品質問題や政府と企業の癒着問題などがあることから、銘柄の見極めが重要となります。所得水準の向上や医療インフラの整備などを背景に、中長期的な医療需要の拡大が見込まれることなどから、アジア・ヘルスケア株式の上昇が続くと期待されます。(※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。)(2015年1月5日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。→「楽読」※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。※2 投資信託は、値動きのある資産(外貨建資産には為替変動リスクもあります。)を投資対象としているため、基準価額は変動します。したがって、元金を割り込むことがあります。投資信託の申込み・保有・換金時には、費用をご負担いただく場合があります。詳しくは、投資信託説明書(交付目論見書)をご覧ください。
2015年01月05日“素肌しずく”から、美白ライン登場アサヒフードアンドヘルスケア株式会社は、“素肌しずく”ブランドから、プラセンタ配合の「美白ライン」を新たにスタートし、『素肌しずく美白化粧水WA』をはじめ全3アイテム(医薬部外品)を2015年1月26日(月)より全国で新発売する。同商品には、有効成分としてGKII(グリチルリチン酸ジカリウム)とプラセンタを配合し、メラニンの生成を抑え、シミ・ソバカスを防ぐ美白機能に加え、乾燥による小じわを目立たなくする機能を兼ね備えた。“素肌しずく”は、潤い不足を補う高保湿ケアとして、保湿成分であるプラセンタやヒアルロン酸などを配合した保湿ライン『素肌しずくぷるっとしずく化粧水』をはじめ支持を得ており、この度、ユーザーの高いニーズに応えるべく美白ラインを加えることで、どちらの機能においても充実できるラインナップとなった。選べるしっとりタイプとさらっとタイプの化粧水と美容液新しく展開する「美白ライン」には3アイテムのうち、『素肌しずく美白化粧水WA』は、美白と、乾燥による小じわをケアする機能も備えた、とろりとした化粧水が肌に密着、保湿成分が角質層まで浸透し、憧れの弾力肌へと導くしっとりタイプ。『素肌しずく美白化粧水W』は、美白を集中ケアしたい人のために、さらにアルブチン、ビタミンC誘導体などの保湿成分を配合、さらりとしたみずみずしい化粧水が、角質層まですっと浸透し、みずみずしく透明感のある肌へと導く、さらっとタイプ。ポイントケアにもおすすめの、植物発酵エキスなどの美容液成分(保湿成分)をさらに配合した、とろりとした濃密な美容液が角質層まで浸透し、ハリ、弾力、透明感に満ちた肌へと導くエイジングケア美白美容液『素肌しずく美白美容液WA』と、ラインナップも充実している。(画像はプレスリリースより)【参考】・アサヒフードアンドヘルス株式会社ニュースリリース
2014年12月29日日本ナレッジ・マネジメント学会は12月3日、早稲田大学において「ナレッジ・マネジメントの新たな展開」と題した国際シンポジウムを開催。シンポジウムでは、急速な進化を見せてきたITとナレッジマネジメントとの関わりを背景に、ヘルスケアとITに焦点をあてたセッションも行われた。オムロン ヘルスケア デザインコミュニケーション部デザイナーの荻原剛氏、ビートコミュニケーション代表取締役社長 村井亮氏が参加したセッションでは、ヘルスケアとウェアラブル・デバイスとソーシャルの未来についてがテーマとなり、オムロン ヘルスケアのサービス「ウェルネスリンク」(WellnessLINK)の取り組みが紹介。ウェルネスリンクでは、血圧計、体組成計、歩数計などスマートフォンや対応機器で取得した健康データを詳細に分析し、数多くの充実した健康指標を提供してくれる。医師が診断支援を行ってくれる「メディカルリンク」サービスも立ち上がり、健康活動をポイントとして提供する活動や、住民で競い合うランキング機能の提供など、自治体とともに健康維持促進を地域活動が進められている。福島県会津美里町での「あいづじげん健康ポイント倶楽部」では、"血圧測って、大根を買おう"をスローガンに、血圧を計測した回数に応じて商品券を配布し、モチベーションの維持と商店街活性化を図るなど、本格的なヘルスケアとITの連携が日本においても着実に広がりを見せていることが紹介された。ビートコミュニケーションの村井氏からは、米国ではいわゆる"オバマケア"の影響もあり、企業がグループ保険にウェアラブルデバイスを導入する事例の増加、ビッグデータで計測された健康運動参加によるポイントの付与や保険料割引などが紹介された。ほかにも、配偶者や退職社員にも機器を無償配布し、大幅な経費削減に成功したというBP(British Petroleum)アメリカやカナダの例、日本では三井不動産が取り組み、街全体が自家発電、テクノロジーと医療の両サイドから健康管理を促進する「柏の葉スマートシティプロジェクト」などを引き合いに出し、ITとヘルスケアという分野が企業や自治体、医療と連携しながら進んでいることを紹介した。エンタープライズSNSを展開する村井氏は、特に企業のグループ保険の場合、社内SNSによる社員間の動機づけが重要であることを述べ、今後積極的にヘルスケアビジネス分野への参入を目指していく。
2014年12月24日続けるコラーゲン美容シリーズのラインアップ拡充アサヒフードアンドヘルスケア株式会社は、美容食品シリーズ「パーフェクトアスタコラーゲン」から、『パーフェクトアスタコラーゲン 濃いコラーゲン液』を、2015年2月2日(月)より、全国で新発売し、イメージキャラクターには、幅広いジャンルで活躍中の女優、黒谷友香氏を起用しPRしていく。ヨーグルト味の液体をひと口そのまま飲むだけで、少量でコラーゲン5,000㎎が摂れる手軽さ。魅力成分プラセンタエキス、ヒアルロン酸、美体質乳酸菌(R)を配合し、就寝前でも安心に飲むことができるノンカフェイン。1回あたり75円(税別)と、低価格を実現し続けやすいのが特徴だ。【商品概要】商品名:パーフェクトアスタコラーゲン 濃いコラーゲン液【カテゴリー】清涼飲料水【希望小売価格】1,800円(税別)【容器】びん【内容量】480ml(約24日分)【1日目安量】20ml【発売日】2015年2月2日(月)(プレスリリースより引用)今回、新たに『パーフェクトアスタコラーゲン 濃いコラーゲン液』をラインアップに加えることで、選択肢を増やし、より利用者の生活スタイルやシーンに合わせたものが選べるようになる。『パーフェクトアスタコラーゲン パウダー』 リニューアルハリ・つやをサポートする、低分子コラーゲン5,300㎎(1回分7.4gあたり)や、オリジナルの美体質乳酸菌(R)などを配合した全12種類の美容系成分で、処方も改良し、冷たい飲みものでもさらに溶けやすくなり、使いやすくなった。商品名:パーフェクトアスタコラーゲン パウダー【カテゴリー】健康食品【希望小売価格/容器/内容量】・ボトルタイプ(約28日分)/2,000円(税別)/缶/210g・詰替用 (約30日分)/2,000円(税別)/スタンドパウチ チャック付/225g・60日分(約60日分)/3,500円(税別)/ガゼットパウチ チャック付/447g【1日目安量】1回分:7.4g1日 1~2回を目安【出荷開始】2015年1月製造分より(プレスリリースより引用)同シリーズは、女性にうれしい、毎日摂りたいコラーゲンに、ヒアルロン酸やプラセンタエキスなどの魅力成分をプラスした美容食品シリーズだ。現在、パウダータイプ、ドリンクタイプ、ゼリータイプも展開している。(画像はプレスリリースより)【参考】・アサヒフードアンドヘルス株式会社ニュースリリース
2014年12月23日東芝は12月17日、中期経営計画で掲げるヘルスケア事業の拡大に向け、次世代製品の開発と中長期の差異化技術の研究開発を行う拠点として、神奈川県川崎市の小向事業所内にヘルスケア開発センターを開所したと発表した。ヘルスケア分野における研究開発費として2016年度には本年度の3割増となる500億円を投入するとともに、同センターを含めヘルスケア事業に携わる国内外の研究開発人員を現在の約3000名から2016年度には2割増となる約3800名に増員する。ヘルスケア開発センターでは、同社が新規ヘルスケア事業と位置付けるゲノム解析や生体センサーを活用したサービス開発と、その要素となる次世代センシング技術やビッグデータ解析などの差異化技術の研究開発を推進する。また、東芝メディカルシステムズが手掛ける超音波診断装置やMRIなどの画像診断システムの開発計画の中から、研究開発センターや首都圏の大学・研究機関との連携効果の高いテーマを選定し、早期の市場投入を目指した開発を行う。
2014年12月18日●工場の移転に伴い、ICTを導入し生産業務の効率化を実現○移転に伴い工場のICT化を推進ミントウェーブは、自治体・民間企業・文教向けのシンクライアントシステムやシンクライアント応用機器、電力系統・設備の監視制御システム、ERP活用・設計支援システムといった、さまざまな分野での製品やシステム、サービスを提供している情報機器メーカーだ。同社の生産拠点の一つである名古屋工場では、主に特定用途端末や医療事務機器端末、汎用シンクライアント端末の製造を行っている。なかでも、某メーカーのOEMとして製造しているファンクションパネルの生産は、年間1万台にも及ぶという。名古屋工場は2014年3月、移転とともに工場リニューアルを実施した。工場の敷地面積を46.3%削減する一方で、「工場を丸ごとショールームにする」というコンセプトのもと、さまざまなICTの導入によって生産業務の効率化を実現している。工場移転の半年前から生産業務の効率化プロジェクトがスタートし、「見える化の工場」を目標に、シンクライアント組立指示システムの構築、作業時間の見える化のための電子行灯の導入、組立・検査屋台の作業状況の常時監視の導入といった施策が行われた。従来、工場内に紙ベースの説明書や手順書を貼っていたが、モニター画面に手順や注意事項を指示するシンクライアント組立指示システムを構築したことで、記憶に頼らない生産が可能になった。電子行灯の導入では、大型モニターに計画時間と実績時間の差異を映し出すといった、作業時間の見える化を実現したという。また、組立業務の作業状況をすべて録画することで、出荷後の不良検証や再発防止に活用している。さらに効率化プロジェクトでは、これまで紙ベースで管理されていた部品の入庫・出庫作業のICT化を検討し、電子帳票ソリューション「ConMas i-Reporter」(以下、i-Reporter)を導入した。i-Reporterを採用した背景を名古屋工場長 寺西和弘氏は「当社の電気自動車用急速充電器の保守サービスを行っている部門が、フィールドでの点検業務にi-Reporterを利用していることを知り、工場での入出庫作業に活かせないかと考えたのです」と振り返る。以前の名古屋工場の入出庫作業では、部品が工場に入荷されると、まず紙ベースの在庫管理票に入庫数と在庫数を手書きで記入し、さらに別の作業者がそれを生産管理システムと基幹業務システムへと転記していた。また部品を出庫する際にも、同様に紙ベースの在庫管理票で管理しており、入出庫の際の入力業務が作業者の大きな負担になっていたという。生産グループ 課長の吉永祐一氏は「従来は生産する製品の原材料1点ずつに紙の管理表が存在し、それぞれの部品が入ってくるたび、あるいは使うたびに紙へ記入するため、記入漏れや間違いが発生していました。さらにミスを防ぐための二重チェックにも手間がかかり、作業時間が増える原因となっていました」と語る。●i-Reporterの導入で、現場でも管理側でも作業効率がアップ!○出庫作業にかかる時間を90%削減そこで名古屋工場では、従来の紙ベースの在庫管理表をi-Reporterに置き換え、入出庫をiPadで記入する在庫管理システムを構築した。i-Reporterによる在庫管理システムでは、工場に部品が入荷した際、伝票のQRコードをiPadで読み取り、iPadにダウンロードされた在庫管理票に入庫数を入力する。入力された数字が帳票システムで確認され、承認されると、入庫データが生産管理システムおよび基幹業務システムに送信される。i-Reporterから在庫データが自動的に読み込まれるため、従来のように生産管理システムや基幹業務システムに転記する必要はなくなるという。出庫の際も、これまではピッキングするリストを紙ベースで見ていたが、必要な部品をi-Reporterが指示するため、紙での管理が不要になった。ソリューション営業本部 事業企画部 部長 川瀬伸一氏は「これまで紙ベースで行っていた在庫管理作業が、iPad上で簡単に入力できるようになりました。またそれ以上に、i-Reporterが基幹システムと生産管理システムに在庫数を同期するため、それぞれのシステムに手入力していた転記作業が不要になったことが大きいです」と、i-Reporterによる自動化が業務効率に大きく貢献していると指摘する。名古屋工場では、iPadを使って部品の入出庫を管理するシステムをi-Reporterで構築したことで、入出庫業務の作業時間が大きく削減できたと吉永氏は語る。「これまで出庫の管理作業は、月に840分ほどかかっていました。これがi-Reporterを採用したことで、紙に手書きをする、あるいは在庫数を計算する時間がなくなり、画面にタップするだけで作業が行えるようになりました。感覚的には作業時間を90%ぐらい削減できたと感じています」(吉永氏)また部品の入庫管理も、月に160分程度かかっていた作業がおよそ100分まで削減できたと吉永氏は語る。従来の紙ベースに近いインタフェースと操作性のため、導入の際にもほとんど抵抗はなかったという。むしろ「転記作業がなくなる、計算間違えを心配しなくてもいい、というi-Reporterのメリットのほうにフォーカスし、歓迎してくれました」と吉永氏は振り返る。i-Reporterの導入は、現場の作業だけでなく、管理面でも効果があったと語るのは寺西氏だ。以前の在庫管理では、記入漏れや間違いが生じていたため、実在庫と帳票上の在庫が合わず、正しい在庫が月末にならないと分からないという状況があった。また在庫のズレが見つかっても、どこでミスが生じたのかを追求することも難しかった。i-Reporterを導入し入力を自動化したことで、リアルタイムに実在庫が把握できるようになった。「正しい在庫が分かっていないと、多めに部品を仕込んでしまうため、どうしても在庫が膨らんでしまいます。i-Reporterによって在庫がリアルタイムに管理できるようになり、不要な資産を抱え込む必要がなくなったという効果もあります」(寺西氏)また、リアルタイムで実在庫を把握できることで、仕入業務の効率化にもつながっていると吉永氏は指摘する。「これまでは月末になって初めて、来月この部品が足りなくなるということが判明していました。そこから仕入れが間に合わなければ、生産に穴が開いてしまいます。リアルタイムに在庫が分かることで、仕入業務にタイムリーに情報を提供でき、在庫欠品のリスクを抑えることが可能となりました」(吉永氏)●検査のチェックリストなど、i-Reporterの活用範囲を拡大していきたい○今後は全部品にi-Reporterを適応ミントウェーブの名古屋工場では、i-Reporterを活用した在庫管理システムを始め、前述のシンクライアント組立指示システムや電子行灯の導入、さらに来客受付も専用端末でシステム化するなど、先進的なICTの利活用を積極的に推進している。現在はソーラーパネルを設営し、三相蓄電池システムの構築も進めているという。電気機器メーカーの東光高岳のグループ企業として、自社とグループ会社のシステムでできる限りのことをするべく、最新の製品やシステムを採用していると、寺西氏は語る。「名古屋工場にはシステムの開発部隊もあり、自分たちがやりたいことがすぐに実現できる環境にあります。生産業務の効率化だけでなく、工場をショールーム化することで、新しいビジネスにつなげることができればと考えています」(寺西氏)ミントウェーブは、今回のi-Reporterの導入を第一ステップと位置づけている。生産グループ 品質保証チーム チームリーダーの竹内洋氏は「現状、在庫管理をi-Reporterに置き換えられていない部品もまだまだあります。第一ステップでは、入出庫の頻度が高い部品を優先的に取り組みました。結果、入出庫の回数の8割はi-Reporterでカバーできています。今後は、i-Reporterによる在庫管理を全部品に適応していきたいと思っています」と、さらなるi-Reporterの活用を目指している。また竹内氏は、在庫管理だけでなく、検査のチェックリストとしてもi-Reporterを活用していきたいと考えている。今はチェックリストを紙に印刷し、作業者がそれに記入しているが、i-Reporterによる電子化・自動化を図りたいという。「当社の電気自動車用急速充電器の保守サービス部門も、検査のチェックリストとしてi-Reporterを使っています。実はもともとi-Reporterに注目したのも、製品の点検チェックに使えないかと考えたことがきっかけでした。優先順位が変わり、現状は在庫管理に利用していますが、今後は点検チェックにも活用していきたいと思います」(竹内氏)名古屋工場内には基幹業務システムと生産管理システムの2つのシステムが共存しているが、i-Reporterの外部連携APIによって、システム同士を連携させ、業務全体の効率化につなげることができたという。「i-Reporterはシステムの入り口に位置する、入力のためのツールです。データを正確に入力し、リアルタイムで分析することに優れている点が魅力です。それをどう業務の中で活かすかが、導入のカギではないでしょうか。名古屋工場内には基幹業務システムと生産管理システムの2つのシステムが共存していますが、i-Reporterが提供している外部APIでうまくシステム同士を連携させ、業務全体の効率化につなげることができました」(川瀬氏)工場の移転に伴い、さまざまなICTを活用した先進的な生産拠点へと進化した名古屋工場。今後さらに新しいテクノロジーを取り入れ、生産性を向上させながら、ショールームとしての工場を発展させていきたいという。なお、今回の取材の模様を以下の動画にまとめてあるので、併せて確認いただきたい。
2014年12月09日オムロン ヘルスケアとメルキュールホテル銀座東京のコラボレーション2014年11月26日、オムロンヘルスケアは、メルキュールホテル銀座東京にて、2014年12月1日より宿泊プラン「Omron de´ぐっすりナイトルーム★by Mercure」をスタートすることを発表した。「Omron de´ぐっすりナイトルーム★by Mercure」「Omron de´ぐっすりナイトルーム★by Mercure」はオムロンが2011年に立ち上げた「眠りの秘密」をひもとく「ねむりラボ」が監修したプラン。ねむりと人間の五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)に注目して提案したもの。チェックインからチェックアウトまで、宿泊客がよく眠れるために五感に着目したサービスを提案。視覚に関しては就寝前のリラックスをテーマにしたお部屋と、起床時のリフレッシュをテーマにした2種類のお部屋を用意。味覚は良いねむりを促すとされる栄養素「トリプトファン」を多く含む食材を使用して、オムロンヘルスケアの管理栄養士とメルキュールホテル銀座東京のエグゼクティブシェフの共同で作り上げた「Omron de´ぐっすりナイト・スペシャルディナー★by Mercure」を提供。自宅での料理にも活用できるように、トリプトファンを多く含んだ食材のレシピ集「Omron de´ぐっすりナイトルーム★by Mercureでの過ごし方レシピ」も提供。嗅覚にはオリジナル天然成分100%のアロマオイルとバスソルトを提供。触覚にはシモンズのポケットコイルマットレスを用意。体圧分散性に優れ、睡眠時のどのような体の動きにも対応して自然な寝姿勢を保つのに適しているので、心地よいねむりを提供。「Omron de´ぐっすりナイトルーム★by Mercure」概要実施期間は2014年12月1日~2015年2月28日(予定)、予約受付は2014年11月27日~2015年2月27日(電話のみ:メルキュールホテル銀座東京予約課03-4335-1111)。価格は23,550円(レディースルーム)~(画像はプレスリリースより)【参考】・オムロンヘルスケアプレスリリース
2014年11月30日●顔周りを集中保湿三菱電機とオムロン ヘルスケアは、「保湿と快眠セミナー~睡眠環境へのアプローチ 隠れ不眠と乾燥対策~」を開催した。睡眠の専門家である杏林大学の古賀良彦教授、快眠セラピストの三橋美穂先生、アナウンサーの本田朋子氏が登壇し、睡眠と湿度の関係について対談を行った。同時に、快適な眠りを得るために必要となる湿度のコントロールを行ってくれるものとして、2014年10月発表の「パーソナル保湿機」を紹介。セミナー会場には、実際に寝そべってパーソナル保湿器を体験できるコーナーも設けられていた。○加湿器ではなくパーソナル保湿機パーソナル保湿機とは、顔周りにスチームを噴霧し、睡眠中に乾燥しがちなのどや鼻、肌をうるおすというものだ。従来の加湿器が部屋全体の湿度を上げることを目的としているのに対し、パーソナル保湿機では顔周りの湿度を保つことに主眼を置いている。展示されていたのは、三菱電機の「SH-JX1」と、オムロン ヘルスケアの「HSH-100」だ。通常、温かいスチームは上昇してしまい、水平方向に届けるのは難しい。それを解決するために、三菱電機はスチームを水平方向に移動させ、寝ている人の顔周りまで搬送する独自の技術を開発した。三菱電機は、保湿で得られる効果の一つとして"快眠"を挙げていた。しかし同社には睡眠についてのデータが不足していたため、「ねむりを科学する」オムロン ヘルスケアと協業するに至ったとのことだ。眠りに注力しているオムロン ヘルスケアも、快眠に影響する要素として湿度を重視していた。●あなたは"かくれ不眠"?このたびのセミナーは、保湿と快眠の関係について啓蒙するために企画したという。杏林大学 医学部 精神神経科 古賀良彦教授、快眠セラピスト 三橋美穂氏、本セミナーの司会を務めたフリーアナウンサー 本田朋子氏らによって「かくれ不眠と乾燥対策」をテーマにしたパネルディスカッションが行われた。○睡眠は生きていくうえでの基本古賀教授によると、かくれ不眠とは睡眠を大事だと認識していない人たちを指す言葉だという。都市部に住む人に多い傾向があり、「睡眠=もったいない」と思っている。かくれ不眠かどうかをチェックするために、セミナー参加者には以下のチェックリストが配布された。古賀教授いわく「10個以上チェックが付いた人はすぐに病院に行くことを勧める」とのこと。10個未満でもチェックが付いたら注意が必要だそうだ。80%以上の人が少なくとも1個にチェックを付けるそうだが、ほとんどが報道関係者であるセミナー参加者は、80%どころか100%が1個以上チェックを付けた。また、古賀教授によれば、チェックが付く人はだいたい3つに分けられるそうだ。1つ目は「自分は大丈夫」タイプ。このタイプは、眠っていないことをむしろ肯定的にとらえているというもの。眠っていないことをステータスのように思っているタイプだ。2つ目は「生活が不規則」タイプ。このタイプは、仕事などが忙しくて結果的に睡眠時間が削られてしまっているというもの。3つ目は「高ストレス」タイプ。このタイプは、眠れないことがストレスとなって眠れず、睡眠不足のせいで昼間にミスばかり重ねてストレスがたまり、また眠れなくなり……という悪循環に陥ってしまっているというものだ。古賀教授によれば「日付が変わる前に寝るのが理想的。7時間寝ている人が最も死亡率が低いというデータもある」とのこと。生きていく基本となる睡眠をもっと大事にしてほしい、と結んだ。○不眠が美容にもたらす悪影響三橋氏は、不眠が肌に与える悪影響について説明した。日本は世界で1、2を争う「睡眠時間が短い国」。三橋氏によれば、睡眠時間が短い人は肌のターンオーバー(表皮の新陳代謝)が十分に行われないせいで、肌の水分蒸発量が多いという実験データがある。水分蒸発量が多くなった結果、乾燥肌になりがちだ。また、ターンオーバーが十分に行われず、古い角質が残ってしまうと肌がくすんで見える原因にもなり、不眠は肌にも悪影響を及ぼしているといえる。●寝ている間は無防備、だからこそ対策が必要古賀教授、三橋氏はともに、入眠のための環境づくりも大切だが、無意識状態になる睡眠中の対策はもっと大切だと語る。鼻やのど、口の乾燥は睡眠の質を悪くする原因ともなり、快眠を阻害する。快適な湿度は50%から60%といわれているが、その湿度をキープするのは一般的な加湿器では難しい。睡眠中に加湿器を稼働させて、朝起きてみると窓に結露が発生しているのはよくあることだが、三橋氏によれば結露が発生するほどの「加湿しすぎはNG」だという。というのも、寝具が湿気てしまい、熱を逃してしまうからだそうだ。では、快適な湿度をキープするにはどうしたらよいか? というところで登場するのが、冒頭で述べたパーソナル保湿機だ。パーソナル保湿機には湿度計が内蔵されており、顔周りの湿度が70%以上になるとスチームの噴霧を停止、湿度が低くなってきたら再び運転を開始する、というように寝ている間の湿度をコントロールしてくれる。もちろん加湿しすぎることもなく、快適な状態をキープするのだ。光や音、香り、温度などさまざまな条件が入眠に関係してくる。しかし、いざ眠りについてしまうと視覚、聴覚、嗅覚が遮断されてしまい、最後まで残るのは触覚だと三橋氏は語る。寝ている間も肌に触れている寝具やパジャマはもちろんのこと、湿度も触覚に大きな影響を与えているそうで、朝まで快適な湿度環境を維持するのはかなり重要度が高いことだと三橋氏は強調した。最後にアドバイスとして、古賀教授は「睡眠は昼の作業に大きな影響を与えるので、いかに心地よい眠りを得るかがとても大事。快眠を得るためにも、"保湿"というのは重視すべきポイント」と述べた。三橋氏は「寝ている間は無意識だからどうしても無防備になりがち。睡眠が明日の自分を作っている、と心得てもっと気を配ってほしい」と語った。
2014年11月27日健康機器とジェネシスヘルスケア・遺伝子検査キットのセット販売を開始オムロンヘルスケアは、より個人の生活習慣や体質にあったパーソナライズドソリューション事業として、同社の体重体組成計・歩数計と、ジェネシスヘルスケアの遺伝子検査キットのセット販売を、12月1日より開始する。商品は、体重体組成計HBF-215FとGeneLife肥満遺伝子検査キット、及び、活動量計HJA-401FとGeneLife肥満遺伝子検査キットのセットの2種。さらに、オンラインでパーソナルトレーニングプログラムを提供するボディクエストと共同開発した、体質にあった運動プログラムを提供する。体質や体力レベルに応じたオンラインエクササイズも提供GeneLife肥満遺伝子検査キットは、日本人に変異の多い3つの遺伝子を調べ、糖質で太りやすい“りんご型”、脂質で太りやすい“洋なし型”、筋肉がつきにくい“バナナ型”と、生活習慣に問題あり?(遺伝子に変異なし)の“アダム・イヴ型”の4つのタイプで判定。自分の体質を知ることで、ダイエットでのミスマッチを避け、より効率的なダイエットを、遺伝子タイプ別にアドバイスするもの。また、オンラインエクササイズとして、体質や体力レベルに応じた、タイプ別のトレーニングプログラムを2015年1月上旬より提供予定。前田あきこさん(管理栄養士/パーソナルコンディショニングコーチ/健康教育コンサルタント)の監修のもと、外部パートナーとの連携も強化し、遺伝子タイプや性別、体力レベルなどに応じた、より個人にあった効果の期待できる、オムロンならではのプログラムを提案していくとしている。(画像はプレスリリースより)【参考】・オムロン ヘルスケアプレスリリース
2014年11月27日オムロン ヘルスケアは11月21日、寝ている間に人の顔周りを保湿する「オムロン パーソナル保湿機 HSH-100」(幅約150×高さ約277×奥行き約328mm/税別2万9,800円前後)を発売する。20~60代の男女210名を対象とした「睡眠時の乾燥についての調査」(2014年/三菱電機調べ)によると、約77%の人が睡眠時の乾燥が気になっているという。具体的な不満点として、「朝起きるとのどや鼻が乾いている」が50%以上で1位、「のどが痛い、腫れている」と「肌が乾燥してカサカサしている」が約28%の同率で2位だったとのこと。この結果を踏まえて、女性の美と健康をサポートする「オムロン式美人プロジェクト」から、睡眠時の乾燥対策として有効な保湿機が登場した。同商品は、水平方向に噴霧する低温のスチームが睡眠中に人の顔周りを集中的に保湿し、のど、鼻、肌の潤いを保つ。また、ささやき声(約30dB)よりも静かな27dBの静音設計となっており、睡眠中も音を気にすることなく使えるという。
2014年11月19日オムロンがパーソナル保湿機発売2014年11月13日、オムロン ヘルスケアはスチームが睡眠中に人の顔周りを保湿する「オムロンパーソナル保湿機 HSH-100」を11月21日から発売すると発表した。2014年、三菱電機が行った20~60代の男女210名に対して行った睡眠時の乾燥についての調査によると、対象の約77%が睡眠時の乾燥が気になるとのデータが出ている。具体的な不満としては、「朝起きるとのどや鼻が乾いている」が第1位で50%以上の人が訴えた。第2位は「のどが痛い、腫れている」と「肌が乾燥してカサカサしている」が28%で同率。製品の特徴オムロンパーソナル保湿機 HSH-100は、低温のスチームの睡眠中に人の顔周りを集中的に保湿する。上下2段の吹き出し構造を採用して、下段から出る約45度のスチームの上昇を、上段から出る常温風がおさえる。その結果、水平法に約75cmのスチーム搬送が可能になり、人の顔周りを集中的に保湿し、のどや鼻、肌の乾燥を防ぐ。人の顔周りを集中的に保湿するため、窓や壁の結露の発生は少ない設計になっている。本体内部では、高温スチームと室内の空気を混合させることで、噴霧時のスチーム温度45℃を達成。最大8時間のタイマー設定と、27dB(ささやき声は30dB程度)の静音設計、顔周りだけを集中的に保湿する仕組みにより水の使用量を抑えて、一晩中の使用を可能とした。価格はオープン価格。オムロンの睡眠に対する取組オムロン ヘルスケアは2012年より「睡眠計」や「眠り時間計」など睡眠の状態を把握して、生活改善につながる機器やサービスの提供を行っている。今回のオムロンパーソナル保湿機 HSH-100もその一環。製造元は三菱電機で、オムロン ヘルスケアと三菱電機は企画・開発から実証実験まで協力を行ったとのこと。(画像はプレスリリースより)【参考】・オムロン ヘルスケア
2014年11月17日オムロン ヘルスケアは13日、顔周りにスチームを噴霧し、のど・鼻・肌のうるおいを保つ「パーソナル保湿機 HSH-100」を発売すると発表した。発売は11月21日。価格はオープンで、推定市場価格は税別29,800円前後だ。HSH-100は、オムロン ヘルスケアが企画・開発段階から協力を行い、2014年10月に三菱電機によって発表された製品。三菱電機による発表当初にも、オムロンブランドから発売されることがアナウンスされていたが、このたび正式にオムロン ヘルスケアから発売日などの詳細が明らかにされた。睡眠中の顔周りを保湿し、起きた時ののどや鼻、肌の乾燥を抑制することを主な目的として開発された。上下2段の吹き出し口からスチームを噴霧する独自のスチーム搬送技術によって、約75cm先までスチームを届ける。顔周りを集中して保湿するので、肌水分量を運転前の約1.5倍に保つ。サイズはW150×D328×H277mm、重量は2.9kg。タンク容量は970mlで、最大スチーム発生量は1時間に210mlとなっている。睡眠中に使用する器具であるため、静音性にも配慮。運転音は、約30dBといわれる人のささやき声より小さい27dBとなっている。
2014年11月13日オムロンから 体重体組成計カラダスキャンの新機種発売2014年11月10日、オムロンは大きな文字で、立ったままでも測定結果が見やすい、HBF-220カラダスキャンを11月20日より発売することを発表した。オムロンの体重体組成計に関する調査から、50代~70代の人では「表示の見やすさ」「乗った時の安定感」「操作が簡単」といった点が購入のポイントになることが判明。今回の新機種はその要望に応えたもの。製品コンセプトは「お子様から年配の方まで使いやすい、ベーシックタイプ」。HBF-220カラダスキャンの特徴文字の高さ38mmとオムロンの体重体組成計では最大の文字表示で、立ったままでも測定結果が確認可能。本体サイズは奥行き(縦)約25.6cm、(幅)約32.6cmと、幅が広いため、大柄の男性でも安定して乗ることができる大きさで、乗るだけで誰が乗ったかを推定する自動認識機能を搭載。今までの体組成データから誰が乗ったのか推定するので、従来のように、生年月日や性別、身長を事前登録した個人番号を選択する必要がなく、電源をONして乗るだけで、素早く測定してくれる。ただし、初期設定として生年月日や性別、身長を登録することは必要。登録は4名まで。また、基本機能(体重、体脂肪率、内臓脂肪レベル、骨格筋率、体年齢、基礎代謝、BMI)に加え、前回測定した体重との差も表示されるという。子供アルゴリズム搭載で、6歳からの体脂肪率、骨格筋率、基礎代謝がわかるので、子供の肥満予防にも利用することができる。色はホワイト、ピンク、ブラウン。価格はオープン価格。(画像はプレスリリースより)【参考】・オムロンプレスリリース
2014年11月13日オムロン ヘルスケアは10日、体重体組成計「HBF-220 カラダスキャン」を発表した。立ったままでも表示画面を確認しやすいよう、文字高を38mmに大きくした。発売は11月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別5,980円前後だ。HBF-220は、同社の体重体組成計では最大となる文字高38mmで測定値を表示する製品。本体に乗った人を自動で判別する自動認識機能を搭載する。体重・体脂肪率・内臓脂肪レベル・骨格筋率・体年齢・基礎代謝・BMIの基本項目を測定するほか、前回測定した体重との差を表示する機能を追加した。サイズはW326×D256×H31mm、電池含む重量は1.8kg。使用する電池は単4形マンガン乾電池か単4形アルカリ乾電池で、約1年の使用が可能だ。カラーはホワイト、ピンク、ブラウン。
2014年11月10日ヤフーは11月7日、病気や薬、健康にかかわる情報を提供する「Yahoo!ヘルスケア」が取り組むプロジェクト「HealthData Lab」において、病気発症リスクや体質が調べられる一般向けゲノム解析サービスの提供を開始すると発表した。同サービスでは、肺がん・大腸がん・前立腺がんなど、がん(22種)をはじめ、2型糖尿病・脳卒中・心筋梗塞・肥満などの病気発症リスクや、血中尿酸値・飲酒量・筋力・血圧などの体質を含めた約290項目を解析。また、母親から受け継ぐミトコンドリアDNAから、自分と同じ遺伝子を持つグループがどこで生まれてどう移動してきたのかをたどることができる祖先解析も行える。利用するには、まずYahoo!ショッピング内「Yahoo!ヘルスケア HealthData Lab」ストアより解析キットを購入。解析キット到着後、マイページの利用登録や唾液試料の返送、マイページでの生活習慣調査への回答を行うと、後日解析終了後にマイページで解析結果を閲覧できるようになる。価格は4万9800円(税込)だ。なお、6月と8月に募集した無料先行モニターに対しては、当選通知(解析キットの郵送)が完了しており、11月中旬より、6月募集モニター分から順次解析結果を閲覧できる。また、解析結果について公式サイト上の情報だけではわからないことを専門家に問い合わせたい場合に備え、臨床遺伝専門医などの遺伝カウンセリングを受けられるサービス(有料)の提供を今後予定。そのほか、自分で取り入れられる生活改善についてアドバイスを受けたい方には、医師や栄養士などにウェブ上で相談できる有料サービス「Doctors Me」(運営:サイバーバズ)を公式サイト上で紹介していく。
2014年11月10日オムロン ヘルスケアは6日、音波式電動歯ブラシ「メディクリーン HT-B307」を発表した。歯の表面に付着した着色汚れを効果的に落とすブラシを採用している。発売は11月20日。価格はオープンで、推定市場価格は税別4,980円前後だ。HT-B307は、米コルゲート社と共同開発した「極細スパイラルブラシ」を採用した音波式電動歯ブラシ。極細スパイラル毛表面の凹凸によって、歯の表面に付着した着色汚れのステインをかき取る。さらに、縦横方向の振動を組み合わせた立体的な微振動「マルチアクション」によって、手磨きでは届きにくい箇所にも毛先が届く。1分間に約25,500回振動する「クリーンモード」を備える。ブラシ含む本体サイズはW18.8×D18.8×H195mm、重量は46g。約10時間でフル充電され、最大約7日間の使用が可能(1日2分×2回の使用を想定)。30秒ごとに短いポーズをはさんでブラッシングの目安時間を知らせる「歯磨き時間ナビタイマー」機能のほか、約3分で自動停止するオートパワーオフ機能も搭載。充電器、ブラシスタンド、極細スパイラルブラシ×1本が付属する。カラーはラベンダーとホワイト。極細スパイラルブラシの替えブラシは、2本入りを税別800円で発売する。また、別売のオプションとして、歯垢除去に効果的な「トリプルクリアブラシ」(2本入りで税別600円)、やわらかい毛先で歯垢をかき出す「極細マイルドブラシ」(2本入りで税別600円)、歯のすき間などをピンポイントで磨く「すき間みがきブラシ」(2本入りで税別800円)も用意する。
2014年11月07日オムロンは11月4日、マルチメディア表示や各種モバイル端末との情報共有により機械の稼働率向上を実現するプログラマブルターミナル「形NAシリーズ」を発表した。生産現場では機械の稼働率を高め生産性を向上させるために、機械に搭載された各種FA機器の情報を関係者全員がタイムリーに共有し、様々な問題に迅速に対処することが求められている。同製品は、同社が展開するSysmacオートメーションプラットフォームにおいて、人と機械のインタフェースとしての役割を担うプログラマブルターミナルであり、機械の内部で稼働しているFA機器の情報を本体画面へ表示することに加え、EthernetやWi-Fi経由でタブレットやパソコン上に表示し、機械を担当するオペレータだけでなく工場内外の関係者と瞬時に共有できる仕組みを提供する。これにより、トラブルの早期解決と改善活動による生産性向上に寄与する。また、パソコンと同等レベルの高いグラフィック表現と、PDFなどのドキュメント表示や最新フォーマットの動画ファイル再生機能により、現場で発生した問題に対し解決手段を分かりやすくオペレータに提示する。これにより、的確なトラブルシューティングが可能となり、設備の停止時間を短縮できるとしている。なお、価格は、15.4型1280×800画素対応のTFT-LCDを搭載した「形NA5-15W」が48万9000円。すでに販売を開始している。
2014年11月06日●2010年からiPadを導入していた旭テック「日本の製造業界でどこよりもiPadを使いこなしているのではないか。そんな自信すらあります」と、旭テックのグローバル業務本部 AWI推進部 部長の安東恭二氏は胸を張る。旭テックは、独自のアルミ鋳造技術・鋳鉄技術を基盤とする素形材部品メーカーだ。グループ全体で国内に5工場、タイに4工場、中国に2工場の製造拠点を持ち、高い品質を誇る鋳造・ダイカスト製品をグローバルに展開している。○ワークスタイルの変革にiPadを活用旭テックは、2010年というかなり早い段階から、iPadを各工場と管理業務に導入している。そのきっかけとなったのが、2010年にスタートした同社のワークスタイル変革施策「AWI(Asahi Work Style Innovation)」の活動だ。最新のITを業務に取り入れることで、3年後の働き方を設計するというAWIのミッションが、当時の社長からトップダウンで指示されたことを安東氏は振り返る。「AWIのテーマは、経験や勘に頼った業務から脱却し、事実とデータによる管理を実現することでした。これにより、安定的に、歩留まり良く製品を納め続けることを目標として、まずはアルミニウムやマグネシウムなどの軽合金を取り扱う横地工場から、製造現場の風土の変革を行いました」(安東氏)旭テックがまず取りかかったのが、紙の設備点検表や作業手順書の見直しだった。同社の工場では膨大な数の資料を紙ベースで管理していた。しかしアナログでの管理ゆえに、実際に手順書がどれだけ閲覧されているかが不明で、点検表の「○」や「×」の理由は、それを見るだけではわからなかった。こうした紙ベースの点検表、手順書の課題を克服し、経験や勤続年数に関係なく、誰もが間違うことなく正しい作業ができるツールとして、旭テックはiPadを導入した。さらに業務アプリケーションを使うことで、工場のすべての点検表をデジタル化し、「○」や「×」でのチェックをやめ、数値による点検に変更した。これにより、日々の工場における業務の状態が"見える化"できたと、横地工場の副工場長 兼 製造課長、平原秀勝氏は語る。「数値ベースでの点検に変更したことで、工場でのさまざまな業務が"見える化"できました。データの推移をチェックすることで、設備の異常といった変化をすぐに把握できるようになり、予防のための行動を起こすことも可能になりました。iPadを活用した点検表の電子化は、設備異常率を従来の4分の1まで減少させました」(平原氏)iPadやアプリの活用状況について話し合う、定例ミーティングを毎週行う、といった導入後のフォローも功を奏し、横地工場での点検表のデジタル化は、およそ3カ月で完全に定着した。生産設備の稼働効率を示す指標であるOEE(Overall Equipment Effectiveness)も、iPad導入を契機に着実に改善されていったという。しかし、それでも不良品の発生をゼロにすることは難しい。そこで、できてしまった不良品を社外に流出させない仕組みを作るため、旭テックは作業手順書のデジタル化を決定。電子ブック・デジタルカタログ作成ソフトを使って、約750品点分の電子マニュアルの作成を行った。そして、製品現品票のバーコードをスキャンすることで、製品の概要から検査手順書、製品照合表、限度基準や過去トラブルのマップが、iPadで表示できる仕組みを構築した。「電子マニュアルによって、従来はモノクロだった作業手順書がカラー表示になりました。また、iPadのピンチアウト・ピンチインといった操作でマニュアルを拡大・縮小して表示でき、手順確認の効率を高めることに役立っています。常に最新版が閲覧できる点も、電子マニュアルの大きな効果だと感じています」(安東氏)●すべての要望を達成してくれるi-Reporterに白羽の矢が!!○管理部門と現場の相反する意向をi-Reporterで実現iPadを活用した設備点検表と作業手順書のデジタル化が実現できた。しかし、これだけでは「事実とデータによる管理」の実現というAWI活動が目指すところには及ばない。管理部門の意向は、さらに新しい仕組みを導入し、これまで以上に事実の把握、データの分析を行うことだった。その一方で、慣れた仕組みを使い続けたいというのが現場の偽らざる心情だ。この相反する要望を両立する切り札として、旭テックが今年4月に導入したのが、電子帳票ソリューション「ConMas i-Reporter」(以下、i-Reporter)だった。「現場にある帳票のデータやそのほかの重要なデータを、いかに管理しやすく、入力可能な仕組みを作るかという視点で、iPadだけではなくパソコンやAndroidデバイス向けアプリケーションなど、さまざまなソリューションを検討しました。i-Reporterは直感的な操作が可能で業務に馴染みやすく、さらに管理者の欲しいデータを拾いやすいという点が魅力でした。また、製造業での導入実績も評価し、横地工場での導入を決定しました」(安東氏)i-Reporterを使って、旭テックはこれまで手書きで記入していた紙の日報やチェックシートのフォーマットに、すべてiPadから入力できる仕組みを、横地工場の金型および鋳造部門に構築した。i-Reporterによって、使い慣れた用紙のビジュアルがそのまま使え、入力規則や項目も変えずに、日報やチェックシートのデジタル化を実現。もともと現場はiPadの操作に慣れていたこともあり、i-Reporterの定着には、ほとんど時間がかからなかったという。「現場にしてみたら、もともと使っていた用紙へ、手書きではなくiPadで入力できるようになっただけの変化です。しかし私たち管理者からすると、管理の面においては180度といっていいほど大きく変わりました。これまでは現場の手書きデータをExcelで入力し、毎週5~6時間をかけて現状把握と分析を行っていました。そして前月の実績と分析をもとに、翌月の指示を出していたのです。これがi-Reporterにより入力が自動化し、ボタン1つでグラフ化することができるようになりました。分析した翌週には、現場へのフィードバックも行えるようになり、現場に対して的確な指示を出すスピードが、圧倒的に早くなっています」(平原氏)例えば金型を作る部門では、i-Reporterで金型整備チェックシートを回覧板のように整備係と鋳造係の伝達に利用している。それぞれの項目を作業者がi-Reporterで入力し、場合によってはその場でiPadのカメラで撮影した写真を添付するなどして、次の業務にうまく引き継げるよう情報共有を行う。i-Reporter上の金型整備チェックシートで、品点別の不良対策会議をその都度行うような仕組みが実現できたと安東氏は語る。「これまでのチェックシートは、こういう処置をしたという結果があとから報告される、いわば"死亡診断書"のようなものでした。i-Reporterを使うことで、結果の伝達・共有を目的とした"健康診断書"へと質を高めることができました。病院で使われるカルテのように、「トラブルにつながるこういう傾向があるので、こういう対策を行った」という、内容に深みを持たせた情報共有が可能になります」(安東氏)さらにi-Reporterによって、工場の作業者が毎日作成する鋳造日報の作成時間も、従来は毎朝45分かかっていたのが5分で終わるようになるなど、大幅な作業時間の短縮にもつながっている。しかし、現場の作業の効率化、管理部門のデータ分析のスピード化という、目に見えるi-Reporterの導入成果以上に、無形の効果が大きいと平原氏は強調する。「分析結果のフィードバックを受け取る、現場の理解度を高めることにも、i-Reporterが貢献していると思います。単に指示されたことを作業するのではなく、本当に理解したうえで問題解決のために作業する。こうすることで結果は大きく変わります。さらに定期的に行っている不良対策会議も、i-Reporterによるデータを見ながらミーティングを行えるため、会議や作業の"質"の向上にもつながっていると感じています」(平原氏)また、寸法検査全数チェックシートのデータを、そのまま生産現場の品質管理に使われるX-R管理図へ展開できるなど、i-Reporterが集計したデータのスピーディな横展開も効果が大きいという。AWI推進部の森岡亜依氏は、こうしたデータをExcelやPDFのフォーマットで出力できる点も高く評価している。「現場で入力されたデータを、管理者画面から写真付きでそのままPDFに出力し、それを見ながら現場で判断することができます。さらに、データを保存しておくことで、過去にこういうケースがあったということを記録として残すことも可能です。i-Reporterで継続して記録していくことで、日々の業務の改善だけでなく、長期的なメリットも出てくるのではないかと期待しています」(森岡氏)●i-Reporterを活用して業務改善活動がよりスムーズに○国内外の工場にもi-Reporterを標準ツールとして導入まだiPadが物珍しかった2010年から、製造業の現場で積極的にiPadを活用してきた旭テック。同社が業務の改善ツールとして選んだi-Reporterは、製造業にとって大きな可能性があるのではないかと、AWI推進部の鈴木恭晃氏は指摘する。「これまでは勘や経験から判断していた部分を、i-Reporterによってデータ活用がなされるようになったことで、アイデアしだいでさまざまな業務の改善に結びつけやすくなるのではないでしょうか。私たちも管理部門や現場の声を反映しながら、これまでの紙の帳票だとi-Reporterに馴染まなかった部分を、i-Reporterに合わせてデータの取り方を変えるといった改善を日々行っています。製造業は業務をどんどん改善していこうという気質が、他業種の企業より強いと思いますが、i-Reporterは製造業の現場での改善活動においても、とても活用しやすいツールであると感じています」(鈴木氏)旭テックでは現在、i-Reporterを横地工場にのみ導入しているが、今後は国内外の製造拠点にも標準ツールとして展開していきたいと考えている。「愛知県にある豊川工場、そしてタイのバンパコン工場にも、i-Reporterを順次展開しています。iPadは国籍や言語にかかわらず、世界のどの国や地域でも使われているグローバルなツールです。我々のようなグローバル製造業は、こうしたツールを活用し、自分たちの"標準"によって、世界中で良い製品を作っていくことが重要です。こうした我々の"標準"のスピーディな横展開を、i-Reporterといっしょに行っていきたいと考えています」(安東氏)なお、今回の取材の模様を以下の動画にまとめてあるので、合わせて確認いただきたい。
2014年10月29日(画像はプレスリリースより)めぐりが気になる女性をサポート!栄養機能食品ダイドードリンコ株式会社では、「DyDoヘルスケア」シリーズの新商品として「ほっこりしょうが日和(びより)」を10月27日(月)より、通信販売を中心に発売する。古くから、からだを温め、免疫力を高める成分を多く含む“しょうが”。そのなかでもしょうが特有の成分の多い、高知県産の「黄金ショウガ」を使用し、女性のからだのめぐりをサポートする。赤血球を作るために必要な栄養素である鉄を配合し、さらに、その鉄の吸収を促進させる作用があるといわれる、しょう油に含まれる成分、大豆発酵多糖類(SPS)を配合した。女性のリラックスタイムになるよう、ハーブを配合し、飲料メーカーならではの飲みやすく味わい豊かな柚子風味に仕上がり、スティックタイプ粉末で、ホットでもアイスでも簡単に溶けるため、シーンを選ばず飲用できる。<商品概要>商品名:ほっこりしょうが日和発売日:平成26年10月27日(月)容量:1本2g15本入り(1日1本目安15日分)希望小売価格:1,800円(税抜き)(プレスリリースより引用)『素材』『機能性』『おいしさ』にこだわった新商品2012年より、同社はし「DyDoヘルスケア」シリーズにて健康食品を、「DyDoきれいバランス」シリーズにて美容食品を、顧客の健康意識、美容意識への高まりのニーズに応えるべく通信販売事業を拡大している。同商品は、近年、テレビや雑誌でも話題の「しょうが」が女性に人気があり、親しまれていることから、「DyDoヘルスケア」シリーズの新商品として、高知県産「黄金ショウガ」を使用した栄養機能食品「ほっこりしょうが日和」を発売する。【参考】・ダイドードリンコ株式会社ニュースリリース・DyDoオンラインショップ
2014年10月25日(画像はプレスリリースより)オリジナル耐熱カップ付きの限定商品も発売アサヒフードアンドヘルスケア株式会社の「スリムアップスリム」は、ダイエット食品売り上げ5年連続1位の人気ブランド。チアシード、スムージー、シェイクなど、ダイエットをサポートするさまざまな食品を展開している。飲むだけでダイエットケアや美容ケアができる「スリムアップスリム シェイク」シリーズは、今年の秋より“ホットシェイク”にこだわり、パッケージもリニューアル。カフェラテ、ショコラ、ロイヤルミルクティーの3種類あり、内容量360g(8~24回分)、希望小売価格2,095円(税別)。「モンドセレクション2014最高金賞」を受賞した人気No.1の「スリムアップスリム シェイク カフェラテ」は、ほんのりビターで大人にもお勧め。リニューアル記念としてオリジナル耐熱カップがセットになった限定商品も、10月20日より全国のドラッグストアにて販売する。約80%の女性が“ホットシェイク”を支持同社は20~59歳のダイエット志向を持つ200人の女性に対し、「ダイエット食品需要性調査」を実施。「ダイエットシェイクの利用時期」についての質問では、4、7、8月を挙げる人が多く、秋冬はカロリーコントロールがついおろそかになりがちな結果に。「ダイエットシェイクをホットで飲めることの魅力度」に関しては、全体の77%もの人が「魅力的である」と回答。「寒い季節も飲みやすくなる」「からだを温めたい」など、お湯や温かい牛乳で飲むダイエットシェイクが寒い時期に効果的だと考えている女性が多い。この秋冬のダイエットは「スリムアップスリム」の“ホットシェイク”で、からだを冷やさずに美体質をしっかり維持したい。【参考】・アサヒフードアンドヘルスケア株式会社プレスリリース/PR TIMES・アサヒフードアンドヘルスケア/スリムアップスリム/商品ラインナップ/シェイク
2014年10月23日(画像はプレスリリースより)ドライフルーツとナッツの自然素材を使用アサヒフードアンドヘルスケア株式会社は、上手な間食を応援するひと口サイズの素材菓子「キレイな間食」シリーズから、新商品『キレイな間食チェリー&カシスとアーモンド』を、11月17日(月)より期間限定で、全国で新発売する。近年の健康志向や、女性を中心に食事の内容や方法を意識したヘルシーな生活スタイルが注目されるなか、「間食」を肯定的に捉え、上手に食生活に取り入れるという意識が高まっている。ナッツやドライフルーツといった自然素材は、高い栄養価と食べ応え、腹持ちの良さなどから間食に適した素材として注目が高まっている。「キレイな間食」は、間食に期待するニーズの変化に対応した新シリーズだ。商品名:『キレイな間食チェリー&カシスとアーモンド』内容量:34g発売日:2014年11月17日(月)(プレスリリースより引用)間食に適した注目素材を使用抗酸化作用を多く含むビタミンEを多く含むアーモンドと、上品な甘さと甘酸っぱいアメリカンチェリーとカシスのドライフルーツをひと口サイズにぎゅっと固め、満足感ある味わいと食感となっている。ナッツやドライフルーツなど自然素材のヘルシー感だけでなく、「食べる楽しさ」や「選ぶ楽しさ」といったお菓子ならではの魅力にもこだわり、パッケージには、中身の特徴を分かりやすく全体に果実とアーモンドをあしらった。【参考】・アサヒフードアンドヘルスケア株式会社ニュースリリース
2014年10月11日