電源開発株式会社(以下「Jパワー」、本社:東京都中央区、代表取締役社長 社長執行役員:菅野 等)では、大人気アニソンシンガー“オーイシマサヨシ”さんによる「J-POWER 公式コラボレーションソング『エレクトリックパレード』」を制作、2月7日(水)よりミュージックビデオ(MV)を公開いたします。メインビジュアル多数のアニメ主題歌の楽曲提供や歌唱に関わるアニソンシンガーのオーイシマサヨシさんが、人々の求めるエネルギーを不断に提供し、日本と世界の持続可能な発展に貢献するエネルギーカンパニー「Jパワー」とコラボレーション!日々の生活を支える電気の可能性をバラエティ豊かに表現し、電力供給に携わる全ての人々を応援すべく、コラボレーションソング『エレクトリックパレード』を制作しました。『エレクトリックパレード』のMVは、Jパワーの磯子火力発電所(神奈川県横浜市磯子区)と池原発電所(奈良県吉野郡下北山村)の2ヶ所で3日間にわたって撮影が行われ、オーイシさんがヘルメットをかぶって実際の発電所内で踊る体当りの映像となっています。このMVは2月7日(水)より、YouTubeなどで公開予定です。■オーイシマサヨシ「エレクトリックパレード」ミュージックビデオ概要タイトル : 『エレクトリックパレード』Jパワー公式サイト : ミュージックビデオ: ※2月7日(水)21時より公開■『エレクトリックパレード』 歌詞作詞・作曲:大石昌良まずは明かりがないと始まらないこんな真っ暗闇じゃ不便で仕方ない手探りで探すスマホですらほっときゃ充電切れで鉄の塊そうこうしてる間に文明は何百年も逆戻りまあこれはこれでいいかもしれんけど現代人には物足りんそっと覗いてごらんよ お嬢さん夢の国の入り口へと Come on!ちょっと繋いでごらんよ そのコンセントを「エレクトリックパレード」電気ってすげぇじゃんなんだってできる今日も希望の光が そこらじゅう灯る電気ってすげぇじゃんいつだって君のそばでその「日常」を彩ってくれるのさ世界はエレクトリックパレード!てか さっきからかき鳴らしてるエレキギターもアンペア(A)を元にアンプリファー電気信号を愛に変えて 迷える仔羊踊らせるもっと激しく手を叩け エブリワン脳ミソはもう 熱狂の渦へ Welcome!想像はただ膨らんで気分はハイ「エレクトリックパレード」電気ってやべぇじゃん何にだってなれる未来を騒がすロックスターさえ夢じゃない電気ってやべぇじゃんいつだって僕のそばで無限の可能性を与えてくれるのさ当たり前じゃない絶え間ないエネルギーは僕らの暮らしを支える愛「エレクトリックパレード」電気ってすげぇじゃんなんだってできる今日も希望の光が そこらじゅう灯るすげぇじゃんいつだって君のそばでその「日常」を彩ってくれるのさ世界はエレクトリックパレード!■『エレクトリックパレード』MV発電所やダムでオーイシマサヨシさんが体当りで電気の魅力を熱唱する必見のMV ■オーイシマサヨシ PROFILE愛媛県宇和島市出身 1980年1月5日生。シンガーソングライター大石昌良が、エンターテイナーとしての側面を強めて主にアニメやゲームの楽曲を歌う時に主に使用する名義。2001年にスリーピースバンド「Sound Schedule」のボーカル&ギターとして「吠える犬と君」でメジャーデビューし、2008年に大石昌良としてソロ活動を開始、2014年よりオーイシマサヨシ名義として「君じゃなきゃダメみたい」(TVアニメ「月刊少女野崎くん」OP主題歌)で自身3度目のデビュー。以降、「ようこそジャパリパークへ」など多くのアニメ主題歌を手掛け、Tom-H@ckとのユニット「OxT」、他アーティストへの楽曲提供なども行うなど多様な名義を使い分けて活動中。2023年8月よりオーイシマサヨシ名義活動10年目に突入、さいたまスーパーアリーナで3日間行われた世界最大規模のアニソンフェスAnimelo Summer Live2023通称アニサマで3日目大トリを務めあげた。2024年3月2日には自身初となる日本武道館でのワンマンライブ、オーイシ武道館~オーイシマサヨシワンマンライブ at 日本武道館~を行う。オーイシマサヨシ★X(旧Twitter)フォロワー数 565,000フォロワー★YouTubeチャンネル登録者数 250,000★Instagram 88,000★TikTok 59,400【レギュラー番組情報】オーイシマサヨシのMBSヤングタウン(MBSラジオ・毎週火曜22時半~)オーイシ加藤のピザラジオ(YouTube・隔週水曜22時~チャンネル登録者数42万)■【Jパワー 概要】商号 :電源開発株式会社コミュニケーションネーム:J-POWER(Jパワー)設立 :1952年(昭和27年)9月16日本店所在地 :東京都中央区銀座六丁目15番1号取締役社長 :菅野 等資本金(百万円) :180,502(2023年3月31日現在)従業員数(単体) :1,816名(2023年3月31日現在)事業内容 :電気事業売上高(百万円) :連結:1,841,922(2023年3月期決算)単体:1,370,724(2023年3月期決算) 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月07日今やアニソンシーンの顔といえる活躍っぷりで、世界最大のアニソンライブ「アニメロサマーライブ」では今年の大トリを務めるほど確固たる地位を築いているオーイシマサヨシさん。今年、デビュー10周年イヤーがスタートし、来年はついに武道館公演が決定。それだけでもすごいのに、なんと開催の半年以上前にはチケットが完売。アニメやアニソン全盛の時代に、オーイシさんはどのようにして快進撃を続けているのだろうか。――新曲「好きになっちゃダメな人」は、放送中のTVアニメ『お嬢と番犬くん』のOPテーマ。本作は、身分差×年齢差の恋を描く極道ラブコメですが、作品の世界観をどのように吸い上げて楽曲制作をされたのでしょうか?オーイシマサヨシさん(以下、オーイシ):今回、自分の中で大きなチャレンジをしまして。一人称が“わたし”の曲を書いたんですよ。女の子の気持ちや視点に立って、男性である僕が“わたし”を歌うアンニュイさを楽しんでもらおう、と。そもそも『お嬢と番犬くん』は“極道に恋をするJK”の話。恋をしてはダメな人、好きになっちゃダメな人を好きになってしまう。好きになったところで、いい未来が待っていないと頭ではわかっていても、抗えない気持ちが原作からほとばしっていて。それを曲でも表現しようと思い、ヒロインの瀬名垣一咲(せながき・いさく)の心の動きに注目して曲を書きました。さらに、ストリングスやコーラスを多めにして、祝祭感が出るようなサウンド感を意識しました。好きになっちゃダメな人だけど、恋をすることは決して不幸ではない。それを音やアレンジで演出したかったんです。――他にも3月には『ギフト』、5月には『死んだ!』、9月は「黄金航路」と破竹の勢いでシングルを発表されて。ご自身で歌う曲以外にも、TVアニメ『【推しの子】』の「サインはB」など楽曲提供も精力的に行っています。オーイシ:自分で歌う場合は、作品と現実世界とのリンクポイントを探します。楽曲提供の場合は、よりその作品との親和性や、作品の一部になれる楽曲を意識します。キャラソンを書く時は徹底的に原作を読み込む。例えば『【推しの子】』のファンの方々が、このシーンをどう思っているのかをSNSで調べたり、「そういう視点もあるんだ」と参考にしたり。自分ひとりで作ったというよりも、みんなで作っている感覚ですね。激動のアニソンブームの中、変わらずに“オーイシ”を貫く。――今やアニメ好きを公言したり、アニメを推すことを隠さないのが当たり前になり、ライトなユーザーも増えてきています。そんな時代の変化とともに、アニソンシンガー以外がアニメ主題歌を担当することも多くなりました。この状況をどう見ていますか?オーイシ:僕はポジティブに捉えています。他の業界の方だとか、ロックバンド、J‐POPアーティストがアニソンに流入してくることで、僕らの席がなくなるか?といったらそうではなくて。先日「アニサマ」に出て思ったんですけど、ロックバンドやJ‐POPシンガーは『ロウきゅーぶ!』の歌を歌われへんもんなって(笑)。確かに人気アーティストは、売れているアニメタイトルの主題歌を歌っているかもしれないですけど、でも僕らからすると、もっと別の濃度が高い文化も知っている。アニソンの中で、J‐ROCK、J‐POPバンドたちが歌えない層も存在する。だからこそ、僕らの存在意義は全然揺らいでないと思っているんです。アニメタイトルも増えていますしね。普段は40タイトルくらいなんですけど、今期は1.5倍の60タイトルに増えているらしくて。製作委員会もアニメドリームを夢見て出資してるし、こういう時代だからこそ、チャンスがたくさん転がっていると思います。――「アニサマ」の話が出ましたが、今年は3日間の大トリを務められましたね。これまでにもテーマソングを担当されたり、大きな存在感を示されていましたが、アニソン界における立場をどのように感じていますか?オーイシ:大層な感じよりも、僕は“たまたまアニソンファンの代表に押し上げられた人間”という立ち位置をずっと貫きたいんです。運良く神輿に担ぎ上げられて、今は音頭を取らせてもらってますけど、みんなと同じアニソン・アニメファンであり、あくまで神の視点を持たない人間。ただ、なんとなくみんなが知ってくれているとか「オーイシがいる現場は楽しいらしいぞ」という噂が広がるとか、そういうのがずっと続けられたらいいなって思います。僕なりのアニソン道は、そこにあるのかなと。――その思考はどこから?オーイシ:アーティストとしての経緯が関係していると思います。22年前にバンドマンとしてデビューをし、解散後はシンガーソングライターとしてJ‐POPアーティストに転身して、その後アニソンシンガーとなりアニソン界に合流した経緯があるので。やっぱりどこかアニメとアニソンのファン目線のまま、アニソンを神格化して捉えている自分がいるんですね。――アニソンシンガーになる前に遡ると、30代までは音楽だけでは生計を立てられず、アルバイトをしていた時代がありましたよね。当時は音楽で食べていくことが目標だったと思いますが、今のモチベーションはなんでしょうか?オーイシ:それが最近の大きなテーマなんですよ。幸いなことに皆さんのおかげでごはんが食べられるようになって、生活のために音楽をするモチベが、以前と比べると低くなっている。周りを見てもいるんですよ。お金を持つと急に歩みを止めてしまうとか、緩めてしまうとか。それも一つの答えですし、別にいいと思うんですけど、僕はカッコ悪い歩みの緩め方や止め方はしたくなくて。最近は前よりもお仕事をセーブさせていただくようになっていますし、イベントやライブも、吟味した上でゴーサインを出させてもらってます。ちなみに、今年は学園祭のオファーをたくさん受けているんですよ。今は大学生のみんなと一緒に、アニソンを楽しみたいモチベがすごく高いです。――それって、損得勘定とは違いますよね?オーイシ:そう、ギャラじゃないんです。ただ、学園祭に出るのは将来の得にもなると思っていて。ライブを観た大学生が30代とか40代とかになって、その会社や業界で力を持ち始めた時に「そういえば、ウチの大学にオーイシが来てくれたことあったな。今度のイベントに呼んでみようかな?」と10年、20年後の財産になる可能性があると思っていて。なので、慈善事業をやりたいわけじゃないんです。そこまでいい子じゃないので(笑)。「講座を開くとかアシスタント雇うとか、自分の意思を繋げることをやったら?」と聞かれるんですけど、「それだけは絶対に嫌だ」と言っていて。先生みたいな立場になるとか、誰かに何かを教えるということは、下に人を作ることになる。僕は、若い方々もみんなライバルだと思っているし、ずっとバチバチやっていたい。現役でいたいから教える側になるとか、評論するような仕事はお断りしているんです。それも自分の立ち位置や環境作りの一つです。放送中のTV アニメ『お嬢と番犬くん』のOP主題歌「好きになっちゃダメな人」が発売中。『オーイシマサヨシ×鈴木愛理のアニソン神曲カバーでしょdeショー!!』で共にMCを務める鈴木愛理の最新シングル「最強の推し!」の作詞・作曲と編曲を担当した。2024年3月2日に、自身初となる日本武道館でのワンマンライブが決定。オーイシマサヨシ1980年生まれ、愛媛県出身。学生時代にスリーピースバンドSound Scheduleを結成し、2001年にメジャーデビュー。その後、’08年に「大石昌良」名義でソロデビュー、’14年にはアニメ・ゲームコンテンツ向けの「オーイシマサヨシ」名義でも活動を始める。自称“アニソン界のおしゃべりクソメガネ”。趣味はエゴサーチ。※『anan』2023年11月15日号より。写真・小笠原真紀ヘア&メイク・瓜本美鈴インタビュー、文・真貝 聡(by anan編集部)
2023年11月11日TVアニメ『【推しの子】』の大ファンのオーイシマサヨシさんと米村姫良々(きらら)さん。なぜ『【推しの子】』がこれほど見る者の心を掴むのか、対談で考察します。推しキャラや名言についても熱弁!(米村さん、アイのピンクのステージ衣装で登場)オーイシマサヨシ(以下、オーイシ):はじめまして、オーイシマサヨシです。…って、なんだこの完成度の高い衣装はっ!?撮影ないのに心意気!米村姫良々(以下、米村):ありがとうございます。衣装さんがご厚意で作ってくださったんですよ~!――おふたりとも原作漫画からの『【推しの子】』ファンだと聞きましたが、ハマったきっかけを教えていただけますか?オーイシ:僕はヲタ友のSnowManの佐久間大介くんがきっかけです。「めちゃくちゃいい漫画があるんですよ」って言われて1巻読んだら見事にハマりました。そのときから『【推しの子】』応援団長なんですけど、今回は劇中歌「サインはB」を作らせていただいています!米村:私も1巻を読んで面白すぎて…、でもあまりにも先が気になってしまうので何巻か進んでから一気に読みたいなと思っていたんです。オーイシ:わかります!サスペンス要素も謎解き要素もあって惹きつけられるからなあ。米村:だけどアニメが始まったタイミングでたまらず一気読みしました!いまも毎週漫画で最新話を追いかけてます。――数々のエンタメに触れてきたおふたりが心奪われるほどの魅力は特にどのような部分に感じられますか?オーイシ:すごい部分がたくさんありすぎて…。まずショービジネスの描写のリアルさ。アイドルの裏側、恋愛リアリティショー、芸能コースのある高校の雰囲気…。それは原作の赤坂アカ先生の徹底したリサーチがあってこそ。そのリアリティには鳥肌が立ちます。米村:私はまだ芸能界の裏側みたいな部分はわかりませんでしたが、リサーチの細かさに驚いてます。オーイシ:まあ、裏であんなふうに糸を引いてる存在は実際にはいないと思いますけど(笑)。何より脚本の素晴らしさ!アニメ史上類を見ない初回90分。そこで「これはただのアイドルものじゃない、復讐劇なんだ」ということを描き切っている。現代の人って忙しいから“1話切り”する人も多いでしょ。だから1話でしっかり世界を提示しないと2話、3話とついてきてくれないんですよね。米村:私も1話だけ見ることもあります。でも、今回はすでに漫画で物語を知ってるのにもかかわらず、毎週楽しく全話食い入るように見てます!オーイシ:それは脚本、キャスト、音楽とチームがひとつになって原作のエッセンスを凝縮してるから。…といろいろ言いましたけど、とにかく面白いから!ブームの理由はそれに尽きます。――魅力的なキャラクターの中でもおふたりの推しキャラは?米村:私はアイちゃん。特に「サインはB」が流れて、会場の熱気が再現されたライブシーンには引き込まれました!オーイシ:あの曲、作ってよかった~!同じアイドルとして、アイのようになりたいですか?米村:う~ん…でも私は子供2人の母をやりながらアイドルなんて絶対できないので…。オーイシ:そこかいっ(笑)。米村:アイはそんな秘密を完璧に隠し通して、アイドルとして夢を見せてくれる。才能はもちろんその覚悟も含めてすごいです。オーイシさんは誰推しですか。オーイシ:僕も永遠の推しはアイだけど…いまは可愛い元天才子役・有馬かな単推しです!米村:…あ、いいと思います。オーイシ:いま、なんか3秒くらい間があった…!?米村:あはははは。でも、かなちゃん推し多いですよね。あのちょっと自己肯定感が低いかんじが推したくなるっていうか。オーイシ:まさに!天才子役として売れた過去があるのにその後伸び悩んで…そのトラウマがありますから。僕も21歳で音楽デビューして大変な時期もあったけど、アニソンに出合っていまがあるから…有馬かなの気持ち、すごいわかる。たとえ褒めてもらってもその裏の本音を察知して落ち込んだりね(笑)。米村:そういう心情の描写も細やかですよね。私もハロプロの中でも研修生期間が史上最長で、その間に悩むことも多かったから、かなちゃんに共感します。でもかなちゃん同様私も自己肯定感低めだからこそ、自信あふれるアイに憧れます。重ね合わせて好きになるというよりは、憧れて好きになるタイプなんですね。オーイシ:そういうことかぁ。なら現役アイドルとしてアイに憧れてアイドルグループ結成を目指すルビーのことはどう見てますか?米村:ルビーはアイの後継者を夢見ていますが、それを目指せる自己肯定感の高さがすごい!行動力もあってSNSも頑張ってて…考えてるだけで行動できていない自分を反省しちゃいます。オーイシ:もう十分行動しとるわ、そんな完成度の高い衣装(笑)。あーでも確かにSNSの描写もリアルですよね。――おふたりは芸能人としてSNSとどう付き合っていますか。オーイシ:僕は息をするようにエゴサしてます(笑)。なかにはグサッとくる言葉もありますよ。「こういう見た目のオタク、うちの大学に5人いる」とか(笑)。個性勝負のアーティストにとってはネガティブな言葉だけど、トークのネタにしたり、なんとか楽しんでます!…ってそんな、気の毒な人を見る顔すな(笑)。米村:あっいえいえ(笑)。私の場合は褒めというより冷静な意見を知りたいときに、エゴサしています。というのもファンの方は私がどんな顔してようと何してようと「可愛い」「面白い」って言ってくれるんです。その言葉はありがたいんですけど、過信しちゃいけないと思って。オーイシ:大人!自分は若いとき批判的な意見には真っ赤になって反論してました。「俺の音楽がそんなわけねえ!」って(笑)。でも自己肯定も視野が狭くなると「うぬぼれ」になっちゃう。謙虚さも周りを見る冷静さも持っていてこそ、ほどよい自己肯定感を保てますからね。――作品中でも周りの評価や、才能ある同世代に影響されて揺らぐ姿が繊細に描かれています。そういった心情に関する部分で印象的なシーンはありますか。オーイシ:SNSにまつわるシーンですね。特に恋愛リアリティショーで炎上したとき、インフルエンサーのMEM(メム)ちょが言う「謝罪は日本人の道徳的には正しいけど、炎上対策としては下の下なんだよ」ってセリフは刺激的だけど、自己肯定感を守るという意味ではリアルな処世術と言えるのかもしれないな。米村:私はアイがドラマ撮影のシーンで「ここではたった一人、カメラに可愛く思ってもらえばいい」って言う場面が衝撃でした。私にとってMV撮影とかでカメラに可愛く撮ってもらうのって本当に難しいことだから、その一言でアイの天才ぶりを再確認して憧れが尊敬の域に…!あとライブでの笑顔が評判になったとき「なるほど、コレ(この笑顔)がイイのね覚えちゃったぞ~」って言う場面も天才だなと。オーイシ:あのシーンは狂気じみたアイの魅力にぞくっとしますよね。最後にかな推しの僕としては「有馬かなキュンキュンポイント」も…(笑)。かながステージからアクアを見て「あんたの推しの子になってやる!」って言うシーンには、ぐっときました。自分の中から生まれる自己肯定感って崩れやすいけど、こうして他人が照らしてくれることで生まれる自己肯定感って強いなって僕も日頃から思っているから。「サインはB」のフレーズにある「ちゃんと見えてる君のサイリウム」はそういうことだったりします。――最終回を迎えましたが、早くも第2期の制作決定が報じられました。オーイシ:この先も面白くなっていくのでアニメ化楽しみです。米村:最後までとなるとシーズン4、5…?でもまだの方はまず1期を。アイやルビーから元気と勇気をもらって、前向きな気持ちになってほしいです!オーイシマサヨシ2001年にバンド「Sound Schedule」でデビュー。その後、大石昌良としてソロデビュー。アニソンシンガーのカタカナ名義でアニソンも数多く手掛け、『【推しの子】』の劇中歌「サインはB」が人気に。米村姫良々(きらら)(OCHA NORMA)2004年4月30日生まれ、愛知県出身。ハロー!プロジェクト「OCHA NORMA」のメンバー。座右の銘は臥薪嘗胆。7月26日「ちょっと情緒不安定?…夏」を含む最新シングルが発売。アニメが好き。TVアニメ『【推しの子】』原作は、赤坂アカと横槍メンゴによる同名漫画(2020年より『週刊ヤングジャンプ』にて連載中)。伝説的な人気を誇る夭逝のアイドル・アイと彼女の子で双子のアクアとルビーを中心に、華やかだがシビアで残酷な芸能界やアイドルの世界をリアルに描いた作品。各配信サイトで配信中。©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会※『anan』2023年7月19日号より。取材、文・大澤千穂(by anan編集部)
2023年07月17日シンガーソングライターのオーイシマサヨシと歌手の鈴木愛理が、8月7日(18:15開演)に東京・コカ・コーラ SUMMER STATION LIVE アリーナで開催されるイベント『オーイシマサヨシ×鈴木愛理のアニソン神曲 初のイベントでしょ de ショー!!』に出演する。チャンネル登録者数93万人を誇るテレビ朝日の公式YouTubeチャンネル『動画、はじめてみました』で毎週土曜に配信中のアニソン番組『オーイシマサヨシ×鈴木愛理のアニソン神曲カバーでしょ de ショー!!』、通称『アニソンでしょでしょ』。MCを務めるオーイシと鈴木が、豪華ゲストとアニメ談義を繰り広げ、珠玉のアニソンカバーを披露している。鈴木がカバーした「残響散歌(鬼滅の刃 遊郭編)」は配信わずか3カ月で400万回再生を突破し、オーイシマサヨシが“1人34役”で熱唱した「うまぴょい伝説(ウマ娘 プリティーダービー)」は約200万回再生を記録。配信開始からわずか1年で合計再生数4,300万回を超えた。番組初のイベント「オーイシマサヨシ×鈴木愛理のアニソン神曲 初のイベントでしょ de ショー!!」は、この夏3年ぶりに開催される“サマステ”こと「テレビ朝日・六本木ヒルズ SUMMER STATION」のコンテンツとして、オーイシや鈴木が過去カバーして反響の大きかった曲を厳選して披露。オーイシの「うまぴょい伝説」や鈴木の「残響散歌」が生で聴ける可能性もあるという。そしてイベントの目玉は、2人の初のデュエット。オーイシは「愛理ちゃんのカバーは色んなところでバズりまくってるから! どんなお客さんが来てくれるか楽しみ!」と目を輝かせ、鈴木は「いやいや緊張しますよ!! でもこの番組全体の温かい雰囲気がお客さんに伝わるといいですね! この夏の楽しみが1つ増えました!」とコメントを寄せた。ゲストには、この番組に過去出演したことのあるアーティスト陣が集結。昨年6月に記念すべき第1回のゲストとして登場した、『アズールレーン』など数々のアニメ主題歌を担当するMay’nや、歌手・コスプレイヤーで『ラブライブ! スーパースター!!』のスクールアイドルグループ「Liella!(リエラ)」のメンバーとしても活躍中のLiyuuがソロとして初めて番組イベントへの出演が決定した。そして、今年2月に配信された動画でガンダム愛を語った「超ガンダムマニア声優」大河元気も参戦する。オーイシは「いいイベントになること間違いナシなので、この夏最高の思い出をぜひ作りに来てください!」と太鼓判を押した。チケットはきょう18日よりテレ朝チケットで抽選先行受付を開始。チケット代は5,800円。7月16日からは、配信チケットが2,500円で販売される。(8月21日までアーカイブ視聴可能)
2022年06月18日「ようこそジャパリパークへ」の大ヒットで知られるアニソンクリエイター&シンガーのオーイシマサヨシさん。徹底して“原作原理主義”を貫く制作や、業界の中心から見たアニソンの未来を伺いました。自分、監督、そしてファン。多くの視点を活かしたい。ジャンルを問わず次々と曲を生み出し“日本一忙しいアニソンアーティスト”の異名をとるオーイシマサヨシさん。アニメ作品とその世界観を音楽で表現する楽曲との関係性をどう捉えるのだろう。「アニソンは、作品と直系で繋がる子どもであり、名刺代わりにもなりますよね。同時に、最終回の後もそのメロディを聴けば、視聴者にとって思い出深いシーンが思い浮かぶ栞のようでもあって。そんな重要な役割を果たしているアニソン作りは、毎回やりがいを持ってやらせていただいています」アニソンが視聴者の心を掴めるかは、イントロにかかってるとも。「30分枠のアニメのオープニングやエンディングは90秒で作られていることがほとんど。その前後0.5秒は無音でないといけないので、実質的には89秒しかありません。この89秒間でどう曲を構成するかがアニソンクリエイターの腕の見せどころ!特に“掴みの2秒”が最重要で、代表的な例でいうと『残酷な天使のテーゼ』のインパクトある頭サビなどですが、実際に売れたアニソンのほとんどは最初の2秒間で作品の世界観を印象付けています。楽曲提供した『ようこそジャパリパークへ』では、牧歌的で平和な空気を出すために、頭でホルンを使いました」自身も大のアニメファン。楽曲を制作する上で掲げる“原作原理主義”こそが、オーイシさんの曲が作品ファンに支持される大きな理由でもある。オファーを受けたら、原作を徹底的に読み込み、台本やキャラクターデザインなど、手に入る資料にはすべて目を通す。ファンのSNSをよく見ていることでも有名だ。「アニメファンの方々の間では『あなたのツイートの背後にオーイシマサヨシがいる』と冗談で言われるほど(笑)、自分が携わらせていただく作品に関するSNSはすごく見ていますね。僕の主観的視点だけで作ってしまうと、原作にないことを盛り込んでしまったり、キャラクターの心情を勝手に読み取ってしまったり、解釈の拡大を招きかねないんです。それを避けるために、監督さんの視点、そして、僕よりも原作に詳しく作品を愛するファンのみなさんの視点と、できるだけ多くの視点を設けます。そして、それらが交わるところを探り、作品が最も“映える”曲の構成を考えるのが僕のアニソンの作り方。そうすることで、主観で勝手に原作にはないことを書いてしまう解釈の不一致や、作品やキャラクターに熱い想いを持ったファンの方々が求めていないことをしてしまう、いわゆる地雷を踏む行為も避けられるんです」さまざまな立場の人たちが関わるアニメ制作。クライアントからのリクエストも多そう。「明らかにこちらのほうがいいという答えをこちらが持っている場合以外は、リテイクはお受けしています。丸々作り直すこともありますし、1つの作品に対して7曲作ったこともありますよ。でも、それは全然苦じゃないですね。僕は、とにかく作品の役に立ちたい。その気持ちが何よりも先行しているので、アニソンは、あくまで自分のためではなく、聴いたファンの方々の曲。みなさんが喜ぶ顔を見て評価していただくことがシンプルに嬉しいんですよね。でも時々、初稿でOKが出るホールインワンの曲もあるんです。ちなみに『ようこそジャパリパークへ』は、ニアピンぐらいでした(笑)」さまざまな動きが進行し変革期真っ只中のアニソン界。大石昌良名義でやっていたバンド活動を経て、アニソンクリエイター&アニソンシンガーになって約8年。アニメを取り巻く環境は大きく変わり、動画配信サイトでの視聴がすっかり定着した。「動画配信サイトの“イントロをスキップ”に、僕は、アニソンの存在危機を感じています。イントロを飛ばされてしまってはあまりにも寂しいですし、アニメ映像とともに主題歌に価値を見出し、尊いと思ってもらえる曲作りがますます必要とされてきていますね」昨年、LiSAさんが歌い、爆発的ヒットとなった「紅蓮華」には、大いに刺激を受けたそう。「アニソンがこんなにも多くの人に愛されるコンテンツになっていたということを改めて感じました。より多くの方々に聴いてもらえるようになったということは、気が抜けないぞと背筋が伸びる思いでしたね。ただ、オリコンチャートに入りたくてアニソンを作っているクリエイターってほとんどいないんですよ。『紅蓮華』にしても、『鬼滅の刃』という作品を高い解像度で表現した結果、アニメファンの間で局所的な熱を帯び、そこから溢れ出た作品愛が一般層に伝わって大ヒットに繋がったと思います。今後、アニメファンだけではなく、お茶の間の一般層にも耳を傾けてもらえるアニソン作りを意識しないといけないけれども、やっぱり根本には“作品への愛”がアニソンに必要とされていることは変わらないと思いますね」クリエイターとして、ファンとして、作品やアニソンに愛を注ぎ続けるオーイシさん。今後のアニソン界を見据えて、こんな予想をしてくれた。「完全な僕の予想ですけど、アニソン業界は二極化していくんじゃないでしょうか。一つは、いわゆる“電波ソング”のようなものすごくコアなファンに向けた、局所的に熱量を持った楽曲が濃度を増していくパターン。もう一方は、J‐POPとして昇華できる、オシャレで聴きやすい一般層向けですね。後者では、King Gnuさん、米津玄師さん、Official髭男dismさんなどJ‐POP、J‐ROCKの方々がアニメ作品へ深い愛を注いで曲を紡ぎ、作品との相乗効果でヒットしていくことが増えていきそう。今後も、J‐POP、J‐ROCKのアーティストがアニソンシーンで活躍して、アニソンクリエイターは、アニメの世界を超えてドラマの主題歌やCMソングを手掛けていく。そんなジャンルのボーダーレス化が始まってきている今、アニソン界はちょうど変革期にあると思います」1980年1月5日生まれ、愛媛県出身。2001年、バンド「Sound Schedule」メンバーとしてデビュー。’14年よりオーイシマサヨシ名義で活動開始。ワンマンライブ「エンターテイナー」Blu‐ray&DVDが発売中。メッシュブルゾン¥63,250(RYU)ボーダーニット¥25,300(CULLNI)ハイネック¥17,600(SHAREEF)スウェットパンツ¥28,600(LOCAL AUTHORITY)ソックス¥2,750(NEW ORDER)スニーカー¥81,400(ALES GREY)※『anan』2022年4月6日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・宇都宮春男(YKP)ヘア&メイク・瓜本美鈴取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2022年03月31日オーイシマサヨシの新曲「インパーフェクト」「ロールプレイング」が、4月21日(水)のCD発売に先駆け先行配信されることが決定した。「インパーフェクト」は4月3日(土)から、「ロールプレイング」は4月5日(月)から、各音楽配信サービスよりダウンロード&サブスクリプションサービスが開始される。「インパーフェクト」は、4月2日(金)より放送開始のアニメ『SSSS.DYNAZENON』OP主題歌に、「ロールプレイング」は、4月4日(日)より放送開始のアニメ『ドラゴン、家を買う。』OP主題歌と、どちらもTVアニメの主題歌となっており放送開始翌日での先行配信となる。両楽曲ともに、Apple Musicではプレアド(先行追加)、SpotifyではPre-saveが受付スタートしている。■先行配信情報「インパーフェクト」4月3日(土)より先行配信先行配信URL: 「ロールプレイング」4月5日(月)より先行配信先行配信URL: ■CD情報「インパーフェクト」4月21日(水)発売 6th Single通常盤:1,400円(税込)アニメジャケット盤:1,400円(税込)ピザラジ・きゃにめ限定盤:1,900円(税込)「ロールプレイング」4月21日(水)発売 7th Single通常盤:1,400円(税込)アニメジャケット盤:1,400円(税込)
2021年03月30日オーイシマサヨシがシンガーソングライター「りりあ。」とデュエットした新曲「神或アルゴリズム (feat.りりあ。)」を本日2月26日に配信リリースし、同時にミュージックビデオも公開した。今作は、大石昌良が作詞・作曲・編曲だけでなくアニメーションによるMV「神或アルゴリズム」の原案・プロデュースを初めて手掛けている。デュエット相手となるりりあ。は、TikTokやYouTubeなどで投稿した弾き語り動画が話題となり、エモーショナルな歌声と豊かな表現力で幅広い年代から人気を集めているシンガーソングライター。そのTikTokフォロワーは現在120万人を突破している。MVの監督、キャラクター原案は、オリジナルアニメーション『メカウデ』にて原案・監督・キャラクターデザインを担当したオカモト。アニメーション制作はTriFスタジオが担当している。オーイシマサヨシ - 神或アルゴリズム (feat.りりあ。) MV【配信情報】神或アルゴリズム (feat.りりあ。)本日(2月26日)配信リリース配信URL:関連リンクオーイシマサヨシ(大石昌良)公式HP:::::りりあ。TikTok::::
2021年02月26日