女優の倉科カナが、来年1月スタートのテレビ朝日系ドラマ『奪い愛、冬』(毎週金曜23:15~24:15)で主演を務めることが16日、分かった。三浦翔平が婚約者役で共演し、『不機嫌な果実』のスタッフと鈴木おさむ脚本による、ドロドロの恋愛が繰り広げられる。このドラマは、倉科演じるデザイン会社社員・池内光が、三浦演じる婚約者がいるにもかかわらず、かつて死ぬほど愛した元カレと出会い、心が奪われていくというストーリー。その元カレには妻がいるという"禁断の愛"に走り出してしまう姿を、倉科が、ラブシーンも含めて体当たりで演じる。一方の三浦演じる光の婚約者・奥川康太は、光の心が離れることによる激しい嫉妬から、"嫌な自分"へ変貌してしまうという役柄。元カレの妻も嫉妬の炎を激しく燃やすことになるほか、康太に思いを寄せる同僚や、康太を溺愛する母親からも横やりが入り、あちこちで"奪い愛"が発生してしまうという、ドロドロ展開が巻き起こる。脚本の鈴木は「ハイスピード展開の愛を奪い合う、激しい恋愛ドラマになると思います」とコメントしている。倉科は「鈴木おさむさんの脚本がとにかく面白いんです。とても刺激的で、ちょっとドロドロしていて、スピード感があって…次の展開がどうなるか予測不可能!」とストーリーに自信。ラブストーリーの経験が少ないため、「気恥ずかしさも感じているんです(笑)」というが、「"心の機微"を表現することが一番の挑戦になると思います」と、気を引き締めた。三浦は「僕の役もどんどん狂気じみていくし、とにかく登場人物がみんなヤバい」と断言。ここまで嫉妬にまみれる役は初めてだそうで、「撮影では放送できないレベルくらいまで、とにかく行けるところまで演じてみて、どんな自分が見せられるか楽しみです」と、従来の自身のイメージを覆す役になることを予告している。
2016年11月17日ベルギーの北部に位置する都市アントワープ発のラグジュアリーなチョコレートブランド「デルレイ(DelReY)」が、2016年のクリスマスに贈るのは、クリームブリュレやビスキュイ、ヘーゼルナッツムースが層になった濃厚な味わいのクリスマスケーキ「ノエル デルレイ」だ。「デルレイ」と言えば、ダイヤモンドのフォルムを模した、まさに宝石のような華やかでフレーバー豊かなショコラがアイコニック。ダイヤモンド取引の中心地として栄え、またファッションの最先端を行く都市としても有名な発祥地のアントワープの文化を背景にしたブランドだ。デルレイのショコラを味わえるのは、アントワープ本店以外では、世界で日本だけ。ショコラは全て本店でひとつひとつ丁寧に作られている。スタイリッシュでシックなムードの「ノエル デルレイ」は、サクサクとした食感のヘーゼルナッツのフォンダンとダークチョコレートの絶妙なバランスが特徴的。チョコレートブランドならではの奥行きのあるチョコレートの味わいを堪能できる大人のクリスマスケーキに仕上がった。直径約12cm、価格は6,480円。11月14日(月)より、デルレイ直営店「デルレイ銀座ショコラトリー」にて、11月25日(金)からは、同日オープン予定の「デルレイ銀座 パティスリー」にて、来店または電話で予約開始となる。全国百貨店では予約受付中だ。(text:cinemacafe.net)
2016年11月15日『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督がドリームワークスとタッグを組み、自ら執筆した原作を基にアニメーション・シリーズに初挑戦した「トロールハンターズ」が、Netflixにて12月23日(金)より世界同時配信されることが決定。日本語版予告編とキービジュアルが解禁となった。小さな町に住む、ごく普通の高校生ジム。ある日、通学途中に不思議なお守りのバッジを拾ったことで彼の運命は急展開。学校生活を忙しくこなしながら、善良なトロールたちの文明と人類の平和を守る。人類初の“トロールハンター”として、何百年も続くトロール族の戦いに挑むことに――。『パシフィック・リム』『パンズ・ラビリンス』『クリムゾン・ピーク』など、数々のヒット作を監督し、近年『カンフー・パンダ3』をはじめアニメーション作品のプロデューサーとしても活躍するギレルモ・デル・トロ。幻想的な世界観と独特の映像美を得意とするヒットメーカーが、ドリームワークス・アニメーションとタッグを組み、自ら原作した小説を初めてアニメーションシリーズ化。デル・トロはエグゼクティブ・プロデューサーほか、共同監督・脚本も務め、壮大な冒険ファンタジーを描き出す。英語版で主人公ジム役の声を務めるのは、今年6月に急逝した『スター・トレック』シリーズのアントン・イェルチン。主人公を手助けする善良なトロールには、『トイ・ストーリー2』のケルシー・グラマー、敵対するトロールには、『パシフィック・リム』『ヘルボーイ』シリーズのデル・トロ監督作品の常連ロン・パーマーと豪華な布陣。このたび公開された日本語版の予告編では、人間世界とその地下に広がるトロール文明の2つの世界で、主人公ジムが戦う決意を固め、仲間たちと邪悪な敵に立ち向かう様子が描かれている。冒険、友情、初恋、親子愛、さまざまな要素が詰まった家族で楽しめるアニメを、この年末に楽しんでみては?Netflixオリジナルアニメ「トロールハンターズ」は12月23日(金)よりNetflixにて世界同時配信開始。(text:cinemacafe.net)
2016年10月17日髪も顔ももっと美しく株式会社アデランスは、補正下着メーカーの株式会社エル・ローズと共同開発した、顔のリフトアップを目指すレディメイドウィッグ「リフトアップウィッグ」の店舗販売を10月17日より開始する。リフトアップウィッグは、ウィッグの下に装着するリフトアップネットや伸縮性のあるパワーバンドが目元やあごのラインを美しく引き上げ、気になる顔のたるみや小じわが解消されるウィッグだ。触れる、試せる昨年9月からアデランス公式通販サイトを中心に販売されており、約1年で累計4000個を売り上げるほどの人気商品となっている。今月からの新発売に際し、バリエーションを追加。百貨店を中心に、フォンテーヌブランドから発売されることとなった。百貨店での取り扱いとなったことで、実際に手に取ったり試着をしたりと、商品を選びやすくなる。また店員に相談しながら買い物ができるので、馴染みのないウィッグでも安心して購入できる。人気のスタイルを自然な色合いで年代を問わず人気の「ナチュラルショート・スタイル」と「ナチュラルボブ・スタイル」の2スタイルで、各3色を展開。取り扱いのしやすい耐熱ファイバー毛に人毛をミックスし、自然な風合いを保ちつつお手入れもしやすいという。価格は各スタイル58,000円(税抜)。全国のフォンテーヌショップ、ルネオブパリス、アニーダブレー店舗にて販売される。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社アデランスプレスリリース
2016年10月12日この秋放送の月9「カインとアベル」に出演している山田涼介、桐谷健太、倉科カナ、高嶋政伸が10月10日(月)放送のフジテレビ系バラエティ「ネプリーグ」にゲストとして登場。クイズやゲームでネプチューンらと競い合う。「ネプリーグ」は「ネプチューン」の名倉潤、原田泰造、堀内健が司会を担当し、出演者がチームを組んでクイズ&ゲームに挑むバラエティ番組。今回、山田さんら「カインとアベル」チームと対戦するネプチューンチームにはお笑いタレントの柳原可奈子と海外ドラマ「HEROS REBORN」で世界的に注目される女優、祐真キキが加わる。番組では出題される物の名前やフレーズに英語で解答してタワーの頂上を目指す「ハイパーイングリッシュブレインタワー」から最終ステージの「ハイパーボンバー」まで6つのステージで両者が対戦。最初の「ハイパーイングリッシュブレインタワー」では「カインとアベル」チームが順調な滑り出しを見せるものの、キャプテンの山田さんが凡ミスで足を引っ張り、ネプリーグ初参戦となる倉科さんが天然発言を連発。続く「ネプレール」でも山田さんは“衝撃解答”を連発。スタジオを騒然とさせる。その後、林修先生厳選の漢字クイズに挑む「林先生の漢字テストツアーズ」では「カインとアベル」チームのあるメンバーが驚異の漢字力を披露。果たしてそのメンバーとは?さまざまなモノの割合を答える「パーセントバルーン」では山田さんが「1個も割らずに終えるんじゃないですか?」と強気発言でネプチューンチームを挑発するも、最終ステージの「ハイパーボンバー」では高嶋さんがプレッシャーからミス連発。「ネプリーグは“番宣をさせない”で有名やから」と名倉さんが断言するほど、手を抜かないネプチューンチーム相手に月9チームはどう戦ったのか?そしてトロッコに乗ることができたのか!?その結末は放送をお見逃しなく。今回ゲストで出演した山田さん、桐谷さん、倉科さん、高嶋さんらが出演する「カインとアベル」は、10月17日(月)より毎週月曜日21時~フジテレビにて放送開始(初回15分拡大)。高田優(山田さん)は、デベロッパー会社の社員。優の父は幼い頃から成績優秀な兄に目をかけ愛するが、優には無関心。優は「どうにか父に認められたい…」と父親の愛情に飢えていた…。ある日、優は1人の女性と巡り会う。出会いは最悪だったが、仕事や思いもよらぬ展開を通して徐々に彼女に恋愛感情を抱き始める優。しかし、皮肉にもその女性は…。「好きになってしまった感情は、簡単には忘れられない」。複雑な恋愛模様、兄そして父との葛藤の中で度重なる危機に直面する優が、1人の男として、そして1人の人間として変貌を遂げるべく歩み始める――。「Hey! Say! JUMP」としてアーティスト活動する一方、「理想の息子」や「金田一少年の事件簿」シリーズなど数々のドラマに主演。映画『暗殺教室』では日本アカデミー賞「新人俳優賞」を受賞するなど俳優としても活躍する山田さんが今回「月9」初主演を果たす本作。山田さん演じる優の兄・隆一を、こちらも初月9レギュラー出演となる桐谷健太が、ヒロイン・矢作梓を初月9ヒロインを務める倉科カナが、優と隆一の父・貴行役を高嶋政伸がそれぞれ演じる。ほか、平幹二朗、南果歩、大塚寧々、木下ほうか、日野陽仁、山崎紘菜、西村元貴、戸塚純貴ら多彩なキャストが脇を固める。フレッシュなキャストたちが織りなす新たなラブストーリーに期待だ。「ネプリーグ」は10月10日(月)今夜19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年10月10日女優の倉科カナが、きょう10日(19:00~20:54)に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『ネプリーグSP』に出演。天然発言連発で、ネプチューンの原田泰造に「もうしゃべるのやめた方がいいよ」と忠告されてしまう。倉科は、Hey! Say! JUMPの山田涼介率いる月9ドラマ『カインとアベル』チームとして、桐谷健太、高嶋政伸とともに出演。しかし、キャプテンの山田も、凡ミス解答でチームの足を引っ張ることになる。対するネプチューンチームの名倉潤は「ネプリーグは"番宣をさせない"で有名やから」と断言するも、月9チームは順調にポイントを重ね、余裕が出てくるまでに。モノの割合を答えて風船を割っていく「パーセントバルーン」で、山田はネプチューンチームに「1個も割らずに終えるんじゃないですか?」と挑発するが、最終ステージで高嶋がプレッシャーからミスを連発してしまう。今夜の放送には他にも、林修、黒沢かずこ(森三中)、祐真キキ、柳原可奈子が出演。なお、ネプチューンの堀内健は、体調不良のため出演を見合わせる。(C)フジテレビ
2016年10月10日2016年秋、オーストリアのワイングラスカンパニー「リーデル」を展開するRSN Japaから、テーブルにも掛けられる画期的な『アヤム』デカンタが発表されるという情報をキャッチ。秋の夜長を素敵に楽しめそうです。インドネシア原産の希少な鶏(アヤム・セマニ)に着想を得てデザイン『アヤム』デカンタは、インドネシア原産の希少な鶏(アヤム・セマニ)に着想を得てデザインされています。機能美を極めたワインツールとしてテーブルを個性的に演出。無色透明のクリスタルを使用した『アヤム』のほか、ブラッククリスタルをあしらった『アヤム ブラック』、ホワイトクリスタルをあしらった『アヤムホワイト』と共に計3種類のラインナップがあります。リーデルの熟練のガラス職人は、型を一切使わず、空中で形を整えるフリー・ブロウン(宙吹き)という技術で『アヤム』デカンタを成形しています。ボトルからデカンタへ、ワインの移し替えをしやすい幅のある注ぎ口は、さらに幅の広い底部へとつながり、ワインがデカンタを伝う間にも、ワインを十分に空気に触れさせることができます。先細で丸まった持ち手は、アヤムにもう一つの機能を加えています。この持ち手部分は、テーブルの端に掛けられる形状になっているのです。限られたスペースを有効に活用し、ワインを移すときとグラスに注ぐとき、共に効率的にデカンティングをすることもできる画期的なデザインは、「形状は機能に従う」というリーデルの理念を体現しています。「アヤムの開発では、リーデル創業260周年の記念になるような、これまでの概念を覆すデザインを目指しました」と、リーデル家11代目当主マキシミリアン・リーデルは語ります。画期的な機能と、ユニークなデザインを併せもつ『アヤム』デカンタは、ワンランク上のテーブルトップを実現する、究極のおもてなしツールとして活躍してくれます。リーデル公式オンラインショップ
2016年09月26日リブート版『プレデター』に、ベニチオ・デル・トロが主演することになりそうだ。デル・トロは現在、20世紀フォックスと話し合いを進めている段階。監督には『アイアンマン3』『キスキス,バンバン』のシェーン・ブラックが決まっている。ブラックは、87年のシュワルツェネッガーの『プレデター』に、俳優として出演している。その他の情報デル・トロの最新作は、昨年日本公開されたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『ボーダーライン』。その続編にあたる『Soldado』にも出演が決まっている。続編は、ヴィルヌーヴに代わり、ステファノ・ソリマが監督する。また最近、『スター・ウォーズ/エピソード8』を撮り終えたところだ。一方ヴィルヌーヴは、現在『ブレードランナー』を撮影中。彼の最新作『メッセージ』は、ヴェネツィア映画祭と現在開催中のトロント映画祭で上映された。文:猿渡由紀
2016年09月13日「米肌」ブランドから発売コーセープロビジョン株式会社は2016年9月1日から「活潤リフトクリーム」を発売すると8月5日に発表。通販ブランドの「米肌」から発売されるクリームで、米エキスと美容成分の米ぬか・大豆発酵液を配合しており年齢に合ったケアが出来る。価格は税抜き7,000円で、「米肌」会員向けに先行で予約販売を9月1日から行い、一般発売は10月3日から開始する。試験で効果も確認済み。たっぷり入った美容成分加齢に伴い出て来る、肌が持つ弾力の低下や乾燥の悩みに対応する「活潤リフトクリーム」は、乾燥による小じわを目立たなくすることを効能を評価する試験で確認済み。米エキスのライスパワーとショウブ根エキス・グリコシルトレハロース・乳酸ナトリウム・グリセリンの保湿成分を含み、角層の奥までしっかりと潤わせて弾力ある肌へ導く。他の成分としてはヒアルロン酸ナトリウム・ポリグルタミン酸・キサンタンガムとコラーゲンの加水分解コラーゲンと水溶性コラーゲン配合で、塗りやすく使い心地もサラッとしたもの。問い合わせ先は同社窓口で番号はフリーダイヤル0120-018-755。「米肌」は、家事や育児・趣味に頑張る女性のために、これからも選び抜いた原料と最新の技術を用いて商品開発を進めていくという。(画像はプレスリリースより)【参考】※コーセープロビジョン株式会社プレスリリース
2016年08月12日アディダス スケートボーディング(adidas skateboarding)のルーカス・プイグのシグニチャーシューズ「ルーカス プレミア エーディーヴイ(Lucas Premiere ADV)」から新色が登場。2016年8月1日(月)よりアディダス スケートボーディング取扱い店にて販売される。プロスケーターであり、アディダスのチームライダーであるルーカス・プイグ(Lucas Puig)。本作は、彼の高い技術と敏捷性を賞賛するモデルである。登場した新色は、アッパーに耐久性の高いブラックのスウェードとスリーストライプスをデザイン。スポーティーながらも、モノトーン配色でシックな仕上がりとなっている。機能性は、オールホワイトの軽量ソールによって、ライディングの際のコントロール性を実現。またつま先部分は、 足の動きを考慮したスウェードと磨耗を防ぐ素材を施すことで、さらに長持ちする仕様となっている。■アディダス スケートボーディングとは1998年に創設され、スケートボーダーのためのフットウェア及びアパレルを展開。マーク・ゴンザレス(Mark Gonzales)、デニス・ブセニッツ(Dennis Busenitz)、ナケル・スミス(Na-Kel Smith)など世界各国のプロフェッショナル及びアマチュアスケートボーダーのアイコン、そしてトレンドセッターをサポートしている。【詳細】ルーカス プレミア エーディーヴイ(Lucas Premiere ADV)発売日:2016年8月1日(月)価格:9,990円+税販売店:アディダス オリジナルス フラッグシップ ストア トウキョウ、アディダス オンラインショップ、arktyz、California Street、FATBROS、FTC TOKYO、INSTANT、IS OLLIES、ours skateboard & Co、Stormy、THE MINT【問い合わせ先】アディダスグループお客様窓口TEL:0570-033-033
2016年08月04日激しく足を打ち鳴らす音と手拍子、掛け声の余韻がいつまでも耳に残る…。そんなフラメンコの舞台『「フラメンコ・カフェ・デル・ガト』が大阪・サンケイホールブリーゼで幕を開けた。同作は、湖月わたる、水夏希、原田薫で結成された「BAD GIRLS」が、異国のダンスに挑戦する「ダンス・レジェンドシリーズ」の第3弾。今回は、スペイン人舞踊家でマリア・パヘス舞踊団第一舞踊手のホセ・バリオスが構成・演出・振付を手掛けた。「BAD GIRLS」のメンバーに、元宙組男役スター緒月遠麻、ダンサー大貫勇輔を迎え、皆、マドリッドで約1ヵ月間の稽古を積んだという。そのメンバーにスペインから招聘した女性ひとり、男性4人の若手実力派のフラメンコダンサーが加わった。「フラメンコ・カフェ・デル・ガト」チケット情報1幕目は、スペインの酒場「カフェ・デル・ガト」で、長女ローラ(湖月)、次女カルメン(緒月)、弟ルイス(大貫)ら兄妹がフラメンコを踊り始める。そこへ仲間を連れた闘牛士が登場。スペイン人を含めたキャスト全員が踊り、その迫力、華麗さに目は釘づけになった。日本人女性キャストは、踊りながらマントン(大型のショール)を回したり、アバニコ(扇)を振ったり、難しい小道具も使って美しく優雅に見せる。大貫はスピーディにステップを踏み体の切れも抜群だ。日本人キャストは皆、フラメンコ初挑戦だが、スペイン人キャストに引けを取らない。「ダンスのジャンルが違っていても『核』があれば踊りこなせる」と、大貫が取材で語った言葉を全員が体現している。ローラは闘牛士に心を奪われ、女たらしの彼と付き合うことを許さないルイスは怒り狂う。ルイスと闘牛士がバストン(杖)で地面を激しく叩き合って闘うシーンは、そのバストンの音、ダンサーが奏でる箱型の打楽器カホンのリズム、ダンサーが足で床を鳴らす音が、大雨のように舞台を打ち続け強烈な印象を残す。さらに、闘牛士を誘惑するマリア(原田)まで現れ、店の主人アナ(水)は混乱した状況を収めようとするが…。意外な結末は見てのお楽しみだ。第2幕は、アンダルシアを舞台に、キャストが各地を旅するようにフラメンコで表現するショーが展開。土地によって違う独特の音楽や踊りが堪能できる。日本人女性キャストが、アルメリアでパンツスーツを着てジャズダンスを踊る場面は、マニッシュで「BAD GIRLS」らしい魅力が満載だ。また、スペイン人キャストがセルビアで踊るシーンは、一秒ごとに振付けをしているかのような緻密で繊細な手と足さばきに圧倒される。息をするように踊り、大地を踏みしめて力強く生きることがフラメンコだと実感した。日本、スペインの両キャストが美しく調和しそれを伝えてくれた。この後、6月29日(水)から7月4日(月)まで東京芸術劇場 プレイハウスで上演される。チケットは発売中。取材・文:米満ゆうこ
2016年06月27日“切らずに美しく”東京都中央区銀座にある十仁美容整形は、メスを用いて切ることをしないフェイスリフトを2016年5月より導入していることを6月9日に発表した。この施術では“切らない”ため、当然ながら術後に腫れることはないし、しかも痛みもほとんどない。メスを使用しないフェイスリフトは、今までにも、レーザー治療や糸を用いた施術によって行われてきた。しかしそれらの治療には痛みが伴う場合も多く、施術時間も長くかかれば回復までの時間もかかるといったデメリットがあったため、痛みがイヤな人とか治療中に会社を休めない人などにとっては手が出ない施術となっていた。今回の施術「N-COG(エヌ・コグ)スパイラル」は、手術等で使われてきた溶ける糸を採用。棘状で、細かい突起がついた糸をほうれい線などの患部や周辺に挿入することにより、より痛くなく、そしてより短い施術で効果を実現している。顔立ちをスッキリみせる小顔注射従来も、脂肪を溶かす注射をすることによって顔をスッキリみせる施術は行われてきたが、今回用いる「VLS」注射は、脂肪除去の効果が向上し、腫れることが少ないというのが特徴だ。最短3日で、効果が実感できるという。この注射は、脂肪の減り方をとても自然なものとし、ほとんど気づかれないペースで脂肪を溶解していくため、周りがみていても気が付くことは少ない。(画像はプレスリリースより)
2016年06月15日マーベルの最新映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』がついに完成し、現地時間12日にロサンゼルスのドルビーシアターでワールドプレミアが行われた。会場には主演のクリス・エヴァンスをはじめ、ロバート・ダウニー・Jr、本作から登場するスパイダーマンを演じたトム・ホランドらが登場。会場には全世界から4500人のファンがつめかけた。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』/その他の画像映画は、これまで共に戦ってきたアベンジャーズのメンバーが意見の違いから、ふたつのチームに分かれて対立する緊迫感あふれる作品。これまで“ヒーロー”として敵と戦ってきたキャラクターが禁断の戦いを繰り広げるとあって、注目するファンも多く、会場には世界中から250人以上もの取材者が集まり、ファンと共に作品の“お披露目”を見届けた。会場にはキャプテン・アメリカ役のエヴァンスや、アイアンマン役のダウニー・Jrら12人のキャストが集結。本作からスパイダーマンを演じるホランドは「ワオ!僕がアベンジャーズの一員だなんて信じられない!ロバートもクリスも最高にクールだよ!」と興奮気味に語り、ダウニー・jrは「トムがチーム アイアンマンに入ってくれて嬉しいよ。なんてったって、こちら側に人気者が集合しているからね!」とコメント。劇中では対立するがエヴァンスも「トム・ホランドは素晴らしいよね! 彼以上にいい役者は見つけられないよ」と演技を高く評価した。本作は、アメリカの一般公開よりも早く29日(金)から日本で公開される。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』4月29日(金) 全国ロードショー
2016年04月13日デルは4月5日、Microsoft Azureとのハイブリッドクラウド構築用アプライアンス「Dell Hybrid Cloud System for Microsoft」(DHCS)の国内提供を開始すると発表した。なお、DHCSは昨年のDell Worldで発表され、すでに米国やヨーロッパでは提供が開始されている。同システムは、Azureとのハイブリッドシステムを容易に構築できるオンプレミス用アプライアンスで、ラックマウントからOSインストールまでを工場で行って提供する。同社は設置から3時間でハイブリッドクラウド環境の構築が可能だとしている。国内で初めてマイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Cloud Platform System Standard」を採用し、ソフトウェアとして、System Center 2012 R2、Windows Server 2012 R2、Microsoft Storage Spaces、Windows Azure Packを搭載している。ハードウェアは、Intel Xeon プロセッサー E5 ファミリー搭載のDell PowerEdgeサーバのほか、Dell PowerVaultストレージ、Dell Networkingスイッチが42Uのラックに収められている。DHCSは、システム規模に合わせて、VM数100台程度までの「Sサイズ」、VM数200台程度までの「Mサイズ」、VM数400台程度までの「Lサイズ」の3モデルを用意。Sサイズの最小構成価格は3,200万円。組み込み型の正常性確認機能を搭載するほか、IT管理者が必要なアプリケーションやサービスを自由に追加できるサービスカタログを実現。運用面ではパッチの適用に関して、デルとマイクロソフトのものを統合し、検証済みパッチとして、年2回程度提供する予定だ。適用も、統合アップデートというツールで自動化できる。デル エンタープライズ・ソリューションズ事業本部 エンタープライズ ソリューション&アプライアンス 部長 馬場健太郎氏は、「Azureの優れた機能をオンプレミスで使えるようになったのが今回の製品だ。これまで、こういったことをするには大きな時間がかかっていたが、それが簡単にできるのが今回のシステムだ。デルのハードウェア監視ツールとマイクロソフトの管理ツールが統合され、Azureと同様のUIとなっている。今回の製品以外にも、Microsoft Cloud Platform System Premiumを3-4年前から提供しており、その経験は他社に対するアドバンテージだ」と述べた。また、本製品の提供に際し同社は、パートナープログラムも併せて開始し、共同マーケティングやプロモーション支援、デモ/POCユニットの特別価格提供、販売トレーニングの実施など、特別支援プログラムを提供していく。さらに支払い方法についても、導入時ではなくサービスインの時点からの支払い開始が可能な「プロビジョン&ペイ(Provision and Pay)」と、成長プランに基づき、支払金額を決定する「ペイ・アズ・ユー・グロウ(Pay As You Grow)」(分割払い)というファイナンスオプション2つを用意する。デル 執行役員 エンタープライズ・ソリューションズ統括本部長 町田栄作氏は、「デルのエンタープライズビジネスは日本円換算で2桁成長している。とくにストレージやネットワークが成長している。世の中はデジタル化の波がきており、クラウド、特にハイブリッドの世界で動きが出てきている。テクノロジーの進化によりコストが下がり、ハイブリッドを選択していかないといけない状況がきている。セキュリティ、モビリティ、ビッグデータに続く大きなインフラがハイブリッドクラウドだ」と述べた。また、日本マイクロソフト クラウド&エンタープライズビジネス本部 業務執行役員 本部長 佐藤久氏は「オンプレミスやクラウドといった場所の議論ではなく、Azure、プライベートクラウド、サードパーティのクラウド中で、ストレージ、ネットワーク、コンピューティングリソースが自由に配置できるというIntelligent Cloud Platformがマイクロソフトのつくっていきたい世界観だ。こういった世界を、今回の製品によって、よりリアルにお客様にお届けできる」と今回の製品を歓迎した。
2016年04月05日デルとメディアマートは3月15日、IBMの統計解析ソフトウェアである「IBM SPSS Statistics」をデルの検証されたハードウェアとの組み合わせで販売協業すると発表した。これまでメディアマートは、「IBM SPSS Statistics」の販売において実績を持っており、中でも医療機関に対して成果を上げてきたという。一方、デルは顧客に直接販売する「デルモデル」で拡大成長を続けており、現在パートナー制度を再整備し、パートナー経由での販売を強化している。直接販売を通してエンドユーザーのニーズに対応するデルのノウハウを活かし、今後はパートナーと協業して顧客に各種のハードウェアからソフトウェアまで、トータルでのソリューションを提供していく考えだ。エントリーモデルの推奨構成は、IBM SPSS Statistics Base、IBM SPSS Regression、IBM SPSS Advanced Statistics、Dell Latitude15 3000となり、価格は税別で30万2480円~。両社は2016年、デルのハードウェア製品に実装して動作確認を終えたデータ解析ソフトウェア「IBM SPSS Statistics」を、全国およそ150の医療機関に導入することを目標に掲げている。まずはコラボレーションモデルを推進しながら、デルが直販で培ったインサイドセールスにより案件の発掘を行い、メディアマートと共同でマーケティングおよび市場の開拓を開始する方針だ。
2016年03月16日デルは3月14日、クラウドクライアントコンピューティングポートフォリオにおいて「Dell Wyse ThinOS 8.2」と「Dell Appliance for Wyse - Citrix」の最新バージョンをリリースした。Dell Wyse ThinOS 8.2は、デスクトップ仮想化プロトコルを提供するシンクライアント・ソフトウェアの最新版。Microsoft Skype for Business、Lync 2010、Lync 2013をサポートするCitrix HDX RealTime Optimization Pack 1.8は、新しいThinOS 8.2とともに使用可能で、最適化されたアーキテクチャにおいて、クリアで高解像度の音声・ビデオ会議を実現するという。ユーザーは、ほかのLyncやSkype for Businessのユーザーに加え、異なる規格のビデオ・デスクトップや会議室のマルチポイント・コントロール・ユニット(MCU)システムとも、ビデオ会議および電話会議に参加できる。また、Wyse 5010/7010/5040 AIO with ThinOS、Wyse 5010、5040 AIO with PCoIPを含む既存のデルWyseシンクライアントにインストールが可能だ。加えて、音声・ビデオ処理はサーバからエンドユーザーのデバイスや端末にオフロードされ、サーバ、ネットワークの拡張性に影響を及ぼさずに音声・ビデオ画像の品質を最適化するとしている。一方、Dell Appliance for Wyse – Citrixは、ロバスト(堅牢)なデスクトップ仮想化アプライアンスに対し、新たに拡張性を加えている。このアプライアンスは5000ユーザー(検証済み)まで拡張可能で、小規模企業がCitrix XenDesktopを購入し、活用、拡大、管理する場合に容易な導入方法の1つだという。大企業では、CitrixベースのVDI環境を実証する(PoC)場合や、大規模導入に先駆けてパイロット環境を構築する場合に理想的なプラットフォームの選択肢となるとしている。VDIアプライアンスは、基本的なIT管理およびエンドユーザーサポートスキルを備える担当者が、短時間でのアプライアンス基本設定や、Citrix環境内でアプライアンスあたり2時間でのデスクトッププロビジョニングおよびインストールを完了することを可能にする「クイックスタート・ツール」を企業に提供。同ソリューションは企業や学校において小規模からスタートし、既存の情報システム部門のスタッフが管理を続けつつ、容易に拡張型インフラのインストールの実現を支援するという。
2016年03月15日名優ベニチオ・デル・トロが実在の麻薬王パブロ・エスコバルを演じた映画『エスコバル/楽園の掟』が明日から公開になる前に、デル・トロが作品について語ったインタビュー映像が公開になった。『エスコバル/楽園の掟』特別映像デル・トロは、スティーヴン・ソダーバーグ監督とタッグを組み、伝説の革命家チェ・ゲバラを演じ話題を集めたが、本作で演じたパブロ・エスコバルも“伝説”と称されることが多い人物だ。コロンビアのメデジンという都市に生まれたエスコバルは、青年時代から犯罪に手を染め、強盗、殺人、誘拐などを行い、コカインの取引で財をなし、“メデジン・カルテル”と呼ばれる巨大な組織を作り上げた。一方で彼は、世界有数の大富豪としてその名を知られ、貧困層のために住宅を建築したり、サッカーチームのオーナーや国会議員としても活動。“麻薬王”として知られながら、地元では英雄でもあった人物だ。ゲバラを演じる際には数年をかけてリサーチを重ねたデル・トロは、本作でも資料やドキュメンタリーをしっかりと確認したようで「事実を確認する上で審判の役割を務めてくれた。最後は事実に基づいて方向性を決める」と語る。映画は、エスコバルの姪マリアと恋に落ちたカナダ人青年ニック(ジョシュ・ハッチャーソン)が、エスコバルの王国に迎え入れられ、想像を絶する体験をしていく過程を描いており、デル・トロは、ハッチャーソンを“若いベテラン俳優”とその力量を高く評価する。監督を務めたアンドレア・ディ・ステファノは、マルコ・ベロッキオ、ダリオ・アルジェント、ジュリアン・シュナーベルなど名だたる映画作家と仕事をしてきた俳優。本作では監督だけでなく脚本も務めており、デル・トロからの信頼も厚かったようだ。「アンドレア監督の熱意は人々に伝染するんだ。自分の求めるものがはっきりとしている。彼と仕事をするのはとても楽しかったよ」また、デル・トロは「監督は映画に恋愛物語の要素を入れて、もちろん家族の物語もいろいろ含まれている。それ以外にも悪党たち対善良な人の物語としてドキドキするような追跡場面を繰り広げている」と語っており、実在の人物をモデルにしながら、深刻な伝記映画ではなく、クライムアクションとしても楽しめる映画になっているようだ。『エスコバル/楽園の掟』3月12日(土)よりシネマサンシャイン池袋ほか順次全国公開(C)2014 Chapter 2 - Orange Studio - Pathe Production - Norsean Plus S.L - Paradise Lost Film A.I.E - Nexus Factory - Umedia - Jouror Developpement
2016年03月11日歌手の西野カナが、女優・綾瀬はるかの主演映画『高台家の人々』(6月4日公開)の主題歌を担当することが11日、発表された。楽曲は本作のために書き下ろした「You & Me」。同曲を収めた予告映像も合わせて公開された。原作は、『ごくせん』や『デカワンコ』などで知られる森本梢子氏の同名漫画。平凡で口下手ながらも、頭の中では事あるごとに妄想を繰り広げる内気なOL・平野木絵(綾瀬)を主人公に、元華族・高台家の長男で人の心が読めてしまう光正(斎藤工)との出会いを通じて、2人の"不釣り合いな恋"を描き出す。西野は主題歌について、「カップルの間に自然と生まれるルールや『どっちもどっち』というお互いの性格を描いた曲」と表現。さらに、「恋人にまつわるエピソードは、皆さんそれぞれだと思いますが」と前置きしつつ、「"長所"も"短所"も全部含めて『相性』として受け止めるカップルを表現しました」と作詞の背景を語る。一方、主演の綾瀬は「内気なんだけど妄想はじける木絵さんの頭の中や恋する気持ちが表れてるように感じて、とってもすてきな曲」とコメント。「お客さまにも西野カナさんの歌と共に、映画『高台家の人々』を見て、物語の余韻に浸ってもらいたい」と呼びかけている。土方政人監督は、本作を「妄想とテレパスという、ともすると少し風変わりな作品に見えるかも」としつつ、「でもそれは表面的なことで、誰しもが自分を置き換えて考えられるラブストーリー」と奥にある普遍性を強調。「それをストレートに伝えたい」という思いから、恋する女子の心に寄り添う歌で人気を獲得している西野に主題歌をオファーしたと打ち明ける。楽曲については、「さすがです…! 物語の本質を捉えていました」と話すように作品にもぴったりとマッチしたようだ。予告映像では、中盤から同曲を使用。光正とのデート中にも休まず妄想を続ける木絵の思いが描写されると共に、軽やかな曲が流れ、アンバランスな2人の関係に彩りを加える。そのシーンの先では、光正が「僕と結婚してほしい」とプロポーズしながら、寸止めのキスを披露する場面も。しかし、婚約相手がテレパシー能力者であると知った木絵は困惑を隠せず、「見られる方の気持ち、光正さんには分かる!?」とウェディング姿で式場から出て行ってしまう。(C)2016森本梢子/集英社・映画「高台家の人々」製作委員会
2016年03月11日●クラウド/Flash/ソフトウェア・ディファインドが変化の鍵エンドユーザー向けのストレージでは特に高い知名度を誇るデルだが、2015年10月にエンタープライズ分野に強いEMCを買収することを発表した。現在、統合を進めており、さらにストレージ分野での存在感を高めようとしているところだ。そうした中、ストレージ分野のVice President/General ManagerであるAlan Atkinson氏が来日。現在の世界的なストレージ市場におけるトレンドと、デルの対応について聞いた。--最近のストレージ市場動向には、どのような動きがあるでしょうか?Atkinson氏:現在、ストレージに留まらず、データセンター全体が大きく変わる原因となる3つの要素があります。1つはクラウドです。クラウドが浸透して行く中、それによってサーバも含めたストレージの買い方、使われ方が変化しています。さらに、そもそも誰がストレージを購入するのかということも変わってきているところです。2番目の要素にフラッシュがあります。現在GBあたりの単価がかなり下がってきていることでFlashの採用例が増えているのです。全てHDDで組んでパフォーマンスを出すのではなく、フラッシュを取り入れていくというトレンドが加速しています。2012年時点のGB単価は、2016年の45倍です。それだけコストが下がってきているのです。そして、もう1つの大きなトレンドはSoftware Defined(ソフトウェア・ディファインド)です。ストレージやデータセンターをソフトウェアで制御するこの仕組みにより、コンピュートセントリックな世界になってきています。--デルのストレージに関する業績はいかがでしょうか?Atkinson氏:全体としては堅調です。ストレージといっても外付けの専用装置のストレージと、サーバに格納されるストレージがありますが、マーケット全体の状況としては外付けストレージは横ばいから縮小傾向にあります。われわれは直近の4四半期で、外付けストレージ分野のシェア2位を獲得しています。サーバに格納される内蔵型ストレージについては価格での比較が難しいため、外付けストレージと合わせた容量ベースで考えると、われわれは一貫してナンバー1、またはナンバー2に位置しています。グローバル全体の容量ベースシェアでは安定した業績を維持しています。--3つの大きな変化があるということでしたが、ユーザーニーズも変化しているのでしょうか?Atkinson氏:変化してきていると思っています。もちろんデータベースやメールといった従来型のニーズもありますが、5年前には存在しなかったようなニーズも出てきています。具体的にはビッグデータ、IoT関連、監視カメラなどです。これらの用途が貪欲にストレージを必要にするということで、新たなニーズが出ていると思います。○EMCの買収でエンタープライズ分野を強化--現在EMCの買収が進められていますが、デルはこれまでにも多くのストレージベンダーを買収してきました。その結果、製品名が多く、分かりづらい部分があったと思いますが、整理されてきたのでしょうか?Atkinson氏:さまざまなブランドがあることでお客様にもパートナーにも分かりづらいということから、3年ほど前からDell Strageというブランドで統一する取り組みを行なってきています。1つのブランドの中で、大中小と提案できるようにしたのです。1ブランドで、ハイエンドのデータセンターから比較的小さな拠点のオフィスまで対応できるようにしました。例えば、SCシリーズの価格帯は1~数十万ドルの幅がありますが、フラッシュを搭載するのか、どういった構成なのか、パフォーマンスがどれだけ出るのかということで価格が違っており、ニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。--EMCの統合を進めていますが、この買収で何を得ようとしているのでしょうか?Atkinson氏:デルとEMCでは違った強みを持っています。EMCはエンタープライズ分野で圧倒的なブランド力を持っており、デルはEUCにおいて非常に知名度が高い。その2つが合わさる相乗効果は大きく、最強のコンビが誕生するでしょう。買収の発表以後、さまざまなお客様やパートナーと話す機会がありましたが、ポジティブに捉えている方が多く、よい反応が得られました。--具体的な姿が見えてくるのはいつ頃でしょうか?Atkinson氏:現在、両社から数百人単位で集まり、統合計画を策定しています。最終的な統合手続きが終わるのは6~10月頃の予定です。条件として各国の規制当局の承認が必要なのですが、すでにEUからの承認が取得できました。今後、各国での承認を得ることになります。またEMC側では株主投票を実施する必要がありますが、こちらも数カ月以内の開催が予定されており、すでに準備が整っています。●安くなればフラッシュを使いたいユーザーは多い!--現在、ストレージはハードウェアで差別化が難しい状況となっていますが、デルとしては他社との差別化はどこで行っていますか?Atkinson氏:ハードウェアの提供によりユーザーに価値を提供することは、ストレージに限らずIT全体で難しくなっています。いかにソリューションを提案して価値を出すかが求められている状況ですが、唯一の例外としてフラッシュがあると思っています。フラッシュ採用の壁となっていた価格面について投資を行い、知的財産やイノベーションを蓄積し、大幅なコストダウンを実現したことでハードウェアでの差別化もできたと考えています。さらに、従来からサーバを強みとしてきたベンダーとしてSoftware Definedの世界にアドバンテージがあると考えています。ここにおけるリーダーとしての地位を確実にしていくことが差別化につながるでしょう。また、ハイパーコンバージドの世界においてはNutanixと協業し、XCシリーズを出しています。こうした充実したパートナーエコシステムを持っていることも、われわれの価値だと思っています。われわれ自身の知的財産も含め、いろいろなパートナーの力を結集できるのも強みです。--2015年のDell Worldでは「Future Ready」がテーマでしたが、ストレージ分野における「Future Ready」とは何でしょうか?Atkinson氏:冒頭に申し上げた3つのトレンドは、今後IT資産を購入するうえで考慮していただく必要があると思います。将来を見越した取り組みとしては、データセンターにはHDDよりもフラッシュを導入していくことが有望でしょう。これからのデータセンターのあり方を考えると、より積極的にフラッシュを推進していきたいですね。そして、Software Definedも大切です。サーバとストレージの境界がなくなり、フレキシブルなあり方が想定される将来に向けて、われわれではXCシリーズを用意しています。また、そうした先進的な取り組みだけでなく、従来われわれが提供してきた価値も大きく見れば「Future Ready」につながります。データ移行をせずにコントローラだけを変更できるフォークリフトアップグレードや、1度購入したライセンスはずっと使い続けられる永続的ライセンスといったものは、お客様がすでに大きな投資を行なった既存のソリューションを最大限に活用していただけるためのものです。--フラッシュが業界全体で非常に推されていますが、HDDの方がよい分野もあるのではないでしょうか?Atkinson氏:5年先までに限定した場合、あまりアクセスされないコールドデータの格納先としてはコスト的にも容量的にもHDDのニーズがあると思います。われわれとしても、何でもフラッシュがよいとは思っておらず、ハイブリッド型のものも提案し、ニーズに合わせて選択していただけるようになっています。ただし、オールフラッシュも堅調に伸びています。われわれの第4四半期の出荷台数は、第3四半期と比べて90%も伸びています。--90%とは大きな伸びですが、なぜそれほど伸びたのでしょうか?Atkinson氏:実は第3四半期に、他社に先駆けてTLCのフラッシュを投入しました。主要ベンダーとしては初めてのことでしたので、価格面に優れているということで飛びついたお客様が多かったのです。これは、経済性に優れたフラッシュがあればお客様は受け入れると証明した状態だと思っています。--2016年のデルとしてのストレージ分野における注力分野はどこでしょう?Atkinson氏:たくさんありますが、まずはSoftware Definedについては引き続き注力したいですね。フラッシュにおけるイノベーションも推進していきたいと思います。今後、数カ月にわたり、さまざまなイノベーションを搭載していくので、順調な伸びが期待できると思っています。実際、すでに昨年からいろいろな取り組みを行ってきています。昨年はストレージ市場全体には厳しい1年となりましたが、そのおかげでSCシリーズは前年比18%の伸びがありました。この勢いを維持していきたいと思っています。○VDI分野などでXCシリーズが伸び!日本でもSDSの採用例は増えている日本市場については、デル ストレージ・ビジネス本部の本部長である小島由理夫氏が語ってくれた。--日本におけるユーザーニーズはどのあたりにあるのでしょうか?小島氏:日本でもビッグデータやIoTといった需要はありますが、VDIの需要も伸びていますね。コンベンショナルなストレージと、Software DefinedのXCシリーズがかなりVDIで使われています。--始業時に集中する負荷にフラッシュで対応するというような需要ですか?小島氏:それもありますが、XCシリーズは拡張していけるのがポイントです。ユーザーが増えた時や、負荷が大きくなった時にはノードを足すことで対応できます。コンバージドインフラストラクチャですので、CPUとストレージが同時に増えていくのです。そういう意味でVDIに向いていますね。SDS(ソフトウェア・ディファインド・ストレージ)については、日本では金融分野で特定のワークロード向けに採用がはじまりました。日本のお客様もアグレッシブにSDSを導入しています。また、ヘルスケア分野で利用データをアーカイブするというような需要もありますね。法律で10~15年の保存が義務づけられていますが、普通のストレージではハードウェアの保守期限があるので対応が難しいのです。SDSならソフトウェアが動いている状態ですから、ハードウェアを取り替えながら対応することができます。--日本ではあまり盛り上がっていなかったビッグデータでの利用も、最近増えてきているようですね?小島氏:IoTのおかげですね。データがどんどん発生してしまうので、それを貯めてアナリシスするというのが大きなニーズだと思います。たとえば大手製造業で、1000本の生産ラインにIoTの装置を入れてデータを取得し、歩留まり率や製造ラインの運行管理などを行おうとしている例があるのですが、そういうところでSCシリーズが採用されています。--IoTで伸びたということは、マーケティング分野はまだまだということでしょうか?小島氏:マーケティング分野の実例もかなりあります。たとえばインテージグループで採用していただいているのですが、データを分析して、その分析結果を販売するビジネスです。そこで必要となる高速ストレージとしてSCシリーズが選ばれました。--マイナンバーや2020年に向けた取り組みなど日本独自の流れはありますか?小島氏:2020年に向けてという意味では、サーベイランスの需要がありますね。オリンピックでさまざまな人が訪日する中、データを取得しておこうという時に、安価な格納先としてSDSというような案件は結構あります。マイナンバーについてはセキュリティが切り口になりますが、SDSを採用することでどんどん切り分けてセキュリティを担保しようというやり方がありますね。こちらは地方自治体からの案件で出てきています。
2016年03月09日デル・ソフトウェアは3月1日、大容量データ時代に対応し、スケーラビリティとパフォーマンスを向上した統合管理バックアップソフトの最新バージョン「NetVault Backup 11」と、重複除外バックアップ専用ストレージのDell DRシリーズの新製品3モデルを提供開始した。価格は各製品ともにオープン。「NetVault Backup」は、物理・仮想の両環境にあるデータとアプリケーションを、Webベースのユーザインタフェースから一元的に保護することができるデータ保護ソリューション。最新バージョンは、バックアップパフォーマンスを改善するとともに、導入および更新作業の迅速化とシンプル化、日々の運用管理を容易にするレポーティングの向上、さらには重複除外ストレージ連携機能によるRapidバックアップの強化などにより、効率的なデータ保護を実現するという。主な特長としてファイルシステムのバックアップジョブがマルチストリームに対応し、バックアップ性能が向上したほか、Web対応インタフェースを通したWindowsエージェントのプッシュインストールに対応することにより、数百台に及ぶWindowsクライアントに数クリックで保護機能のリモート導入が可能になった。また、日々の管理業務を効率化する新しいレポート(ジョブ、メディア、構成レポート)を追加し、Windows/Linuxに加え、SolarisクライアントでもDell DR Rapid Data Access(RDA)をサポート。さらに、Dell RDAおよびEMC DD Boostを対象とした最新版ライブラリアップデートを提供する。一方、Dell DRシリーズは非構造化データが増加傾向の状況下で欠かせない重複除外バックアップ専用ストレージとして、さまざまなバックアップソフトウェアと組み合わせて利用することで、バックアップの統合化やデータセンター全体の災害復旧対策など既設のバックアップシステムを進化させるソリューションを提供。新しい3モデルは、エントリーモデルのDR4300e、スタンダードモデルのDR4300、パフォーマンスモデルのDR6300となり、従来の機能を継承しながらデータの大容量化に対応し、パフォーマンス向上させている。主な特長はソースサイド重複除外を活用したマルチバックアップストリームによって、高速バックアップを実現し、より大容量のデータ保護のサポートが可能となった。最大スループットは DR4300eで21TB/h、DR4300で22TB/h、DR6300で29TB/h、最大ポストRAID容量はDR4300eで27TB、DR4300で108TB、DR6300で360TBとなる。
2016年03月01日デルはこのほど、Cylanceの人工知能を活用したセキュリティ技術を採用したエンドポイント向けマルウェア対策スイート「Dell Data Protection | Endpoint Security Suite Enterprise」と、法人向けPC用の「POST(Power On Self Test)ブート BIOS 検証ソリューション」を発表した。Cylanceは、人工知能を活用したセキュリティ技術を開発しており、APT攻撃やゼロデイ攻撃で使用されるマルウェア、スピアフィッシング、ランサムウェアに対する防御機能を持つ。同社の技術を採用したエンドポイント向けのセキュリティ・ソリューションは「Endpoint Security Suite Enterprise」が初めてだという。Cylanceの検証では、99%のマルウェアとAPT攻撃を組織できるとしている。同ソリューションでは、ウイルス定義ファイルの定期的な更新が不要であるほか、管理者が単一のコンソールですべてのコンポーネントを管理できるため、エンドポイントセキュリティの管理に必要となる時間やリソースが削減できるという。一方のPOST(Power On Self Test)ブート BIOS 検証ソリューションでは、クラウド環境下で、個別のBIOSイメージをデルのBIOSラボの公式基準値と比較検証し、ブートイメージに脅威が入り込んでいないかを検知できる。このBIOS検証機能は、デルが提供する第6世代インテル Core プロセッサーを搭載した法人向けPCで利用できる。
2016年02月09日日産自動車はこのほど、栃木工場第二製造部にファイルサーバのバックアップの迅速化や可用性の向上を目的として、既存のシングルサーバ環境からの移行とデルのデータ保護アプライアンスである「Dell DR4100 バックアップアプライアンス」を導入した。栃木工場第二製造部で扱うデータは動画や画像、音声など大容量マルチメディア系ファイルが多数を占めるだけでなく、多くの場合10年以上と長期にわたるデータ蓄積が必要となっている。そのため、全社共有のファイルサーバの割当容量が不足し、20年以上前から独自にファイルサーバシステムを導入・運用していた。しかし、既存のファイルサーバではデータ量の増大に比例してバックアップ時間に24時間以上を要して業務時間を越え、またレスポンスの低下も頻発していたほか、一部のサーバにはバックアップ装置がなくファイル消失時の復元ができず、ディスク障害発生時にはデータ復旧に膨大な時間と費用、その間の業務停滞を強いられていたという。こうした課題を解決するために、バックアップ時間が短く、見積もり価格が他社と比べて安価な点を評価し、デルのファイルサーバシステムへの移行とバックアップアプライアンスを導入。移行したファイルサーバシステムは「Dell PowerEdge R720サーバ」および「Dell Storage PS6210ストレージ」を中心に構成されており、最大81TBまで拡張が可能だ。そのため、災害復旧機能にも優れているだけでなく、バックアップアプライアンスが組み込まれていることで、大容量、長期間、多彩なファイル形式などを要求する同システムのスケーラビリティや可用性を向上させている。以下は導入効果。ディスク容量が導入以前の20倍となる40TBに増加し、各課の割り当て利用容量制限も150GBから1TBに増量。同時に1カ月だったバックアップデータの保存期間も導入後は3カ月に延長「VMwareによるクラスタ化」を選定した結果、サーバ単体での更新より費用が縮小、仮想化により追加サーバの購入が不要となり、物理サーバの台数が減り保守費用が低減するといったコストの大幅な削減を実現当初1TBあたり約30時間から8時間への短縮を目標としていたバックアップ時間が2時間未満という大幅短縮を実現し、サービス時間のピーク時までバックアップ作業が及ぶことによるレスポンス低下が解消計画停電以外のサーバ停止時間がほぼゼロとなったほか、スナップショットを用いたファイル復元、電源喪失時の自動シャットダウン機能による正常なシステム終了が可能となり、高い可用性と耐障害性を実現新システム導入から日常の運用までデルによる操作マニュアル、運用手順のサポートが提供され、高いレベルでの安定運用が可能となり、夜間・休日の問い合わせや呼び出しがゼロに改善今後、栃木工場第二製造部では取り組むべき対象は数多くあるとし、現在は紙文書で流通している重要な情報をPDF化してファイルサーバに保管、部署間を越えた検索・閲覧を可能にするシステムの構築を当面の目標として掲げている。また、ファイルサーバ以外にも情報収集・活用の実現に向けて設備修理や、標準作業の映像を保存・配信を行うYouTubeを例としたシステムの構築なども計画している。
2016年01月28日デルは20日、タブレットPC「Latitude 2-in-1」シリーズとして、10.8型モデル「Latitude 11 5000 シリーズ 2-in-1」と12.5型モデル「Latitude 12 7000 シリーズ 2-in-1」の2モデルを発表した。発売は近日中。価格(税別)は「Latitude 11 5000 シリーズ 2-in-1」が104,980円から、「Latitude 12 7000 シリーズ 2-in-1」が173,980円から。○Latitude 11 5000 シリーズ 2-in-1「Latitude 11 5000 シリーズ 2-in-1」は、Intel Core m3を搭載する10.8型Windowsタブレット。OSはWindows 10 Home / Windows 10 Pro / Windows 8.1 Home / Windows 8.1 Proから選択可能。そのほかにも、CPUをIntel Core m3-6Y30とCore m3-6Y57から選択でき、上位構成ではメモリ8GB、ストレージ512GB、USH指紋認証なども装備する。ディスプレイ部は強化ガラスで保護されており、本体はマグネシウム合金製で重量は709.8gと軽量。Noble Security lockやDDP Security Toolsなども導入しておりセキュリティ性にも優れる。最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Core m3-6Y30、メモリがLPDDR3 4GB、ストレージが128GB M.2 SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 515(CPU内蔵)。液晶ディスプレイはタッチ対応の10.1型、解像度は1,920×1,080ドット。主なインタフェースは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1(Miracast対応)、USB 3.0×2(1基はUSB 3.0 Type-Cでデータ転送とチャージ兼用)、MicroHDMI×1、microSDメモリーカードスロットなど。スリムキーボードが付属し、本体サイズはW279.8×D176.8×H10.78mm(上位モデルは14.32mm)、重量は約709.8g(上位モデルは757.8g)。キーボードの重量は398g。○Latitude 12 7000 シリーズ 2-in-1」「Latitude 12 7000 シリーズ 2-in-1」は、画面サイズが12.5型のモデル。CPUをIntel Core mとCore m vProから選択できるほか、メモリを4GB / 8GBから、OSをWindows 10 / Windows 8.から選択可能。ストレージはSSDで最大512GBまで用意される。キーボードはモビリティバックライトキーボードと、スリムキーボードの2種類が用意され、どちらもマグネット接続で簡単に脱着可能。タブレットとノートPCのスタイルを使い分けるのに便利になっている。ディスプレイ解像度は1,920×1,080ドットだが、オプションで3,840×2,160ドットの4K液晶も用意されている。液晶の保護にはゴリラガラスを使用。最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Core m、メモリがLPDDR3 4GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 515(CPU内蔵)。液晶ディスプレイは12.5型、解像度は1,920×1,080ドット。主なインタフェースは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1(Miracast対応)、USB 3.0 TYPE-C×2、Thunderbolt×1、SDメモリーカードスロットなど。本体サイズはW291×D193×H8.1mm、重量は約730.7g。Dell Latitude 12 スリムキーボード装着時の重量は1.4kg。
2016年01月20日デルは20日、タブレットPC「Venue Pro」シリーズとして、8型モデル「Venue 8 Pro 5000」と、10.1型モデル「Venue 10 Pro 5000」の2モデルを発表した。1月20日に発売する。価格(税別)は「Venue 8 Pro 5000」が41,980円から、「Venue 10 Pro 5000」が55,980円から。○Venue 8 Pro 5000「Venue 8 Pro 5000」は、CPUにIntel Atomを搭載する8型Windowsタブレット。OSをWindows 10 Home / Windows 10 Pro / Windows 8.1 Home / Windows 8.1 Proから選択可能で、メモリも2GB / 4GBから、ストレージも32GB / 64GBから選択できる。ディスプレイ解像度も1,280×800ドットと1,920×1,200ドットを選択可能。IEEE802.11ac対応の高速無線LAN環境を利用できるほか、DDP SuitやTPMチップに対応するなどセキュリティ性も高い。オプションとして、2,048レベルの筆圧機能を備えるアクティブスタイラスペンも用意されている。最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Atom x5-Z8500、メモリがLPDDR3 2GB、ストレージが32GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。液晶ディスプレイは10点タッチ対応の8型、解像度は1,280×800ドット。主なインタフェースは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1(Miracast対応)、USB 3.0 Type-C×1、microSDメモリーカードスロットなど。本体サイズはW130×D216×H9.45mm、重量は約377.1g。○Venue 10 Pro 5000「Venue 10 Pro 5000」は、画面サイズが10.1型のモデル。ストレージは最大128GBを選択可能で、フルサイズのバックライト付きキーボード付きモデルも用意。キーボードと組み合わせることで、ノートPCのように使うこともできる。OSの選択やオプションなどは「Venue 8 Pro 5000」と共通。最小構成の主な仕様は、CPUがIntel Atom x5-Z8500、メモリがLPDDR3 4GB、ストレージが64GB eMMC、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。液晶ディスプレイは10点タッチ対応の10.1型、解像度は1,920×1,200ドット。主なインタフェースは、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1(Miracast対応)、USB 3.0×2(1基はUSB 3.0 Type-Cでデータ転送とチャージ兼用)、MicroHDMI×1、microSDメモリーカードスロットなど。本体サイズはW262.6×D175.8×H9.85mm、重量は約662.1g。
2016年01月20日デルは20日、ビジネス向けノートPC「Latitude」シリーズの新モデルを多数発売した。直販価格は57,980円(以下すべて税別)から。「Latitude 3000」「Latitude 5000」「Latitude 7000」という3シリーズに、画面サイズの違いなどで複数のモデルを用意。各モデルにおいて、CPU、メモリやストレージ容量、液晶ディスプレイの種類といった構成変更にも対応している。セキュリティ機能にも注力しており、TMPチップと指紋認証、非接触型カードによるログイン、スマートフォンを用いるワンタイムパスワードによるログインなどをサポートする(一部モデルを除く。一部機能はオプション)。○Latitude 300014型液晶の「Latitude 14 3000」シリーズと、15.6型液晶の「Latitude 15 3000」シリーズがある。どちらの液晶ディスプレイも、1,366×768ドットの非光沢(ノングレア)、1,920×1,080ドット(フルHD)のノングレア、1,366×768ドットのタッチパネルから選択可能。赤外線カメラを用いたパスワード不要ログインと、Windows Hellowに対応している。バッテリ駆動時間は最大15時間以上だ。OSは、Windows 7、Windows 8.1、Windows 10のいずれか。14型「Latitude 14 3000」の最小構成価格は64,980円。主な仕様は、CPUがIntel Core i3-5005U(2.0GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB(最大16GB)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 5500(CPU内蔵)。本体サイズはW342×D243.3×H23.15mm、重量は1.81kg。一方、15.6型「Latitude 15 3000」の最小構成価格は57,980円。主な仕様は、CPUがIntel Celeron 3125U(1.7GHz)、メモリがDDR3L-1600 4GB(最大16GB)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。本体サイズはW380×D260×H23.25mm、重量は約2.06kg。○Latitude 500012.5型「Latitude 12 5000」シリーズ、14型「Latitude 14 5000」シリーズ、15.6型「Latitude 15 5000」シリーズをラインナップ。液晶ディスプレイの選択肢は、1,366×768ドットのノングレア、1,920×1,080ドット(フルHD)のノングレア、1,920×1,080ドット(フルHD)のタッチ対応+ゴリラガラスだ。14型のLatitude 14 5000では、1,600×900ドットのノングレアも選べる。セキュリティ機能が充実しており(オプションを含む)、OSはWindows 7、Windows 8.1、Windows 10のいずれか。12.5型「Latitude 12 5000」の最小構成価格は101,980円。主な仕様は、CPUがIntel Core i3-6100U(2.3GHz)、メモリがDDR4-2133 4GB(最大16GB)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)。本体サイズはW310.5×D22.65×H214,5mm、重量は1.49kg。14型「Latitude 14 5000」の最小構成価格は112,980円。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-6300U(2.4GHz)、メモリがDDR4-2133 4GB(最大16GB)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)。本体サイズはW334.9×D23.2×H231.1mm、重量は1.67kg。15.6型「Latitude 15 5000」の最小構成価格は129,980円。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-6300U(2.4GHz)、メモリがDDR4-2133 4GB(最大16GB)、ストレージが500GB SATA HDD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)。本体サイズはW377.1×D23.8×H252.6mm、重量は1.98kg。○Latitude 7000Ultrabookに準拠し、12型「Latitude 12 7000」シリーズと、14型「Latitude 14 7000」シリーズをラインナップ。12型の液晶ディスプレイは、1,366×768ドットのノングレア、1,920×1,080ドット(フルHD)のノングレア、1,920×1,080ドット(フルHD)のタッチ対応+ゴリラガラスの3種類。14型の液晶ディスプレイは、1,366×768ドットのノングレア、1,600×900ドットのノングレア、1,920×1,080ドット(フルHD)のノングレア、2,560×1,440ドット(QHD)のタッチ対応+ゴリラガラスの4種類。OSはWindows 7、Windows 8.1、Windows 10のいずれか。12型「Latitude 12 7000」の最小構成価格は138,980円。主な仕様は、CPUがIntel Core i3-6100U(2.3GHz)、メモリがDDR4-2133 4GB(最大16GB)、ストレージが128GB M.2 SATA SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)。本体サイズはW310.5×D215.15×H18.85mm、重量は1.26kg。14型「Latitude 14 7000」の最小構成価格は170,980円。主な仕様は、CPUがIntel Core i5-6300U(2.4GHz)、メモリがDDR4-2133 4GB(最大16GB)、ストレージが128GB M.2 SATA SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 520(CPU内蔵)。本体サイズはW334.9×D232×H19.4mm、重量は1.50kg。
2016年01月20日デルは20日、極薄ベゼルの23.8型ワイド液晶ディスプレイ「U2417H」を発売した。同社の直販サイトでの価格は29,800円(税別)。4辺のベゼル幅が世界最薄(デル調べ)となる23.8型液晶ディスプレイ。上部・左部・右部は5.3mm、下部は8.3mmと薄く、マルチディスプレイ環境を構築した場合にベゼルが目立たなくなっている。解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)で、液晶パネルにはIPSを採用する。色域はsRGBを99%カバー。4ポートのUSB 3.0ハブポートも搭載する。そのほか主な仕様は、視野角が上下左右とも178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(通常)、応答速度が8ms、ファーストモード時で6ms(ともにGTG)。映像入力インタフェースはHDMI(MHL 2.0)×1、Mini DisplayPort×1、DisplayPort×1で、DisplayPortのデイジーチェーン接続も可能。スタンドではチルト、スイーベル、ピボットが可能で、130mmの高さ調節にも対応。ピボットは右回転でも左回転でもよく、縦画面で2台を並べるデュアルモニタにも適している(ディスプレイの上部同士が中央でくっつく)。本体サイズはW537.6×D188×H355.3~485.3mm、重量は6.3kg(スタンドとケーブル含む)。
2016年01月20日デルは19日、コンシューマ向けブランド「XPS」シリーズの新製品として、12.5型タブレット「New XPS 12 2-in-1」を発売した。価格は159,980円(税別)から。この新モデルは、米国に続いて2015年12月10日に国内発表されていたもの。発表時点では2016年1月発売とだけアナウンスされ、スペックや価格などは未定だった。New XPS 12 2-in-1は、3,840×2,160ドットの4Kタッチディスプレイを搭載する12.5型2-in-1 PC。本体はタブレットPCで、キーボードドックが付属する。ディスプレイにはIGZO液晶パネル(IPS方式)を採用し、最大170度の視野角を確保。コントラスト比は1,500:1で、高精細で美しい画面を表示する。ディスプレイ表面のガラスには、傷つきにくい「Corning Gorilla Glass NBT」を採用した。タブレット部にはUSB Type-Cポート×2基を搭載し、USB 3.1 Gen 2、Thunderbolt 3、電源入力(充電)、D-Sub出力、HDMI出力、有線LANといった機能に対応。付属のUSB Type-C to USB Type-Aアダプターを使うことでUSB機器も使用できる。D-Sub出力やHDMI出力、有線LAN通信には、オプションの「デル DA200 アダプタ USBタイプ-C to HDMI/VGA/イーサネット/USB3.0 -S&P」が必要。また、ワコムのテクノロジーを採用したスタイラスペンもオプションで用意している。主な仕様は、CPUが第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)のIntel Core M5-6Y54(1.1GHz)、メモリがLPDDR3-1600 8GB×1、ストレージが256GB SSD、グラフィックスのIntel HD Graphics 515(CPU内蔵)、OSがWindows 10 64bit版。インタフェース類は、上記のUSB Type-Cポート×2に加えて、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.1、SD/SDHC/SDXCメモリーカードスロットなど。タブレットの本体サイズはW291×D193×H8mm、最小重量は約790g。タブレット+キーボードドックの本体サイズはW291×D198×H16mm、最小重量は1.27kg。
2016年01月19日『パンズ・ラビリンス』『パシフィック・リム』を手掛けたギレルモ・デル・トロ監督の約3年ぶりとなる最新作『クリムゾン・ピーク』。本日8日(金)の公開と同時に、本作の舞台として監督が創り出した“2つの世界”へのこだわりが明らかとなる特別映像がシネマカフェに到着した。イーディス(ミア・ワシコウスカ)は幽霊を見ることができた。父親のカーターと一緒に暮らしていた彼女は、ある日突如墓場の彼方から現れた母親から不思議な警告を受けとる。「クリムゾン・ピークに気をつけろ」。大人になったイーディスは、父親が不可解な死をとげた後、トーマス(トム・ヒドルストン)と結婚し、トーマスの姉・ルシール(ジェシカ・チャスティン)とともに三人で暮らすこととなる。しかし住居となるゴシック建築の広大な屋敷がそびえ立つ山頂は、冬になると地表に露出した赤粘土が雪を赤く染めることから、“クリムゾン・ピーク”と名付けられていたのだった。新たな生活に慣れるにつれ、クリムゾン・ピークはそれ自身の命を生きはじめ、悪夢のような幻影や深紅の亡霊たちが姿を現し始める。果たして、亡霊たちが現れる本当の意味とは――。細部まで作りこまれた屋敷を舞台に、“怖さ”と“美しさ”が創り出す、デル・トロ監督ならではの世界観が広がる本作。監督自身、今年開催されたコミコンで、「これまでの中でも大好きな三本の映画のうちの一本。そして個人的に最も美しい映画だと思っている」と話すほど、デル・トロ監督史上最も美しい極上のゴシック・ミステリー作品となっている。またキャストには、『アリス・イン・ワンダーランド』の続編で話題のミア・ワシコウスカをはじめ、『マイティ・ソー』や『アベンジャーズ』シリーズのロキ役などで注目されるトム・ヒドルストン、『スノーホワイト/氷の王国』の公開も控えるジェシカ・チャスティンといった人気実力派俳優陣が集結している。今回解禁となったのは、本作の前半の舞台となる米国ニューヨーク州・バッファローと、後半の舞台となる英国のトーマスの屋敷“アラデール・ホール”、それぞれの世界が映し出す“色”へのこだわりを、キャスト・スタッフが解説する映像。バッファローは主人公・イーディスが育った地であり暖かみを感じさせる町、黄金や豊かなセピア色が美術や衣装でも用いられ、進歩と生命力が漲る印象となっている。そこに突然現れたトーマスとルシールは、「バッファローにとって黒い影のような存在」と衣装担当のケイト・ホーリーが話すように、どこか異様な雰囲気を放っている。トーマスの謎めいた魅力に惹かれていくイーディスは、父親の死を機に彼と結婚。そして舞台は不気味で広大な屋敷へと移り、スクリーンに映る世界も一変する。一方“アラデール・ホール”についてデル・トロ監督は「セットの細部にこだわり、屋敷自体を腐食させたようにみせた」とコメント。映像では屋敷の内部も映し出されており、深紅の液体が染み出る壁、天井に空いた穴から雪や枯葉が舞い落ちる様子は、観るものに戦慄を感じさせる。また、衣装について「ルシールとトーマスは屋敷にいると“カメレオン”ね」と話すケイト。2人の衣装には藍色や青緑色が多く用いられ憂鬱さと暗い影が漂う屋敷と調和、それゆえイーディスの存在がより際立つようになっている。色を巧みに使うことで、2つの舞台を全く異なる印象をもつ世界に創りあげたデル・トロ監督。トムが「2つの世界の間には赤が存在する」と話すように、本作では随所に現れる赤が、より恐怖と美しさを演出している。全てにおいて細部にこだわり抜いたその世界観を“色”に注目して観てみて。『クリムゾン・ピーク』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)
2016年01月08日ギレルモ・デル・トロが、リメイク版『ミクロの決死圏』を監督することになりそうだ。その他の情報プロデューサーは、ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドーら。『マン・オブ・スティール』のデイヴィッド・S・ゴイヤーが、現在脚本を執筆中ということだ。オリジナルは1966年に公開。脳内出血を起こし、意識不明となった科学者を救うため、医療チームを乗せた潜航艇をミクロ化して体内に注入し、内部から治療しようと試みるSFアドベンチャー映画だ。リチャード・フライシャーが監督し、スティーブン・ボイド、ラクエル・ウェルチ、エドモンド・オブライエン、ドナルド・プレザンスらが出演した。デル・トロの最新作は、現在日本公開中の『クリムゾン・ピーク』。文:猿渡由紀
2016年01月08日ゼブラは21日、芯が折れにくいシャープペン「デルガード」の高級ライン「デルガード タイプLx」を発売する。○金属部品で高級感と安定感がプラスに「デルガード」は同社が2014年11月より販売しているシャープペンで、筆圧や書く角度に合わせて芯をガードする内部構造となっている。今回発売する「デルガード タイプLx」は、グリップに金属を採用。ペンの重心を低くし、安定性を加えたタイプ。ボディには、リング部やクリップに金属、軸にメタリック塗装が施されている。学生や社会人が長時間筆記する際に集中できるよう安定性を加え、見た目にも高級感を与えた。同商品のサイズは全長146mm、軸径10.7mm、芯径0.5mm、重量は20.5g。軸色は、ブラック・ブルー・レッド・ホワイトの4色で展開している。商品価格は1,080円(税込)。全国の文房具取扱店にて発売。
2016年01月06日