アイドルグループの欅坂46が21日、千葉・幕張メッセで全国握手会を開催。このライブ中に、菅井友香がキャプテンに、守屋茜が副キャプテンに就任することをサプライズ発表した。これは、ライブ中のMCの最中に発表。急きょステージが暗転し、スクリーンに「重大発表」の文字が表示された後、菅井と守屋の就任発表に、1万5千人の客席から拍手と歓声が送られた。2人は、サプライズでの発表に驚きの表情を隠せず、菅井は「私でいいのかなという気持ちもありつつ、こうして選んでいただいたからには、もっとメンバーのことにも気を配って、認めてもらえるようなキャプテンになれるように、精いっぱい頑張っていきたいと思います」と抱負。守屋は「びっくりしすぎて、まだよくわからないですが、何事も私らしく全力で気合で頑張ります!」と意気込みを示した。
2017年01月21日ゴールデン・グローブ賞や英国アカデミー賞(BAFTA)など、主演男優賞に多数ノミネートされたヴィゴ・モーテンセン主演の『はじまりへの旅』(原題: Captain Fantastic)が、4月1日(土)より日本公開される。このほど、彼が父親となる、人里離れた森で暮らしていた大家族の場面写真が一挙に解禁となった。ベン・キャッシュ(ヴィゴ・モーテンセン)と6人の子どもたちは、現代社会に触れることなくアメリカ北西部の森深くに暮らしていた。父仕込みの訓練と教育で子どもたちの体力はアスリート並み。みな6か国語を操り、18歳の長男は名立たる大学すべてに合格。しかしある日、入院していた母レスリーが亡くなり、一家は葬儀のため、そして母の最後のある“願い”を叶えるため旅に出る。葬儀の行われるニューメキシコまでは2,400km。アメリカの著名な哲学者にして言語学者チョムスキーのことは知っていても、コーラもホットドッグも知らない世間知らずの彼らは、果たして母の願いを叶えることができるのか?「普通ってなんですか?」――。文明に触れず、森で暮していたヘンテコ家族が母の死をきっかけに旅に出る、笑いと涙にあふれたロードムービーとなる本作。主演は、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のアラゴルン役で知られ、『イースタン・プロミス』でアカデミー主演男優賞にノミネートされた名優ヴィコ・モーテンセン。彼が演じる主人公・ベンは、独特な教育方針のもと世間と切り離された森で6人の子どもたちを育てている厳格な父親。長男ボウドヴァン(ジョージ・マッケイ)は有名大学に軒並み合格、運動神経抜群でも、女子と話すのが大の苦手。赤毛の双子の姉妹、キーラーが得意なのはエスペラント語、ヴェスパーは狩りで家の屋根にも上れるほど。その下のレリアンは、ほかの兄弟と違い森での生活に疑問を持ち、ベンに反発する。さらに好奇心旺盛なサージは、動物の剥製を自作するのが趣味、末っ子のナイはいつも裸でいるのが好きな男の子だ。みな風変わりで個性的なキャラクターばかりだが、旅に出た彼らが世の中とのギャップに戸惑いながらも、自分たちらしさを失わずに生きようとする姿には、現代を生きる人々の共感を呼び、世界中が絶賛。メガホンをとったマット・ロス監督は昨年のカンヌ国際映画祭「ある視点」部門監督賞を受賞し、全米では4館から600館まで拡大公開され4か月以上のロングランとなった。今回、一挙に解禁となったメイン写真とサブ写真では、父親ベンの熱血指導のもと、人里離れた森で暮しながらアスリート並みの訓練をするシーンや、古典文学や哲学書を読みふける子どもたちの姿、そして、光射す美しい情景の中で親子が手を取り合うシーンなど、一家の絆の強さが見えてくるシーンを切り取っている。1月24日(火)にノミネーションが発表されるアカデミー賞にも、ヴィゴは選ばれるのか、引き続き注目していて。『はじまりへの旅』は4月1日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月19日アベンジャーズのスーパーヒーローたちが、“チーム キャプテン・アメリカ”と“チーム アイアンマン”に分かれ、壮絶なバトルを繰り広げる『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』。このほど、本作の戦いに全く参戦していなかったクリス・ヘムズワース演じる雷の神ソーが、この2人に対抗するかのように“チーム・ソー”を結成するという爆笑必至の特別映像が、MovieNEXワールドにて公開、その映像の一部が特別に解禁となった。世界の危機を救ってきた“アベンジャーズ”が、国連の管理下に置かれることを巡り、アイアンマンとキャプテン・アメリカが激しく対立、ブラック・ウィドウやスカ-レット・ウィッチたちもそれぞれ彼らに付き、スパイダーマンも参戦、“禁断の戦い(シビル・ウォー)”が幕を開ける――。キャプテン・アメリカやアイアンマンなど、同じ世界観を共有しながら数々のスーパーヒーローの活躍を描く“マーベル・シネマティック・ユニバース”の最新作となる本作。アベンジャーズが最大の危機を迎えている最中、姿を見せなかったメンバーが2人ほどいる…。神の国最強の戦士ソー(クリス・ヘムズワース)と、極度の興奮や恐怖心にさいなまれると凶暴な緑の巨人ハルクに変貌してしまうブルース・バナー博士(マーク・ラファロ)だ。彼らはいったいどこで何をしていたのか?そんな2人の“まさかの”エピソードを収めた爆笑必至の特別映像「“チーム・ソー”結成」から、その映像の一部が解禁された。実は、アベンジャーズが大変な局面を迎えている間、ソーはお気楽にオーストラリアでのホリデーを堪能していた!特別映像「“チーム・ソー”結成」では、そんなソーのお気楽生活がドキュメンタリータッチで描かれていく。ソーは、地域に溶け込むために幼稚園でこれまでの戦いをレクチャーしたり、居候ダリルの会社を訪れ、アイアンマンことトニー・スターク宛に“電子手紙”を送らせたり、自身の個性的な部屋を紹介したりと自由気ままな様子だが、実は心の中ではアイアンマンとキャプテン・アメリカの戦いを気にしている模様。今回はその映像から、ソーとブルース博士がカフェでおしゃべりをするシーンが到着。ブルースが「ところでトニーやキャプテンから電話はあった?」と切り出すと、「俺のところには電話1本もないよ」と答えるソー。ちょうどそのタイミングでブルースの携帯電話が鳴る。相手はなんとトニー・スタークだ。ブルースはチーム アイアンマンには参加しないと断った後、ソーに携帯電話を渡そうとしたが、スタークは「時間がない」とあっさり断ってしまう…。その後、ソーがとった行動とは?映像タイトルの“チーム・ソー”のメンバーは2人だけというが、ブルース博士ことハルクなのか、それとも…。その続きが何とも気になる映像となっている。なお、MovieNEX ワールドには、今回の特別映像以外にも、『アベンジャーズ』のN.Y.決戦後を舞台にしたTVドラマ「マーベル/デアデビル」の第1話視聴や、シビル・ウォーの豪華賞品が当たるキャンペーンなど、お楽しみコンテンツが充実。この機会に、MovieNEXワールドの楽しさを体験してみては?『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』MovieNEXは発売中、デジタル配信中。(text:cinemacafe.net)
2016年10月18日マーベルの2大ヒーローが対決する『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』MovieNEXの発売PRイベントが9月14日(水)、都内で行われ、リオ五輪銀メダリストの吉田沙保里選手、女子円盤投とハンマー投の日本記録を保持する室伏由佳氏が“マーベル女子”として出席した。『アベンジャーズ』シリーズでも活躍する2大ヒーロー、キャプテン・アメリカとアイアンマンが「正義のあり方」をめぐり対立し、互いに最強チームを結成。シリーズ最大のピンチともいえる“正義vs正義”の総力戦に身を投じる。女子に人気のルームウェアブランド「ジェラートピケ(gelato pique)」の部屋着に身を包んだ吉田さんは「笑いあり、涙あり。アクションもすごいし、いろんな要素が詰まった作品。人と人がぶつかり合った結果、勝ち負けは別にして、戦い終わった後の友情が最高ですね」とアスリートらしい発言で魅力をアピール。室伏さんも「どんな決着を迎えるのか、最後までドキドキ。願わくば和解してほしいですけど…」と男同士の戦いに胸を熱くしていた。生い立ちや能力、正義に対する信念など、あらゆる面で正反対なキャプテン・アメリカとアイアンマン。「どちらが好み?」と質問された吉田さんは「もちろん、キャプテン・アメリカです。強くて、カッコいいし、リーダーシップもある。試合は引っぱりますが、恋愛ではリードしてほしい」と乙女心を全開させた。一方、アイアンマン派だという室伏さんは「父も鉄人ですし(笑)、たたずまいや空を飛ぶ姿がカッコいい。女性にモテるけど、結局1人の女性に一途なところもいい」。イベントは終始、リラックスした雰囲気で2人とも楽しく“マーベル女子”トークを繰り広げた。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』はデジタル配信中、9月16日(金)よりMovieNEX(4,000円+税)発売。(text:cinemacafe.net)
2016年09月14日Women Willサポーター企業であるモーハウスが展開する子連れママのための授乳服。その魅力は歩きながらでも授乳ができること。ランチ、お買い物、公園など…お出かけしても、いつでもどこでも授乳ができます。まさに子連れママの悩みがダイレクトに解決されたアイテム。そんな授乳服を扱うモーハウスの社員は本社・ショップスタッフを含め全員が女性。赤ちゃん連れでも安心して働ける環境があるから女性が多いのです。今回は、モーハウスの土田さんにお話を伺いました。モーハウス青山店ショップスタッフさんの勤務風景「Women Willレポート」バックナンバー第1回:働くママだけじゃない。Google が目指すのは、誰もがHappy に働ける社会第2回:「子連れ出勤」がもたらすかけがえのない“体験”とはWomenWillサポーター企業「ソウ・エクスペリエンス株式会社」第3回:柔軟な発想力は柔軟な働きかたから生まれる WomanWillサポーター企業「株式会社スペースタイム」モーハウスの授乳服の魅力とは?モーハウスは授乳服をはじめ、ブラジャーやインナーなどのアイテムも取り扱っています。同社のアイテムを組み合わせて使用することで、赤ちゃんが1秒でおっぱいにたどり着けるというから驚きです。「私が今着ている服は授乳服なんです。普通のお洋服に見えますけど布が二重に重なっています」(土田さん)そう言って布をめくる土田さん…。一瞬戸惑いますが、全く肌が見えることはありません。これがモーハウスの授乳服の秘密で、布の重なりや形の設計により“胸を見せずに授乳ができる”ようになっているのです。「布をたっぷり使って国内生産にこだわっていますし、もちろん洗濯機で洗えます。授乳服の中にはケープが必要になるものもあるそうですが、弊社の授乳服はケープはいりません。ケープの中には二酸化炭素が溜まってしまい、赤ちゃんにとっては不快なんです。ケープ内の二酸化炭素濃度の計測など、様々な機関と一緒に研究し、ママにも赤ちゃんにも快適なアイテムを開発しています」(土田さん)授乳服は身につける授乳室、“ウェアラブル授乳室”という感じ。普段、デパートやショッピングセンターで授乳室を探していたママも、授乳服を着れば歩きながらでもその場ですぐ授乳できるようになります。肌が見えないので周りに気を遣う必要も、いっしょに外出したパパや友人を待たせることもありません。授乳がどこでも気軽にできる……小さなお子様を持つママがそれまで感じていた様々なストレスから解放される糸口になるはず。「モーハウスは授乳“服”の専門店ではあるのですが、自分たちではあんまりアパレルの会社だと思っていないんです。『授乳中は家に閉じこもっていよう』という女性の気持ちやライフスタイルを変えたい。ライフスタイルを提案する会社だと思っています」(土田さん)ママの、ママによる、ママのための会社そんなモーハウスは会社自体がママのアイデアから生まれています。代表の光畑さんが子どもを連れてお出かけしているときに体験したある出来事がきっかけだったそうです。「代表の光畑がつくばから中央線沿線のお友達の家へ電車で向かっているとき、当時1ヶ月だった次女が車内で泣きだしたそうです。仕方なく胸をはだけて授乳をしたのですが、とても恥ずかしかった……ただ、それは幼い子を持つママであれば誰にでもあること。『こういうのが気になってママたちが出かけられなくなってしまうのでは』と気づいたのが弊社のスタートです」(土田さん)女性専用車両や授乳室が登場するなど“社会が変わる”のを待つのではなく、自分ができることは何か?そう考え、当時日本では珍しかった授乳服の製作を始めました。当時の光畑さんは3歳と1ヶ月、2人の娘を育てながら、子どもを連れて代表として会社を引っ張っていたそうです。授乳をしながら仕事をして、周りのママ友にも声をかけて、みんなで協力して……創業から19年、当初から子連れ出勤は当たり前。普通の風景だそうです。本社オフィスにある子どもスペース。お昼寝したり、時々は遊んだり「モーハウスは最初からママたちが作った会社。だから自然にママが働きやすい環境が生まれて現在でも続いているんです。“子どもがハイハイなどで動き回れるように、オフィスは土足禁止”と、会社としての大きなルールはそれだけ。あとは子連れ出勤を続けるうちに社員から上がってきた小さな問題を解決するために少しずつルールを作り、日々改善を行っています」(土田さん)子連れママが勤務する会社とは?「小さな子どものいる女性が短時間で働く」、こう聞けばパートタイマーのイメージが浮かびますが、、モーハウスでは新しく“短時間正社員”などオリジナルの制度を設け、ママたちが働きやすい職場を作り上げています。「子連れだからといってなにも特別なことはありません。モーハウスにとって、子どもと働くことは“当たり前”なんです」(土田さん)授乳しながら働く……というと想像しにくいかもしれません。でも、家で育児をしながら家事をこなすのと同じで、育児をしながら仕事をする姿を思い描いてください。預けていた子どもが熱を出して急いで迎えに行かなければならない……働くママによくあるこうした悩みもモーハウスさんではきちんと対処します。ほかのスタッフに引き継ぐ、自宅での作業に切り替えるなど柔軟に対処することで、仕事をとめないようさまざまな工夫、細かな調整をしているそうです。「“子どもがいるから働けない、でも働きたい”といった思いを持つママは仕事に対する意識が高いかたが多いんです」(土田さん)時間にも立場にも制限があるからこそ、やりたいことを思いっきりやろうという想いを持てるのかもしれませんね。本社オフィスにある身長記録ボード。みんな少しずつ大きくなり、モーハウスを卒業していきました「仕事の引き継ぎ、人の入れ替わりの調整は正直言って大変です。子どもが成長していくとママの環境も変わっていくので、会社も対応していかないといけません。例えば、運動会の時期はみんな休みをとりたいので本当に大変です。でも、モーハウスが扱っている授乳服は『子育て中にしかできないことを思いっきり楽しんで欲しい』という想いを込めています。子どもがいるから仕事を諦めないと……社員にもそう思って欲しくないのでなんとか調整します」(土田さん)子育て中のママさんへモーハウスのモットーは“授乳服があれば 子育てはもっと楽しめる”。自分が自分らしくあるために……授乳服を着て自分らしくママを楽しんでもらいたい。「運動会だって、子どものために諦めることが多ければ面倒なイベントに思えてしまいますが、授乳服で『諦めること』をひとつでも減らせれば、『ママだからこそ楽しめるイベント』だと考えられると思うんです。授乳中だから家にこもってなきゃ、お母さんだからこういうことしなきゃ……そうではなく、子どもがいるからこそ、ママを楽しんじゃいましょう!」(土田さん)モーハウス青山店では子どもが素足で歩き回っていました。なんともいえない表情(笑)ライター所感:実はWomen Willレポート第2回のソウ・エクスペリエンスも、モーハウスを参考に子連れ出勤を実施したそうです。モーハウスでは子どもがいるのが自然で、特別なルールを設けずとも当たり前のように子どもと一緒に働く。ママだからこそ生まれた授乳服というアイテムですが、ママだからこそ「子どもがいる自然な仕事風景」を生み出すこともできたのかもしれませんね。有限会社モーハウス「Women Willレポート」バックナンバー第1回:働くママだけじゃない。Google が目指すのは、誰もがHappy に働ける社会第2回:「子連れ出勤」がもたらすかけがえのない“体験”とはWomenWillサポーター企業「ソウ・エクスペリエンス株式会社」第3回:柔軟な発想力は柔軟な働きかたから生まれる WomanWillサポーター企業「株式会社スペースタイム」ライター:山口聖子
2016年09月08日マーベル・スタジオが贈る『キャプテン・アメリカ』シリーズ最新作にして、まさかの“アベンジャーズ”分裂を描く『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』。このほど、9月7日(水)より先行デジタル配信開始、9月16日(金)にはMovieNEXがリリースされることに合わせ、本編クリップ映像と、キャプテン・アメリカの日本語吹き替えでもお馴染みの声優・中村悠一、W杯最終予選中のサッカー日本代表・吉田麻也、タレントの木下優樹菜というマーベル作品を愛する人たちから応援コメントが到着した。日本をはじめ世界各国で大ヒット、全世界興収10億ドルを突破し、前作よりもスケールアップしたダイナミックな世界観で話題を呼んだ本作。世界の危機を救ってきた“アベンジャーズ”が国連の管理下に置かれることを巡り、アイアンマンとキャプテン・アメリカが激しく対立。さらに、ウィーンで起こったテロ事件の犯人として、キャプテン・アメリカの旧友バッキーが指名手配されたことを機に、ついに“アベンジャーズ”が分裂。世界を揺るがす“禁断の戦い(シビル・ウォー)”がはじまる。友情によって引き裂かれた彼らの運命は?そして、驚愕の結末とは…?今後、単独主演作が控えるスパイダーマンをはじめ、魅力的な新キャラクターも登場した本作。今回は、あの最強のアベンジャーズがついにチーム キャプテン・アメリカとチーム アイアンマンに分かれ、大迫力のバトルを繰り広げる本編シーンの映像が到着した。キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャーズといえば、自ら志願して超人兵士となった正義漢。強靭な身体と特殊合金の盾が武器。素顔は真面目で、恋にも一途、ファッションもあまり気にしないシンプル派。「正義とは何かは、自らが考えるべき!」という考えのもと、国連の管理下に置かれることに反対し、そんな彼のもとには旧友のバッキーことウインター・ソルジャー、スカーレット・ウィッチ、ホークアイ、アントマン、ファルコンが集った。一方、アイアンマンことトニー・スタークは、発明家ハワード・スタークの息子で大富豪。アイアンマンのスーツは46種類を誇る。セレブファッションを着こなし、女性にもモテモテだが、これ以上「誰も犠牲にしたくない!」という思いのもと、国連に賛成の立場をとる。彼に賛同したのは、ブラックパンサー、ヴィジョン、ブラック・ウィドウ、ウォーマシン、そしてスパイダーマンだ。このバトルシーンについて、本作のVFXを担当したダン・デレウは、計画に8か月、撮影に1か月半、ポストプロダクションについては時間が許す限り最後まで粘り、「壮大に見えるようにひたすら頑張った」と振り返っている。また、ファイト・コーディネーターのジェームズ・ヤングも、「この空港の戦闘シーンはすごく力を入れたので、何度でも見てもらいたいお気に入りのシーンの一つだ」と打ち明ける。スタッフもイチ押しする、チーム キャプテン・アメリカとチーム アイアンマンの圧巻のバトルシーンは、本作最大の見どころの1つだろう。また、海外で活躍する吉田選手、タレントとして幅広く活躍する木下さんというマーベル作品を愛する著名人からも、キャプテン・アメリカ派とアイアンマン派に分かれた応援コメントが到着!さらに、キャプテン・アメリカの日本語吹き替えを担当する中村さんから、愛あふれる熱いメッセージが届いている。■中村悠一(日本語吹き替え版 キャプテン・アメリカ役)キャプテン・アメリカ派キャプテンを演じ、彼の心に触れるたびにどんどんキャップファンになっております。■吉田麻也(サッカー選手)キャプテン・アメリカ派日本代表で一緒の長谷部誠さんとちょっと通じるところもあります(笑)■木下優樹菜(タレント)アイアンマン派おじさんで、わがままなんだけど、いざというときはめちゃくちゃかっこいいんですよ。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は9月7日(水)より先行デジタル配信開始、9月16日(金)よりMovieNEX発売、同日ブルーレイ&DVDレンタル開始。(text:cinemacafe.net)
2016年09月02日ミュベール(MUVEIL)が8月26日、刺繍作家の小林モー子によるブランド、Moko Kobayashiとのコラボレーションブローチを東京・南青山にあるミュベール(MUVEIL)の旗艦店・ギャラリー ミュベール(GALLERY MUVEIL)にて発売する。同コラボレーションでは、ミュベールのミューズとなっているおばあちゃんをモチーフにしたチャームを展開する「グランマ」シリーズの新作として、2種類のブローチ(各2万5,000円)を製作。1930年から50年代にかけてフランスで作られた極小のビンテージガラスビーズを一粒ずつ手仕事で刺繍することで、グランマがつけている帽子やパールネックレスを立体的に表現した。同ブローチの発売に合わせて8月26日から9月8日までは、ギャラリー ミュベールにて小林モー子の作品展を開催。同展の会期中には、グランマが喋っているかのような吹き出しのブローチ(各1万6,000円)も販売される。なお、吹き出しにあしらわれた文字は、「S.V.P(お願いいたします)」、「Zut!(チェッ)」、「Oui(はい)」、「Bon(いいね)」、「Cava?(元気?)」、「Merci(ありがとう)」、「Salut(こんにちは)」「OH!」の8種類。その他、8月28日の15時には、小林モー子本人とミュベールのデザイナーである中山路子も来店する予定だ。
2016年08月26日ブリー・ラーソンが『キャプテン・マーベル』に主演することが発表された。ラーソンとマーベルの間で交渉がなされていることは、先月にも報道されていたが、ついに正式に決まったようだ。その他の情報キャプテン・マーベルことキャロル・ダンバーズは、マーベルで最も愛されている女性のスーパーヒーロー。脚本は現在、ニコール・パールマンと『インサイド・ヘッド』のメグ・レフォーヴが執筆している。監督は決まっていない。北米公開は2019年3月。ラーソンは『ルーム』で今年のオスカー主演女優賞を受賞した。次回作は来年3月北米公開予定の『コング・スカル・アイランド(原題)』。共演はトム・ヒデルストン、サミュエル・L・ジャクソンら。現在は『ザ・グラス・キャッスル(原題)』を撮影している。共演はナオミ・ワッツ、ウディ・ハレルソンら。文:猿渡由紀
2016年07月25日俳優のダニエル・クレイグが、新作『ローガン・ラッキー』出演に向けて最終交渉を行っているようだ。先日にはダニエルが『007』シリーズの新たな2作品に対する6,800万ポンド(約109億円)での出演オファーを断ったのではないかと報じられていただけに、さらにジェームズ・ボンド役を引退する可能性が高まってきた。スティーヴン・ソバーバーグ監督がメガホンを取る『ローガン・ラッキー』はアメリカのモータースポーツを統括する団体NASCARをテーマにした作品。キャサリン・ハイグルも最終出演交渉に入っているという同作品はノースカロライナ州シャーロットでNASCARレースが開催されている最中、犯罪を企てる兄弟を追ったストーリーになるとデッドラインが報じている。今週から制作準備段階に入る同作品の撮影は今年秋からスタートすることが決定しており、ダニエルが同作品に出演するとするならば『007』シリーズへの出演は難しくなることは間違いなさそうだ。今までシリーズ4作品にジェームズ・ボンド役で登場しているダニエルは収益の分配や広告出演料、プロデューサーとしての役割も含まれていると思われるその巨額オファーをMGMスタジオから提案されたものの、「もうやりきった」ことを理由に受諾しなかったといわれている。ここ数カ月は次期ボンド役についての噂が飛び交っており、先週には英俳優トム・ヒドルストンがサム・メンデス監督やプロデューサーのバーバラ・ブロッコリとロンドンでミーティングをしているところが目撃されたことでトムがボンド役を務めるという噂に拍車がかかっている。(C)BANG Media International
2016年05月29日米BOX OFFICE MOJOは5月13日~5月15日の全米週末興業成績を発表した。前週に続いて『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が2週連続トップ。累計興収は2億9,589万2,078ドルとなり、わずか公開1週間で3億ドル目前となった。2位も前週に引き続き『ジャングル・ブック』。公開から5週間で3億1,176万110ドルの累計興収となり、3億ドルの大台を突破した。3位には4作目のジョディ・フォスター監督作となる『マネーモンスター』が初登場。『オーシャンズ12』以来11年ぶりに、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツが共演している。放送中に電波ジャックされた人気財テク番組により暴かれる衝撃の真実を描くサスペンスだ。4位も初登場の『The Darkness(原題)』。ケヴィン・ベーコン主演で、グランドキャニオンへ観光に訪れ帰宅した一家を襲う超常現象を描いたホラー。監督は『マンイーター』のグレッグ・マクリーンが務めている。5位は前週3位の『Mother’s Day(原題)』、6位は『ズートピア』で前週と変わらず。7位『スノーホワイト/氷の王国』など以下も前週から2~3ランクずつ順位を下げている。
2016年05月16日米BOX OFFICE MOJOは5月6日~5月8日の全米週末興業成績を発表した。マーベル・コミックを代表するヒーローの一人、"キャプテン・アメリカ"の実写映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が公開3日間で興収1億8,179万1,000ドルを稼ぎ、初登場首位を飾った。2011年の『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』と、2014年の『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の続編となるシリーズ3作目にあたり、2015年公開の映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』での戦いから約1年後を舞台に描かれる。1作目、2作目に引き続き、ルッソ兄弟が監督を務め、脚本のクリストファー・マルクス、スティーヴン・マクフィーリーらも続投。キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスをはじめ、ウィンター・ソルジャー役のセバスチャン・スタン、ロバート・ダウニー Jr.、スカーレット・ヨハンソンらのおなじみのオリジナルキャストが再集結している。前週トップの『ジャングル・ブック』は3週目にして2位転落。前週2億ドルを突破した累計興行収入は、2億8,498万5,265ドルとさらに伸ばし、3億ドル到達も視野に入った。ジュリア・ロバーツ、ジェニファー・アニストン、ケイト・ハドソンが出演するラブコメ『Mother’s Day(原題)』が前週4位から3位に浮上。代わりに前週2位の『スノーホワイト/氷の王国』が4位に2ランクダウンした。以下は『Keanu(原題)』が3位から5位、『Barbershop: The Next Cut(原題)』が5位から6位にランク落ちするなど、前週と同じラインナップがそれぞれ順位を下げながらトップ10入りを果たしている。北米週末興行成績TOP 10(5月6日~5月8日)
2016年05月10日“アベンジャーズ”を代表する2人、キャプテン・アメリカとアイアンマンが、ある理由から対立してしまう衝撃のアクション・エンターテインメント『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』。本作では、アベンジャーズがチーム キャプテン・アメリカとチーム アイアンマンに二分されてしまうが、今回はあるキャラクターと“親密”になるという、エリザベス・オルセン演じる美しいスカーレット・ウィッチに注目した。本作は、ともに戦ってきたアイアンマンとキャプテン・アメリカがそれぞれの信念の違いから激しく対立し、アベンジャーズの友情が引き裂かれてしまうというストーリー。そのきっかけとなるのは、アベンジャーズがこれまで幾多の危機を救ってきた一方で、市民が犠牲になり甚大な被害が出ているという現実だった。そこでアベンジャーズを政府の管理下に置くという案が浮上、アイアンマンは賛成、キャプテン・アメリカは反対をとることに。また、キャプテン・アメリカの旧友であるウインター・ソルジャーことバッキーの存在もあり、今回のアベンジャーズは敵ではなく、友同士で戦わなければならなくなる。こうした、それぞれの思いが絡み合った人間ドラマも見どころとなる本作。そのなかで、チーム キャプテン・アメリカの紅一点スカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフを演じるのが、エリザベス・オルセンだ。エリザベスは大人気海外ドラマ「フルハウス」のミシェル役で一躍有名となったオルセン姉妹を姉に持つ、いま最も旬な若手女優。彼女が『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』から引き続き演じるスカーレット・ウィッチは、本作ではポール・ベタニー演じる人造人間のヴィジョンと“親密”な関係になるという。「ヴィジョンは彼女を気にかけるし、優しいから、2人の間には素晴らしい友情と信頼関係が築かれるのよ」と2人の関係について語る。さらに最注目のシーンは2人で料理をする場面だといい、人造人間であるため料理を食べたことがないヴィジョンが、スカーレットのためにパプリカッシュ(粉パプリカを使った煮込み料理)を作ってあげるシーンを挙げる。「撮影現場で一番楽しかった日はヴィジョンと私でパプリカッシュを作るシーンだったの。愛や誰かを受け入れることを描いているんだけど、ささやかでとても素敵なシーンになったわ」と解説。さらに「2人の関係を探ることは今後も続いていくの」とも語っており、その関係がどう発展していくのかにも注目が集まっている。そんな2人だが、ヴィジョンはチーム アイアンマン、スカーレット・ウィッチはチーム キャプテン・アメリカとして戦うことになる。お互いを大切に思っている2人だが、信念のために戦わなければならない…というのは、何とも切なすぎるシチュエーションだ。ジョー・ルッソ監督は、この2人について「ヴィジョンは人工知能で分析し、アベンジャーズを政府の管理下に置くことに賛成する。だから、アイアンマンとキャプテン・アメリカどちら側にも、管理を受け入れるべきだと理論的に説明するんだ。でもヴィジョンがスカーレットに好意を抱くことで、物語はより複雑になるのも面白いね」と解説。だが、スカーレットは、自分の強大な能力によって市民が犠牲になることを最も恐れ、信頼するキャプテン・アメリカにつくことを決める。この点についてエリザベスは、「スカーレットは政治的なことよりも、人々に危害が加わることを恐れているの。どれだけ自分が受け入れられているか、という考えなのよ」と、その複雑な心情を明かす。お互いを思う2人はどうなってしまうのか。それぞれのキャラクターたちの関係性にも注目だ。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年05月04日女優の米倉涼子が26日(日本時間27日)、英ロンドンで行われた映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(4月29日公開)のUKプレミアに出席し、キャプテン・アメリカを演じるクリス・エヴァンスと初対面を果たした。アイアンマンとキャプテン・アメリカが対立し、"アベンジャーズ"を二分する"禁断の戦い"へ発展してしまう様を描く本作。UKプレミアでは、2つのチームを表現した赤と青のカーペットが敷かれ、熱狂的なファン4,000人が集結した。ブラック・ウィドウ役の日本語吹替を担当した米倉は、赤と青の"シビル・ウォー"をイメージしたシースルーの胸元がセクシーなドレスで登場し、「カーペットへの参加は3度目なので、だんだん慣れてきたと思います」と貫禄たっぷりに話した。そして、三度目の正直でキャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスと初対面。米倉が「アベンジャーズメンバーの中で、別の役柄を演じるとしたら?」と聞くと、クリスは「アイアンマンを演じるのは楽しいかもしれない。内向的なスティーブ(キャプテン・アメリカ)と対照的で、冗談を言ったり、生き生きとしている部分がある」と答え、米倉は「三度目の正直でやっとお会いできました。目がとてもキュートな方でした」と感激した様子だった。注目を集めている新スパイダーマン役のトム・ホランドとも対面。米倉がトムに「あなたのキャラクター大好きよ」と話しかけると、ブラック・ウィドウの声を担当していることを知ったトムは「ありがとう! ワオ!! すごいや! 会えてうれしいよ!」と大興奮の様子で熱い握手を交わした。また、スカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンとも再会。オルセンは「もちろん覚えているわ! 去年日本で会ったわよね。最高にクールなブラック・ウィドウ役よ!」と昨年6月に行われた『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のジャパンプレミアから約10カ月ぶりとなる再会に感動していた。(C)2016 Marvel.
2016年04月28日マーベル史上最高傑作の呼び声も高く、新スパイダーマンの参戦でも話題となっている『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』。日本時間の昨日、27日(水)に行われたUKプレミアに、前作に引き続きブラック・ウィドウ役の日本語吹替を担当した米倉涼子が緊急参戦。キャストたちと対面を果たした。本作は、アイアンマン、キャプテン・アメリカというマーベルを代表する2人が“友情”によって対立し“アベンジャーズ”をニ分する“禁断の戦い”へ発展してしまう様を描いた、衝撃のアクション・エンターテイメント。スパイダーマン最新作『SPIDER-MAN:Homecoming』(原題)の新スパイダーマンが本作にて初スクリーン登場することでも話題だ。キャストには、“チームキャプテン・アメリカ”のキャプテン・アメリカ役、クリス・エヴァンス、アントマン、ポール・ラッド、“チームアイアンマン”のアイアンマン役ロバート・ダウニー・Jr.、スパイダーマン役トム・ホランドら豪華キャストが出演している。日本時間27日(水)、ヨーロッパ最大級のモール「ウェストフィールド・ロンドン」で行われた今回のUKプレミアは、ツアーを締めくくる最後の大イベントとあり、世界中からメディアと熱狂的なファン4,000人ほか多くのカメラが詰めかけた。引き裂かれる2つのチームをイメージして敷かれた、レッドとブルーのカーペットに集まったファンは、お気に入りのキャラクターのコスチュームに身を包み、会場全体が“チームアイアンマンvsチームキャプテン・アメリカ”に分かれ対戦ムード一色。米倉さんは、キャプテン・アメリカ演じるクリスと、ついに3度目の正直で初対面を果たし、「アベンジャーズメンバーの中で、別の役柄を演じるとしたら?」と質問。クリスは「アイアンマンを演じるのは楽しいかもしれない。内向的なスティーブ(キャプテン・アメリカ)と対照的で、冗談を言ったり、活き活きとしている部分がある」と意外な回答があった。またクリスと対面して米倉さんは「3度目の正直でやっとお会いできました。目がとてもキュートな方でした」とクリスの魅力にすっかりハマってしまった様子。プレミアカーペットイベントに、赤と青のスパンコールが施されたマーク ジェイコブスのドレスや、ジミー チュウの靴を身にまとい登場した米倉さん。「チームアイアンマンとチーム キャプテン・アメリカの対立をイメージして、このドレスを選びました」と衣装のポイントを話し、今回初参加となったUKプレミアについて「ロンドンのプレミアはLAとはまた違った趣を感じますし、熱狂的なファンが多いですね!」と語っていた。とそんな中、米倉さんの前に現れたのは、なんと新スパイダーマンのトム。米倉さんがトムに「あなたのキャラクター大好きよ」と話しかけると、ブラック・ウィドウの声を担当していることを知ったトムは「ありがとう! ワオ!! すごいや! 会えて嬉しいよ!」と大興奮の様子で熱い握手を交わしていた。また、スカーレット・ウィッチ役を演じるエリザベス・オルセンがも登場。実は、昨年行われた『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のジャパンプレミアで米倉さんと対面しているエリザベスは、「もちろん覚えているわ! 去年日本で会ったわよね。最高にクールなブラック・ウィドウ役よ!」と再会に喜びを示していた。その後も、ジェレミー・レナー、サミュエル・L・ジャクソンをはじめ、アンソニー・マッキーほか多数のメンバーが次々と米倉さんに声をかけ、正式に“アベンジャーズ”ファミリー入りを果たしていたようだ。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は4月29日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月28日●影響を受けた2人の先輩の生き様俳優の溝端淳平がファルコン役の吹き替えを担当するマーベル・スタジオ最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(4月29日公開)がいよいよ公開を迎える。本作では、最強ヒーローチーム"アベンジャーズ"が分裂し、チーム キャプテン・アメリカとチーム アイアンマンの対立が描かれるが、キャプテン・アメリカの相棒であるファンコンはもちろんチーム キャプテン・アメリカだ。溝端がファルコンの声を担当するのは4作目だが、今回は本格的にキャプテン・アメリカの相棒として参戦。もともと『アベンジャーズ』シリーズの大ファンだという溝端は、「すごくうれしい」と喜ぶ。そんな彼に、4度目となるファルコン役を演じた感想や本作の見どころ、ファルコンがキャプテン・アメリカを慕うように芸能界で尊敬している先輩の話など、インタビューした。――4度目となるファルコン役を演じていかがでしたか?吹き替えはやはり難しいですが、4度目ということもあり今回は楽しむことができました。最初の頃は、人のお芝居に合わせて言葉をはめていくということが、しかも英語のものにはめていくというのが難しく、ちょっとした息づかいや向こうの人たちのお芝居の間に合わせることに苦戦したのですが、今回は自分でもこうやれたらいいなという欲も出てきて、監督と話し合いながら作っていけたのでとても楽しかったです。――具体的にどういう風にしたいという欲が出てきたのでしょうか。言葉の使い方とかですね。和訳するとこういうことなのかなと、英語の口の動きに合う言葉を探さないといけないのですが、そこをこだわって話し合いながらやりました。――今回、「ファルコンがさらにかっこよくなっている」とおっしゃっていましたが、どうかっこよくなっていますか?キャプテン・アメリカのことを思っているということが、多くを語らずとも随所に出ていて、"相棒"感が強く感じられます。キャプテン・アメリカの良き理解者ですね。また、戦闘シーンでさらに強くなっていて、頼もしい存在だなと思いました。――そんなファルコンと自分が似ているなと思う点はありますか?照れ屋なところは似ているかもしれません。ファルコンはシャレをきかせて照れながら話す場面がありますが、そういうところは共感できます。――では、本作でアベンジャーズに初参加を果たすスパイダーマンを含めて、アベンジャーズのメンバーで一番自分に似ていると思うキャラクターは?だれだろう…? キャプテン・アメリカですかね。周りが何を言おうと自分の正義を貫くというか、僕も自分がこうだと思ったら曲げられない性格なので。そういう頑固さが似ていると思います。――俳優という仕事をしている中で、頑固だなと感じる瞬間はありますか?自分がこうだと思ったら、周りの意見も尊重しつつ、ハッキリ言いますね。本来はみんな思ったことをちゃんと言い合うのがいいことなのかなと。なんとなく流れていく仕事が好きではなく、とことん話し合って納得して進みたいと考えています。――なるほど。確かにキャプテン・アメリカと重なります。そのキャプテン・アメリカのことを、溝端さん演じるファルコンはとても慕っていますが、2人の関係のように芸能界で付いていきたいと思うような尊敬している人はいますか?藤原竜也さんや吉田鋼太郎さんにとてもかわいがってもらっているんですけど、生き方がかっこいいなと思いますし、考え方がとても共感できます。2人が好きなことは僕も好きだったり、2人が嫌いなことは僕も嫌いだったり、そういう似ているなと思うことも多いんです。会うといろいろダメ出しされたり、厳しいことを言われたりもするんですけど、愛情を感じますね(笑)――藤原さんや吉田さんから学ぶこととは?お芝居に対してのストイックさですね。そして、きれいにやるというより、なんか昭和っぽい。殴り合うシーンがあったら本当に殴っていいよって言う人で、そういうところが昭和な感じがして、その精神論的なところがかっこいいと思います。また、舞台では今日しか見られないお客さんもいるわけだから、ぶっ倒れるくらい全力で出し切ろうとする。その姿を見ていると、余力を残すようなことをしていたら俳優として終わるよって訴えられている気がして、とても刺激を受けます。(C)2016 Marvel.●デビュー10年目で見つけた自分の"核"――2006年に「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞し、芸能界デビューしてから、今年10年という節目ですね。いえいえ、毎年が節目ですよ!――なるほど! 一年一年というわけですね。そうですね。そうやって積み重ねているのですが、最近は仕事一つ一つがとても楽しく、あまり考え過ぎずにできているというか、いい精神状態で仕事ができています。今年は時代劇にも挑戦するなど、新しいことも楽しんでいます。――何かいい精神状態になるきっかけがあったんですか?年齢…?(笑)――それだけですか?(笑)いや、どうなんでしょう(笑)。昨年から今年にかけて、自分の中で何かあったんですかね。おそらく、舞台で蜷川幸雄さんにしごかれながら女性役を演じたり、寺山修二さんの作品に挑戦したり、経験したことのない世界に飛び込んで、今まで思っていたものが全部覆されたことが大きかったのだと思います。最初はそれがつらかったんですが、できていくうちに楽しくなっていき、自分の可能性を狭めるのではなく、いろんな人に染められるのも大事なのかなと思うようになりました。そして、自分の"核"ができたからかもしれません。――その"核"とは?こうありたい、こうしたいという理想ばかりを追っていると、結局自分にウソをついていることになるので、もっと自分に素直になろう、素直に新しいものを吸収しようと思えたことだと思います。こうなりたいと言っている時点で、自己否定になってしまうと思うんですよね。漠然と人間的におもしろくありたいという思いはありますが、理想に縛られるのはよくないなと。自分の理想なんて狭いということがわかったので。そういった自分の"核"ができたことが、今のいい状態につながっているのだと思います。――考え方としては大きな変化ですね。そうですね。自分の知らない世界でもまれた経験と、そして、鋼太郎さんの一言も影響を与えてくれたと思います。「普通じゃありえないですよね」というようなことを僕が言った時に、「『普通はこうだ』みたいなことを言ったらダメだ! 普通じゃないからお客さんはお金を払って見に来てくれる。普通じゃないということはこの仕事ではいいことなんだ」とおっしゃって、型にはまった考え方をしていてはいけないということを教わりました。■プロフィール溝端淳平1989年6月14日、和歌山県出身。2006年、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞し、芸能界デビュー。2007年にドラマ『生徒諸君!』で俳優デビューを果たし、2008年には映画『ダイブ!!』でスクリーンデビュー。映画『赤い糸』(08)では、第33回日本アカデミー賞優秀新人賞を受賞した。現在、数々のドラマや映画、舞台に出演するほか、トーク番組『誰だって波瀾爆笑』の司会としても活躍中。5月13日より放送のNHK-BS時代劇『立花登青春手控え』に出演。
2016年04月27日キャプテン・アメリカとアイアンマンが意見の違いから対立し、“アベンジャーズ”が分裂の危機に陥ってしまう『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』。このほど、彼らの仲違いのきっかけとなる、キャプテン・アメリカの親友バッキーことウィンター・ソルジャーと、チームアイアンマンとのバトルを収めた本編映像が解禁となった。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』、そして『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』から続く、一連のマーベル作品の最新作として公開が迫る本作。バッキーことウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)とは、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)が70年の眠りにつく前からの親友。現代に蘇ったキャプテン・アメリカにとって、昔の自分を知っている唯一の存在だ。だが、バッキーはヒドラによって洗脳されており、ある言葉を聞くと、暗殺者“ウィンター・ソルジャー”として覚醒してしまう。今回解禁となった映像は、覚醒したバッキーがアイアンマン/トニー・スターク(ロバート・ダウニーJr.)らと戦闘に突入してしまう緊迫の場面だ。彼は覚醒すると、アベンジャーズの仲間が分からなくなってしまうため、アイアンマンたちと1人で戦うことになってしまう。映像では、アイアンマンはバッキーを発見すると、腕時計型の最新アーマーを装着。アーマーで攻撃するが、バッキーは銃で反撃、あっけなく倒れててしまう。次に、エージェント13(エミリー・ヴァンキャンプ)が激しく蹴りを入れ、ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)も応戦。しかしブラック・ウィドウは首を絞められ、ピンチに陥る。そこにブラックパンサー(チャドウィック・ボーズマン)が登場し助けるが、彼もまた太刀打ちできずに、バッキーを逃がしてしまうのだった。覚醒したバッキーはどこに向かい、アベンジャーズは一体どうなってしまうのか?予測不能の展開が待ち受けていることはまず間違いない。本作では、アベンジャーズが国連の管理下に置かれることを巡り、アイアンマンとキャプテン・アメリカの意見が対立することで注目を集めている。アイアンマンは政府の意見に賛成するが、キャプテン・アメリカは反対。それはバッキーが政府に指名手配されていることから、もし賛成の立場をとれば、バッキーを逮捕しなければならないという親友への思いがあったのだ。クリス・エヴァンスは「バッキーはキャプテン・アメリカのこの世にいる一番古い親友なんだ。キャプテン・アメリカはかつて人気者ではなかったけど、バッキーはいつも傍にいて守ってくれた。バッキーが生きているだけで嬉しいし、ウィンター・ソルジャーになってしまったことへの罪滅ぼしをしたいと思っているんだよ」と、親友への熱い思いを告白。一方のロバート・ダウニーJr.は、「アイアンマンはすべての問題を引き起こしているのはバッキーだと思っているんだ。でも一番問題視しているのは、キャプテン・アメリカがその問題を対処することにためらっていることなんだよ。2人の間に生じた亀裂の果ては一体どうなってしまうのかな」と意味深に語っている。キャプテン・アメリカの唯一無二の親友がきっかけとなり、引き裂かれたアベンジャーズはどんな結末を迎えるのか…。公開まで、楽しみに待っていて。シリーズ最高傑作との呼び声も高い『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は4月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月26日マーベル・スタジオ最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(4月29日公開)で、アントマンが初登場するシーンの本編映像が25日、公開された。本作は、数々の危機を救ってきた"アベンジャーズ"が、キャプテン・アメリカチームとアイアンマンチームに分裂し、"禁断の戦い(シビル・ウォー)"へ発展する物語。今回アベンジャーズに仲間入りする最小ヒーロー・アントマンは、キャプテン・アメリカチームに参戦する。マーベルキャラクターの中で"お笑い担当"であるアントマンは、本作でもその魅力を存分に発揮している。このたび公開された映像は、アントマンがアベンジャーズに初めて会うシーン。キャプテン・アメリカが「例の新人は?」と問いかけると、車の中から寝ぼけたアントマン(=スコット・ラング)が登場し、キャプテン・アメリカと握手するが「俺、手を握りすぎ」となかなか手を離さない。さらに、キャプテン・アメリカの鍛え上げられた筋肉をつかみ「マジか」と一人で大興奮。ファルコンやホークアイ、バッキーにスカーレット・ウィッチもアントマンの言動に困惑するが、ウザいけど憎めないアントマンらしさ全開のシーンとなっている。ちなみに、アントマンがキャプテン・アメリカ側についたのは、「アイアンマンが嫌い」だから。本作のジョー・ルッソ監督は「アントマンは反アイアンマンだから、キャプテン・アメリカ側につくのも当たり前なんだ」と解説する。というのも、もともとアントマンのスーツはハンク・ピム博士が開発したもので、このハンク・ピム博士は『アントマン』にも登場し、劇中で「アントマンのスーツはアイアンマンのとは違うんだ!」と敵意をむき出しにしている。それを聞かされたアントマンも、反アイアンマンになったのだ。キャプテン・アメリカを演じるクリス・エヴァンスは、アントマンとの共演を楽しみにしていたそうで「僕は『アントマン』を見た時ファンとして楽しんだ一方、『この男はぜひうちのチームに欲しいぞ』と一人でつぶやいていたんだ。今回共演できて最高だったね」と語る。アントマン役のポール・ラッドも「この映画に関われた全ての時間を楽しんだよ。アベンジャーズに会えるなんてクレイジーなことだからね。初めて脚本を読んだ時『なんてこった、これは撮影が楽しくなりそうだぞ』とクスクス笑ったよ。正気の沙汰じゃないね」と大満足だったようだ。(C)2016 Marvel.
2016年04月25日映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にスポットをあてた期間限定ストアが原宿に登場。期間は2016年4月29日(金・祝)から5月15日(日)まで。期間中は、2016年4月29日(金・祝)日本公開となる、アクション映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の撮影で使用された本物のコスチュームが展示される。キャプテン・アメリカ、アイアンマン、ブラック・ウィドウ、そしてウィンター・ ソルジャー、ホークアイ、 スカーレット・ウィッチの6着が登場する。また、星のマークが印象的なキャプテン・アメリカの武器であるシールド(盾)を、ベビーメタル(BABYMETAL)など6名の有名人がリデザイン。新たに生まれ変わった、創造性あふれる実物大が展示される。さらに、店内では日本屈指のマーベル関連アイテムの品揃えと、ここでしか手に入らないスペシャルな限定アイテムも勢ぞろい。映画の世界を存分に堪能できる、ファンには必見のイベントとなりそうだ。【開催概要】マーベル 原宿ポップアップストア開催期間:2016年4月29日(金)〜5月15日(日)営業時間:11:00〜19:00(年中無休)住所:東京都渋谷区神宮前3-30-12 Gビル1F入場料:無料【問い合わせ先】ホットトイズジャパンお客様問合せセンターTEL:03-5474-3463
2016年04月15日“アベンジャーズ”のアイアンマンとキャプテン・アメリカが、“友情”によって対立する<a href="">『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』</a>。アイアンマンことロバート・ダウニーJr.、キャプテン・アメリカことクリス・エヴァンスも、それぞれタイプの異なるイケメンの2人。いまハリウッドをも二分する(!?)、イケメン2人の魅力に注目した。本作は、数々の危機を救ってきた“アベンジャーズ”が、政府組織の管理下に置かれることを巡り、アベンジャーズ内で意見が対立。アイアンマンは戦いの中で「一般市民を危険に晒してしまった」という自責の念を持っているため賛成派となり、キャプテン・アメリカは「自らの行動は自らが責任を持つべきだ」という信念を持つため反対派となることから、アベンジャーズの友情が引き裂かれてしまうというストーリー。ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)やファルコン(アンソニー・マッキー)などアベンジャーズらも、それぞれアイアンマンとキャプテン・アメリカ側に分かれ、ついには禁断の戦い“シビル・ウォー”に突入してしまう。まずは、日本でも大人気のヒーロー、アイアンマン。アイアンマン/トニー・スターク演じるロバート・ダウニーJr.は見るからにソース顔イケメン。ソース顔とは、彫が深くぱっちり二重、鼻や口のパーツが大きく骨格がしっかりしている、色黒でひげが似合う、歳を重ねるごとに深みが増すなどが特徴だ。先日51歳(!)になったばかりのダウニーJr.は、まさに歳を重ねるごとに渋くて、ますますカッコよく、大人の色気を増しているのが魅力。見た目もイケメンのアイアンマンは、実は性格も超イケメン。大金持ちで女遊びも盛んなアイアンマンだが、自分が作った兵器がテロに利用されていたことを知り、ショックを受けてしまう。もう市民を危険な目に遭わせたくないと思い、世界を救うために自ら戦うことを決意するのだ。誰も傷つけたくない…という優しい一面を持つアイアンマンのイケメンな姿には今回も注目。また、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース演じるクリス・エヴァンスは、2006年のピープル誌が選ぶ「最もホットな独身者」にも選出されたイケメン。奥二重で、フェイスラインがスッキリしていて美しく、髭も薄めで色白、塩顔系のあっさりイケメンといえそうだ。リリー・コリンズなどセレブとの交際も多く、ファンたちが“クリエヴァ”と親しみを込めて呼ぶ彼は、本作ではその上、超カッコいい肉体美を見せてくれる。かつてのキャプテン・アメリカは、軍隊に入隊を断られるほど体が華奢で小柄だった過去を持ち、弱者の気持ちも分かる繊細で優しい心の持ち主。甘いマスクなのに真面目で誠実、女性にも一途という点も女心をつかんで離さない。何より、友情に厚い男でもあるのだが…。本作ではそんな2人がそれぞれの信念の違いから対立し、アベンジャーズを巻き込む禁断の戦いに発展してしまう。また、本作には女子人気が高いスパイダーマンが出演することでも話題となっており、2人のイケメンヒーローとスパイダーマンがどう活躍するのか、ますます期待が高まる!『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は4月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年04月10日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、高校1年生でモデルデビューし、最近はCMにドラマにと、活躍の幅を広げるモーガン茉愛羅さん。「中学生の頃『東京ガールズコレクション』の映像を見て感動し、モデルを目指しました。目標は、モデルと女優両方で活躍し、ハッピーなオーラを持つ水原希子さん。私も演技を頑張り、5年後は映画で主演を務められるような女優になっていたいです」。仕事に対しては熱いけれど普段は超マイペース。「昨日はふと思い立ち高尾山に登ってきました。仕事以外の行動はいつも気分次第。気ままに生きています(笑)」◇もーがん・まあら1997年生まれ。雑誌『LARME』等で活躍。出演するユニバーサル・スタジオ・ジャパンのCMが放映中。3月29日に幕張メッセで開催のイベント「超十代」にも出演。◇同じくモデルをしている、仲良しのお兄ちゃんと。「よく似ていると言われます。最近一人暮らしを始めてしまい、寂しい!」◇空を眺めていると元気になれるんです。「見ることも、写真を撮ることも好き。眺めていると時間を忘れちゃう」◇フィルムカメラで撮る写真の味が好き。「これは友人と作品撮りしたもの。いつか個展をやってみたいんです」※『anan』2016年3月23日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2016年03月22日『アベンジャーズ』シリーズを始め、世界各国で大ヒットを連発するマーベル・スタジオの待望の最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』。アイアンマンとキャプテン・アメリカというマーベルを代表する2人の対立を描く本作から、待望の予告編が全世界で解禁。併せて、かねてからうわさされていた“スパイダーマン”の出演シーンも公開された。これまで数々の危機を闘い抜き、人類を救ってきた“アベンジャーズ”。一方で、その戦いによる人的・物的被害は膨大なものになっていた。世界はそんな状況を危惧し、政府組織の管理下に“アベンジャーズ”を置き、許可なしでの活動を禁止する。「一般市民を危険に晒してしまった」という自責の念を持つアイアンマンは真っ先に賛成するが、「自らの行動は自らが責任を持つべきだ」という信念を持つキャプテン・アメリカは強く対立。そんな一触即発の緊張感の中、テロ事件の犯人としてキャプテン・アメリカの旧友が指名手配されたのを機に、“アベンジャーズ”はついに分裂してしまう…。過去を共にした無二の親友か、それとも未来を共にする仲間との友情か、二つの絆で揺れるキャプテン・アメリカにクリス・エヴァンス、“禁断の戦い”に踏み込むアイアンマン役のロバート・ダウニーJr.ほか、スカーレット・ヨハンソン、エリザベス・オルセン、ポール・ベタニーらお馴染みのキャストに加え、アントマン役のポール・ラッドや、本作で新登場となるブラックパンサー役のチャッドウィック・ボーズマンなど、マーベル映画の集大成ともいうべき豪華キャストが集結している。そして今回、本国アメリカで公開された2分30秒弱ある予告編には本作に登場するキャラクターが勢揃いし、2つに分かれた“友情”が“対立”へ変化していく様が描かれている。この予告編で注目したいのは終盤にアイアンマンの掛け声で登場するスパイダーマン。キャプテン・アメリカの象徴ともいえる盾を奪い目を細める姿は印象的だ。これまで5作映画化されているが、スパイダーマンが実写映画で他作品のキャラクターと競演を果たすのは、今作が初となる。スパイダーマンは、海外サイトの人気投票でも<最も好きなマーベル・キャラクター>に選ばれており、日本でも若い女性ファンが多いのも特徴的。彼が参戦するうわさの段階から「アイアンマンいいね!でもスパイダーマンが一番好きw」「スパイダーマン全部みてるから本当ならすっごい楽しみ!!!」など様々な話題が上がっていた。今作から新たに“スパイダーマン”シリーズを演じるのは、『インポッシブル』『オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分』『白鯨との闘い』でナオミ・ワッツ、クリス・ヘムズワースらと共演してきた19歳の新星トム・ホランド。今後ブレイク間違いなしと言われる若手俳優が作り上げる全く新しいスパイダーマンの初お披露目となる記念すべき作品とあって、期待が高まる。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は4月29日(金・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月11日「1/1」や「リアル」をコンセプトに、『ガンダム』を身近に体感できるエンターテインメント施設・ガンダムフロント東京は、3月26日から開始される新サービスを発表した。一つ目は、実物大ガンダム立像と壁面映像が連動する演出「WALL-G」の新映像として「機動戦士ガンダムUC A Phantom World」と「ガンダムさん」の続編がスタート。「機動戦士ガンダムUC A Phantom World」は、メカニカルデザインのカトキハジメ氏がストーリーボードを担当したもので、『機動戦士ガンダムUC』の完全新作映像となる。ユニコーンガンダム1号機、2号機「バンシィ」、3号機「フェネクス」の3機のガンダムが初めてそろい、活躍する衝撃的な映像が展開されるという。また映像にも登場した、「フェネクス」を立体化した「GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE ユニコーンガンダム3号機フェネクス」(23,760円/税込) が、4月の一般発売に先駆けて26日から数量限定先行発売されるほか、「ガンプラ ラボ」内で開催されるガンプラ組立体験会には1/144サイズの組立体験会用キットが登場する。さらに、それに先駆け19日からは、キャラクターフォトスポットにて撮影用コスチュームの貸し出しサービスがを開始。そして3月19日から5月8日までの期間には、ダイバーシティ東京 プラザのフェスティバル広場に立つ、全高18mの実物大ガンダム立像の両足の間を歩くことができるイベント「ウォークスルー」を開催する。(C)創通・サンライズ(C)創通・サンライズ・MBS
2016年03月10日メ~テレに『ガンダム』が帰ってくる! 2月に各メディアを駆け巡ったニュースに、『ガンダム』ファンから大きな反応が寄せられた。OVAシリーズとして人気を博した『機動戦士ガンダムUC』が再編集され、『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』として4月3日毎週日曜朝7時からメ~テレ・テレビ朝日系列にて地上波に初登場することが明らかになったのだ。『機動戦士ガンダムUC』は、『機動戦士ガンダム』から続く"宇宙世紀"を舞台とした物語の新章として、作家・福井晴敏氏による同名小説をサンライズが映像化したアニメーション作品。重厚なストーリーと魅力的なキャラクター、カトキハジメ氏らによるメカニックデザインは新・旧ファンを取り込み、OVA版の『ガンダム』としてはBlu-ray&DVD累計出荷数の最高記録を達成した。さらに今回話題となっているのが、本作がメ~テレ発で全国放送されること。そもそも『機動戦士ガンダム』は同局発で放送されており、TVシリーズは1986年からスタートした『機動戦士ガンダムZZ』まで継続。劇場アニメ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988年)、『機動戦士ガンダムF91』(1991年)をサンライズとともに制作・制作協力するなど『ガンダム』とは縁の深い局である。今回、約30年ぶりとなるTV放送実現には、メ~テレ内の熱い"ガンダム愛"があったという。その実現の立役者である同局の福嶋更一郎コンテンツ局長に訊いた。――今回の企画は、いつごろから、どのような経緯でスタートしたものなのでしょうか。『機動戦士ガンダムUC』は、メ~テレが放送した『機動戦士ガンダム』(ファーストガンダム)を継承する、宇宙世紀シリーズのガンダム作品なので、テレビで放送するなら、ぜひメ~テレ発局で実現させたいと、episode1が完成した時点でサンライズに伝えました。――福嶋局長と小説『機動戦士ガンダムUC』の著者である福井晴敏さんの間で、本作実現に対する熱い思いを共有されていたとうかがったのですが、お二人の出会いについてお教えください。episode1の完成披露試写会の時に初めてお会いし、その時に福井さんから「子供たちにも見てもらいたいので、テレビ放送を、ぜひ実現させてほしい」とお話をいただきました。メ~テレとしても、「ファーストガンダムの流れをくむ作品なので、ぜひ実現したい」と、お答えした記憶があります。私がメ~テレHPで掲載させていただいた「1979年の子供たちから、子供たちへ」のコメントも、福井さんとの会話を思い出して書きました。いつの時代も、「子供の心」が『ガンダム』を支えているのだと感じています。福井さんも、『機動戦士ガンダム』と出会わなかったら、作家になっていなかったかもしれないと話されていました。――メ~テレさんは、過去の作品ではサンライズとともに制作・制作協力をしてきた歴史をお持ちです。今回はOVA作品のテレビ放送化からの参加ということで、その役割に変化はありましたでしょうか?再構成、編集、宣伝等、放送番組として送り出すための共同作業という点では、お互いの役割を認識して進めています。通常の制作進行と、特別な変化はありません。――今回の企画において、最も軸としたもの、ほかに変更があっても譲らず一貫していた要素は何でしょう。『機動戦士ガンダムUC』は完成度の高い作品です。そのためクオリティーを維持して構成することはもちろんですが、テレビシリーズは、毎週、初見の視聴者が存在する可能性を考え、構成を工夫してほしいと要望しました。また、テレビシリーズは、毎週、オープニング(OP)から始まり、エンディング(ED)で余韻を楽しむ構成になるので、テレビ版オリジナルのOP、EDを提案しました。――最後に、『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』の発表を受けて周囲から寄せられた反応の中で印象的だったものをお教えください。また、それについてどのように思われましたか?メ~テレにも"ガンダム愛"を持った社員が大勢いて、この作品に対しても愛情を持って接しています。それは社内報でも大きく取り上げられるほどでした(2016年2月26日発行の社内報では、37年前の1979年に『機動戦士ガンダム』が新番組としてスタートすることを伝えた当時の社内報の画像とともに7ページにわたって『機動戦士ガンダムユニコーン RE:0096』の放送決定が報告されている)。SNSなどに投稿されたメッセージでは、メ~テレがファーストガンダムを放送したテレビ局であると記憶していただいている方々が大勢いらっしゃることが喜びです。また、「子供と一緒に見たい」とのメッセージを見ると、テレビシリーズを実現できて良かったと実感が湧きました。(C)創通・サンライズ
2016年03月10日ジェラルド・バトラー、アーロン・エッカート、モーガン・フリーマンら実力派俳優らが集結し、完全無欠の“ホワイトハウス”が陥落するというその斬新な設定の面白さと、迫力のアクションで爆発的大ヒットを飛ばした『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編として注目を集める『エンド・オブ・キングダム』。このほど迫力満点の予告映像が解禁された。ホワイトハウス陥落の悪夢から2年――。 イギリスの首相が不可解な死を遂げた。 首都ロンドンで行われる葬儀は、世界を牛耳る各国首脳が大集結する式典となる。街は、史上最大の超厳戒態勢化にあった。 そんな中、各国首脳を狙ったロンドン同時多発テロが勃発。数々の歴史的建造物が崩壊し、犠牲者が出続ける中、命からがら逃げ出した米国大統領と、そのシークレットサービス。これは、我々が立ち向かうべき、“いまそこにある危機”。未来は、この男たちに、託された…。2013年に公開された前作・ホワイトハウスから、舞台をイギリスの首相の葬儀のために各国首脳陣が大集結するロンドンに移し、米大統領のシークレットサービスのマイク・バニング役にジェラルド・バトラー、アメリカ大統領ベンジャミン・アッシャー役にアーロン・エッカート、副大統領アラン・トランブル役にモーガン・フリーマンが再集結。さらに、シャーロット・ライリー、ジャッキー・アール・ヘイリーら実力派キャストが新たに加わり、史上最大の超厳戒態勢の中で起きた同時多発テロに、マイクとベンジャミンがまたしても巻き込まれ、決死の逃亡を繰り広げることとなる。今回、解禁された予告映像では、ビックベンやロンドンブリッジなどの歴史的建造物が次々爆破され、人々が銃弾に倒れゆく光景に重ねて、史上最高度の厳戒態勢で要人警護にあたる“王国(キングダム)”に対し「お前たちの時代は終わった」と告げるテロリストが登場。マイクとベンジャミンの2人は、絶体絶命の危機から生き残るため、決死の思いでロンドンの街中でカーチェイスや接近戦を繰り広げ、大爆発に見舞われ、さらには乗り込んだ大統領専用ヘリコプターがミサイルを被弾…!?手に汗握るシーンの連続で、アクションの魅力をこれでもかというほど詰め込んだ、迫力満点の予告映像に仕上がっている。史上最高のシークレットサービスと若き大統領が、テロ攻撃というまさに“いまそこにある危機”に立ち向かう姿を描いた本作。ハリウッドを代表する豪華キャストたちが贈るアクション超大作の魅力を、まずはこちらの映像から味わってみて。『エンド・オブ・キングダム』は5月28日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月26日「コスパ」ブランドより「ガンダム」シリーズの新グッズとして、モールスキンジャケットやトートバッグ、さらにTシャツなどがラインナップされた。★限定★ジオンモールスキンジャケット刺繍Ver.『機動戦士ガンダム』より、古くから軍服などに用いられてきた「モールスキン」と呼ばれる厚手の生地を使用したミリタリージャケットが登場。特殊な織り機を使って再現したレプリカの「モールスキン生地」は、着こむほどに本格的な雰囲気を楽しめる。背中にボディと同系色の糸色で編み込まれた刺繍のデザインが着回しやすく高級感のある仕上がり。両袖にはジオン公国軍旗の織りネームが付いており、さらにミリタリー感を演出してくれる。ミリタリーウェアならではのディティールにも徹底的にこだわり、ベーシックなシルエットですっきりとまとまりやすい、使い回しのきく一着となっている。こちらの商品はコスパオフィシャルショップでの初出し【数量限定商品】で、サイズ合計100着限定となっている。発売は2016年4月末の予定で、価格は15,000円(税別)。■地球連邦宇宙軍斜めがけトート『機動戦士ガンダム』より、地球連邦宇宙軍デザインの斜めがけができる大きめのショルダートートが登場。耐久性の高い、厚手のキャンバス生地を使用し、内側にはスマホや小物を収納できるポケットがついているので機能性にも優れている。発売は2016年4月下旬の予定で、価格は3,600円(税別)。■ジオン斜めがけトート『機動戦士ガンダム』より、ジオン軍のロゴがデザインされた斜めがけができる大きめのショルダートートが登場。耐久性の高い、厚手のキャンバス生地を使用し、内側にはスマホや小物を収納できるポケットがついているので機能性にも優れている。発売は2016年4月下旬の予定で、価格は3,600円(税別)。■アナハイム・エレクトロニクス斜めがけトート『機動戦士Zガンダム』より、アナハイムエレクトロニクスのロゴがデザインされた斜めがけができる大きめのショルダートートが登場。耐久性の高い、厚手のキャンバス生地を使用し、内側にはスマホや小物を収納できるポケットがついているので機能性にも優れている。発売は2016年4月下旬の予定で、価格は3,600円(税別)。■任務完了Tシャツ『新機動戦記ガンダムW』より、「任務完了」と不敵に微笑む『ヒイロ・ユイ』がデザインされたTシャツが登場。これから重要任務に挑む際や、何かを成し遂げた際に、ぜひ着用したい1枚!? 発売は2016年4月下旬の予定で、価格は2,900円(税別)。■デスサイズヘル Tシャツ『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』より、死神のようなフォルムを持つモビルスーツ『ガンダムデスサイズヘル』をイメージしたTシャツが登場。バック面には、ガンダムデスサイズヘルの特徴的な装甲「アクティブクローク」が大胆にプリントされており、死神の気分を味わいたい人にオススメも1枚!? もちろん、このTシャツを装備してもハイパージャマーやステルス機能は実装されない……。発売は2016年4月下旬の予定で、価格は2,900円(税別)。そのほか各詳細は、コスパの『ガンダム』シリーズグッズ一覧をチェックしてほしい。(C)創通・サンライズ
2016年02月25日モーガン・フリーマンが、アメリカのナビゲーション・アプリの声を担当している。モーガンの声が目的地までの行程を指示してくれるのは、ナビゲーション・アプリ「Waze」。これは来月に全米公開される彼の最新作『エンド・オブ・キングダム』のプロモーションの一環で、モーガンは『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編にあたる同作で米国副大統領を演じている。深みと温かさのある声でナレーションに定評のあるモーガンが「そこを右に曲がって」などと指示してくれるのを聞きながら、運転できるというわけだ。「Waze」はアーノルド・シュワルツェネッガーの声もアプリに収録しているが、残念ながら、彼らの声が聞けるナビの設定はアメリカ国内のみの対応だ。(text:Yuki Tominaga)
2016年02月24日落語家・立川志らくが『機動戦士ガンダム』の世界観をベースに創作した落語「らすとしゅーてぃんぐ」を収めた動画が、28日に公開されることが明らかになった。ガンダム情報のポータルサイト「GUNDAM.INFO」では、1月18日のトピックスで『ガンダム』と日本の"ある伝統芸能"がコラボレーションすることが報じられており、今回の発表はそれを受けたもの。詳細は明らかになっていないが、洋画を落語にした独自の「シネマ落語」なども企画する立川志らくが手掛けるとあって、話題を呼んでいる。さらに同じく28日には、東京・ベルサール秋葉原にて動画の公開を記念した「らすとしゅーてぃんぐ」お披露目イベントも開催。1回目は13時から、2回目は14時30分から開催され、立川志らく、立川志ららが登壇する。
2016年02月23日ガンリュウ(GUNRYU)の16-17AWコレクションが9日、東京・南青山IDOLで発表された。デザイナーは丸龍文人。リジッドデニムのフルピースコーディネートにコートを手に持ったメンズでスタート。ウイメンズはダッフルのトグルがあしらわれたGジャンに、カットワークされたサルエル風パンツ。男性モデルはランウェイ中央で同素材のロングのローブコートをボウタイまでデニムのフルピースの上にラッピング。コートに付けられた大きなパッチポケットにはリベットが打たれ、袖は太めにロールアップされている。世界的なトレンドでもあるデニムワークの再構築をガンリュウらしいアプローチでファーストルックをこなし、続くルックはフェアアイル柄のニットに白シャツにデニムと、東京らしい日常のストーリート感、カジュアルな目線がリアルなレイヤードに落とし込まれていく。スタジャンやMA1風のシャツジャケット、モンドリアンパターンやブロックチェック、ダンガリーをパッチワークしたシャツ、白のレイヤード、ジップフライのスカートパンツなど、”リコンストラクト”というコムデギャルソンの伝統を汲んだアイデアに、ビビッドなトリコロールのモヘアニット、軽量ダウンなどマーケットインなアイテムが落とし込まれたコレクション。海外のバイヤーから、東京メンズのニューカマーとしてソロイスト、ファセッタズムなどと共に頻繁に名前の挙がる注目ブランドだけに、変化が急なグローバルなメンズマーケットで次のアプローチが気になる。Text: 野田達哉
2016年02月10日俳優のトム・クルーズと映画プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが、『トップ・ガン』続編について話し合いを行ったという。ミラマー基地にある米軍戦闘機学校で学ぶトップレベルの戦闘機パイロットたちを描いた1986年作のオリジナル作品で、トムはピート・マーヴェリック・ミッチェル役を演じていたが、新作でも同役を再び演じる方向だ。昨年6月に続編企画が進行中であることが明らかになっていたが、ブラッカイマーは先週末ニューオリンズでトムらとミーティングを行ったようで、自身のツイッターで「週末に長年の友人トム・クルーズと『トップ・ガン2』について話し合いをして、ニューオリンズからたった今戻ってきたところだよ」と報告し、トムとの写真を投稿した。世界興行成績も大成功を収めたオリジナル作品の中では、トム演じる主人公のマーヴェリックとケリー・マクギリス演じる教官チャーリー・ブラックウッドの恋模様も描かれていた。その一方で、サウンドトラックとして使われていたベルリンが歌う『恋は吐息のように』はアカデミー賞主題歌賞を受賞していた。期待高まる『トップ・ガン』続編の撮影日は今のところまだ明らかになっていないが、現在トムは『ジャック・リーチャー:ネバー・ゴー・バック』や『メナ』の撮影に忙しくしているところだ。(C)BANG Media International
2016年01月29日運を左右するのは偶然? それとも"運命"のようにあらかじめ決められたこと? 名優モーガン・フリーマンがナビゲーターを務める番組シリーズ『モーガン・フリーマンが語る宇宙』の「運とは何か?」で、科学者たちがさまざまな角度からその謎に迫る。運の中でも「負」の側面を持つ、死のリスク。"統計学の第一人者"、"確率のプリンス"の異名を持つデヴィッド・シュピーゲルホルターは、「マイクロモート」という単位を駆使して死の可能性を綿密に割り出しているケンブリッジ大学・数学教授だ。彼は、平均寿命から人間の死期を推測できるという。「現代社会は不運に過剰反応している」と指摘するシュピーゲルホルター。その原因は、メディアが恐ろしい事件や事故を優先して取り上げていること、そして、「100万人の子どもたちが学校へ行き、誰もケガをしませんでした」といった平穏に暮らしている人々の出来事がほとんど報じられないことにあると主張する。われわれの平均寿命は、毎年およそ3カ月ずつ伸びている。しかし、82歳以上まで生きられるかどうかは、ライフスタイルが深く関わってくる。タバコは2本で命が30分削られると言われ、1日20本として、毎日5時間、1年に換算すると1825時間もの寿命が縮まっていることになる。寿命に大きく影響するライフスタイル。しかし、シュピーゲルホルターは「統計の多くは全体像を捉えているとはいえない」と言う。例えば毎日食べ続けると大腸がんになるリスクが20%上がる食べ物があるとして、それを食べなくても大腸がんになるリスク自体は100人に5人の確率。つまり、100人全員が毎日それを食べてもがんになる人数は5人から6人に増えるだけだ。正しいライフスタイルは、確率としての"長生き"を証明する。ところが、シュピーゲルホルターは当然「明日死なない保障は誰にもない」とも。1マイクロモートは、死ぬ確率が100万分の1であることを示し、小惑星に衝突されて死亡する確率と同等。これはハシゴから落ちる、車にひかれるといったような日常的な1日のリスクとほぼ同じだ。シュピーゲルホルターの計算によれば、乗馬で死亡する確率は0.5マイクロモート、ハンググライダーは8マイクロモート、標高7,000メートルを超える登山は4万3,000マイクロモート。許容できるリスクの値は年齢によって異なり、平均的な18歳の人が今後1年間に死亡する確率は500マイクロモートとなる。つまりは、年齢がさらに上がれば死亡率も上がるということ。シュピーゲルホルターは「この際、思い切ってリスクを冒してもよいでしょう。好き放題に暮らしても、一挙手一投足を綿密に計算して生きても、運から逃れることはできないのです」と結論付ける。車を運転するだけでも、年間40マイクロモートのリスクがある。シュピーゲルホルターは「何が起こるか予測できないということは、あらゆる可能性があるということです」と捉え、「いつ何が起こるか分からないという状況を、私たちはむしろ楽しんでいる。未来をすべて見通せたら、きっと不幸になるでしょう」と推測している。そのほか、ゴルフのパターやバスケットボールのスリーポイントシュートにまつわる"運"や、自分の名前を書いて飛ばした風船が200キロ以上先に住む同姓同名の人物に届いたというエピソードを徹底解剖する。『モーガン・フリーマンが語る宇宙』の「運とは何か?」は、ドキュメンタリーチャンネル「ディスカバリーチャンネル」で放送される(22日23時~24時、23日7時~8時、2月21日21時~22時)。(C)Discovery Communications
2016年01月22日