名優マイケル・ケインがプレゼンターを務める、彼が生きた激動の1960年代イギリスを舞台にしたドキュメンタリー映画『マイ・ジェネレーションロンドンをぶっとばせ!』から、ポスタービジュアルと予告編が到着した。『ハンナとその姉妹』『サイダーハウス・ルール』で2度のアカデミー賞を受賞、『グランド・イリュージョン』シリーズ、『インターステラー』『キングスマン』など数多くの人気作品に出演、85歳となったいまでも第一線で活躍し続ける英国の大スターマイケル・ケイン。マイケルがプロデューサーとプレゼンターを担い、デイヴィッド・バッティが監督を務めた本作。バッティ監督は、1600時間を超える映像素材を集め、ケインと時代のキーパーソンたちに6年がかりで50以上のインタビュー撮影を敢行。それらの映像をコラージュし、若き日の姿に現在の声をかぶせるという大胆な手法をとった。今回到着した予告編では、「以前のロンドンは退屈」と、マイケルが語り始めスタート。「ザ・フー」の楽曲「マイ・ジェネレーション」と共に、当時のロンドンの様子、カルチャーアイコンとなったモデルのツィギー、ミニスカートの発案者メアリ―・クヮント、「ローリング・ストーンズ」、「ビートルズ」といった時代を突き破った才能たちの秘蔵映像が盛り込まれ、目まぐるしく場面が変わる。そして、「僕らの時代サイコーですよ」「案内しましょう」という言葉で映像が締めくくられる。また併せて、「VOGUE」誌で活躍したカリスマ写真家のデイヴィッド・ベイリーが撮ったマイケルの写真を使用したポスタービジュアルも到着した。『マイ・ジェネレーションロンドンをぶっとばせ!』は2019年1月5日(土)よりBunkamura ル・シネマほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2018年11月07日俳優のケイン・コスギが、25日に放送されるTBSラジオ『アフター6ジャンクション』(毎週月曜~金曜 18:00~)に出演し、eスポーツを語る。ケインはTBS系で放送されていたスポーツ特番『スポーツマンNo.1決定戦』などで活躍し、握力73kg、垂直飛び86センチを記録している。そんなケインは実はゲーマー歴も長く、PCゲーム(League of Legends)含め、チームを組むほどの現役プレイヤーだ。スポーツと同様に、eスポーツもハイレベルでこなすケインが、さまざまな文化の研究・発信・そしてさらにその先を目指す「ビヨンド・ザ・カルチャー」のコーナーに出演し、eスポーツについて語っていく。
2018年10月23日チャールズ・ディケンズの不朽の名作「クリスマス・キャロル」が生まれる過程を描いた「The Man Who Invented Christmas」が、『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』の邦題で11月30日(金)より全国公開されることが決定。併せて、ティザービジュアルと特報も公開された。■ストーリー1843年10月、家族や家の維持費で金欠状態だった小説家チャールズ・ディケンズは、どうにかヒット作を生み出そうと奮闘していた。新作の執筆に没頭しているうちに小説の世界に入り込んでいったディケンズは、やがて現実と幻想の境目が曖昧になっていく…。そこで「クリスマス・キャロル」の登場人物スクルージらと出会い、幼少期の隠された記憶や実父との確執といった自分の問題と対峙していく――。■『美女と野獣』ダン・スティーヴンス×『人生はビギナーズ』クリストファー・プラマー共演!新作の執筆に挑む若き日のチャールズ・ディケンズを演じるのは、ディズニー映画『美女と野獣』で脚光を浴び、ドラマ「ダウントン・アビー」「レギオン」などでも絶大な人気を誇るダン・スティーヴンス。また、彼の前に分身のように現われてインスピレーションを与えるスクルージを『人生はビギナーズ』『ゲティ家の身代金』のオスカー俳優クリストファー・プラマーが、息子の名声に頼ってばかりいるが、どこか憎めないチャールズの父を『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジョナサン・プライスがそれぞれ演じている。イギリスの実力派俳優たちの個性豊かな芝居を見事にまとめ上げたのは、ドラマ界でも活躍するバハラット・ナルルーリ監督。■期待が高まるティザー&特報公開!この度公開されたティザービジュアルは、テーブルの上にある開かれた本がファンタジー感たっぷりに煌めく印象的なデザインとなっており、物語の始まりを予感させる。また、「あなたは、本当の『クリスマス』を知っていますか?」というキャッチコピーが、知られざるクリスマスのルーツへの興味をそそる。同時に解禁された特報では、ダン・スティーヴンス演じるチャールズ・ディケンズが、「クリスマス・キャロル」の主人公スクルージを生み出す瞬間を予感させるシーンをはじめ、過去、現在、未来を司る3人の幽霊などお馴染みのキャラクターも登場。ダークかつユーモアたっぷりなテイストで楽しめる本作は、クリスマス映画の新定番になりそう。■新感覚吹き替え版の公開が決定!さらに本作では、事前知識なしで楽しめる、鑑賞者にとって分かりやすい意訳を心掛けた吹き替え版も公開される。19世紀のイギリスの情勢、「クリスマス・キャロル」の内容なども、本編を観るだけで全て習得できるという、“わかりやすい”を極めた新感覚の吹き替え版だ。「クリスマス・キャロル」を読んだことのない人も、時代背景を知らない人でも楽しむことができる。吹き替えの豪華声優のキャスティングも決定しており、こちらも続報に注目したい。170年以上に渡って愛され続け、幾度も映画化されてきた英文学の傑作「クリスマス・キャロル」。その物語がいかにして誕生したのか、その創作過程とディケンズの心の旅を、お馴染みのキャラクター・スクルージとの出会いを交えながら、ユニークかつファンタジー感たっぷりに描いた本作をお見逃しなく。『Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~』は11月30日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年08月21日木曜日連載、アート・ブックショップ「NADiff(ナディッフ)」各店による今読むべき1冊。今週は、ルイス・キャロル著『鏡の国のアリス』。東京・渋谷の支店 NADiff modern(東京都渋谷区道玄坂2-24-1 Bunkamura地下1階)によるご紹介です。■『鏡の国のアリス』ルイス・キャロル(Lewis Carroll)1865年より、世界中で古くから愛されてきた好奇心旺盛な少女アリスが主人公の児童小説「不思議の国のアリス」。本書『鏡の国のアリス』は、ルイス・キャロル「不思議の国のアリス」刊行150周年記念として2015年に刊行された、高山宏の新訳と佐々木マキの書き下ろしイラストの新訳・新挿絵版「不思議の国のアリス」の完結編である。愉快な仲間と出会い異界への冒険をする少女アリスの世界と、読者の世界の架け橋となっているのが佐々木マキの挿絵だ。安心感のある曲線と優しい色使いで描かれたキャラクターや風景は、本書に緩やかに溶け込みながら物語のユニークさを拡張させていく。絵本作家としても多くの作品を発表している佐々木マキの挿絵は、“主人公アリス”と“幼少期の読者自身”を自然と重ね合うような役割を果たし、どこか懐かしい気持ちにさせてくれる。忘れかけていた記憶や感情を取り戻しながら日常に小さな勇気を与えてくれる、そんな特別な一冊になるだろう。現在、NADiff modernでは新刊『鏡の国のアリス』を記念して佐々木マキフェアを開催中。直筆サイン本やオリジナル版画、グッズ、関連書籍を多数そろえています。是非、ルイス・キャロルと佐々木マキのキュートで不思議な世界をお手に取って感じてみて下さい。【書籍情報】『鏡の国のアリス』著者:ルイス・キャロル訳:高山宏絵:佐々木マキ出版社:亜紀書房ハードカバー/237ページ/B6判発刊:2017年12月24日価格:1,700円
2018年01月04日俳優のケイン・コスギ(43)が、元日に放送されたTBS系「究極の男は誰だ!?最強アスリート元日決戦!」に出演。巨大跳び箱「モンスター・ボックス」に挑んだ。 ケインといえば、95年から放送された「筋肉番付」(TBS系)で身体能力の高さを存分に発揮し一躍ブレーク。 95年から09年まで毎年正月に放送されていたスポーツ特番「最強の男は誰だ!壮絶筋肉バトル!!スポーツマンNo.1決定戦」では、00年にプロスポーツ選手に混じりナンバー1に輝いていたほど。 しかし04年の出演が最後で、今年が14年ぶりの出演となった。 「ケインの父親といえば、アクションスターとしてアメリカで成功したショー・コスギさんであることは広く知られています。もともと『自分もアメリカに渡って成功したい』という思いを抱えながら日本での仕事をこなしていましたが、02年公開の主演映画『マッスルヒート』でバリバリのアクションをこなしてしまい思いを抑えきれなくなった。そして05年からは本格的にハリウッド進出を果たすことになったのです」(ケインをよく知る映画プロデューサー) ハリウッド挑戦から9年後の14年公開の映画「TEKKEN 2:KAZUYA’S REVENGE」では、ハリウッド映画初主演を務めるなど活躍中。プライベートでは09年11月に香港出身の3歳年下の女性と結婚。公私ともに充実したなかでの「モンスター・ボックス」挑戦となった。 「結局、優勝はできませんでしたが、20段(2メートル76)に成功。上半身裸になると43歳とは思えない驚異的な肉体を見せつけました。ケインはかなり楽しそうだったそうで、来年以降も特番で脅威の身体能力を見せつけてくれる可能性が高そうです」(TBS関係者) 数少ない日本のアクションスターとなっただけに、今後は出演作で日本に“凱旋”を果たしてほしいものだ。
2018年01月04日『エデンより彼方に』『キャロル』のトッド・ヘインズ監督の最新作にして、第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に選出された『Wonderstruck』(原題)が、『ワンダーストラック』として2018年4月より全国公開されることが決定した。1977年、ミネソタ。母親を交通事故で亡くし、おばさんに預けられる少年ベン。実父を知らないベンは、母の遺品から父のある手がかりを見つける。その50年前の1927年、ニュージャージー。両親が離婚し、厳格な父に育てられる聴覚障害のある少女ローズは、いつも孤独だった。憧れの女優リリアン・メイヒューの記事をこっそり集めたスクラップブックがローズの宝物。ある日、ベンは会ったことのない父を探して、ローズは憧れの女優に会うため、それぞれニューヨークへと向かう。異なる時代に生きた2人の物語は、やがて謎めいた因縁で結びつけられ、1つになっていく――。本作は、マーティン・スコセッシ監督『ヒューゴの不思議な発明』原作者ブライアン・セルズニックの同名ベストセラー小説の映画化。アメリカでは先週10月20日(現地時間)にニューヨークとロサンゼルスの2都市4スクリーンで限定公開され、館アベレージ2万ドル弱の好スタートを記録した。ヘインズ監督の最新作にして、アカデミー賞6部門にノミネートされた『キャロル』に続いてカンヌコンペティション入りを果たし、第55回ニューヨーク映画祭の目玉となるセンターピース作品として上映されるなど、世界中の映画ファンの熱い注目を集めている本作。「まさに、完璧」(Indie Wire)、「独創的な傑作」(Hollywod Reporter)、「優しくて愛にあふれた感動作」(Playlist)など、海外メディアからも好評で、今後の映画賞レースの大本命との呼び声も高く、アカデミー賞最有力候補のひとつとなっている。これまでも人種差別や、同性愛など社会的マイノリティをテーマにしたドラマを描いてきたヘインズ監督。本作では、1977年・ミネソタの母を亡くした少年ベンと1927年・ニュージャージーの聴覚障がいの少女ローズという疎外された2人の子どもたちを主人公に、それぞれが見失ってしまった大切なものを探しに旅に出るという2つの物語が交互に語られていく。本作で脚本家デビューを果たした原作者のセルズニックは、ローズのパートは「白黒でサイレント」、ベンのパートは「カラーで音あり」で描くなど、独創的にその世界観の違いを表現。ヘインズ監督は、脚本の最初の1ページを読むや、瞬く間にその類まれな映画的アイデアに満ちた内容に惹かれたことを明かし、セルズニックの脚本家としての手腕を絶賛している。少年ベンを演じるのは、『ピートと秘密の友達』で注目を集めた天才子役オークス・フェグリー。少女ローズ役には、自身も聴覚障害を持ち、今回映画初出演となる13歳のミリセント・シモンズが大抜擢。この2人をつなぐ重要な役どころとなる人物を演じるのは、映画『SAFE』『エデンより彼方に』『アイム・ノット・ゼア』に続き、ヘインズ監督と4度目のタッグとなるオスカー女優のジュリアン・ムーア。また、少年ベンの母親役には、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞助演女優賞ノミネートの実力派ミシェル・ウィリアムズ。製作には、『6才のボクが、大人になるまで。』のジョン・スロスと、『キャロル』『アリスのままで』のクリスティーン・ヴェイコンとパメラ・コフラーが名を連ね、アマゾン・スタジオとロードサイド・アトラクションズにより全米配給される。『ワンダーストラック』は2018年4月、角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月24日2月20日クリストファー・ケイン(Christopher Kane)が2017-18年秋冬ウィメンズコレクションを発表した。会場には国立美術館テート・ブリテンを選んだ。コレクションは時の流れを表しているかのように、トラディショナルなアイテムからフューチャリスティックへ、最後は地球を飛び出し宇宙へまで連れて行ってくれた。序盤はダマスク織りのボディコンシャスなドレスが続く。折り紙のようにシャープな折り込みを入れ独特のフォルムに仕上げた。時空は徐々に現在へと変化し、レースのチュニックとスカート、スリーブにポケットを並べて段々シルエットが描かれたカーディガン。これまでのコレクションに見られた“修復して繕う”手法は今季も健在し、シャツやアウターはボタンの代わりにマジックテープを用いた。ホログラム効果でキラキラと光るメタリックな素材はドレスやスカートに取り入れ、近未来へと進んだ。2年前に亡くなったアメリカ人アーティストのイオネル・タルパザンが描くUFOの絵をプリントしたドレスで、色彩豊かに宇宙への旅へと出かける。昨シーズン登場したクロックスはファーを取り付け秋冬仕様に。チープなスポンジをスリングバックシューズに挟みむといった遊び心も見られた。終盤は、スパンコールで製作された3Dの花のアップリケがドレスの上で繚乱し、過去か未来か現在へと捧げられた。これまで全面に押し出していたリサイクルやDIYの要素は影を薄め、より洗練されエレガントな印象だった。先シーズンで10周年を迎えたクリストファー・ケインはデビュー当初から変わらぬハイテク素材を継続しながらも、次のステージへと昇るべくブランドの新たな側面を模索したようなコレクションとなった。
2017年02月28日俳優のマイケル・ケイン(83)は、セリフを1,000回も練習するようだ。過去115本以上の映画に出演し、オスカー賞に6度ノミネートされているマイケルは、セリフを完璧に覚えるためにどこにいようと練習時間をもうけるそうで「1人で練習するよ。撮影前までに最低1,000回はセリフを復唱するようにしているんだ」「鏡は使わず、ただ復唱しているよ。座って練習しているんだ」と話す。また、撮影当日に初めて共演者のセリフを聞きたいというこだわりがあることから、台本を覚える時に人に協力を求めることはないという。「会話だからね。他の俳優たちがセリフを発した時、私はそのセリフを初めて聞くってわけさ。それがうまくいくコツなんだ」「相手がなにを言うのか知っている状況にはしたくないんだよ」「自分の受け答えはそりゃ知っているさ。1,000回言っているからね。だから相手が言うことを聞いて、そうすることで、変化が生まれるんだ」「その点と、自分はセリフを忘れないと自覚している自信を持つこと(が大事なんだよ)」と『60ミニッツ』の番組内で説明している。そんなセリフを徹底的に覚えるというマイケルだが、台本を覚えるのにかつてより苦労しているといい、「年をとるとどうなるか想像がつくと思うけど、私の場合、セリフは忘れないけど覚えるのに倍の時間がかかるよ。とても長い時間がね」と続けた。そして、仕事以外の時間も練習を続けるマイケルに妻のシャキーラは理解を示しており、「彼は練習に練習を重ねているわ。どこにいてもセリフことを考えているの」「映画が2週間かかるものでも2カ月かかるものでも彼は同じ努力をしているわ。セリフを何度も何度も練習するの」「マイアミで浜辺を歩いたり、南仏でボートに乗ったり、自宅の庭を歩いたり、池のアヒルに餌をやったり、孫と過ごしたりしながらね。彼はセリフを繰り返し練習しそれが彼の生き方になったの」「もう慣れたわ。でも私も彼も彼の偉業は懸命な努力があってこそだって気づいているの」と語る。(C)BANG Media International
2016年07月11日映画『テラフォーマーズ』が4月29日(金・祝)に公開を迎え、主演の伊藤英明をはじめ、武井咲、山下智久、山田孝之、小栗旬、滝藤賢一、ケイン・コスギ、三池崇史監督が舞台挨拶に登壇。自由奔放なトークで会場を沸かせた。伊藤さんは舞台挨拶開始早々に「ケインさん、景気づけに一発お願いします」といきなりケインさんにムチャぶり!ケインさんはこれに「ファイトー!」と絶叫し、伊藤さんが「一発!」と決める見事の連携を見せ会場を温める。この日は、昆虫の能力を与えられた人類が、火星で進化し人類の脅威となった“あの”虫と戦うという物語にちなんで、登壇陣に「脅威に思う敵、存在は?」という質問が投げかけられたが、伊藤さんは「客席を見渡し、脅威はやはり、この山P人気じゃないですかね?ちょっと嫉妬してます」と山下さんへのジェラシーを告白!「あとはケインさんのパーフェクトボディですね」と語ると、ケインさんが「パーフェクトボディ!」とポーズ付きでキリっとキメて会場の笑いを誘う。この伊藤さんのムチャぶりにケインさんが応えるというやり取りは、ケインさん曰く「この1週間で100回はやってる(苦笑)」とのこと。この日も、何かあるたびに伊藤さんが「ケインさん、どうですか?」と投げて「パーフェクトボディ」とケインさんが応じるという光景が何度も見られた。小栗さんは「花粉」を脅威と明かすが、なぜかここから全員のトークがアレルギーに関することに…。伊藤さんが「僕はスギは大丈夫だけどブタハナが…」と言えば、山下さんも「僕も今年から花粉症で、こんなにつらいのかと…」と明かす。山田さんは「東京から出てきて、ずっと(花粉症が)あったけど、去年、今年とないんです。治りました!」とアピール。では現在の脅威は?と問われると「芸能界の圧力とかですかね?あると思いますよ。僕はいまのところ、肌で感じてはいないですけど…」とデリケートなユーモアで周囲はヒヤヒヤ…!?ケインさんも「僕も今年から花粉が…」と花粉の悩みを明かし、滝藤さんは「僕はそばアレルギーなので、そばが脅威です!」とアレルギー談議に花を咲かせていた。この日は、抽選で当選した全国各地の映画館と電話を繋ぎ、キャスト陣が全国の観客と話すという試みが行われたが、ここでも山下さんの人気がすさまじく、伊藤さんは「ヤキモチやくわ!」と嫉妬の炎を燃え上がらせる。最後の挨拶では、そんな山下さんのファンのため、ケインさんだけでなく、山下さんにも「パーフェクトボディ!」のムチャぶりをし、山下さんの貴重な「パーフェクトボディ」&ポーズに会場は熱狂に包まれた。『テラフォーマーズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年04月29日鬼才・三池崇史監督のもと、伊藤英明、武井咲、山下智久、山田孝之、小栗旬をはじめ、ケイン・コスギ、菊地凛子、加藤雅也、小池栄子、篠田麻里子ら豪華キャストが集結した<a href="">『テラフォーマーズ』</a>。既に伊藤さん、山下さんらの変異シーンが解禁され話題を呼んでいるが、今回新たに、ケイン・コスギ演じる“ゴッド・リー”の変異シーンも到着した。21世紀、人口爆発を迎えた人類が選択した火星移住計画。人類はコケと<ある生物>を送ることで、火星を地球化させようとした――。それから500年。計画の仕上げのために火星へ送り込まれた隊員15人のミッションは、その生物の駆除。簡単な仕事、高額なギャラに参加を決めたメンバーたちだが、小町小吉(伊藤英明)だけは勝手に志願した幼馴染の奈々緒(武井咲)に付き合い、火星行きを決意していた。ところが火星に着いたら、話が全然違う。<ある生物>は人型に異常進化した驚愕生物=テラフォーマーへと姿を変え、その凶暴性で隊員たちに次々と襲いかかる。絶体絶命な状況。しかし彼らの身体には、彼らも知らされていないある秘策が仕込まれていた!果たして人間たちは自ら生み出してしまった想定外のヤツらに打ち勝ち、生きて地球へ帰ることができるのか…。独特の設定と世界観で読者に衝撃を与え、累計発行部数1,500万部超えの熱狂的人気を誇る同名漫画を、『悪の教典』などの三池監督が日本最高峰ともいえる豪華キャストで実写映画化する本作。主題歌を、絶大な人気を誇る「三代目 J soul Brothers from EXILE TRIBE」が担当。さらに映画の前日譚を描くdTVオリジナルドラマ「テラフォーマーズ/新たなる希望」も配信が決定しているなど盛り上がりをみせている。今回解禁となったのは、ケインさん演じるゴッド・リーの変異シーン一部始終。元テロリストの彼は、純粋な日本人であるが、なぜか“リー”と呼ばれ、中東の紛争地区で戦っていた不死身の男。ストイックで一匹狼、最強の人間兵器と恐れられているが、心根は優しく傷ついた者たちへの思いやりに満ちた男の中の漢。伊藤さん演じる小町をはじめ、成功率30%の失敗=死という危険な手術“バグズオペレーション”を施された彼らバグズ2号乗組員らは、昆虫のDNAが組み込まれており、昆虫細胞活性剤を注入するだけで肉体変異をおこし、超人的なパワーを発揮することができるのだ。砂嵐の中、最強の敵“テラフォーマー”を目の前に昆虫細胞活性剤を注入するリーの姿から始まる本映像。活性剤が体中をめぐり、みるみるうちに肉体変異!最強最悪の敵・テラフォーマーと、不死身の男ゴッド・リーの死闘も少し垣間見えるが、砂嵐でよく見えないところがもどかしい…。対決の結末も気になるところだが、まずはこちらの映像から、立ち姿だけで“最早最強”の男、ゴッド・リーの変異の瞬間を確かめてみて。『テラフォーマーズ』は4月29日(祝・金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年04月08日LGBTコミュニティを正しく扱う映画、ニュース、テレビなどを表彰するGLAAD賞が発表された。映画部門で受賞したのは『キャロル』。TVコメディシリーズは、アマゾンの『トランスペアレント』、ドラマシリーズはNetflixの『センス8』、テレビ用映画またはミニシリーズは、HBOの『Bessie』が受賞。リアリティ番組は、ケイトリン・ジェンナーの『I am Cait』とジャズ・ジェニングスの『I am Jazz』が同点受賞した。『キャロル』/その他の情報『センス8』は、最近、女性としてカミングアウトしたリリー・ウォシャウスキーがクリエートしたSFミステリー。ウォシャウスキーは、カミングアウト以来初めて公の場に姿を現し、受賞スピーチで「カミングアウトしたのには多くの理由がありますが、GLAADのすばらしい人たちも、そのひとつです」と語った。『I am Cait』と『I am Jazz』ではジェンナーとジェニングスが、『Bessie』では主演のクイーン・ラティファが舞台に上がって賞を受け取っている。『キャロル』公開中文:猿渡由紀(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED
2016年04月04日俳優のケイン・コスギ(41)が、東京・六本木ヒルズアリーナで行われた映画『テラフォーマーズ』(4月29日公開)の完成披露イベントに出席し、"Perfect Body"な一面をうかがわせた。冷え込む会場に、横から吹き付ける冷雨。真冬並みの寒さの中、レッドカーペットイベントではファンサービスのほかテレビ取材なども行われ、ドレスアップした武井咲(22)、小池栄子(35)、篠田麻里子(29)にとってはかなり過酷な環境だったはずだが、持ち前の"女優魂"で気丈に振る舞った。その後は、野外ステージでMCとのトークセッション。冒頭のあいさつで、「寒い雨の中、本当にありがとうございます」とファンをねぎらいながら、「Perfect Body!」の一言で盛り上げたのがケインだった。イベントが進む中、その隣にいた小池の衣装は時折突風が発生するたびに舞い上がる。別の登壇者に注目が集まっているところで、ケインと視線があった小池が困ったような表情を見せると、ケインは風上の方を向き、さりげなく小池の壁となって寒風を防いだ。次第に雨足と風は強くなり、ついには隣の三池崇史監督もケインと2人で挟みこむような体勢で凍える小池をガードする場面も。過激なアクションシーンが盛り込まれていることでも知られる本作について、「意外と女性の方がこういうのは強いんじゃないですかね?」とアピールしていた小池は、最後まで笑顔を絶やすことなくイベントを乗り切っていた。本作は、累計発行部数1,500万部突破の同名漫画を実写化した作品。人口の激増によって貧富の差が激しくなった2599年の日本を舞台に、火星で人型に進化したゴキブリ「テラフォーマー」とそれらを駆除するために特殊能力の手術を受けた人々との戦いが描かれる。この日のイベントには、小池、武井、篠田、三池監督のほか、伊藤英明(40)、山下智久(30)、山田孝之(32)、小栗旬(33)、加藤雅也(52)といったメインキャストが参加した。
2016年03月10日『フォックスキャッチャー』のベネット・ミラーが、『クリスマス・キャロル』を監督することになった。その他の情報チャールズ・ディケンズの古典文学は、すでに何度か映画化されており、2009年にもロバート・ゼメキスがパフォーマンス・キャプチャー版を製作している。今回の『クリスマス・キャロル』は、劇作家トム・ストッパードが脚色。ストッパードは4度トニー賞を受賞、『恋に落ちたシェイクスピア』でオスカーの脚本賞を受賞している。ミラーは『カポーティ』と『フォックスキャッチャー』で、オスカーの監督部門にノミネートされている。『フォックスキャッチャー』では、カンヌ映画祭の監督賞も受賞した。また、彼が監督した『マネーボール』は、作品部門ほか6部門でオスカーにノミネートされている。文:猿渡由紀
2016年03月04日ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラが共演した映画『キャロル』が日本で大ヒットを記録していることを記念して、明日20日(土)から、上映劇場(一部をのぞく)で、来場者に日本限定のオリジナルポストカードがプレゼントされることが決定した。その他の画像本作の舞台は1950年代のニューヨーク。裕福で、愛する娘にも恵まれているが、どこか謎めいた女性キャロルと、ジャーナリストになりたい夢を持っているが生活のために百貨店で働いている若い女性テレーズは偶然に出会い、ふたりの運命が大きく動いていく様が描かれる。映画は公開前から多くの映画賞で栄冠に輝き、試写会参加者の口コミも広まっていたため、公開初日から満席の回が続出。公開から数日で早くもリピーター客が出現するなど、息の長い興行が期待されている。これを記念して、20日(土)から全国の『キャロル』上映劇場(一部をのぞく。配布劇場は映画公式サイトに掲載予定)で、来場者にキャロルとテレーズのポストカードがプレゼントされる。カードは数量限定でなくなり次第、終了になる。『キャロル』公開中(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED
2016年02月19日ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラが出演する映画『キャロル』が先週から日本でも公開され、好評を集めている。公開前に実施されたモニター試写のデータによると、作品のクオリティだけでなく、観客それぞれが自分自身の境遇や将来について想いをはせることができるドラマに高い評価が集まっているようだ。その他の写真本作の舞台は1950年代のニューヨーク。裕福で、愛する娘にも恵まれているが、どこか謎めいた女性キャロルと、ジャーナリストになりたい夢を持っているが生活のために百貨店で働いている若い女性テレーズは偶然に出会い、ふたりの運命が大きく動いていく様が描かれる。本作はカンヌ映画祭で好評を集め、本年度のアカデミー賞では主演女優賞、助演女優賞にノミネート。完成度の高い作品として映画ファンから期待を集めていたが、実際に作品を観賞した観客の声を集約したところ、「恋愛がしたくなった」「家族について考えた」「自分の夢について考えた」という声が「感動した」という感想とほぼ同数集まった。また女性の主人公の作品だけに、同性からの支持が高く「時代は変わっても女性としての生き方、苦しみ、悩みは同じだと思った」「ふたりの女性のどちらの気持ちも理解できた。複雑な女性の心理がよく描けている」などの声があがっている。もちろん、映画としての評価も高く、出演者の演技、演出、スーパー16ミリフィルムを駆使した映像を評価する声も多い。オスカーの発表も控えており、今後、口コミでさらに観客層が広がっていくのではないだろうか。『キャロル』公開中(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED
2016年02月17日本年度アカデミー賞「主題歌賞」にノミネートされているマイケル・ケイン、レイチェル・ワイズ、ポール・ダノ、ジェーン・フォンダら共演の『グランドフィナーレ』から、優美なアルプスを舞台に壮大な音楽が奏でる“シネマティックオペラ”の予告編映像が到着した。世界的にその名を知られる、英国人音楽家フレッド。いまでは作曲も指揮も引退し、ハリウッドスターやセレブが宿泊するアルプスの高級ホテルで優雅なバカンスを送っている。長年の親友で映画監督のミックも一緒だが、現役にこだわり続ける彼は若いスタッフたちと新作の構想に没頭中だ。そんな中、英国女王から彼の代表曲「シンプル・ソング」の指揮を依頼されるが、なぜか頑なに断るフレッド。その理由は、妻とのある秘密にあった――。老齢の名指揮者が人生のすべてを賭けて大舞台に挑むまでの愛と葛藤を、“21世紀の映像の魔術師”と称される『グレート・ビューティー/追憶のローマ』のパオロ・ソレンティーノ監督が壮麗な映像美で描き出す本作。映像では、アルプス山脈の広大な風景とともに、高級リゾートホテルに集うセレブたちの豪華な生活が壮大で美しい音楽とともに映し出される。華やかな隠居生活を送っているように見えるフレッド(マイケル・ケイン)。友人の映画監督ミック(ハーヴェイ・カイテル)とスパにいれば、驚くような肢体の若い女性が入ってきたりするのも刺激的ではある。だが、女王陛下からの依頼であるにもかかわらず、自身が作曲した「シンプル・ソング」の指揮を頑なに断る様子が描かれる。家族を顧みず、音楽にすべてを捧げてきたフレッドが娘のレナ(レイチェル・ワイズ)にも話していない、妻との秘密とは何なのか、また、ホテルでのさまざまな出会いを通じ、彼はどのような人生のクライマックスを迎えるのかが、気になる映像となっている。アカデミー賞ノミネートされた主題歌「シンプル・ソング」をはじめ、ストラヴィンスキーやドビュッシーなどの名曲が彩る、“シネマティックオペラ”。ヨーロッパ映画賞で「作品賞」「監督賞」とともに「俳優賞」を受賞し、「名誉賞」を贈られたマイケル・ケインが見せる名演と、自身のような大女優を演じゴールデン・グローブ賞にノミネートされたジェーン・フォンダら豪華キャストによる競演が奏でるフィナーレを楽しみにしていて。『グランドフィナーレ』は4月16日(土)より新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほかで全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月16日名優マイケル・ケインが主演を務める映画『グランドフィナーレ』の予告編映像が公開になった。本作は、オスカー受賞作『グレート・ビューティ/追憶のローマ』のパオロ・ソレンティーノ監督の最新作で、圧倒的な映像美と重厚な人間ドラマの一端を予告編から垣間見ることができる。その他の画像/予告編が公開予告編の冒頭に登場する男が本作の主人公フレッドだ。世界的に有名な音楽家で、作曲も指揮も高く評価されてきたが、現在は引退し、アルプスの高級ホテルで優雅に余生をおくっており、英国女王陛下の演奏依頼も“私事”を理由に拒否する。ホテルには様々な人々が集っており、フレッドもまた“成功者”として振舞っているが、彼のこれまでの人生は決して“栄光”ばかりではなかった。音楽に人生のすべてを捧げてきた彼は、娘に家族を顧みなかったと責められ、これまでの自分の人生に果たして意味があったのかと自問する。苦悩する老音楽家の表情と、穏やかに時間が流れる美しいホテルとアルプスの大自然、そして流麗な音楽のコントラストが印象的だ。映像にはケインだけでなく、主人公の娘を演じたレイチェル・ワイズ、主人公の親友を演じたハーヴェイ・カイテル、ホテルに投宿中に俳優を演じるポール・ダノ、そして大女優ジェーン・フォンダの出演シーンも登場。映像のラストでは、あれだけ復帰を拒んできた主人公が、ステージに立ち、自らの指揮で自作の楽曲『シンプル・ソング』を演奏する場面が描かれる。彼は自分の人生をいかに振り返り、“グランドフィナーレ”を飾るべく再びステージにあがったのか?本作は、名優と重厚なドラマと、美しい映像が揃った“スクリーンでじっくり観たい映画”になっているようだ。『グランドフィナーレ』4月16日(土) 新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー(C)2015 INDIGO FILM. BARBARY FILMS. PATHE PRODUCTION. FRANCE 2 CINEMA. NUMBER 9 FILMS. C -FILMS. FILM4
2016年02月16日明日から公開になる映画『キャロル』の特別映像が公開になった。映画のダイジェスト、メイキングを中心に、主演のケイト・ブランシェットとルーニー・マーラ、トッド・へインズ監督が作品の魅力を語った模様も盛り込んだ映像だ。特別映像本作の舞台は1950年代のニューヨーク。裕福で、愛する娘にも恵まれているが、どこか謎めいた女性キャロルと、ジャーナリストになりたい夢を持っているが生活のために百貨店で働いている若い女性テレーズは偶然に出会う。優雅な大人の女性に“憧れ”を抱いたテレーズはキャロルと親しくなり、やがて言葉では言い表すことのできない感情を抱きはじめる。一方、キャロルもテレーズの存在が大きくなっていく。ブランシェットは「人は誰かを愛してしまうと、自分を抑えることができなくなる」という。劇中でキャロルとテレーズは現在の環境や人間関係を断ち切るようにして旅に出かけ、そこで自身の本当の想いに向き合うようになる。それは単純な“幸福”だけではなく、現在の環境をすべて捨て去ってもいいのかという迷い、周囲の眼に対する恐れ、自分の本心がわからなくなる混乱を含んでいる。へインズ監督は「困難に立ち向かって、2人が追い求めていたのは、根源的で独自の愛だった」と分析し、劇中でキャロルは「心に従って生きなければ人生は無意味」と言い放つ。本作は、自分の心のままに生きられる相手、心を開くことができる相手に出会ってしまったふたりの喜び、迷い、恐怖を繊細なタッチで描いており、マーラは「舞台は50年代でも古くさくない。ラブストーリーはいつだって私たちの心をつかむわ」と語っている。『キャロル』2月11日(木・祝)全国公開(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED
2016年02月10日元「ピチカート・ファイヴ」の野宮真貴が著述家の湯山玲子らと共に1月29日(金)、伊勢丹新宿店で開催された映画『キャロル』とのコラボパーティ「キャロルナイト」に出席した。1950年代、ニューヨークで出会い、恋に落ちた貴婦人・キャロルと若きテレーズの姿を描いており、ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラがそろってアカデミー賞にノミネートされたことで注目を集めている。2人の出会いがテレーズが働く百貨店だったことから、ファッションブランド「LUGHA(ルーガ)」とのコラボが実現。湯山さんのプロデュースによる一夜限りのスペシャルパーティが開催され、代官山のヴィンテージショップ「EVA fashion art」のオーナー・宮崎聖子氏も出席した。3人はそれぞれに映画や1950年代にインスパイアされたファッションで登場。特に野宮さんは赤い帽子にキャロルをイメージしてデザインされた「LUGHA」の新作、映画の中にも登場する「フェラガモ」の靴という、映画の中から抜け出てきたような佇まいで会場をわかせていた。映画について、湯山さんは「ここ2~3年の映画でベスト!この映画をテーマにひと晩語り明かしました」と絶賛。野宮さんは「50年代という、まだまだ保守的な時代に強く生きるキャロルが印象的でした」とキャロルに深く共感を覚えたよう。また、劇中で展開するキャロルとテレーズの恋についても、湯山さんは原作者のパトリシア・ハイスミスを「“サスペンスの女王”と呼ばれていますが、アメリカの向田邦子です(笑)。人情の機微を意地悪に描いている」と語り「年上の女性が年下の人に惚れた時、こうやって恋愛を進めていくのか…というお手本のよう。エレガントにモデラートに、相手を尊重しながら恋をする。モラルを感じます」とキャロルの恋愛スタイルを“教科書”として称える。「彼女は全てを自分の責任として引き取っていく。心強さを感じます」と語った。一方、野宮さんは、キャロルとテレーズの関係について“誘惑”がポイントであると強調!「すごくキレイな誘惑で、キャロルのような人に誘われたら、どうなってもいいですね(笑)」と恍惚の表情で語っていた。『キャロル』は2月11日(祝・木)より公開。(text:cinemacafe.net)
2016年01月30日名優マイケル・ケインが主演を務める映画『グランドフィナーレ』が4月16日(土)に公開になる。本作は海外で高い評価を集めており、すでに世界の映画賞42部門でノミネートされ、13部門を受賞している。その他の画像本作でケインが演じるは世界的に著名な英国人音楽家のフレッド。栄光の道を歩いてきた彼は年齢を重ねたことで作曲も指揮も引退し、アルプスの高級ホテルで優雅に余生をおくっていたが、英国女王から出演依頼が舞い込んだことを機に、自身の人生に改めて向き合い、キャリア最後にして最大の舞台に挑もうとするまでを描く。ケインをはじめ、ハーヴェイ・カイテル、レイチェル・ワイズ、ポール・ダノ、大女優ジェーン・フォンダらが出演し、『グレート・ビューティ/追憶のローマ』のパオロ・ソレンティーノが監督を務める。『グランドフィナーレ』4月16日(土) 新宿バルト9、シネスイッチ銀座、Bunkamuraル・シネマ、シネ・リーブル池袋ほか全国ロードショー(C)2015 INDIGO FILM. BARBARY FILMS. PATHE PRODUCTION. FRANCE 2 CINEMA. NUMBER 9 FILMS. C -FILMS. FILM4
2016年01月27日東京・表参道のパスザバトン(PASS THE BATON)にて2月5日から28日まで、2月11日より全国ロードショーの映画『キャロル』とのコラボレーション企画が実施される。『キャロル』は同性ながらに惹かれ合うふたりの女性の姿を描いた、本年度アカデミー賞最有力とも言われる話題の映画。『太陽がいっぱい』などで知られる作家のパトリシア・ハイスミスが別名義で発表した原作をもとに、鬼才と謳われる監督のトッド・ヘインズが映画化した。ふたりの女性は、若手女優最大注目株とも言えるルーニー・マーラと、オスカー受賞女優のケイト・ブランシェットが演じている。舞台は1950年代のニューヨーク。高級百貨店でアルバイトをするテレーズは、クリスマスで賑わう売り場にて、鮮やかな金髪に艶めいた赤い唇が印象的な女性、キャロルと出会う。このうえなく美しいその女性に憧れを抱くテレーズだったが、その美しさに隠された本当の姿を知るうちに、憧れは思いもよらない感情へと変わっていく。今回パスザバトンでは、『キャロル』にインスピレーションを受け、「もっとも強く美しい色 私にとっての赤」と題したイベントを開催する。映画の中で主人公たちの思いを代弁するかのような役割を果たす映画のキーカラーとも言える「赤」にフィーチャー。様々な赤色の出品物を展示・販売し、ファッションやインテリアの中で赤色をより魅力的に見せるコーディネートを提案する。なお、期間中に同企画のアイテムを購入した人には、先着で『キャロル』の鑑賞券をプレゼントする。【イベント情報】「もっとも強く美しい色 私にとっての赤」会場:パスザバトン住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10会期:2月5日~28日
2016年01月25日2月11日より公開されるケイト・ブランシェット主演の映画『キャロル』と、今年20周年を迎える伊勢丹のリ・スタイルから生まれたファッションブランド・ルーガ(LUGHA)がコラボレーションするポップアップイベントが、1月27日から2月1日まで伊勢丹新宿店本館3階で開催される。『キャロル』は、アメリカの人気作家パトリシア・ハイスミスが別名義で発表した大ベストセラー小説が原作。1952年のニューヨークを舞台に、高級百貨店でアルバイトする若きテレーズと、この上なく美しき魅惑の女性キャロルが出会うところから物語が始まる。監督は鬼才トット・ヘインズが務め、実力派若手女優ルーニー・マーラと、アカデミー賞の常連である大女優ケイト・ブランシェットの競演が話題を呼ぶ。また50年代のニューヨークを美しく再現した衣装や作品を引き立てる名曲の数々も脚光を浴び、本年度アカデミー賞最有力候補と名高い作品だ。物語の中で2人が出会った場所が百貨店であることから、今回のコラボレーションイベントを企図。劇中で描かれる50年代のニューヨークの世界観を、ファッションで表現する。ルーガはクラシカルなレースをあしらったドレスなど、映画からインスパイアを受けてデザインされた新作コレクションを紹介。また、代官山のヴィンテージショップ、エヴァ ファッション アート(EVA fashion art)のオーナー・宮崎聖子氏が、世界中を巡って買い付けた50年代のヴィンテージアイテムの中から、映画に登場する2人のキャラクターをイメージしてセレクトしたアクセサリーや小物なども販売する。会場ではビリー・ホリディやジョー・スタッフォードといった本作の魅力を盛り上げる音楽がBGMで流れ、劇中でキャロルが着用しているサルヴァトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)のシューズや、衣装デザインを手掛けたデザイナー、サンディ・パウエルのデザイン画を始め、印象的な映画のシーンを切り取ったパネルが展示される。また会期中の29日には、雑誌・テレビで活躍する著述家・湯山玲子を迎え、1日限りの招待制のスペシャルパーティー「キャロルナイト」を開催。ミュージシャンの野宮真貴をゲストにトークセッションを行う他、コスメブランドM・A・Cと、人気ヘアサロンGARDENのトップスタイリストが集結し、クラシカルな女優気分が味わえるヘアメイクを伝授するなど、様々なコンテンツを用意している。
2016年01月19日ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラという世代を代表する2大女優が美の競演を果たす『キャロル』。すでにアメリカではニューヨークとロサンゼルスの4館の先行公開で大ヒットスタートを切り、絶賛を受けている本作から、美しくも切なく心揺さぶる最新予告編と、ポスタービジュアルが解禁となった。本作でカンヌ国際映画祭「主演女優賞」を獲得したルーニー・マーラと、オスカー女優のケイト・ブランシェットの美の競演で日本でも話題の本作。監督は、『エデンより彼方に』の鬼才トッド・ヘインズ。原作は、「見知らぬ乗客」「太陽がいっぱい」の大人気作家パトリシア・ハイスミスが別名義で発表しながらも大ベストセラーとなった幻の小説だ。4館での先行スタートながら、オープニング3日間の1館あたりの興行収入平均は63,378ドルで、『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』『ジュラシック・ワールド』『007 スペクター』といった大作を上回る数字を記録。有力紙・批評サイトからも、「ケイトとルーニーのアカデミー賞確実!」「素晴らしきラブストーリーの殿堂に、新たな傑作が仲間入りした!」と、今年最大級の賛辞を受けている。予告編の始まりは、1952年のニューヨークの高級百貨店。クリスマスシーズンにアルバイトをするテレーズ(ルーニー)は、鮮やかな金髪、艶めいた赤い唇、真っ白な肌にゆったりとした毛皮のコートのそのひとに、一瞬で目を奪われる。そのひともすぐにテレーズを見て、二人の視線が交わった。彼女の名前はキャロル(ケイト)。50年代を見事に再現した魅惑的な衣装、名曲の数々、そしてスーパー16ミリフィルムで撮影された流麗な映像が、映画史に残る運命の“出会い”の瞬間に観る者を一気に引き込んでいく。続く映像では、キャロルに憧れるテレーズが「女に憧れるなんてガキだな」と恋人に揶揄される姿や、キャロルが夫と離婚訴訟中で大切な娘を夫に奪われようとしていることが分かる。そして、夫に娘を連れて行かれ孤独なキャロルは、車での小旅行にテレーズを誘う。やがて、この旅がきっかけで、二人の運命が大きく動きだすことになるのだが…。ジョー・スタッフォードが切なく歌うショパンの「別れの曲」とともに、映像には、離婚訴訟でますます傷ついていくキャロルや、「会いたい」と大粒の涙を流すテレーズの姿が。やがて、見つめ合う2人が選んだ最後の決断とは…?「このうえなく美しく、このうえなく不幸なひと。キャロル、あなたが私を変えた」というポスタービジュアルのコピーも意味深な、映画史に記憶される愛の物語を、まずはこちらの映像から確かめてみて。『キャロル』は2016年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月02日名女優ケイト・ブランシェットと『ドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラが共演する映画『キャロル』の予告編映像が公開になった。本作はその完成度の高さからすでに多くの映画賞の候補になっているが、90秒の予告編でも、その映像の奥深さ、俳優たちの繊細な演技、心に深く刺さるストーリーの一端を垣間見ることができる。予告編映像本作の主人公は1950年代のニューヨークで暮す女性キャロル(ブランシェット)とテレーズ(マーラ)だ。裕福に暮らし、愛する娘に恵まれるも、夫との関係は冷え切っているキャロルにはどこか影があり、謎めいた雰囲気をまとっている。一方のテレーズはジャーナリストになりたいという夢を抱いているが志半ばで、不機嫌そうな表情を浮かべては高級百貨店の玩具売り場でアルバイトをしている。映画はそんなふたりが偶然に出会い、語り合い、お互いを知り、それぞれが予想もしなかった状況に巻き込まれていく様を繊細なタッチで描いている。公開された予告編は百貨店でのキャロルとテレーズの出会いに始まって、ふたりが距離を縮め、共に旅に出る過程が描かれる。興味深いのは、ふたりは近づくたびに“自分自身と向き合う”シーンが登場していることだ。キャロルは映像の中盤で「自分がわかってる?」と質問されるが「わかっていない」と即答する。しかし、映像の後半では「心に従って生きなければ人生は無意味」だと宣言する。本作は、キャロルとテレーズが出会い、それぞれが変化し、自身にとって本当に必要なものを見出していく過程を描いていくようだ。また、1950年代のニューヨークを描いた映像にも注目だ。本作を手がけたトッド・ヘインズ監督はかつて『エデンより彼方に』で、ダグラス・サーク作品のような美しい1950年代を描いたが、本作では16ミリフィルムを駆使して、陰影のある生々しい映像を追求。予告編でも少し粒子が粗く、淡い色とにじみが印象的な映像を堪能できる。本作はゴールデン・グローブ賞や米アカデミー賞の有力候補という声も多く、今後、本作の名前を目にする機会はさらに増えそうだ。『キャロル』2016年2月11日(木・祝)全国公開(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED
2015年12月02日インディペンデント・スピリット賞のノミネーションが発表になった。最多ノミネーションは、トッド・ヘインズの『キャロル』。作品、監督、脚本、撮影部門のほか、主演女優部門でケイト・ブランシェットとルーニー・マーラのふたりが候補入りした。その他の画像次は、トム・マッカーシーの『スポットライト』とキャリー・ジョージ・フクナガの『ビースト・オブ・ノー・ネーション』で、それぞれ5部門。作品部門には、これら3作品に加え、チャーリー・カウフマンとデューク・ジョンソンのアニメ『Anomalisa』と、ショーン・ベイカーの『タンジェリン(原題)』が候補入りしている。監督部門の候補は、作品部門に候補入りした5作品の監督と、『イット・フォローズ』のデヴィッド・ロバート・ミッチェル。主演男優部門は、クリストファー・アボット(『James White』)、エイブラハム・アッター(『ビースト・オブ・ノー・ネーション』)、ベン・メンデルソーン(『Mississippi Grind』)、ジェイソン・シーゲル(『The End of Tour』)、クドゥス・シーホン(『Mediterranea』)。主演女優部門は、ブランシェットとマーラのほかに、ブリー・ラーソン(『Room』)、ベル・ポウリー(『The Diary of a Teenage Girl』)、キタナ・キキ・ロドリゲス(『タンジェリン』)がノミネートされた。授賞式はオスカー前日の2月27日。『キャロル』2016年2月11日(木・祝)全国公開文:猿渡由紀(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED
2015年11月25日本年度カンヌ国際映画祭で「女優賞」を獲得したルーニー・マーラとケイト・ブランシェットの共演作『キャロル』。本作が先日11月20日(現地時間)に北米で公開を迎え、今年公開された中でも話題を呼んだ大作『ジュラシック・ワールド』や、日本公開が迫る『007 スペクター』を超えるアベレージを記録したことが明らかになった。舞台は、1952年のニューヨーク。高級百貨店でアルバイトをするテレーズは、クリスマスで賑わう売り場で、そのひとを見かけた。鮮やかな金髪。艶めいた赤い唇。真っ白な肌。ゆったりした毛皮のコート。そのひともすぐにテレーズを見た。彼女の名は、キャロル。このうえなく美しく、どこかミステリアスな雰囲気を醸すそのひとにテレーズは憧れた。しかし、その美しさに隠されたキャロルの本当の姿は、不幸な結婚と偽りの人生、何より大切な娘を夫に奪われようとしていた。そのことを知ったとき、テレーズの憧れは思いもよらなかった感情へと変わってゆく…。たった4館での先行スタートながら、オープニング3日間の1館あたりの興行収入平均は63,378ドルを記録。これは同じく11月20日に全米4,175館で公開した『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』(館平均24,198ドル)を大きく上回るNO.1成績で、今年公開され全世界興行収入が歴代3位をマークした『ジュラシック・ワールド』(館平均48,855ドル)、11月6日に全米3,929館で公開された『007 スペクター』(館平均8,572ドル)を大きく上回る成績となった。『ドラゴン・タトゥーの女』でアカデミー主演女優賞にノミネートされた若手女優ルーニー・マーラと、『ブルー・ジャスミン』でついにアカデミー主演女優賞を射止めた大女優ケイト・ブランシェットの共演にアメリカ有力批評サイトでも本年度最高評価を獲得。「ケイトとルーニー、今年のアカデミー賞確実!!」(The Rolling Stone)、「エレガントでクール、眩惑的でミステリアスな魅力に震える」(NYタイムズ)など世界中のメディアで“本年度アカデミー賞最有力”と言われ注目を集めている。アメリカ公開に続き、11月28日のイギリス公開、そして2月11日の日本公開と、ゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞のノミネーション発表を経て世界中で公開となる本作。今後の続報に期待したい。『キャロル』は2016年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月25日名女優ケイト・ブランシェットと『ドラゴン・タトゥーの女』のルーニー・マーラが共演する映画『キャロル』の限定ポストカードつき前売り券が明日21日(土)から発売される。劇中に登場するキャロルとテレーズそれぞれの視点から見た風景を2バージョンにまとめ、それぞれ3枚のポストカードで構成されている。その他の画像本作の主人公は1950年代のニューヨークで暮す女性キャロル(ブランシェット)とテレーズ(マーラ)だ。裕福に暮らし、愛する娘に恵まれるも、夫との関係は冷え切っている彼女にはどこか影があり、謎めいた雰囲気をまとっている。一方のテレーズはジャーナリストになりたいという夢を抱いているが志半ばで、不機嫌そうな表情を浮かべては高級百貨店の玩具売り場でアルバイトをしている。映画はそんなふたりが偶然に出会い、語り合い、お互いを知り、それぞれが予想もしなかった状況に巻き込まれていく様を繊細なタッチで描いている。本作は登場人物の“視線”と、カメラの位置がストーリーテリングの重要な役割を果たしており、スーパー16ミリフィルムで撮影されたクラシカルな画面と、映画の語りが見事にマッチして、観客を物語の世界に引き込んでいく。そこで前売り特典として、キャロルの視点から見たテレーズを描いたカードと、テレーズの視点から見たキャロルを描いたカードを作成。どちらも構図、色彩、デザインともにこだわりぬかれたポストカードで、購入者はどちらかのバージョンを選ぶことができる。なお、特典のポストカードは両バージョンとも数量限定のため、なくなり次第、終了になる。『キャロル』2016年2月11日(木・祝)全国公開(C)NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014 ALL RIGHTS RESERVED
2015年11月20日本年度カンヌ国際映画祭が熱狂に包まれ、ルーニー・マーラが見事「女優賞」の栄冠を手にした『キャロル』(原題:Carol)の日本公開が、2月11日(木・祝)に決定。ルーニー、そしてケイト・ブランシェットという2大女優の美しき競演には、早くも「アカデミー賞最有力!」との声が上がっていることが分かった。舞台は、1952年のニューヨーク。高級百貨店でアルバイトをするテレーズは、クリスマスで賑わう売り場で、そのひとを見かけた。鮮やかな金髪。艶めいた赤い唇。真っ白な肌。ゆったりした毛皮のコート。そのひともすぐにテレーズを見た。彼女の名は、キャロル。このうえなく美しく、どこかミステリアスな雰囲気を醸すそのひとにテレーズは憧れた。しかし、その美しさに隠されたキャロルの本当の姿は、不幸な結婚と偽りの人生、何より大切な娘を夫に奪われようとしていた。そのことを知ったとき、テレーズの憧れは思いもよらなかった感情へと変わってゆく…。原作は「太陽がいっぱい」「見知らぬ乗客」の大人気作家パトリシア・ハイスミス。別名義で発表しながらも大ベストセラーとなり、“幻の小説”と呼ばれている1冊だ。恋人はいるものの結婚に踏み切れなかったテレーズが、荘厳な美しさを放つキャロルと出会い、生まれて初めて本物の「恋」をしていると実感するが、その後、2人の運命は思いがけない方向へと向かっていくことになる。そんな本作は、カンヌでの熱狂に続き、ニューヨーク映画祭やロンドン映画祭でも称賛の声が続出。ハリウッド・レポーター紙、ヴァラエティ紙、ヴァニティフェア、フォックスニュース、IMDb、Yahoo、カミングスーン、エンタテインメントウィークリー、ローリングストーン、USAトゥデイなど、名だたる批評サイトでは、早くも本年度アカデミー賞の「主演&助演女優賞」「作品賞」において最有力候補との声が寄せられている。キャロルを演じるのは、アカデミー賞の常連で『ブルー・ジャスミン』でついにアカデミー主演女優賞を射止め、『ミケランジェロ・プロジェクト』の日本公開も控える大女優ケイト・ブランシェット。一方、テレーズを演じるのは、『ドラゴン・タトゥーの女』でいきなりアカデミー主演女優賞に輝いた若手実力女優ルーニー・マーラ。メガホンをとるのは、『エデンより彼方に』『アイム・ノット・ゼア』などで知られる鬼才トッド・ヘインズ監督。2人を彩る50年代ニューヨークを美しく再現した魅惑的な衣装と名曲の数々、流麗な撮影技法…、どこをとっても、夢のような世界をつくり出し、忘れられない愛の名作を誕生させている。<海外メディアの声>「ケイト・ブランシェットとルーニー・マーラが、トッド・ヘインズの『キャロル』をオスカー最有力にした」―ショービズ411「素晴らしすぎて、見終わった今でもトランス状態から抜け出せない」―ガーディアン紙「水のしずくが次第に水かさを増していくように、物語が進むにつれて感情がこみ上げ、最後には溢れ出す、そんなラブストーリーだ。どこを切り取っても美しく、完璧に作り込まれており、2人の美しい女優たちが輝きを放っている」ーThe Playlist「これまでで最高の演技を見せるケイト・ブランシェット。今年一番の、心をゆさぶられるロマンス。ゴージャスで、独創的で、今までで見たことないくらいに哀愁的。完璧以上に完成されたシネマというだけではなく、絶妙すぎる作品」-テレグラフ「どんなに高い期待にも、この映画が与える衝撃的なインパクトが上回る。精巧に描かれ、深い感情に包まれたラブストーリーは、これ以上ないほどに洗練され、息をのむほどに優美だ」―ヴァラエティ「巧妙で、美しく精巧に作られたストーリー、それはまるでキャロルの高級腕時計が、静かに控えめなハーモニーを奏でるように語られる。」-タイムアウト・ロンドン「今、キャロルに出会ったばかりで興奮しすぎてまともな映評なんて書けない。ワクワクする最初のデートは、その後交際が実らないというけど、長く引きずる(セルロイドの)ロマンスになりそうだ」―ザ・フィルム・エクスペリエンス「ケイト・ブランシェットに完璧に属する映画。信じられないほどスタイリッシュ。ニューヨーク映画祭がロマンスの絶頂を迎えた」―フィルム・ジャーナル『キャロル』は2016年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年10月28日ナーズ(NARS)がデザイナーのクリストファー・ケイン(Christopher Kane)とコラボしたコレクション「Christopher Kane for NARS Collection」を、5月15日に数量限定で発売する。スコットランド出身のクリストファー・ケインは、モダンな洞察力で女性らしいルックを創り上げる、ファッション界において最も注目されているデザイナーの1人。06SSシーズンにロンドンのファッションウィークで自身のショーを発表して以来、スコットランドのデザイナー・オブ・ザ・イヤーを2回受賞。その他、「BFC ブリティッシュ・コレクション・オブ・ザ・イヤー」や「BFC ヴォーグ デザイナー・ファッション・ファンド」など数多くの賞を受賞している。09年には「アトリエ ヴェルサーチ(Atelier Versace)」のディフュージョンライン「ヴェルサス(Versus)」のクリエイティブディレクターに就任した。今回のコレクションはナーズの大胆な美の哲学に、ケインの意外性とエッジィさを生み出す美学を反映したもの。ルックをリバイブさせるエネルギーとして、ネオンカラーを積極的に使用。そこに、力強さとスタイルを共存させながら、ヌードカラーとのバランスによってネオニュートラルなスタイルを生み出した。コレクションについて、ケインは「僕らのシグネチャーデザインである、過去のコレクションから集めた作品をベースにしているよ。これらの作品は当然、クリストファー ・ケインの3つのテーマカラー、僕らの規範である大胆なネオン、ブランドの色とも言えるヌードと、それからフューチャリスティックな輝きのイリデッセンスを取り入れている。これらの色はそれを最も純粋な感覚で表現したかったんだ」と語っている。アイシャドーはローズとゴールドのグリッターが輝く「NARS シングルアイシャドー 2095」(2,500円)と、ピンクライラックとバイオレットの2色を合わせた「NARS デュオアイシャドー 3903」(4,200円)の2アイテムを用意。一方、マットテクスチャーのブラッシュは、ソフトベージュの「NARS ブラッシュ 2056」(3,000円)とネオンピンクの「NARS ブラッシュ 4057」(3,000円)が展開される。更に、ケインの15SSコレクションショーでキーアイテムとして使用された、ヴァイオレットカラーの「イルミネイティング マルティプ」(4,800円)も登場。目もとやチーク、リップにシアーな光沢感を与えてハイライト効果を発揮する。その他、リップグロスはネオピンクの「N 5602」、桜貝色のピンクの「N 5603」、フューシャの「N 5604」、ネオンコーラルの「N 5605」の全4色(各3,000円)が登場する。
2015年04月02日ケイン・コスギが主演映画『ニンジャ・アベンジャーズ』の日本公開を前に緊急来日を果たし、2月16日(月)に行われた会見に出席。グラビアアイドルの吉田早希と川井優沙も“応援隊長”としてセクシーな“くノ一”コスプレで来場し、ケインさんをドギマギさせていた。『エクスペンダブルズ2』などにも出演する米アクションスター、スコット・アドキンスとケインさんをW主演に迎えた本作。妻子を殺された男の復讐劇を激しいアクションと共に描き出す。ケインさん出演のハリウッド作品が日本で劇場公開されるのは実に8年ぶりとなるが、ハリウッド製の忍者映画のアクションにケインさんも手応えを感じているよう。「(体の)大きさではかなわないけど“キレ”で勝負しています」と自信をうかがわせる。本作の撮影時、ケインさんの体脂肪は自己ベストの「4%」。まさに“パーフェクトボディ”で挑んだが、アクション以上にこの肉体を撮影期間の2か月もの間、維持することが大変だったと告白。「野菜中心で炭水化物を摂らずに、お腹がすいても頑張りました。(全ての)撮影が終わってすぐ、空港でハンバーガーを食べました(笑)」と明かした。本作の応援隊長を務める吉田さんと川井さんはセクシーなコスプレで登場したが、“生”ケインにうっとり。川井さんは「小学生の時『SASUKE』や『筋肉番付』が思い切り世代で、クラスの子はみんなケインさんと『付き合いたい』と言ってて取り合いでした。肩幅が好き!そっと抱きしめられたい…」と憧れを口にする。一方の吉田さんは「興奮するのはケインさんの筋肉美!滴る汗、弾ける筋肉がカッコいいだけでなく、艶があって美しい。アクションだけど、男性だけでなく女性も興奮します」と熱烈に語る。ケインさんはセクシー美女2人に囲まれ、目のやりどころにも困っている様子で、緊張した面持ちで「ありがとうございます」とつぶやくのがやっと。吉田さん、川井さんのセクシーなアピールに先ほどまでの映画について熱く語る姿はどこへやら「コメントできない…(笑)」と苦笑を浮かべていた。『ニンジャ・アベンジャーズ』は3月28日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月16日