キヤノンは、「EOS」シリーズ用の交換レンズ「EFレンズ」が、2014年6月22日で累計生産1億1,000万本に達したと発表した。1億1,000万本目に生産したレンズは「EF11-24mm F4L USM」だったという。EFレンズは、銀塩方式のAF一眼レフカメラ「EOS」シリーズ用の交換レンズとして、1987年にキヤノンの宇都宮工場で生産が開始されて以来、台湾キヤノン、キヤノンオプトマレーシア、大分キヤノンの4拠点で生産が行われてきた。1995年に累計生産1,000万本、2009年に5,000万本、2014年4月に1億本を達成した。
2015年07月08日キヤノンは7月8日、レンズ交換式デジタルカメラ「EOS」シリーズなどで使用できるリモートコントローラーアダプター「RA-E3」を発表した。発売は11月。キヤノンオンラインショップでの直販価格は4,500円(税別)。N3タイプではないリモコン端子を備えたカメラで、タイマーリモートコントローラー「TC-80N3」を使用するための変換アダプター。もともとは「EOS 60Da」でインターバルタイマー撮影などを行うための同梱品だったが、このたび単品販売されることになった。対応カメラは2010年以降に発売された、N3タイプではないリモコン端子を持つEOSデジタルカメラとなる。
2015年07月08日キヤノンは7月8日、外部ストロボ「スピードライト430EX III-RT」発表した。発売は10月下旬。希望小売価格は36,000円(税別)。スピードライト430EX III-RTは、2008年に発売された「スピードライト430EX II」の後継モデル。ガイドナンバー(照射角105mm設定時、ISO100・m)は「43」で、焦点距離24mm~105mm(35mm判換算)の画角に対応している。電波通信と光通信によるワイヤレスストロボ撮影も可能だ。電波通信はマスター機能とスレーブ機能を、光通信ではスレーブ機能をそれぞれ搭載。ワイヤレスによる多灯撮影も行える。バウンス可動範囲は左右方向に60度拡大し、発光部の可動範囲は上90度 / 左150度 / 右180度になった。人物の目に光を映し込むための「キャッチライトパネル」や、光を広範囲に届ける「ワイドパネル」も装備する。白熱電球下での撮影時にも自然な色合いで撮影できるカラーフィルター「SCF-E2」と、バウンスアダプター「SBA-E2」が同梱されている。露出制御は、E-TTL II / E-TTL自動調光、マニュアル発光。調光連動範囲は、通常発光で約0.7~23.6m、クイック発光で約0.7~13.6m(GN:19.1時)、ハイスピードシンクロで約0.7~12.8m(1/250秒時)。調光補正は1/3段、1/2段ステップ±3段、マニュアル発光では1/1~1/128(1/3段ステップ)で調整できる。電源は単3形アルカリ乾電池(もしくは単3形ニッケル水素電池)×4本を使用し、アルカリ乾電池使用時の発光回数は約180~1,200回。本体サイズはW70.5×D98.2×H113.8mm、電池を除く重量は約295g。
2015年07月08日キヤノンは6月25日、一眼レフカメラ / ミラーレスカメラ用アクセサリー「スピードライト 600EX-RT」を偽る模倣品が出回っていることを公表した。模倣品はキヤノンが設計、生産したものではなく、安全基準を満たした製品ではないため、購入時に注意するよう呼びかけている。キヤノンによれば、同社のロゴ・商標を不正に表示した「スピードライト 600EX-RT」の模倣品が、海外のインターネットサイトで販売されている。模倣品は純正品に搭載されている電波通信ワイヤレス機能などを備えていない。また、模倣品はキヤノンが設計・生産した製品ではなく、安全基準も満たしていないため、発火・発煙などのおそれもあるとしている。模倣品と純正品はLOCKレバーの解除位置、ファンクションボタン1<Zm / C.Fn<を長押しした際に表示される「カスタム機能画面」のちがいで見分けられるとしている。
2015年06月25日タムロンは6月22日、キヤノンのデジタル一眼レフカメラ「EOS 5Ds」と「EOS 5Ds R」でライブビュー撮影をした際、一部のタムロン製レンズでオートフォーカスが正常に動作しない現象を改善するサービスを開始すると発表した。同日から受付を開始している。このたびのサービスは、タムロンのキヤノン用交換レンズ6製品を「EOS 5Ds」と「EOS 5Ds R」に装着した際、ライブビュー撮影時のオートフォーカスが正常に動作しない現象が発生したことを受けて開始された。サービスに申し込むと、ライブビュー時のオートフォーカスが正常に動作するようになる。同サービスは無償で行う。対象となるタムロンのキヤノン用交換レンズは以下のとおり。ただし、2015年5月11日以降の出荷・製造分は、すでにライブビューAFに対応しており、無償修理の対象外となる。SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (Model A009)SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F004)28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)16-300mm F/3.5-6.3 DiII VC PZD MACRO (Model B016)サービスを希望するユーザーは、東京修理窓口へ製品を送付するか、直接持ち込む。詳細はWebページを参照のこと。
2015年06月22日キヤノンは6月18日、プレミアムコンパクトデジタルカメラ「PowerShot G3 X」を発表した。発売は6月25日で、価格はオープン。推定市場価格は税別106,800円前後。「PowerShot G3 X」は、35mm判換算で24~600mm相当の光学25倍ズームレンズ(F2.8~F5.6)、そして有効2,020万画素の1型CMOSセンサーを搭載する高級コンパクト機。高倍率ズーム機能と大型センサーによる高画質の両立を目指して開発された。光学25倍ズームレンズは、UDレンズ3枚と非球面レンズ4枚を含む6群構成。一眼レフ用のEFレンズで培ったノウハウを投入し、ズーム全域に渡って収差を補正する。シャッター速度3.5段分の効果を持つ手ブレ補正機能も内蔵。さらに、EOS 70Dクラスの防塵・防滴構造を採用しながら、本体サイズはW123.3×H76.5×D105.3mm、重量は約733gと、このクラスの製品としては小型軽量なボディを実現している。背面の液晶モニターは、3.2型の大きさで162万画素の高解像度。タッチ操作、上向き180度、下向き45度のチルト動作も可能となっている。設定メニューをEOSシリーズと同様のインタフェースとしており、一眼レフカメラのサブ機として違和感なく使いこなせるよう配慮した。PowerShotシリーズでは初となる、BULB撮影モードも搭載する。通信機能はWi-FiとNFCをサポート。最大60pのフルHD動画撮影が可能だ。天面のホットシューには、外付けの電子ビューファインダー(EVF)やスピードライトを装着可能。5,000台限定でEVFをセットにした「PowerShot G3 X EVF KIT」も同時に発売する(推定市場価格 税別109,800円)。
2015年06月18日キヤノンマーケティングジャパンは6月17日、フォトストレージ「Connect Station CS100」(以下、CS100)の発売を9月に延期すると発表した。それにともない、「SETでGET! キャッシュバック キャンペーン」の実施期間を延長する。2月に発表されたCS100は、1TBのハードディスクを内蔵するフォトストレージ。発表当初、6月の発売予定とされていたが、9月に延期する。「SETでGET! キャッシュバック キャンペーン」は、CS100と対象のデジタルカメラ、デジタルビデオカメラを購入することで、最大22,000円のキャッシュバックを受けられるというもの。CS100の発売延期にともない、対象期間と申し込み締め切りを変更した。対象期間は11月1日まで、申し込み締め切り日は11月18日まで。
2015年06月17日キヤノンマーケティングジャパンは6月17日、同社の収蔵する作品などを展示する「キヤノンオープンギャラリー1・2」の開設を発表した。7月27日よりオープンし、オープニング記念展として、林忠彦写真展「カストリ時代1946-1956&AMERICA1955」を開催する。入場は無料。キヤノンマーケティングジャパンは、2003年の本社ビル(キヤノンSタワー)完成から、1階と2階にギャラリーを開設。1階の「キヤノンギャラリー S」では国内著名作家中心の企画展、2階の「オープンギャラリー」ではキヤノンフォトクラブ会員によるグループ展などを開催していた。このたび、より幅広い企画展を行うため、2階のオープンギャラリーを増設。新設スペースを「キヤノンオープンギャラリー 1」、従来のスペースは「キヤノンオープンギャラリー 2」として開設する。キヤノンの最新製品を試せるショールーム「キヤノンプラザS」と、写真集を自由に閲覧できる「フォトライブラリー」も併設。開館時間は10時から17時30分まで。休館日は日曜、祝日とキヤノンの休業日だ。また、オープンギャラリー開設を記念して、林忠彦写真展「カストリ時代 1946-1956 & AMERICA 1955」を開催する。写真展では、1946年から1956年の混沌とした戦後社会を生きる日本人を写した写真群「カストリ時代」と、戦後10年が過ぎ、豊かな生活を送るアメリカの人々を写し撮った「1955年のアメリカ」をあわせて展示。開催日程は2015年7月27日から8月25日。8月2日には田沼武能氏と篠田正浩氏、飯沢耕太郎氏の3名による公開鼎談、7月27日と8月1日には林忠彦氏の息子であり写真家の林義勝氏によるギャラリートークも開催される予定だ。
2015年06月17日キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は6月9日、社会保障制度・税に関わる番号制度(マイナンバー制度)に対応したソリューション事業を、グループ各社と連携し展開することを発表した。マイナンバーの本人確認書類を電子化する「収集・管理ソリューション」や、マイナンバーの業務プロセス構築の支援や業務運用を受託する「コンサルティング・BPO サービス」を6月22日より順次開始するという。2016年1月から施行されるマイナンバー制度により、すべての民間企業は従業員の給与や健康保険、厚生年金などの手続きのため、本人や家族のマイナンバーを収集して管理する必要がある。また、マイナンバーを取得、保管、利用、廃棄するプロセスで、特定個人情報保護委員会より定められた「特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(事業者編)」に準じ、ルールや運用体制の整備、情報の漏えいや不正使用防止などの安全管理措置が義務づけられている。これに伴い、給与や経理などの既存システムとマイナンバーをひもづける仕組みやセキュリティの強化など、企業は改修や導入などの対策が必要となっている。キヤノンMJグループでは、このガイドラインに対応した製品やサービス、ソリューションを体系化し、「ハードウエアソリューション」「収集・管理ソリューション」「セキュリティソリューション」「コンサルティング・BPO サービス」の4つの分野でマイナンバー制度に対応したソリューションを提供していくという。9月から発売予定の「収集・管理ソリューション」では、ICカード認証で個人を特定しながら個人番号や本人確認書類を複合機でスキャン、電子化し、暗号化されたイメージデータをクラウド上のストレージやサーバに格納、そのデータと給与管理システム上のマイナンバーを照合することで、個人番号や本人確認を簡単に行えるとしている。6月22日からサービス開始予定の「コンサルティングサービス」では、コンサルタントがマイナンバー制度に関わる対象業務を洗い出し、課題抽出や解決策、新業務プロセスの構築や運用人員体制の構築などを支援するという。「BPOサービス」では、サービスセンターで業務運用を代行するサービスと顧客常駐型で代行する2パターンのサービスが用意されている。キヤノンMJは、マイナンバーソリューションの提供企業である、キヤノンシステムアンドサポート、キヤノンITソリューションズ、キヤノンビズアテンダ、スーパーストリームとともに、グループ全体で2016年にマイナンバーソリューション関連事業で売上高50億円を目指すという。
2015年06月09日キヤノンは有効約5,060万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ「EOS 5Ds」と、ローパスフィルター効果キャンセルモデル「EOS 5Ds R」の発売日を6月18日に決定した。価格はオープンで、キヤノンオンラインショップにおける価格は、EOS 5Dsが468,000円、EOS 5Ds Rが498,000円(ともに税別)。両機とも2月の発表時には6月の発売予定とされていた。「EOS 5Ds」は、約5,060万画素のフルサイズCMOSセンサーと画像処理エンジンDIGIC 6を2基搭載。最大8,712×5,813ドットの高解像度撮影を可能としている。「EOS 5Ds R」は、EOS 5Dsからローパスフィルターの効果を省き、より高い解像感を提供するモデルだ。発売記念キャンペーンとして、EOS 5DsもしくはEOS 5Ds Rを購入し、キヤノンイメージゲートウェイに機種登録したユーザー全員に「オリジナル冠布」をプレゼントする。キャンペーンの実施期間は8月31日まで。
2015年06月04日キヤノンは、カメラグランプリ2015にてデジタル一眼レフカメラ「EOS 7D Mark II」が大賞などを受賞したことを記念したキャッシュバックキャンペーンを行う。対象購入期間は6月5日から8月18日まで。応募締め切りは10月30日だ(当日消印有効)。同社のデジタル一眼レフカメラ「EOS 7D Mark II」が「カメラグランプリ2015」にて、「大賞」「あなたが選ぶベストカメラ賞」のダブル受賞を達成したことを記念したキャンペーン。対象製品を購入した応募者にはもれなく、最大70,000円キャッシュバックするほか、「EOS 7D Mark II」オリジナルネームタグをプレゼントする。キャッシュバック金額は、EOS 7D Mark IIボディのみで5,000円、EF-S18-135 IS STMレンズキットで10,000円、EF24-70L IS USMレンズキットで30,000円。さらに、対象のEFレンズを同時購入することで30,000円、EOS 7D Mark IIと対象のEFレンズを購入のうえでバッテリーグリップ「BG-E16」を購入すると10,000円キャッシュバックされる。対象のEFレンズは、「EF11-24mm F4L USM」「EF70-200mm F2.8L IS II USM」「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」「EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM」「EF200-400mm F4L IS USM エクステンダー1.4×」「EF300mm F2.8L IS II USM」「EF400mm F2.8L IS II USM」「EF500mm F4L IS II USM」「EF600mm F4L IS II USM」。応募方法などの詳細は同社のキャンペーンサイトを参照のこと。なお、キャッシュバックは「振替払出証書」にて行われるため、応募者自身で換金する必要がある。
2015年06月03日キヤノンは6月25日から、女性写真家3人の作品を順次展示する特別企画展「“She’s”~3人の写真家。彼女たちの写真展2~」を開催する。会場はキヤノンギャラリーSで、入場は無料。「She’s」は、Namiko Kitaura氏、角田みどり氏、森本美絵氏の作品を、3つの会期に分け1人ずつ展示する企画展だ。第1弾は、Namiko Kitaura氏による個展「Recollection」。特別企画展の会期は以下の通り。Namiko Kitaura 写真展2015年6月25日~8月3日角田みどり 写真展2015年8月6日~9月19日森本美絵 写真展2015年9月26日~11月2日
2015年06月02日キヤノンマーケティングジャパンは、夏休みの自由研究に役立つ期間限定の体験型イベント「キヤノンキッズパーク 2015~自由研究はキヤノンにおまかせ!~」を7月18日から開催する。いずれのイベントも小学生を対象としており、参加は無料だ。夏休みの自由研究向けの工作などを体験できる親子向けイベント。<夏休み科学実験教室<と<夏休み職業体験教室<、<夏休み特別教室<、<夏休み自由研究教室<などのイベントが用意され、光の特性について学びながら工作できたり、ショールームスタッフや修理スタッフの仕事を体験できたり、デジタル一眼レフカメラでの撮影にチャレンジできたりする。開催場所は東京・品川のキヤノンホールSおよびキヤノンプラザS(いずれもキヤノンSタワー内)、銀座のキヤノンデジタルハウス銀座(キヤノンプラザ銀座内)、愛知・名古屋のキヤノンデジタルハウス名古屋(キヤノンMJ名古屋支店内)、大阪・梅田のキヤノンデジタルハウス梅田(キヤノンMJ大阪支店内)。イベントにより開催日程は異なる。詳細はキヤノンの特設サイトを参照のこと。
2015年06月01日キヤノンのEOS 5Dシリーズが、2005年9月の初代EOS 5D発売から10周年を迎える。キヤノンマーケティングジャパンはそれを記念して、特別企画展「The Photographers2 -心を揺さぶる光景を求めて-」を6月25日よりキヤノンギャラリーにて順次開催する。EOS 5Dシリーズは、ハイアマチュア向けのデジタル一眼レフカメラとして初めてフルサイズCMOSセンサーを搭載した製品だ。初代のEOS 5Dは2005年9月発売。続いて2008年11月にEOS 5D Mark IIが、2012年3月にEOS 5D Mark IIIが登場した。この2月には有効約5,060万画素の「EOS 5Ds」、ローパスフィルター効果を打ち消した「EOS 5Ds R」を発表した(ともに6月発売予定)。特別企画展「The Photographers2 -心を揺さぶる光景を求めて-」は、尾﨑たまき氏、GOTO AKI氏、竹沢うるま氏、中西昭雄氏、吉村和敏氏、米美知子氏の6人の写真家がEOS 5Dシリーズで"描いた"作品を展示する写真展となっている。入場は無料で、開催スケジュールは下記の通り。キヤノンギャラリー銀座 2015年6月25日(木)~7月1日(水)キヤノンギャラリー梅田 2015年7月 9日(木)~7月15日(水)キヤノンギャラリー福岡 2015年8月20日(木)~9月 1日(火)キヤノンギャラリー名古屋 2015年9月10日(木)~9月30日(水)また、同写真展に連動して、上記6人の写真家に密着したドキュメンタリー番組「The Photographers 2」をBS朝日にて放送する。放送日時は前編が6月15日21時~23時、後編が6月22日21時~23時。2014年11月に放送され、好評を得た「The Photographers」の続編にあたる。
2015年05月29日キヤノンマーケティングジャパンは5月29日、写真に奥行きあるテキスト(文字)を挿入できるiOS端末用アプリ「PERSTEXT(パーステキスト)」において、無料フォント4書体、有料フォント10書体を提供開始した。有料フォントは1書体につき120円だ。PERSTEXTは、写真に躍動感のあるテキスト(文字)を挿入できる写真加工アプリ。2014年11月にApp Storeにて提供開始されており、インストールは無料だ。このたび、新しく有料フォントとして「TT-竹 L」や「TT-タカモダン」など10書体、無料フォントとして「しねきゃぷしょん」や「おひさまフォント」など4書体の合計14書体を追加した。PERSTEXTを用いてテキストを入力すれば、画像にメッセージ性やデザイン性を持たせて、各種SNSなどでのコミュニケーションを楽しめるという。対応端末はiPhone/ iPad/ iPod touchだ。
2015年05月29日キヤノンITソリューションズは27日、「ESETセキュリティ ソフトウェア」シリーズの新製品として、HDD暗号化ソフト「DESlock Plus Pro」を発売した。価格(税別)は1年1ライセンスで使用可能なパッケージが12,800円、ライセンス更新価格(税別)が4,800円。なお、更新版の発売時期は未定となっている。HDDやSSDなどからの情報漏洩を防ぐために暗号化を行うソフト。ストレージ全体や特定のパーティションを対象にでき、Windowsシステムドライブの暗号化や、リカバリパーティションを暗号化対象から外すことも可能だ。暗号化アルゴリズムにはAES 256bitを使用する。また、USBフラッシュメモリ / USB HDD / USB SSD / SDメモリーカード / 各種光学メディアといった、リムーバブルメディアの暗号化にも対応。ファイルやフォルダ単位の暗号化もサポートし、フォルダの階層構造を維持したまま実行できる。任意の文字列の暗号化も可能で、暗号化したテキストは「DESlock Plus Pro」がインストールされていないPC以外でも、無料アプリ「DESlock+ Reader」を使うことで複合化できる。Microsoft Outlookのプラグインとして動作し、メールと添付ファイルを自動で暗号化/復号化する機能を持つ。暗号化以外にも、ファイルやフォルダを復元不可能なレベルで消去できる「シュレッダー機能」も搭載する。対応OSはWindows 7 / 8 / 8.1。
2015年05月27日キヤノンマーケティングジャパンは、キヤノン電子製のドキュメントスキャナ「imageFORMULA(イメージフォーミュラ)」シリーズの新製品として、高速スキャンと搬送力を両立したA4対応モデル「DR-C240」を5月28日より発売すると発表した。価格はオープンプライスとなっている。新製品は、カラー毎分30枚で両面原稿60ページ、モノクロ・グレー毎分45枚で両面原稿90ページ(いずれもA4タテ、200dpi時)の読み取り速度を備えたA4対応のドキュメントスキャナで、デスクサイドや店舗のカウンターに置けるコンパクトボディでありながら、原稿の重送を高精度に検知する「超音波重送検知」や重送による読み取りエラーを抑止する「リタード方式」を採用している。また、ADF(自動原稿送り装置)の給紙性能が向上し、さまざまな紙文書に加え発注書や領収書、名刺などをスムーズに連続で読み取りが可能。厚みのあるカードや免許証に加え、パスポートもADFを通してスキャンでき、一台で幅広い用途に対応している。さらに、高機能スキャニングソフト「CapturePerfect3.1」を同梱。ファイルの暗号化やファイル名の自動生成、白紙によるファイル区切り、1回のスキャンで複数の画像を生成できるマルチストリーム対応など、多彩な機能が備わっている。
2015年05月26日キヤノンマーケティングジャパンは21日、ドキュメントスキャナ「imageFORMULA」シリーズの新製品として、高速スキャンと用紙の搬送力に優れたA4対応モデル「DR-C240」を発表した。5月28日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格(税別)は49,800円前後。A4サイズ対応のドキュメントスキャナ。自動両面スキャンに対応し、カラーで30枚/分、モノクロで45枚/分(A4縦200dpi時)とスキャンが高速。原稿の重送を検知する「超音波重送検知」を搭載し、重送による読み取りエラーを抑止する「リタード方式」を採用。個人はもとより、店舗や店頭窓口といった業務用途で威力を発揮するとしている。ADFの給紙性能も向上しており、普通紙のほか、薄紙 / カード / パスポートなどもスキャン可能。発注書 / 領収書 / 名刺などもスムーズに連続読み込みできる。頻繁に利用するモードや操作を最大9件まで登録でき、本体の操作パネルから実行可能。電源をオフにした時点で使用していたジョブを記憶する機能も搭載しており、スキャンを一時的に中断して再開するときなど、設定を気にすることなく作業に戻れる。操作パネルには DFR(DoubleFeedRelease)ボタンを搭載。付箋紙が貼られた原稿や封筒などが重送と検知されたときに押すことで、スキャンを継続できる。スキャンソフトには「CapturePerfect3.1」を同梱。ファイルの暗号化やファイル名の自動生成などをサポートし、1回のスキャンで複数の画像を生成できるマルチストリームに対応する。主な仕様は、イメージセンサーがCIS、光学解像度が600dpi、光源がLED。対応原稿サイズは幅が50.8mm~216mm、長さが54~356mm、長尺紙が最大3.000mm。最大トレイ積載量は60枚。インタフェースはUSB 2.0。本体サイズはトレイを閉じた状態でW291×D253×H231mm、トレイを開けた状態でW291×D603×H363210mm、重量は約2.8kg。
2015年05月25日●新開発「ハイブリッドCMOS AF III」の実力をチェックキヤノンの「EOS Kiss X8i」は、一眼レフカメラのエントリー機として人気の「EOS Kiss」シリーズの最新モデルだ。曲面を多用したボディデザインを従来製品から継承しつつ、2,420万画素センサーを新搭載。AFやファインダー、画像処理エンジンを改良するなど大幅な進化を遂げている。今回は、新しくなったライブビューやAFの使用感を実写を交えながらレポートしよう。EOS Kiss X8iを試用してまず気に入ったのは、ライブビュー撮影時の操作感が向上したこと。はっきりと体感できるほどライブビューAFがスピードアップしたことに好印象を受けた。これまでのEOS KissシリーズのライブビューAFを振り返ると、2012年発売の「EOS Kiss X6i」や2013年発売の「EOS Kiss X7i」では「ハイブリッドCMOS AF」を、同じく2013年発売の「EOS Kiss X7」では「ハイブリッドCMOS AF II」を搭載。AFシステムのバージョンアップのたびに高速化していたことは確かだが、人物など動いている被写体を撮るには非力であり、軽快とはいえなかった。だが、今回のEOS Kiss X8iが新搭載した「ハイブリッドCMOS AF III」では、人物くらいの動きであればストレスなく合焦する。ライブビュー時のサーボ連写に非対応という点で、同時発売の上位モデル「EOS 8000D」とは少し差があるが、それでも既存モデルに比べるとライブビューAFは格段に快適になったことを実感できる。下の写真は、バリアングル液晶を生かしてカメラを高い位置に構え、ライブビューで撮影したもの。歩行者がバランスよく密集した瞬間を捉え、凝縮感のある画面構成を狙った。次も同じくライブビューで撮影したもの。水槽の外から撮っているためシャープ感はやや不足気味だが、薄暗いシーンでの動体撮影という厳しい条件ながら、狙いどおりのピントで撮影できた。撮影直後の液晶表示レスポンスが改善されたことにも注目だ。既存モデルではレリーズ直後に液晶モニターが一瞬暗転してからアフタービューが表示されるが、EOS Kiss X8iは撮影直後の液晶ブラックアウトが非常に短い。そのため、単写でも連写でも、テンポよくライブビュー撮影が行える。この撮影後の液晶表示レスポンスという点では、上位モデル「EOS 70D」さえも上回っている。また同じAFシステムを採用したミラーレスカメラ「EOS M3」に比べてもライブビューの快適さは勝る。下の写真は、外部ストロボ光を横から当てることで、陰影のある立体的な描写を狙ったもの。ライブビュー時のスピーディなAFは、こうしてストロボを使って植物などを接写する際にも重宝する。右手だけでカメラを支えながらAFで素早くピントを合わせられるので、左手に外部ストロボを持って光を当てる、といった動作を手持ちでスムーズに行える。同じくハイアングルからライブビュー撮影したもの。上からストロボ光を当てることで、素材の質感を際立たせた。ローアングル&ローポジションで撮影。上位モデル「EOS 8000D」とは異なり水準器機能を搭載していない点は少々残念だ。ライブビュー上のグリッド表示は可能なので、それを目安に水平をチェックするといいだろう。●動きの瞬間が撮れるオールクロス19点位相差センサー一眼レフカメラの本領であるファインダー撮影での操作感もよくなった。EOS Kiss X8iは、EOS Kissシリーズでは初めて「インテリジェントビューファインダー」を採用。ファインダー内に組み込まれた透過型液晶によってAFフレームやグリッド、アスペクト比などの情報を、必要に応じて表示または非表示に設定できる。ファインダー撮影時のAFには、オールクロス19点の位相差AFセンサーを搭載。多少薄暗いシーンや動きのある被写体に対しても、ストレスなくてきぱきとピントが合う。下の写真は、測距エリア選択モードを「ゾーンAF」に、AFモードを連続的にピントが合う「AIサーボAF」にセットして撮影したもの。走り回る馬の姿を狙いどおりのタイミングとフレーミングで捉えることができた。次は、通過する航空機を望遠ズームレンズでスナップしたもの。AFモードは「ワンショットAF」を、測距エリア選択モードは「任意選択」を使用。任意選択でAF測距点を切り替える際は、いったん専用ボタンを押して設定画面を呼び出し、十字キーまたはダイヤル操作で選ぶ、という手順になる。この点はこれまでのEOS Kissシリーズと同じだ。個人的には、ダイレクトに選択できないのが少々もどかしく感じる。同じくダブルズームキットに付属する望遠ズームレンズで撮影。キットレンズは2本ともSTM(ステッピングモーター+リードスクリュー)タイプであり、AF駆動音はほぼ無音に近い。逆光ながら意図した部分に素早くピントを合わせることができた。ホワイトバランスは日陰にセットしたうえで、さらにホワイトバランス補正機能を使って赤みを強調している。●シリーズ最多画素数となる2,420万画素センサーを搭載撮像素子にはAPS-Cサイズ相当の有効2,420万画素CMOSセンサーを、画像処理エンジンには「DIGIC 6」をそれぞれ搭載する。感度はISO100~12800を1EVステップで選択でき、拡張設定としてISO25600が用意されている。実写では、遠景の細部までをシャープに描く解像感の高さと、彩度とコントラストをバランスよく高めた見栄え重視の発色を確認できた。ノイズを目立たないよう低減した高感度の性能も良好だ。画質面での満足感は高い。○まとめ今回の試用では、いっそう実用的になったライブビューと、高速化したAF、さらに精細化した描写性能を十分に味わうことができた。細かい部分では、個人的な不満はいくつかある。例えば、ISO感度の選択が1EV刻みであることや、カスタム機能の乏しさなどだ。もちろん、そもそもエントリー向けの製品なので、あまりマニアックな要望をするのは筋違いだろう。ただ、本機のライブビュー性能と描写性能は中級者以上にとっても満足できる内容であるだけに、細部の操作面にもさらなる練りこみを求めたくなる。EOS Kiss X8iは、オールクロス19点AFや2,420万画素センサー、インテリジェントファインダーなど数年前なら中級機と呼べるくらいの高スペックを小型ボディに凝縮したカメラだ。動きのあるシーンを快適かつ精細に撮影したいエントリーユーザーにおすすめできる。
2015年05月22日キヤノンは、デジタル一眼レフカメラ「EOS」シリーズ向けの交換レンズ「EF50mm F1.8 STM」の発売日を5月21日に決定した。希望小売価格は税別19,500円。発表当初は5月下旬の発売予定としていた。EF50mm F1.8 STMは、50mm単焦点、絞り開放値F1.8の標準レンズ。1990年12月に発売された「EF50mm F1.8 II」を25年ぶりに刷新した製品だ。APS-Cサイズのセンサーを搭載したカメラでは、ポートレート撮影に向く80mm相当(35mm判換算)の画角となる。光学設計は、EF50mm F1.8 IIと同じだが、コーティングをデジタルカメラに最適化して、フレアやゴーストを軽減。STM(ステッピングモーター)を採用し、従来よりも静かで滑らかなAF駆動を実現した。最短撮影距離と最大撮影倍率も従来の45cm/0.15倍から、EF50mm F1.8 STMでは35cm/0.21倍に向上。絞り羽根は7枚円形となった。なお、EF50mm F1.8 STMの発売に伴い、前モデルEF50mm F1.8 IIは生産終了となる。
2015年05月15日キヤノンマーケティングジャパンは5月14日、フォトブックサービスの「PHOTOPRESSO」においてユーザーが自分の作品集を販売できる仕組み「オンザマーケット」を開始した。PHOTOPRESSOはパソコンやスマートフォンなどから、自分の写真を編集してフォトブックを作成できるWebサービス。B6判でジャケットや帯のついた写真集(本)を1冊から印刷注文できる。フォトブック1冊あたりの製本料金は40ページ作品の1,750円~。今回スタートした「オンザマーケット」では、出品者が製本料金にロイヤリティ(利益)を加えた「プレミアム価格」を設定して販売する。プレミアム価格は350円~300,000円の範囲で出品者が自由に設定できる。オンザマーケットに出品するための手数料は無料だが、売れた冊数に応じて事務手数料がかかる。事務手数料は1冊350円~。出品者は販売実績に応じて3カ月に一度、プレミアム価格から事務手数料を引かれたロイヤリティを受け取る。ロイヤリティの支払いにおいて、最低価格の制限はない。また、オンザマーケットに出品した作品は、無期限で販売できる。
2015年05月14日キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)とグループ企業のエディフィストラーニングは5月12日、企業内の社員をメンタルヘルス講師として育成する、メンタルヘルス研修の内製化支援プログラムの提供を7月28日より開始すると発表した。2014年6月に労働安全衛生法が一部改正されたことをうけ、2015年12月より従業員数が50人以上の事業所は年1回のストレスチェックが義務付けられ、従業員のストレス状況をチェックし、希望に応じて医師による診断や職場の労働環境を改善しなければならなくなる。さらに、メンタルヘルス不調の未然防止に向けたメンタルヘルスの教育実施や体制強化が企業では必要となるが、メンタルヘルス研修を行うためには、専門的かつ広範囲な知識がある専門機関に委託しなければならず、費用負担も大きい。これらの課題に対応するため、一般社団法人日本メンタルヘルス講師認定協会(メンタルヘルス講師認定協会)は、メンタルヘルス講師を育成するための養成講座と認定制度を体系化した。メンタルヘルス講師は、能力や経験によって「2級」「1級」「マスター」に分けられる。「2級メンタルヘルス講師」は所属する社内でメンタルヘルス研修が行え、「1級メンタルヘルス講師」は2級メンタルヘルス講師の養成、認定をすることができる。つまり、1級メンタルヘルス講師が社内にいれば、自社内でメンタルヘルス講師の増員・体制強化が可能となるので、費用を抑えながら、メンタルヘルス研修の内製化を進められるようになる。エディフィストラーニングはメンタルヘルス講師認定協会と業務提携し、メンタルヘルス研修の内製化支援プログラムを提供していく。メンタルヘルス研修において同社は、キヤノンMJでの実績を含め2004年から約500回のメンタルヘルス研修を実施してきたという。同プログラムではその実績を生かし、企業内の社員をメンタルヘルス講師として育成する。また、研修だけでなく、安全配慮義務への具体的なアドバイスなどさらに効果的なメンタルヘルスケアを行える講師を養成する。
2015年05月13日シグマは11日、一部キヤノン用レンズで、キヤノン「EOS 8000D」「EOS Kiss X8i」のライブビュー撮影機能が使えない現象について、ファームウェアの無償アップデートサポートと対応済み製品の出荷を開始したことを発表した。シグマは4月21日に、キヤノン用レンズの一部製品において、ライブビュー撮影機能が使用できない現象を確認し、5月11日から無償アップデートの対応を行なうことを発表していた。対象製品は以下の通り。現行製品旧製品対象製品をヤマト運輸、またはゆうパックの着払いでシグマ宛へ送付するか、カスタマーサポートへ直接持ち込むと、1週間前後で新ファームウェアに更新した製品がユーザー宅へ返送される。上記のシリアルナンバー以外でも過去に修理を行なった製品はアップデート対象になる場合がある。なお、今後出荷される対応済み製品に関しては、製品の化粧箱の左下に目印として白いシールが貼られる。詳細はシグマWebサイトを参照のこと。
2015年05月11日タムロンは5月8日、一部のキヤノン用レンズにおいて無償修理を実施すると発表した。キヤノンのデジタル一眼レフカメラ「EOS 8000D」と「EOS Kiss X8i」でライブビュー撮影をした際、一部製品でオートフォーカスが正常に動作しない不具合があったため。同日から受付を開始している。このたびのサービスは、タムロンのキヤノン用交換レンズ6製品を「EOS 8000D」と「EOS Kiss X8i」に装着した際、ライブビュー撮影時のオートフォーカスが正常に動作しない現象が発生したことを受けて開始された。サービスに申し込むと、ライブビュー時のオートフォーカスが正常に動作するようになる。同サービスは無償で行う。対象となるタムロンのキヤノン用交換レンズは以下のとおり。ただし、2015年5月11日以降の出荷・製造分は、すでにライブビューAFに対応しており、無償修理の対象外となる。SP 15-30mm F/2.8 Di VC USD (Model A012)SP 70-200mm F/2.8 Di VC USD (Model A009)SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)SP 90mm F/2.8 Di MACRO 1:1 VC USD(Model F004)28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)16-300mm F/3.5-6.3 DiII VC PZD MACRO (Model B016)サービスを希望するユーザーは、東京修理窓口へ製品を送付するか、直接持ち込む。詳細はWebページを参照のこと。
2015年05月09日キヤノンマーケティングジャパンは4月30日、実施中の「EOS M3 デビュー・キャンペーン」のキャッシュバック応募方法の変更と応募締め切りの延長を告知した。対象商品の注文数が予想以上で、5月31日までの期間中に商品を受け取れない人がいるおそれがあるため。EOS M3 デビュー・キャンペーンにおけるキャッシュバックは、同社のミラーレスカメラ「EOS M3」と、超広角レンズ「EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM」、「マウントアダプター EF-EOS M」を購入すると最大18,000円のキャッシュバックを受けられるというもの。EF-M11-22mm F4-5.6 IS STMで10,000円、マウントアダプター EF-EOS Mで8,000円がキャッシュバックされる。対象購入期間は5月31日まで。EF-M11-22mm F4-5.6 IS STMとマウントアダプター EF-EOS Mについて、購入者に届けるまで通常より時間がかかっており、5月31日までの期間内に購入商品を受け取れない人がいるおそれがあるとキヤノンマーケティングジャパンは告知。これを受けて、6月15日としていた応募締め切りを8月5日まで延長する。それとあわせて、購入商品の受け取りが5月31日以降になるユーザーについては、通常の必要書類に加えて、キャンペーン期間内に対象商品を注文したことがわかる書類(注文日が明記された注文書、予約票など)を送付するよう、応募方法を変更した。必要書類などの詳細は特設ページを参照のこと。
2015年04月30日キヤノンマーケティングジャパンは、写真家・鶴巻育子氏による企画写真展「3[サン]」の来場者から、抽選で1名に「EOS M3」をプレゼントするキャンペーンを実施する。4月24日から29日まで、東京都港区のスパイラルガーデンで開催される企画写真展「3[サン]」に来場して、写真展の感想をTwitterもしくはFacebookでつぶやくと、抽選で1名にキヤノンのミラーレスカメラ「EOS M3」をプレゼントする。応募には、写真展で配布される参加カードに記載されたIDが必要だ。応募締め切りはTwitterとFacebookいずれも4月29日23時59分まで。応募の詳細は特設ページを参照のこと。企画写真展「3[サン]」では、写真家の鶴巻育子氏がEOS M3で撮影した作品33点を展示。作品のほか、EOS M3を製品化するにあたってのスケッチやモックなども展示する。
2015年04月23日キヤノンマーケティングジャパンは、国内のアマチュア写真家を対象に「第49回キヤノンフォトコンテスト」を開催する。作品の募集期間は2015年5月7日から同年8月31日まで。募集部門は、スナップ、ポートレイト、ドキュメンタリー、鉄道・飛行機、イメージクリエイト作品などを撮影対象とする「自由部門」、自然風景、花、水中、動物、鳥、昆虫を対象とする「ネイチャー部門」、各種スポーツ競技やモータースポーツを対象とする「スポーツ部門」の3つ。応募作品をプロの写真家が審査し、各部門で大賞、準大賞、推薦、入選を選出する。さらに全作品の中で最も優れた作品を「グランプリ」(賞金50万円、副賞にデジタル一眼レフカメラとレンズ)、それに続く作品を「準グランプリ」(賞金20万円、副賞にデジタル一眼レフカメラとレンズ)として表彰する。応募規定は35mmサイズ以下の撮像素子を搭載したデジタルカメラ、または35mmサイズ以下のフィルムカメラで撮影した未発表の作品。プリント作品のみ応募を受け付ける。カラー、モノクロは不問で、一人10作品まで応募可能。受賞作品の発表は11月下旬。
2015年04月22日ラティス・テクノロジー(ラティス)は4月20日、「XVL Studio Pro MREAL Advancedオプション」をキヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)より発売すると発表した。同製品はキヤノンのMRシステム「MREAL」で超軽量3DフォーマットであるXVLデータを表示できるようにするためのプラグインソフト。これにより、ラティスが開発したXVL対応のハイエンド3Dビューワー「XVL Studio Pro」に搭載されている工程機能・干渉チェック機能などのデータを「MREAL」で確認できるようになる。同技術を活用することで、実際にモックを作製することなく、仮想環境下で製品の組立性やメンテナンス性をより正確に検証することが可能となるという。価格は350万円で、別途で年間70万円の保守費用(いずれも税別)が発生する。なお、同製品は5月20日から22日までパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2015」と5月22日に品川コクヨホールで開催される「XVL 3次元ものづくり支援セミナー2015」に出展される。
2015年04月21日●チルトモニターとEVFで広がる写真の自由度キヤノンの「EOS M3」は2,420万画素センサーを備えた同社ミラーレスの新顔だ。これまでに発売した「EOS M」と「EOS M2」からデザインを大きく変更し、新たにチルト可動式モニターを搭載。機能、操作性、画質まであらゆる点をブラッシュアップしている。前回の試作機インプレッション「ここが変わった! 「EOS M3」と「EOS M2」実機比較」に続き、今回はEOS M3製品版の使用感と画質をチェックしよう。○構図とアングルのバリエーションが増えるまずは、春の花が咲き誇る昭和記念公園に出掛けてみた。1枚目の写真は、標準ズームの55mm側を使って、絞り開放のF5.6で写したもの。特に明るくはない一般的なF値の標準ズームだが、こうした近接撮影の場合には背景はほどよくぼけて、立体的な描写が得られる。新搭載したチルト可動液晶は、写真に変化を与えるのに役立つ。下の写真は、カメラを低く構えて写したもの。同じくズームの55mm側での撮影だが、高い位置から撮った上の写真とは少し違った雰囲気が生まれた。次もローポジションで撮影。逆光気味の弱い光を生かし、倒れかかった花の曲線美を狙った。ピントを合わせた部分はシャープに解像され、花びらの質感がリアルに再現されている。ローポジション撮影に限らず、ハイポジションやハイアングルで撮る際も、チルト可動液晶が活躍する。下の写真は、開いたチューリップの花をほぼ真上から捉えたもの。外部ストロボの光を花の左側面から照射している。同じくハイポジションを選択し、ポピーの花を撮影。キット付属の標準ズームレンズ「EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM」は最短撮影距離が短く、こうした花のクローズアップ撮影用にうってつけだ。●ディテールまでくっきり解像する精細な描写力両国にある旧安田庭園に移動し、今度は屋外の風景を狙ってみた。下の写真は、EOS M3 レンズキット付属の標準ズーム「EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM」を使用し、ワイド端となる18mm側とテレ端の55mmで写したもの。新搭載した有効2,420万画素センサーは精細感が高く、木の枝や葉っぱ、建物の外壁など被写体の細かい部分までをくっきりと描写できている。EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STMの光学性能については、18mmの絞り開放値では画像周辺部がやや甘くなるが、F5.6~8に絞り込むことで四隅までシャープな描写が得られる。55mm側は開放値から良好。1段絞るとよりキレ味がアップする。次は、ダブルズームキットに付属する望遠ズーム「EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM」の200mm側で撮影。羽根の質感を克明に表現できた。この望遠ズームを使う際は、新対応したオプションのEVFを使うのが便利だ。EVFの接眼部を額に押し当てるようにして構えることで、手ブレのミスを最小限に抑えられる。●薄暗いシーンでも心強い良好な高感度画質続いて江戸東京博物館を訪れ、展示品のスナップ撮影を楽しんでみた。館内は薄暗く、ストロボ撮影は不可のため、高感度を積極的に利用したが、画質を損ねるノイズはあまり見られず、ノイズ低減処理による解像感の低下も気にならない。次の写真は、ピクチャースタイルを「モノクロ」にして撮影した。その次のカットではホワイトバランスを「日陰」にセットして夕日の赤みを強調した。EVFを通して、こうした各種機能による発色の調整結果をリアルタイムで見られる点が便利である。光学ファインダーに勝るメリットだ。今回の試用では、EOS M3にズームレンズ2本という軽装備のスタイルで、散歩がてらのスナップを十二分に楽しむことができた。小型軽量ながらマニュアルをはじめとする各種撮影の自由度がある。多くの場所で狙いどおりの写真を撮ることができ、満足感は高い。画質に関しては、新開発センサーによる高解像の表現力と、シーンを問わず安定感のある発色性能、新エンジン「DIGIC 6」による低ノイズ性能を確認できた。数あるミラーレスカメラの中でも、ハイレベルな画質といっていい。惜しいのは、AFが既存モデルに比べて確実に高速化したのだが、それでもまだ十分に快適とはいえないこと。明るい場所での風景撮影なら問題ないが、薄暗いシーンや動体撮影には力不足を感じる。適宜マニュアルフォーカスに切り替えるなどして対応したい。チルト可動液晶とオプションのEVFについては、構図の幅を広げる仕掛けとして大いに役立った。軽いフットワークで持ち運び、凝ったアングルでの撮影が気軽に楽しめるカメラ、といっていい。
2015年04月15日キヤノンITソリューションズは4月15日、ジェイビーセキュア開発のWAF製品(Web Application Firewall)「SiteGuard」の販売を開始すると発表した。SiteGuardは、アプリケーションへの攻撃や侵入方法をデータベース化した定義ファイル「トラステッド・シグネチャ」を搭載。サーバーやアプリケーションへの攻撃をに対する高水準の防御を実現している。SiteGuradではサーバーへの新しい攻撃手法に対する自動更新が可能で、システム管理者の手間をかけずに、最新の脅威に対抗できる。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどのWebアプリケーションへの攻撃は、従来型のファイアウォールやIPS/IDS製品によるネットワークやOSレベルのセキュリティ対策では脅威防御が難しいことから、WAF製品による対策を訴求していくという。
2015年04月15日