ファイルメーカーは13日、同社が提供するデータベースソフト「FileMaker」シリーズをサポートするiOSアプリ「FileMaker Go 14」の提供を開始した。ダウンロードは無料。「FileMaker Go」は、これまでに全世界で150万以上ダウンロードされている。FileMaker Go 14は、iPadやiPhoneでFileMakerソリューションを実行できるアプリ。アプリ上でデータベースのレコードの表示/編集/検索などが行える。今回のアップデートでは、インタフェースをiOS 8スタイルのデザインに変更。また、メニューバーなどのUIを非表示にして、フルスクリーンの表示ができるようになった。さらに、スクリプトを作成せずに、バーコードをスキャンしてソリューションに挿入できる機能、横・縦方向に画面の向きを固定する機能、タッチキーボードの有効化やリッチテキストの編集、ビデオとオーディオの各種再生コントロール機能などが追加された。対応OSは、iOS 8.1以降。FileMaker Go 14は、FileMaker Pro 14 / 13 / 12、またはFileMaker Pro 14 / 13 / 12 Advancedで作成されたソリューションと互換性がある。なお、FileMaker GoもしくはFileMaker WebDirectからFileMaker Serverにアクセスするには、有償の「同時接続」ライセンスが必要となる。
2015年05月13日ファイルメーカーは13日、データベースソフトウエアの新版「FileMaker 14」シリーズを発表、同日販売を開始した。価格は「FileMaker Pro 14」が税別38,000円、「FileMaker Pro 14 Advanced」が税別63,000円、「FileMaker Server 14」が税別99,000円(ボリュームライセンスのみ)となっている。「FileMaker 14」シリーズは、iPad、iPhone、Windows、Mac、Web上で実行されるデータベースソフトウエア。プログラミングの専門知識を使わずにデータベースが作成できる。FileMaker 14の主な新機能は以下の通り。スクリプト作成の全工程をひとつのワークスペースで行える「スクリプトワークスペース」機能が追加された。スクリプト作成の際に便利な、インラインヘルプや、入力候補の自動ルックアップ、検索、入力の先読み機能などを備えている。ナビゲーションやツールバーで使えるグループ化したボタンを作成できる機能を搭載。ボタン作成用のアイコンも140種類以上用意されている。「起動センター」では、使用しているFileMakerソリューションをアイコン表示により整理ができ、29種類のアイコンから選択したり、独自のアイコンを設定することも可能。起動センターはFileMaker 14のプラットフォームすべてで共通化されるため、一貫性のある体験が得られる。FileMaker WebDirectの再設計が行われ、FileMakerのデスクトップソリューションをモバイルのWebブラウザ上でも利用できるようになった。ツールバーはデザインが変更され、Webに最適化されたレイアウトを開く際には、最大25%速くなり、サポートする同時接続数は最大100となっている。ネットワークやサーバーの障害などで、FileMaker ProからFileMaker Serverへの接続が解除された場合でも、自動的に再接続を行い、接続が切れた時の状態に復帰してくれる機能も搭載され、また、メインサーバーが停止した際も、管理者がコマンドラインインタフェースから一連のコマンドを入力して、スタンバイサーバーへ切り替えられる機能が追加された。セキュリティ機能の強化も図られており、FileMaker Server Admin Consoleも図られており、パスワードの安全性評価やパスワードのヒントを設定できるようになった。販売価格は前述の通りだが、年間利用契約のAVLA(アニュアル ボリューム ライセンス アグリーメント)の場合は、FileMaker Pro 14が12,600円、FileMaker Pro 14 Advancedが20,400円、FileMaker Server 14が33,000円で利用できる(年払いのみ、最低購入数制限あり)。また、FileMaker Pro 11 /12 / 13からFileMaker Pro 14へアップグレード価格は税別22,800円。FileMaker Pro 11 Advanced / 12 Advanced / 13 Advancedからのアップデート価格は税別37,800円(FileMaker Pro 11 / 11 Advancedのアップグレードは2015年9月25日まで)。iPadおよびiPhone用のユニバーサルアプリ「FileMaker Go 14」も本日より提供を開始する。iTunes App Storeより無料でダウンロードできる。なお、FileMaker GoもしくはFileMaker WebDirectからFileMaker Serverにアクセスするには、有償の「同時接続」ライセンスが必要となる。今回の発表を受け、FileMaker 11プラットフォームのサポートが2015年9月25日に終了することも明らかになった。FileMaker Go 13は、2015年9月まで提供される。なお、FileMaker Go 14からFileMaker Server 12にはアクセスできない。
2015年05月13日米Dropboxは4月28日(現地時間)、Dropboxで管理するすべてのファイルにコメントを付けられる機能を追加した。これにより、Dropboxファイルのプレビュー画面上で、他のユーザーとのチャットが行える。同社はモバイル版でも追って、コメント機能を利用可能にする予定だ。コメント欄はファイルのプレビュー画面横に設けられており、文中の「@」以降にDropboxのユーザー名やメールアドレスを入力すると、その相手に通知メールが送られる。Dropboxアカウントを持たない場合も、他のユーザーから招待を受けることで、指定のファイルとコメントの閲覧が行える。どのファイルのコメント通知メールを受け取るかは選択可能で、配信を希望しない場合は停止設定できる。コメント機能そのものを必要としないユーザーは、オプションからコメント機能をオフにできる。
2015年05月01日Dropboxは4月28日、新しくコメント機能を追加したと発表した。この機能を利用することで、Dropboxに保存したファイルを中心に、共有リンクを通じ会話ができるようになる。また、この機能により編集対象となるファイル1か所に会話をまとめ、会話に加わった全員からフィードバックを集めることも可能になる。機能は、ビジネス版Dropboxの先行アクセスユーザーに対し、1カ月間試験的に提供されていた。4月28日からは全てのユーザーに提供されることになる。メンション機能で誰でも会話に参加できる。@の後に名前かメールアドレスを入力すると、その相手にメールで通知が送られる。Dropboxアカウントを持っていない相手でも、ファイルの共有リンクがあれば会話に参加可能だ。更新の通知を受けたいファイルのみ選択できる。共有したファイルに誰かがコメントすると、メールで通知が送信される。情報やコメントの更新状況の通知が必要でない場合は、「通知の送信を停止する」をクリックすればよい。共有ファイルにアクセス可能なユーザーなら誰でもファイルに対してコメントできる。不要な場合は、「オプション」メニューの「コメントをオフにする」で本機能をオフにできる。Microsoft Officeファイルにコメントがあった場合、自分がファイルの所有者ならブラウザ内でファイルを編集できる。
2015年04月29日トレンドマイクロは4月23日、ファイルを利用しない不正プログラムである「Phasebot」についてセキュリティブログで解説した。このような「ファイルを利用しない」不正プログラムは、通常の不正プログラムと異なり、スキャンや検出が難しい場所に自身を隠ぺいする。これらは、メモリ上のみに存在し、感染PCのハードディスクにインストールされたRAMに直接書き込まれる。2014年後半の「POWELIKS」の感染急増がこのような手法の成功の裏付けとなり、他の不正プログラムの作成者も、このファイルを利用しない感染手法を利用するようになったという。「Phasebot」は、ルートキット機能に加えて、ファイルを利用せずに実行する機能を備えており、不正プログラムや不正なツールを扱うWebサイトで販売されていることを同社が確認した。同社の製品ではこれを「TROJ_PHASE.A」として検出する。「Phasebot」は、古いボットである「Solarbot」と同じ機能を備えているが、仮想マシンの検出やモジュールを外部から読み込む機能などが追加されていて、Windowsの現行のバージョンに実装されている、NET Frameworkバージョン3.5とWindows PowerShellが感染PC上にインストールされているかを確認した上で、レジストリキーを作成し、そのレジストリキーに暗号化されたシェルコードを書き込み、作成したレジストリ値を復号化して実行するという。「Phasebot」は、ボット管理者の命令により、「"form grabbing(フォームグラビング)"による Web上のデータフォームからの認証情報収集」「DDoS攻撃の実行」「不正プログラム自身の更新」「ファイルのダウンロードおよび実行」「URLへのアクセス」などの不正活動を実行できる。同社は、この不正プログラムが、Windowsレジストリに隠ぺいされたコンポーネントを実行させるために、Window内蔵の正規のシステム管理ツールWindows PowerShellを利用して、セキュリティ対策製品の検出を回避している点に注目している。
2015年04月24日日本ユニシスとウィップスは4月22日、安全なファイルの持ち出しを可能にする「SecureFiles+」の提供を開始した。同サービスは、クラウド上に保存されている暗号化されたファイルを、PCやスマートフォンなどのデバイスに取り込み、オフラインでの操作が可能なSaaS型のサービス。具体的には、パスワードが付いたZIP形式の圧縮ファイルをメールに添付して同サービスに送信することで、外部に持ち出すファイルを登録できる。添付ファイルは解凍してメール送信元のフォルダに登録するので、既存のメールシステムを変更することなく連携が行え、社内のブラウザからアップロードすることもできる。また、オフラインでもファイルの閲覧や更新が可能(更新はPCのみ)で、クライアント用のアプリケーションがインストールされた端末でのみ閲覧や更新が可能となっている。そのほか、社外端末から同サービスにファイルをアップロードし、パスワードが付いたZIP形式の圧縮ファイルとして添付したメールを社内のユーザーに送信することができる。同サービスの提供にあたり、日本ユニシスはSaaS基盤「uSelfCloud」の提供と「SecureFiles+」の販売、ウィップスは「SecureFiles+」の開発と提供を行う。
2015年04月23日福岡市動物園はこのほど、同園オリジナルグッズ、「ツシマヤマネコ」の「もこもこファイル」を発売した。○ツシマヤマネコファンにはたまらない、もこもこした手触りのファイル同商品は、もこもこした不思議な手触りを楽しめるファイルだ。表は、じっとこちらを見つめるツシマヤマネコ。裏は、毛並みがアップでデザインされており、ツシマヤマネコファンにはたまらないグッズとなっている。同園売店での限定販売で、価格は490円(税込)。なお、同園では"もこもこではない"クリアファイルも販売している。レッサーパンダ、コツメカワウソ、オランウータン&テナガザルなど全10種類で、価格は各300円(税込)となる。
2015年04月21日情報処理推進機構(IPA)とJPCERTコーディネーションセンターは4月9日、ファイル圧縮・展開を行うフリーソフト「Lhaplus」に脆弱性があるとして最新版へのアップデートを呼びかけた。確認された脆弱性は、展開するファイル名の処理に起因するディレクトリ・トラバーサルの脆弱性と、任意のコードを実行される脆弱性。ディレクトリ・トラバーサルの脆弱性では、名前を細工されたファイルを展開することで、特定のファイルを作成されたり、既存のファイルを上書きされる恐れがある。もう一方の脆弱性も、細工されたファイルの展開で任意のコードを実行される恐れがある。影響を受けるバージョンは1.59とそれ以前のバージョンで、現在、最新バージョンでは1.72が公開されている。
2015年04月09日ビットセンドは4月6日、無料ファイル転送サービス「BitSend」のデータセンターを東京都内の大手データーセンターに移設したと発表した。BitSendは、同社Webサイトでファイルをドラッグアンドドロップするだけのシンプルな操作で、容量無制限、ファイル数無制限で一括して転送できる。FacebookやTwitter、Google+といったSNSで簡単にシェアできる機能を搭載しており、ファイル転送完了後の画面から直接シェアできる。サービス開始後、現在までに8万人を超えるユーザーに利用されているという。移設したデーターセンターでは、24時間365日のセキュリティ監視を行っており、停電時には無停電電源装置と自家発電装置によりサービスを継続できる環境が整っている。サービス側も、パスワードやダウンロード回数、掲載日数の設定に対応しており、指定回数や日数が経過するとファイルが完全に削除される。発行されるURLは33桁の英数字で暗号化されている為、第三者がアクセスする事は不可能としている。
2015年04月08日GMOクラウドは、社内ファイルサーバーの新規導入を検討するユーザー向けに「"失敗しない"ファイルサーバー選び入門セミナー ~ Dropboxなど様々なストレージサービスを徹底比較! ~」を開催する。開催日は4月23日(木)で、会場は東京・渋谷、参加無料で先着順。Windows Server 2003のサポート終了やDropboxに代表されるオンラインストレージサービスの普及に伴い、従来型の社内ファイルサーバーから新しいタイプのファイルサーバーへの移行を検討するユーザーは増加傾向にある。このセミナーでは、オンプレミス型やクラウド型のファイルサーバー、オンラインストレージなど、特徴の異なるサービスを比較検討し、ユーザーにとって最適なサービスを選ぶためのノウハウを解説する。またGMOクラウドの提供するクラウド型ファイルサーバー「ファイル執事」の実演デモを行い、クラウドを利用したファイルサーバーの実際の使い勝手を体験でき、参加特典として、同サービスの無償デモ環境も用意されている。セミナー開催概要は以下のとおり。・日程 4月23日 (木)・時間 15:00~17:00 (14:30受付開始)・場所 東京都渋谷区道玄坂1丁目16-7 ハイウェービル7階GMOグループセミナールーム・定員 30名(先着順、1社につき2名まで)・対象 ファイルサーバー導入を検討している人・費用 無料・セミナー内容の詳細および申込はこちら
2015年03月27日チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは3月25日、文書ファイル経由のマルウェア感染を未然に防ぐ新ソリューション「Check Point Threat Extraction」を発表した。Check Point Software Technologies アジア太平洋・中東・アフリカ地域のセールス担当バイス・プレジデントのスティーブ・マックワーター氏は、「現在、マルウェアの対策製品として、既知のマルウェアを検出する『アンチウイルス』と未知のマルウェアを検出する『ゼロデイ攻撃対策製品」があるが、検出漏れや対処にかかるまでの空白の時間といった"隙間"ができてしまう。この隙間を埋めるのが『Threat Extraction』」と、同製品の位置づけについて説明した。同製品は、メールの添付ファイルに潜むリスクを事前に除去することで無害化"して、マルウェアをブロックするものだ。具体的には、メールに添付された文書ファイルからアクティブ・コンテンツや埋め込みオブジェクトといったリスクのある要素を抽出したうえで、再構成したファイルをユーザーに遅延することなく提供する。これにより、ユーザーは安全な状態で、文書ファイルの内容を確認することが可能になる。元の文書ファイルを編集したい場合は、管理者の手を煩わせることなく、メールに貼り付けられたリンクを介して、元のファイルにアクセスすることができる。同製品の対象となるファイル形式はPDF、Excel、Word、PowerPointで、処理の対象とするファイルや除去する要素は選択できる。暗号化されたファイルを処理の対象にするかどうかも選択可能だ。再構成するファイルは、PDFファイル、もしくは元のフォーマットを維持した形のファイルという2つの手段で提供される。ただし、PDFファイルの場合はリスクを100%除去できるが、元のフォーマットを維持した場合は、悪用可能なコンテンツを完全に除去しきれない可能性があるという。チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ セキュリティ・エキスパートの卯城大士氏は「新種のマルウェアを検出して、ブロックするには時間がかかる。マルウェアの検出・ブロックに最長で79分かかる他社のゼロディ攻撃対策製品もある。その間、次々とマルウェアがネットワークに広がることになる」と、ゼロデイ攻撃の対策製品を導入していたとしても、時間の面で限界があると指摘した。また同氏は、他社のサンドボックスを活用したマルウェア対策製品は、こうした潜在するマルウェアに対するリスクを瞬時に除去するといった同様の技術をサポートしていないとして、同製品のアドバンテージをアピールした。同製品は、同社のセキュリティ・アプライアンス「Next Generation Threat Prevention」の新パッケージ「NGTX」の一部として第2四半期より受注が開始される。第3四半期からは、Webアクセス時にダウンロードするファイルを対象としたオプションも提供する予定。
2015年03月26日ファイルメーカーは、2015年7月20日から23日にかけて米ネバダ州ラスベガスで開催される開発者向けカンファレンス「FileMaker Developer Conference」の詳細スケジュールを発表した。今年で20回目となる本カンファレンスは、「Experience the Possibilities」をテーマとし、新しいトピックのセッションが追加されるほか、「デベロッパーカップ」、毎年恒例の「Woman of FileMaker昼食会」、20回記念パーティーなどの実施が予定されている。開催日程は、米国時間の2015年7月20日から23日までの4日間で、開催地は米国ネバダ州ラスベガスのホテル、ザ・コスモポリタン・オブ・ラスベガスとなっており、1,200人のFileMakerファンと50人のスピーカーが参加することが見込まれている。参加者は、「モビリティ」「イノベーション」「コア」「デザイン」「Web」「ビジネス」「ジェネラル」の7つのトラックを通して、最新の技術を活用したソリューション開発に必要なテクニックを学べる。また、世界中から参加する開発技術者と交流し、新しい製品やサービスを知ることができる。さらに、「FileMakerでダッシュボードを構築する60のヒントとテクニック」、「FileMaker WebDirectソリューションをゼロから作成する方法」、「スクリプティング:技術開発者のための大きな飛躍」、「あなたのデータベースにあるアプリケーション」、「FileMaker Goのパフォーマンス改善:100万件のレコードの検証で見えてきたこと」という新しいトピックのセッションも併せて開催される。本カンファレンスに、2015年3月31日までに参加登録を完了すると特別早期割引が適用され、参加登録料の通常価格(190,000円)から72,000円割引の118,000円で申し込むことができる。2015年5月26日までは45,000円割引の145,000円となる。有償でカンファレンスに出席する参加者は特典として、FileMaker Pro Advancedを受け取れる。また、2015年3月31日までに申し込むと、2014年のDeveloper Conferenceにて収録された55セッション分のビデオ(英語)が進呈される。グループ割引も用意されており、3人分の参加登録を行うと、4人目の参加登録費用が無料となる。
2015年03月23日Dropboxはこのほど、Android版Dropboxのアップデートを行った。アップデートによる主な新機能として、Android端末から直接PDFファイルを閲覧できるようになった。Dropboxから、あるいは別のアプリからDropboxを開く、またはオフラインでも閲覧可能となる。また、「共有」ボタンをタップすると自動的に共有リンクを生成するため、プレビュー画面から直接PDFファイルを共有できる。共有されたPDFファイルはDropbox内のフォルダ内に自動的に入るため、ファイルをダウンロードをする必要はない。そのほか、Dropbox内のWord文書、PDFファイル、パワーポイントファイルを検索し、必要な情報にすぐにアクセスできるようになった。
2015年03月21日イノベーター・ジャパンは、ファイル転送サービス「tenpu」の有料版「tenpu プロフェッショナル」をリリースした。利用料金は月額2,000円。tenpuは「さくっと送って、さくっと受け取る」をコンセプトとしたオンラインファイル転送サービス。これまでは2GBのファイルを転送可能な無料版を展開していたが、このたび容量および機能の追加により、たびたびファイルのやりとりを行うようなクリエイターやデザイナー、あるいは動画や画像など容量の大きなファイルを送る人にとってより便利なメッセージ有料版を公開した。また、具体的な機能としては、まずストレージが無料版の2GBより大幅に拡大され100GBとなっており、ファイル累計が100GBに達するまでは無期限でダウンロードが可能。独自のサブドメインの取得にも対応し、オリジナルのダウンロードページでファイルを送ることができる。また、ダウンロードページのデザインもカスタマイズや、パスワード機能も追加されている。
2015年03月19日キングジムは、さまざまな形状のシールを整理・収納することができるシール専用ファイル「オトナのシールコレクション」を発売する。発売日は4月10日。価格は税抜480円。同製品は、近年手帳やノートのデコレーション、写真のコラージュ、スクラップブックの作成などの用途で、大人の女性の間でシールやマスキングテープが流行していることを受け、大人の女性向けに作られたシール専用ファイル。複数のシールやマスキングテープを整理する際、「市販のファイルではサイズが合わない」、「子ども向けのデザインが多い」などの不満点があることに着目して製品を開発した。ラインナップは、シート状のシールをパッケージごと収納できる「シートシール用」、型抜きされた小さなシールを種類ごとにまとめて収納することを想定した「フレークシール用」、マスキングテープをシートに貼り付けてオリジナルの図鑑を作れる「マスキングテープ用」の3種類。それぞれ、外出先で手持ちのシールを使用する際に便利な付属品が同梱されている。
2015年03月17日AndroidスマートフォンやタブレットからPCに保存されている音楽などのファイルにアクセスできることをご存じだろうか? 「同期の設定が面倒」「Androidに重たいファイルは持ちたくない」といった問題も解決してくれるので、Android端末からWindowsのファイルにアクセスする方法を知っておくと便利かもしれない。今回、MakeTechEasierの記事「How To Access Shared Windows Folders on Your Android Phone)」をもとに、具体的な設定方法を紹介したい。このテクニックは、Windows 7以上の共有機能を利用して、Android端末から共有ファイルにアクセスするというものだ。さっそく手順を見てみよう。○Windowsマシン側の準備:共有するフォルダを選択するまずは、Windowsマシン側の設定を行おう。最初に、共有したいフォルダを選択する。エクスプローラで、共有したいフォルダをクリックしよう。「プロパティ」から「共有」タブを選択して「共有」ボタンを押す。次に、ファイルの共有相手となるユーザーを指定する。最も簡単なのは「Everyone」と入力して「追加」ボタンを押すことだ。なお、自分や特定のユーザーに指定する場合は、別途ユーザー名とパスワードを設定する作業が必要だ。許可のレベルは、デフォルトは「読み取り」のみを許可するようになっている。Android端末にあるファイルを共有フォルダにコピーしたいなど、読み取り以上の作業が必要なら、「読み取り/書き込み」などに許可のレベルを変更しよう。次は、共有の範囲を変更する設定を行う。スタートボタンから「コントロールパネル」内の「ネットワークと共有センター」を選択し、「共有の詳細設定の変更」を選ぶ。すると、パスワードで保護共有の設定ができるページが表示され、デフォルトで「パスワード保護の共有を有効にする」にチェックが入っているはずだ。上のステップで「Everyone」としているなら、「パスワード保護の共有を無効にする」にチェックを変更。特定のユーザーのみと共有する場合は、「パスワード保護の共有を有効にする」にチェックが入ったまま次のステップへ。なお、ユーザー名とパスワードを設定しているかどうかは確認しておくこと。これがないと、共有機能を利用できない。○Windowsマシン側の準備:IPアドレスを確認する次に、PCが利用しているIPアドレス情報を取得する。これには、「アクセサリ」から「コマンド プロンプト」を開き、画面に「ipconfig」と入力する。すると、IPアドレス情報が表示されるはずだ。有線接続の場合は「Ethernet Adapter ローカル エリア接続」の下に、無線接続の場合は「Wireless Adapter ワイヤレス ネットワーク接続」の下に、表示された「192.168.0.1」といった、ピリオドで区切られた4つの数字がそれだ。○Android端末の準備:共有フォルダにアクセスするアプリを設定するWindowsマシン側の準備が終わったら、Android端末側の準備をしよう。まずは、PCと同じネットワークを利用していることを確認する。Android側がLTE、PCは自宅のWi-Fiという場合は設定しても使えないので、注意が必要だ。同じネットワークにいることを確認したら、次はPCで設定した共有フォルダにアクセスするためのアプリをAndroidに入れる。さまざまなアプリが公開されているが、記事では無償の「ES File Explorer」を使っている。日本語にも対応しており、基本的には端末上のファイルが管理できるアプリだ。まずは、ES File ExplorerをGoogle Playからダウンロードして、インストールしよう。インストール後にアプリを開くと、端末側のSDカード内にあるファイルやフォルダの一覧が表示されるが、上部の左側に「Local」があるので、これを選択する。ここで「LAN」を選択する。LANに入ったら、ツールバーから「New」を選択する。すると「Scan」と「Server」の2つから選択を求められる。Scan、Serverのどちらからでも共有フォルダにアクセスできる。まずは、Scanのやり方を見てみよう。Scanを選択して、ネットワーク上のPCを探す。ここで、先のステップで調べたPCのIPアドレスの情報が必要になる。共有フォルダを設定したPCが表示されたらスキャンプロセスを中止してよい。自動的に接続するはずだ。自動接続されない場合は、上記で設定したユーザー名とパスワードが必要になる。一方、Serverを選んだ場合の方法は、Scanよりも難易度が少し。Serverを選択し、IPアドレスを入力する。すると「New/Edit Samba Server」というページになる。もしユーザー名とパスワードを設定したら、ここで入力となる。これで、共有フォルダがLAN画面に表示されるはずだ。ファイルを選択すると、Android端末で使えるようになる。動画ファイルなら、どのメディアプレイヤーで再生したいかを聞いてくるので、相性のよいものを選びたい。
2015年03月08日2015年1月よりサービスインし、話題沸騰中のブラウザゲーム『刀剣乱舞』より、ゲーム中でおなじみの刀剣男士の美麗イラストを使用したトレーディングクリアファイルが、2015年4月にコトブキヤより発売されることが決定した。価格は各325円(税別)。『刀剣乱舞』は、DMMゲームズ×ニトロプラスによる刀剣育成シミュレーションブラウザゲームで、名刀・名槍を擬人化したさまざまな「刀剣男士」が登場。発表の時点で大きな注目を集めていたが、サービス開始からさらに人気が加速し、1月20日前後にはサーバーが不安定になるほどプレイヤーが殺到。現在はゲームのみならず、twitter、pixiv、ニコニコ動画など二次創作活動も拡大し、爆発的な人気を誇っている。今回商品化されるトレーディングクリアファイルは、普段使いもしやすく持ち運びにも便利なA6サイズ。キャラクターは、ゲームで最初に選択できる刀剣男士5種のほか全12種を用意し、表と裏で2種類の表情が楽しめるデザイン。三日月宗近、鳴狐、五虎退、蛍丸、加州清光、和泉守兼定、陸奥守吉行、山姥切国広、蜂須賀虎徹、大倶利伽羅、堀川国広、歌仙兼定というラインナップとなる。商品は、ブラインドボックス入りのランダムアソートで、商品価格は各325円(税別)、1BOX20枚入り6,500円(税別)。現在「コトブキヤオンラインショップ」にて予約受付中。商品の発売および発送は、2015年4月を予定している。(C)2015 DMMゲームズ / Nitroplus
2015年02月19日業務でやりとりするファイルには、企業にとって重要な情報が数多く含まれている。社内での扱いにルールを定めても社外にまでそれを徹底するのは難しい上に、ルールが守られることを前提にするのでは不安が残る。もっときちんと機能的な制限を加えた上で、現場業務に支障の出ないものはないのかと考えるならば「WatchDox」を導入するのがおすすめだ。○安全性が高く不便にならないファイル共有方法とは?業務でファイルのやりとりをする時、どのような方法を採用しているだろうか。最も手軽なものは、メールへの添付だが容量制限がある。オンラインストレージを使ってファイル共有をする人もいれば、FTPでアップロードしたものをダウンロードしてもらうという方法をとる人もいるだろう。これならファイル容量による制限はあまりない。しかしこれらの方法には、セキュリティという面で大きな問題がある。通信の盗聴や改竄というようなリスクもあるが、そうしたリスクはあまり身近に感じられないという人もいるだろう。だが、送ったファイルがどういう使われ方をしているかわからないというリスクは誰もが現実のこととして想像できるはずだ。たとえば、ある新製品開発のプロジェクトで図面や材料に関する資料をまとめたファイルをやりとりしたとしよう。その時、発注した企業側では受注側のプロジェクトに所属している数名だけとのファイル共有を行ったつもりでいる。しかし受注側では事務処理のためにアシスタントがファイルを開き、さらに協力会社や材料の調達先にも情報を展開してしまうかもしれない。業務の内だから、プロジェクトのためのことだから問題がないと考える可能性があるわけだ。また、そうした多人数への展開を行わなかった場合でも打ち合わせ用にデータを入れたノートPCやタブレットを持ち運んだ折に、端末ごと紛失・盗難というトラブルにあってしまえばどうすることもできない。情報の管理は、ルールの取り決めでは実現できないのだ。機能的に制限を加える必要がある。しかし強固なセキュリティを考えると、どうしてもエンドユーザーにとって使いづらいものになってしまう。閲覧までに一手間かけて変換する必要があったり、閲覧のために特別なビューワーを使う必要があったりするのでは、業務が滞るという別の問題が発生する。どうするべきなのかといえば、答えは簡単だ。エンドユーザーがほとんど意識する必要もなく、快適に利用できるのにファイルの扱いにはきちんと制限をかけることができ、管理が徹底できるセキュアなツールを導入すればよい。そのためのツールが「WatchDox」だ。○細やかな権限設定とビジネスファイルをそのまま扱える快適さを両立「WatchDox」はファイルに印刷制限や有効期限などを設定でき、渡したあとでもファイルを守ることができるクラウド型サービスである。ファイルを暗号化するだけでなく、「編集・印刷・転送・有効期限」などの制限を付与して保護するとともに、閲覧や転送などファイルがどのように利用されたかを操作履歴から追跡できる。「WatchDox」を利用するときは、送信側、受信側とも、基本的にはブラウザがあればよい。ユーザーはブラウザのインタフェースを通じてファイルをやり取りできる。ファイルを閲覧・印刷するだけであれば、ブラウザを使ってできる。ダウンロードが許可されかつ権限設定が行われたファイルをユーザーのPCにダウンロードして開こうとした場合には、「WatchDox」のプラグインを使用する必要がある。これは最初にインストールすれば、それ以降は動いていることを意識させないものだ。権限設定されたファイルを開こうとすると、その裏側でその動作が許可されたものなのかどうかプラグインからサーバへ照会が行われる。また、WatchDoxのファイル管理はファイル名に依存しない。たとえファイル名を変更したり保存場所を変えたりしたとしても、確実に照会が行われるから安心だ。必要に応じて、照会をせずとも一定時間はオフラインでファイルを取り扱うこともできる。これらにより、ファイルが不用意にばらまかれるようなことはない。送信側では、ファイルに対してダウンロード、閲覧、編集、印刷、転送、有効期限に関する権限を指定できる。アクセス許可対象として受信者だけに制限することはもちろん、受信者のメールドメインを指定することもでき、社内では共有してもよいが社外には持ち出さないで欲しい、というような指定も可能だ。仮にファイル自体が持ち出されても、ファイルを開く時の権限照会によってそのファイルを開くことは許可されていないため、情報流出の心配はない。さらにスクリーンショットや画面をカメラで撮影するようなことを抑制するため、透かしやスポットライトという機能も提供している。非常に強固なセキュリティながら、通常のMicrosoft OfficeのドキュメントやPDFといったビジネスで利用するファイル形式が対象とされている。これらを特定のフォーマットへ変換などすることなくそのまま扱うことができるのも大きな魅力だろう。○有効期限設定やブラウザ閲覧が期間限定プロジェクトにも対応どれだけ厳しい制限を設定しても、渡したファイルがいつまでも相手の手元にあるというのは不安の種だ。必要な期間がすぎたらデータを破棄してもらう方法もあるが、これを相手に頼むのではなく送信者側でコントロールすることが「WatchDox」なら可能だ。1つの方法は、権限設定の中でファイルの有効期限を定めるものがある。期限が来たら自動的に無効化されるというわけだ。もう1つは、リモートでファイルを無効化する機能が用意されている。こちらは期限の問題だけでなく、送付後に内容が変更されたファイルの無効化、ファイルや宛先を誤って送信した 際の対応などにも活用できるだろう。また「WatchDox」にはブラウザからのファイル閲覧という機能が備えられている。Microsoft OfficeのインストールされていないPCからもスムーズにドキュメントの閲覧ができる。特に「WatchDox」はNTTコミュニケーションズの提供するオンラインストア「すぐに使えるビジネス向けアプリ」から申し込むと、10IDでの月額利用料金が2万1600円と低額なのも魅力的なのだが、このブラウザから閲覧するだけのユーザーについてはID数に含まれないため、一時的にドキュメント閲覧をしてもらいたい外部スタッフが増えた場合や、アシスタント的な参加者の多いプロジェクトでも利用しやすいのが嬉しい。○ファイル共有方法3つを必要に応じて選択可能「WatchDox」ではファイル共有の方法として3つの手段を用意している。それぞれ使い勝手が違うため、導入時には自分に合ったものを選択するとよいだろう。「Workspace」は、共有フォルダーにメンバーがアクセスして利用する方式だ。ユーザーごとに権限を個別に設定した上で共同作業を行うのに向いている。部署内やプロジェクト単位など一定のグループ内でファイルを共有したい場合によい方法だろう。「Exchange」はメールを使った共有だ。WatchDoxから送りたい相手を指定してファイルをアップロードし、メールを送信すると相手にアクセス先のURLが記載されたメールが届く。FTPやストレージサービスを利用するのと感覚的には似ているが、ファイルの利用権限がしっかりと設定されているから安全という方式だ。取引先それぞれに、都度いろいろなファイルを送るような使い方に向いている。「Sync」は、ユーザーが利用する端末と「WatchDox」のサーバとの同期を容易にさせるものだ。「WatchDox」のプラグインをインストールすると、ユーザーのPC上に「WatchDox」の「Workspace」と同期するWatchDoxフォルダーが作られる。そこにファイルやフォルダーをドラッグ&ドロップをすると、自動的に同期され、「WatchDox」にファイルをアップロードすることができる。同時に、ユーザーに共有されたファイルもWatchDoxフォルダーに同期される。そして「WatchDox」を「すぐに使えるビジネス向けアプリ」から契約する場合に限って、この3つの用途を分けたプランが存在するのも大きなポイントだろう。従来のメール添付やFTPでの送付の代用として手軽に使いたいならば「Exchange」のみという安価なプランが選択できる。グループワークを強化したいならば、モバイル利用と組み合わせた「Workspace」+「Sync」というものがよいだろう。もちろん、3つを組み合わせたプランも存在する。安価な上に、必要な機能だけを少ないID数で導入できるというのは、大規模導入がしづらい中小企業にとても嬉しいポイントだろう。旧来的なファイル送付しかしていないのならば、ぜひ導入を検討して欲しい。
2015年02月13日ウェブテクノロジは、PSDファイルをHTML5+CSSに変換するソフト「OPTPiX CrossPSD for Hybridcast」機能評価版の配布を開始した。評価版の対応OSはWindows 8.1/8/7。価格は無料。「OPTPiX CrossPSD for Hybridcast」は、「Adobe Photoshop」で制作されたPSDファイルを、ハイブリッドキャストに対応したHTML5+CSSに変換するソフトウェア。デザイナーが作成したPSDからレイヤーごとに画像を出力して座標や効果をCSSに書き起こすといった、コーダーが手作業で数週間かけて行っていたデザインの組み込み作業が、わずか数分で完了するという。さらに、デザイナーがHTML5での表示を手元で確認できるため、デザイナーとコーダーとの間での修正のやりとりや工程の手戻りが最小限に留められ、コンテンツの制作効率が大幅に向上するとのこと。また、今回配布が開始された「機能評価版」は、ユーザーからの意見や要望をもとに機能改善を目的としたもので、ライセンスは無料で提供される。希望者は、Webフォームに必要事項を記入のうえ申し込むと利用可能。評価版の使用期限は3月31日で、使用後はアンケートに協力することが条件。なお、評価版の対応OSは日本語版のWindows 8.1(64bit)/8(64bit)/7(64bit/32bit)だが、製品版ではMacにも対応予定とのことだ。
2015年02月12日富士通エフ・アイ・ピーと富士通ソーシアルサイエンスラボラトリは1月27日、簡単かつ安全に、電子メールと同様の操作でファイル送信を実現するソリューションの販売を開始すると発表した。このソリューションは、富士通FIPが提供している暗号化ファイル伝送ツール「FUJITSU Security Solution Confidential Posting(Confidential Posting)」と、富士通SSLが提供しているメール誤送信防止製品「FUJITSU Security Solution SHieldMailChecker誤送信防止(SHieldMailChecker 誤送信防止)」を連携させたもの。従来の「SHieldMailChecker 誤送信防止」と同様、宛先などに基づき送信リスクを自動検出し、利用者に通知、再確認を促すことで、誤送信対策を行う。さらに、今回の連携により、送信リスクを通知する確認画面において、「添付ファイルを暗号化する」のチェックボックスを選択するだけで、添付ファイルのみを自動的に分離して暗号化し、安全に送信することが可能になるという。
2015年01月28日ファイルメーカーは、ユーザー向けオンラインコミュニティ「FileMaker Community」において、iPad、iPhone、Windows、Mac、Web向けのカスタム・ビジネスソリューションを構築、展開および運用する方法に関する情報やリソースを無料で提供すると発表した。これは、以前に「FileMaker Technical Network」として知られていた会員向けサービスを刷新したもので、インターフェースデザインを変更しただけでなく、どのスキルレベルのユーザーであってもこのコミュニティで恩恵を受けられるよう再構成されている。日本で約13,000人が参加しているというFileMaker Technical Networkのメンバーは、そのままFileMaker Communityの日本語スペースにアクセスできるようになっている。これまでメンバーのみがアクセス可能だった技術文書、サンプルやツールといった情報がすべて一般に公開され、会員登録なしでも、情報の検索や閲覧、リソースのダウンロードが可能となった(ただし、ディスカッションに参加したり情報を共有したりするにはアカウントが必要)。また、本サービスの公開と併せて、同社の日本語のオフィシャルWebサイトのURL変更が発表された。新しいURLは、となる。
2015年01月27日GMOクラウドは1月14日、クラウド型ファイルサーバ「ファイル執事 byGMO」を同日より提供開始したと発表した。「ファイル執事 byGMO」は、セキュアな接続を実現する「リモートアクセスVPN機能」や、ファイル復元機能を標準搭載し、導入から運用、監視までの作業を顧客に代わって行う、専任のシステム担当者を持たない中小企業に最適なサービスとして提供される。「500GB」「1000GB」「2000GB」の3プランが用意され、標準機能のほかにオプションでストレージ容量のカスタマイズにも対応している。「Active Directory」の連携に対応しているので、社内ファイルサーバと併用した一元管理も可能なほか、パソコンのローカルフォルダへアクセスする感覚で簡単にファイルの保存・編集などの操作を行える。また、アクセス権の設定もOS標準の操作で設定できる。標準搭載している「ボリュームシャドウコピー機能」では、ファイルサーバ上のファイルやフォルダの変更履歴を定期的に記録。そのため、誤操作でファイルを削除してしまった場合でも、一定時で保存されたファイルを復元することができる。価格は初期費用が6万8,040円、月額費用が2万1,860円(500GBプラン)~、2万9,960円(1000GBプラン)~、4万6,160円(2000GBプラン)~。ユーザー数は20ユーザーで、追加オプションもある。また同社は、「ファイル執事 byGMO」のサービス開始に伴い、導入支援セミナーをセルリアンタワー(東京都渋谷)で2015年2月3日に開催する。参加費用は無料。詳細・申し込みはこちらから。
2015年01月15日IDC Japanは1月14日、国内ファイル/オブジェクトストレージ市場の2014年~2018年の予測を発表した。これによると、同市場の2014年の売上額は781億円、出荷容量は946PBと予測されている。同社によると、非構造化データを管理するストレージインフラとしては、これまではファイルストレージの利用が中心だったが、国内市場でもオブジェクトストレージの導入が増加してきているという。同社は、これらのストレージソリューションを「ファイル/オブジェクトストレージ市場」と定義している。同市場は、スケールアップソリューションとスケールアウトソリューションの2つのセグメントで構成されている。スケールアップソリューションには、汎用OSベースのファイルサーバとスケールアップファイルストレージが含まれ、スケールアウトソリューションには、スケールアウトファイルストレージとスケールアウトオブジェクトストレージが含まれる。同社は、今後、スケールアップソリューションからスケールアウトソリューションへのシフトが進むと見ている。今回の調査結果によると、2018年までの予測期間中、スケールアウトソリューションが市場の成長をけん引し、国内ファイル/オブジェクトストレージ市場の2018年の出荷容量は3751PBになると予測されている。ストレージシステムズマーケットアナリストの宝出幸久氏は「国内ファイル/オブジェクトストレージ市場においては、Software-Defined Storageの普及、オープンソースソフトウェアの影響力の拡大、クラウドサービスプロバイダーへのストレージ支出のシフトなどに留意すべき」と分析している。
2015年01月14日トランスウエアは1月8日、企業向け大容量ファイル転送・オンラインストレージ「Active! drive SS」の提供開始を発表した。Active! drive SSは、「安心のセキュリティ」と「すぐに使える」「高品質なのに低価格」をコンセプトに開発。メールでのファイル送信やUSBなどの物理媒体でのやり取りはセキュリティや機能に不安が残ることから、このサービスにより情報漏えい対策やデータの一元管理を支援していくという。セキュリティコントロール機能では、ユーザーごとに権限設定ができるだけではなく、ファイルの受渡期日の設定、ダウンロード回数制限といった設定も可能。また、ファイルの送信経路やデータの共有場所、ユーザーの利用履歴・行動履歴も一元管理できる。信頼性では、SLAによる99.9%の稼働保証を行っており、24時間365日の障害対応サービスも提供する。利用料金は1アカウント月額300円(税別)。容量追加オプションの契約で、ファイル保存期間に制限がない無制限ドライブの利用も可能となる。
2015年01月09日パイオニアは、ファイルミュージックの再生に特化した、大型タッチディスプレイ搭載ホームDJ向けマルチプレーヤー「XDJ-1000」を発売する。販売開始は1月中旬を予定。価格はオープン。同製品は、音楽ファイルの再生に特化したホームDJ向けのマルチプレーヤー。フラッシュメモリーやハードディスクなどのUSBストレージデバイス、あるいはWi-Fi接続されたMac、Windows PC、iOSデバイス、Androidデバイスに記録されている楽曲ファイルを読み込んで、家の中などでDJプレイを楽しむためのものだ。大きな特長は、クラブなどで使われているプロDJ向けのマルチプレイヤー「CDJ-2000NXS」の基本レイアウトと操作性を継承していること。直径206mmの大型ジョグダイヤルと液晶タッチディスプレイを搭載することで、楽曲タイトルやアートワークなどを表示して楽曲を直感的に探したり、曲全体および波形を視覚的に把握できるようになっている。さらにタッチディスプレイ上のQWERTY配列のキーボードから、タイピングによるキーワード検索も可能だという。また、DJプレイ前に楽曲の事前準備が行える楽曲管理ソフト「rekordbox」(Windows/Mac対応)では、曲の「WAVE ZOOM」、「KEY」、「WAVE」、「BEAT GRID」、「BPM」、「ID3 TAG」などの解析や、楽曲ごとの「ACTIVE LOOP」「CUE」「LOOP」の設定、 「PLAYLIST」の作成・編集などに加え、簡単操作でビート位置を移動させる新機能「BEAT JUMP/LOOP MOVE」が利用可能。さらに、無償でダウンロードできるiOS用/Android用アプリを使えば、外出先で楽曲の準備や管理、確認が可能とのことだ。2015年3月には、Serato社のDJソフトウェア「Serato DJ」のUSB-HIDコントロールへの対応も予定されている。そのほかの主な仕様は、外寸が幅305mm×奥行382.5mm×高さ110mm。重さは3.3kg。再生可能ファイルはMP3、AAC、WAV、AIFF(iOSはMP3、AACのみ)、USB端子はA端子×1とB端子×1、音声出力端子はAUDIO OUT (RCA)とCONTROL(φ3.5mmミニプラグ)、そのほか、LAN(100Base-TX)が装備される。付属ソフト「rekordbox」の動作システムは、Windows7以上/Mac OS X 10.6以上となっている。
2014年12月19日インフィニシスは、Mac用のファイル/データ管理ソフト「EagleFiler」の最新版となるバージョン1.6.3を同社運営のインターネット通信販売サイト「Shop Infinisys」を通じて販売開始した。価格は3,200円。11月27日まで20%オフでの販売を行う。あわせて体験版のダウンロードサービスの提供も開始した。EagleFilerはMacのファイルと情報管理マネージャーである。メール、Webページ、PDFファイル、テキストファイルなどの管理および検索が行える。WebページをEagleFilerに登録すると、すべてのリンクなどの情報が含まれるようになる。さらに、各ファイルの暗号化が可能となっている。本バージョンではOS X Yosemiteに対応したほか、システムの「共有」メニューから直接URLをインポートできる機能が追加された(OS X Yosemiteのみ対応)。また、メモリ管理の効率化が図られ、いくつかの不具合が修正されている。対応OSはMac OS X 10.6.8以上。
2014年11月22日アクロニスは11月12日、社内ファイルサーバーでクラウドストレージサービスのような機能と操作性を提供するモバイルファイル共有ソリューションの最新版「Acronis Access 7」を発表した。Acronis Accessは社内ファイルサーバー上のファイルをモバイルデバイスで利用しやすくなるソリューションで、ユーザービリティを高めた専用のモバイルアプリで直感的に操作ができる。ユーザー操作を細かく制御できるポリシー設定も特徴で、クライアント側からの編集禁止機能などはユーザーからも好評を得ているという。Active Directory統合も行っているため、シンプルなユーザー管理を実現しており、監査ログ機能やデバイス盗難時のリモートワイプ機能なども提供している。Acronis Accessはオンプレミスのファイルサーバーでファイルを管理するため、クラウドストレージサービスに不安を持つ企業であっても、導入障壁が下がるという。最新版である7では、既存の社内ファイルサーバーやNAS、SharePointにWebブラウザからアクセスできるようにしたほか、Web APIを新たに提供し、カスタムアプリの作成やWebベースの既存ソリューションと統合しやすくなる。クラウドストレージサービスでは、オンプレミスと別環境であったり、社内ファイルサーバーの活用が難しいケースが多く、Active Directoryとの統合が単体ではできないものが多いという。Acronis製品はオンプレミスベースであるため、社外利用へのセキュリティを担保しつつうまく活用できるとしている。価格は、中小企業向けのAcronis Accessが25ユーザーで19万8000円、50ユーザーで29万8000円、100ユーザーで44万8000円。エンタープライズ向けのAcronis Access Advancedでは、250ユーザーまでで1ユーザーあたり2万5000円、251~500ユーザーで1ユーザーあたり2万円、1万ユーザー以上では1ユーザーあたり8500円となる。クラウドストレージサービスとのコスト比較では、多くの企業が2年間の月額課金が行われているとのことで、1ユーザーあたりの月額費用を計算した場合、数百円レベルで提供できることから、オンプレミスとクラウドでコストは大差ないという。いずれも1年間の保守契約を含んでいる。次年度以降の保守更新費用はライセンの25%となる。1ユーザーで3デバイスまで利用できる。なお、同製品はダイワボウ情報システムとソフトバンクコマース&サービスを通じて販売される。アクロニスによると、今後クラウド市場にも本格的に参入するとしており、サービスプロバイダー向けのクラウドバックアップサービスプラットフォーム「Acronis Backup as a Service」を近日リリースする。
2014年11月12日アイ・オー・データは、Windows Server 2003 サポート終了に伴うファイルサーバー入れ替えセミナー「効率的な投資による失敗しないファイルサーバー入れ替え術」を11月5日の札幌を皮切りに、仙台(11月2日)/東京・秋葉原(11月19日)/名古屋(11月26日)/大阪(12月3日)/金沢(12月5日)/博多(12月17日)/広島(12月18日)と全国8カ所において開催。同社のネットワークハードディスク(NAS)「LAN DISK Z」を使った効率的なファイルサーバーの入れ替え方法を紹介していく。2015年の7月には、Windows Server 2003のサポートが終了する。OSのサポートが終了すると随時更新されていた修正プログラムが提供されなくなり、脆弱性が放置された状態で利用することになる。金銭や情報を狙った攻撃や多くのマルウェアがこの脆弱性を狙っており、サポート終了前に対策を立てることが求められる。9月に日経BPコンサルティングが実施したアンケート「Windows Server 2003 サポート終了への対応状況調査」では、Windows Server 2003を利用している回答者の1/3にあたる33.8%がリプレース作業の完了がサポート終了までに間に合わないとしており、4割の企業がサポート終了の直前である2015年4月から7月と回答している。リプレースが遅れているおもな理由としては、「移行作業に必要な投資を行えないから、予算がないから」が35.5%、「Windows Server 2003 の台数が多い」(24.1%)、「移行作業に手間取っている」(19.9%)などが挙げられている。また、調査では、6割強が対応の遅れが大きなリスクを呼ぶことを認識しているという結果も示している。アイ・オー・データは、このようなWindows Server 2003サポート終了に伴う状況を鑑み、「効率的な投資による失敗しないファイルサーバー入れ替え術」を開催。ファイルサーバー機能に特化した同社NAS「LAN DISK Z」を使った効率的な移行方法を全国8カ所で紹介する。「LAN DISK Z」は、NAS専用HDD「WD Red」や定期的にNASの状態を管理、承認できる「NarSuS」機能を搭載するほか、ハードディスクが万一故障した場合に、最大100万円までデータ復旧サービスを無償で利用ができる「価格シミュレーションとデータ復旧サービス特約」も展開しており、ハードウェア、ソフトウェア、サービスの3つの安心を提供している。なお、今回のセミナーでは日本マイクロソフトのセッションも予定されており、「Windows Server 2003サポート終了後も使い続ける危険性、Windows Storage Server 2012 R2導入のメリット」が解説される。企業向けサーバーOSのサポート終了では、情報漏えいをはじめとした被害の大きさも懸念されるため、早めの対策が求められる。
2014年11月07日米Boxの1次販売代理店である三井情報(MKI)は10月28日、ファイル共有サービス「box」において、複数の企業と販売パートナー契約を結んだと発表した。boxは、容量無制限の企業向けクラウド型のファイル共有サービス。シングルサインオンサービス(SSO)と連携するなど、多種多様なAPIを通じて外部サイト・システムとの連携を可能としている。販売パートナー契約を結んだのは、エヌシーアイ、ジェイエスキューブ、電算システム、Too、キヤノンマーケティングジャパン、シヤチハタ(五十音順)の6社。シヤチハタは、電子文書にも紙の書類のように捺印ができる「電子印鑑システム パソコン決裁」を提供している。今回のパートナー契約およびサービス連携により、スマートフォンやタブレット端末で決裁書や申請書を確認し、電子捺印で即座に承認が可能なソリューションを提供。サービス提供開始は2015年春からの販売を予定している。
2014年10月29日ねこじゃらしは10月24日、プロクリエイター向けファイル共有サービス「Jector」のサービス開始を発表した。Jectorは、同社がすでにリリースしているクラウドストレージサービス「MacServer」で培ったノウハウをもとに、日本のプロクリエイターや制作会社の意見・要望を受けて開発したファイル共有サービス。クリエイティブ業界では、大きなファイルや特殊なファイルを取り扱うケースが多く、社外のユーザーも参加するプロジェクトが多いため、そのような環境で安全にファイルを共有できるようにすることを目的としている。例えば、社内外のメンバーとの共有機能では「プロジェクトフォルダ」と呼ばれるメンバーを限定したフォルダの中でファイルを共有できる。共有されたプロジェクトにはメンバーの顔アイコンが表示されるため、誰とどのようなファイルを共有しているかがひと目でわかるという。また、その他機能では、ブラウザ上でPhotoshop、Illustrator、InDesignといった多くの専門的なファイルのプレビューに対応。ソフトをインストールしていない社外のメンバーで会っても、ブラウザで簡単にファイルの内容が確認できる。高解像度ディスプレーでの表示にも最適化されており、"Retina"や"5K"でも細部までファイル確認が可能となっている。もちろん、Webブラウザのみではなく、デスクトップアプリケーションをWindows(今冬リリース予定)とMacの双方で用意。社内ファイルサーバーやNASのようにマウントできるため、従来の運用体制からスムーズな移行ができる。ファイルは同期するタイプではなく、必要な時にダウンロードする仕組みを採用。容量の大きなアセットデータを多数管理する企業に最適としている。また、iOSアプリも10月下旬にリリース予定だ。ネットワーク接続については、全ての通信経路を暗号化しており、ユーザーデータはISMS認証を取得している国内のデータセンターに保存するという。ファイル操作の詳細ログも追跡可能となっている。月額料金は1ユーザーあたり2000円、容量1GBごとに20円となっており、最低5ユーザー、100GB~の利用が推奨されている。なお、初期費用は1カ月分の料金となっているが、12月31日までは初期費用無料キャンペーンを実施している。また、30日間は無料の試用期間が設定されている。
2014年10月27日