アダム・クーパー主演の『SINGIN’ IN THE RAIN ~雨に唄えば~』(演出:ジョナサン・チャーチ)が4月3日、東急シアター・オーブにて開幕した。ミュージカル『SINGIN’ IN THE RAIN ~雨に唄えば~』チケット情報「ジーン・ケリーを越えた」と評されたクーパーの名演が、日本の演劇ファンを魅了したのは2014年の来日公演だった。今回はその絶賛を受けて実現した特別な再演である。クーパーを始めとするメインキャストを英国オリジナルキャストで揃えたプレミア・ステージに、3階席までを埋め尽くした観客の期待が集中。その熱気のなか、古き良きハリウッドの匂いを連れたアンサンブルの軽やかなダンスでショーがスタート。セレモニーのシーンで白ハット、白コート姿のクーパーが優雅に現れると、客席から歓迎の拍手が沸き起こった。背景となるのは映画がサイレントからトーキーへ移ろうとする時代。映画業界の奮闘をコミカルに描きながら、クーパー扮する人気スター俳優ドン・ロックウッドと駆け出し女優キャシー(エイミー・エレン・リチャードソン)の恋がロマンチックに綴られる。スクリーン映像を巧妙に差し挟んだ演出が功を奏し、場内を何度も沸かせるが、やはり一番の見どころはとびきり華やかに繰り出されるダンスシーンだ(振付:アンドリュー・ライト)。クーパーはスターながらつねに好奇心でときめく少年のような親近感をにじませて、キャシーとの奇妙な出会いから、再会した彼女をからかう一連の流れを小粋なステップで表現。さらに親友コズモ(ステファン・アネリ)との見事に息の合ったタップダンスで興奮をあおる。コズモのソロ・ナンバー『メイク・エム・ラフ(笑わせろ)』に至っては、アネリの超絶軽妙なパフォーマンスが劇場内の誰をも破顔にした。多幸感に包まれるなか、ドン、キャシー、コズモによる『グッド・モーニング』のナンバーへ。ミュージカル映画作りに心躍らせる3人が、全身全霊でステージを駆け回る様はなんとも爽快!歌い、踊り終えてバッタリと倒れる3人に向けて拍手喝采が鳴り止まない。ショーストップを引き起こすほどの盛り上がりにクーパーが嬉しそうな笑みをこぼし、コミカルに手振りで客席の熱狂を抑え、芝居を続行する一幕が見られた。そして待望の、12トンもの雨が降り注ぐ名シーンに突入。前回以上に大胆に客席へ向けて水しぶきを蹴散らすクーパーは、観客との呼応を心から楽しんでいるように見える。歓喜の叫びが起こるたびに、しなやかな体躯がエレガントに躍動した。幸せな笑みを増幅させて進行するドラマは、クライマックスで思わぬ感動の涙を誘い出す。その瞬間、観客も彼らの味方として登場人物になれるのだ。開幕前のインタビューでクーパーが語っていた、「人生に対して肯定的になれる作品」という言葉の意味を強く実感。観終わった後に駆け出したくなる、そんな晴れやかな余韻をぜひ劇場で体感してほしい。公演は4月30日(日)まで。取材・文上野紀子
2017年04月10日アダム・クーパー主演のブロードウェイ・ミュージカル『SINGIN’ IN THE RAIN 雨に唄えば』が、2年半ぶりに東急シアター・オーブに再登場する。2014年秋の前回公演が絶賛を博し、期待の声が高まって今回の再来日公演が決定した。しかもクーパーを始めとするメインキャストは、英国オリジナルキャストを再集結させての特別な日本公演である。聞けばキャスト、スタッフ陣は東京にて再会し、滞在しながら4月3日(月)の開幕へ向けてブラッシュアップ稽古を進めているという。来日キャストによるブロードウェイ・ミュージカルの稽古を、都内某所で見学する。そんな異例にして貴重な体験が叶うこととなった。ミュージカル「SINGIN’ IN THE RAIN ~雨に唄えば~」チケット情報稽古場のスペースいっぱいに舞台面が設えられているので、“かぶりつき”と言われるほどの近距離から稽古を眺めることに。引き締まった体躯のキャスト陣によるウォーミングアップの光景だけでも圧倒される。演出助手の合図ですぐさま幕開きから通し稽古がスタートした。Tシャツやスパッツなどの稽古着スタイルでも、アンサンブルのキレのある動き、生き生きとした表情がパーティー・シーンの豪華さを存分に伝えてくる。アダム・クーパーもトレーニングウェアの上に白のハット、白のコートを着て、映画スターのドン・ロックウッドとなって登場。本番の端正なスーツ姿とはひと味違ったコミカルさや愛嬌を感じるのは、稽古場ならではのお得感か。クーパー自身も非常にリラックスした様子で、ヒロインのキャシー(エイミー・エレン・リチャードソン)との偶然の出会いと、その後の再会で彼女をからかう一連のシーンを、悪戯っぽい微笑みを浮かべて小粋に演じてみせる。一幕で早くも興奮に拍車をかけるのは、相棒コズモ役のステファン・アネリとの息の合ったタップ・ダンスだ。ハット・チェンジも鮮やかに、クーパーとアネリの信頼が見てとれる軽やかなステップは見応え十分。観る者の頬を緩ませるアネリの演技は、ソロ・ナンバー『メイク・エム・ラフ(彼らを笑わせろ)』でその愛すべき魅力が炸裂した。共演者もスタッフも、稽古場中の人間が幸せな笑顔で彼を見つめている。ドン、キャシー、コズモによるナンバー『グッド・モーニング』は、映画の印象を忠実に残しながら、舞台ならではの新たな躍動感に惹きつけられるシーンだ。快活な滑り出しから、後半にはドンとキャシーの距離がぐっと縮まってロマンチックムードに一変。クーパーとリチャードソンの熱いやりとりにうっとりとさせられる。そしてドンが雨の中、恋の喜びに歌い踊るあの名シーンへ。客席に向けて水を蹴散らす仕種をするクーパーの表情は、実に晴れやかだ。本番はここで12トンもの雨が降るのか…と想像してさらに昂揚が高まる。今回の取材で、クーパーが「ドンの、脆さも含めた人間らしさを見てほしい」と語っていた。その言葉通り、ハリウッドを舞台とした心浮き立つ華やかさだけでなく、夢や恋に揺れる登場人物たちへの愛着、共感も強く沸き起こる作品である。彼が約束してくれた「魔法のような体験」を、次はぜひ本番の舞台で確かめなくてはならない。再追加公演も決定。取材・文上野紀子
2017年03月28日ブラッドリー・クーパーとの第1子を妊娠中のイリーナ・シェイクが、ロサンゼルスでベビーシャワーを開いた。31歳のイリーナと42歳のブラッドリーは2015年から交際を始め、昨年11月に第1子を妊娠中とわかった。今月に入ってロサンゼルスで行ったベビーシャワーには家族や友人たちが集まり、祝福したという。「E!News」によると、2人はすでに生まれてくる子どもの性別を知っていて、「それに合わせて飾りつけをしていた」そうだ。ゲストたちはデザイナーブランドのベビー服やおもちゃなど、高価なプレゼントを持ち寄った。関係者によると、イリーナはいまも「トレイナーについて、軽いエクササイズを続けています」とのこと。食欲も旺盛で、妊婦生活を快適に過ごしていて、ブラッドリーとの関係も良好。「ブラッドリーはイリーナをよくサポートしていて、ドクターとの面会にも付き添うなど、彼女の妊娠中ずっと一緒に過ごしています。彼の母親もよく手伝ってくれています」。(text:Yuki Tominaga)
2017年03月16日アダム・クーパー主演のミュージカル『SINGIN’ IN THE RAIN ~雨に唄えば~』が、3年ぶりに再び日本にやってくる。名優ジーン・ケリーの同名映画を原作に、2012年にロンドン・リバイバルとして登場した人気ミュージカルだ。本作で「ジーン・ケリーを超えた」と評されるほどの絶賛を受けたクーパーが、前回2014年の来日公演に引き続き、今回も主人公ドン・ロックウッドに扮して魅惑のステップを披露する。ミュージカル『SINGIN’ IN THE RAIN ~雨に唄えば~』チケット情報「再演が実現して本当に幸せに感じていますね。ドン・ロックウッドのようなキャラクターはめったに出会えない役なので」ハリウッド映画がサイレントからトーキーへ移ろうとする時代を背景に、人気スター俳優ドンと駆け出し女優キャシーの恋、映画業界の舞台裏を爽快に描いたストーリー。とびきり艶やかで、コミカルで、ロマンチックなダンスシーンが全編を駆け巡る、観る者を必ずや笑顔にする作品だ。マシュー・ボーンの『スワンレイク』の成功で日本でも多くのファンを持つクーパーが、前回同様に来日公演に限って復活。つまり、アダム・クーパーの『SINGIN’ IN THE RAIN』は日本でしか見られないプレミア・ステージなのだ。「お客様には、ドンというキャラクターの“旅”を感じていただけたらと思っています。彼は映画スターとして周囲から過度に評価され、自分はベストだと思い込んでいた人間です。しかしキャシーとの出会いによって謙虚さを学び、人生の新たな側面を見るようになり、彼女のキャリアを支えたいと考えるようになります。ドンの人間らしさ、そして脆さも表現していきたい。キャシーが彼の無防備な姿を見ることで、観客の皆さんも好感を持って応援したくなる……私が演じるドンはそんな人物です」一番の見どころは映画でもおなじみの名シーン、雨の中をドンが歌い踊るタイトルナンバーだ。12トンもの雨が降り注ぐステージで、クーパーが客席に向けて豪快に水を蹴り上げると、熱い歓声が沸き起こる。「ドンの恋に落ちた喜びを最大限に表しているナンバーなので、私自身が楽しむこと、その瞬間を生きることを心がけています。あとは、転ばないように気をつけることかな(笑)」前回の来日時には「これが最後かも」と言っていたが、今回は「これが最後じゃないといいな。そんな希望を持っています」。スーパーダンサーが自信の笑みで再挑戦する当たり役、その生の感動を雨の飛沫とともにぜひ受けとめたい。「絶対に忘れられない、魔法のような体験を皆様にお届けしたい。必ず人生に対して肯定的になれる、そう信じられる作品です」なお、好評につき追加公演(4月23日(日)17:30の回)が決定。また、2月19日(日)14時半からBS-TBSにて『大ヒットミュージカル!「雨に唄えば」の魅力舞台裏徹底レポート』を、3月4日(土)15時半からTBSにて『天海祐希が嫉妬した 12トンの雨が降る!?ミュージカル「雨に唄えば」公開直前SP』をそれぞれ放送予定。チケット発売中。取材・文上野紀子
2017年02月17日4月3日(月)より上演されるミュージカルLION PRESENTS『SINGIN’ IN THE RAIN~雨に唄えば~』の製作発表が行われ、主演のアダム・クーパーとスペシャルゲストの天海祐希が登壇した。【チケット情報はこちら】同作はミュージカル映画の名作『雨に唄えば』の舞台版で、2012年にロンドンのウエスト・エンドで上演。2014年には、ウエストエンドでのオリジナルキャストであるアダム・クーパーが特別出演した日本公演が実現。観客を大いに魅了し、会場となった東急シアターオーブでの海外招聘ミュージカルでは過去最高の動員記録を樹立した。今回は、アダム・クーパーをはじめとするメインキャストを英国オリジナルキャストで再演する。会見でアダムは「日本に来られて嬉しい。色々な場でよく言っていますが、第2の故郷だと思っています」とコメント。作品、そして何よりアダム・クーパーの大ファンと語る天海は、作品について「見ていてワクワクする話。見終わったあとにとっても幸せな気持ちになれますし、どこかで必ず1度は聴いたことがある曲が沢山流れて、自分も踊れるんじゃないかと思わせるくらい引き込まれます」と解説。アダムも天海の解説にうなずきながら「最高にハッピーになれるお話。普遍的な魅力があります。あとは大量の水が降ってくるところは見所ですね」と語ると、天海も「想像を遥かに超える量です!」と話した。アダムと天海が語った、舞台上に降り注ぐ雨の量はおよそ12トン。「全て僕の頭に降ってくるんです(笑)。そのシーンでは転ばないように気をつけています」とアダムが語ると、天海は「衣装は水を含むと凄く重くなる。その衣装を着て、表情も変えずに軽やかに踊るのは本当に凄いことだと思います」と話した。天海はほかにも、大ファンであるアダムについて「ダンスが素敵。ステージに立つと、ここにいらっしゃるよりもっと大きく見えて、投げかけた手先が見ているこちらまで飛んでくるんじゃないかと思わせるくらい。(笑)。ステージ全体の空気を動かしながら踊られるので、是非生で観ていただきたい」と語った。アダムは「普通、パフォーマーは繰り返しのものはやりたくないと思うものなのですが、私自身が感動できる、そしてお客様の反応が素晴らしかったという意味で、何度も再演したいと思える数少ない作品のうちのひとつです。若い方から年配の方まで楽しめます。以前お客様に“どんな気持ちで劇場へ来ても、ハッピーになって帰れる作品”と言っていただいたのがとてもうれしかったのですが、私も舞台の上でハッピーな気持ちになっているので、観ていただいたお客様にも同じ気持ちになっていただきたい」と同作をアピールした。ミュージカルLION PRESENTS『SINGIN’ IN THE RAIN~雨に唄えば~』は4月3日(月)から30日(日)まで東京・東急シアターオーブにて上演。チケットは発売中。
2017年01月25日ブラッドリー・クーパーと交際中のイリーナ・シェイクが第1子を妊娠している、と複数の関係者が証言している。「E! News」によると、イリーナは現在妊娠第2期(14週から26週)に入ったと言われているが、ブラッドリー側もイリーナ側も妊娠説についてコメントしていない。イリーナは11月30日(現地時間)にパリで開催されたヴィクトリアズ・シークレットのファッションショーに出演した。もちろんランジェリーを着てランウェイを歩いたのだが、2パターン見せたスタイルはどちらも、コートなどでウエストやおなかのラインを隠していた。バックステージでもずっとローブ着用で、おなかは見せないようにしていたという。イリーナは30歳で、ブラッドリーは40歳。もしうわさが事実なら、2人にとって第1子となる。(text:Yuki Tominaga)
2016年12月02日『スタア誕生』のリメイク映画で映画デビューを飾るレディー・ガガと、同映画に主演、長編監督デビューを果たすブラッドリー・クーパーが親交を深めている。ワーナー・ブラザースが『スタア誕生』のリメイク映画を製作することを発表してから約2週間。カリフォルニア州マリブでブラッドリーと共に食料品を買っているガガの姿がキャッチされた。「People」誌によればガガがフォードの車を運転し、助手席にブラッドリー、後部座席に2人の男性を乗せて現れたという。この日の2人の装いは、ガガは白のキャミソールにデニムのショートパンツ、足元はスニーカー。ブラッドリーは赤のシンプルなTシャツにブラックデニム、キャップを後ろ向きにかぶって両者とも実にカジュアル。2人が一緒にいる姿を目撃されたのはこれで2回目である。4月にはブラッドリーが運転するドゥカティのバイクの後ろにガガが乗ってイタリアンレストランに来店。「なぜガガとブラッドリーが2人で…」とその不思議な組み合わせと、さらにファッションまでライダース・ジャケットでペアルックのようだったので、さまざまな憶測を呼んでいた。しかし、蓋を開けてみれば映画で共演が決まっていた2人。ガガは先月、『スタア誕生』の製作が発表された後、「ブラッドリーが監督・共演のこのプロジェクトに大喜びよ。彼は素晴らしい、ヴィジョンを持ったアーティストなの」とツイートしてブラッドリーを褒めたたえている。(Hiromi Kaku)
2016年09月05日3年連続アカデミー賞ノミネートのブラッドリー・クーパーを主演に、日本でも今年6月に公開された『二ツ星の料理人』のBlu-ray&DVDが11月2日(水)より発売されることが決定。そしてブラッドリーがメッセージを贈る特別映像つき予告編も到着した。シェフとしては最高だが、人間的には欠点だらけの二ツ星の料理人アダム(ブラッドリー・クーパー)は、問題を起こしてパリから逃げ出す。死んだと噂されて3年、もう一度、料理人として再起をはかるため、ロンドン美食界の友人トニー(ダニエル・ブリュール)のレストランに乗り込む。「世界一のレストランにしてやる」と自分を雇う約束を取り付け、女性料理人のエレーヌ(シエナ・ミラー)、パリ時代の同僚ミシェル(オマール・シー)など最高のスタッフを集めていく。しかし、ブランクの間に、調理方法からレストランの内装まで、料理界のトレンドは劇的に変わっていた。さらに未解決のまま逃げ出した過去のトラブルが彼を襲う。そんななか、遂に客を装ったミシュランの調査員が店に現れるが――。『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』『アメリカン・スナイパー』で、3年連続オスカーノミネートを果たすという無敵の快進撃で、ハリウッドのトップに上りつめたブラッドリー。本作で演じるのは若くして手に入れた栄光から人生を見失い、ミシュランの三ツ星を獲得するために再び立ち上がるカリスマ・シェフ。傲慢で破天荒だが、時に弱さをさらけ出す愛すべき男を熱く演じるクーパーの新たな魅力が詰まった作品だ。いまや、パリよりも高級グルメの最前線として脚光を浴びるロンドンで撮影を敢行した本作。監修には、ミシュランの二ツ星シェフであるマーカス・ウェアリングを迎え、そして彼の師匠であり英国では知らない者はいないというカリスマシェフのゴードン・ラムゼイを、ブラッドリーが演技のモデルにしている。絵画のように美しい最先端料理と、渾身のひと皿ができるまでの激しいキッチンの舞台裏が存分に堪能できることだろう。また本作には、『アメリカン・スナイパー』のシエナ・ミラー、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のダニエル・ブリュール、『最強のふたり』のオマール・シー、『キル・ビル』シリーズのユマ・サーマン、『シンデレラ』のリリー・ジェームズら、大御所から旬な若手スターまで、豪華キャストが夢の競演を果たしている。若い時からレストランでのバイトを経験し、ドラマではシェフ役を演じたこともあるブラッドリー。再びシェフの役ができてとても嬉しいと話した彼は、「僕はイタリアの家系で、祖母が料理上手だったから教えてもらってたんだ。日本食も、いろんな巻き寿司や刺身などを作ったことがあって、ほかにシシトウを焼いたりもするよ。日本食は好きだからね。難しいけどシンプルに素材を活かしていると感じているよ!」と料理について語る。今回演じたアダムについては「若い頃から料理の才能はあったけど、無頓着だった。でもいまはシェフとして人生の再起を図っているんだ」言い、役作りとしては「アダムの状況や背景をしっかり理解するよう努めたよ。アダムの生き方や過去を知ることによって、表面的な理解ではなく心情まで考えられるんだ。アダムはナルシストじゃなくて、完璧を追求せずにはいられない性格なんだ。愛すべきキャラクターだよとコメントしている。『二ツ星の料理人』Blu-ray&DVDは11月2日(水)より発売。10月19日(水)よりデジタル配信開始。(cinemacafe.net)
2016年08月30日先日、破局説が流れたブラッドリー・クーパーとモデルのイリーナ・シェイクだが、報道はまちがいだったようだ。10日(現地時間)、テニスのウィンブルドン選手権で男子決勝戦を観戦していた2人だが、その最中にイリーナ・シェイクが涙ぐみ、ブラッドリーが険しい表情で見つめる中で涙を拭う姿が中継カメラによって世界中に放送されてしまった。観戦中にケンカしていた?と憶測された2人だが、実はイリーナはひどい花粉症に苦しんでいて、涙が止まらなくなってしまったそうだ。そしてブラッドリーがシリアスな表情で向き合っていた相手はイリーナではなく、彼女の隣りに座っていた元テニス・プレイヤーで、昨年までロジャー・フェデラーのコーチを務めていたステファン・エドベリだった。ブラッドリーとイリーナは同日夜にはロンドンのハイド・パークで開催されていた音楽フェス「バークレイカード・ブリティッシュ・サマータイム・フェスティバル」に足を運び、手をつないでスティーヴィー・ワンダーの演奏に聴き入っていた。(text:Yuki Tominaga)
2016年07月13日『アメリカン・スナイパー』では18kgも体重を増量させ、肉体改造を行ったことも話題を呼んだブラッドリー・クーパーが、今度は一転、過去にワケありの天才シェフを演じる『二ツ星の料理人』。このほど、2011年に“世界一セクシーな男性”に輝いたこともあるブラッドリーが、本作でちらりと見せる上半身裸の映像&写真がシネマカフェに到着した。美食の街パリを追い出されたワケありの二ツ星シェフが、今度はロンドンのフレンチレストランを舞台に、新しい仲間たちと世界一のレストランを目指して奮闘する本作。今回入手した映像と写真は、かつて散々迷惑をかけたトニー(ダニエル・ブリュール)のもとに再びやってきたアダムのシャワー直後のシーン!「俺は復活した、三ツ星を狙う」そう言って、3年ぶりに戻ってきたアダム。かつて、パリの一流フレンチレストランでミシュランの二ツ星を獲得したが、私生活で問題ばかり起こした末に突然姿を消し、死んだともうわさされていた。当時、給仕長を務めていたオーナーの息子トニーは店を閉め、いまではロンドンで父が所有するホテルのレストランを切り盛りしている身。そんな彼のもとにアダムは悪びれもせず顔を見せ、彼の店でシェフをやらせろと迫るのだ。諸悪の根源の酒も女も断ち、世界一のレストランを作って「三ツ星をとる」と宣言するアダムに心を決めるトニーは、アダムとパリ時代の同僚で三ツ星に輝いたシェフ、リース(マシュー・リス)のオープニングパーティの招待状を届ける。そこで、シャワーから出た上半身裸のアダムの姿を見て、息を飲むトニー。彼はアダムに恋心を抱いていた。その気持ちに応えられないアダムは、朝食を作ろうかと提案するが…。ブラッドリーが本作で共演した、スペイン生まれのドイツ人俳優ダニエル・ブリュールといえば、『グッバイ、レーニン!』で脚光を浴びて以降も話題作に次々と出演、マーベル最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では悪役を務めていることでも注目を集めている。そんな彼についてブラッドリーは、「ダニエル・ブリュールとの思い出はもちろんあるよ。彼は『ラッシュ/プライドと友情』で観て、『イングロリアス・バスターズ』で観て、ファンになったんだよね」と言う。本作では「思い出に残っているのは、彼がいかに面白い人だったのかということ。撮影最初の日からもう面白い人だったんだ。それにすごく気さくな人だったしね。だから、共演するのがすごく楽しかったんだ」と、素顔も魅力的なダニエルとの共演をふり返っている。『二ツ星の料理人』は6月11日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月30日ブラッドリー・クーパー主演最新作にして、シエナ・ミラー、オマール・シー、ダニエル・ブリュール、アリシア・ヴィキャンデルら豪華キャスト競演で贈る美食エンタテインメント『二ツ星の料理人』。このほど、ブラッドリーが“世界一セクシーで危険なシェフ”の役作りの秘密を語るインタビューを交えた特別映像が、シネマカフェに到着した。本作で彼が演じるのは、美食の街パリを追い出されたワケありの二ツ星シェフ、アダム・ジョーンズ。今度はロンドンを舞台に、シエナ演じる女性シェフ、エレーヌや、オマール演じるパリ時代の同僚ミシェルとともに、ダニエル演じるトニーのフレンチレストランを世界一のレストランにするべく奮闘するのだが…。そんな本作に監修として参加しているのは、実際にロンドンでミシュラン星付きレストランを仕切るスターシェフ、マーカス・ウェアリング。クーパーが演技のモデルにしたという、毒舌の伝説シェフ、ゴードン・ラムゼイの右腕も務めたほどの腕前を持つ。キャスト陣への調理指導のみならず、「彼なくしてはこの映画が完成しなかった」とブラッドリーが語るほどに、マーカスの存在は絶大だった様子。実際にアダムの「セリフの3割はマーカスのアイディア」だったそうで、「俺がやったように料理を提供しろ!」「このレベルを守れ!」「指紋は残すな!」といった迫力あるリアルなセリフはどれもマーカスが言っていたもの、「僕はただそのまま繰り返しただけなんだ」とブラッドリーは明かしている。そのマーカスが用意した絵画のように美しい最先端の料理と、渾身のひと皿ができるまでのバトルのような激しい舞台裏を、本作では存分に堪能することができる。「正しいことをやろうとするんだけれども、何でもひとりでやろうとするから間違いを犯してしまう」とブラッドリー自身も語る、過去にワケあり、性格に問題あり(?)の天才シェフぶりと見事な美しい料理の競演にも注目だ。『二ツ星の料理人』は6月11日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月25日ブラッドリー・クーパーがアカデミー賞にノミネートされた<a href="">『アメリカン・スナイパー』</a>とは一転、ミシュラン“三ツ星”に挑む人生につまづいた天才シェフを演じる<a href="">『二ツ星の料理人』</a>。このほど、厨房の中で血気盛んにブチ切れたかと思えば、熱烈な愛の告白をする“ツンデレ”なシェフ姿を収めた予告編が解禁となった。3年前、パリの二ツ星レストランから姿を消した料理人アダム・ジョーンズは、一流の腕を持ちながらもある問題を抱え、すべてを失ってしまった。もう一度、料理人として再起をはかるため、ロンドン美食界の友人トニーのレストランに乗り込むアダム。やがて、女性料理人のエレーヌ、パリ時代の同僚ミシェルなど最高のスタッフを集め、満を持して新しくレストランをオープンするが、過去のトラブルの代償は、まだ解決していなかった…。“世界一セクシーな男”と評され世の女性を魅了する、三ツ星の“イケメン演技派俳優”ブラッドリーが、傲慢で破天荒、でも究極の美味を創りだすカリスマ天才シェフに扮し、話題を呼んでいる本作。解禁となった予告編映像では、パリを追い出されたワケありの二ツ星シェフ、アダムがロンドンにフレンチレストランをオープンさせ、新しい仲間たちと奮闘する姿が描かれる。主に舞台となるのは、美しい料理が生み出され、バトルのような激しい応酬が繰り広げられる厨房の中。ときには胸ぐらを掴み、怒鳴りつけ、皿を投げつける迫真の演技を見せるブラッドリーの一方、『アメリカン・スナイパー』でも夫婦役を演じたシエナ・ミラー扮する女性シェフ、エレーヌには「君が必要なんだ」と告白する、熱気ムンムンのラブロマンスも見逃せない。さらに、<a href="">『黄金のアデーレ 名画の帰還』</a>のダニエル・ブリュール、<a href="">『最強のふたり』</a>のオマール・シー、<a href="">『シンデレラ』</a>のリリー・ジェームズに、ユマ・サーマンやエマ・トンプソンといった大御所女優、そして<a href="">『リリーのすべて』</a>でアカデミー賞「助演女優賞」を受賞したアリシア・ヴィキャンデルと、夢の競演を果す豪華ハリウッドスターたちも姿を見せている。本作のジョン・ウェルズ監督は、厨房が「これほど危険な場所だと思わなかった」と言う。「キッチンの中は、連日40度の暑さで、キャストもスタッフも汗びっしょり。撮影には、毎回ミシュランクオリティの料理を作っていたので、シェフたちの腕は切り傷と火傷だらけだった。実際、キャストも軽傷だけど、怪我が絶えず、かなり痛そうだったね」と明かす。主演のブラッドリーも例に漏れず、名誉の負傷を負ったという。「ああ、カウンターごしに皿を投げつけるシーンで、手を切ってしまった。縫わずに済んでラッキーだったよ」。過去にスキャンダルを起こした主人公が、人としても“二ツ星”止まりの自分に気付き、仲間と絆を結ぶことで三ツ星への道を見出すまでを描いた本作。ブラッドリーが負傷もいとわず熱演で披露する、世界一セクシーで危険なシェフ姿をこちらからご覧あれ。『二ツ星の料理人』は6月11日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月28日ブラッドリー・クーパーが、過去にワケありの天才シェフを演じる最新主演作『二ツ星の料理人』。このほど本作から、“世界一セクシーな男”にも選ばれたブラッドリーの、ミシュラン三ツ星を目指すシェフ姿をとらえたポスタービジュアルが解禁、公開初日が6月11日(土)に決定した。3年前、パリの二ツ星レストランから姿を消した料理人、アダム・ジョーンズ(ブラッドリー・クーパー)。一流の腕を持ちながらも大きな問題を抱えたアダムは、すべてを失った。もう一度、料理人として再起をはかるため、ロンドン美食界の友人トニー(ダニエル・ブリュール)のレストランに乗り込む。「世界一のレストランにしてやる」と自分を雇う約束を取り付け、女性料理人のエレーヌ(シエナ・ミラー)、パリ時代の同僚ミシェル(オマール・シー)など最高のスタッフを集めていくアダム。満を持して、新しくレストランをオープンするが、過去のトラブルの代償は、まだ解決していなかった…。本作は、『世界でひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル!』『アメリカン・スナイパー』で3年連続アカデミー賞にノミネートされ、演技派としても知られるようになったブラッドリーが主演を務める美食エンターテインメント。『8月の家族たち』のジョン・ウェルズ監督がメガホンをとり、シエナ・ミラーやダニエル・ブリュール、オマール・シー、ユマ・サーマン、エマ・トンプソンら、ハリウッドの豪華キャストに加え、『リリーのすべて』でアカデミー賞「助演女優賞」を受賞したばかりのアリシア・ヴィキャンデルも競演を果たしている。今回到着したのは、“世界一セクシーな男”と評され、世の女性を魅了するブラッドリーが、ミシュランの二ツ星シェフ監修による本格フレンチの厨房にいる姿をとらえたビジュアル。絵画のように美しい料理を披露する、クーパー演じる天才イケメンシェフ・アダムのアツい情熱と才能が伝わってくるかのようだが、「料理は完璧、人生は挫折ー」とのコピーのように、なぜか憮然とした表情なのが気になるところ。ブラッドリーは8才の頃からシェフになるのが夢だったそうで、「おばあちゃんが料理上手で、魔法をかけたみたいに美味しい料理を作ってくれたので、影響を受けたんだ。家族で行ったレストランで、白いコック帽とユニフォームがカッコイイシェフが、子どものころから憧れだったんだよ。だから、料理はよく作っていたし、いまでも趣味なんだ」と明かしている。そんな彼は、オートキュイジーヌ(フランスの伝統的高級料理)界の有名シェフに会い、裏話や役作りのためのヒントを得たという。モデルとなったのは英国の人気シェフ、ゴードン・ラムゼイ。短気な性格で“炎の料理人”とも呼ばれ、スタッフに怒鳴ったり物を投げたりすることで有名な、さながら“料理界の蜷川幸雄”!?「素晴らしいキャラクターだった。生命力の強い人物だった。彼の自伝も読んだし、ミシュランの三ツ星を獲得するまでを描いたTVシリーズ『Boiling Point』も見た」と語るブラッドリー。彼の研究の成果が映画にどう生かされているのか、引き続き続報を楽しみにしていて。『二ツ星の料理人』は6月11日(土)より角川シネマ有楽町、新宿ピカデリー、渋谷シネパレスほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月17日それぞれに秘密を抱えたクーパー家の聖なる一夜を描く『クーパー家の晩餐会』。このほど、本作に登場する一家の愛犬ラグズの本編映像が解禁。ごちそう大好き、特技はつまみ食いというラグズの“秘密”が明らかとなった。1年に1度、クリスマスイブの夜に4世代11人の一族が集まるクーパー家。だが、彼らは笑顔の下にそれぞれの秘密を隠していた。シャーロット(ダイアン・キートン)は夫のサム(ジョン・グッドマン)との翌日離婚することを決めていた。娘のエレノア(オリヴィア・ワイルド)は空港で出会った青年ジョー(ジェイク・レイシー)に恋人役を演じてくれと頼み、息子のハンク(エド・ヘルムズ)は失業を隠し、妹のエマ(マリサ・トメイ)に至っては万引きで逮捕!?始まる前から波乱いっぱいの晩餐会が幕を開ける――。今回届いたのは、そんなイブの夜の晩餐会直前、シャーロットとサムのクーパー夫妻が、ご馳走の準備に追われている場面。そんな中、階段を下りながらキッチンへと近づく怪しい影…。クーパー夫妻が目を離した次の瞬間、マッシュポテトに食らいついたその影の正体は、なんと愛犬のラグズ!一心不乱にバクバクとマッシュポテトに食らいつくラグズを、必死に引き離すクーパー夫妻だったが、そのうちサムは爆笑。シャーロットは「何がおかしいの?」とそんな夫の態度におかんむりに!このラグズのつまみ食いによって、この後、クーパー一族が集まる晩餐会で“ある事件”が巻き起こるのだが…。この愛犬ラグズを好演したオーストラリアンシェパードのボルト君は、なんと日本の大阪生まれ。オーディションから今回の役を勝ち取った優秀な雄犬で、「彼は犬の世界のマーロン・ブランドよ。まるで人間のようだったの。背中にジッパーがついていて、それを外すと人間が出てくるんじゃないかと皆でうわさしていたわ!」とジェシー・ネルソン監督もその演技力を大絶賛していたほど。しかも、その声を務めるのは『恋するベイカリー』『ピンクパンサー』などで知られる大御所コメディ俳優、スティーヴ・マーティン。そんなラグズの魅力たっぷりの映像を、ここからチェックしてみて。『クーパー家の晩餐会』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2016年03月01日ブラッドリー・クーパーが恋人のイリーナ・シェイクと週末旅行に出かけ、彼の母親も合流して家族公認の交際であることが明らかになった。ブラッドリーとイリーナはニュージャージー州アトランティック・シティに滞在、ブラッドリーの母親・グロリアさんも2人と一緒だった。関係者は「E!」の取材に、イリーナはブラッドリーとの関係が順調なことをとても喜んでいて、グロリアさんとも仲がいいと話している。グロリアさんは落ち着いた人柄で、息子の幸せだけを望んでいる。イリーナはそんな女性が義理の母になってくれたらうれしいと考えているそうだ。ブラッドリーは今年3月に2年間交際していたモデルのスキ・ウォーターハウスと、イリーナは5年間交際していたサッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドと破局したが、4月から交際が始まった。イリーナはブラッドリーが紹介する彼の友人たちとも気が合うらしく、2人の交際は結婚を視野に入れたものになりつつあるようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年09月09日昨年11月『SINGIN’ IN THE RAIN-雨に唄えば-』で日本のファンを魅了したアダム・クーパーが主演を務める『兵士の物語』が7月24日(金)より東京芸術劇場プレイハウスにて開幕する。舞台『兵士の物語』チケット情報2004年、2005年に英国のみリミテッド上演され、今なおプレミアプロダクションと呼び声高い英国ロイヤル・オペラ・ハウス製作の『兵士の物語』。日本では2009年以来2度目の来日となるが、アダム・クーパー以外は新キャストを迎え、日本でしか観ることの出来ない顔合わせが実現した。自分の大切にしているヴァイオリンと、巨額の富を得られる悪の書を交換したがために悪魔に魂まで奪われそうになる兵士にアダム・クーパー。兵士のかつてのフィアンセと、後に兵士と結婚することになる王女の二役を演じるのは、出演作が完売続きのロイヤル・バレエ・プリンシパル=ラウラ・モレーラ。ストーリーテラーにはマシュー・ボーン作品の常連 サム・アーチャー、そして兵士を貶める悪魔をロイヤル・バレエのファースト・ソリスト=アレクサンダー・キャンベルが演じる。開幕を前に行われた公開稽古では、まさにムーラン・ルージュのような香りが漂うセットの中で4人息の合った演技を披露した。アダム演じる兵士のダンスは、時にコミカルに、時に切なく、悪魔の犠牲になっていく様を感情豊かに見せ、ラウラもフィアンセの際に魅せる繊細な表情と王女の際に魅せるコケティッシュな表情とを見事に演じ分けていた。4人のキャストと7人のオーケストラによる65分という凝縮された本作。ダンサーたちが踊りだけでなくテキストを語り、ストーリーが進んでいく様も見所のひとつと言える。先日の取材会で、本作についてアダムは「非常にエネルギーに満ちた公演です。ダンサーたちは舞台上の様々な場所を点々と移動し、その中で台詞とダンスが合い重なっていきます。そして、兵士がいかに犠牲者であるかが描かれていきます。なぜ犠牲者かというと、家に対する愛、家族に対する愛、彼はこうした愛する心を持っていながらも、誘惑によって自分のやりたいことが実現できなくなってしまいます。彼のやりたいこととそれを断絶する誘惑とのジレンマを台詞、ダンスで表現していきます。そういった点が見所ではないでしょうか」と述べた。また。ラウラは日本で演じることについて、「日本には何度も来ているので外国というよりはふるさとの感覚があります。特に日本の方は演劇、ダンス、文化に至るまで知識が豊富なので、リアクションが温かく、日本で公演をさせていただけるのは光栄」と語った。日本でしか観られない珠玉のキャストで贈る濃密な舞台空間、是非その目で確かめてほしい。公演は東京芸術劇場 プレイハウスにて8月2日(日)まで。
2015年07月24日ドミニク・クーパーが、アクションスリラー『Stratton』に主演することになった。6週間前に急遽降板したヘンリー・カビルに代わりに決まったもの。カビルは、映画の方向性についての意見の食い違いを理由に、撮影開始の5日前に降板している。その他の情報『Stratton』は、ダンカン・ファルコナーによる8冊のシリーズの1冊目を映画化するもの。監督は『トゥームレイダー』『エクスペンダブルズ2』のサイモン・ウェスト。撮影は来週、イタリアで開始し、その後、ロンドンに移る予定。クーパーの次回公開作は、ドリュー・バリモア共演のロマンチックコメディ『Miss You Already』と、マギー・スミス共演の実話ドラマ『The Lady in the Van』。カヴィルの次回作は、8月北米公開予定の『コードネーム U.N.C.L.E.』。文:猿渡由紀
2015年07月11日イギリスのスターダンサー、アダム・クーパーが主演する舞台『兵士の物語』が7月、東京芸術劇場 プレイハウスで上演される。来日を前に、クーパーがインタビューに答えた舞台『兵士の物語』チケット情報同作は英国ロイヤル・オペラ・ハウスの製作で2004年、ロンドンで初演。日本では2009年に続いて2度目の来日公演だ。ストラヴィンスキーの音楽にのせて、富と引き換えに魂を悪魔に売り渡したひとりの兵士の姿を描く。「これは小さな作品で、登場人物は4人しかいません。悪魔、ナレーター、少女。それから僕の演じる兵士は、我が道を行く若者で、誰かが…後でそれが悪魔だということが分かるのですが、誰かが彼のところにやって来て、彼を常軌を逸した旅に連れ出し、遂に彼は悪魔に乗っ取られてしまうという。魅力に溢れた、素晴らしい舞台です」とクーパー。従来のスタイルでは、台詞部分を俳優が、バレエのパートをダンサーが担う本作。「このバージョンでは、誰もがそれぞれの台詞を喋ります。これはわれわれにとってとても良いことです。ダンスと会話が入り交じるのは。まあ、大変ですが(笑)、挑戦しがいがあります」昨年来日公演も行った『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』ではミュージカルに出演するなど、ダンサーの枠をこえて幅広く活躍するクーパー。そのキャリアについて「様々なスタイルの仕事ができるところはとても気に入ってます。それによって、演じることに常に関心を失わずにいられる。ロックウッド(『雨に唄えば』の主人公)のように歌を気持ちよく歌い上げる男を演じることもあれば、『兵士の物語』のように、スタイルが入り交じったものにも挑戦する。僕が踊りを好きなのは、動きによって物語を伝えたいからで、動きによって観客の感情を引き出したい。ふたつの作品は、やり方は全く違うけれど、それが実現できている。こんなふうにいろいろなスタイルで踊る機会を与えられる自分はなんてラッキーなんだろうと思う」と話した。来日公演は7月24日(金)から8月2日(日)まで。チケットの一般発売は6月20日(土)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行を実施中、6月18日(木)午後11時59分まで受付。最後に、アダム・クーパーファンにTV番組情報をご案内。明日6月13日(土)午後7時30分よりNHK BSプレミアムで放映する『天海祐希魔法と妃(きさき)と女たち「ロンドン編」』にアダム・クーパーが登場。昨年の日本公演を見て感激したという天海祐希とステージやロンドンについてトークする。
2015年06月12日カール・ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)とイラストレーターのティファニー・クーパー(Tiffany Cooper)によるコラボレーションとなるミニコレクションが今秋、そごう・西武限定で発売される。ティファニー・クーパーは、ファッションの世界をユーモラスに描写するアーティストとしても高く評価されているイラストレーター。これまでにも15SSシーズンでメインゲストを務めた他、9月に発刊されるカール・ラガーフェルドに関する本の製作、ブランドが展開する新聞 『The Karl Dairy』への参加などカール・ラガーフェルドとの関係を深い人物だ。今回のコラボレーションでは、ティファニー・クーパーがカール・ラガーフェルド本人と愛猫・シュペットをイラスト化。キュートでユーモア溢れるモチーフが、トップスやトートバッグ、ポーチ、スニーカーなどに散りばめるようにあしらわれた。また、カール・ラガーフェルドをモチーフにしたキーチェーンも登場する。同コレクションは4月にパリのセレクトショップ「コレット」で公開及び先行販売され、現在は世界各都市の限定ショップで展開中。日本では今秋、そごう・西武限定での発売となる。なお、価格は3,500円から2万8,000円を予定。取り扱いは、西武池袋本店、渋谷店、そごう横浜店、千葉店、大宮店、神戸店、広島店にて。
2015年06月12日ブラッドリー・クーパーがロシア出身のモデル、イリーナ・シェイクと交際を始めたようだ。2人は4日(現地時間)にニューヨークのメトロポリタン美術館で開催された「コスチューム・インスティチュート・ガラ(METガラ)」に出席、その後も一緒に過ごした。イリーナは今年1月、プロ・サッカー選手でレアル・マドリード所属のクリスティアーノ・ロナウドと5年間の遠距離恋愛の末に破局している。40歳のブラッドリーと29歳のイリーナはガラの後、リアーナが主催するアフター・パーティに向かったが、パパラッチを気にしてなのか互いに距離を取るように行動していた。だが、「New York Post」紙によると、明け方近くになると会場の隅で寄り添う姿が目撃されたという。以前から知り合いだった2人は先月もブロードウェイのミュージカル「ネバーランド」を一緒に観劇、数日後の25日(現地時間)にホワイトハウスでオバマ大統領が開催したコレスポンデント・ディナーにも出席している。ブラッドリーは3月に23歳のモデル、スキ・ウォーターハウスと別れたばかり。翌月にはカリフォルニア州で行なわれた野外音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル」で一緒にいるのを目撃され、よりを戻したかと言われていたが、スキにも『X-MEN』シリーズのサイクロップス役で知られる41歳のジェームズ・マースデンとの交際説が浮上している。(text:Yuki Tominaga)
2015年05月07日先月破局が明らかになったブラッドリー・クーパーとスキ・ウォーターハウスが、カリフォルニア州で行なわれた野外フェス「コーチェラ・フェスティバル」でツーショットを目撃された。ブラッドリーとスキは10日(現地時間)、カリフォルニア州インディオで開催された「コーチェラ・フェスティバル」に友人数人と連れ立って参加。2人とも短パンにスニーカーというラフなスタイルで、一般客と一緒にホットドッグ売り場に並ぶなど、自然体でフェスを満喫していたようだ。40歳のブラッドリーと23歳のスキは、多忙によるすれ違いや結婚観の違いを理由に破局したが、その後も一緒に食事に出かけるなど、コンタクトは取り続けている。前日にもロサンゼルスでディナーに出かけていた。フェス会場でもハグしたり、肩を組んだり、相変わらず親しげな様子を見せていた。ちなみに2人と一緒にいたのは、ブラッドリー主演作『アメリカン・スナイパー』を監督したクリント・イーストウッド。御歳84歳のイーストウッドとブラッドリーたちは、ゴルフカートで会場内を移動しながら談笑したり、一緒にピザを頬張っていたそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年04月14日カール・ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)とティファニー・クーパー(Tiffany Cooper)がコラボしたミニコレクションが4月4日、ヨーロッパ発のラグジュアリーショッピングサイト「STYLEBOP.com」に登場。作家としても活躍しているティファニー・クーパーは、少し風変りな画風が特徴のイラストレーター。カール・ラガーフェルドの15SSシーズンでメインゲストを務める他、新聞『The Karl Dairy』の次号にも参加。9月に発刊されるカール・ラガーフェルドに関する本の製作なども手掛けている。彼女は今回、定期的に自身をキャラクター化することで有名なカール・ラガーフェルドのイラストモチーフを製作。サングラスが印象的な白髪の男性とそのペットの愛猫は、見ているとどこか心温まるユーモラスな雰囲気を纏っている。このイラストを用い、今回のコレクションではTシャツやスウェット、アクセサリーなどが展開された。カールとのコラボについて、ティファニーは「私はカールの肖像を描くことを待ち望ん出来ました。そして1年前、ようやく実現することになったのです。猫のモチーフを使用することにより、ごく自然に、カールの誤解されがちな痛烈さを、ユーモアをもって引き立てることが出来ました」と語っている。
2015年04月06日『アメリカン・スナイパー』のブラッドリー・クーパーが、2年間交際していた17歳下の恋人でモデルのスキ・ウォーターハウスと破局した。2013年2月にロンドンで出会い、翌月から交際が始まったブラッドリーとスキだが、「People」誌によると、今年1月に破局したという。だが、友人同士であることには変わりないことから、ブラッドリーが主演男優賞候補だった先月開催の第87回アカデミー賞授賞式には一緒に出席すると決めたそうだ。「E! News」では関係者が破局理由について、今年1月に40歳になったブラッドリーは家庭を持ちたがったが、スキはまだ早いと考えていたと話している。そういえば昨年、ブラッドリーは40歳の誕生日に挙式を計画中といううわさもあったが、スキはまだ23歳。女優にも挑戦し始めた彼女は、いまはキャリアを優先したいと考えだという。交際について公に語ることはほとんどなかったが、スキは以前、紹介されてすぐに意気投合した、となれそめについて語っていた。そんな相手とキッパリ別れるのはつらいのか、今後は友達としてつき合うという2人。ブラッドリーが大人の余裕と理解を示したようだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年03月23日ブラッドリー・クーパーが、『Orphan X』に主演することになりそうだ。プロデューサーも兼任する予定で、現在、ワーナー・ブラザースが、クーパーのために映画化権の取得に動いている。クーパーは、『ハングオーバー!』シリーズのトッド・フィリップス監督とプロダクションカンパニーを立ち上げようとしており、決定すれば、フィリップス監督もプロデューサーとして関わることになる。原作は来年2月に出版されるグレッグ・ハーウィッツの小説で、奴隷の世界についてのスリラーらしい。クーパーは、現在北米で大ヒット中の『アメリカン・スナイパー』でもプロデューサーと主演を兼任した。同作品は、作品部門、主演男優部門を含む6部門でオスカーにノミネートされている。文:猿渡由紀
2015年02月10日ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』に出演中のスターダンサー、アダム・クーパーが11月10日(月) TOKYO FM 「LOVE CONNECTION」(11:30~13:00)に生出演することが決まった。出演は11:40頃から15分ほど。マシュー・ボーンの『白鳥の湖』で一躍、脚光を浴びた世界的ダンサーの生声を聞けるチャンスだ。ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』ミュージカル『SINGIN’IN THE RAIN~雨に唄えば~』はミュージカル映画の名作『雨に唄えば』の舞台版。特に話題なのが原作映画でもおなじみ雨の名場面。映画ではジーン・ケリーがどしゃぶりの中、ハッピーに歌い踊ったシーンを、舞台版は12トンもの水を使って再現する。「ジーン・ケリーはもちろん、尊敬してるけど、いかに新しい役として作っていくかに注力した」開幕直前の会見で話していたアダム・クーパー。彼ならではの、華麗なステップ、そして魅力的な歌声にご注目を。公演は11月24日(月・休)まで東京・渋谷の東急シアターオーブにて。なお公式ブログでは公開舞台稽古に招待された高校生モニターによる熱い感想の数々を掲載中。ご興味の方は右記まで()。
2014年11月07日『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞「監督賞」に輝くクリント・イーストウッド監督が、ブラッドリー・クーパーを主演に迎え、米軍史上最強といわれた狙撃手クリス・カイルの半生を描いた最新作『アメリカン・スナイパー』。このほど、早くも来年のアカデミー賞最有力候補との呼び声が上がる本作の日本公開日が、アカデミー賞授賞式前日に当たる2015年2月21日(土)に決定、特報映像も解禁された。本作はニューヨーク・タイムズ紙で13週に渡りベストセラー1位(18週間ランキング入り)を果たした、元・米海軍特殊部隊隊員クリス・カイルの自伝「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」(原書房)を映画化。カイル(ブラッドリー・クーパー)は自身の狙撃の腕前で多くの同胞を救い、“レジェンド”の異名を持つ人物だった。しかし、彼の腕前は敵も知るところとなり、やがてその首に賞金がかけられてしまう。一方で、カイルはイラクでの活動の中、遠い戦地にいながらも故郷に置いてきた家族の良き夫、良き父でありたいというジレンマを抱えていた。だが、2003年から2009年まで、4回もの過酷な遠征を経験している彼は、妻子の元へ戻っても戦争の傷を癒せずにいた…。“レジェンド”と讃えられたスナイパーを描いた本作の特報映像は、2分弱の短い中でも、カイルの苦悩、戦地での手に汗握る緊張感などが十分に伝わってくるもの。銃弾を装填する音から始まり、BGMもなく静かで緊迫した空気が溢れる映像は、戦場とは“生と死”が隣り合わせの世界だということを意味している。彼が故郷で感じた生きる喜びと証がフラッシュバックされるものの、自ら構える銃が標的にしているのは、爆弾のような物を抱え米軍に近づく戦地の子どもだ。果たして、カイルの銃弾は子どもに向けて放たれてしまったのか…。クリス・カイル役を演じるのは、『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』で2度オスカー・ノミネートされているブラッドリー・クーパー。実は本作のプロデューサーとして、映画化権を獲得したのも彼だ。今回厳密な食事制限に加え、カイルの同僚であるネイビー・シールズと共に過酷なトレーニングを行い、撮影に挑んだという。また、彼の妻役を、実生活でも1児の母となったシエナ・ミラーが務めている。アカデミー賞レースをにらみ、今年12月25日に北米で限定公開した後、2015年1月16日に全米公開が予定されているという本作。だが、早くも賞レースの大本命と言われることに対し、プロデューサーであり主演でもあるブラッドリーは、「僕には、クリス・カイルと彼の家族をきちんと描く義務があった。それは絶対的なことだ。彼の遺族がこの映画を気に入ってくれるか、彼と同じような体験をした人々が共感できるか、一般の観客が人間性というものに胸を動かされるかどうか。僕にとって大事なのはそれだけだ。彼の人生は評価されてしかるべきもの。僕らはこの映画でそれを実現できたらと思っているよ」と、実在の人物を正しく描き、見る者に伝えることが何よりも大切だと説く。こうしたブラッドリーの想いを、“人間の本当の姿”や“本当の正義”を訴えてきた名匠イーストウッド監督はどのようなドラマに仕上げているのか。日本公開も現地時間2015年2月22日に発表される第87回アカデミー賞授賞式の前日ということもあり、世界中の注目が集まる本作を、まずは特報映像からひと足先にご覧あれ。『アメリカン・スナイパー』は2015年2月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月07日愛する人を失って心が壊れてしまった男女がダンスコンテストに挑むことで心を通わせていくハートフルムービー『世界にひとつのプレイブック』が22日に公開された。第85回アカデミー賞では8部門、さらに31年ぶりに全演技部門すべてにノミネートされており、キャストの演技力の高さと笑えるストーリー展開が高評価を得ている。今回、主演男優賞に初ノミネートとなったブラッドリー・クーパーに本作について話を聞いた。(c)YOSHIKO YODA■本作は製作総指揮もやられていますが、本作を製作、出演に至った経緯を教えてください。これは実は、シドニー・ポラックからラッセル監督に何年も前に来た企画だったんだ。マーク・ウォールバーグが主演予定だったが、スケジュールが合わず、ラッセル監督から「パット役をやらないか? 」と声をかけられた。その時すでにデ・ニーロ、ジェニファーは配役が決まっていたとか。僕は他作品が入っていたが、デ・ニーロの息子役で、ラッセル監督と仕事ができるなんて断る理由がない。監督とは密にやりとりをし、編集やマーケティングに至るまで関わったんで、製作総指揮として名を連ねることになったんだ。■デ・ニーロとは『リミットレス』に続いての共演となりますが、デ・ニーロとの共演について教えてください。最高の俳優としかいいようがない。リアルで演技ではない空間を作ってくれる。ラッセル監督に求められたのは、キャラクターを演じるのではなく、なりきること。彼の行動をまさに自分が体験するということだった。デ・ニーロはまさにそこにいて、いつも待っていてくれる環境を作ってくれていたんだ。■ジェニファー・ローレンスも若さを感じさせない迫力の演技でした。彼女との共演について教えてください。撮影時は21歳という若さだったけれど、彼女は10歳であり、40歳でもあるような素質を持っているんだ。また、これだったらうまくいくということが直感的にわかる鋭さを持っている。少女のような振る舞いをした次の瞬間は「カメラはあっちのほうがいいのでは? このセリフはこう変えたら? 」など言って、それが実際にうまく進むから、みんなを感心させた。自分のことを笑える余裕がある。シリアス尽くめというわけではないんだ。この感覚は人にも伝染するからやりやすかったよ。この映画のあとに、もう1本共演するけれど引っ張りダコの彼女から学ぶことは多いよ。■クライマックスのダンスシーンが素敵でした。ダンスレッスンはかなりされたのでしょうか? 撮影に入る前、数週間と撮影中も練習を重ねた。双極性障害に似たところがこのダンスもあって、3つの曲に変化するのが難しかった。でも練習によってジェニファーと一層、息が合うことができたのはよかったよ。■34歳でハングオーバーでブレイクされました。遅咲きともいえますが、将来への夢を抱く日本の若者にメッセージをお願いできますか? 自分はとても幸運に恵まれた。自分の仕事が本当に好きだし、ほかには得られない満足感が演技をしている時は感じられる。情熱を持って続ける鍵は、自分のやっていることを心から愛することだろう。愛せないのであれば、それはもしかしたら違うのかもしれない。やりたいことがあれば、ほかの人が違うのではないか? と意見しても耳を貸さないことも時には必要かもしれない。内側からやりたいことがあれば、それを追いかけていくべきだ。俳優は小さな小屋でやる演技も、本作のような大きな映画の演技も同じように満足感を得られなければならない。■作品の見所と、これから映画をみる日本の観客にメッセージをお願いします。僕も主人公パットから大きなことを学んだ。パットの経験・思考を体験することによって、ひょっとして持っているのかもしれない心の病への先入観がなくなり、それが共通して皆が持っている感情や状況であると理解した。この作品で「思いやりと共感すること」について学んだ。誰でも人生のトラウマにあう可能性がある。コメディだし、ドラマであってひとつのジャンルにとらわれない映画だ。最初はパットがどんな奴かわからないが、だんだんと彼や映画に惹きこまれていくんだ。スポーツカーに乗っているようなギアチェンジが激しい映画だが、笑って、泣いて楽しんでみてほしい。作品情報『世界にひとつのプレイブック』 公式サイト 監督・脚本:デビッド・O・ラッセル出演:ブラッドリー・クーパー/ジェニファー・ローレンス/ロバート・デ・ニーロ配給:ギャガ2月22日(金) TOHOシネマズシャンテ、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国公開(C)2012 SLPTWC Films, LLC. All Rights Reserved.
2013年02月26日テイラー・スウィフトが、次の恋人としてブラッドリー・クーパーに目をつけていたようだ。新年早々ハリー・スタイルズと破局したテイラーだが、13日(現地時間)、ゴールデン・グローブ賞の直後に行われたアフターパーティーに出席した際、ジェニファー・ローレンスに『世界にひとつのプレイブック』の共演者であるブラッドリーと会うセッティングをお願いしたようだ。しかし、当のブラッドリーはテイラーに興味が全くなかったという。ある関係者はゴシップサイトの「RadarOnline.com」に「ブラッドリーはテイラーと付き合うことなんてこれっぽっちも考えていませんよ。まず第一に、テイラーはうわさが先に一人歩きするような女性ですからね。テイラーのようにとっかえひっかえ男を変えるようなデート魔の女性に対しては彼は慎重に行動するんです」と語った。さらに「ブラッドリーとしてはテイラーは若すぎると考えていて、彼は自分と同年代がいいと思っています。結婚を前提にした真剣な付き合いを欲しているので、16歳も下じゃダメなんです。まあ、彼のイメージからするとちょっと変な気もしますがね。その日、ジェニファーが彼のところに来て、テイラーが興味を持っていると話したんです。すると、ジェニファーとテイラーが友達同士であると知っているブラッドリーは、その話を丁重に断ったんです。テイラーは強気に攻めたつもりだったんですがね。まあでも、ブラッドリーからそっぽを向かれてしまった以上、彼女としてはこれからまた別の男を漁りにいくでしょうね」と明かしている。ハリーと破局後すぐに、レコーディングのためにスタジオ入りしていることを明かしていたテイラー。過去の恋愛を歌のテーマにすることで有名なテイラーの次の創作上のターゲットは、ハリーだとうわさされている。(text:cinemacafe.net)
2013年01月17日先日の第70回ゴールデン・グローブ賞にて、『世界にひとつのプレイブック』にて主演男優賞に初ノミネートされたブラッドリー・クーパーが、本作を引っ提げて、来年の1月下旬に来日することが明らかとなった。妻の浮気が原因で心のバランスを崩したパット(ブラッドリー・クーパー)は、家も仕事も妻も、すべてを失ってしまい、いまは実家で両親と暮らしながら、社会復帰を目指してリハビリ中の身だ。何とか妻とヨリを戻したいパットは、彼女の理想の夫になろうと努力するが、妻は接近禁止命令を解いてくれない。そんなとき近所に住むティファニー(ジェニファー・ローレンス)に出会う。愛らしい姿からは想像もつかない、過激な発言と突飛な行動を繰り出す彼女に、振り回されるパットだったが──。先述のゴールデン・グローブ賞でのノミネートを始め、本年度トロント国際映画祭、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞 、サテライト・アワードなど世界各国の映画祭やアワードで高い評価を得て、現在注目度がグングン上昇中の『世界にひとつのプレイブック』。ブラッドリー自身は、これまで『ハングオーバー!!』シリーズでのイメージが先行していたが今回、本作で主演男優賞をいくつも受賞し、多くの映画ファンや業界人たちからすでに太鼓判を押されており、日本でもさらなる人気を集め始めているいま最もホットな俳優だ。来日は、2010年に公開された『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』以来、約2年5か月ぶり2度目となるブラッドリー。来日は1月下旬を予定しており、2013年1月13日(現地時間)にはゴールデン・グローブ賞の結果が発表され、さらにアカデミー賞を目前に控えるタイミングでの来日となるが、ブラッドリーの会心の笑顔が見られることを期待したい。『世界にひとつのプレイブック』は2月22日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 2011年7月1日より丸の内ピカデリーほかにて公開(C) 2011 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES世界にひとつのプレイブック 2013年2月22日よりTOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国にて公開(C) 2012 SLPTWC Films, LLC. All Rights Reserved.
2012年12月20日本年度のゴールデン・グローブ賞で主要4部門にノミネートされている映画『世界にひとつのプレイブック』が来年2月に日本公開される前に、主演のブラッドリー・クーパーがPRのために来年1月下旬に来日することが発表された。本作の主人公はクーパー演じるパット。彼は妻の浮気が原因で心のバランスを崩し、職も家も失くしてしまう。そんな彼はある日、過激な発言と突飛な行動を繰り出す女性ティファニー(ジェニファー・ローレンス)に出会い、彼女に強引に誘われるカタチでダンスコンテストに出場することに。映画は奇妙な縁でタッグを組んだふたりが人生の再起に挑む姿を描いていく。主演のクーパーは、1975年生まれの米国人俳優。コメディ映画『ハングオーバー』で一気に注目を集め、米ピープル誌では“世界一セクシーな男”と称された。本作では主演だけでなく製作総指揮も担当し、すでにナショナル・ボード・オブ・レビューやインディアナ映画批評家協会賞など数々の映画賞で主演男優賞に輝いている。ちなみに本作の監督を務めたのは前作『ザ・ファイター』でクリスチャン・ベールとメリッサ・レオにオスカーをもたらしたデヴィット・O・ラッセルで、本作のクーパーの演技にも大きな注目が集まっている。クーパーの来日は『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』公開時以来、約2年5ヶ月ぶり2度目で、来年1月下旬に来日し、本作のイベントに登壇する予定だ。『世界にひとつのプレイブック』2月22日(金) TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
2012年12月20日