いよいよ今週末10月18日(土)より劇場公開される、ニコール・キッドマン主演『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』から、特別メイキング映像がシネマカフェだけに到着。ニコール扮するグレース・ケリーが公妃としての勝負をかけた、クライマックスのパーティシーンの裏側が明らかとなった。“世紀の結婚式”から6年経った1962年。グレース(ニコール・キッドマン)がヒッチコックからのハリウッド復帰の誘いに心揺れ始めたころ、フランスのド・ゴール大統領はモナコ公国に過酷な課税を強要。承諾しなければ「モナコをフランス領にする」という声明を出す。グレースは自らが“最後の切り札”であることを覚悟し、ド・ゴールを含む各国の指導者を招いた“舞台”で運命を握るスピーチに挑む――。本作は、人気絶頂のさなかにハリウッドを去り、モナコ公妃となった故グレース・ケリーが公国最大の危機に挑んだ、知られざる史実の1ページを描く物語。届いた映像は、グレースが“難役”に挑む“舞台”となる舞踏会シーンの裏側。キャストはもちろん、何百人ものエキストラとスタッフが、本作最大の見せ場となる本シーンに、一心に取り組んでいる様子が見てとれる。そこに、グレース演じるニコールとティム・ロスが演じるレーニエ公が現れると、一斉にフラッシュがたかれ、華やかな登場を演出。会場に足を踏み入れる2人の後ろ姿からは強い覚悟が感じられ、その後、映し出される2人のダンスシーンでは固い絆をも感じさせている。このシーンでニコールが着用したドレスは、1,000個以上ものスワロフスキー・エレメントのクリスタルが散りばめられたもの。煌びやかなクリスタルが贅沢に施されていることで、衣装デザイナーのジジ・ルパージュの「マジカルなオーラが出て光の反射が素晴らしい効果をもたらす」という言葉のとおり、“主演女優”グレースが纏うにふさわしいものとなっている。『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グレース・オブ・モナコ公妃の切り札 2014年10月18日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開(C) 2014 STONE ANGELS SAS
2014年10月16日ニコール・キッドマン主演の映画『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』が間もなく公開になる。本作でキッドマンは、ハリウッド女優からモナコ公国公妃に転身したグレース・ケリーを演じているが、彼女は生前のケリーの作品や映像、資料をじっくりとリサーチしながら役に挑んだようだ。その他の写真ヒッチコック作品で圧倒的な人気を博し、『喝采』でオスカーを受賞したケリーは突然、モナコ大公レーニエ3世と恋に落ち、女優業を引退した。映画は、過酷な課税を強要し、承諾しない場合はモナコを自国領にすると発表したフランスを相手に、公妃のケリーがモナコを救うために、“最後の切り札”を武器に、危機に挑む姿を描いている。キッドマンは過去に作家のヴァージニア・ウルフや写真家のダイアン・アーバスなど実在の人物をモデルにした役を演じているが、本作では5か月かけて資料や記録にあたり、準備を進めた。中でも彼女はケリーがボートに乗っている映像に注目したという。「そのボートにはジャーナリストたちも乗っているのよ。一緒にどこかに向かっているの。そのボートには、彼女のペットも家族も乗っている。それがすごく奇妙に見えて、おもしろかった。それを見ているだけでも、彼女がいかに尋常ではない人生を送っていたのかが計り知れるわ。その一方で、みんなが彼女についてそう語るとおり、彼女は常に、人生への強い情熱と、好奇心を抱き続けたの。それに彼女は、威厳もずっと保ち続けたわ。人生の大きな変革期を公の目にさらされながら経験しているのに、しっかりと威厳を保ち続けることは、かなり難しいことよ」。ケリーはマスコミや国民から常に注目されながら生活しなければならなかった。しかし、この映画では、彼女が常に衆目にさらされ、高貴で美しいグレース・ケリーを“演じて”きたことが、彼女に降り掛かった最大のピンチを脱する“武器”になる。彼女がモナコを救うために用意した“一世一代の大芝居”を用いた作戦に多くの観客は驚き、圧倒されるだろう。ちなみに、キッドマンはカントリー歌手のキース・アーバンと結婚し、女優業を引退することなく活躍を続けているが「ケリーの選択は賢かった」と語る。「世の中の多くの女性は同じ選択をすると思うわ。彼女の立場は、すごく独特だったの。彼女はとても若くしてハリウッドの大スターになり、アカデミー賞も取った。それなのに彼女は、『仕事はもういい。私は結婚したい、家族を持ちたい』と決めたのよ。それは、女性に限らず、多くの人についてすごく大きな決心。私には完全に理解できるわ。もちろん私は王子様と結婚はしなかったけれども。いえ、違うわね。私も王子様と結婚したわ(笑)。カントリー音楽の王子様と(笑)」『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー
2014年10月16日恋愛科学研究所所長で医療アナリストの荒牧佳代先生による映画コラム。生物学的観点や、女性ならではのクリエイティブな感性から、作品に込められたメッセージを解説していただきます。映画『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』は、「結婚する」とはこういうことを意味するのだ、といった点をしっかりと代弁してくださっている作品だと感じました。よく結婚して仕事をやめたら社会から孤立してしまうのではないか?と心配する女性の方がいらっしゃいますが、それは誤解です。「結婚する」とは、社会的契約を交わしたということです。子どもでもできれば、さらに地域や福祉、教育現場に身を置くことになり、ますます社会への関わりが深くなっていきます。両家のご両親や親族とのお付き合いも、代々受け継がれる人間社会に身を置くことを意味します。仕事をしている人だけが社会に密着するわけでもありません。グレースのように国の王妃ともなれば、人間社会も国と国とのつながりが絡まってきますので、社会性はもっと高まります。王妃などという国としての立場は通常では考えにくい立場ですが、一般の結婚での共働きなどの場合は、互いの立場があやふやで、かじ取りもどちらがとるか?などがはっきりしてないことも多く、互いにまだ独身気分で自己主張をして結婚したという実感が湧きづらくなったりします。そして、魅力レベルが似通っている者同士は主導権の奪い合いでケンカが絶えなくなります。グレースもストーリーの前半、愛する夫の生まれ育った国で、感じたことを発言したり良かれと思って行動を起こしたりしました。そのため、夫や周りの国民と考え方・意見が合わずぶつかるシーンがあります。グレースにとってそれらの発言や行動は、己の心に忠実であり、とても自然なこと。自分の言動が夫の政治活動に悪影響を及ぼすなんて、結婚当初はわからなかったのでしょう。結婚後のグレースは、日々の生活や夫への淡い期待が崩れ、女優への未練も残っています。結婚したこと自体に疑問を持ち、心揺れるシーンが何度も登場しました。そんな「ひとりの女としての幸せを考える自分」と、王妃としての立場から見た「自分だけではない、国王である夫や国民の幸せを考える自分」との間で葛藤する様は、独身から結婚へ意識がシフトできずにいる、多くの女性の共感を呼ぶのではないでしょうか。結婚して悩むくらいなら、結婚しないほうがましと思っている女性も多く見受けられます。ですが、結婚から意識を遠ざければ遠ざけるほど苦悩や問題は大きくなっていきます。心揺れているグレースは、最終的に夫や国を支える「覚悟」をします。その「覚悟」が歴史的に残るスピーチとして姿を現しました。現代は、家庭内での力配分も均等にすることを意識する夫婦が多いので、どちらかが相手を支えるという考え方は弱まり、互いに協力するという概念のほうが強まっています。でも、男女という性の視点から見つめた場合は、やはり女性が男性を支えるというスタンスが一番しっくりくるんですね。それは、どちらかがどちらかを支配するというのではなく、未来永劫不変(普遍)的な性別に沿った「役割分担」がはっきりとあるということなんです。女性は攻めや支配より「受け入れる」というのが性の特徴です。男性を受け入れるからには、男性の世界観をまるごと受け入れる「覚悟」が必要です。覚悟といってもそんなに難しいことではありません。もともと本能的に持っている心の器(包容力)をほんの少し大きくするだけでいいのです。女性の心の器は、経験で学べば大きく広げることができます。広げる力は恋ではなく“愛”の力です。そう簡単に壊れることはないでしょう。男性には本能的な包容力はもともとなく、意識的に自分のスキルとして女性を受け入れる心の器をつくらなければ、受け入れることはできません。また、繊細で脆いので場合によっては壊れてしまいます。ですから、男性は潜在的にも女性から受け入れられることを求め、女性の心の器にはまることを望んでいます。その男性の思いを受け入れることこそが、この上ない女性のフェロモンであり、癒しであり、母性です。母性は女性の心の器の源です。包容力は対人スキルとして重要なコミュニケーション能力のひとつです。包容力があるからこそ女性は恋愛にタフになれるのです。覚悟をした女性は強いです。愛する人のためなら何でもするし、できるのでしょう。グレースのように。あなたも「覚悟」を決めてみませんか?男性を受け入れる覚悟を決めれば、独身時代には見えなかった“愛”の世界が見えてくるかもしれません。【STORY】女優を引退しモナコ大公レーニエ3世(ティム・ロス)と結婚した公妃グレース(ニコール・キッドマン)は、アルフレッド・ヒッチコック監督からの新作オファーに心が揺れていた。そんな折、夫の推し進めていた政策が当時のフランス大統領シャルル・ド・ゴールを激怒させ、武力衝突に発展する可能性もある危機に直面。彼女はスクリーン復帰か、家族そして国家のために全てをささげるかの選択に直面し……。10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー監督:オリヴィエ・ダアン出演:ニコール・キッドマン/ティム・ロス/フランク・ランジェラ/パス・ベガ原題:Grace of Monaco /2014年/フランス/カラー/103分/配給:ギャガ『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』(C)2014 STONE ANGELS SAS★オリジナルグッズプレゼント★『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』オリジナル一筆箋を3名様にプレゼントします!応募・詳細はこちらから♪※プレゼント応募にはcocoloni PROLOの会員登録が必要です。ご応募期限:11/4(火)荒牧佳代(あらまき かよ)恋愛科学研究所所長、恋愛科学カウンセラー。脳内ホルモンと個人の性格や行動を関連させたロジックでさまざまなテーマを分析する恋愛科学(行動科学)のプロフェッショナル。2013年、avex(エイベックス)×DocomoのBeeTV「声感☆ラブメッセージ」全12話監修。2014年、Yahoo女子向けニュースアプリ「ポストピ」にて業界通のタレントとして恋愛記事をチョイス!コメント付きでピックアップ中。「Yahoo、ツヴァイ、ブックビヨンド(学研)」3社の新メディアブランドプロジェクト【恋活サプリ】にて毎週金曜日コラム更新、当プロジェクトより電子書籍「モテに興味ある男、モテに興味ないフリする女」も出版。他、テレビ・ラジオ・ネットTVゲスト出演、Webサイトのコラム執筆、雑誌特集企画監修、恋愛&婚活セミナー講師、映画トークショーなど多方面で活躍中。ウェブサイト:恋愛科学研究所~LoveScience~Facebook:荒牧佳代Twitter:荒牧佳代@yumacute読めば恋愛の達人になれるかも?荒牧先生の「今日の恋愛科学プチコラム」
2014年10月16日クロエ・グレース・モレッツが「Time」誌が選ぶ、2014年版“最も影響力のあるティーン25人”のひとりに選ばれた。『イフ・アイ・ステイ愛が還る場所』が日本公開中のクロエは17歳。一報を受けて、Twitterの公式アカウントで「ありがとう@TIME。よりポジティブな変化に影響を与えられるよう、望んでいます。選ばれて光栄です」とツイートした。クロエの母親・テリさんも「私の娘@ChloeGMoretzがTime誌上で、世界で影響力のあるティーン25人のひとりに選ばれました。おめでとう」とTwitterで喜びを表明している。クロエを始め、選ばれたのは映画・音楽などの分野で世界的に影響力のある十代の男女。ランク付けはされていないが、彼女のほかにはTVしリーズ「モダン・ファミリー」のリコ・ロドリゲス(16)、ウィル・スミスの長男・ジェイデン(16)、歌手のオースティン・マホーン(18)、TVシリーズ「MAD MENマッドメン」のキーナン・シプカ(14)、ラッパーのベッキーG(17)らが選ばれている。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月15日映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』の女性限定試写会が10月14日(火)、東京・キリスト品川教会のチャペル内で行われ、上映後には檀れい、美容アドバイザーの佐伯チズによるトークイベントが開催された。オスカーに輝きハリウッドでの将来を嘱望されながら、女優を引退しモナコ公妃となったグレース・ケリー。結婚後の彼女の葛藤や揺れる心を描くと共に、大国フランスとの外交関係の中で一世一代の“秘策”を胸に国を救うために戦う姿をサスペンス仕立てで描き出す。檀さんは映画の中でグレースを演じたニコール・キッドマンがパーティの際に来ていたドレスをイメージした肩を出した大胆かつ華やかで気品のあるドレス姿で登場。女性で埋まった会場からはその美しさに溜息が漏れる。髪型もグレースとニコールを意識したというが、圧巻はアクセサリー。髪飾りにイヤリング、ネックレスに計719個のダイヤモンドを使用しており、総額は1億円超!金額が明かされると会場はどよめいた。檀さんは以前からグレースのファンだったそうで「憧れの女性です。このような美とエレガンスあふれる女性でありたいなと思います」と語るが、映画を通じて彼女の知られざる結婚後の葛藤や苦悩を目にして驚かされたよう。「私の知らないグレースがそこにいました。こんな苦労と努力があって、愛に生きた女性だったんだと感じました」と語った。結婚、女優引退、復帰するか否か?などグレースが人生の様々な局面で選択を迫られる姿には、ひとりの女性として共感する部分もあったようで「女性は選択肢が多いですよね。独身のまま生きるのか?妻になるのか?子を持つか?仕事を続けるか?何が正しいか分からないまま私は大丈夫なのか?と手探りで生きている。グレースも公妃になってからヒッチコックのオファーに揺れたり、離婚を考えたりする。日々、悩むところは同じなんだなと感じました」と自らと重ね合わせるように語る。檀さん自身は人生の局面での決断において大切にしていることとして、家族や周囲の存在を挙げる。「こうして宝塚時代から仕事をしてこれるのは家族や周りの支えがあるから。それを考えて選択します」と語り、仕事か?それとも家族か?という選択に関しても「家族、愛を取ります!」と力強く語った。イベント後、報道陣の前に再び姿を現した檀さん。総額1億円超のアクセサリーも身に着けたままだったが「このまま走って逃げたいくらいです(笑)」と語り笑いを誘う。報道陣から夫の“プリンス”及川(光博)との結婚生活は?と問われるとプリンスというフレーズに大笑いしつつ「日々楽しく平和に過ごしています。モナコ公妃までとはいかないですが、とても女性を大事にしてくれる方なので」と落ち着いた笑みを浮かべて語っていた。『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は10月18日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グレース・オブ・モナコ公妃の切り札 2014年10月18日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開(C) 2014 STONE ANGELS SAS
2014年10月14日女優の檀れいが14日に都内で行われた仏映画『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』の公開直前PRイベントに、映画を彷ふつとさせる純白のロイヤルドレスで出席。高級ブランド“ヴァンクリーフ&アーペル”のネックレスとイヤリング、髪飾りを身につけた檀は「本物の輝きはやはり違う。落としはしないかドキドキしている」と緊張した表情だった。3点合わせて719個のダイヤモンドを使用し、総額は1億円を超える逸品で、会場には警備員の姿もあった。その他の画像本作は、ハリウッド女優からモナコ公国大公妃へと華麗な転身を遂げたグレース・ケリーの生き様を、オスカー女優のニコール・キッドマン主演で映画化。2007年に公開された『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』でマリオン・コティヤールに、アカデミー賞主演女優賞をもたらしたオリヴィエ・ダアン監督がメガホンを執った。ケリーのファンだという檀は、「あまり知られていない彼女の苦労や努力が描かれていて、改めて愛に生きた女性なんだと感じた。選択の多い人生だったが、それは今の女性の悩みにもリンクするんじゃないでしょうか」と共感した様子。また、主演を務めたキッドマンには「実在の人物を演じるプレッシャーがあったはず。あえて挑んだチャレンジ精神が素晴らしいし、モノマネではない形で、見事に表現する努力と才能に拍手したい」と同じ女優として、最大限の賛辞を送った。イベントには同じくケリーの大ファンで、檀とも親交があるという美容アドバイザーの佐伯チズが駆けつけ、「自分の長所を知っている、自信がある美しさが好き。エレガントで知的な品を持っている」とケリーの魅力を語っていた。『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー取材・文・写真:内田 涼
2014年10月14日全世界34か国を涙で包んだベストセラー小説を日本でも絶大な人気を誇るクロエ・グレース・モレッツを主演に迎えて映画化した『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』。このたび、“ヒットガール”から大人になったクロエが演じる主人公・ミアのキス4シーンを含むオンライン限定予告が公開された。17歳、高校3年生のミア。親友と呼び合える友だちがいて、大好きな彼氏アダム(ジェイミー・ブラックリー)がいる。将来の夢はチェロ奏者、いまはジュリアード音楽院への入学をめざして猛練習中だ。しかしそんなミアを、ある雪の朝、突然の悲劇が襲った。病院のベッドの上、昏睡状態のままのミアの目に映ったものは、ベッドに横たわる自分の姿と幸せだったこれまでの人生、そして、彼女を死の淵から呼び戻そうとする人々の姿。いつもと変わりなく話しかけてくれるおばあちゃんの声。「つらいなら頑張らなくてもいい」と言って泣いたおじいちゃんの涙。親友のキムと、看護師の制止をふりきって来てくれた最愛のアダム。事故から決断までの24時間が描かれる――。公開された映像では、「パパもママもいないのにどうやって生きていけばいいの?」「アダムをおいてどうやって去れば良いの?」とミアは過酷な二者択一を迫られる。恋人・アダムとのキスシーンが回想されると共に、とどまるべきか、去るべきなのか決断に迷うミア。そんな彼女に友人や恋人が掛ける言葉の一つ一つ、想いの一つ一つは、あたかも自分のことのように胸に響いてくる。「初恋を知ったときは、世界が違って見えるわ」と語るクロエは原作を読み、「相手のことを思うとドキドキして、胸の鼓動が地球を一周しそうになる。そんな心情をみごとにとらえているし、恋によって自分の強さも弱さもさらけ出されることを教えてくれる」と人生最大の決断に影響を与える恋人・アダムとの恋愛について明かす。そんなアダムを演じたジェイミー・ブラックリーは「本当に心揺さぶるストーリーなんだ。ふたりの恋はデリケートで、多難で、目が離せなくなるよ。ところが、何の予告もなしにすべて一瞬にして変わってしまうんだ。大切な人に再び会うことはできるのか、いつでも伝えられると思っていたことを伝えられないまま終わってしまうのではないか――そんなことを考えると胸が締めつけられるよ」と自身に置き換えて話した。「VOGUE」編集長アナ・ウィンターと雑誌編集に密着した『ファッションが教えてくれること』などのドキュメンタリー作品で映画賞に輝いたR・J・カトラー監督は、本作を鑑賞して「ストーリーの根本にある“自分とは自分が大切に思う相手である”というメッセージに心を打たれた」と話す。「この作品は“人生の真実”を探る旅に連れ出してくれる。その真実とは“運命が人の一生を決められるなら、愛にもその力がある。そして、愛を理由に選んだことはすべてを変える力がある”ということなんだ」と本作のメッセージの強さを語った。家族愛、恋愛、夢を追いかける自分に対する愛…“愛”をめぐるミアの葛藤に心を揺さぶられることに違いない。『イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所』は10月11日(土)より新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所 2014年10月11日新宿バルト9、梅田ブルク7ほか全国にて公開(C) 2014 Warner Bros. Ent. and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All rights Reserved.
2014年10月10日オスカー女優のニコール・キッドマンが、人気絶頂のなかハリウッドを去りモナコ公妃となったグレース・ケリーに扮する『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』。世紀の結婚から6年後、ハリウッド復帰を画策していたはずの彼女が、一転してモナコ公国最大の危機に挑む姿を描いた本作では、その知られざる秘話だけでなく、煌びやかでエレガンスな60年代ファッションが見事に再現されていることに注目。衣装デザイナーを務めたジジ・ルパージュが、劇中のニコール演じる“伝説の女優”のファッションを語ってくれた。主演を務めたニコールも、「衣装にここまでの努力が費やされる映画に出たのは、『ムーラン・ルージュ』以来」と語るほど、美貌と気品を兼ね備え、“クール・ビューティ”と言われたグレースを蘇らせた本作の衣装は実に見事なもの。デザイナーのジジ・ルパージュは、グレースの実際のスタイルを参考に60年代ファッションを徹底して再現することに尽力。ニコールにとっても、それは役作りへの大きな手助けになったという。“世紀の結婚式”のドレスは、グレースが実際に1956年に着た「ランバン(LANVIN)」のドレスを元に、一から作り上げた。ティアラと3連ネックレス、また婚約指輪も含めて、実際にレーニエ公がグレースに贈ったものを「カルティエ(Cartier)」がこの映画のために精巧に復元している。舞踏会のシーンでは、「お伽噺のようなマジカルなドレス」にこだわったというルパージュ。60年代のフランスデザイナーの「ジャン・デセス(Jean Desses)」のドレスやイブニングドレスにインスパイアされたものだそう。「あのシーンにはクリスタルドレスがいいと思った。スワロフスキーのクリスタルが単純に大好きで、あれがあるとマジカルなオーラが出て光の反射が素晴らしい効果をもたらす。クリスタルはパリの『Atelier Valentin』が施してくれて、100時間以上かけ1,000以上のクリスタルを飾ったの」というだけに、さすが本作のクライマックスを飾るにふさわしい絢爛なドレスとなっている。また、グレースの大ファンだったという当時のデザイナー、マルク・ボアンが彼女のためにデザインしたオリジナルドレスが、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」の協力のもと、2着も再現されていることも奇跡的だ。60年代らしいアイテムとしては、エレガンスな帽子の数々にも注目。1961年の「ジャンパトゥ(Jean Patou)」のスケッチをもとに再現したグリーンのドレスに合う帽子は、「ALEXANDRE BARTHET」が本作のためにデザイン。彼の父は実際にグレースの全ての帽子を担当していたという。さらに、ゴールドのラメドレスで登場するシーンについては「ラメドレスを着ているグレースの写真があって、私が若いころ、母が金のラメドレスを着ているのが好きだった」ことからチョイス。「彼女のキャラクターに力を与え、ブロンドの髪ともマッチする」と語る。ちなみに腕を美しく見せるグローブは、パリの老舗専門店「メゾン・ファーブル(Maison Fabre)」のもの。一方、カジュアルなシーンでのツーピースは、特別なブランドではないものの「ニコールのブロンド、ブルーの瞳、白い陶器肌にあう色彩を選んだ。また当時の流行色ももちろん頭に入れてて、特に淡い黄色はグレースのお気に入りの色でもあった」とコメント。「60年代の典型的な夏の装いを想像した」というマリンルックも、ニコールによく似合っている。そのほか、スカーフ、バッグは「エルメス(HERMES)」のアーカイブから、靴は「サルバドーレ・フェラガモ(Salvatore Ferragamo)、「ジミーチュウ(Jimmy Choo)」が提供しているという本作。実際にグレースが愛し、そしてグレースにも愛された往年のデザイナーや有名ブランドが惜しみなく協力してくれたファッションの数々は、スクリーン上でもいっそうの輝きを放つことだろう。『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グレース・オブ・モナコ公妃の切り札 2014年10月18日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開(C) 2014 STONE ANGELS SAS
2014年10月10日美しさの表現のひとつに“クールビューティー”という言葉がありますが、その元祖といえば……? 真っ先にあげられるのが、1950年代にハリウッドで活躍した女優、グレース・ケリーです。ヒッチコック監督の映画『ダイヤルMを廻せ!』『裏窓』『泥棒成金』などでヒロイン役を務めた彼女は、まさに気品溢れるクールビューティー。そんな彼女は人気絶頂の最中、モナコ大公レーニエ3世と恋に落ち、結婚。モナコ公妃となり、きっぱり女優業から引退したことも有名ですよね。残念ながら、突然の事故により52歳の若さで亡くなりましたが、その生き方や美貌は、今も世界中で語り継がれています。グレース公妃の知られざるエピソードが映画に女優としてのグレース・ケリーは作品の中で楽しむことができますが、モナコ公妃としての彼女の活躍は、これまでもあまり知る機会がなかったと思います。そんな中、彼女が公妃となってから6年後の、感動秘話を描いた映画『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』が10月18日(土)より、いよいよ日本で公開されます。 彼女の結婚までの道のりは、シンデレラストーリーといわれていました。でも実際は、なかなか王室のしきたりに馴染めずに苦労していたそうです。本作はそんな中、存亡の危機に立たされたモナコ公国を救うために、グレースが公妃として立ち向かう姿を描いたもの。見どころたっぷりのストーリーと共に、グレース・ケリーという女性の芯の強さ、人間らしさ、その魅力に触れられる作品になっています。グレースを演じるのは、アラフォー世代憧れのハリウッドスターもうひとつ本作で注目したいのが、グレース役を演じる女優、ニコール・キッドマン。現在47歳で、年齢を重ねてもなお美しく輝き続けている彼女は、まさにアラフォー世代の憧れ的存在ですよね!グレース・ケリーを演じるにあたり、大量の資料や映像でリサーチを重ね、グレース独特の立ち居振る舞い、話し方などを習得したというニコール。さすが、グレース公妃を見事に体現しています。オリヴィエ・ダアン監督は、現場で常に真剣に耳を傾け、最高の答えを見つけようとする彼女の仕事熱心さを絶賛しているとのこと。そんなニコールの仕事に対する真摯な姿勢、ひたむきな努力もまた、内面から溢れる美しさにつながっているのでしょう。演技やメイクで近づけているだけでなく、ニコールもやはり気品溢れるクールビューティー。その持ち前の凛とした美しさはグレース本人と重なります。ルックス的にいえば、ブロンドヘア(2人とも天然のブロンドではないようですが)や、真っ白で陶器のように美しい肌もリンクします。ちなみにグレース本人は帽子とサングラスを愛用していたそうで、劇中にもそうしたファッションが度々登場しますが、ニコール自身も普段からつばの広い帽子やサングラスを欠かさず身につけているとか。余談ですが、オーストラリア出身の彼女の場合、幼い頃から徹底した日焼け対策で、自慢の白い美肌を守ってきたといわれています。美意識の高さも昔から一流なのですね!見習いたい! センス溢れるファッションエルメスのケリーバッグの由来としても知られるグレース・ケリーは、当時、ファッションアイコンでもありました。本作ではそんな彼女のセンス溢れるファッションを参考にした衣装が目白押し。華やかなドレスの数々、普段着の少しカジュアルな装いなど、存分に楽しめます。もちろんニコールの着こなしはすべて完璧! 豪華なドレスは難しくても、小物使いなど参考にできそうですよ。本作のシーンと実際のグレース・ケリーを並べて紹介していている海外サイトも。是非チェックしてみてはいかがでしょうか。 Scarlet Boulevard(海外サイト) 2人の美しさは次元が違いすぎるかもしれませんが、外見だけでなく、内面的な部分や、芯を持った生き方含め、少しでも近づけるようになれたらいいなと、この映画を観れば改めて感じるのではないでしょうか。・ 『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』 10/18(土)より、TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー。
2014年10月10日『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(10月18日公開)で主演を務めたニコール・キッドマンが、本作で演じたモナコ公妃となった女優グレース・ケリーと意外な共通点があり、2人ともアカデミー賞主演女優賞を受賞した時は「人生最悪だった」と話していたことがわかった。映画界最高の栄誉であるアカデミー賞。グレース・ケリーは『喝采』で主演女優賞を獲得するも、受賞後、宿泊先のホテルの部屋に戻り、一人きりで喜びを分かち合う人もいないまま過ごしたそうで、「オスカーを受賞した日、それは私の人生の中で一番寂しい時間でした」「私は幸せではなかった」(引用:岡部昭子著『心を磨くグレース・ケリーの言葉』)と語っている。グレースは当時、MGMと契約をしていたが、MGMは、グレースをワーナー映画やパラマウント映画へ貸し出す形で収益を得ていた。『喝采』はパラマウント映画で、グレースは出演を熱望したが、MGMは自社作品に起用するためオファーを断る。それに憤慨したグレースが「二度とハリウッドに戻らない」と脅迫し、駆け引きが実って出演が決まる。そして、『喝采』の大ヒットでグレースの人気は高まるが、MGMとの確執は広がっていき、授賞式当日も喜びを分かち合える人が周りにいなかったのだという。一方、『めぐりあう時間たち』で主演女優賞を獲得したニコールも、受賞時はプライベートが最悪だったよう。今年5月カンヌ映画祭に出席した際、愛と女優どちらを選ぶかという質問に「疑いなく愛を選ぶわ。愛は、一番大事な感情。それなしで生きるなんて考えられない」と答え、「オスカーを取った夜、私の人生にはそこが欠けていたのよ。あの時期は、私の人生でとてもきつく、長い時期だったわ」と話している。ニコールは加えて、「奇妙なことに、私の場合、なぜか、キャリアが最高の状態の時は私生活が最悪の状態にある傾向がある」と言い、「いつか、キャリアが最高の時に私生活も最高、ということになればいいけれども」と願いを語った。
2014年10月01日『エンド・オブ・ホワイトハウス』の続編となる『London Has Fallen(原題)』の監督候補に、スウェーデン人のババック・ナジャフィが挙がっている。同作品の監督はフレデリック・ボンドに決まっていたが、今月半ば映画の方向性について意見が合わず降板し、監督が不在の状態になっていた。ジェラルド・バトラー、アーロン・エッカート、モーガン・フリーマンは今回も続投。舞台はロンドンで3人は、イギリスの首相の葬式に出席。だが、テロリストはこのチャンスに世界から集まったリーダーを殺そうと狙っていた。映画の北米公開は来年10月。撮影は、1カ月ロンドンで行われた後、バトラーが『Geostorm(原題)』の撮影に入るため一時中断し、来年2月に再開することになっている。バトラーは1作目に続き、今作でもプロデューサーを兼任する。文:猿渡由紀
2014年09月29日ニコール・キッドマンがハリウッド女優からモナコ公国公妃に転身したグレース・ケリーを演じる映画『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』が10月18日(土)から公開になる。グレース・ケリーは1950年代に圧倒的な人気を誇った女優で、巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督は彼女を繰り返し起用し、公妃になった後もハリウッド復帰をもちかけるなど、彼女にラブコールを送り続けた。『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』その他の画像グレタ・ガルボや、マリリン・モンロー、オードリー・ヘップバーンなど銀幕を彩ったスターは数多く存在するが、ケリーは“気品ある美しさ”で多くのファンを魅了した女優だ。ヒッチコック監督は『ダイヤルMを廻せ!』『裏窓』『泥棒成金』などで彼女を起用。1955年にはジョージ・シートン監督の『喝采』でアカデミー主演女優賞を受賞したが、その翌年に女優を引退し、モナコ大公レーニエ3世と結婚。世界中のファンが彼女の映画界引退にため息をついたという。映画『…公妃の切り札』は、彼女の結婚から6年後が舞台で、過酷な課税を強要し、承諾しない場合はモナコを自国領にすると発表したフランスを相手に、公妃のグレース・ケリーがモナコを救うために、“最後の切り札”を武器に、危機に挑む姿を描いている。劇中には、ヒッチコック監督も登場し、公妃になった彼女に新作映画『マーニー』の脚本を手渡して、女優復帰を持ちかける。ヒッチコック監督は20世紀を代表する巨匠監督で多くの女優とタッグを組んできたが、グレース・ケリーを繰り返し起用することを強く望んでいたようだ。ちなみに、本作を手がけたオリヴィエ・ダアン監督はヒッチコック作品と、彼の映画に登場するグレース・ケリーに影響を受けているそうで、本作でも随所にヒッチコック映画のオマージュと思われるカットや、彼の作品を参考にしたと思われる場面が登場。監督曰く本作は“伝記映画ではなく、ひとりの女性のポートレイト”だそうだが、往年の映画ファンは思わずニヤリとする場面や衣裳、デザインが次々に登場する作品になっているようだ。『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー
2014年09月29日『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』のオリヴィエ・ダアン監督が5度目の来日を果たし、25日に都内で行われたジャパンプレミアに出席した。ハリウッド女優からモナコ公国大公妃へと華麗な転身を遂げたグレース・ケリーの生き様を、オスカー女優のニコール・キッドマン主演で映画化。ダアン監督は、キッドマン側から提案された“Skype”面談が、起用の決め手だったと秘話を明かした。その他の写真2007年に公開された『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』でマリオン・コティヤールにアカデミー賞主演女優賞をもたらしたダアン監督は「グレースを演じる女優を探して、ハリウッドに飛んだが、しっくりくる女優がいなくてね。いったんパリに戻ると、ニコールの代理人から連絡があって、急きょ本人とSkypeで2時間ほど話したんだ」と経緯を説明。「言葉を交わす間に、ニコールこそ適任だと確信できた。今回に関しては、彼女が僕を探してくれたんだ」と話した。「撮影期間中は、彼女がいかに特別な存在かを実感する日々だった。例えば、スタッフが準備を進める間も、楽屋に戻ったりせずに、その場にいてくれるんだ。僕の技量を信頼してくれたことにも感謝している」(ダアン監督)。また、主人公であるケリー自身の人物像については「まるでおとぎ話のような人生だが、本人は女優を諦めきれない気持ちがあったはず」。単なる伝記映画ではなく、外交上の難問に立ち向かい、“一世一代”の芝居を打つというサスペンス要素を盛り込んだ理由を「彼女はヒッチコックの映画にも出演していたからね。陰謀や裏切りが渦巻くモナコの地で、女優の本領を発揮する姿を描いてみたかった」と語った。ジャパンプレミアには、ケリーの大ファンだという中村玉緒が、映画をイメージした特注ドレスに身を包み、駆けつけた。『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー
2014年09月26日女優の中村玉緒が25日、モナコ公妃となった女優グレース・ケリーの真実を描いたニコール・キッドマン主演『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』(10月18日公開)のジャパンプレミアに、憧れのグレース・ケリーになりきったロイヤルファッションで登場した。本作は、人気絶頂でハリウッドを去りモナコ公妃となった元女優のグレース・ケリーが、モナコ公国存亡の危機を救った感動の物語。主人公のグレース・ケリーをニコール・キッドマンが演じる。ジャパンプレミアでは、グレース・ケリーの大ファンという中村玉緒がゲストとして登場し、来日中のオリヴィエ・ダアン監督に花束を贈呈。監督は「僕の方が花束を贈呈しなければならなかったですね」と語った。グレースになりきったロイヤルファッションで登壇した中村は「夢のようでございます! 私は、グレース・ケリーさんが大好きだったもので、映画を見させていただいて、どうしてもこの格好をさせていただきたいとお願いしましたの」と喜びを爆発。作ってもらったという衣装について「一生の思い出になる」と感激し、「ニコール・キッドマンさんにはとうとうなれなかったでございますけど。エへへへへッ」と玉緒節で笑わせた。また、モナコ公妃になってからも女優復帰したい思いと葛藤したグレース・ケリーと、結婚して女優を辞めたが、その後復帰した中村の人生は、通じるものが「ものすごくあります」と言う中村。「女優を辞めたにも関わらず、監督さんが会いに来たりなさるとムラムラッとなる。そういう時期がありました。主人に『出てもいいよ』と同じ言葉を言われたこもあるんです」と、同様の経験をしたことを明かした。本作の名シーンである演説の場面では「(手を)たたいたあと、涙が出ました」と感動したという中村。「中村玉緒さん主演の映画はどうですか?」という質問に監督が「いいですね! 日本のプロデューサーの方、そういう映画をオファーしてみてください」と答えると、中村は「おばあさんの役で、どうぞお願い致します」とアピールし、「映画に年齢は関係ない」と言われると、「ありがとうございます!」と喜んだ。
2014年09月26日人気絶頂の中でハリウッドを去り、モナコ公妃となったグレース・ケリーの結婚後の“ある出来事”を追った、ニコール・キッドマン主演『グレース・オブ・モナコ公妃の切り札』。今年2014年は、ちょうどグレース・ケリーの生誕85周年に当たる年。世紀の結婚をし、オスカー女優からプリンセスへと華麗な転身を遂げたかに見えた彼女の結婚生活や、モナコ公妃としての日々はどんなものだったのか。1982年、52歳という若さでこの世を去った彼女の命日・9月14日に併せ、在りし日のグレース・ケリーの写真と新たな劇中ビジュアルの到着とともに、彼女の生涯をふり返ってみた。本作は、“世紀の結婚”から6年後の1962年、グレース・ケリーが挑んだモナコ公国最大の危機に関わる “一世一代の大芝居”にスポットを当てた物語。監督は『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』のオリヴィエ・ダアン。同じくオスカー女優のニコールがグレース・ケリーに扮し、ティム・ロスが夫・レーニエ公を演じている。1929年11月12日、フィラデルフィアの裕福な家庭に4人兄弟の次女として生まれたグレース。父はオリンピックの金メダリストであったため、活発なグレースの兄姉に目をかけており、内向的で芸術に興味を持つグレースに対しては、評価も期待も一切してこなかったという。グレースの恋の相手が常にかなり年上の男性だったのは、こうした父親への思いがあったためだとも言われている。その後、両親の反対の中、単身NYに演技の勉強に出たのが17歳のとき。1951年に『14時間』でスクリーンデビューし、52年には大手スタジオのMGMと契約して『真昼の決闘』でゲイリー・クーパーと、翌年には『モガンボ』でクラーク・ゲーブルと共演を果たした。そして、24歳のとき、ヒッチコック監督にイングリット・バーグマンに続くミューズとして見いだされ、1954年『ダイヤルMを回せ!』の主演に抜擢、「グレースは私がずっと探していた通りの女性だ」とヒッチコックに言わしめ、『裏窓』『泥棒成金』に相次いで出演。55年には、ジョージ・シートン監督『喝采』のビング・クロスビーの妻役でアカデミー賞「主演女優賞」を受賞した。6年間で11本の映画に出演したが、1956年、カンヌ映画祭で出会ったモナコのレーニエ公と結婚、女優を引退。式の模様は世界9か国で放映され、「世紀の結婚式」と呼ばれた。当時のモナコは、経済的困窮と後継者問題の解決が急務とされており、その中でグレースは、モナコの広告塔としての知名度と美貌、持参金、健康な体と最高の条件を兼ね備えていた妃とされていた。しかし、アメリカとヨーロッパ、一般人と王室、しきたりも風習も考え方もまったく違う環境に一人放り込まれたグレースは、本音を話せる友人もおらず、寂しい生活を送っていたという。また、モナコ人にとってもアメリカ人が突然公妃になったことをすぐには受け入れられず、またフランス語がほとんど話せず、口数が少ないグレースは「冷たい人物」と思われていたという。1957年、妊娠中のグレースがマスコミを前にお腹を隠すようにエルメスのバッグを抱えていたことをきっかけに、エルメスから正式に打診があり「ケリーバッグ」が誕生。そして、本作の舞台となる1962年、ヒッチコックから『マーニー』主演のオファーを受ける。愛する父を失っていただけでなく、何度も流産を繰り返しふさぐグレースを心配したレーニエ公は、この女優復帰に賛成。撮影のために家族全員でアメリカへ行く予定を立てるが、フランスがモナコに税制問題に関して、一種の宣戦布告を行い、その復帰は断念された。やがて、その国家の危機を乗り越えたものの、1982年9月13日、バカンスからの帰り道に自らハンドルを握った車で崖から転落。同乗していた愛娘ステファニー公女は一命をとりとめたが、グレースは危篤状態となり、翌14日に、生命維持装置が外された。まだ、52歳だった。グレース・ケリーが、いまも生きていれば85歳。神戸博「ポートピア’81」で来日した際には、濁った温泉、畳での就寝に難色を示した当時16歳のステファニー公女を、「日本には歴史ある文化があるのですから、体で独自の文化を理解するようにしなさい」と諭したとも言われている。日本庭園を愛し、「HANAE MORI」の顧客でもあるなど、親日家としても知られていた彼女の人生に、今日14日は思いを馳せてみて。『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は10月18日(土)TOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月14日英キャサリン妃(32)が妊娠した。ケンジントン宮殿は、昨年7月22日に第1子のジョージ王子が誕生している英ウィリアム王子とキャサリン妃に第2子が誕生する予定であることを明らかにした。Facebookの英国王室のオフィシャルページには、こう投稿されている。「ケンブリッジ公爵と公爵夫人は、ケンブリッジ公爵夫人が第2子を妊娠中であることを喜んで発表いたします」「エリザベス女王と両家の家族はこのニュースに感激しています」。しかし、ジョージ王子の時と同様にキャサリン妃はひどいつわりを患っているそうで、ケンジントン宮殿で医師団により治療を受けているようだ。「初回の妊娠時と同様に、公爵夫人は妊娠悪阻を患っております」とその声明文は続けている。この体調不良により、9月8日(現地時間)にオックスフォードで予定されている中国文化の勉学のためのビルの開館式には、キャサリン妃はウィリアム王子に同行しないことも発表された。「本日に予定されていたオックスフォード訪問には、夫人はケンブリッジ公爵に同行しないこととなりました」「ケンブリッジ公爵夫人は、ケンジントン宮殿で医師団による治療を受けています」と続けた。(text:cinemacafe.net)
2014年09月08日第67回カンヌ国際映画祭のオープニングを飾った『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』。オスカー女優ニコール・キッドマンが、5か月に渡る役作りで“世紀のプリンス”グレース・ケリーを甦らせた本作から、予告編が解禁となった。美貌と気品を兼ね備え“クール・ビューティ”と言われたグレース・ケリー(ニコール・キッドマン)は、ハリウッドで人気絶頂の中、モナコ大公レーニエ3世(ティム・ロス)と結婚するために女優を引退した。しかし“世紀の結婚”から6年経っても、グレースは宮殿のしきたりに馴染めずにいる。ハリウッドの巨匠ヒッチコックから映画界復帰の誘いを受け、心を動かされていたその時、モナコは存亡の危機に直面する――。今回解禁された予告編では、グレースがハリウッドを去った6年後、国家存亡の危機に頭を抱えると夫・レーニエ公と、グレースが激しく口論している姿から始まる。グレースは「たかが女優のくせに」と国民から後ろ指を指される始末で、自分の居場所を喪失していた。しかし、“モナコ唯一の武器”と称された彼女は、モナコを救う自ら“脚本”を執筆。外交儀礼、フランス語、話し方や微笑み方まで、厳しい訓練を受けて、完璧な公妃の“役作り”をする。そして、世界各国の指導者を招き、“一世一代の大芝居”を打って出るのだ。ニコールは、大量の映像や資料を徹底的にリサーチ。グレースの身の振る舞いやアクセント、話し方を習得した。また、ニコール以外でも注目したいのが、完璧に再現された宮殿やドレス、ジュエリーの数々だ。衣装では、グレースが愛したデザイナー、マルク・ポアンが彼女のためにデザインしたドレスを「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」が再現。また、名立たるデザイナーの協力を得て、レーニエ公が贈った「カルティエ(Cartier)」の婚約指輪、3連ネックレスやティアラなど、精巧なレプリカも制作されている。まずはこちらから、愛のために女優を捨てたグレースを熱演するニコールの女優魂をご覧あれ。『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』は10月18日(土)よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年08月05日ヘアケアコスメを企画開発する「オブ・コスメティックス(of cosmetics)」が、新業態のトータルサロン「オブヘア(Of HAIR)銀座店」(東京都中央区銀座6-2-3 3階)を6月1日にグランドオープンする。フロアには専属スタッフを有するネイル・アイラッシュブースとヒーリングヘッドスパを併設した「オブヘア銀座」、オブ・コスメティックスのショールームの他、初となる理髪店「オブ・ザ・バーバー」がオープン。銀座という立地ながらも入りやすい雰囲気作りを心掛け、「自由が丘店や表参道店のリラックスした空気を持ってきた」とオブ・コスメティックスPRの辻村氏。回廊をイメージした店内には緑が溢れ、照明を落としたスパブースはリラックスできる空間。2回連続で行うシャンプーが特徴的で、1回目は頭皮と毛穴をこすり洗いするスタンダードシャンプー、2回目は地肌を指圧しながら洗うマッサージシャンプー(スタンダードの選択も可)を実施。シャンプーは専門スタッフが髪の状態に合わせてセレクトする。香りを10種のオリジナルブレンドオイルから選択でき、リラックス効果の高い「ラベンダーオレンジ」が1番人気という。シャンプー(ショートスパ&マッサージ)&ブローで4,000円から。バーバースペースは英国紳士を意識したクラシックモダンな雰囲気。理容師免許を持ちつつ、オブヘアのカット理論も学んだスタッフがそろう。主に男性客向けだが、顔剃りなどで女性客が利用することも可能。オブ・コスメティックスは、自由が丘にヘアサロンを構えていた古里オサムが1988年に設立。オーガニック素材と最新テクノロジーを採り入れた、髪にもサロンスタッフの手にも優しいアイテムを開発している。
2014年05月16日オーガニックコスメ&ヘアケア商品を取り扱うシルク・オイル・オブ・モロッコ・ジャパン社は11月22日、直営オーガニック・アルガンオイル専門店「シルク・オイル・オブ・モロッコ(Silk oil of morocco)」の3店舗目をJR大阪駅隣接の商業施設「エキマルシェ大阪」内にオープンした。アルガンオイルとは、モロッコでのみ生育するアルガンツリーの実から採取される植物オイルで、保湿効果や脂肪酸、ポリフェノールを含んでおり肌や髪の保護に効果があるとされている。この「Silk oil of morocco」は同社のアルガンオイル商品のブランド名となる。今回オープンしたエキマルシェ大阪店は、19坪の売り場面積で既存商品の物販だけでなく、ヘア&メイクの施術ができるヘアメイクスタジオ併設の店舗だ。同ショップは今年3月にJR天王寺駅隣接のファッションビル、天王寺MIOプラザ館内に初出店。その後、10月に有楽町マルイ内に2号店となる旗艦店をオープンした。2014年3月には京都店、4月には横浜店のオープンが決定しており、その後の出店も計画が進んでおり来年末には全国10店舗体制となる見通しだ。
2013年11月26日女優の米倉涼子が、故ダイアナ元英国皇太子妃を描く映画『ダイアナ』の日本語吹替え版でダイアナ役を務めることになり23日に都内のスタジオでアフレコ収録を公開した。洋画の吹替えは『アベンジャーズ』に続き2度目となり、「ダイアナさんは強く主張される女性なので、その気持ちがしっかりと伝えられれば。でも難しいですね。七転八倒しています(笑)」と感想を話した。その他の写真本作は、アカデミー賞主演女優賞に2度ノミネートされている実力派女優のナオミ・ワッツを主演に、36歳で交通事故死した元英国皇太子妃ダイアナが、全世界から注目と歓声を集めるもやがて離婚し、自らの人生を歩みだす姿を、数々の秘話を交えて描く。米倉は「ダイアナさんみたいに高貴な人間ではないが、一緒に映画を見た関係者は『人として似てますね』って…。何をしでかすかわからない部分なんでしょうか。迷惑をかけてごめんなさい」。それでも「もしダイアナさんの立場だったら、私でも苦しいなと思うはず。常に見張られている環境は、かなりのストレスだったと思う」と共感もしていた。また、「理想の王子様?今はいないですね。38歳にもなると、理想が多くなり過ぎて、逆にどなたでもいいです。お相手の収入とか顔とか特に…」と語る一方で、映画の中でダイアナが思いを寄せる医者については「タイプではないです」とバッサリ。ダイアナの生き様に「良かれと思ったことが裏目に出ることもあったと思うが、彼女が成し遂げたことは素敵なこと。私も今やれることをやっていきたい」と強い憧れも示していた。『ダイアナ』10月18日(金)より、TOHOシネマズ有楽座ほかにて全国ロードショー
2013年08月23日イギリスの老舗菓子メーカー「ウォーカー社(Walkers)」が、ウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルベビー誕生を記念して発売した、ショートブレッドアソート「ロイヤルバース(Royal Birth)缶 」が、ディノスオンラインショップにて2013年8月12日(月)より数量限定で発売されている。ロイヤルバース缶は、2013年7月22日(月)のロイヤルベビー誕生を記念して作られ、王冠やコウノトリなどのレリーフをあしらったオリジナルデザイン。缶の中には「ウォーカー社」の主力商品であるスコットランドの伝統菓子、ショートブレッドが入っている。さらに、今年はエリザベス女王戴冠60周年を迎える年でもあり、エリザベス女王やチャールズ皇太子とカミラ夫人、ウィリアム王子とキャサリン妃の写真がプリントされた缶のショートブレッドアソートも発売されている。【商品概要】■ウォーカー ロイヤルバース缶 (2 缶セット)価格:3,150 円(税込)容量:ショートブレッド175g(1 缶)×2数量:限定200セット■ウォーカー エリザベス女王缶 (2 缶セット)価格:3,150 円(税込)容量:ショートブレッド250g(1 缶)×2数量:限定200セット元の記事を読む
2013年08月15日モナコ発のフットケアブランド「アキレン」が靴ずれやむくみを防止する「アキレン シンデレラ コンフォートクリーム」を2013年4月22日に新発売する。「アキレン」はセレブの国、モナコで生まれたフットケア専門ブランド。1日中靴を履きながら働く人たちの、足のトラブルを解消するために生まれた。現在では、世界40カ国で販売されており、マラソンランナーやサッカー選手などの足を酷使するアスリート選手なども愛用している。品質には定評があり、世界中のフットケア治療などの医療現場でも使われているほど。主な有効成分は、保湿効果や栄養が高く、トラブルの修復改善をする「シアバター」、殺菌・消臭作用のある「ローズマリーエッセンシャルオイル」、栄養を多く含み、肌を柔らかくすることによりむくみの改善を図る「サンフラワーシード 」。乾燥したカサカサかかとにも保湿効果があるほか、靴ずれ、タコ、マメ、マッサージに使用することでむくみの改善、保湿、殺菌、消臭する効果がある。また、使い続けることで、硬くなった角質を柔らかくする。使用方法は、朝と夜の1日2回、靴を履く前と脱いだ後に、優しく足をマッサージするように塗りこむ。製品の販売は、バラエティショップ(プラザスタイル、LOFT、東急ハンズ、shop in)などで随時、開始する。アキレン シンデレラ コンフォートクリーム75ml 1,470円(税込)30ml 840円(税込)2013年4月22日新発売元の記事を読む
2013年04月06日米の人気ヒーロー“スーパーマン”を新生させる来夏公開の映画『マン・オブ・スティール』の最新予告編が公開された。『マン・オブ・スティール』は、人気ヒーローのスーパーマンを、これまでになかった視点と最新の映像技術を駆使して新生させるもの。『ダークナイト』三部作で“バットマン”を新生させたクリストファー・ノーランが製作を手がけ、アラン・ムーアの傑作コミック『ウォッチメン』を実写化したザック・スナイダーが監督を務める。スナイダー監督が「スーパーマンという究極のヒーローには尊敬しなければいけない大きな柱があるんだ。単純にかっこいいからって新しく作り直したり、設定を変えればいいってものじゃない。僕とクリス(クリストファー・ノーラン)はスーパーマンという本質の中にストーリーとヒーローならではの人間性を求めたんだ」と語る本作。このほど公開された予告編もこれまでのスーパーマン同様、地球人には決して持ち得ない力をもったクラーク・ケントが自身の幼少期を回想する場面から始まる。彼の育ての父は幼いクラークに、自身の“力”を使わないように伝える。常人離れした力が発揮されれば、彼は“普通の地球人”として生きていけなくなるからだ。しかし、予告編の後半で青年となったクラークは決断する。黒いスーツに身を包んだ彼は一瞬で地面にヒビを入れるほどの力を発揮し、音速で空を飛ぶが、父の予言の通り、人間たちは彼を“正義の味方”とはみなさずに、手錠をかけ、銃を向ける。クラークは言う。「父さんはこう信じてた。世界はまだ、本当の僕を受け入れられないと」。予告編映像はシリアスなドラマと並行して、崩れ落ちる高層ビルや、炎に包まれるクラーク、謎の飛行物体のアクションなどハードな映像が次々と映し出される。ヒーローが強大な力を発揮するも人間がそれを拒否した後の世界を描いた『ウォッチメン』のスナイダー監督と、強大な力が必ずしも“善”に作用しない世界に全身全霊で立ち向かうヒーローを描いた『ダークナイト』のノーランは、本作でどんなヒーローと人間を描き出すのか? 詳細なストーリーはいまだにヴェールに包まれている。『マン・オブ・スティール』2013年夏、全国公開
2012年12月20日「グッチ」が、英キャサリン妃の妊娠を記念した特別限定バッグ“キャサリン・バッグ”を制作したようだ。創業者の孫に当たるグッチオ・グッチによれば、全てが手作りでできているという同バッグは「キャサリン妃の繊細な出で立ちと、その豊かな魅力」を反映した作品だという。さらにグッチオは、今回の品を作るために、キャサリン妃のファッション・センスや好みを徹底的に研究したことで、ロイヤルな気品を漂わせつつ、これから母親となるキャサリン妃にもマッチしたシンプルで使いやすいものに仕立て上げたという。キャサリン妃は、妊娠のニュースを公表する直前にもグッチのクラッチ・バッグを持っている姿がメディアを賑わせていた。
2012年12月19日第1子を妊娠した英キャサリン妃は、十分な水分補給のために医師団の厳しい観察下に置かれているようだ。6日(現地時間)に、重度のつわりである妊娠悪阻で4日間の治療を受けたロンドン市内のキング・エドワード7世病院から退院したばかりのキャサリン妃は、今後も吐き気を抑えるために適度な水分補給をすることが必要だということだ。さらに、ロンドン・ウィメンズ・クリニックのピーター・ボーウェン・シンプキンズ院長が英イブニング・スタンダード紙に語ったところによれば、キャサリン妃は腹部の膨満を避けるため、錠剤と共に、食事も少量のドライ・フード類の摂取のみに制限されているようだ。退院したキャサリン妃は、皇室専門医のマーカス・セッチェル医師とアラン・ファーシング医師の下、ケンジントン宮殿で今後も静養を続けるという。ただ、シンプキンズ医師によれば、妊娠悪阻による体調の悪化は今後数週間以上は続くことから、今後またキャサリン妃が点滴を受けるために入院する可能性は十分にあるという。そんな中、先週にはオーストラリアのラジオ局のDJによる偽の電話を受けた、キャサリン妃が入院していた同病院の看護師が、精神的苦痛を受けて自殺しているが、問題の電話をかけた2人のDJは涙ながらに謝罪している。
2012年12月11日英キャサリン妃が双子を妊娠した可能性が出てきた。3日(現地時間)、昨年4月にウィリアム王子と結婚したキャサリン妃が第1子を妊娠したニュースが駆け巡ったが、当のキャサリン妃は重度のつわりである妊娠悪阻を患ってロンドン市内のキング・エドワード7世病院に入院しており、今後数日間は病院で静養する見通しだ。妊娠悪阻は、危険なタイプのつわりと言われており、若い女性の初めての出産、さらに多胎妊娠の場合に多い症状だ。また、同症状は、双子の妊娠の場合にさらに良くみられるものだという。バッキンガム宮殿の英王室の公式サイトには「皇室全員、そしてウィリアム王子とキャサリン妃の2人は、妊娠のニュースを皆様にお伝えできてとても嬉しく思っております。エリザベス女王、フィリップ殿下、チャールズ皇太子とカミラ夫人、ヘンリー王子、そしてキャサリン妃のご実家の皆さんも今回のニュースをとても喜んでいます」「キャサリン妃は本日の午後、妊娠悪阻(重度のつわり)によってロンドン中心部にあるキング・エドワード7世病院に搬送され、入院しております。妊娠はまだかなり初期の段階で、キャサリン妃は1週間程度入院する見込みで、その後も静養の期間が必要だと考えております」と記載されている。妊娠悪阻を経験する妊婦は、通常の妊婦の3倍以上も多胎妊娠をする確率が高いとも言われており、双子を生む確率はイギリスでおよそ3%とかなり稀なようだ。もしキャサリン妃が双子を出産した場合、初めに生まれてきた子どもが王位継承者になる。また、英国政府は、男性の王位継承を優先する現行法の改正をすでに合意しており、生まれる子どもが男児、女児に関係なく、継承順位は2位のウィリアム王子に続き3位となる見通しだ。さらに今年はエリザベス女王戴冠60周年の記念の年に当たるため、秋のアジア訪問などの多忙な公務が重なっていたことから、ウィリアム王子とキャサリン妃の2人は、エリザベス女王戴冠60周年ツアーが終わるまで子作りを控えていたとも伝えられている。9月にシンガポールを訪問した際に現地の少年から将来、キャサリン妃との間に何人子どもが欲しいかと尋ねられたウィリアム王子は即座に「2人!」と答えていた。
2012年12月05日『ブロークバック・マウンテン』や『ラスト、コーション』で知られる名匠アン・リー監督の最新作『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』の予告編映像がこのほど公開された。予告編映像本作は、マーテルの小説『パイの物語』(邦訳:竹書房)をリー監督が壮大なスケールで映像化した感動ドラマ。動物園経営者を父に持つ16歳の少年パイ・パテルが船の事故に遭い、どう猛なベンガル・トラと小さな救命ボートに乗り込んで227日にもおよぶサバイバル生活を展開する様を、美しい自然の風景を交えて描き出す。このほど公開された予告編は、主人公のパイが家族、そして動物園の生き物たちと船の事故に遭い、大海原に投げ出されるダイナミックな場面から始まる。混乱の一夜が明けて海に残されたのはパイ青年と一匹のトラだ。その後の映像は、真っ赤に染まった空を写した水面、咆哮をあげるトラ、海を鮮やかに照らすクラゲの集団、空をはねまわるトビウオ、宙を豪快に舞うクジラなど、思わず息をのむシーンがこれでもかと編集されている。主人公のモノローグがあるものの、海にいる人間はパイ少年だけ。予告編は時に美しく、時に脅威を与える自然と少年の“対話”によって綴られおり、本作は大きな画面でじっくり観賞したくなる作品になっているようだ。また予告編では、なぜ十分な食料がなく腹をすかせたトラと227日間も漂流し、少年が生き延びることができたのか? を問いかけるテロップも登場。逃げ場もなく、助けも来ず、サバイバル能力があるわけではないパイ少年の数奇な227日間について、想像がふくらむ内容に仕上がっている。『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』2013年1月25日(金) TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開※3D/2D同時上映(C)2012 TWENTIETH CENTURY FOX FILM
2012年11月07日スティーブン・キングの人気小説をクロエ・グレース・モレッツを主演に迎えて再映画化した『キャリー』の特報映像がこのほど公開された。特報映像本作は、地味で内気な少女キャリーの悲劇を描いた青春ホラー。学校にも家庭にも居場所のないキャリーの抑圧されてきた怒りが爆発するときに巻き起こる惨劇を、ショッキングな表現で描き出す。本作は、1976年にブライアン・デ・パルマ監督によって映画され人気を集めたが、このたび『ボーイズ・ドント・クライ』のキンバリー・ピアースが監督を、モレッツがキャリー役を務めて37年ぶりに再映画化。製作陣によると今回の映画化はキングの原作により忠実に作られているという。予告編は、燃えさかる炎によって焼かれていく建物を捉えた空撮ショットに始まり、「誰も理解してないが、彼女はもともと怪物なんかじゃない。普通の女の子だった」という恐ろしくも哀しいナレーションが流れる。映像のラストには血にまみれたキャリーが登場するが、哀しんでいるような、何が起こったのか理解できていないような複雑な表情を浮かべている。『キャリー』は残酷な描写やホラーの要素がありながら、その根底にはひとりの少女の制御できないほどの哀しみや痛みが描かれた作品で、モレッツがキャリー役をどのように演じるのかも気になるところだ。本作は、来年3月に全米公開され、5月にソニー・ピクチャーズの配給で日本公開される。『キャリー』2013年5月ロードショー
2012年10月24日英キャサリン妃が、『007』シリーズの「夢のボンドガール」投票で1位に選ばれたことが明らかとなった。新作『007スカイフォール』の公開を控えて、男性用娯楽グッズを販売するサイト、「メン・カインド」が実施した「夢のボンドガール」投票で、様々な人気女優やシンガー、モデルらを抑えて、公人のキャサリン妃が堂々の1位に輝いた。同サイトのスポークスマンを務めるポール・クラフトマン氏は「様々なガジェットを操るジェームズ・ボンドと共演して欲しいとイギリスから待望されている女性のトップを、ケイト・ミドルトン(キャサリン妃)が飾るとは我々としても驚きでした。とは言え、ケイトの義理の祖母(エリザベス女王)自身がオリンピックの開会式の際にボンドにエスコートされて、イギリスの皇室はスパイ・アクションの名手だということを証明していますしね。考えてみれば本来は、ボンドの諜報部は女王陛下に忠誠を尽くす組織ですから」と語っている。そんなキャサリン妃に続いて、2位にはリアーナ、3位にはビヨンセ・ノウルズ、4位にはキム・カーダシアンとビッグネームが名前を連ねている。そのほか、英皇室とも関係の深いシェリル・コールが5位、最近出産したばかりのミーガン・フォックスが6位、グラマーな妖艶さが魅力のケリー・ブルックが7位、ジェシー・Jが8位、スカーレット・ヨハンソンが9位、ケイト・モスが10位と続いた。『007スカイフォール』は12月1日(土)より公開予定だ。「夢のボンド・ガール」トップ101位: キャサリン妃2位: リアーナ3位: ビヨンセ・ノウルズ4位: キム・カーダシアン5位: シェリル・コール6位: ミーガン・フォックス7位: ケリー・ブルック8位: ジェシー・J9位: スカーレット・ヨハンソン10位: ケイト・モス■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月22日英キャサリン妃が先日開かれた女子会で、シェリル・コールの変装をしていたようだ。6月に開催されたエリザベス女王戴冠60周年の記念コンサートでパフォーマンスを披露したシェリルへの感謝の意味も込めて、キャサリン妃は「シェリルのモノマネをしていた」とウィリアム王子が語っている。また、シェリルは自身の新しい自伝「Cheryl:My Story」(原題)の中で、「ケイト(キャサリン妃)は女子会でボディースーツとスリットの入ったパンツを着て私の曲『ファイト・フォー・ディス・ラヴ』を歌いながら私の真似をしてくれたって、私にこっそり教えてくれたのよ!ケイトは私のダンスの全てのポイントを押さえて完璧に覚えてくれていたの。妹のピッパ(・ミドルトン)と弟のジェームズ(・ミドルトン)も私のところに来て、全部その話を聞かせてくれたわ」と綴っている。シェリルは、 エリザベス女王の戴冠60周年の記念コンサートでゲイリー・バーロウと共にデュエットを披露しているだけでなく、チャールズ皇太子のチャリティ団体「ザ・プリンスズ・トラスト」の活動にも参加していることから、英皇室一家と幾度となく謁見する機会をこれまでに得ている。■関連作品:007スカイフォール 2012年12月1日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 Danjaq, LLC, United Artists Corporation,Columbia Pictures Industries, Inc. All rights reserved.
2012年10月16日