「マーベル作品は、映画ではない」とコメントし、物議を醸している巨匠マーティン・スコセッシ監督。マーベル作品を批判した一方で、ライバルのDCコミックスの作品については映画としての“素質”を見出していたようだ。スコセッシ監督は、現在大ヒット上映中でオスカーの呼び名も高い『ジョーカー』の初期企画段階では、プロデューサーの立場にあった。2017年、監督にトッド・フィリップスが起用されたときのことだ。いつの間にか、スコセッシ監督の名はプロデューサーのリストから消えていたが、「The Hollywood Reporter」によれば、そもそもフィリップス監督がこの作品にアプローチする前は、スコセッシ監督がメガホンを取りたいと希望していたという。この“うわさ”に対して、ワーナーはコメントを拒否し、スコセッシ監督の代理人は「『ジョーカー』を監督する意図はありませんでした。プロデュース業だけです」とコメントしている。スコセッシ監督は、何度もタッグを組んできたレオナルド・ディカプリオにジョーカー役を演じさせようとしたといううわさもあるが、フィリップス監督はジョーカー役にはホアキン・フェニックス以外を考えていなかったという。『ジョーカー』の製作から手を引いたスコセッシ監督は、Netflixオリジナル作品『アイリッシュマン』を監督した。『ジョーカー』と同じく、『アイリッシュマン』もオスカー獲得の可能性がささやかれている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2019年10月10日9月に初来日する、ヨーロッパで今最も注目を集めるバレエカンパニー、「バレエ・アム・ライン」。芸術監督を務めるマーティン・シュレップァー氏に、『バレエ・アム・ライン』、また公演する『白鳥の湖』の魅力について聞いた。【チケット情報はこちら】2009年より同バレエ団の芸術監督を務めるシュレップァー氏。すでに名のあるバレエ団ではあったが、氏の改革以来、大きく飛躍してきた。氏が芸術監督となってから変わったことは「アーティスティックな状況の変化」と語る。「新しく5つのスタジオがある”バレエハウス”を作ったこと、そしてカンパニーの名前が変わりました。美徳の部分を変えたと言えるのではないでしょうか。純粋なダンスに目を向けたというのは、決してストーリー性があるバレエをしないとか、嫌いとかではなく、アーティスティックな観点からの変革を続けてきたことで、我々のカンパニーに対する外からの評判や印象が変わったのではないでしょうか」また『白鳥の湖』は日本でも良く知られる古典だが、今作は2018年の同バレエ団の新作。氏が制作する中で一番のインスピレーションとなったのは、小澤征爾のチャイコフスキーだという。「私個人として大型の古典的な作品を取り扱うことを長くテーマにしていたのですが、その準備に3、4年は必要だと思っていました。『白鳥の湖』と『眠れる森の美女』で迷っていたとき、小澤征爾のチャイコフスキー原典版の録音を聞き、倒れてしまうぐらいの衝撃を受け、それが最後の決め手になりました」と話す。また優雅な踊りをイメージするバレエとは違い、同バレエ団の『白鳥の湖』はスピーディな動きも特徴だ。「私のレッスンというのはとても独特ですが、常識外れではない。音楽的なダイナミックさに合わせてすばやく激しく動くことを求めています。私のカンパニーのダンサーは、体格も違うし年齢も国籍も多種多様。日本人では加藤優子さんという素晴らしいダンサーがいて、彼女は47歳ですが偉大なアーティストです。私の作品は身体への要求は高いと思いますが、振付はいつもハーモニー(調和)なものではなく、私自身ヨーロッパ人なのでレジスタント(抵抗性)も好きですし、舞台上でのフリクション(衝突)を大事に思います。舞台上ではハーモニーたっぷりな作品よりドラマがあるほうが面白いものになりますね」公演は9月20日(金)・21日(土)、東京・Bunkamura オーチャードホールにて、9月28日(土)兵庫・兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにて。
2019年09月04日2017年10月頃から交際が報じられていたクリス・マーティンとダコタ・ジョンソンが、破局を迎えた。「Daily Mail」紙などが報じた。破局の原因は、ダコタが家庭を持つ心の準備ができていなかったことだという。2人の友人は「クリスは、できるだけ早くもっと子どもが欲しいと思っていることをはっきりと口にしていました。しかし、ダコタはキャリアがとても順調で、出産はいまのところ全く考えていないことだったのです」と語っている。ダコタと家庭を築くために、約6億円でマリブにビーチハウスを購入したというクリス。ここ数か月、2人の間で何度も話し合いが行われたものの、「先月、自分たちの考えは全く反対の方向に進んでいることに気がつき、別れることになったようです」と友人は語る。2人はつい最近まで「まもなく婚約する」と言われていただけに、友人や関係者らは「すごく驚きました」とのこと。「ダコタもクリスもこのような結果になり、心を痛めています。2人はとても素敵なカップルでしたからね」。(Hiromi Kaku)
2019年06月17日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介。■『Window Shopping』Kelly Beemanアメリカ・ニューヨークとロサンゼルスを拠点とするアーティスト、ファッションイラストレーターであるケリー・ビーマン(Kelly Beeman)の作品集。エキゾチックな庭、洒落たプールサイド、ピクニック、カントリーハウス、カクテルパーティー、家のソファーで親密にしているシーンやガールフレンドとのティータイム......作者の描く人物は手足が長くどこかエレガントであり、夢のような衣服に身を包んで暮らしている。だが、その人物がもつ美しさは、決して著名なファッションデザイナーの最新コレクションのためにだけ存在するわけではない。描かれた者たちは、作者がオクラホマで過ごした幼少期の思い出で溢れる幻想的な世界観の主役たちであり、そしてインテリアデザインや建築、音楽、文学に向けた非常に繊細な共鳴と賛辞の意である。そのインスピレーション源はルックブックやキャットウォークを歩くシーンであり、意匠を凝らした刺繍のブルゾンや、ストライプのベルボトム、レースのエンパイアドレス、若々しいバイカージャケット、遊び心に満ちたシルバーのイヤリング、そんな形がビーマンに刺激を与える。だからと言って単なるファッションイラストレーションの域に留まる訳ではなく、ファッションシーンの領域を遥かに越えた意義ある世界観をも作り出す。独学ではあるが、幼い頃より情熱に任せ絵を描きながらピアノを弾いて過ごした作者は、大人になって描くイメージの中にも豊かに楽譜やピアノの細やかな描写を取り入れている。ニューヨーク市立大学ハンター校で社会学を学んだのち、ボリビアやアルゼンチンで数年間働いており、そのような背景が作品への考え方を反映し、例えば文化とファッションとの間に生じる関係性、あらゆる社会における根本的な側面といったようなことが見えてくる。作者のテーマ「Dressing」(=直訳すると服を着ること、仕上げなどを意味する)は、人物像、物語、文化的背景を作り出す一つの方法であり、自己顕示の世界におけるそのような要素の意義を追求する。作者は社会評論家としてではなく、アーティスト、ファッションイラストレーターとして自身を見つめている。その創造性を刺激するのは新即物主義、とりわけクリスチャン・シャド(Christian Schad)やオットー・ディクス(Otto Dix)、また古典芸術、ビザンチン芸術だけでなくウィーン分離派のグラフィック作品なのである。【書籍情報】『Window Shopping』作家:Kelly Beeman出版社:EDITION PATRICK FREY言語:英語ハードカバー/72ページ/320×240mm発刊:2018年価格:5,500円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイトで『Window Shopping』を購入する
2019年02月16日ナイキ(NIKE)が、ロンドンを拠点に活躍するメンズウェアデザイナーのマーティン・ローズ(MARTINE ROSE)と初めてコラボレーション。トラック スーツ、フットボール ジャージ、新たにデザインされたシューズ「ナイキ エア モナーク」で構成されるカプセルコレクションを1月12日に発売する。ナイキ エア モナーク IV/MARTINE ROSE(税込2万7,000円)今回のコレクションは、ローズの他のデザインと同様に、歪んだプロポーションを駆使し、平凡に見えるものの中に非凡な要素を見出し「本当に優れたもの」に作り変える、という彼女のデザインの世界観を体現したものとなっている。トラック スーツとフットボール シャツは、バスケットボール選手基準のサイズ感をイメージし、イギリスのサブカルチャーの要素も含んだデザインとなっている。シューズは、「とてもアメリカらしいシューズ」とローズが語る「ナイキ エア モナーク」をベースに、シューズのフォームの一部がベースからはみ出したり、 かかと部分がソールより外に突き出るような特徴的なデザインに作り変えられた。「あえて、とてもアメリカらしいシューズのナイキ エア モナークをベースとして選び、トラック スーツのとてもイギリスらしいシルエットと組み合わせました」 とローズは語っている。近年、スポーツウェアのシルエットはあらゆるところで採用されており、ストリートだけではなく、パリのファッションショーでも登場するようになっている。ローズは、これは単なるトレンドではなく、感情的なつながりがあるからだと考え、次のように話す。「スポーツウェアは、長い間、イギリスやアメリカなどで若者のムーブメントに用いられてきました。このように、広く受け入れられることで、スポーツウェアは興味深い存在となりました。それに、自分のワードローブにある、あらゆるタイプの衣服と組みわせられるのです。私は人が衣服とどのように関わっているかにとても興味を持っています。その人がどのような人で、どのような人になりたいかがよく分かります。そこには感情的な何かがあるのです」。ナイキ x マーティン・ローズ コレクションは1月12日から、NIKE.COM/NIKELAB 、NIKE SNKRS、NIKELAB MA5、DSM GINZAで発売予定。
2019年01月10日レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が、デヴィッド・グランのベストセラー小説「Killers of the Flower Moon」(原題)を映画化するにあたり、再びタッグを組むことになった。『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)、『アビエイター』(2004)、『ディパーテッド』(2006)、『シャッター アイランド』(2010)、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)と、コンスタントに仕事を共にしてきた2人。今回挑むのはノンフィクション小説で、舞台は1920年代のアメリカ・オクラホマ州。地下資源が豊富にある土地で暮らすインディアンのオセージ族が次々と殺害され、FBIの前身だったBOIが捜査に乗り出すという物語だ。「The Wrap」によれば、スコセッシ監督は「この本を読んだとき、すぐに人々や撮影現場、演じている姿が見えてきたんだ。これは、映画にしなきゃと思ったよ。エリック・ロスと働けるのはうれしいね。レオナルド・ディカプリオと再び組めるのも。解決しきっていないアメリカの物語をスクリーン上で描くのが楽しみだ」と語っているという。製作は2016年に「Killers of the Flower Moon」の映画化権を獲得した「Imperative Entertainment」社。スコセッシ監督もプロデューサーを兼任する。脚本は『アリー/スター誕生』(共同脚本)、『フォレスト・ガンプ/一期一会』のエリック・ロス。(Hiromi Kaku)
2018年10月25日ウィル・スミスとマーティン・ローレンスが黒人刑事コンビを演じた『バッド・ボーイズ』シリーズの最新作が、来年の早い時期に製作開始となる。「Variety」誌が報じた。シリーズ第3弾となる『Bad Boys For Life』(原題)は、これまでに何度も製作開始時期が報じられては延期を繰り返してきた。今回は、ソニーがクリス・ブレムナー(『ベストマン-シャイな花婿と壮大なる悪夢の2週間-』の共同プロデューサー)の脚本にGOサインを出し、ついに製作の開始が決定したようだ。監督はベルギー出身のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーコンビが起用された。2人は『ビバリーヒルズ・コップ』の4作目のメガホンもとることが報じられている。15年ぶりのシリーズ最新作となる『Bad Boys For Life』の内容については明らかになっていないが、配給会社のコロンビア・ピクチャーズの社長サンフォード・パニッチは、「15年も経って新しい『バッドボーイズ』を作るなら、レベルアップした最高の作品にしなきゃならないですね」と意気込みを語った。また、監督コンビについても、「素晴らしいコンビですよ。彼らは(マイケル・ベイが監督した)最初の2作品も気に入っていますが、変化を取り入れることを恐れていません」と“新たな風”に期待するコメントも。『Bad Boys For Life』は2020年1月に全米公開予定。(Hiromi Kaku)
2018年10月02日マイキータ(MYKITA)とロンドンの気鋭デザイナーであるマーティンローズ(MARTIN ROSE)のコラボレーション「MYKITA + MARTINE ROSE」より、新作サングラス「SOS」が登場。2019年春より発売予定。「SOS」は、子どもが眼鏡を逆さまにかけるという遊び心から着想を得た、上下逆さまでかけられる2WAY仕様のサングラス。子どもが意図せず生んだクールなスタイルを、大人のモードなデザインへと昇華した。大き目のキャットアイのフレームには、ゼブラやレオパード、キリンのアニマルプリントを採用。“架空のディスカウントショップの商品”をイメージさせる、ステッカーのようなタイピングを配したレンズとスーパーマーケットからインスパイアされたパッケージが、さらにユーモアを加えている。なお、同モデルは2018年6月にロンドンで発表されたマーティンローズ2019年春夏コレクションのランウェイに登場した。【詳細】MYKITA + MARTINE ROSE 新作「SOS」発売時期:2019年春取り扱い:マイキータの店舗・オンラインストア・セレクトショップ
2018年07月03日昨年10月半ばに「寿司デート」が目撃されて以来、順調に愛を育んでいるクリス・マーティン&ダコタ・ジョンソン。ダコタは交際開始1か月でクリスがフロントマンを務める「コールドプレイ」のアルゼンチン公演に同行し、2月には有名司会者エレン・デジェネレスの誕生日パーティーに手をつないで会場入りした。このパーティーにはクリスの元妻グウィネス・パルトロウと婚約者のブラッド・ファルチャックも出席していたが気まずさはなかった様子。手をつないだ2人が、出席者のドリュー・バリモアと笑顔で挨拶を交わしている姿が撮られていた。そしてここ半年ほど、クリスが住むマリブやロサンゼルスでデートを重ねてきた2人は、最近「次の段階」に進みつつあるという。関係者が「この2週間、2人はいままでよりさらに一緒に過ごすことが多くなりました」と「People」誌に語っているように、この数週間は立て続けにレストランでランチデート中にキス、愛犬と一緒に手つなぎデート、と公の場でもいちゃつき、関係がヒートアップしているのがうかがえる。「彼らはビーチに行ったり、近所を散歩するような、穏やかな生活をシェアして楽しんでいます。シリアスな関係に発展しているようです」。クリスは制作した曲を送り、ダコタに意見を求めるほど信頼しているそうだ。(Hiromi Kaku)
2018年06月27日マーティン・スコセッシ監督(75)が、批評サイトが映画業界に悪影響を及ぼしていると非難した。『グッドフェローズ』『タクシードライバー』『レイジング・ブル』など、映画史に残る数々の傑作を生み出した大御所監督のスコセッシが、映画レビューを掲載するサイトの数々に苦言を呈している。マーティン・スコセッシ(C)BANG Media Internationalスコセッシはドラマや映画の予告編、テレビCMや『アラビアのロレンス』のような過去の作品までなんでも閲覧できる世の中になったことを挙げ、その一方でその作品に関連する重要な感覚が捉えられていないままで次のコンテンツへと移り変わるような状況になっていると指摘した。そしてそのわずかな時間での判断をネット上で広められているとして、「それによって推進されるひどいアイデアというのは、全ての映画や画像がそこで瞬間的に判断され、観衆に見るチャンスを与えることなく片付けられてしまうということなんだ」「よく考えたり、自分たちで判断する機会があるべきだよ」と続けた。そしてターナー・クラシック映画祭の場では観衆に、YouTubeと素晴らしいアメリカ芸術のかたちの違いを理解し、その場に足を運ぶことで、劇場と映画の価値の引き下げに反対の意を表してくれていると称賛した。(C)BANG Media International
2018年05月09日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Toilet Martin Paper Parr』マーティン・パー / トイレットペーパー(Martin Parr / TOILETPAPER)イタリアの現代アーティスト、マウリツィオ・カテラン(Maurizio Cattelan)とやはりイタリアの写真家ピエールパオロ・フェラーリ(Pierpaolo Ferrari)が共同で発行するアートマガジン『TOILETPAPER』が、イギリスを代表する写真家マーティン・パーをゲストとして迎えたスペシャル・コラボイシューとして刊行。ピエールパオロ・フェラーリが撮影する「TOILETPAPER」名義の作品とマーティン・パーの作品が互いに呼応するように交互に収録されている。強烈な色彩、シニカルで挑発的なイメージ作り・・・両者の一歩も引かぬ激突と調和が見所。【書籍情報】『Toilet Martin Paper Parr』写真:Martin Parr / TOILETPAPER出版社:Damiani Editoreハードカバー/40ページ/300×220mm言語:英語発刊:2018年価格:2,560円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイト『Toilet Martin Paper Parr』購入ページ
2018年03月10日マイキータ(MYKITA)とロンドンの気鋭デザイナーであるマーティン・ローズ(Martine Rose)のコラボレーションサングラス「KITT」が登場。2018年4月中旬から発売される。「KITT」は、90年代のダンスミュージックシーンのスタイルをイメージしたキャッツアイ風のサングラス。最大の特徴は、トップラインで切れた大胆なフレームシェイプだ。そこに平らなレンズを組み合わせ、近未来的なアイウェアに仕上げた。アンティークレッド、ニューライム、ロイヤルブルー、ブラックといったカラーで展開される。【詳細】KITT by MYKITA + MARTINE ROSE発売時期:2018年4月中旬取り扱い:マイキータの店舗・オンラインストア・セレクトショップ
2018年02月04日巨匠マーティン・スコセッシが、DCコミックスのスーパーヴィラン“ジョーカー”を主役とした映画をプロデュースするため、ワーナー・ブラザースと交渉中であることが報じられた。「Deadline」によると、監督・脚本を『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』のトッド・フィリップス、共同脚本を『ザ・ファイター』のスコット・シルバーが担当することが決定しているという。ジョーカーといえば、いままでにシーザー・ロメロ、ジャック・ニコルソン、ヒース・レジャー、ジャレッド・レトと4人の俳優が演じてきた。このジョーカー単独映画では『スーサイド・スクワッド』でジャレッドが演じた最新版のジョーカーとは全く違ったジョーカーが描かれることから、「別のもっと若い俳優」を新たにキャスティングするようだ。物語の舞台は、1980年代のゴッサム・シティ。ジョーカーのオリジン(起源)に焦点を当て、いわゆる典型的なスーパーヒーローものの映画ではなく、「ハードボイルドなクライムドラマ」テイストを想定しているとのこと。(Hiromi Kaku)
2017年08月24日CHICCAの人気プレストパウダー『 ラディアントヌード プレストパウダー』に、この夏、界を渡り歩く人気イラストトレーターである「ケリー・ヘス」とコラボレーションした限定デザインが登場。プレストパウダーとデザインについて、一足先にご紹介します。Kerrie Hess(ケリー・ヘス)オーストラリア生まれのケリー・ヘスは、ロンドン、香港、メルボルン、バリ、ブリスベン・・・と世界を渡り歩く人気イラストレーター。20歳でアメリカの有名百貨店のショーウインドウを飾り、以降数々の有名ブランドや、ファッション誌へ作品を提供しています。2012年にはカンヌ・デザイン・フェスティバルでAirtist Awardを受賞するなど、今最も旬なアーティストの1人です。CHICCA『ラディアントヌード プレストパウダー』“透明な輝きで、肌に上質感を与える印象派のためのおしろい。”まるで肌からにじみでたような繊細なラメが、肌を上質に魅せながら立体感を与えるプレストタイプのルーセントパウダーです。粉感や白さのない自然な仕上がりで、肌をさりげないきらめきで包みます。フェイスブラシに適量を取り、肌表面をさっとなでるようにつけてみて。すると、ファンデーションの美しい艶の質感はそのままに、べたつき感だけを抑えて、美しい仕上がりを保つ役目をしてくれます。※皮脂吸着パウダー配合。キッカ ラディアントヌード プレストパウダー CHICCA × Kerrie Hessラディアントヌード プレストパウダー 01 リフィル&ケース全1種6,000円(税抜)ブラシ別売り2,000円(税抜)2017年6月14日数量限定発売世界を渡り歩く人気イラストトレーターKerrie Hessとの初コラボで、夏コレクションをイメージした限定デザインが登場。美しいイラストの世界感とキッカのラメおしろいの美しさがマッチした、素敵なデザインにうっとりしてしまいます。2017年6月14日より、限定発売
2017年04月22日華麗なるグレース・ケリーの人生を紹介する展覧会オスカー女優として人気・実力ともに絶頂だった頃に、女優からモナコ公妃へと華麗なる転身を遂げた、20世紀を代表する絶世の美女、グレース・ケリー。その強く美しい人生を紹介する『グレース・ケリー展』が、2017年3月31日(金)~4月9日(日)までの間、「岡山天満屋」で開催される。同展覧会は日本とモナコの友好10周年記念して開催され、モナコ大公宮殿の全面的な協力により、グレース・ケリーが実際に着用したアイテムを数多く展示し、その華麗な装いを通してグレース・ケリーの人生を紹介するイベントだ。日本初公開のウエディングドレスなど、服飾品約140点を公開展示される服飾品は約140点に及び、グレース・ケリーがハリウッド女優時代に手にしたオスカー像から、クリスチャン・ディオールやシャネル、グッチなどの一流ブランドのドレス・アイテムなどが、貴重な写真や映像とともに公開される。さらに、日本初公開となるウエディングドレスや、世界に3つしかない“グレース本人の顔がプリントされたエルメスのケリーバッグ”も展示される。会場は「岡山天満屋」6階の葦川会館で、入場料は一般1,000円/中高生 500円/小学生以下無料(天満屋カード会員は100円割引)。3月30日(木)までは、チケットセンターなどで前売り券(一般のみ販売:800円)の購入が可能だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※グレース・ケリー展実行委員会プレスリリース(@Press)
2017年03月10日「コールドプレイ」のクリス・マーティンが3日(現地時間)、カリフォルニア州マリブの自宅で40歳の誕生パーティを開催、多くのセレブたちがお祝いに駆けつけた。3月2日に40歳の誕生日を迎えたクリスは、1971年の映画『夢のチョコレート工場』をテーマにしたパーティを開催。自宅の敷地内に、主演のビリー・ワイルダーが劇中で歌った楽曲タイトル「Pure Imagination」のサインを掲げ、巨大なキノコやロリポップキャンディの形をしたデコレーションを設置。映画で使われたフォントで「CHRIS’ 40th」と書かれた色とりどりのナプキンも用意するなど、凝った演出でゲストたちをもてなした。「People」によると、招待されたのはビヨンセ&ジェイ・Z夫妻、ジェームズ・コーデン、ロバート・ダウニー・Jr.、ロブ・ロウ、バーブラ・ストライザンド、そしてケイティ・ペリーと破局したばかりのオーランド・ブルームといった豪華な顔ぶれ。夏休みやクリスマスなど、イベントは必ず2人の子どもたちも交えて一緒に過ごす元妻のグウィネス・パルトロウが参加していたかは定かではないが、クリスの誕生日当日には家族4人で撮った写真をアップ。「世界で最高のパパに、40歳の誕生日おめでとう!!!私たちはあなたをとっても愛してる!」とコメントを添えていた。(text:Yuki Tominaga)
2017年03月07日マーティン・スコセッシ製作総指揮の最新作『ビニー/信じる男』が2017年7月21日(火)より公開。「伝説のボクサー」ビニー・パジェンサの実話伝説のボクサーである、ビニー・パジェンサの実話を元にした本作。生死をさまよう交通事故で重傷を負い、選手生命を絶たれながらも、世界のスポーツ史上類をみない超人的なカムバックを目指した、元世界チャンピオンの半生がドラマチックに描かれる。巨匠マーティン・スコセッシが製作総指揮製作総指揮は『沈黙-サイレンス-』が話題の巨匠マーティン・スコセッシ。そして脚本・監督は『マネー・ゲーム』のベン・ヤンガー、プロデューサーは『アメリカン・ビューティー』『世界にひとつのプレイブック』のブルース・コーエンが務めている。『セッション』のマイルズ・テラーがボクサーにアカデミー賞候補となった『セッション』のマイルズ・テラーが徹底した肉体改造を行い、ボクサーを熱演する。脇を固めるのは『沈黙ーサイレンスー』のキアラン・ハインズや『シャッター アイランド』のテッド・レヴィンだ。アーロン・エッカートが約18kg増量してトレーナー役にまたマイク・タイソンを世界チャンプに押し上げた伝説のトレーナー、ケビン・ルーニー役を『ハドソン川の奇跡』にも出演したアーロン・エッカートが担当。「ピープル誌」による「世界で最も美しい50人」にも選ばれ、主演作『アイ・フランケンシュタイン』では見事な肉体を披露したアーロン・エッカートは、『ビニー/信じる男』ではガラリと風貌を変えて登場する。禿かかったトレーナーであるケビン役を演じるために 約18kgも増量し、頭を剃りあげ徹底した役作りに挑んだ。短期間での増量に関しては、「彼はとても落ち込み、酒に浸っていた。ギャンブルもやっていた。だから僕も、自分をああいう状態に持っていくのは、良かったんだ。」とコメントをしている。アーロンがダンス!?本編映像公開新たに解禁となった本編映像では、アーロン・エッカート演じるトレーナー・ケビンのダンスシーンが公開。事故によって選手生命を絶たれ、首の骨を固定する医療器具“ハロ”を装着したビニー。そんな途方に暮れる彼を励まそうとトレーナーのケビンが突然現れ、「誕生日だろ、でかけるぞ!」とクラブへ誘う。そんな気分ではないと誘いを断るビニーが渋々ついて行くと、そこには誕生日をサプライズで祝おうと集まった家族や仲間たちが…。ストーリーアメリカ・ロードアイランド州プロヴィデンス。自惚れ屋のビニー・パジェンサは、世界スーパーミドル級のチャンピオンだ。ある日、交通事故で首を骨折し瀕死の重傷を負う。その痛々しい姿に、誰もがビニーの選手生命は絶たれたと思い、周囲の人間たちは離れていく。だがビニーは諦めていなかった。彼は命を懸けトレーナーのケビンと共に、どん底から王座奪還をめざす。作品詳細『ビニー/信じる男』公開日:2017年7月21日(火)監督・脚本:ベン・ヤンガー製作総指揮:マーティン・スコセッシ出演:マイルズ・テラー、アーロン・エッカート、ケイティ・セイガル、キアラン・ハインズ、テッド・レヴィン
2017年02月20日監督作『沈黙-サイレンス-』が日本でも大ヒット中のマーティン・スコセッシが製作総指揮を務め、オスカー女優のブリー・ラーソンはじめ、アーミー・ハマー、キリアン・マーフィら豪華キャストで贈る“最狂”ギャングバトル『フリー・ファイヤー』(原題:FREE FIRE)の日本公開が4月29日(土・祝)に決定。併せて、場面写真が解禁となった。ある場末の倉庫。銃取引で集まった2組のギャング。しかし、ある揉めごとから交渉がこじれ、突如として壮絶な銃撃戦が勃発!全員瀕死の発狂状態の中で、最後まで生き残るヤツは…。2016年、トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門にて、最高賞の“観客賞”を受賞した本作。世界中からエッジの効いたクレイジーな映画を集めた同部門の観客賞といえば、過去には北野武監督『座頭市』(’03)や園子温監督『地獄でなぜ悪い』(’13)が受賞するなど、近年では感度の高い日本の映画ファンからも一目置かれる映画賞となっている。しかも、この狂作を世に送り出したのが、先月、渾身作『沈黙-サイレンス-』を引っ提げ来日を果たした巨匠マーティン・ スコセッシ。その真骨頂ともいえるギャング×狂気をテーマにした本作で製作総指揮を務めるスコセッシが、監督に大抜擢したのは、エドガー・ライトとタッグを組んだ『サイトシアーズ 殺人者のための英国観光ガイド』では独特のブラックユーモアを、トム・ヒドルストン主演『ハイ・ライズ』では階級社会の狂気を見事に描いた注目の気鋭、ベン・ウィートリー。さらに注目なのは、従来のイメージを180度覆して怪演を見せる豪華なキャストたち。主演には、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン。同作での優しいママとは一転、劇中では罵詈雑言&拳銃をぶっ放しまくっている。さらに、『コードネーム U.N.C.L.E.』の長身イケメン俳優アーミー・ハマーや、『第9地区』のシャールト・コプリー、『インセプション』のキリアン・マーフィ、『シング・ストリート未来へのうた』のジャック・レイナー、『高慢と偏見とゾンビ』のサム・ライリーなど、映画ファンには堪らない俳優陣が、いままでにないキャラに扮している。およそ90分間、ワンシチュエーションで見せるクレイジー・バトルロワイアルに、引き続き注目していて。『フリー・ファイヤー』は4月29日(土・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月08日遠藤周作の「沈黙」を完全映画化した米映画界の巨匠、マーティン・スコセッシ監督が1月16日(月)、都内で来日記者会見を行い、日本公開を控える『沈黙-サイレンス-』について「日本文化への敬意を力の限り描いた“巡礼”のような作品」と静かな口調で熱弁した。17世紀、若きポルトガル人宣教師のロドリゴとガルペは、キリスト教が禁じられた日本で“棄教”したとされる師の真相を確かめるようと来日。キチジローという日本人に案内され、長崎へとたどり着き、厳しいキリシタン弾圧を目の当たりにする。次々と命が失われるなか、ロドリゴらは極限の選択を迫られる…。原作との出会いから28年を経て、念願の映画化が実現した一大プロジェクト。それだけに、「読んだ当時は、どう解釈し、映画として完成させるべきか答えが見つからずにいた。自分自身も信仰心を見失いかけていたからね。もっと深い探究をしないといけないと感じたし、この企画と付き合い続けることは、学びと試行錯誤の旅そのもの。完成はしたが、これで終わりとは思っていない。今後もこの映画とともに生きていくつもりだ」と思いは格別だ。実際に、映画化への確かな自信を深めたのは『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002年公開)を撮り終えた頃だといい、「長年、映画化権を持ち続けたせいで、イタリアの権利者から訴えられたり苦労もあったけど、当時再婚をし、子どもを授かったことで自分の中にも大きな変化が生まれ、(映画化の)可能性がグッと広がったんだ」とふり返った。「信じること、疑うことを包括的に描いた作品だ」とスコセッシ監督。激動の時代に本作が公開される意義については、「人間すべてが強くある必要はない。世の中には弱者や、“はじかれてしまった”人たちが必ずいるもの。皆が一個人として、彼らのことを知ることが大切だし、技術が進歩し物質的な価値ばかりが重んじられる現代だからこそ、『何かを信じたい』という普遍的な思いを真剣に考えるべき時期だと思う」と力強いメッセージをおくった。本作は主演にアンドリュー・ガーフィールドを迎え、アダム・ドライバー、リーアム・ニーソンらハリウッドの人気俳優に加えて、日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら実力派が名を連ねる。『沈黙-サイレンス-』は1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:沈黙-サイレンス- 2017年1月21日より全国にて公開(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.
2017年01月16日巨匠マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の「沈黙」を基に映画化する『沈黙-サイレンス-』。この度、本作から日本だけに特別映像が到着した。17世紀、江戸初期。幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎。日本で捕えられ棄教したとされる高名な宣教師フェレイラを追い、弟子のロドリゴとガルペは日本人キチジローの手引きでマカオから長崎へと潜入する。日本にたどりついた彼らは想像を絶する光景に驚愕しつつも、その中で弾圧を逃れた“隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会う。それも束の間、幕府の取締りは厳しさを増し、キチジローの裏切りにより遂にロドリゴらも囚われの身に。頑ななロドリゴに対し、長崎奉行の井上筑後守は「お前のせいでキリシタンどもが苦しむのだ」と棄教を迫る。次々と犠牲になる人々。守るべきは大いなる信念か、目の前の弱々しい命か。心に迷いが生じたことでわかった、強いと疑わなかった自分自身の弱さ。追い詰められた彼の決断とは――?原作「沈黙」は、世界20か国以上で翻訳されいまも読み継がれる名作。スコセッシ監督がこの原作と出会ってから28年、いくつもの困難を乗り越えての今回の夢の一大プロジェクトには、主演のアンドリュー・ガーフィールドを始めアダム・ドライバー、リーアム・ニーソン、また日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら各世代の実力派がキャスティングされている。そして今回、スコセッシ監督の来日に先駆け到着したのは、本作のメイキングやインタビューが収められた特別映像。まずスコセッシ監督は「原作を読み終えてすぐ、自分が映画化しなければならないと思った」と語り始め、しかし、あまりに深く壮大なテーマであるため、様々な準備や困難を乗り越えるため28年の歳月を要したと明かした。さらに映像には主演のアンドリューやアダム、リーアム、窪塚さん、浅野さん、塚本さん、そして原作者遠藤氏の長男・遠藤龍之介らのコメントも収録。アンドリューは「この映画のすごいところは、あらゆる人が正しくあらゆる人が間違っていることだ。それに道は一つではない、答えは一つではない」と力説し、また浅野さんも「日本が舞台で日本がテーマでも、人が持っている葛藤が全て」と国境を越えた強いメッセージを代弁している。そして、遠藤龍之介氏は「世の中に絶対的な善、絶対的な悪はほとんどない。悪の中にも善はあるし、良き事の中にも悪しき事がたくさんある」とならではの哲学をよく言っていたとコメントしている。『沈黙-サイレンス-』は1月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:沈黙-サイレンス- 2017年1月21日より全国にて公開(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.
2017年01月16日遠藤周作の「沈黙」を原作に、アカデミー賞監督のマーティン・スコセッシが手掛ける『沈黙-サイレンス-』。この度、スコセッシ監督の来日が決定。監督は来年1月中旬に記者会見、そして日本人キャストとジャパン・プレミアのステージに立つことも予定されている。17世紀、江戸初期。幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎。日本で捕えられ棄教したとされる高名な宣教師フェレイラを追い、弟子のロドリゴとガルペは日本人キチジローの手引きでマカオから長崎へと潜入する。日本にたどり着いた彼らは想像を絶する光景に驚愕しつつも、その中で弾圧を逃れた“隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会う。それも束の間、幕府の取締りは厳しさを増し、キチジローの裏切りにより遂にロドリゴらも囚われの身に。頑ななロドリゴに対し、長崎奉行の井上筑後守は「お前のせいでキリシタンどもが苦しむのだ」と棄教を迫る。次々と犠牲になる人々。守るべきは大いなる信念か、目の前の弱々しい命か。心に迷いが生じた事でわかった、強いと疑わなかった自分自身の弱さ。追い詰められた彼の決断とは――。本作は、「初めて遠藤周作の『沈黙』を読んだあの日から28年、ずっとこの作品のことを考えてきました」と語るスコセッシ監督にとって、いくつもの困難を乗り越えて実現した一大プロジェクト。主演にはアンドリュー・ガーフィールドを迎え、アダム・ドライバー、リーアム・ニーソン。さらに日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら実力派が名を連ねる。12月23日(現地時間)から、全米4劇場限定で公開された本作。1スクリーンあたりの興収で1位となる16,000ドルを記録(12月23日単日記録/Box Office Mojo調べ)。そして米レビューサイト、ロッテントマトでも91%の満足度をマーク。賞レースでは、ナショナル・ボード・オブ・レビューでトップテン作品&脚色賞受賞を皮切りに、AFIアワードやボストン・オンライン批評家協会賞でトップテン作品に選定され、LA批評家協会賞「助演男優賞」の次点にイッセーさんが選ばれるなど、4受賞14ノミネートを記録しており、来年1月24日に発表となるアカデミー賞ノミネーションへの期待がますます高まっている。またこの監督来日決定を受け、日本人キャストの場面写真も解禁。窪塚さん演じるキチジローが、十字架を突きつけられ“転べ”と棄教を迫られている一コマをはじめ、棄教したとされるフェレイラ(リーアム・ニーソン)の真実を探るために、長崎に潜入したロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とキチジロー。長崎奉行から隠れ、山中で激しい喉の渇きを訴えるロドリゴを抱えながら、右手を差し出して川へと案内するキチジローの2ショット写真。さらに、長崎奉行所の牢屋にとらえられた隠れキリシタンたち5人の場面写真と3枚が到着。加瀬さんが演じる敬虔な信者である村人は、殴られて右目を腫らし、本作でハリウッド・デビューを飾る小松さんの村人姿も確認することができる。『沈黙-サイレンス-』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月28日マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の原作を完全映画化した『沈黙-サイレンス-』。先日、『君の名は。』がアニメ映画賞を受賞して話題となったLA映画批評家協会賞において、本作に出演したイッセー尾形が「助演男優賞」次点に選出。スコセッシも認めた、その個性派俳優の場面写真が解禁となった。原作「沈黙」は、17世紀、江戸初期の日本を舞台に、キリシタン弾圧とイエズス会宣教師たちへの迫害を描いた戦後文学の金字塔。スコセッシ監督がこの原作と出会ってから28年、いくつもの困難を乗り越えて実現した映画は、11月29日(現地時間)に発表された賞レースの前哨戦となるナショナル・ボード・オブ・レビューでトップ10作品に選ばれ、脚色賞にも輝いた。また、翌11月30日には、バチカン宮殿にて特別試写会が行われ、スコセッシ監督はローマ教皇フランシスコに謁見。長崎の隠れキリシタンが250年にもわたる弾圧の中で守りぬいた、17世紀の聖母画「雪のサンタマリア」(日本二十六聖人館蔵)の写真を贈ると、イエズス会派のフランシスコ教皇は「沈黙」を読んだことがあると語り、全世界の注目を集めた。そしてこのたび、LA映画批評家協会賞では、激しいキリシタン弾圧を推し進める井上筑後守を演じたイッセーさんが、助演男優賞の次点に選ばれるという快挙に。その何とも意地の悪そうな姿をとらえた場面写真が解禁となった。イッセーさんが演じる井上筑後守とは、残忍な弾圧政策を推し進める危険人物として宣教師の間でうわさされていた奉行。物腰柔らかなそぶりでロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)に棄教を迫り、追い詰めていく狡猾な人物だ。解禁された場面写真は、山中で囚われた隠れキリシタンとロドリゴの前に現れ、「転べ」(信仰を棄てろ)と迫る井上の姿をとらえている。猛暑と土埃に閉口しながら、手にした扇子で顔にまとわりつくハエを払ってはいるが、その佇まいはいかにも、したたか者といった様子だ。LAで12月4日(現地時間)に行われた本作初の一般試写会で、700人近い観客の前に登壇したスコセッシ監督は、イッセーさんが演じた井上のキャラクターは、すでにオーディションのときに出来上がっていたと語った。「扇子さばき、ハエをピシャリと打つ動作、口の中の埃、彼が意気消沈する瞬間―私たちは皆、お互いに顔を見合わせて『OK』と言ったんだ」とスコセッシ監督は絶賛。ロドリゴを演じたアンドリューも、そんなイッセーさんの演技に、「ヘビ使いと一緒の部屋にいたようなものだ。あなたはヘビであり、同時に食べられてしまう人でもあった」と高い賞賛を贈っている。いち早く評価されたイッセーさんの熱演。本作をスクリーンで目撃する日が、ますます待ち遠しくなってきた。『沈黙-サイレンス-』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月07日サンスマイルより、日本・モナコ友好10周年記念「グレース・ケリー展」開催における記念商品が、全国発売されました。リッチなうるおいと洗練された美しい手をあなたへアカデミー主演女優賞を獲得するなど人気絶頂の中、女優業を引退し、モナコ公妃となったグレース・ケリー。彼女は永遠のファッションアイコンとして、現在でも世界中の女性たちの憧れの存在。彼女の美容法のひとつとして有名なのがハンドケアなんです。そんな彼女をイメージした3種類のハンドクリームが、展覧会に合わせて全国で発売になりました。持っているだけで特別な気持ちになる、洗練されたデザイン。肌に馴染みやすく、高い保湿力を持つシアバター配合で、しっとりとうるおうのにベタつかず、さらりとした塗り心地。デザインはもちろんのこと、使い心地にもこだわったハンドクリーム。優雅な3つの香りとなっています。リッチなうるおいと洗練された美しい手をあなたへ。■ガーデンの香り【ワサビノキ葉エキス配合】肌を整え、すこやかに保ちます。造園も手掛けたと言われるグレース・ケリー。フレッシュなグリーンをイメージした香りは爽やかで豊かな女性を演出します。みずみずしいクリームでリッチなうるおいをあなたへ。■オーシャンの香り【海水配合】肌にうるおいを与え、整えます。モナコを象徴するといっても過言ではない、グレース・ケリーが愛した海。エレガントなオーシャンをイメージした香りは開放的で芯のある女性を演出します。透明感のある美しい手をあなたへ。■ローズの香り【センチフォリアバラ花エキス配合】肌をやわらげ、すこやかに保ちます。グレース・ケリーが愛した花のひとつであるローズの高貴な香りは気品がある女性を演出します。しっとりうるおった手をあなたへ。■商品名:グレース・ケリーハンドクリーム■種類:3SKU■価格:1,000円+税■発売予定日:2016年10月17日■内容量:60gグレース・ケリー展日本・モナコ友好10周年を記念し、女優時代の写真や映像、アカデミー賞受賞時のオスカー像、忠実に再現された世紀のウェディングドレス、公務やプライベートで愛用洋服やファッションアイテムの数々、また彼女の手による押し花作品など、貴重なロイヤルコレクション170点を展示しています。女優からプリンセスというシンデレラストーリーを歩んだグレース・ケリー。永遠のエレガンスを体現した彼女の生涯をご紹介します。今回ご紹介したハンドクリームはこちらの展覧会でも発売しています。
2016年10月25日COS(コス)は、アメリカ人画家アグネス・マーティン(Agnes Martin)の作品からインスパイアされたカプセルコレクションを2016年10月7日(金)よりCOS青山店で発売する。20世紀を代表する画家の一人アグネス・マーティン。鉛筆による繊細なラインを活かした作品制作を得意とする彼の美学は、同時代のアーティストだけでなく、現代にも多大な影響を与えている。今回は、彼の作品から象徴的な幾何学的構成にヒントを受け、メンズとウィメンズそれぞれに12ピースのユニークなコレクションを作り上げた。メンズラインからは、スタンドカラーのシャツや胸ポケット付きのジャケット、ウィメンズラインからは、膝下丈のラップスカートやウエストリボンがポイントのブラウスなどが展開される。いずれも柄(パターン)やシルエットに、グラフィカルな遊びをプラス。アーティスティックな印象でありばがらも、シーンやシーズンを問わず着用できるミニマルなピースに仕上がっている。【アイテム詳細】COS×アグネス・マーティン カプセルコレクション発売日:2016年10月7日(金)取扱い店舗:COS青山店■メンズ・ジャケット 27,778円・ニット 21,296円■ウィメンズ・スカート 12,963円・ブラウス 12,037円
2016年09月08日「グレース・ケリー展 ‐ モナコ公妃が魅せる永遠のエレガンス ‐ 」が、東京・松屋銀座にて、2016年9月8日(木)から26日(月)まで開催される。オスカー女優からプリンセスへと変身を遂げたグレース・ケリー。女優として注目をあびるなか、そのキャリアを捨て、モナコのレニエ3世公と結婚し、公妃としての道を選んだ。本展では、ドレスやジュエリー、バッグなど、華やかな宝飾品と洋服を一堂に展示し、多くの人々を魅了した彼女の人生を探る。エルメスの‟ケリー”バッググレース・ケリーの代名詞といえば、エルメスの‟ケリー”バッグ。発売当初は異なる名前がついていたが、彼女が愛用している写真が発表されたことから人気に火がつき、世界的に‟ケリー”と呼ばれるようになったというエピソードもある。会場には、この‟ケリー”バッグをはじめ、グレースが愛用したファッションアイテムを紹介。ジュエリーや約50点にも及ぶドレス、キャリアを象徴するオスカー像までを揃え、女優時代を振り返る。日本初公開のウェディング・ドレスプリンセスへの道を象徴する、何百ものパールをあしらったウェディング・ドレス。アンティークレースが用いられ、繊細ながらも趣深い一着だ。この高貴なドレスが、公室所蔵の映像とともに日本初公開される。また、214個ものダイヤモンドを配したティアラも同時に披露。公妃のクローゼットプリンセスとなったグレースは、シャネル(CHANEL)、ディオール(Dior)、イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent)といったメゾンブランドを愛した。当時の流行を押さえつつ、上品さを兼ね備えた装いは、公妃にふさわしい品がある。会場には、それらメゾンのウェアをはじめ、グッチ(GUCCI)のアクセサリーやカルティエ(Cartier)のバッグ、ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)のジュエリーなどが並ぶ。ミュベールやアヤメによる限定グッズ会場には、グレースやモナコに関するアイテムはもちろん、ミュベール(MUVEIL)やアヤメ アイウェア デザイン(ayame i wear design)とのコラボレーショングッズも限定発売。ここでしか手に入らないアイテムは、来場記念にオススメだ。【イベント詳細】「日本×モナコ 友好10周年記念 グレース・ケリー展 ‐ モナコ公妃が魅せる永遠のエレガンス ‐ 」開催期間:2016年9月8日(木)~26日(月)時間:10:00~20:00※入場は閉場の30分前まで。最終日は17:00閉場。会場:松屋銀座8階イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1入場料: 一般 1,000円(700円)、高大生 700円(500円)、中学生 500円(400円)、小学生 300円※()内は前売料金。ローソンチケット、セブン-イレブン、チケットぴあにて7月上旬より販売予定。【問い合わせ先】松屋銀座TEL:03-3567-1211(大代表)
2016年09月04日オスカー女優からプリンセスへと華麗なる変身を遂げたグレース・ケリーを紹介する「グレース・ケリー展」が、9月8日から26日まで松屋銀座8階のイベントスクエアにて開催される。モナコのレニエ3世公との結婚を理由にキャリアの絶頂で女優を引退し、公妃としての人生を選んだグレース・ケリー。その気品にあふれた美貌から、20世紀を代表するクールビューティとして今も人々を魅了し続けている。同展では「モナコ公妃が魅せる永遠のエレガンス」と題し、公室秘蔵の品々を貴重な写真や映像とともに一堂に展示。ハリウッド女優時代に手にしたオスカー像の他、実際に彼女が着用していたディオールやシャネル、バレンシアガ、イヴ・サンローランなどのドレス、グッチのアクセサリー、カルティエのバッグ、ヴァン クリーフ&アーペルのジュエリーなど、ファッション好きなら見逃せないアイテムの数々が展示される。さらに、グレース・ケリーの代名詞ともいえる「ケリー」バッグも登場する。中でも見どころは、繊細なアンティークレースに何百ものパールがあしらわれたウェディングドレス。イギリスのキャサリン妃をはじめとした世界のファッションアイコンに支持される高貴なドレスが、公室所蔵の映像とともに日本初公開される。また、公妃の威厳を示す、214個ものダイヤモンドがあしらわれたティアラも世界初公開される。展覧会に加えて、人気ブランドやクリエイターとのコラボレーションアイテムも販売。ミュベールからは人気の「グランマ」チャームシリーズよりグレース・ケリーが女優時代に着ていた服をまとった新作モデルが登場する他、MARIANNE BATTLEやKELLY ROUGE、AYAME、BOTTLE BY BUFFETTなどとのコラボレーション商品も展開される予定だ。【イベント情報】「グレース・ケリー展」会場:松屋銀座8階 イベントスクエア住所:東京都中央区銀座3-6-1会期:9月8日~26日時間:10:00~20:00(9月26日は17:00まで、入場は閉場の30分前まで)料金:一般1,000円、高大生700円、中学生500円、小学生300円33337777777
2016年09月03日女優のグウィネス・パルトロウとロック・バンド、コールドプレイのクリス・マーティンの離婚が正式に成立した。2年前に破局を発表していた2人は今年の5月に離婚条件に同意しており、今回ロサンゼルス郡裁判所が正式に離婚申請を処理したものとピープル誌は報じている。2人は2014年4月に10年間の結婚にピリオドを打った後も親しい関係を維持しており、2人の子供たちと共に休暇を過ごしたり、家族ぐるみの友人たちとの集まりに一緒に参加したりしてきている。つい先日には、クリスが所属するコールドプレイのパフォーマンスを見るために、グウィネスが英グラストンベリー・フェスティバルに足を運んでいたところだった。自身の子供たちの父親であるクリスとの関係についてグウィネスは以前こう話していた。「離婚を経験した人なら誰でも知っていることだと思うけど、家族の絆を維持するためや実生活で意味することを考えているといろいろなことを後回しにする必要があるの。でもそれって個人的なレベルではかなりつらい時もあるわ」「それこそが私の子供たちとその父親に対する私の毎日の責任なの。もう彼とロマンチックな関係でなくてもね」(C)BANG Media International
2016年07月19日グウィネス・パルトロウ(43)とクリス・マーティン(39)の離婚が成立した。12年間の結婚生活に終わりを告げた2人は、互いに扶養費の権利を放棄しており、共同親権を持つことになる子供との生活の仕方や養育費については今後2人の間で決めていくことになるという。グウィネスは裁判所に離婚申請をしていたものの、クリスは2人の間ですでに個人的に離婚条件について同意していたため、その詳細について公開しなくて済むように意図的に裁判所への返答をしていなかったようだ。2014年にグウィネスは自身の運営するサイト、グープでクリスとの破局を発表したが、その後も2人は良好な関係を築いており、家族旅行に出かけたりもしている。その一方でグウィネスは結婚生活が破綻した事実を受け入れることが難しかったと明かしていたこともあり、その際には「私は離婚のない家系の出身だからね。私の両親は父が他界するまで結婚生活を送っていたわ」「私は離婚っていう感覚があるような家庭の出じゃないから、私の人生についても大きな希望に満ちていたの」「それが実現されなかった、子供たちの父親と一生結婚生活を送れなかったということはすごく難しかったわ」「私について言われていたことを見直したり、こういった形の失敗を経験したという考えを持つことは挑戦でもあったの」と話していた。(C)BANG Media International
2016年05月30日「コールドプレイ」が昨年12月にリリースした最新アルバム「A Head Full of Dreams」について、ボーカルのクリス・マーティンが人気DJ・ゼイン・ロウのラジオ番組「Apple Beats 1 radio show」で語った。「もし僕らがこれまでみたいなアルバムをもう1作出すことになったら驚くよ。だって、いまがちょうど、僕らがたどり着くべき場所にいるという感じがするから」とクリスはバンドが目指していたところに到達した充実感に浸っているようだ。「数年前にも君に話したよね、『このアルバムが最終章か何かみたいに感じる』って」。クリスはバンドの“解散”は否定しているものの、いまの状態で一度立ち止まり、今後自分たちが何をするべきか、何ができるのかを考える必要があると言っている。「アルバムを7枚も制作したってすごいことだよね。僕にはその7枚のアルバムが1つの円をかたどっていて、意味を成しているように感じるんだ。作品をとても誇りに思っているよ」。来月22日(現地時間)から26日まで開催される世界最大級のミュージック・フェス「グラストンベリー・フェスティバル」で26日のヘッドライナーに決定している「コールドプレイ」。今月24日からは最新アルバムを引っさげたツアーが始まり、まだまだ完全に立ち止まることはできないようだ。(Hiromi Kaku)
2016年05月17日グウィネス・パルトロウとクリス・マーティンが、娘と息子が成人するまでは再婚はしないと決意していたようだ。2年前に破局し、昨年4月にグウィネスが離婚申請をしたものの、クリスがそれに応じず、まだ婚姻関係が続いている2人。11歳の娘・アップルちゃんと9歳の息子・モーゼスくんのことを第一に考えて、子どもたちの両親として友好的なムードを保っているが、破局して以降、クリスはジェニファー・ローレンスやアナベル・ウォリスと交際。グウィネスもTVシリーズのクリエイター、ブラッド・ファルチャックとの交際が順調だ。だが、クリスは離婚書類にサインせずにいる。それはグウィネスとブラッドの関係が深まっているからだという。別れたり仲直りしたりを繰り返して不安定だったブラッドとの交際の真剣度が増していることから、グウィネスが再婚するのではないかとクリスが危惧しているというのだ。クリスとグウィネスは破局する際、子どもたち2人のことを何よりも優先させ、彼らが成長して独立するまでは再婚をしないことで合意した。破局後もひんぱんに会い、何でも話せる関係の2人だが、グウィネスからブラッドのことや彼との再婚、子どもを持ちたいという話まで聞かされて、クリスは複雑な心境のようだ。イギリスの「Grazia」誌上で関係者は「問題は、自分がどうしたいのか、クリス自身がはっきり分かっていないことです。グウィネスとよりを戻したいわけではないけれど、彼女が別の誰かと一緒になることを受け入れる準備もできていないのです」と語っている。(text:Yuki Tominaga)
2016年03月14日