さくらインターネットは、北海道石狩市にある郊外型大規模データセンターである石狩データセンターを拡張し、新しいコンセプトをもつ3号棟の建設を決定したと発表した。竣工時期は2016年冬を予定している。3号棟では、既存棟の直接外気冷房方式から空調コンセプトを変更し、室外機と空調機の間を循環する冷媒を外気で冷やしてサーバルームを冷却する、間接外気冷房方式を導入。外気を室内に導入しないため湿度変動がなく、除湿器・加湿器、加湿のための給水などが不要となり、ランニングコストをさらに削減できるという。また、サーバルーム内の空調には、新たに上部壁吹き出し方式を採用し、送風ロスの低減と作業空間の快適性を両立する。設備面では、将来的な大型機器の導入や大量搬入に対応するために、搬入口からサーバルームまで電動フォークリフトでの走行を可能とし、あらかじめラックにサーバを搭載した状態で納品を受ける、セットアップラックへの対応も可能。配電設備においては、従来のケーブル方式ではなくプラグイン分岐機構をもつバスダクト方式を全面的に採用し、ラック増設、供給電力変更時などの電気工事を不要とする。さらに、3号棟の収容ラック数、スペース効率が大幅に向上し、従来棟比で約1.6倍のラック収容密度を実現、最大収容ラック数は1,900ラックとなり、既存棟をあわせた石狩データセンター全体での最大ラック数は、3,000ラックになるという。
2015年09月30日Twitterは9月17日、サービスをより安全に使うための「セーフティセンター」の提供を開始した。セーフティセンターは、Twitterを安全に使うためのノウハウをまとめたWebページ。Twitterをどのように使ったら良いか、ポリシー違反があった時にどのような行動を起こしたら良いかなどを知るために活用できる。Webページでは、若年層、保護者、教職員向けのセクションが用意されているが、若年層がTwitterを安全に使うためのアドバイスなどを掲載している。また、アカウントの安全性を高めるためのパスワードの作り方、ユーザー本人だけがTwitterにアクセスできるようにするするログイン認証の方法なども紹介している。万一のトラブルがあった際などを想定し、運営元にポリシー/ルール違反の報告方法を解説。報告後にTwitterがルール違反と判断したアカウントに対しては、ツイートとプロフィールが削除の対象になる。なお、トラブルが脅迫行為につながった場合などは地域の執行機関/捜査機関に相談してほしいとしている。
2015年09月18日メガネユーザーやコンタクトユーザーの中には、TPOに応じて普段とは違うアイテムを用いて視力を矯正している人も少なくない。では、メガネとコンタクトの両方使用している人は、どういったタイミングで使い分けているのだろうか。今回、コンタクト・メガネを使用しているマイナビニュース会員300名を対象に、コンタクト・メガネを両方使用している理由について聞いてみたので紹介しよう。Q.コンタクトとメガネ、どちらを多く使用していますか?メガネのほうが多い(48.3%)コンタクトのほうが多い(39%)同じくらい使用している(12.7%)Q.コンタクトとメガネ、両方使用している理由を教えてください○イメージチェンジ・気分転換・「日によって気分を変えるため」(33歳男性・技術職)・「気分転換です」(47歳男性・技術職)・「顔のイメージを変えるときに使い分けます」(37歳女性・事務系専門職)○見た目の印象・「転職活動の面談など重要なとき ときだけコンタクトにします。コンタクトの方が印象が良いので」(28歳男性・技術職)・「メガネのままでは嫌な印象を与えてしまうかもしれないので、外にでるときはコンタクトにしている」(24歳男性・技能職)・「かわいい服を着たときなど、メガネが似合わないときはコンタクトを使用しています」(33歳女性・事務系専門職)・「外出時はメガネ跡が気になるのでコンタクトを使用しています」(34歳女性・その他)・「メガネがあまり似合わないので、家ではメガネをかけ、外ではコンタクトにしています」(27歳男性・技術職)・「メガネの方が楽だけどコンタクトの方が見栄えがする」(45歳男性・事務系専門職)・「メイクとメガネが合わないので」(29歳女性・事務系専門職)・「メガネは視力矯正のためですが、コンタクトはカラコンを使用しているので化粧の一部です」(25歳女性・クリエイティブ職)・「合コンに行くときはコンタクトにしている」(30歳女性・営業職)・「勝負したいときはコンタクトだから」(25歳男性・事務系専門職)○家の中では……・「家ではメガネ。外出時に雨が降っているときなどはコンタクト」(35歳女性・技術職)・「外出時など、一日よく見えた方がいいケースはコンタクトにしています」(27歳女性・事務系専門職)・「お風呂から上がって寝るまでの間はメガネを使用する」(34歳女性・事務系専門職)○仕事で・「日中や仕事中はメガネだと曇って困るのでコンタクトレンズを使う。夜間にリラックスする時間帯はメガネ」(34歳女性・事務系専門職)・「仕事とプライベートをわけるため、メガネとコンタクトの使用もわけている」(29歳女性・事務系専門職)・「仕事でコンタクトを使わなければならないので」(23歳男性・販売職、サービス系)・「仕事でパソコンをよく使うのでメガネを使用している」(28歳女性・事務系専門職)・「オフはメガネ、オンはコンタクト」(50歳以上男性・販売職、サービス系)○体調によって・「目が疲れたらメガネに切り替えている」(33歳女性・専門職)・「ドライアイなので、長時間コンタクトを使用できない」(50歳以上女性・事務系専門職)・「花粉症などでコンタクトが目に合わない日があるので」(30歳女性・その他)・「ずっとコンタクトを付けていると目がゴロゴロして違和感があるので、週末はメガネで過ごすようにしている」(42歳男性・技術職)・「メガネをかけすぎると鼻がかゆくなり、コンタクトにすると目が痛くなるから使い分けている」(32歳女性・事務系専門職)○スポーツ・「スポーツなど場面の変化で使い分ける」(24歳男性・事務系専門職)・「スポーツをするときはコンタクトの方がいいけど、普段はメガネのほうが好き」(25歳男性・技術職)○値段・「使い捨てタイプのコンタクトを利用しているが高いのでメガネもかける」(26歳女性・技術職)・「お金が尽きたらメガネにします」(25歳女性・秘書、アシスタント職)○その他・「車に乗るときにコンタクトのほうがよく見える」(26歳女性・その他)・「コンタクトをするのが面倒な日はメガネ」(34歳女性・事務系専門職)いかがだっただろうか。メガネとコンタクト、どちらを多く使用しているかでは、1割ほどの差でメガネが上という結果となった。使い分ける理由としては、「見た目の印象を変えるため」「家の中ではメガネ」「外出時や仕事のときはコンタクト」などを挙げる人が大多数だった。また、ドライアイや花粉症などで長時間コンタクトを付けていられないためメガネを着用するという意見も目立った。くれぐれも目の健康には十分注意してメガネとコンタクトを使い分けてほしい。※写真は本文と関係ありません調査時期: 2015年8月7日~8日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 300人(男性116人、女性184人)調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年08月27日ベストメガネコンタクトはこのほど、「ベストメガネコンタクト5代目イメージガール」の募集を開始した。同社では現在、ポスター、パンフレット、チラシ、WEBサイト、イベントなどのプロモーション活動をすることで、同社をPRする「ベストメガネコンタクトイメージガール」の募集を行っている。応募資格は、関東近郊在住で、元気で明るく健康的なイメージを持つ18歳~25歳くらい(2015年10月1日時点)の未婚女性。5代目イメージガールとして2015年10月1日~2016年9月30日まで撮影やPR活動などに対応できる人が対象となる。活動中は、同社取扱商品である、メガネ・コンタクトレンズの着用を求めている。応募は、ホームページよりダウンロードしたエントリーシートに必要事項を記入したうえで、8月17日必着。1次審査の書類審査、2次審査の面接を経て、イメージガールを決定する。5代目イメージガールとなった合格者には、賞金30万円が贈られる。詳細はベストメガネコンタクトのホームページまで。
2015年08月05日ベストメガネコンタクトはこのほど、通販サイト「ベストコンタクト通販」にてキャンペーンを開始した。同サイトでは、国内正規品の使い捨てコンタクトレンズ(1日タイプ、2週間タイプ、1カ月タイプ、乱視用タイプ、遠近両用タイプ、カラー・サークル)を割安な価格で販売している。現在、開催している「眼の健康と視力を守るキャンペーン」の対象となるのは、ジョンソンエンドジョンソンの13商品。価格の一例として、「ワンデーアキュビューモイスト [30枚入り]」が1,783円、「ワンデーアキュビューモイスト [90枚入り]」が4,717円、「ワンデー アキュビュー トゥルーアイ [30枚入り]」が1,783円、「ワンデー アキュビュー トゥルーアイ [90枚入り]」が4,883円。一部、「送料無料」の商品あり。その他の商品の送料は全国一律430円だが、1万円以上の購入で無料になる(沖縄県および一部離島への発送は除く)。なお、コンタクトレンズ購入の際は、メールまたはFAXにて処方せんの提示が必要となる。※価格は税込※価格は2015年7月30日時点のもの。価格は予告なく変更となる場合もあり。
2015年08月03日ソフトバンクは、コンタクトセンターに必要なシステムや機能をSaaS型で提供するクラウド型コンタクトセンターサービス「ホワイトクラウド コンタクトセンター」を7月30日から提供開始する。価格は、初期費用が3万円、月額費用が1回線当たり1万円となっている(いずれも税別)。同サービスは、ACD(自動着信呼分配装置)やPBX(通話制御機能)、通話録音などの各種コールセンター機能一式を必要な時期に必要な分だけ提供するクラウド型のサービス。同サービスは大規模・高コストな従来の企業向けコールセンターサービスとは異なり、社内ヘルプデスクなどの10~50席程度の小規模コールセンターの運営や、電話での取り次ぎ業務が多い企業内部門の業務の効率化・見える化の実現に適している。IVR(自動音声応答)や通話録音、ルーティングなどの基本機能やレポート機能に加えて、初期設定・変更・回線の増減などの各種設定は専用の管理ポータルで簡単に管理・編集できるので、コンタクトセンターの導入や運用経験のない部門の人でも容易に利用できる。発着信の回線数ごとに契約でき、契約回線数の増減変更は1カ月単位で可能(最低契約回線数は10回線<チャンネル>から)。そのため、業務の繁閑状況に応じて、自社の環境に合った最適なモデルを最小限のコストで利用できる。固定電話網と閉域網を組み合わせたシステム環境で提供するため、IP電話に比べて音声品質が良く、セキュリティのレベルも高いという。そのほか、各種CRMサービスと連携することにより、着信した電話番号からCRMサービスの情報検索・表示ができるので、よりスムーズな顧客対応を可能にする。
2015年07月30日コンタクトを現在使用している人は、数多いブランド・製品の中から自分に最適だと思った物を購入しているはずだ。ただ、実際に使用してみると、装着感やコストパフォーマンスの観点から、買い替えを選択した人も少なくないだろう。その一方で、ずっと同じ製品を使用している人がいるのも事実だ。実際のところ、コンタクトユーザーの中では、「一筋派」と「買い替え派」のどちらが多いのだろうか。そこで、コンタクトレンズを利用するマイナビニュース会員300人に「現在使用しているコンタクトが何種類目か」を聞いてみたので、理由とあわせて紹介しよう。Q.現在使用しているコンタクトレンズは、何種類目ですか?1位: 1種類目(49.3%)2位: 2種類目(24.7%)3位: 3種類目(14.3%)4位: 4種類目(7.7%)5位: 5種類目以上(4.0%)■1種類目・「眼科医が勧めてくれたものがこの種類のものだから、ずっと使用している」(33歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「特に目のトラブルがないから」(27歳女性/学校・教育関連/専門職)・「装着感もよく、ネットで買える一番安くて満足感のある商品なので」(42歳女性/その他/その他)・「次に買ってあわなかったら嫌なので」(29歳女性/生保・損保/営業職)・「1個目がしっくりきているから」(24歳男性/その他/その他)■2種類目・「通常のものを使っていたが、黒目を大きく見せるタイプが発売されてからはそちらに変えた」(38歳女性/生保・損保/事務系専門職)・「お店の人にさらに乾きにくいのがでたと言われたから」(28歳女性/金融・証券/営業職)・「途中でより酸素透過率のいいものに変更した」(36歳女性/その他/秘書・アシスタント職)・「消毒時間が足りないとき用にワンデーをもっている」(30歳男性/電機/技術職)■3種類目・「以前使っていたものが手に入りにくくなって、かわりに店員さんに勧められた」(30歳女性/学校・教育関連/クリエイティブ職)・「物持ちがよく、1つ買うと5年くらい使っているから」(33歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)・「目的によって、使い分けているので」(23歳女性/その他/事務系専門職)■4種類目・「自然な流れ。その都度すすめられているものを使っているから」(34歳男性/機械・精密機器/技術職)・「いくつか使い捨てを試したので。その前は使い捨てじゃないのを使っていた」(36歳男性/機械・精密機器/営業職)■5種類目以上・「視力低下や破損で買い直しているから」(32歳女性/金融・証券/営業職)・「昔は1カ月でも大丈夫だったけど、花粉症になってワンデーにしたり、大丈夫になってきたら金銭面で2ウィークにしたりしたから」(26歳女性/金融・証券/専門職)■総評1位は、ほぼ半数が回答した「1種類目」(49.3%)だった。その理由としては、「変える必要がない」「不便がない」「もう慣れてしまったから」が大多数を占めた。現状で満足しているため、あえて"冒険"をする必要がないと考えている人が多いことがうかがえる。2位は24.7%で「2種類目」となった。乱視用に買い換えたり、使用製品が販売中止になってしまいやむを得なくチェンジしたりといった理由が見られた中、用途別に使い分けるために2種類持っているという意見も多かった。「ワンデーと2週間で使い分けています」「普段はハードレンズだけど、スポーツをするときにはワンデーのソフトレンズをつけているから」などの意見が該当する。3位は「3種類目」(14.3%)。「より良いものが出るたびに乗り換えている」という意見に見られるように、新製品をいろいろと試して3種類目で落ち着いたという人が目立った。また、「なくしたり割ったりしているから」などのように、予期せぬアクシデントが引き金となり、これまでとは違う物にトライしたという人もいた。今回のアンケートでは、1種類目をトップとして、試した種類数が増えていくのに反比例して該当するユーザー数は減っていくという結果となった。一度も買い換えをせず、初めて購入した製品を使用し続ける「一筋派」が半数にもおよんだという結果は、コンタクトユーザーからすると少し意外だったかもしれない。現在コンタクトを使用している人も、初購入を検討している人も、今回の結果を参考にしてみてはいかがだろうか。写真と本文は関係ありません調査時期: 2015年2月17日~19日調査対象: マイナビニュース会員 コンタクトレンズ利用者限定調査数: 男性106名 女性194名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年07月22日パナソニックセンター東京およびパナソニックセンター大阪にて7月17日~9月16日、ハービー・山口氏の写真が展示される。「LUMIX GX8」を持って、長崎とマレーシアのマラッカを旅した際の作品を見ることができる。入場料は無料。来場者には先着順でハービー・山口氏の写真カードがプレゼントされる(なくなり次第、配布終了)。ハービー・山口氏は7月16日に開催されたLUMIX GX8の発表会にゲストとして招かれていた。発表会でハービー氏は、その撮影スタイルからカメラに求めることとして、「取り回しが良いこと、いかにフォーカスが早いかが大事。それに応えてくれたのがGX8」とコメント。ふだんはライカを愛用するハービー氏だが、「ライカと(GX8を)一緒にかばんに入れておくと、これまでライカでは撮れなかった写真が撮れるのかな」と期待を寄せていた。今回の写真展では、F1.2の明るさを持つ単焦点レンズ「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm / F1.2 ASPH. / POWER O.I.S.」をLUMIX GX8に組み合わせ、手持ちで夜の街を撮った作品も展示されている。
2015年07月17日ベストメガネコンタクトは、ジョンソン・エンド・ジョンソンの「ワンデー アキュビュー モイスト マルチフォーカル」を先行販売している。同商品は、1日使い捨てタイプの遠近両用コンタクトレンズ。セミカスタマイズタイプで、年齢や屈折の状態によって一人ひとり異なる瞳孔の大きさにレンズ光学部を最適化できる。独自のバックカーブデザインで、解剖学的に光学部と瞳孔の位置を合わせられるため、安定した視界を実現できるという。また、年齢とともに涙の量も減少するが、同商品は快適な装用感のためにワンデー アキュビュー モイストと同じ保湿テクノロジーを採用した。親水性高分子PVPがレンズを保水し、涙液量の低下がもたらす不快感を軽減する。涙液層も安定化するため、クリアな視界を維持することができる。レンズには、紫外線吸収剤を配合。紫外線B波を約97%カット、紫外線A波を約81%カットし、眼障害の原因のひとつと言われる紫外線の角結膜への透過を低減する。1箱30枚入(片目1カ月分)。ホームページ価格で税別4,394円(7月16日時点)。取り扱いは、ベストメガネコンタクト全店舗。
2015年07月16日ヤマトホールディングスは、7月13日より、ヤマト運輸の全国約4000カ所の宅急便センターをビジネス拠点として活用できる企業向けサービス「ヤマト クラウドデポ」の販売を開始する。同サービスは、営業やサービススタッフがスマートフォンやタブレットからいつでも商材などを発注し、最も便利なセンターを検索・選択したうえで引き取ることが可能なクラウド型の発注システムと、ヤマトグループの宅急便ネットワーク利用を融合したパッケージサービス。クラウド型発注機能としては、「個人別の出荷依頼入力」「出荷依頼の配送状況照会」「サイト内での商材在庫管理機能」「最適な引き取り宅急便センターの検索と選択サポート機能」「引き取り場所への商材の到着お知らせ機能」を提供する。オプションとして、サプライヤーから直接商材を引き取り、輸送過程で検品・セットアップ後、全国の宅急便センターに配送するといったサービスも提供する。同サービスを利用すると、訪問先に近い宅急便センターで必要な商材を引き取りそのまま顧客へ訪問できるため、営業やサービススタッフは、商材のピッキングや積み込みのために自社の営業拠点へ出社する必要がなくなる。商材発注も外出先で行えるので、直行直帰も可能。また、クラウド型発注システムによりスマートフォンやタブレットからいつでもどこでも発注ができ、必要な時に必要な量だけを受け取ることができる。これにより、自社営業所での発注作業や在庫の確認、整理整頓などのバックオフィス業務を省力化するとともに、総在庫量や不良在庫の廃棄ロスなどの無駄を削減できる。
2015年07月13日HOYA アイケア事業部が運営する「コンタクトのアイシティ」はこのほど、さまざまな商品が当たる「ピント! ズレてない? 」「ピント! 合ってる! 」の2種類のキャンペーンを開始した。「ピント! ズレてない? 」は誰でも応募できるキャンペーンで、今回で第4弾となる。応募サイトにアクセスし、必要事項を入力すると、抽選でペア2組4名に「灼熱のデスバレー国立公園とラスベガスツアー! 」をプレゼントする。応募は8月31日の23:59まで受け付ける。「ピント! 合ってる! 」キャンペーンは店頭で開催。期間中に商品を5,000円(税別)以上購入すると、その場でミスタードーナツカード500円分が3万名に当たる。また、抽選に参加した人にはもれなく、次回割クーポンをプレゼントする。
2015年07月08日電話応対・話し方のスペシャリスト、「世界最高のコンタクトセンター」を目指して活躍しているJALナビアのコンタクトセンター。空港・搭乗に関するあらゆることについて、お客さまの電話サポートを行っている。その同社に、電話応対で知っておくとより印象度が上がる「終話」のテクニックを聴いてみた。○日々電話でお客さまと向き合うプロお話しいただくのは、国際部予約室の石井真由美さん。国内線・国際線の予約担当として入社以来13年間、予約室というセクションで活躍している電話応対のプロフェッショナルだ。どうして終話時のイメージが大事なのか? まずはそこから聞いてみた。石井さん「終話の印象がよければ、お客さま、つまり聴く側はスッキリとした気持ちでいることができます。しかし、お客さまにおかしな違和感が残る切り方をしてしまっては、いたずらに不安を残したり、感情的にネガティブになってしまったりするのが人間というもの。そこで、必ず『気持ちよくお電話を終えていただく』という意識を持つことで、丁寧で好感の高い印象を残すことができるのです」仕事でも電話でも、日常的に話を終える際、その終わり方ひとつで「次もまた話したい」と思われるか否かははっきりと分かれる。ぶっきらぼうだったり、あっさりしすぎたりする終わり方だと、早く話を終えたいのではないかとの邪推も生むだろう。ただし、丁寧にするだけが方法ではない。終話の方法は相手の状況によって異なるとも石井さんは続けた。石井さん「お客さまのご相談内容が違えば、終話でこちらが付け加える言葉は違いますね。電話を終えるときは必ず自分の所属と氏名を名乗るのですが、それに加えて、たとえば具体が悪くてご搭乗のキャンセルをなさるお客様に対しては『どうぞお大事になさってください。次のご搭乗をお待ちしております』と相手をいたわる内容を添えます。また、お客さま側でご予定のご調整などをなさって、再度お電話をいただく形になるときは『次回、ご予定がお決まりになられましたら、お電話をお待ちしております』と付け加えます。あくまで、自分の話をしっかり聴いてもらえているんだという安心感が大事になってくるわけです。最もやってはいけないことが、相手側に不安感を持ったままお電話をお切りいただくことですから」○電話の向こうに不安がないか、見えないコミュニケーションをJALナビアでは、こうした終話のマインド・技術を高めるべく、社内で「終話美人・イケメン総選挙」という制度がある。終話で、お客さまへ上質なサービスを提供できているかどうか、社内で審査し、最優秀の人は表彰されるという制度だ。石井さん「終話の基本は、お客様が不安に思った状態で電話を切らないようにすることです。単なる言葉だけを取り上げたものではありません。こちらの説明は終わっても、お客さまからさらなるご質問がないか、ご不安がないかを聞きだしてから話を終えなくてはいけません。そのタイミングも非常に重要です。タイミングや言い方などは、先輩や同僚たちのものをこっそり聞いて、それを吸収していくのも上達の近道だと思います。総選挙などの制度は、こうした基本やお客さまへの上質なサービスができているか省みて、ほかのオペレーターの技術を自分のものにして向上をはかるうえで役立っています」○まとめまずは、相手に不安を残した電話の切り方をしないこと。そして相手の環境・状況に見合った一言を添える。この基本をもとに、自分の周囲で終話が上手な人を探して、真似をしてみるのは一つの手だ。また周囲に人がいない場合、ふとしたときに自分の電話の会話を録音し、これらのポイントをセルフチェックするだけでも違ってくるだろう。
2015年06月27日ソニー損害保険(以下ソニー損保)は23日、熊本県熊本市に設置した「熊本コンタクトセンター」での業務を7月1日午前9時から開始する予定と発表した。ソニー損保のコンタクトセンターは、顧客からの自動車保険や医療保険に関する問合せ・相談に電話やメールで対応するほか、契約手続や契約後のケアなど、幅広いカスタマーサポート業務を担当しており、現在は東京都(東京コンタクトセンター)と北海道(札幌コンタクトセンター)で運営しているという。このたびの熊本コンタクトセンターでの業務開始により、3センター体制で(事故対応は、サービスセンター(全国25拠点)が担当。コンタクトセンターでは事故対応は行わず、保険商品に関する電話・メールによる問合対応やコンサルテーション、契約に関するカスタマーサポート業務を担当する)、顧客の待ち時間短縮やきめ細かな対応など、顧客サービス品質の一層の向上を図るという。熊本コンタクトセンターは、7月1日時点では約60ブースで業務を開始するが、2015年度中に約100ブース規模に、2017年度までには約200ブース規模に拡大する計画で、引続き、地元での採用を行っていく予定だという。熊本市は、九州3番目の政令指定都市で労働人口も多く、また、熊本県・熊本市の両自治体から支援が得られることから、高品質な顧客サービス提供のための人材を安定的に確保できるものと考えているという。また、大規模災害が発生した時に、被災場所にかかわらず顧客へのサービスを迅速かつ確実に提供できる体制を整えることで、事業活動継続性の一層の強化を図るとしている。ソニー損保は、コンタクトセンターにおける顧客サービス品質の一層の向上とともに、スローガンである「"FeeltheDifference"~この違いが、保険を変えていく。~」のもと、顧客に「ソニー損保ならではの違い」を感じてもらえような商品・サービスの提供に向け、引続き取組みを進めていくとしている。○熊本コンタクトセンター概要業務内容:自動車保険における、電話やメールによる問合対応やコンサルテーション、契約に関するカスタマーサポート業務業務開始:7月1日(水)午前9時から。4月1日付で約60名の社員を迎え、3ヵ月にわたり、保険業務や顧客対応の研修などの業務開始に向けた準備を進めた規模/要員:7月1日時点約60ブース、約60名。熊本コンタクトセンター全体で217坪(718m2)。2015年度中に約100ブース規模に、2017年度までに約200ブース規模に拡張予定。規模拡大に伴い、継続的に地元からの採用を予定している所在地:熊本県熊本市中央区花畑町12-28 アペックスビル
2015年06月24日電話応対・話し方のスペシャリストが集まり、「世界最高のコンタクトセンター」を目指しているというJALナビア。一日で1,000便以上の飛行機が飛ぶJALで、お客さまの搭乗券のご予約から空の旅に関するアドバイスまで、電話応対によるサポートを行っている。そんな同社に、航空業界ならではの「人に伝わる話し方、上手な聞き方」のアドバイスをもらった。○日々電話でお客さまと向き合うプロご登場いただいたのは、JALナビア 東京センター国際部所属の石井真由美さん。入社以来13年間オペレーターとして活躍している電話応対のプロフェッショナルだ。まず、JALナビアさんでの電話応対とは、どのような業務なのか。石井さん「基本的には、お客さまからの質問や予約に関する様々なご相談を、電話でお受けし、サポートさせていただいています。ご搭乗予約だけでなく、空港に関するお問い合わせや、出発までの細かいお問い合わせに対し、正確に丁寧に応じることを心がけていますね。例えば、手荷物に関する規則でしたり、乗り継ぎの手続き方法、ご予約時のインターネットサイトの操作方法など、ご相談内容は多種多様です。応対時間は、空港内のご案内ならば数分で終わることもありますし、内容によっては1時間以上お付き合いいただかなければならないものもあります。平均すると1日30名ほどのお問い合わせをお受けしていると思います」○まずは心構え。「心で聴く」という極意コンタクトセンターは、お客さまが最初に接する窓口となる。そのため、オペレーターの第一印象は非常に重要で、「顧客満足度No.1」「世界最高のコンタクトセンター」を目指しているならば、ここで顧客心理をしっかりとつかめるテクニックが必要となるはずだ。声や話し方だけで、どのようにして第一印象を作っていくのか?石井さん「テクニックもさることながら、最も大事なのはおもてなしの心を持って接することですね。お問い合わせに答えるだけではなく、より大きな満足感を空の旅から得られるようにする。それが私たちオペレーターのミッションだと考えています。大前提として、常に感謝の気持ちを忘れず、伝統、革新、日本の心を大事にするというJALならではのマインドをもって、お客さまのお話を伺っています。それは『心で聴く』という表現で、社内でもよく使われているのです」○口角を上げて脳を錯覚させる取材していると、石井さんの特徴の一つに、声がとても明るいことに気付く。丁寧な話し方はもちろんのこと、聴いているとどこか軽やかな気持ちになれるような声質だ。声質そのもののトレーニングなどをしているのだろうか。石井さん「実はオペレーターのデスクには小型ミラーがついていまして、そこで笑顔を確認しながら、必要に応じて笑顔のチェックをしながらお話させていただいています。大事なのは口角を上げること。表情筋を意識することで、脳が楽しげな会話をしていると錯覚し、声のトーンが穏やかになるとともに印象のいい声が自然に出るようになるんです。これを私たちは『笑声(えごえ)』と呼んでいます」○気持ちを切り替えるスイッチを持つ明るく感じのいい第一印象を作るために、まずは自分が笑顔を浮かべるということを意識的にやっているという石井さん。まずは形からというわけか。しかし、オペレーターだってひとりの人間。笑顔になれないときもあるのでは?石井さん「そういうときは、何かスイッチを持っておくと良いのではないでしょうか。たとえば、私であれば電話応対用のヘッドジャッキを着けると自然に気持ちが切り替わります。それが癖のようになっていますね。あとは、お客さまの状態を常に頭の中でイメージすることが大事です。表情が見えないぶん、声のトーンでどういう状況にいるかを想像するしかありませんが、今どんな表情でいらっしゃるだろうかと意識するようにしています」○まとめ石井さんのお話からわかったのは、やはり自分のマインドをできるだけ明るい方向に持っていくことが大事なポイントということ。意識的にでも笑顔を作って話をするのはもちろんのこと、自分も相手も話して気持ちいい精神状態になれるよう、話す前に心の切り換えをすることも大事なようだ。
2015年06月18日半導体および電子部品のディストリビュータであるMouser Electronicsは6月3日、日本のカスタマサービスセンターを東京に開設したと発表した。同センターは6月上旬より本格稼働を開始する予定だという。同社の代表取締役社長兼CEOのグレン・スミス(Glenn Smith)氏は、「我々の設計・開発エンジニアにアプローチしていくというビジネスモデルは、大量生産よりも設計が重視されるようになってきた日本という地域のニーズにマッチしている」と説明。実際に2014年の日本地域の売上高は前年比で36%増であり、アジア・太平洋地域におけるシェアは11%に及んでいる。「我々の顧客は幅が広く、上は大企業から下はホビイストのような個人だったり、学生だったり。どのような位置づけの人であっても、我々のサービスを必要としている人であれば、同じように対応していく」とのことで、成長が続く日本地域においては、技術的サポートが重要と判断し、同社21カ所目となるサポート拠点を開設することを決定したとする。また、こうした成長を受けて、同社Senior Vice President,EMEA and APAC businessesのマーク・バーロノン(Mark Burr-Lonnon)氏は、「この数年、全社業績は右肩上がりで成長を続けており、2007年から2014年までの7年間で7億ドル増加した。2015年の予測はさらに成長を見込んだもので、これが達成されれば、グローバルのトップ10ディストリビュータに入ることも夢ではない」とし、日本市場での成長に期待を寄せる。日本市場における売り上げの半数は半導体/組み込み関連だという。購入している層としてはメーカーのエンジニアが多く、そのうちの半数以上が産業機器関係だとし、「我々の生命線は、新製品をいち早く提供するということ。この点については、ほかのディストリビュータは我々ほど価値を提供できていない。日本の顧客もその点に価値を見出してくれているから、我々を活用してくれているのだと思う」(同)と日本の顧客の購買背景を分析する。なお同氏は、「これまでは各地域の銀行口座での取引はできなかったが、今回を機にできるようになった。日本地域には日本地域に根差したマーケティング活動を行っていきたいと考えており、日本の半導体や電子部品メーカーが販売する製品の世界に向けた販売活動の支援も強化していきたい」とも話しており、サポートセンターの立ち上げは単なる購買顧客に対するサポートの充実だけではなく、日本のエレクトロニクス企業のグローバルでの躍進の手助けにもつながることであることを強調していた。
2015年06月04日SCSKは5月28日、国内9拠点目となる新データセンター「netXDC千葉第2センター」の建設を完了し、SCSKの「安全・安心なデータセンター」(ティア4準拠)の中核拠点として、5月1日からサービス提供を開始した。なお、同センターの開設により、SCSKの全データセンターの延床面積は約70,000平方メートルとなった。「netXDC千葉第2センター」は、近隣に主要活断層が無く強固な洪積台地の地盤であり、海岸から20km以上離れ海抜22.5mに位置しているため、事業継続上不可欠となるデータを大規模な災害や障害から守る。横揺れ対策としての基礎免震構造に加え、縦揺れ対策に垂直制震ダンパーを採用することで、地震の揺れを最大80%減衰させる。さらに電源供給では異なる変電所2系統からのループ受電により、当センターまでの経路が二重化されており、一方の経路で障害が発生した場合、残りの経路で受電が行える安全設計になっている。障害時には、無給油連続72時間運転可能な自家発電装置を有し、災害時の給油体制では専門業者と優先供給契約を締結し、給油が途切れることなく電源を供給することが可能。また、外部に接続するネットワークは、異局接続で提供しており、柔軟な設計による冗長化を可能としている。また、センターは隣接するnetXDC千葉センターと体制を一元化し、既に実績あるサービスマネージャーと運用のベストプラクティスを体系化したITILに準拠したプロセス、サービス提供状況を可視化した基盤の三つを組み合わせることで、高品質なITサービスを提供している。そのほか、さらにオペレーションを自動化することで、人的ミスの排除や効率化を実現している。
2015年05月28日トランスコスモスとアドバンスト・メディアは5月25日、「ハイブリッド多言語コンタクトセンターサービス」の提供を開始した。同サービスは、スマートフォンアプリ・バーチャルオペレーター・コンタクトセンターといった3段階で、多言語での問い合わせに対応するもの。よくある問い合わせはスマートフォンアプリを利用し、対応が必要な問い合わせにはバーチャルオペレーターを用いるほか、これらの方法で解決できない場合には、コンタクトセンターのオペレーターにつなぐことで、顧客からの問い合わせに対し確実な対応を実現する。また、同サービスでは、アドバンスト・メディアがスマートフォンアプリとバーチャルオペレーターの開発・運用を行い、トランスコスモスがコンタクトセンターの運用を実施。バーチャルオペレーターのチューニングについては、両社で行っていく。対応する言語は、日本語と英語の2言語で、中国語や韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語、タガログ語などニーズに応じて順次拡大する予定だ。なお、両社によると、大部分の問い合わせにバーチャルオペレーターで対応することで、呼量の増減にも柔軟に対応。知識データのチューニングを技術面・運用面から行うことで、継続的なサービス品質の維持・向上も行っていくという。両社は、外国人利用の増加が見込まれる2020年に向け、通信業界や観光業界へサービスを拡大し、2018年度までに20社の導入を目指す。
2015年05月25日ドライアイの人、視力が著しく悪い人など、目のトラブルを抱えている人は少なくありません。今回は、目のトラブルの原因になると言われている睡眠中のコンタクト装着について調べてみました。目にどのような影響があるのでしょうか?朝、目が開かない……コンタクト経験者なら誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。つけたまま眠ってしまって、翌朝、コンタクトが乾いてなかなか外せない、目が開かないという状態。今回の本題は、コンタクトをしたまま寝ると目にどのような影響を与えるのか、ということ。最近は睡眠時に装着する、視力を回復するための専用コンタクトも出ていますが、それは除いてのお話です。睡眠中の装着は病気の原因にも睡眠中にソフトコンタクトレンズを装着したままにしている人に多くみられると言われているのが「角膜新生血管」と呼ばれるもの。これは角膜の周辺部から中央へと進入してきた血管のことを指します。なぜ、このようなことが起こるかというと「角膜が酸素不足を補おうとするから」だとか。コンタクトをつけたまま寝てしまうと、角膜に酸素がいきわたらなくなるため、酸素を得ようと血管が進入してくると考えられています。角膜新生血管は肉眼では見えないので、眼科で調べてもらわないとわからないそうです。目を大切にしよう!角膜新生血管は一度できたら消えることはないそうです。また、角膜中央まで入ってしまうとソフトコンタクトレンズを使えなくなる恐れもあると言われています。酸素透過性のよいハードコンタクトレンズは使えるようですが、どちらにせよ酸欠状態が続くと、さまざまな目のトラブルの原因になると考えられています。目は取り換えのきかない、一生付き合っていく器官なので大切にしてあげたいですよね。何か心配なことがあったら、すぐにお医者さんに相談するようにしましょう!photo by Jessica Amador
2015年05月15日オーストリアams(austriamicrosystems)は東京都品川区に新しくデザインセンターを開設し、5月13日にそのオープニングを行った(Photo01)。オープニングにあたっては本国から本社COOのStockmeier博士(Photo02)も来日し、改めて日本におけるビジネスの動向について説明があったので、まずはこちらからご紹介したい。amsそのものはオーストリアに本社を持つ半導体ベンダである。Fablessではなく自社のFabをもつIDMであり、汎用品の製造とASICの製造の両方を手がけている。売り上げは昨年実績で言えば6億1400万ドルであるが、2015年第1四半期の売り上げは2014年第1四半期と比較して78%増加しているそうで、その意味では現在急成長を遂げているアナログ半導体ベンダである(Photo03)。そのamsは2005年から日本子会社として東京都品川区にamsジャパンを設立してきたが、これはいわば販売子会社であって、単に営業拠点以上の域を出るものではなかった。ところが、日本における売り上げやデザイン獲得の増加に伴い、テクニカルサポートなどのニーズがどんどん高まってきた。これをうけ、すでにQAラボは同社内に設置されているものの、もっと本格的に顧客のサポートを行っていくなかでデザインセンターが必要であると認識し、拠点そのものも(同じ品川区ながら)より広い場所に移ると共に、デザインセンターを設置した形だ(Photo04)。amsの場合、アナログセンサを中心にした製品ポートフォリオが自動車・医療・産業機器業界に受け入れられており、売り上げの絶対値はともかくとして大きな伸びをしめしている。特に同社の場合、汎用品以外のASICが非常に強みであり、このためASICデザイン用のデザインセンターを国内に置くことで、これまでよりも早いTATで顧客のデザインをサポートできるようにするのが大きな目的である(Photo05)。もちろんこのためには人員強化が必要である。それもあり、2012年から2015年までの間に、サポートエンジニアを含むSalesを3人、エンジニアを9人増強して現在amsジャパンの陣営は21人となっている。今回デザインセンター開設にあたり、拠点を移動したのは、この増えた陣容に対応するためでもある(Photo06)。実際、新拠点はかなりゆとりがある。Photo07は営業側エリアであるが、まだ机などに空きもあるし、配置もかなりゆったりとしている。一方、エンジニアのブースはやや高いパーティションが用意されている(Photo08)が、実は半分以上のブースはこの通り空きの状態である(Photo09)。ちなみに篠崎氏によれば、本国は最大20人のデザインエンジニアの採用予算をつけてくれたそうで、ところがことamsの様なアナログ回路のエンジニアとなると、そうそう集められるものではないのが悩みの種だそうである。そんなわけで、席数は20以上あり、ところが空席のままという状態なのだそうだ。さて話を戻すと、では現時点でamsがどんな製品ポートフォリオを提供しているのか? というのがこちら(Photo10)。要するにさまざまなセンサであるが、民生機器から医療/産業用まで幅広くラインアップされている。この中で最新のものが健康/フィットネス向けということになる。このあたりについては、同社のプロモーションビデオの方が判りやすいかもしれない。同社の汎用品の一例が、今年1月に発表された「AS721x」である(Photo11)。要するに外光量に応じて自動的に照明の照度調整を行うと共にネットワーク接続も可能、という照明コントローラであるが、これを2mm×2mmのパッケージに収めて提供できる点が大きな差別化ポイントとなる。他にもさまざまな産業用センサ(Photo12)や医療用センサ(Photo13)、あるいは自動車向けセンサ(Photo14)などを幅広く提供している。もちろん同社の場合、汎用品よりはむしろ特定顧客向けの専用品をASICの形で提供するのがむしろ得意であり、実際こちらに力を入れているとする。ただASICとなると当然それぞれの顧客別に設計が必要であり、なので13箇所目のデザインセンターを東京に開設した形だ。昨今はASICをASSPや汎用品、あるいはFPGAに移行してゆくという動きがあるが、これに関してStockmeier博士は「確かにデジタル製品ではそういう動きもあるが、ことセンサ分野に関する限りむしろASICにすることで低コストで高い性能と低い消費電力やパッケージを提供できることは変わっておらず、この分野ではASSPや汎用品での置き換えは起きない」と説明した。もっともこれはあくまで同社のFabが提供するプロセスを利用すれば、という但し書きが付く話であり、そこが同社にとっての差別化要因になると考えているようだ。ちなみにそのデザインセンターであるが、実際にはQAセンターなども兼ねる形になっている。ここでは実際にASICを利用するテスト回路の修正(Photo15)とか測定・検査(Photo16)、あるいは近い将来には顧客と一緒にテストなどを行える設備(Photo17)なども用意されている。そんな訳でこの東京デザインセンターは最大50人近い人員に対応できるだけのキャパシティを用意しているが、カントリーマネージャーの岩本氏(Photo18)によれば将来的には人員がもう少し多くなったら、関西あるいは中部地方に別の拠点を開設することも考えるという話であった。現在は人員が少ないこともあって東京に集中しているが、例えば自動車関係のTier 1メーカーは中部地方に、産業機器関係メーカーは関西に多く、その一方で医療機器関係は東日本に多い。なのである程度陣容が大きくなったらそれぞれの顧客別に拠点を分散する事を考えているそうだ(実際、「今は新幹線代が結構掛かっている」という話もあった)。ただそのためには、まずは特にデザインエンジニアを充実させるのが急務であるが、頭数を揃えれば良いという訳ではないのが難しいとの事で、このあたりが解決するまで当面は東京デザインセンターが同社の唯一の日本拠点ということになるだろう。
2015年05月14日U-NEXTは5月12日、同社が提供するSIMサービス「U-mobile」の「MNPセンター」を順次拡大するとを発表した。MNPセンターでは、同サービスの音声通話プランへのMNP(携帯電話番号ポータビリティ)転入手続きが即日で完了する。U-mobileは、NTTドコモのLTEに対応した通信サービス。エリア内では下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsの高速データ通信が利用できる。データ通信専用のSIMのほか、音声通話に対応したSIMも用意されており、用途に応じて選択できる。同サービスはこれまで、音声通話プランの転入には、申し込みからSIMの到着まで最短でも3日以上必要となっており、その間は携帯端末を使用することができなかった。だが5月より順次、SIMの即日引渡しに対応するMNPセンターが、パートナー企業が運営する店舗に開設される。MNPセンター設置店舗は次の通り。U-NEXT ストア(直営店)、ヤマダ電機 LABI 1 本総本店池袋、ヤマダ電機 LABI 1 なんば、ヤマダ電機 LABI 渋谷、ヨドバシカメラマルチメディアAkiba(5月下旬オープン予定)、フレッツショップ 関内店(5月下旬オープン予定)、フレッツショップ 上大岡店(順次オープン予定)、フレッツショップ 川越店(順次オープン予定)、フレッツショップ なんば店(順次オープン予定)、フレッツショップ 高槻店(順次オープン予定)、e-BoooM 吉祥寺店(5月下旬オープン予定)。なお、ヤマダ電機ではサービス名称が「YAMADA SIM powered by U-mobile」での提供となる。
2015年05月13日水産総合研究センター(水研センター)は4月16日、ニホンウナギは深海でも日出・日没を感知していると発表した。同研究成果は4月16日付(現地時間)の国際科学誌「PLOS ONE」に掲載された。今回の研究では産卵場と想定されているマリアナ海嶺周辺および日本近海で天然のニホンウナギ11個体、養殖ウナギ5個体に超音波発信器を装着し、放流、追跡することで回遊中の行動を調査した。その結果、天然ウナギは昼間に水深500~800mの深い層を遊泳し、遊泳深度と太陽照度に相関関係が見られ、深い深度でも太陽光を感知していることが判明した。一方、夜の間は水深150~300mを遊泳し、月齢、月出、月没と遊泳深度が関連しており、月光を感知していることが明らかとなった。また、養殖ウナギではそのような行動は観察されなかった。天然ウナギは日出の約1時間前に潜行を開始し、日没とともに浮上するという規則的な行動パターンを示していたため、潜行開始時刻と浮上開始時刻からその地点の日出と日没時間を特定し、そのウナギがどこにいるのかを調べることができることも分かった。今回の成果は、これまで謎とされてきたウナギの回遊ルートの解明につながると考えられている。
2015年04月16日ソニー損害保険(以下ソニー損保)はこのたび、新設した「熊本コンタクトセンター」で、7月1日からの業務開始に向け、4月1日付で約60名の社員を迎えたと発表した。7月までの約3ヵ月間、自動車保険の知識や電話応対、契約管理用システムの操作などの研修を行い、7月1日の業務開始に向けて準備を進めるという。また、熊本コンタクトセンターで勤務する社員を引続き地元から採用し、2015年度中に約100ブース(約100名)まで、規模を拡大する予定としている。なお、今後の採用スケジュールや概要は、順次、ウェブサイトや新聞広告、求人誌などで告知するとしている。ソニー損保のコンタクトセンターは、現在、東京都と北海道の2ヵ所で運営しており、熊本コンタクトセンター新設により3拠点体制となる。これにより、人材の安定的な確保を図り、顧客サービスの一層の品質向上に取組むという。また、事業活動の継続性を一層強化し、大規模災害が発生した場合でも顧客に迅速かつ確実にサービスを提供できる体制をさらに強固にすることを目指すとしている。○「熊本コンタクトセンター」概要業務内容:自動車保険における、電話やメールによる問合せ対応やコンサルテーション、契約に関するカスタマーサポート業務業務開始予定日:7月1日規模/要員:4月1日時点約60名、7月1日時点約60ブース/約60名(予定)、今後の予定・2015年度中に約100ブース規模、2017年度までに約200ブース規模に拡張(予定)住所:熊本県熊本市中央区花畑町12ー28アペックスビル7F
2015年04月08日富士通とFujitsu Asiaは3月19日、アジアでのクラウドサービスのニーズの高まりを受けて、シンガポール西地区に新しいデータセンター拠点を開設し、同日よりサービスの販売を開始すると発表した。富士通グループは、シンガポールでは、2002年および2009年に2つのデータセンター拠点を開設し、世界6カ国に展開している「Fujitsu Cloud IaaS Trusted Public S5」、プライベートクラウドサービス「Fujitsu Cloud IaaS Private Hosted」を提供している。今回、米エクイニクスのデータセンター基盤に、従来から提供してきたクラウドなどのデータセンターサービスに加え、開発を進めているクラウドサービス機能などを実装していくことで、新たな付加価値機能を提供していく。今回、2社が新規に利用するエクイニクスのデータセンターは、津波や地震の影響を受けない立地に建設されたデータセンター専用ビルで、エネルギー効率の高いセンターとしてBCA Green Mark Schemeの認定を受けている。今後、シンガポールとタイの既存データセンターに加え、フィリピン、マレーシア、インドネシアにもクラウドサービス基盤を拡充していく予定。
2015年03月18日ベストメガネコンタクトはこのほど、平日16時までに購入するとポイントが倍になるキャンペーンを開始した。同店では、購入金額に応じて2%のポイントを付与する「ベストメガネコンタクトメンバーズカード」を発行している。現在、平日の開店~16時までに店舗にて商品を購入すると、ポイントが倍の4%になるキャンペーンを実施中。ポイント対象金額は、消費税込、値引き後の金額となる。なお、メガネの修理代金などは、キャンペーン対象外となる。T-ポイントカード、クラブネッツポイントカードもキャンペーンの対象外。16時までの購入がポイント倍の対象となるが、処方せんの取得等により、時間がかかる場合もある。早めの来店がおすすめとのこと。写真と本文は関係ありません
2015年03月10日日立製作所(日立)は3月9日、他拠点に分散したデータセンター間の通信や大規模データセンター内のネットワークを対象とした大容量・高信頼ネットワーク技術を開発したと発表した。近年、スマートフォンの普及、クラウドコンピューティングやビッグデータ利活用の進展によりデータセンターが扱うデータ量が急激に増加しており、サーバーやストレージの増加している。これに伴いルーターやスイッチの数も増えることで転送遅延が発生し、データセンター全体の性能向上を阻害する原因となっている。また、データセンターが大規模化していくと、災害などによるネットワークの遮断や、データセンターの停止による社会への影響が大きくなることから、トラブルが発生した際にデータを瞬時に移行して運用を継続できる多拠点、分散型のデータセンターが必要とされている。こうした状況の中、日立は「低遅延かつ効率よくデータセンター内のデータを集約する技術」、「400Gbpsでデータセンター間の大容量通信を実現する光多値伝送向け送受信技術」「複数の伝達路を持つマルチコア光ファイバーを用いた伝送経路冗長化技術」を開発した。まず「低遅延かつ効率よくデータセンター内のデータを集約する技術」は、データセンター内の各サーバーやストレージなどから出力されるデータ回線をビットごとに順番に1本の回線に集約し、各送信先に自動的に振り分けるというもの。データを集約する際に、あらかじめビットごとに送信する順番と送信先をひもづけし、転送後に自動的にデータを各送信先に振り分けることで、これまでのパケット通信で行っていた複雑な処理が不要となる。パケットよりもさらに細かいビット単位で1本の回線に集約するため、各種プロトコルの影響を受けず、サーバ向けLANやストレージ向けネットワークをまとめて集約できる。次に、「400Gbpsでデータセンター間の大容量通信を実現する光多値伝送向け送受信技術」では、光の波の振幅と位相を少しずつ変えて多値変調を行うことで、1度に4ビットのデジタル情報を送信することが可能になり、1波長で従来の4倍となる100Gbpsのデータ送信を実現する。さらに、これを4つの異なる光波長の信号で集約化し送信することで、1本の光ファイバーあたり400Gbpsのデータ通信が可能となる。「複数の伝達路を持つマルチコア光ファイバーを用いた伝送経路冗長化技術」では、これまでは1本の光ファイバーにはコアが1本しかなかったところを、7本のコアを持つマルチコアファイバーを用いて、一部のコアを平常時には予備のコアとする。また、1本のコアを通信断絶の検出および通信装置間での通信経路切り替え制御信号の交換に常時試用する。これにより、あるファイバーで通信断絶が発生した場合には、使用中だったコアの通信を呼びのコアに振り分け、通信路の遮断を回避する。日立は、北海道札幌市にある20kmの光ファイバーを用いて実証実験を行い、各技術の有効性を確認した。なお、同技術は3月10に開催される「電子情報通信学会 2015年総合大会」で紹介される予定。
2015年03月09日SAPジャパンは2月13日、自動車業界のビジネス変革(イノベーション)を支援するためのソリューション開発センターである「オートモティブ・コンピテンシー・センター」を同日付で設立したと発表した。グローバルで自動車産業に関するプロジェクトに長期にわたり参画したメンバーによる専任チームを設置し、ユーザー企業のイノベーションを支援していく。同センターでは、国内の自動車業界のユーザー企業が大きく変化し続ける環境を事業の成長と変革の機会として捉えグローバルで成功するために、実績のあるソリューションの提供に加え、ユーザー企業と共に日本の製造業のさらなる進化を実現する新たなソリューションの開発を目指す。同センターは、自動車業界に関する知識と経験を持つ海外エキスパートチームと、日本の自動車業界を熟知した日本人社員チームとのコラボレーションで構成。これにより、自動車産業における基幹業務についてはユーザー企業の要望や環境に合わせたカスタム開発を含むソリューションを提案し、ビジネスのシンプル化を支援する。また、国内自動車メーカーの持つアイデアとSAPがグローバルで培ってきた知見を組み合わせ、グローバルの経験をベースとしながらもユーザー企業が求める価値の実現を支援するとしている。同社は全世界で約6,300社の車両メーカーやサプライヤーを中心に自動車業界の事業者で既に実績を持っているという。その経験とノウハウを日本市場に向けて提供するため、部門の垣根を超えた「One SAP」としてユーザー企業を支援する組織体制への再編を進めており、今回の新センター設立もその一環だ。
2015年02月14日テクマトリックスは1月28日、コンタクトセンターCRMシステムの新製品「FastHelp5」と「FastHelp Pharmaceutical Edition(Pe)」を2月17日より販売すると発表した。FastHelpは、1996年よりリリースしているコンタクトセンターCRM。導入実績は国内トップクラスを誇り、オンプレミス、クラウドともに提供している。製品の特徴は「操作性」と「機能性」「俊敏性」「柔軟性」「拡張性」の5点。操作性では、やさしいユーザーインタフェースと数種類の画面配色デザインを用意し、タブレットにも対応を果たした。機能性はマルチチャネル(電話とEメール、Web、FAX)にデフォルトで対応するだけではなく、FAQ/テンプレートなどの回答支援機能やマルチテナント機能など、様々な機能を提供する。一方の俊敏性は、センター内や関連部門の関係者に確実なエスカレーションを実現できる。全社レベルでの迅速な情報共有を図るため、メッセージング機能やエスカレーション機能、ワークフロー機能などをサポートする。柔軟性は、顧客に合わせた柔軟なカスタマイズ開発を行っており、必要に応じて追加可能なオプション製品群を用意している。パッケージ製品として、短期導入も可能としており、CTI連携機能やトークスクリプト機能、アウトバウンド機能なども提供するという。拡張性の面では、利用者数の増加やセンターの増設に臨機応変に対応できるシステム構成となっている。SSO(シングルサインオン)連携機能やAP/DBサーバーの冗長化構成、データインポート・エクスポート機能など、他ツールや社内システムなどとの容易な連携・接続を実現する。FastHelp Pharmaceutical Edition(Pe)一方のFastHelp Pharmaceutical Edition(Pe)は、くすり相談室専用のCRMシステム。基本的にFastHelp5と同等の機能となっているが、複数の製薬会社向け拡張機能を用意している。例えば、患者やドクター、薬剤師といった顧客と、医療機関や薬局、卸などの施設情報、薬といった多岐にわたる医療関連情報の一元管理がコンタクトセンターCRMで実現できる。また、MR連携機能や、医療関連情報のメディカルデータベース情報を容易に取り込める連携機能も含めて提供していく。両製品ともにオンプレミスのライセンス販売開始は2月17日で、提供は4月1日から。クラウド版となる「FastCloud(ファストクラウド)」は2015年度第2四半期に提供開始を用意している。価格は最小構成で同時利用ユーザーが5人の場合、180万円からとなる。○コンタクトセンターからビジネスを強くするというコンセプトテクマトリックスは同日、記者会見を都内で行い、同社 執行役員 CRMソリューション事業部 事業部長の鈴木 猛司氏らが新製品の説明を行った。両製品のコンセプトは「コンタクトセンターからビジネスを強くする」。「かねてから、コンタクトセンターはコストセンターだった」と語り、コンタクトセンター運営の現状を語る。ただ、こうした状況を変えていかなければビジネスを前進させることができないとし、「これからはプロフィットセンターになっていかなければならないし、これからは踏み込んで、積極的にお客さまとの接点の場にしなければならない。言うことは簡単だが、実際にやっていくことは大変。顧客の事業強化に寄与していけるよう頑張りたい」と話した。また、製品の特徴について同事業部 副事業部長の岩元 利純氏が説明を行い、FastHelp5が現行製品から大幅な機能の見直しを行ったもので、単なるアップデートではなく、新製品のような位置付けで開発を行ったことを明らかにした。
2015年01月28日富士通は1月27日、IoTやクラウドビジネスを加速させる中核拠点として、主力データセンターである館林システムセンター、および明石システムセンターに新棟を建設すると発表した。2015年1月より順次着工し、館林システムセンター新棟は2016年4月に、明石システムセンター新棟は2016年7月に開設予定。同社は、増加するクラウド需要やデータセンター活用のニーズに対応するため、東西の国内主力データセンターである館林システムセンターと明石システムセンターの敷地内に新棟を建設する。両新棟にはSDNなど最新技術を実装し、いつでも、どこからでも、すぐにクラウドやネットワークのサービスを利用することが可能なICT環境を提供する。新棟の概要は、次のとおり。『館林システムセンターC棟』建物構造:免震延床面積:39,000平方メートルラック数:4,000ティア:ティア4相当開設予定:2016年4月『明石システムセンターF棟』建物構造:免震延床面積:3,200平方メートルラック数:500ティア:ティア4相当開設予定:2016年7月
2015年01月27日企業をはじめ様々な組織にとって顧客との接点となるコンタクトセンターの役割は、年々その重要性を増している。コンタクトセンターの対応一つで顧客が企業に対して不満を感じ、その不満が大きければ競合他社へと移ってしまうことも現在では珍しくない。そうしたなか、顧客に長く愛され、必要とされる企業となるためにコンタクトセンターで何ができるのか、また他社と差別化した顧客対応を実現するための様々なソリューションについて紹介するフォーラム「テクマトリックスCRM FORUM 2015 ~競争力を高めるコンタクトセンターとは~」が、来たる2月17日に開催される。そこで本稿ではフォーラム開催に先立ち、今日のコンタクトセンターが抱える課題と、そうした課題を解決してコストセンターをベネフィットセンターへと変貌するためのヒントについて、テクマトリックス CRMソリューション事業部の事業部長、鈴木猛司氏に話を聞いた。○"当たり前"のサービスレベルではもはや顧客は満足できない昨今のコンタクトセンターが抱える大きな悩みの一つが、顧客のコンタクトセンターに対する期待値が年々高まっていることだ。一昔前までのコンタクトセンターのイメージは、「なかなかつながらない」、「的確な回答が得られにくい」というものだった。そのため、つながりやすく、あるいは、たとえつながるまでに時間がかかったとしても、最終的に求めていた回答が得られさえすれば、ほぼ満足することができたのである。しかし、コンタクトセンターの進化とともに顧客の期待値もまた高まった結果、現在ではかつてのコンタクトセンターのサービスレベルでは不十分となりつつある。すぐにつながるのはもちろんのこと、的確な答えをより早く得ることができなければ、顧客は不満を抱きその企業に対する印象を悪くしかねないのである。「そのため、いかにして高い期待値に応えるかが大きな課題となっているのです」と、鈴木氏は強調する。その理由の一つが、情報社会の進化やスマホなどのデジタルデバイスの普及によるサービスの利用手段の多様化が考えられる。従来の電話やメールでの対応だけでなく、FacebookやTwitterなどのSNSやソーシャルカスタマーサポートを利用した情報提供も増えてきている。インターネット利用が日常的であることから、問題に直面した顧客はまずネットでひととおり調べてみる傾向にあることから、結果として、自分でインターネットで回答を得られなかった人が最終手段としてコンタクトセンターに問い合わせてくるケースが増えている。つまり、顧客からコンタクトセンターに寄せられる質問の内容が、昔と比べて格段に難しくなっているのだ。鈴木氏は語る。「にもかかわらず、エージェント(オペレーター)から初歩的な説明をされたのでは、お客様がカチンと来るのも無理のないことでしょう。このような状況は顧客サービスの観点からも好ましくありません。また最近では企業の対応内容がSNSなどで簡単に拡散されてしまいますので、企業の評判を貶めることにもつながりかねません。そこまでを含めて、お客様の要求レベルが高まっていることが課題なのです。マニュアル通りの対応では、もはやお客様に満足を得ていただくことはできないでしょう。しかし逆を言えば、臨機応変な対応でレベルの高いサービスを提供することで、競合他社に対して差別化できるようにもなっているのです」○コンタクトセンターをベネフィットセンターとするために必要なこととはこのようなコンタクトセンターが抱える課題を解決すべく、コンタクトセンター向けの業務アプリケーションを提供しているのがテクマトリックスである。現在、同社では、あらゆる顧客の情報を一元管理・共有できるCRMソリューションや社内外のFAQを管理するFAQツールを提供している。エージェントが問い合わせを受けてから出来る限り早く正確な回答を提供することで、お客様の課題をスムーズに解決できるよう、"おもてなしの心"で対応を支援するシステムを実現しているのである。「一言で言うと、お客様サービスの品質を上げるためのお手伝いをしています」と鈴木氏。サービスの品質を上げるためには、全体的な品質のばらつきをなくす必要もある。そのためのサービス品質の底上げについても支援できるよう、同社のソリューションは配慮されている。最近は様々な製品でコモディティ化が進んでおり、製品そのものによる差別化が難しくなっている。そのため顧客対応のあり方によって顧客の購買動機が左右される比率が高まっているのだ。コンタクトセンターのサービスレベルは、企業のブランディングに直結し、またそれは企業全体の収益にも多大な影響を与えるようになってきているのである。「お客様サービスの良し悪しは、お客様が製品・サービスそのものの優劣を評価する上で、重要な要素になっています」(鈴木氏)そして重要なのが、良い製品をつくっている企業ほど、顧客体験-つまり自社の製品とサービスが顧客に与える体験を重視する傾向にあるということだ。製品の購入前から手元に届くまで、そして製品自体と合わせて、その後のカスタマーサポートまでのすべての局面を、自社の製品が提供する体験と見なすようになっているのである。そしてそうした体験の総和=自社の価値と考えることが、次第に一般的となってきている。高くなった顧客の期待に応えて優れた顧客体験を提供する方法には、エージェントのしっかりした教育もその1つであるが、テクマトリックスなどのソリューションベンダーのツールを組み合わせて活用する手段も効果的なアプローチだ。そして、そうした多くのベンダーの多種多様なソリューションとともに、成功事例など有益な情報をコンパクトに伝えるべく開催されるのが「テクマトリックスCRM FORUM 2015」なのである。「優れた事例を知ることは、自社のコンタクトセンターのお客様サービス向上にとても役立ちます。また我々のソリューションと連携して利用すると非常に便利なツールなどもたくさんありますので、コンタクトセンターを自社の強みにしたいと考える方であれば大いにお役に立てる内容になることと自負しております」と、鈴木氏は力説する。元内閣総理大臣の小泉純一郎氏による特別講演で幕を開ける同日のフォーラムには、あらゆる業界から多数の来場者が予想される。コンタクトセンター担当者はもちろんのこと、戦略的視点から顧客サービス向上を目指す企業の経営者や部門長にとっても有意義なセッションが数多く用意されているので、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。○イベント概要・名称:テクマトリックス CRM FORUM 2015・日時:2015年2月17日(火)10:00~17:30(9:00より受付開始)・会場:ザ・プリンスパークタワー東京(東京都港区芝公園 4-8-1)・参加費用:無料(事前登録制)お申し込みはこちらから
2015年01月15日ソニー損害保険(以下ソニー損保)は7日、熊本県熊本市にコンタクトセンターを開設するため、熊本県ならびに熊本市との間で、立地協定を締結した。熊本コンタクトセンター(仮称)は7月から業務を開始する予定。ソニー損保のコンタクトセンターは、顧客からの自動車保険や医療保険に関する問合せや相談に対応するほか、契約手続や契約後のケアなど、幅広いカスタマーサポート業務を担っているという。現在、東京都と北海道の2ヵ所で運営しており、熊本県での業務開始により、コンタクトセンターは3拠点体制となる。熊本コンタクトセンター(仮称)の開設により、人材の安定的な確保を図り、顧客サービスの一層の品質向上に取組むという。あわせて、事業活動の継続性を一層強化し、大規模災害が発生した場合でも顧客に迅速かつ確実にサービスを提供できる体制をさらに強固にすることを目指していくとしている。○熊本コンタクトセンター(仮称)の概要業務内容/自動車保険における、電話やメールによる問合せ対応やコンサルテーション、契約に関するカスタマーサポート業務業務開始/7月1日(予定)規模・要員/7月1日時点:約60ブース/約60名(予定)、2015年度中に約100ブース規模に、2017年度までに約200ブース規模に拡張する予定所在地/熊本県熊本市中央区花畑町12-28アペックスビル
2015年01月08日