FIFAワールドカップカタール2022が開催中!出場国のことを知れば、さらにW杯が楽しめること間違いなし!ぜひクイズにチャレンジしてくださいね♪【ポケットモンスターが禁止!?】この国はどこでしょう?この国の宗教であるイスラム教徒は進化論を認めていないので、日本アニメの「ポケットモンスター」は全般的に禁止しているそうです。正解は…サウジアラビアサウジアラビアはアラビア半島の大部分を占め、紅海とペルシア湾(アラビア湾)に海岸線を有する砂漠国です。首都リヤド国旗の意味緑はイスラム教の聖なる色です。アラビア文字で「アッラーのほかに神は存在しない。マホメット(ムハンマド)はアッラーの預言者である」とコーランの冒頭の聖句が書かれています。そして剣は聖地メッカを守護する意味があります。オマケイスラム法学の権威者は、ポケモンの登場キャラが超自然的な力を持つという設定には「日本の神道思想が反映されている」として、異教徒が開発したポケモンGOで遊ぶのは禁止事項にあたると述べているそうです。ポケモンは多神教的な思想など、イスラム教で禁止されている要素が含まれていることも理由のひとつだと言われています。【ネクタイ発祥の地!】この国はどこでしょう?17世紀に、戦場に赴く男性に女性が無事を祈って赤いスカーフを巻きつけたのが始まりといわれています。正解は…クロアチアクロアチアはアドリア海に面した長い海岸線を持つ東欧の国です。首都ザグレブ国旗の意味クロアチア王国時代の紋章を描いたもので、紅白のチェックの紋章(国章)の上部には、左から古代クロアチア、ドゥブロブニク、ダルマチア、イストリア、スラボニアの5つの紋章が配されています。オマケヨーロッパの国々ではネクタイは「Cravat」(クラヴァット or クラヴァト)と呼ばれており、この言葉自体は「クロアチア人」を意味する「クロアト」(Croat)に由来しているそうです。【スターウォーズファンなら…あのロケ地、分かりますよね?】この国は、どこでしょうか?アナキンとルークの故郷の星、タトウィーン星の主なロケ地は、この国だったんですよ!正解は…チュニジア共和国チュニジアは北アフリカに位置する国で、地中海とサハラ砂漠に面しています。首都チュニス国旗の意味赤地に中央の白い円に三日月と星は古くからのイスラム教の象徴であり、幸運のシンボルでもあったそう。赤い色はオスマン帝国時代の反抗勢力の名残。オマケ砂の星タトウィーン、そのロケ地となったチュニジアには当時の撮影時のセットが残っているそう。チュニジア南部の砂漠に近い場所にある街マトマタ。一見何もない大地ですが、先住民であるベルベル人が作った穴居住宅が残っていて、その穴居住宅を使って、スターウォーズの主人公・ルークの家の撮影が行われたのだとか。撮影に使われた穴居住宅は、現在ホテルになっています。ファンならいつか絶対に行ってみたい場所ですね。出典元:世界の国旗 出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』あわせて読みたい🌈サッカー通なら全問解ける!?カタールW杯出場国クイズ3連発!
2022年11月27日11月23日(現地時間)、サッカーW杯のカタール大会で強豪・ドイツに逆転勝利を収めた日本代表。劇的な試合に日本中が沸くなか、自主的に会場の清掃を行った日本サポーターにも注目が集まっている。FIFAワールドカップの公式Twitterアカウントは24日、整理整頓された日本代表のロッカールームの写真を添えてこう綴った。《ドイツに歴史的な勝利を収めた後、日本のサポーターはスタジアム内のゴミを片付け、@jfa_samuraiblue(編集部注:サッカー日本代表アカウント)は、こんな感じでハリファ国際競技場の更衣室を出ました。ピカピカ。Domo Arigato》さらに、FIFAワールドカップの日本語アカウントも、《世界中から称賛される日本人ファン ! 歴史的な勝利の後もスタジアムを清掃する姿に心からリスペクトです》と動画を添えてツイートした。日本選手や日本サポーターによる清掃活動は、SNSを中心に賞賛の声が相次いでいる。ところが、そんな日本勢の行動に国内から異論を唱える人物が。それは前東京都知事の舛添要一氏(73)だ。舛添氏は25日、《日本のサポーターがスタジアムの清掃をして帰るのを世界が評価しているという報道もあるが、一面的だ。身分制社会などでは、分業が徹底しており、観客が掃除まですると、清掃を業にしている人が失業してしまう。文化や社会構成の違いから来る価値観の相違にも注意したい。日本文明だけが世界ではない》とツイート。日本人が清掃をすることによって、現地の人の仕事を奪ってしまうという主張だ。さらに大王製紙元会長の井川意高氏(58)も24日から25日にかけて清掃について批判するツイートを繰り返しており、物議を醸している。まず、FIFAワールドカップがTwitterで日本代表が更衣室を片付けたことなどを紹介したことに触れ、《こういうの 気持ち悪いから やめて欲しい ただの自己満足 掃除人の仕事を 奪ってる》と非難。さらに別ツイートでは、次のような持論も。《カタールの ゴミ拾い ツイートして やはり 世界のこと 知らない 日本人多いこと 再認識させられた 日本の美徳は 海外では 凶暴でさえある 学校の掃除を 生徒がすると 掃除人の職を奪っていること 日本の教育で 育ってる日本人には 理解し難い》■「身分社会では軽蔑までされますよね」とも投稿批判する複数のユーザーとも応酬を繰り広げる井川氏。その主張は止まらない。《まあ 端的にいって サッカー場の ゴミ拾いしたことを 褒めてもらって 喜ぶくらいしか 日本人の自尊心を 満たせることが ないくらい 誇れるもののない 貧しい国に なったということだ 赤ちゃんが泣いたら 文句つけるような国民の 美徳? 笑わせるな》とも、怒りを滲ませた。さらに井川氏は舛添氏のツイートを引用し、《身分社会では 軽蔑まで されますよね》とも投稿したのだった。「日本サポーターが会場の清掃を行う様子は『BBC』や『デイリー・メール』など複数の海外メディアも取り上げ、賛辞を送っています。ドイツ戦終了後には会場のボランティアスタッフたちが、清掃する日本サポーターに感謝の言葉を伝えていたといいます。カタールの運営委員会も『感銘を受けた』として、ゴミ拾いを行った日本サポーターを表彰しました。日本人サポーターが現地会場を自主的に清掃することは、過去大会でも取り上げられてきました。しかし『日本人が仕事を奪っている』と国際問題に発展した事例は、今のところ聞いたことがありません」(スポーツ紙記者)会場をきれいにして去ろうとした日本人たちの振舞いに、「人の仕事を奪うな」と主張した舛添氏と井川氏。しかしさほど共感は得られなかったようで、ネット上では冷ややかな声が上がっている。《発想がネガティブすぎる》《ゴミ拾いや清掃をしてはならないというルールがないのなら、やるのは個人の自由》《清掃員の仕事を知らないから「仕事奪う」とか言っちゃう 褒められて素直に喜べないって可哀想…》
2022年11月26日FIFAワールドカップカタール2022が開催中!出場国のことを知れば、さらにW杯が楽しめること間違いなし!ぜひクイズにチャレンジしてくださいね♪【コルクの生産量が世界イチ!?】この国はどこでしょう?この国で生産されているコルクは全世界の年間生産量の半分以上を占めていて、品質も世界トップクラスだそうです。また、この国の注目選手といえば、先日の試合でW杯初の5大会連続ゴールを決めたクリスティアーノ・ロナウド選手!正解は…ポルトガルポルトガルは南ヨーロッパのイベリア半島に位置する国で、スペインと隣接しています。首都リスボン国旗の意味緑は誠実と希望を表すとともに勇敢なアビス騎士団の色で、赤は新世界発見のため大海原に乗り出した勇気あるポルトガル人の血を表しています。紋章は天測儀で航海術と航路の発見を、盾の中の7つの城はムーア人から奪い返した城を、青い5つの盾はポルトガルの王を表しています。オマケこの国は毎年20トン以上のコルクを輸出していて、なんとポルトガルの輸出量全体の約60%を占めているのだとか!近年、日本国内でのポルトガルワイン人気も高まってきていますが、ワインの年間輸出量は世界8位だそう。おいしいワインを支えているのは上質なコルクのおかげ、なんてことも言えちゃうのかもしれませんね。【食べ残しの文化がある!?】この国はどこでしょう?この国の家庭では、いつも食べきれないほどの食事をつくり食べ物を残します。基本的に一皿すべてを家族で食べきることはないそうです。正解は…セネガルセネガルはフランス領時代の遺物やさまざまな自然公園がある、アフリカの西海岸に位置する国です。首都ダカール国旗の意味アフリカの色(緑・黄・赤)をとり入れており、緑は農業と希望を、黄は富を、赤は独立で流された血を、そして3色で団結、民主主義、平等という政治原理を表しています。また、中央の星はアフリカの自由のシンボルだそうです。 オマケ食べ残しの文化がある国セネガルでは、作った食事を一つの家庭で必ず食べきらずに、隣近所、あるいはタリベと言われるセネガルイスラム教の一環として修行をする子どもたちに分け与えるそうです。それでも余った場合は家畜のえさになるのだとか!【世界一流、高級時計ブランドが大集結】この国はどこでしょう?ビッグヒントは「アルプスの少女ハイジ」ですよ!またチョコレート好きならこの国のプレミアムチョコレートブランドが「リンツ」と聞けばすぐにわかりますよね?国を代表する郷土料理はチーズフォンデュ!正解は…スイス連邦日本の九州とほぼ同じくらいの面積で、特徴的なのは高低差が4,441mもあるということ。国土全体の約58%を占めるアルプス山脈もスイスを語るのに欠かせない存在で、山岳地帯に覆われた中央ヨーロッパの国です。首都ベルン国旗の意味スイス連邦の国旗は、陸上用の旗となっている正方形が正式なのだそう。水上用の旗は比率が2:3の長方形となっています。赤は力と主権を表し、白い十字架はキリスト教とその精神を象徴していると言われています。オマケ永世中立国で、国際赤十字社、国際労働機関など多くの国際機関の本部があり、銀行と金融はスイスの基幹産業です。そして世界一流ともいえる高級時計ブランドが集結する国でもり、ロレックス、オメガ、フランク・ミュラー、ブレゲ、ジャガールクルトなどは日本にも多くのファンがいます。近年はスマートウオッチの人気襲来もあり、スイス時計産業の脅威も囁かれていますが、富裕層に向けたものづくりへのこだわりは、まだまだ廃れることはなさそうです。出典元:世界の国旗 出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』あわせて読みたい🌈【カタールW杯】全問解けたらスゴイ!出場国クイズ3連発!
2022年11月26日世界一を決めるサッカーの祭典、FIFAワールドカップカタール大会が開幕。ここではサッカー大好き芸人・見取り図のお二人に、独自の視点で見どころを教えていただきました!Q. ノックアウトステージに残るのは?大胆予想してください!GROUP A…カタール、エクアドル、セネガル、オランダGROUP B…イングランド、イラン、アメリカ、ウェールズGROUP C…アルゼンチン、サウジアラビア、メキシコ、ポーランドGROUP D…フランス、オーストラリア、デンマーク、チュニジアGROUP E…スペイン、コスタリカ、ドイツ、日本GROUP F…ベルギー、カナダ、モロッコ、クロアチアGROUP G…ブラジル、セルビア、スイス、カメルーンGROUP H…ポルトガル、ガーナ、ウルグアイ、韓国A. メキシコは今回も2位通過。オランダは敗退!?盛山晋太郎:Aはカタールとエクアドル。リリー:え、オランダ負ける?盛山:なんでかそうしてみよ(笑)。Bはイングランドと…イランはどうなん?リリー:イングランド以外は薄めやな。特にウェールズの評判はあんま聞かない。盛山:3か国の潰し合い、面白そうですがもう1枠はイランで。Cはアルゼンチンとメキシコ。メキシコは毎回ベスト16の国なんですよ。いけてもベスト8でグループリーグも絶対2位で突破するねん。リリー:ポーランドもロベルト・レヴァンドフスキがいるから、強いんちゃう?盛山:どうやろ。前回のロシア大会で、日本にボール回しされた国やけどな。リリー:Dはフランスとデンマークが順当でしょ。フランスはキリアン・エンバペ、アントワーヌ・グリーズマン、ウスマーヌ・デンベレ、バロンドールを獲ったカリム・ベンゼマとかおる。やっぱり、すごいな。このメンツやばいと思うで。盛山:Eは日本とドイツです!リリー:スペインやめて希望を込めてね。盛山:Fはベルギーとカナダ。カナダは今回のサプライズ枠やとほんまに思ってるんで。これでボロ負けしてたらめっちゃ恥ずかしいんですけど!Gはブラジルとアフリカンサプライズでカメルーン。Hはポルトガル、ウルグアイですかね。リリー:ダークホースといえるのは?盛山:日本とカナダやろ。世界中から予選敗退と思われてるんで驚かせてほしい。Q. 日本のグループステージの見どころは?A. すべては初戦です。なんとしても勝ち点を!リリー:グループEは死の組です。日本は一番難しいところに入りました。盛山:厄介な組です。でも、親善試合でない、本気のドイツやスペインとの対戦が見られるのは、ひょっとしたら初めてとちゃいますか。しかもスペインは日本人と体格が似ている小柄な選手も多いので、組織的に参考になりますよね。リリー:日本以外の潰し合いも楽しみや。盛山:見どころは、やはり初戦のドイツ戦ですね。どんだけ批判されてもいいんで、引き分けで勝ち点1を奪ってほしい。スコア予想は初戦から順に0‐0、1‐0、2‐0。2勝1分で勝ち点7を取るのが一番の理想です。有識者は絶対認めてくれないですけど(笑)。リアルは1‐3、2‐2、1‐0。勝ち点4で2位突破。リリー:僕は3戦全勝、勝ち点9でいきます。死の組から1位抜けです。盛山:小学生が予想してますね。リリー:そんくらいに思っておかないと。言霊ですから。ほんとにベスト4とかの景色を見たいですよね。そうなったら日本サッカーが盛り上がると思うんですよ。盛山:まず、ベスト8。今後の日本サッカーのためにぜひいってほしいです。グループEを2位で抜けると、ラウンド16の相手はF組の1位なので、おそらくまたベルギー。4年前のリベンジができるんですよ。それも楽しみです。Q. 特に期待している日本代表の選手は?A. 久保建英、三笘薫、冨安健洋。盛山:久保くん(久保建英)。レアル・ソシエダでめちゃ調子いいんで。強度と献身的な守備が特徴です。左サイドで起用されるかな。右サイドからのカットイン、利き足の左でのシュートも見てみたいんですけどね。活躍したら来年は、レアル・マドリードに帰っているかも。リリー:三笘薫ですね。ドリブルがどこまで世界に通用するか見たいです。今大会で大活躍して超ビッグクラブへ移籍し、日本サッカーを沸かせてほしい。盛山:渋いところでは、冨安健洋かな。もう世界トップクラスのDFちゃいます?プレミアリーグのアーセナルでサイドバックを任されていて、昨年リーグ得点王のモハメド・サラーをかなり止めてたし。右足の負傷が気になりますが、それを除けばスタメン確定やと思います。Q. サッカー通に言ったら、「すごいな!」と言われそうなワールドカップうんちくは?・グリーンランドは絶対に開催国にはなれない。なぜなら、寒くて天然芝が育たない国だから。(盛山)・日本代表の中でこれまで一番多く得点しているのは、本田圭佑で4得点。(リリー)・’90年代、賞金総額は約100億円だったのに、今大会はなんと約1100億円になっている!(盛山)・代表ユニフォームカッコよさランキングで、日本のホームが1位。2位がメキシコ。(盛山)※英紙「Daily Mail」が11/1にW杯出場32か国のユニフォームランキングを発表。Q. こうすればもっとW杯を楽しめる、観戦方法を教えて!A. みんな一緒にオンライン観戦で応援を!盛山:推しを見つけましょ。代表ってワーキャー人気も必要やと思うんです。南野拓実、三笘薫、田中碧、伊東純也とか、男から見てもイケメンやと思います。リリー:パプリックビューイングも盛り上がりそうやけど、オンラインでみんなで同時観戦が楽しいと思います!試合が見られるのはここ!【ABEMA】全64試合無料生中継配信。見逃しフルマッチ配信や、ハイライト映像の無料配信もあり【NHK】21試合放送【テレビ朝日系列】10試合放送【フジテレビ系列】10試合放送【DAZN】全64試合ハイライト配信FIFAワールドカップカタール202211月23日(水)22:00日本 vs ドイツ11月27日(日)19:00日本 vs コスタリカ12月2日(金)4:00日本 vs スペイン時間は日本時間見取り図左・盛山晋太郎(もりやま・しんたろう)右・リリー。リリーは高校時代サッカー部に所属。盛山も今年、芸人仲間と草サッカーチームを結成するなど、無類のサッカー好きの二人が今大会の見どころを独自の視点で解説します!※『anan』2022年11月30日号より。写真・日本サッカー協会土佐麻理子(見取り図)Getty Images取材、文・伊藤順子(by anan編集部)
2022年11月23日4年に一度行われる、世界一のサッカーの祭典、FIFAワールドカップがいよいよ開幕!無類のサッカー好きの芸人・見取り図のお二人が今大会の見どころを独自の視点で解説します!見取り図が大胆予想!カタール大会のここを見逃すな!盛山晋太郎:中東という気温の高い地域性や、いつもの夏開催とは違うこの時期に行われること、強豪以外の国の底上げを考えると、間違いなく波乱が起きるサプライズ大会やと思います。リリー:日本代表のキーワードはズバリ、開拓、前人未踏、未知の領域。僕の予想はベスト8なので、まだ見たことのない景色を見せてくれるでしょう。盛山:日本代表の皆さん、重圧を感じしんどくなったら僕の顔を思い出して、フッと笑ってくださいね。リリー:やればできる、為せば成る!強い気持ちで勝ってください。僕は“言霊”を信じているんで!Q. グループステージで、日本戦以外の見逃せない対戦は?A. カナダがサプライズを起こすかも!?盛山:カナダvsベルギー。カナダはFIFAランク41位と低いですが、北米予選を圧倒的な強さで勝ち抜いたこともあり同国史上最強と話題です。注目はFWのサイル・ラリン。代表歴代最多ゴールを決めています。だからベスト4進出とか、歴史の重い扉が開くかもしれません。そして4年前に日本が惜敗したベルギー。ロメル・ルカクなどメンバーがほぼ変わっていないのでそれがどう出るか。リリー:ベルギーvsクロアチア。ゴールも決めてアシストもできる、ベルギーのエデン・アザールが好きで。ボールを取られないし、パスも正確やし。魅せるというより無駄のないプレースタイルに惚れます。同じタイプのクロアチアのルカ・モドリッチとの対決も楽しみです。盛山:開幕戦のカタールvsエクアドルも。見逃した方はハイライトでもいいんで見てください。開幕戦はオリンピックの開会式みたいなもんですから、この試合でカタール大会の雰囲気が分かります。Q. 日本以外で、最も注目している国は?A. イングランド、ベルギー、ブラジル!盛山:南米のエクアドル、気になりますね。南米予選はブラジル、アルゼンチンがズバ抜けているから、そこ除いたら残りの2国が実質1位、2位みたいなもんなんですよ。でも一つだけ選べと言われたら、毎回サプライズを起こすアフリカからガーナにしとこかな(笑)。でも前回日本と同組だったセネガルも気になる。…迷いに迷ってイングランドにしておきます。世界最高峰のプレミアリーグがあるので、恥はかけないでしょう。リリー:やっぱりベルギーかな。ケヴィン・デ・ブライネが今ノリノリですもん。それに、僕は単純にベルギー代表のファンなので、正直、一択ですね。盛山:2大会同じメンバーでいい成績出した国って聞いたことないけどなぁ。リリー:ランキング1位のブラジルは…。盛山:あまりにも王国すぎてつまらないでしょ。それでもいいんやったら「ネイマールいます」とか言いますけど(笑)。でも、ブラジルはサッカーを知らない人も見ていて楽しいと思います。足が速くて、マンガみたいなサッカーしてくれるし。「すごーい!」ってすぐ言えそうな。リリー:魅力が伝わりやすいかもな。Q. プレーに注目してほしい選手は?A. 色気のあるモドリッチのパス、見てください!リリー:まためっちゃベタですけど、モドリッチのアウトサイドパス見たいですね。それだけを集めた動画をよく見ています。あれカッコええなぁ。好きやなぁ。盛山:モドリッチのパスは、ほんまにエロいです。ちょっとテクニックめいたプレーのことをエロいとか色気あると言うんですけど、すけべぇで妖艶なんですよ。リリー:それでいて身長が172cmと、外国人選手にしてはちっちゃい、っていうのもカッコええ、えらい男前やね。盛山:僕はアルゼンチンのリオネル・メッシ。絶対、今回がラストのW杯なんで。ほんまにすごいプレーヤー。同じ時代に生きられてよかったと思うくらいの逸材が今いるということですから、リアルタイムで見て歴史の証人になってほしいです。それやったらポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド(クリロナ)も同じことを言えるんですけどメッシやろな。メッシは何か起こしそうな気がします。リリー:まぁメッシは伝説になるやろな。Q. プレー以外でも注目してほしい選手は?A. レスラーみたいな体格のルカクでしょ!リリー:記録に注目したら、クリロナが史上初の5大会連続得点するかどうか?盛山:決めるやろ。パフォーマンスならアフリカのチームがする、ゴール後のダンスが楽しい。身体能力がすごいのはルカクです。体格がサッカー選手じゃないんで。レスラーみたいです。あと、タトゥーもおもろいんですよ。年々増えているスペインのセルヒオ・ラモスとか、めっちゃカッコいいです。他には、ブラジルのネイマールがよくやる、シミュレーションという“コケたふり”が見もの。今年、日本で行われた親善試合でもやっていて(観客は大喜び)、賛否両論あるもののもはやエンターテインメントです。リリー:ファウルをもらうのも技術やね。盛山:ただ、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)があるんで、そのコケが通用するのかどうか。誤審もサッカー文化の一つといわれてますが数は少ないかも。試合が見られるのはここ!【ABEMA】全64試合無料生中継配信。見逃しフルマッチ配信や、ハイライト映像の無料配信もあり【NHK】21試合放送【テレビ朝日系列】10試合放送【フジテレビ系列】10試合放送【DAZN】全64試合ハイライト配信FIFAワールドカップカタール202211月23日(水)22:00日本 vs ドイツ11月27日(日)19:00日本 vs コスタリカ12月2日(金)4:00日本 vs スペイン時間は日本時間見取り図左・盛山晋太郎(もりやま・しんたろう)右・リリー。リリーは高校時代サッカー部に所属。盛山も今年、芸人仲間と草サッカーチームを結成するなど、無類のサッカー好きの二人が今大会の見どころを独自の視点で解説します!※『anan』2022年11月30日号より。写真・日本サッカー協会土佐麻理子(見取り図)Getty Images取材、文・伊藤順子(by anan編集部)
2022年11月23日4年に一度、世界一のサッカーの祭典、FIFAワールドカップがいよいよ開幕!日本戦の中継を担当するテレビ朝日・林美沙希アナウンサーが注目している日本代表選手は、この6人!今回、W杯カタール大会の出場権を獲得するところから日本代表を見てきました。本当に崖っぷちの状態からつかみ取った出場です!海外で活躍している選手も多くいますし、同じチームで一緒にプレーした経験のある選手もたくさんいますので、チームとしてまとまるのではと期待しています。勝ち負けだけでなく、各選手が世界最高の舞台で躍動する姿も楽しみです。精一杯応援しましょう!三笘 薫MF(ミッドフィールダー)W杯出場がかかったアジア最終予選の大一番、オーストラリア戦で2ゴールを決め、日本代表をカタールに導いてくれました。周りの環境に左右されず、黙々と努力できる選手というイメージがあります。武器は相手を一気に抜き去るドリブル。そしてゴールまで持っていく“個の強さ”にも注目してください。堂安 律MF(ミッドフィールダー)16歳のときにガンバ大阪史上最年少でJリーグデビューをし、20歳にして日本代表デビューという華々しい経歴を持つ選手です。そんな堂安選手は自身のことを「究極のカッコつけ」と評し、言葉の端々からプロとしてのこだわりを感じます。プレーだけでなく発言にも注目してほしいです!浅野拓磨FW(フォワード)浅野選手といえば“スピードある攻撃”。前回のロシア大会では本大会メンバーに選ばれず悔しい思いも語っていますが、だからこそ今回のカタール大会に懸ける想いは強くあります。ゴールパフォーマンスのジャガーポーズをワールドカップでも見たいです!権田修一GK(ゴールキーパー)安定感抜群の権田選手。そんな権田選手の言葉で印象的なのが“ゴールキーパーは究極の人助け。味方のミスをなかったことにできる”というもの。そんな権田選手がいるからこそ他の選手も思い切ってプレーすることができます。常に計算をしながらトレーニングに打ち込むストイックな選手です。田中 碧MF(ミッドフィールダー)川崎フロンターレでデビューしたての頃から田中選手のことをよく知る中村憲剛さんは、田中選手について“努力の天才”と言います。その努力があるからこそ、ここぞというときに決める選手!これまでもW杯予選デビュー戦でゴールを決めてきました。はにかんだような笑顔にも注目です!長友佑都DF(ディフェンダー)GKの川島永嗣選手と共に、日本史上初となるW杯4大会連続出場が今大会にかかっています。世界のトップレベルで戦ってきた経験と明るいパーソナリティはチームに欠かせません。ピンチになったときこそ長友選手の存在が重要になってきます。練習中も誰よりも声を出すという長友選手、日本を勝利に導いてくれるはずです。はやし・みさきテレビ朝日アナウンサー。日本vsコスタリカ(11月27日18:40放送)はじめ、同局で放送の試合中継の進行を担当。今回のW杯アジア最終予選の日本戦(ホーム)中継も担当した。大学時代はサッカーサークルのマネージャー。FIFAワールドカップカタール202211月23日(水)22:00日本 vs ドイツ11月27日(日)19:00日本 vs コスタリカ12月2日(金)4:00日本 vs スペイン時間は日本時間※『anan』2022年11月30日号より。写真・日本サッカー協会Getty Images(by anan編集部)
2022年11月23日世界一のサッカーの祭典、FIFAワールドカップがいよいよ開幕!前回、あと一歩のところで届かなかった悲願のベスト8を目指し大会に挑む日本代表、“SAMURAI BLUE”。ここでは、MF・鎌田大地選手のインタビューをお届けします。MF(ミッドフィールダー)・鎌田大地日本代表の攻撃に怖さを加える鎌田大地。司令塔として期待される彼の強みは、どんな相手と対峙しても動じない強じんなメンタル。その背景にあるものとは…。――いよいよW杯開幕です。現在の心境を教えてください。サッカーを始めた頃から夢に見ていた舞台が、26歳というサッカー選手の年齢的にすごくいいタイミングで巡ってきました。個人的にも今シーズンはいいスタートが切れていますし、最高の状態で本大会に臨めると思っています。――昨シーズンはUEFAヨーロッパリーグを制し、今シーズンは世界最高峰の舞台であるUEFAチャンピオンズリーグでゴールを量産しています。世界基準で見ると今の自分の立ち位置は?世界を見たら上には上がいると思いますが、自分としては順調にステップアップできていると思っています。W杯は世界中の人が注目する大きな大会ですし、そこで活躍すれば自分が目指すべき場所に行けるかもしれません。サッカー選手としてすごく大きな舞台になるので、楽しみながらチャンスをモノにしたいと思っています。――ズバリ、自信のほどは?今の自分の力を存分に発揮すれば、いい結果を残せる自信はあります。グループステージは難しい組み合わせになったといわれていますが、そういう相手に勝たないと、世界で日本人の価値を高めていくことはできないですから。自分も、バルセロナに勝ったりして評価が変わることを経験しました。ドイツやスペインは10回対戦して1回勝てるかどうかの相手かもしれないですけど、その1回をW杯の本番で出せばいいだけ。サッカーは本当に何が起こるか分からないスポーツなので、絶対に勝てるとは言えませんが、今の日本代表だったら、いい試合ができるんじゃないかと思っています。――現在、ドイツのブンデスリーガでプレーしています。ドイツ代表には国内の強豪であるバイエルンの選手やヨーロッパのトップクラブでプレーしている選手が多いんですけど、自分としてはビッグネームの選手と対戦しても臆せずに、対等に戦えるんですよね。例えば僕が所属するフランクフルトには、各国の代表選手が10人くらいいて、日本よりも強い国の代表選手もいます。普段からそういった選手たちと争いながらポジションを勝ち取って試合で結果を出しているという自負はありますね。それに自分は小さい頃からマンガの主人公くらいの猛練習をやってきて、誰にも負けない努力をしてきたとも思っているので、それも絶対に結果を出せるという自信につながっています。――日本代表はベスト8以上を目標に掲げています。どのように貢献したいと考えていますか。サッカーの世界では、日本人の価値はまだまだ高くないんです。これから日本がW杯優勝を本当に目指していくのであれば、自分たちが日本人の価値を高めていかなければならないですし、今大会でドイツやスペインに勝ってグループステージを突破すれば世界からの見られ方も変わるはず。今は自分たちの価値を世界に認めてもらう過程だと思うので、とにかく結果にこだわりたい。そのために僕はピッチで違いを出して、チームの勝利に貢献していきたいです。――自分のプレーではどんなところを見てもらいたいですか?僕は特別なものを持ってるわけではないんですけど、すべてにおいてハイクオリティなところですかね。特に抜きん出たものはないですけど、積極的に攻撃に絡む部分に注目してもらえたら楽しんでもらえるかもしれないです。――最後に、本大会に向けた意気込みを聞かせてください。チームとしてベスト8以上に進んで日本サッカー界に新しい歴史を作ることを目指しています。個人としてはその一部分になれるように貢献したいですし、今回のW杯が自分の未来にもつながるように、個人成績にもこだわっていきたいと思います。かまだ・だいち1996年8月5日生まれ、愛媛県出身。アイントラハト・フランクフルト(ドイツ)所属。東山高から鳥栖を経て20歳で渡独。若い頃から世界で活躍するためのビジョンを描いて進化を続けてきた努力家であり、大きな夢を抱く野心家でもある。FIFAワールドカップカタール202211月23日(水)22:00日本 vs ドイツ11月27日(日)19:00日本 vs コスタリカ12月2日(金)4:00日本 vs スペイン時間は日本時間※『anan』2022年11月30日号より。写真・日本サッカー協会Getty Images取材、文・青山知雄(by anan編集部)
2022年11月23日世界一のサッカーの祭典、4年に一度のFIFAワールドカップがいよいよ開幕!前回、あと一歩のところで届かなかった悲願のベスト8を目指し大会に挑む日本代表、“SAMURAI BLUE”から、MF・伊東純也選手のインタビューをお届けします。MF(ミッドフィールダー)・伊東純也スピードに乗ったドリブルを武器に日本のW杯出場に大きく貢献した伊東純也。自身初となる世界の大舞台でも得意のドリブルで“ぶち抜く”という覚悟を固めている。――伊東選手にとってW杯とはどんな大会ですか。小さい頃から見ていた舞台ですし、サッカーをやっている人なら誰もが憧れる場所だと思います。普段サッカーは観ないけどW杯だけは観るという人も多いでしょうし、そういう大会に出場するチャンスを得られたのはすごく光栄なことだと思っています。――記憶に残っている大会や選手を教えてください。2010年南アフリカ大会の本田圭佑選手が一番印象に残っています。デンマーク戦で決めた直接フリーキックですね。ああいう姿にあこがれましたし、自分もW杯でチームの勝利につながるゴールを決めたいと考えています。――今回のアジア最終予選では4試合連続ゴールを挙げるなど、チームを救う活躍を見せました。ここまでの自分の成長については?前回のロシア大会が終わってから日本代表に呼ばれるようになって、ベルギーやフランスへ移籍して様々な舞台で経験を積み重ねたことで、いろいろな部分で成長できていると思います。ドリブルでの仕掛けだけでなく、チャンスメイクの形も増えてきました。――伊東選手が日本代表でゴールを決めた試合は8戦全勝です。(※11月16日時点。)そうなんですか?全く知らなかったです。やっぱり攻撃的なポジションなので、チームを勝利に導くゴールを決められているとしたらうれしいですね。――森保一監督からはどのような指示を受けることが多いですか?攻撃に関しては細かい指示というよりも、ピッチのサイドにうまく張ってボールを受けて、思い切って仕掛けてほしいと言われることが多いですね。――日本で応援している人たちも伊東選手がボールを持ったときの期待感は大きいと思います。やっぱりドリブルで抜いていくところが一番分かりやすいと思うので、そういう場面をたくさん見せたいですね。――特にどんなドリブルを見てもらいたいですか?縦方向にぶち抜いたときが一番スタジアムが沸くんですよね。それが気持ちよくて。自分としては縦にぶち抜いて、そこから内側に切り込んでいくプレーを見てほしいです。ペナルティエリア内で斜めに入っていけばビッグチャンスになりますし、相手がファウルをしないと止められないくらい積極的に仕掛けていきたいですね。――ドリブル突破のイメージから“イナズマ純也”というニックネームもつきましたね。サッカー番組でいくつかの候補から自分で選んだんですけど、大学時代の自分の応援歌に“稲妻”というフレーズがあったので、いいなと思って。そうしたら意外に浸透しちゃいました(笑)。――W杯のグループステージではドイツ、スペインという世界一の経験がある国と対戦します。強い相手であるのは間違いないですね。ボールを持たれる時間が長くなると思うので、日本としては我慢強く守って、奪ったボールをいい攻撃につなげたいです。どんな相手でも自分の役割は変わらないので、サイドからどんどん仕掛けてチャンスメイクしたいと思っています。――日本代表はベスト8以上という目標を掲げています。ご自身の意気込みを聞かせてください。全員の力がうまくかみ合えばベスト8以上に進むチャンスは十分にあると思いますし、僕もチームの目標達成に貢献できるよう、どんどん仕掛けて結果で見せていきたいですね。いとう・じゅんや1993年3月9日生まれ、神奈川県出身。スタッド・ランス(フランス)所属。県立逗葉高から神奈川大へ進み、甲府、柏を経て海外移籍を果たした雑草系アタッカー。持ち前の自然体なスタイルと珍しいキャリアがバラエティ番組で特集されたことも。FIFAワールドカップカタール202211月23日(水)22:00日本 vs ドイツ11月27日(日)19:00日本 vs コスタリカ12月2日(金)4:00日本 vs スペイン時間は日本時間※『anan』2022年11月30日号より。写真・日本サッカー協会Getty Images取材、文・青山知雄(by anan編集部)
2022年11月23日世界的祭典、FIFA ワールドカップ2022(以下、W杯)がついに開幕。国籍、人種、宗教、さまざまな垣根を越えてたった1つのボールを追う姿に見る者すべてが熱狂し、一喜一憂する不思議なパワーを持つサッカー。今回紹介するドキュメンタリーには、そんなサッカーにすべてを賭ける選手たちの思い、サッカーによって翻弄されていく選手たちの姿が映し出され、W杯をいっそう楽しめるサッカーとその選手たちの魅力に迫っている。「キャプテンズ」W杯カタール大会出場を目指す6か国のキャプテンたちの物語2022年W杯に向けた予選が本格化する中、アフリカ、ヨーロッパ、アジアなど6か国の代表チームのアイコニックなキャプテンたちを追うドキュメンタリーシリーズ。アフリカ・ガボンのキャプテンであるピエール・エメリク・オーバメヤンは、フランス代表になることもできたが、父が代表選手だった祖国ガボンでキャプテンマークを付けることを選んだ。第1回大会から全大会に連続出場し、2002年まで5度の優勝を誇るブラジルのキャプテンはチアゴ・シウバ。若い世代に、W杯優勝の歓喜を経験してほしいと願っている。前回大会の準優勝国クロアチアはバロンドール(世界年間優秀選手)受賞経験もあるベテラン、ルカ・モドリッチがキャプテン。今回が最後のW杯になることが予想されている。さらに、レノバン代表のハッサン・マートゥーク。バヌアツ代表のブライアン・カルタク、ジャマイカ代表アンドレ・ブレイクにフォーカス。国を代表するチームのキャプテンたちは、様々なバックボーンやモチベーションを持つ選手たちをまとめつつ、国民の期待と希望をその肩に背負う重圧とも闘う。「誰もがW杯に行けるわけじゃない」という、あるキャプテンの言葉が後を引く。時にはキャプテン自らの闘志溢れるプレーが、チームの士気を上げることも。また、彼ら自身もかつては先人の活躍を見てW杯に憧れた少年であり、家族との対話では素顔がのぞく瞬間もある。今回は、新型コロナウィルスという思いがけない敵と対峙するキャプテンもいる。彼らのリーダーシップや困難に直面したときの心のあり方などには学ぶべき点は多い。なお、W杯に出場する新たな6人のキャプテンを追いかけるシーズン2の配信も予定されている。「キャプテンズ」はFIFA+、Netflixにて配信中(全8話)。「ネイマール:パーフェクト・カオス」混沌(カオス)な選手生活がミニシリーズにブラジル代表にして、世界で最も有名なサッカー選手の1人。スペインのFCバルセロナからフランスのPSG(パリ・サンジェルマン)への移籍金は2億2000万ユーロという史上最高額のネイマール。ヴィン・ディーゼル主演映画『トリプルX:再起動』にゲスト出演したことでも知られ、ピッチ外でも話題に事欠かない。父ネイマール・シニアがマネージャーとなり、二人三脚で歩んできた彼のサッカー人生は、憧れのペレが所属した「サントスFC」での名声に始まり、2010年は「0から100まで経験した」とふり返るようにアイドルのような熱狂的人気を得て、ネイマールというブランドが出来上がっていく。新天地での挫折をメッシに励まされ、栄光を手にしたバルセロナ時代、2014年の自国開催W杯での大ケガなど、昇っては落ち、揺れ動いてきた混沌(カオス)の選手生活をふり返る。メッシやエムバペ、ベッカムらもインタビューに応じており、「キャプテンズ」にも登場したブラジル代表キャプテン・シウバ、そして現在はメッシもサンジェルマンでチームメイトとなっている。「ネイマール:パーフェクト・カオス」はNetflixにて配信中(全3話)。「チャンピオンへの軌跡」W杯の優勝国が勝ち続ける理由に迫る今回で22回目を迎えるW杯だが、これまで優勝カップを手にしたことのある国は8か国のみ。本作では第1回大会の優勝国ウルグアイから、イタリア、ドイツ、ブラジル、イングランド、アルゼンチン、フランス、スペインまで、各国の勝因を実際にプレーしていた選手や監督、歴史家、学者、スポーツジャーナリストたちが当時の映像とともに語り、歴史的、社会的、文化的な側面を包括しながら紐解く。国が違えば、“勝ち方”も違う。それぞれにターニングポイントといえる局面がある。例えば「常勝国」ドイツは二度の世界大戦の後、国内も大きな傷を受けた中で1954年の大会で初優勝し、ベルリンの壁崩壊後の1990年も不屈の精神で優勝を勝ち取った。サッカーに政治を持ち込むなと言われるが、国の歩みと代表チームのメンタリティーやチームワークは決して無関係ではない。「チャンピオンへの軌跡」はNetflixにて配信中(全9話)。「オール・オア・ナッシング」シリーズ名門クラブチームの“勝負”のシーズンに密着“すべて”か“無”か。そんな勝負の世界に生きるプロスポーツチームに密着、普段はなかなか見ることのできないチーム運営の舞台裏を撮影したスポーツドキュメンタリー・シリーズ。「オール・オア・ナッシング ~マンチェスター・シティの進化~」「オール・オア・ナッシング ~トッテナム・ホットスパーの再興~」に続いて、英プレミアリーグから3チーム目の登場となるのが「オール・オア・ナッシング ~アーセナルの再起~」。26シーズンぶりに欧州大会出場を逃した名門フットボールクラブがかつてのようにプレミアリーグでの栄光を取り戻し、欧州大会に再び出場するため、当時39歳の最年少監督ミケル・アルテタのもと若手中心のチームが作られていく。オーバメヤンがキャプテンをはく奪されるなど波乱とプレッシャーが続く中、イングランド代表ブカヨ・サカ、ブラジル代表に選ばれたガブリエウ・マルティネッリらプレミアリーグで最も若いチームが奮闘。日本代表のDF冨安健洋も活躍する今シーズンは、現在のところ首位を走っている。「オール・オア・ナッシング ~アーセナルの再起~」はAmazon Prime Videoにて配信中(全8話)。「FIFAワールドカップ カタール 2022」は日本時間12月19日(月)まで開催中。全64試合はABEMAにて無料生中継されている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年11月23日HUBで元サッカー日本代表、プロサッカー選手と試合を観戦しよう!株式会社ハブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:太田 剛)はHUB渋谷店、HUB新宿区役所通り店にて、元サッカー日本代表選手・プロサッカー選手を招いたサッカー観戦イベントを実施いたします。■イベント概要・2022年11月21日(月)21時30分・開催店舗HUB渋谷店・観戦試合イングランド vs イラン22時 Kick Off・出演MC:武部 柚那さんゲスト:名良橋 晃さん(元サッカー日本代表)HUB渋谷店 : ・2022年11月22日(火)18時30分・開催店舗HUB新宿区役所通り店・観戦試合アルゼンチン vs サウジアラビア19時 Kick Off・出演MC:武部 柚那さんゲスト:河野 広貴さん(プロサッカー選手)平山 相太さん(元サッカー日本代表)HUB新宿区役所通り店 : ■本件に関するお問い合わせ先株式会社ハブ 経営企画部電話:03-3526-8689FAX:03-3526-8691MAIL: ir@pub-hub.com HUB・82ホームページ : 株式会社ハブホームページ : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月21日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「ファーストタッチが思い通りにできない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中、自分の所に来たボールを最初にコントロールする「ファーストタッチ」は、相手を交わすときにも、前方にいる味方にパスをするときにも大事になります。しかし、初心者のうちはその判断が難しいもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、ファーストタッチが上手にできるようになるトレーニングを紹介します。【やり方】<前方にスペースがあるとき>1.目印を2つ置き対面して立ち、親は動かず、子どもだけ2つの目印をぐるぐる回る2.子どもが親の背中を回ったら足元にボールを出す3.子どもは前方にコントロールして目印に向かい、親にパスを返す4.効き足と逆の足で挑戦する<相手がボールを取りに来た場面を想定>1.目印を2つ置き対面して立ち、親は動かず、子どもだけ2つの目印をぐるぐる回る2.親は子どもに向かってボールを転がしたら、追いかける3.子どもはボールを取られる前に左右どちらかに交わす4.相手との距離を見て取りに来るギリギリの所をファーストタッチで大きくずらすなど、試合の場面を想定して動く【トレーニングのポイント】・前にスペースがあるので、ボールをもらったら前に運ぶことを意識。・効き足と逆の足でも挑戦してみる・ボールが来てから動き出すのではなく、ボールを迎えに行きながら動きの中でファーストタッチを行う・足元に止めると相手に引っかかってしまうので、大きく左右に交わすことを意識・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年11月21日サッカーのワールドカップ カタール大会が20日に開幕した。開会式では『ショーシャンクの空に』の名優モーガン・フリーマンのナレーションが流れた後に、本人が登場。「モーガン・フリーマンらしき人の声だなと思ったら本人だった!」「なんでモーガン・フリーマンが?」とツイッターで「モーガン・フリーマン」がトレンド入りするほど話題になった。モーガンは2010年、2022W杯をアメリカで開催するため、オバマ大統領(当時)、ビル・クリントン元大統領と共に招致活動に尽力。アメリカは敗れて開催地はカタールとなったが、モーガンは開会式に出演し、ショーの中で「私たちを結び付けているものは、私たちを分断するものより遥かに大きいのです」などと、尊重や団結の重要性について訴えかけた。Photo by Michael Steele/Getty Imagesまた、BTSのジョングクがダンサーたちを率いてW杯公式サウンドトラックの「Dreamers」を披露。途中からカタールの歌手ファハド・アル・クバイシが加わり、2人は笑顔で握手を交わした。「ジョングク」もツイッターでトレンドになり、「世界に羽ばたいている。感動!」「歴史的瞬間!」「ジョングクが誇らしい」とファンから喜びのツイートが多数寄せられた。Photo by Elsa/Getty Images今回、W杯がカタールで開催されるにあたり、同国でのLGBTQや女性の人権侵害、移民労働者が強いられている過酷な労働などが問題視され、批判が集まっていた。同じくこれを問題視したロッド・スチュワートは、開会式への高額出演オファーがあったものの断ったことを「サンデー・タイムズ」紙に明かしている。モーガンの出演については、好意的なコメントが寄せられる一方で、「失望した」という声も上がった。「FIFA ワールドカップ カタール 2022」の全64試合はABEMAにて無料生中継が決定している。(賀来比呂美)
2022年11月21日ついにFIFAワールドカップカタール2022が開幕!出場国のことを知れば、さらにW杯が楽しめること間違いなし!ぜひクイズにチャレンジしてくださいね♪【世界的に有名なのは…チューリップ、ミッフィー、ゴッホ】この国はどこ?有名な画家はゴッホのほか、フェルメール、レンブラントがいます。もっと身近なところだと、白いうさぎの女の子・ミッフィーがこの国出身です。デザイナーのディック・ブルーナによって1955年にデザインされました。正解は…オランダ王国オランダはヨーロッパ北西部にあり、東はドイツ、南はベルギーと国境を接し、北と西は北海に面しています。ベルギー、ルクセンブルクと合わせて「ベネルクス」と呼ばれていて、運河、チューリップ畑、風車、自転車専用道路で知られる低地の国です。首都アムステルダム国旗の意味国旗の起源は、オランダがスペインからの独立をかけた80年戦争(1568年~1648年)まで遡ります。 蜂起の先頭に立ったオラニエ公の紋章の色がオレンジ、白、青で、オレンジ色は徐々に赤へと変化していったと言われています。 1937年には赤、白、青の三色が正式なオランダの国旗として制定されました。 オマケオランダを語るのに欠かせない人物といえば、ユダヤ系ドイツ人の少女、アンネ・フランクではないでしょうか。1942年、ドイツ占領下のオランダでナチスから逃れるため身を隠しますが、2年後に見つかり、1945年にベルゲン・ベルセン強制収容所で亡くなりました。ナチスの迫害から逃れるため、アンネの一家など8人が隠れ家として住んでいたアムステルダムの家は、「アンネ・フランクの家」いう博物館として今も残されています。【超・歳の差で結婚した大統領】がいる、この国はどこ?トリコロールカラーの国旗はあまりにも有名ですよね。ちなみに、歳の差婚を果たした若き大統領のフルネーム、言えますか?正解は…フランス共和国西ヨーロッパに位置する、中世の都市、アルプスの村々、地中海のビーチを擁する国であり、ファッション、芸術、食文化、どのジャンルにおいても世界中の人々をつねに魅了し続けています。首都パリ国旗の由来3色旗は、通称トリコロール(フランス語で3色の意味)と呼ばれ、フランス革命下、国王の色(白)とパリ市の色(青、赤)が結びついて生まれたそう。オマケ大統領の名前はエマニュエル・マクロン。彼が15歳の時に通っていた学校で、国語の教師をしていたのが当時40歳のブリジット。その時の出会いをきっかけに、マクロン29歳、ブリジット54歳で二人は結婚しました。さすがは「アムールの国」!【オリバー・カーンに聞き覚えは?マヌエル・ノイアーと言えば!】この国はどこ?国技であり、世界屈指のトッププレーヤーを輩出しているサッカー大国はどこでしょうか?なかでもゴールキーパーとして、驚異的な身体能力を活かした攻めのプレーで有名なマヌエル・ノイアーと聞けば、すぐわかる方も多いのでは?少し世代が上の方なら、野性味のあるプレーと風貌で人気選手だったオリバー・カーンもよく知っているでしょう。国内のサッカー界において、最も多くのタイトルを獲得した選手の一人といわれています。正解は…ドイツ連邦共和国ドイツは西ヨーロッパに位置し、森、川、山、そして北海のビーチといった自然の景観に囲まれた国で、その歴史は二千年を超えます。首都ベルリン国旗の意味1990年、東西ドイツが統一され、国旗は西ドイツのものを使用。3色の色は、19世紀ドイツ統一運動の時に学生義勇軍が着ていた黒いマント、赤い肩章、金ボタンに由来しています。オマケ町が東西に分裂されたうえに壁が建設されるという、波乱万丈の歴史を持つベルリン。2019年、その壁が崩壊してから30年を迎えました。ベルリンの壁が撤去され市内中心部には広大な空き地が出現し、その一つであるポツダム広場は再開発され、今では巨大なビジネス・商業エリアになっています。このポツダム広場近くを本拠地としている『ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団』は、世界でも最も傑出したオーケストラの一つとして日本でもファンが大変多く有名ですね。出典元:世界の国旗 出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』あわせて読みたい🌈【ルパン三世の映画の舞台になった小国】この国はどこでしょうか?
2022年11月20日ついにFIFAワールドカップカタール2022が開幕!出場国のことを知れば、さらにW杯が楽しめること間違いなし!ぜひクイズにチャレンジしてくださいね♪【床の上の芸術!ペルシャ絨毯は唯一無二の存在】この国はどこ?ペルシャ絨毯を語るのに必要不可欠な素材といえばウール、そしてすべてが手織りです。 ペルシャ絨毯は、数ある世界最高級品のひとつです。正解は…イラン・イスラム共和国ペルシャ(アラビア)湾にあるイスラム共和国です。国内には、ペルシャ帝国時代の史跡が残っています。首都テヘラン国旗の意味緑はイスラム教シーア派の色、白は平和と友情、赤は共和国憲法発布の色とされています。オマケイランはペルシャ湾とカスピ海に面した大きな国。その国土は日本の4.5倍もあります。「中東は危険」という勝手に作り上げたイメージをもつ方も多いですが、実際には人々は親日的で親切なのだそう。イランは厳格なイスラム教の国なので、その教えに基づいた道徳教育が徹底されています。ゆえに、旅行者が犯罪に巻き込まれることは少ないのだとか。また地元の若者たちがチャイハネ(喫茶店)に集まり、お茶を飲みながら人々と触れ合うなど、厳しい戒律に縛られているのとは違う、今どきの風景も街角で見られるのがイランの魅力ともいえそうです。【2022年世界陸上&MLBオールスター・ゲーム開催】この国はどこ?よく知られているこの国旗。そしてスポーツファンならすぐわかるビッグイベント開催の国です。今年の世界陸上は、オレゴン州・ユージーンで開催されました。また、ロサンゼルスで開催されたMLBオールスター・ゲームでは、二刀流・大谷選手の活躍が注目されました。正解は…アメリカ合衆国大陸の北西部に位置するアラスカ州や太平洋のハワイ州も含め、50の州と1つの特別区からなる連邦共和国です。アメリカの名前の由来は、コロンブスより少し遅れて渡航したイタリアの航海者アメリゴ・ヴェスプッチの名にちなんだ呼称。首都ワシントンD. C.国旗の意味50の星は現在の州の数、13の赤白の 条すじは独立時の州の数を表わしています。星と条でできているので星条旗せいじょうきとも呼ばれています。初代大統領ワシントンは「星は天を、赤は母国なるイギリスを、赤地を横切る白い条は母国イギリスからの独立を表す」と表現したそう。オマケ今年注目のハリウッドニュースといえば、米歌手・女優のジェニファー・ロペスさんと俳優ベン・アフレックさんの結婚ですよね。2002年の出会いから20年、婚約解消後、それぞれ別の人との結婚・離婚を経て、ようやくゴールインされました♡【歌手のシーア、モデルのミランダ・カー】とくれば…この国はどこ?ヒュー・ジャックマンやニコール・キッドマンといった大物ハリウッドスターを多く輩出している国。動物ならカンガルーやコアラがあまりにも有名です。正解は…オーストラリア連邦インド洋と太平洋に囲まれた国です。主要都市のシドニー、ブリスベン、メルボルン、パース、アデレードはいずれも沿岸部にあります。首都キャンベラ国旗の意味左上のユニオンジャック(イギリスの国旗のこと)はイギリスとの歴史的な結び付きを、右半分にある4個の七芒星(しちぼうせい、七つの頂点がある星型多角形)と1個の五芒星は南十字星(サザン・クロス)をかたどったもので、オーストラリアが南半球にあることを表しています。左下の大きな七芒星は「連邦」を表すとともに、オーストラリアの6つの州と特別地域(北部準州、オーストラリア首都特別地域などを含む)を表しているそうです。オマケ日本は、オーストラリアの主要輸出品であるエネルギー資源や鉱物資源を主に輸入しています。そして輸入した資源を活かして製造する自動車、加工品を主に輸出。つまり日本とオーストラリアは補完関係にあり、貿易相手国として相性が良いのだそう。オージー・ビーフはオーストラリアを代表するブランドとして世界中に出荷されていて、日本のスーパーでもすっかりおなじみになりましたね。出典元:世界の国旗 出典元: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』あわせて読みたい🌈ラグビー代表チーム【オールブラックス】が所属する国、といえばどこ?
2022年11月19日4年に1度開催されるFIFAワールドカップのカタール大会(以下、W杯)。中東で初めての開催地となったカタールは、アジアやヨーロッパとの合作映画が数多く、日本にも紹介されている。その中から5作品をピックアップした。W杯が開催されるカタールって?今回の開催地カタール国は、アラビア半島からペルシャ湾に突き出たカタール半島に位置する首長国。首都はドーハ。1971年にイギリス保護領から独立した。公用語はアラビア語。人口は266万人(2021年10月、カタール庁統計)。国土の大部分は砂漠で、緯度上では沖縄本島の南端から台湾北端ほどの位置にあたり、面積は11.427平方kmと秋田県よりやや狭いくらいの広さ(在カタール日本大使館HPより)。時差は日本より6時間遅れとなり、日本代表の第1戦ドイツ戦キックオフの11月23日16時は日本時間の22時にあたる。また、「ドーハの悲劇」という言葉を聞いたことがある人も多いかもしれない。1994年開催のW杯アメリカ大会出場を目指したアジア最終予選の最終戦、ドーハのアルアリ・スタジアムで行われた対イラクの試合でロスタイム中に同点に追いつかれ、あと一歩のところでW杯初出場を逃したことから、そう呼ばれる。当時の日本代表メンバーだった森保一監督が、今回の代表チームを率いている。『旅のおわり世界のはじまり』日本・ウズベキスタン・カタール合作/2019年主演に前田敦子、共演に加瀬亮、染谷将太、柄本時生らを迎え、シルクロードの中心地・ウズベキスタンで全編ロケを行った『スパイの妻』『散歩する侵略者』の黒沢清監督作品。テレビ番組リポーターの主人公・葉子が番組のクルーとウズベキスタンを訪れ、自分はこのままでいいのか、本当は何がしたいのか、心迷いながら異国の地での取材に奮闘する。前田さんは美しい装飾の施された日本人縁の「ナボイ劇場」での交響楽団の伴奏に合わせた歌唱に加え、クライマックスでは標高2,443mの山頂で、アカペラで「愛の賛歌」を熱唱した。『パピチャ未来へのランウェイ』フランス・アルジェリア・ベルギー・カタール合作/2019年アルジェリアに育ち、内戦下に家族とフランスに移住したムニア・メドゥール監督自身の経験から生まれた作品。カンヌ国際映画祭ある視点部門に正式出品され、アカデミー賞国際長編映画賞のアルジェリア代表となったが、本国では上映禁止に。1990年代のアルジェリア。ファッションデザイナーを夢見るネジュマ(リナ・クードリ)は、イスラム原理主義の台頭のなか、自由と未来と尊厳のために大学でのファッションショー開催を目指す。そんな“パピチャ”(愉快で魅力的で常識にとらわれない自由な女性)たちの闘いは必見。『MEMORIA メモリア』コロンビア・タイ・フランス・ドイツ・メキシコ・カタール合作/2021年ティルダ・スウィントンを主演に迎えた、『ブンミおじさんの森』などで知られるタイの名匠アピチャッポン・ウィーラセタクンの監督最新作。本作で初めてタイ国外、南米コロンビアで撮影し、カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した。監督が実際に体験した「脳内爆発音症候群」をもとにティルダを念頭に当て書きされた主人公ジェシカは、あるときから自分にしか聞こえない不可思議な【音】に悩まされるように。ジェシカが【音】に導かれるように彷徨い、考古学者や魚の鱗取り職人らと出会ううちに予想もしない境地へと物語は向かう。『ミッドナイト・トラベラー』アメリカ・カタール・カナダ・イギリス合作/2019年タリバンから死刑宣告を受けた映像作家ハッサン・ファジリが、妻と2人の娘を連れてアフガニスタンから脱出、ヨーロッパを目指す5600kmのもの旅を3台のスマートフォンで撮影したセルフドキュメンタリー。サンダンス映画祭ワールドシネマドキュメンタリー審査員特別賞など多くの賞に輝く。砂漠や平野、山を越え、荒野を彷徨う、その旅は命がけ。撮影できることが、生きている証となる。故郷を追われて難民になるとはどういうことか、その現実を容赦なく突きつける。『ハウス・イン・ザ・フィールズ』モロッコ・カタール合作/2017年弁護士を夢見る少女ハディージャとその姉のファーティマは、モロッコの山奥で暮らすアマズィーグ人の姉妹。ある日、ファーティマが学校を辞めて結婚することに。ハディージャは大好きな姉と離れる寂しさを感じ、自分も姉と同じ運命を辿るのかと不安を募らせていく。世界的建築家ザハ・ハディドを叔母に持つタラ・ハディド監督が、7年にわたって現地に通い、彼らと寝食をともにしながら親密な距離感でとらえたドキュメンタリー作品。女性やLGBTQ、外国人労働者などの人権問題の観点から批判・抗議が相次いでいる今回のW杯。少なくとも今回紹介した映画には、いま懸命に闘い、前を向いて生きようとする者たちの姿(主に女性たち)が収められている。「FIFAワールドカップ カタール 2022」は現地時間11月20日(日)より開幕。全64試合はABEMAにて無料生中継が決定している。(上原礼子)■関連作品:旅のおわり世界のはじまり 2019年6月14日よりテアトル新宿、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開Ⓒ2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINOハウス・イン・ザ・フィールズ 2021年4月9日よりアップリンク渋谷、アップリング吉祥寺ほか全国にて公開ミッドナイト・トラベラー 2021年9月11日よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて公開©UNITED PEOPLEMEMORIA メモリア 2022年3月4日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開©Kick the Machine Films, Burning, Anna Sanders Films, Match Factory Productions, ZDF/Arte and Piano, 2021.
2022年11月18日歌手で俳優の木村拓哉が出演する、日本スポーツ振興センター(JSC)・WINNERの新CM「WINNER サッカー」編が、14日から放送される。新CMで、木村は中華料理店に登場。「WINNER」で勝敗予想をしている試合が店内のテレビで流れ、注文したチャーハンそっちのけで応援に熱が入る。その後もレンゲを片手に、監督のような指示を出しながら試合に釘付け。ゴールが決まると歓声を上げ、周囲の客とハイタッチをする。撮影では、試合展開に合わせて「あー、惜しい!」とのけぞるなど、体全体で表現した木村。カットがかかると、「うるさすぎません? 大丈夫ですか?」と監督に尋ねる場面も。しかし、監督から「そのうちみんな(店内のお客さん)ものってきて、ワンチームになるから」と声をかけられると、「迷惑かと思った! 自分の家のように応援しているから(笑)」と安堵の表情を見せていた。
2022年11月14日いよいよ日本代表メンバーも決定し、日本時間11月21日からと開催が迫った「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。そこで気分を盛り上げるべく、感動のチームプレイや、挫折と成長を描き(少々ピリ辛のユーモアも)、胸が熱くなり笑顔になれるサッカードラマやドキュメンタリー、映画をピックアップ!「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」アメフトコーチがプレミアリーグに!?アメフトのアマチュアコーチがひょんなことから、イングランドのプロリーグ<プレミアリーグ>のリッチモンドの監督に就任!?選手や熱烈ファンが反発する中、テッドは通じないアメリカンジョークを連発し、どこまでも前向きでマイペース。ピッチの上よりも裏側の物語が重要で、サッカーではなく「フットボール」、サッカーシューズではなく「ブーツ」と呼ぶなど、英米のカルチャーギャップもコミカルに取り入れたスポーツ・コメディの傑作。主人公テッド・ラッソを演じるジェイソン・サダイキス自ら手掛けたドラマシリーズは、本年度エミー賞で20部門にノミネート、コメディ・シリーズ部門作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞と主要賞を獲得した。「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」シーズン1・2はAppleTV+にて配信中。「ベッカムと弱小キッズチーム」スターが自身の原点へプレミアリーグが生んだスターにして元イングランド代表、『ベッカムに恋して』(2002)でも憧れの存在となったデヴィッド・ベッカムが、自身の原点であるロンドン東部で、少年時代に実際にプレーしていたエコー・プレミア・リーグに所属する「ウェストワード・ボーイズ」の指導にあたるドキュメンタリーシリーズ。シーズンを通じて1勝もしておらず、リーグ最下位で降格の危機に直面する弱小サッカーチームのため奔走するベッカム。練習方法や技術だけではなく、自身のかつての姿とも重なる子どもたちの相談に答えながら共に学び、協力し、人間力を育むことや、チームワーク、コミュニティの大切さなどを伝えていく。「ベッカムと弱小キッズチーム」は11月9日(水)よりディズニープラスにて独占配信。映画『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』こんなサッカーも楽しい!『ウォレスとグルミット』『ひつじのショーン』などでお馴染み、アカデミー賞常連のイギリスのアードマン・アニメーションズ制作によるストップモーション・アニメ。石器時代から青銅器時代に移り変わるころ、少年ダグとその仲間たちは暴君ヌース卿に奪われた大切な故郷を取り返すため、まさかのサッカーで戦いに挑む。アメイジングなゴールシーンは必見!主人公ダグをエディ・レッドメイン、ヌース卿をトム・ヒドルストン、サッカー好きな少女グーナをメイジー・ウィリアムズ、部族の長老ボブナーをティモシー・スポールなど、英国のオールスターキャストがボイスキャストを担当、日本語吹替版も梶裕貴、大塚芳忠、沢城みゆきら豪華声優陣が揃った。『アーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~』はAmazon Prime Videoなどにてレンタル配信中。映画『クイーンズ・オブ・フィールド』女性たちがサッカーで立ち上がるフランス北部のサッカーが盛んな町クルリエール、90年の歴史を持つ「SPAC」はチーム存続の危機の中で乱闘騒ぎを起こしてしまい、選手全員が出場停止に。このままでは町にも大打撃となってしまう。その窮地を救うべく立ち上がったのが、選手の妻たちや女子高校生、シングルマザー、女性警官たち。ボールを追いながら輝く女性たちの一方、「家事や育児は1人ではできない」とか言い出す留守番夫たちをはじめ、女性蔑視を軽やかなユーモアであぶり出す。女子サッカーのフランス代表選手も出演しており、サッカーシーンは臨場感たっぷり。『クイーンズ・オブ・フィールド』はAmazon Prime Videoにて配信中。映画『コッホ先生と僕らの革命』青春サッカー映画の金字塔「FIFA ワールドカップ」4度の優勝を誇るサッカー強豪国であり、今回、日本代表の1次リーグ最初の対戦相手となるドイツ。本作は、第一次大戦前、ドイツに初めてサッカーを紹介した実在の人物である英語教師コンラート・コッホと生徒たちとの交流を描く。コッホ先生を演じるのは、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」や『イングロリアス・バスターズ』のダニエル・ブリュール。反英感情が強く、規律厳しい名門校の親たちからも反発を受ける中、フェアプレイの精神やチームプレイの大切さなども教えるコッホ先生。ピッチの上でたった1つのボールを追うことは、あらゆる分断を超えていく。『コッホ先生と僕らの革命』はAmazon Prime Video、U-NEXTにて配信中。なお、「FIFA ワールドカップ カタール 2022」の全64試合はABEMAにて無料生中継が決定している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:コッホ先生と僕らの革命 2012年9月15日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開© 2011 DEUTSCHFILM/CUCKOO CLOCK ENTERTAINMENT/SENATOR FILM PRODUKTIONアーリーマン ~ダグと仲間のキックオフ!~ 2018年7月6日よりTOHOシネマズ 上野ほか全国にて公開© 2017 Studiocanal S.A.S. and the British Film Institute. All Rights Reserved.クイーンズ・オブ・フィールド 2021年3月19日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2019 ADNP – KISSFILMS – GAUMONT – TF1 FILMS PRODUCTION – 14EME ART PRODUCTION – PANACHE PRODUCTIONS – LA COMPAGNIE CINÉMATOGRAPHIQUE
2022年11月11日サッカー日本代表として、日韓W杯に出場した森岡隆三さん。現役時代はクレバーな守備が光るDFとして、清水エスパルスや京都サンガで活躍しました。引退後は京都サンガU-18やガイナーレ鳥取の監督を経て、現在は清水エスパルスの「アカデミーヘッドオブコーチング」として活動中です。選手として、監督として、そしてアカデミーでの経験も豊富な森岡さんに「保護者のあり方」について、話をうかがいました。(取材・文鈴木智之)日韓W杯には代表のキャプテンとして出場した森岡隆三さん<<前編:元日本代表に聞く、サッカーで成長するための目標の立て方とサッカーノートの書き方サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■サッカーをする目的がプロになることだけ、なのはよくない森岡さんは、元プロサッカー選手として、サッカーをするお子さんを持つ父親として、子どもと向き合う際に大切なのは「期待はしても、押し付けはしないこと」だと言います。「僕はいま、清水エスパルスのアカデミーに関わっていますが、1学年10人の選手がいたとして、その中からプロになれるのは1人か2人です。それぐらい狭き門なのですが、親というのは『うちの子に限って大丈夫』『プロになれる』と思ってしまいがち。まずはその気持ちを手放すことから始めるといいと思います」さらに「サッカーをする目的が『プロになること』だとしたら、あまり良くはないのではないでしょうか」と優しく語りかけます。「サッカーをする中で、目標の一つが『プロになること』であればいいのですが、僕自身サッカーをする目的は、人生を豊かにするための学びを得ることだと思っています。僕はプロになって、日本代表にもなりましたが、プロサッカー選手でいたのは15年です。人生という長い目で見ると、サッカー選手でいる以外の時間の方がはるかに長いわけです」だからこそ「サッカー選手になることだけが、目標になってはいけない」と言葉に力を込めます。「大切なのは、人として成長すること。育成年代の選手には『アカデミーを卒業するまでは、次のステージへの準備期間だからね』と伝えています。ジュニアであれば、ジュニアユースへの準備期間。ユースであればプロもしくは大学、社会人への準備期間です」■その子なりのやり方、スピードを理解して課題克服のプロセスを踏ませよう森岡さんは桐蔭学園時代、後に東京ヴェルディの総監督を務めることになる、李国秀さんの指導を受けていました。そのときの言葉を、いまでも覚えているそうです。「桐蔭学園に入学した当初、李さんに『高校サッカーの目的はなんだ?』と聞かれました。そこでみんなが『日本一になること』と答えたのですが、『それは違う。高校で日本一になったからといって、一生食べているわけではない。そうじゃなくて、大学や社会人、プロなど次のステージに行くために、準備する期間だろう』と言われました」その言葉で目から鱗が落ちた森岡さん。アカデミーで自身が接する選手たちにも、そう伝えていると言います。「清水のアカデミーには『勝ち負け以上の価値の創造』というフィロソフィーがあります。育成で大切なのは『問題から課題をみつけて、克服していく力』です。保護者の方にアドバイスをするならば、プロになることだけを見据えるのではなく、その子なりのやり方、スピードを理解してあげて、自分の力で課題を克服していくプロセスを踏ませてあげることが大事なのだと思います」子ども自信が効果を実感!成長できるサッカーノート>>■現役引退後も成長を続けることの大切さを学んださらに、こう続けます。「課題を克服する経験を積むことで、次のステージに進み、問題が起きたときに立ち向かうことができたり、道を切り開けるようになるのではないかと思います」その結果として、目標であるプロサッカー選手になれたのなら素晴らしいことです。森岡さんはプロの先輩として、現役引退後、「成長し続けることの大切さ」を、身をもって体験したと言います。「清水の監督をしていたオズワルド・アルディレスに聞いたことがあります。『僕より上手な選手がいたのに、なぜ試合で使ってくれたのですか?』と。そうしたら『答えは簡単だ。隆三は成長を続けていたからね』と言ったんです。そのときに、成長を続けることの大切さに、改めて気がつきました」■親は子どもの背中を押してあげるけど、与えすぎない。バランスが大事森岡さんは清水エスパルスのアカデミーに携わるようになってからも、選手の成長過程、プロセスに目を向けているそうです。「例えばジュニアユースからユースに上がる選手を選ぶときに、同じぐらいの実力の選手であれば、そこまでのプロセスを見ます。3歩進んで2歩下がろうが、1歩ずつでも成長してきているというプロセスやマインド、メンタリティが大事だと思っているからです」森岡さんは「困難に当たったとき、克服していくためには"グリッド"と呼ばれる、やり抜く力が大事になるのではないでしょうか」と話し、次のように語りかけます。「親の関わり方は、指導者と似ているところがあると思っているのですが、背中を押してあげながらも与えすぎない。このバランスが重要なのだと思います」■サッカーしすぎてケガを負うことも。保護者が目を配ってあげよう最後に、サカイク読者の保護者に向けて、こんなアドバイスをくれました。「保護者がサポートできるのは、睡眠と栄養です。僕は子どもの頃にサッカーをしすぎて、後に影響が残るケガをしました。サッカーのやりすぎなどは、子ども自身はわからないし、好きで楽しければやりすぎてしまうこともあるので、そこは保護者が目を配ってあげた方がいいところかなと思います」インタビュー中、「チームと家庭が一緒になって、選手を育てていく環境が理想」と話していた森岡さん。これからもアカデミーヘッドオブコーチングとして、清水のアカデミーからトップへ、そして世界へ羽ばたいていく選手の育成に力を注いでいくとのこと。今後のアカデミーの飛躍と、森岡さんの活動に注目です。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2022年11月10日●ABEMA FIFA ワールドカップ サポーターイレブンに就任4年に一度のサッカーの祭典「FIFAワールドカップカタール2022」が11月20日に開幕する。全64試合無料生中継するABEMAとともに大会を盛り上げる「ABEMA FIFA ワールドカップ サポーターイレブン」に就任した歌手のLiSAと女優の高橋ひかる(※高ははしごだか)に、意気込みやサッカーに関するエピソードを聞いた。「ABEMA FIFA ワールドカップ サポーターイレブン」には、2人を含め、格闘家の武尊、元サッカー日本代表の中澤佑二、お笑いコンビ・霜降り明星のせいや、YouTuberの平成フラミンゴ、今年8月にABEMA公式アナウンサーに就任した貴島明日香ら11組が決定。大会関連番組への出演のほか、SNSキャンペーンなどの特別企画に参加する。また、LiSAの楽曲「一斉ノ喝采」が、ABEMA・テレビ朝日「FIFAワールドカップカタール2022」番組公式テーマソングとなっている。――「ABEMA FIFA ワールドカップ サポーターイレブン」への就任を聞いた時の感想を教えてください。LiSA:私はテーマソングも担当させていただいていることもあり、すごく気合いが入っていたので、サポーターイレブンへの就任を聞いたときは光栄でした。高橋:私は以前、お仕事で高校サッカーに関わった機会がありましたが、サッカーがすごく詳しいわけではないので、そんなに詳しくないけど気になるなという方たちとも一緒に応援できるよう、元気いっぱい頑張りたいと思います。――高橋さんは、幼少期にバレーボールやバスケットボールを経験されていたとのことですが、サッカー観戦の経験はありますか?高橋:小学校の6年間ずっと好きだった人がサッカー部で、スポーツに一生懸命打ち込んでいる姿が素敵で、校庭でやっているサッカーを見たり、試合を見に行ったりしていました。プロチームの観戦はテレビでしか見たことがないので、スタジアム観戦の緊張感や熱気を感じてみたいです。――スポーツのどんなところに魅力を感じていますか?高橋:自分との戦いもありますし、チームが一丸とならないと点につながらない。全国高校サッカー選手権大会の応援マネージャーを務めた際、選手・監督・マネージャーさんなどいろんな方を取材し、チームの空気感がすごくプレーに出るなと感じました。また、サポーターも一丸となって楽しめるところがスポーツの楽しいところだと思います。――LiSAさんに質問です。ABEMA・テレビ朝日「FIFAワールドカップカタール2022」番組公式テーマソングである楽曲「一斉ノ喝采」公開後に、周囲からどんな反響があったか教えてください。LiSA:「よくやったね」と褒められました(笑)。サッカーのことをイメージして制作したので、みんなで合唱したり手拍子をしたり、会場が一丸となって一つになることができる楽曲として褒めてくださったのかなと思います。――歌詞に関するエピソードも教えてください。LiSA:一文一文、大切な思いを込めてつくっています。「昨日をはみ出せよ」という言葉から制作し始めました。みんな昨日までの自分を超えてその先をつかみにいく、1秒先の未来をつかみにいくことをしていると思い、昨日をはみ出して自分自身を超えていくという歌詞にしました。――高橋さんは、LiSAさんの楽曲「一斉ノ喝采」を聴いてどのように感じましたか?高橋:イントロのギターからゾクゾクして、試合前のワクワクする感じもありました。歌詞もLiSAさんの歌声もパワフルで逆境をも乗り越えられる、苦しい場面もワクワク感も全部表現されていて、サポーターやプレーヤーにも届くような力強いメッセージが込められていると感じました。歌詞の後半で、サッカーボールに見立てた「過去も未来も~迷わず蹴り飛ばせよ!」のワンフレーズがめちゃくちゃカッコよくて、すごくリピートしています。――LiSAさんは、パリ・サンジェルマンの試合を観戦されたそうですが、生の観客の熱気などいかがでしたか?LiSA:会場の熱気や愛情、そしてその場にいる皆さんの興奮が伝わっていきました。私自身、スタジアムに入場する時のワクワクをすごく感じましたし、選手が1人ずつ入場する際はアベンジャーズみたいで、オープニング場面を観ているような感じがしました。サッカーは詳しくないですが、私なりに選手のことを調べて会場に向かったので、選手がボールを持っている姿や、メッシやネイマールが話しているだけで「キャー!」と興奮しました。●高橋ひかる、LiSAのテーマソングに「ワクワクが止まらない」――LiSAさんと高橋さんは2020年にラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』で共演されていますが、久々にお会いした印象を教えてください。LiSA:(高橋さんは)もともとお綺麗な方ですが、一段と素敵な女性になられたと思いました。高橋:私はカラオケでLiSAさんの楽曲を歌ったり、もちろん共演前からずっと知っていたので、(お会いした時には)「楽曲聴いてます」と直接お伝えしたくらいでした。また、今回のテーマソングがLiSAさんの楽曲だなんてワクワクが止まらなくうれしいです。――2年前の共演以降、お会いするのは今回が初めてでしょうか。高橋:初めてです。LiSA:(高橋さんの)SNSはずっと見てます(笑)――共演時のエピソードを教えてください。高橋:LiSAさんが優しすぎて……。ラジオのイベントでしたが、すごく緊張していてLiSAさんに話しかけられない時に、LiSAさんが優しく一緒に写真を撮ってくださったり話しかけてくださったりして、女神かなって思いました(笑)。美しいだけではなく、温かい人柄も何もかも惚れてしまいました。LiSA:楽曲を聴いてくださっていると話してくれて、すごくうれしかったです。写真も撮らせてもらいましたよね、セーラー服で(笑)――「ABEMA FIFA ワールドカップ サポーターイレブン」のテーマは、“垣根を越えたさまざまなジャンルで活躍し、新しい力で時代を切り開いていく各界のトップランナー”です。ご自身が新しいことに挑戦して道を切り開くときに、壁に直面した経験はありますか? また、そのときの乗り越え方を教えてください。LiSA:私はずっとロックが好きで音楽をやっていました。アニメの作品に初めて関わったときは、今まで勉強したことのないジャンルだったので猛勉強しました。プレッシャーやファンの方への敬意の払い方も試行錯誤しましたが、自分なりに愛することや尊敬することを直に伝え、音楽に込めることで解消していきました。高橋:「国民的美少女コンテスト」でデビューしたので、周りからは女優になるのではと思われていました。お仕事の内容も正統派なものが多かったですが、本当はバラエティが好きで、関西弁の自分を出したら世間のイメージと変わってしまい、そこにギャップを感じて苦しかったときもありました。でも今では、自分らしさを貫いてバラエティに挑戦させてもらったり、好きなラジオをやったり、少しずつ自分を開放していくことでコンプレックスが解消でき、自分らしくいることはすごく大事だと改めて思いました。――最後に、「ABEMA FIFA ワールドカップ サポーターイレブン」としての意気込みや視聴者へのメッセージをお願いします。LiSA:私はテーマソングにすごく想いを込めましたが、これから始まっていくこの試合を皆さんと同じ気持ちでワクワクしながら応援したいと思います。高橋:私も今からワクワクしていますが、世界中のサッカーを応援する皆さんと全試合無料で観られるのは貴重なことだと思うので、皆さんと一緒にサッカーを楽しみたいでし、もっとサッカーについて知りたいと思います。(C)AbemaTV, Inc.高橋ひかる衣装:オーガンジーブラウス、パネルドレス/ともにenasスタイリスト:宇田川彩子
2022年11月10日プロサッカー選手の本田圭佑が、ABEMAで配信される「FIFA ワールドカップ カタール 2022」にて、日本代表のグループステージ全3試合と準決勝・決勝の試合を現地から解説することが9日、発表された。グループEに属する日本代表の試合は、今月23日22時からのドイツ戦、今月27日19時からのコスタリカ戦、12月2日4時からのスペイン戦の全3試合。準決勝は12月14日4時から、決勝は12月19日24時から実施される。現地カタールから解説を行う本田は「話したいことが多すぎて、整理するのが難しいです。それだけFIFAワールドカップは、僕にとって大きい存在だということではあるので、日本代表を応援してくれている皆さんと今回は選手としてではなく、1ファンとして全ての感情を分かち合いたいなと思っています。解説は初めてなので何をしゃべればいいのか分からないですが、これまで通り自分の考えをできるだけストレートに皆さんにお伝えできればと思っています!」とコメントを寄せている。(C)AbemaTV, Inc.
2022年11月09日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「動いている味方にパスを出すことができない」を克服するトレーニングをご紹介します。サッカーの基本動作であるパス。試合中は、動いている味方にパスを出すことが多いもの。しかし、初心者のうちは練習で行う対面パスはできても、試合中に動いている味方に向かって、「どこに」「どのぐらいの強さで」パスを出せばいいか、感覚が分からないもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、見方が動いた先にパスできるようになるトレーニングを紹介します。【やり方】1.親子が数メートル離れて横並びになり、お互いに前に走る。相手が走る少し先にボールを投げ、それを手でキャッチ2.慣れたら足で行う。相手の動きを見て少し前にボールを出す3.いろんな方向に動きながら、ドリブルとパスを入れる広い場所が使えるときは、お互いの距離をもう少し離して速く強いパスを出すシチュエーションを作ったりして試合の状況に近づける【トレーニングのポイント】・最初は手でボールを投げ、スピードに合った距離感をつかむ・足元にボールを投げてしまうと、受け手の動きが止まってしまう。動いている先をめがけてボールを出す・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年11月08日自分で準備をしない、自分からやりたいと言って始めたのにやる気が感じられない、上手くなりたいという割には自主練をしない......。など、子どものサッカーの悩みでよく聞かれることです。それ以外にも、サッカーと勉強の両立など保護者の皆さんがひそかに悩んでいることもあるのではないでしょうか。先日サカイクでは、お子さんの「サッカー以外」の悩みについてツイッターでアンケートを実施いたしました。その結果をご紹介いたします。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!一位はやはり「ゲーム・ネットに夢中、長時間のゲーム」(37.1%)でした。小学生がゲームに熱中するのは今に始まったことではありませんが、最近は家庭や学校でもパソコン、タブレットに触れる機会があったり、親御さんのスマートフォンを使ってゲームやインターネットをする子も増えているようで、長時間使用が気になる保護者が多いという結果になりました。次いで多かったのは、「勉強との両立」(30.6%)。サッカーが好きで夢中になるのはいいことですが、勉強もしっかり取り組んで欲しいという親心の表れでしょう。お子さんが将来どんな道に進むにしても、学問を修めることや探求心をもって主体的に学びを深める経験は役に立つものです。保護者の皆さんも人生の先輩として、ご自身の経験から子どもたちにはサッカーも大事だけれども、勉強との両立もしてほしいと願うのは当然のことかと思われます。「チームメイト、友達関係」(14.5%)も、チームによっては保護者の悩みになります。サカイクで保護者の方にお話を伺う際も、上手い子が下手な子をバカにした言動を取る、「下手だな」など直接言われる、レギュラーと補欠に溝がある、学校でも同級生なので普段からサッカーが上手い子たちに萎縮している、といったこと等があると聞きます。子どもは直接的な表現をすることもあり、ときに残酷です。そのような言動に子どもが傷ついていたり、自信を無くしていることに悩んでいらっしゃるということだと思われます。ほかにも保護者の方にお話を伺うとこのような声を聞きます。・家にいるとゲームばかり・ネットで友達とひっきりなしにやり取りしている・タブレットとパソコンの2台を駆使してチャットしながらゲーム実況を見るなど、器用だなと感心する反面、依存しないか心配でもある・勉強との両立が不安・サッカーに夢中すぎて勉強に興味が向かないのが悩み・チームメイトに萎縮しており、学校でもその子たちに気を使っている・おとなしい性格で、コミュニケーション能力が高くないいかがでしょうか。普段学校の保護者やチームの保護者と話す際にも話題になることがあるかもしれませんが、よそのご家庭でも同じような悩みがあるんだと少し安心した方もいるかと思います。今回一番多かった「ゲーム・ネットに夢中、長時間のゲーム」については、ゲームやインターネットに依存してしまうことや、リアルな対人コミュニケーションが苦手になってしまうのでは、という心配がある一方で、本人が楽しんで通っていて、デジタルから離れる場所である「サッカー」があってよかった、という声も少なくありません。サッカーというスポーツの良さを改めて感じていらっしゃる親御さんもいるようです。ただし、サッカーをやりすぎると満足して向上心がわかなくなったり、燃え尽きてしまうこともありますので、「またサッカーをしたい」といった余白を残してあげることが子どもが楽しんでサッカーに行くために大事なことです。サッカーが大好きな子どもたちの中には、満足するまで練習したい子も多いと思いますが、その辺は親御さんがブレーキをかけてあげるようにしましょう。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2022年11月07日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「サッカーの基本動作習得が難しい」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中は、前後左右への動きがあります。相手の動きを見てドリブルなど縦に動くときもあれば、足元でコントロールしながら横に動いて交わすことも。しかし、初心者のうちはどの動きがどのプレーにつながるかわからないもの。最初のうちは相手のプレーをマネすることが動きの習得につながるのです。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、試合で使ういろんな動きの基礎を身に付けられるトレーニングを紹介します。【やり方】1.目印を5つ置き、親と子の間にラインを設置2.ドリブルをしながら目印を持って相手の陣地に置く。一定時間でたくさん置いた方が勝ちというルールを設定し、親子で競争3.動きに慣れたら、ドリブルしながら相手の背中をタッチし、触られた方は5秒停止などのゲーム性を持たせるなどレベルアップ【トレーニングのポイント】・強く蹴るとボールが遠くに行ってしまい、弱すぎると動きがスローになるので力加減と蹴る方向を意識・背中をタッチされないよう、顔を上げて体の向きも意識する・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年11月01日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「サッカーの基本動作習得が難しい」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中は、前後左右への動きがあります。相手の動きを見てドリブルなど縦に動くときもあれば、足元でコントロールしながら横に動いて交わすことも。しかし、初心者のうちはどの動きがどのプレーにつながるかわからないもの。最初のうちは相手のプレーをマネすることが動きの習得につながるのです。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、試合で使ういろんな動きの基礎を身に付けられるトレーニングを紹介します。【やり方】1.親子で対面して立ち、ボールを手でバウンドさせる。相手の動きに合わせて高さや使う手を変える2.できるようになったらボールを地面に置いて足裏でボールタッチ、転がしながら横に移動など、足でボールを扱う3.横に動いたり、縦に動いたりしてボールを動かしながら行う【トレーニングのポイント】・親と子の距離感を保つ・常に顔を上げ、親の動きをよく見てマネする・ボールを扱う高さやスピードも合わせる・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年10月28日近鉄グループである近畿車輌は、2017年5月から2021年2月にかけて、カタール国カタールレール公社に対し、同国で初めてとなる地下鉄ドーハメトロの車両を、全330両(110編成)納入しました。ドーハメトロは、本年11月20日から開催されるサッカーW杯に合わせて整備され、都市を中心にスタジアムや空港にもアクセスできるため、海外からのお客さまにも多くご利用いただいています。当社がデザインを行い、設計・製造したこの車両は、2017年に国際的なデザイン賞であるiFデザイン賞※1およびRed Dotデザイン賞※2を2018年にはGerman Design賞※3の「Winner」を受賞しており、デザイン面においても高い評価をいただきました。当社ではこのW杯期間にあわせ現地に社員を派遣し、大会期間中MADE IN JAPANの車両とともに安全安心輸送を通じて支えます。車両の概要は、別紙の通りです。ドーハメトロ車両※1 iFデザイン賞…60年以上の歴史を有し世界的に認められたデザイン賞のひとつ。ハノーバーを拠点にするドイツ最古の独立デザイン組織「国際iFフォーラムデザイン」が主催しており、世界的に知名度が高いiFマークが付与されます。※2 Red Dot賞…1955年以来の歴史と高い知名度を持つ国際的なプロダクトとコミュニケーションのデザイン賞。受賞製品は「レッド・ドット・デザイン美術館」で展示されます。※3 German Design賞…国際的なデザイン賞を受賞し、優れたデザインであると認められた上で、ドイツ経済技術省の推薦を受けた商品のみが受賞候補となる権威ある賞です。別 紙■ドーハメトロ 車両の概要1.運行開始日時 2019年5月8日2.投入線区 レッドライン、グリーンライン、ゴールドライン3.納入車両数 3両×110編成 計330両4.車両の詳細(1)コンセプト・これまでの鉄道車両とは異なる新しいもので、かつドーハメトロらしさを有する車両。(2)デザイン・内外装ともにカタール国の伝統的な建築や工芸品の意匠を取り入れ、同国とその首都ドーハに住む人々の文化的アイデンティティを表現しながら先進的なイメージにまとめています。・内装レイアウトではイスラム教の慣習に配慮し、「ゴールドクラス」「ファミリークラス」「スタンダードクラス」という3種類の異なる客層を想定した客室を設けました。(3)性能・第三軌条集電方式を採用しており、運転最高速度は100km/hです。・運行は、全自動無人運転で運行しています。(参考)1.ドーハメトロドーハメトロは、カタールの首都ドーハを運行するカタールレール公社の鉄道システムで、駅数は37駅、路線長は約76kmにもおよび、大半がトンネル区間です。同鉄道は、2022年に開催されるサッカーW杯に合わせて整備され、レッドライン、グリーンライン、ゴールドラインの3路線からなり、ドーハ国際空港や、市内主要部を結ぶなど重要な交通インフラとして位置づけられています。以 上 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月28日サッカー日本代表として、日韓W杯に出場した森岡隆三さん。現役時代はクレバーな守備が光るDFとして、清水エスパルスや京都サンガで活躍しました。引退後は京都サンガU-18やガイナーレ鳥取の監督を経て、現在は清水エスパルスの「アカデミーヘッドオブコーチング」として活動中です。選手として、監督として、そしてアカデミーでの経験も豊富な森岡さんに「成長するために必要な目標の立て方」や「サッカーノートの書き方」についてうかがいました。(取材・文:鈴木智之)日韓W杯には代表のキャプテンとして出場した森岡隆三さんサカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■「もっとやれる!」など根性論を書いていた現役時代。具体的なアクションプランの立て方を知らなかった小学生時代から、サッカーに打ち込んできた森岡さん。「プロになる」という目標を掲げ、日々走り込みや自主練をしたり、サッカーノートを書くなど努力は惜しまなかったと言います。「小学生時代は家の周りでボールを蹴ったり、とにかく走り込んだりと、ハードなトレーニングをしていました。練習のしすぎで怪我をして、試合に出られないこともあったほどです」当時を懐かしそうに振り返る森岡さん。サッカーノートは、小学生の頃から書き始めたそうです。「小学生の頃は、まだやれる、俺はできるなど、自分を奮い立たせるための言葉を書いていました。それが中学、高校になるにつれて、練習メニューや相手のシステムなども書くようになり、プロになってからも続けていました」現役引退後、当時のノートを見返すと「プロになってからも、俺はもっとやれる! みたいな根性論が多かったんですよね。具体的な目標の立て方や、そのためのアクションプランなどはあまり書いていませんでした」と、恥ずかしそうに話します。■目標を達成するためには「こうなりたい」というイメージと、そのために必要なことは何かを理解することが大事もっと効果的な目標の立て方があるのではないか? と考えるきっかけになったのが、「Jリーグヘッドオブコーチング養成コース(JHoC)」での経験だったそうです。「そこで『IDP(インディビジュアルディベロップメントプラン)』という考え方を知り、設計図って大切なんだと、改めて気がつきました。この経験は大きかったですね」IDPを日本語にすると「個人が成長するための計画」です。森岡さんが言う「設計図」とは、成長するために必要な要素と全体像のことで「目標を達成するためには、主観と客観をすり合わせることが大事なんだ」と感じたそうです。「わかりやすく言うと、カレーを作ろうと思って買い物に行くのと、何を作るかを決めずに行くのとでは、買い物にかかる時間が違いますよね。カレーを作ると決めて行った方が、必要なものがわかっているので、最短で目標にたどり着くことができます」サッカーの目標も同じで「自分はこうなりたい!」とイメージを持ち、「そのために必要なことは何か?」を考えて努力するのと、とくにイメージを持たず、やみくもに努力するのとでは、どちらが効果的でしょうか?「イメージを持って、計画を立てることの大切さは、若い選手たちにも常々言っています。計画を立てれば準備も変わりますし、心構えも変わります。最終的には、未来も変わっていくと思うんです」子ども自信が効果を実感!成長できるサッカーノート>>■日本代表として海外で試合する中で目標の大切さを痛感した森岡さん自身、日本代表に選ばれて、海外で試合をすることになり、目標の大切さを痛感したそうです。「日本代表としてコパ・アメリカに出場したときに、『本気で高いところを目指していたら、結果が変わったのではないか』と思ったんですよね」コパ・アメリカではペルー、パラグアイ、ボリビアと戦い、1分2敗のグループリーグ敗退。力の差を見せつけられた大会でした。「当時、トルシエ監督は、コパ・アメリカ開幕前の合宿で『本当に勝ちたいと思っているヤツはこっちに来い!』って、すごい剣幕で選手に言ったんです。言われたときは真意がわからなかったのですが、大会後によくわかりました。自分自身、本気で勝つための計画、準備ができていなかったことに気づかされました」森岡さんは当時のことを、著書「すべての瞬間を生きる~PLAY EVERY MOMENT」(徳間書店)でこう綴っています。「目標の設定で変わるのは計画であり、準備であり、マインドセット、心構えだ。そして『可能性』が変わり、『結果』につながるものだと思う。帰国してから、自然と日々のトレーニングへの意識、行動が変わった。今まで以上により幅広い知見から、自分を引き上げることへの意識が高まった」■ノートを書いて目標を共有することは、指導者にも選手にもメリットがある現在、清水エスパルスのアカデミーヘッドオブコーチングとして活動する中で、若い選手たちに多くのことを伝えている森岡さん。目標を達成するために、サッカーノートの重要性を感じていて、アカデミーでオリジナルのノートを制作し、活用しているそうです。「スポンサーを募って、エンブレム入りの専用ノートを作りました。ノートを書くことで、具体的なアクションプランに落とし込んでほしいです。たとえば『クリスティアーノ・ロナウドのようなブレ球を蹴りたい』という目標を立てたとして、そのために、いつ、どこでどんな練習をするのかまで、具体的に考えてもらえたらと思っています」アクションプランを立て、進捗を確認する。その繰り返しが、成長につながります。「指導者や保護者は、子どもが何を課題ととらえていて、どんな努力をしているかがわかれば、そのチャレンジを後押しする声かけや接し方ができますよね。ノートを書いて目標を共有することは、お互いにメリットがあるので、続けていってほしいです」現役時代の経験に加え、アカデミーヘッドオブコーチングとして活動する中で、多くの知見を得る森岡さん。サッカーをする子どもたちや保護者に向けて、たくさんのアドバイスをしてくれました。サッカーノートの書き方などは、非常に参考になるのではないでしょうか。20次回の記事では「保護者のあり方」について、森岡さんの考えを紹介します。サッカー少年の親が知っておくべき「サカイク10か条」とは
2022年10月27日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「細かいボールタッチできない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中は、思い通りにドリブルで運んだり、相手を交わすことがあります。方向を変えたり、相手を交わす動きの時には細かいボールタッチをして奪われないようキープすることが大事です。しかし、初心者のうちはボールコントロールが大きくなったり、思ったところにコントロールできなくてあっちに行ったりこっちに行ったりしてしまうもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、ドリブル細かいボールタッチができるようになるトレーニングを紹介します。親は手でボールを持っていてOKです。サッカーの技術は無くてもできるので、親子で楽しんでください。【やり方】1.親が自由に歩き、子どもはその後ろをドリブルでついていく2.親は時折方向を変え、子どもは細かいタッチでボールをコントロールしながらドリブルする3.親は移動しながらどこかのタイミングでボールを地面に置く。子どもは置かれたボールに、自分のボールを当てる慣れたら、ボールを置いてから当てるまでの時間に制限を付けてみる【トレーニングのポイント】・親はとにかく細かく方向を変えることを意識して動く・親の動きをよく見て、方向転換の際に細かいボールタッチをする・子どもは親と離れすぎない距離感でドリブル・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年10月25日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「ドリブル突破ができない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中は、相手の動きを見てドリブル突破を仕掛けることがあります。ただし、どんな場面でもドリブル突破を目指すのではなく、突破が無理そうならやり直すという判断も大事です。しかし、初心者のうちはドリブル突破をすることだけでなく、やり直しの判断をすることも難しいもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、ドリブル突破のしかたと、突破できないときのやり直しが身につくトレーニングを紹介します。親は手でボールを転がしてもOKです。サッカーの技術は無くてもできるので、親子で楽しんでください。【やり方】1.3つの目印を置き、親子で対面して立つ。子どもがパスを送り親からリターンパスをもらったらスタート2.親はDF役として子どもの進路をふさぎ、子どもは前方の目印いずれかにドリブル突破する3.ドリブル突破が難しそうならやり直して再度組み立てなおす慣れたらスピードアップするなど難易度を上げる【トレーニングのポイント】・ドリブルの動きはゆっくりでOK・相手の動きをよく見て、ドリブル突破が無理そうなら逆の目印を目指して方向を変える・思い通りにプレーできなかった場合は、スタート地点にドリブルで戻る・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年10月18日サッカーにおける各ポジションや、そのポジショニングを理解させる効果的な方法はある?とのご相談をいただきました。サッカーを始めるのはのは3年生からの子が多く、技術もだけどルールもわかっていない子が多い少年団とのこと。同じようなチームの皆さんはどんなふうにしていますか。今回も、ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、ポジショニングを理解させるアプローチをお伝えしますので、参考にしてください。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<ボールを持てるのは数人、他はパスも上手くできない。レベル差のあるメンバーが楽しく基礎技術を身につけられるメニューを教えて<お父さんコーチからの質問>こんにちは。スポ少でサッカーの指導をしています。(指導年齢はU-10)地方(かなり田舎)なので近隣にはほかのチームやスクールなど幼少期からサッカーをする環境はなく、3年生から入団しています。なので、技術だけでなくサッカーのルールなどもわかってない子が多いです。ほかのスポーツをする場所(クラブ、チーム、施設)もないので、昔からあるこのチームに入ってくる感じです。さっそくですが、サッカーにおける各ポジションやそのポジショニングを理解させる効果的な方法を教えていただけませんでしょうか。各ポジションでどう動いていいか、動く範囲や役割も含めて分かってない子が多くて困ってます。どんなふうに指導したらよいのか、アドバイスお願いいたします。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。先日、石川県で「サカイク×池上カップ」を開催しました。その時のやり取りを挙げながら説明させていただきます。■映像を使ったレクチャーで子どもたちのポジショニングが良くなった当日は午前中があいにくの雨模様だったので、本来は午前中に私がクリニックをしてから子どもたちの試合を進める予定でしたが、午前中は室内でU-12ジュニアサッカーワールドチャレンジのアーカイブ動画(バルセロナ対ヴィッセル神戸)※大会公式ページに飛びますを一緒に観てから、レクチャーをしました。子どもたちは4年生が数人で5年生が中心です。事前に「2つのチームの何が違うか、意識して見てね」と話してからみせた後、子どもたちからこんな意見が出ました。「バルサの選手はいいポジションにいた」「バルサのほうが、攻撃するためのパスが前に入る」その後に私が「バルサの子たちは、相手が3メートルくらい近寄ったら、すぐにパスを出していた。日本の子は1メートルくらいまで相手が近づいてからしかパスを出していない」と解説しました。加えて、私が「サッカーはトライアングルが大事です。どうしてかな?」と尋ねると、「パスコースが2本できるから」と答えます。私がトライアングルと言ったので、3人を想定した答えです。そこで「では4人だと、トライアングルはいくつ?」と聞くと、最初は「2つ」の声があがりましたが、そのうち何人かが「4つ」と答えました。試合のときに自分がかかわっているところは、横に広がっているトライアングルと、縦にできるもので三つのトライアングルができます。そこで「じゃあ、5人になったら、いくつできる?」と聞くと、「めちゃくちゃたくさん!」と言ってくれました。「そうだね。どんどん増えるよね?プロの選手は11人でやっているから、めちゃくちゃたくさんのトライアングルを理解できているんだよ」子どもたちは目を輝かせて聞いてくれました。そこで「じゃあ、そういうことを考えて、午後はサッカーをやってみようね」と話しました。すると、午後の試合は「普段と変わった」とコーチが言うのです。皆さん「子どもたちが周りを見るようになった」「ポジショニングが良くなった」と言ってくれました。レクチャーしたことで、子どもたちの意識に変化が現れたのです。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■「広がること」が大事。幅と深さが浸透するように理解させること入り口のところで、このようなレクチャーをして子どもたちに理解をさせてください。多くのコーチが、子どもが左に偏っていると「右は?右は誰もいないよ」と言うだけです。欧州では、トライアングルのことを「カイト」と呼び、この原理を丁寧に教えます。それを知ったうえで、わざと左に偏らせておいてから、右にサイドチェンジして展開する。それがサッカーの醍醐味であり、ひとつの攻め方だと伝えてください。ポジショニングにしても、広がることが大事です。よく言われる「幅と深さ」が子どもたちに浸透するよう指導しましょう。例えば、単に「広がれ」ではなく「幅をとれ」で伝わるよう、事前にレクチャーをして原理原則を教えてください。そのうえで、チームのなかで「幅とれ」と言ったり「深さは?」と言えば何をしたらいいのかわかるようにしておく。つまり、共通理解が必要です。この連載や講習会でよく使うように「認知・判断・行動(プレー)」の順番で、選手たちの頭の中でサッカーのイメージを育ててください。まずはサッカーの原理原則を理解して、次にどう判断するかが重要です。■「いま、どこが見えてた?」と子どもたちの頭の中を確認しようそもそも、選手の頭のなかまでコーチは見ることができません。したがって、皆さん最後の「行動」つまりプレーについてのみ言及してしまいます。例えば、左サイドがフリーだったのに、パスせずにシュートを打ってしまった子に「どうして?左が空いてたよね」と声掛けします。プレーは目に見えるので言いやすいから、目に見えていることしか言わなくなる。そんな傾向はないでしょうか。そうではなく「いま、どこが見えてた?」と、そこの認知・判断のところに注目して問いかけてください。目に見えるプレー(行動)は誰でも見えます。仮にミスすれば、当事者である本人が一番わかっています。誰もがわかっていることを、コーチが「なんでミスするの?」と言っても意味がないのです。シュートを外した場合「どうして外したの?」ではなく、「右に味方がいたよね?見えていた?」と問いかけます。子どもが見ていなかったなら、「右にいたフリーの味方と、君のシュートではどちらが入る確率が高いかな?」と再び問いかけます。判断材料を補足してあげます。そうではなく、子どもが「フリーの味方がいるのは見えてたけど、僕はシュートしました」なら、それでOK。子ども自身の判断を否定しません。■育成年代の選手がミスするのは「認知・判断」の部分が8割(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)オランダ在住の倉本和昌さんによると、認知・判断・行動のうちで育成年代の選手がどこで最もミスをするかといえば、認知と判断のところが8割だそうです。行動、つまり止める、蹴るといったスキルのミスは2割だけです。日本の選手は、足元の技術ばかりを切り出して練習し、認知・判断のところを早くから学ばせていないようです。日ごろの練習で雨が降ったら、ぜひビデオレクチャなどの座学を取り入れてください。そのためにはコーチ自身が理解しなくてはいけません。育成年代に伝えたい原理原則は、私が監修したメニューを扱った何冊かの書籍に詳しいです。この連載のアーカイブにもたくさん載っています。▼池上正さんの著書(一部)池上正の子どもが伸びるサッカーの練習(池田書店)「蹴る・運ぶ・繋がる」を体系的に学ぶ ジュニアサッカートレーニング(カンゼン)池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2022年10月14日サカイクがお届けする『親子で遊びながらうまくなる!サッカー3分間トレーニング』。今回はサッカー初心者の悩み「リブルするとき顔が下がってしまい、相手や周りが見れない」を克服するトレーニングをご紹介します。試合中は、相手の動きを見て臨機応変にプレーを変える必要があります。しかし、初心者は足元のボールを見てしまうので顔が下がってしまい、周りの状況や相手の動きを見ながらドリブルするのが難しいもの。今回は、広いスペースがなくても親子で遊びながら、顔を上げて相手を見ながらドリブルできるようになるトレーニングを紹介します。【やり方】1.ボールを2つ用意し、親子で対面して立つ。2.子どもはドリブルしながら親が合図をしたらプレーを変える。親がボールを上にあげたらボールを止める、バウンドさせたらドリブルの足を変える、などルールを作って行う。3.親がボールを片手で持ち、DF役となって子どもにプレッシャーをかけに行く。子どもは横に交わす4.親はボールを転がし、子どもは足元のボールを親に向かって蹴り、親が転がしたボールを止める動き(パス交換)を追加慣れたらスピードアップするなど難易度を上げる【トレーニングのポイント】・ドリブルの動きはゆっくりでOK・顔を上げて相手の動きをよく見る・動きに慣れたらルールを増やす・力まずリラックスして行う・慌てずゆっくり、慣れてきたらリズム良く行う・失敗しても気にせず、親子で楽しみながら行う次回もサッカー初心者のお悩みに応えるトレーニングをお届けしますのでお楽しみに!お父さんコーチに役立つ練習メニューを公開中>>
2022年10月11日