こんにちは!【良品計画元社員のリノベ日記】を書いているk.kumikoです。今回は「2018年に我が家でやってよかったダイニングテーブルのDIY」をご紹介します。ダイニングテーブルの買い替えを考えている方はぜひ参考にしてください。■ 落書きされても気にならない!DIYに決めた理由引っ越しを期に、ダイニングテーブル購入を検討していました。まだ子どもは小さいのですが、近い将来、家族全員が一緒に宿題をしたり仕事をしたり出来るよう、大きめのダイニングテーブルにしようと決めていました。夫曰く、イメージは大学の研究室の大テーブル。どこか家ではない雰囲気にしたい。そんな風に考えていたようです。当初欲しかったのは、「マルニ木工T&Oシリーズ」のダイニングテーブル(デザインはジャスパー・モリソン)。お値段も突板か無垢材かによって変わりますが20万~30万くらいです。購入するなら、これ!!!と決めていました。しかし引っ越し準備が進むに連れて、あれよあれよと残金がなくなり、再検討することになりました。それに一生もの!と思って購入しても、子どもに汚されて「コラーッ」と怒るくらいなら、と自分に言い聞かせる様にして断念。そして、自分で作る事に決めました。作ると言ってもオーダーでプロに作って貰うのではなく、DIYで。■ 天板と脚をネットでポチッと購入!まずは天板をネットでポチっと購入しました。SOSIM / PIXTA(ピクスタ)我が家が購入したのは、マルトクショップのタモ集成900mm×1800mm。強度が心配なので厚みは40mmにしました。お値段、オーダーの手軽さが決め手でした。角は子どもがよく頭をぶつけていたので30R位に加工しています。そして、アイアンの脚もポチポチっと。口コミと価格を考慮し、ターンバックル(楽天市場)で購入しました。その他に必要なものは、近所のホームセンターで調達しました。水性ウレタンニス刷毛サンドペーパー目の粗い物と細かいものあとは、商品が届くまでyoutubeでニス塗りやサンドペーパーの掛け方などのDIY動画を見てイメージトレーニングです。■ 材料が届いたら、早速室内でDIY我が家はマンション。外での作業は難しかったので、子ども部屋で作業しました。天板は加工済みなので、新聞紙を広げ側面の面取りをサンドペーパーで掛け、ウレタン系のニスを塗るだけで完了です。夏場の作業でしたが窓を全部あけ十分に換気をして、一晩置きました。次の日、アイアンの脚を付けて、完成です。DIYはこれが初めてでしたが簡単にできました。一番気を使ったのは、作業中に真新しいフローリングに傷がつかないようにすることでした。私が妊娠中だったので、夫が腕と脚をピクピクさせながらほとんど一人で頑張ってくれました。■ 家族で気兼ねなく使えるダイニングテーブルに大満足初めてのDIYだったこともあり、出来上がってすぐ使ってみたときに強度が不安でしたが、今のところ3歳の子どもが乗っても問題なしです。費用も40,000円ほどと当初の費用より大幅にカットができました。明細は以下になります。天板……約30,000円スチール脚……約8,000円その他ニス・ヤスリなど……2,000円使ってからは、思っていた通り、子どもに汚されても全然気になりません。家の中のものをDIYで作ると自然と愛着が湧くので、よかったらぜひ参考にしてください。
2019年01月14日ペイントやブライワックスの下地作りや塗装剥がしに欠かせないサンディング。でも、サンドペーパーの手掛けはかなり大変ですよね。こういったときに便利なのが専用工具のサンダーですが、DIY初心者の方でサンダーをお持ちの方は少ないと思います。最近は安価なサンダーが出ていますので、編集部員が購入し、テストしてみました!3,000円クラスでは充実した内容のオービタルサンダー〔TACKLIFE〕の《 PSS01A 》「サンダー」というと、本格的な電動工具のイメージをお持ちの人もいるかもしれません。DIY部の担当編集部員もそのひとり。でも、最近は3,000〜5,000円程度でもサンダーが購入できるようになりました。サンダーを塗装剥がしやブライワックスの下処理に使いたいなあ…とネット通販を眺めていると、オービタルサンダー(一般的な四角いサンダー)のなかなか素敵な品が3,199円(アマゾン・2018年10月23日現在)で売っているではありませんか。思わず、ポチってしまいました。購入したのは〔TACKLIFE〕というブランドのもので《PSS01A》という品番です。中国製ですが、説明書は英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、日本語です。専用サンドペーパーが12枚と、市販のサンドペーパーを使うための穴あけパンチが入っていました。サンダーの細部をチェックしてみます!サンドペーパーをセットするパッドの部分に穴が空いています。ここから、木材などを研磨したときに出る粉塵を吸い込んでくれます。吸い込まれた粉塵は、半透明の集塵ボックスに溜まる仕組みです。真ん中の黒い部分がスイッチです。五角形の向かって左側がオン、右側がオフです。左側の荒い目が80番、右側の細い目が180番です。付属品として、80番と180番(#80や#180と表記されることも多いです)のサンドペーパーが6枚ずつ付いています。穴が空いているのは、パッドと同様にここからダストを集塵するためです。サンドペーパーをセットして使ってみましょう!左右の締め付けレバーを外し、付属のサンドペーパーの穴をパットの穴と合うようにしながら挟み込みます。セット完了です。レバーの形状からセットしにくそうに思いましたが、やってみると簡単でした。ホールドもしっかりしています。塗装剥がしに使うため、80番の荒い目のサンドペーパーを装着しています。ニスを塗った棚板を研磨してみます。もう何年も前に塗ったニスで、しっかり固着しています。このサンダーは、出力が240Wあって、1分間に1万5000回振動します。お値段の割にはパワーは強力です。手を添える部分がワンハンド形状ですが、両手で抑えないと暴れるパワーです。左手を添える部分がないので、集塵ボックスあたりを持つことになります。このあたりは、ハイエンドなサンダーに比べると使い勝手にちょっと差を感じました。右側の白っぽくなった部分が、この板の本来の色です。パワー的には申し分ありません!今度は180番のサンドペーパーを装着して、100均の集成材を研磨してみました。DIY小物の塗装の下地作りくらいであれば、この付属の180番でも対応できる範囲かと思います。右側の白っぽくなっている部分が、サンダーで磨いた部分です。表面はザラッとした手触りだったのが、ツルッとした手触りに変わっています。違う番手のペーパを使いたいときにはどうする?付属の180番ではなく、もっと細い目のペーパー掛けをしたいときには、市販のペーパーを購入すればOKです♪写真の400番のペーパーは、サンドペーパーではなく空研ぎも水研ぎもできる耐水ペーパーと呼ばれる便利なものです。比較的丈夫なのでサンダーにも使用できます。近くの道具屋さんで購入しましたが、1枚72円でした。市販のペーパーを使うときには、サンダー付属のペーパーと同じサイズにハサミでカットします。付属のペーパーサイズはインチ表示でしたが、実測で14.5✕11.5センチでした。付属のペーパー同様にセットします。この時点では、粉塵を吸い込むための穴がありません。そこで登場するのが、この穴あけパンチです。サンダー本体に穴あけパンチをギューッと押し付けます。すると……このように穴が空きます。これで付属のサンドペーパーと同じ使い勝手になります。付属の80番や180番のペーパーを使い切ったときにも、同じ番手のペーパーを購入して穴を開ければOKです。これは経済的なシステムで、利便性も高いと思います。専用のペーパーを購入しなければならないタイプのサンダーは、多少ですがコストが割高になります。また、ペーパーが切れたときにすぐ手に入らず、ちょっと悲しい思いをすることもあるかもしれません……。溜まった粉塵は、集塵ボックスをグーッと引っ張って外し、ゴミ箱に捨てます。このボックスを外すのに結構力がいるのが少々気になりました。ただ、価格と性能のバランスという点ではこのサンダーはかなりの高得点だと思います。いかがでしたでしょうか。テストしてみた感想としては、「日常のDIYならこれで十分」という印象です。ペイントやブライワックス掛けの下地作りに苦労されている人は、一考の価値ありかと思いますよ♪
2018年12月13日「工具マニアのエリー」による、手作りアイテムのイラスト解説コーナー。第11回目は「サンドペーパーの選び方」について簡単に解説していきます!サンドペーパーは木工のDIYに欠かせないアイテム。用途に合う番手の目安を知って、木工製作の完成度をグッと上げましょう♪サンドペーパーについている番号って何?木工用に使いたい木材がザラザラしている……そんなときに使いたいのが、サンドペーパー(紙ヤスリ)です。しかし、いざホームセンターでサンドペーパーを買おうとすると、種類がたくさんあって何を選べばいいのかわからなくなることも。そこで注目したいのが、サンドペーパーのペーパー部分に書いてある番号です。これは「番手」といって、ヤスリ部分の目の粗さを表しています。番号が小さいほど目が粗く、番号が大きほど目が細かくなります。木工に使うサンドペーパーは大きく分けて「粗目」「中目」「細目」の3つに分けられます。今回は、サンドペーパーの番手と用途との対応の目安をご紹介していきます!#40〜#100(粗目)「粗目」と言われるサンドペーパーは、#40〜#100番手あたりのものをいいます。粗目のサンドペーパーは、塗装を剥がしたり、木材の荒加工に使うのに適しています。#120〜#240(中目)「中目」と言われるサンドペーパーは、#120〜#240番手あたりのものをいいます。バリ取りや塗装前の下地作り、金属のサビ取りに使うのにおすすめです。#280〜#800(細目)「細目」と言われるサンドペーパーは、#280〜#800番手あたりのものをいいます。細目は研磨メインで使うのに適しています。中目で研磨した後の仕上げや重ね塗りする前の下地調整、刷毛跡削り、木材をより滑らかに仕上げる表面磨きなどにも使用されます。選び方をマスターして、DIYの完成度をあげよう!適切なサンドペーパーで下地処理を行うことで、木工製作の仕上がりもグッと良くなります♪サンドは、他にも布タイプや耐水サンドペーパー、メッシュシートなどさまざまな種類があります。電動で研磨できる電動サンダーもあるので、DIYに慣れてきたらさまざまなサンドに挑戦してみましょう!●イラスト・ライター工具マニアのエリー幼少期からDIY好きの父に連れられてホームセンターに通い、手作りのための道具や工具に慣れ親しむ。「自分でできることは自分でやってみる」というDIYマインドは祖父の代から受け継がれ、ちょうどいいものがないときは自分でつくるように。最近ハマった工具はハンマータッカー。
2018年11月22日