アメリカの歴史に残る政治家ジョセフ・マッカーシーの伝記映画『McCarthy』に、マイケル・シャノンが主演することになった。ほかにエミリア・クラークがマッカーシーの妻の役、デイン・デハーンが弁護士の役で出演する。監督は『異端の鳥』のヴァーツラフ・マルホウル、脚本は『クーリエ:最高機密の運び屋』のトム・オコナー。撮影は来年秋にアメリカとプラハで行われる予定。マッカーシーは、“マッカーシズム”の語源となった、共産党主義者を攻撃した共和党上院議員。1957年に48歳で亡くなっている。文=猿渡由紀
2021年10月14日ベネディクト・カンバーバッチ演じる世紀の発明王トーマス・エジソンと、マイケル・シャノン演じる実業家ジョージ・ウェスティングハウスとの壮絶なビジネスバトル〈電流戦争〉を描いた映画『エジソンズ・ゲーム』。この度、2人の関係性を物語る、終盤の重要シーンを捉えた本編映像が解禁された。当初、ワインスタイン・カンパニーの強い圧力によってまとめられていた製作陣にとって不本意なバージョンを、アルフォンソ・ゴメス=レホン監督の師匠で本作の製作総指揮であるマーティン・スコセッシ監督が再編集を支援。監督たちは、超多忙なスター俳優たちを集め再撮影を敢行し、渾身の“ディレクターズ・カット”を完成させた。日本で現在公開されているのは、製作陣により正式に監修、許諾されたディレクターズ・カット(インターナショナル版)だ。今回解禁になったのは、激しい電流戦争を繰り広げたエジソン(ベネディクト・カンバーバッチ)とそのライバルであるウェスティングハウス(マイケル・シャノン)がついに対面を果たした終盤のシーンを捉えた本編映像。史実と同様、本作でもほとんど顔を合わせる場面はなかったエジソンとウェスティングハウス。そんな彼らが電流戦争の末、万博会場で肩を並べる場面から映像は始まる。「フェンスは奇妙なものだ。隣家が作ると庭が2つに分かれ、フェンスは共有に。問題は下方の家がフェンスを設計しそれを作りそのための費用も負担する。だが、もう1軒は無料でフェンスが手に入る」と、電流戦争を巡る2人の関係をフェンス作りに例えるエジソン。そこに1人の少年がエジソンにサインを求め声をかける。電流戦争に勝利したウェスティングハウスではなく、エジソンのほうがカリスマ性があり、世間に広く知られていたことを象徴している。カンバーバッチ自身「人生の教訓を教えてくれるこの場面の脚本はよく書かれていて、この時の撮影はとても楽しかったよ」と語っており、このシーンに行きつくまでの過程と、ここから導かれていくクライマックスは見逃せない。『エジソンズ・ゲーム』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エジソンズ・ゲーム 2020年6月19日よりTOHOシネマズ日比谷他全国公開©2018 Lantern Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2020年06月26日ベネディクト・カンバーバッチ演じる世紀の発明王とトム・ホランド演じる“右腕”、マイケル・シャノン演じるカリスマ実業家に、ニコラス・ホルト演じる若き天才科学者が関わる、未来を照らすビジネスバトル=電流戦争を描く映画『エジソンズ・ゲーム』。この度、カンバーバッチ扮するエジソンの“ネガティブキャンペーン”と、シャノン扮するウェスティングハウスの“反撃”をとらえた2本の本編映像が解禁された。今回解禁になったのは、未来を照らす<電流戦争>の幕開けとなったエジソンとウェスティングハウスによる、メディアを通したビジネスバトルを垣間見ることができる2つの本編映像。「電流戦争―エジソンの宣戦布告―」編では、エジソンが自身の研究所に集まった記者に対し、ウェスティングハウスらをハゲタカと称しながら、「彼のインチキぶりを忘れないように」と“口撃”する。そんなエジソンに秘書のインサルも苦笑いを隠せない様子。そして、帰りゆく記者にエジソンはとどめの一撃として、「ウェスティングハウスの(送電)方式は死を招く」と、極端な言葉を飄々とした態度で告げ、記者たちの興味を一気にかき集めることに。一方、「電流戦争―ウェスティングハウスの反撃―」編では、「進歩を妨げてはならない」と真摯な態度で宣言するウェスティングハウス。そこから、「エジソンがすべてのものに自分の名を付けるのは忘れられるのが怖いからだ」「トーマス・A・エジソンはペテン師だ」とエジソンに反撃。そしてあくまで「私の方式が優れている」と、エジソンの名が入ったナイフを柱に突き刺す姿で映像は幕を閉じる。この本編映像でも分かるような2人の仕事ぶり、そして発明への向き合い方が対照的な点に、監督のアルフォンソ・ゴメス=レホンは想像力をかき立てられたと話している。「ウェスティングハウスは人々の生活を良くしたいという思いしかなく、名をあげることに興味はなかった。対するエジソンは、自身の社会的イメージを意識していた。この脚本には“エゴvs謙虚さ”という問題が喚起されていた」と監督は説明している。『エジソンズ・ゲーム』は4月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エジソンズ・ゲーム 2020年4月3日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2018 Lantern Entertainment LLC. All Rights Reserved.
2020年03月14日ロックバンド・キッスのジーン・シモンズの娘ソフィーが、リック・ロスに曲を提供したようだ。キッスのボーカルであるジーンと女優のシャノン・トゥイードを両親に持つソフィーは、幼い頃にピアノを習わされたそうで、当時練習嫌いだったものの長年の苦労のかいがあったようだ。デビューEP発売を控え、ラッパーのリックをはじめとする他のアーティストへ楽曲提供を行っているソフィーはTMZに「私の両親に9年間もピアノを習わされたの。ただ私たちが音楽の道を目指したい場合に備えてっていうだけで、なんでもよいから楽器を習ってほしかったんですって。でもそうして今私はみんなに向けて曲が書けるようになったんだから、やった価値があったわよね」「私は今自分のEPに取り掛かっているの。最近は人のために曲を作ってもいるのよ。リック・ロスへの曲を書いたところなんだけど、すごい出来よ」と話した。ロックスターの父を持つソフィーがラップの曲を書いたことだけでも驚きだが、ジーンはヒップホップ嫌いで有名だ。しかしソフィーは常にそのジャンルが好きだったそうで、「父はヒップヒップやラップを理解できないから好きじゃないんだけど、私は幼いころからずっと聴いていたものなのよ」と話した。ジーンは過去に「ラップが滅びる日を楽しみにしている」と発言していたことがあるほか、N.W.Aのロックの殿堂入りに反対して同グループのメンバーであるアイス・キューブとツイッターで言い争いを繰り広げたこともあるほどだ。自身のヒップホップ嫌いはさておき、ジーンは娘の音楽界での活動を誇りに思っているそうで、以前には「シャノンと俺はソフィーのことをとても誇りに思っているよ。あの魅力と美のほかに、あの子はなりたい自分になれる創造性も持ち合わせているんだ」と話していた。(C)BANG Media International
2016年08月08日11月18日、クラウド型マーケティングプラットフォームを提供するシャノンと、データ分析ソリューションを提供するTableau Japanは都内で記者会見を開催し、両社で業務提携を締結したと発表した。シャノンが提供するマーケティングオートメーションツール 「SHANON MARKETING PLATFORM」(以下SMP)上のデータを、Tableau Japanの分析ソフト「TABLEAU」で利用できるようにするため、シャノンはクラウド上にサーバ環境を構築し、月額課金サービスとして提供する。また、シャノンはTableau Japanの販売パートナーとして、「TABLEAU DESKTOP」をシャノンユーザー向けに販売する。シャノン 代表取締役 CEO 中村健一郎氏は、今回Tableau Japanと提携した背景として、マーケティングの課題に「活動活動の成果が見えない」点があると説明した。同社が毎年実施しているアンケート調査ではこの項目が常に上位にランクされ、業績評価指標(KPI)を定めていない企業も4割いるという。中村氏は「もちろん、MARKETING PLATFORMによってさまざまな数字は出てくるが、ユーザーはその数字が有効なのかわからない。データがうまく見られていないのが実態ではないか。従来、これらはコンサルティングによって解決してきたが、人による解決には限界がある。製品的なアプローチも強化する必要がある」と説明した。そして同氏は「専門知識がなくても、高度な分析を手軽に行えるように支援し、可視化・分析・検証・行動ができる環境を提供したい」と語った。今回の提携によりシャノンは、SMPを利用するユーザー向けに、SMPのデータをグラフ等のビジュアルで表示するダッシュボードを無償(3名まで。追加ユーザーは1ユーザー月額5000円)で提供。初期のリリースでは9つのダッシュボードを用意するが、今後、順次追加提供する。また、企業独自のチャートを有償で作成サービスも提供する。シャノン 取締役 CMO・新規事業担当 東野誠氏は「ダッシュボードを定点観測ツールとして活用してもらたい」と語る。また、SMP上データをTableau Desktopを介して分析できるファイルをクラウド上にをアップロードし、 閲覧できる環境を1ユーザー月額5万円で提供する(Tableau Desktopは別途購入が必要)。こちらは、セルフBI環境として提供するものだ。分析環境はいつでも、操作しながら、自分で行えることを狙ったもので、東野氏は「自分で分析できる環境がマーケッターには必要だ」と述べた。東野氏が「今回の目玉」と語ったのが、SMP以外の関連データも分析できる点だ。たとえば、Salesforce CRMやSAP Splunkのデータと、SMPデータをあわせて分析し、知見を得ることが可能だという。シャノンではこれまでも他システムと接続するソリューションを提供しており、今回の提携においても活かされるという。同席したTableau Japan 社長 浜田俊氏も、企業が直面する課題として、データ活用を行っているのが専門家等の一握りのユーザーに限られている点を挙げ、今回の提携によりセルフBI環境が広がることを期待する。また、同氏は分析ソフト「TABLEAU」の特徴を「グラフィックスの描画速度が速く、マウスのドラッグ&ドロップですべての作業ができることが特徴だ」と説明した。今後両社は、マーケティングアナリティクス市場を共同で開拓する。まずはTableau Japan社内のセールスにSMP勉強会を開催し、共同プロモーションの展開、 双方のユーザや見込み顧客に対しての共催セミナーや製品トレーニング、同行営業を実施していくという。そしてシャノン 中村社長は、初年度の目標として、SMPユーザの内300社への適用を挙げた。
2015年11月19日