プチプラなのに高品質! と人気のGUの新作「ヘビーウェイトオーバーサイズT」がとっても使える! とSNSで話題になっています。さっそくゲットしたママたちのコーデ例をピックアップしてご紹介します。 大人気!GU「ヘビーウェイトオーバーサイズT」出典/GU 今季発売され、すでにオンラインでも売り切れが続出している大人気のTシャツ「ヘビーウェイトオーバーサイズT」。二の腕がすっぽり隠れる五分丈の袖と、おしりが隠れる絶妙な着丈。ママたちが「隠したい」部分をおしゃれに隠してくれるんです。 カラーはなんと14色展開! サイズもXS~XXLまで6サイズあり、しかも1,490円(税抜)とうれしいGU価格。スカートにもパンツにもあわせやすいので、3色、4色と色違いでまとめ買いしちゃう人が続出しているんです! オーバーサイズが流行している今、これ1枚で旬なコーデが即完成しちゃいます。 それでは、このGU「ヘビーウェイトオーバーサイズT」を使ったおしゃれなママコーデを見ていきましょう! +ワイドパンツでゆるっとカジュアルに撮影/@maki_h.a 身長164cm、XLサイズ着用。同じGUの「リブスリットワイドパンツ」(ブラウン)を合わせて、ゆる×ゆるのカジュアルなコーデ。しっかりした生地感が気に入っているそう♪ ×ブラック×レオパードで大人な雰囲気撮影/@puu326 身長170cm、ベージュのLサイズ着用。Tシャツ以外すべてをブラックで統一すると、グッと大人の雰囲気あるコーデに。キャップ、スポサンはカジュアルなアイテムですが、ミニレオパードバッグを合わせることで、おしゃれさが格上げされています。 ×小物をベージュで統一撮影/chii.0818 身長165cm、ベージュのMサイズ着用。バッグ、パンプスもベージュで合わせています。しっかりした生地感で、お尻もすっぽり隠れるので、「スキニーパンツも怖くない!」そうですよ。 ×花柄スカートで華やかに撮影/marchin7 身長155cm、3姉弟のママが着用しているのは6月上旬現在、人気のためオンラインショップで品切れとなっているピンクのLサイズ。娘さんとお揃いの花柄スカートと合わせ、細ベルトでウエストマークをすると、また違ったニュアンスになりますね。 「ヘビーウェイトオーバーサイズT」はゆるっとした大きめトップスなので、ボトムスにはタイトな黒スキニーやデニムと合わせるのと即おしゃ見えな王道コーデが完成しますが、トレンドのロング丈チュールスカートやティアードスカートと合わせてもおしゃれ♪ 前側だけちょこっと裾を入れたり、オールインしてTシャツとして着られるので、さまざまな着こなしを楽しめます。 Instagramでは「#ヘビーウェイトオーバーサイズt」の投稿が約1,000件にのぼり、ママに限らず多くのおしゃれなコーデが日々投稿されています。店頭やオンラインショップでチェックしてみてくださいね♪ ※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
2019年06月09日パパは友達の結婚式があり、北海道へ行ってしまうことに。私はそのとき第3子がおなかにおり、妊娠7カ月でした。子どもたちはパパがいなくなると分かり、寂しくて大泣きします。ならばいっそのこと私たちも楽しい思い出を作ろうと、私の妹とじいじ、ばあばを誘って、別に旅行を計画! パパが出発した次の日に、私たちも旅立ったのでした。 旅行を満喫した1日目 1日目は近場の牧場へ行き、長男と次男は牛や羊、馬などの動物たちに大はしゃぎ! 2人のあまりのはしゃぎっぷりに、思わず大人にも笑みが溢れます。しかし、午後には全員疲れ切ってしまい、早めに海が見える旅館へと移動。海に行ったり、温泉に入ったりして、豪華な夕食を食べました。 子どもたちは本当にうれしそうで、「明日はどこに行くの!?」と翌日も楽しみな様子です。疲れたのもあり、夜は早めにみんなで就寝しました。 ロープウェイへ乗り込もうとするが……2日目は旅館近くに観光スポットの山があり、ロープウェイで頂上付近へ行くことにしました。しかしその日は、運悪く長蛇の列……。やっと階段を登って乗れるというときに、次男がまさかの「ママ、抱っこして」。昨日の疲れもあってか、おなかが若干張っていた私でした。 妹とじいじ、ばあばが抱っこしようと試みるも「ママじゃなきゃイヤ!」と次男は大暴れ! 仕方なく私が次男をおんぶし、階段を登ってロープウェイへと乗り込んだのです。 私のために開けてくれた椅子ロープウェイの中は当然観光客でいっぱい。少しでも次男が景色を楽しめるようにと窓際へ行こうとしたそのとき、「お母さん、椅子取っておいたからこっちにおいで」と、60代くらいの男性に声をかけられました。すると、周囲の人が温かい目で道を開けてくれ、どうぞと言わんばかりにみんなが椅子へと導いてくれたのです。妹の話では、その男性が「妊婦さんがいるから」と、わざわざ周囲の方に話をして、席を空けておいてくれていたとのことでした。 私はみなさんに何度もお礼を言い、次男をひざに乗せ椅子に座りました。ロープウェイは徐々に登っていき、とてもきれいな景色が広がります。しかし私にとっては、ロープウェイに乗っていた人々のやさしさの方が何倍も素敵で、うれしくて涙が溢れそうになるほど感動的なひとときでした。人のやさしさに直に触れ、感動したこの素晴らしい経験は、今でも私の心の中に焼きついています。著者:堀江ゆうき二男の母。現在第三子を妊娠中。現在はフリーランスとして育児をしながら、体験談・出産・妊娠についての記事を執筆。
2019年05月01日主演映画『アリー/ スター誕生』も話題となった世界的アーティストであるレディー・ガガの代表曲「ボーン・ディス・ウェイ」が、岡田准一出演映画『ザ・ファブル』の主題歌に決定。あわせて予告編が到着した。2011年5月23日にリリースされたガガの3枚目のアルバム「ボーン・ディス・ウェイ」からのタイトル・トラック、そして同年2月11日に先行シングルとして発売された楽曲であり、全米シングル・チャートで1位となったほか、総ストリーミング再生回数10億回を超える彼女の代表曲のひとつ。また大の親日家で知られるガガだが、日本映画に楽曲を提供するのは今回が初めてだ。また、楽曲使用の依頼が世界中から殺到しているガガ側との交渉は困難を極めたそうだが、昨年からの粘り強い交渉の末今回主題歌に起用することが実現。プロデューサーは「この映画を日本映画の枠を超えていく作品にしたいという想い、そして岡田准一さんをはじめ豪華な俳優陣に演じていただいた個性的すぎるキャラクターたちをまるごと包み込めるくらいのスケール感あるアーティストに主題歌をお願いしたいという想いから、思い切って提案をしたところ、ご快諾いただけました」とコメントしている。さらに今回は楽曲に乗せた予告編も到着。岡田さん演じるファブル/アキラが、初めて出会った一般人の女性ミサキと出会い、一人の普通の人間として初めて自分から誰かを助けたいと決意する姿が描かれる。そして、「ボーン・ディス・ウェイ」に乗せて超絶アクションを展開する姿が映し出される。ほかにも映像では、岡田さん演じるファブル/アキラは実は猫舌というおちゃめな面も明らかになっている。『ザ・ファブル』は6月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ファブル 2019年6月21日より全国にて公開©2019「ザ・ファブル」製作委員会
2019年04月08日映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』が、2019年8月2日(金)に日米同時公開される。ホブス×ショウの最強コンビに、“史上最強の敵”現る!映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は、全世界累計興収5000億円を突破した人気アクション映画『ワイルド・スピード』シリーズの最新作。ドミニク(ヴィン・ディーゼル)ら”ファミリー”を中心とした話ではなく、過去のシリーズで強烈な個性を見せてきたルーク・ホブスとデッカード・ショウにスポットを当てる。ドウェイン・ジョンソン - ルーク・ホブス役ブラジルが舞台となった『ワイルド・スピード MEGA MAX 』でドミニクらを追う捜査官として初めて登場。追跡のプロであり、屈強な肉体により格闘にも秀でている。元FBI特別捜査官。ワイルドなスタイルで超重量級のクルマを操ることもできる。ジェイソン・ステイサム - デッカード・ショウ役規格外の男元MI6 エージェント。規格外な一匹狼。クールなスタイルで超高級なクルマを駆る。もともと敵役として登場したが『ワイルド・スピード アイスブレイク』ではファミリーとともに任務に加わることになる。そりが合わない二人ではあるが、タッグを組んで“史上最強の敵”ブリクストンとの戦いを繰り広げることになる。シリーズ初登場のキャストたちルーク・ホブスとデッカード・ショウに立ちはだかる敵ブリクストン役には、『マイティ・ソー』シリーズのイドリス・エルバ。ブリクストンは肉体を改造し、“弾丸も効かない”超人だ。その他、デッカ ード・ショウの妹であり物語の鍵を握る美女役には『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』のヴァネッサ・カービーが抜擢された。監督にデヴィッド・リーチメガホンを握るのは、『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ。脚本は、『ワイルド・スピード』シリーズのクリス・モーガンが引き続き担当する。激しいカーアクションも見どころ互いに暴言を吐きながら、息の合った (!?)コンビネーションで正体不明の敵に立ち向かうホブスとショウ。しかしショウの妹が「今度の敵は別格よ」と忠告する通り、最強の敵・ブリクストンが容赦なく襲い掛かる。果たして、ホブスとショウは世界を救うことができるのか!?息をのむような“ぶっ飛んだ”カーアクションと共に、是非2人の活躍に注目してほしい。あらすじロサンゼルスで娘と暮らす、ワイルドなスタイルで超重量級のクルマを操る追跡のプロ・元FBI特別捜査官ルーク・ホブスと、ロンドンで優雅な生活を送る、クールなスタイルで超高級なクルマを駆る規格外の元MI6エージェント・デッカード・ショウ。2人の元に、行方をくらませたMI6の女性エージェント・ハッティを保護して欲しいという政府の協力要請が入る。ハッティは全人類の半分を滅ぼす新型ウイルス兵器をテロ組織から奪還したが、組織を率いる、肉体改造を施された超人的な戦士・ブリクストンに急撃され、ウイルスと共に消息を絶った。しかも、彼女はショウの妹でもあるという。ホブスとショウは「こんな奴と誰が組むか!」と協力を拒否するが、ウイルスの回収を最優先するため、仕方なく手を組む事に…世界の命運はこの2人に託された!【詳細】映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』公開日:2019年8月2日(金)日米同時公開キャスト:ドウェイン・ジョンソン、ジェイソン・ステイサム、イドリス・エルバ、ヴァネッサ・カービー監督:デヴィッド・リーチ脚本:クリス・モーガン提供:ユニバーサル・ピクチャーズ配給:東宝東和原題:Fast & Furious Presents: Hobbs & Shaw■ムビチケ情報発売日:4月26日(金)~販売場所:全国の上映劇場 ※一部劇場を除く価格:ムビチケカード 一般 1.400 円(税込)特典:数量限定「ワイルド・スピード」メモリアルコンボステッカー※数量限定。画像はイメージ※ステッカーは「ムビチケカード」1枚に付き1枚。※特典が無くなり次第「ムビチケカードのみ」の販売となる。
2019年03月31日カフェ「ブレッドエスプレッソ(bread,espresso&)」が、2019年3月1日(金)に新駅「高輪ゲートウェイ」にオープン。表参道の人気ベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと」を手掛ける、日と々との新店舗となる。厳選素材やクオリティにこだわったパンやコーヒーを提供する「パンとエスプレッソと」。今回は、今年で10周年を迎える東京・表参道店を記念して、ロゴや商品を一新した「ブレッドエスプレッソ」のオープンに至った。新店舗を構えるのは、田町~品川エリアを結ぶ新たなスポットとして注目を浴びている新駅「高輪ゲートウェイ」。真っ白に彩られた店内には、「パンとエスプレッソと 表参道」でも人気を博す食パン「ムー」をはじめ、サンドイッチやドーナツなど約30種類のパンを用意。モーニング、ランチ、ティータイムと、それぞれの時間帯に合わせたメニューを楽しむことが出来る。【詳細】新ショップ「ブレッドエスプレッソ」オープンオープン日:2019年3月1日(金)住所:東京都港区芝浦4-9-13営業時間:8:00~19:00(ラストオーダー 18:00)TEL:03-6435-3375
2019年03月03日2020年、東京に「高輪ゲートウェイ」と「虎ノ門ヒルズ駅」の2つの新駅が誕生する。JR東日本「高輪ゲートウェイ」2020年春にJR東日本の山手線、田町~品川駅間に誕生する新駅「高輪ゲートウェイ」。新駅の駅名は、2018年6月に公募され、6万4,000件あまりの応募の中から決定。選定の理由は「この地域は、古来より街道が通じ江戸の玄関口として賑わいをみせた地であり、明治時代には地域をつなぐ鉄道が開通した由緒あるエリア」であり、新駅が「過去と未来、日本と世界、そして多くの人々をつなぐ結節点として、街全体の発展に寄与するよう」決定したとしている。ちなみに応募数上位は、1位「高輪」、2位「芝浦」、3位「芝浜」という結果だった。駅舎内イメージ図 大屋根を照らし柔らかな光に包まれたコンコースまた、建築家・隈研吾のデザインにより、建設が進められている駅舎の照明デザイナーは、面出薫に決定した。面出は、東京駅丸の内駅舎や京都駅、六本木ヒルズなどのライトアップも手がけた人物。「街のランドマークとなる暖かな光の駅舎」をコンセプトとし、建築の特徴である大屋根を照らし上げることで、柔らかな光に包まれたコンコースをつくるという。東京メトロ「虎ノ門ヒルズ」東京メトロが、2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会開催前の供用開始を目指し開業する新駅「虎ノ門ヒルズ」は、日比谷線霞ケ関駅~神谷町駅間に誕生。周辺再開発事業完成イメージ図最終完成は2022年を予定しており、最終完成時には、周辺再開発事業として建設が進められている「虎ノ門ヒルズステーションタワー(仮称)」等の新たな建物と新駅がつながる予定だ。そのことを踏まえ、明確でわかりやすく、まちと一体となった新たな駅を表す駅名として、「虎ノ門ヒルズ」と名づけられた。なお、虎ノ門ヒルズ駅は、銀座線の虎ノ門駅との乗換駅としての機能も果たす。
2018年12月14日●経歴の似ている2人が、念願の共演1920年代に実際に起こった、凶悪な伝説的犯罪を土台とし全世界で上演、日本でも再演を重ねるミュージカル『スリル・ミー』。登場人物は「私」と「彼」の2人きり、ピアノ1台で繰り広げられるのは、明晰な頭脳を持った2人の青年が、完全犯罪が可能であることを証明するために幼い子供を誘拐して殺害したという陰惨な物語だ。2018年は、”私”成河&”彼”福士誠治、”私”松下洸平&”彼”柿澤勇人という2組がこの物語に挑む。ニーチェに心酔し、自分を「超人」だと思っている”彼”と、そんな"彼"を愛しく思い、犯罪に加担してしまう”私”。今回は、成河&福士ペアにインタビューし、作品の魅力に迫る。○骨太な印象を持っていた――今回お二人の組み合わせが発表された時は、すごく意外だったのですが、作品の話を受けた時にはどのような印象でしたか?福士:逆に、どんなコンビ、という印象でしたか? 「歌えるの?」「土くさいけど、大丈夫?」みたいな?(笑)――なんというか「すごそう」「演技力の殴り合い」といった印象が……。福士:いつも素でやってるんだけどなあ(笑)。成河:ちょっと、恥ずかしい印象で(笑)。まあでも、そう思っていただけるのは、光栄なことですね。福士:もう今回僕らは、歌わないですからね。トークライブって書いていなかったですか?成河:トークライブ(笑)。夫婦漫才スリル・ミーです。福士:冗談はさておき(笑)。挑戦的な作品だと思いました。ピアノ1台の2人芝居で、不安でもあったんですが、ここ最近は、自分の中で想像のつかない作品をやってみたい願望があったんです。30歳を超えて、また改めて恥をかきたいな、という気持ち。以前から、できないものに挑戦してきたので、今「できない」と思っていることをぶち壊さないと、と思って。だから、この未知な作品に「チャレンジします」とお返事しました。成河:役者にとって、やりがいのある作品だと思います。嘘がつけないというか、自分を試されるというのは、ありがたい機会です。――お互い、もともとはどのような印象を持たれていたんですか?成河:僕は舞台『俺節』の時の印象が、忘れられないんです。作品としてもすごく好きだったし、どんな人なのかな? と思いながら観ていました。福士:昭和の、土くさい話で。――福士さん、ギターを弾いてらっしゃいましたよね。成河:だから、今回もギターでオファーが来ているんですけど(笑)。福士:今までの『スリル・ミー』を全部覆します(笑)。成河:みんなね、チラシを信じすぎなの! どうなるかわからないから!福士:たまにはいいかも(笑)。でも、『俺節』はすごく苦労したから、褒めてもらえるのは嬉しいですね。僕は、『100万回生きたねこ』を観させてもらった時が最初だったのかな? 動けるし、セリフの届き方や表現力も別格で、骨太な人だなと思っていました。観劇した後に、そのままみんなで飲みにも行ったんですよね。『髑髏城の七人』でも、同じシーズンではなかったけど、ニアミスだったので、「いつか作品で一緒になれたら」と思っていました。良い意味で怖いと思った男ですし、僕もそうなんですが、演劇畑を渡り歩いてきた感がありますよね。成河:それ、すごく感じた。福士:だから「2人でやります」ということが、嬉しかったです。僕、あんまり嫉妬はない。「怖いな」とは思うけど、「マジかよ」「俺が目立たないじゃん」とか、全くない。成河:超わかる!福士:舞台上で同じ役をやっているわけじゃないし、互いに全うして、「いい役だね」と言い合えたら最高ですね。●2人の演技論、そして「関西弁バージョン」の誕生?○"器"は関係性の中にしかない成河:やっぱ、二人芝居って関係性だから。この後、役柄についてお聞きになる予定かもしれないですけど!(笑)福士:嘘だ、聞かないよ! 僕らのこと、好きな食べ物から聞くと思うよ!(笑) ……で、役柄についてですかね?(笑)成河:当然くるだろ!――じゃあ役柄について……(笑) 登場人物は“私”と”彼”の2人しかいませんが、今の役を取っ払って、どちらをやってみたい、といった希望などはありますか?福士:”私”も楽しそうですよね。歌も大変、表現も難しいけれど、どちらの役でも役者冥利につきる。「面白い役だから楽しかった」という感想は絶対出るはず。僕はエキストラからやっていますから、物語を担う役をいただけて嬉しいし、どちらも面白いなと思います。成河:公演中に勝手に役を替えるから! 俺ら、バレないから!(笑)。福士:千秋楽の次の日あたりに勝手に小屋を押さえておこう(笑)。怖いけど、面白いね。成河:僕は、とにかく関係性だと思うんですよね。だから、どの役でもどんな関係性を作るのかが、大切だと思っているんです。でも、今日1日いて、福士くんと僕の間にあるものが、ひとかけら、わかったような気もします。言葉にはならないけど、そういうパーツがたくさん集まると楽しいと思います。福士:こうやって1日中取材を受けると、引き出しができたような気がする。まだ空っぽだけど、私と彼の間なのか、僕と成河くんの間なのか、「何かができた」というのはすごく感じられました。――少し、イメージできたということですか?成河:あ、そういう言い方したらダメですよ。今、福士くんが良い言い方したから。この2人の間に、入れるべき箱ができた、ということなんです。イメージは、まだ一個もない。福士:器、くらいだね。成河:前提にも達してないけど、そういう過程が、やっぱり役者の醍醐味なんです。福士:器ができて、1ピース埋まったから、千秋楽までに全部できる! ということでもない。成河:これは良い話ですよ、演技論の! 役者ってどうしても、自分の頭の中に器を作ってしまいがちだし、台本と接するようになってしまう。でも、本当はその器は2人の間にしかなくて、相手がいなければ成り立たないんです。2人の間の器の輪郭を考えて、「こんな形とこんな色をしているなら、だったらこれを入れようかな?」という作業があるんです。2人の間に器が見つかるのが、面白い。……すごいね、僕もたとえが大好きなんだけど、福士くんもバンバンたとえてくれる。栗山(民也)さんの前でたとえ合戦ですよ(笑)。福士:2人で一つの器がないといけないし、栗山さんとの器もなきゃいけないし、3人での器も、スリル・ミーというでかい器もあったり。そのエッセンスは、稽古という重要な期間で探っていきます。――成河さんは、『エリザベート』でも小池修一郎先生を質問攻めに……というお話でしたが、今回もどんどん聞いていく、という感じでしょうか。成河:僕は劇団出身で、延々と話し合いながらやっていた方なので、稽古場で演出家に何もきかないという習慣は、馴染みがないんです。今回も翻訳劇ですし、いろいろ聞かないと。だいたい翻訳劇は、翻訳した時点である種の解釈が入ってくるわけですし。福士:「そのニュアンスってありですか?」ということですよね。成河:語尾一つとっても「ないんですよ」「ないんだよ」「ないんだよね〜」……これでも英語では全部一緒で、日本語にした時点でニュアンスが生まれるから、そこを一行一行、やっていきたいです。自分にとって、なじみの良い言葉がありますし、そうやって2チームの雰囲気も変わっていくと思います。福士:これは、決まりましたね。我々は『スリル・ミー』大阪バージョンで。――関西弁ですか!?福士:「誘拐だ!」と言ったら、「おま、あかんでそれはほんま!」。成河:他言語ミュージカルだ(笑)。僕は韓国語も入れようかな。福士:「ナイフって、おま、なんでやねん!」テンポ感が変わっちゃう(笑)。成河:「はいどうも〜」って(笑)。まあでも、稽古場でも恥をかきながらやっていきたいよね。40歳になっても50歳になっても「生意気なこと言いやがって」と思われるような立場でいたい。福士:疑問を残しておくとあまり良くないことになるし。まあ、疑問のままにしておきたいところもありますけどね。「わからないで演じられるの?」と言われても、けっきょく人間だってわからないで生きてるから。成河:最近、そういう時にどういう風に返したらいいのかわかったよ! 「わかりたいから、やっているんです」。福士:じゃあ、「早くわかれよ」ってなるかもしれないけどね(笑)●『スリル・ミー』が人を惹きつける理由は?○緊張と緩和の構成――『スリル・ミー』は世界中で上演され、日本でも何度も再演されていますが、何がそこまで人を惹きつけるのだと思いますか?成河:逆に、気になるよね。「わかりたいから、やっているんです」(笑)福士:僕は音源を聴いて、すごく張り詰めた糸があると思いました。緊張感が途切れた瞬間に、初めて拍手ができる100分間。脳内を押さえつけて押さえつけて、最後に「アドレナリン出していいですよ」という構成に、「もう1回味わいたい」と思うのではないでしょうか。下世話なたとえだけど、ギャンブルみたいな感じ。成河:性的興奮みたいな。福士:でも確かに、言い方はいやらしいかもしれないけど、興奮や快感に近いものがある(笑)。ただ楽しかった、じゃなく、我慢と緩和があるからこそ、中毒性のある作品だと思います。だから内容も然りですけど、構成も優れているのだと思う。成河:考えてみるとそうだね、それがスリルなんだもんね。でも同時に、本当になんで人間はこんな陰惨なものを見たいんだろう? 「残酷で美しい」と言えば、簡単に額縁に入れられるんだけど、本来舞台というのは額縁に入れるものではないですし。この、ぶん殴られるような残酷さ。でも、この衝動が自分の中に潜んでいるかもしれない、ということが問われるのか。福士:問われますね。成河:どうすればその残酷さと向き合えるのか、を解決する方法論の一つが、昂揚して感情に訴える、ミュージカルなのかも。最終的には、自分と向き合う鏡でありたい、と思いますよね。福士:いや、怖い。アンチ・コンプライアンスですね。でも、こういう作品はこういう作品でないと。「子供から大人まで」という作品ではないと思ってやらないと、逆に失礼にあたると思います。成河:いろいろ、考える材料にもなると思いますから。福士:1年間ロングランをやったら、自分が病むと思う。もしかしたら公演中、口調や性格が少し変わってしまうかもしれないですね。○ミュージカル『スリル・ミー』キャスト:成河 福士誠治 / 松下洸平 柿澤勇人東京公演:2018年12月14日〜2019年1月14日(東京芸術劇場 シアターウエスト)大阪公演:2019年1月19日〜20日(サンケイホールブリーゼ)名古屋公演:2019年1月25日(名古屋市芸術創造センター)※東京公演(12/24、1/4、7、11)、大阪公演(1/19、20)ともに追加公演決定。抽選先行受付中。■成河(そんは)1981年3月26日生まれ、東京都出身。大学時代より演劇を始める。北区つかこうへい劇団等を経て、舞台『エンジェルス・イン・アメリカ』(04)、『ショーシャンクの空に』(13)、『100万回生きたねこ』(15)、『エリザベート』(16)、劇団☆新感線『髑髏城の七人』 Season花(17)、『人間風車』(17) 、一人芝居『フリーコミティッド』(18)等に出演する。ドラマ『マッサン』『下町ロケット』『絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜 』など映像作品参加も多数。2017年には『美女と野獣』吹き替え版ルミエール役も話題となった。■福士誠治1983年6月3日生まれ、神奈川県出身。近年の主な出演作品にドラマNHK木曜時代劇『まんまこと~麻之助裁定帳~』主演(15)、『社長室の冬‐巨大新聞社を獲る男‐』(17)、『平成細雪』『アンナチュラル』(18)、映画『シマウマ』(16)等。舞台には『スーパー歌舞伎II ワンピース』(15)、『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極~』(18)等幅広く活躍する。現在、声優として2018年はテレビ東京アニメ『フォーカード』(主演声)が放送中、主演ドラマ『極道めし』、NHK土曜時代ドラマ『ぬけまいる~女三人伊勢参り』(10月27日~)放送、映画『いとしのアイリーン』(公開中)などに出演。また映画監督デビューも果たした。
2018年10月27日元SMAPの中居正広が、20日に放送されるニッポン放送『ショウアップナイター ヤクルト×巨人』(17:40~ ※試合終了まで完全実況生中継)に、神宮球場からゲスト生出演することが決定した。中居はニッポン放送のレギュラー出演者を中心に結成された公式応援団『チーム・ショウアップ』のメンバーの1人。テリー伊藤、森永卓郎、松村邦洋、磯山さやかなどがメンバーであり、テリーは開幕直前に巨人の沖縄キャンプを訪問し巨人の高橋由伸監督にインタビューを実施している。今回、大の巨人ファンで知られ、自身がパーソナリティを務める同局の番組『中居正広 ON & ON AIR』でもたびたび野球愛にあふれる発言を行っている中居が、巨人戦にゲスト出演。解説者の里崎智也氏、実況のニッポン放送・煙山光紀とともに、試合にコメントしていく。
2018年09月19日国内外の幅広いブランドをセレクトした三越伊勢丹の自主編集ショップ「ニューヨークランウェイ(NEW YORK RUNWAY)」。なかでもデニムは10ブランド以上を取りそろえ、さまざまな色と型を展開しています。そんな豊富なラインアップから、インスタグラムに個性的でハイセンスな私服スナップをポストする人気のエディター、大平かりんさんが4本のデニムをセレクト。それぞれの個性が楽しめる着こなしを紹介します。STYLE 1異素材×カラー「すごく好きな形です! 色も濃すぎず、ちょうどいいカジュアル感がツボ」この「ヤヌーク(YANUK)」のデニムは、まるでキャンバス。カラーアイテムを合わせてもいいし、シンプルにモノクロを合わせてもいい。女性らしくも、メンズライクにもスタイリングできる色と型ですね。そんな万能デニムには、シースルー×もこもこアウターという異素材を合わせ、さらにグリーン×ピンク×パープルという色遊びをしてみました。自由に素材や色を掛け合わせられるのは、デニムの醍醐味です!デニム 2万3,000円(ダークユーズドブルー)銀・仙・栄・高・札・浦 /YANUK細身なレッグラインに対し、ヒップ回りにややゆとりをもたせ、履きやすさと美脚効果を兼ね備えたスリムテーパードモデル、「ルース(RUTH)」。股上は少し深めのミッドライズ。STYLE 2クールなロンドンガール「リベットやパッチ、縫い糸なども一貫してブラック。そのミニマル感が◎」履くだけでスタイリッシュに決まる「エージー(AG)」のブラックスキニーには、同じ黒を合わせてミニマルにまとめるか、対極の白を合わせてコントラストを楽しみたい気分。今日はショート丈で袖はボリューミー&ロングな、ホワイトニットをスタイ リング。足元はメンズライクなモンクシューズを合わせれば、スキニー×ボリュームニットのアンバランス感とマニッシュ感、ルーズな遊び心のあるロンドンっ子スタイルが完成。デニム 2万6,000円 ※9月19日発売 (ブラック) 日・銀・仙・新・栄・高・松・札・浦 /AG ハイライズで足首までぴったりとフィット感のあるアンクル丈のスーパーブラックスキニー。ヒップラインを美しく見せる、股上が深めのハイライズは三越伊勢丹別注モデル。STYLE 3小洒落たおじさんスタイル「ヴィンテージっぽい青色と、ありそうでなかったタックディテールが素敵」秋になるとしたくなるのが、 “おじさん”スタイル。スラックスにシルクシャツをインして、ベルトで締める。そんな野暮ったさがたまらないのですが、ベージュのスラックスだとさすがにおじさんが過ぎる。そんなときに丁度いいのが、この「ウォードブルー(woadblue)」のスラックスライクなデニム。プレーンな生地感で、おじさんコーデもこんなに洗練されます。シューズやネイル、小物で女性らしさをプラスするのも忘れずに!2万2,000円(ノンウォッシュ)銀・仙・新・栄・高・松・札 /woadblueウエスト周りと裾をスラック調に仕立てたインタックパンツ。インタックからの流れるようなドレープと薄めで目面のきれいなデニムを使用し、スラックス感を引き立てた1枚。STYLE 4ボリューム&スキニー&ボリューム「ウォッシュが利いて程よい抜け感があり、秋冬のスタイリングに合いそう! 」この秋冬に個人的に注目しているのが、派手な色・柄で、インパクトとボリュームのあるショートブーツ。そんなブーツには、この「レッドカード(REDCARD)」のスキニーデニムを合わせたい! ボリュームのあるニットとブーツでスキニーを挟むことで、新しいバランスが生まれ、さらに脚の細さを強調してくれるんです。日本人の体型に合わせて作った、ドメスティックブランドならではの柔らかな履き心地も快適です♡1万9,000円 ※9月19日発売(ダークユーズドブルー) 日・銀・仙・新・栄・高・松・札・浦 /REDCARD 日本人の体型に合わせて作られたスキニーデニム。履き心地の良さを重視したストレッチ素材を採用。ディープブルーの立体感のある色落ちで、脚をすっきりと見せてくれる。【プロフィール】大平かりん/おおひらかりん前職の女性誌編集アシスタント時代に、「編集部随一の衣装持ち」として私服スナップを WEBで公開。その個性的な着こなしと高いファッションセンスで一躍話題になる。現在は フリーのエディターとして活躍する傍ら、インスタグラムでは私服をポストし、引き続き注目を集めている。モットーは、“365 日同じコーディネートはしません”。Instagram:@ko365d【店舗情報】■日本橋三越本店 本館 2 階 ニューヨークランウェイ(日)電話:03-3274-8258■銀座三越 3 階 ニューヨークランウェイ(銀)電話:03-3535-9275■仙台三越 本館 2 階 ニューヨークランウェイ(仙)電話:022-221-3253■名古屋栄三越 3 階 ニューヨークランウェイ(栄)電話:052-252-3629■新潟三越 2 階 ニューヨークランウェイ(新)電話:025-227-7224■高松三越 新館 2 階 ニューヨークランウェイ(高)電話:087-825-1751■松山三越 2 階 ニューヨークランウェイ ネクスト(松)電話:089-934-8047■丸井今井 札幌本店 大通館 3 階 ニューヨークランウェイ(札)電話:011-205-2364■伊勢丹 浦和店 2 階 ニューヨークランウェイ(浦)電話:048-825-8753※各発売予定日は変更になる場合あり。--staff--photographs : Yutaro Tagawahair & make-up : Aya Murakamistyling & model : Karin Ohiraedit & text : Ayumi Kinoshitaproduction:GAS AS INTERFACE
2018年09月17日家族の絆を描いたディズニー/ピクサー映画『リメンバー・ミー』のMovieNEXが、本日7月18日(水)よりリリース。この度、このリリースを記念して、MovieNEXに収録されているボーナス映像の中から、2つの未公開シーンが到着した。陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に描いた本作は、第90回アカデミー賞の長編アニメーション賞と主題歌賞をW受賞するなど様々な賞に輝き、日本でも大ヒット。また、日本語版では、俳優の藤木直人や女優の松雪泰子、ほかにも渡辺直美、立木文彦、鈴木拡樹、シシド・カフカなどがボイスキャストとして参加していることでも話題になった。そんな本作のMovieNEXリリースを記念して、今回2つの貴重な未公開映像が公開!◆未公開シーン1、幻のオープニングまず1つ目の映像は、幻のオープニングともいえる貴重なシーン。神妙なトーンで始まるも、次の瞬間、テンポアップ&カラフルな映像になり、陽気なガイコツたちが「人生の幕は閉じても、お楽しみはこれから。それが死者の日!」「写真の前で乾杯、踊って騒ごう」と軽やかに歌い上げ、盛り上げている。共同監督/脚本を務めたエイドリアン・モリーナは、本映像について「長い間、採用されていたが、最後にカットした。作品の世界を歌で紹介するシーンだよ」と明かしており、出来ることなら完成したシーンを見てみたい、と思わせるようなクオリティだ。◆未公開シーン2、ミゲル一家の大合唱そして2つ目の映像は、本編の設定とは異なり、当初主人公・ミゲルの家族が決して“音楽は絶対禁止”ではなかったことが垣間見えるシーン。ミゲルの家族たちが「家族の伝統を受け継ごう」と、“一家の流儀”を歌いながら、訴えかける場面だ。ミゲル本人は音楽家への夢は隠してはいないが、家業である靴屋を継いでほしいという家族の思いも理解している点が、本編との大きな違いと言える。本作の見どころの一つである「音楽」の魅力を知ることができる本ボーナス映像。この映像を見れば、また本編を観たくなること間違いなしだ。『リメンバー・ミー』MovieNEXは7月18日(水)リリース。※デジタル先行配信中(cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年07月18日北米で大人気のウェイトマネジメントドリンクライフスタイル製品の企画・製造・輸入・販売事業を展開するモデーアジャパン合同会社は、ウェイトマネジメントドリンク『モデーア トリム』の販売を7月3日(火)から開始した。「モデーア」は、アメリカのライフスタイルブランドであり、Live Clean“美しく生きる。”というブランドフィロソフィーを掲げ、安全・安心にこだわり、体の内と外、地球環境を考えた製品を提案している。しなやかな筋肉を感じさせる美しいボディへ『モデーア トリム』は、脂肪の燃焼と筋肉増強のメカニズムに着目して開発された栄養補助飲料である。注目を集めているベニバナ油由来の共役リノール酸(CLA)が配合されている。共役リノール酸は、体内で作ることができないため、食事から摂取することが必要である。運動と併用することにより、引き締まった体作りをサポートする。鶏胸軟骨から抽出したコラーゲン/HAマトリックステクノロジーも配合している。ハリとうるおいを支えて、しなやかな筋肉をサポートする働きがある。2つの自然由来成分が融合することで、若々しいメリハリボディへと導いてくれる。効率的に吸収できるクリーミーなリキッドタイプで、ココナッツライム味が美味しい。砂糖、グルテン、乳製品は含まない。1日15ml(大さじ1杯程度)をめやすに、スプーンに出してそのまま摂取する。価格は、450ml(約1ヵ月分)入りで9,800円(税込み)。(画像はプレスリリースより)【参考】※プレスリリースモデーアジャパン合同会社モデーア トリム
2018年07月09日ウェザーアイテムのスペシャリティストア、ハンウェイ(HANWAY)が、画家・イラストレーターの田中麻記子とコラボレーションした「オールウェザー日傘」を、7月1日に発売する。左からロートレック、プロヴァンス、ジヴェルニー、ルソー、アルザスミニスタイル(各1万2,000円)「オールウェザー日傘」は、晴れの日にも雨の日にも使える晴雨兼用のアイテム。生地素材には、日よけのUVカットと遮光加工、雨よけの撥水と防水加工を施したポリエステル生地を使用している。今回のコラボレーションアイテムは、田中麻記子が特別に描き下ろした、フランスにオマージュを寄せた色彩鮮やかな作品が落とし込まれ、使いやすさとデザイン性を兼ね備えるアイテムとなっている。柄は5種類で、各柄ショートとミニの2スタイルで展開。ジヴェルニー(1万2,000円)作品のテーマは「フランスの画家と地方へのオマージュ」。画家のルソーとロートレック、地方はプロヴァンスとアルザス、両方に通じるモネとジヴェルニーの5種類。今回のコラボレーションについて田中は、傘のデザインは初めてだったが、広げたその絵が万華鏡のようになった瞬間、私の想像を遥かに超えて、雨の日や日差しの強い日が待ち遠しくなるようなプロダクトとなった、と語っている。日常が楽しくなる傘で、これからの季節を心地よく過ごしてみては。
2018年06月22日この春、劇場公開し大ヒットを記録した、カラフルで壮大な“死者の国”を舞台に“家族の絆”を描いたディズニー/ピクサー『リメンバー・ミー』のMovieNEXが発売が決定。併せて、劇場で『リメンバー・ミー』と同時上映した、ディズニーが贈る『アナと雪の女王/家族の思い出』もブルーレイ&DVDセットで発売されることになった。『リメンバー・ミー』は、陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に贈る、感動と音楽に満ちたファンタジー・アドベンチャー。第90回アカデミー賞の長編アニメーション賞と主題歌賞をW受賞し、第75回ゴールデン・グローブ賞でアニメ映画を受賞、さらに第45回アニー賞では最多11部門を獲得。他にも数々の重要な映画賞を受賞し、その数はなんと70を突破。ディズニー/ピクサー作品史上最高傑作の呼び声も高く、日本では国内興収49億円超えの大ヒットを記録した。日本語版ボイスキャストには、主人公・ミゲル役に当時13歳の石橋陽彩が大抜擢され、へクター役に俳優の藤木直人、ママ・イメルダ役に女優の松雪泰子、フリーダ・カーロ役に渡辺直美など豪華キャストが一同に集結し、その熱演も大きな話題を呼んだ。また、作品を魅了する楽曲も大きな見所のひとつ。劇中で歌われる「リメンバー・ミー」は、『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」を手掛けたロバート&クリスティン・アンダーソン・ロペス夫妻が書き下ろし、日本版エンドソングには、“シシド・カフカ feat. 東京スカパラダイスオーケストラ”が起用された。■思わず誰かに教えたくなる!? ピクサー作品おなじみの”隠れキャラクター”が分かる特別映像が解禁!そのMovieNEX発売決定を記念し、ピクサー作品ではおなじみの隠れキャラクター、ピザプラネットのトラックや、次回作『インクレディブル・ファミリー』など、本作に隠されたキャラクターを紹介する特別映像が解禁。まずは『トイ・ストーリー』に登場するピザ屋、ピザプラネットのトラック。主人公ミゲルが家の窓から外を眺めていると、ほんの一瞬で走り去っていく。続いて、ピクサーのクリエイターたちの多くが卒業したカリフォルニア芸術大学の教室の部屋番号“A113”は、死者の国の事務所のドアに書かれている。さらに、ジョン・ラセター初監督作品の短編アニメーション『ルクソーJr.』(86)に登場した、大きな赤い星がデザインされた黄色いボールは、死者の国にいる女優フリーダ・カーロの部屋に。これらは、ピクサーが手掛ける作品でほぼ毎回出てくるおなじみのものとなっている。最後に、8月1日(水)公開『インクレディブル・ファミリー』のポスターは、死者の国でミゲルたちがコンテストに向かう途中の壁に飾られている。ちなみに、よく見ると、死者の国らしくインクレディブル一家がガイコツ姿で描かれていている。思わず誰かに教えたくなる、ピクサーおなじみの隠れキャラクターを、本編でも改めて確かめてみてほしい。■『アナと雪の女王』最新作もブルーレイ&DVDセットで同時発売!劇場で本作と同時上映した『アナと雪の女王』の最新作、『アナと雪の女王/家族の思い出』も7月18日(水)にブルーレイ&DVDセットで発売が決定。7月4日(水)に先行デジタル配信を開始する。日本語版ボイスキャストは前作に引き続き、アナの声を神田沙也加、エルサの声を松たか子、オラフの声をピエール瀧が熱演。4曲の新曲もあり、アナとエルサが“家族の絆”をテーマに一緒に歌う感動のハーモニーも注目だ。さらに、雪の季節をテーマにした6つのディズニー短編アニメーションも収録されている。“おもちゃの世界”や“モンスターの世界”など、これまで誰も観たことがない“もしもの世界”を舞台に数々の感動的な物語を生み出してきたディズニー/ピクサーが贈る『リメンバー・ミー』。隠れキャラクターを探しながら、あの感動をもう一度味わってみては。『リメンバー・ミー』は7月18日(水)にMovieNEX(4,000円+税)で発売。7月4日(水)より先行デジタル配信開始。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年05月29日今月21日、49歳の若さでこの世を去った『オースティン・パワーズ』の“ミニ・ミー”ことヴァーン・トロイヤー。ロサンゼルス郡の検視官オフィスのスポークスマンが、その死因は自殺であった可能性が高いと「People」誌に語った。「入院当時、彼の体内のアルコール濃度は非常に高いものでした。彼の死は、自殺の可能性が高い事件として報告されています」。現在、中毒症状のレベルを測るテストが行われているが、最終結果が出るまでには4週間から6週間を要するという。今月2日、ヴァーンは鬱と自殺願望を訴えてノースハリウッドの自宅に救急車を呼んだ。泥酔していたヴァーンはとても動揺しており、自暴自棄になっていたそうだ。病院に運び込まれた後はアルコール中毒よるものとみられる臓器不全が起こり、生命維持装置が装着されたが次第に身体は衰えていった。そして生命維持装置が外され、亡くなった。ヴァーンは2002年にもアルコール中毒で命を落としかけたことがあり、ファンからの心配や激励に「感謝してもしきれない。アルコール依存症との闘いは簡単ではないが、これからもがんばる」とコメントを発表していた。ヴァーンの家族は、ファンにお悔やみの花を贈る代わりに、耳の不自由な人や子どもたちのためのチャリティー団体「スターキーきこえの財団」、または知的障がい者と発達障がい者を支援する「Best Buddies」にヴァーンの名前で寄付してほしいと呼び掛けている。(Hiromi Kaku)
2018年04月25日4月21日(現地時間)、『オースティン・パワーズ』のミニ・ミー役で知られるヴァーン・トロイヤーが亡くなっていたことが明らかになった。享年49。本人のFacebookページで声明文が公表された。ヴァーンは今月初め、アルコール依存症で入院。「TMZ.com」によればその入院以来、生命維持装置が装着されていた状態だったという。直接的な死因は明かされていないが、声明文には「鬱病と自殺は非常に深刻な問題です」と綴られている。アルコール依存症に苦しんでいたヴァーンはたびたびリハビリ施設に入所し、「闘っては打ち勝つ」ことを繰り返してきたが、「残念なことに今回の闘いは大きすぎた」という。小人症でわずか身長81センチという小柄な体格を活かし、『オースティン・パワーズ』シリーズや『ハリー・ポッターと賢者の石』などに出演し、俳優人生を生きたヴァーン。『オースティン・パワーズ』で共演したマイク・マイヤーズは「いっぱしのプロ(の俳優)で、彼と一緒に働く人々にとって可能性を広げてくれる導き手だった」と愛情を込めた表現で偲んだ。シャノン・エリザベス、カルメン・エレクトラらセレブもSNSで追悼メッセージを送っている。(Hiromi Kaku)
2018年04月22日ワールドワイドラブ(WORLD WIDE LOVE!)から、ディズニー/ピクサー映画『リメンバー・ミー』の公開を記念した限定Tシャツが登場。2018年4月中旬より発売される。『リメンバー・ミー』は、2018年3月16日(金)より上映されている最新ディズニー/ピクサー映画。主人公ミゲルがカラフルな死者の国に迷い込み、冒険を繰り広げていくストーリーだ。発売となるTシャツには、そんな映画の世界観を彩り鮮やかなグラフィックデザインで表現。ミゲルはもちろん、死者の国の住人・ヘクターやエルネスト・デラクルスを、物語のキーワードとなるギターと共にプレイフルに描いた。またバックプリントには、ブランドを象徴するロゴを配している。なおTシャツは、ゆったりとしたビッグシルエット。一枚でも存在感を放つ一着に仕上げている。【詳細】REMEMBER ME Tシャツ価格:8,990円販売時期:2018年4月中旬色展開:ホワイト・ブラック販売店舗:WORLD WIDE LOVE!、Rydia各店舗、WEB SHOP
2018年04月06日現在大ヒット公開中のディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。ストーリーはもちろん、メキシコの「死者の日」の文化を反映したガイコツモチーフのデザインや、カラフルだけどちょっとダークな世界観が、子どもだけでなく大人も楽しめるとの声も多く寄せられる本作。今回は、映画を観た後に『リメンバー・ミー』の世界にどっぷりと浸れるような、メキシコの雰囲気が味わえる東京・六本木のテキーラ&メスカル専門Bar「AGAVE」(アガヴェ)をご紹介!“古き良きメキシコ”の世界観を再現した店内六本木駅2番出口から徒歩1分、六本木通り沿いにあるアクセスも便利なこちらのお店。ドアを開けるとネオンで「AGAVE」の文字が。期待を膨らませて階段を下りると、そこはメキシコ独立革命前後の1920年代の“古き良きメキシコ”の世界観を再現した、雰囲気満点の空間が広がっている。ワンフロアの広々とした空間には、カウンター席・テーブル席・半個室があり、1人でふらっと来ても、またはグループで来てもそれぞれの楽しみ方ができそうだ。今年でオープン20周年を迎えるアガヴェは、国内のBarの中でもベストクラスのテキーラ/メスカルの銘柄を揃えており、その数は約570種類にもなるんだとか。またテキーラだけでなく、キンキンに冷えたメキシコのクラフトビール「デイ・オブ・ザ・デッド」やメキシコを代表するビール「テカテ」も揃えている。メキシコの文化や音楽をテキーラを通して知ってほしいというお店の想いがあり、お店の壁には当時のマリアッチのスターやメキシコ映画のポスターが貼られ、メキシコのツバの広い帽子「ソンブレロ」やフリーダ・カーロの肖像画なども。テキーラやお店の雰囲気を楽しみながら、映画『リメンバー・ミー』トークをすればより一層盛り上がりそう。そもそも「テキーラ」ってどんなお酒?そもそもテキーラは300種類以上もある「アガベ(リュウゼツラン)」という多肉植物のたった1種類から出来たお酒で、メキシコのハリスコ州を含む5州で厳格な規定に沿って作られたお酒のみが、テキーラと名乗ることができる。アガベを原料とするお酒はほかにもあり、その中の代表格にメスカルと呼ばれるものがあるが、主な産地であるオアハカ州などではテキーラ以上に親しまれ、色々な製法と味わいのものが作られているという。女性におすすめの銘柄・飲み方普段あまりテキーラに馴染みがない方や若い女性でも楽しめるような、おすすめのテキーラの銘柄とその飲み方を、アガヴェマネージャーの佐々木宗彦氏に伺った。初心者の方にはまず「スタンダード」な中心的な味わいを楽しんでもらいたいということで佐々木氏がおすすめしてくれた銘柄が、メキシコ国内1位のテキーラブランド「オレンダイン」(Tequila Orendain)。テキーラには、クリアでシャープな味わいのBLANCO(ブランコ) 、短期熟成されやや黄金がかったREPOSADO(レポサド)、1年以上熟成されスモーキーでどっしりとしたAÑEJO(アニェホ)の3種の異なった味わいがある。今回は佐々木氏のオススメでオレンダインのレポサドをテイスティング。テキーラを飲む前に「ぜひ香りを楽しんでください」との助言をいただき、さっそく嗅いでみると、驚くほど爽やかですがすがしい植物の香りが。同じハードリカーのウィスキーと比較しても、アルコールのツンとする香りではなく、アガベの丸みのある甘さやフレッシュさが優しく伝わってくる。テキーラを1~2滴手に馴染ませ嗅いでみるのもおすすめ。飲んでみると、やはりアガベ本来のしっかりとした味わいがあり、ウォッカのような“無味無臭”のお酒とは対照的な華やかさが楽しめる。注がれた1ショットをちびちびと味わいながら飲みたくなるお酒なのだという発見ができた。チェイサーとして「サングリータ」と呼ばれる特製のトマトジュース(トマトジュース、ハラペーニョ、ライム、オレンジなどをミックスしたもの)をテキーラと交互に飲むことで、ピリ辛さとトマトジュースの塩味でよりお酒が進み、最高のペアリングに。本格的なメキシカンも堪能アガヴェではドリンクのほかにも、Barでは珍しく本格的な料理を楽しむことができる。お店も18:30~オープンなので1次会から利用するお客さんも多いのだとか。テキーラと併せていただきたい、お店一押しのメキシカン料理をご紹介。お店の定番料理は、ボリューミーなのも嬉しい「ナチョス」。トルティーヤチップスとチリビーンズ、チーズ、ハラペーニョ、サルサが山盛りの層になっていて、手で豪快にいただきたい一品。テキーラとの相性も間違いなし!こちらは「ノパリートス」と呼ばれる、サボテンのサラダ。細切りで酢漬けにされた生のサボテンに、スモークサーモンを合わせた一品で、独特の食感がクセになる名物料理だ。オシャレでユニークなボトルデザインにも注目味わいはもちろん、ボトルのデザインもユニークな個性的なものが多いテキーラ。棚や壁にびっしりと並べられたテキーラやメスカルのボトルを眺めながら、テキーラを飲むのはまさに至福のひととき。ラテンアメリカ諸国のお祭りにインスパイアされたデザインが特徴的なブランド「KAH」のTEQUILAは、まさに『リメンバー・ミー』の死者の日のようなカラフルなドクロデザインが1つ1つ手描きで施されている。ほかにも女子の心をくすぐるオシャレなボトルが多数。テキーラを楽しみながら、お気に入りのボトルデザインを見つけてみてはいかが。■AGAVE営業時間:月~木 18:30~2:00 (1:30 L.O.)金~土 18:30~4:00(3:30 L.O.)定休日:日曜、祝日の月曜価格:テキーラ1ショット 1,000円~(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月31日現在公開中のディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。ギターの天才少年ミゲルが死者の国を舞台に繰り広げる冒険ファンタジーで、家族のつながりというテーマを温かく描いた感動作。そんな本作の見どころの一つは、登場するキュートなキャラクターたち。今回編集部では、カリフォルニア・エメリーヴィルにあるピクサー・アニメーション・スタジオに現地取材し、イメルダのアレブリヘ「ペピータ」のキャラクターを制作したアロンゾ・マルティネス(キャラクター/リギング・アーティスト)にキャラクターの製作過程を伺った。■イメルダのアレブリヘ「ペピータ」ペピータの体はあらゆる動物をミックスして作られており、雄ヒツジの角、トカゲの尻尾、鷲のかぎ爪、ジャガーなどを参考に作られた架空の動物。本作では、アレブリヘごとにオーナーがおり、ペピータはオーナーであるイメルダのパーソナリティにとても似ている。2人ともとても強く、自分自身に自信があり、たくさん敬意を表すことを要求する性格だ。人々の魂を死者の国に導くカラフルな動物元々アレブリヘは20世紀前半にペドロ・リナレスによって作られた伝統的な人形で、風変わりでカラフルな生き物たちをパピエマシェという張り子(現在は木製が多い)を使って作られるのが特徴。アレブリヘには神話や宗教のバックグラウンドは無く、自分なりのストーリーや独創性を吹き込むことができる。ペピータはアレブリヘの特徴を外見に用いつつ、役割の特徴としては、メキシコのナグアルという「各人にそれぞれ動物版の自分が存在する」という、メキシコのアニミズムのような伝統的信仰を取り入れている。よって、ペピータは人々の魂を死者の国に導くカラフルなガーディアンとして本作に登場している。アレブリヘはパーツを付け替えられるペピータのキャラクター製作だけでなく、個人の趣味でアレブリヘたちを収集してきたというアロンソ・マルチネス氏に、アレブリヘの魅力を語ってもらった。アロンソ・マルチネス(以下AM):私は小さいころからずっとコレに執着していて、親戚を訪れてメキシコに行くたびに、今回はどのアレブリヘを家に持ち帰ろうかと虎視眈々と狙っていました。これらの収集を初めてからは9年、いえ、おそらく12年ほど経つかと思います。とても楽しいですよ。AM:私が何よりも気に入っているところは、付属肢がどれも交換可能なところなのです。つまり、こちらのアレブリヘから翼を取って別のアレブリヘにつけることができるということですね。羽でも、角でも、色々と交換して自分なりのキャラクターをデザインすることができるのです。ペピータはいつも怒っている!?ペピータのキャラクターを制作する上で、どんなことがチャレンジングだったのかをマルチネス氏はこう語ってくれた。AM:ペピータはミックスされた存在です。彼女が数多くの動物の要素を備えているために作るのがとても難しかったです。また、腕から翼が生え、肩は別の肩がそこから出ているので、それがどのように機能するのか決める作業はとても興味深いものとなりました。AM:もう一つの側面は、グラフィック的でありながらも、説得力と肉質感と自然さも残しておきたかったことです。ペピータにとってとても重要になるポーズのひとつは、彼女はいつもとても怒っていることです。ある意味彼女はとにかく恐ろしいキャラクターなのです。そこで、私は怒っている虎の様相を参考資料としてたくさん集め、目をつぶっていてもこれらの画像が思い浮かべられるほど研究しました。ペピータは発光していた!『リメンバー・ミー』の「ウン・ポコ・ロコ」本編シーンにて、ペピータがミゲルを探しに来る場面では、ペピータが蛍光色に発光しているのが見て取れる。これについて、ディレクティング・アニメーターのニック・ロザリオがコメントをしてくれた。ニック・ロザリオ(以下NR):この映画に登場するアレブリヘのとてもクールなもうひとつの側面は、ペピータ自身が光源になっていることです。彼女が歩いてくると、地面や彼女の下を歩いているキャラクターに光があたります。これらにあたっている光はペピータが発している光なのです。NR:私もこのキャラクターが大好きです。色々な意味で私の子ども時代を思い出させてくれます…サンダーキャッツとかトランスフォーマーとかね。実にクールです。協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月30日現在公開中のディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。ギターの天才少年ミゲルが死者の国を舞台に繰り広げる冒険ファンタジーで、家族のつながりというテーマを温かく描いた感動作。そんな本作の見どころの一つは、登場するキュートなキャラクターたち。今回編集部では、カリフォルニア・エメリーヴィルにあるピクサー・アニメーション・スタジオに現地取材し、お茶目なミゲルの相棒犬「ダンテ」のキャラクターを制作したニック・ロザリオ(ディレクティング・アニメーター)にキャラクターの製作過程を伺った。■主人公・ミゲルの相棒犬「ダンテ」間抜けでお茶目な性格だが、いつもミゲルのそばにいて見守っている野良犬「ダンテ」。ミゲルとともに死者の国へ冒険に出る相棒犬で、『カールじいさんの空飛ぶ家』や『ボルト』『わんわん物語』など2Dアニメーション作品からもインスピレーションを受けてキャラクターが作られた。モデルはメキシコ/中央アメリカ原産の「ショロ犬」ダンテのモデルとなった犬種は、アステカの神のショロトルとアステカ語で犬を意味するイッゥツゥイントリを合わせたショロイッツクゥイントリ(通称「ショロ犬」)。メキシコと中央アメリカ原産でそのルーツは3,500万年前まで遡ると言われているそう。メキシコでは古くからショロ犬は死者をこの世からあの世に導くガイドの役目も果たすとも言われている。短編「ダンテのランチ」キャラクターデザインは数多くのデッサンを描きながら、アートワークによって少しずつ固めていくそう。そしてマペットといわれる粘土の造形を作り、キャラクターを立体的に捉えながら、大きさやバランスが仔細に決定される。そしてダンテの個性の描き方についてニック氏に動画を使って解説してもらった。ニック・ロザリオ(以下NR):製作の初期段階で私たちはオンラインで公開されたちょっとした短編を作っています。「Dante’s Lunch(ダンテのランチ)」というものです。これがダンテを固めるための素晴らしいテストになりました。NR:私たちは彼の個性をここからさらに発展させています。正直言うと、最初は上手く行っていませんでした。そこで私たちはタイミングやポーズをもっと強調することにしました。バナナの皮に気づいて振り落とすのではなく、皮が勝手に落ちて彼が「あれ?いまのは何?」となるというわけです。NR:この短編を作って私たちがさらに学んだことは、彼の目と眉部分の形状を単純化させるべきだということでした。彼は感情の幅や深みがあまり大きくないキャラクターなのだから、内面で考えていることの表現をもっと制限することを目指すことにしたのです。ダンテには毛が(ほとんど)無いNR:ダンテのボディには軽く毛の房があるだけです。散在しているというか、針金的というか、正直言ってちょっと気味の悪い感じです。しかし、これで彼がキュートに見える理由は、彼は野良犬だからです。NR:彼の皮膚にはコブがあり、色素沈着の斑点があり、引っかき傷があり、また光沢の輝きがあります。そこには実に多くのディテールが描かれています。キャラクターを毛皮で覆うのとはわけが違うのです。NR:ダンテのディテールについてもう少し詳しくお話ししましょう。ダンテは野良犬なので、これまでそれ相応の格闘にも巻き込まれてきました。また、彼についての仕様書によると、一方の耳には小さな裂傷があり、もう一方の耳は折れているとされていました。舌の動きは『ファインディング・ドリー』のハンクを意識?NR:そしてショロ犬は歯が抜けやすいのです。歯が抜け落ちている犬を描くとしたら、どう描くことになるのか?舌が常に口の外に垂れている犬を描くということですね(笑)。幸運にも、私たちの最近の映画のひとつで、これとよく似たものが必要とされたキャラクターが存在しました。そのキャラクターとは『ファインディング・ドリー』のハンクです。ダンテの舌もこれと似たような動きをすることになるだろうと私は思いました。NR:犬は普通に見ているだけで、ものすごく楽しい存在ですからね。ダンテは大人のサイズの体を持った子犬なので、リーは彼の動きをとてもだらしなくすることを求めていました。ダンテは計算して行動することはまったくないので、急に動いたり転んだりばかりしている。それは私たちが学んで行き着いたことでした。協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月29日陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に、家族のつながりをテーマに描く現在公開中のディズニー/ピクサー最新作『リメンバー・ミー』。子どもだけでなく「大人も号泣する」「大人にこそ観てほしい」との口コミ評価が多い本作。大人にこそ刺さると言わしめた『リメンバー・ミー』でストーリーと同等に重要なのが、作品に登場する音楽だ。これまで『アラジン』の新しい世界(A Whole New World)、『トイ・ストーリー』の君はともだち(You’ve Got a Friend in Me)、『アナと雪の女王』のレット・イット・ゴー(Let it Go)など、アニメーションとともに数々の名曲を生み出してきたディズニー&ピクサー。本作の劇中歌「リメンバー・ミー」もピクサーを象徴する新たな名曲として、すでに多くの人々に親しまれている。『アナ雪』楽曲も手掛けたロペス夫妻にインタビューつい口ずさみたくなるキャッチーなメロディーで多くの人々魅了する『リメンバー・ミー』の音楽たちはどのように作られたのか。またそれぞれの曲にどんなメッセージを込めたのか。舞台作曲家として活躍し『アナと雪の女王』では“レリゴーブーム”を起こしたクリステン・アンダーソン=ロペス&ロバート・ロペスに「リメンバー・ミー」音楽製作秘話を語ってもらった。CL:「リメンバー・ミー」には2つの異なる感情が込められていなければいけません。ひとつはある男が派手に、または自慢げに、愛してきた全ての女性たちにサヨナラを言うというもので、それはエルネスト・デラクルスが歌うバージョンです。CL:そしてもう一つは本当のバージョン、真実のバージョンで、家族を残して去らなければならなかったソングライターが歌うララバイです。彼は、お互いに繋がり合い、忘れないでいるために、この歌を残すのです。英語版の中に「I sing a secret song to you each night we are apart(日本語詞:たとえ離れても心ひとつ)」という歌詞があります。それが意味するのは、これが贈物であるということ、そして、彼が再びこの家に帰ってくるまでは、音楽を通して繋がり続けることができるんだ、ということです。これが人々の涙を誘ってくれたらと思っているバージョンです。ディズニー/ピクサー作品がいままで一度もやったことのなかった試みを、本作では“音楽”で披露している。それは英語とスペイン語をミックスした詞が使用されているということだ。軽快かつエモーショナルなメキシコ音楽をバックグラウンドにしながら、音楽全体をエンターテインメントに落とし込んでいる部分もピクサーらしさと言えるだろう。そこで、メキシコ文化を取り入れた楽曲の製作過程について伺った。RL:出だしの段階で多くのリサーチを重ねました。それは私たちだけによるものではなく、メキシコ人の音楽コンサルタントのカミロ・ララと一緒に行なっています。私たちが特に注目をおいて学んだのは、ランチェロ・ボレロ・スタイルとマリアッチ音楽でした。なぜなら、この2つが、歌「リメンバー・ミー」に必要とされるものに最も近いように思われたからです。RL:壮大なマリアッチですが、実はあれは主にハリウッドの影響を受けています。というのもメキシコ映画には、彼ら版のフランク・シナトラ的なスターたちがいたからです。彼らは映画の中でソンブレロを被り、ミュージシャンを演じていました。歌う場面もたくさんあった彼らは実際にマリアッチでした。彼らはまた俳優でもあり、当時は驚異的なスターでした。私たちはそれに注目し、また、当時の優しいバラード曲にも注目しました。CL:それから、私たちはジャーメイン・フランコと一緒に仕事を進めました。彼女自身、素晴らしいメキシコの作曲家で、この映画でもたくさんほかの曲を書いています。彼女がメキシコ版のアレンジに手を貸してくれました。また、エンドクレジット版では、ミゲルとナタリア・ラフォルカデと一緒に私たちは仕事を進めています「これをスペイン語で歌いたい」と言い出したのはナタリア・ラフォルカデでした。そして彼女がこのエンドクレジット版にスペイン語要素を入れています。共同監督&脚本のほか作曲も務めたエイドリアン・モリーナにインタビュー本作で主人公のミゲルの家族は代々音楽を演奏することを禁止しているが、ミゲルは自分の家族を愛しながらも、同時に音楽も愛しており、そのジレンマにミゲルの立場はおかれていた。最終的にミゲルの音楽愛や音楽そのものは、家族の音楽に対する憎しみをどのように変化させたのか。共同監督&脚本のほかに作曲も務めたエイドリアン・モリーナに話を伺った。AM:家族の音楽に対する憎しみは、高祖母のイメルダがミュージシャンによって、とてもつらい思いをさせられたことから生まれてきたと思います。その苦痛は、時とともに大きくなり、将来の世代にまで影響を与えました。ストーリーが何についてであるかというと、音楽についてと言うよりも、その苦しみや、家族である僕たちをバラバラにさせるもののことを取り上げていて、その痛みをどのように癒すかということを考えようとしているんです。AM:なにが本当に素晴らしいかというと、音楽が実際それをするための方法になることです。ミゲルは、それを知っているか、音楽には彼を満足させる以上の何かがあることを感じているということで、ある意味ヒーローなんです。音楽は、あなたが愛している人々とつなげる力を持っているんです。協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月26日第90回アカデミー賞で2部門を受賞し、ディズニー/ピクサー作品の最高峰と呼び声の高い『リメンバー・ミー』が3月16日(金)より公開されます。本作の主人公ミゲル役で声優に初挑戦し、すばらしい演技と歌声を披露した石橋陽彩さんと、愛嬌(あいきょう)たっぷりのヘクター役でおちゃめさと懐の深さの両方を表現した藤木直人さんにインタビュー。本作は、カラフルな死者の国を舞台に、何世代にもわたる家族のつながりを描く感動作。音楽が大好きなのに、音楽を禁じられた家庭で育ったミゲルと、陽気だけど孤独なヘクター。そのふたりが交流することで、ある奇跡が生まれます。藤木さんは親の立場から教育や音楽について、石橋くんは音楽に対する熱い思いや将来像について語ってくれました。■子どもが好きなことを禁じる親の役割とは?――藤木さんは、演じたヘクターのどんな点に共感しましたか?藤木:ヘクターの抱えている強い思いは、「自分が親である」からこそいちばん理解できる部分。そこが表現の核となりました。でも陽気だけどうさんくさいというキャラクター像が難しかったです。――大好きな音楽を禁じられているミゲル。石橋さんは、もしもご両親から音楽禁止令がくだったらどうしますか?石橋:僕は幼稚園の頃から音楽が好きだったので、歌を禁じられることは絶対に嫌です。もしも本当に「禁止だ」と言われたら、いろんな人に自分の歌声を聴いてもらい、がんばってふりむいてもらえるようにと努力します。――藤木さんは親の立場から見て、どんなふうに思われましたか?藤木:今回、ミゲルの家族が音楽を禁じたのには、いろんないきさつがあったわけで。むしろ「音楽は情操教育にいいからやりなさい」というのが普通の親の考えですよね。でも、今回の話で、“音楽”を“子どもにやらせたくないこと”に置き換えて考えてみると、うちも「ダメなものはダメ」と言います。だけどもしかして親がダメだと禁じていることが、のちのちに子どもにとってプラスアルファになったり、人生が豊かになったり、将来につながることもあるのかもしれない。自分にその価値観が理解できないからといって、禁止することはすごく難しい部分があると思います。でも、中毒性があるものについては、できるだけコントロールしてあげるのも親の役割なのかなと(笑)。■子どもの才能を伸ばすために親ができることはあるのか?――「チャンスをつかめ」というキーワードが印象的でした。石橋さんはその言葉をどう感じましたか?石橋:今回の僕は、本当にチャンスをつかみにいったという感じです。僕は歌が大好きですから。でも、最近は声変わりがあり、自分の歌いたい歌が歌えなくなったりして、悩んだりしていました。いままで歌ってきた高音の女性アーティストさんの曲が歌えなくなってきて、ちょっと十八番(おはこ)がなくなってきたかなと(笑)。藤木:十八番(おはこ)! すごいね(笑)石橋:得意だと思っていたことができないことは、苦しいことかなとも思いましたが、声変わりが始まり、声が低くなったからこそ新しいジャンルに取り組めることもできると思い直しました。いまは男性アーティストさんの曲も新しく歌えるようになりました。自分の得意なところが消えてしまうけど、新しいところにチャレンジできるのはいいことかなと思います。――藤木さんは、お子さんの才能を伸ばす親の役割についてどんなふうに思われていますか?藤木:子どもの成長時期には運動する機会を多く与えるとよいと聞いて、なるべく自分の子どもにはいろんなスポーツをやらせてあげたいとは思っています。でも、親の心子知らずで。自分も考えてみれば、“親から押し付けられたもの”はやりたくなかったかなと。僕はスイミングスクールに行かされていたけど、嫌で嫌でしょうがなかった。結局本人が興味をもたないと、それは意味がないことだとも考えています。ただ、機会だけは与えてあげたいと思って、実際にいろんなことをさせているつもりではいるんですけどね。とはいえ、僕はそういった子どもの発達や指導方法に詳しくないし、実際に子どもができる前は、そういう情報にまったく目が止まらずにスルーしてきたと思います。自分が親の立場になって初めて、いろんなことを考え始めた感じで。以前、フジテレビのバラエティ番組で久保田カヨ子さんの幼児教育やヨコミネ式メソッドについて放送しているのを観たことがありましたが、子どもがいなかったらそういう番組を観ることもなかったかなと。実際に観てみると「ああ、こんな方法もあるんだ」と思い、少しずつ吸収していった感じです。ただ専門的にやっている人たちの方がはるかに詳しいから、そういうところに委ねるのもいいかもしれない。また、国としてある程度は、そういった専門的な人の声をすくい上げて普及していくことも必要なんじゃないかなとは思います。実際、スーパー園児などをテレビで観ると、「こんなことができるんだ!」とにわかには信じがたい部分もあります。でも、こうやって陽彩くんを間近で見ていると「こんな歌声を出せる子がいるんだ! ここにスーパーキッズがいた!」と感心してしまう。もちろんもともとの才能はあったとは思うけど、興味があったからこそ自分からやりたいと思ったのかなと。そう考えると、やっぱり受動的ではダメで、いかに好きになって能動的になれるかが大事。結局は本人の資質や努力によるものかなとも思います。■藤木直人が泣いた! 父という存在が映画で教えること――親からの教えで、ずっと守っている事柄があれば教えてください。石橋:僕はとくにないですね。帰ったら手洗いとうがいをするとかでしょうか?藤木:陽彩くんはえらいね! 普通子どもなんて言っても聞かないものじゃない? 僕もなるべく機会を見つけ、何度も言うようにしているけどなかなか(笑)。――音楽をテーマにした本作。今後の音楽との関わりについても聞かせてください。石橋:これから音楽だけではなくて、音楽を通じて、今回初挑戦した声優や、以前からやらせてもらっているミュージカルや舞台、ドラマなどをいろいろとやっていきたいです。それらは全部、音楽からつながってきたお仕事なのでもっと挑戦したいです。藤木:僕は高2の夏休み前にギターと出会い、衝撃を受けて、ギタリストになりたいと思いました。当時は1日何時間もずっとギターを弾いていたし、逆にギターを取られたら自分には何もない感じだったとも思います。現在は音楽は趣味に近いかな。音楽は役者以上に才能がないとできないものだと痛感しているので。いまは他の活動を含めて僕を支持してくださる人たちのためにがんばっている感じですが、でも音楽を演奏しているととても楽しいです。昔ほど音楽に夢中になっていないのかもしれないけど、ギターを弾けるステージという場所があることや、生涯楽しめるものがあるということ自体がとても幸せでありがたいことだと思っています。――最後に『リメンバー・ミー』をこれから観る方へのメッセージをお願いします。石橋:声優初挑戦でこんな大役を演じさせていただき、光栄でしたが、初めは緊張と不安しかなかったです。でもどんどんミゲルの気持ちに近づくことができたと思います。何ごともまじめで一直線に駆け走るミゲルというキャラクターができたと思います! 藤木:初めて観たときに字幕も何もなくて台本と照らし合わせながらだったけど、僕は感動して泣きました。ぜひ大人の人に多く観てもらいたいと思いました。もちろん子どもが観ても楽しいし、いろいろな年代の人の心に染み入る話なんじゃないかなと。僕も子どもと一緒に観たいですね。僕の声とか関係なく、きっと楽しんでくれると思います。『リメンバー・ミー』公開中少年ミゲル(声:石橋陽彩)は音楽が大好きで、ミュージシャンを夢見るも、彼の家では代々音楽を禁じられてきた。ある日 “死者の国”に迷い込んだミゲルは、陽気だけど孤独なガイコツのへクター(声:藤木直人)と出会う。果たして2人がたどる運命とは?
2018年03月22日これまで「家族関係」を描いた作品や「家族とは何か」というテーマを描いた映画作品は数多く存在する。しかし『リメンバー・ミー』ほど、ファンタジーかつユニークな手法で「家族」についてを描いた映画は前代未聞だろう。本作は主人公の少年ミゲルが「死者の日」を境に、死者の国をさまよい、自分の先祖や夢にまで見た憧れの人物(もちろん亡きレジェンド)との奇跡的な出会いを果たしながら、祖先や記憶の世界を探究し、最終的に古典的な「家族」というテーマへとたどり着く。この「死者の日」の着想の基となっているのが、死者を迎え入れるメキシコの伝統行事“ディア・デ・ロス・ムエルトス”(死者の日)。2011年秋にリー・アンクリッチ監督とストーリー・スーパーアドバイザーのジェイソン・カッツがラフなストーリーを思いつき、それからは5年間に渡る「死者の日」にまつわるリサーチや、実際に「死者の日」の期間のメキシコにリサーチ旅行をするなど、徹底した文化理解と作品の下敷きを構築したという。では、そのリサーチ旅行はどういったものだったのか。それらはどう作品に反映されたのか。本作の共同監督&脚本を務めたエイドリアン・モリ―ナと、リード・ストーリー・アーティストのディーン・ケリーはこう話す。生者と死者を結びつける祭壇「オフレンダ」AM:死者の日の一部として、死者の魂が生者の国に歓迎されます。愛する者たちと再会するためです。しかしこれはまったく陰気なものではなく、一族の再会を祝うもので、音楽と祝いと歓喜のエネルギーにあふれています。私たちはこれらの習慣の意味するものをしっかりと学んで、ミゲルの冒険を語るストーリーに役立てようと考えました。AM:では、それがどのような形でストーリーテリングの一部となったかについて解説したいと思います。まずは、やはりオフレンダです。これは、死者の日に帰ってくる愛する者たちの魂を迎えるために作られて飾られた供物台です。飲食物や愛する者たちが生前好きだった事物などが置かれており、これで生者の国への旅を終えた彼らを迎えるというわけです。これは死者の日の主要部分でもあり、また、先祖たちが自分たちを見守ってくれている、彼らと心が繋がっているという彼らの考え方を体現しているものでもあるのです。AM:オフレンダに飾られる物のひとつが写真です。オフレンダに写真を置くことの良いところとして、その写真がその人物についての話をする契機となることが挙げられます。その人物の記憶を皆で分かち合うということですね。家族が一堂に会すると往々にしてそのような話が語られることになります。DK:良い話も、悪い話もね。AM:つまりオフレンダに飾られる事物の中でも、写真はとても重要な要素となっています。劇中では、オフレンダに写真が置かれていること=人々に忘れられていない証しとなる。つまり「人々に記憶されていること」が死者の国にいられる条件であり、生者の国へのチケットとなるのだ。では「オフレンダ」に写真が置かれなくなると、死者の国の人たちはどうなるのか…?ここはぜひ劇場で確かめてみてほしい。マリーゴールドは死者の国への「架け橋」日本版のポスターでも印象的に登場するオレンジの路。これは死者の日で伝統的に使われるマリーゴールドの路をモチーフにしている。AM:マリーゴールドの路は、死者と生者の世界を繋ぐもののシンボルです。マリーゴールドの色と独特な香りが死者の魂を家に導くとされており、何世代にもわたって、この繋がりのシンボルとなっています。DK:マリーゴールドで出来た橋というアイデアは、死者と生きている家族の2つの世界に架かる橋という発想です。それを突き詰めていき、まさに人々がピクサー映画に求めているような、実にビジュアル的で象徴的で記憶に残る場面が出来上がりました。これがこの映画をさらに押し上げていますね。「音楽禁止」との葛藤が映画の核にストーリーの軸として、ミゲルの「アーティストになりたい」という夢と「音楽禁止」の家族の掟の狭間で葛藤するミゲルの姿が描かれる。DK:ミゲルが町のタレント・ショーに出ようとします。「ミュージシャンになりたい」という自分の夢を追うためにね。そしてそのとき彼は、文字通り、オフレンダ(つまり彼の一族の歴史)や両親や祖母と、自分の将来への希望の間で身動きがとれなくなってしまう。それはミゲルにとってこの上ない「板挟み状態」です。それが核となる葛藤です。この葛藤がこのストーリーの推進力となると私たちには分かっていました。ケリー氏は、ミゲルがジレンマを抱えながらも、音楽への強い情熱によって行動することを理解していた。そのときケリー氏の頭を悩ませたのは、ミゲルの音楽に対する欲求をどう「描き切ればよいか」。つまり、観客に感情移入させるにはどうすればよいか、ということだった。DK:彼の欲求はもう分かっている。しかし、このメイン・キャラクターを心から応援してもらえるようにはどうすればいいのか?私たちは音楽というものをミゲルにとって生きるのに不可欠な空気のように描きたいと考えていたのです。そこで、ミゲルが置かれている状況で唯一自分がさらけ出せる場所で歌わせたらどうか?という「秘密の屋根裏部屋」のアイデアが生まれたのだ。それは『トイ・ストーリー』のアンディの部屋のように、部屋中を自分の好きなもので満たした12歳の少年の聖域ともいえる場所だ。そして部屋中にはミゲルが憧れるミュージシャン デラクルスのポスターや映画などのグッズが至る所に飾られている。そしてデラクルスの写真が飾られたオフレンダもまたミゲルの部屋にあるのだ。それは、ミゲルがデラクルスに対し「僕がやりたいと思っていることを、あなたはやってのけたのだ」という心の繋がりを感じていることを示唆している。AM:誰かと繋がりを感じたら何をするかということ。その人物と一緒に何かをやりたいと思うものでしょう。ずっと昔に亡くなったこの男とね。それをオフレンダで示すというアイデアです。すると突如として、色々な要素が組み合わさり始めました。ミゲルに彼の欲求を言葉で言わせる必要はない。ギターに彼の声の代わりをしてもらおう、と。デラクルスの曲に合わせて、ミゲルは自分で手作りしたであろうギターを手に取り、フレッドをなめるようにして見事な演奏を観客に見せつける。そこにはミゲルの音楽に対する愛情はもちろん、誰もが釘付けになるほどの才能を観客に証明してみせるのだ。AM:どんなストーリーでも、最悪な出来事そのものの意味が変質して、逆にその出来事が何かをするための機会に変化するという描き方には力強さがあるものです。このオフレンダの写真はまさにそういう力を発揮しています。というのも彼は、故人の思い出が分かち合われ、話しが語られるこの場所で、彼の家族や彼にとって最も重要なこと“彼のアイドルであるエルネスト・デラクルスが実は一族の一員なんじゃないだろうか”ということを思い始めるのです。夢への探求心とデラクルスへの心の繋がりがミゲルを死者の国へと引き込んでいった。ここから彼の冒険が始まるのだ。いままで彼を縛り付けていた家族の掟や伝統をチャンスに変えて、ミゲルは前へと進んでいく。DK:このストーリーには、家族、伝統、遺産という普遍的なテーマがあります。誰であれ、たとえ自分には他人と関りがあると感じていない人であってさえも、血のつながりのある人々とは、何らかの繋がりがあるものですからね。「死者の国」の世界でミゲルは自分の祖先と出会い、家族の掟の“本当の意味”を知ることに。そしてミゲルの冒険が、最終的に私たち観客に「家族の大切さ」や大切な人を「いつまでも忘れない」ことを、アニメーションを通してダイレクトに伝えてくれる。それはスタッフたちによる死者の日という伝統を忠実に再現した成果だろう。協力:ウォルト・ディズニー・スタジオ(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月19日ディズニー/ピクサー史上最高傑作との声が鳴りやまず、先日開催された第90回アカデミー賞では長編アニメーション賞と主題歌賞を見事ダブル受賞するなど、この春映画ファン鑑賞マスト作と断言していい『リメンバー・ミー』が16日に公開を迎えた。その授賞式に先だって、『トイ・ストーリー3』でもアカデミー賞を獲得済みの本作のリー・アンクリッチ監督に単独インタビュー。陽気でカラフルな“死者の国”を舞台に、数多くの謎と音楽を散りばめた感動のミステリー・アドベンチャーについてのみならず、待望のトイ・ストーリーランドをはじめ、世界中のディズニーランドでイベントが始まる“ピクサーイヤー”への期待感も聞いたぞ!――日本では映画を観る前と観た後で「印象がまったく違う!」と絶賛の声が多いのですが、本国ではどういう声が多かったですか?それは日本だけでなく、世界中で同じような感想を聞いているよ。ほかにも驚いたコメントがあったと思うけれど、ただ僕は驚いたというよりも聞いていてうれしかったことは、みんながたいそう感動したということ。実は、そのことが一番難しくて、笑わせることは簡単で、泣かせることはすごく難しい。だから、そういう意見はすごくうれしいよ。――ディズニー/ピクサーの作品には監督の個人的な体験など、パーソナルな経験をモチーフにしたものも少なくないと思いますが、『リメンバー・ミー』の出発点は???もともとはメキシコの死者の日という文化がモチーフになっていて、ガイコツや死者の祝日ではあるものの、すごくポジティブなものだったからだよ(笑)。音楽をかけ、カラフルにお祝いしている、その死に対するスタンスが僕たちの文化とまったく違うことが、すごく興味を持ったきっかけだったよ。そこで、いろいろと調べていくと、家族というものがいかに重要であるかに気付いたわけだ。――日本でも先祖を大事にという風習・文化はありますが、地域によって濃度も違うと思うので、ある意味新鮮でした。言いかえれば、我々は亡くなった人たちを心の中で生き続けさせる義務を持っていて、そのために亡くなった方々のお話をずっとしていかないといけないよね。メキシコの祝祭を描く作品にしなければいけないと同時に、世界中の映画を観てくれる人たちにも家族がいるわけで、中には家族が亡くなっている人々もいるわけだから、全員に響くような映画になるのでは? と考えたよ。――ちなみに主人公のミゲル少年は、監督自身の幼少期の投影なのでしょうか?それはないよ(笑)。僕はとてもラッキーでね。小さい頃からクリエイティブなことをしたいと思っていて、アーティストだけでなく俳優業にも興味を示していた。だから自ずと映画を作りたいと思うようになったけれど、すべての段階で家族が100パーセント応援してくれて、反対されることはなかったのさ。だから僕と違ってミゲルはすごく勇敢で、家族の反対があっても自分の夢や情熱を追う、彼らの愛情を引き換えにしても追おうとする姿は勇気を呼ぶよね。ただ、彼のような経験がないことはラッキーだったよ(笑)。――ところで世界のパークス&リゾーツに目を向けるとカリフォルニアのパークでは「ピクサー・フェスト」が、フロリダのパークでは「INCREDIBLE SUMMER」がスタートするなど、今年はまさしく“ピクサーイヤー”ですが、この点についてはいかがですか?トイ・ストーリーランドだよ! 夏のフロリダに誕生する。僕は幸運にも1本目の『トイ・ストーリー』にもかかわることができて、当時の僕たちの想いは『トイ・ストーリー』がもう1本できたらいいなというものだった。それが20年ほど経ったいま、僕たちが作り上げたキャラクターやストーリーが、みんながテーマパークで観たいと思うほど愛されていて、イベントにもなっている。最高の気分だよ! 上海ディズニーランド・リゾートにも4月に行く予定で、上海にも新たにトイ・ストーリーランドが誕生するからね。――パーク展開のクリエイティブには、どの程度関わっているのですか? 東京ディズニーシーでも今年、ピクサーのイベントが初開催されましたが。僕自身はイベントやショーなどには関わりはないけれど、深くかかわるのはアトラクションだね。特に映画をベースにしているようなアトラクションの場合は、いろいろと意見を聞かれるので、答えたりするよ。『リメンバー・ミー』のライドはどうかな(笑)?――ぜひ(笑)! 確かカリフォルニアのディズニーランド・パークのプロジェクションマッピングには、この春から『リメンバー・ミー』も登場しますよね?「D23 Expo Japan 2018」で開発中の映像を観ました。そうだね! それについては僕も開発中の映像を観たけれど、かなりいいよ! わくわくできるような内容になっている。『リメンバー・ミー』、しっかりフィーチャーされているから。――さて、次回作など今後のご予定は?正直、まだちょっとわからないな。ここ6年、『リメンバー・ミー』一色だったからね。まだお休みをもらっていないんだよ。だから、このプロモーションが終わったらお休みをもらいたい。その後に次のことを焦らずに考えていきたいかな。――そうとうお忙しかったですよね。4月13日には「ピクサー・フェスト」がカリフォルニアでもう始まりますし。その通りだよ(笑)。でもバタバタしていたからこそ、次の作品を慌てて作ろうとは思わない。ピクサーもスタジオとしてどんどん変わってきているし、新しい若手の監督たちが物語を作り始めているからね。僕たちはメンターとして彼らをじっくり助けて、彼らの作品がいいものになるように努力したい。それには時間がかかるからね。■プロフィールリー・アンクリッチ1967年8月8日生まれ。アメリカ、オハイオ州クリーヴランド出身。90年代に南カリフォルニア大学の映画芸術学部を卒業した後、映像編集の道を経て、ピクサーに加入。『トイ・ストーリー』(95)『バグズ・ライフ』(98)に編集マンとしてかかわった後、『トイ・ストーリー2』(99)、『モンスターズ・インク』(01)、『ファインディング・ニモ』(03)では共同監督も務めるなど、ピクサーの主要な作品群にかかわる重要人物に。2010年、『トイ・ストーリー3』では単独監督デビューを飾り、その年のアカデミー賞で長編アニメーション賞と主題歌賞をダブル受賞。そして先日開催した第90回アカデミー賞では本作『リメンバー・ミー』が、またしても長編アニメーション賞と主題歌賞をダブル受賞する快挙を成し遂げ、2度目の同2部門受賞となり、アカデミー賞史上初の快挙を成し遂げた。■著者プロフィール鴇田崇映画&ディズニー・パークスを追うフリーライター。年間延べ250人ほどの俳優・監督へのインタビューと、世界のディズニーリゾートをひたすら取材しまくる。ジョン・ラセター、アラン・メンケン、キャスリーン・ケネディ、バイロン・ハワード、ティム・バートンなど、ディズニー映画関連人物のインタビュー経験も豊富。世界のディズニー・パークスでは東京だけでなく、アナハイムも偏愛している。instagram→@takashi.tokita_tokyo
2018年03月17日ディズニー/ピクサーが贈る長編アニメーション映画『リメンバー・ミー』。本作で、過去のある出来事から音楽を禁止されてしまった少年ミゲルの声を務めた石橋陽彩と、ミゲルが死者の国で出会った謎めいたガイコツ・へクター役の藤木直人が、吹き替えの感想や、親の立場、子の立場として作品を語った。■親の価値観で子どもに物事を禁止させるのは難しい(藤木さん)石橋くんと言えば、幼少期から歌に親しみ、2015年にはTBS テレビ「sing sing sing」世紀の歌声!生バトル日本一の歌王決定戦!で優勝するなど、その才能は高く評価されているが、彼が演じるミゲルは、一族に起きた過去のある出来事がきっかけで、家族から音楽を禁止されてしまった少年だ。ミゲルも石橋くんも音楽好きという共通点を持つが「音楽は幼稚園の年中ぐらいから好きになった大切なものなので、僕がもし『音楽が禁止だ』と言われたら、どんなことをしてでも、いろいろな人に僕の歌声を聴いてもらって、振り向いてもらえるように努力します。禁止されたくないです」と笑顔ながらも強い意志を感じる口調で答える。一方、藤木さんは「この作品で音楽を禁止するというのは、あるいきさつがあるためなので」と前置きすると「親の価値観で子どもに物事を禁止するのは難しい部分がありますよね」と語る。藤木さん自身、3児の父であるが、子どもの才能をどう伸ばしていくかということについては「なによりも興味があるかどうかですよね。親が『これをやらせたい』と思っても、本人に興味がなければ押しつけになってしまう。大体無理やりやらせてもダメじゃないですか。ただ、親としては、子どもがどんなものに興味を持つか、その機会をできるだけ与えてあげたいなとは思います」と持論を展開する。■石橋くん&藤木さんの役へのアプローチ方法とは石橋くんは、歌と出会い、歌うことが好きになり、その才能を開花させつつあるが、今回ディズニー/ピクサーアニメーション作品という世界規模の映画に参加する、とても大きなチャンスを得た。「声のお仕事は初めてで、しかもこんな大役を演じさせていただくことは光栄です。子どもから大人まで、幅広い世代の方が楽しめる映画だと思うので、多くの人に伝わるように感情表現を豊かに演じようとしました」と吹き替えで心掛けたことを述べると「前半は音楽が大好きだという気持ち、後半は家族が大好きという思いを込めました」と役へのアプローチ方法を語った。これまで声優の経験はある藤木さんだが「やっぱり難しかったですね」と率直な胸の内を明かすと「普段、役者をやっているときは、セリフを入れてお芝居をするのですが、台本と画面をみながらタイミングを見計らって、セリフに気持ちを乗せるのは大変。しかも表現のアウトプットはすでに出来上がっているわけで、そこにテクニカルな部分と気持ちをシンクロさせるのは、なかなか慣れませんでした」と収録を振り返った。またへクターという役については「彼が抱えている家族への強い思いは、自分も親になって非常に理解できる部分。そこが表現の核になっているのは間違いないのですが、へクターはそういった思いを隠してしまうぐらいの絶望的な現状にも置かれている。陽気だけれど陰のあるキャラクターをどう表現したらいいのか考えました」と語ってくれた。■好きなことが見つけられることは才能!?世界的に大ヒットしておりアカデミー賞2部門を受賞した本作が、日本でも公開を迎える。中学生の石橋くんにとっても、取り巻く環境が一変する可能性もあるが「今回の声優も、音楽を通じての出会いでした。これまでも、ミュージカルや舞台など音楽から繋がったお仕事だったので、大好きな歌というものを大切にしつつ、音楽から派生する仕事を積極的にできたらいいなと思っています」と未来に思いを馳せる。そんな石橋くんだが「最近、声変わりもあって、自分の歌いたい曲が思うように歌えなくなってしまっているんですが、声が変わることによって、これまで歌えなかったジャンルの曲にも挑戦できるようになるのはワクワクします。」と前向きにとらえていた。歌はもちろん、インタビューの受け答えもしっかりしている石橋くんに、藤木さんは「よくテレビで、教育メソッドや、スーパー幼稚園児などを特集している番組をみると、どこか現実味がないというか、にわかに信じられない感覚だったのですが、こうして陽彩くんみたいに小さいころから音楽をやっていて、素晴らしい歌声を披露しているのをみると『いるところにはいるんだな』と思っちゃいました」と感服する。続けて「やっぱり受動的だと才能も開花されないんでしょうね。好きなものを見つけることができることが才能なのかもしれませんね」としみじみ語っていた。(photo/text:Masakazu Isobe)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月16日陽気でカラフルな“死者の国”を舞台にした大冒険を描き、アカデミー賞2部門を受賞した『リメンバー・ミー』。このたび、日本版声優を務めるへクター役の藤木直人と“奇跡の歌声”と注目度上昇中のミゲル役・石橋陽彩がハモり、愉快な楽曲「ウン・ポコ・ロコ」を披露する本編シーンが到着した。今回公開されたのは、“死者の国”で主人公ミゲルが音楽コンテストに出場し、大勢の観客の前で初めて歌うシーン。ミゲルはギターを弾きながら、初めて人前で歌うとは思えないほど美しい歌声を披露し、観客のガイコツたちも超ノリノリ。盛り上がる中、藤木さんが声優を務めるガイコツのへクターもミゲルと一緒に歌うことに!最初こそ戸惑うへクターだったが、ステージに上がると軽快なステップを披露。ミゲルは「死んでるわりに上手いね!」、へクターも「生きてるわりにお前もやるなぁ」と、息ぴったりのパフォーマンスに会場もヒートアップ。さらにへクターは歌いながらガイコツならではの“ホネホネダンス”を見せ、最後はミゲルと一緒に「君はウン・ポコ・ロコ~♪」と綺麗にハモり、ガイコツたちから拍手喝采を浴びている。“奇跡の歌声”石橋さんと藤木さんのハモりに注目「ウン・ポコ・ロコ~♪」は、一度聴いたら頭から離れなくなってしまうほど、中毒性ある楽しいメロディ。これまでイベントで披露されてきた藤木さんと“奇跡の歌声”を持つ石橋さんが一緒に歌うシーンには注目必至。楽曲のタイトルである「ウン・ポコ・ロコ」とは、スペイン語で“ちょっと変わり者”という意味。歌詞を書いたエイドリアン・モリーナ共同監督は、「このシーンではミゲルとへクターはお互いに少し不信感を抱いているんだ。2人は相手にイライラしているんだけど、一緒に何かをしたら楽しい化学反応が起こることもある。そういうことを歌にしたんだ」と明かしている。一緒に歌えば、絆が深まる!?ミゲルは音楽コンテストで優勝すれば伝説の歌手デラクルスに会えるから、何としても優勝したい、へクターはミゲルに生者の国に帰って“あること”をしてほしいと考えており、実はお互いに企んでいることがある。しかし、エイドリアン監督は「ミゲルとへクターはお互いにとてもイライラしている。だから楽曲『ウン・ポコ・ロコ』では、誰かのちょっと変わった所にイライラしても、力を合わせて一緒に何かをすれば、結局はその人のことを心から好きだと思えるという内容にしたんだ」と語り、どうやら、2人が一緒に歌うことで絆が深まる大事なシーンとなっている様子だ。また、リー・アンクリッチ監督も、そんなミゲルとへクターの関係について「彼らは楽しいキャラクターだよ。僕たちはいつも、ヘクターとミゲルの関係を、兄と弟の関係のように描いた。ヘクターはミゲルが持てなかった兄みたいな存在。彼らのやりとりを描くことはとても楽しくて魅力的だったよ」とふり返っている。しかし、ミゲルは日の出までに帰らないと永遠に家族に会えなくなってしまい、へクターも家族に会いたいという切ない想いがある。2人が死者の国で巻き起こす冒険、そしてミゲルの家族に隠された秘密には、驚きに満ちた感動が待っている。『リメンバー・ミー』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月16日元プロ野球選手で「大魔神」の愛称で親しまれた佐々木主浩氏が、ニッポン放送のプロ野球ナイター中継『ショウアップナイター』の新解説者に就任した。66年にスタートし、今年で52年目を迎える『ショウアップナイター』は、「ラジオナイター新時代。今こそ!プロ野球!!」をキャッチフレーズに掲げ、佐々木氏と昨年まで東京ヤクルトスワローズで監督を務めた真中満氏が新たに解説者に加わる。佐々木氏は「スタッフの皆さんにも知り合いが多いので、居心地のいい場所にまた戻ってきたなあというのが、今の本当の気持ちです」とニッポン放送への思いを語り、「とにかく『わかりやすさ』を大切にしたい」と解説者しての目標を挙げた。ニッポン放送ではプロ野球開幕シリーズとなる巨人×阪神を、3戦連続で『ショウアップナイタースペシャル』として中継予定。レギュラー番組の『ショウアップナイター』は、4月3日の中日×巨人からスタートする。佐々木主浩氏 コメントニッポン放送では現役時代に何度も番組やイベントに出演させてもらいましたし、スタッフの皆さんにも知り合いが多いので、居心地のいい場所にまた戻ってきたなあというのが、今の本当の気持ちです。「はじめまして」というより「ただいま!ニッポン放送」という感じですね。解説者としては、とにかく「わかりやすさ」を大切にしたいと思っています。
2018年03月15日元SMAPの中居正広がこのほど、ニッポン放送のプロ野球ナイター中継『ショウアップナイター』公式応援団「チーム・ショウアップ」に参加することが決定した。「チーム・ショウアップ」に参加するテリー伊藤66年にスタートし、今年で52年目を迎える『ショウアップナイター』では、ニッポン放送のレギュラー出演者を中心に公式応援団「チーム・ショウアップ」を結成。『垣花正 あなたとハッピー!』(毎週月~金曜 8:00~11:30)に出演するテリー伊藤や、『中居正広 ON & ON AIR』(毎週土曜 23:00~23:30)でパーソナリティを務める中居らが参加する。その他にも『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(毎週月曜~金曜 11:30~13:00)に出演する高田文夫、松村邦洋、磯山さやかや『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』(毎週土曜 5:00~7:40)のパーソナリティ・徳光和夫など、プロ野球を愛する面々が名を連ねる。「チーム・ショウアップ」の初仕事として沖縄で行われている読売巨人軍、北海道日本ハムファイターズの沖縄キャンプを訪問したテリー。巨人の高橋由伸監督に話を聞き、日本ハムの斎藤佑樹投手や清宮幸太郎選手にエールを送り、『垣花正 あなたとハッピー!』内にて、キャンプレポートを行った。今後も「チーム・ショウアップ」メンバーは増えていく予定で、球場取材や選手へのインタビューを番組でオンエアしたり、リスナーと共に行く野球観戦を実施するなど、多角的に『ショウアップナイター』を盛り上げていく予定だ。
2018年03月15日3月16日(金)公開のピクサー最新作『リメンバー・ミー』で監督を務めたリー・アンクリッチと、プロデューサーのダーラ・K・アンダーソンにインタビュー。メキシコの死者の国を舞台に描いたピクサー初の音楽をテーマにした物語。先日の第90回アカデミー賞では最優秀アニメーション賞、歌曲賞を受賞。全世界を感動の渦に巻き込んだ『トイ・ストーリー3』の監督&プロデューサーコンビでもある2人に、本作の見どころや製作の裏ばなしを尋ねるべく、カリフォルニア・エメリーヴィルにあるピクサー・アニメーション・スタジオで現地インタビュー。メキシコの死者の日の文化から「家族愛」描く「家族のつながり」という普遍的なテーマを扱った本作。物語の舞台となったメキシコでは、映画が世界最速で公開されると国内歴代No.1の興行成績を記録し大ヒットを収めた。それではなぜ舞台を「死者の日」にしたのか。LU:元々、僕がこの映画を作りたかったのは「死者の日」というメキシコの伝統に長い間興味を持っていたからなんだ。そこには、とてもエンターテインニングで、カラフルで、音楽的なストーリーを語る可能性があると思った。でも、その祝日についてリサーチを始め、それについてもっと学ぶにつれて、家族がその伝統にとってどれほど重要かということがわかってきた。そして、僕たちが語るストーリーの中心となるテーマを、家族にできるということに気づいたんだ。LU:僕たちがここ(ピクサー)で映画を作るときはしょっちゅう、ストーリーが監督たちにとってとても個人的なところから来るものだ。でも今作については、ストーリーは、僕自身の人生からではなく、この美しいメキシコの伝統から生まれたんだ。でも、映画作りの過程の中で、僕たちみんなが自分たちの家族や、自分たちの経験について話し合った。そして、それらのアイディアの多くは、僕たちが語ったストーリーの中に最終的に残ることになったんだ。劇中歌「リメンバー・ミー」が頭から離れない?LU:ロペス夫妻(ロバート・ロペスとクリステン・アンダーソン=ロペス)が書く全ての歌が「イヤーワーム」(earworms)なんだ。頭に入って、それを頭から追い出せない歌なんだよ。「リメンバー・ミー」もそうなんだ。DA:それを歌うのを止められないの。何度も何度もね(笑)。私たちは、「リメンバー・ミー」を聞いた瞬間から、すごく気に入ったわ。それは多分、軽く4年以上前のことよ。そして、私たちはそれを何度も聞いたの。いまもあの曲が大好きよ。それは、彼らの才能の証しだわ。いまから4年前、『アナと雪の女王』の楽曲も手がけたロペス夫妻が作り上げたのが、本作『coco』(原題)の日本語タイトルにもなっている「リメンバー・ミー」。3月4日(現地時間)ドルビー・シアターで開催された第90回アカデミー賞では他の強豪ノミネーション作品を押しのけ、歌曲賞を受賞。『リメンバー・ミー』の音楽たちは、いまでは全世界の人々を魅了している。LU:彼らは、最終的に映画に入れられなかった他の歌も書いた。そして同じように、それらの曲は全て、僕の気を狂わせたよ。DA:(笑)LU:それらは僕の頭の中に入り込んで、追い出せないんだ。それから、映画の他の歌のほとんどは、共同監督のエイドリアン・モリーナと、ジャーメイン・フランコが書いた。彼が歌詞を書いて、彼女が作曲したんだ。彼女も、キャッチーなメロディーを書くのが、同じくらい上手いと思う。なぜなら、「ウン・ポコ・ロコ」も僕の頭から離れないからね。本当に全ての歌がね。「哀しきジョローナ」という、イメルダが映画の中で歌うスペイン語の歌でさえね。あれは伝統的な歌なんだ。でも、あの歌にも、どこか頭から離れないところがあるんだよ。リアルな映像作りのヒントは「GoProカメラ」!?ピクサーはこれまでも『ファインディング・ドリー』『カーズ』などで示してきたように、「これがアニメーションなの!?」と目を疑うほどリアルな映像を手がけてきた。本作でもその才能は遺憾なく発揮されており、特に主人公・ミゲルが劇中初めてギターを手に取るシーンでは、ギターそのものはもちろん、フレッドや弦、指引きで弾く弦のふるえまでもアニメ―ションでリアルに再現している。LU:僕は「これはアニメーションだから何でも好きなことが出来る」と思った。それで、これを正確なものにしよう、と思ったんだ。映画のための全てのいろんな音楽を録音したとき、キャラクターが音楽を演奏するときにはいつも、複数のカメラでそれを撮影した。“GoProカメラ”をギターの首のところにくくりつけて、演奏のディテールを捉えられるようにした。それからアニメーターたちがアニメーティングしているとき、その映像を参照して、正しいものにできるようにしたんだ。LU:また、ギターをどのように演奏するかとてもよく知っているアニメーターたちに、出来るだけたくさんのショットをやらせるようにした。演奏のちょっとした細かいところを全て理解出来るようにね。映画を観るほとんどの人々は、それに気づかないだろうし、その良さがわからないと思う。でも、彼らはそれを感じることが出来る。それは、ミゲルが本当にギターを演奏出来るということに信憑性を持たせるということだ。でも、映画を観たミュージシャンたちはとても興奮したよ。なぜなら、彼らは、それがまさに正しいことがわかるからだ。インタビュー中、アンクリッチ監督の「信憑性を持たせる」という言葉がすごく印象的に響いた。当たり前のことだが、アニメーションはファンタジーでありフィクションである。だから一瞬でもその夢が醒めてしまったら、ストーリーが進んでいっても「置いてけぼり」をくらってしまう。ストーリーの中に自分を置くことができないのだ。しかし、細部にまでこだわったリアルな映像や血の通ったキャラクターによって、その醒める隙を与えることなく、観客をストーリーに引き込んでいく。その観客を引き込む力をピクサーのスタッフは多角的に構築していくのだ。言葉で語らずに「見せる」こと『トイ・ストーリー3』で、焼却炉を目の前にしたおもちゃたちが、もはやなす術もなく手を繋いで死を覚悟するシーンなどがあったが、アンクリッチ監督&アンダーソン氏はそのような“緊迫感”や“危険性”は言葉で語らずに、映像で見せることを大切にしているという。本作で主人公・ミゲルは「死者の日」に死者の国へと迷い込んでしまい、日の出までに出られなければ死者になってしまう。日の出までのタイムリミットが迫る中、じわりじわりと死の気配を漂わせるために、監督は「肉体が透けて骨だけになってしまう」という手法で観客に緊迫感を与えていく。まるで宮崎駿監督作『千と千尋の神隠し』で千(千尋)の体が消えてくように。アンクリッチ監督は「『千と千尋の神隠し』には間違いなく影響を受けたよ」と前置きしつつ、本作にとって必要不可欠な見せ方であったと語る。LU:聞いてくれ。『千と千尋の神隠し』には間違いなく影響を受けたよ。僕たちは宮崎駿の映画が大好きで、僕は特に『千と千尋の神隠し』が大好きなんだ。僕は、あの映画のことを特に考えていたわけではなかったと思う。僕たちにはただ危険性が必要だった。ミゲルが危険な状態にあるということを見せたかったんだ。時間の制限があるということをね。彼は、死者の国でやるべきことをやって、逃げ出さないといけなかった。DA:それが感じられないといけないの。直感に訴えられるものにしたかったの。LU:もし彼がそこに長くいすぎたら、なにか危険なことが起きると感じて欲しいんだ。だから、僕たちにとって、それは彼が消えていなくなってしまう、ということじゃなかった。『千と千尋の神隠し』で彼女がそうなるようにね。それはもっと、彼が骸骨になって行くということだった。彼の体やスピリットが徐々に消えていって、中にある骸骨が見えて来るんだ。そういうことだったよ。そして、僕たちはそれをあまりに気持ちを動揺させないやり方でやろうとした。LU:最終的には、僕たちが危険性を感じるのは重要だと思った。それに、それは前にも映画に出てきたことがあるアイディアだ。『千と千尋の神隠し』にもある。『バック・トウ・ザ・フューチャー』にもそういうのがある。時間が差し迫って来るというアイディアはね。誰かが必要なことを達成しないといけないんだ。さもなければ、予期しない問題が起きる。そういうところから生まれてきた。そして、それはクールだろうなと思った。もし小さな子どもが、子どもについての映画を観ていたら、僕だったら「ワオ、彼は骸骨になるんだ」と、クールに感じると思う。僕はそういうのを特に前に観たことがなかった。だから僕たちはそれをやったんだ。DA:私たちはしょっちゅう「見せて。(言葉で)語らないで」と言うの。もしとても差し迫っていることを視覚的に見せることが出来れば、その方がもっと(インパクトが)強くなるの。協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月15日第90回アカデミー賞で見事2部門、長編アニメーション賞&歌曲賞を受賞、世界各国で大ヒット中の『リメンバー・ミー』。ここへ来て映画公開が待ちきれないファンも少なくないなか、スペシャルイベント「ピクサー・プレイタイム」を開催中の東京ディズニーシーでは、その『リメンバー・ミー』の世界観が、映画公開より一足早く存分に楽しめるのだ。まずロストリバーデルタにあるレストラン「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」では、期間限定のカラフルな『リメンバー・ミー』のデコレーションが登場中だ。レストランの雰囲気にぴったりな外壁のイラストは、フォトスポットとしても人気を集めている。また、映画に登場する主人公のギター少年ミゲルが、マリーゴールドの橋を渡って“死者の国”に入っていくシーンさながらに、レストランの入り口にはマリーゴールドのデコレーションも。この扉をくぐると、店内も映画をイメージしたデコレーションとなっている。さらに、映画の重要なアイテムである“白いギター”も店内にしっかりと飾られていて、映画の世界へと入り込み、『リメンバー・ミー』をイメージしたメニューをいただける。スペシャルメニューには、『リメンバー・ミー』のモチーフであるギターをイメージした「ミゲルのおすすめセット」が登場。映画のカラフルな世界観をイメージしたフルーツの彩りが鮮やかなドリンクもおすすめだ。この「ミゲルズ・エルドラド・キャンティーナ」のデコレーションは5月31日(木)まで、スペシャルメニューは6月6日(水)まで実施。そして、「ピクサー・プレイタイム」のスペシャルグッズにも、『リメンバー・ミー』が。「ピクサー・プレイタイムのイヤーハット」には、36種類もあるステッカーに『リメンバー・ミー』のキャラクター、主人公のミゲルと、陽気なガイコツのへクターのデザインも。メディテレーニアンハーバーで開催中のエンターテインメント「ピクサー・プレイタイム・パルズ」のフィナーレに登場する約10メートルのバルーンにも、ミゲルとヘクターが!パーク中に広がっている『リメンバー・ミー』の世界観を、映画本編とともに満喫してみて!※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney (C) Disney/Pixar(text:cinemacafe.net)■関連作品:リメンバー・ミー(2018) 2018年3月16日より全国にて公開©2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2018年03月14日本年度アカデミー賞2部門受賞で話題のディズニー/ピクサー長編最新作『リメンバー・ミー』の公開を記念して、この度3月16日(金)の金曜プレミアムでは、2001年度アカデミー賞に輝いたディズニー/ピクサーの傑作『モンスターズ・インク』の第2弾『モンスターズ・ユニバーシティ』を本編ノーカット放送することが決定した。「いつか必ず、怖がらせ屋になるんだ!」幼い頃からの夢を叶えるため、マイクはモンスターズ・ユニバーシティの怖がらせ学部に入り、猛勉強に励むことに。そこで出会ったのは怖がらせの才能に恵まれたサリー。見た目も性格も全く違うふたりが、いかにして最強の怖がらせ屋コンビになったのか…?本作は、主人公のマイクとサリーが“モンスターズ・インク”に入社する前の、ふたりが初めて出会う“学生時代”を舞台に、モンスター界最大の事件を巡る大冒険を描くファンタジー・アドベンチャー作品。今回は2か国語版で放送。マイクに「爆笑問題」田中裕二、サリーに「ホンジャマカ」石塚英彦、そしてグレーブズ先生を柳原可奈子と、人気お笑いタレントが声を担当している。金曜プレミアム映画『モンスターズ・ユニバーシティ』は3月16日(金)19時57分~フジテレビにて放送。『リメンバー・ミー』同時上映『アナと雪の女王/家族の思い出』は3月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:モンスターズ・ユニバーシティ 2013年7月6日より全国にて公開© Disney/Pixar.All Rights Reserves.
2018年03月13日