キリアン・マーフィーが、「アイルランドのオスカー」と呼ばれる「アイリッシュ・フィルム&TVアカデミー賞」で主演男優賞を受賞した。同賞にはキリアンのほか、アンドリュー・スコット(『異人たち』)、デヴィッド・ウィルモット(『Lies We Tell』)、バリー・コーガン(『Saltburn』)、バリー・ウォード(『That They May Face The Rising Sun』)、ピアース・ブロスナン(『The Last Rifleman』)がノミネートされていた。主演映画『オッペンハイマー』での演技が高い評価を受け、今年、米アカデミー賞、ゴールデングローブ賞、英国アカデミー賞、SAG賞と主要映画賞の主演男優賞を総なめにしてきたキリアン。母国での受賞は喜びもひとしおのようで、プレゼンターのリリー・グラッドストーン(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)からトロフィーを受け取ると、「故郷で大好きな人たちや尊敬する他の候補者たちと一緒に、この会場にいられるのはとても特別なことです」と満面の笑みで喜びを語った。受賞後、バックステージでは「多くの友人や仲間と故郷で過ごすのはうれしいことだと感じます」とやはり故郷愛を炸裂させた。地元メディアの「Irish Examiner」には出身地コークの人々のサポートに感謝を伝えた。「みなさんの応援は素晴らしかった。本当に純粋に感謝したいです。本当に素晴らしいサポートでした。私にとって非常に意味のあることです」と語った。(賀来比呂美)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年04月22日第96回アカデミー賞授賞式が3月11日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『オッペンハイマー』に出演したキリアン・マーフィが主演男優賞を初受賞した。クリストファー・ノーランの最新作である本作で、マーフィは、原子爆弾の開発に成功したことで「原爆の父」と呼ばれたアメリカの物理学者ロバート・オッペンハイマーを演じた。世界の運命を握ると同時に、世界を破滅させる危機に直面するという、矛盾を抱える男の数奇な人生を体現。原爆投下による惨状を知り、その破壊力に対して苦悩する姿も熱演している。これまでも、マーフィは、悪役スケアクロウを演じた『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』『ダークナイトライジング』、『インセプション』『ダンケルク』など、多くのノーラン作品に出演。今回、ノーラン作品としては初の“主演”を務め、その本領を発揮した。オスカー前哨戦では、ゴールデングローブ賞<ドラマ部門>、英国アカデミー(BAFTA)賞、米俳優組合(SAG)主催のSAG賞などで、主演男優賞を獲得し、第96回アカデミー賞でも受賞が本命視されていた。今回の受賞は、マーフィとノーラン監督が約20年間にわたり、共に歩んだ絆の結実ともいえる。受賞コメント圧倒されています、アカデミー賞に感謝します。すべてのクルーのメンバー、キャストのメンバーオッペンハイマーのメンバー、みなさんのおかげで成し遂げることができました。(撮影を通して)ワイルドで創造的な旅路に出ることができました。(家族に対し)本当に愛しています。アイルランド人として誇らしい思いです。私たちはオッペンハイマーの世界に生きています。和平を構築するためにこの賞を捧げたいです。『オッペンハイマー』は、3月29日(金)から全国公開。全国のIMAX劇場50館で同時公開される。(シネマカフェ編集部)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年03月11日映画『オッペンハイマー』にキリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.らが出演している。本作はそのスケールの大きさ、重厚なドラマが高評価を集めているが、俳優陣の演技も評価が高く、本年度の映画賞では本作のキャストが繰り返し栄冠を手にしている。3俳優がノミネートされている第96回アカデミー賞の行方にも俄然注目が集まっている。先ごろ発表になった英国アカデミー賞で、本作で主演を務めたキリアン・マーフィーが主演男優賞に輝いた。マーフィーはこれまでに数々の作品に出演しているが、2005年製作の『バットマン ビギンズ』以来、ノーラン監督作品に繰り返し出演している。「初めて彼と仕事をしたとき、彼が途方もない才能を持っていることは明らかだった」とノーラン監督は振り返る。「だから私たちは個人的に知り合い、職業として創造面でも関わるようになった。キリアンと一緒にできることはないかずっと探していたから、彼に電話してこう言えたときは本当にうれしかったよ。“これだ、これだよ、君が主役になるときが来た。君は自分の才能のすべてをかけてある人物になり、これまでにないやり方で自分を試すんだ”。彼も乗り気だった。私たちの夢がかなったんだ」電話を受けたときのことをマーフィーはこう振り返る。「僕に電話をくれて、オッペンハイマーを演じてくれと頼んでくるなんて予想もしませんでした。でも事実なんです。電話を切ったときは、喜びというよりむしろ茫然として座っているだけでした。自分は幸運だと感じました」ノーラン監督はマーフィーに絶大な信頼を寄せている。マーフィーはノーラン監督からの依頼であれば「どんな小さな役でも駆けつける」という。そんなふたりがついに監督と主演俳優としてタッグを組んだのだ。そこでマーフィーはオッペンハイマーについて書かれた書籍を読み、記録映像を何時間も観て、映画の脚本を読み込みながら役を探っていった。「僕たちはずっと、オッペンハイマーの複雑さを追いかけていました彼は単純な人間ではまったくありません。この映画に出てくる人物はみんなそうですが。巨大な知性を持つことは重荷でもある。ああいう人物は、僕たちと違って、まったく違う飛行機に乗っていて、それが彼らの個人的な人生や心理に複雑な影響や負担をもたらします。そこがこの映画の巧みな点のひとつなんです」時に“天才”とも称される物理学者の頭の中は、心はどのような状態なのか?そこには彼が言うとおり、複雑で我々には想像もつかない重荷があるだろう。マーフィーはその苦悩やひらめき、単純化できない感情を繊細な演技を積み重ねて表現している。激情や大胆な演技ではなく、細やかな演技を丁寧につなぎ合わせて、映画1本をかけて人物像が浮かび上がってくるような壮大な仕事だ。しかし、彼は「ロバート・オッペンハイマーに似せようとはしていません」と語る。「ここにあるのは、史料の中で見るオッペンハイマーと、クリスの脚本の中で出会うオッペンハイマーから蒸留されたオッペンハイマーなのです。イメージと解釈の統合に達するには、長い過程が必要でした」映画で描かれるのは、物理学の本や記録映像には決して映っていない“オッペンハイマーの人間性”だ。その姿は多くの人に驚きを与えることになるだろう。『オッペンハイマー』3月29日(金)公開公式サイト()(C)Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年03月07日『オッペンハイマー』で初めてアカデミー賞にノミネート(主演男優賞)され、受賞に期待がかかるキリアン・マーフィーがCBS局のドキュメンタリー番組「60 Minutes」に出演。20年以上の付き合いがあるクリストファー・ノーラン監督から『オッペンハイマー』の脚本が届いた時の秘話を明かした。ノーラン監督が書いた脚本はコピー防止のため、赤い紙に黒い字でプリントされているという特徴がある。『オッペンハイマー』もそうだったという。キリアンが受け取った脚本の表紙には「大好きなキリアン。ついにきみが主演する姿を見るチャンスが来た。愛を込めて、クリス」とノーラン監督からメモ書きが添えられていた。その前に、電話で「あのね、オッペンハイマーをテーマとした映画の脚本を書いたんだ。きみに私のオッペンハイマーになってほしい」とラブコールを受けていたキリアンは大喜びだったとのこと。キリアンはこれまでノーラン監督作の『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』『ダークナイト ライジング』『インセプション』『ダンケルク』に出演したことがあるが、6度目で初めて主演をつかんだのだ。キリアンは昨年夏、『オッペンハイマー』の公開前に「AP通信」にこんなことも明かしていた。「どんなに小さい役でもあなたの映画なら出たいと、公の場でもプライベートでも常にクリスに言っていました。でも心の奥底では、ひそかに、彼の映画に主演することを切望していました」。『オッペンハイマー』は3月10日(現地時間)開催のアカデミー賞で13部門にノミネートされている。(賀来比呂美)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年02月21日ジェラルド・バトラー主演最新作『ロスト・フライト』よりインタビュー映像が解禁された。本作は、航空パニックと脱出サバイバルの融合で描くジェラルド・バトラー主演サバイバルアクション。いつでも乗客たちの身の安全を思い機長としての責任を全うしようと奮闘するジェラルド・バトラー演じるトランスと、彼の操縦する飛行機に搭乗した、マイク・コルター演じる移送中の謎の犯罪者ガスパール。本来なら決して出会うはずのなかった2人が、史上最悪の状況下でのサバイバルで手を組むことになる…。この度、そんな2人のインタビュー映像が到着。マイクとの共演について聞かれ、「彼との仕事は本当に楽しかった。彼は素晴らしいよ」と大絶賛のジェラルドは、撮影初日に「『ああ、この映画はうまくいくぞ』と思った」と言う。マイクも、「僕らはあっという間に馬が合った」と、互いに相性の良さをアピール。「どんな物語を語ろうとも二人の相性がよくなければ上手くいかないし観る者にもそれは伝わる。多くの場面で僕はこれは凄く上手くいっていると思っていた」とマイクが語る通り、本作の見どころであるトランス&ガスパールの急造バディの絶妙なコンビネーションは、役を演じた2人の相性の良さによって築き上げられた。「この二人はお互いを注視しているのではなく生き残る事に集中している。生き残る事で二人の間に絆が生まれそれはある意味で離れ難いものになっている」と劇中の2人の関係性についてマイク。また、ジェラルドは「映画をよく観てみると、このキャラクター達に共感し関係を理解できる。だから観客はこの未知の世界を心の底から楽しめる映画だと思うし、それと同時に自分もその世界にいるような気持ちになるだろう」とリアリティを感じさせる本作の魅力を述べた。ジェラルド曰く本作で描かれているという非常に興味深いテーマ、“忠誠心・信頼・友情・勇気・犠牲”が2人のトークや温度感により具現化されたかのようなインタビューとなった。絶体絶命の危機的状況下を通して描かれるキャラクター達の心情や、その中で生まれる関係性、絆についても注目だ。『ロスト・フライト』は11月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ロスト・フライト 2023年11月23日より全国にて公開© 2022 Plane Film Holdings, LLC. All Rights Reserved.
2023年11月06日ジェラルド・バトラー主演最新作『カンダハル 突破せよ』の本編映像が公開された。『カンダハル 突破せよ』は、元アメリカ国防情報局の職員としてアフガニスタンに赴任していたミッチェル・ラフォーチュンの実体験をベースにし、現在進行形の複雑な中東情勢を踏まえたリアリティと、手に汗握るスリルとアクションを兼ね備えた作品。このたび公開されたのは、トム(バトラー)とトムに帯同するアフガニスタン⼈通訳モー(ナヴィド・ネガーバン)が敵に包囲される、絶体絶命の状況を収めた本編映像。トムとモーは車でカンダハルを目指し車を走らせる中、モーが「(戦争は)いつか終わるんだろうか」と絶えることなく戦争が続いている現状についてぽつりと語り出し、トムが「現代の戦争に勝利はない」と悲壮な面持ちで応える。ふたりを追跡する各勢力は多岐にわたり、現在進行形の複雑な中東情勢のリアルが反映されている本作だからこそ、このふたりの会話に背景や重みを感じる。そこに急遽、タリバンの戦闘員を乗せた車が銃を構えてトムとモーの前に立ち塞がる。トムたちの乗る車は完全に包囲され、絶体絶命の状況に陥ってしまう――。製作には『ジョン・ウィック』シリーズのプロデューサーほかバトラーも参加。監督はバトラーと3度目のタッグとなるリック・ローマン・ウォーが務める。映画『カンダハル 突破せよ』本編映像<作品情報>映画『カンダハル 突破せよ』10月20日(金) 公開映画『カンダハル 突破せよ』ポスタービジュアル公式サイト: 2022 COLLEAH PRODUCTIONS LIMITED. ALL RIGHTS RESERVED.
2023年10月18日ジュリアン・シュナーベル監督が手掛ける犯罪スリラー映画『In the Hand of Dante(原題)』に、オスカー・アイザック、ジェイソン・モモア、ジェラルド・バトラーが出演するという。「Deadline」が報じた。シュナーベル監督は、これまで手掛けた長編映画の本数は少ないものの、『夜になるまえに』でヴェネチア国際映画祭審査員特別賞、『潜水服は蝶の夢を見る』でカンヌ国際映画祭監督賞、ゴールデングローブ賞監督賞などを受賞し、高い評価を受けてきた。ニック・トーシュの同名小説(「ダンテの遺稿」)を原作とする今作。ニューヨークのマフィアから、闇市場に出現したダンテ自筆の「神曲」の鑑定を依頼されるニック役をオスカーが演じる。ストライキ中の全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)より暫定合意を得て、すでにイタリアで製作中。撮影現場では、役柄は不明だが白いスーツ姿のジェイソンとガル・ガドットがお互いに銃を向け合っているシーンが目撃されている。ジェイソンはガルと『ジャスティス・リーグ』で、オスカーとは『DUNE/デューン 砂の惑星』で共演したことがある。オスカー、ジェイソン、ジェラルドの3人が共演することに映画ファンは「よくこんなすごい3人を集めたものだ」「キャストを見ただけで楽しみ」と期待を寄せている。(賀来比呂美)
2023年10月17日エディ・マーフィ主演『キャンディ・ケイン・レーン』が12月1日(金)よりPrime Videoで配信開始されることが決定した。ご近所仲間で行われている毎年恒例のクリスマス・デコレーション・コンテストで優勝することに命を懸けているクリス(エディ・マーフィ)は優勝を勝ち取るため、ペッパー(ジリアン・ベル)といういたずら好きな妖精とうっかり契約してしまう。すると、クリスマスの12日間を盛り上げる魔法をかけてもらい町中が大混乱に…。クリスと妻のキャロル(トレイシー・エリス・ロス)、そして3人の子どもたちは、家族のクリスマスを台無しにするかもしれないリスクを冒しながらも、ペッパーの魔法を解き、悪魔のような魔法使いたちと戦い、みんなのためのクリスマスを守るため、時間との戦いに挑まなければならなくなるのだった。本作は、40年以上に及ぶエディ・マーフィの長いキャリアで、意外にも“初”となるホリデー・ムービー。レジナルド・ハドリン(監督)、ブライアン・グレイザー(プロデューサー)、エディ・マーフィ(主演)のトリオは1992年のヒット作『ブーメラン』以来の再会となる。キャストは、エディ・マーフィ演じるクリスの妻キャロル役に、世界の歌姫ダイアナ・ロスの娘で、ドラマ「ブラッキッシュ」でゴールデングローブ賞主演女優賞を獲得したトレイシー・エリス・ロス。いたずら好きな妖精ペッパー役に「サタデー・ナイト・ライブ」でエミー賞ノミネートのジリアン・ベル。『クリード 過去の逆襲』で主人公の少年時代を演じたタデウス・J・ミクソン、エミー賞3度ノミネートのケン・マリーノ、Amazon Original ドラマ「グッド・オーメンズ」や「The Last of Us」に出演し、エミー賞4度ノミネートのニック・オファーマン。エミー賞5度ノミネートにのコメディアン、ロビン・テーデ、「サタデー・ナイト・ライブ」でエミー賞受賞のクリス・レッドなど、アメリカを代表する演技派俳優、コメディアン、アーティストが集結した。監督は『ジャンゴ 繋がれざる者』(製作)でアカデミー賞にノミネートされたレジナルド・ハドリン、脚本は『マペットのホーンテッドマンション』のケリー・ヤンガー。本作の舞台となるCandy Cane Laneは、米カリフォルニア州ロサンゼルス郡エル・セグンドという都市に実在し、クリスマスシーズンになるとイルミネーションで飾られる有名な住宅街の通り。脚本家のケリー・ヤンガーがそこで休暇を過ごした時に経験した事柄にインスパイアされて脚本が書かれたという。さらに、クリスマスに何かが起きることを期待させるティザーアートと、ファーストルックとなる場面写真7点も解禁。色鮮やかなイルミネーションがホリデー・シーズンにピッタリのファンタジー映画を予感させるものとなっている。『キャンディ・ケイン・レーン』は12月1日(金)よりPrime Videoにて独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2023年10月11日ジェラルド・バトラー主演最新作『カンダハル 突破せよ』より場面写真が解禁。さらに、元アメリカ国防情報局の職員だった本作の脚本家ミッチェル・ラフォーチュンよりコメントが到着した。本作は、ジェラルド・バトラーが敵地のど真ん中に取り残されたCIA工作員を演じる、孤立無援の脱出アクション。この度解禁されたのは、本作でジェラルド・バトラー演じる、スパイとして敵地に潜入するCIA工作員のトムと、ナヴィド・ネガーバン演じるトムに帯同するアフガニスタン人通訳モーの場面写真。夜の砂漠で深く語り合う姿から、銃を手に血まみれで身を隠す姿、さらにひどく流血し朦朧状態のモーの肩を抱き脱出を試みる姿など、幾度とない危機の中、正反対ながらも、お互いの欠けている部分を補い合う最高のバディとなっていく様子が捉えらている。CIA工作員と現地通訳というスパイ・アクション映画ではあまり見慣れない組み合わせだが、実際に元アメリカ国防情報局の職員としてアフガニスタンに赴任していた経歴を持つ、脚本を手掛けたミッチェル・ラフォーチュンは「中東やアフガニスタンに派遣される工作員というのは、必ず地元の人間の助けが必要だ。まず我々は、現地の言語がまったく話せない。アラブ語、パシュトー語、ダリー語、ペルシア語などでコミュニケーションをとるには、地元の人間の力を借りるしかないんだ」と、異例の組み合わせながらリアルに基づいた設定であると語る。モーはラフォーチュンが実際に現地で密接に仕事をした通訳がモデルになっていると言う。ラフォーチュンはモーという人物について「トムとモーは、二人とも重みのある役だ。二つの異なる国や文化が対立し、助け合う様を見せたかった。僕も数年間、アフガニスタンで過ごしたことがあるんだけど、そこでモーという男と一緒に仕事をして、彼の文化に深く触れたんだ。だから、本作における僕の目的は、アフガニスタンという国と、その文化と人々を最大限に尊重したアクション映画を作ることだった。僕が現地で会った人たちは、現状を変えようと必死に生きていた人たちだったから」と、ラフォーチュンが実際に触れた文化や人々への思いがモーというキャラクターに込められており、本作におけるモーの重要性について説明している。さらに「冒頭では、トムは冷静な人物として描かれているが、最後には心を開くようになる。その変化のカギを握るのがモーだ。モーを通して、人間らしい生き方を思い出すんだ。モーは、トムよりも物腰が柔らかいし、愛嬌がある。しかし、紛争に対する恐怖や自身のトラウマを乗り越えなければならない。最初は正反対のふたりに見えるが、関わりを通して、最後には、いろんな意味で、欠けている部分を補い合う存在になるんだ」と、深みのある人間ドラマが生まれたのはこの正反対の2人の組み合わせだからと明かす。そして、「ナヴィドは最高だよ。素晴らしい役者なんだ。彼に出演してもらえたのは、本当に幸運だった。役としても、俳優としても、ジェラルドとナヴィドの相性はとても良かった。セリフのキャッチボールが見事で、おかしいんだ。彼らのおかげで、物語に命が吹き込まれた」と映画さながらのコンビネーションだからこそ成立した作品だと語っている。『カンダハル 突破せよ』は10月20日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年09月25日ジェラルド・バトラー主演最新作『ロスト・フライト』より予告編と場面写真が解禁された。ジェラルド・バトラーがトラブルに対応する機長を演じる本作。極限状況からの脱出劇というシンプルなプロットに、航空パニックのスリルと、脱出サバイバルの緊迫感を詰め込んだハイブリッド・サバイバルアクションだ。この度解禁された予告編では、ジェラルド・バトラー演じるトランス機長が制御不能に陥った航空機を制御しようと奮闘する緊迫の場面が映し出される。突然の乱気流に乗客は天井に叩きつけられ、正に機内は阿鼻叫喚…。管制塔との連絡も途絶え、左翼エンジンは黒煙を上げる。「メーデー!メーデー!電源喪失!誰か応答しろ!!」トランス機長の魂の叫びも行き場を失う。機長をすがるように見つめる副機長。「衝突する!」暗闇の中、真っ逆さまに何処とも分からない地上に落ちていくが…。豊富な経験にもとづく勘と飛行スキルで何とか不時着させたトランス機長。どうにか命は繋いだものの、機長含む17名の搭乗者の中には移送中の殺人犯が。一難去ってまた一難。偶然居合わせた謎多き殺人犯・ガスパールは何者なのか?そして不時着した場所も分からず、不安を募らせる一行の元へ地元民のSUVがやってくる。助かった!と笑顔で迎えたのも束の間、降りてきたのはあいさつ代わりに空に銃を撃つ危険な奴ら。この島は反政府組織が支配する無法地帯だったのだ!トランス機長が周囲の偵察に行く間に乗客は人質に取られてしまう。自分の命に代えてでも乗客を救おうと立ち上がる機長。手を組んだのは、隠れていたガスパール。「君の助けが必要だ」絶対的責任感を持つトランス機長と謎の殺人犯ガスパールは、世界最悪の島でまさかの即席バディとなる。そして、ガスパールは元軍人であることが明らかに。乗客の運命はこの2人に委ねられるのだった…。その後、映像ではトランス機長と組織のメンバーによる肉弾戦が繰り広げられ、迫力の銃撃戦まで切り取られている。果たして機長は乗客たちを救い出し、無事帰ることができるのか?併せて場面写真も到着。機長とガスパールが戦いに身を投じている姿から傍若無人な反政府組織、不幸にも乗り合わせてしまった乗客の様子などが捉えられている。また、9月1日(金)にはムビチケが発売開始。購入特典は「タレサン風アイマスク」(数量限定)となっている。『ロスト・フライト』は11月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ロスト・フライト 2023年11月23日より全国にて公開© 2022 Plane Film Holdings, LLC. All Rights Reserved.
2023年08月21日ジェラルド・バトラー主演『ロスト・フライト』(原題:PLANE)が11月23日(木・祝)に公開されることが決定。ポスタービジュアルが解禁された。悪天候の中、落雷でコントロールを失ったブレイザー119便は、奇跡的にフィリピンのホロ島に不時着した。一命をとりとめたトランス機長を含む乗客17名だったが、そこは凶暴な反政府ゲリラが支配する世界最悪の無法地帯だった。刻々とゲリラが迫る中、トランス機長は、生き残りを懸けて、乗客の一人だった移送中の犯罪者、ガスパールと手を組むことを決意する…。ジェラルド・バトラー-(C) Getty Images機長としての責任を全うしようと奮闘する主人公・トランスは『エンド・オブ・ホワイトハウス』『ハンターキラー 潜航せよ』のジェラルド・バトラーが演じる。地球滅亡の危機に直面するごく普通の父親を演じた『グリーンランド―地球最後の2日間―』同様に、プロデューサーとしても参加した本作でも、特別な戦闘能力を持たないヒーローを熱演している。トランスと手を組むことになる謎の多い犯罪者、ガスパールに、マーベルのNetflixドラマシリーズ「ルーク・ケイジ」のマイク・コルター。監督は『アサルト13 要塞警察』『ブラッド・ファーザー』のジャン・フランソワ・リシェが務める。元MI6のスパイ小説家、チャールズ・カミングの脚本を基に、キャッチーな設定に、綿密なリサーチを加え、突如最悪の状況に放り込まれた一般人、航空会社の危機対策班、ISISを思わせる反政府組織、実際の元ネイビーシールズが出演した傭兵部隊など、リアルな描写を多面的に積み重ねる事で、現実味をあわせ持った極めて現代的なリアルアクションを作り上げた。そして、トランス機長が眉間にしわを寄せ緊迫感に満ちたポスタービジュアルも解禁。雷が光り、暗雲立ち込める海上を陸地に向かって飛ぶ航空機ブレイザー119便の右後方ジェットエンジンからは黒煙が昇る。まさに絶体絶命の状況下でトランス機長は不時着させることができるのか…。トランス機長の後方には、偶然搭乗していた謎多き犯罪者ガスパールがマシンガンを構える。空と陸の両方で巻き起こる手に汗握る危機的状況を思わるビジュアルとなっている。『ロスト・フライト』は11月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月14日ジェラルド・バトラー主演最新作『カンダハル 突破せよ』より場面写真が解禁された。本作は、元アメリカ国防情報局の職員としてアフガニスタンに赴任していた経験を持つミッチェル・ラフォーチュンの実体験をベースにしたスパイ・アクション。この度解禁されたのは、ジェラルド・バトラー演じるトムがCIA工作員として任務を遂行するスリリングなカットから、トムを追う各国の敵軍主要キャラクターの姿も捉えた場面写真。イランに潜入しているトムが息を潜めて周囲を窺う様子や流血しながら銃を構える姿をはじめ、「HOMELAND」シリーズで高い評価を受けたナヴィド・ネガーバン演じる、トムに帯同するアフガニスタン人通訳モーのカットも。運悪くトムの逃避行の道連れとなるモーだが、幾度とない危機を乗り越えて築かれる2人の関係性にも注目だ。また、周囲に一斉に銃を構えられるモーの緊迫感溢れるカットや、視界の悪い夜の砂漠で武装ヘリから狙われトムとモーが応戦する姿、巨大な黒煙が巻き上がり車が大爆破している様子などもとらえられ、スケールの大きなアクションシーンにも期待したい。さらに、アリ・ファザール演じる、トムの身柄を捕えるためバイクを乗り回すパキスタン軍統合情報局(ISI)の暗殺者カヒルや、バハドール・フォラディ演じるイラン革命防衛隊の大佐ファルザド・アサディなどトムを狙う敵軍の姿も確認できる。トムは続けざまに襲いかかる敵の追跡撃を潜り抜け、タイムリミット内に目的地・カンダハルへと到着できるのか?息をもつかせぬ展開と、壮大なロケーションで描かれる迫力のカットに、本編への期待が膨らむ場面写真となっている。『カンダハル 突破せよ』は10月20日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年08月03日ジェラルド・バトラー主演最新作『カンダハル 突破せよ』が10月20日(金)より全国公開されることが決定し、予告編が解禁された。本作は、元アメリカ国防情報局の職員としてアガニスタンに赴任していたミッチェル・ラフォーチュンの実体験をベースにした脱出アクション。ジェラルド・バトラー演じる、敵地に取り残されたCIA工作員が孤立無援の中で奔走する姿を描く。この度解禁された予告編では、CIAの工作員としてイランに潜入しているバトラー演じるトム・ハリスが「現代の戦争に勝利はない」と語る姿から始まる。そんな中、極秘任務を終えた直後に工作員の存在が何者かによりリークされ、トムはイランに追われる存在となってしまう。中東から脱出するため、帯同する通訳とともにカンダハルにあるCIA基地を目指すことになったトムだが、パキスタン軍統合情報局、タリバンなど様々な組織がトムの身柄を捉えるため次々に刺客を送り込んでくる。CIA上層部が2人の帰還を絶望的だと諦めるなか、故郷に住む娘を想い苦渋の表情を浮かべながらも、「必ず辿り着く!」という強い意志とともに400マイル離れた目的地へ向かうトムの姿が印象的だ。広大な大地で繰り広げられる激しい追走劇や銃撃戦を潜り抜け、トムは無事に目的地・カンダハルへと到着できるのか?息つく暇のない展開と、実体験に基づくリアルな緊張感が見るものを惹きつける映像となっている。『カンダハル 突破せよ』は10月20日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)
2023年07月28日映画『ハウス・バウンド』が、2023年7月14日(金)に新宿シネマカリテにて公開される。『M3GAN/ミーガン』の監督ジェラルド・ジョンストンの初長編作品2014年に製作された映画『ハウス・バウンド』は、『M3GAN/ミーガン』で監督を務めたニュージーランド出身のジェラルド・ジョンストンによる長編初監督作品。公開当時は海外では高い評価を得ていたものの、長らく日本では上映の機会がなかった。しかし、『M3GAN/ミーガン』のヒットを機にジェラルド・ジョンストンによる作品が再注目され、幻の傑作として日本初公開に至った。幽霊屋敷で起こる予測不可能な事態物語の主役は、ATM強盗で捕まった不良娘のカイリー。保護観察処分で母親と義父が暮らす実家で8か月間の自宅監禁という裁定が下り、足には逃亡防止のGPS装置が付けられるなど息苦しい反省生活を強いられていた。ある時、おしゃべりでウザイ母親がこの家には幽霊がいると言い出したことで、徐々にカイリー自身も怪奇現象に気付くことになる。始めは不気味な囁き声や床の軋むような音を耳にする程度だったが、GPS装置が外れてしまうほど何かに足首を強く掴まれるなど、怪奇現象はエスカレート。装置が外れたことに気が付き駆け付けた警官のエイモスは、個人的に幽霊について調べることにし、幽霊を観測する自前の装置などを家に設置し始めるのだが……。コメディ×ホラーの融合予測不可能でどのジャンルにも分けることができない、ユーモアとホラーが見事に融合した本作。ジェラルド・ジョンストンと同じくニュージーランド出身監督の先輩ピーター・ジャクソンも、「お見事!」とコメントするなど、絶賛が相次いだ作品となっている。登場キャラクターカイリー…モルガナ・オライリーATM強盗の罪で捕まった不良娘。幽霊屋敷にて8か月間の自宅監禁を強いられる。ウザイ母親の戯言だとして「幽霊がいる」という話を無視していたが、徐々にエスカレートする怪奇現象に翻弄されていく。ミリアム(カイリーの母)…リマ・テ・ウィアタカイリーの母親。おしゃべりでウザイ母親だとカイリーに見られている。「この家には幽霊がいる」と言い出す。エイモス…グレン=ポール・ワル警官。幽霊について個人的に調べると言い出し、幽霊を観測する自前の装置などを家に設置する。【作品詳細】映画『ハウス・バウンド』公開日:2023年7月14日(金)公開場所:新宿シネマカリテ“カリテ・ファンタスティック!シネマ・コレクション(R)2023”監督・脚本:ジェラルド・ジョンストン出演:モルガナ・オライリー、リマ・テ・ウィアタ、グレン=ポール・ワル、キャメロン・ローズ字幕翻訳:柴田麻衣子配給:「HOUSEBOUND」上映委員会原題:HOUSEBOUND
2023年07月16日エディ・マーフィーがリブート版『ピンク・パンサー』に出演交渉中であることを「The Hollywood Reporter」が報じた。元祖『ピンク・パンサー』シリーズでピーター・セラーズが演じたジャック・クルーゾー警部役の候補に挙がっているという。監督は『ソニック・ザ・ムービー』のジェフ・ファウラー、脚本は『バッドボーイズ・フォー・ライフ』のクリス・ブレムナー。製作は『アラジン』のダン・リン&ジョナサン・アイリッヒが務める。長年クルーゾー警部役を演じたセラーズの亡き後も、『ピンク・パンサー』シリーズは何本か製作された。ロベルト・ベニーニがクルーゾー警部の息子として活躍する『ピンク・パンサーの息子』などがある。また、2006年にショーン・レヴィ監督がリブート化し、スティーヴ・マーティンがクルーゾー警部を演じる『ピンクパンサー』が作られた。2009年に第2弾『ピンクパンサー2』が公開された。今回のファウラー版は実写とCGを組み合わせ、クルーゾー警部とピンク・パンサーがスクリーン上で初めてコンビを組む“バディ・コップ映画”のような展開になるという。ファウラー監督が手掛けた『ソニック・ザ・ムービー』は、今作と同様実写とCGを組み合わせたハイブリッド映画であり好評だったため、映画ファンは「楽しみ!」と期待の声を寄せている。(賀来比呂美)
2023年05月18日エディ・マーフィが『The Pick Up』に主演することになった。監督は『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』『トムとジェリー』のティム・ストーリー。ある女性に惚れたことがきっかけで強盗計画に巻き込まれてしまうという犯罪コメディ映画らしい。このプロジェクトには複数のスタジオが名乗りを挙げたが、アマゾン・スタジオが競り落とした。マーフィの最近作は、Netflixが配信するコメディ映画『ユー・ピープル〜僕らはこんなに違うけど』。文=猿渡由紀
2023年03月30日『glee/グリー』、『アメリカン・ホラー・ストーリー』シリーズなどの人気ドラマを手掛けてきたライアン・マーフィーが、第79回ゴールデングローブ賞でキャロル・バーネット賞を受賞する。キャロル・バーネット賞は2019年に創設。最初の受賞者であるキャロル・バーネットに敬意を表して名付けられた。ゴールデングローブ賞を主催するハリウッド外国人記者協会が、「画面上または画面外でのテレビへの優れた貢献」をした人を表彰する。2019年にキャロル、2020年にエレン・デジェネレス、2021年にノーマン・リアが受賞し、ライアンは4人目の受賞者となる。(2022年は映画会社や多数の俳優のボイコットにより受賞者の選出なし)。ファンから「まさに受賞にふさわしい人。キャリアがすごく長いというわけではないが、テレビ界の歴史に与えたインパクトはあまりにも大きい」「レジェンド!」「おめでとう!」と祝福メッセージが寄せられている。ライアンは来年のゴールデングローブ賞で自身のキャロル・バーネット賞受賞のほか、製作総指揮を務めたNetflixドラマ「ダーマー モンスター:ジェフリー・ダーマーの物語」で男優賞(エヴァン・ピーターズ)、助演女優賞(ニーシー・ナッシュ)、助演男優賞(リチャード・ジェンキンス)、作品賞にノミネートされている。(賀来比呂美)
2022年12月16日ヒューマントラストシネマ渋谷“未体験ゾーンの映画たち2023”にて公開されるジェラルド・バトラー主演作『CHASE/チェイス 猛追』より、ビジュアルと予告編が解禁された。ウィルは成功したビジネスマン。妻リサを実家に送り届ける途中に立ち寄ったガソリンスタンドで、突如リサが姿を消してしまう。本能で誘拐だと悟ったウィルは警察に通報し捜索を依頼するが、その粗暴な態度から逆にウィルのDVや犯行を疑われる。しかし、防犯カメラでリサに親しく話しかける男の存在が…。ウィルは警察の捜査を待てず、ひとりでリサを誘拐した犯罪組織を追い詰めていくが…。『グリーンランド ―地球最後の2日間―』『エンド・オブ・ステイツ』『300<スリーハンドレッド>』のジェラルド・バトラーが、愛する妻を救うため、怒りとアドレナリンを爆発させながら、猪突猛進の追跡を続ける男を演じる本作。解禁された予告編では怒りの形相で犯罪組織を追い詰めようとするジェラルド・バトラー演じるウィルの鬼気迫る様子と、ウィルが警察に疑われるスリリングな展開が畳みかけるように映し出されていく。ビジュアルでは、拳銃を片手に持ち睨みを効かせた凄みのある表情のジェラルド・バトラーが大きく切り取られ、背後のカークラッシュが怒涛の展開を予感させる。『CHASE/チェイス 猛追』は2023年1月13日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷“未体験ゾーンの映画たち2023”にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:CHASE/チェイス 猛追 2023年1月13日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開© 2022 CHASE FILM NEVADA, LLC ALL RIGHTS RESERVED
2022年12月16日俳優のジェラルド・バトラーが主演を務める映画『グリーンランド-地球最後の2日間-』(20)が、映像配信サービス・dTVで配信開始した。ジェラルド・バトラーとリック・ローマン・ウォー監督が『エンド・オブ・ステイツ』以来の再タッグを組んだ同作。突如現れた彗星の破片が地球に衝突し、世界崩壊まで48時間に迫る中、建築技師の能力を見込まれたジョン・ギャリティ(ジェラルド・バトラー)と、その妻、アリソン(モリーナ・バッカリン)と息子のネイサン(ロジャー・デイル・フロイド)も避難所を目指して、輸送機に向かう。しかし、離陸直前でネイサンの持病により受け入れを拒否され、家族はバラバラになってしまう。主人公・ジョンを演じたジェラルド・バトラーは、同作のプロデューサーも兼任。ただ家族のために力を尽くす愚直な男性像をリアルに演じ切っている。
2022年10月15日エディ・マーフィが『Candy Cane Lane』に主演することになった。クリスマスをテーマにしたコメディ映画で、監督は、1992年のマーフィ主演作『ブーメラン』のレジナルド・ハドリン。プロデューサーには、マーフィ、ブライアン・グレイザーらが名を連ねる。マーフィとグレイザーが組むのは、これで7度目。製作配給はアマゾン・スタジオ。撮影はこの冬、ロサンゼルスでスタートする。マーフィの最近作は、『星の王子ニューヨークへ行く2』。文=猿渡由紀
2022年07月20日ジェラルド・バトラー主演の犯罪アクション映画『ザ・アウトロー』の続編が製作されることになった。監督、脚本は1作目同様クリスチャン・グーデガスト。1作目に出演したオシェア・ジャクソン・Jr.、メドウ・ウィリアムズも復帰する。50セントはプロデューサーとしてかかわるようだ。撮影はこの春、ヨーロッパで行われる。バトラーの最近作は、昨年秋にアメリカで公開された『Copshop』。昨年日本公開された『グリーンランドー地球最後の2日間―』も、続編の製作が決まっている。文=猿渡由紀
2022年02月03日ジェラルド・バトラーが主演、突如現れた彗星による世界崩壊までの48時間を、徹底したリアリティと最新VFX映像で描いたリアルディザスターアクション『グリーンランドー地球最後の2日間ー』。この度、ディザスター映画の過去作から紐解く、いまの時代に求められた本作の魅力が語られる約2分の動画が解禁された。この度、解禁された2分特番は、映画評論家の森直人氏が「その時々で今、人類は何に恐怖し不安を持っているのか?というものを、時代性にあわせて作られている」とディザスター映画の系譜を過去作から紐解く。さらにディザスター映画として、本作がいまの時代に求められる要素を解説している。過去作として紹介されるのは、人類滅亡が騒がれた世紀末に製作された『ディープ・インパクト』(1998年)、21世紀に入り環境問題が深刻化した時期に製作された『2012』(2009年)。どちらもその時代性にマッチし、大ヒットとなった作品だ。そして今回劇場公開される『グリーンランドー地球最後の2日間ー』もまた時代をリアルに描写していると森氏が力説。「自然災害や天変地異よりも怖いのは人間。パニック状態に陥ると人々は何をするか?物を買い占めに走る、『なぜあいつが助かって自分は助からないのか』と疑心暗鬼が起こる」という解説が物語っている。さらに主演を務める、『エンド・オブ・ホワイトハウス』シリーズ、『ハンターキラー 潜航せよ』のジェラルド・バトラーについても、「あのジェラルド・バトラーが一般人に徹していて、どうやって家族を守るのかに注目」と森氏。そして長いコロナ禍で待ち望まれた大迫力のスペクタクル映像に「今映画館の大スクリーンで見るべき映画」と太鼓判を押している。『グリーンランドー地球最後の2日間ー』は6月4日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グリーンランド-地球最後の2日間- 2021年6月4日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年05月19日突如現れた彗星による世界崩壊までの48時間を徹底したリアリティと最新VFX映像で描いた、ジェラルド・バトラー主演のリアルディザスターアクション『グリーンランドー地球最後の2日間ー』より、注目の子役ロジャー・デイル・フロイドの場面写真がシネマカフェに到着した。ジェラルドが演じているのは、これまで演じてきたタフなヒーローではなく、どこにでもいるごく普通の父親ジョン・ギャリティ。ロジャーは、ジョンとモリーナ・バッカリン演じるアリソンの最愛の息子ネイサンを演じている。これまでロジャーは、「ウォーキング・デッド」のスピンオフ「ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド」で主役級の役を演じ、話題作『シャイニング』の続編である『ドクター・スリープ』にも出演している。本作の監督リック・ローマン・ウォーは、そんな厳しい病気を抱えながらも強さを発揮する、一筋縄ではいかない役を演じられる幼い俳優を見つけるのは、容易なことではなかったそうだが、「まず、外見的にジェリーとモリーナの子どもらしく見える子でなければならない」と大前提を語り、「僕が子役を探す時は、これから練り上げていけるような経験の浅い子を探すんだ。幼い頃から感情をうまく表現できる子役はなかなかいない。でもロジャー・フロイドはそれができた」とコメント。映画冒頭の世紀の天体ショーだと考えられていたその様子をテレビで見ている子どもらしい表情から、世界崩壊させる隕石衝突だと判明し人々がパニックに陥って無法地帯と化していく状況での繊細な演技、特に途中、両親と離れ離れになってしまうが、そのあと軍人に意を決して真実を打ち明けるシーンは、涙なしでは観られない。父役のジェラルドも、ロジャーについて「ロジャーは将来絶対スターになる。驚くほどの才能がある俳優で、この映画に全身全霊を打ち込んでくれた」と絶賛し、「母親役のモリーナと彼とのやり取りは、すごくパワフルなんだ」と話している。『グリーンランドー地球最後の2日間ー』は6月4日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:グリーンランド-地球最後の2日間- 2021年6月4日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年05月05日ジェラルド・バトラーが『ハンターキラー 潜航せよ』とも『エンド・オブ・ホワイトハウス』シリーズともまた違う、ただ家族を守りたい1人の父親を演じる『グリーンランドー地球最後の2日間ー』から、予告編とともに11点の場面写真が一挙に解禁された。突如現れた彗星による世界崩壊までの48時間を最新VFX映像で描き、全世界28か国で初登場No.1を記録したリアルディザスターアクションとなる本作。この度、解禁された予告編では、平和な日常が突然の隕石の落下によって一変、混乱が広がっていく様子が克明に描かれている。子どもたちとの平和な日常を打ち破るリビングのTVに映し出された大統領警告から一転、突如世界が48時間以内に終わるという極限状況に。「ただちに避難してください」という警告と共に映し出されるパニックの中、家族を守るために奮闘するジョン・ギャリティを演じるジェラルド・バトラー。プロデューサーとしても参加した本作では、これまでに演じてきたタフなヒーローではなく、どこにでもいる父親を熱演。「主人公のジョンは優秀な建築技師なだけで、『ヒーローが彗星をぶっ飛ばす』というような物語ではないんだ。全ての人が平等に困難に直面するスペクタクルの中で、誰がヒーローで臆病者なのか、人間の本質が明らかになる」と語る通り、リアリティを追求した本作では、『ヒューゴの不思議な発明』でアカデミー賞を受賞した VFXスタジオ「PIXOMOND」のディザスター描写も、ハイウェイに降り注ぐ隕石群や衝撃波に吹き飛ばされる主人公など、日常の中のスペクタクルを追求して、あくまで緊迫のドラマを盛り上げる脇役として効果をあげている。ジェラルドとは『エンド・オブ・ステイツ』以来の再タッグとなるリック・ローマン・ウォー監督が、「道徳的にグレーで、人を試すような状況の中に、登場人物を置くんだ。善良な人々が、生き残ろうと必死になった時に極悪非道になる様子を描いている」と語るように、“そのとき何ができるのか?”を観客に問いかける、これまでのディザスタームービーとは一線を画す作品ともなっている。『グリーンランドー地球最後の2日間ー』は6月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グリーンランド-地球最後の2日間- 2021年6月4日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2020 STX FINANCING, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年03月19日ジェラルド・バトラー主演、全世界28か国初登場No.1を飾ったメガヒットディザスタームービー『GREENLAND』(原題)が『グリーンランドー地球最後の2日間ー』として公開決定した。突如現れた彗星による世界崩壊までの48時間を、状況も分からないまま生き残る道を必死で探す一家の目線で描き、徹底したリアリティと最新VFX映像で描いたリアルディザスターアクション。“そのとき何ができるのか?”、“真のヒーローとは誰なのか?”という問いを我々に突きつける。主演を務めるジェラルド・バトラーはプロデューサーとしても参加、『ハンターキラー 潜航せよ』『エンド・オブ・ホワイトハウス』シリーズなど、これまで演じてきたタフなヒーローではなく、建築技師である市井の父親を熱演。絶望的な状況の中、息子を守り抜く気丈な母親アリソンに『デッドプール』シリーズのモリーナ・バッカリン。2人の最愛の息子を演じるのは、8歳にして『ドクタースリープ』などキャリア豊富なロジャー・デイル・フロイド。そのほか、『地獄の黙示録』や『ライトスタッフ』など幾多の名作に出演してきた名優スコット・グレンなどが集結。メガホンを取ったのは『エンド・オブ・ステイツ』のリック・ローマン・ウォー監督。ジェラルドと再タッグとなる本作では、痛快なアクションから一転、リアリティのある世界で未曾有の危機が迫る中での真のヒーロー像について描いていく。ポスタービジュアルには、空から降る無数の隕石が象徴的なもの。「世界崩壊まで残り48時間。そのとき何ができる?」のコピーそのまま、刻一刻と迫る終末へのカウントダウンに、ごく平凡な父親ジョンは愛する家族を守り抜くことができるのか!?手に汗にぎる展開に期待が膨らむポスターとなっている。『グリーンランドー地球最後の2日間ー』は6月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年03月13日1988年に公開され、全世界で興行収入2億8,800万ドルを超える大ヒットを記録したエディ・マーフィ主演の『星の王子ニューヨークへ行く』。そのおよそ30年ぶりの続編『Coming 2 America』(原題)が、2021年3月5日(金)よりAmazon Prime Videoにて240を超える国と地域で配信されることが決定した。『星の王子ニューヨークへ行く』は魅力的なキャラクターや異文化に触れたときの新鮮さなど、世界中の人が共感できる要素を含んだストーリーが長年にわたって親しまれ、興行的成功にとどまらず、世代を超えて多くの人に愛されているコメディ。本作は、緑豊かな王国ザムンダの国王として新たに戴冠したアキーム(エディ・マーフィ)と彼の親友セミ(アルセニオ・ホール)が、アフリカから前作の舞台でもあるニューヨークのクイーンズを目指し、まったく新しい陽気な冒険を繰り広げる物語。前国王のジャッフェ・ジョファー(ジェームズ・アール・ジョーンズ)やクイーン・リサ(シャリー・ヘッドリー)、クレオ・マクダウェル(ジョン・エイモス)、モーリス(ルーイ・アンダーソン)ほか、前作にも登場したファンにはおなじみの床屋の店員など、オリジナルキャストが再集結。さらに、ウェズリー・スナイプス、レスリー・ジョーンズ、トレイシー・モーガン、ジャーメイン・ファウラー、ベラ・マーフィー、ロティミ、キキ・レイン、ノムザモムバサ、シンガーのテヤナ・テイラーなど、魅力的なキャストも新たに加わる。Amazonスタジオの責任者であるジェニファー・サルケは、「前作『星の王子ニューヨークへ行く』は、最も愛され賞賛を浴びたコメディ映画のひとつで、当時社会現象にもなりました。エディ・マーフィのコメディアンとしての卓越した才能、優秀な映画製作者、脚本家、そして素晴らしいキャストのおかげで、この新たな冒険の始まりに興奮せざるを得ません。世界中の視聴者がこの陽気で楽しい映画に夢中になり、時代を超えて愛される作品になることは間違いないでしょう」とコメント。プロデューサーのケヴィン・ミッシャーも「30年間愛されてきたメンバーに再会し、今後何年も愛されるであろう新しいキャラクターと出会って、笑いに包まれるでしょう」と、いまの状況だからこそ楽しめることを強調する。本作は、『ルディ・レイ・ムーア』でもエディと組んだクレイグ・ブリュワーが監督を務め、エディ・マーフィ・プロダクションズとミッシャー・フィルムズが製作。脚本はケニヤ・バリス、バリー・W・ブラウスタイン、デビッド・シェフィールドが担当。Amazonスタジオがパラマウント・ピクチャーズより権利を取得した。『Coming 2 America』(原題)は2021年3月5日(金)よりAmazon Prime Videoにて配信開始予定。(text:cinemacafe.net)
2020年11月20日「アメリカン・ホラー・ストーリー」(以下、「アメホラ」)からスピンオフドラマが誕生か。「アメホラ」のクリエイター、ライアン・マーフィーが、インスタグラムで発表した。タイトルは“ストーリー”が複数の“ストーリーズ”となった「アメリカン・ホラー・ストーリーズ」(原題)。サラ・ポールソン、エマ・ロバーツ、キャシー・ベイツら16人のキャストと行ったZoomコールのスクリーンショットも掲載した。Zoomコールでは、キャストと楽しい思い出をふり返ったり、「アメリカン・ホラー・ストーリーズ」について語り合ったり、新型コロナウイルスの影響で制作に遅れが出ている本家「アメホラ」のシーズン10をいつ撮影するかなどについて話し合ったという。「アメリカン・ホラー・ストーリーズ」は一話一話が独立した1時間のホラードラマシリーズとなり、「アメホラ」のキャストたちが出演する模様。と、ここまで「Deadline」などのメディアで具体的に報じられたものの、Zoomコールのスクリーンショットは「アメホラ」のファンサイトが作ったものだと発覚。キャシーやジェシカ・ラングの画像がほかのインタビュー映像から切り抜かれたものであることも判明し、実際のZoomコールは行われていないようだ。それに気づいたファンたちは、マーフィーの投稿に「ひどいジョーク」、「一瞬信じてしまった」と失望の声を寄せた。マーフィーは自身の投稿がジョークであるのかについて、まだ言及していないが、果たして真相は…?(Hiromi Kaku)■関連作品:アメリカン・ホラー・ストーリー [海外TVドラマ]© 2011-2012 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2020年05月12日5月12日(火)のテレビ東京「午後のロードショー」はピアース・ブロスナン、ジェラルド・バトラーらが出演する『マリオネット・ゲーム』を放送する。シカゴの広告代理店に勤めるニール(ジェラルド・バトラー)は、妻のアビー(マリア・ベロ)と娘のソフィー(エマ・カーワンディ)と幸せに暮らしていた。ある日、ソフィーをベビーシッターに預け、ニールは社長に招かれた別荘へ向かうため、アビーは友人と会うため、夫婦一緒に車で出発する。だが車がダウンタウンに入る直前、後部座席に隠れていた謎の男ライアン(ピアース・ブロスナン)に銃を突き付けられることに。実はベビーシッターは仲間で、ソフィーを人質に取ったというライアンは、娘を無事に返してほしければ要求通りに動けという。ライアンはニールらに銀行から預貯金を全額引き出させ、その札束に火をつけて川に棄てさせると、次はレストランで豪華な食事を頼み、現金もカードもない夫婦に金を持ってこいと無理難題を要求。さらにニールのキャリアを潰すため、アビーに命じ仕事上の取引先に機密書類を運ばせる。だが夫婦には恨まれる心当たりはなく、ライアンの目的が何なのか全く分からないままだった。どんどん要求がエスカレートするライアンに振り回され、疲れ切った2人が最後に向かわされた先はニールの上司カールの別荘だった。そこで犯人から最後の要求を突き付けられることに…という本作。出演は『007 ゴールデンアイ』から『007 ダイ・アナザー・デイ』まで4作にわたり『007』シリーズで主演。5代目ジェームズ・ボンドを演じたほか『マンマ・ミーア!』などの作品でも知られるピアース・ブロスナンが製作も兼ね出演。『オペラ座の怪人』のファントム役をはじめ『300[スリーハンドレッド]』『エンド・オブ・ホワイトハウス』など数々の映画で活躍するジェラルド・バトラー。「ER 緊急救命室」などを経て『ヒストリー・オブ・バイオレンス』でゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされるなど実力が評価され『ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝』といった作品に出演しているマリア・ベロといったキャストが共演。午後のロードショー『マリオネット・ゲーム』は5月12日(火)13時35分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2020年05月12日『エンド・オブ・ステイツ』のジェラルド・バトラー主演で、実在の人間消失事件を基に描く『バニシング』。この度、孤島で黒い欲望に取りつかれた灯台守たちが猜疑心に蝕まれていく場面写真が到着した。本作は1900年12月、スコットランド沖の北大西洋に浮かぶ孤島で3人の灯台守が忽然と消えた、“フラナン諸島の謎”と呼ばれる実在の失踪事件を題材に、大胆な仮説と解釈で描いたスリラー。この企画に惚れ込んだジェラルドが自らのプロダクションで本作を製作、プロデューサーにも名を連ね、監督は大ヒットTVシリーズ「THE KILLING/キリング」を手掛け、本作が劇場用映画デビューとなるクリストファー・ニーホルムが務める。この度解禁された場面写真では、灯台のある孤島に上陸した灯台守の3人が荷物を運ぶ姿や、崖の上でトマス(ピーター・ミュラン)とジェームズ(ジェラルド・バトラー)が体にロープを巻き付け、崖下をのぞき込み何かを引き上げようとする姿が…。斧や手鉤を手に何かを警戒しながら歩く3人の姿や、ジェームズとドナルド(コナー・スウィンデルズ)が窓の外を険しい表情で伺う様子も。彼らは無人島で6週間、灯台を灯し続けながら淡々とした日々をやり過ごすはずだったが、ある事件をきっかけに3人の心は徐々に猜疑心に蝕まれていく。欲望に取りつかれ、何かを警戒する3人の険しい表情が切り取られた場面写真の数々は、荒涼とした孤島を舞台に展開される不穏な物語を予感させている。『バニシング』は2020年1月24日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年12月09日ジェラルド・バトラー演じる最強のシークレット・サービス、マイク・バニングの“最後の戦い”が描かれる『エンド・オブ・ステイツ』。この度、“これぞハリウッド超大作”といえる、圧巻のドローン爆弾襲撃シーンが解禁となった。『エンド・オブ・ホワイトハウス』『エンド・オブ・キングダム』で、世界を未曾有のテロ事件から救った英雄マイク・バニング(ジェラルド・バトラー)。時を経ても、シークレット・サービスの最強エージェントとして、アメリカ合衆国大統領・トランブル(モーガン・フリーマン)から絶大な信頼を得ていた。今回解禁となる本編映像は、彼が反逆者のレッテルを貼られてしまう、大統領暗殺未遂事件の瞬間を捉えた迫力満点のドローン襲撃映像。湖畔で釣りを楽しんでいたトランブル大統領。警護にあたっていたマイクは、突如出現した無数のドローンに気づき、仲間に対して警告を発信する。しかしドローンのスピードは光速で、次々と対象物に奇襲攻撃。バタバタとシークレット・サービスたちが倒れる中、マイクは猛スピードのボードで、大統領の元へと向かうのだった…。「映像に登場するドローン爆弾は、特定の人物を標的にすることが可能なんだ。そんなヤバい状況の中、バニングは見事に大統領を勇敢に守るんだ。なんかバニングを持ち上げてるように聞こえるね(笑)」とジェラルド。「“なんという勇気!”と思いきや、彼は疑われてしまう。ロシアの後ろ盾を得て、自分勝手な理由からトランブルを暗殺しようとした犯人に、仕立てられていたんだ。そこから先は、バニングにとってもうメチャクチャだ。悪い奴に追われて、味方にも追われて、全米の人間が彼を本当のテロリストだと思い込んでる」とその後の展開に触れ、「マイクは疑いを晴らし、真犯人を見つけ出し、大統領を守ることに奔走するんだ。とても危険で大変な目にあってるわけだからね」と、マイクの立ち位置を丁寧に解説してくれた。おじさんが奮闘する“ヒーロー映画”ともいえる本作。傷だらけのマイク・バニングの勇姿は見逃せない。『エンド・オブ・ステイツ』は11月15日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エンド・オブ・ステイツ 2019年11月15日より新宿バルト9ほか全国にて公開©2019 Fallen Productions, Inc.
2019年11月11日