三陽商会が10月15日、2015-16秋冬シーズンよりスタートする英「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」とのライセンスブランド「マッキントッシュ ロンドン(MACKINTOSH LONDON)」のコレクション概要を初披露した。マッキントッシュ ロンドンは2015春夏でライセンス契約が終了する「バーバリー(BURBERRY)」ブランドに代わる三陽商会の次代を担う基幹ブランドとしての位置づけだ。主な販売先として全国百貨店のウィメンズプレタゾーン、メンズトラッドゾーンを見据える。現在のバーバリーショップを取って代えたい考えだ。期待する出店数は200に上る。公表されている価格帯はコットンのコートが12万から14万円。ウィメンズジャケット7万から8万円、メンズスーツ10万円ほど。さてゴム引きコートが有名なファクトリーブランド・マッキントッシュだが、三陽商会はウエアからアクセサリーまでトータルでそろうウィメンズ・メンズブランドとして開発。もちろんアウターがコアアイテムだ。構成比は約3割を予定している。注目としては、本国のテキスタイル・製法に三陽商会のパターンを用いて作るインポートのゴム引きコート。裏地はマッキントッシュ社のハウスチェックを使用。カラフルな色展開で男女合わせて2,000着を販売する。価格はウィメンズ14万5,000円、メンズ16万円。その他、ウィメンズでは同ブランドのアイコニックアイテムであるシルクのような光沢を放つ140双コットンのトレンチコートや、ファー、スカーフなどの小物類、アウターのインに合わせるニットなどカジュアルウエアをそろえる。メンズではビジネススーツやカフリンクス、タイバーなどのシルバーアクセサリー、ニットなどをラインアップ。コレクションプレゼンテーション後に行われた会見で、杉浦昌彦代表取締役社長は、「“本当にいいものづくりを見直し、再建しよう”と社内外で一致団結し、社の集大成としてぶち当てて行きたいと思っている」と意気込みを語った。これまでのバーバリー顧客にふさわしいブランドの風格・品格作りを目指し、200年を誇る伝統的な「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」の技術を継承しつつ、インポートに劣らない製品を日本で提供するという。「現在全国の百貨店さんを回っているが感触は良い。売り場ではバーバリーで培ったサービスを生かしていく」(杉浦社長)。当面の目標として2018年度に200億円の売り上げを掲げる。そのために過去最高の投資を行うという。
2014年10月15日ブリティッシュ・エアウェイズは10月2日より、ロンドン・ヒースロー空港とワシントン・ダレス国際空港間でA380の運航を開始した。ロンドン=ワシントン間の直行便でA380を導入した航空会社はブリティッシュ・エアウェイズが初めてとなる。ブリティッシュ・エアウェイズのA380は、Club World(ビジネスクラス)の97シート、First(ファーストクラス)の14シートを含む4つのキャビンクラスで、最大469名の乗客を搭乗できる。現在、同社はワシントンに加えて、ロサンゼルス、香港、ヨハネスブルグ路線にてA380を運航しており、また、10月28日よりシンガポール路線、2015年4月よりサンフランシスコ路線にて運航を開始予定。
2014年10月07日ロンドン、ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)は、2011年にニューヨーク、メトロポリタン美術館で開催された「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQUEEN)」の回顧展「アレキサンダー・マックイーン:サヴァージビューティ」展を来年3月14日から開催することを4月24日に発表、翌25日には早くも前売り券の発売を開始した。昨年V&Aで開催されたデビッド・ボウイ展を始め、前売り券なしでは入場できない人気展覧会が続く中、ロンドン出身の天才デザイナーの回顧展だけに異例の措置が取られたようだ。展覧会では、1992年のセントマーチン美術大学MA(修士)卒業作品から、マックイーンの死によって未完となった2010年秋冬コレクションまで、マックイーンの足跡と華麗でシアトリカルなショーを振り返るものとなる。【イベント情報】アレキサンダー・マックイーン:サヴァージビューティ会場:ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)場所:Cromwell Road, London SW7 2RL会期:2015年3月14日から7月19日まで
2014年05月08日三陽商会は、「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」のオーセンティックなトータルコレクション「マッキントッシュ ロンドン(MACKINTOSH LONDON)」の生産・販売について、英国マッキントッシュ リミテッドとライセンス契約を締結した。2015年秋冬シーズンからの全国百貨店プレタゾーン並びに直営店での展開を目指し、メンズ・ウィメンズの分野で同ブランドの開発を開始する。マッキントッシュ ロンドンは、スコットランドの職人によってゴム引きコートを手作りしているマッキントッシュのモノづくりの伝統をもとに、衣料から雑貨までブランドの世界観を体現したトータルコレクションを、本物志向の大人を対象に提供。マッキントッシュ ロンドン展開により、既存のディフュージョンライン「マッキントッシュ フィロソフィー(MACKINTOSH PHILOSOPHY)」とのシナジーが生まれ、更にマッキントッシュの世界を広げる見込み。
2014年03月04日北アイルランド紛争を背景に、サッカーに青春を捧げた若者たちの激動の日々を描く『ザ・ビューティフル・ゲーム』。このロンドン発のミュージカルの日本語翻訳版が、1月31日、東京・新国立劇場 小劇場で幕を開ける。そこで蜷川幸雄のもとで長年演出助手を務め、本作でミュージカル演出デビューを飾る藤田俊太郎と、主演の馬場徹、大塚千弘に話を訊いた。ミュージカル『ビューティフル・ゲーム』チケット情報取材前に初の読み合わせを行った藤田は、馬場、大塚について「おふたりとも素材としては真っ白」と分析。「だからこそ稽古を進めていく中で、この作品に必要なものをいろんな観点から色づけしていけるんじゃないかなと。さらにおふたりのまだ開拓されていない部分を発見していくことが、本作における僕の役割だと思います」と語った。ふたりが演じるのは、サッカー選手として将来を有望視されるジョンと、その恋人のメアリー。「メアリーはすごく信念の強い人で、どんなことがあってもジョンのことが大好きなんですよね。彼の優しさに惹かれているし、自分が守ってあげなきゃっていう母性的なところもあって」と大塚が語ると、「ジョンもメアリーのことが大好きなんでしょうね」と馬場。「ただその優しさゆえに流されてしまうところもあって……。だからこそあんなことになってしまったんだと思います」と続ける。カトリックとプロテスタントの熾烈な争いが続いた北アイルランド紛争。馬場が語ったジョンの身に起きた事件も、この激しい紛争の中で起きた事件だ。本作で重要なキーワードとなる“カトリックとプロテスタント”。この関係性を藤田は、ある舞台装置を使い視覚化しようしている。「センターステージにして、その中央にロッカーを並べようと思っています。ロッカーに扉はないので、中を通して向こうの世界が見えるようになっていて。あと信者の数はカトリックの方が多いので、それに合わせて客席の割合も変えようかなと。そうすることで、この対立構造がよりはっきり見えるんじゃないかと思います」。馬場はこう言う。「表面的なものだけが見えてしまうとすごくもったいない作品。その奥底にあるものをきちんと伝えていきたい」と。それが何かと言えば、大塚が語るように「この作品から持って帰るものは、人それぞれみんな違うと思う」ということなのだろう。その中でひとつ、藤田はこれを挙げる。「人と関わる、生きていく喜び。そんなことを少しでも感じてもらえたらいいなと思います」。公演は2014年1月31日(金)から2月11日(火・祝)まで、東京・新国立劇場 小劇場にて。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2013年12月26日子持ちトラベルライターの岩佐です。私は大のロンドン好きで、ある時、2歳の娘を連れてロンドン行きを計画した。チケットを予約したのは某航空会社のウェブサイトからで、空港使用税を支払う関係もあって搭乗者の生年月日をがっつり聞かれるのが国際線。もちろん娘の生年月日もきちんと登録をした。しかしシステムエラーか、ウェブチェックインができず当日空港でチェックインすることに。出発当日、意気揚々と成田空港に向かう。シャトルバスの到着時間は出発時刻2時間前を少々割り込んだ1時間30分ちょっと前。少し並んだものの、チェックインカウンターで赤と紺のパスポートを提示し、無事に搭乗券の発券手続きに進んだ。「ベビーカーは預けますか」と聞かれ、「いえ、持っていきます。ゲートでの受け渡しでお願いします」と地上係員に伝え、発券されたロンドン行きの搭乗券2枚を受けとった。もちろん、「通路側で」とお願いしていた自分の座席番号は確認済みだ。○搭乗券の座席番号をチェックすると……機内への子連れ優先案内コールがあり、ベビーカーをゲートで預けていざ自分の座席46Gへ。そこで、ふと娘のチケットに記載された座席番号が目に入った。「36H」……え? ええ!? 何ということだろう、2歳の娘と私は席が離れ離れだったのだ。チェックイン時にもパスポートの生年月日を見ているだろうし、ベビーカーを必要とするような幼児と一緒だったことは係員も目で見て確認しているので、「隣同士の席にしてください」なんてわざわざ言わなくてもいいと思った自分の怠慢がいけなかった……。あわててクルーに席を変えてほしい旨を伝える。しかしクルーは冷酷に「あいにく本日は満席のため、お席を変えることはできません」。……なんですと???座席の割り振りをしたのはこのクルーではないし、満席のときに座席の変更をするのが容易でないことはよくわかっているので、「……え~っと、でも娘は2歳なのですが」と静かに訴える。するとそのクルーもそこで初めて事態を把握したらしく、「……ですよね。少々お待ちください」といったん保留に。他の乗客が機内へと吸い込まれていくのを若干焦りつつ見守ること約5分。先ほどのクルーが戻ってきて、「失礼いたしました」と娘と隣同士の席に案内してくれたのであった。このような失敗をしないためにも、子連れ旅のときは早めの予約、事前のウェブチェックイン、そしてチケット発券後もチェックインカウンターを離れる前にきっちり座席番号を確認することをお勧めする。
2013年10月23日ロンドン東部に位置するホワイトチャペルギャラリーで、9月13日から15日までの3日間に渡り「ロンドン・アートブックフェア2013」が開催された。アートブックフェアは写真や絵画、ファッション、デザインなど美術関連出版の国際的な祭典で、世界の主要都市や東京で年に一度開催されている。ロンドンでの開催は今年で5回目を迎えた。同イベントの実行委員会によると、近年はイギリス国内に加えてアイルランド、アメリカ、オランダ、ドイツからも出展者を迎え、ツイッターでは公式ハッシュタグ「#LABF」を付けたツイートが世界中で発信されるなど、国際的な関心の高まりが見られるという。会場のホワイトチャペルギャラリーは若手アーティストが多く住む地区イーストエンドに位置し、現代美術の先駆的な企画を主催するギャラリーとして注目を集めている。期間中には、出版社や書店、印刷所、作家本人などアートブック市場に携わる計80以上の出展者が、所狭しとブースを出展。今年ロンドンで企画展「David Bowie Is」が話題を呼んだデビッド・ボウイを始めとした著名アーティストの大型写真集や、アートレビュー専門誌『ArtReview』最新号の他、作家自身が部数限定で制作する小冊子(ZINE)などが並んだ。中には六角形の本や切り絵の本など、自由な発想の出版物も。アートブックの電子書籍のオンラインストアを展開する「visualMANIAC」による、iPadを使ったデモンストレーションも行われた。また、各ブースでは通常販売に比べて20から30%引きのセールが行われ、アートブック愛好家やコレクターが列を作った。書店での取り扱い検討や、自国で翻訳版を出版しようと、名刺交換をする各国の業界関係者の姿も見られた。更に、アートブックに関連した様々なイベントも開催された。皮切りとなった公開ディスカッション「BOOK LIVE!」は、ロンドンを拠点に本の未来を研究する団体「The bookRoom」が主催。アートブックはデジタル文化にどのように対応していくべきかをテーマに、大学教員、アーティスト、出版社社員、ブックコレクターといったアートブック業界の多様なプレイヤーが、会場からの質問を交えながら議論を繰り広げた。前半では、iPadやKindleなど電子書籍デバイスの普及や読書体験の変化といった、出版業界全般のトピックが紹介され、後半では、目覚ましく変化するデジタル技術のトレンドに追随する難しさや、新技術が可能にする新たなアート表現の可能性について、不安と期待の両方の意見が交差した。「アートブック」とはそもそも何なのか、言葉の定義の曖昧さについて指摘されるシーンもあった。その他、ゲストと参加者がリレー形式で500文字ずつの即興の文章を追加し、連作を作る実験的なワークショップや、リソグラフやステンシルプリントといった印刷技術に触れてもらおうという印刷・出版社によるワークショップなども開催された。毎年恒例となったアーティストが作成するロンドンの個人経営の書店マップ「THE LONDON BOOKSHOP MAP」の最新版も、本フェア開催と同時発行され、会場で無料配布された。今年11月には本マップのiPhoneアプリも公開予定。
2013年09月29日初日は13のブランドが秋冬コレクションを発表2月15日、5日間続くイベントのスタートを祝福するかのような快晴の中、ロンドン・ファッションウィークが始まった。初日は Zoe Jordan から始まり、Bora Aksu、PPQ、Jean-Pierre Braganza、Sass & Bide など13のブランドが2013年秋冬コレクション(AW13)を発表した。会場中継はYahoo!のTwitterでYahoo! UK&IRELAND では会場に行けない多くの人々のために、ショーのレビューをTwitter で報告している。Zoe Jordan は大胆なプリント柄のラフなカットソーや、シンプルなワンピースにファーのコーディネートで注目を浴びた。トルコ人デザイナー Bora Aksu は、1920年代アール・デコ調をベースに、モノトーンとグレーのシックなコーディネートからラズベリーピンクとブラックベリーのポップなカラーコーディネートまで、幅広い展開を見せた。ファッション・ジャーナリストの Susie Lau はロンドン・ファッションウィークは回を重ねるごとにエキサイティングになっている。ファッション記者やバイヤーにとってニューヨーク、パリ、ミラノよりも見る価値があるショーだ。と語る。ファッションウィークは19日まで開催。会場はテムズ川に近いサマセット・ハウス(Somerset House)で、連日9:00~20:45(最終日は18:00)まで行われる。元の記事を読む
2013年02月18日『M:i』シリーズに続き、トム・クルーズが挑む新シリーズ『アウトロー』のロンドンプレミアが12月10日(現地時間)、ロンドンの中心地の一つでもあるレスター・スクウェアにて開催され、会場は詰めかけたファン2,500人以上と各国から集まった報道陣の熱気に包まれた。さらに、同プレミア会場にてトムが約1年ぶりの来日を約束した。ピッツバーグ近郊。突然、白昼に公然と6発の銃弾が発射され、5人が殺害される事件が発生。そして、警察の捜査が進み、わずか1時間後には容疑者として、元軍人のスナイパー、ジェームズ・バーが逮捕される。しかし、容疑者のジェームズは殺人容疑を否認し、彼自身がかつて軍で最も恐れていた男、ジャック・リーチャーへの連絡を要求する…。レッド・カーペットに誰よりも早く登場し、2時間かけて丁寧に一人一人にファンサービスを行ったトム。日本の報道陣には「日本には1月に行くことになっているので、みんなに会えるのが待ち切れないよ。『アウトロー』を日本でお披露目するのを楽しみにしている。1月に会いましょう!楽しいホリデーを!」と宣言。さらに「ジャック・リーチャーは、尊敬すべき高潔な人で、助けを必要とする者を救う、素晴らしいマインドを持つ、ウィットに富んだ男なんだ。続編はぜひやりたいね。最高に楽しめるハードボイルド・アクションなんだ」と本作への自信を伺わせた。このロンドンプレミアを皮切りにワールドツアーがスタートする本作。トムを始め、クリストファー・マッカリー監督、そしてヒロインを演じたロザムンド・パイクも共に来日を約束した『アウトロー』ジャパン・プレミアは来年1月9日(水)に開催される予定だ。『アウトロー』は2013年2月1日(金)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:アウトロー 2013年2月1日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2012年12月12日日本が誇る“Jカルチャー”を発信する英国最大規模のイベント「HYPER JAPAN」が、ロンドンのアールズコート(ブロンプトンホール)にて、「HYPER JAPAN 2012 Christmas」として11月23日~25日(現地時間)の3日間開催される。今年は、クエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビルVol.1』(’03)で、出演・殺陣振付を担当し、一躍その名を世界に知らしめるきっかけとなった「かむゐ」のステージ&ワークショップが行われる。既成の枠にとらわれない表現方法で芝居、形式美、武術を融合した独自の立ち廻りパフォーマンスを確立した殺陣パフォーマンスグループだ。その直後には、サプライズゲストとして同じく同作に楽曲を提供した日本屈指のギタリスト・布袋寅泰が緊急参戦することも決定!刀技とJ-ROCKの迫力で、海外オーディエンスを大いに盛り上げてくれること必至だ。さらに、海外の若者に人気の“ジャパニメーション”と呼ばれる日本のハイクオリティなアニメーションを始め、アート、エンターテインメント、マンガの4部門で、高い評価を得た作品を鑑賞できる文化庁とのコラボレーションで開催される「文化庁メディア芸術祭」もまた、熱気にあふれたイベントになるだろう。今年は、ハリウッド映画にも影響を与えた押井守監督の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(’95)などで知られる制作会社「プロダクション I.G」の石川光久と、アニメ評論家の氷川竜介によるトークセッションが行われる。また、“食育”が叫ばれる日本の食文化を書籍、雑誌、ウェブ、イベントと多角的に紹介していく「Eat-Japan」の反応も気になるところ。今回は、ベスト・ブリティッシュ・ショコラティエ賞を受賞したウィリアム・カーリー氏が、和のテイストを取り入れたチョコレートのステージデモンストレーションを行う。さらに、海を越えても“ジャパニーズ・サケ”として愛される日本酒が20種以上も体験できる欧州最大規模の日本酒イベント「Eat-Japan SAKE EXPERIENCE 2012」も開催される。そのほか最新のテクノロジーから組木細工、版画、習字、着物などさまざまな日本の伝統文化がお披露目され、海外に“Jカルチャー”を発表する貴重な場となりそうだ。「HYPER JAPAN 2012 Christmas」日時:11月23日~25日(現地時間)会場:ロンドン・アールズコート(ブロンプトンホール)主催:クロスメディア社公式サイト:www.hyperjapan.co.uk/Facebook:::■関連作品:ももへの手紙 2012年4月21日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2012『ももへの手紙』製作委員会
2012年11月23日DIESEL ART GALLARY(ディーゼルアートギャラリー)は、ロンドンの「fabric(ファブリック)」から発表されたアートワークを展示する、世界初のエキシビジョンを開催する。ディーゼルアートギャラリーは、世界中から様々なジャンルのアーティストを招いて年4回のアート展を開催しており、今回は世界で最も影響力のあるクラブのひとつでもある、ロンドンの「fabric」のアート作品が今年最後のエキシビジョンとして登場する。fabricは、90年代にロンドンで主流となった商業的なクラブとは正反対を目指し、音楽のパフォーマンスとリリースに専念したクラブ。エキシビジョンでは、13年間に渡るナイトクラブの歴史を象徴するポスターやイメージを見ることが出来る、貴重な機会となっている。今回の取り組みは、fabricが初めてロンドンを飛び出して、その哲学や精神が視覚的に表現されたアートワークを展示。さらにオープニングに合わせてクリエイティブディレクションを務めるキース・ライリーが来日し、「今回DIESEL ART GALLERYで皆様に私たちのアートを紹介する機会を与えてもらったことに非常に感謝しています。日本という確かな審美眼をもった国で、私たちの最初のエキシビションができることに喜びを感じています。かねてより日本文化と、繊細な美を表現する能力に尊敬の念を持っていて、影響を受けているので、そういった経緯からある種の凱旋のように私は感じています。展示作品は、写真やモデルメイキング、純粋なデザインといった広範囲かつ集中的なプロセスの結晶です。それらを構成しているのは私たち自身の投影であり、作品は私たちの情熱や存在、そしてハートを写し出す鏡です。すなわち、作品は"私たち自身"なのです。この機会に皆さんが少しでも私たちの作品の中に美を見つけてくれたらと願っています。」とコメントしている。【US by fabric】アーティスト: キース・ライリー期間: 2012年11月16日 (金) ~ 2013年2月15日 (金)場所: DIESEL ART GALLERY東京都渋谷区渋谷1-23-16 cocoti B1F時間: 11:30~21:00DIESEL ART GALLERY公式サイト: 公式サイト(英):元の記事を読む
2012年11月01日映画ファンの多くが2000年代最高のアクション・ムービーと認める“ボーン”シリーズ。その待望の新章となる『ボーン・レガシー』の主演俳優ジェレミー・レナーが、自身が演じた新たな主人公アーロン・クロスについて語った。その他の写真「“ボーン”シリーズの大ファンなんだ。その理由は、僕が若い頃にはまった『フレンチ・コネクション』のような映画に似ていたから。僕は俳優として過度に様式化された映画よりも、キャラクターや世界観のリアリティが匂い立つような映画に身を置きたい。“ボーン”にそうした魅力を感じたからこそ、今回の主人公クロスを演じてみたかったんだ」クロスは細胞レベルで心身をアップグレードするCIAの暗殺者養成計画によって誕生した人間兵器。これまでマット・デイモンが演じたジェイソン・ボーンは記憶喪失者だったが、クロスはすべての現実を認識し、しかも自ら暗殺者に志願した人物だ。そこにクロスという人物の“複雑さ”があるという。「クロスは僕自身と同じように、自分の人生に目標を持ち、何かの一員になりたいと願っていた。しかし彼は信念と現実とのギャップに直面し、そこにドラマが生まれる。特に興味深いのは、クロスがターミネーターのようでありながら、とてもエモーショナルな人物だということ。それは暗殺者としての欠陥であり、僕にとっては役柄への入り口でもあったんだ」。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』『アベンジャーズ』などのアクション大作への出演が相次いでいることに関しては、「もちろん、フィジカルな演技が好きだからやっている。運動神経もいいほうだしね」。本作でも激烈なバイク・チェイスなどのハードな見せ場を自らこなし、「生身の闘いのシーンでは、相手役のスタントマンが殴られる演技、倒れる演技をうまくやってくれるものなんだ。つまり自分が格好良く見えるかどうかは相手次第なんだけど、そうした技術面を学んでいくうちに自分自身もうまくなっていくのがわかる。そこに達成感があるんだ」とアクション演技の面白さを語った。そして“男の色気”に関する質問には、「自分に自信を持っている人ってクールに見えるものだよね。それにユーモアのセンスも大切だと思うよ」とコメント。ハリウッドの超売れっ子スターの“剛”の存在感の中に“柔”の一面も垣間見えた取材だった。『ボーン・レガシー』9月28日(金)より、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
2012年09月24日世界中で大ヒットを記録したマット・デイモン主演の『ボーン』シリーズ。その最新作にして、ジェレミー・レナーを主演に迎えて贈る新章『ボーン・レガシー』。本作の撮影でも最も過酷だったと言われる、極寒の地・カナダでのメイキング映像がシネマカフェに到着!前シリーズではマット演じるジェイソン・ボーンが国家主導で行なわれている極秘の「トレッドストーン計画」と、そのアップグレード版となる「ブラックブライアー計画」の謎が解き明かされていったが、本作はその裏で同時に進行していた新たな機密プログラムがテーマ。「アウトカム計画」と呼ばれるそのプログラムの“最高傑作”であるアーロン・クロス(ジェレミー)に国家の魔の手が忍び寄る…。今回届いたメイキングは、極寒のカナダで水温7度の氷河に上半身裸の状態で身を沈めるという、過酷というよりも危険(?)なシーンに挑むジェレミーの姿を捉えたもの。本作の監督を務めたトニー・ギルロイも「本当に危険だ。(水から出て)焚き火の場所まで歩く間にヒゲが凍っていたよ…」とふり返る。前シリーズのラストシーンはマット演じるジェイソンが水の中に沈んでいくシーンで終わっていたが、新章となる本作ではジェレミー扮するアーロンが水上に浮かび上がって来るこのシーンから始まり、前シリーズとの繋がりを暗に示しているようだ。実際の映像を見てみると、ヒゲだけでなく顔中の水分が凍っていることがうかがえるが、体当たりでこのシーンに挑戦したジェレミーは「どう準備すればいいのか分からなかった」と当時をふり返る。最後に「もう水には飛び込まないぞ!」と堅い決意(?)をを笑顔で語る。ハードなアクションが見どころの『ボーン』シリーズだが、スタントでもCGでもなくジェレミーの役者魂がそれを作り上げていることを証明してくれる映像となっている。まずは、彼の鍛え上げられた見事な肉体美も堪能できるこちらのメイキング映像をチェック!『ボーン・レガシー』は9月28日(金)より全国にて公開。※こちらのメイキング映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ボーン・レガシー 2012年9月28日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年09月14日日本パラリンピアンズ協会は、8月29日~9月9日に開催されるロンドン2012パラリンピック競技大会(ロンドンパラリンピック)を直前に控え、「第2回パラリンピック選手の競技環境その意識と実態調査」と題した調査を実施した。調査は6月13日~8月6日に、2012年ロンドンパラリンピック日本選手団代表選手およびコーチ・スタッフ、2010年バンクーバーパラリンピック日本選手団代表選手およびコーチ・スタッフを対象に実施。232名(夏季選手110、冬季選手26、夏季コーチ・スタッフ70、冬季コーチ・スタッフ26)の有効回答を得た。最初に選手に対して「普段どれくらい練習しているか」について聞いたところ、33%が「ほぼ毎日」、約5割が「週に3~5日」と回答。多くの選手が仕事との両立をしていることから考えると、かなりのハードスケジュールといえる。練習拠点について尋ねると、前回調査では「障害者スポーツセンター」「障害者スポーツセンター以外の公共施設」の回答が多かったが、「民間スポーツクラブ」の役割も高まっている。競技のために選手が個人負担した年間費用についての質問では、「50~100万円」が最も多く(32.6%)、次に「100~150万円未満」が17.0%だった。「150万円以上」とした人が全体の約3割。「250万円以上」と回答した選手も11.9%いた。推計では平均で年間144万円程度の負担となっている。続いて専任(パーソナル)コーチについての質問では、前回調査では「専任コーチがいない」(55.3%)が「専任コーチがいる」(44.7%)を上回っていたが、今回は「専任コーチがいる」(54.5%)が多数となった。しかし、「競技を継続するうえでの課題は?」の問いに「コーチ、指導者の不足」と挙げる人が27.9%おり、コーチや指導者の確保については引き続き大きな課題となっているようだ。競技を継続するにあたっての課題では、その他に「費用がかかる」(64.0%)「練習場所がない」(33.0%)、「仕事に支障が出る」(27.9%)となっている。同様の質問をコーチやスタッフに行ったところ、約6割が「費用がかかる」と回答。次いで「自分以外に練習をサポートする人の確保」(43.8%)、「職場の理解」(32.3%)、「練習場所の確保」(32.3%)で、選手とほぼ同じ認識であることが分かった。選手・コーチに対し「オリンピック選手との違いは?」と尋ねたところ、選手は「競技団体の組織力」「一般の関心」がともに1位で51.2%。競技環境、マスコミの扱いがそれに続いた。コーチやスタッフも、選手と同様に「競技団体の組織力・経済力」(56.3%)が1位。次いで「競技環境」(47.5%)、「一般の関心」(41.3%)、「スポンサー」(28.8%)、「マスコミの扱い」(20.0%)だった。2020年東京オリンピック・パラリンピック招致について尋ねると、85.1%の選手が「とても賛成」「賛成」と回答。その理由として「パラリンピックに対する関心を高めるいい機会となる」(78.2%)、「障害者スポーツ全体の活性化になる」(75.6%)、「パラリンピック選手の競技環境が良くなると期待できる」(71.4%)などの意見が寄せられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日ジェレミー・レナーが、カーダシアン一家を「才能ゼロ」と酷評したようだ。ジェレミーは、冠TV番組「Keeping Up With the Kardashians」を持つカーダシアン一家に対して何か特別な才能があるのではなく、ただ有名で目立っているだけと辛辣に批判した。カーダシアン一家について尋ねられたジェレミーは「ああ、才能ゼロのバカげた人たちだね。あの人たちは私生活でただ名前を売っているだけだよ。本当にバカな、バカな人間たちだね」と答えている。そんなカーダシアン一家に対して、ジェレミーは俳優として成功するまで長年苦労を積んでいて、ホームレスの時代も経験しているという。またジェレミーは自身が今日俳優として成功しているものの、有名にはなりたくなかったと「The Guardian」紙に語った。「あるとき、僕はホームレスで、ホームレス生活はけっこう続いたんだ。でもいまじゃ僕はタキシードを着てオスカーの授賞式に行けるようになっているけどね。家に水道も引いてなかったからコーヒーショップで歯磨きしてたくらいだったよ。でもいまじゃ、ずっと尊敬していたジャック・ニコルソンが僕の目の前にいて僕の名前を呼んでくれるくらいだからさ。『神様、僕の家族が観れるような大きな映画館で僕の演技が映し出されることが、僕が本当にやりたかったことだったんだ』っていう感じなんだよ!そしていまに至っているんだ。何て言えばいいのかな?ほんとおかしいよね」と話し、「有名人の決まり文句みたいだけど、正直有名にはなりたくなかったんだ。僕は誰しもが有名にになりたいって願っているとは思わないな」と続けた。ジェレミーが主演を務めた最新作『ボーン・レガシー』は9月28日(金)に日本でも公開予定だ。■関連作品:ボーン・レガシー 2012年9月28日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年08月20日日本パラリンピアンズ協会は、8月29日~9月9日に開催されるロンドン2012パラリンピック競技大会(ロンドンパラリンピック)を直前に控え、「第2回パラリンピック選手の競技環境その意識と実態調査」と題した調査を実施した。調査は6月13日~8月6日に、2012年ロンドンパラリンピック日本選手団代表選手およびコーチ・スタッフ、2010年バンクーバーパラリンピック日本選手団代表選手およびコーチ・スタッフを対象に実施。232名(夏季選手110、冬季選手26、夏季コーチ・スタッフ70、冬季コーチ・スタッフ26)の有効回答を得た。最初に選手に対して「普段どれくらい練習しているか」について聞いたところ、33%が「ほぼ毎日」、約5割が「週に3~5日」と回答。多くの選手が仕事との両立をしていることから考えると、かなりのハードスケジュールといえる。練習拠点について尋ねると、前回調査では「障害者スポーツセンター」「障害者スポーツセンター以外の公共施設」の回答が多かったが、「民間スポーツクラブ」の役割も高まっている。競技のために選手が個人負担した年間費用についての質問では、「50~100万円」が最も多く(32.6%)、次に「100~150万円未満」が17.0%だった。「150万円以上」とした人が全体の約3割。「250万円以上」と回答した選手も11.9%いた。推計では平均で年間144万円程度の負担となっている。続いて専任(パーソナル)コーチについての質問では、前回調査では「専任コーチがいない」(55.3%)が「専任コーチがいる」(44.7%)を上回っていたが、今回は「専任コーチがいる」(54.5%)が多数となった。しかし、「競技を継続するうえでの課題は?」の問いに「コーチ、指導者の不足」と挙げる人が27.9%おり、コーチや指導者の確保については引き続き大きな課題となっているようだ。競技を継続するにあたっての課題では、その他に「費用がかかる」(64.0%)「練習場所がない」(33.0%)、「仕事に支障が出る」(27.9%)となっている。同様の質問をコーチやスタッフに行ったところ、約6割が「費用がかかる」と回答。次いで「自分以外に練習をサポートする人の確保」(43.8%)、「職場の理解」(32.3%)、「練習場所の確保」(32.3%)で、選手とほぼ同じ認識であることが分かった。選手・コーチに対し「オリンピック選手との違いは?」と尋ねたところ、選手は「競技団体の組織力」「一般の関心」がともに1位で51.2%。競技環境、マスコミの扱いがそれに続いた。コーチやスタッフも、選手と同様に「競技団体の組織力・経済力」(56.3%)が1位。次いで「競技環境」(47.5%)、「一般の関心」(41.3%)、「スポンサー」(28.8%)、「マスコミの扱い」(20.0%)だった。2020年東京オリンピック・パラリンピック招致について尋ねると、85.1%の選手が「とても賛成」「賛成」と回答。その理由として「パラリンピックに対する関心を高めるいい機会となる」(78.2%)、「障害者スポーツ全体の活性化になる」(75.6%)、「パラリンピック選手の競技環境が良くなると期待できる」(71.4%)などの意見が寄せられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月20日夏の暑い日々、冷たいアイスクリームがおいしい季節だ。更にロンドン五輪で盛り上がっている今、サーティワン アイスクリームから「地球」をイメージしたソルベが販売しているらしい。早速食べに行ってきた。それがこの「サーティワンワールドレコード」。9月末までの期間限定フレーバーだ。使用しているアイスは2種類。世界を繋ぐ5大陸をキウイソルベ、海をソーダソルベで表わしている。緑と青のマーブル模様もきれいだが、更に目を引くのはアイスにちりばめられているポップロックキャンディー。色とりどりの、青・赤・黄・緑・オレンジの5色はスポーツの応援に沸く人々を表現。食べてみるとキウイとソーダのソルベはさっぱりと冷たく夏にぴったりの味わい。暑かった体を胃袋からひんやり冷やしてくれる。そこにポップロックキャンディーのパチパチ感が加わると口の中が賑やかお祭り騒ぎでまさにオリンピック!実に爽やかなアイスクリームに仕上がっていた。“ 手を取り合い世界中が心を一つに”“数々の世界記録が生まれるように”という想いを込められているそうだが、色・味共に見事に想いを表現されている「サーティワンワールドレコード」。アイスといえば買ってその場で食べるのが王道かもしてないが、実はサーティワン アイスクリームでは30分までなら無料でドライアイスを付けてくれる。家の近くのサーティワン アイスクリームでアイスを買って持ち帰り、閉会式に向けて盛り上がるロンドン五輪をアイスを食べながら観戦、なんていうのも面白いかも。
2012年08月09日日産自動車は6日(英国現地時間)、多目的コンパクトバン「NV200」をベースとした「NV200 ロンドンタクシー」を公開した。同タクシーは、日々30万もの人々が利用するロンドンタクシーの未来の姿を提案したもので、ロンドンでの実証運行を2013年に予定。ディーゼル車と100%電気自動車の2タイプが用意されており、現行のロンドンタクシーに比べて大幅なCO2排出量の削減を達成するという。100%電気商用車「e-NV200」をベースとしたタイプは、現行のロンドンタクシー(ディーゼル車)との比較で、約5分の1のランニングコストを実現。ディーゼルタイプは、TX4型の現行タクシーに対し、競争力のある価格で提供されるとともに、約50%の燃費改善が見込まれている。内部は、3名が乗車できる後部座席と、後部座席に対面して座れる折りたたみ式の座席を2つ用意し、大人5名の乗車が可能。助手席は取り外され、荷物用スペースとなっている。また、スライドドアの採用により、乗客の乗り降りが容易になり、通常のヒンジドアと比べて不意な開閉による歩行者・自転車等への衝突リスクが軽減されるという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月07日ロンドンオリンピックで連日盛り上がっておりますが、みなさんはロンドンについてよく知っていますか? ロンドンってどんな街なのでしょうか? ロンドン在住の有名ブロガー、グラム・素子さんに聞いてみました。――いつぐらいからロンドンにお住まいでしょうか?素子さん2007年の12月から在英5年目になります。――どういったきっかけでロンドンに住むようになりましたか?素子さんピアニストの仕事と、同時に続けていた副業、多忙な毎日で体調を崩したことがありました。その後、休養も兼ねて、昔からの夢だった大人の語学留学目的で渡英。今の夫に知り合って結婚して、気がつけばもうイギリス生活も5年になります。――ロンドンは暮らしやすいでしょうか?素子さん日本と比べてしまうと、不自由なこと、不便なこと、とても多いと思いますが、それでも私にとっては住みやすい町です。移民がとても多く、世界のあちこちから人が集まっているので、多様な文化の中で「孤独、疎外感」を感じることが余りありません。また、ロンドンには日本の方も割合に多く住まわれているので、日系の食材店や、本屋、美容院などもあります。お値段は高いですが、お金にある程度余裕がある人でしたら、必要なものは手に入りやすいのではと思います。――素子さんがロンドンという街について思うところがあれば聞かせてください。素子さん私はロンドン、イギリスが好きです。渡英当初は観光客気分で、あっという間にハイテンションで2年過ぎました。楽しくて、目新しいものばかりで、興奮状態だったのでしょう。3年を過ぎたあたりから、生活をするということがだんだん現実味を帯びてきて、自分の言語能力のなさや、日本とは違うスローで不便なサービス、なかなか地域に溶け込めない孤独感や、ごみで溢(あふ)れる駅や週末の電車、上映が終わったとのポップコーンやシェイクが散らばる映画館、セール時に平気で床に商品を置きっぱなしで店内はひどいことになっていたり……そういうことばかりが目に付いてしまいました。その上お天気は常に安定せず、冬は4時には真っ暗で、雨ばかり、好きな食べ物はなく、とにかく落ち込みました。――現実に暮らすことと観光客では違うでしょうね。素子さんとことん落ち込んで「もういいや」と開き直った後は楽でした。むしろ、楽しくて、どんどんロンドンに引かれていっています。バスの運転手のドライバーさんがターバンを巻いていたり、大きな声で鼻歌を歌いながら、「この歌詞の続きは何だったっけ?」、「○○だよ」こういうやり取りが乗客と行われたり。美しい青空にカメラで撮影したら、車の中のおじいちゃんがポーズを取ってくれているのを写真を見て発見、大笑いしたり。しゃんと歩きながら、マナーの悪い人たちに、「こら!公共の道路で広がって歩くんじゃない!」とつえをぶんぶん振り回して怒るおばあちゃんがいたり。スーパーなどで私が食材を見ていると、「それはね、こうやって食べるとおいしいのよ、ディアー」と優しく教えてくれるご婦人がいたり。落ち込んでいた私に「無理するなよ!パブにでも行って、ビール飲んだら気分良くなるよ」とアドバイスをくれるポストマン……ここにはいっぱい、面白く刺激的で、優しい人がいます。――色んな文化圏からさまざまな人がロンドンに来てるんですね。素子さんロンドンの面白さは、異文化を体験できること、それも英国の文化だけではなく、世界あらゆるところから集まる人たちが、一生懸命生きている、それを感じられることです。世の中にはいろいろな文化や習慣があるのだと、肌でびりびり感じられることが魅力です。――日本とは随分違っていますね。素子さん何もかも不便でスローな英国だからこそ、本当のスローライフが送れます。多少のことでイライラしない、平常心で、とにかくまあやっていこうよ、そういうスタンスが私は大好きです。医療など、心配な面も多々ありますが、自分が柔軟になって健康で居ること、ストレスをなるべく流していくこと、怒らず、あせらず、比べず、それらを学んでいくとロンドンは楽しいです。――楽しい人は多いでしょうか?素子さん何もかも完ぺきでなくていい、人はそれぞれみんな違うんだから……という意識を感じます。ロンドンにいると、故障したエスカレーターを「がははは、動かねえな」、「本当だなあ」そう会話しながら、がんがん足でけっているエンジニアさんとか、うちにアラームの点検に来る度に5分で終わって、後の20分はひたすらお茶を飲んで、勝手に人のパソコンで音楽を聴いていくエンジニアさんがいます。とにかくみんな、個性的で正直で、素朴で面白いんです。それぞれ、みんなわが道を生きている、そういう思いがひしひしと伝わってきます。――ロンドンは緑は多いですか?素子さん街中でもいたるところに公園があります。みんな天気が良い日は読書をしたり、ヨガをしたり、自由です。6月の美しいブルーベルの花のじゅうたんや、ラベンダー畑、バラが咲き乱れるイングリッシュガーデン、そこで広げるサンドイッチやワインの美味しいこと。日本にいたころは冬でもお日さまが照ってくれていましたが、イギリスの冬は長く暗く、本当に厳しいです。その中で人々が待ち望むクリスマスの温かさ、長く暗い冬を終えて水仙が咲き始め、春を感じさせると、本当に生き返った気になります。お日さまのありがたさ、温かさをこの国でさらに知りました。――ロンドンというと「ブロックと石」作りの街というイメージですが、そうでもないんですね。素子さん私は郊外に住んでいますが、さらに電車に少し乗るだけで、あっという間に羊が大勢でのんびりしているような田舎の風景が広がります。まさにヨーロッパの牧歌風景です。近所の公園には、たくさんの野生のシカが住んでいますし、お庭でリスやキツネを見ることも多いです。ロンドンの中心街で興奮しっぱなしで疲れたら、少し郊外に足を伸ばすだけで、このような癒しが待っているのはとてもありがたいことです。――お話を伺っているとロンドンは少し不思議な街ですね。素子さんロンドンは不思議なところです。エネルギッシュにさまざまな人種、文化がひしめき合い、中にはマナーの違いや文化の違いに面食らうこともありますが、それを受け入れて、さらに自分という存在がどういうものなのか、世界とどうつながっているのかを確認できる、素晴らしい機会を設けてくれる場所だと思います。一筋縄ではいかないロンドン生活ですが、私は今、すべてを受け入れながら、のんびり、スローに、時にはぷんぷんしながら、ここでの生活を楽しんでいます。(高橋モータース@dcp)グラム・素子さんのblog『ロンドン工夫しながら豊かな生活』
2012年08月04日マット・デイモンに代わり、新たに『ボーン』シリーズで主演を務めるジェレミー・レナー。最新作『ボーン・レガシー』のプロモーションで本日(8月2日)、初来日を果たす彼だが、役づくりのための厳しいワークアウトから解放されて大喜びだという。アメリカのTV番組「Access Hollywood」に出演したジェレミーは「もう3か月半、ジムに行ってない。すごく嬉しいよ」と語った。「午前4時に起きて、1日8時間もワークアウトしたり、格闘シーンの練習やストレッチに明け暮れるんだ。それが仕事だからね。つまり、仕事じゃないときはやらないんだ」。新シリーズでは前3部作と「同じ世界・同じ時系列で展開されていた別の物語」という設定。今回マットは出演していないが、ジェレミーは今後のシリーズで共演できることを望んでいる。「この映画の素晴らしいところは、どんな風にも話を展開することができることだ。マットと共演できたら最高だろうね」。(text:Yuki Tominaga)© ZUMA Press/AFLO■関連作品:アベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.ボーン・レガシー 2012年9月28日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2012 Universal Studios. All Rights Reserved.
2012年08月02日オリンピックの開催で世界の目がロンドンに集まっています。ユーロ圏とは一歩距離を置いて自国通貨£(ポンド)を守っているイギリスの首都、それがロンドンですが、物価はどんなものでしょうか? 暮らしやすい街なのでしょうか。ロンドン在住の有名ブロガー、グラム・素子さんに聞いてみました。グラム・素子さんは2007年からロンドン在住で、『ロンドン工夫しながら豊かな生活』というとても面白いBlogの執筆者であります。――日本の人にわかりやすいようにロンドンの物価を知りたいんですが……。以下の品物の価格を教えてください(※ 1£(ポンド)=122円計算です)素子さん : 全てに当てはまるかと思いますが、購入場所によって値段もかなり変わります。駅の構内の小売店での値段と、スーパーでの値段、また近所の小さなショップでは全て値段が違います。平均的なスーパーの、オファーや割引がないときでの価格をお答えします(イギリスではオファーによって値段が変わります)。コカコーラの340ml缶1本大体330ml缶が8本入ったセットで、£3.84(約468円)です。1本で売られているのを近所の小さなお店で見ましたが50ペンス(約61円)でした。ミネラルウォーター500mlボトル1本色々種類があり、またスーパーの自社製品だともっと安いですが500mlペットボトルが8本セットで£2(約244円)程度です。ちなみに、先日は大変のどが渇き、電車を降りた駅の構内で同じものを1本だけ購入しましたが£1.49(約182円)しました。ビッグマック単品少し前に見たきりですが、私の住む南西ゾーン4の地域においては、£3(約366円)程度だったと記憶しています。イギリス国内でも、場所によって値段が違います。牛肉ステーキ1パウンド(約453.6グラム)ぐらいでこれも色々ありますが、国産で、産地指定のオーガニックのサーロインでしたら、£12(1,464円)位だと思います。鶏もも肉1パウンドぐらいでこちらでは胸肉のほうがずっと高いので、£3(約366円)程度です(皮を取り除いたフィレ)。魚(鮭)1パウンドぐらいで骨を取り除いたフィレの状態で£8(約976円)ぐらいです。牛乳1リットル(1,000ml)でこちらの単位は1パイントです。2パイント(1.14リットル)で90ペンス(約110円)程度です。映画のチケット代(大人/子供)大人£9.70(1,183円)/12歳以下の子供£6.65(約811円)カラオケ1時間ひとり最近は、パブなんかでも歌えたり、KARAOKE BOXなるものもあるみたいですが、日本ほど一般的ではありません。日系の人向けのカラオケボックスの値段はわかりませんが、私がオンラインで調べたロンドンに3店舗展開するチェーンのものですと、17時以降21時まで1人£5(約610円)程度、21時以降ですと£7(約854円)程度でしょうか。お店のロケーションや、設備によっても違うと思います。タクシー初乗り£6(約732円)程度です。――日本(東京)と比べてロンドンで「高いなあ!」と思われるのはどんなものでしょうか? またそれはいくらぐらいするのでしょうか?タバコは1箱約911円、そのうち税金が78%素子さん : 私は喫煙しないので日本のタバコの値段は分かりませんが、友人からはイギリスでは驚くほど高いと聞きます。20本入りのタバコが£7.47(約911円)、内税金が£5.83(約711円)で、約78%が税金ということですよね。そして、これら嗜好品に限らず、イギリスでは交通費、光熱費、家賃、様々なものがほぼ毎年値上がりします。タバコの例では、私が渡英した2007年は£5.33(約650円)でした。交通費は高価それから、交通費も高いと思います。今でこそ円高でそうも思わなくなってきましたが、地下鉄の初乗り、例えばPiccadilly Circusから隣のCharing Crossまで(歩いても10分位です)が£4.3です。私が来た当初は1£が230円以上しましたので、1,000円近かった記憶があります。我が家はゾーン4なので、中心部に行くため夫は毎日40分ほど電車に乗りますが、定期代が£160(約19,520円)ほどです。こちらでは会社から交通費が支給されることは少ないので、日本と変わらない感覚であっても、常に遅れやキャンセルばかりの電車のサービスを考慮すると、どうしても高く感じてしまいます。紙類は高価で質がいまひとつ後は紙類が高いです。トイレットロール9個入りが5£(約610円)以上します。そして、質は値段に全く見合っていません。日本で街頭で配っていた無料のティッシュのほうがずっと柔らかいです。日本に帰ってトイレットペーパーのあまりの柔らかさに驚きました。日本で言う消費税は20%そして税金です。付加価値税率(VAT)は20%(品目により異なります)、子供服や食材(調理済みのものは外食、もしくは出来合いのものと同じとみなされる場合があります)、医薬品、新聞などといった生活必需品にはかかりませんが、外食や、普通に私が服を路面店で購入したり、靴を買ったり、電化製品などにももちろん付加価値税がかかります。ガソリンは高騰しているガソリン代も非常に高いと思います。レギュラーガソリン1リッターが2012年6月時点で£1.3(約159円)強でしょうか。これにも税がかかっています。やはり私が渡英した2007年、5年前では1リッター96ペンス(約117円)であったことを見ると、イギリスの物価の上昇率がお分かりいただけるかと思います。外食は結構高くつく!外食にもそのように税金がかかっているので、日本のように安くて美味しいおうどんやさん、定食屋さんなどはなかなかありません。最近では不況で、レストランも色々なオファーをしていますが、ちょっとテーブルクロスがかかったお店で3コースミールなどを食べると、サービスやらチップやら、どんどん積み重なっていき、1人8,000円から1万円などすぐに飛んでいきます。かといって、サービスやお料理の質に満足かといわれたら、首をひねってしまう場合も少なくありません。移民の方が経営されているお店は、割とお値打ちにお食事がいただけますが、それでもお酒やサービス、日本ではただのお水代(水道水はただですが、最初から出してくれるわけではないので、自分で頼まなければいけません。もしくはミネラルウォーターやお茶、和食のお店ではお茶もほぼ有料です)それらをどんどん加えられると最終的には控えめでも3,000円はすぐになくなってしまいます。例えば、日本で1,000円のカレーを食べるとします。何も飲まなければ1,000円のみ支払えばいいでしょう。それがイギリスでは8£(約976円)のカレーを食べたら、ミネラルウォーターに2£(約244円)、ご飯がついていないのでライスを頼んで3£(約366円)、これに総額の12.5パーセントがサービスチャージとして自動で加えられる場合も多いです。以前はチップはあくまでも「気持ち」だったと思うのですが、それでもマナーとして、置いて来るのが基本ですが、あまりに酷いサービスに払う必要はありません。最近はやたらと自動で加算されてくる気がします。13£(1,586円)の飲食合計代金に、サービス料が1.6£(約195円)ほど加算され、結局15£(1,830円)程度の支払いになることになります。8£(約976円)のカレーですと、今のレートで約1,000円程度でしょうから、イギリスで同じようなものを食べた場合には1,800円強かかるということになります。個人所得税は……最後に個人所得税です。控除されるのは年収8,105£(988,810円)までで、基本税率は20パーセントですが、サラリーに応じて40パーセントまで課税されます。――こうして挙げて頂くと結構何でも高価な感じですが……。素子さん : 物価の高さというよりも、年々必ず上がる物価と、人々の収入の割合、払ったものに対する恩恵やサービスの質、これらのバランスが全く取れていません。それが問題ではないかと思います。――逆に、日本(東京)と比べてロンドンで「安いなあ!」と思われるのはどんなものでしょうか? またそれはいくらぐらいするのでしょうか?素子さん : 食料品(フルーツ、乳製品など)、医薬品、DVDなどです。後はコンサートなど、芸術イベントのチケットですね。食料品の安さ! 野菜と果物日本ではりんごは1個単位で買っていましたが、こちらでは小ぶりのものが6個ほど入って3£(約366円)位ではないでしょうか。イチゴも日本のものほど甘くないですが、自然の優しいすっぱい味のする国産で、1パック3£(約366円)、ベリー類も豊富です。スーパーでブラックベリー、ラズベリー、ブラックカラントなどはまとめて2つで3£(約366円)などの安売りをしているときも多いです。ジャガイモやにんじんも、地元のマーケットで買うと2キロで1£(約122円)だったりします。小麦粉も1.5キロで90ペンス(約110円)程度です。乾燥レンズ豆なども、カレーに入れたり大変重宝しますが500gで1£(約122円)しません。乳製品も安価である!後は乳製品が安いです。日本のデパートで同じ銘柄のチーズを見たときには、価格にショックを受けました。フランスから輸入されるブリーやカマンベールも2£(約244円)あれば買えます。ちょっとこだわって、専門のチーズショップに行っても、ノルマンディーのカマンベールが6£(約732円)もあれば買えます。イギリスのチェダーチーズなども、銘柄にこだわらなければ、スーパーの自社ブランドでしたら300グラムで2£(約244円)程度ですし、こだわっても4£(約488円)位でしょうか。それにチーズは常にオファーをしているので、結局ひとつ買うともう1つもらえるなど(BUY1 GET1FREE)、定価で買うことが余りありません。ヨーグルトも濃厚で、500mlポットが2つで2£(約244円)など、とても安いです。そして美味しいです。チキンは胸肉の方が高価ヘルシー&処理が楽という理由で、チキンの胸肉の皮が取り除かれたものがとても高いです。500グラムで7£(約854円)ほどします。ですが、丸鶏は丸々1匹で、1.5キロくらいのものが4£から5£(約488円~約610円)です。人の手がかかったものほどイギリスでは高いような気がします。さすが英国!紅茶も安い!紅茶もものすごく安いです。ティーバッグが80個入っていて2£(約244円)程度です。そして美味しいです。子羊は高級食材ですが……イギリスでも割りと高級な食材に入る子羊も、今の円高で考えると安いです。ハーフレッグの子羊、臭みもなく美味しいウェールズ産のものが、1キロで10£(約1,220円)位です。医薬品も安価に医薬品は、鎮痛剤などはそれこそ30ペンス(約37円)などでひと箱買えてしまうものもあります。風邪薬なども薬局の自社製品であれば、割と安く買えます。DVDは時間が経つと安価にDVDなどは、リリースされてから少し時間がたつだけでグンと値段が下がります。芸術鑑賞がしやすい環境です!それから、番外かもしれませんが、美術館、博物館の入場料は個人の所有でなければ無料が多いです。大英博物館もナショナルギャラリーもV&Aも全て無料です。クラッシックコンサートなどは、ロンドンシンフォニーなどの大御所のものでも、安い席でしたら9£(1,098円)で見られます。教会などでは常に、安いコンサートが開かれていますし、無料のランチタイムコンサートもたくさんあります。ロンドンでは、世界中から集まる芸術、バレエに音楽、アート、ミュージカル、演劇、そういったものも大変刺激的です。ビンテージやアンティークのマーケットも、古いものを大切にするイギリスならでは、掘り出し物がたくさんあって楽しいです。――ロンドンの家賃について知りたいのですが、相場はどのくらいでしょうか? また外国人にとって賃貸は借りやすい環境でしょうか?素子さん : ロンドンで相場という観念はあまり通用しないと思います。なぜなら、残念なことに未だに階級社会の名残もあり、また、世界中のあらゆる国から流れてくる移民たちによって、そこには何一つ平均が存在しません。例えば、高級住宅街といわれる場所は、それこそ馬専用の信号があって、上流階級の方々が優雅に馬のレッスンをされる姿が見られる場所や、映画に出てくる貴族が住んでいるような豪邸、広大な庭を持つお城さながらの邸宅が集まっている地域もあります。かと思えば、生活保護を受けて暮らしている方々が多く住む場所もあります。カウンシルフラットという公営住宅には、誰でも入居できるということにはなっていますが、実際は家賃を払えない低所得の方が優先されます。家賃は格安で、それでも払えない人には政府の手当てがおります。入居を待っている人たちは数百万人と言われています。中には親子3代で、仕事をすることもなく、生活保護を受け続けてカウンシルフラットに住み続けている家族も、もはや少なくありません。という事情で、イギリスでは平均を算出することはとても困難です。安全に、通勤や通学に便利な場所に住もうと思うと、ある程度の出費は覚悟しないといけないのではと思います。場所によっては60万円の賃貸も例えば、知り合いの英人カップルは、高級住宅街のサウスケンジントンの2ベッドルームフラットに住んでいますが、家賃は光熱費を含まずに60万円以上払っています。ロンドンの中心部から公共交通機関を使い1時間ほど離れた場所でも、場所によるかと思いますが、私の知り合いは同じく2ベッドルームのフラットに20万円ほど払っています。場所や間取りによっては平気で100万円を超える家賃もいっぱいあります。3.5億円以上の物件もごろごろあるロンドン郊外に離れても、そこそこ人気の住宅街であればとても高いです。ウィンブルドンビレッジなどの高級住宅街は、それこそ中心部からは遠く離れていますが、新築ではなく中古の物件で、4、5ベッドルームの家だとすると、広告で3.5億円程度のものがたくさん売りに出されていました。そのような超高級住宅街が、ロンドンにはあちこちにあります。そして、その間には、カウンシルエステート(公営住宅の群)が並び、落書きが目立つような地域もたくさんあるんです。平均的なものが無い代わりに、お金持ちはとんでもなくお金持ちです。でも、お金が無い人が不幸せかと言ったら、イギリス人はユーモアを持って自分であることに誇りを持っている人が多いですから、常に嬉しいことや楽しいことをそれぞれ持って暮らしている方が多い気がします。「他人は他人、俺は俺」他人と比べないことも素敵だと思います。イギリスでは古い住宅が好まれるが……イギリスでは新築よりも古いものが好まれますが、決して日本の家のように機能的ではないし、窓枠も木であったり、サウスケンジントンのカップルはいつも雨漏りに悩まされています。知人友人からはボイラーが壊れて水しか出ない、酷いと漏電していたなど、様々な話も耳に入ってきます。もちろんウォッシュレット、自動で炊いてくれるお風呂などは一般的ではありません。シェアするのも普通ですが……一軒の家を、大人数で借りて、一部屋を自分のものとし、キッチンやバスルームなどは共同という、ハウス、フラットシェアもロンドンでは割と普通です。私が以前お会いした語学留学の学生さんは、違法でありながら、ひとつの部屋を更に二つに区切って、4ベッドルームの家に8人で暮らしているといっていました。また、別の学生さんは、あまり治安が良くないといわれる街で、数年間ボイラーが壊れて温かなお湯が使えないまま、それでも週に80£の家賃を同居の大家さんに払っていました。彼女のお部屋は日本のサイズにして6畳もありませんでした。もちろん、キッチン、バス、トイレなどは共同でしたが、大家さんがパーティをされるときなど、キッチンを突然使えないといわれることも多く、大変困っていました。大家さんの娘が勝手に私物を……ある友人は、同居の大家さんのお嬢さんが勝手に部屋に入ってきて、自分のかばんや衣類を見につけて出かけてしまう、食料品も食べられたり、化粧品も使われてしまうと嘆いていました。それでもそこそこ人気のエリアに住んでいた彼女は、週に120£(14,640円)を払っていました。もちろん、こういうことは法律で禁止されていますから、きちんと話し合えばよいのでしょうが、語学留学などの場合、言葉の壁があったり、頼れる人がいなかったり、結局泣き寝入りで終わってしまうケースも少なくないと思います。フラットシェアではこんな感じに……学生さんのお話を聞くと、大体月に400£から600£(約48,800円~約73,200円)をフラットシェアで払われている方が多いように思います。もっと安い場合もあると思いますが、治安の面で問題があったり、建物自体に問題があったり、かなりのリスクがあるのではと思います。ワンルームと日本で言われる「スタジオフラット」でも、大体月に800£(約97,600円)程度は見ておいたほうが良いのではと思います。また、一軒家やフラットにご家族のみで住まわれている方は、地域によりますが、月に1,300£から3,000£(約158,000円~約366,000円)は払っていらっしゃるのではないでしょうか。本当に、この場合は、ロンドンにおいてはあまりに相場というものが存在しないので、払っていらっしゃる方はもっと払っていらっしゃるし、その反対もあるのではと思うのです。「外国人だから」ということはない外国人として住みやすいかどうか、日本人に関しましては、日系の不動産会社もいくつかありますし、外国人だからという理由で断られるというのはあまり聞いたことがありません。私のお隣りさんは、エストニアの方ですし、反対側のご近所さんは南アフリカの人です。お向かいにはスペインの方が住んでいます。これだけ移民があふれている国で、スーパーでも大きなところにいけば、イスラムの方のためのハラルミートも売られていますし、インドの香辛料やお米、ギーなどのコーナーが充実していたり、東ヨーロッパや中近東の食材が充実していたり、住んでいる地域によって違ってきますが、私はここで疎外感を感じることが余りありません。みんな違うし、みんなそれぞれだからです。――1カ月、どのくらいのお金があればロンドンで暮らせるのでしょうか?素子さん : これも目的によるのではないでしょうか。外食などを一切しなければ、食費は日本と同じか、どれだけでも切り詰めることができます。ですが、キッチンが共同だったりすると、自炊ができずに思わぬ出費になってしまうこともあるかもしれません。それに、限られた食材(日本のように四季によって食材が豊かに変わるということがありません。)の中で、生きていくだけのために切り詰めて食べていくのは、長期にわたるととてもストレスがたまってしまいますから、留学やワーキングホリデーで短期の数年の滞在である場合と、長くここで暮らしていかなければいけない場合と、全く違ってくると思います。ですが、スーパーなどでは自社ブランドの格安ラインで、本当に驚くほど安いパスタなども売られていますから、品質にこだわらなければどれだけでも切り詰めることは可能だと思います。ただ、健康を害する恐れがないか、心配です。円高レートが効いている光熱費は日本と同じ位の感覚で、今のレートだったら良いのではないでしょうか。フラットを数人でシェアされる場合は、電気とガス、水道で月に50£(6,100円)程度ではないかと思います。一軒家や、家族だけでの暮らしになると、また数字も変わってくるはずです。これに、カウンシルタックス(家にかけられる税金)も払わなければいけません。フルタイムの学生の場合免除されるなどと色々ありますが、カウンシルタックスの値段も、住む地域によって違うのが実情です。私の知り合いは月に100£(約12,200円)払っているそうです。我が家はもう少し高く払っています。テレビのライセンスも払わなければいけません。車を持つか持たないかでも全く違いますし、住んでいる場所によっては交通費も馬鹿になりません。日用品も買わなければいけません。学生さんの場合は、フルタイムであると様々な免除があり、交通費も安くなったりとメリットがありますが、それでも月に最低15万円から20万円は見ておかないと、いざという時のために心細いのではと思います。それも今のレートでの話です。学生さんだったら、色々旅行もしたいと思うし、交友もしたい、観光も、やりたいこともいっぱいあると思うので、やはり20万円位は(しつこいようですが今のレートの場合)必要ではと思います。家族の場合はまた別ですご家族の場合はまた事情が違うと思います。駐在の方々は会社からサポートを受けられている方も多いので、このあたりの事情は全く違ってくると思います。私どものように家族2人で子供なし。ロンドン郊外に暮らして、物凄い贅沢をしているわけでもない。車もない。住まいは一軒家(これは、私のピアノを置く場所が必要なのと、夫が庭がないと住めない南ア人という我儘からきていますが、それでも私たちにはそれが必要なのですから仕方がありません)。たまには友人とパブでワイワイ飲んだり、近所のなじみのレストランにふらっと月に2度ほど行く位。日系のお店での和食材もどうしても必要なものだけ。記念日に素敵なレストランに奮発していくのが楽しみ。映画は夫がイギリス映画協会(BAFTA)のメンバーですので映画は試写会で無料で見る。そういう環境の中で、それでも(個人のことなので詳しくは申し上げられませんが)月に50万円は必要です。どこに消えていくのだろうと思いますが、保険や、セキュリティや、(我が家は空き巣に入られています、それ以来セキュリティアラームをつけています。)夫の交通費、食費、交際費、カウンシルタックスや、たまには洋服や靴も買いたい、(それでも日本にいた頃より物欲はなくなりました)、日用品にジムの会費、それに家賃! 毎年上がり続ける様々な物価、ロンドンに暮らすのは、お金があればあるだけ楽になる、それが残念ながら現状です。素子さんにとても丁寧な説明を頂きました。高価なものがある一方で、大英博物館が無料(!)、食料品は安いなどうらやましい面もあるんですね。ロンドンの物価事情、あなたはどのように感じましたか?(高橋モータース@dcp)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月01日ビー・エム・ダブリューは、「MINI CROSSOVER」に2種類のパッケージオプションを追加した。台数限定「ロンドン・パッケージ」と、期間限定「BE HAPPY! パッケージ」だ。「ロンドン・パッケージ」はMINIの生まれ故郷・イギリスにちなんだドレスアップオプションで、イギリスの象徴、ユニオン・ジャックがモチーフに。内容はルーフとボンネットに貼るロンドン・パッケージ・スペシャル・ステッカーと、ドアミラーキャップ「UNION JACK」の2点。300台の限定で、「MINI CROSSOVER」全モデルに装着可能だ。「BE HAPPY! パッケージ」は、数々のメンテナンスをセットにした安心のプログラム。車検費用、延長保証、MINIエマージェンシー・サービスがセットになっており、万一の際も少ない負担額で安心を手に入れられる。具体的には、初年度に登録すれば落書き・ホイール損傷・パンク・フロントガラスの損傷が1年の間に1回補償されるリペアサービス、3年間または走行距離20万kmまで消耗品などを無償で交換できる「メインテナンス・プログラムMINI TLC.」、初回車検時に10万円分をサポートする車検費用パッケージなど。「ロンドン・パッケージ」の提供価格は3万2,000円。「BE HAPPY! パッケージ」は9月末までの期間限定で、提供価格は9万8,000円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月26日全世界で約1000億円を超える大ヒットを記録したアクション映画『ボーン』シリーズの最新作『ボーン・レガシー』の公開を記念して、本作で主演を務めるジェレミー・レナーの来日が決定した。その他の写真本作でレナーが演じるのは、高度な遺伝子操作と人格改造で類まれな戦闘能力を身につけた暗殺者アーロン・クロス。自らの身体に仕組まれた秘密を追う中で、CIAの最高機密である巨大な陰謀に関わることとなった彼が、激しい苦悩の中、危険な戦いに身を投じていく。レナーといえば、『ハートロッカー』で、アメリカ軍の爆弾処理班のリーダーを演じ、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた実力派。最近では、『ミッション・インポッシブル:ゴースト・プロトコル』でも凄まじいアクション能力を披露したり、間もなく公開される『アベンジャーズ』では弓矢の名手“ホークアイ”を演じている。今回満を持しての初来日となるレナーは、8月2日(木)に行われる完成披露試写会に登壇予定。いま、最も活躍が期待されている俳優のひとりなだけに、待望の来日でどのような素顔を見せてくれるのか期待が高まる。『ボーン・レガシー』は、最強の元暗殺者“ジェイソン・ボーン”とCIAの死闘を描き、『ボーン・アイデンティティー』、『ボーン・スプレマシー』、『ボーン・アルティメイタム』と3部作にわたって製作されてきたシリーズの最新作。3部作で主演を務めたマット・デイモンによる極限まで臨場感を追求したアクションと、ノンストップで展開されるストーリーは、それ以降のアクション映画に多大な影響を与えたことでも知られている。本作はそのジェイソン・ボーンの死闘の裏で「同じ世界・同じ時系列で展開されていた別の物語」に焦点を当てるというもの。前3作で脚本を手がけたトニー・ギルロイが監督も務め、ジェイソン・ボーンを遥かに凌ぐ暗殺能力を身に着けたアーロン・クロスの危険な戦いが描かれる。『ボーン・レガシー』9月28日(金)より、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー文:渡部あきこ
2012年07月24日ジェレミー・レナーが、FBIエージェントの活躍を描く最新作でクリスチャン・ベイル(『ダークナイト ライジング』)の代役を務めることになりそうだ。『ザ・ファイター』のデヴィッド・O・ラッセル監督の最新作となる『American Bullshit』(原題)は以前、クリスチャンが主人公を演じる方向で出演交渉が進められていた。だが今回、彼に代わって『アベンジャーズ』、『ボーン・レガシー』と超大作への抜擢が続くジェレミーが主人公のFBI捜査官役で出演交渉に入っているという。このキャスティング変更にあわせて映画のタイトルも変更される模様。同作は1970年代、「アブスキャム」と名づけられた作戦によるFBIの捜査で数多くのアメリカ国会議員が汚職で逮捕され、起訴されたという実話に基づいたストーリー。主人公のFBIエージェント、ジミー・ボイルが詐欺師メル・ワインバーグを逮捕まで追い詰めるまでが物語の軸となっており、メルをセクシー男優ブラッドリー・クーパーが演じることが既に決まっている。また、ラッセル監督は現在、メルの詐欺のパートナーである妻役のキャスティングも同時に進めているという。本作の撮影は来年2月にも開始される予定。■関連作品:ボーン・レガシー 2012年9月、TOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2012 Universal Picturesアベンジャーズ 2012年8月14日より全国にて公開TM&© 2012 Marvel & Subs.ダークナイト ライジング 2012年7月28日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年07月19日インターネット調査会社のマクロミルは、7月27日にロンドンオリンピックが開幕することを受け、6月20日・21日に全国の20歳~59歳の男女を対象に「ロンドンオリンピックに関する調査」を実施した。有効回答数は500。最初に、ロンドンオリンピックの観戦予定について尋ねたところ、「観戦したい」が30%、「やや観戦したい」が46%で、合計で76%が「観戦したい」と回答した。どのように観戦・結果をチェックするかを尋ねると、「テレビ中継を自宅でリアルタイムに観る」が最多で69%、「ニュース番組で観る」が61%、「テレビのダイジェスト版で観る」49%、「インターネットのニュース・情報をパソコンで見る」が47%という結果になった。ロンドンとの時差はあるが、生中継で観戦したいと回答する人が多いようだ。次に、観戦したい競技・イベントを尋ねると、最も人気が高かった競技は「水泳(競泳)」で59%、次いで「サッカー」(56%)、「陸上競技」(48%)という結果になった。また、日本の選手にメダルを期待する競技を尋ねると、1位は同様に「水泳(競泳)」で64%、2位が「柔道」(57%)、3位が「体操競技(体操)」が(52%)、4位が「サッカー」(39%)だった。続いて、金メダルの獲得を期待する日本の選手・チームを尋ねたところ、最も期待が高いのは「北島康介(男子水泳)」(73%)だった。次いで、男子体操の「内村航平」が58%、女子レスリングの「吉田沙保里」が47%、男子ハンマー投げの「室伏広治」が45%。サッカーの「なでしこジャパン」は5位で40%だった。そのほか、「伊調馨(女子レスリング)」、「男子体操団体」、「入江陵介(男子水泳)」、「福見友子(女子柔道)、「U-23日本代表(男子サッカー)」などの声も寄せられた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月11日スポーツの祭典であるオリンピック。今年行われるロンドンオリンピックでもさまざまな競技が行われます。花形と言われるマラソンや短距離走といった陸上競技や、メダルが期待される水泳、体操など注目の種目がめじろ押し。さて、そんな数多く行われる競技種目の中で、読者のみなさんはどの競技に注目しているのでしょうか? アンケートで調査してみました!調査期間:2012/5/3~2012/5/7アンケート対象:マイナビニュース会員有効回答数 899件(ウェブログイン式)●第1位水泳……239人読者が最も注目しているオリンピック種目は水泳でした! メダルが期待できる北嶋康介選手が出場する男子平泳ぎや、男子メドレーリレー、さらにはこちらもメダルの獲得が期待される、星奈津美選手の女子バタフライなど、見逃せない種目ばかりです。●第2位サッカー……185人次に多かったのが、日本代表の躍進が目立つサッカーです。海外で活躍する選手が多数いる男子サッカーも人気ですが、それ以上に世界一となった女子サッカー日本代表に注目が集まっております。世界一エレガントなサッカーをすると言われていますし、やはり一番輝いているメダルの獲得を期待しちゃいますね。●第3位体操……102人次は世界一の内村航平選手などが出場する体操競技がランクイン。男子の団体総合は、前回の北京オリンピックで惜しくも銀メダルだっただけに、今回は金メダルを獲得してほしい所です。また、今年のNHK杯で優勝した田中理恵選手のエレガントな演技にも注目です。●第4位マラソン……75人第4位には花形競技と言われているマラソンが入りました。男子マラソンには、日本からもニートランナーとして話題になった藤原新選手などが出場。女子にも大阪国際女子マラソンで優勝した重友梨佐などが出場します。前回の北京ではメダルに届かなかっただけに、躍進を期待したいですね。●第5位バレーボール……48人続いてランクインしたのは、毎回感動的な試合を見せてくれるバレーボールです。男子のほうは立ちはだかる世界の壁にはね返されている場面が目立ちますが、女子はもしかしたら……という期待が持てるシーンが多いだけにいやが上にも注目してしまいますね。最後に、どの選手に注目しているのか聞いてみました。第1位北島康介選手(男子水泳)……148人第2位内村航平選手(男子体操)……87人第3位田中理恵選手(女子体操)、澤穂希選手(女子サッカー)……42人第5位ウサイン・ボルト選手(男子陸上)……26人第6位藤原新選手(男子マラソン)……20人※複数回答可 7位以下省略。やはり北島康介選手の注目度は圧倒的のようで、ひとりだけ100票を超えております。もう4度目のオリンピックだけあって、実力だけでなく、知名度も抜けています。それに続くのが、体操の内村航平選手。こちらも圧倒的な強さと人気を兼ね備えた選手だけあって、多くの読者に注目されています。3位には女性アスリートが同票でランクインしました。田中選手の華麗な演技、そして澤選手の力強いプレー、どちらも要チェックです!さて、いよいよ開幕が迫ってきましたが、注目の種目が多いだけにあれこれとテレビ中継を見続けてしまいそうです。時差は8時間ですから、一晩中テレビを見て寝不足になってしまう心配はなさそうですが、目の疲れには気をつけないといけませんね(笑)。(貫井康徳@dcp)
2012年06月19日IOC(International Olympic Committie)スポンサーのパナソニック株式会社は、ロンドンオリンピックのマラソンコースを実際に走ったかのような体験ができるWEBコンテンツ「RUN@LONDON」を2012年6月18日にリリースした。このほどリリースした新コンテンツRUN@LONDONでは、まず自分の代わりとなって走るランナーを作成しスタート。ロンドンオリンピックのマラソンコースのスタート地点であるザ・マルから、トラファルガー広場、セントポール大聖堂、ギルドホール、タワーブリッジ、ビッグベンなどの名所を経由し、周回コースを走る雰囲気が味わえる。同社ではリリースにあわせ、プレゼントが当たるRUN@LONDONプレゼントキャンペーンも実施。ロンドンオリンピック観戦ツアーのほか、デジタルムービーカメラ、オリンピックオリジナルグッズなどが抽選で当たる。キャンペーンは6月18日~7月9日まで実施する。さらに7月以降、同サイトは順次グローバル展開する。Facebook・Twitterとのコネクト機能も実装され、世界中のユーザーとロンドンオリンピックのマラソンコースを走ることができるという。対応言語は日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語の予定。また、同社はロンドンオリンピック スペシャルサイト号外メーカー2も公開している。同サイトは、好きなように大見出しの選択、写真のアップロードができ、自分だけの号外新聞を作ることができるWEBコンテンツ。スマートフォン版もリリースしており、ダウンロードして使用可能とのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月19日本場の味を体験した女子、多数!歴史と最先端の文化とが交錯する都市・ロンドン。そこで暮らす人々も、「紳士・淑女のたしなみ」という言葉を重んじているようです。その一方で、最先端のファッションにも精通しています。新旧両方の価値観をもつ街ですが、皆さんはどのようなことをイメージしますか?女性497名にうかがいました。>>男性編も見るQ.ロンドンと聞いてイメージすることを教えてください(複数回答)1位オリンピック19.5%2位紅茶18.1%3位紳士12.4%4位歴史のある格式高い街11.2%5位おしゃれ9.5%■オリンピック・「最近、CMなどでも聞くようになってきた」(30歳/情報・IT/技術職)・「今年がオリンピックイヤーなので。藤原新選手に期待」(26歳/自動車関連/事務系専門職)・「オリンピックの開会式を見てみたい~」(25歳/団体・公益法人・官公庁)■紅茶・「ロンドンに留学経験のある父の影響か、こういうイメージが強い」(27歳/医薬品・化学/技術職)・「アフタヌーンティーを楽しみたい」(23歳/食品・飲料/販売職・サービス業)・「ロンドンに住んでいる友達のお土産は必ず紅茶!」(32歳/小売店/事務系専門職)■紳士・「ジェレミーのホームズの印象が強いから」(29歳/小売店/販売職・サービス業)・「品がある人が歩いていそう」(30歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「電車やお店のドアなど、レディーファーストという意識がしっかりあるそうです」(29歳/ 金属・鉄鋼/技術職)■歴史のある格式高い街・「物語の舞台にもなる、格式高いイメージ」(24歳/ソフトウェア/技術職)・「石畳が特徴的な町並みを思い浮かべます」(28歳/金属・鉄鋼・化学/営業職)・「世界史によく出てくるので」(27歳/医薬品・化学/技術職)■おしゃれ・「バーバリーなど、おしゃれなショップがたくさんあるから」(27歳/食品・飲料/営業職)・「チェックのジャケットの印象が強い」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「街並みがお洒落だと思う」(25歳/医薬品・化学/事務系専門職)■番外編:新旧の文化が交錯する街・天候や歴史について「ロンドンは霧が多いとか、インドがイギリスの植民地だったこととか」(27歳/食品・飲料/技術職)・ロックの街「ロックも高貴で格調あるイメージ」(45歳/食品・飲料/販売職)・寒そう「ロンドンに研修旅行へ行った人に聞いた」(21歳/医療・福祉/専門職)総評1位は、「オリンピック」。これは当然の結果かもしれません。しかしながら、2位の「紅茶」とは、まさに僅差。紅茶好きの女性は多いのですね。「おいしい紅茶の淹れ方に興味があり、ロンドンを探訪した」などの、実際にロンドンに行った人の意見が多く見られました。3位は「紳士」です。英国紳士の気質は、多くの女性にとって、興味があるものなのかもしれません。また、映画を通じて英国の紳士・淑女の文化にあこがれる、という意見も。英国紳士の一例として、シャーロック・ホームズの名前を挙げる人も目立ちました。「おしゃれ」は、5位にランクイン。「人々のセンスがおしゃれである」、「街並みや雰囲気がおしゃれである」といった意見が多かったですね。バーバリーをはじめ、チェック柄のイメージが強いというコメントも見受けられました。歴史を重んじる街でありながら、流行の発信地でもあるロンドン。オリンピック中継のときには、街並みも要チェックです!(文・OFFICE-SANGA澤井輝一)調査時期:2012年4月26日~2012年5月9日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性497名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】行ってみたいジブリ映画の舞台になった場所ランキング【女性編】一週間語学留学をするなら行きたい国ランキング【女性編】東京のイメージランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年06月13日今年はやっぱりアレしかない!?かつては、世界の中心だった英国。その首都・ロンドンは、大都会のイメージがありますよね。ファッションや音楽など、流行の発信地でありながら、古い街並みも健在。さまざまなイメージがわきそうですね。そんなロンドンのイメージについて、男性337名に訊いてみました。>>女性編も見るQ.ロンドン、と聞いてイメージすることを教えてください(複数回答)1位オリンピック26.1%2位紳士16.2%3位紅茶12.9%4位歴史のある格式高い街10.1%5位サッカーが盛ん6.6%■オリンピック・「2012年はそのイメージしかありません」(31歳/学校・教育関連/専門職)・「さかんに報道するせい」(31歳/ソフトウェア/技術職)・「最終予選など、ロンドンオリンピックの話題が最近よく出てきているから」(28歳/医薬品・化粧品/技術職)・「まさにオリンピックイヤーだから」(29歳/学校・教育関連/事務系専門職)■紳士・「文化的なイメージの代表格」(24歳/団体・公益/専門職)・「紳士がたくさん歩いていそうなイメージ」(26歳/自動車関連/技術職)・「男の人がみんな、背広を着て歩いていそう」(29歳/機械・精密機器/事務系専門職)■紅茶・「テレビなどの影響で、紅茶を飲むシーンが頭に浮かぶ」(28歳/その他)・「食事がいまいちだけど、紅茶はおいしい」(27歳/情報・IT/技術職)・「日本では簡単に叶わないような、優雅なひとときが待っていそうな気がする」(23歳/運輸・倉庫/販売職・サービス業)■歴史のある格式高い街・「大英帝国の首都というイメージ」(25歳/学校・教育/専門職)・「ロンドンの昔ながらの建築とかを観たい」(33歳/その他)・「古い建物と、こじんまりしている街並みという印象が強い」(28歳/情報・IT/技術職)■サッカーが盛ん・「プレミアリーグでも、相当な数のクラブチームは、ロンドンが本拠地だったはず」(39歳/その他)・「サッカーチームのアーセナルが好きなのですが、プレミアリーグがもっと話題になっていた頃は、中堅チームくらいまでは大体の選手を把握していました」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)・「ベッカム氏が大好きだから」(30歳/その他/専門職)■番外編:芸術・文化の発祥地のイメージ・ロックの街「ビートルズ、スティング」(37歳/ホテル・旅行/販売職・サービス業)・魔法使い「小学生の頃にハリー・ポッターにハマっていて、それ以来、ロンドンには魔法使いのイメージがある」(22歳/団体・公益法人・官公庁/その他)・おしゃれ「ファッションショーが開催されるから。ロンドンコレクションを小さいときにテレビで見た」(27歳/建設・土木/技術職)総評やはり、1位は、「オリンピック」でした。オリンピックイヤーですからね。2位の「紳士」との差が開いたのも、当然の結果といえるでしょう。テレビなどでも、盛り上がってきましたものね。3位に選ばれたのは「紅茶」です。一度、本場のティータイムを体験してみたい、という意見が目立ちました。5位には「サッカーが盛ん」がランクイン。プレミアムリーグのファンから、熱い支持を得ました。惜しくも圏外でしたが、「フィッシュ&チップス」という意見も寄せられました。本場の味をすでに体験済みの人も多い模様。日本のものと比べると、どちらがおいしいのでしょうか。興味のある人も多いかもしれませんね。ほかにも、「ロンドンといえば、シャーロック・ホームズ」というコメントもいただきました。その歴史ゆかしい伝統文化もまた、ロンドンという街の大きな魅力であるのでしょう。(文・OFFICE-SANGA澤井輝一)調査時期:2012年4月26日~2012年5月9日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性337名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】行ってみたいジブリ映画の舞台になった場所ランキング【男性編】一週間語学留学をするなら行きたい国ランキング【男性編】東京のイメージランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年06月13日ジェレミー・レナーを新たな主人公に迎えて描くアクション大作『ボーン・レガシー』が9月から公開されるのを前に、約2分間のweb特別版予告編映像が公開され、“ボーン”シリーズで主演を務めてきたマット・デイモンも登場していることが明らかになった。『ボーン・レガシー』web特別版・予告動画『ボーン・レガシー』は、ジェイソン・ボーンを生み出した“トレッドストーン計画”(人格と肉体を改造し、最強の暗殺者にするCIAの極秘プログラム)によって作り出された、完璧な戦闘能力を持ったもうひとりの人物“ケネス・キットソン”=コード名アーロンを主人公にした物語。このほど公開された動画には、デイモン扮する“ジェイソン・ボーン”の写真と名前がニュースで取り上げられるシーンがあり、本作が前シリーズと同じ世界、同じ時系列で進行するストーリーであることが明らかになった。また、新キャストのエドワード・ノートンは、“プログラム”の抹殺指令を出す重要人物の役であることや、レイチェル・ワイズ演じるドクターは、“トレッドストーン計画”に関わった人物だということもわかる。さらに後半では、アーロンとドクターが逃走していく中での、息を呑むアクションシーンが次々に展開される。ボーンが起こした一連の事件を引き金に、完璧な戦闘能力を備えた“もう一人の最高傑作”アーロンもまた巨大な陰謀に巻き込まれ、生命の危機にさらされていく様が緊迫した映像の中で描かれており、期待の高まる予告編映像となっている。『ボーン・レガシー』9月TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー
2012年06月12日