今年で創設から10年目を迎える長編アニメーション部門ではプレゼンターにミラ・クニスとジャスティン・ティンバーレイクのコンビが登場!ディズニー/ピクサー作品で作品賞の候補にも名を連ねる『トイ・ストーリー3』が見事、栄冠に輝いた。ドリームワークスによる『ヒックとドラゴン』にジャック・タチが脚本を手がけた『イリュージョニスト』と、今年も質の高いアニメーション作品が名を連ね、レベルの高い戦いとなった同部門だが、やはり、前評判の高かった『トイ・ストーリー3』に軍配が上がった。シリーズ第1作の頃にはまだアカデミー賞に長編アニメーション部門は存在しなかったが、創設後は『ファインディング・ニモ』、『Mr.インクレディブル』 などが次々と受賞し、同部門を席巻してきたピクサー作品。特に第80回の『レミーのおいしいレストラン』以降は『ウォーリー』、『カールじいさんの空飛ぶ家』と3年連続でオスカーに輝いており、今年で4年連続の快挙となった。これまで、『トイ・ストーリー2』、『モンスターズ・インク』、『ファインディング・ニモ』で共同監督を務めてきたリー・アンクリッチにとって、本作は初の単独監督作。壇上に上がると関係者、家族、そして世界中の観客への感謝の言葉を口にした。特集 2011アカデミー賞■関連作品:トイ・ストーリー3 2010年7月10日より全国にて公開© DISNEY/PIXAR第83回アカデミー賞 [アワード]© Bob D’Amico/ABC■関連記事:【オスカー総括】『英国王…』が横綱相撲30〜40代監督席巻で世代交代の波?【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ダークカラー編〜【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜ホワイト編〜【アカデミー賞】レッドカーペットファッションチェック!〜レッド&パープル編〜【アカデミー賞】作品賞は『英国王のスピーチ』で決着!計4冠で賞レース制す
2011年02月28日日本で8月に公開される3Dアニメーション『カンフー・パンダ2』で、主人公のパンダの声を担当しているジャック・ブラックがアトランタ動物園のジャイアントパンダの赤ちゃんの命名式に出席。自身の役柄と同じ“ポー”という名前を授け、ノリノリでお得意のカンフーポーズを披露した。2008年に公開されて世界的な大ヒットを記録した『カンフー・パンダ』の続編で、カンフーを習得し“龍の戦士”となった小心者で食いしん坊のパンダ、ポーと“マスター5”と呼ばれる仲間たちが、新たな敵、孔雀のシェン大老らに立ち向かう姿を描く。パンダの帽子をかぶった子供たちの歓声に迎えられて登場したジャックが、生後3か月のジャイアントパンダの赤ちゃんの名前として発表したのは、シリーズの主人公と同じポー。このポーとの対面を果たしたが「前々からパンダに会うのを楽しみにしていたんだ、面白い奴だったらいいなぁと思いながらね。でも、僕がポーに触ろうとする直前に『(ポーは)触られるのが好きじゃないの、力が強くて爪が鋭いから注意して!』って言われたんだ(笑)。だから緊張しながら頭をなでたよ(苦笑)。でも本当に会えて良かった!」と安堵の表情を浮かべながら緊張の瞬間について明かした。ドリームワークスアニメーションは、絶滅危惧種でもあるジャイアントパンダ保護のため、アトランタ動物園への寄付を行っており、動物園の担当者は、今後もパートナーシップを組み、パンダ保護プログラムへ協力をしていくと語った。今回の続編には、ジャックだけでなく、アンジェリーナ・ジョリー、ダスティン・ホフマン、ジャッキー・チェンら前作の主要ボイスキャスト陣が続投。新たにゲイリー・オールドマンにミシェル・ヨー、ジャン=クロード・ヴァン・ダムらの参戦も明らかになっている。日本語吹替え版でも、前作に引き続きハリウッドのご指名で、ポーの声を「TOKIO」の山口達也が担当!初めて明かされるポーの出生の秘密に、デジタル3Dによる大迫力のカンフーシーンなど見どころ満載で、夏休み映画として話題を呼びそうだ。『カンフー・パンダ2』は8月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:カンフー・パンダ2 2011年8月19日より新宿ピカデリーほか全国にて公開KUNG FU PANDA 2™ & © 2010 DreamWorks Animation LLC. All Rights Reserved.
2011年02月18日ジョニー・デップ主演の人気シリーズ第4弾『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』のジャック・スパロウ船長のコメント付き予告編が公開された。その他の画像『…生命の泉』は、前作『…ワールド・エンド』のラストで示唆された永遠の命をもたらす“生命(いのち)の泉”を巡って、海賊ジャック・スパロウと仲間たちが新たな戦いと冒険が展開。ペネロペ・クルス演じる謎の女海賊・アンジェリカを始め、史上最恐の海賊“黒ひげ”、生命の泉の秘密を解く手がかりとなる人魚や、恐ろしいゾンビなど新キャラクターも登場する。先日、全世界同時解禁で本作の第1弾予告編が公開されたが、本動画はその予告編の冒頭にデップ演じるスパロウ船長のコメント動画を追加したもの。ジャングルのような場所に置かれた椅子でくつろいでいるスパロウが観客に向かってあいさつした後、相変わらずの自由さでラム酒をぐいっとあおったかと思えば、すでにアナウンスされている次なる冒険=生命の泉を探す旅にについて「デタラメ」と一蹴。いつも相手を翻弄し、ここぞという場面でキメてくれるスパロウ船長らしい動画に仕上がっている。本予告編は、本日より日本公開されている映画『トロン:レガシー』の本編上映前に3Dで上映。これまで3D版が公開されることはアナウンスされてきたが、実際に3D映像でスパロウ船長の活躍を楽しめるのは本予告が初となるだけに、多くのファンの注目を集めそうだ。『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉』2011年5月20日(金) 全世界同時公開(C)Disney Enterprises Inc. All Rights Reserved.
2010年12月17日全世界待望の大ヒットシリーズの最新第4弾『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』の予告編および最新ビジュアルが解禁!ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウと、今回からシリーズに参加するペネロペ・クルス扮する女海賊“アンジェリカ”の共演シーンをはじめ、物語の一端が明らかに…。タイトルにある“生命の泉”とは、永遠の命をもたらすとされる泉で、前作『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』のラストでもその存在が示唆されていた。永遠の命を手に入れようとする者たちの野望が渦巻く中で、我らが“キャプテン”ジャック・スパロウもまた新たな冒険へと旅立つ。ジョニーの続投、そしてペネロペがジャックを惑わす女海賊アンジェリカを演じるということが以前より報じられていたが、ほかのメンバーも徐々に明らかに!キャプテン・バルボッサ(ジェフリー・ラッシュ)に、ジャックの長年の相棒であるギブス航海士(ケヴィン・マクナリー)というおなじみの2人が今回の冒険にも参戦。さらに、シリーズ史上最強の敵とうわさされる、“黒ひげ”(イアン・マクシェーン)の姿も今回到着した予告編でお目見えとなった。ほかに、伝説の鍵を握る美しき人魚(アストリッド・ベルジェ=フリスペ)、密航者の宣教師(サム・クラフリン)など、魅力的な新キャラクターも登場し物語を盛り上げる。そして「ストーンズ」ファンに吉報!?前作に続き、キース・リチャーズが演じる、ジャックが唯一恐れをなす存在である父親、キャプテン・ティーグ・スパロウも健在!『シカゴ』、『NINE ナイン』を手がけたロブ・マーシャル監督は今回、この豪華な面々でいったいどのような冒険譚を描いているのか?『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』は2011年5月20(金)より全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.■関連記事:ジョニー・デップは電話嫌い。家庭では電話禁止、携帯電話も所有せずジョニー・デップ告白「映画会社はジャック・スパロウが気に入らなかった」『パイレーツ』最新作邦題は『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』に決定ペネロペ、バルデムと共にお出かけで大きくなったお腹を披露
2010年12月14日ジョニー・デップが「Vanity Fair」誌のインタビューで、自身の最大のヒット作となった『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで演じたジャック・スパロウを、製作会社のディズニーは当初気に入っていなかったことを明かした。「Vanity Fair」1月号で、友人のロック・アーティスト、パティ・スミスによるインタビューに応えてジョニーはシリーズ第1作『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のとき、自ら考案したピアスにアイラインを引いたジャック・スパロウ像に対してディズニーの重役たちが難色を示したと話した。重役のひとりはジョニーに「ジャックはゲイなんですか?」と尋ねたという。そこでジョニーは「僕が演じるキャラクターは全員ゲイなんです」と答えた。「その答えを聞いて(質問をした重役の女性は)、すごく不安になってたよ」。だが、周知の通り、映画は空前のヒット作となり、最新作となるシリーズ4作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』も来年5月公開予定だ。来年はアンジェリーナ・ジョリーと共演の『ツーリスト』の公開も控えるが、この作品の撮影時に苦労したのは、やはりパパラッチたちの猛攻勢。写真を撮られてアンジーと不倫のうわさなど流されないように、不用意にツーショットにならないよう気をつけていたという。(text:Yuki Tominaga)© Splash/AFLO■関連作品:ツーリスト 2011年3月11日より日劇3ほか全国にて公開パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉 2011年5月20日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開■関連記事:わがままプリマドンナを演じたウィノナ・ライダーが思い出した初恋の人とは?ブランジェリーナ、養子縁組家族を祝福する日に15万ドルを寄付【ハリウッドより愛をこめて】クリスマス・シーズン突入…で結婚式ラッシュ!?『パイレーツ』最新作邦題は『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』に決定ペネロペ、バルデムと共にお出かけで大きくなったお腹を披露
2010年12月01日昨年12月に急死した女優のブリタニー・マーフィの夫で脚本家のサイモン・モンジャックが23日夜、ハリウッド・ヒルズの自宅で亡くなった。モンジャックは、5か月前に最愛の妻・ブリタニーが倒れたのと同じ家の主寝室で意識を失っているのをブリタニーの実母・シャロンさんに発見された。すぐに救急隊が呼ばれ、蘇生を試みたが、モンジャックの意識が戻ることはなかった。死因は心臓発作と思われるが、現在もまだ調査が続いている。奇しくも、昨年12月20日、バスルームで意識不明で倒れていたブリタニーを発見したのもシャロンさん。ブリタニーの死因は肺炎と貧血、治療薬の摂取が重なって引き起こされた心臓発作、と死因も似ている。ブリタニーは当時32歳、モンジャックは39歳。妻の後を追うような最期となった。ブリタニーの突然の死は当初「ドラッグが原因?」という憶測が流れ、ショックを受けたモンジャックはうつ状態だったという。3月には、今回の悲劇の舞台となった自宅を売りに出したが、ブリタニーの遺品を残したまま購入検討者に家の中を見せたくないというシャロンさんの希望で4月には売り出しを中止するという出来事があったばかりだった。(text:Yuki Tominaga)サイモン・モンジャックとブリタニー・マーフィ(写真は昨年11月に撮影されたもの)。© Splash/AFLO■関連作品:ラーメンガール 2009年1月17日よりテアトル新宿にて公開© 2008 Digitalsite Corp./Media 8 Entertainment■関連記事:急逝のB・マーフィを偲び、かつての共演者たちが愛情あふれるコメントを次々と発表ブリタニー・マーフィ、自宅で倒れ32歳の若さで急死日本生まれ、ハリウッド風味の一杯のラーメンが元気をくれる『ラーメンガール』一杯のラーメンが運命を変える!『ラーメンガール』試写会に5組10名様ご招待
2010年05月25日当代きってのスターとして幅広い活躍を見せるヒュー・ジャックマン。彼にとってハリウッド進出のきっかけとなったのが、2000年に始まり、これまでに3作品を数える人気シリーズとなった『X-MEN』である。彼が演じる、どこか悲しみを湛えた瞳が印象的なウルヴァリンというキャラクターは、性別を問わず多くのファンの心をわしづかみにした。ヒューが、プロデューサーとしても製作に携わり、満を持して送り出す最新作『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で描かれるのは、ウルヴァリンの誕生の秘密。“最もセクシーな男”が演じる、シリーズで最も高い人気を誇る最強の戦士の物語――これが面白くないはずがない!公開を直前に控え来日した彼に話を聞いた。「自分とかけ離れたキャラクターだからこそ、やりがいを感じる」続編を製作するということは、当然のことながら前作を超える面白さを要求される。彼の手元には、本シリーズ以外の様々な企画、多彩な役柄のオファーが届いているはず。それでもなお4度にわたってウルヴァリンを演じたいと思わせる、この役柄の魅力はどんなところにあるのだろうか?「まず第一に言えるのは、僕自身、常に挑戦する気持ち、もっと高いところ、さらなる深みを求める気持ちを持っているということ。ウルヴァリンは、葛藤や対立など多くのものを抱えている。僕自身とは全く違う、かけ離れたキャラクターだからこそ、やりがいを感じるんだ。今回の作品に関して言えば、これを僕は『X-MEN4』だとは考えていなくて、新鮮な気持ちで臨む新たな出発点としたかった。この作品で、僕自身が思い描いていた『ウルヴァリンはこうあるべき』という姿に到達できたと思う。単に強大な筋肉を持っているというだけでなく、動物的で危険なオーラをまとったウルヴァリン――イメージしていたのは『ケープ・フィアー』(’91)に出演したロバート・デ・ニーロなんだ。シャツを脱いだ瞬間に観る者に恐怖を感じさせる、そんな雰囲気を出したかったんだ」。特異能力を持ったミュータント同士の戦いのシーンは息をもつかせぬ激しいアクションの連続!ウルヴァリンの前に立ちはだかる兄・ビクター(リーヴ・シュレイバー)とのシーンでは、思わず本物のパンチが相手に入ってしまうこともあったとか。「できる限りのリアリティを求めて撮影を進める中で、それは致し方ないこと。実際、リーヴが僕に向かって飛び込んでくるシーンでは、彼がワイヤーに吊られている状態ですごいスピードで突っ込んできて、肋骨が折れるんじゃないかと思ったよ。彼は彼で、腕を脱臼しかけていたよ」。気になる次作…日本での撮影のうわさは?こうしたアクションに加え、ウルヴァリンと彼の周囲の人々との人間ドラマの部分もまた、本作の見どころとなっている。「実は、アメリカでは過去の3作に比べて女性客の割合が多くて、48%とほぼ半数を女性が占めているんだ。今回の作品ではラブシーンも、兄弟のドラマもある。ウルヴァリンが愛する女性のために生きる姿が描かれるし、一方で本能のままに進むのか?それとも人間の世界にとどまるのかという内面的な葛藤も映し出される。こうした部分に多くの女性が共感してくれたんじゃないかな」。さて、新作が到着したばかりで少し気の早い話ではあるが、巷ではすでに次作についてのうわさが…。次作は日本を舞台としたエピソードになると言われているのだが、日本人俳優の起用も含め、進行状況はいかに?「僕自身、原作の中で一番面白いと思うのが『日本編』のエピソードで、ぜひこれを映画化したいんだ。とはいえ、まだ脚本を執筆している段階だよ。『ユージュアル・サスペクツ』や『ワルキューレ』を手がけたクリストファー・マッカリーが担当しているんだ。(日本国内の)本格的なロケハンはまだまだ先のことだけど、個人的にやってるよ!すでにウルヴァリンが食事をするレストランはいっぱい見つかったね(笑)。現段階で、3人の重要な女性キャラクターが出ることが決まっていて、そのうち2人は日本人であることが確実だね」。最後に、4作にわたってウルヴァリンを演じてきヒューが得たものは?と尋ねると、こんな答えが返ってきた。「僕自身、若い頃は結構短気で、すぐにカッとなっていたものだけど、ウルヴァリンを演じる上ではそうした感情の昂ぶりが必要になってくるんだ。そうすると、それが一種の“セラピー”のような役割を果たしてくれて、演じているうちにいろんなものが体から抜けていくんだ。撮影中に家に帰ると妻が言うんだよ。『あなた、ウルヴァリンを演じているときが一番いいわ!』って(笑)」。■関連作品:ウルヴァリン:X-MEN ZERO 2009年9月11日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開X-Men Character Likenesses TM & © 2009 Marvel Characters, Inc. All rights reserved. TM and © 2009 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.■関連記事:ヒュー・ジャックマン最新作『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』オリジナル腕時計を1名様にプレゼント佐藤隆太、ヒュー・ジャックマンに続編出演を懇願「ウルヴァリンのためなら何でも!」ヒュー・ジャックマンの魅力を詰めこんだ『ウルヴァリン』特別映像が到着!負けず嫌いウルヴァリン「俺が主役だ!」ヒュー・ジャックマン来日で続編の真相も?キャスト陣舞台挨拶付き『ウルヴァリン』ジャパン・プレミアに15組30名様ご招待
2009年09月08日