ベルギーアントワープのバッグブランド「キプリング(Kipling)」から、ユニオンジャック柄の2WAYトートバッグが250個限定で発売される。今回発売されるバッグは、世界中の路面店で初となるロンドンの"ニュー コンセプト ショップ(New Concept Shop)"のオープンを記念し、ヨーロッパで発売された限定モデルと同じもの。 ストラップは取り外し可能のため、ショルダーバッグやトートバッグとして、2WAYで使うことができる。価格は13,125円(税込)で、8月上旬より250個限定で発売される。【商品概要】ユニオンジャック2WAYトート(K12272269)価格:13,125円(税込)サイズ:52×35×11 cm(A4サイズ)元の記事を読む
2013年07月12日ヒュー・ジャックマンを始め、オールスター“ゴージャス”キャストを徹底的に無駄遣いし、全米をドン引きさせた映画『ムービー43』の予告編と場面写真がついに解禁。映倫がかろうじて「R-15指定」と判断するほど、放送禁止用語&場面がヒド過ぎてこれ以上は踏み込めないという、その内容の一部が明らかになった。『レ・ミゼラブル』のヒューや、『タイタニック』のケイト・ウィンスレット、『キック・アス』のクロエ・グレース・モレッツ、『アメイジング・スパイダーマン』のエマ・ストーン、さらにハル・ベリーやリチャード・ギア、ジェラルド・バトラー、ユマ・サーマン、ナオミ・ワッツといった、超豪華トップスターたちが名を連ねている本作。ところが、興行的には大惨敗で、有名な映画評論サイト「ロッテン・トマト」では支持率わずか4%という絶望的な数字を記録。辛口の大物批評家、故ロジャー・エバートからも「観てから5分後には早くも後悔する」「観たことを記憶から消したくなるほどの映画」という、最大限の酷評を浴びせられている。そして今回予告編と同時に公開されたのがヒューが喉を抑えているビジュアル。何か詰まらせている様子で、ついつい「どうした!?」と心配してしまう。そもそもの始まりは、これまで弟のボビーとともに『メリーに首ったけ』『愛しのローズマリー』などのヒット作を世に送り出してきたピーター・ファレリー監督が、本作の企画を立ち上げたこと。そのプロジェクトは、製作資金を提供するはずだったスタジオが、あまりに非常識すぎる内容に怖じ気づいて撤退するなどの迷走を重ねながらも、構想&撮影に6年間もの歳月を費やし公開に至ったのだ。ピーター・ファレリーほか、『ラッシュアワー』のブレット・ラトナー、『スーパー!』のジェームズ・ガンなど、総勢10人のキレ者&クセ者監督が腕によりをかけて製作したはずが、彼らの意図とはまったく異なる形で、もはや都市伝説と化してしまった本作。「これで公開していいの?」と思わず叫びたくなる、前代未聞の3G(下品、下劣、下衆)コメディの衝撃度を、この予告編で確認してみて。『ムービー43』は8月10日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。※『ムービー43』の予告編映像はcinemacafe.net記事ページよりご覧いただけます。(C) 2013 Relativity Media(text:cinemacafe.net)■関連作品:ムービー43 2013年8月10日より全国にて公開(C) 2013 Relativity Media
2013年06月21日ヒュー・ジャックマンが今月13日朝(現地時間)、米ニューヨークで電気カミソリを持った女性に追い回された事件について、ファンからの励ましに感謝しているとツイートした。逮捕されたのはニューヨークのホームレス・シェルターを根城にしていたキャサリン・サーストン容疑者。「愛してるわ!」と叫びながら、ヒューを追い回し、ウェスト・ヴィレッジの「ゴッサム・ジム」に逃げ込んだヒューに自身の陰毛の入った電気カミソリを投げつけようとしたのだ。ニューヨーク警察の広報担当は、「女がジャックマンさんに話し掛けようと近寄ったため、ジャックマンさんはジムの中へ逃げ込んだ。女はジャックマンさんの後を追ったが、ジムの警備員が女を制止して外へ連れ出した。けが人はいなかった」と語っている。この広報担当者によると、警察はサーストン容疑者が現場に残した電気カミソリを押収し、その数時間後、街を歩いていた彼女を発見、ストーカー容疑で逮捕したという。逮捕された女性は以前にも別の場所でヒューや家族に接近したことがあったという常習犯だった。この事件が報道されるやいなや、ツイッター上でヒューに向けたファンからの励ましのツイートが殺到。ヒューは「この数日間にわたるみんなからのご支援、本当にありがとう。本当にみんなからの励ましの言葉に感謝しているよ」とツイートでお礼の言葉を述べた。護衛にフレンチ・ブルドッグを連れながらジム通いを続けているヒューは、さらに「もうすぐ『X-MEN:DAYS OF FUTURE PAST』(原題)の撮影が始まるんだ。13年前と同じ仲間が集まって仕事ができるなんて素晴らしいよ!」と、ストーカー被害から立ち直った様子を見せる気丈なツイートもアップした。(text:Mieko Nakaarai)
2013年04月18日誰もが知る名作童話「ジャックと豆の木」をベースに、人間と巨人の壮絶なバトルを描く壮大な3Dアドベンチャー超大作『ジャックと天空の巨人』。このほど、本作に出演するユアン・マクレガーとスタンリー・トゥッチというナイスミドルな2人のインタビューを収めた映像が到着した。中世イギリスを舞台に、かつて暮らした地上を奪い返そうとする天空の巨人たちと、彼らを阻止しようとする人間たちによる高低差1万メートルのバトルがド迫力の映像で繰り広げられる。本作で、ユアンは王家を守る騎士団のリーダー・エルモント、スタンリーは強欲なロデリック伯爵と、正反対の役どころを演じた2人。今回到着した映像でも、たっぷりとした髭をたくわえたユアンに対して、スキンヘッドのスタンリーと見た目も全く違うこの2人だが、互いのキャラクターについて説明し合うなど、仲の良さを伺わせている。ユアンは、スタンリーが演じたロデリックを「とんでもない悪党だ(笑)」と言い、さらに姫との結婚を目論む彼のことを「権力が欲しいからだ。愛ではない」と髭をなでながら語ってくれる。今度はスタンリーが、ユアン扮するエルモントについて話し始めるのだが、スタンリーが思わず口を滑らすと「その話はあまりしちゃいけない」とユアンが口止め、「あぁ」と納得したスタンリーからは「続編があるかもしれないからな」と更なる秘密が飛び出す一幕も!まずは、劇場で大冒険に出かける前に、この落ち着きあふれるナイスミドルたちが放つ大胆告白をぜひチェックしてみて。『ジャックと天空の巨人』は3月22日(金)より全国にて公開。※こちらの特別映像はcinemacafe.net記事ページより、ご覧いただけます。(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジャックと天空の巨人 2013年3月22日より全国にて公開(C) 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2013年03月15日主演作『レ・ミゼラブル』のプロモーションで世界各地を回ったヒュー・ジャックマン。クリスマスを家族で過ごすためにニューヨークに戻ったが、イヴの朝にはジムでトレーニングに励む姿が目撃された。『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャン役を演じたことについて「間違いなく、これまでで最大の挑戦だった」とニュース・サイト「Fox News」に語ったヒュー。「ウルヴァリンを演じるために『X-men』のコミックは読まなくても、ファンがどんな感じか分かっていた。でも今回は…僕はミュージカル出身で、舞台も数多くやって来ているし、何より『レ・ミゼラブル』の大ファンだったからね。プレッシャーは少なからずあったよ。自分で自分にプレッシャーをかけていたんだ」と明かした。クリスマス休暇について尋ねられると、「妻と子供たちとニューヨークで過ごすよ。真夜中のミサに行って、靴下とプレゼントを用意して、それから食べまくる(笑)」と答えていた。ジムではマシンで走ったり、ウエイト・リフティングで汗を流していたのは、その後の暴飲暴食に備えての対策だったのかも。© INFPhoto/AFLO(text:Yuki Tomiaga)■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年12月26日ヒュー・ジャックマンと妻のデボラ=リー・ファーネスは、一人目の養子を迎えたことでこれまで抱えていた流産の苦しみを克服したようだ。ヒューとデボラは実子が生まれた後に養子を迎える計画を立てていたものの、流産が続いたことで実子を諦め養子を迎えることを決意したという。12歳のオスカー君と7歳のアヴァちゃんという2人の養子を持つヒューは、養子を受け入れたおかげで、流産の苦しみを乗り越えることができたとケイティ・クーリックのトーク番組「Katie」で語った。「悲しみを乗り越えるまで、養子の話題は持ち出さないようにしていたんだ。でも実は、デボラと僕はずっと養子が欲しいって思ってたんだよ。だから養子を引き取ることはずっと僕たちのプランとしてあったんだ。僕たちはどこに解決策があるか分からなかった。いろいろと努力したけど無駄だった。とても辛い時期だったよ。体外受精もして成功したけど、2回とも流産に終わってしまった。この流産のことは決して忘れることはできないんだ…3回に1回は流産の可能性があるらしいけど、話題に上ることは非常に稀なんだ。ほとんどの人は秘密にするものなのさ。だから、いまこうして僕が語っていることをデボラが気にしないといいけど」。さらに、ヒューは「流産について語ることはいいことだと思うんだ。これは普通にありえることでもあり、難しい問題でもあるよ。流産を経験したら、大きな喪失感を乗り越えなければいけないんだ。だからオスカーが産まれたときはいままでの痛みが溶けて消えたんだよ」と続けている。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レ・ミゼラブル 2012年12月21日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開(C) 2012 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2012年12月25日『レ・ミゼラブル』のPRで来日したヒュー・ジャックマンが意外にもミュージカル映画への初挑戦となった本作への出演を渇望したことを明かすとともに、“ウルヴァリン”のイメージが強い(?)日本のファンへ「新しい僕を知ってほしい」と熱いメッセージを投げた。その他の画像初演以来、27年間という驚異的ロングランを記録中のミュージカルの金字塔を、『英国王のスピーチ』(10)の名匠トム・フーパー監督が完全映画化した本作。全編“生歌”で撮影するなど舞台版を忠実に追う一方、映画用に新しく楽曲を作曲するなど意欲的な試みも多く、「これほど求めた作品はなかったよ」とジャックマン自身も参加を渇望したという。「今まで数多くの映画や舞台に出たけれど、ミュージカル映画を経験したことはなかったからね。だから3時間のオーディションを迷わず受けることにしたよ」と、ミュージカル俳優としてブロードウェイ・ミュージカルではトニー賞の主演男優賞に輝くジャックマンも映画では初“舞台”だったのだ。演じるジャン・バルジャンは悲劇の主人公として説明不要の有名キャラクターだが、映画版では心情面をより深く描写。とりわけ“映画オリジナルの新曲”「Suddenly」を歌うパリへ向かう馬車のシーンでは、「バルジャンが愛を知る」重要なシーンに「バルジャンが幸福で、肩の荷が下りたような安堵感を曲で表現したかったと思う。言ってみれば、僕のために書いてくれた曲なので、本当に生涯の誇りになったよ(笑)」と本人も気に入っているそう。映画公開後、ジャックマン主演の舞台版も観たい声が聞こえてきそうなほど人間味に満ちたバルジャンになったが、本人も意欲はあるようだ。「昨年ワンマンショーをブロードウェイで上演したけれど、今度は日本でも上演しようと思っていて、その中に『レ・ミゼラブル』の曲を数曲入れられるかもしれないよ(笑)」とファンの期待に応えようとするジャックマン。「そのためには早く映画が公開になって、僕自身をもっと知ってほしいな」と宣伝にも力が入る。「日本のファンにはいつも変な髪型で、長い爪の男というイメージが強いかもしれないからね(笑)」と“ウルヴァリン”を引き合いに出して謙遜するが、来年は新演出の“本家”舞台版も日本に上陸予定。その前に、ジャックマンの健闘で新しく生まれ変わった珠玉の名作を観ておこうではないか!『レ・ミゼラブル』12月21日(金)より、TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年12月21日『X-MEN』シリーズ、『スーパーマン リターンズ』を手がけたブライアン・シンガー監督の最新作『ジャックと天空の巨人』の予告編映像がこのほど公開された。数々のエンターテインメント大作を世に送り出してきたシンガー監督が新作で描くのは“巨人と人間の対決”だ!『ジャックと天空の巨人』予告編本作は、何百年も人間界から遠ざけられるも、あるきっかけで再び人間の土地を手にしようと侵攻してくる強靭な巨人の軍団と、若者ジャックをはじめとする人間たちのバトルを描いた超大作。『アバウト・ア・ボーイ』『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』のニコラス・ホルトが主演を務め、スタンリー・トゥッチ、イアン・マクシェーン、ビル・ナイ、ユアン・マクレガーら個性豊かな俳優陣が集結している。本作は童話『ジャックと豆の木』と、18世紀の民話をベースにしたアドベンチャー映画だけに、このほど公開された予告編も幻想的な天空世界や、不思議な豆から巨大な豆の木がグングン伸びていく圧巻のビジュアルが次々に登場する。さらに映像の後半では、ジャックたちが遭遇する恐ろしい巨人たちも登場。彼らはただ大きいだけでなく怪力で強靭で、豆の木を伝って人間の世界へと降ってきた巨人たちが大暴れする場面も描かれている。ちなみに本作のVFXを手がけるのは『トロン:レガシー』や『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』を手がけた名門デジタル・ドメイン。圧倒的なビジュアルを用いて、誰もが知っているファンタジーがどのように新生するのか注目だ。『ジャックと天空の巨人』2013年3月22日(金) 丸の内ルーブルほか全国ロードショー※3D/2D 吹替え版同時公開
2012年12月21日世界的不朽の名作「ジャックと豆の木」をベースに、人間と巨人の壮絶バトルをド迫力の映像で描く3D超大作『ジャックと天空の巨人』が2013年3月22日(土)に公開を迎える。そしてこのたび、今世紀邦画No.1のオープニング成績を飾った映画『ONE PIECE FILM Zワンピースフィルムゼット』の原作マンガ「ONE PIECE」や、アニメ化・実写化が決定している話題沸騰のマンガ「進撃の巨人」を彷彿とさせるシーンの数々が収められた本作の予告編映像が遂に解禁に!物語の舞台はゲームや漫画の世界をそのまま映像化したような中世イギリス。その天空では、人間によって地上を追い出され、その後何百年もの間もそこでの暮らしを余儀なくされた巨人たちが住んでいた。ある日、主人公の青年・ジャックが人間界と巨人界を隔てていた“禁断のドア”を開いてしまったことをきっかけに、高低差1万メートルもの地上と天空を股に掛けた人間と巨人の壮絶な戦いが勃発する─―。監督は、『ユージュアル・サスペクツ』で一躍脚光を浴びたブライアン・シンガー。主人公の青年・ジャック役を、『X-MEN :ファースト・ジェネレーション』のニコラス・ホルト。プリンセス・イザベル役にはエレノア・トムリンソン、二枚舌のロードリック男爵役にスタンリー・トゥッチ、巨人たちに包囲されたブラムウェル王役にイアン・マクシェーン、巨人たちのリーダー・ファロン将官役にビル・ナイ、そして、城の護衛・エルモント役をユアン・マグレガーが演じるなどファンタジー大作常連の名優たちが集結したことでも注目を集めている。今回、公開となった予告編では、天空に住む醜く恐ろしい伝説の巨人たちの姿も初公開!天空と地上で巻き起こるジャックの冒険と、人間と巨人の激しい戦いの様子が描かれている。巨人たちは、軍隊のように隊列を成し、鎧を身に着け、圧倒的なパワーとスピード、そして彼ら独自の文明で人間に襲い掛かる。その姿はまるで累計発行部数1,000万部突破のメガヒット・コミック「進撃の巨人」のハリウッド実写版のような仕上がり。巨人たちが人間に次々と襲い、壁を破壊し、大木を投げつけ、人間を一捻りしようとする圧倒的なパワーが存分に披露され、本家のお株を奪うほどの度肝を抜く映像となっている。そして天高く伸びた豆の木が行き着いた先、壮大な大自然に囲まれた天空の大地は、国民的人気漫画「ONE PIECE」の中にも描かれた、“空島の大地(ヴァース)”を彷彿とさせる。古代遺跡のような建物や生い茂る樹木、そして広大な天空の大地は、麦わらの一味たちの大冒険にもってこいのフィールドかもしれない。「地球を取り戻せ!」と意気込む天空から降ってくる巨人たちなど、原作からは想像もつかないストーリー展開を迫力の映像で再現した本作。あのルフィ船長も驚愕の大冒険が遂に幕を開ける!『ジャックと天空の巨人』は2013年3月22日(土)より全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:ジャックと天空の巨人 2013年3月22日より全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LLC
2012年12月21日映画『レ・ミゼラブル』の特別チャリティ試写会が18日に都内で開催され、皇太子殿下が、この日のために再来日した主演のヒュー・ジャックマン、トム・フーパー監督、プロデューサーのキャメロン・マッキントッシュ氏と作品を鑑賞した。その他の画像本作は、1985年に初演され、これまでに全世界43か国で上演されてきた大ヒットミュージカルの映画化。ジャックマンが、先ごろ発表されたゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされたほか、作品賞(コメディ・ミュージカル部門)、助演女優賞、主題歌賞の4部門に選出され話題を集めている。舞台あいさつに立ったジャックマンは、「私には日本で3つの夢があり、それを実現できた。1つめは、12歳の息子と富士山に登頂できたこと。2つめは、ミュージカル映画に出演できたこと。3つめは夢というより大変光栄なことになりますが、皇太子殿下とご一緒にこの映画を観られたことです。今日のことは本当に忘れられない経験になりました」とコメント。さらに、「上映後、(殿下が)若いころ『レ・ミゼラブル』の原作を読んでいて、また舞台も観ておられたと話されていて、『忙しくて映画をあまり観られないけれど、この映画は素晴らしく興奮した』と、おっしゃっていただきました」と明かした。また、ゴールデングローブ賞の候補作品にあがったことについてジャックマンは、「この作品は感動的な映画。人の心を動かせる作品に出演でき、この作品の一部としてノミネートされたことは本当にうれしい。ハリウッドではミュージカル映画が成功することは難しいけれど、この作品がきちんと認知されてうれしい」と語った。『レ・ミゼラブル』12月21日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー!
2012年12月19日ヒュー・ジャックマンが、『X-Men:Days of Future Past』(原題)に出演する可能性が出てきた。現在ヒューは同新作に出演するための交渉中。これまでに『X-Men』シリーズ3作品やスピンオフ作『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』に出演してきたヒューは、来年9月に日本公開予定の『ウルヴァリン:SAMURAI』の撮影を最近終えたばかりだ。さらについ先日、同シリーズに復帰したブライアン・シンガー監督は、イアン・マッケランとパトリック・スチュワートがマグニートー役とプロフェッサーX役で同新作にカムバックすると発表している。前作『X-MEN :ファースト・ジェネレーション』で若き日のマグニートーとプロフェッサーXを演じたマイケル・ファスベンダーとジェームズ・マカヴォイのほか、ニコラス・ホルトがハンク・マッコイ/ビースト役、そしてジェニファー・ローレンスもミスティーク役で同新作への続投が決まっている。『X-Men:Days of Future Past』は、2014年7月18日(現地時間)の公開を目指して来年1月にもクランクインが予定されている。■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年秋、全国にて公開© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2012年11月30日現在、アン・ハサウェイやアマンダ・セイフライドらと共に『レ・ミゼラブル』のPRのために来日中のヒュー・ジャックマン。日本の多くのファンが熱狂する中、彼の最新主演作となる『ウルヴァリン:SAMURAI』のストーリーの一端がヒューから語られ、さらに日本を舞台としている本作ならではの“筆”で描かれたキャラクター・ビジュアルがお披露目となった。マーベル・コミックのヒーローたちの中でも一際高い人気を誇る『X-MEN』シリーズのウルヴァリン(ローガン)を主人公に、ローガンを永遠に変えてしまう壮大な戦い、そしてあるミステリアスな人物のもつサムライの“刀”とウルヴァリンの強固な“爪”の因縁の対決が、日本を舞台に描かれる。今回、ヒューの口から明らかにされたのは、「ローガン(=ウルヴァリン)がミステリーと、冒険と、暴力と、愛と、失恋の迷路に迷い込むんだ」と未だ謎に包まれた本作のヒント。さらに、「この役を10年間演じたが、アクションについて言えば、この作品は以前のものよりもアクション満載で、新しくて、エキサイティングだ!」と興奮したように語る。また、本作の撮影について「物語の大半は日本なので3,4週間、日本でロケをしたよ。東京でももちろん撮影したが、都会を離れ、鞆の浦の漁村や新幹線の駅など様々な場所での撮影もあった。どれも素晴らしい経験で、この先も決して忘れないだろうし、信じられないほどだったよ!」と語り、その語り口からも親日家として知られるヒューの高揚感が伝わってくる。本作には、真田広之(シンゲン役:マリコの父)、TAO(マリコ役:ローガンの恋人)など主要として多くの日本人キャラクターが登場しており、ハリウッド大作ながらキャスティングの段階から“日本”への強いこだわりを見せていた。そして今回、“和×洋”の見事なコラボレーションと言える筆絵ビジュアルは、まさに本作を象徴する一枚と言える。間違いなく2013年の話題度No.1作品となるであろう『ウルヴァリン:SAMURAI』を携えての、ヒューの再来日にも期待したい。『ウルヴァリン:SAMURAI』は2013年9月、全国にて公開。■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年秋、全国にて公開© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2012年11月29日映画『レ・ミゼラブル』の日本公開を記念して、主演のヒュー・ジャックマンをはじめ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライドと、トム・フーパー監督らスタッフが11月下旬に来日することが発表された。その他の写真本作は、ヴィクトル・ユゴーの小説を基にしたミュージカル『レ・ミゼラブル』を完全映画化した作品。パンを盗んだために19年もの間、牢獄生活を送ったジャン・バルジャンの波乱の人生を描く。親日家のジャックマンは、映画『ウルヴァリン:SAMURAI』撮影のため8月にも日本を訪れており今年2度目の来日。先月、結婚したことが報じられたハサウェイは、映画『プラダを着た悪魔』で2006年に来日して以来となり、セイフライドとフーパー監督は、映画のプロモーションとしては初来日となる。さらに、世界最長のロングラン記録を誇るミュージカル『レ・ミゼラブル』を手がけ、本作ではプロデューサーとして名を連ねているキャメロン・マッキントッシュも来日し、本作を盛大にPRする。また、11月28日(水)には都内で、来日キャストも参加する公開記念イベントの実施が予定されている。『レ・ミゼラブル』12月21日(金)TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー(C)Universal Pictures
2012年10月31日『Xメン』シリーズの人気キャラクター“ウルヴァリン”が日本を舞台に新たな戦いを繰り広げる最新作『ウルヴァリン:SAMURAI』に主演するヒュー・ジャックマンとジェームズ・マンゴールドが日本時間30日の(火)の午前5時にライブチャットを行い、全世界のファンからの質問にこたえることを発表した。『ウルヴァリン:SAMURAI』ライブチャット『ウルヴァリン:SAMURAI』は、鋼のような身体と鋭い爪をもつ“ウルヴァリン”ことローガン(ジャックマン)が日本を舞台に活躍する作品。詳細な内容は不明だが、報道向け資料には「ローガンを永遠に変えてしまうある壮大な戦いがあり、彼があるミステリアスな人物と因縁の対決をするとき、サムライの“刀”とウルヴァリンの強固な“爪”との真剣勝負が繰り広げられる」と記載されている。ローガンの恋人・マリコをTAOが、真田広之がマリコの父・シンゲンを演じるなど日本人キャストも多く参加する。日本での撮影を終了し、現在はオーストラリアで撮影が続いている本作。残り2、3週間ですべての撮影を終えるため、サプライズとして今回のイベントが決まった。このほど公開されたメッセージビデオではふたりが登場し、当日に本作のフッテージ映像を世界最速で公開することと、ファンからの質問に回答することを発表。質問はTwitterとFacebookを通じて受け付ける。『ウルヴァリン:SAMURAI』2013年 秋 全国公開『ウルヴァリン:SAMURAI』ライブチャット日本時間10月30日の(火) 午前5時スタートTwitter:質問投稿ハッシュタグ #TheWolverineMovieFacebook:www.facebook.com/TheWolverineMovie
2012年10月23日大学構内、および大学のクラブやサークルなどの学生コミュニティに特化した広告事業を行うユーキャンパスが展開する、大学構内の”学食ジャック”プロモーション企画が注目されている。同社は、全国約590キャンパスに学内メディアのネットワークを持ち、計算上では全国289万人(2011年時点)いる大学生のうち、220万人の大学生に何らかのメディアにより情報提供できるプラットホームを整えている。同社が今年、学生約300名を対象に行ったアンケートによれば、最近の学生は週平均2.8回、学食に通っており、広告メディアとの接触機会が多い。同社では、学食運営会社とも連携し、学生が喜ぶ企画を実施することで、メーカー提供商品を訴求していく相乗効果を狙う。これまでは学食トレーに貼りつけるシール広告やポスターなど単体で実施していたが、一定期間中、学食内の広告媒体をすべて関連内容でジャックするなどして認知・訴求率を高めるプロモーションを展開。特に学食との相性が良い食品関連企業からの発注やリピートが多くなっているという。これまでの実績企業の一例として、ごま油など食用油の製造販売の老舗であるかどや製油は、課題とする若年層への商品認知へのアプローチとして、昨年から成蹊大学、國學院大学、法政大学など計5校でプロモーションを実施。同社の「純正ごま油」を卓上に設置、万能調味料として自由に使ってもらい、学校によっては、同商品を使ったオリジナルメニュー(焼肉ビビンバ丼、スタミナ豚キムチ丼、麻婆豆腐丼など)を提供した。同社販売業務部マーケティング課長・大平佳男氏は、「学生たちへのアンケートから『今回初めて使った』学生のうちの4割が、『今後も使ってみたい』と回答しており、手ごたえを感じています」と、語る。22日からは、かどや製油商品を使用した期間限定スペシャルメニュー第3弾がスタートする予定となっている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月19日『ウルヴァリン:SAMURAI』の撮影のため8月下旬から密かに来日していたウルヴァリンを演じる主演俳優ヒュー・ジャックマン。撮影時のTwitter投稿がネット上でも話題を呼んでいたが、先日、ついに日本での撮影が終了。このほど撮影に使用された増上寺の仏堂を思わせるファーストビジュアルが解禁となり、ヒューの男らしい姿がお披露目された。マーベル・コミックのヒーローたちの中でも一際高い人気を誇る『X-MEN』シリーズのウルヴァリン(ローガン)を主人公に、ローガンを永遠に変えてしまう壮大な戦い、そしてあるミステリアスな人物のもつサムライの“刀”とウルヴァリンの強固な“爪”の因縁の対決が、日本を舞台に描かれる。先日のTwitterでの一件に加え、国際派俳優である真田広之を始めとする日本人俳優が参加しているとあって、製作当初から大きな話題となっていたが、今回、ついに本作の一端が明らかとなった。解禁されたビジュアルでは、金色の仏堂をバックに血管が浮かぶ筋骨隆々のヒュー扮するウルヴァリンの姿が!マッチョ好きな女子には堪らない、セクシーかつ男らしさあふれるものに仕上がっている。日本での詳細な撮影内容は明かされていないが、一部のネット上では相当ハードな撮影スケジュールをこなしたようだ。さらに、撮影が行われた増上寺(東京・芝公園)ではスタッフ・エキストラ含め400名以上の撮影隊が組まれ、本場ハリウッドさながらの大規模ロケが行われていたようで、偶然にも現場に居合わせた一般の人々は、ヒューのフランクで紳士なファンサービスに感激したというツイートも多く寄せられていた。徐々にその輪郭が明らかとなってきた『ウルヴァリン:SAMURAI』。2013年は、日本×アメコミの最強タッグで世界中を熱くさせてくれそうだ。『ウルヴァリン:SAMURAI』は2013年秋、全国にて公開。■関連作品:ウルヴァリン:SAMURAI 2013年秋、全国にて公開© 2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2012年09月26日『ザ・ファイター』の演技で第83回アカデミー賞助演女優賞を受賞したメリッサ・レオが、ヒュー・ジャックマン主演の新作スリラー『Prisoners』(原題)に出演することになった。メリッサが今回出演を決めた本作は、小さな田舎町の大工の娘とその親友の2人の誘拐事件を軸にストーリーが展開する。警察の捜査では2人は発見されないため、父親自ら娘たちを探し出そうと決心するものの、大都会からやって来た担当刑事と対立していくというストーリーだ。同作は、『灼熱の魂』を手がけたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督がメガホンを取り、アーロン・グジコウスキが脚本を執筆する予定。製作元のアルコン・エンターテイメント社は、来年秋にワーナー・ブラザースからの公開を目指して、来年から撮影を開始する予定だという。メリッサはデンゼル・ワシントンと共演するロバート・ゼメキス監督最新作『Flight』(原題)に出演しているほか、トム・クルーズ、モーガン・フリーマン出演のSFアクション大作『Oblivion』(原題) がクランクアップしたばかりだ。■関連作品:灼熱の魂 2011年12月17日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次公開© 2010 Incendies inc. (a micro_scope inc. company) - TS Productions sarl. All rights reserved.ザ・ファイター 2011年3月26日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2010 RELATIVITY MEDIA. ALL RIGHTS RESERVED.
2012年09月20日東京・青山劇場にて上演中の韓国の人気ミュージカル『ジャック・ザ・リッパー』(16日~10月8日)。初日公演に先駆け、9月16日、同所にて公開舞台稽古が行われた。『ジャック・ザ・リッパー』公演チケット情報1888年に英・ロンドンで連続発生した売春婦だけを狙う猟奇殺人鬼、切り裂きジャック(=ジャック・ザ・リッパー)をモチーフとしたチェコ生まれのミュージカル。韓国で2009年より4年連続で上演される人気作で、今回、日本初上陸を果たした。愛する人のために狂気へと変貌を遂げる外科医・ダニエルを、アン・ジェウク、オム・ギジュン、ソンミン(SUPER JUNIOR)、ソン・スンヒョン(FTISLAND)らが演じる。この日は、ダニエル役をソンミンが務め、ジャック役はキム・ボムレ、連続殺人犯を追う捜査官アンダーソン役はイ・ゴンミョンらが務めた。殺人鬼・ジャックが巻き起こす事件を軸に、ふたつのラブロマンスが絡み合うストーリー。ソンミン演じるダニエルは、残忍なジャックと対照的で、愛ゆえに狂っていく“純粋さ”が際立つ。苦悩する姿と狂気に満ちた瞬間と、まったく違う顔をみせ、そこに“スターの姿”はない。また、劇的なバラードからロックまで、登場人物たちのさまざまな心情に沿ったミュージカルナンバーを、キャストたちが安定した歌唱力で歌い上げる様は圧巻だ。時に激しく、悲しく、愛おしさを込め、その感情や情熱は舞台から溢れ出し、観客を物語の世界に引き込むほど。緊張感に満ちた緻密なストーリーと雄大な音楽、そして人間の欲望をまざまざと見せつけるキャストたちの迫真の演技は、独特のカラーを放つ世界観で魅せる舞台となっている。豪華キャストが顔を揃えているので、さまざまなキャストの組み合わせで観ると、また違う世界が見えてくるはずだ。初めての日本公演にあたり、ソンミンは「日本のファンの方々が韓国語の作品を楽しんでいただけるか少し心配ですが、日本でも好評を受けられるといい」とコメントしている。公演(字幕付)は10月8日(月)まで。チケットは発売中。なお、主要キャストインタビューや全セリフ、歌詞(和訳)などを掲載「『MUSICAL Jack the Ripper』パーフェクトBOOK」(A4ワイド、オールカラー124ページ)を会場限定で発売中。
2012年09月18日ケネス・ブラナー監督、クリス・パイン主演で製作される“ジャック・ライアン”シリーズの新作映画に、ケビン・コスナーが出演することになりそうだ。ほかにもコスナーは、リュック・ベッソンからもオファーを受けており、来年夏には“スーパーマン”の新作映画『マン・オブ・スティール(原題)』に出演する。キャリアのピークを越えて久しいケビン・コスナーだが、今年はテレビのミニシリーズ『Hatfields & McCoys』がサプライズヒットし、再び注目を集めた。同番組は今年のエミー賞に22部門でノミネートされている。ケネス・ブラナー監督で新しくよみがえる“ジャック・ライアン”シリーズで、コスナーが演じることになりそうなのは、ライアン(クリス・パイン)の指導者的人物。過去作には登場していない新しいキャラクターだそうだ。ジャック・ライアンは過去にハリソン・フォード、アレック・ボールドウィン、ベン・アフレックらが演じてきた人気キャラクター。原作はトム・クランシーの小説で、映画が作られるのは2002年の『トータル・フィアーズ』以来のこと。一方、リュック・ベッソンがオファーしているのは『Three Days to Kill』というタイトルのアクション・スリラー。コスナーの役は、死を目前にしている殺し屋で、最後の仕事を引き受けながら、娘との関係を修復しようとしている男らしい。ベッソンは、本作ではプロデュースにとどまり、監督はしないらしく、監督は未定。マックGが興味を示しているらしい。来年夏公開の『マン・オブ・スティール(原題)』での役は、クラーク・ケントの父親役。この作品はすでに撮影を終えている。文:猿渡由紀
2012年08月08日大人気のスマートフォンピアス用の紛失対策アクセサリー!世界初の商品である「ジャックピアス(R) キャッチ」(株式会社ラグザイア)の販売が、4月13日よりオフィシャルサイト、及び各ECサイトにて開始する。「ジャックピアス(R) キャッチ」は、(ジャックピアスと同様に、ジュエリーメーカーとのパートナーシップによって、ストラップやキーホルダーだけでなく、ペンダントなどのワンポイントアクセサリーとしても利用可能なデザインの新感覚アクセサリー。アクセサリーに空いた穴にジャックピアスをはじめとするスマートフォン用ピアスを差し込むことによって自分だけのアクセサリーに変わる。お問い合わせ: オフィシャルサイト
2012年04月14日第84回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞など5部門に輝いた『アーティスト』が7日(土)から日本公開される前に、本作を手がけたミシェル・アザナビシウス監督が来日し、インタビューに応じた。その他の写真本作は、映画がサイレントからトーキーへと移行する時期のハリウッドを舞台に、大スターとして活躍する男性俳優と、彼に見そめられた端役女優の栄光と転落をモノクロ&サイレントで描いた作品だ。『アーティスト』は、完全なサイレント映画ではないが、その手法を活用し、ひと組の男女の人生の浮き沈みと恋を描いている。「サイレントは、とてもシンプルだけど美しい物語を語るのに適した技法じゃないかという直感があった」というアザナビシウス監督は、サイレント映画は“欠如の芸術”ではないと強調する。「私自身はサイレントをトーキーから音を抜き取ったものだとは考えていません。そこにはサイレントならではの語り口があると信じています」。そこで、監督は過去のサイレント映画を徹底的に研究し、その話法や表現の制約と可能性を追求したという。「私たちはどこから来たのか? その出自を知ることは重要なことです。たとえば、(クェンティン・)タランティーノは彼流のやり方で過去の作品にオマージュを捧げています。それは懐古主義ではなく、過去を尊重し、より聡明なかたちで未来に進んでくことだと思います。それにサイレントが古いと感じるのは、単にある時期から製作されなくなったからだけで、このフォーマットは時代を超えていると思います」。本作をモノクロ&サイレントで撮ろうと決めたとき、アザナビシウス監督は「斬新で、世界で初の試みができるのではないかと思った」と振り返る。映画『アーティスト』は、形式至上主義的な作品でも、懐古主義的な作品でもなく、21世紀に“新しさ”を求めてモノクロ&サイレントの手法を用いた作品だと監督は主張する。「それに映画史を振り返れば、小津安二郎やロベール・ブレッソン、ジャック・タチなど、トーキーであっても表現の要素を可能な限り排除して、自身の語りを見つけていった人たちもいます。僕はサイレントになることで可能性は広がるし、この形式によって観客の感動を呼ぶと考えています」。『アーティスト』4月7日(土) 全国ロードショー
2012年04月06日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、『ナイトミュージアム』のショーン・レヴィ監督と組んだアクション・ドラマ『リアル・スティール』。こちらの主演をつとめるヒュー・ジャックマン(『X-メン』シリーズ)のインタビューをお届けする。(c)KaoriSuzuki●ショーン・レヴィ監督について「驚異的」だね。彼とは真の友人同士になれたけれど、この世界でそういうことはめったにないんだ。僕が本心から友達だと思える人の数は、おそらく片手で数えられる程度さ。彼はまるで神のようにどこにでも遍在するね。何が起こっているのかをプロデューサー的な視線からすべて把握しきっているよ。たとえば僕が俳優としての疑問や問題を抱いて彼のもとに行くと、彼はすでにその問題を把握している。僕は「どうしてそんなことまで考える時間があるんだろう?」と不思議でしょうがなかったね。全員について考え、全員からベストなものを引き出しているんだ。とても寛大で、しかもハードに仕事をこなす。彼はこの作品を別の次元に高めて、ハートに満ちた映画に仕上げている。彼についての賞賛ならいくらでも出てくるよ。実際のはなし、彼と組んだこの仕事が終わって寂しいんだ。ああいう人材は希少だからね。あそこまで有能に仕事をこなし、しかもあそこまで良いヤツっていうのは、なかなかいるもんじゃないよ。●ボクシング経験があるということですが、あのシュガー・レイ・レナードを相手にリングに立ってみていかがでしたか?面白かった。僕らが一緒になった初日には、メイキングの撮影クルーが来ていたんだ。元世界チャンピオンの彼が僕とスパーリングをして軽くボディをうつ・・・すごく痛かったよ! カメラがあったから、色々とサービスしてくれたんだね。彼は偉大な男さ、かなりの時間を一緒に過ごしたけれど、心から好感が持てた。●彼と多くの時間を共にした体験から何を学ぶことができましたか?セコンドについて彼が教えてくれたことには驚かされたよ。この映画で僕が演じるのはセコンドなんだ。ボクサーではなくね。ロボットたちを所有してコントロールして、勝ち進ませるのが仕事なんだから、つまりはセコンドさ。シュガー・レイ・レナードは夢中で僕に教えてくれた。ボクシングにおけるセコンドの重要性を僕がまったく理解できていないと言われたよ。相手はロボットかもしれないけれど、とにかくセコンドは彼らにとって堅固な支えであること、力の源であることが大切なんだ。シュガー・レイは試合の2~3週間前になると必ずアンジェロ・ダンディを雇っていた。なぜならアンジェロは試合中、シュガー・レイにどう語りかけるべきかをしっかりと心得ていたからなんだ。それを知らないセコンドは最悪だとシュガー・レイは言っていた。つまり僕はセコンドとして、ボクサーを鼓舞する瞬間、黙って見守る瞬間、言うべきことを語りかける瞬間を心得ている必要があったんだ。それはトレーニングで培われる精神的な準備ということだね。ボクサーとセコンドの絆はどんなことがあっても崩れてはいけない。そういうことについて僕はあまり考えていなかったんだ。だからとても助かった。彼はまた、ボクシングをすることで払わなければならない犠牲についてもオープンに教えてくれたよ。単なる肉体的な犠牲だけでなく私的な犠牲についてね。優れた世界チャンピオンになるという目標は簡単に達成できるものではない。その目標に向かう道のりの中で犠牲にしなければならないことはたくさんあるんだね。試合から6週間も離れると自分ひとりになりたくなるらしいんだ。あらゆるもの、あらゆる人たちを追いやってね。それをやられた方はもちろん傷つくことになる。●俳優として、このキャラクター、チャーリー・ケントンの人間性のどういった側面に惹かれましたか?自分にとってこの世は不公平にできていると考えるようになった人物を演じることに深い興味を持ったんだ。様々な部分で自分自身に失望して、自分のことを徹底的に卑下している。自分なんか何をやっても負け犬だと感じている彼が、今、もっとも嫌悪している世界で生計を立てている。屈辱を味わい失望した世界でね。ある時点から彼は自分を取り巻く世界に対して無反応になっていたんだ。彼の心の葛藤は演じ甲斐のあるパワフルなものだと思う。あらゆる意味で行き詰まりを感じている今の状況から抜け出ようとあえいでいるんだ。でも実は、自分を取り戻せるチャンスを得たということが一番パワフルなんだ。チャンスを得て彼は怯えるのさ。なぜなら、今では失うことの辛さを知っているからね。もしも失敗したら、その後どうやって生きていけばいいんだと考えてしまうんだ。(c)KaoriSuzuki●負け犬であるチャーリーに第2のチャンスが訪れるわけですが、第2のチャンスということをどのようにとらえて演じましたか?僕はチャーリーとは違った形だけれど、彼以上に負けるということを知っているよ。他人のためだけでなく自分自身のためにも成功したいという想いが強いからね。そういう部分を関連付けて演じたんだ。第2のチャンスの方が最初のチャンスよりもずっと恐ろしく感じるということを心から理解しているからね。失うものが大きい可能性があっても、僕は自分を鼓舞して「やる」と言うようにしている。それは恐怖心に負けたくないからなんだ・・・恐怖心に負けることの方が恐怖心そのものよりもずっと後味が悪いことを知っているから、僕はチャレンジする。だけど失敗したときに何を失うことになるのかも理解しているよ。チャーリーにとって、それは息子とロボットだった。よくよく見れば、みんな一度は見捨てられた者たちばかりさ。このストーリーの最も素晴らしいところは、チャーリーが自分自身を取り戻そうと挑戦することに心から恐れを感じるという部分だと思うんだ。映画の出だしでチャーリーは人生なんて最悪なものだ、うまくなんかいくものかと自分自身をあきらめている。世間を恨んでいるんだ。周囲のあらゆる人々に怒りを覚えている。周囲に当たって、自身を責めないようにしていたのさ。でも、自分を変えられるのは自分だけだということ、それが出来なければ人生はもっと苦しいものになるということに気づいてゆく。僕自身の人生がチャーリーほど失敗の連続だったとは言えないけど、失敗することへの恐怖心は身を持って知っているよ。●人生では安全な道を選ぶべきだと思いますか?いや、仕事では安全な道を選ばないように心掛けている。ちょうど僕はワンマンショーをやったところだけれど、それもかなり恐いものだった。舞台で1人歌って踊る僕だけのショーだからね。でも良い気持ちだったよ。確かにあのときより今の方がずっとホッとして気持ちいいけれどね。これまでで一番恐かったのはオーストラリア対ニュージーランドのラグビーの試合前に、生まれて初めて10万人の観衆の前で歌ったことかな。たったの1曲、国家を歌うだけで、もしも観衆からブーイングを受けて仕事がなくなってしまったらどうしようなんて考えて、前夜にパニックになってしまった。あれ以上の恐怖感は味わったことがないな。アカデミー賞でさえ、あれと比べたらそれほど恐くはなかった。経験をつめばつむだけ、恐怖心も減っていくものだと信じているんだ。いざやってみると自分で想像していたほど大変なことでもないということに気づくからね。そういう意味では、アカデミー賞の司会よりも、高校時代の試験の方がずっと恐ろしかったような気がするな。あの当時はその試験ですべてが決まってしまう、失敗したらおしまいだ、もうチャンスなんてないだろうと思い込んでいたからね。やはり経験があればあるだけ恐怖心はなくなるんだよ。(c)KaoriSuzuki●ご自身の人生において、勝つことと尊敬されること、どちらをより大切にしていますか?かなりの負けず嫌いだから、勝つにこしたことない。でも僕にとって一番大切なのは「試しにやってみること」なんだ。「試しにやってみる」とか「とりあえず、やってみよう」というのはオーストラリアではよく使う言い回しだよ。オーストラリアの人たちは、「本当の後悔はやらなかったことに対する後悔だけ、たとえ失敗しても、やってみたことに対して最終的に後悔なんかしないものだ」という信念を持っているんだ。だから、とにかくやってみる。自分にしても他人にしても、試しにやってみようという精神を僕は尊敬しているんだ。よかれ悪しかれ、うまくいくかどうか分からなくても、とにかくトライしてみる。そうやって突き詰めて考えれば、尊敬されることの方が、うまくいくかどうか、勝つか負けるかということよりも、大切だということになるね。作品情報『リアル・スティール』監督:ショーン・レヴィ出演:ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー、アンソニー・マッキー、ケヴィン・デュランド、カール・ユーン、オルガ・フォンダ大ヒット公開中!配給:ウォルト ディズニー スタジオ(C)DreamWorks II Distribution Co. LLC All Rights Reserved.
2011年12月29日渋いおじさんこそジャックは似合う日本でも絶大な人気を博したアメリカのテレビドラマ『24』。テロリストと戦う男ジャック・バウワーは、拳銃をぶっ放し、時には拷問もいとわない肉体派である一方、コンピュータも自在に操る、冷徹で頭も良く、信念を貫くタフ男でした。そんなジャックを日本人の俳優が演じるとしたら?20代女性がイメージする日本版ジャックは次のようになりました。>>男性編も見るQ.もし日本版『24-TWENTY FOUR-』が作られたら主役ジャック・バウアーを演じてほしい俳優を教えてください。(複数回答)1位阿部寛11.6%2位織田裕二5.7%3位坂口憲二5.4%3位浅野忠信5.4%4位堤真一4.9%5位唐沢寿明4.6%■阿部寛……・「若いイケメンというより、成熟したオジサンが演じてほしい」(29歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)・「声が吹き替えと似ている気がする」(29歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「渋い感じが似合いそう」(24歳/小売店/販売・サービス系)・「大人の男性として色気があってかっこいい」(23歳/電機/事務系専門職)・「絶対に刑事が似合う!!」(24歳/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)■織田裕二……・「貫録もあるしアクションもこなせそう」(28歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)・「『踊る大捜査線』の青島とイメージが重なる」(22歳/小売店/販売職・サービス系)・「アクションも期待できそうなのと、やはり刑事ドラマのイメージが強いので刑事役がはまっている」(25歳/情報・IT/技術職)■坂口憲二……・「真剣な顔で走り回る演技が似合っていそう」(28歳/医薬品・化粧品/営業職)・「ゴツイ、男らしい感じが一致している」(27歳/医療・福祉/専門職)・「精かんな感じと鍛えられていそうな身体が合っていると思う」(29歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)■浅野忠信……・「体力がありそうだし、渋いシリアスな役が似合う」(28歳/そのほか)・「かしこくて行動力がある点が似ている」(29歳/自動車関連/営業職)・「ワイルドな人がいいと思う」(29歳/自動車関連/営業職)■堤真一……・「アクションができるし、渋い雰囲気がぴったりだと思う」(23歳/金融・証券/事務系専門職)・「落ち着きがありつつも優しい感じの人が良い」(24歳/金融・証券/専門職)・「ある程度ガタイもよさそうなカッコイイおじさん」(23歳/団体・公益法人/事務系専門職)■唐沢寿明……・「ジャックと年齢が近そうだし、似合いそう」(26歳/情報・IT/営業職)・「唐沢さんとジャック・バウアーの熱いところが似ている」(22歳/小売店/専門職)・「カッコよく演じてくれそう」(27歳/医療・福祉/専門職)総評ジャックは20代の娘のいる役でもあることから、年齢的には40代がいいと思う人が多く、若いイケメンではなく、貫録のある俳優を選ぶ傾向が見られました。また、それぞれのジャック像があるためか票が割れ、たくさんの俳優の名が挙がりました。その中でも頭一つ抜きんでているのは、阿部寛。「渋く、男の色気が感じられる」というコメントが多く、「吹き替えの声が似ている」という人も。ほかには、刑事役の経験があり、熱い役どころがぴったりの織田裕二や坂口憲二、渋いシリアスな演技が似合いそうという浅野忠信、堤真一、確かな演技力からイメージ通りのジャックを演じてくれそうという唐沢寿明が上位にあがりました。ほかにも、時任三郎、反町隆史、上川隆也、椎名桔平など、演技派でうならす俳優がずらり。日本版『24』ができたら、ホント、面白そうですね!調査時期:2011年10月8日~10月22日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性540名(そのほかと回答した147名をのぞく)調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】海外ドラマを見るのを途中で止めてしまう理由【ランキング女性編】最終回まで見て後悔しない!満足度の高い海外連続ドラマ【ランキング女性編】映画化されたテレビドラマで面白かった作品完全版(画像などあり)を見る
2011年12月19日「ぴあ」調査による12月9日、10日公開の映画・満足度ランキングは、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮×ヒュー・ジャックマン主演で贈るSFアクション『リアル・スティール』がトップに輝いた。2位にライダー生誕40周年記念のラストを飾る『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦 MEGA MAX』が、3位にウクレレ誕生の歴史とその魅力に迫るドキュメンタリー『マイティ・ウクレレ』が入った。その他の写真1位の『リアル・スティール』は、ロボット格闘技が人気の近未来を舞台に、旧式ロボットで格闘技に挑戦する親子の絆を描いた作品。出口調査では「人間とロボットが今までにない新しい形で連動する設定で引き込まれた」「日本を意識している部分があって、アナログとデジタルが交錯するという設定がおもしろい」「ヒュー・ジャックマンの演技には深みがあり、子役ダコタ・ゴヨは目に表情があって上手い」「対戦シーンだけでなく、人間ドラマもしっかりとしている。未来のロボット版『ロッキー』のよう」などの声があがり、男性を中心に、カップルや家族連れなどからも高い満足度を獲得した。2位の『仮面ライダー…』は、フォーズ、オーゼ、そして歴代ライダーたちの激闘を描いたシリーズ最新作。アンケート調査では「アクションにこだわっている一方で、ストーリーもしっかりとしていてバランスがいい」「切ない恋愛模様があり、ライダーなでしこは、歴代の中でもトップの可愛さ」「すべてに大満足。坂本浩一監督は、新世代の『仮面ライダー』を作り出した」「自分の初恋を思い出して切なくなる場面があった。泣ける脚本で、大人も子どもも楽しめる」など、シリーズも観続けてきたファンも高評価をくだした。(本ランキングは、2011年12月9日(金)、10日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2011年12月12日現在、活躍しているハリウッド・スターの中で、すべてを兼ね備えた完璧な俳優は誰?と聞かれたとしたら、多くの人がヒュー・ジャックマンと答えるのではないだろうか。当たり役となった『X-MEN』シリーズのウルヴァリン役で確かな地位を確立し、その素晴らしい演技力と端正なルックス、たくましい肉体美で多くの女性を魅了し続ける──。さらに、私生活では浮いた話ひとつない愛妻家の夫、子煩悩な父親として有名だ。そんな“完璧”な男ヒュー・ジャックマンが、12月9日(金)公開の新作『リアル・スティール』で演じるのは、恋人としても父親としても“ダメ”なレッテルを貼られた男・チャーリー。負け犬ヒーローが立ち上がり、愛を育んでいく姿を感動的に演じている。『ロッキー』や『炎のランナー』、『いまを生きる』などスポーツをテーマにした作品に影響を受け、いつか自分も出演してみたいと心待ちにしていたヒューにとって、夢をなくした元ボクサーの再起、母を亡くした息子と父親の絆、ロボットが繰り広げる格闘技の迫力、そのすべてが詰まった『リアル・スティール』の世界感は、まさに彼が「待ち望んでいた」ものだった。この作品の魅力を語るとき、ヒューの眼差しは艶やかな大人の色気からやんちゃな少年に変わる。「製作のスティーブン・スピルバーグ、監督のショーン・レヴィ(『ナイト ミュージアム』シリーズの監督)、彼らと一緒に仕事ができるということは確かに大きな決め手だった。けれど、それ以上に僕が惹かれたのは、ストーリーの良さ。大好きなスポーツ映画の醍醐味があって、父子の関係を中心に人間ドラマが描かれている。しかも負け犬が這い上がっていくストーリーに惚れてしまったんだ」と熱く語るように、ダメな父親と心を閉ざした息子が徐々に心を通わせていく絆は、涙なしには見られないだろう。観客の涙を誘うのは、チャーリーの息子・マックスを演じた子役のダコタ・ゴヨの名演技にもあると賛辞を贈る。「とにかく、ダコタは素晴らしい俳優だね。撮影の間は毎日一緒に過ごして2人ともチャーリーとマックスになりきっていたんだけれど、チャーリーはマックスに向かって、僕の普段の生活では絶対に口にできないような暴言を吐きまくるんだ。ダコタは『もっとつらくあたってもいいよ』、『意地悪してもいいよ』って言ってくれたけれど、僕の性格的になかなかつらくあたることはできなくてね。でも、あんな暴言を口にしたことでストレス発散になっていたかもしれない(笑)」。心底、チャーリー役を楽しんだようだ。ダコタ・ゴヨの演技もすごいが、レヴィ監督が「本物の感情を表現できる稀有な役者」と絶対的な信頼を寄せるだけあり、ダメな父親を愛すべきキャラクターに創り上げることができたのは、ヒュー・ジャックマンだからこそ成し得た業。ヒューはチャーリーの魅力をこう語る。「チャーリーはサバイバーで、あの手この手で人生をすり抜けてきたような男。もともと魅力を兼ね備えているけれど、自分を見失い、自分を信じることができなくなっている男でもあるんだ。そんなチャーリーを立ち直らせてくれる、魅力ある人間だと気づかせてくれるのが、息子のマックス。父と子の絆も映画の核になっているんだ」。また、「実は自分の子供たちが僕の出演する映画を観たのは、『リアル・スティール』が初めてなんだ」というコメントは老若男女、幅広い人たちに響く映画であることを証明している。「ウルヴァリンはまだちょっと早いなと思って見せていなかったんだけれど、今回の映画は素晴らしい家族向けの映画だからね。もう3回も一緒に観ているよ。子供たちの同級生まで一緒に連れて行かされたうえ、妻と義理の母も加わって、家族総出で観に行ったんだ(笑)。みんなとても気に入ってくれて、特に女性たちはポロポロ泣いていたね。そして、初めて子供に見せられたという意味では、お父さんの職業は格好いい職業なんだぞ!と、やっと認めてもらえた気がするんだ。ただ、ベイリー役のエヴァンジェリン・リリーとのキスシーンがあることをうっかり忘れていて、隣で観ている子供が『お家に帰ったらお母さんに怒られるよ〜!』ってささやいたときはドキッとした(笑)」と、はにかみながら家族とのエピソードを語る姿からは、やはり良き父親であることが伝わってくる。スピルバーグが11年にわたり温めて映画化を実現させたロボット格闘技というアイディア、そこに添えられたメッセージついては、こう代弁する。「この映画のもうひとつのメッセージとして、“使い捨て文化”に対する批判が込められていると思うんだ。今の時代は新しいもの、最新のものに飛び付いて、用が済んだら捨ててしまう傾向にあるけれど、そうではなく、古い中にも良いものがある、大切に使えば良い結果が待っているということを、旧型ロボットATOMを通じて伝えている。それは人間にも言えることで…僕自身、年を重ねてオンボロになっても味が出てくるような、そんな人間を目指したいと思っているよ。ATOMと同じようにね」。ちなみに、ヒューが捨てられずにずっと大切にしているのは車。「ものすごくポンコツですぐに壊れるんだけど、どうしても手放せなくてね。今でも大切に乗っているよ」。話を聞けば聞くほど“完璧”な男であることを実感させられる。生き方すべてが格好いい男が最後に語ってくれたのは、スピルバーグがタイトルに込めた「リアル・スティール=本当の強さ」にも通じるヒュー・ジャックマン流の強さ。それは──「勇気を持つこと、自分を信じること、つらくても真実を口にすることだと思う。本当のことを言えることが真の強さなんじゃないかな」。特別ではない、当たり前だけれどなかなか言えないことを、何の迷いもなく照れもなく語れること、それこそが彼の最大の魅力なのかもしれない。(text:Rie Shintani)■関連作品:リアル・スティール 2011年12月9日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© DreamWorks II Distribution Co. LLC■関連記事:芦田愛菜、キュートな笑顔で『リアル・スティール』続編の出演ゲット!?天海祐希「まるで母親の気持ち」スピルバーグも認める天才子役と再会シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第21回)あなたの理想のコンビ俳優は?堀内葉子がおすすめ『リアル・スティール』の楽しみ方「カレと一緒に観たい映画!」天海祐希インタビュー女性が憧れる女性の「理想の女性」とは?
2011年11月30日「ジャックピアス」とは、スマートフォン用のピアス。2011年4月に世界で初めて発売し、既に1万個以上の出荷実績を持つ人気商品だ。今回この「ジャックピアス」の新モデル、 シリーズ史上最小『ジャックピアス Baby』が登場。2011年中に「ジャックピアス」のオフィシャルサイトで、¥4,000円以上をお買物をすると、100名に小型ガラスケースがプレゼントされるキャンペーンを実施中。120種類以上の豊富なバリエーションから、あなた好みのアクセサリーを選んでみては?お問い合わせ: ジャックピアス オフィシャルサイト
2011年11月25日12月9日(金)から公開されるお正月映画『リアル・スティール』で主人公を演じたヒュー・ジャックマンがインタビューに答えてくれた。本作では父親を演じているジャックマンだが、彼のイメージとは大きく違うダメな親父役。しかし、当人は「それこそが本作で重要だった」という。その他の写真『リアル・スティール』は2020年という近未来が舞台。この時代でリングにあがるのは人間ではなくロボット。ロボット格闘技が大人気なのだ。ジャックマン演じるチャーリーは元ボクサーで、今ではロボットを連れて巡業する運に見放されたプロモーター。そんな彼の前に、かつての恋人が遺した息子マックスが現れる。「でも冒頭、息子を(親戚に)売り飛ばし、その金で新しいロボットを買うんだ。本当にサイテーな父親だが、これはセカンドチャンスの物語だから、そういうサイテーさを描かなきゃいけなかった」それを知って失望するマックスだが、ふたりをつなぐ存在が現れる。マックスがゴミ集積所から掘り出してきたオンボロで旧式のロボット“ATOM”だ。「チャーリーとマックスは、そのATOMのおかげでひとつになる。そして3人ともが起死回生をかけてロボット格闘技で闘うんだ。この映画のロボットバトルシーンが、アクション映画のように激しいだけではなくよりエモーショナルなのは、そういうヒューマンなストーリー、つまり、彼らのセカンドチャンスが描かれているからだと思う。セカンドチャンスは、どんなダメ野郎にも訪れるというのが僕の持論なので、このストーリーにはとても共感したよ」子煩悩としても知られるジャックマンである。こういう子供がらみのキャラクターや映画には思い入れもひとしおなのでは?「実はこの映画、僕の子供たちがスクリーンでパパの姿を初めて見た映画なんだ。今まで声優を務めたアニメーションしか見せていなかったからね。それがこの『リアル・スティール』というのはパパとしてかなり誇らしい。息子はATOMをとても気に入ったみたいで、今ではそのフィギュアと一緒に寝てるんだ。いやあ、とってもかわいいよ(笑)」と、親ばか丸出しのジャックマンだった。取材・文:渡辺麻紀『リアル・スティール』12月9日(金)全国ロードショー
2011年11月18日前作『ベルヴィル・ランデブー』が世界的に高評価を受けたシルヴァン・ショメ監督の最新作『イリュージョニスト』のDVD&ブルーレイが、10月8日(土)に発売されるのを前に、本編映像の一部が公開された。『イリュージョニスト』本編クリップ映像本作は、フランスの喜劇王ジャック・タチが愛娘のために書いた遺稿を、ショメ監督が映画化したもので、50年代のパリを舞台に、時代に取り残されたひとりの老人手品師タチシェフと、彼を“魔法使い”だと慕う少女・アリスの物語を描く。このほど公開された映像は、偶然に出会ったタチシェフとアリスが言葉が通じないながらも、身ぶり手ぶりで交流しながら、少しずつ心の距離を縮めていく過程を描いたもの。短い映像ながら、ショメ監督らしい淡い色彩や、ジャック・タチを思わせるタチシェフの動き、細部まで描きこまれた街の風景を楽しむことができる内容となっている。『イリュージョニスト』10月8日(土)DVD&ブルーレイディスク発売&レンタル開始価格:ブルーレイ 4935円(税込)/DVD 3990円(税込)(C)2010 Django Films Illusionist Ltd/Cine B/France 3 Cinema All Rights Reserved.
2011年10月03日アニメーション作品『イリュージョニスト』のDVD発売記念イベントが15日に都内で開催され、モデルで女優の杏と、三鷹の森ジブリ美術館の中島清文館長がトークショーを行なった。その他の写真本作は、フランスの喜劇王ジャック・タチが愛娘のために書いた遺稿を、シルヴァン・ショメ監督が映画化したもの。50年代のパリを舞台に、時代に取り残されたひとりの老人手品師タチシェフと、彼を魔法使いだと慕う少女(アリス)の物語を描く。本作は3月26日(土)からTOHOシネマズ六本木ほかで劇場公開され、震災後というタイミングの中でもヒットを記録した。中島館長は「古き良きフランス映画の匂いもするし、ストーリーラインも名映画監督の脚本で、本格的なきちんとした作品が、震災の起きた中でも、映画を観たいという映画ファンに響いたのではないか。1950年代の街並みを再現した背景美術が美しく、何より、アニメの最大のポイントである“人の動き”に対するこだわりがある」とコメント。杏は「今までに観たことのないような匂いと湿度を感じるような作品。台詞がほとんどない中でも、こんなに伝わるものがあるのかと衝撃を受けたし、だからこそ、世界中の人々に受け入れられたのかなと思う」と語り、「人とコミュニケーションをとったり絆を深めたりするのに“食”は大事。少女とタチシェフのやり取りの中で表現されている」と話すと、中島館長は「宮崎監督も高畑監督も、生活に密着した部分をきちんと描かなければリアリティが生まれない、とジブリ作品はきちんとしてますね」と共通点を上げた。タチシェフと少女アリスとの関係について杏は「全体的に甘いだけじゃなく辛いだけでもない、何かしらのホロ苦さがさが共通してあり、ふたりの関係には純粋な無償のような切ない愛が感じることができる」と話し、「『イリュージョニスト』やジブリの作品など、良い作品は次の世代に託したいし、みんなに観てほしいと心の底から思う。年齢を経ても良い作品というのはずっと変わらずにありつづけるもの。いつか、私もジブリ作品にお仕事で関わりたい」とコメントした。『イリュージョニスト』10月8日(土)DVD発売&レンタル開始
2011年09月16日岡田将生が、手塚治虫の不朽の名作「ブラック・ジャック」の主人公ブラック・ジャックの若き日を描いたスペシャルドラマ「ヤング ブラック・ジャック」に主演することが明らかになった。自身も医師免許を持つ巨匠・手塚治虫の手による、日本の医療漫画の先駆けにして金字塔でもある「ブラック・ジャック」。真夏でも真っ黒のマントをまとい、手術の痕の残るツギハギの顔をした天才無免許医師ブラック・ジャックが、様々な患者を治療する姿を通じて、命の重さや医療の抱える問題を描き出し、いまなお多くの人々に傑作として愛され続けている。今回のドラマでは、彼の医学生時代にスポットを当て、なぜ彼が無免許医師であり、患者に法外な報酬を請求するようになったのかなどを描く。原作でも彼が医者を志すことになった経緯などはたびたび描かれているが、今回のドラマはオリジナルストーリーで展開。9歳のクリスマスに、連続爆破事件に巻き込まれた時生は、外科医の本間の手術で一命を取り留めるが、一緒にいた母親は意識を取り戻すことなく眠り続ける。15年ののち、24歳となった時生は、いまだ目覚めぬ母親と共に地下室で暮らしながら医大へ。時生は、この頃から訳あって病院に行けない患者を無免許で治療していたのだが…。原作にもたびたび登場する宿命のライバル、ドクター・キリコとの因縁なども描かれるという。『告白』、『瞬またたき』、『悪人』、『雷桜』と小説を原作にした映画作品でそれぞれに全く異なるキャラクターを好演し、高い評価を得た岡田さん。今年も、直木賞候補作の映画化作品『プリンセス・トヨトミ』にさだまさしの小説を映画化した『アントキノイノチ』、そして連載中の人気漫画の実写版『宇宙兄弟』と話題作品への出演が決まっているが、今回、幅広い世代で読み継がれる名作の主人公の若き日をどのように演じているのか?今回の発表に際し、岡田さんからは「原作のブラック・ジャックのファンの方々や、これから観て頂く方々の期待を決して裏切らない作品になっていると思うので、是非楽しみにしていて下さい!」との自信をうかがわせるコメントが到着した。これまでに映画に連続ドラマ、ビデオ作品にスペシャルドラマとたびたび実写化され、宍戸錠に加山雄三、隆大介、そして本木雅弘と錚々たる、そして個性豊かな面々が挑戦してきたブラック・ジャック。今回、公開された画像では、岡田さんがこれまでの作品とはまた違った雰囲気で、鋭い目つきをこちらに向けている。また、共演陣にも演技派の面々が集結!時生が偶然出会う、医大生の優奈を仲里依紗が、その恋人を小澤征悦が演じるほか、時生の母を戸田菜穂、そして時生の命の恩人である本間医師を市村正親が演じる。『NANA』シリーズをはじめ、最近では海堂尊の医療ミステリーを映画化した『ジーン・ワルツ』を手掛けた大谷健太郎監督がメガホンを握る。闇の医師、ブラック・ジャック誕生の全てがここに!岡田さんのダークヒーローぶりに注目の「ヤング ブラック・ジャック」は4月23日(土)21:00より日本テレビにて放送。■関連作品:悪人 2010年9月11日より全国東宝系にて公開© 2010「悪人」製作委員会 告白 2010年6月5日より全国東宝系にて公開© 映画「告白」フィルムパートナーズ雷桜 2010年10月22日より全国東宝系にて公開© 2010「雷桜」製作委員会 瞬またたき 2010年6月19日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2010「瞬」製作委員会プリンセス トヨトミ 2011年5月28日より全国東宝系にて公開© 2011 フジテレビジョン 関西テレビ放送 東宝 アントキノイノチ 2011年秋、全国にて公開© 「アントキノイノチ」製作委員会宇宙兄弟 2012年春、公開■関連記事:『宇宙兄弟』が小栗&岡田で映画化『テルマエ・ロマエ』ほか人気漫画も続々実写映画化第5回アジア・フィルム・アワード開催。登壇者から日本の被災者にお見舞いのコメント岡田将生×榮倉奈々×ベルリン2冠の瀬々監督で『アントキノイノチ』映画化木村佳乃、涙のブルーリボン生田斗真は「ほかの人がやらないことやりたい」と決意毎日映画コンクール授賞式稲垣吾郎、極悪人役にSMAPメンバー「地が出てるね」
2011年04月01日