『ジュラシック・ワールド』を大ヒットに導いたコリン・トレボロウが、『スター・ウォーズ/エピソード9』を監督すると発表された。『エピソード9』の公開は2019年。今年12月公開の『エピソード7』に始まる新しい3部作の最終章となる。その他の情報『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(『エピソード7』)の監督はJ.J.エイブラムス、『エピソード8』の監督は『LOOPER/ルーパー』のライアン・ジョンソン。ほかに、若き日のハン・ソロに焦点を当てるスピンオフをフィル・ロードとクリストファー・ミラーが、また別のスピンオフ『Rogue One』をギャレス・エドワーズが監督する。トレボロウは、まもなくナオミ・ワッツ主演の『Book of Henry』の撮影に入る予定。ほかに『ジュラシック・ワールド』続編の脚本とプロデューサーも務めることが決まっている。文:猿渡由紀
2015年08月17日『ジュラシック・ワールド』のコリン・トレボロウ監督の次回作に、ナオミ・ワッツが主演することになりそうだ。その他の情報タイトルは『Book of Henry』で、小説家グレッグ・ハーウィッツが書き下ろしたオリジナルの脚本ということだが、内容はわかっていない。撮影は9月からニューヨークでスタートする。『ジュラシック・ワールド』は、全世界で15億ドル以上を売り上げ、歴代3位の大ヒットとなった。続編の準備も進められているが、トレボロウは続編を監督することには消極的な姿勢を見せており、エクゼクティブ・プロデューサー兼脚本家としてたずさわる。ワッツの次回作は、9月のトロント映画祭でオープニング作品として上映される『Demolition』。共演はジェイク・ギレンホール。『ジュラシック・ワールド』公開中文:猿渡由紀
2015年08月14日全世界オープニング興収5億2,410万ドルを記録し、現地時間7月21日に全世界興行収入が15億2,200万ドルを突破した『ジュラシック・ワールド』(公開中)で、新種の恐竜インドミナス・レックスをお披露目するシーン映像がこのほど、公開された。『ジュラシック・パーク』では実現に至らなかった恐竜のテーマパーク"ジュラシック・ワールド"がついにオープンし、新たな冒険が繰り広げられる本作。このたび、パークの最高責任者クレアが、パークの所在地イスラ・ヌブラル島を有するマスラニ社のCEO・マスラニに、新アトラクションに導入される新種恐竜インドミナス・レックスを披露するシーンが公開された。インドミナス・レックスは、T-レックス、カルノタウルス、マジュンガサウルス、ルゴプス、ギガノトサウルスや、ほかにも未公表種のDNAを含む遺伝子構造をもって人工的に生み出された、パーク史上、最も賢く最も巨大な恐竜だ。おりの中で茂る草の影にインドミナス・レックスを確認したマスラニは、「子供は怖がる?」と問うクレアに「大人でも悪夢だ」と口にし、「素晴らしい」と高く評価している様子。その姿全体は確認できないが、こちらを見るインドミナス・レックスの鋭い瞳にどこか不穏さをも感じられる場面になっている。この新種の恐竜誕生にさらなる来客を見込むマスラニ役を演じたイルファン・カーンは、役に惹かれた理由について、「マスラニの精神と情熱」と回答。「マスラニは企業家で、ユニークな倫理観の持ち主だ。彼にとってジュラシック・ワールドは単にお金を稼ぐ場所じゃない。ジョン・ハモンドの夢を実現させ、またエンターテインメントを通して大衆を洗練したいと本気で思っているんだ」と、そのキャラクター性を解説した。(C)2015 Universal Picturesphoto:Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin Entertainment
2015年08月13日公開中の『ジュラシック・ワールド』の本編映像の一部が公開になった。映像には、平和だったパーク“ジュラシック・ワールド”を一瞬にして混乱状態に陥れた最強にして最凶の新種“インドミナス・レックス”が登場し、大暴れしている。本編映像の一部シリーズ第1作目の『ジュラシック・パーク』では琥珀に閉じ込められていたDNAを基に現代に恐竜を復活させ、人々が実際に恐竜をこの目で見ることができるパークの建設が描かれたが、不慮の事故によって計画は頓挫していた。しかし、20年後、本作でついにパークは“ジュラシック・ワールド”と名前を変えて復活。しかし、遺伝子操作によって誕生した“インドミナス・レックス”が逃走したことをきっかけにパークはパニックになる。映像では子どもたちがインドミナス・レックスから必死に逃走する場面が描かれるが、インドミナス・レックスはTレックスよりも巨大で凶暴、生存のためでなく“楽しみ”として生物を狩る恐ろしい恐竜で、映像でも子どもたちを容赦なく襲う。本シリーズの製作総指揮を務めるスティーヴン・スピルバーグは子どもを描く天才で、これまでも小さな子どもたちが物語で重要な役割を果たしてきたが、新鋭コリン・トレボロウが監督を務めた本作でも子どもがドラマを動かし、サスペンスを生みだす。映像は短いが、大暴れする恐竜と、逃げる子どもたちのアクションがたっぷりと描かれており、このシーンを大きなスクリーンと大音響で改めて観たくなる内容になっている。『ジュラシック・ワールド』公開中
2015年08月12日米映画『ジュラシック・ワールド』の大ヒット御礼舞台挨拶が8月11日(火)、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、日本語吹替え版で主人公・オーウェンを演じる玉木宏、恐竜に襲われる兄弟の弟・グレイ役の松岡茉優が、涼しげな浴衣姿で登場した。悲劇から20数年を経て、いまや1日に2万人の観光客が訪れるまでになった「ジュラシック・ワールド」が、遺伝子操作によって誕生した新種の肉食恐竜の脱走を機に、再びパニックに陥る。玉木さんは「突然、ラブシーンが始まり、戸惑った。どういうテンションで演じたらいいのか…。洋画ならではですね」とパーク内の群衆が恐竜に襲われる中、主人公とパーク責任者がキスするシーンに困惑しきり。松岡さんも「あれには驚きました」と大きくうなずき、「私は声変わりを迎えた男の子の役だったので、お風呂で声の“裏返り”を練習しました」と明かした。また、劇中に登場する“ハイブリッド恐竜”にちなんで、ふたりもオリジナルの恐竜をフリップに描いて披露。「番犬ならぬ番恐竜です」(玉木さん)、「大好きなモササウルスに、羽根をつけてみました」(松岡さん)と想像の翼を広げていた。歴代オープニング全世界興行収入記録の第1位を樹立する歴史的ヒットスタートを皮切りに、各国で社会現象を巻き起こしている本作。日本では8月5日(水)に全国で封切られ、公開わずか5日間で劇場動員数が100万人(107万3,326人)を突破する快挙を達成。これで、公開された69の全ての国で「オープニング興収第1位」という偉業を成し遂げた。関係者によると、本作は大半が3D方式で上映されているほか、大画面のIMAX、アトラクション感覚で臨場感を味わえるMX4D、4DXでの“体感型”上映が高い集客力に繋がったといい、シリーズ第1作『ジュラシック・パーク』を知る30~40代の大人層に加えて、親子連れや学生グループ、若いカップルなど若者層の取り込みに成功。結果的に、SNSでの口コミがヒットを後押ししている。『ジュラシック・ワールド』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年08月11日バーガーキング・ジャパンは8月10日、セットメニュー「KING VALUE SET(キング バリュー セット)」の新たなラインナップとして 「アボカドフィッシュ」(税込310円)、「タルタルホットチキン」(税込290円)を全国の「バーガーキング」店舗で発売した。アボカドフィッシュは、フライしたフィッシュパティにスライスしたアボカドを合わせ、タルタルソースと一緒にライム麦バンズでサンドしたバーガー。フィッシュパティの塩味とアボカドのまろやかさが特徴だという。「フレンチフライ S」「ソフトドリンク S」とセットで税込500円。タルタルホットチキンは、スパイシーなフライドチキンパティ、フレッシュなレタス、タルタルソースを直径約9cmのセサミバンズでサンドしてある。タルタルソースがフライドチキンパティの辛さを和らげて、バランスのとれた味わいになっているとのこと。フレンチフライ S、ソフトドリンク Sとセットで税込400円。
2015年08月10日『ジュラシック・ワールド』の公開を記念してオープンしたパークサイトが更新された。恐竜たちの生態を間近で観察できる夢のパークの模様や、サイトの現在の様子を楽しめるサイトだが、どうやらパーク内で何らかの異変が発生したようだ。その他の画像/『ジュラシック・ワールド』サイトが更新シリーズ第1作目の『ジュラシック・パーク』では琥珀に閉じ込められていたDNAを基に現代に恐竜を復活させ、人々が実際に恐竜をこの目で見ることができるパークの建設が描かれたが、不慮の事故によって計画は頓挫していた。しかし、20年後、本作でついにパークは“ジュラシック・ワールド”と名前を変えて復活。このサイトでは園内の様子を“PARK CAM”という固定カメラで見たり、パーク内のレストランやショップ、暮している恐竜たちの情報を見ることができる。しかし、このほどサイトが更新され、“ご迷惑をお掛けしております。現在、パーク内で恐竜規模の技術的な問題が発生しております。安定した運営をしておりますので、ご安心ください”というメッセージが登場。“PARK CAM”のいくつかは表示されず、平和だったパークに何らかの問題が発生しているようだ。一体、パークで何が起きているのか? その謎は映画で明かされている。本作はすでに日本でも公開を開始しており、初日から好調な動員を記録。多くの観客が迫力の映像と巧みなストーリーに高評価を寄せており、映画を観終わった後は「トラブルさえなければ、実際にパークに行ってみたい」と思うのではないだろうか? テーマパークサイトは映画鑑賞後に観ると、劇中では一瞬しか登場しなかった場所や設備がじっくりと楽しめるようになっている。『ジュラシック・ワールド』公開中
2015年08月07日『ジュラシック・ワールド』『ミニオンズ』と日本でも大ヒット中の話題作を抑え、全米で初登場1位を獲得したマーベルの新しい“小さな”ヒーロー『アントマン』。その大ヒットは、主演に抜擢されたポール・ラッドが、“ダメ男なのにどこか憎めなくて、なぜか妙に惹かれる”主人公を好演していることも理由の1つだ。気づけば、8月5日(水)に日本でも公開されたばかりの『ジュラシック・ワールド』の主演クリス・プラット、本日8月7日(金)公開の『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』でトム・クルーズの“右腕”を演じるサイモン・ペッグと、話題作には、いずれもコメディ畑出身の「へたれ」「やんちゃ」「子どもっぽい」、でも何だか「かわいい」といった同じ匂いのするキャラの俳優が勢ぞろい!?そんな女性たちが思わずそそられてしまう要素を持ちあわせている、“母性本能をくすぐり系”の売れっ子俳優たちに迫った。■ポール・ラッド/『アントマン』スコット・ラング役日本に先駆け、公開中の全米や世界各国で早くも大ヒット中の『アントマン』に抜擢されたポール・ラッド。同作では、1.5cmサイズに変身して戦うマーベル最小ヒーローながら、その正体は仕事も家庭もうまくいかないダメ男、というヘタレっぷりが印象的だ。もともと、TVシリーズ「フレンズ」のゲスト出演や、『俺たちニュースキャスター』『40歳の童貞男』『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』などのコメディ作品で名を馳せてきたポールは、どこか抜けているけど憎めない役を演じさせたら天下一品。特に、子犬のような眼差しで相手を見つめるさみしげな表情は、つい母性本能をくすぐられてしまうこと間違いなしだ。また、見慣れるほどにイケメンに見えてくる(?)、味わい深い俳優でもある。今年46才の遅咲きながら、日本でもブレイクし、新たな女性ファンを増やしていくことだろう。■クリス・プラット/『ジュラシック・ワールド』オーウェン・グラディ役世界歴代興行収入3位という記録的ヒットを続け、日本でも話題を集めている同作に主演するのは、クリス・プラット。本作では恐竜の調教師役でシリアスな演技を披露しているが、出世作である『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』での“やけに楽観的なトレジャーハンター”がハマリ役となった。アメリカではバラエティ番組への出演も多く、大作に抜擢される以前は、どちらかといえば、いま話題の“ぽっちゃりキャラ”。人気スターのものまねや変顔を惜しみなく披露するなど、サービス精神は満点。いたずらっこを彷彿とさせるやんちゃ顔と、何より、役作りのためにシェイプされたマッチョなボディもあいまって、思わずキュンときてしまう女性も多いはず!■サイモン・ペッグ/『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』ベンジー・ダン役前作に続いて『ミッション:インポッシブル』シリーズ最新作に出演し、主要キャラ・ベンジーを演じるサイモン・ペッグ。トム・クルーズ演じるイーサンとのコミカルなかけあいも定着し、いまやすっかり大作映画の「顔」に。彼も、もともとはイギリスのTVシリーズや映画でコアなファンを多数生み出してきた生粋のコメディ俳優だ。『ショーン・オブ・ザ・デッド』ではうだつのあがらない電気屋店員、『宇宙人ポール』ではさえないSFオタク…など、いつまでたっても大人になりきれない、ちょっぴり情けないキャラクターがよく似合う。その反面、イーサンのピンチを幾度も救っており、キュートな丸顔で演じるギャップには、反射的に母性をくすぐられてしまうこと請け合いだ。正統派イケメンとはいえなくても、母性本能を刺激し、女性のハートをがっちりつかむ彼らは、いまや人気スターの主流になりつつあるのかもしれない。『アントマン』は9月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 2015年8月7日(金)より全国にて公開(C) 2015 Paramount Pictures. All Rights Reserved.ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年08月07日朝日新聞社は8月6日より、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催中の「機動戦士ガンダム展」を記念した『朝日新聞 機動戦士ガンダム版』を全国で発売している。紙面は、「ガンダムの世界観のなかで朝日新聞がもし一年戦争が終結した日に新聞を発行したら」という設定のもと、本紙と同じ406mm×545mmのブランケット判サイズで制作。1面とテレビ欄は実際の朝日新聞と同じレイアウトになっており、「ア・バオア・クー陥落」という緊迫感のある見出しとともに一年戦争の終結が報じられるなど、通常の新聞と比べても遜色ない完成度に。1面ではほかにも、ア・バオア・クーを攻略した「星1号作戦」の詳細記事や「私はガンダムに救われた」と題した特派員による現地レポート風の記事、さらに、朝日新聞本紙のコラムとしておなじみの「天声人語」をパロディー化した「宙声人語」を掲載。モビルスーツ開発を行う企業として登場した「アナハイム・エレクトロニクス」が「スプーンから宇宙戦艦まで。」というキャッチフレーズとともに出稿を行うなど、細かなところまでファンにはうれしいネタが用意されている。目次によると、紙面ではさらに一年戦争の全容を追う記事や「ガンダム」全シリーズの解説、『機動戦士ガンダム』の富野由悠季総監督のインタビューなどが全16ページで掲載されているという。価格は400円で、関東・関西・北海道の主要コンビニ、関東・関西の駅即売店(私鉄、地下鉄、JR 西日本駅売店など)、全国のアニメイト各店舗、六本木ヒルズ森タワー3階ショップ、全国の朝日新聞販売所で販売される(一部、取り扱いのないエリア・店舗あり)。9月27日まで六本木の森アーツセンターギャラリーで開催される「機動戦士ガンダム展」は、富野監督によるガンダムシリーズの記念碑的な第一作『機動戦士ガンダム』の魅力を、かつてない壮大なスケールで紹介する本格的な展覧会で、シリーズの魅力の神髄に迫るために1,000点にもおよぶ制作資料を一挙公開。会場内特設シアターでは、ホワイトベースでブライト・ノアら同艦クルーと大気圏突入をめぐる戦いを体験できる新作映像が特別上映され、ガンダムの魅力を存分に味わう、質・量ともに圧倒的な規模の展覧会となる。昨年の大阪に続く今回の展示では、「原寸大のガンダム・ヘッド」や、大阪展で実施されたイベント「ガンプラ大作戦」で来場者が製作したガンプラ1,000体によるインスタレーションの展示などが追加されている。(C)創通・サンライズ
2015年08月07日●前3作とスピルバーグへのリスペクトスティーヴン・スピルバーグが世に送り出した名作『ジュラシック・パーク』シリーズが帰ってきた。4作目となる『ジュラシック・ワールド』(8月5日公開)の舞台は、イスラ・ヌブラル島で起こった衝撃の事件から22年後。ついにオープンした恐竜のテーマパークで繰り広げられる新たな冒険を描く。全世界オープニング歴代興収1位の大ヒットスタートを切り、公開7週目には『アバター』、『タイタニック』に次ぐ全世界歴代興収ランキング第3位に躍り出た本作でメガホンをとったのは、シリーズの生みの親・スピルバーグに後継者として抜擢された新人のコリン・トレボロウ監督。自身もオリジナルシリーズ、そしてスピルバーグのファンというトレボロウ監督は、そのリスペクトの思いを胸に最高の作品を目指したという。――映画界に残る名シリーズの新たな物語を任された時の気持ちを教えてください。非常に喜ばしいことだと受け止めましたが、自分にプレッシャーをかけて最高のものを作ろうと思ったので、ほかの人からのプレッシャーはいらないよという気持ちでした。フランチャイズに対するリスペクトもありますが、スピルバーグに対する敬意がすごくあったので、非常に質の高いものを作ろうと思ったんです。そして、誇りに思える作品ができました。――スピルバーグさんとのお仕事はいかがでしたか?内心は「サインちょうだい」っていう自分がいるにも関わらず、仕事ですからその気持ちは抑えて、特別な関係が築けました。この作品は、スピルバーグと一緒になって作ったという感じがしていて、ある意味"2世代のハイブリッド"だと思います。――作品のクレジットを見ると、監督を含み5人の方がストーリーに関わっています。それだけストーリーを大切にしていたということでしょうか?やはり、ストーリーが一番大事でした。スピルバーグが一番重要なアイデアを出して、そのアイデアに基づいてわれわれがストーリーを書きました。私と共同脚本家が一緒になって、なんとかいいストーリーを見つけることができたと思います。――スピルバーグさんからもらったアイデアとは?3つの大きな点がありました。1つは、パークが開園していて機能している、2つ目は、ラプトルを調教する人物がいてコミュニケーションをとっている、そして3つ目は、開発した新しい恐竜が外に出て人々を襲うということ。その3つに加え、子供は絶対入れてくれ、非常に近くで恐竜を見られる要素も入れてくれ、という話がありました。――スピルバーグさんから新しい恐竜を作るという課題を与えられてから、新種のインドミナス・レックスができあがるまでの苦労をお聞かせください。私たちが参加した時には、中国で新しい種の恐竜が見つかったというシチュエーションができあがっていたのですが、これだと本当の生物学に基づいたものではなくリアルなものではないということで、新しくハイブリッドを作ったらどうかと提案しました。実際に地球上でいろんな動物のハイブリッドができていますから。また、インドミナスが持つカモフラージュといった特性などは、地球上の本物の生物に基づいたもので、単なるSFの怪獣ではありません。――前3作を見ていた時の印象や、本作に引き継がなければいけないと感じたシリーズの魅力を教えください。3作とも全部すごさがあり、引き継ぎたいものはたくさんありましたが、最初の作品の持っていた、すばらしい世界に行ってから死を告げられるという展開が方向性としてよかった。そして、科学や生物学に対するリスペクト…本物の生物として扱うということ、生きていることに対する敬意が大事だと感じました。――前3作やスピルバーグさんの精神を受け継いだうえで、ご自身の強みとしてこだわった点を教えてください。今回一番重要なことは、ヒロインのクレアの変化。最初は企業の一員として利益追求型で倫理観も無視し、恐竜を単なるアトラクションとか資産としてしか見ていませんが、冒険を通じて、生きている動物だと敬意を払うようになり、最終的にそれを理解した上で英雄になっていく。こういうキャラクターはこれまでにはなかったもので、観客はキャラクターを通じて作品のテーマを近くに感じることができるのだと思います。ILM / Universal Pictures and Amblin Entertainment●映像技術の進化と、フィルムへのこだわり――『ジュラシック・パーク』シリーズ14年ぶりの新作となる本作。技術の進歩が大きかったと思うのですが、VFXやカメラなどでこだわったこと、驚いたことはありますか?まるで本物の恐竜がいるんじゃないかと思うくらい。例えば4匹のラプトルがインドミナスと話しているところは、どうやったのか私も理解できないくらい洗練された技術です。そして、本作はフィルムで撮っているんです。僕はできる限りフィルムを使いたいと思っていて。――フィルムにこだわる理由は?例えば、1カ所非常に明るいのに、ジャングルの暗さも撮らなければならないといったコントラストが強い時に、フィルムの方が幅がある。『ジュラシック・パーク』はもともとフィルムで撮られているので、統一感という意味でもいいと思うのですが、デジタルは非常に美しく撮れるけれど、美しすぎるということもある。私はフィルムの持っている欠点の部分も好きだし、光の捉え方も好き。また、フィルムだと4Kに直せるのに、デジタルは2Kを4Kにすることはできないので、技術がもっと進まないとフィルム以外は使わないつもりです。――実際の撮影の中で、一番難しかったシーンは?ジャイロスフィアという球体の乗り物のシーンがものすごく大変でした。乗り物は実際に作ったんです。少年2人が乗ってジャングルに入っているので、恐竜たちを見ているというシーンだけでも、ジャイロスフィアにカメラを取り付けるなどいろんな作業があって複雑でした。少年2人(グレイ役タイ・シンプキンスとザック役ニック・ロビンソン)は、オーウェン役クリス・プラットとクレア役ブライス・ダラス・ハワードよりも、このシーンのために一番撮影日数が長かったんです。――ジャイロスフィアは2人乗りでしたが、4人乗りというアイデアはなかったのですか?いずれユニバーサル・スタジオにできるかもしれないと思っているのですが、その際は、2人乗りではなくもっと大勢乗れるようにしないといけないかもしれませんね。――本作には、個性豊かなさまざまなキャラクターが登場します。監督は、登場人物の中でだれに一番近いと思いますか?ジェイク・ジョンソンが演じたオタクキャラのロウリー。女の子をくどこうとしたら失敗するし、オリジナルの『ジュラシック・パーク』のファンでリスペクトを持っているのも同じ。コントロールルームで一生懸命制御しようと思っているけどうまくいかない…制御しようとしているっていうのが僕の仕事ですし。ちょうど撮影日にオタク系のメディアが来ていた時があって、ジェイクを呼んで「君が演じるのはこういうオタクだよ」って伝えたら、彼は「なるほど」って理解していました(笑)。Chuck Zlotnick / Universal Pictures and Amblin EntertainmentUniversal Pictures and Amblin Entertainment
2015年08月05日子供から大人まで楽しめる、誰と観ても楽しめる『ジュラシック・パーク』シリーズの4作目となる最新作『ジュラシック・ワールド』。これまでと同様に「本物ですか?」と信じてしまうほどのリアルさでスクリーンに登場する恐竜たちが主役だが、それだけじゃない!女性目線としての見どころは、テーマパーク“ジュラシック・ワールド”を仕切るクレアの存在。恐竜をアトラクションのように捉えていた女性が、恐竜のいるジャングルを冒険し、恐竜も生き物であることを知る──ヒロインのその“変化”がストーリーの肝になっている。クレアを演じるのは、ブライス・ダラス・ハワード。2011年の『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』以降は2人目の子供を出産したこともあり、しばらくの間スクリーンから距離を置いていたが、この『ジュラシック・ワールド』で女優復帰となった。「クレアは物語のなかでとても大きく心の変化を遂げるの。最初のクレアと最後のクレアはぜんぜん違うのよ!そういうキャラクターを演じる嬉しさ、喜びがあったわ」と撮影をふり返る。テーマパークの新しい目玉である新種の恐竜インドミナス・レックスが逃げたことで、パーク内が大混乱になるわけだが、驚くのは、そんな状況であってもクレアはスカートとハイヒールでジャングルを駆け回ることだ。「クレアはテーマパーク内の恐竜も人間もすべてを監視しているオペーレーション・マネージャー。いわゆるキャリアウーマンね。いつもは安全な制御室にいるけれど、緊急事態によってジャングルに行くことになる。クレアを演じるにあたって、恐竜から逃げまわるシーンではヒールを脱ぎ捨てて裸足になった方がいいかしら?彼女ならヒールを折っちゃうかしら?クレアならどうするかいろいろと考えたけれど、あのテーマパークを仕切るキャリアウーマンはきっとジャングルだってヒールで走り回るはず!という答えにたどり着いたの」。それは、どんな状況であっても女を忘れたくないという女の意地のようでもある。「もちろん、実際にハイヒールで走ったのよ(笑)」とさらりと話すが、ロケ地はハワイのオアフ島やカウアイ島のジャングル。大自然のなかハイヒールで走るのはやはり無謀のように思える。が、そこはプロフェッショナル!撮影クルーのなかには総合格闘家のピート・ウィリアムスが名を連ね、彼から足首のエクササイズを教えてもらい、準備万端で臨んでいた。「足首を強くするため、足首をくじかないためのエクササイズを毎日していたから平気だったの。ハイヒールでは一度もケガをしなかったわ」。これも女優魂と言うのだろう。どんな映像もCGで作り出してしまうこの時代、恐竜と絡むシーンはきっとCGだろう…と思いがちだが、ブライスさんいわく「実はグリーンバックでの撮影はほとんどないのよ」。また驚きの事実が発覚する。「ジャングルは本物だしテーマパークも(ニューオーリンズに)作ったの。ものすごいサイズの恐竜はCGだけど、恐竜に触れたり間近で共演するシーンは模型で作ったアニマトロニクスの恐竜が目の前にいれてくれた。アニマトロニクスの恐竜を見ていたからこそ、CGのシーンでもあたかもそこに恐竜がいるような感覚になることができたの。想像しやすかったわ。あと、私自身が子供の頃からいろんなことを想像するのが好きだったというのも大きかったかもしれないわ。何かに追いかけられるのを想像しながら裏庭を走っていたらしいから(笑)」。想像力豊かでおてんば少女だったブライスさん。彼女の父親は『アポロ13』『ダ・ヴィンチ・コード』で知られるロン・ハワード監督だ。小さな頃から父の仕事場、映画のセットに行くのがとても好きだったそうで「何か悪いことをしてお母さんに叱られるとき、悪い子はセットに行けないのよ!って言われたの。私にとってはそのひと言が一番効果的なお仕置きだったみたい」と微笑ましいエピソードを明かす。けれど、女優になることはぜんぜん考えになく「どちらかというと撮影クルーの人たちの仕事の方が興味深かった」という言葉通り、彼女は女優としてだけでなく監督としても活躍する多彩な映画人だ。「長編映画はまだだけれど、これまでに短編はいくつか監督して撮っているの。コマーシャルやドキュメンタリーとかね。短編でいろいろな撮影方法を試して、いずれ長編を撮影したいと思っている。映画を作ることは好きだしずっとやっていきたいと思うけれど、演じることも好き。だからどちらか選ぶのではなく、バランスをとりながら監督も女優も続けていくつもりよ」。たしかに彼女の父親は名監督だが、それは映画の世界に興味を持つきっかけであり、彼女がいまこうして活躍するのは、好きなことに向かって挑戦し続け、自分の道をしっかりと切り開いて生きてきたからこそ。ブライスさん流の人生を豊かにする秘訣とは?「悩んだときの助けになっているのは──手に入れたいと思うものは(努力次第で)手に入るかもしれないけれど、望んだものすべてが一緒にやってくることはないという考え方ね。いっぺんに全部は難しいわ。ときには耐えることだって必要になる。毎日できることをやって、日々の積み重ねで少しずつ前に進んでいくことが大切だと思う。それから、現代の女性たちはあまりにも自分自身に厳しすぎるわ。何でもかんでもできなくちゃ、完璧にしなくちゃって、自分で自分に高い望みを課せすぎている。頑張っていても上手く行かないこともあるし失敗することもある。そういう時は、完璧じゃなくてもいい失敗したっていいって自分を責めすぎないようにもしているの」。(text:Rie Shintani)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年08月05日スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める映画『ジュラシック・ワールド』の特別映像が公開になった。全シリーズに参加し、劇中に登場する恐竜に“魂”を込めてきた古生物学者のジャック・ホーナーが作品の魅力をたっぷりと語っている。その他の画像/特別映像シリーズ第1作目の『ジュラシック・パーク』では琥珀に閉じ込められていたDNAを基に現代に恐竜を復活させ、人々が実際に恐竜をこの目で見ることができるパークの建設が描かれたが、不慮の事故によって計画は頓挫していた。しかし、20年後、本作でついにパークは“ジュラシック・ワールド”と名前を変えて復活する。本作は手に汗握るアクション、パニックを描きながら、その背景には現代に恐竜が甦る道筋やドラマを描いて、作品にスケール感とロマンを与えている。古代の生物について研究を続け、本作に参加しているホーナーは、『ジュラシック・パーク』の主人公アランのモデルになったといわれている人物だ。最新作には名作『ジュラシック・パーク』を支えたスタッフが数多く参加しているが、ホーナーも参加。映像で彼は新作に登場する様々な恐竜たちについて解説している。映像に登場するのはどれも学者・研究者たちの長年の成果を基に甦った恐竜たちだが、一頭だけホーナーでさえも予測や研究の成果が適用できない恐竜が登場する。それが“インドミナス・レックス”だ。遺伝子操作によって生まれたインドミナス・レックスはTレックスよりも巨大で凶暴、生存のためでなく“楽しみ”として生物を狩る恐ろしい恐竜だ。そんな恐ろしい恐竜がもし、檻から脱走して島に放たれたら? 映像では暴れまわるインドミナス・レックスと、逃げ惑う人間たちの場面も数多く登場。これらの恐竜が大スクリーンで大暴れする様を想像するだけで公開が待ち遠しくなる映像になっている。『ジュラシック・ワールド』8月5日(水)より全国公開
2015年08月03日全米を始めとした66の国と地域で封切られ、公開7週目を迎えて全世界興行収入が15億2,200万ドルを突破し、『アバター』『タイタニック』に次ぐ世界歴代ランキング3位を記録した『ジュラシック・ワールド』。いまなお、その記録を伸ばし続けている本作から、8月5日(水)に迫った日本公開を前に、本編映像の一部がシネマカフェに到着した。今回解禁されるのは、叔母クレア(ブライス・ダラス・ハワード)が最高責任者である史上最高のテーマパーク、“ジュラシック・ワールド”へ兄弟揃って訪れたザック(ニック・ロビンソン)とグレイ(タイ・シンプキンス)が、驚異のアトラクションを楽しんでいる場面。2人が乗っているのは、360度周りが見渡せる球体のアトラクション、その名も「ジャイロスフィア」。巨大なアパトサウルスや、ステゴサウルス、トリケラトプスなど、数々の恐竜たちが生息する様子を間近で楽しむことができるアトラクションで、散策中に見かけた恐竜は、乗り物内に搭載された「インスフィア・モニター」を使って名前を特定することが可能という画期的なものだ。そんなアトラクションの最中で見かけた恐竜について話し合うザックとグレイ。「ダイノソーラセスを4頭も見られた」という兄ザックに対し、「アンキロサウルスだよ。それに全部で5頭いる」と呆れている様子の弟グレイ。2人が盛り上がる中、「4頭しかいない」というザックの言葉にグレイが顔を上げてみると、ジャイロスフィアには、確かに5頭目の姿が映し出されており…。このイケメン兄弟を演じたニック・ロビンソンとタイ・シンプキンスは、先日、プロモーションのために初来日を果たし、話題を呼んだばかり。ジュラシック・ワールドを初めて訪れた来園者であり、本作において観客の視点に最も近い立場となっている。2人は撮影以外でもすぐに仲良くなり、それは、演技にも反映されていたそうで、クレア役のブライス・ダラス・ハワードからも「ニックとタイの間には兄弟の絆があった」とお墨付き。「ニックには実際にタイくらいの年の弟が2人いて、タイにもお兄さんがいるから、2人はすぐに本当の兄弟のように仲良くなったの。見ていて微笑ましかったし、役やストーリーに真実味を与えてくれたわ」とも語っている。また、ジャイロスフィアでの撮影について、ニックは「あの乗り物はとても精巧にできています。ガラスの光の反射角度などにもこだわりがあるんですが、見事に造られています」と、兄らしい真面目な感想を述べる一方、弟役であるタイはちょっぴり不満な様子。「ジャイロスフィアのことを聞いたとき、すごい! 面白そうと思っていて、実物を見たときイケてる! と感じました。でも撮影していた2ヶ月間、イスは硬いし、居心地が悪いしで、エアコンまわりとかイスとか、もう少しどうにかならないかなぁと思っていました(笑)」と、撮影時の裏話を無邪気に教えてくれた。ジュラシック・ワールドで遊ぶ、2人の兄弟に忍びよるものとは!?その正体を、この映像から見届けてみて。『ジュラシック・ワールド』は8月5日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年07月30日現在全世界で大ヒット公開中の『ジュラシック・ワールド』の続編が作られることが、正式に発表された。その他の情報続編の北米公開予定日は2018年6月22日で、主演のクリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワードの出演も決まっている。『ジュラシック・ワールド』の監督兼脚本家コリン・トレボロウは、脚本家としてたずさわる。トレボロウは「次は全然違うことをやりたい」と、続編が作られるとしても監督するつもりはないという意思表示をしていた。スティーブン・スピルバーグは、続編でもエクゼクティブ・プロデューサーを務める。『ジュラシック・ワールド』の世界興収は、現時点で15億2000万ドル。『アベンジャーズ』を抜いて、歴代3位の大ヒット作となっている。『ジュラシック・ワールド』8月5日(水)より全国公開
2015年07月24日日本公開を前に世界各国ですでに公開され、歴史的大ヒットを記録している『ジュラシック・ワールド』。この度、公開7週目を迎えた7月21日(現地時間)、本作の全世界興行収入が歴代第3位にランクインしたことが明らかとなった。スティーブン・スピルバーグ監督によって世界中を驚かせた『ジュラシック・パーク』より22年の歳月を経て公開されるシリーズ最新作『ジュラシック・ワールド』。ジョー・ジョンストン監督による3作目から14年、4作目となる本作は、スピルバーグより直々にオファーされたというコリン・トレボロウがメガホンをとる。公開1週目にして全世界オープニング歴代興収1位(5億2,410万ドル)という歴史的大ヒット記録と共にスタートした本作の勢いはとどまることを知らず、公開7週目を迎えた7月21日(現地時間)、全世界興行収入が15億2,200万ドルを突破!『アベンジャーズ』を退け、全世界興行収入ランキングで第3位となった。現在、全世界興行収入ランキング1位には『アバター』、2位に『タイタニック』と、『ジュラシック・ワールド』のさらなる歴代記録更新の前に立ちはだかるのは2作品のみとなる。なお、全米興収収入においても6億1,200万ドルを突破しており、全米興収歴代ランキング現在第4位『アベンジャーズ』(6億2300万ドル)の記録を早々に抜き去るであろうことが予想されている。ここ日本でも歴史的大ヒットが期待できそうだ。『ジュラシック・ワールド』は8月5日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年07月24日人気アニメ『機動戦士ガンダム』シリーズの展覧会「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」が、7月18日~9月27日の会期で、東京・六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにて開幕した。このイベントは、富野由悠季監督によるガンダムシリーズの記念碑的な第一作『機動戦士ガンダム』の魅力を、かつてない壮大なスケールで紹介する本格的な展覧会で、シリーズの魅力の神髄に迫るために1,000点にもおよぶ制作資料を一挙公開。初期プロットや各キャラクター、モビルスーツ(MS)の初期設定資料に加え、アニメの名シーンの原画など、ファン必見のアイテムが展示されている。昨年の大阪に続く今回の展示では、「原寸大のガンダム・ヘッド」や、大阪展で実施されたイベント「ガンプラ大作戦」で来場者が製作したガンプラ1,000体によるインスタレーションの展示などが追加されている。博物館などでみ見られる音声ガイド(520円)も『機動戦士ガンダム』ならではの演出が施されており、白、赤、黄の3種類を用意。それぞれの色ごとにアムロ・レイ(古谷徹)、シャア・アズナブル(池田秀一)、ミライ・ヤシマ(白石冬美)の3人のキャラクターが解説をしてくれる。展示の冒頭は、TVアニメ第5話のガンダムとホワイトベースがシャア専用ザクIIと交戦しつつ地球へと降下するシーンを、ホワイトベースのブリッジにいる気分で味わうことのできる映像コンテンツ『オープニングシアター「大気圏突入」』。約5分間の映像を見終わると、第2章「メイキング・オブ・ガンダム」コーナーへ。ここでは、富野由悠季監督による『機動戦士ガンダム』の原型となった「ガンボーイ」の企画書や、連邦、ジオンの各キャラクター、登場するモビルスーツや各種メカニックの初期設定から決定稿、劇場版のポスターなどで使用されたイラスト、安彦良和氏による原画の数々を展示している。それらの中には、今回の目玉のひとつ実物大のRX-78ガンダムの頭部パーツのジオラマも。このジオラマは、一年戦争の最終決戦となったア・バオア・クーで、シャアのジオングとの激戦で失われた頭部という設定のもので、これまで一度も描かれたことのないものとなっている。『機動戦士ガンダム』の展示以外にも、「ガンダムは終わらない」と題した現在も脈々と受け継がれているガンダムシリーズのコーナーも用意。これまでの宇宙世紀シリーズはもちろん、アナザーシリーズ、先日発表されたばかりの『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』なども。展示の最後には物販も用意されており、本イベント限定のガンプラやおみやげ品なども販売されていた。「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」の営業時間は0時~22時(会期中無休)、入場料は一般・大学生2,000円、中・高校生1,500円、4歳~小学生800円(当日)となる。(C)創通・サンライズ
2015年07月21日身長わずか1.5cmという映画史上“最小”のスーパーヒーローを描く『アントマン』。日本公開に先駆け7月17日(現地時間)に全米公開された本作が、『ジュラシック・ワールド』や『ミニオンズ』を抑え初登場1位を記録した。仕事も人間関係も空回りばかりの、スコット・ラング(ポール・ラッド)は、仕事をクビになり、別れた妻と暮らす最愛の娘の良き父親でありたいと願うのに、養育費を払えず、娘と会うことすら禁じられてしまう。そんな絶体絶命の彼が、謎の男ハンク・ピムは(マイケル・ダグラス)からオファーされた唯一の“仕事”――それは、体長わずか1.5cmになれる驚異の“スーツ”を着用し、未知なる潜在能力を持つ“アントマン”となることだった!最愛の娘のために猛特訓を開始した彼は、本当のヒーローとなり、人生のセカンド・チャンスをつかむことができるのか…?週末3日間の全米興行成績5,804万ドルを記録し、『ジュラシック・ワールド』『ミニオンズ』に風穴を開けた本作。世界37か所の国と地域で同時期に公開、軒並み大ヒットを遂げており、世界の興行成績は早くも1億1,400万ドルを突破!イギリス、ロシア、ブラジル、オーストラリア等でも週末1位を飾っている。世界中が熱狂している“最小ヒーロー”アントマンの今後の活躍に期待が高まる。『アントマン』は9月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月21日あの『ジュラシック・パーク』から22年、予期せぬトラブルにより開業までには至らなかった地球史上最大のテーマパークがついにオープンし、圧倒的な迫力を見せつける『ジュラシック・ワールド』。本作で主人公となるヴェロキラプトルの“調教師”、オーウェン役に抜擢されたクリス・プラットが、実は彼自身も大の“ジュラシック”マニアであることが明らかになった。3度のアカデミー賞受賞歴を誇るスティーヴン・スピルバーグが世に送り出した名作『ジュラシック・パーク』の物語のその後が、22年の時を経て、ついに語られることになる本作。全世界で、公開1週目にしてオープニング歴代興収1位(5億2,410万ドル)という歴史的大記録を叩き出し、スタートダッシュを切った本作は、公開から24日間という史上最速の速さで全米興行収入5億5千万ドルを突破。現在は全世界興行収入13億8,344万ドルを超え、あの『アナと雪の女王』を抜いて歴代興行収入第6位にランクインするなど、大記録を続々と打ち立てている。この超大作を率いる主人公オーウェン役に選ばれたのが、マーベルの大ヒット作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のスター・ロード役も記憶に新しいクリス・プラットだ。本作の製作総指揮を務めるスピルバーグは、そのキャスティングをふり返り、「当時クリスは人気TVシリーズに出演していたが、彼を主役に起用するのは安全な策ではなかった。彼の才能は認めていたし、コリン(・トレボロウ監督)も彼を信頼していたが、それでもリスクがあった。もちろん、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が公開されたときには、自分たちには見る目があると思ったよ。あの映画を作ったのは私たちじゃないにも関わらずね」と、率直にその胸の内を語る。さらに、スピルバーグは、プラットのスクリーンテストを見て感心したという。「クリスは素晴らしい俳優で、スクリーン上で存在感が強い。ユーモアのセンスが抜群でチーム・プレーヤーでもある。今後のキャリアで成功を収めるだろう」と語り、プラットがスクリーンから発する“カリスマ性”にも触れる。『ジュラシック・パーク』の大ファンと言うプラットは、1993年の公開時、町の小さな劇場でこの映画を見たときのことを、監督と同じようにいまでも鮮明に記憶しているという。「当時、僕は14歳で多感な年ごろだったから、ちょうどいい時期に見られたと思う。本当に衝撃を受けたよ。科学と想像の世界がうまく融合し、サスペンスにあふれ、美しい映像と見事なストーリーが存在していた。まるで、僕の目の前で映画というものが改めて発明されたかのようだったよ。映画が素晴らしいものだと気づいたのも、そのときだ。完全に『ジュラシック』マニアだったし、同じ週末に劇場で2回見た。その後の6カ月間は、空想の恐竜から逃げ回って過ごしたよ」。プラットはオーウェンの持つ精神力の強さ、個性、決断力に魅力を感じたが、撮影の間はコメディアンの気質を抑える訓練をしなければならなかったという。「オーウェンはストイックで行動力があり、ふざけた面が全くない男だから、僕には難しかったよ。僕には生まれつきおどけた部分があるから、シーンに挑む前に封印するよう自分に言い聞かせる必要があったんだ」と、撮影での苦労(?)をお茶目に明かす。クールな風貌に見えても、小児病院を度々訪問するなど人を楽しませることが大好きで、カリスマ性やユーモア、温かさを兼ね備えたクリス・プラット。誰よりも“ジュラシック”の世界を愛する彼の活躍に、ぜひ注目してみて。『ジュラシック・ワールド』は8月5日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年07月21日2015年10月4日よりMBS/TBS系(毎週日曜午後5時~)で放送開始となるTVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場する「ガンダム・バルバトス」が、バンダイが展開するアクションフィギュアシリーズ「ネクスエッジスタイル」で立体化され、2015年冬に発売されることが決定した。昨日発表されたばかりの『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の舞台は、「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争が集結してから約300年後の世界。地球圏は仮初めの平和が訪れる一方で、火星圏で新たな戦いの火種が生まれつつある世界を舞台に、主人公の三日月・オーガスとオルガ・イツカの成長が描かれる。三日月は「ガンダム・バルバトス」に乗り込み、このモビルスーツ(MS)は、前の戦争で廃棄された不完全な状態だが、敵のMSを倒し、装甲や武器を奪うことで、徐々に強化されていくという。既報のとおり、監督に長井龍雪氏、シリーズ構成に岡田麿里氏と、物語は『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』コンビが手がける。発表と同時に、本作からのガンプラ化も発表されたが、デフォルメアクションフィギュア「ネクスエッジスタイル」からの立体化も決定。同シリーズは、「ROBOT魂」シリーズで培われた造形や可動のノウハウを約4頭身のデフォルメサイズに落とし込み、「ストライクフリーダムガンダム」や「ダブルオーガンダム」、「ウイングガンダムゼロ(EW版)」などがこれまでに立体化されている。『ネクスエッジスタイル ガンダム・バルバトス』は、一部ラインナップに付属するボーナスパーツにより、各形態を再現可能。劇中のさまざまなシチュエーションを手軽に再現することができ、今後も『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の主要MSを続々と展開していくという。この日の発表会には、「ガンダム・バルバトス」彩色サンプルが展示され、そのほか「グレイズ」やMS名が明かされていない機体も参考出品されていた。(C)創通・サンライズ・MBS(C)創通・サンライズ
2015年07月16日人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズのTVアニメ最新作『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が発表され、同時にバンダイが展開するガンプラをはじめとしたさまざまな商品が公開された。「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争が集結してから約300年後の世界が舞台となる本作は、既報のとおり、監督に長井龍雪氏、シリーズ構成に岡田麿里氏と『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』コンビが手がけることでも大きな話題に。また、キャラクターデザイン原案を『皇国の守護者』や『シュトヘル』で知られる漫画家の伊藤悠氏を務めるなど、スタッフ陣でも注目を集めている。主人公・三日月・オーガスが搭乗するモビルスーツ(MS)は「ガンダム・バルバトス」で、サンライズの宮河恭夫氏によれば、「前の戦争で廃棄された不完全な状態のガンダムが、敵のモビルスーツを倒し、装甲を奪い、武器を奪い、徐々に強化されていく」という。また、本作の小川正和プロデューサーより、『ガンダムキマリス』や『ガンダムグシオン』など、本作の世界には「バルバトス」だけでなく、さまざまな「ガンダム」が存在することも明かされている。『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』は、2015年10月4日よりMBS/TBS系(毎週日曜午後5時~)で放送。同時にバンダイでは、ガンプラをはじめとしたさまざまな商品展開を予定している。この日の発表会では、10月発売予定のガンプラ『HG 1/144 ガンダム バルバトス』と『HG 1/144 ガンダム グレイズ』がお披露目。参考出品として、現時点では名前が公開されていないMSも多数展示されており、「HG」シリーズと原作設定の特徴的な内部フレームを再現した「1/100」シリーズが展開される。さらに「HG」シリーズでは、同スケールのキット間でのパーツ交換や一部ガンプラのパーツを組み合わせたカスタム化に加え、別売りの「カスタマイズパーツ」も同時展開。プレイバリューの高いガンプラになるという。ガンプラは、本編に登場する魅力的なモビルスーツが続々と商品化される。デフォルメサイズのアクションフィギュア「ネクスエッジスタイル」からは、『ネクスエッジスタイル ガンダム・バルバトス』が2015年冬に発売決定。同シリーズでは、主要MSを続々と展開し、一部ラインナップに付属するボーナスパーツにより、ガンダム・バルバトスの各形態を再現可能。劇中のさまざまなシチュエーションを手軽に再現することができるという。そのほか「ガシャポン戦士DASH」シリーズにガンダム・バルバトスとブレイズ、人気食玩「FW GUNDAM CONVERGE」シリーズでの立体化も予定されている。(C)創通・サンライズ・MBS(C)創通・サンライズ
2015年07月15日米映画『ジュラシック・ワールド』のジャパンプレミアが7月15日に、都内で行われた。スケジュールの都合で来日が実現しなかったシリーズ生みの親である製作総指揮のスティーブン・スピルバーグがビデオメッセージを寄せ「コリン・トレボロウが見事に監督を務めあげた」とその才能を絶賛した。ジャパンプレミアその他の写真ジャパンプレミアには、トレボロウ監督をはじめ、出演するブライス・ダラス・ハワード、ニック・ロビンソン、タイ・シンプキンスが出席した。この日は、世界規模で展開したプロモーションツアーの最終日。すでに2015年度興収ナンバー1映画に躍り出て、全世界興収の歴代トップ5入りを果たしており、監督とキャスト陣は感無量の面持ちだった。シリーズ第1作『ジュラシック・パーク』から22年。当時、計画が頓挫したものの、現在は多くの観光客が押し寄せる人気スポットとなった“ジュラシック・ワールド”を舞台に、遺伝子操作された新種の恐竜“インドミナス・レックス”が暴走したことで、誰もが安全に恐竜と触れ合えるはずだった園内はパニックになる。トレボロウ監督は「語り継がれるべきストーリーを“再発信”するという役目を果たすことができた」と誇らしげ。その上で「2世代のコラボレーションで実現した作品」だと語り、「私たちがなぜ映画館に行くべきか、思い出させてくれる作品だと思う。映画こそみんな一緒に笑ったり、叫んだり、感動を共有できるエンターテインメントなんだ」と熱弁した。【スティーブン・スピルバーグ がジャパンプレミアに寄せたメッセージ】みなさん、こんにちは。プレミアに参加できず申し訳ありません。日本に行きたかったのですが、現在2本の映画を制作しており、LAで多忙な日々を送っています。『ジュラシック・ワールド』が世界中で映画史上最高のオープニング興行収入を達成したことを誇らしく思います。総興行収入も10億ドルを突破しました。世界中が期待しているテーマパークがオープンし、8月5日にはついに日本で公開されます。日本でも大ヒットすることを願っています。才能あふれるコリン・トレボロウが見事に監督を務めあげ、シリーズ最新作が完成しました。ぜひ映画をお楽しみください。どうも、ありがとう。『ジュラシック・ワールド』8月7日(金)より全国公開取材・文・写真:内田 涼
2015年07月15日スティーブン・スピルバーグが7月15日(水)、都内で行われた『ジュラシック・ワールド』のジャパンプレミアに、ビデオメッセージで「ついに日本でも“オープン”するので、大ヒットすることを願っています」と日本でのヒットを祈願した。歴代オープニング全世界興行収入記録の第1位を樹立する歴史的ヒットスタートを切り、公開13日目にして10億ドルを超える一大旋風を巻き起こす本作。現在は14億7,006万ドルを記録し、全世界興収の歴代トップ5入りを果たしており、日本公開を機にさらなる躍進が期待されている。シリーズ第1弾『ジュラシック・パーク』が描いた悲劇から20数年を経て、いまや1日に2万人の観光客が訪れるまでになった「ジュラシック・ワールド」。だが、遺伝子操作によって誕生した新種の肉食恐竜の脱走をきっかけに、再びパニックに陥る。ジャパンプレミアにはコリン・トレボロウ監督をはじめ、出演するブライス・ダラス・ハワード、ニック・ロビンソン、タイ・シンプキンスが出席した。スピルバーグから直々にオファーを受け、メガホンをとったトレボロウ監督は「こうして、大きな成功を収めることができて、とても誇りに思っているよ。スピルバーグが生み出した人気シリーズの“再発進”を果たすことができた。2世代でコラボしたような作品なんだ」と感無量の面持ち。そして「この作品はぜひ映画館で楽しんでほしい。なぜ映画館に行くべきなのか、思い出させてくれる作品だからね。映画はみんな一緒に笑ったり、叫んだりして感動を共有できるエンターテインメントなんだ」と力説。この日が本作プロモーションの世界ツアー最終日とあって、キャスト陣もしみじみと日本公開の喜びをかみしめていた。【ジャパンプレミアに届いたメッセージ】<クリス・プラット/主演>こんにちは、日本のファンの皆さん。日本に行けなくて残念だけど、みんなも『ジュラシック・ワールド』を楽しんでくれるとうれしいな。スクリーンでお会いしましょう。<スティーブン・スピルバーグ/製作総指揮>みなさん、こんにちは。プレミアに参加できず申し訳ありません。日本に行きたかったのですが、現在2本の映画を制作しており、LAで多忙な日々を送っています。『ジュラシック・ワールド』が世界中で映画史上最高のオープニング興行収入を達成したことを誇らしく思います。総興行収入も10億ドルを突破しました。世界中が期待しているテーマパークがオープンし、8月5日にはついに日本で公開されます。日本でも大ヒットすることを願っています。才能あふれるコリン・トレボロウが見事に監督を務めており、シリーズ最新作が完成しました。ぜひ映画をお楽しみください。どうも、ありがとう。『ジュラシック・ワールド』は8月5日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年07月15日人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズのTVアニメ最新作『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が15日、都内で行われた「ガンダム新作発表会」の中で発表された。7月3日にオープンしたティザーサイトでは、徐々に新ガンダムと思われるシルエットが明かされ、発表前から大きな注目を集めていた本作は、今年3月に完結した富野由悠季監督の『ガンダム Gのレコンギスタ』、4月に完結した『ガンダムビルドファイターズトライ』以来となる、「ガンダム」シリーズのTVアニメ最新作。発表前から、物語や制作スタッフはもちろん、キャラクターデザイン、メカニックデザインに至るまで、さまざまな噂が飛び交っていた。既報のとおり、監督に長井龍雪氏、シリーズ構成に岡田麿里氏と、物語は『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』コンビが担当。そしてキャラクターデザイン原案は『皇国の守護者』や『シュトヘル』で知られる漫画家の伊藤悠氏、デザインは『機動戦士ガンダム00』や『機動戦士ガンダムAGE』のキャラクターデザインで知られる千葉道徳氏が務める。さらに、メカデザインは鷲尾直広氏(『機動戦士ガンダム00』『蒼穹のファフナー』)、海老川兼武氏(『機動戦士ガンダム00』『ガンダムビルドファイターズ』『フルメタル・パニック!』)、形部一平氏(『ガンダム Gのレコンギスタ』)、寺岡賢司氏(『コードギアス 反逆のルルーシュ』『機動戦士ガンダムAGE』『革命機ヴァルヴレイヴ』)、と近年の「ガンダム」シリーズやロボットアニメを支えてきた面々に加え、さまざまな特撮作品のデザインで知られる篠原保氏という豪華スタッフが名を連ねている。この日の発表会には、サンライズの代表取締役社長・宮河恭夫氏と小川正和プロデューサーも登壇。宮河氏は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のキーワードとして、「ドラマ性の強い少年たちの物語としての新世代ガンダム」「段階的な変革を遂げるガンダム」の2つを挙げ、「既存作品よりも多くの少年たちの絆、挫折、成長といったドラマに焦点を絞り、彼らの物語としての魅力の確立を目指していきます」と物語のコンセプトを明かす。そして、本作は生きるために這い上がり、力強い意志と生きる活力をもったキャラクターが多く、宮河氏は「その力強い人物像とシンボリックで個性の強いガンダムが織り成す新しい物語は、まさに新世代のガンダム」と自信をのぞかせた。また、本作における「ガンダム」について宮河氏は「力強いキャラクターたちが、進歩、進行させ、変革していくガンダム」と表現。前の戦争で廃棄された不完全な状態のガンダムが、敵のモビルスーツを倒し、装甲を奪い、武器を奪い、徐々に強化されていくという。小川プロデューサーは、この世界にはさまざまな「ガンダム」が存在することを明かし、「『ガンダムキマリス』や『ガンダムグシオン』などが世界にいますが、どの機体も内部フレームが共通の形をしており、相互で外装の組み換え等が可能な構造になっています」と説明している。物語は、「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争が終結してから約300年後の世界が舞台。火星をはじめとする宇宙は、地球の4つの勢力で分割、統治され、大きな争いもなく生活が営まれている。主人公の三日月・オーガスは、民間警備会社「CGS」に所属し、地球の一勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女「クーデリア・藍那イン」の護衛任務を担当。その中で武力組織「ギャラルホルン」の襲撃を受けてしまい、三日月ら子供たちを囮にして「CGS」は撤退を始めてしまう。これを機に「CGS」上層部に不満を抱いた三日月、そしてオルガ・イツカは大人たちに反旗を翻し、新たな組織「鉄華団」を結成――三日月は「ガンダム・バルバトス」に乗り込み、戦いに挑んでいく。小川プロデューサーは、三日月とオルガが兄弟以上の強い絆で繋がれていることを前置きしながら、「本作は、二人の成長を描いた物語となります。ほかにも、主人公に思いを寄せる少女や信頼する仲間たち、敵対する『ギャラルホルン』のライバルなど、個性豊かなキャラクターたちが登場予定です」と、物語やキャラクターの展望を明かした。発表会の中では、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の10月放送開始とともに、バンダイから『HG 1/144 ガンダム バルバトス』(10月発売予定)や『HG 1/144 ガンダム グレイズ』(10月発売予定)といったガンプラ、アクションフィギュア『ネクスエッジスタイル ガンダム バルバトス』や食玩『FW GUNDAM CONVERGE』など、さまざまな商品展開も発表されている。(C)創通・サンライズ・MBS(C)創通・サンライズ
2015年07月15日人気アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの最新作となるTVアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』が、2015年10月4日よりMBS/TBS系(毎週日曜午後5時~)で放送されることが明らかになった。「機動戦士ガンダム」シリーズの新作TVアニメとしては、今年3月に完結した富野由悠季監督による『ガンダム Gのレコンギスタ』、4月に完結した『ガンダムビルドファイターズトライ』以来の作品となる『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』。物語の舞台は、「厄祭戦」と呼ばれる大きな戦争が集結してから約300年後――地球圏は仮初めの平和が訪れる一方で、火星圏で新たな戦いの火種が生まれつつある世界を舞台に、主人公三日月・オーガスとオルガ・イツカの成長が描かれる。この日行われた発表会の中で、サンライズの宮河恭夫氏は『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のキーワードとして、「ドラマ性の強い少年たちの物語としての新世代ガンダム」「段階的な変革を遂げるガンダム」を発表。昨年35周年を迎えた「機動戦士ガンダム」シリーズの長い歴史の中で、どの作品よりも主人公の少年たちの絆や挫折、成長といった人間ドラマに焦点を絞り、少年たちの物語としての魅力と、それに伴って変化を遂げてゆく「ガンダム」の姿を描いた新世代のガンダムになるという。監督は長井龍雪氏、シリーズ構成は岡田麿里氏と『とらドラ!』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』コンビが担当。メカデザインは鷲尾直広、海老川兼武氏、『ガンダム Gのレコンギスタ』で注目を集めた形部一平氏、寺岡賢司氏、篠原保氏、キャラクターデザイン原案は伊藤悠氏、デザインは千葉道徳氏、音楽は横山克氏が務める。主人公の三日月・オーガスは、民間警備会社「クリュセ・ガード・セキュリティ」(CGS)に所属し、地球の一勢力の統治下にある火星都市クリュセを独立させようとする少女、「クーデリア・藍那・バーンスタイン」の護衛任務に。その中で、反乱の芽を摘み取ろうとする武力組織「ギャラルホルン」の襲撃を受けた三日月は、CGSの動力炉として使用されていた「厄祭戦」時代のモビルスーツ「ガンダム・バルバトス」に乗り込み、戦いに挑む。また、各勢力にはさまざまなガンダムが存在し、全ガンダムが共通のフレームを使用。他のモビルスーツのパーツを換装することができるという。そのほかバンダイは、10月発売予定の『HG 1/144 ガンダム バルバトス』や『HG 1/144 ガンダム グレイズ』などのガンプラをはじめとしたさまざな商品を展開していくという。(C)創通・サンライズ・MBS(C)創通・サンライズ
2015年07月15日映画『ジュラシック・ワールド』の来日記者会見が13日、都内で行われ、PRのために来日したブライス・ダラス・ハワード、ニック・ロビンソン、タイ・シンプキンス、コリン・トレボロウ監督、そして、日本語吹き替え声優の玉木宏、木村佳乃、松岡茉優が出席した。本作は『ジュラシック・パーク』シリーズの第4弾となる最新作。公開から1カ月たたずして全米歴代興行収入5位にランクインする大ヒットを巻き起こしている中、PRの最終地として監督・キャストが来日した。コリン・トレボロウ監督は「(パークの創設者)ジョン・ハモンドの夢、実際に恐竜と人間が会うという夢が実現できた」と感慨深げに語り、監督抜擢についてスティーブン・スピルバーグから直接連絡があったと説明。「彼は長年『ジュラシック・パーク』の続編を作りたいと考えていた。本当に作る意味があるのであれば作りたいと」と当時のやりとりを明かし、「一番の挑戦は、今までのものを模倣するのではなく、まったく新しい現代の若者のためのジュラシック・パークを作ること。それを達成することができたと思う」と自信をのぞかせた。施設の最高責任者・クレア役を演じたブライス・ダラス・ハワードは、「私が12歳の時に『ジュラシック・パーク』を見て興奮したように、現代の若者のみなさんがこの作品に夢中だと知り、ワクワクしている」と興奮。ザック役のニック・ロビンソンは「この作品の一部になれたことは特別なこと。すばらしい経験」と喜びを爆発させた。グレイ役のタイ・シンプキンスも「『ジュラシック・パーク』シリーズの作品に出られるということは、夢がかなったようなすばらしいこと。シリーズの大ファンだし、恐竜も大好き」とうれしそうに話し、「オリジナルのファンの人も絶対に満足できる、オリジナルの精神を継承した作品」とアピールした。本作で登場する恐竜に近寄れる球体の乗り物"ジャイロスフィア"の話題になると、監督は「実際に作った。リアルに乗っているので、観客も感情移入できるんだと思う」とコメント。シンプキンスは「うわ~! おもしろそう! ってワクワクして乗り込んだんですけど、実は居心地が悪いんです」と無邪気に打ち明け、「エアコン周り、椅子周り、もう少しどうにかできるんじゃないかという気持ちはありますが、かなりイケてる乗り物です!」と続けると、会場からはクスクス笑いが起こり、ハワードも大爆笑だった。最後に監督は「映画は劇場で見て共有するもの」と伝え、「この作品はみんなで見られる映画。怖さやおもしろさ、ロマンスもあり、スリリングな部分もある。愛する人たちと一緒に劇場で見て、みんなで楽しんでほしい」と呼びかけた。
2015年07月13日世界中で恐竜サイズのメガヒットを記録している『ジュラシック・ワールド』の来日記者会見が7月13日(月)、都内で行われ、コリン・トレボロウ監督、出演するブライス・ダラス・ハワード、ニック・ロビンソン、タイ・シンプキンスが出席。本作を熱烈PRした。歴代オープニング全世界興行収入記録の第1位を樹立する歴史的ヒットスタートを切り、公開13日目にして10億ドルを超える一大旋風を巻き起こす本作。その世界最後の公開国となる日本でのプロモーションとあって、監督&キャストも意気込みは十分!シリース生みの親であるスティーブン・スピルバーグの指名で、大役を担ったトレボロウ監督は「模倣ではない、いまの時代に作られるべき新作が誕生した。だから、若い世代に支持されて、とてもうれしいんだ」と誇らしげ。「スマホやタブレットではなく、ぜひ映画館でこの“体験”を共有して」と熱弁した。悲劇から20数年を経て、いまや1日に2万人の観光客が訪れるまでになった「ジュラシック・ワールド」が、遺伝子操作によって誕生した新種の肉食恐竜の脱走を機に、再びパニックに陥る。施設の最高責任者クレア役で、約6年ぶりの来日を果たしたブライスも、「私が第1作『ジュラシック・パーク』を見た12歳の頃のように、いまの若者が夢中になってくれていると聞き、ワクワクしている。スピルバーグ、そして原作者のマイケル・クライトンが残したレガシー(遺産)を受け継ぐことができた」。さらに当時11歳で、父のロン・ハワード監督とともに来日した思い出を語り、「日本の皆さんが映画に注ぐ深い愛情に触れて、感動したのが昨日のことのよう。本当に来日を楽しみにしていた」と感極まっていた。ジュラシック・ワールドを訪れるイケメン兄弟役を演じるニックとタイは、初来日。「これほど多くの人々に愛されるシリーズ、そして本作の一部になれて本当に光栄でうれしい。この作品は、次なる進化のステップになるはず」(ニック)、「このシリーズも恐竜も大好き。だから出演できて、夢がかなった気分。一番大変だったのは恐竜のシーンではなく、滝に飛びこむシーン。高所恐怖症なんだ…」(タイ)と語っていた。会見には日本語吹替えキャストの玉木宏、木村佳乃、松岡茉優が駆けつけ、来日メンバーと対面。主人公・オーウェン(クリス・プラット)を演じる玉木さんは、「日本にも公開を楽しみにしている人がたくさんいるので、いい結果が出るのは間違いない」と太鼓判。木村さんは、「ブライスさんにも3歳になる娘さんがいるそうなので、うちの3歳の長女と一緒にお台場に遊びに行きたい」と滞在中の案内役を買って出た。また、タイ演じる少年役の松岡さんが、「アフレコ中はずっとタイくんの口元を見つめていたので、今日は初恋の相手に会ったみたい」と話すと、隣に座るタイは「そう言われると、不思議な気持ち」と照れ笑いを浮かべていた。『ジュラシック・ワールド』は8月5日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年07月13日世界中で旋風を巻き起こす『ジュラシック・ワールド』の来日記者会見が7月13日に都内で行われ、メガホンをとったコリン・トレボロウ監督が出席。「スマホやタブレットなど映画の見方が多様化しているが、やはり映画は劇場で共有するものだと思う。ぜひ家族そろって笑い、泣き、叫ぶ体験を味わってほしい」とアピールした。その他の写真第1作『ジュラシック・パーク』公開から22年を経て、生みの親であるスティーブン・スピルバーグ監督から直々にオファーを受けたというトレボロウ監督。「彼自身、常に続編を作りたいという思いがあった。ただ、それは『作って意味があるもの』でなければいけなかった。過去作の模倣ではなく、まったく新しい、特に現代の若者に向けた作品にしたかった」。公開13日目にして全世界興行収入10億ドルを超える超大ヒットを受けて、「22年前の夢が、実現できた」と誇らしげだった。舞台は、かつて不慮の事故によって計画が頓挫したが、現在は多くの観光客が押し寄せる人気スポットとなった“ジュラシック・ワールド”。誰もが安全に恐竜と触れ合える場所のはずだったが、遺伝子操作された新種の恐竜“インドミナス・レックス”が暴走したことで、園内はパニックになる。会見にはトレボロウ監督をはじめ、出演するブライス・ダラス・ハワード、ニック・ロビンソン、タイ・シンプキンスが出席。施設の責任者を演じるハワードは、「ちょうど私が12歳のとき、『ジュラシック・パーク』を見て大興奮したように、今のティーンがこの作品に夢中だと知り、とてもワクワクしている」と本作の大ヒットに感激した様子。パークを訪問する兄弟を演じたロビンソンとシンプキンスも、「これほど多くの人々に愛されるシリーズに参加できて光栄だし、すばらしい体験。この作品が、次なる進化のステップになるはず」(ロビンソン)、「僕も大好きなシリーズだから、夢がかなった気分。どうしてヒットしたかって? 僕もみんなも恐竜が大好きだからじゃないかな」(シンプキンス)と胸を張った。会見には日本語吹替えキャストの玉木宏、木村佳乃、松岡茉優が駆けつけた。『ジュラシック・ワールド』8月7日(金)より全国公開取材・文・写真:内田 涼
2015年07月13日2015年7月18日~9月27日に、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催される「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」の追加展示内容が明らかになった。本イベントは、富野由悠季監督によるガンダムシリーズの記念碑的な第一作『機動戦士ガンダム』の魅力を、かつてない壮大なスケールで紹介する本格的な展覧会で、シリーズの魅力の神髄に迫るために1,000点にもおよぶ制作資料を一挙公開。会場内特設シアターでは、ホワイトベースでブライトら同艦クルーと大気圏突入をめぐる戦いを体験できる新作映像が特別上映され、ガンダムの魅力を存分に味わう、質・量ともに圧倒的な規模の展覧会となる。チケット料金は通常前売り券(一般・大学生/7月17日まで発売)が1,800円、当日券(一般・大学生)が2,000円。昨年には大阪で開催され、好評を博した本展示だが、東京へと会場を移すにあたり、新たに4つの要素が追加される。一つ目は、「原寸大のガンダム・ヘッド」。『機動戦士ガンダム』で、一年戦争の最後の戦場となった、ア・バオア・クーを舞台に展開された有名な「ラストシューティング」シーンの後、「吹き飛ばされたガンダムの頭部はどこへいったのか?」という仮説をもとに模型を作成。会場内では写真撮影をすることもできる。二つ目は、大阪展で実施されたイベント「ガンプラ大作戦」で来場者が製作したガンプラ1,000体によるインスタレーションの展示。連邦軍からはジム、ジオン軍からはザク、ドム、ゲルググが登場し、全長約14メートルにわたって1,000体のガンプラが飾られるという。そして三つ目には、『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザイン・アニメーションディレクターを担当した安彦良和氏が総監督を務め、10月31日からは第2話のイベント上映を控えるアニメーション作品『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』より、最新映像や、生原画、安彦氏直筆のキャラクター設定資料原版、ジオン・ズム・ダイクンの胸像などが展示される。最後の四つ目は『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明氏が、『機動戦士ガンダム』のオリジナル原画を構成・編集することで映像作品にした『安彦良和・板野一郎 原撮集』の上映。安彦氏と板野氏はともに『機動戦士ガンダム』で作画を担当しており、本作品は2人の功績をたたえるために製作され、2014年12月に「日本アニメーター見本市」において発表されていた。(C)創通・サンライズ
2015年07月09日6月12日(現地時間)に公開されるやいなや、世界各国で映画史の歴代記録を次々と塗り替えている『ジュラシック・ワールド』。このたび本作が世界的大ヒットを記録した『アナと雪の女王』を抜いて、全世界歴代興行収入第6位にまでランクアップしたことが判明した。主演に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』で一躍知名度を上げたクリス・プラットと、『ターミネーター4』のブライス・ダラス・ハワードが名を連ねる本作。公開1週目にして全世界オープニング歴代興収1位(5億2,140万ドル)という好調なスタートダッシュを切り、公開3週目まで他作品を寄せ付けず全米のランキングで首位を独走。全世界興収が公開13日目(Box Office Mojo調べ)にして10億ドルを超えるなど、その勢いは留まる事がなかった。そして、全米公開4週目となる週末3日間(7月3日~5日)は、日本でも大人気のシリーズ作『ターミネーター』の続編『ターミネーター:新起動/ジェニシス』が初日を迎え、夏の超大作同士の注目の対決に。結果、全米興行収入は2,924万ドルと、公開を4週過ぎても全く勢いが衰えず、着実に記録を伸ばした『ジュラシック・ワールド』が勝利した。さらに、7月5日には全米累計興行収入が5億5千万ドルを超え、クリストファー・ノーラン監督の傑作『ダークナイト』を抜き歴代4位にランクイン!公開たった24日間で全米累計興行収入が5億5千万ドルを突破したのは本作が史上最速で、歴代興行収入1位を誇るあの『アバター』でも突破するまでに公開してから38日間を要しており、いかにこの記録更新のスピードが驚異的であるかが分かる。そして極めつけには日本でも“アナ雪フィーバー”として社会現象となった『アナと雪の女王』を抜き、全世界歴代累計興行収入第6位にまでランクアップ!かつてないほどの驚異的なスピードで、歴代の大ヒット作が打ち立ててきた記録を毎週のように破り続けており、同じく今年の大ヒット作『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の全世界累計興収5位に約9万ドルと迫る勢いで、さらなる記録更新も狙える位置に。日本でも公開の前倒しやキャスト陣の来日が決まり、ますます盛り上がりを見せる本作。今後もその動向に注目が集まる。『ジュラシック・ワールド』は8月5日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ジュラシック・ワールド 2015年8月5日より全国にて公開(C) 2015 Universal Pictures.
2015年07月07日映画『ジュラシック・ワールド』(8月5日公開)が公開24日間で全米累計興行収入5億5,000万ドルを突破し、社会現象を巻き起こした『アナと雪の女王』を抜き、全世界歴代累計興収第6位に躍り出た。本作は、世界中で大ヒットを記録した『ジュラシック・パーク』シリーズの第4弾となる最新作。これまでのシリーズでは実現に至らなかった恐竜のテーマパークがオープンする。6月12日に全米をはじめとした66の国や地域で公開され、全世界オープニング歴代興収1位となる5億2,410万ドルをたたき出し、公開3週目まで全米ランキングで首位を独走。全米公開4週目となる週末3日間(7月3日~5日)には、初日を迎えた『ターミネーター』最新作との対決が注目されたが、『ジュラシック・パーク』が勝利し、4週連続1位となった。そして、7月5日には全米累計興行収入5億5,000万ドルを超え、歴代4位に。公開24日間で全米累計興行収入が5億5,000万ドルを突破したのは、本作が史上最速で、歴代興収1位の『アバター』も38日間要している。さらに、全世界歴代累計興行収入は13億8,344万ドルとなり、8位の『アナと雪の女王』(12億7,421万ドル)、7位の『ハリーポッターと死の秘宝 PART2』(13億4,151万ドル)を抜き、6位にランクイン。同じく今年の大ヒット作『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の全世界累計興収5位に約9万ドルと迫る勢いで、さらなる記録更新が期待される。(C)2015 Universal Pictures
2015年07月07日