『行け!稲中卓球部』『ヒミズ』の古谷実による人気コミック『ヒメアノ~ル』が森田剛主演で実写映画化されることが決定した。原作は、次々と快楽殺人を重ねていくサイコキラーを主人公に、彼の心の闇を描いた話で、本作が初主演作となる森田は「熱がしっかり伝わる人間臭い作品を目指したい」とコメントを寄せている。その他の情報本作で森田が演じるのは、人をターゲット=餌としか思わない連続殺人鬼・森田正一。彼の同級生で、ビル清掃会社のパートタイマーとして働く平凡な男・岡田を濱田岳が演じ、森田正一にストーキングされるヒロイン・ユカを佐津川愛美が演じる。監督は『さんかく』『銀の匙』の吉田恵輔。森田は「決して共感はできない今回の役作りに関して、吉田監督とお話ししただけでは、なかなか理解するのが難しいと感じています。森田正一の過去や、なぜこういう人間になったのかを理解して、クランクインを迎えたいです」といい、「いわゆる悪い人は沢山存在しているかもしれないが、彼らの過去には何かしらの理由があるのでは?キャスト・スタッフのこめた熱が、しっかり伝わる人間臭い作品を目指したいと思います」と意気込みを語っている。吉田監督は「高校生の頃からバイブルだった古谷実さんの漫画を監督出来るなんて夢のようです」と話し、実写化にあたり「ドス黒さ溢れる、良い意味でバランスの悪い映画に仕上げたいです。森田さんには“普通なんだけど普通じゃない”という感じを表現して頂きたい。難しい注文ですが、森田さんなら答えてくれると思います」と語り、原作者・古谷氏は「大変ありがたいです。森田さん、よろしくお願いいたします」とコメントを寄せている。撮影は3月末日にクランクインし、2016年に公開される。『ヒメアノ~ル』2016年 全国公開
2015年03月23日染谷将太を主演に、“日本マンガ史上最高傑作”といわれた人気マンガを実写映画化し、4月に『完結編』が公開となる『寄生獣』二部作。このほど『寄生獣』が、4月23日(現地時間)よりイタリアで開催されるウディネ・ファーイースト映画祭「コンペティション部門」で上映されることが決定した。累計1,200万部を超える岩明均の大ヒットコミックを、2部作で実写映画化した本作。人間に寄生し、捕食する謎の生物“パラサイト”に襲撃されたものの、危うく脳の乗っ取りを免れた高校生の新一(染谷将太)が、右腕に寄生したパラサイトのミギー(阿部サダヲ)と共に、地球への侵略を企むパラサイトたちと戦いを繰り広げていく…。染谷さん、阿部さんを始め、深津絵里、橋本愛、浅野忠信ら日本映画界を代表する豪華俳優が競演する本作。今回、『寄生獣』の出品が決定したウディネ・ファーイースト映画祭は、イタリア北部の都市・ウディネで開催される映画祭で、東アジアの作品をヨーロッパに紹介することを旨とし、大作からミニシアター系の作品まで幅広いジャンルの良作を選出。今年度は10の国と地域から56作品が上映される予定となっている。本作でメガホンを握った山崎貴監督は、過去に『ALWAYS 三丁目の夕日』(’06)、『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(’08)、『永遠の0』(’14)に続いて4度目の選出。特に、昨年は『永遠の0』が観客賞の最高位「ゴールデン・マルベリー賞」を受賞している縁深い映画祭でもある。同映画祭の最高責任者サブリナ・バラチェッティ氏は、今回の出品について「『寄生獣』は、現代社会のウイルスへの恐怖感を反映しながらも、ブラックコメディと終末的なサイエンスフィクションのちょうど中間という難しいツボを押さえています。おかしくも恐ろしい、現代の空気を驚くほど捉えた作品です」とコメントを寄せている。同映画祭で同じ監督の作品が2年連続で観客賞の最高位を受賞した例はなく、もしも本作が受賞すると映画祭史上初の快挙となる。『寄生獣 完結編』は4月25日(水)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:寄生獣 2014年11月29日より全国東宝系にて公開(C) 映画「寄生獣」製作委員会
2015年03月17日米BOX OFFICE MOJOは3月13日~3月15日の全米週末興業成績を発表した。シャルル・ペローの童話を実写化したディズニー映画『シンデレラ』が初登場1位に。ディズニーによる映画化は1950年のアニメ化以来。『ヘンリー五世』でアカデミー監督・主演賞、『マリリン 7日間の恋』で助演男優賞にノミネートされたケネス・ブラナーが監督を務める。主人公のシンデレラ役と王子役には、新鋭俳優のリリー・ジェームズとリチャード・マッデンを抜擢、継母役をケイト・ブランシェット、カボチャを馬車に変える魔法使い役をヘレナ・ボナム=カーターが演じるなど、大物ハリウッドスターたちが脇を固めている。2位も初登場となった『ラン・オールナイト』。リーアム・ニーソン主演のクライム・アクション映画で、『アンノウン』(2011年)、『フライト・ゲーム』(2014年)に続いて、ジャウム・コレット=セラ監督と3度目のタッグを組んだ作品。ニーソン演じる殺し屋のジミーは、命を狙われた息子を助けるために相手を殺してしまう。しかし、殺害した男は、自らの親友でありマフィアのボス、ショーンの息子であったことから、再び命を狙われることになってしまう。マフィアのみならず、暗殺者や買収された警官らに息子共々追われる立場となったジミーは生きのびることができるのか。息子を殺され復讐に燃えるマフィアのボス役にエド・ハリス、ジミーを追い続ける刑事役にヴィンセント・ドノフリオが起用されている。前週トップのニール・ブロムカンプ監督最新作『チャッピー』は5位に急降下。3位に『Kingsman: The Secret Service(原題)』が4位から返り咲いた。9位『アメリカン・スナイパー』は、前週11位から9位へと再びトップ10入り。2014年12月25日の公開から4週目で首位に立ち、その後4週連続でトップをキープした。以降も前週のみ10位圏外へ落ちたものの、今回12週目で再浮上。その根強い人気ぶりが改めて示された形だ。
2015年03月16日ディズニー・ラブストーリーを実写映画化した『シンデレラ』。日本では4月25日(土)より公開となるが、これに先駆け4月初旬に、シンデレラ役のリリー・ジェームズとケネス・ブラナー監督の来日が決定!さらに、2人を迎えての豪華絢爛な舞踏会を再現したジャパン・プレミアが開催されることも明らかとなった。本作で、“実写版シンデレラ”という大役を掴んだリリーは今回が初来日。オーディションで主役の座を射止めたそうで、役柄さながらのまさにシンデレラガールだ。日本のみならず、本作のプロモーションのため、すでに世界各国をで訪れているそうだが、行く先々で老若男女問わず、大勢の人に大歓迎を受けているようで、ハリウッド女優としての階段を一気に駆け上がっている真っ最中の最旬女優なのだ。先日、行われたワールドプレミアに出席した際、リリーは「日本に行くことを楽しみにしている」と語っていたが、日本でも歓声を浴びることとなりそうだ。また、リリーとブラナー監督の来日に合わせ、豪華絢爛なジャパン・プレミアイベントが開催されるが、会場となる六本木には、シンデレラがガラスの靴を落としてしまう階段、そしてシンデレラと王子が出会うこととなる舞踏会のシーンをイメージしたものになるという。さらに、舞踏会では欠かせないダンスシーンも再現され、映画のワンシーンさながらに色とりどりのドレスを身にまとったダンサーによる可憐なパフォーマンスが披露される予定だ。『シンデレラ』は4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月12日初音ミクが歌うボーカロイド曲で人気に火がつき、中高生の間で定番卒業ソングとして知られる「桜ノ雨」が、小説版をもとに実写映画化され、2015年に公開されることが明らかになった。「桜ノ雨」は、2008年にhalyosy氏が、ボーカルに音声合成ソフト「初音ミク」を使用して、動画サービス「ニコニコ動画」で発表した楽曲。関連動画再生数は2,500万超を記録、ボカロオリジナル曲でミリオンを達成した楽曲として人気を博した。同曲は、ファン有志によって合唱を披露する企画が始まり、2009年と2010年の春に200を越える中高校の卒業式で合唱されるほど人気が拡大。初音ミクにはキャラクターが設定されており、公式プロフィールの年齢が16歳ということから、高校生活を送る初音ミクの想像を広げ、卒業をテーマとした曲となった。同曲は、高校生が選ぶ2013年卒業ソングランキングで3位(リクルート調べ)、日本人が思い浮かべる2014年の桜ソングランキングで14位(音楽情報誌『CD&DLでーた』調べ)など、いまや国民的な卒業ソングとして確立され、現在も日本各地の中高校の卒業式で歌われる定番ソングへと成長。また、2009年には学生映像制作団体「テトラフィルムスタジオ」による自主制作映画も公開された。今回の実写映画は、同曲をもとにして2012年に刊行された小説版『桜ノ雨』の物語がベースになるという。20万部という大ヒットを記録したこの小説は、楽曲の制作者halyosy氏が原作・原案として参加しており、以前から構想していたVOCALOIDキャラクターの学園生活を軸に、女子高生の未来(ミク)や鈴(リン)、蓮(レン)などが登場。合唱部を舞台に学園の四季を綴った青春群像劇が描かれている。3月7日には、シリーズ最新刊『Fire◎Flower 君を好きでいられて良かった』(PHP研究所)も発売予定。「桜ノ雨」の制作者であり、小説版『桜ノ雨』の原作・原案を担当したhalyosy氏は、「今年も全国の学校で『桜ノ雨』は歌われるそうです。この曲を発表して7年が経ちました。最初の年に中学校で歌った方は今頃、大学生や社会人をされてるのでしょうか」と楽曲の発表当時に思いを巡らせながら、「みんなで作り上げてきた『桜ノ雨』には、たくさんの歴史があります。もう何が起きても驚かない! と思っていましたが、まさかの実写映画化。未だに信じられませんが、頂いた脚本を見る限りどうやら本当のようです」と驚きを隠せない様子。そして「『もしミクさんが高校生だったら…』という妄想から生まれた桜ノ雨がどんな映像となるか、一緒に楽しんで頂けたら幸いです」と実写化に大きな期待を寄せている。映画『桜ノ雨』は、2015年全国公開。(C)2015 halyosy・藤田遼・雨宮ひとみ/PHP研究所/『桜ノ雨』製作委員会Illustration by 優 (C) Crypton Future Media, INC.www.piapro.net.Illustration by iXima (C) Crypton Future Media, INC.www.piapro.net .
2015年03月07日ディズニーが総力を結集し実写化した『シンデレラ』。この度、オスカー女優ケイト・ブランシェットが演じる継母のキャラクターアートが解禁された。世界中のラブストーリーの原点であり、頂点である物語のヒロイン・シンデレラを、自らの手で勇気を持って運命を切り開く、新たなヒロイン像で描いている本作。そんな純粋で健気なシンデレラを最も憎み、蔑む継母役にキャスティングされたのは、『ブルージャスミン』で“堕ちたセレブ”を怪演し、オスカーを獲得したケイト・ブランシェットだ。ポスタービジュアルと同様、アニー・リーボヴィッツによって撮り下ろされたキャラアートからは、美しく魅惑的な外見を備え持ちながらも、シンデレラに向けて注がれる冷ややかな目線、あざ笑う姿が伝わってくる。実は、まさにおとぎ話の“ヴィラン”(悪役)そのものを体現したようなケイトがキャスティングされたのは、完璧な演技のほかにも理由があった。本作のケネス・ブラナー監督は、彼女のキャスティングについて「真に優秀な女優が演じることで、私たちはこの継母の心の側面:コンプレクスやディテールに富んだ人間性を見ることができます」と、いままで“ただの悪役”とされてきた継母の隠れた本質を表現できることから、ケイトを抜擢したと説明する。また、「彼女は機知と情感に富んでおり、それを豊かに使った演技を披露しています。また同時にこのキャラクターが持つ悲劇を微かに匂わせているのです。こういったバックストーリーをキャラクターに与えた上で、それをケイトが軽々といとも簡単に演じてみせる。他の良く似たおとぎ話の映画との決定的に違う手法の1つだといえるでしょう」と、オスカー女優が魅せる演技に自信を覗かせた。一方、ケイトも「おとぎ話では、大げさに描いてしまいがちだけれど、今回はこのキャラクターの核にある真実を見いだすことで、かなりバランス感覚のある演技ができました」と語る。「純粋に邪悪な人なんて誰ひとりいない…誰でもそうなる動機や誘因があると思うんです」。だからこそ、役作りでは「何があって人が邪悪になるのかについて探究することに興味を持ちました」というケイト。「この映画のささやかな場面を通じて、この女性は自分の人生をもう一度やり直そうとしていたときに、彼女の新しい夫が彼の娘シンデレラに注ぐ深い愛情に激しく嫉妬してしまったことを、観る人は垣間みると思います」と明かし、いままで誰も見たことのない継母の“思い”を本作では表現した様子。ただ、「継母が人に好かれるような感じで演じてはいけないと心がけました。継母が観客から好かれる、好かれないということではなく、彼女を理解することが大切だと感じたんです。また、主人公はシンデレラなわけだし、重要なのはシンデレラが、善良で優しくても、強い女性として描かれることでした」と、あくまでもシンデレラを輝かせる脇役に徹したという。シンデレラを憎んでいた継母の初めて明かされる真実は、オスカー女優のケイトだからこそ実現できたこと。物語をよりドラマチックに盛り上げる彼女の“ヴィラン”にも注目してみて。『シンデレラ』は4月25日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月05日世界中のラブストーリーの原点である物語を実写化した『シンデレラ』。この度、2月13日(現地時間)にベルリン国際映画祭で世界で初めて公式上映され、上映前のレッドカーペットイベントにシンデレラ役のリリー・ジェームズを始めとした主要キャスト・スタッフが結集した。ディズニー・スタジオが総力を結集し、「シンデレラ」の実写版を映画化した夢のプロジェクト。ガラスの靴やカボチャの馬車に代表されるロマンティックなイメージはそのままに、シンデレラの勇気と優しさから生まれる“奇跡の愛”が感動的に描かれていく。この日、レッドカーペットイベントには、オーディションで主役を射止めた“シンデレラガール”のリリー、貫禄の継母役を卓越したエレガントさと演技力で見事演じ切ったオスカー女優のケイト・ブランシェット、日本でも人気のドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で大人気を博す王子役のリチャード・マッデン、魔法の力でシンデレラが幸せへの一歩を踏み出すきっかけを作ったフェアリー・ゴッドマザー役を演じた変幻自在の名女優ヘレナ・ボナム=カーター、そして本作でメガホンを執ったケネス・ブラナー監督らが大きな歓声のなか登場。リリーは、肩が大きく露出している華やかな白いロングドレスに身を包んで参加。「ディズニーの名作アニメーション『シンデレラ』が初めて上映されたこの映画祭に、素晴らしいキャストのみんなと一緒に参加出来て、とても光栄に思うわ。本当に魔法にでもかかったみたいで、信じられない気持ちよ」と興奮した様子で語った。煌めく装飾が美しい幾何学模様のタイトなドレス姿のケイトは、撮影時について「舞踏会の会場にしても、かの有名なカボチャの馬車にしても、鮮やかな色彩からウィットに富んだマジカルな雰囲気に至るまで、ものすごくディテールが細かくて本当に見事ね」と語り、映画の出来栄えについても「皮肉めいたところなど一切ない、とても美しく感動的な映画に仕上がっていると思うわ」と太鼓判を押した。そして、本作を手がけたブラナー監督は「熱烈な歓迎ぶりもさることながら、2,000人近い観客の笑い声と拍手に包まれ、大スクリーンで完成した映画を観るのはまさしく感無量」と喜びを語る。「とりわけリリー・ジェームズが持ち前の寛容な心で活き活きと演じる今回のシンデレラは、誰もが好きにならずにはいられない魅力的なキャラクターになっていると思います。それからとびきりロマンチックだというのも、この物語が愛され続ける理由の1つ。この映画にしても、そんなロマンチックな気分を存分に味わえる、セクシーで魅惑的な作品になっているはずですよ」と自信を見せた。『シンデレラ』は4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月16日累計発行部数1,000万部を突破した漫画『テラフォーマーズ』(集英社)が2016年公開に向けて実写化されることが決定し、三池崇史監督がメガホンを取ることが12日、明らかになった。原作は、2011年に漫画雑誌『ミラクルジャンプ』で連載を開始し、2012年には『週刊ヤングジャンプ』に移行。昨年7月から11月にかけて、人気キャラクターを主人公にしたスピンオフなど合計3作品が連載され、同年8月にはテレビアニメ化されるなど、多方面でその人気が広がっている。物語の舞台は西暦2599年。火星に苔とゴキブリを放ち、苔の黒さで太陽光を吸収させて人が住める環境へと人為的に変化させるテラフォーミング計画。その環境下で人型へと進化したゴキブリを駆除するために、15人の若者が地球から火星へと送り込まれた。"テラフォーマー"とは500年で急速に進化した"ゴキブリ"のことをさしている。撮影開始は5月中旬を予定しており、ロケ地やキャスト情報については順次発表される。三池監督は「『スゲー漫画』から『スゲー映画』が生まれることを証明しようと思う」と宣言し、「映画をナメたら火傷するぞ!」と自信満々に呼びかけている。一方、原作・原案担当の貴家悠氏は「映画になります…!! 母さん…『あんたの漫画ゴチャゴチャしてて全く何やってるのか分かんないけど、就職はいつすんの?』とはもう言わせません…映画になるんですよ、母さんッ!!!」と感激のコメント。作画担当の橘賢一氏は実写化の話に最初は驚きを隠せなかったものの、三池監督が手がけることを聞いて「ああ、これはいける…ッ!」と確信したという。
2015年02月12日ゴキブリが超進化する…という斬新な設定で連載当初から話題となったコミック「テラフォーマーズ」(集英社刊)が実写映画化されることが決定!三池崇史監督がメガホンを握り、2016年に公開することが明らかとなった。原作は、「このマンガがすごい!2013」オトコ編で第1位、「全国書店員が選んだおすすめコミック2013」では第2位を獲得し、現在11巻まで出版されている単行本の累計発行部数は1,000万部を突破している人気作だ。昨年には、テレビアニメ化&OVA化も果たしている。原作コミックでの物語は、火星のテラフォーミング(※人為的に惑星の環境を変化させ、人類の住める星に改造すること)用に放たれたゴキブリが人型へと進化…一方、地球では火星から飛来した未知のウイルスが蔓延する。そのワクチンを作るためウィルスのサンプルを手に入れようと、特殊な人体改造・MO手術を施された人間たちが火星で壮絶なバトルを繰り広げるSF作品だ。今回の実写映画化にあたり、原作の貴家悠さんは「映画になります…!! 母さん…『あんたの漫画ゴチャゴチャしてて全く何やってるのか分かんないけど、就職はいつすんの?』 とはもう言わせません…映画になるんですよ、母さんッ!!!」と喜びを爆発させる。一方、作画の橘賢一さんは「実写映画にしてもらえるかも、という話を聞いてはじめに出た言葉は『まじで!?』でした」とオファー当時をふり返る。「どういう風に実写映画にするのか…、僕にはまったく見当がつかなかったのです。しかし、メガホンをとるのが三池監督に決まり、『ああ、これはいける…ッ!』と直観しました」とすでに光明は見えたとコメントを寄せている。実写映画化にあたっては2年ほど前から準備を始めてきたそう。三池監督も「『スゲー漫画』から『スゲー映画』が生まれる事を証明しようと思う。映画をナメたら火傷するぞ!」と相当な気合いで臨む様子。ロケ地やキャスト情報などはまだベールに包まれているが、果たしてキャスティングは?火星に巣喰う人型ゴキブリ“テラフォーマー”は特殊メイクなのか、CGで描くのか?三池監督の手腕に注目が集まりそうだ。実写映画『テラフォーマーズ』は、5月中旬より撮影開始を予定、2016年に公開される。(text:cinemacafe.net)
2015年02月12日俳優の神木隆之介と女優の門脇麦が映画『太陽』で共演することが11日、明らかになった。同映画は、劇作家・演出家 前川知大率いる劇団イキウメの舞台を実写化した作品で、夜にしか生きられない進化した人類と、太陽の下で貧しく暮らす旧人類の間で起こる対立と融和を通し、"生きること"の意味を問う近未来ストーリー。バイオテロで人口が激減した二十一世紀初頭。ウィルス感染後も生き残り、抗体をもった新人類が生まれた。彼らは若く健康な肉体と高い知能を長く維持する一方で、紫外線に弱いため太陽光を避けて夜に活動する。彼らは自らを「ノクス」(夜に生きる存在)と呼ぶ。ノクスはウィルスに感染せず生き残った旧人類を「キュリオ」(=骨董)と呼び差別し、社会を掌握していた。神木は、キュリオの貧しい村に生まれ、自分の境遇を呪いながらノクス社会への憧れを隠そうともしない若者・奥寺鉄彦を演じ、門脇はノクスへの反感を糧に村の復興を担おうとする鉄彦の幼馴染・生田結を演じる。『SR サイタマノラッパー』シリーズ、『ジョーカーゲーム』を手がけた入江悠が脚本・監督を務める。神木は「正直一回読んだだけでは、理解出来ないところも多々ありました」と作品の難解な世界観を感じたというが、「読めば読むほど深く考察出来る作品だなと思いました」とし、「鉄彦の周りの環境は恵まれていなかったり、彼自身心の中での葛藤があったと思います。ただ、今いる環境からいかに、自分で一歩を踏み出し、未来を創っていくか。という、希望感というのを消さずに演じました」と撮影を振り返る。門脇も「神木さんは生命力やタフさ、強さ優しさみたいなものがぎゅっと詰まった人だと勝手に思っています。年下なのですがお兄ちゃんのような存在でした」と神木の印象を語った。舞台が近未来という設定のため、特殊メイクを使用し、衣装にも工夫が施されており、門脇は「日に日に日焼けメイクや泥メイク、ボロボロの衣装が馴染んできている自分がいて、食べ物も気にせずこぼせますし居心地がとてもよかったです」とすっかり役に入り込んだ様子だ。遠藤日登思プロデューサーは「主人公、鉄彦と結は複雑で繊細な感情の変化を求められる役です。とにかく演技力が必要とされました。神木隆之介と門脇麦の二人は、同世代の中で、演技力が抜群に秀でているという点で理想のキャスティングだったと思います。2人の競演が実現したことがこの映画の大きなモチベーションとなりました」と起用理由を語っている。映画『太陽』は2016年公開。
2015年02月11日一心堂本舗は、フェイスパックシリーズの第7弾として、人気TVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」をテーマとした「JOJOフェイスパック」を発売する。発売日は1月30日。価格は900円。「JOJOフェイスパック」は、荒木飛呂彦氏の漫画を原作とした人気TVアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」とのコラボレーションより生まれたフェイスパック。同社によれば、日本のアニメーションは世界に誇る日本の文化であり、「ジョジョの奇妙な冒険」がこれまでにグッチや資生堂、ルーブル美術館など各国を象徴するブランド・カルチャーとコラボレーションしてきたことから、今回フェイスパックシリーズの新作のテーマとして採用したとのこと。同製品では2種類のパックがひとつのパッケージにまとめられており、「ジョジョの奇妙な冒険」第1部から、顔にかぶると吸血鬼になり永遠の若さを手に入れられる「石仮面」を、第3部「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」から主人公である空条承太郎のスタンド「スタープラチナ」を図柄として採用した。また、「石仮面」が与える永遠の若さと「スタープラチナ」がもたらす超人的なパワーを再現するため、マスクシートを浸している美容液には、ヒアルロン酸・コラーゲン・ビタミンC誘導体の3つの美容成分(ヒアルロン酸Na、加水分解コラーゲン、ビタミンC誘導体)と、古代より集中力を高めて精神を高揚させるといわれ、多くの儀式に使われていたローズマリーも配合している。なお、同社のフェイスパックシリーズは、「『日本を代表する顔』を世界に紹介するブランド」というコンセプトで展開されており、東京ミッドタウン主催のデザインコンペ「「Tokyo Midtown Award」より生まれたヒット商品「歌舞伎フェイスパック」を筆頭に、「動物フェイスパック」、「劇団四季キャッツフェイスパック」、「山本寛斎プロデュースファッションフェイスパック」などを発売し、約1年で累計約36万個を売り上げている。
2015年01月15日世界中のラブストーリーの原点として親しまれる物語を、ディズニーが新進気鋭の若手女優リリー・ジェームズをヒロインに実写化した『シンデレラ』。このほど日本語吹き替え版の声優が発表され、シンデレラ役に高畑充希、プリンス役に城田優が決定!それぞれ熱意溢れるコメントが到着した。『アナと雪の女王』や『ベイマックス』などでも、日本語吹き替え版のクオリティが高いと映画ファンから好評を得ているディズニー映画。新作となる実写版『シンデレラ』でも、一体誰がどんな名演技を見せてくれるのか、ファンの間では期待が高まっていた。朝ドラ「ごちそうさん」以後も、『バンクーバーの朝日』『アオハライド』など、注目の若手女優として活躍し、まさに自身もシンデレラ・ストーリーを歩んでいるともいえる高畑さん。今回の声優決定に「シンデレラは“女性の永遠の憧れ”なので、期待の大きい役を任せていただき、なんて幸せなんだと思いました」と喜びを語った。「今回、私自身が抱いていたシンデレラとはまた少し違った新たなヒロイン像として登場するので、格好よく演じたいです」と、夢を叶えるために勇気を持って自らの意思で行動する、現代にふさわしい新たなヒロインを演じるにあたって意気込み十分のコメントを寄せた。一方、父親である王と国を想う気持ちを胸に秘め、知的で奔放なシンデレラに惹かれ、すべてを受け入れようとする器の大きいプリンス役を演じるのは、城田さん。実は去年から声優にも挑戦したいと思っていたと明かし、世界で最も有名なプリンス像の表現に対し「みなさんのイメージに出てくるプリンスのベースになりうる人物像だと思うので、非常にドキドキしています」と、ディズニー映画出演に対する喜びと、そのプレッシャーに複雑な心境を語る。とはいえ、「プリンスの繊細な心の動きまできちんと描きたい。何よりも観ている方に“素敵だな”と思ってもらえるような王子様の声を演じたいです。ぜひ楽しみにしてください!」と力強く語る城田さん。こちらもファンの期待にばっちり応えてくれそうだ。今回のふたりの抜擢にあたり、ディズニーは「映画やドラマ、舞台と幅広く活躍する注目の役者で、非常に高い演技力がある高畑さんは、シンデレラの持つ純粋さや透明感、勇気や芯の強さがぴったり合っている。城田さんは、プリンスの雰囲気と外見はもちろん、優しさと誠実さを持つ今回のプリンスのイメージに重なり、オファーさせていただいた」と絶賛し、全幅の信頼を寄せている様子。いつの時代も観客に夢や希望を与え続けてきたディズニーがその伝統を引き継ぎながら、ただ運命の人を待つだけはない、自ら運命を切り開く新しいヒロインを描く奇跡の愛の物語『シンデレラ』。日本語吹き替え版での高畑さん、城田さんの熱演を楽しみにしていて。『シンデレラ』は4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月13日BookLiveが運営する総合電子書籍ストア「BookLive!」で、『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ累計50万ダウンロード突破を記念した「『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ累計50万ダウンロード突破記念フェア」が19日、スタートした。荒木飛呂彦による『ジョジョの奇妙な冒険』は、1986年に『週刊少年ジャンプ』で連載を開始して以来、30年近くにわたり絶大な人気を誇り、テレビアニメや小説、ゲームなど、幅広いメディア展開もされているシリーズ。第8部にあたる『ジョジョリオン』は『ウルトラジャンプ』にて連載中で、2015年1月からは、第3部『ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース』の「エジプト編」がテレビアニメとして放送開始予定だ。「BookLive!」では、同シリーズの電子版を配信しており、モノクロ版・カラー版とスピンオフ1作品を合わせた累計ダウンロード数が、このたび50万ダウンロードを突破した。これを記念し、「『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ累計50万ダウンロード突破記念フェア」を開催。第1部~8部、『岸辺露伴は動かない』までシリーズ全作品を名シーンとともに紹介している。また、「BookLive!」では現在、「歳末大感謝祭」を開催中。会員ランクに応じて付与されるTポイントが通常の2倍になるキャンペーンで、12月31日まで実施する。なお、Tポイントを獲得するには、Tポイント利用手続きが必要となる。
2014年12月19日2005年に46歳の若さでこの世を去った漫画家・杉浦日向子さんの『合葬』が、主演に柳楽優弥と瀬戸康史を迎えて初めて実写映画化されることが10日、明らかになった。映画は来年秋の公開を予定している。『合葬』は『月刊漫画ガロ』(青林堂)で連載され、日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した人気漫画。杉浦さんは1980年代の「江戸ブーム」を牽引し、数々の名作を残した。中でも、同作は評価が高く、幕府の解体に反対し、最後まで戦った「彰義隊」をテーマに、そこに参加した3人の若者の数奇な運命を描いている。映画『天然コケッコー』(2007年)や連続テレビ小説『カーネーション』(2011年)などを手掛けた脚本家・渡辺あやが、映画脚本としては4年ぶりに担当。その渡辺が「新進気鋭の逸材」と評した小林達夫監督がメガホンを取る。柳楽演じる秋津極は、悌二郎(岡山天音)の妹との婚約を破談にし、彰義隊へ入隊。クールな物腰の反面、主君・徳川慶喜に対して熱い忠誠心を抱いている。柳楽は本作について「日本の伝統、日本らしさというのは忘れてはいけないんだと作品を通して思いました」と実感。「粋な人生を生き抜いた『極』という役を演じることができて幸せでした」と俳優としての喜びを語った。一方、瀬戸演じる吉森柾之助は、極、悌二郎の幼なじみで、養子先の笠井家を追い出され、行くあてもないまま彰義隊へ入る役どころ。原作の魅力を「杉浦日向子さんの作品は、"萌え"と"燃え"が共存した不思議な世界へ僕達を連れて行ってくれる」と説明し、「作品を知っていくうちに、僕が思い描いていた武士は薄っぺらく、当時の人も現代の若者と同じような悩みを持ち、柾之助はある意味時代にあらがった人物なんだという、僕なりの答えが見つかった」とこちらも歴史の重みを再認識していた。
2014年12月10日杉浦日向子の傑作漫画『合葬』が柳楽優弥と瀬戸康史の主演で実写映画化されることが発表された。『ジョゼと虎と魚たち』やドラマ『カーネーション』の渡辺あやが脚本を手がけ、新鋭・小林達夫がメガホンをとる。その他の情報本作の原作は、伝説の漫画雑誌、月刊漫画ガロに連載され、日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した杉浦日向子の傑作漫画。江戸幕府が終わった慶応4年を舞台に、婚約を破棄して彰義隊へ入隊した秋津極と、極の婚約者の兄・福原悌二郎(岡山天音)、極の幼なじみで養子先を追い出されて彰義隊に入った吉森柾之助の運命を描く。彰義隊は江戸の治安維持を受けていた舞台で、最終的には新政府に敗れて解散した。極を演じる柳楽は「日本の伝統、日本らしさというのは忘れてはいけないんだと作品を通して思いました。粋な人生を生き抜いた“極”という役を演じることができて幸せでした」と言い、瀬戸は「僕が演じた柾之助はあっけらかんとした性格で、僕が思い描いていた“武士”とは全く違っていた。ものすごく純粋で不器用だ。作品を知っていくうちに、僕が思い描いていた武士は薄っぺらく、当時の人も現代の若者と同じような悩みを持ち、柾之助はある意味時代に抗った人物なんだという、僕なりの答えが見つかった。杉浦日向子さんの作品は、“萌え”と“燃え”が共存した不思議な世界へ僕達を連れて行ってくれる」とコメント。瀬戸麻理子プロデューサーは「『合葬』に描かれているのは、時代に翻弄された、今と変わらぬ普通の若者の青春そのものです。時代劇という形を取ってはいますが、青春映画として観ていただければ嬉しく思います」と語っている。『合葬』2015年秋、全国ロードショー
2014年12月10日ディズニーが贈る、誰もが知る物語の実写化『シンデレラ』。先日、初のビジュアルが解禁となり話題を呼んだばかりだが、このほど、2014年を代表する大ヒット作『アナと雪の女王』の最新作となる短編映画『フローズン・フィーバー』(原題)が、2015年4月25日より本作と同時上映されることが決定した。世界中のラブストーリーの原点であり、すべての女性に捧げるラブストーリーの頂点『シンデレラ』。今回、ディズニー初の実写化となった本作をはじめ、『白雪姫』『リトル・マーメイド』『美女と野獣』と、これまでディズニーは童話原作の映像化をその時代に合わせてストーリー設計し、新しいキャラクターとして世に送り出してきた。そして、主題歌「Let It Go」を始め、いまもなお日本を席巻している『アナと雪の女王』。後者では、“ありのまま”を受け入れ、殻を破って自由に生きようとするヒロイン、エルサの姿が多くの現代女性の共感を得た。もちろん最新作『シンデレラ』でも、そのメッセージ性は受け継がれており、ただ運命の王子さまを待っているのではなく、自らの手で勇気を持って運命を切り開くヒロイン像が描かれている。いつの時代も、観る者に夢や希望を与え続けてきたディズニーが贈る新たなヒロインが、今回は実写とアニメーションという豪華2本立てで楽しめるというわけだ。さらに、魅力あるキャラクターをより際立たせ、ロマンチックに演出してくれるのが、実力派スタッフ陣。『シンデレラ』のメガホンをとるのは、監督・俳優としてその才能を惜しみなく発揮しているケネス・ブラナー。『ヘンリー五世』『から騒ぎ』『ハムレット』など、シェイクスピア作品を扱ったものを多く手がけてきただけに、華々しい“宮廷”という独特の世界の描写はお手のものだ。また、衣装デザインには『恋におちたシェイクスピア』『アビエイター』『ヴィクトリア女王世紀の愛』とアカデミー賞「衣裳デザイン賞」を3度も受賞しているサンディ・パウエル、プロダクション・デザイナーには『アビエイター』『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理容師』『ヒューゴの不思議な発明』と、こちらもアカデミー賞「美術賞」を3度受賞しているダンテ・フェレッティが担当する。そして、シンデレラ役に大抜擢されたのは、新進気鋭の若手女優リリー・ジェームズ。悪名高き継母にはアカデミー賞女優のケイト・ブランシェット、フェアリー・ゴッドマザー役にはヘレナ・ボナム=カーターと、実力派スター女優たちがしっかり脇を固めている。一方、『フローズン・フィーバー』のほうは、オリジナルキャスト&スタッフ陣が再集結するとあって、こちらも期待が高まるところだ。ディズニーが総力を結集し実写映画化する『シンデレラ』、そして日本で歴史を作った『アナと雪の女王』の最新作。待望の新たな名作の日本上陸を楽しみにしていて。実写版『シンデレラ』は2015年4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:アナと雪の女王 2014年3月14日より2D/3Dで同時公開(C) Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2014年12月04日「Hey!Say!JUMP」の山田涼介を主演に迎え、2012年から「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載され大きな話題を呼んだ人気コミックを実写化した映画『暗殺教室』。フレッシュな俳優陣の出演が続々と決定する中、このほど“天使すぎる”アイドルとして今年注目を集めてきた橋本環奈が、“ロボット”役で出演することが明らかになり、劇中で披露するというナースや女教師姿のビジュアルが公開された。本作は、進学校・椚ヶ丘中学校の落ちこぼれクラス3年E組に、地球を破壊することを宣言する謎のタコ型超生物が担任として現れ、その生物(通称・殺せんせー)の暗殺任務を秘密裏に託された生徒たちの死闘を描いたもの。今回、橋本さんが演じるのは、3年E組の転校生暗殺者・自律思考固定砲台(通称・律)。最新の軍事技術を集めて作られた自己進化する人工知能を搭載しており、「生徒に危害を加えない」という殺せんせーとの契約を逆手に防衛省から生徒として派遣された新型兵器だ。原作ファンだという橋本さんは、「原作のマンガは全巻持っている程大好きな作品だったので、出演のオファーをいただいたときは本当にびっくりしました。しかも“律”役ということで、不安もあったんですが劇中では、制服姿や体操服姿だけではなく、普段着ることのない、ナースや女教師の衣裳も着られてとても楽しかったです。3年E組の二次元アイドルとして、張り切って殺せんせーを攻撃しましたので、“律”の暴れっぷりを是非、劇場でご覧ください!」と存分にロボット役を楽しんで演じたよう。本作のプロデューサーは、「人工知能でありながら、抜群のかわいらしさも持つ“律”という特異なキャラクターを演じるのは完璧さと可愛らしさを併せ持つ奇跡的な存在感を持つ人でなくてはいけませんでした。実際お会いした橋本環奈さんのオーラは想像以上で撮影を通じ、律というキャラクターに生命が吹き込まれていくのを感じ、身震いしました」と絶賛!主演の山田さんを始め、菅田将暉、優希美青らが集結する3年E組の生徒たちや、烏間先生(椎名桔平)、“ビッチ先生”ことイリーナ・イェラビッチ(知英)、堀部イトナ(加藤清史郎)、体育教師・鷹岡明(高嶋政伸)と個性的なキャラクターが集まる本作。その中でも原作ファンから「可愛い」と人気の“律”をどのように橋本さんは演じるのか。“天使すぎる”自律思考固定砲台に注目したい。実写映画『暗殺教室』は2015年3月21日(土・祝)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月02日2014年を代表する記録的大ヒットとなった『アナと雪の女王』『マレフィセント』のディズニーが、誰もが知るあのラブストーリーを実写化する『シンデレラ』。このたび、日本公開が2015年4月25日(土)に決定し、併せて解禁された第1弾ビジュアルを世界的女流写真家のアニー・リーボヴィッツが撮り下ろしていることが判明した。『リトル・マーメイド』『美女と野獣』など不朽の名作を始め、近年では単なる男女のロマンスに留まらないスケールの大きな物語を描き、ファンを魅了しているディズニー・スタジオ。注目の新作『シンデレラ』はディズニーが総力を結集し、珠玉のラブストーリーとして世に送り出す実写作品だ。今回、解禁となったファーストビジュアルで、色鮮やかなブルーのドレスを身にまとい、初々しくも気品あふれるプリンセス姿を披露しているのは、主演のリリー・ジェームズ。ドレスの裾から覗く“ガラスの靴”もとても印象的で、思わず目が吸い寄せられてしまう。いまにも動き出しそうな躍動感があふれる本ビジュアルだが、この撮影を担当したのは世界的写真家、アニー・リーボヴィッツ。アニーといえば、全裸のジョン・レノンと妻オノ・ヨーコの愛に満ちた写真を手掛けたことでも知られ、ジョニー・デップやスカーレット・ヨハンソンといった世界中のセレブも信頼を置く写真家。彼女とのコラボが実現したビジュアルは、『シンデレラ』が持つドラマ性を一層引き立て、独特な世界観を醸し出す魅力的な仕上がりとなっている。美しきプリンセスとして映し出されているリリー・ジェームズは、英国の大人気ドラマ「ダウントン・アビー」のレディー・ローズ・マクレア役で人気に火がついた新進気鋭の若手女優で、今回の大抜擢はまさに“現代のシンデレラ”そのもの。継母役のケイト・ブランシェット、フェアリー・ゴッドマザー役のヘレナ・ボナム・カーターといった名女優たちを相手に、自らの勇気と優しさで奇跡を巻き起こす、リリー演じる現代的なヒロイン像には世界中の注目が集まっている。古くから愛され色褪せることのないラブストーリー『シンデレラ』。後世に語り継がれるであろう、ディズニーの新たな名作に出会える日をいまから楽しみにしていて。実写版『シンデレラ』は2015年4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月27日「月刊フラワーズ」(小学館刊)にて連載中の吉田秋生によるベストセラー・コミックスを、『そして父になる』の是枝裕和監督が実写化する『海街diary』。綾瀬はるか(長女)、長澤まさみ(次女)、夏帆(三女)、広瀬すず(四女/異母妹)が“四姉妹”を務めることで話題の本作から、四人姉妹が揃ったビジュアルが公開された。鎌倉で暮らす三姉妹、幸、佳乃、千佳の元に、15年前家を出ていった父の訃報が届いた。長い間疎遠になっていた父の葬儀のため、山形に向かった3人はそこで異母妹・すずと初めて会う。身寄りのなくなった彼女が、葬儀の場でどうしようもない大人たちの中で毅然とふるまう姿を見て、長女・幸は別れ際に「すずちゃん…鎌倉にこない?いっしょに暮らさない?4人で」と提案するのだが――。今回公開されたビジュアルには、綾瀬さん、長澤さん、夏帆さん、広瀬さんの四姉妹が海辺で仲睦まじく並び、遠くを見つめる姿が写し出されている。彼女たちの見つめる先には一体何があるのか…?キャストには、幸、佳乃、千佳と離れて暮らす実母・都役に抜擢された大竹しのぶを始め、看護師の長女・幸が働く市民病院の小児科医で、別居中の妻がいながらも幸と心を寄せ合う椎名和也役にはNHK連続ドラマ「マッサン」で個性的なキャラクターを好演する堤真一。次女の佳乃が働く信用金庫の上司・坂下美海役に加瀬亮、4姉妹が住む鎌倉にある飲食店「海猫食堂」の店主・二ノ宮さち子役にはベテラン女優の風吹ジュン、山猫亭の店主・福田仙一役にはリリー・フランキーと実力派俳優陣が脇を固める。さらに、「まえだまえだ」の弟・前田旺志郎、鈴木亮平、「レキシ」の池田貴史、「MEN’S NON-NO」専属モデルの坂口健太郎とフレッシュな俳優たちも集結。それぞれがどんな掛け合いを見せるのか、注目が集まりそうだ。『海街diary』は2015年6月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月26日三浦春馬主演で実写化され、2015年夏に前後編の2部構成で公開が予定されている映画『進撃の巨人』の配役の発表に合わせて、各キャラクターのイメージビジュアルが一斉に公開された。発表された出演陣は、主人公・エレンを三浦、ミカサを水原希子、アルミンを本郷奏多、ジャンを三浦貴大、サシャを桜庭ななみ、ハンジを石原さとみが担当。そして、映画オリジナルキャラクターとして、シキシマを長谷川博己、サンナギを松尾諭、フクシを渡部秀、ヒアナを水崎綾女、リルを武田梨奈、ソウダをピエール瀧、クバルを國村隼が演じる。公開されたイメージビジュアルは各キャラクターに用意され、エレンは「自由を求める者」、シキシマは「人類最強の男」、ミカサは「戦場を舞う女神」、アルミンは「心優しき賢者」などそれぞれにコピーが添えられている。新キャラクターは、原作者の諫山創氏や樋口監督らが実写映画版のストーリーを構築する際に、原作キャラクターの魅力を持った人物には同名を付けつつ、物語に相応しい映画版キャラクターへの"ハイブリット化"を目指した結果であるという。本作の佐藤善宏プロデューサーは、配役について「原作のキャラに外見が似ているか否かは全く考慮には入れませんでした。諌山先生と何度も話し合い、原作キャラたちのスピリットを体現できる俳優、という基準のみでキャスティングを行いました」と配役について明かしている。また、諫山氏は、出演陣が一堂に会した軍事訓練の撮影を見て、衣装や出演陣に太鼓判を押しているという。これらイメージビジュアルは、11月28日~2015年1月25日の期間で東京・上野の森美術館で開催される「進撃の巨人展」にて展示される予定。コミックの累計発行部数が4,000万部を突破し、漫画誌『別冊少年マガジン』(講談社)で諫山氏が連載中の同名漫画を実写映画化する本作は、原作者・諫山氏の監修のもと、監督に樋口真嗣氏を迎え、脚本に渡辺雄介氏と町山智浩氏を迎えて制作。巨人のいる世界とその世界に抗う若者たちの姿を立体機動のアクションと共に描き、原作の物語やキャラクターをベースに、映画オリジナルの要素も盛り込まれている。また、本作の音楽を『エヴァンゲリオン新劇場版』シリーズで知られる鷺巣詩郎氏、扮装統括を『キューティーハニー』や『寄生獣』などのビジュアルディレクターで知られる柘植伊佐夫氏が担当。立体機動装置や兵士の衣裳の細部に至るまで、原作世界を踏襲しつつリアリティー溢れる見事な世界観を創りあげているという。(C)諫山創/講談社
2014年11月20日2015年の夏に前後篇2部として映画化される、諫山創・原作の実写版『進撃の巨人』。このほど13人のキャストたちの各役名とキャラクタービジュアルが公開されたが、原作ファンの中も1、2争う人気キャラクター“リヴァイ”の名はなかった。100年前、突如現れた巨人たちによって文明を崩壊に追い込まれた人類。生き残った者たちは、巨人たちの侵攻を防ぐため、巨大な壁を築き、その壁の中で平穏を保っていた。100年もの時を経て、いま再び壁が破られる――。今回発表された情報では、三浦春馬が主人公・エレン役となることを始め、ミカサ役には水原希子、アルミン役に本郷奏多、ハンジ役には石原さとみ、さらに國村隼やピエール瀧が原作にはない新キャラクターを演じることも明らかとなった。キャストのみが発表された際のコメントで、「私の役は…まだ多くを語れませんが、最強の男」と語ったことから、リヴァイ役は長谷川さんなのでは?という憶測が飛び交ったが、今回の発表で長谷川さんが演じる役は映画版新キャラクターとなる“シキシマ”となることが判明した。今回の発表の中では各キャラクターを表すキャッチコピーも同時に発表されたが、長谷川さんの演じるシキシマに付けられたのは“人類「最強」の男”。原作でリヴァイが“人類最強の兵士”と呼ばれていることから、近しいキャラクターになるのでは…と予想される。新たに生み出されたキャラクターは、長谷川さん演じるシキシマを始め、ピエール瀧はソウダ(嘆きの先導者)、國村隼はクバル(「闇」を統べる者)、武田梨奈はリル(愛に生きる本能)、松尾諭はサンナギ(慈愛深き豪傑)、渡部秀はフクシ(悲しみの守護星)、水崎綾女はヒアナ(勇猛なる母性)と今回だけで7人。<現在公開可能な情報>として配給元の東宝が公開した資料によると、「これは原作者・諌山氏や樋口真嗣監督、脚本家が実写映画版のストーリーを構築する際に、原作キャラクターの魅力を持った人物には同名を付けつつ、物語に相応しい映画版キャラクターへの“ハイブリット化”を目指した結果である」との解説がなされている。このシキシマなる男――公開されたキャラクタービジュアルでは、眼光鋭くこちらを見つめる長谷川さんの姿と共に、「真実を、疑え。」という言葉が隣に添えられているが、果たしてどんなキャラクターとなるのか?原作ファンからどんなリアクションが返ってくるのかにも、注目が集まるところだ。実写映画『進撃の巨人』は2015年夏、前後篇2部作で全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2014年11月20日2015年の夏に前後篇2部として映画化される、諫山創・原作の実写版『進撃の巨人』。このほど13人のキャストたちの各役名とキャラクタービジュアルが公開され、映画・ドラマ・舞台と幅広い活躍を見せる若手実力派俳優・本郷奏多がアルミン役を演じることが明らかとなった。これに併せ、シネマカフェは本郷さんの独占コメントを入手した。100年前、突如現れた巨人たちによって文明を崩壊に追い込まれた人類。生き残った者たちは、巨人たちの侵攻を防ぐため、巨大な壁を築き、その壁の中で平穏を保っていた。100年もの時を経て、再び壁が破られる――。今回、配給元の東宝から<現在公開可能な情報>として発表された役名とキャラクタービジュアル。三浦春馬が主人公・エレン役となることを始め、ミカサ役には水原希子、ハンジ役には石原さとみ、さらに長谷川博己やピエール瀧が原作にはない新キャラクターを演じることも明らかとなった。そんな錚々たる俳優たちの中で、エレンとミカサの幼馴染であり、物語を大きく左右するであろうキャラクターとなる“アルミン”を演じることとなる本郷さん。原作では、身体能力は高くないものの聡明な頭脳で作戦や軍略に秀でた知的キャラクターだ。今回、役名&キャラクタービジュアルと共に公開されたキャッチコピーでも「心優しき賢者」となっており、原作に沿ったキャラクターであることが予想される。本郷さんは今回のアルミン役について「初めてお話をいただいたときは、本当に僕がアルミン!?と思いました。『進撃の巨人』が実写映画化すると知ったときから、自分がもし出れるならあの役がいいなと勝手に想像していたキャラがいたので(笑)」と予想外の大抜擢だったという。さらにアルミン自身のキャラクターについては「一見弱々しい少年ですが、いざという時には勇敢な判断を下すことができる芯の強い人間です。ある程度全体を動かしていく重要なポジションでもありますし、やり甲斐のある役をいただけたことがとにかく嬉しかったです」と語る。また、撮影はすでに今年の8月に終了しており、その際の役作りについては「演じるにあたり全体的に、実写ならではのリアルな心情表現というよりはエンターテイメント寄りの表現方法を用いて演じました。オーバーにということではないけど、リアクションは大きく分かりやすさを大切に。巨人と同じ画の中にいると人間はどうしても小さくなってしまうので、身体全体を使って機敏に動くことは映像的にも効果があったと思います」とアルミンさながらの分析力を発揮していたようだ。公開されたキャラクタービジュアルでは、雨の中で何かを見つめるような視線を放つ本郷さんの姿と共に「使命を、果たせ。」という言葉が添えられているが、果たして彼の“使命”とは何を意味するのか?今後、更なる続報に注目が集まりそうだ。実写映画『進撃の巨人』は2015年夏、前後篇2部作で全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:進撃の巨人 2013年秋、全国にて公開(C) 諫山 創/講談社 & 映画「進撃の巨人」製作委員会
2014年11月20日先週末に公開を迎え、大ヒット中のフランス発の実写版『美女と野獣』。ヒロインの美女を若手女優レア・セドゥが、そして野獣には『ブラック・スワン』などで知られる色男ヴァンサン・カッセルが演じているが、もしも“日本で実写化”するなら…?公開前に行われた試写会で観客たちにアンケート調査を行った。本作の主人公は、父の身代わりに野獣の城に囚われの身となった美しい娘・ベル。彼女は死を覚悟するも、野獣はディナーを共にすること以外、何も強要しなかった。やがてベルは、野獣の恐ろしい姿の下にある、悲しい瞳の存在に気づき始めるのだが…という誰もが知る不朽のファンタジーに新解釈を加えた物語が展開する。この日のアンケートで、8割以上の観客が「面白かった」と答えたフランス版『美女と野獣』。さて、いよいよ本題。日本で実写化するならば、誰で観たいか?まずは、本作のヒロインにして絶世の美女“ベル”役を演じてほしい女優から。先に、ベルのキャラクターとしての要素を挙げるならば、まずはタイトルにもある“美女”であること。さらに、高貴な家柄に生まれながら天真爛漫かつ純粋という、ヒロインとしてはほぼパーフェクトな女性だ。本作でベルを演じたレア・セドゥは、その美貌も去ることながら、大叔父がフランスの映画会社のCEOだったりと家柄も文句のつけようもないくらい、ベルそのもの。では日本では――調査の結果、第1位には綾瀬はるか、第2位には石原さとみ、第3位は北川景子がランクインした。“美女&性格”という意味でも、かなりイメージに近い女優陣が並ぶ結果となったのではないだろうか。一方、“野獣”役を演じてほしい俳優も調査。ベル同様にキャラクターとしての要素を挙げるならば、見た目はまさに“肉食系”、しかしその中身はこじらせ系男子というギャップがポイントとなる。実際にランクインした面々を見てみると――第1位に伊藤英明、第2位に小栗旬、第3位は竹野内豊という結果に。第1位の見た目も中身も肉食系の伊藤さんを筆頭に、男らしい俳優たちがずらりと並ぶが、女優陣との違いは、それぞれのイメージが大きく違うことだろう。小栗さんは優しく引っ張ってくれそうであり、竹野内さんは寄り添うようなイメージが強い。ちなみに、第4位には王子様系の松本潤(嵐)がランクインしており、全体的というよりかは、各ポイントで見た際に、“野獣”のキャラクターに当てはまるといった感じだ。日本でも漫画や小説などを実写化した映画作品が近年増える傾向にあるが、そのラインナップに『美女と野獣』が加わる日が来るだろうか?まずは、フランス実写版『美女と野獣』をご堪能あれ。『美女と野獣』はTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:美女と野獣 2014年11月1日よりTOHOシネマズスカラ座ほか全国にて公開(C) 2014 ESKWAD - PATHE PRODUCTION - TF1 FILMS PRODUCTIONACHTE / NEUNTE / ZWOLFTE / ACHTZEHNTE BABELSBERG FILM GMBH - 120 FILMS
2014年11月06日「阪急電車」「図書館戦争」シリーズなどを手がける大人気作家・有川浩の累計70万部のロングセラー、「レインツリーの国」の実写映画化決定。この度、本作の主演に「Kis-My-Ft2」で活躍する玉森裕太が抜擢されたことが明らかになった。玉森さんは本作が映画初主演となる。向坂伸行は、中学時代に大好きだった「フェアリーゲーム」という本について何気なくネットを検索したところ、“レインツリーの国”というブログを見つける。そこに書いてある感想に共鳴した伸行は、管理人のひとみにメールを送る。数日後、ひとみから返信がくる。ネットを通じて繋がったふたり。そこから、メールのラリーがはじまり、伸行は、ひとみに会いたいと思うようになるが、ひとみは会えないという。かたくなに会うのを拒む彼女には、人には言えない秘密があった…。「忘れられない本」がきっかけで、会ったこともないキミに恋をした。メールから始まる2人の物語を描いた本作。『阪急電車 片道15分の奇跡』『県庁おもてなし課』のメガホンをとった三宅喜重監督とそのスタッフが再集結して映画化に挑む。実直で、男気のある主人公・向坂伸行を演じるのは、歌手を始め、ドラマ「信長のシェフ」やバラエティと幅広い分野で大活躍する玉森裕太(Kis-My-Ft2)。ブログ「レインツリーの国」の管理人であり、人に言えない秘密をかかえたセンシティブなヒロイン・ひとみ(人見利香)を演じるのは、「Seventeen」の専属モデルとして、ティーンから圧倒的に支持され、最近は歌手デビューもした西内まりや。本作で実写映画初出演、初共演となる。玉森さんは今回のオファーを受けて「(お話を頂いて)素直にすごく嬉しかったです。映画の主演を任されるのは初めてなので、気合いを入れて臨んでいます。演じる伸行は、真っ直ぐで、思ったことをはっきりと言う人で、僕とは正反対(笑)。また、サラリーマン役は初めてなので、友達にどんなことが大変なのかを事前に聞きました」と気合十分な様子。共演の西内さんについては、「僕は人見知りするタイプですが、西内さんはとても明るい方で、気さくに話しかけてくれるので、楽しく共演できています」と語り、「すごく真っ直ぐな2人の恋愛を描いた温かい映画なので、観てくださる方にキュンキュンして頂きたいし、2人の恋を応援して頂けるように頑張りたいと思います。映画の完成を楽しみに待っていてください」とファンにメッセージを送った。一方の西内さんは「映画に出演することは目標だったので、お話を頂いてとっても嬉しかったです。過去の出来事によって内向的になっているひとみが、1人の男性に出会っていろんな勇気をもらい、1つずつ壁を乗り越えていく姿や、周りの方の優しさや想いを受け入れて成長していく姿を大切に演じていきたいと思います」と語った。有川作品の中で、20~40代の女性に圧倒的な支持を得ている本作。玉森さんと西内さんが紡ぐ“純愛”に胸キュン必至となりそうだ。映画『レインツリーの国』は2015年より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月29日10月18日より公開されている人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写化プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー/第5章』より、エピソード9「クロコダイル・ダンジョン」の劇中映像が初公開された。エピソード9「クロコダイル・ダンジョン」は、禁断の地である埋立地に広がる地下迷宮に特車二課が潜る物語で、時価20億円の真珠を生み出す白ワニがいると聞きつけた整備班の数人が地下に潜り、行方不明になってしまう。彼らの探索を行う主人公・泉野明(真野恵里菜)たちが謎の部屋にたどり着くと、「特車二課賛江」と書かれた時計や「特2」マークのヤカン、「後藤」と書かれたウイスキーの瓶など特車二課ゆかりの物を多数発見。行方不明者を発見してメンバーが帰ろうとしたところ、真珠欲しさに地下に潜った塩原佑馬(福士誠治)が明やカーシャ(太田莉菜)らに悪魔のように囁き、特車二課メンバーを金の亡者に変えていく。実は特車二課が地下に潜るエピソードは、今回が初めてではなく、アニメシリーズ「地下迷宮事件」「ダンジョン再び」でも初代特車二課による地下探索が描かれていた。映像に登場する特車二課ゆかりの品々はそれらのエピソードにリンクしており、初代特車二課に関係するものが見られる。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井守総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。11月29日からは、エピソード10「暴走! 赤いレイバー」とエピソード11「THE LONG GOODBYE」の2話で構成された『第6章』が公開される。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会
2014年10月22日累計発行部数1,100万部を突破する人気学園漫画を、「Hey!Say!JUMP」の山田涼介を主演に迎え実写映画化する『暗殺教室』。先日、菅田将暉に椎名桔平ら“3年E組”キャストが発表された本作だが、このほど“ビッチ先生”ことイリーナ・イェラビッチ役を元「KARA」の知英(ジヨン)が演じることが明らかとなった。原作は、2012年連載開始直後から、“暗殺×教育”という相容れない2つの要素を掛け合わせた斬新な設定で話題となり、その後も「この漫画がすごい!2014」オトコ版1位を受賞するなど、いまや「ONE PIECE」「NARUTO-ナルト-」に匹敵するほどの超人気漫画。物語は、進学校「椚ヶ丘中学校」の落ちこぼれクラス3年E組に、地球を破壊することを宣言する謎のタコ型超生物が担任として現れた。その生物(通称・殺せんせー)の暗殺任務を秘密裏に託された生徒たちの死闘を描いたもの。「海猿」「MOZU」シリーズで知られる羽住英一郎監督が手がける本作には、“殺せんせー”を狙う3年E組の生徒・潮田渚に山田涼介、渚と同じE組・赤羽カルマ役には菅田将暉、茅野カエデ役を山本舞香、中村莉桜役には竹富聖花、神崎有希子役に優希美青、奥田愛美役に上原実矩、そしてE組の副担任として生徒たちの暗殺技術面をサポートする烏間先生役には椎名桔平が集結。そして今回、E組の外国語教師として雇われた殺し屋に抜擢されたのは、現在放送中のドラマ「地獄先生ぬ~べ~」でゆきめ役をキュートに演じ、ファッション雑誌「non-no」のレギュラーモデルとしても活躍する知英さん。得意の美貌と話術で標的の殺せんせーに近づくが暗殺には失敗。E組の生徒たちからは愛情を込めて“ビッチ先生”と呼ばれている人気キャラクターだ。映画デビューを飾る本作について「人生で初めて映画に出演するという事と、大人気漫画を原作とした映画『暗殺教室』に出演出来て、純粋に嬉しかったです」と喜びを語る知英さん。「原作漫画を読んだとき、ビッチ先生は凄く魅力的な役だと思いました。だからこそ、演じる際にプレッシャーもありましたが、少しでもビッチ先生のセクシーなところや、プロの暗殺者としてのクールな姿に近づけるよう漫画を読み研究しました。初めて銃を持って振り回したアクションシーンも演じていて気持ち良かったです。ビッチ先生と生徒たちとの会話や面白いやりとりもみなさんに観て頂けると嬉しいです」とコメントを寄せた。本作のプロデューサーは、「ビッチ先生役は語学堪能で、可愛らしさとセクシーさを併せ持ち、更には暗殺者としての動きのキレもある人でないといけませんでした。更には外国人役なので日本人では自然に演じるのは難しいと思っていました。非常に難しい条件ばかりでキャスティングに悩んでおりましたところ、知英さんが日本で女優活動をされることになったと知り、あわててオファーしました。知英さんは語学堪能で、元々鍛えられた動きのキレについては言わずもがなですし、現場でもビッチ先生を本当に自然に演じて頂いているので知英さんにこの役を受けて頂いた本当によかったと思っております」と知英さん起用の理由を明かした。原作ファンの中では「烏間先生とビッチ先生がくっつきそうでくっつかない…!」とネットで話題にもなっているが、果たして実写版ではどのように描かれていくのか?烏間先生とビッチ先生を演じる椎名さんと知英さんのやり取りにも注目したい。実写映画『暗殺教室』は2015年3月21日(土・祝)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月22日人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写化プロジェクトで、11月29日に公開される『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第6章』の予告編が公開された。第6章は、エピソード10「暴走! 赤いレイバー」とエピソード11「THE LONG GOODBYE」の2話構成。エピソード10では、軍用レイバーが密輸される情報を得た明と佑馬は新潟へ向かい、軍用VS警察用、レイバー一騎打ちの火蓋が切って落とされる。これまでになくハードでシリアスな予告編では、新潟駅前を暴走する軍用レイバーに、爆発するパトカー、激しい銃撃戦、遂に勃発するレイバー戦の様子がダイジェストで描かれている。そして、エピソード11「ロンググッドバイ」で描かれるのは、真野恵里菜演じる明の初恋相手との再会。同窓会で過去に思いを伝えられなかった男に出会った明は、女子高生時代の淡い思い出が交錯する。初恋相手を演じる大東駿介に「まだいいだろ…」と甘い言葉をかけられた明は心を躍らせるものの、映像の最後で「可愛かったらレイバー乗ってないもん」とつぶやく横顔に悲しい恋の予感が残る。なお、エピソード10「暴走! 赤いレイバー」は、第27回東京国際映画祭の特別招待作品として上映されることも決定。TOHOシネマズ六本木のSCREEN8にて、10月24日に劇場公開に先がけて公開される。さらに第6章からは、上映館数を20スクリーンから50スクリーンに拡大されるという。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井守総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。10月18日からは、エピソード8「遠距離狙撃2000」とエピソード9「クロコダイル・ダンジョン」の2話で構成された『第5章』が公開される。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会
2014年10月17日フランスが誇るNO.1若手女優レア・セドゥをヒロインに迎え、ディズニーでアニメ化もされた傑作ラブ・ストーリーを実写映画化した『美女と野獣』。このほど、フランスの美意識漂う本作から、レアが劇中で着用する豪華絢爛なドレスのビジュアルが初公開された。レアが本作で演じているのは、バラの花を盗んだことで「命を差し出せ」と言われた父の身代わりに、野獣(ヴァンサン・カッセル)の城に囚われの身となった美しい娘・ベル(レア・セドゥ)。彼女は死を覚悟するも、野獣はディナーを共にすること以外、何も強要しない。やがてベルは、野獣の恐ろしい姿の下にある、悲しい過去に気づき始める…。ベル役のオファーを受けた際に、「これはまさに私のための映画だ」と確信たというレア。さらに「私は全ての映画がコスチューム映画だと思っているの」と独自の見方も明かしている。そんな彼女に特に「すばらしかったわ!」と言わしめたのは、本作の衣装(=ドレス)だ。本作では衣装デザインにも意見を出したそうで、メガホンを握ったクリストフ・ガンズ監督とは「衣装の面では、彼はエンパイア・スタイル(簡潔で直線的なスタイルの婦人服で19世紀初頭にフランスで流行した)にこだわっていたの。それはとても可愛いと思ったけれど、私は一つの時代だけに幅を狭めてしまうのはもったいないって言ったの。プリンセス・ドレスに近いスタイルにも挑戦するべきだってね」と熱いディスカッションを重ねていたそうだ。レアが「(衣装が)映画のストーリーの一部を意味することもある」と語るとおり、本作の衣装にはそれぞれのシーンで意味をもつものとなっている。衣装を担当したピエール=イヴ・ゲロー(『ココ・シャネル』『クラウド アトラス』など)は、監督から今回の衣装に関する条件として提示されたのは「エレガントで、息をのむような、素晴らしく、上質で色に富んでいること」――つまり、“最高の衣装をよろしく”ということだったそうだ。映画の中での“最高の衣装”とは、まさにレアの語った「(衣装が)映画のストーリーの一部を意味することもある」の言葉に集約されているだろう。そして、特に本作ではドレスの形状だけでなく、色に込められているとピエールは語っている。「野獣がベルに贈るドレスについては、とても具体的な色のイメージがありました。1点目はアイボリーのドレス、2点目は青、そして緑、赤と続きます。制約ではありませんでしたが、脚本で明記されていたので僕はそれを考慮したムードボード(イメージを集めたコラージュのようなもの)を提案しました」。そうしてシーンに併せたドレスの色使いについて、こんな解説をしてくれた。「ベルの1つ目のガウンは、とても厳しいスペインの処女着や芸者のような拘束衣であり、細かい刺しゅうやレースが施された、さらにオートクチュール的な要素が求められました。(2つ目の)青いドレスは、輝いていなくてはならない上、たくさんのアクション中に着用するので水の中や氷の上で動きやすくなくてはなりませんでした。熟練の腕でつくられた折り紙のようなフリルが施された、(3つ目の)ベルベットの緑のドレスは野獣の領土の豊かな緑と一体にならなければなりません。そして、とても繊細で洗練されている(4つ目の)赤いドレスがありました。このドレスが一番変化の激しいシーンやアクションシーンで使用されました」。野獣との出会いから、ベルの心の移り変わりと共に変化していくドレスにも注目してみて。『美女と野獣』は11月1日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月17日この秋、フランスの新星女優レア・セドゥを主演に迎えて、「美女と野獣」が実写映画化される。この物語は、これまでも様々な形で描かれてきた。今回はそのルーツをご紹介したい。本作の基となるのは、1740年にG・ド・ヴィルヌーヴ(ヴィルヌーヴ夫人)によって書かれた小説。あらすじは、次のようなものだ。3人の娘を持つ商人が、末娘のためにバラを摘もうとある庭に忍び込むと、庭の主である野獣が現れ、豪邸で商人を歓待するが、商人は欲を出したため監禁され身代わりに娘を要求される。末娘は身代わりとして野獣のもとに赴き、野獣は娘に求婚するものの、その恐ろしい姿もあって拒否される。末娘の一時帰郷の申し出に、野獣は嘆きながらも許可を与え日限を告げるが、それを過ぎると野獣は死ぬという。2人の姉は里帰りした末娘から豪邸での生活を聞き、嫉妬して妹を引き止め、日限に間に合わないよう仕向けるが、末娘はなんとか瀕死の野獣に再会し、その求婚に応え、野獣は本来の姿に戻る。「美女と野獣」と聞いて想像する物語とは少し違っているはずだ。現在、広く知られているのは、1991年にディズニーがアニメーション映画として描いたものだろう。これはヴィルヌーヴ夫人の小説を短縮して、1756年に出版された、J・L・ド・ボーモン(ボーモン夫人)版の物語だ。昔のおとぎ話に見られる、シニカルな教訓めいたストーリーを孕んでいるあたりが大きな違いだ。しかし、この“欲や業”といった要素こそが美しい愛とのコントラストを生み出し、より物語を切なくも豊かなものにしている。昔ながらの映画ファンならば、フランスの詩人であり映画監督として活躍したジャン・コクトーの実写化作品(’46)を思い浮かべるかもしれない。彼が原作としたのは、ボーモン夫人版だが、コントラストと言うならば、ジョゼット・デイが演じたベルの圧倒的な美しさと、悍ましい野獣の対比は一種の美を生み出していた。その後のディズニー版を始め、1991年にはアメリカで、2009年にはオーストラリアで、と映画作品だけでも4本の作品が作られ、時代を越えて語られ続けているマスターピースといえる物語だろう。この秋に公開される本作の監督を務めたクリストフ・ガンズは、今回の実写映画化についてこんなコメントを寄せている。「おとぎ話の素晴らしところは、いつどこで語っても素晴らしいところ。誰もが子どもの時に聞いて普遍でありながら、常に新しい発見がある。70年前のコクトー版は何度も観て参考にしているし、好きな作品だ。コクトーがとても素晴らしいものを作り上げているからこそ、そこに挑みつつ彼が描かなかった野獣が獣になってしまった理由の方に焦点をあてたかった」。さらに、原作の、そして本作のタイトル「La Belle et La Bete」について面白い見方を明かしてくれた。「『美女と野獣』という意味にもとらえられるが、意味の取り方によっては、野獣が美しく(気高く)、ベル=美女が獣的(官能的)、というとらえ方もできる。両方の意味を兼ね備えているから面白いんだ。それを本編にも反映したかった」。そんな思いを込めて練られたストーリーはというと、「原作をベースにしつつ、野獣の過去のエピソードなどは私の創作なんだ。ただ、原作の根底にもギリシャ神話があって、ディアナ(最高神であるゼウスとレトの娘で太陽の神・アポロンの双子の妹/狩りの女神であり、月の女神)のエピソードを参考にして考えたものだ」とより幻想的なものになっていることを期待させる。一方で、フランスで人気の日本のアニメーション、特にジブリ作品からも影響を受けているよう。「宮崎監督作品はほぼ全て観ているよ。彼の作品で初めて観たのは、『ナウシカ』か『ルパン』だったかな。彼の作品は、自然信仰を掘り下げているところが好きなんだ。インタビューを受けて気付かされたんだけど、今回の映画での“光の使い方”などは、ナウシカの影響を受けている部分はあるかもしれないね」。果たして、どんな作品に仕上がっているのか?「美女と野獣」の歴史にまた新たな傑作として刻まれそうだ。『美女と野獣』は11月1日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月13日大場つぐみ×小畑健コンビの人気漫画を原作に、佐藤健と神木隆之介をメインキャストに迎え実写化される映画『バクマン。』。このほど、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキーの3人が、変人・奇人たちが跳梁跋扈する本作の中でも、一際異才を放つ超個性派キャラクターに抜擢されたことが発表された。『モテキ』の鬼才・大根仁監督がメガホンを握る本作。主人公となるのは、「週刊少年ジャンプ」連載を目指す高校生漫画家で作画担当の真城最高(佐藤健)と、その同級生でストーリー担当の高木秋人(神木隆之介)。日本が世界に誇る“MANGA”を通して、彼らの成長・戦い・友情・恋愛と、まさに王道の青春ストーリーが展開する。今回明らかとなった新キャスト3人が演じるは、本作のキーパソンとも言うべき重要な役どころ。山田さんは最高&秋人の才能を見抜き、2人を支えるジャンプ編集部・服部哲役、リリーさんはそんな2人を陰で見守るジャンプ編集部編集長・佐々木役に、そして宮藤さんは主人公・最高が漫画家を目指すきっかけとなった、叔父で漫画家の川口たろう役に。今回の抜擢を受け、3人からはコメントも寄せられている。■山田孝之(服部哲役)「服部は、感情がとても静かに、でも大きく変化するキャラクターです。最初、作品を持ち込んできた最高と秋人の2人の作品に対して、編集者として大して思い入れもなく、そっけない冷たい感じになっていますが、そこから徐々に彼らの作品が認められていくことを自分のことのように喜ぶようになっていきます。才能を秘めた2人の漫画家と一緒に成長していく喜びに加え、自分の担当ではない天才漫画家“新妻エイジ”という存在に対するライバル心が服部にもあって、より2人と共に頑張ろうという気持ちを強くしていったんだと思います。演じるにあたっては、感情の変化を物語の序盤から終盤に掛けて表情や口調などで微妙なニュアンスをつけるよう心掛けました。また、実際にジャンプ編集部に見学に行かせてもらって、服部のイメージを持った編集部の方と喋ったり、他の方と喋っている様子を観察するなどして、編集者の目線の置き方や間などを自分なりに参考にしました。今回、面白い原作を、共演してみたかった俳優陣と大根監督と一緒に仕事ができて本当に良かったです」■リリー・フランキー(佐々木編集長役)「僕が演じた佐々木は、最高と秋人の2人が成長していく過程を、ジャンプの編集長として見守っていく役どころ。実際にジャンプの編集長や編集部の方にもお会いしたときに感じた、独特の『修羅場をくぐり抜けてきた感』というか、どこか血の気が少し抜けているような雰囲気を出せるよう心がけました。それから細かな部分ですけど、編集長だからといって偉そうにしすぎない、かといって軽すぎない、2人に対してあんまり優しすぎないようにとか、演じる上でそのあたりのバランスもなかなか難しかったですね。あと僕は編集部にいるシーンが多いので、なるべく編集会議のところが面白くなればいいなと思いましたね。みんなとワイワイやって悪ふざけが通用するようなシーンって、あそこぐらいしかないんじゃないかと思って(笑)。完成した映画は、原作の魅力をリアルに描き出している作品になっていると思います」■宮藤官九郎(川口たろう役)「僕、漫画家や作家、あと死んじゃう役が多いんですけど、そういう意味では今回、得意中の得意の役どころだったので、いかに生命力の無さの引き出しをいっぱい持っているかを見せたいなと思って演じました(笑)。漫画家役は、2度目なんですけど、漫画を描く手元は違う人がやるんだろなって思っていたんですけど、基本は自分で描くという事だったので、練習はすごくやりましたね。撮影現場では、漫画家役を演じるよりも、漫画をひたすら一生懸命描いている時の方が、きっとより漫画家に見えているんだろうなと思って、なるべく今本番だとか意識しないように心掛けて演じてました。川口たろうという人は、不器用な感じで漫画しかないままの一生だったんですけど、自分なりの美学を持って生きていた人なんだろうと思います。漫画家も作家も、物を作っていくという所では共通する部分があるので、演じていてそういうところは好きでしたし、自分でもそうありたいなって思います。映画『バクマン。』是非、ご覧ください!!」そのほかのにも、これまでに小松菜奈(ヒロイン・亜豆役)、桐谷健太(漫画家・福田真太役)、新井浩文(漫画家・平丸一也役)、皆川猿時(漫画家・中井巧朗役)らの出演が発表されている。『バクマン。』は2015年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月11日