フランスが誇るNO.1若手女優レア・セドゥをヒロインに迎え、ディズニーでアニメ化もされた傑作ラブ・ストーリーを実写映画化した『美女と野獣』。このほど、フランスの美意識漂う本作から、レアが劇中で着用する豪華絢爛なドレスのビジュアルが初公開された。レアが本作で演じているのは、バラの花を盗んだことで「命を差し出せ」と言われた父の身代わりに、野獣(ヴァンサン・カッセル)の城に囚われの身となった美しい娘・ベル(レア・セドゥ)。彼女は死を覚悟するも、野獣はディナーを共にすること以外、何も強要しない。やがてベルは、野獣の恐ろしい姿の下にある、悲しい過去に気づき始める…。ベル役のオファーを受けた際に、「これはまさに私のための映画だ」と確信たというレア。さらに「私は全ての映画がコスチューム映画だと思っているの」と独自の見方も明かしている。そんな彼女に特に「すばらしかったわ!」と言わしめたのは、本作の衣装(=ドレス)だ。本作では衣装デザインにも意見を出したそうで、メガホンを握ったクリストフ・ガンズ監督とは「衣装の面では、彼はエンパイア・スタイル(簡潔で直線的なスタイルの婦人服で19世紀初頭にフランスで流行した)にこだわっていたの。それはとても可愛いと思ったけれど、私は一つの時代だけに幅を狭めてしまうのはもったいないって言ったの。プリンセス・ドレスに近いスタイルにも挑戦するべきだってね」と熱いディスカッションを重ねていたそうだ。レアが「(衣装が)映画のストーリーの一部を意味することもある」と語るとおり、本作の衣装にはそれぞれのシーンで意味をもつものとなっている。衣装を担当したピエール=イヴ・ゲロー(『ココ・シャネル』『クラウド アトラス』など)は、監督から今回の衣装に関する条件として提示されたのは「エレガントで、息をのむような、素晴らしく、上質で色に富んでいること」――つまり、“最高の衣装をよろしく”ということだったそうだ。映画の中での“最高の衣装”とは、まさにレアの語った「(衣装が)映画のストーリーの一部を意味することもある」の言葉に集約されているだろう。そして、特に本作ではドレスの形状だけでなく、色に込められているとピエールは語っている。「野獣がベルに贈るドレスについては、とても具体的な色のイメージがありました。1点目はアイボリーのドレス、2点目は青、そして緑、赤と続きます。制約ではありませんでしたが、脚本で明記されていたので僕はそれを考慮したムードボード(イメージを集めたコラージュのようなもの)を提案しました」。そうしてシーンに併せたドレスの色使いについて、こんな解説をしてくれた。「ベルの1つ目のガウンは、とても厳しいスペインの処女着や芸者のような拘束衣であり、細かい刺しゅうやレースが施された、さらにオートクチュール的な要素が求められました。(2つ目の)青いドレスは、輝いていなくてはならない上、たくさんのアクション中に着用するので水の中や氷の上で動きやすくなくてはなりませんでした。熟練の腕でつくられた折り紙のようなフリルが施された、(3つ目の)ベルベットの緑のドレスは野獣の領土の豊かな緑と一体にならなければなりません。そして、とても繊細で洗練されている(4つ目の)赤いドレスがありました。このドレスが一番変化の激しいシーンやアクションシーンで使用されました」。野獣との出会いから、ベルの心の移り変わりと共に変化していくドレスにも注目してみて。『美女と野獣』は11月1日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月17日この秋、フランスの新星女優レア・セドゥを主演に迎えて、「美女と野獣」が実写映画化される。この物語は、これまでも様々な形で描かれてきた。今回はそのルーツをご紹介したい。本作の基となるのは、1740年にG・ド・ヴィルヌーヴ(ヴィルヌーヴ夫人)によって書かれた小説。あらすじは、次のようなものだ。3人の娘を持つ商人が、末娘のためにバラを摘もうとある庭に忍び込むと、庭の主である野獣が現れ、豪邸で商人を歓待するが、商人は欲を出したため監禁され身代わりに娘を要求される。末娘は身代わりとして野獣のもとに赴き、野獣は娘に求婚するものの、その恐ろしい姿もあって拒否される。末娘の一時帰郷の申し出に、野獣は嘆きながらも許可を与え日限を告げるが、それを過ぎると野獣は死ぬという。2人の姉は里帰りした末娘から豪邸での生活を聞き、嫉妬して妹を引き止め、日限に間に合わないよう仕向けるが、末娘はなんとか瀕死の野獣に再会し、その求婚に応え、野獣は本来の姿に戻る。「美女と野獣」と聞いて想像する物語とは少し違っているはずだ。現在、広く知られているのは、1991年にディズニーがアニメーション映画として描いたものだろう。これはヴィルヌーヴ夫人の小説を短縮して、1756年に出版された、J・L・ド・ボーモン(ボーモン夫人)版の物語だ。昔のおとぎ話に見られる、シニカルな教訓めいたストーリーを孕んでいるあたりが大きな違いだ。しかし、この“欲や業”といった要素こそが美しい愛とのコントラストを生み出し、より物語を切なくも豊かなものにしている。昔ながらの映画ファンならば、フランスの詩人であり映画監督として活躍したジャン・コクトーの実写化作品(’46)を思い浮かべるかもしれない。彼が原作としたのは、ボーモン夫人版だが、コントラストと言うならば、ジョゼット・デイが演じたベルの圧倒的な美しさと、悍ましい野獣の対比は一種の美を生み出していた。その後のディズニー版を始め、1991年にはアメリカで、2009年にはオーストラリアで、と映画作品だけでも4本の作品が作られ、時代を越えて語られ続けているマスターピースといえる物語だろう。この秋に公開される本作の監督を務めたクリストフ・ガンズは、今回の実写映画化についてこんなコメントを寄せている。「おとぎ話の素晴らしところは、いつどこで語っても素晴らしいところ。誰もが子どもの時に聞いて普遍でありながら、常に新しい発見がある。70年前のコクトー版は何度も観て参考にしているし、好きな作品だ。コクトーがとても素晴らしいものを作り上げているからこそ、そこに挑みつつ彼が描かなかった野獣が獣になってしまった理由の方に焦点をあてたかった」。さらに、原作の、そして本作のタイトル「La Belle et La Bete」について面白い見方を明かしてくれた。「『美女と野獣』という意味にもとらえられるが、意味の取り方によっては、野獣が美しく(気高く)、ベル=美女が獣的(官能的)、というとらえ方もできる。両方の意味を兼ね備えているから面白いんだ。それを本編にも反映したかった」。そんな思いを込めて練られたストーリーはというと、「原作をベースにしつつ、野獣の過去のエピソードなどは私の創作なんだ。ただ、原作の根底にもギリシャ神話があって、ディアナ(最高神であるゼウスとレトの娘で太陽の神・アポロンの双子の妹/狩りの女神であり、月の女神)のエピソードを参考にして考えたものだ」とより幻想的なものになっていることを期待させる。一方で、フランスで人気の日本のアニメーション、特にジブリ作品からも影響を受けているよう。「宮崎監督作品はほぼ全て観ているよ。彼の作品で初めて観たのは、『ナウシカ』か『ルパン』だったかな。彼の作品は、自然信仰を掘り下げているところが好きなんだ。インタビューを受けて気付かされたんだけど、今回の映画での“光の使い方”などは、ナウシカの影響を受けている部分はあるかもしれないね」。果たして、どんな作品に仕上がっているのか?「美女と野獣」の歴史にまた新たな傑作として刻まれそうだ。『美女と野獣』は11月1日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月13日大場つぐみ×小畑健コンビの人気漫画を原作に、佐藤健と神木隆之介をメインキャストに迎え実写化される映画『バクマン。』。このほど、宮藤官九郎、山田孝之、リリー・フランキーの3人が、変人・奇人たちが跳梁跋扈する本作の中でも、一際異才を放つ超個性派キャラクターに抜擢されたことが発表された。『モテキ』の鬼才・大根仁監督がメガホンを握る本作。主人公となるのは、「週刊少年ジャンプ」連載を目指す高校生漫画家で作画担当の真城最高(佐藤健)と、その同級生でストーリー担当の高木秋人(神木隆之介)。日本が世界に誇る“MANGA”を通して、彼らの成長・戦い・友情・恋愛と、まさに王道の青春ストーリーが展開する。今回明らかとなった新キャスト3人が演じるは、本作のキーパソンとも言うべき重要な役どころ。山田さんは最高&秋人の才能を見抜き、2人を支えるジャンプ編集部・服部哲役、リリーさんはそんな2人を陰で見守るジャンプ編集部編集長・佐々木役に、そして宮藤さんは主人公・最高が漫画家を目指すきっかけとなった、叔父で漫画家の川口たろう役に。今回の抜擢を受け、3人からはコメントも寄せられている。■山田孝之(服部哲役)「服部は、感情がとても静かに、でも大きく変化するキャラクターです。最初、作品を持ち込んできた最高と秋人の2人の作品に対して、編集者として大して思い入れもなく、そっけない冷たい感じになっていますが、そこから徐々に彼らの作品が認められていくことを自分のことのように喜ぶようになっていきます。才能を秘めた2人の漫画家と一緒に成長していく喜びに加え、自分の担当ではない天才漫画家“新妻エイジ”という存在に対するライバル心が服部にもあって、より2人と共に頑張ろうという気持ちを強くしていったんだと思います。演じるにあたっては、感情の変化を物語の序盤から終盤に掛けて表情や口調などで微妙なニュアンスをつけるよう心掛けました。また、実際にジャンプ編集部に見学に行かせてもらって、服部のイメージを持った編集部の方と喋ったり、他の方と喋っている様子を観察するなどして、編集者の目線の置き方や間などを自分なりに参考にしました。今回、面白い原作を、共演してみたかった俳優陣と大根監督と一緒に仕事ができて本当に良かったです」■リリー・フランキー(佐々木編集長役)「僕が演じた佐々木は、最高と秋人の2人が成長していく過程を、ジャンプの編集長として見守っていく役どころ。実際にジャンプの編集長や編集部の方にもお会いしたときに感じた、独特の『修羅場をくぐり抜けてきた感』というか、どこか血の気が少し抜けているような雰囲気を出せるよう心がけました。それから細かな部分ですけど、編集長だからといって偉そうにしすぎない、かといって軽すぎない、2人に対してあんまり優しすぎないようにとか、演じる上でそのあたりのバランスもなかなか難しかったですね。あと僕は編集部にいるシーンが多いので、なるべく編集会議のところが面白くなればいいなと思いましたね。みんなとワイワイやって悪ふざけが通用するようなシーンって、あそこぐらいしかないんじゃないかと思って(笑)。完成した映画は、原作の魅力をリアルに描き出している作品になっていると思います」■宮藤官九郎(川口たろう役)「僕、漫画家や作家、あと死んじゃう役が多いんですけど、そういう意味では今回、得意中の得意の役どころだったので、いかに生命力の無さの引き出しをいっぱい持っているかを見せたいなと思って演じました(笑)。漫画家役は、2度目なんですけど、漫画を描く手元は違う人がやるんだろなって思っていたんですけど、基本は自分で描くという事だったので、練習はすごくやりましたね。撮影現場では、漫画家役を演じるよりも、漫画をひたすら一生懸命描いている時の方が、きっとより漫画家に見えているんだろうなと思って、なるべく今本番だとか意識しないように心掛けて演じてました。川口たろうという人は、不器用な感じで漫画しかないままの一生だったんですけど、自分なりの美学を持って生きていた人なんだろうと思います。漫画家も作家も、物を作っていくという所では共通する部分があるので、演じていてそういうところは好きでしたし、自分でもそうありたいなって思います。映画『バクマン。』是非、ご覧ください!!」そのほかのにも、これまでに小松菜奈(ヒロイン・亜豆役)、桐谷健太(漫画家・福田真太役)、新井浩文(漫画家・平丸一也役)、皆川猿時(漫画家・中井巧朗役)らの出演が発表されている。『バクマン。』は2015年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月11日人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写化プロジェクトで、11月29日公開の『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第6章』のポスタービジュアルと場面カットが公開された。第6章は、エピソード10「暴走! 赤いレイバー」とエピソード11「THE LONG GOODBYE」の2話構成。国内に秘密裏に持ち込まれ、テロリストに盗まれた旧ソ連製軍用レイバーRT99の暴走を止めるため、明と佑馬がイングラムで立ち向かうエピソード10「暴走! 赤いレイバー」の舞台は新潟で、赤いレイバーが新潟駅前を暴走する場面カットが公開されている。そしてポスターは、エピソード10の「暴走! 赤いレイバー」に焦点を当てており、主砲から咆哮をあげる軍用レイバーをイングラムが迎え撃つビジュアルに。夜間の道路に「軍用VS警察用」というコピーでレイバー戦を盛り上げるとともに、特車二課メンバーが登場していた従来のポスターと一転し、ハードで緊張感あふれるデザインとなっている。国内に秘密裏に持ち込まれ、テロリストに盗まれた旧ソ連製軍用レイバーRT99の暴走を止めるため、明と佑馬がイングラムで立ち向かう。舞台となるのは、RT99が密輸された新潟らしく、新潟駅前を暴走する赤いレイバーの場面写真も公開された。なお、エピソード10「暴走! 赤いレイバー」は、第27回東京国際映画祭の特別招待作品として上映されることも決定。TOHOシネマズ六本木のSCREEN8にて、10月24日に劇場公開に先がけて公開される。さらに第6章からは、上映館数を20スクリーンから50スクリーンに拡大されるという。『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井守総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。10月18日からは、エピソード8「遠距離狙撃2000」とエピソード9「クロコダイル・ダンジョン」の2話で構成された『第5章』が公開される。(C)2014 HEADGEAR/「THE NEXT GENERATION -PATLABOR-」製作委員会
2014年10月10日話題の『進撃の巨人』や『寄生獣』、『るろうに剣心』など、近年の日本映画界では“実写化”がブームとなっているが、ハリウッドを始めとする海外作品でも、実写化作品の本数は年々増えてきている。そんな実写化隆盛の映画界において、どんな作品でも「どうやって映像化するのか?」「そもそも映像化できるのか?」といった声が沸くが、今回はそんな中でも特に困難と言われる最新の「ファンタジー(おとぎ話)」映画をピックアップしてご紹介したい。ファンタジーやおとぎ話といえば、夢や魔法といった、見たこともない美しい世界観が観る者の心を躍らせるが、そんな“美”という観点から見た時に期待したいのが、フランス発の映画『美女と野獣』(公開:11月1日)だ。タイトルからも分かるとおり原作となるのは、ディズニーでアニメ化もされた、フランスで生まれた世紀のラブ・ストーリー「美女と野獣」だ。主人公は、父の身代わりに、野獣の城に囚われの身となった美しい娘・ベル。彼女は死を覚悟するも、野獣はディナーを共にすること以外、何も強要しなかった。やがてベルは、野獣の恐ろしい姿の下にある、悲しい瞳の存在に気づき始めるのだが…という誰もが知る愛の物語が実写化される。主人公・ベルを演じるのは、カンヌ国際映画祭で「パルム・ドール」に輝いた『アデル、ブルーは熱い色』で知られる、フランスの若手女優レア・セドゥ。野獣を演じるのは、『ブラック・スワン』『危険なメソッド』などで知られるフランスを代表するセクシー男優、ヴァンサン・カッセル。豪奢な城、陰鬱とした森、そして絢爛なドレス…その美しき世界観に早くも日本でも注目を集めている。ファンタジーと言えば最近、立て続けにヒットを飛ばしているディズニー作品は外せない。これまでに「不思議の国のアリス」(『アリス・イン・ワンダーランド』)や「眠れる森の美女」(『マレフィセント』)が実写化されてきたが、今後もこの流れは続いていくようで、2015年には「シンデレラ」を実写化した作品が日本で公開される。すでに海外で公開されている予告編映像では、物語のキーアイテムであり、女子なら一度は憧れたであろう“ガラスの靴”がお披露目されている。主人公のシンデレラ役には、ドロドロ系英国ドラマ「ダウントン・アビー」で一躍人気となったリリー・ジェームズ。さらに、継母役にはケイト・ブランシェット、フェアリー・ゴッドマザー役をヘレナ・ボナム・カーターが演じている。『プラダを着た悪魔』を手掛けたアライン・ブロッシュ・マッケンナが脚本を担当し、『マイティ・ソー』でメガホンを取ったケネス・ブラナーが本作の監督を務めている。また、ディズニー・アニメとして人気の「ピーターパン」も実写化で話題を集めている。こちらの映画『Pan』(原題)は、ディズニーではなく、ワーナー・ブラザースが製作。物語は、「ピーター・パン」の前日譚となるようで、ネバーランドにたどり着いた孤児の少年が、海賊たちやインディアン部族たちを相手に活躍する姿が描かれる。ヒュー・ジャックマン(黒ひげ役)、ギャレット・ヘドランド(フック船長役)、ルーニー・マーラ(タイガー・リリー役)、アマンダ・セイフライド(詳細不明)とハリウッドで活躍する錚々たる顔ぶれで注目を集めており、2015年の7月より全米で公開される予定だ。最後に、前述の大作とはまた違った風合いとなりそうなソフィア・コッポラが監督オファーを受けているという『人魚姫』をご紹介。これまでご紹介した3作品は、多少ディテールに変更は見られるものの、世界観そのものは原作やディズニー・アニメ作品の流れを汲んで製作されるようだが、このコッポラ版『人魚姫』は、軽快なカリビアン・ミュージックに彩られたディズニー版『リトル・マーメイド』とは少し違ったものになりそうだ。原作はご存じ、ハンス・クリスチャン・アンデルセン原作の悲劇のおとぎ話「人魚姫」。基本的なストーリーラインはディズニー版『リトル・マーメイド』と同じだが、大きく違うのは、浜で助けた王子様が人魚姫を愛さないということ、さらに「尾ひれを人間の足に変える飲み薬」を処方してくれた“海の魔女”が2つ目に渡す、「王子の流した血で人魚の姿に戻れる短剣」というアイテムが切なすぎる結果を生み、人魚姫は一方的な愛を抱えたまま死を選ぶという切なすぎる結末だ。果たして、どんな作品が出来上がるのか、今後さらに注目を集めそうだ。そのほかにも、『ピノキオ』や『ジャングル・ブック』などまだまだ、おとぎ話の実写化作品は今後も製作されていく予定。また先日、話題をさらった「テトリス」の実写化作品の詳細も気になるところ。海外の製作費の規模や、最新鋭のCG技術、実力を備えた豪華なキャストたち、これまで想像もしなかった物語がスクリーンで描かれる日は近いのかも?(text:cinemacafe.net)
2014年10月03日モンキー・パンチ原作の人気作品『ルパン三世』がついに実写映画化された。国民的アニメ作品として根強いファンを多く持つ本作だけに、否が応にも期待が高まるところ。メガホンを取ったのは『あずみ』『ゴジラFINAL WARS』を手掛けた北村龍平。ハリウッドでも活躍する監督だけに、画面はとにかくド派手。ロケは海を超えタイでも行われ、カーチェイスや大爆発などアクションムービーに期待する要素がこれでもかと詰め込まれている。おなじみのメロディーが流れないのは残念ではあるが、布袋寅泰によるエッジィなテーマが要所要所で流れ、気分を盛り上げてくれる。ディテールにもこだわりが見られ、パーティーシーンでのルパンやガンプレイで裾を翻す次元の衣裳は、出演者の希望もあり「ディオール オム(Dior Homme)」が協力。今回のお宝「クリムゾン・ハート・オブ・クレオパトラ」もジュエラー「桑山」に製作を依頼。入念な時代考証にのっとり、ラピスラズリやトルコ石を用いた古代エジプト風ネックレスが完成した。実製作した場合は小売り価格5,000万円近くになるという。その他、ルパンの愛車・黄色い「フィアット」や拳銃「ワルサーP38」など、おなじみのアイテムが登場する。人気キャラクターだけに、配役が発表された際には賛否両論の嵐が巻き起こった。キャスト陣には並々ならぬ重圧が掛かっていただろうが、ルパン三世役の小栗旬はアニメ版さながらの軽妙洒脱なセリフ回しと鮮やかなアクションを披露。8kgの減量により実現したスリムな体型にも注目だ。黒木メイサは、アニメというよりは原作準拠のハードボイルドで憂いを含んだ峰不二子のイメージ。もちろん入浴シーンやレザースーツなどセクシーな姿はたっぷり拝めるのでご安心を。次元大介役の玉山鉄二、石川五右衛門役の綾野剛、銭型警部役の浅野忠信も好演。アジアンスターも含め、美男美女が華やかなアクションを見せてくれる“眼福”な作品であった。想定していたより年齢層が若め、かつ旧来のイメージと多少ギャップがあるキャスティングではあったが、鑑賞後にはこれも“アリ”という気分に。アニメ版の声優が2011年に一新されたこともあり『ルパン三世』はイメージを刷新、新たな局面を迎えつつあるのかもしれない。そして、飛行機のシーンには意外な人物がカメオ出演するのでお見逃しなく。8月30日よりTOHOシネマズ日劇他全国東宝系で公開。
2014年08月20日荒木飛呂彦作の人気マンガ作品『ジョジョの奇妙な冒険』と「コンバース(CONVERSE)」の定番スニーカー「オールスター(ALL STAR)」とのコラボレーション第2弾が発売される。テレビにてアニメ放映中の第3部主人公・空条承太郎が日本人ということから、日本の伝統工芸・西陣織をアッパーに採用。「オラオラ」の模様が浮き上がり、承太郎のトレードマークであるハンドマークが左右に入る。インソールには描き下ろしの承太郎とスタープラチナがプリントされ、アイレットホールにはジョースター家の星型のアザをイメージしたハトメを用いた。サイズはメンズ25.0から30.0cm(28.0までハーフサイズあり)、ウィメンズ22.0から24.5cm(ハーフサイズあり)を展開。価格は1万1,000円。「ツーピーエムワークス(2PMWORKS)」にて5月16日0時から6月15日まで受注会を開催し、12月下旬配送予定。オールスターの『ジョジョの奇妙な冒険』コラボモデル第1弾は、2013年6月にローンチ。1部と2部のメイン要素である石仮面がモチーフとなった。これまでにも「アウトドアプロダクツ(OUTDOOR PRODUCTS)」のデイパックとパーカ、「セイコー(SEIKO)スピリットマート」のウォッチなど、ジョジョのコラボファッションアイテムが発売されている。
2014年05月15日松沢まり原作の同名コミックを橋本甜歌(てんか)主演で実写映画化する『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』のキャスト&監督による初日舞台あいさつが、5月17日(土)に池袋シネマ・ロサで行われる。その他の画像映画は、両親の再婚で義理の兄妹になった夕哉と美月が、幽霊を自称する謎の少女・日和の出現で恋愛するハメになる姿を描いている。初日舞台あいさつには、橋本甜歌、小林ユウキチ、繭、青山裕企監督、伊基公袁監督が登壇する。チケットは、プレリザーブ(先行抽選)が、5月3日(土)より受付開始。チケットの一般発売は、10日(土)より発売される。なお本作は15歳以上の観客が鑑賞できる。『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』初日舞台挨拶5月17日(土)会場:池袋シネマ・ロサ11:00の回上映後/舞台あいさつ登壇者(予定):橋本甜歌、小林ユウキチ、繭、青山裕企監督、伊基公袁監督料金/全席指定:2000円(税込)プレリザーブ:5月3日(土)~9日(金)チケット発売:5月10日(土)10:00より『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』5月17日(土)より池袋シネマ・ロサ他にて全国公開
2014年04月30日(画像は公式サイトより)小栗旬、役作りのため8キロの減量モンキー・パンチ氏の不朽の名作「ルパン三世」が小栗旬主演で今夏実写化される。小栗旬は「ルパン三世」の役作りのために、10ヶ月にもおよぶアクショントレーニングと8キロの減量をしたという。不二子役の黒木メイサ、セクシードレス姿も不二子役の黒木メイサもセクシーなドレス姿、入浴シーン、バスタオルを巻いただけでのアクションなどに挑戦しており、アニメ版と雰囲気そのままに実写化されるものとみられ、完成度の高い作品に仕上がりそうだ。その他役柄は、次元大介を玉山鉄二、石川五エ門を綾野剛、銭形幸一警部を浅野忠信が演じる。この実写版「ルパン三世」は、「あずみ」などを手掛けた北村龍平氏が監督を務め、昨年12月26日にクランクアップした。公開は、今年の8月30日だ。今から楽しみにしておきたい作品である。小栗旬のテレビ出演予定など詳しいスケジュールは小栗旬オフィシャルウェブサイトに掲載されている。また、「週刊女性」によると小栗旬の妻でモデルの山田優は、現在妊娠3ヶ月だという。今年の冬に出産予定とのこと。映画のヒットとあわせ、元気な子どもの誕生を願いたい。【参考リンク】▼実写版「ルパン三世」▼小栗旬オフィシャルウェブサイト
2014年04月11日漫画雑誌『月刊ドラゴンエイジ』(富士見書房)で連載中の人気コミック『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』が実写化され、5月17日から公開をスタートする。監督は、女子校生をフェティッシュに切り取った写真集『スクールガール・コンプレックス』などで知られる写真家・青山裕企氏(伊基公袁氏と共同監督)。"妹"美月役はかつて人気子役として注目を浴びた"てんちむ"こと橋本甜歌。幽霊に憑依されてHな妹に変わってしまう女子高生役を、初フルヌードで演じ切った。そんな妹に振り回される"兄"夕哉役を小林ユウキチ、ヒロインをHな行動へと誘う"幽霊少女"日和役をグラビアアイドル・繭がこちらも初フルヌードで熱演。2人の女優が、女性同士の絡みや激しい濡れ場シーンを体当たりで演じた。両親の再婚で、義理の兄妹になった夕哉と美月。ある日、美月の前に自称幽霊の少女・寿日和が現れ、夕哉に恋をしたまま死んでしまったことを告げる。日和を成仏させる条件は、"夕哉とラブラブ"すること。美月の下半身に付けられた「貞操帯(T・S・T)」は、快感の満足度によってゲージがたまり、満タンになると"天国への階段"に変化し、低下すると付けている本人の命が奪われるという残酷なシステム。果たして、美月の運命は。(C)2014「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」製作委員会
2014年03月15日羽生結弦選手が2月15日、ソチ冬季オリンピック男子フィギュアスケートで金メダルを獲得した。それを記念し、Twitterユーザーが『ジョジョの奇妙な冒険』で知られる漫画家・荒木飛呂彦風に描いた羽生選手の似顔絵を投稿。ネット上で話題になっている。「金メダルおめでとう!羽生選手を荒木先生風に描いてみた」と似顔絵をTwitterに投稿したのは、「週刊少年ジャンプ」(集英社)の新人漫画賞を受賞した経験があるというTAKUMI。タッチだけでなく、衣装やポーズ、そして傍らに立つ羽生選手が大好きなあの熊のキャラクターまでジョジョ風にアレンジされている。ネット上では「野生の公式」「本人かと思った」「眼福」と絶賛の声が相次ぎ、18日現在、4万以上リツイートされている。その後、別のユーザーが投稿した人気ゲーム「ダンガンロンパ」風の羽生選手の似顔絵も話題を呼んだ。スリムなスタイルで「二次元っぽい」と大評判の羽生選手だけに、何かクリエーター達の創作意欲を刺激するものがあるようだ。
2014年02月18日2月5日から16日まで「平成25年度[第17回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展」が東京・六本木地区で開催される。前日4日にメイン会場の国立新美術館で内覧会が開かれた。会場ではアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門で国内外4,347点の応募から選ばれた受賞作品と審査委員会推薦作品、功労賞受賞作品などを展示。会場は仕切りが無く、各作品が点在し、奥行きのある風景を見せる。天井には無数の白い糸が張られ、緩やかに下がり天井を作っている。会場構成は建築家の中村竜治が担当した。内覧会には、各部門の受賞者達が出席。マンガ部門大賞を受賞した「ジョジョリオン-ジョジョの奇妙な冒険Part8-」の作者・荒木飛呂彦氏は、「ジョジョは連載25年を超えた。その重みもあってうれしい」と感想から始めた。ファッショナブルなキャラクター、極彩色の色使い、そして「グッチ(GUCCI)」とのコラボレーションなどファッション界でも話題の同作だが、「ファッションはキャラの一部。キャラクターは海中でも帽子を脱がない。色使いは連載が始まった80年代に流行っていたヴェルサーチやモスキーノ、ミッソーニなどのイタリアブランドから影響されている」と説明。最後に「読む人の生活面、精神面に何かしらの影響を与えていると思う。間接的に日本が良くなることにつながればうれしい」と53歳とは思えない相変わらずの若々しい表情でコメントした。因みに何部まで構想があるかは未定とのこと。会場には原画やインスパイアされた音源などが展示されている。他部門の大賞は、アニメーション部門はユン/ローラン・ボアローによる「はちみつ色のユン」、アート部門はCarsten NICOLAIの「crt mgn」、エンターテインメント部門は菅野薫、保持壮太郎、大来優、キリーロバ・ナージャ、米澤香子、関根光才、澤井妙治、真鍋大度らによる「Sound of Honda / Ayrton Senna 1989」が受賞。それぞれ会場に姿を現した。会期中同館の他、東京ミッドタウン、シネマート六本木、イベントバー「スーパー・デラックス」で上映会、トークイベント、ライブパフォーマンスなど様々なプログラムが実施される。【イベント情報】平成25年度[第17回]文化庁メディア芸術祭受賞作品展メイン会場:国立新美術館(その他、東京ミッドタウン、シネマート六本木、スーパー・デラックスでも開催)住所:東京都港区六本木7-22-2会期:2014年2月5日から16日時間:10:00から18:00(金曜日は20:00まで)休館日:2月12日入場無料
2014年02月04日『ジョジョの奇妙な冒険』をモチーフとした創作写真を発表して話題となった、資生堂のヘア・メーキャップアーティスト、原田忠の新作が美容誌『リクエストQJ(re-quest/QJ)』2月号(セイファート)で発表された。今回もジョジョからインスパイアされたと見受けられる作品を制作。特に明記されていないが、第4部「ダイヤモンドは砕けない」から、支倉未起隆(はぜくら・みきたか)、宮本輝之輔、第5部「黄金の風」から、トリッシュ・ウナ、ヴィネガー・ドッピオ(ディアボロの別人格)、第7部「スティール・ボール・ラン」からサンドマンと思われるスタイリングページが10ページに渡り掲載されている。スタイリングには「マサヤ・クシノ(MASAYA KUSHINO)」や「クリスチャン・ダダ(CHRISTIAN DADA)」が用いられた。
2014年01月20日荒木飛呂彦作の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の新装版シリーズ『ジョジョニウム(JoJonium) ジョジョの奇妙な冒険』発刊を記念し、JR渋谷駅の広告が明日12月8日まで同書ポスターにジャックされている。JoJoniumは12月4日から刊行がスタート。表紙と外箱のイラストを荒木が新たに描き下ろし、巻末には荒木のキャラクター解説が入る。また連載時のカラーページを再現して収録した。現在1・2巻が販売されている。渋谷駅のキャンペーンでは山手線外回りホーム上・階段、埼京線連絡通路、ハチ公改札外通路ロッカー付近に総枚数127枚ものポスターを展示。新たに描き下ろされたジョナサン・ジョースターやディオ・ブランドー、ウィル・A・ツェペリなどのカラーイラストの他、化学になぞらえた書名の通りキャラクター達の元素周期表・ベンゼン環が並ぶ。またいくつかの紙面には、「まだジョジョを読んでない、という幸福。」や「ジョジョは人生の一部じゃあない。人生の八部だッ。」「12月4日売りィィィーッ!」「だが、こだわる。」「コミックスがサンライトイエローになった長年のファンたちへ。」「全17巻。まずは2巻発売。言うまでもなく、ともに素数。」など“ジョジョ調”のあおり文句が躍っている。
2013年12月07日はるやま商事は、荒木比呂彦原作によるテレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」とコラボレーションしたアイテム26点を発表した。ワイシャツ(3種4,980円)、ネクタイ(8種4,980円)、タイピン(3種3,980円)、カフス(3種4,980円)、ポケットチーフ(2種1,995円)、スカーフ(2種3,980円)を11月29日に発売。ネクタイはジョジョ第2部のメインキャラクター、ジョセフ・ジョースター、シーザー・アントニオ・ツェペリがプリントされたモデルなどが登場。スカーフには2人に加え、リサリサ(エリザベス・ジョースター)の3人がプリントされている。シャツにはそれぞれのキャラクターを象徴するスター、羽根、エイジャの赤石などがカフスにワンポイントで刺繍された。また、12月21日より限定シルクスカーフ(2種1万5,000円)、2014年1月下旬よりパターンオーダースーツ(2種)とラペルピン(1種)を販売する。取り扱いは全国の「はるやま」「マスカット」「P.S.FA」。また、11月22日よりはるやまオンラインストアにて1月販売分以外の商品の予約を受け付けている。アニメ版「ジョジョの奇妙な冒険」はそのハイテンションな演出が好評を得、ヒット。2014年には第3部のテレビアニメ公開が決定している。
2013年11月22日1987年「ヤングキング」にて連載され、2001年9月に復刊。20年以上たった今でも根強いファンを持つ「ゆめのかよいじ」が、実写映画化される。幻想的なファンタジーとして人気の「ゆめのかよいじ」の原作者は、漫画家の大野安之。今回、映画化にあたりメガホンを取ったのは、新潟県長岡市出身で地元を拠点とした映画制作にこだわる五藤利弘監督だ。この映画に込められているメッセージは“喪失感からの再生”。「ゆめのかよいじ」は、再生と希望をテーマにした映画で、2004年の中越地震を映画のモチーフにしているという。新潟県長岡市栃尾の、雄大な自然の中で幻想的な出会いをする二人の少女、宮沢真理(石橋杏奈)と岡部梨絵(竹富聖花)。大切な人を失い心が空洞化した二人は、不思議な交流を重ね、過去から未来へ続く人々の絆や、古いものの大切さを実感する。そして、互いの苦しみを理解しながら、再生へと向っていく様子が描かれている。宮沢真理役を演じる石橋杏奈は、現在放送中のTBS人気ドラマ「レジデント~5人の研修医」に主役の一人として出演中だ。また、岡部梨絵役を務める竹富聖花は、この冬に放送されるNTV系特別企画ドラマ「リバース~警視庁捜査一課チーム Z~」に出演予定となっている。若手実力派として注目を集める女優のW主演も、見所の一つだ。共演者にはテレビ朝日系「仮面ライダーウィザード」で主演を務める白石隼也も登場する。人気俳優への階段を邁進中の、白石隼也の演技にも注目したい。少女たちの想いが描かれたストーリーや、今をときめく若手俳優をチェックしてみるのはもちろんのこと、劇中には注目したいシーンがたびたび登場する。映画に登場する人物、岡田さつきの祖母役には、名作アニメ「フランダーズの犬」でネロの声を演じた喜多道江が出演。また、炊き出しのシーンでは大桃美代子が友情出演している。主題歌を歌う笹川美和は新潟県出身のシンガーソングライター。地元の新潟を拠点に活動を始め、独創的な世界と歌声で話題を集めた。今年に入りエイベックスと再契約し、活動を再開した。「ゆめのかよいじ」は2012年11月2日に、栃尾にてプレミア先行上映された。また、11月17日からT・ジョイ長岡、11月24日からT・ジョイ新潟万代にて上映され、その後、全国順次ロードショー予定となっている。ストーリー、キャスト、主題歌。そして新潟県長岡市栃尾の、おもむきある田舎の風景や美しい自然。さまざまな見所の詰まった「ゆめのかよいじ」を、是非チェックしてみて。映画「ゆめのかよいじ」2012年11月17日(土) T・ジョイ長岡、2012年11月24日(土) T・ジョイ新潟万代、ほか全国順次ロードショー 公式サイト Facebook Twitter @yumeno_kayoiji
2012年11月12日1987年に連載が始まった『ジョジョの奇妙な冒険』は今年で25周年。アニバーサリーイヤーである今年、NTTドコモからジョジョスマホが発売されたほか、本日10月5日(金)には待望のテレビアニメが放送開始、明日6日(土)から11月4日(日)まで六本木ヒルズで「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展」開催されるなどイベントが目白押しだ。現在Part8が連載中の『ウルトラジャンプ』10月号の付録「[ジョジョ]25周年記念BOOK」には鳥山明、尾田栄一郎などのジャンプ作家陣のイラストやコメントが寄せられ、こちらも話題となった。節目を迎えジョジョに注目が集まる今、シリーズ最高の作品を決めるべく女性368名にアンケートを実施した。>>男性編も見るQ.最高の『ジョジョ』作品は?(単一回答)1位『Part5 黄金の風』37.9%2位『Part4 ダイヤモンドは砕けない』18.7%3位『Part3 スターダストクルセイダース』12.6%4位『Part1 ファントムブラッド』11.1%5位『Part6 ストーンオーシャン』8.9%6位『Part7 スティール・ボール・ラン』4.4%7位『Part2 戦闘潮流』 2.8%1位は男性編では4位だったPart5。「マフィアの男たちが自分の信念を貫き通す所が好き」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)、「主役が控えめで周りのキャラが立っているところ」(28歳/その他/事務系専門職)などの声が多く、特に人気が高かったのはブローノ・ブチャラティ。イタリア語で「喪服」を意味するこの男の生き様は「こんな世界とはいえ、オレは自分の『信じられる道』を歩いていたい!」というセリフにも表れており、女性人気はダントツであった。2位は男性編と同じくPart4で「杜王町の雰囲気とサブキャラがいい」(24歳/情報・IT/技術職)、「岸辺露伴が好き」(27歳/マスコミ・広告/営業職)というほか日本が舞台ということで物語に入り込みやすいという意見が多数を占めた。また、このシリーズに登場する岸辺露伴も、Part5のブチャラティ同様に女性から多くの支持を集めた。岸辺露伴は、昨年にイタリアのファッションブランド「GUCCI」の創設90周年を記念して、モードファッション雑誌『SPUR』の表紙を飾り、書き下ろし短編『岸辺露伴 グッチへ行く』、さらには「GUCCI」新宿で原画展「岸辺露伴 新宿へ行く」を開催するなどここ最近は露出が増えているほか、『岸辺露伴は動かない』シリーズや「GUCCI」とのコラボも含む『岸辺露伴 ~へ行く』シリーズなどスピンオフ作品も非常に多い。3位は「花京院の名シーンに泣きそうになった」(27歳/食品・飲料/技術職)などのコメントが寄せられたPart3、4位には「ジョナサンとDIOとの争いが描かれており、長いJOJOシリーズの幕開けだから」(27歳/生保・損保/門職)というPart1。そして5位には、シリーズ初、また荒木作品でも『ゴージャス☆アイリン』以来となる女性の主人公・空条徐倫のPart6がランクイン。特に終盤はシリーズ屈指の難解さを誇るPart6だが、それを読み解くために繰り返し読んだというコメント、また空条徐倫やナルシソ・アナスイのファンというコメントも非常に多い結果となった。■総評『ジョジョ』シリーズの絵柄やストーリーは、多くの女性にとってなじみやすいものではないかもしれない。しかし、それでも数々の女性ファンを獲得したのは、作品のコンセプトである人間賛歌、内をえぐるような心情描写はもちろん、荒木飛呂彦が生み出すアーティスティックな世界観、というのもあるかもしれない。イタリアを舞台に展開されるPart5では、グッチとのコラボ経験もある荒木流のモードファッションがたっぷり楽しめる。また、主人公以外のキャラクターのファンになる女性も多く、第1位のPart5ではブチャラティ、第2位のPart4では岸辺露伴や吉良吉影、第3位のPart3では花京院典明などの名前が挙げられた。このうちシリアルキラーの吉良吉影は激しい喜びがない代わりに深い絶望もない「平穏な生活」を目標にしている。シリーズ唯一のサスペンス・ホラーに分類されるPart4は、この吉良の存在があってこそ輝きを増した。本日深夜よりスタートするアニメ版は、Part1で終わらずに2、3と描かれていくのだろうか。こちらにも期待したい。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年7月27日~8月3日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性368名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク「ブラボー!おお…ブラボー!」荒木飛呂彦原画展「ジョジョ展」明日より開催荒木飛呂彦「原画には演劇や音楽のライブ感がある」- ジョジョ展会見『バイオハザード6』発売記念! 歴代バイオシリーズ名作ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年10月05日1987年に連載が始まった『ジョジョの奇妙な冒険』は今年で25周年。アニバーサリーイヤーである今年、NTTドコモからジョジョスマホが発売されたほか、本日10月5日(金)深夜には待望のテレビアニメが放送開始、明日6日(土)から11月4日(日)まで六本木ヒルズで「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展」開催されるなどイベントが目白押しだ。現在Part8が連載中の『ウルトラジャンプ』10月号の付録「ジョジョ25周年記念BOOK」には鳥山明、尾田栄一郎などのジャンプ作家陣のイラストやコメントが寄せられ、こちらも話題となった。節目を迎えジョジョに注目が集まる今、シリーズ最高の作品を決めるべく男性447名にアンケートを実施した。>>女性編も見るQ.最高の『ジョジョ』作品は?(単一回答)1位『Part3 スターダストクルセイダース』35.9%2位『Part4 ダイヤモンドは砕けない』21.4%3位『Part1 ファントムブラッド』14.3%4位『Part5 黄金の風』10.5%5位『Part8 ジョジョリオン』8.6%6位『Part2 戦闘潮流5.6%7位『Part7 スティール・ボール・ラン』3.7%1位はシリーズ初の日本人&男気あふれる空条承太郎が主人公のPart3。「スタンドという画期的な発想を越えるものはない!」(33歳/機械・精密機器/営業職)という意見があった通り、「スタンド」が初登場した作品だ。Part1やPart2では特別な呼吸法によって、肉体にエネルギーを生み出す「波紋」が使用されていたが、Part3以降さまざまな能力を持つスタンドが登場したことで荒木氏の描く心理戦にはさらに磨きがかかった。また、「DIOとの戦いがアツかった」(32歳/その他/その他)という意見もあるように、Part1に続いて再びジョースター家の前に立ちふさがったDIOと空条承太郎とのバトルは「シリーズ最高!」という呼び声も高い。ゲーム化された回数も最多を誇るなど、『ジョジョ』のでも特に人気の高いシリーズといえる。2位のPart4は日本が舞台ということもあり、「『日常生活の中に潜む敵』という設定がとても魅力的」(36歳/印刷・紙パルプ/技術職)、「今までのシリーズのように強大な悪に挑むのではなく、日常に潜む奇妙さ、恐怖に立ち向かっていくという点が新鮮」(26歳/その他/技術職)などの声が寄せられている。サスペンス・ホラーに分類され、特に殺人鬼・吉良吉影はシリーズ屈指の人気を誇る。舞台となるM県S市杜王町は、最新作の『Part8 ジョジョリオン』の舞台でもあるが、本シリーズとの関連性はないと言われている。そして3位には「シリーズの最初の作品でインパクトがあり、それ以来欠かさず読み続けている」(45歳/自動車関連/その他)とやはりシリーズの原点Part1が選ばれ、4位には「主人公のジョルノの正義感と成長度が面白い」(30歳/機械・精密機器/技術職)などが寄せられたイタリアが舞台のPart5。そして、5位には早くもPart8がランクイン。先月発売された第3巻では、コミックの帯は「自分のルーツを探る定助が東方家で見つけた驚愕の手がかり、それは…東方家の血統!」。「回を重ねるごとによくなっていると思う」(28歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)との声があるように、謎が少しずつ明らかとなっていく。■総評言うまでもなく『ジョジョ』全体のメインテーマはシリーズ一貫して「人間賛歌」。3位のPart1を選んだ人の中に「『人間賛歌は「勇気」の賛歌ッ!!』というような少年誌らしい青臭いセリフがいい」(36歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)という意見があったが、これは主人公ジョナサンの師匠であるツェペリが語った言葉であり、彼は「『勇気』とは『怖さ』を知ることッ!」と言う。これに対してDIOは、Part3で生きるとは「『恐怖』を克服すること」であると述べている。恐怖を勇気の源にするJOJOと、恐怖を打ち砕くために最強を目指すDIOの戦いは、いわば信念の戦いである。本日スタートするこのアニメ版ではどのように描かれるのか期待したい。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年7月27日~8月3日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性447名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク「ブラボー!おお…ブラボー!」荒木飛呂彦原画展「ジョジョ展」明日より開催荒木飛呂彦「原画には演劇や音楽のライブ感がある」- ジョジョ展会見『バイオハザード6』発売記念! 歴代バイオシリーズ名作ランキング完全版(画像などあり)を見る
2012年10月05日1987年に連載が始まった『ジョジョの奇妙な冒険』は今年で25周年。アニバーサリーイヤーである今年、NTTドコモからジョジョスマホが発売されたほか、本日10月5日(金)には待望のテレビアニメが放送開始、明日6日(土)から11月4日(日)まで六本木ヒルズで「荒木飛呂彦原画展 ジョジョ展」開催されるなどイベントが目白押しだ。現在Part8が連載中の『ウルトラジャンプ』10月号の付録「[ジョジョ]25周年記念BOOK」には鳥山明、尾田栄一郎などのジャンプ作家陣のイラストやコメントが寄せられ、こちらも話題となった。節目を迎えジョジョに注目が集まる今、シリーズ最高の作品を決めるべく女性368名にアンケートを実施した。>>男性編も見るQ.最高の『ジョジョ』作品は?(単一回答)1位『Part5 黄金の風』37.9%2位『Part4 ダイヤモンドは砕けない』18.7%3位『Part3 スターダストクルセイダース』12.6%4位『Part1 ファントムブラッド』11.1%5位『Part6 ストーンオーシャン』8.9%6位『Part7 スティール・ボール・ラン』4.4%7位『Part2 戦闘潮流』 2.8%1位は男性編では4位だったPart5。「マフィアの男たちが自分の信念を貫き通す所が好き」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)、「主役が控えめで周りのキャラが立っているところ」(28歳/その他/事務系専門職)などの声が多く、特に人気が高かったのはブローノ・ブチャラティ。イタリア語で「喪服」を意味するこの男の生き様は「こんな世界とはいえ、オレは自分の『信じられる道』を歩いていたい!」というセリフにも表れており、女性人気はダントツであった。2位は男性編と同じくPart4で「杜王町の雰囲気とサブキャラがいい」(24歳/情報・IT/技術職)、「岸辺露伴が好き」(27歳/マスコミ・広告/営業職)というほか日本が舞台ということで物語に入り込みやすいという意見が多数を占めた。また、このシリーズに登場する岸辺露伴も、Part5のブチャラティ同様に女性から多くの支持を集めた。岸辺露伴は、昨年にイタリアのファッションブランド「GUCCI」の創設90周年を記念して、モードファッション雑誌『SPUR』の表紙を飾り、書き下ろし短編『岸辺露伴 グッチへ行く』、さらには「GUCCI」新宿で原画展「岸辺露伴 新宿へ行く」を開催するなどここ最近は露出が増えているほか、『岸辺露伴は動かない』シリーズや「GUCCI」とのコラボも含む『岸辺露伴 ~へ行く』シリーズなどスピンオフ作品も非常に多い。3位は「花京院の名シーンに泣きそうになった」(27歳/食品・飲料/技術職)などのコメントが寄せられたPart3、4位には「ジョナサンとDIOとの争いが描かれており、長いJOJOシリーズの幕開けだから」(27歳/生保・損保/門職)というPart1。そして5位には、シリーズ初、また荒木作品でも『ゴージャス☆アイリン』以来となる女性の主人公・空条徐倫のPart6がランクイン。特に終盤はシリーズ屈指の難解さを誇るPart6だが、それを読み解くために繰り返し読んだというコメント、また空条徐倫やナルシソ・アナスイのファンというコメントも非常に多い結果となった。■総評『ジョジョ』シリーズの絵柄やストーリーは、多くの女性にとってなじみやすいものではないかもしれない。しかし、それでも数々の女性ファンを獲得したのは、作品のコンセプトである人間賛歌、内をえぐるような心情描写はもちろん、荒木飛呂彦が生み出すアーティスティックな世界観、というのもあるかもしれない。イタリアを舞台に展開されるPart5では、グッチとのコラボ経験もある荒木流のモードファッションがたっぷり楽しめる。また、主人公以外のキャラクターのファンになる女性も多く、第1位のPart5ではブチャラティ、第2位のPart4では岸辺露伴や吉良吉影、第3位のPart3では花京院典明などの名前が挙げられた。このうちシリアルキラーの吉良吉影は激しい喜びがない代わりに深い絶望もない「平穏な生活」を目標にしている。シリーズ唯一のサスペンス・ホラーに分類されるPart4は、この吉良の存在があってこそ輝きを増した。本日深夜よりスタートするアニメ版は、Part1で終わらずに2、3と描かれていくのだろうか。こちらにも期待したい。(文・塩澤真樹/C-side)調査時期:2012年7月27日~8月3日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性368名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク「ブラボー!おお…ブラボー!」荒木飛呂彦原画展「ジョジョ展」明日より開催荒木飛呂彦「原画には演劇や音楽のライブ感がある」- ジョジョ展会見『バイオハザード6』発売記念! 歴代バイオシリーズ名作ランキング--------完全版(画像などあり)を見る
2012年10月05日シリーズ累計280万部を突破した有川浩の人気小説『図書館戦争』が、岡田准一、榮倉奈々の初共演で実写映画化されることが決定した。その他の情報『図書館戦争』は、人権を侵害する表現を取り締まるための検閲が法律によって認められ、武力行使が許される近未来の日本を舞台に、不当な検閲から“本”を守る、自衛組織“図書隊”の隊員たちによる奮闘や恋愛を描いたヒューマンドラマ。『砂時計』『GANTZ』2部作などを手がけた佐藤信介が監督を務める。物語は、岡田演じる図書隊員の鬼教官・堂上篤と、榮倉演じる新米女性隊員の笠原郁を軸に、ふたりの恋愛模様やアクションシーンも繰り広げられるという。ふたりの配役について原作者の有川は、「『ダ・ヴィンチ』の読者アンケートでも一位になったキャスティング」だといい、「映像化の企画段階のイメージキャストは複数の役者さんが挙げられるものですが、堂上と郁は最初期からこのおふたりしか挙がっておらず、お任せしたいと思いました」とコメントを寄せている。岡田は「原作者の有川さんの世界を壊すことなく、映像を通じてリアルな世界を作り上げていけるよう、撮影に臨みたいと思います」といい、榮倉は「原作を読ませていただきました。SFファンタジーの中で描かれる登場人物の細やかな心情の動きに、ページをめくる手が止まりませんでした。ファンの方がたくさんいらっしゃる作品に出演させてもらえるのは、大変ありがたいと思っています。同時に責任を感じながら、撮影を頑張りたいと思います」と意気込みを語っている。また、佐藤監督は「本を守るという、特別な使命を持った“図書隊”の過酷なバトルがある一方で、コミカルで瑞々しいラブストーリーでもある。それが『図書館戦争』の魅力であり、多くのファンを生んだ秘密ではないかと思いました。有川先生の生み出された、他では決して味わえないこの世界を、映画化できることにとても興奮しています」とコメントしている。撮影は10月にクランクインし、2013年のゴールデンウイークに公開される。『図書館戦争』2013年GW 全国東宝系にて公開
2012年08月01日荒木飛呂彦による人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の連載25周年を記念して、「荒木飛呂彦 原画展ジョジョ展」が荒木さんの故郷であり作品ともなじみの深い宮城県仙台市を皮切りに東京、そしてイタリアのフィレンツェで開催されることが決定。7月5日(木)に記者会見が行われ、荒木さんを始め、主催の集英社の代表取締役社長・堀内丸恵、仙台市副市長・伊藤敬幹、「GUCCI JAPAN」CEOのクリストフ・ドゥ・プゥスが出席した。「ジョジョの奇妙な冒険」は1987年に週刊少年ジャンプ(集英社刊)で連載が開始され、現在も「ウルトラジャンプ」にて第8部を連載中。ジョースター家の血縁と因縁を描き、登場人物たちが操る“波紋”や“スタンド”と呼ばれる特殊能力も人気を呼び、シリーズ累計発行部数はで7,500万部を超えている。荒木さんにとって国内での本格的な原画展は今回が初めてとなるが、「漫画は印刷されたものを評価されるものですが、原画の中には演劇や音楽のように“ライヴ感”が封じ込められていると確信しています。みなさんにそれを見ていただけるのは光栄。30年間育てていただいた集英社、漫画界、そして読者のみなさんに感謝しております」と喜びを語った。特に仙台市は荒木さんの故郷でるということに加え、第4部と第8部の舞台である“S市杜王町”のモデルとも言われており、7月28日(土)より「せんだいメディアテーク」で開幕する当地での展示は「荒木飛呂彦 原画展ジョジョ展 in S市杜王町」と銘打たれ、第4部&第8部の特別展示など、杜王町にフィーチャーした展示が行われる。特に第8部は東日本大震災を思わせる大震災後の世界で復興を志す主人公の姿を描いていることもあり、“仙台から東北を盛り上げたい”という仙台市の要請を荒木さんが快諾して今回の企画が実現した。荒木さんは「育ててもらった仙台で原画展を開けるなんて夢にも思っておらず、感激しています。再生の気持ちや元気を与えられたら」と故郷への思いを口にした。仙台に続く東京での展示は10月6日(土)から11月4日(日)の日程で森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ内)で開催。さらに、日程などの詳細は未定ながら、イタリア・フィレンツェにGUCCIが設立した「GUCCI MUSEO」でも展示を行うことに。本作の第5部はイタリアを舞台にしており、さらに荒木さんとGUCCIの結びつきも深い。昨年、荒木さんがデビュー30周年、GUCCIが創業90周年を迎えたことを記念し、人気の個性派キャラクター・岸辺露伴を使って「岸辺露伴 グッチへ行く」というコラボレーションを集英社が刊行する「SPUR」上で展開。GUCCI新宿店でも「岸辺露伴 新宿へ行く」と題した展示を行ない、2万3千人が来場した。ドゥ・プゥスCEOは「フィレンツェに美しい驚きを与えることができると思います」と期待を込めて語った。また7月30日(月)から8月9日(木)まで、GUCCIと荒木さんによるチャリティオークションも開催されることになり、GUCCIが提供したスニーカーに荒木さんがイラストやサインを入れたレアグッズなどを出品。売上金は仙台市を通して被災した子供たちの支援のために寄付される。そのほか、大日本印刷のAR技術と呼ばれる技術による、映像を駆使した展示や、Googleの協力による、「Google+」上での初の公式ファンサイトの設立など様々な企画が進行中。荒木さんはこの日、公式ファンサイト企画のために新たに考案した新スタンド「リモートロマンス」を発表したほか、仙台、東京、フィレンツェの各原画展のキービジュアルとして描き下ろしたイラストを披露。七夕をイメージしたものや、富士山、タンポポを取り入れたデザイン、キャラクターにGUCCIのアイテムを着用させたものなど色鮮やかなイラストがお目見えとなった。報道陣からは、原画展についてのみならず、52歳とは思えない荒木さんの若々しさの秘訣を問う質問も飛び出したが、荒木さんは「最近、よく聞かれる質問NO.1です(笑)。東京の水道水で毎朝顔を洗っていますが」と苦笑い。25年もの長きにわたり連載を続けられたことについて、先輩漫画家の秋本治氏に教えられたこととして「規則正しい生活」と答えた。今後については「一生懸命やるだけ。漫画家は漫画を描くもの」とニッコリ。個人的に好きなスタンドが「ハーヴェスト(第4部登場)」であることも明かされ、意外なチョイスに会場は笑いに包まれた。またこの10月より「ジョジョの奇妙な冒険」がアニメーションとして放送されることも決定。さらにPS3で「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」というソフトが2013年に発売されることも正式に発表された。仙台展「荒木飛呂彦 原画展 ジョジョ展 in S市杜王町」はせんだいメディアテークにて7月28日(土)より8月14日(火)まで開催。東京展「荒木飛呂彦 原画展」は10月6日(土)より11月4日(日)まで森アーツセンターギャラリーにて開催。フィレンツェ展はGUCCI MUSEOにて開催(詳細は未定)。
2012年07月05日『週刊少年ジャンプ』に連載され、テレビアニメ化もされた大人気コミックを実写化した映画『るろうに剣心』の完成披露レッドカーペットイベントが27日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われ、主人公・緋村剣心を演じる佐藤健をはじめ、武井咲、吉川晃司、蒼井優、青木崇高、田中偉登、江口洋介、メガホンをとる大友啓史監督が出席。佐藤は「僕自身、剣心が大好きだったので『こうあってほしい』という理想像を演じたつもり。頑張った分、報われたと思うし、日本映画界にすごい作品ができちゃったと思う」と手応えたっぷりの様子だった。その他の写真かつては伝説の人斬りとして恐れられるも、維新後に“殺さずの誓い”を立てた伝説の剣客・緋村剣心が様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見出す姿を描く。完成した作品に自信たっぷりの佐藤に対し、ヒロイン・神谷薫を演じる武井は「剣心、かっこいいですよ」とホレボレ。演じた役柄については「素直さや健気さ、純粋な部分は私自身も演じていて、とても愛おしく魅力的な女性」と笑みを浮かべた。金で人斬りを請け負う浮浪人斬り・鵜堂刃衛を演じる吉川は「バッサバッサ斬るのは、気持ちよかったですよ」と不敵な笑み。江口は、剣心と対峙する旧幕府軍・新撰組三番隊組長、斉藤一を演じ「剣心とはまた違う形で、剣と離れた男。そういったニュアンスを大切に演じた。どんなに期待していただいても、その期待を超える作品です」と誇らしげだった。大友監督も「江口さんがおっしゃる通り、皆さんが見たことないビックリするものに仕上がった」と胸を張った。佐藤、蒼井らは大友監督が演出を手掛けた大河ドラマ『龍馬伝』への出演経験があり、「撮影に入る前からすっかりチームワークが出来上がっていた」と蒼井。佐藤は「武井さんが偏食なんですよ。だから、武井さんが食事できるお店を探すのが大変だった(笑)」と大友組に初参加した武井の“偏食ぶり”を暴露。これには武井もタジタジで、恐縮しきりだった。『るろうに剣心』8月25日(土)全国公開取材・文・写真:内田 涼
2012年06月27日日本はもとより、世界各国でも旋風を巻き起こしている人気漫画の実写映画化『るろうに剣心』。本作の主題歌をティーンから絶大な支持を集めているロックバンド「ONE OK ROCK」が担当することが決定した。明治という新しい時代の訪れと共に姿を消し、「不殺(ころさず)」の誓いを立て、流浪人として旅をしていた伝説の剣客、緋村剣心のもとに訪れる新たな出会いと闘いを描いた本作。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の大友啓史の指揮のもと、佐藤健ほか豪華キャストが顔を並べる。大人から子供まで人気を集めたTVアニメ版の「るろうに剣心」の放送時は、「JUDY AND MARY」の「そばかす」や川本真琴の「1/2」など、本作の主題歌に抜擢される曲はヒット曲のステイタスを得ていた。待望の実写映画化の主題歌に抜擢された「ONE OK ROCK」はエモ、ロック、メタルの要素を詰め込んだサウンドとアグレッシブなライヴパフォーマンスが若い世代に絶大な支持を集めており、昨年には全国各地の夏フェスを総なめにし、横浜アリーナや武道館クラスのライヴチケットも即日完売するほどの人気ぶり。実は、主演の佐藤さんとメンバーはプライベートでも親交が深いようで、今回の抜擢についてメンバーのTakaさんは「興奮と不安が入り乱れる思いでした。(映画を)観終わった瞬間にものすごいインスピレーションに駆られたことを覚えています」とコメント。本作のために書き下ろした主題歌「The Beginning」は「自分たちを200%表現できた楽曲になったと思ってます!」と胸を張る。一方、撮影中は同バンドの音楽を聴いて気持ちを盛り上げていたという佐藤さんは、「いままでに観たことのない映画の世界観に『ONE OK ROCK』の音楽が加わって、さらにドラマティックな作品に仕上がりました」と、本作に生み出されたさらなる深みを示唆する。同主題歌「The Beginning」は8月22日(水)よりシングルリリース。映画『るろうに剣心』は8月25日(土)より全国にて公開。■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会■関連記事:奇才ティム・バートンが佐藤健にサインのおねだり!次回作オファーも?大人気漫画「るろうに剣心」の新たな物語がジャンプSQ.にて連載スタート!佐藤健演じる剣心が華麗に舞う!『るろうに剣心』最新特報映像が公開武井咲、忽那汐里、剛力彩芽に続け!「国民的美少女コンテスト」3年ぶり開催原作者・和月伸宏の手で蘇る!「るろうに剣心」連載が13年ぶりに再スタート
2012年05月29日イケメンキャラを演じられる俳優がいない!?『花より男子』や『花ざかりの君たちへ』など、人気作の実写化はもはや自然の流れ。しかし、出来栄えに満足できた作品は少ないもの。そこで女性536名に「マンガの実写化に乗り気ではない理由」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.マンガの実写化に乗り気ではない理由は?(複数回答)1位キャラに合った俳優・女優がいない66.6%2位好きなマンガの世界観を壊してほしくない39.0%3位声のイメージを壊されるのが嫌だ29.3%4位CGだらけの実写なんて見たくない23.1%5位長いストーリーを短縮するのは無理がある22.8%■番外編:こんな理由で実写化反対!!・最終回を迎えていないマンガがオリジナルの終わり方を迎えるのは納得がいかない:「まず原作を無視した展開が続くから。マンガだから味わいがあるものがあると思う」(28歳/電機/秘書・アシスタント職)・独特のコスチュームを実際に着たら変:「実写化に向いていそうな恋愛ものならいいが、個性的なファッションが多い少年マンガの場合は相当予算がないと安っぽくなりそうなので」(24歳/印刷・紙パルプ/技術職)・個性的な髪形を再現できないはず:「実写化にはビジュアルのリアリティーが不可欠だが、それに現実の世界で追い付くはずがないから」(31歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)・ストーリーや登場人物を変えられるのが嫌だ:「実写化で面白くなかったときに、原作のマンガまでつまらないと思われると嫌なので」(29歳/商社・卸/事務系専門職)・舞台や時代の設定を変えられそう:「タイトルを借りた別物になる可能性が大いにあり得るから」(24歳/医療・福祉/事務系専門職)■キャラに合った俳優・女優がいない!!・「同じマンガでも読む人によってそれぞれの世界観があると思うし、イメージをぶち壊されたらたまったもんじゃない」(29歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「時々マンガの実写化を見るけど、イメージが壊れてしまうようなキャスティングでガッカリするときがあるから」(44歳/建設・土木/事務系専門職)・「自分である程度想像しているところがあるので、実写になったらそれとずれてしまう」(25歳/運輸・倉庫/営業職)・「マンガのぶっ飛んだ設定を再現できる役者は現実にはいない」(26歳/マスコミ・広告/事務系専門職)・「キャラのイメージや声にぴったりくる俳優などはいないと思うから」(28歳/金融・証券/専門職)(評)破天荒で天真らんまんなキャラ、おれ様などSキャラを現実の人間が演じるとどうしても無理しているように見えてしまいます。■好きなマンガの世界観を壊してほしくない!!・「マンガに限らず小説なども、読んだ人のイメージがあり、好きな世界は再現できるものではないから。それを別のものに作り替えられても……」(33歳/医療・福祉/専門職)・「必然性を感じない。マンガは絵があるので、小説とは違い実写化することが安易な感じがするが、安っぽくなる」(33歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「先にマンガを読んでいる作品だと、絶対に自分のイメージとぴったりに実写化はできないから」(25歳/食品・飲料/事務系専門職)・「実写化=有名な俳優を使う、というだけでイメージが損なわれることが多いから」(28歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)(評)頭の中で自分なりに構築しているマンガの世界。読者一人ひとりが満足できる作品というのはなかなか難しいものです。■声のイメージを壊されるのが嫌だ!!・「マンガは自分の好きな声で読んでいる。けれど実写化されると、その後俳優さんの声になってしまって、違和感を覚えるため」(26歳/情報・IT/技術職)・「各自のイメージと合わなくなるから」(34歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)・「自分で予想していた声の感じが壊される気がする」(30歳/金融・証券/事務系専門職)(評)『DRAGON BALL Z』の孫悟空=野沢雅子さんのように、アニメ化されている作品を実写化すると違う声に違和感を覚える人が多いかもしれませんね。■CGだらけの実写なんて見たくない!!・「マンガだからこその映像はあるし、CGばかりだと、実写の意味があったのか微妙」(31歳/自動車関連/秘書・アシスタント職)・「実写になると現実的ではないことをCGに置き換えるから、違和感を覚えてしまう」(24歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「マンガの中だからこそできることを映像で表現するのは難しいと思う」(27歳/食品・飲料/事務系専門職)(評)CGばかりならアニメ化で十分ですよね。よりきれいで迫力のあるアニメを作ってくれた方がファンはうれしいかも。■長いストーリーを短縮するのは無理がある!!・「マンガだから描けるストーリーも、時間が決まっている映画に実写化されると、いい部分が削られていそうだから」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「自分の中で想像してクリエイトしている世界があると思うから、人それぞれ捉え方が違うと思う」(27歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「ここは端折(はしょ)ってほしくないシーンが削られるのは嫌だから」(24歳/その他/販売職・サービス系)(評)「あれ!?あのシーンがない」と気になりストーリーに入り込めないこともあります。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年2月29日~3月6日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性536名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】絶対に実写化してほしくないマンガ【ランキング女性編】『天使なんかじゃない』が実写化されるとしたら主人公を演じてほしい芸能人【ランキング女性編】見て泣けた!!日本のアニメ映画完全版(画像などあり)を見る
2012年05月03日マンガだからこそできる世界観を壊さないで!!ドラマや映画化などマンガを原作にした作品が多数制作されています。しかし、そんな風潮に反対の声が多いのも事実。そこで男性401名に「マンガの実写化に乗り気ではない理由」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.マンガの実写化に乗り気ではない理由は?(複数回答)1位キャラに合った俳優・女優がいない58.6%2位好きなマンガの世界観を壊してほしくない30.2%3位ストーリーや登場人物を変えられるのが嫌だ18.9%4位声のイメージを壊されるのが嫌だ17.7%5位CGだらけの実写なんて見たくない16.2%■番外編:こんな理由で実写化反対!!・独特のコスチュームを実際に着たら変:「『美少女戦士セーラームーン』の実写版などはちょっとマンガのイメージを弱めてしまった感が否めないと感じた」(26歳/機械・精密機器/技術職)・長いストーリーを短縮するのは無理がある:「ちょっとくらいなら別の話として面白そうだけど、まったくの別物なのは題名から変えてほしい」(44歳/情報・IT/技術職)・舞台や時代の設定を変えられそう:「話を悪く作り直す。物語の本当のポイントを理解できない制作者が多い」(30歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・お色気シーンが半減されそう:「お色気シーン満載なら、実写化の価値あり!!」(37歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・個性的な髪形を再現できないはず:「特に実写化した場合違和感を覚える」(39歳/建設・土木/事務系専門職)■キャラに合った俳優・女優がいない!!・「マンガのイメージとキャスティングが合わないことが多いので。アニメ化でも、声のイメージが合わないことがある」(34歳/運輸・倉庫/技術職)・「実在の人間がマンガのキャラを演じるには限界がある」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「合った人がいないのに無理やり実写化すると印象が悪くなるから」(30歳/機械・精密機器/技術職)・「やっぱり読者それぞれにイメージがあると思うから」(23歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・「イメージにぴったり合う俳優なんて存在しないと思います」(43歳/電機/事務系専門職)(評)現実ではありえないスタイルや髪の色、また性格も度肝を抜く設定が多いので、なかなかリアルな人間に当てはめることは難しいようです。■好きなマンガの世界観を壊してほしくない!!・「実写化自体がそぐわないものまで、商業目的で映画化されてしまうのが許せない。読者の気持ちを踏みにじるような実写化は、本当に読者を大事にする制作者であればしてほしくない」(29歳/情報・IT/事務系専門職)・「無理にやり過ぎて、いいところを台無しにしそうなのが嫌です。特に映画は思い切りひどそう。例外もいくつかあるのですが……」(25歳/食品・飲料/クリエイティブ職)・「架空の世界観がいいと思うので実写化することがいいわけではない」(40歳/電機/技術職)・「世界観が壊れるし、特殊なものを表現できないから」(28歳/運輸・倉庫/技術職)(評)マンガだからこそ可能な世界観。CGを多用して表現されてもイヤという人も多く5位には「CGだらけの実写なんて見たくない」がランクイン。■ストーリーや登場人物を変えられるのが嫌だ!!・「流行のアイドルを出演させたり、ドラマにするため原作の設定を変えたりすることがあり、実写化のメリットがない」(32歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「実写化オリジナルキャラクターが出てきて、ストーリーが変えられるのが嫌」(25歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「ドラマは制作者の狙いが見え過ぎていて素直に楽しめない」(32歳/情報・IT/技術職)(評)たとえちょい役のキャラでも思い入れのある読者も。ましてや主役のキャラ設定を変えるなんて言語道断!!ということのようです。■声のイメージを壊されるのが嫌だ!!・「自分が想像していた声と異なることでマンガのよさが失われてしまうから」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「イメージが合わず、違和感を覚えてしまうので」(44歳/情報・IT/事務系専門職)・「誰しも自分の妄想で声を作っているだろうから」(27歳/情報・IT/技術職)(評)自分なりに声を当てながら読むのもマンガの醍醐味(だいごみ)。そこを壊されると違和感がありますね。■CGだらけの実写なんて見たくない・「手軽なのは分かるが、何でもかんでもという風潮は勘弁です」(37歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「なんとか実写しようとしているのが分かるから」(33歳/情報・IT/技術職)・「CGを使うならアニメでいいと思う」(29歳/ソフトウェア/技術職)(評)少年マンガのありえない技や空想の世界はCGでなければ表現できないことも理解できますが、CGになってマンガの世界観が壊れてしまうのは避けたいですよね。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年2月29日~3月6日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性401名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】絶対に実写化してほしくないマンガ【ランキング男性編】『天使なんかじゃない』が実写化されるとしたら主人公を演じてほしい芸能人【ランキング男性編】見て泣けた!!日本のアニメ映画完全版(画像などあり)を見る
2012年05月03日ルフィの伸びる体はCGでも違和感あり!!世界中で人気の高い『ONE PIECE』、注目されればそれだけ実写化される可能性も高くなるはず。スケールが大きい作品だからこそ、あまり乗り気でないファンがほとんどのようです。そこで女性482名に「『ONE PIECE』を実写化してはいけない理由」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.『ONE PIECE』を実写化してはいけない理由は?(複数回答)1位ルフィのゴムゴムの体を表現できないから40.9%2位大好きな世界観を壊してほしくないから34.2%3位実在の人間が演じることで作品のイメージが壊れるから29.2%4位CGだらけの実写映画を見たくないから23.4%5位ルフィを演じられそうな俳優がいないから22.0%■ルフィのゴムゴムの体を表現できないから・「身体が伸びるところが表現できなければ、ルフィとは言えないから」(22歳/金融・証券/販売職・サービス系)・「これは単純なようで難しい問題。CGでも難しそうです」(23歳/医療・福祉/営業職)・「実際に伸ばす様子を表現したら気持ち悪そう」(28歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「どうしてもうそっぽくなるのでがっかりしそう」(30歳/小売店/販売職・サービス系)・「現実の世界ではもっともありえないことだから」(25歳/運輸・倉庫/営業職)■大好きな世界観を壊してほしくないから・「あの世界観は、自分の頭と心の中で完成されている。それ以上のものはできないと思う」(25歳/その他/経営・コンサルタント系)・「実写にすると少なからず今のイメージとのギャップが生じる。それに落胆する人が多く出てくると思う」(24歳/商社・卸/営業職)・「あの世界観は演出・造形、すべてそろって表現できる。実写では不可能」(23歳/ソフトウェア/技術職)・「おのおのが頭に描き、育てた世界観を壊されたくないはず」(24歳/金融・証券/事務系専門職)■実在の人間が演じることで作品のイメージが壊れるから・「現実世界でありえない話だから。イメージが壊れて原作も楽しめなくなってしまう」(23歳/商社・卸/事務系専門職)・「どちらかというと夢の世界なので、実写化するのは難しいと思うから」(44歳/建設・土木/事務系専門職)・「人間では表現できないと思います。CGばかりでも嫌です」(22歳/学校・教育関連/事務系専門職)■CGだらけの実写映画を見たくないから・「見どころがほとんどCGになるであろうことを考えると……これに尽きると思います」(24歳/学校・教育関連/専門職)・「だったらアニメでいいと思う」(23歳/人材派遣・人材紹介/技術職)・「大人が演じると不自然な気がする」(29歳/商社・卸/事務系専門職)■ルフィを演じられそうな俳優がいないから・「やっぱりルフィが最大の理由だと思う。あんなに有名で、愛されているキャラを演じられる人は現実にはいない」(31歳/小売店/販売職・サービス系)・「田中真弓さんにしかできないし、やってほしくない。あのすてきな世界を俳優ありきにしてほしくない」(26歳/運輸・倉庫/秘書・アシスタント職)・「あまりの大役で無理だと思う」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)■番外編:こんな理由で反対!!・作中に登場する技を実写化するのは無理だから:「悪魔の実を食べたそれぞれのキャラが多種多様な特技を持っているので、CGばかりのアクションシーンが満載で、ストーリーに深みがなくなりそう」(28歳/医療・福祉/販売職・サービス系)・マンガと関係ないオリジナルストーリーにしてほしくないから:「実写化するには難しいくらい話が長いし、作る側のプレッシャーも大きそう」(31歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)・アニメ、劇場版アニメで十分満足しているから:「アニメだから楽しい。チョッパーとかどうやって表現するの?誰がやってもイメージが壊れそう」(25歳/その他/営業職)・壮大なスケールの話を映画にまとめるのは無理があるから:「要約すれば製作費の問題。へたに手を出すと安っぽくなるのは目に見えているから」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・ナミ、ロビンのようなセクシー美女をそろえるのは無理だから:「外見だけでも適任者がおりません!!」(23歳/金融・証券/専門職)総評4割もの人が「ルフィのゴムゴムの体を表現できない」ことを実写化反対の理由の一つに挙げていました。CGを使っても表現が難しそうですよね。実写版『怪物くん』でも手が伸びるシーンがありましたが、ルフィの場合、より伸びることが作品の核になっているため、ここを失敗するとすべてがうそっぽく見えてしまう可能性も。ほかのキャラも、3位の「実在の人間が演じることで作品のイメージが壊れる」ことになりかねません。特にトナカイのチョッパーはどうやって表現すればいいのか、謎。まさかCGということになったら、さらにCGだらけの実写映画になってしまいます。「だったらアニメでいい」ともっともな意見も。スケールの大きな作品だからこそ「大好きな世界観を壊してほしくない」という人も多く2位にランクイン。「おのおのが頭に描き、育てた世界観を壊されたくない」という意見も。ハリウッドで製作された『DRAGON BALL』の実写化で落胆した人も多く、より反対という意見が多い『ONE PIECE』。実写化するなら映像のクオリティーが上がったアニメ映画の方がファンとしてはうれしいかもしれませんね。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年2月10日~2月14日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性482名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】『ONE PIECE』の世界へ行ったらやってみたいことランキング【ランキング女性編】聞くだけで元気が出る!?これぞ『ONE PIECE』の主題歌【ランキング女性編】絶対に実写化してほしくないマンガ完全版(画像などあり)を見る
2012年04月29日ゴムゴムの技を表現しきれない!!発行部数が2億冊を突破しているマンガ『ONE PIECE』。人気作品だからこそ、実写化の可能性も……。しかし絶対に反対というファンも多くいるはず。そこで男性380名に「『ONE PIECE』を実写化してはいけない理由」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.『ONE PIECE』を実写化してはいけない理由は?(複数回答)1位ルフィのゴムゴムの体を表現できないから30.8%2位大好きな世界観を壊してほしくないから26.1%3位実在の人間が演じることで作品のイメージが壊れるから25.3%4位CGだらけの実写映画を見たくないから20.5%5位ルフィを演じられそうな俳優がいないから16.3%■ルフィのゴムゴムの体を表現できないから・「ギャグにしか見えなくなる。絶対に実写にすべきではない」(35歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「びっくり人間としてバラエティーに出そうな感じになりそう」(27歳/情報・IT/技術職)・「CGで表現しても気持ち悪そうだし、無理そう」(29歳/情報・IT/技術職)・「CGでもがっかりした感じになるから」(30歳/学校・教育関連/専門職)・「体が伸びるのは現実ではありえないから」(28歳/自動車関連/技術職)■大好きな世界観を壊してほしくないから・「マンガだから成立する世界であり、読む人が頭の中で想像をふくらませるから面白い」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「アニメのイメージが強すぎて、実写にしたら確実に世界感が壊れると思う」(29歳/小売店/事務系専門職)・「絶対にキャストが似合わず、ストーリーも中途半端になりそうだから」(24歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)・「空想的なマンガを実写で表現することはできないから」(29歳/機械・精密機器/営業職)■実在の人間が演じることで作品のイメージが壊れるから・「キャラクターの個性が強いので、誰が演じてもイメージが合わないと思う」(24歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「実写化してもアニメやマンガのよさを忠実に表現できそうにないから」(26歳/その他/技術職)・「人間離れしすぎている作品はやらないほうが無難」(25歳/自動車関連/事務系専門職)■CGだらけの実写映画を見たくないから・「実写ではCGを使わないと再現できなそうなので」(27歳/情報・IT/技術職)・「表現には限界があり、実写向きではないと思うので」(23歳/機械・精密機器/技術職)・「アニメでいいだろ、という話」(25歳/医療・福祉/技術職)■ルフィを演じられそうな俳優がいないから・「アイドルがやるのかなと思うと残念」(29歳/学校・教育関連/営業職)・「キャラが立ちすぎている」(35歳/金融・証券/事務系専門職)・「誰が演じても偽物になる」(27歳/食品・飲料/技術職)■番外編:こんな理由で反対!!・壮大なスケールの話を映画にまとめるのは無理があるから:「どうしても無理やり感が出てしまい、スケールが小さくまとまって面白くなくなるから」(34歳/電機/技術職)・マンガと関係ないオリジナルストーリーにしてほしくないから:「オリジナルストーリーにするなら実写化にする必要がないから」(25歳/医療・福祉/事務系専門職)・アニメ、劇場版アニメで十分満足しているから:「日本の映画界はそろそろ実写化をしていいアニメとダメなアニメを理解するべきです」(32歳/不動産/営業職)・ナミ、ロビンのようなセクシー美女をそろえるのは無理だから:「ナミやロビンという男のロマンを壊してほしくない」(25歳/医療・福祉/専門職)・大海賊時代を再現するのは無理だから:「実写では金がかかり過ぎるのでCGになるでしょう」(48歳/ソフトウェア/技術職)総評1位は「ルフィのゴムゴムの体を表現できないから」。主人公ルフィの特徴であるゴム人間をうまく表現することは実写化の最低限の条件。普通の人間ではありえない体の伸びはCGを使うしかなさそうですが、どうしても違和感が出てしまいそう。悪魔の実の能力者同士の戦いとなるとさらにCGを使う頻度も高くなり、結果4位に入ってきた「CGだらけの実写映画になってしまう」ということに。スケールの大きな舞台だからこそ、「大好きな世界観を壊してほしくない」と考える人も多く2位に。「マンガだから成立する世界であり、読む人が頭の中で想像をふくらませるから面白い」のであって、やはりあの世界観をすべて表現するのはほぼ不可能。セットでの撮影は難しそうなので、こちらもCGを使って表現せざるを得ない部分が多くなりそう。ルフィやゾロ、ナミなど「キャラが立ち過ぎている」ので演じられそうな俳優がいないことも反対理由の一つ。特にルフィは演じる俳優も荷が重いと感じるだろう大人気キャラ。声が田中真弓さんじゃないだけでも違和感を覚えてしまいそうです。『BLEACH―ブリーチ―』がハリウッドで実写化という話も出ており、『ONE PIECE』もいよいよ……とヒヤヒヤしているファンも少なくないはず。しかしランキングの問題点を解決するのはなかなか容易ではない気がします。できれば実写化はしないでと願わずにはいられませんね。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年2月10日~2月14日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性380名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】『ONE PIECE』の世界へ行ったらやってみたいことランキング【ランキング男性編】聞くだけで元気が出る!?これぞ『ONE PIECE』の主題歌【ランキング男性編】絶対に実写化してほしくないマンガ完全版(画像などあり)を見る
2012年04月29日全世界で発売され、累計1000万部の大人気コミック「快感(ハート)フレーズ」のカリスマ漫画家・新條まゆ原作作品が初めての実写映画化!‘美少年のような女の子’と、‘美少女のような男の子’が、恋をする…、という内容で話題になった本作。主役の2人には、K-POPグループ・大国男児(だいこくだんじ)のカラムが男子校の姫と呼ばれる白石秋羅役で映画初主演!一方、女子高の王子と呼ばれる桜坂水樹役には『高校デビュー』の大野いとが、初の男装に挑戦!K-POPアイドルが女装し、若手人気女優が男装という前代未聞の‘男女逆転学園ロマンス’から目が離せない!作品情報『愛を歌うより俺に溺れろ!』原作:新條まゆ出演:カラム(大国男児)・大野いと配給:角川映画8月25日(土)角川シネマ新宿ほか全国順次ロードショー(C)2012「愛俺!」製作委員会
2012年04月25日せめて見た目だけは似せて!!世界中で人気の高い日本のアニメやゲーム。最近では実写化される作品が増えてきましたが、なんだか納得いくものが少ない気が……。そこで女性482名に「海外で実写化されたアニメやゲームががっかりな理由」を聞いてみました。>>男性編も見るQ.海外で実写化されたアニメやゲームががっかりな理由は?(複数回答)1位主人公が日本人ではなく外国人になっている45.2%2位原作キャラとキャストがまったく似ていない43.0%3位もはや別物になっている33.8%4位キャラ設定がすごく変わっているキャラがいる20.8%5位決めゼリフが外国語でしっくりこない19.7%■主人公が日本人ではなく外国人になっているのはがっかり・「イメージが壊れる。日本人設定のキャラを外国人が演じるのは無理がある」(29歳/小売店/事務系専門職)・「微妙に変更するなら、いっそタイトルも変えて別物にしてほしい」(30歳/生保・損保/秘書・アシスタント職)・「日本のマンガ、アニメなんだから、日本人設定を壊すべきではない。違う設定にするくらいなら、オリジナル作品を作るべき」(28歳/機械・精密機器/秘書・アシスタント職)・「やまとなでしこのキャラには日本人を使ってほしい」(25歳/機械・精密機器/技術職)・「孫悟空が英語を話すわけがない」(32歳/商社・卸/事務系専門職)■原作キャラとキャストがまったく似ていないのはがっかり・「外国ではムキムキマッチョがかっこいいとされているため」(23歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・「国が違うと文化も異なるので、やっぱりどこか違和感がある」(27歳/金融・証券/営業職)・「アニメではかっこいいのに、実際のキャストはいまいち……」(29歳/食品・飲料/技術職)・「キャラが似てないというパターンが一番残念です」(24歳/学校・教育関連/専門職)■もはや別物になっているのはがっかり・「原作に近ければ海外で実写化しても特に批判されないだろうが、名前だけ借りたようになっているものがある」(25歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「文化の違いは大きい。作品の世界観を理解したり、空気感を読み取ったりするのは無理だと思う」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「『インスピレーションを受けた』ってことにして、『実写化した』とは言わないでほしいときがある」(27歳/その他/事務系専門職)■キャラ設定がすごく変わっているキャラがいるのはがっかり・「違和感をなくすための工夫として髪色や服装を変えるのはいいと思う。しかし、キャラクターや信念など守らなければいけないものを変えるのは許し難い」(23歳/ソフトウェア/技術職)・「原作そっくりでもつまらないが、キャラ設定まで変わるとファンはがっかりするのではないのでしょうか」(31歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)・「必要以上に派手。やはり日本人にしか分からない世界観があると思う」(28歳/医療・福祉/専門職)■決めゼリフが外国語でしっくりこないのはがっかり・「英語と日本語では、インパクトや伝わってくる感じが違う」(27歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)・「外国語ではうまくニュアンスが伝わらないような気がする」(25歳/情報・IT/販売職・サービス系)・「日本語の表現をそのまま再現できない言語だと残念」(30歳/金融・証券/専門職)■番外編:こんな理由でがっかり・ただのアクション映画になっている:「エピソードが丁寧に描かれず台無しになっていることがある」(29歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)・舞台や時代が変わっている:「日本だからこそというものもあるので。実写化した現地の環境に合わせる必要があるか疑問です」(25歳/情報・IT/技術職)・ヒロインが大人っぽすぎる:「日本人が外国人と比べて幼く見えるからか、特に子役とかが大人っぽく見える」(32歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)・CGに違和感がある:「戦闘シーンはCG丸出しとか、もはや実写化する意味がないんじゃないかと思う」(28歳/学校・教育関連/専門職)・キャラの服が似合っていない:「外国人の顔に無理やり原作の髪や服装をさせているから違和感がある」(28歳/医療・福祉/専門職)総評キャストへの不満の意見が多く、1位は「主人公が日本人ではなく外国人になっている」、2位は「原作キャラとキャストがまったく似ていない」ことが選ばれました。やはりキャストが似ていないことに違和感を覚えるようです。「アニメではかっこいいのに実際のキャストはいまいち……」というがっかり感を味わったことがある人もいるかも。容姿が似ていないことに加えて、4位のように「キャラ設定がすごく変わっているキャラがいる」こともがっかりする原因に。キャラの生きてきた背景なくして感動は生まれません!!キャラの容姿も設定も、さらにストーリーまで大幅に変わっているなど「もはや別物になっている」のは3位。「『インスピレーションを受けた』ってことにして、『実写化した』とは言わないでほしい」という意見も。5位は「決めゼリフが外国語でしっくりこない」。例えば『北斗の拳』の「お前はもう死んでいる」のような決めゼリフは日本語で聞き慣れているだけに、違う国の言葉だと違和感があるようです。しかし日本語で言うケースも微妙で、『DRAGON BALL』の「かめはめ波」はイントネーションが違っていて不思議な感じに。アジアでは『ハヤテのごとく!』、『花ざかりの君たちへ』など日本のアニメを原作とした作品の実写化が続々と発表されています。『花より男子』は台湾・韓国・中国で実写化されているので、各国のF4の違いを感じながら見るのは面白そう。文化の違いを実感するために、あえて海外の実写化作品を見るのも楽しいかもしれません。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年2月10日~2月14日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:女性482名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング女性編】絶対に実写化してほしくないマンガ【ランキング女性編】来年、国内のドラマや映画で実写化されそうなマンガ【ランキング女性編】見て泣けた!!日本のアニメ映画完全版(画像などあり)を見る
2012年04月17日キャスティングが不満!!海外での人気も高い日本のアニメやゲームは、ときには実写化までされる場合もあります。ファンとして好きな作品が国際的にヒットを飛ばすのはうれしいものの、実写化作品のなかには「あれ!?」と思うようなものも……。そこで男性380名に「海外で実写化されたアニメやゲームががっかりな理由」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.海外で実写化されたアニメやゲームががっかりな理由は?(複数回答)1位原作キャラとキャストがまったく似ていない42.9%2位主人公が日本人ではなく外国人になっている39.0%3位もはや別物になっている36.8%4位キャラ設定がすごく変わっているキャラがいる23.7%5位ただのアクション映画になっている19.7%■原作キャラとキャストがまったく似ていないのはがっかり・「国内で実写化しても微妙なものが多いのに、海外のテイストが加わると、さらにがっかり度が増します」(44歳/情報・IT/事務系専門職)・「俳優のイメージに近づけたキャラに設定を変えることが多い気がするから」(28歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)・「せめて日本人役は日本人に演じてほしい」(34歳/人材派遣・人材紹介/経営・コンサルタント系)・「こんなに違う俳優が演じるのかとショックを受けるから」(26歳/機械・精密機器/技術職)・「できるだけ忠実に再現するべきなのに……」(35歳/人材派遣・人材紹介/技術職)■主人公が日本人ではなく外国人になっているのはがっかり・「外国人が演じるとリアリティーがなくなって、頭の中で描いていた実像と違う気がする」(31歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)・「日本人の感性を表現することができない」(32歳/情報・IT/営業職)・「外国人だと感情移入しにくい」(25歳/医療・福祉/専門職)・「根本的に違和感を覚える」(31歳/マスコミ・広告/技術職)■もはや別物になっているのはがっかり・「実写化した意味が分からない。似せられないならしなければいいのに……と、ファンとしては思ってしまう」(29歳/情報・IT/事務系専門職)・「とりあえずタイトルだけが同じという感じ。アレンジしすぎだと受け入れられない」(40歳/機械・精密機器/技術職)・「別物になってしまったら、実写化した意味がない」(29歳/小売店/事務系専門職)■キャラ設定がすごく変わっているキャラがいるのはがっかり・「せめてキャラ設定だけは守ってほしい。違和感に慣れたころに見終わってしまう」(25歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「原作の本質を完全に無視している」(45歳/アパレル・繊維/事務系専門職)・「ほとんど解釈が変わっている気がする」(27歳/医療・福祉/専門職)■ただのアクション映画になっているのはがっかり・「アニメの世界観を実写で作り出すことはたぶん無理だと思う」(25歳/学校・教育関連/営業職)・「人間離れしたアニメを実写化すること自体に無理がある」(28歳/印刷・紙パルプ/事務系専門職)・「見せ場と感じるところが違うのだろう」(25歳/医療・福祉/技術職)■番外編:こんな理由でがっかり・髪形に違和感がある:「アニメやゲームに登場するキャラは日常ではありえない髪形をしているので、実写にどうしても不自然さが残る」(25歳/小売店/販売職・サービス系)・ストーリーが削られている:「監督や脚本家のこだわりがまったく感じられない。『原作をもう少し読んで』と言いたくなる」(30歳/小売店/販売職・サービス系)・舞台や時代が変わっている:「原作が日本で作られたものだと、初めから海外では理解されないと思った方がいい気がする」(26歳/マスコミ・広告/技術職)・衣装が変:「色合いがアニメそのままなのが……。そこはもう少しアレンジしてもいいんじゃないかな?」(23歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・決めゼリフが外国語でしっくりこない:「日本語のゴロと合わないフレーズが、変に聞こえる」(27歳/建設・土木/技術職)総評キャストに違和感がある人が多いようで、1位は「原作キャラとキャストがまったく似ていない」、2位は「主人公が日本人ではなく外国人になっている」ことが選ばれました。原作ファンはキャラの容姿を含めて好きなため、まったく似ていないと残念に思ってしまう人が多数でした。「せめて日本人役は日本人に演じてほしい」という意見も。容姿どころかキャラ設定まで大幅に変わっている場合も。4位には「キャラ設定がすごく変わっているキャラがいる」が選ばれました。「違和感に慣れるころに見終わってしまう」という人も。大人気マンガ『DRAGON BALL』の実写映画では悟空がさえない高校生という設定になっており、無邪気さや天真らんまんさがあまり感じられませんでした。3位は「もはや別物になっている」から。日本人にしか理解できない感性や感覚が取り入れられておらず、「とりあえずタイトルだけが同じという感じ」という声も。「見せ場と感じるところの違い」もあるようで、5位に選ばれたように「ただのアクション映画になっている」ことも多い現状。葛藤や苦悩などの心理的な背景が描かれず、CGを多用したアクション映画になってしまうとがっかりです。『DRAGON BALL』、『STREET FIGHTER』、『CITY HUNTER』など多くの作品が海外で実写化されましたが、原作ファンを納得させる作品はあまりないようです。『BLEACH―ブリーチ―』にもハリウッドで実写化という報道があり、正直ヒヤヒヤしている人も多いのでは?テレビアニメの映像クオリティーを上げた劇場版アニメの方がファン的にはうれしいという声もありますが……。最初から「別物!」という気持ちで見るのが一番いいのかもしれません。(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年2月10日~2月14日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性380名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】絶対に実写化してほしくないマンガ【ランキング男性編】来年、国内のドラマや映画で実写化されそうなマンガ【ランキング男性編】見て泣けた!!日本のアニメ映画完全版(画像などあり)を見る
2012年04月17日