アディダス(adidas)とフィアオブゴッド(fear of god)がコラボレーションした「フィア・オブ・ゴッド・アスレチックス」第2弾のウィメンズ&メンズアイテムが、2024年4月3日(水)からアトモス(Atmos)やGR8など取扱い店舗にて発売される。アディダス&フィアオブゴッドがタッグ「フィア・オブ・ゴッド・アスレチックス」では、アディダスとフィアオブゴッドがタッグを組み、“フィアオブゴッド、エッセンシャルズ、アスレチックス”といった3つの柱を基盤にしたコレクションを展開。2023年12月にファーストコレクションが発表された。第2弾となる2024年春コレクションでは、「フィア・オブ・ゴッド・アスレチックス」のアイコニックなアイテムに新たな解釈を加えアップデートしたシューズやウェアを展開する。上質なスエードアッパーのスニーカーシューズは、「アスレチックス 86 ハイ」「アスレチックス ロサンゼルス」の2型がラインナップ。「ライバルリー ’86」のハイカットモデルを再構築したスニーカー「アスレチックス 86 ハイ」は、ウォッシュをかけたスエードアッパーが上品な佇まいを見せる1足だ。アッパーにはスリーストライプスを配し、ヒールパッドにはトレフォイルロゴをデボス加工で施した。厚底のラバーソールには、フィアオブゴッドのロゴを刻んだブラックバーがあしらわれている。一方、「LAトレーナー」をベースにした「アスレチックス ロサンゼルス」は、ウェイビーなラバーソールが目を引くローカットスニーカー。アッパーには、高品質なスエードと丈夫なリップストップ素材を組み合わせた。全体をペールイエローで統一した、ミニマルなルックスが魅力のスニーカーだ。スエードフリースのスウェットやTシャツなどウェアもアパレルは、動きとパフォーマンスを向上させるためにデザインされたマッスル タンクや背面にロゴを配したカーコート、トラックスーツ、ショーツなど、アクティブなラインナップが揃う。注目は、クレイカラー、もしくはブラックの新色をまとって展開されるスエード フリースのアイテム。ハーフジップスウェットやクルーネックスウェット、パンツ、モックTシャツなどを展開する。【詳細】フィア・オブ・ゴッド・アスレチックス発売時期:2024年4月3日(水)展開店舗:アトモス、GR8、KITH、ドーバー ストリート マーケット ギンザ、ヌビアン、アンディフィーテッドアイテム例:・アスレチックス ロサンゼルス 26,400円・アスレチックス トラックジャケット 49,500円・アスレチックス トリコットショーツ 30,800円・アスレチックス スエード フリースハーフジップスウェットシャツ 49,500円・アスレチックス スエード フリース リラックスパンツ 42,900円・アスレチックス スエード フリース マッスルモックTシャツ 38,500円・アスレチックス カーコート 92,400円【問い合わせ先】アディダスお客様窓口TEL:0570-033-033(土日祝除く、9:30~18:00)
2024年03月29日アカデミー国際長編映画賞のアイスランド代表にも選出された映画『ゴッドランド/GODLAND』が30日(土)から公開になる。本作は19世紀後半のアイスランドを舞台に、ひとりの宣教師の長い旅路を描いた作品だが、歴史劇ではなく、現代の観客の心を捉えるドラマと感情、そしてビジュアルがスクリーンに映し出される。「自分のルーツを探求するところから創作がはじまった」というフリーヌル・パルマソン監督は、どのような過程を経て、世界中の観客を魅了する普遍的な作品にたどり着いたのだろうか?パルマソン監督はアイスランド出身で、海を隔てたデンマークの国立映画学校で学んだ後、映画作家になった人物。前2作は世界各地の映画祭に出品されており、本作もすでに公開された国と地域で高評価を獲得している。「私はアイスランドで生まれ、デンマークにも長く住んでいます。そこで新しい映画ではアイスランドとデンマーク、私の中にあるふたつの異なる要素を探求したいと思いました。ふたつの国の文化の違いや、ふたつの国がどうやって交流をしてきたのか? ふたつの国の間で“理解できない部分”があることも大事なポイントでした」1944年に独立するまでアイスランドはデンマークに統治されていた。本作もその時代が舞台だ。若きデンマーク人牧師のルーカスは、教会の命を受けて、布教のために植民地アイスランドに旅立つ。彼の使命は冬が到来するまでにアイスランドの僻地に教会を建てること。彼は通訳と現地のガイドを伴って海を越え、アイスランドに上陸する。しかし、異国はルーカスの想像をはるかに超える厳しい場所だった。寒暖差の激しい土地が広大に広がり、天候は悪く、川は増水して行く手を阻む。次から次へと起こる想定外のトラブルによってルーカスの身体と精神は消耗していき、アイスランド語しか話さない老ガイドとも対立。カメラは美しくも厳しい自然のありのままの姿と、次々に災難に襲われるルーカスの物語を容赦なく描いていく。パルマソン監督は、本作のために様々なリサーチを行い、数年をかけて撮影を行った。「当時の人が何を考え、どんなことを感じていたのか知りたくて、100年前の人々の手紙や日記をたくさん読みました。そこでわかったのは、当時の人も現代の我々も同じようなことを感じ、考えていた、ということでした。同じ人間として我々が必要としているものを、彼らも欲していたと思ったのです。ですから創作の初期の段階から、私はプロットや設定ではなく“当時の人間と現代の我々が共有する感覚や感情”に惹かれるようになりました。この作品は過去のデンマークとアイスランドの人間を描いていますが、創作していく過程で、ふたつの国に限らない“人間として共通する感情”を描くことに移行していったのだと思います」撮影中のフリーヌル・パルマソン監督牧師のルーカスは異国の地で苦難に耐えながら、それでも自分の使命は布教である、神のためだと言い聞かせる。しかし、体力も気力も奪われていき、やっとたどり着いた村でもルーカスは孤立していく。聖職者として苦悩する主人公と大自然、そして(ルーカスから見ると)理解できない周囲の人々。シリアスな題材が揃っているように見えるが、本作はそんな深刻なモチーフを時に突き放して、冷静に見つめているようにも見える。さらに劇中では“膨大に流れる時間”が重要なモチーフとして描かれ、ひとりの人間の営みを遥かに超越するものとして“時間”が扱われているのも興味深い。「この映画について考え始めたのは2013年で、自分の父の馬が死んだので、その姿を撮影しようと思ったことがきっかけでした。馬の亡骸の隣に高さ4メートルほどの金属製のプラットフォームを建て、35ミリカメラを購入して撮影をしようと思ったのです」ここで撮影された馬は劇中にも登場する。自然の中に横たわる馬の亡骸は長い時間をかけて朽ちていき、やがて骨だけになり、それも土に埋もれていく。人間が神のために右往左往したり、争ったり、醜い姿を晒したりしても長い時間の中で見れば、ほんの一瞬の出来事。すべては朽ちて、自然に還っていく。本作は2時間強の映画だが、観客は壮大な時間の存在を感じるはずだ。「馬の撮影には2年かかりました。その時間の経過も、本作をつくる上では非常に重要だったと思っています。実際にカメラを持ち、外に出かけて撮影を続ける過程によって自分が形作られるわけで、その中でこの作品をより良くするにはどうすればいいのか考えていったわけです。長い時間をかけましたし、時間の経過を踏まえて映画をつくっていきました。映画をつくる上では、時間というものをどのように捉え、どのように扱うかが重要になります。そこは映画づくりで心がけているところです」いつの時代にもある葛藤や感情を時に親密に描き、時に膨大な時間の流れの中に配置してみせる『ゴッドランド/GODLAND』は、観客が主人公の旅路を共に追っているような瞬間もあれば、急にシニカルに状況を俯瞰しているような瞬間もある極めてユニークな傑作になった。「私の映画づくりの原動力になっているのは、大きなスクリーンとサウンドを使って、観客に肉体的・精神的な体験をしてもらうこと」と語るパルマソン監督の想いを映画館で受け止めてほしい。きっと、他の映画にはない特異な体験が待っているはずだ。『ゴッドランド/GODLAND』3月30日(土) シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開(C)2023 ASSEMBLE DIGITAL LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年03月28日アメリカを生活の拠点にしているお笑いタレントの野沢直子が11日に自身のアメブロを更新。高いと感じるアメリカのガソリン代を明かした。この日、野沢は「アメリカ全般、ガソリン代が上がってみなさん文句言ってますが、、、」と切り出し「一時期よりは下がったものの、まだまだ高い」とコメント。「日本もそうだと思いますが、、、ガソリンには3種類あって、いつも一応、車にはいいのかと思い、日本でいうハイオクのやつ、一番高いやつ入れてた」と述べ「ミニクーパーの時は、満タンにして、一万円くらい」と金額を明かした。続けて「ニッサンセントラにしてから、少し下がりましたが、それでも、7500円くらいなっちゃう」と説明し「高い~」とコメント。「計算してみて、あー、レギュラーにしたら、10ドルくらい安くなるのかも、、て思って、今日入れてみたら、、1ドルしか変わらなかった。すってーん。バカな計算違い」と述べた。最後に「も、ハイオクでいいわ」と諦めた様子でコメントし、ハッシュタグで「#ガソリン代」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年03月13日第96回アカデミー賞国際長編映画賞アイスランド代表ショートリスト選出作品『ゴッドランド/GODLAND』より監督コメントと場面写真8点が解禁された。アイスランドの気鋭フリーヌル・パルマソンが監督・脚本を務めた本作。日本ではトーキョーノーザンライツフェスティバルで紹介された『ウィンター・ブラザーズ』(2017)、『ホワイト、ホワイト・デイ』(2019)で、国際的に高く評価されてきた、いまや北欧で最も注目を集めるフィルムメーカーだ。第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品されたのち、各国で高い評価を得た本作は、気鋭の映画監督からも絶賛されている。『ライトハウス』(2019)のロバート・エガースは「大好きな映画。撮影監督マリア・フォン・ハウスヴォルフによる撮影は本当に素晴らしく、アイスランドの盟友イングヴァール・E・シーグルズソンの演技はいつものように驚異的。時に残忍で、時に優しい描写に、まるで催眠術にかけられたかのように魅了された」とコメント。ほかにも、『異人たち』(2023)の公開が待機するアンドリュー・ヘイや『ア・ゴースト・ストーリー』(2017)『グリーン・ナイト』(2021)のデヴィッド・ロウリーや、『彷徨える河』(2015)で知られるシロ・ゲーラらも本作をお気に入りだと公言している。また本作を手掛けたフリーヌル・パルマソン監督は、「アイスランドは第二次世界大戦までデンマークの統治下にありました。そこには多くの歴史があります。ただ、そのことが映画で探求されるのを私は見たことがありませんでした。デンマークとアイスランドの歴史だけでなく、人々の間のミスコミュニケーションなど、この2つの国を対峙させたときに、それらがどのように姿を現すのか、探りたかったのです」と本作の製作経緯を語る。また、「脚本は、私が住んでいる地域、アイスランドの南東海岸周辺を念頭に置いて書かれています。この映画の最初の撮影は、毎年冬に氷の中でマスを釣る場所でした。氷河の季節の映像は、夏の終わりにキノコ狩りをする場所で2年以上かけて撮影しました。ほとんどのロケ地は私が何度も訪れている場所です。なかには、車で行くことが不可能な場所もありました。そこでは、すべての機材を自分たちで運び、馬だけで移動しなければいけませんでした」という。しかし、「この過程があったからこそ、この辺りの風景をとてもリアルに描くことができたと思います。製作は、とても挑戦的な映画でした。肉体的には大変だったし(主人公ルーカスを演じた)エリオット・クロセット・ホーヴは12キロも減量し、本当に真剣でした」と、製作の苦労と裏話を明かしている。デンマークの統治下に置かれていた19世紀後半のアイスランドを舞台とする本作。新たに解禁された場面写真でも、その荘厳な自然の風景とともに、一筋縄ではいかない複雑な人間関係が垣間見える。『ゴッドランド/GODLAND』は3月30日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴッドランド/GODLAND 2024年3月30日よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開© 2023 ASSEMBLE DIGITAL LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年03月09日現在、東京近郊だけでも『ライオンキング』『アラジン』『アナと雪の女王』『美女と野獣』をロングラン上演中で、さらに4月には『オペラ座の怪人』、5月には新作『ゴースト&レディ』の開幕を控える劇団四季。大作ミュージカルをいくつも同時にロングランできるこの強さを支えているのが、「スターの知名度に頼らず、真の実力を持った俳優たちが、深いテーマ性のある作品を上演する」という劇団の基本姿勢であり、その上演スタイルを確立したのが『ジーザス・クライスト=スーパースター』だ。創立70周年を記念し、そんな「劇団四季ミュージカルの原点」たる同作が、本日2月16日(金)に東京・自由劇場で開幕する。作品の生みの親は、『キャッツ』『オペラ座の怪人』の作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『ライオンキング』の作詞家ティム・ライスのコンビ。彼らが共に20代だった頃に生み出したロック・オペラを元に、劇団四季の創設者・浅利慶太はオリジナル演出とは全く異なるふたつの舞台、[ジャポネスク・バージョン]と[エルサレム・バージョン]を生み出した。昨年6月に上演されて好評を博した前者に続き、本日開幕するのは後者。日本式様式美の要素を取り入れた前者とは打って変わって、舞台上にイスラエルの荒野を出現させる。描かれるのは、イエス・キリスト(ジーザス・クライスト)が十字架にかけられるまでの7日間。圧政に苦しむ民衆に新しい教えを説いて「救い主」「神の子」と讃えられるジーザス、彼を愛しているがゆえに裏切ることになる弟子のユダ、ジーザスに献身的な愛を注ぐマグダラのマリア、ユダヤ教の司教カヤパ、ローマ帝国の総督ピラト……。ジーザスを巡って交錯するさまざまな苦悩や祈りが、ジーザスの《ゲッセマネの園》、マリアの《私はイエスがわからない》、ユダの《スーパースター》といった名曲の数々によって綴られていく。1970年代に発表された作品だが、鮮烈な音楽と演出は、今なお熱く胸に響くに違いない。なお、東京公演の前売りチケットは既に完売。4月より京都公演、6月より全国公演が予定されている。文:熊田音子<公演情報>劇団四季『ジーザス・クライスト=スーパースター』[エルサレム・バージョン]【東京公演】2024年2月16日(金)~3月24日(日)会場:自由劇場※前売券完売【京都公演】2024年4月20日(土)~6月2日(日)会場:京都劇場【全国公演】2024年6月29日(土)開幕公式サイト:
2024年02月16日アメリカ・フェレーラが映画監督デビューを果たすことになった。作品は『I am Not Your Perfect Mexican Daughter』。製作配給はAmazon MGMスタジオ傘下のオライオン・ピクチャーズ。原作は、エリカ・サンチェスが書いたベストセラー小説。主人公は、メキシコ系移民の両親に育てられた、ライターとして成功することを夢見る若い女性。リンダ・イヴェット・シャヴェスが脚色を手がける。キャスティングはこれからのようだ。フェレーラは『バービー』で今年のオスカー助演女優部門にノミネートされた。最近の作品には『ダム・マネーウォール街を狙え!』がある。文=猿渡由紀
2024年02月06日世界各国の映画祭で話題を集めた『ゴッドランド/GODLAND』よりポスタービジュアルと予告編が解禁された。デンマークの統治下に置かれていた19世紀後半のアイスランドを舞台に、若きデンマーク人の牧師ルーカスの想像を絶する厳しい旅を描く本作。監督・脚本は、アイスランドの気鋭フリーヌル・パルマソン監督。アイスランドで生まれ育った後、デンマークに長く住み“2つの全く異なる国によって分断されてきた”という監督が、両国を対峙させ、文明と自然の対立、コミュニケーションの断絶による異文化との衝突、支配や信仰など、現代にも通じる普遍的な主題をあぶり出した。撮影には2年が費やされ、広大な荒野、轟音と共に流れ落ちる滝、氷河に閉ざされた湖など、自然の驚異を感じさせる神話の世界のような風景が映し出される。解禁となった予告編は、デンマーク国教会から若き牧師のルーカスが、アイスランドの辺境の地に、教会を建てる使命を与えられるところから始まる。「現地の人々と環境に適応することに努めなさい」という助言を受け、ルーカスは旅に出る。しかし、いざ現地に着くとアイスランド人の年配ガイドのラグナルからは、デンマーク人ということで敵視されてしまう。気候は自国と全く異なる上に、言葉が分からず現地の人と意思疎通ができない。さらに、渡りたい河が増水していたりと数々のトラブルに見舞われ、ついには故郷に帰りたいと祈るほど疲労が極限に達し、ルーカスは追いつめられてしまう。旅路や、ルーカスと現地の人々との交流に不穏な雰囲気が漂い、それを教会の鐘や十字架を金槌で打ち付ける音、活火山の噴火などの音が、スリリングで不気味に際立たせる。圧巻の映像美と予測不能の展開に、期待が高まる予告に仕上がっている。ポスタービジュアルは、アイスランドの凍った湖の上で、ルーカスがアイスランドの風景や人々を記録すべく、カメラを構える写真をメインに配置したデザイン。彼の横には「気難しいガイドに導かれ、危険な旅が始まる」というコピーが添えられ、ロゴにはアイスランドの国の形を思わせるデザインがあしらわれている。『ゴッドランド/GODLAND』は3月30日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴッドランド/GODLAND 2024年3月30日よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開© 2023 ASSEMBLE DIGITAL LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年01月23日その並外れた歌唱力と存在感を武器に、劇団四季在団中には『ジーザス・クライスト=スーパースター』『オペラ座の怪人』など、退団後は『レ・ミゼラブル』『エリザベート』『ダンス オブ ヴァンパイア』などの大作に次々と主演する一方、『モーツァルト!』『ヘアスプレー』といった数々の話題作にも重要な役どころで出演している山口祐一郎。日本ミュージカル界に欠かせない俳優として君臨し続ける山口の新たな魅力を、『~ヴァンパイア』『ヘアスプレー』ほか多数の出演作でタッグを組んできた演出家・山田和也が引き出すトーク&コンサート『Yuichiro & Friends』が、本日1月6日(土)にシアタークリエで開幕する。山口と共演経験があり、気心の知れた実力派キャストが日替わりでゲスト出演するのも話題のひとつ。石川禅、浦井健治、大塚千弘、今拓哉、涼風真世、中川晃教、平方元基、平野綾、保坂知寿、吉野圭吾の計10名が毎回4人ずつ、組み合わせも様々に登場する。セットリストは今のところ、「傑作ミュージカルの数々のナンバーは勿論、これまでに聴いたことのないジャンルも登場予定」としか明かされていないが、本アプリ掲載の 山口・平方・平野のインタビュー() によれば、山口が「山田さんのアイディアにびっくり」し、平方と平野も「『えっ!?』ってなった」ナンバーがあるとのこと。また、ゲストごとに構成が変わり、1月18日(木)昼の部からは新たな楽曲も盛り込まれることが発表されている。山口は「各回4名のフレンズと僕が登場して、一体、何通りのセットリストになるのでしょうか……。色々な組み合わせで毎回楽しみです。お迎えする僕達が想像つかないのですから、お客様はきっとドキドキわくわくその瞬間を楽しめるのではないでしょうか! 何が起こるかわかりません!」とコメントを寄せている。日本ミュージカル界の“帝王”が仲間たちと共に繰り広げる、歌もトークも何が飛び出すか全く分からないコンサートとは、まさに生の醍醐味が詰まった公演と言えそうだ。上演時間は2時間45分程度の予定(途中休憩あり)。文:熊田音子<公演情報>『Yuichiro & Friends-Singing! Talking! Not Dancing!-』演出:山田和也出演:山口祐一郎石川禅 浦井健治 大塚千弘 今拓哉 涼風真世 中川晃教 平方元基 平野綾 保坂知寿 吉野圭吾(50音順/日替出演)※公演期間中の1月18日(木)から、一部セットリストが変更になります。【東京公演】2024年1月6日(土)~26日(金)会場:シアタークリエ【大阪公演】2024年2月3日(土)・4日(日)会場:大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティチケット情報:()公式サイト:
2024年01月06日2024年1月27日(土)より、上野の東京都美術館では『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』が開催される。アメリカのウスター美術館が所蔵する欧米の印象派のコレクションを紹介する展覧会だ。ウスター美術館とは、アメリカ、マサチューセッツ州第二の都市ウスターにある美術館。ヨーロッパやアメリカの絵画・彫刻はもちろんのこと、古代エジプトから世界各国の現代美術まで、およそ4,000点ものコレクションを誇る同館は、1898年に設立された。実に125年の歴史を持つミュージアムだが、開館当初から同時代美術として印象派の作品を収集しており、1910年には、印象派の巨匠モネの《睡蓮》を美術館として世界で初めて購入した。同展では、この記念すべき作品を、購入にあたって美術館と画商の間で交わされた書簡(複製)などと合せて紹介する。モネを筆頭に、ルノワール、シスレー、ピサロ、そしてアメリカ人で唯一印象派展 に参加していた女性画家メアリー・カサットと、名だたる画家たちの作品が展示される展覧会だが、「アメリカ印象派」の知られざる魅力を堪能できるのも、みどころのひとつ。「アメリカ印象派」とは、フランスで生まれた印象派がアメリカに伝わり、独自の進化をとげたアメリカならではの印象派のことをいう。ボストンで画家として成功した後にパリに留学し、印象派の技法を学んで祖国に伝えたウィリアム・メリット・チェイスやチャイルド・ハッサムなどはその代表的な画家で、彼らのなかにはフランス印象派に忠実であろうとする者もいれば、独自の解釈を加えて、アメリカらしい田園風景や家庭内の情景を描こうとする者も現われた。150年前、フランスで生まれた印象派は、アメリカの地でのどように花開いたのか?アメリカの美術館ならではのラインアップが興味深い。<開催概要>『印象派モネからアメリカへウスター美術館所蔵』会期:2024年1月27日(土)~4月7日(日)会場:東京都美術館時間:9:30〜17:30、金曜は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)休室日:月曜(2/12、3/11、3/25は開室)、2月13日(火)料金:一般2,200円、大学1,300円、65歳以上1,500円※土日・祝日及び、4月2日(火)以降は日時指定予約制(当日空きがあれば入場可)公式サイト: exhibition was organized by the Worcester Art Museum
2024年01月05日第96回米アカデミー賞国際長編映画賞アイスランド代表作品でショートリストに選出された『ゴッドランド/GODLAND』が3月30日(土)より全国順次公開されることが決定した。物語の舞台は、デンマークの統治下に置かれていた19世紀後半のアイスランド。若きデンマーク人の牧師ルーカスが、植民地アイスランドへ布教の旅に出る。任務は、辺境の村に教会を建てること。しかしアイスランドの浜辺から馬に乗り、陸路ではるか遠い目的地をめざす旅は、想像を絶する厳しさだった。デンマーク嫌いでアイスランド人の年老いたガイド、ラグナルとは対立し、さらに予期せぬアクシデントに見舞われたルーカスは、やがて狂気の淵に落ちていく。瀕死の状態で村にたどり着くが…。本作は、第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品されたのち、27の映画祭で32部門ノミネート/18部門受賞を達成(2023.12.19時点)。各国でロングランヒットを記録した注目作。第96回米アカデミー賞国際長編映画賞のアイスランド代表作品となり、ショートリストにも選出された。さらに第39回インディペンデント・スピリット賞の外国映画賞にノミネートされたほか、アメリカの有力映画メディア「インディ・ワイヤー」の選ぶ2023年のベストムービー、トップ25にもランクインを果たし、英国紙「ガーディアン」が選ぶ2023年の映画第6位にも輝いた。監督・脚本は、アイスランドの気鋭フリーヌル・パルマソン監督。日本ではトーキョーノーザンライツフェスティバルで紹介された『ウィンター・ブラザーズ』(2017)、『ホワイト、ホワイト・デイ』(2019)で国際的に高く評価されてきた、いまや北欧で最も注目を集めるフィルムメーカーのひとりだ。未知なる異国への旅路と大自然との対峙、異文化の衝突をスリリングに描く本作。北欧発の壮大な人間ドラマに期待が高まる。『ゴッドランド/GODLAND』は3月30日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)
2023年12月26日ブレス(BLESS)のアートブック『BLESS BOOK vol.3』が、2023年10月28日(土)より順次、東京の小宮山書店、ユトレヒト、森岡書店にて発売される。ブレスにまつわる人々、場所、出来事ベルリンとパリを拠点とするデザインチーム、ブレス。その25周年を記念して、アートブック『BLESS BOOK』が10年ぶりに登場する。『BLESS BOOK vol.3』では、2010年から2022年にかけての、ブレスにまつわる人々、場所、出来事を紹介。林央子らによるエッセイに加えて、ミュージアムにおける展示やイベントの記録、 この期間に制作されたプロダクトを掲載している。詳細アートブック『BLESS BOOK vol.3』発売日:2023年10月28日(土)より順次価格:18,700円取扱店舗:・小宮山書店(東京都千代田区神田神保町1-7)販売期間:10月28日(土)〜11月5日(日)・ユトレヒト(東京都渋谷区神宮前5-36-6 ケーリーマンション 2C)販売期間:10月29日(日)〜11月5日(日)・森岡書店(東京都中央区銀座1-28-15 鈴木ビル 1F)販売期間:10月30日(月)〜11月5日(日)
2023年10月29日ニードルズ(NEEDLES)と、「バッド・ホップ(BADHOP)」が手掛けるブレス(BREATH)のコラボレーションウェアが登場。2023年10月7日(土)より、ヌビアン原宿、渋谷、名古屋にて発売される。ニードルズ×バッド・ホップによる「ブレス」コラボウェア神奈川県川崎市を拠点に活動する8人組のMCによるヒップホップクルー「バッド・ホップ」が手掛けるアパレルブランド「ブレス」。コラボレーションでは、ジャージー素材のニードルズ定番トラックスーツをベースにした、コーチジャケットとトラックパンツによるセットアップを展開する。左右にロゴ刺繍、ブラウンのストライプでアイコニックなサイドラインには、落ち着いた色味のブラウンを配色。胸元には、左右それぞれにブレスとニードルズのロゴ刺繍があしらわれている。詳細ニードルズ×ブレス コラボレーションウェア発売日:2023年10月7日(土)18:00販売店舗:ヌビアン原宿、渋谷、名古屋アイテム:・COACH TRACK JACKET / BLACK BEIGE 37,400円・NARROW TRACK PANT - PLY SMOOTH / BLACK BEIGE 26,400円
2023年10月06日報道からバラエティ『ゴッドタン』のMC、そして子供向け番組『シナぷしゅ』まで幅広いジャンルで活躍する、テレビ東京の松丸友紀アナウンサー。言葉を伝える上で大切にしていることは?報道やナレーション、バラエティ番組など、多くの分野で活躍しているテレビ東京アナウンサーの松丸友紀さん。アナウンス技術の高さや、嘘のない率直なコメントでお茶の間から愛されている彼女が、言葉を司る職業を目指したきっかけとは?「中学生の時に、『アンカーウーマン』という映画を観たんです。一人の女性がニュースキャスターを目指す内容なのですが、冒頭で語られた『報道の人間が忘れてはならないのは、事実をありのままに語ること』という言葉が印象的で。私もアナウンサーになって、自分の見聞きしたものを自分の言葉で伝えたいと思うようになりました」高校時代の口調はギャル語全開だったというが、アナウンサーの採用試験に向けて話し方を矯正。テレビ局に入社した後も、日頃から美しい日本語に触れるように心がけているのだそう。「とても勉強になったのが、『男はつらいよ』などの昭和の映画。当時の女性の俳優さんって『~だわ』『~かしら』といった話し方をされていて、言葉遣いがとても美しいんです。話し方ってその人の雰囲気が伴っていないと美しく感じないと思うのですが、所作一つとっても美しくて。演歌の歌詞の抒情的な言葉選びからも学ぶ点が多く、素敵だなと思う言葉を見つけたら、しょっちゅうノートに書き留めています」私には才能がない。だから地道な努力が全てです。言葉について学ぶ上で、注意すべきことがある、と松丸さん。「語彙を増やすために四字熟語や慣用句なども勉強しましたが、インプットするだけではダメ。覚えた言葉はすぐに日常会話で使わないと、結局身につかないんです。それに、難しい言葉を知っていればいいわけでもなくて。作業をしながらニュースの音声だけ聞いている方もいらっしゃるので、パッと聞いて理解できるように、噛み砕いた言葉で伝える努力はしています」周囲も認める努力家で、ニュース原稿は常に書き込みで真っ赤。現在も収録前の滑舌練習を怠らないという。特にナレーションへの思いは強く、様々な人を研究して声のバリエーションを増やし、内容に合わせたトーンの使い分けを実践している。「私は才能がないので、地道な努力が全てなんです。ただ、発声やイントネーションといった技術的な部分も大切ですが、最近は人に伝わる言葉ってそこではないのかも、と思うようになりました。というのも、私は育児をする大人に向けたラジオ番組を担当しているのですが、ある時プロデューサーから『アナウンサーとして台本を読むのではなく、一人の母親として話をしてほしい』と言われて。そこから即興で話すようにしたら、リスナーの皆さんが親しみを持って聴いてくださるようになったんです。これをきっかけに、他の番組でもできるだけ自分の心の内から出るありのままの言葉で伝えようと思うように。以前は台本を暗記してコメントも決めておくタイプでしたが、用意した言葉だとその場で感じたことからズレてしまう場合もあるじゃないですか。内容にもよりますが、より等身大な自分で表現していく方が、視聴者の方に伝わるのかなと思います」報道やビジネス番組とは異なり、『ゴッドタン』などのバラエティ番組では松丸さんの素の表情がチラリ。少々毒のある正直なコメントも、むしろ愛すべき個性として支持される要因に。「私としては毒舌のつもりはなく、日常で感じたことをそのまま伝えているつもりでした。モットーである“ありのままに伝える”を全うしただけなのに、『ゴッドタン』の皆さんには『お前文句しか言わないじゃん』と言われて…(笑)。でも、最近は綺麗事を言うのではなく、思ったことを包み隠さずに言うことで伝わるものもあるんじゃないかと思っているんですよね。以前は自分の中に“アナウンサーはこうあらねば”という思い込みがあって苦しかったけれど、今は文句も言うし、ケンカもする(笑)。そういう人間くさい部分も隠さずにいることで、発する言葉がより一層伝わりやすくなるんじゃないかなと思っています」プライベートの場面でも、同じことを感じる時があるそう。「子供が小さい頃、ママ友が一人もいなかったんです。理由を考えてみたら、自分が腹を割って話していなかったんですよね。母親になるといかに自分が不完全な人間なのかを実感するんですが、そういった悩みを話すようにしたら、ママ友の輪が一気に広がりました。私は昔から完璧主義なところがあって、人にダメな部分を見せたくないと思って生きてきたんです。でも、むしろダメな部分を曝け出した方が誰かから手を差し伸べてもらえる気がしています」まつまる・ゆうき1981年5月13日生まれ、東京都出身。2004年にアナウンサーとしてテレビ東京入社。『ゆうがたサテライト』月曜担当、『ゴッドタン』、『テレ東BIZ&ONE』(配信)、『松丸友紀のシナぷしゅラジオ』(音声配信)など。イヤリング¥24,200イヤーカフ¥11,000ブレスレット¥14,300左手の2連リング¥9,900(以上Jouete TEL:0120・10・6616)右手のダブルリング¥22,000(ete TEL:0120・10・6616)※『anan』2023年10月11日号より。写真・内山めぐみスタイリスト・星 由希子取材、文・真島絵麻里(by anan編集部)
2023年10月05日大阪を中心に活動するRuby Seaside、Blow the instability、無銘-mumey-の3組が、11月26日(日)にアメリカ村DROP/アメリカ村BEYONDの2会場でサーキットイベントを開催する。その第一弾出演者として、YOWLL、クロロカンナ、nagoriの3バンドが発表された。『Kairen Fes.』vol.2チケット情報昨年12月にもvol.1が開催されており、大盛況で終幕を迎えたこのイベント、流行り廃りのない音楽を奏でるバンドが大阪に根付くようにという想いも込められて、今年も開催される。最速先行チケットには特典が付いているので、是非ともこの機会の購入をお薦めしたい。9月4日(月)23:59まで受付中(※予定枚数終了しだい受付終了)。
2023年08月29日食欲がなくなるほどの猛暑が続いている2023年7月。うだるような暑さに、なかなか食欲が湧かないという人も多いのではないでしょうか。夏の暑さを吹き飛ばすほどボリューム満点なバーガーが発売されると聞き、夏バテ気味のアメリカ人ライター・スティーブンを連れて、試食会に行ってきました。バーガーが食べられると聞いて少し元気が出たスティーブンやってきたのは『フレッシュネスバーガー中目黒店』。『フレッシュネスバーガー』といえば、肉厚ジューシーで濃厚なチーズが評判の『クラシックチーズバーガー』と、野菜がたっぷり食べられる『ガーデンサラダバーガー』が根強い人気ですよね。左:『クラシックチーズバーガー』、右:『ガーデンサラダバーガー』新発売のバーガーは、2種のバーガーに夏野菜を使用した夏仕様のバーガーにアレンジしたのだとか!人気バーガーと季節の野菜のコラボが楽しみです。夏バテ知らず!『夏野菜グリルのクラシックチーズバーガー』大きなパテとはみ出るズッキーニとパプリカが特徴的な『夏野菜グリルのクラシックチーズバーガー』。色鮮やかな夏野菜に心が奪われます!『夏野菜グリルのクラシックチーズバーガー』おいしそうな香りにつられ、スティーブンもガブッとひと口いただきます。ん!?このバーベキューソースはかなり懐かしい味がする!アメリカのバックヤードでバーベキューを食べているような味だね。ガッツリ系だからお肉好きな人向けだけど、罪悪感がない!バーベキューの本場であるアメリカで味わうようなバーベキューソースと、肉厚でジューシーなパティにご満悦の様子。スモーキーな香りを漂わせるバーベキューソースとコクのあるチーズが食欲をそそり、モグモグモグと食べることに夢中になってしまいます。店内でグリルされた夏野菜は、コリコリとした歯ごたえと素材の甘味を楽しめますよ。ボリューム満点なので、肉好きでスタミナをつけたい人にピッタリです。さっぱりリフレッシュ!『夏野菜マリネのガーデンサラダバーガー』野菜をしっかり食べたい人には、1日の3分の1の野菜が摂れる『夏野菜マリネのガーデンサラダバーガー』もおすすめです。『夏野菜マリネのガーデンサラダバーガー』ハリのある野菜とほのかに色が違うバンズにスティーブンは興味津々。カラフルな見た目を楽しんでからひと口食べると…。野菜がすごいフレッシュ!マリネのソースが野菜にピッタリだね。パンプキンバンズは滅多に見ないけど、これはおいしい!栗かぼちゃが練り込まれている『フレッシュネスバーガー』こだわりのパンプキンバンズに心が躍っています。バンズの甘味と酸味のあるすりおろした野菜ソースのコクにマリネの酸味が混ざり合い、さっぱりと優しい味わいです。店内仕込みのマリネは、夏野菜の甘味を引き出すほかにも、マリネ液がしっかりとしみ込むように夏野菜を一度素揚げにする工夫が凝らされているのだとか。新鮮な野菜を思いっきり味わえる贅沢なバーガーに大満足です。ビールが終日1杯190円!?『フレッシュネスバーガー』では「本格的な夏をリフレッシュして過ごしてもらいたい」という想いから、なんと期間限定でビールを終日1杯190円で提供を始めるとのこと!夏の暑さも吹き飛ばす大サービスに驚きです。ビールに合わせて、16時からの限定メニューである『フィッシュ&チップス』やひと口サイズの『ブラックホットチキン』を狙って行くのもおすすめです。暑い1日を過ごした後に、心地よい店内で飲む1杯は格別かもしれませんね。『夏野菜グリルのクラシックチーズバーガー』発売日:2023年7月26日~8月29日価格:790円『夏野菜マリネのガーデンサラダバーガー』発売日:2023年7月26日~8月29日価格:590円『ビール』発売日:2023年7月26日~8月31日価格:190円※価格はすべて税込み※球場店舗・動物園店舗を除く、全国のフレッシュネスバーガー店舗で終日販売[文・構成/grape編集部]
2023年07月25日今年7月14日に創立70周年を迎えることを記念し、2023年から24年にかけて、代表作や再演リクエストの多かった人気作を数多くラインナップしている劇団四季。本日6月22日(木) には自由劇場にて、1973年の日本初演以来いく度となく再演されているミュージカル、『ジーザス・クライスト=スーパースター』〔ジャポネスク・バージョン〕が開幕する。同劇団が、「スターの知名度に頼らず、真の実力を持った俳優たちが、深いテーマ性のある作品を上演する」という現在のスタイルを確立した「劇団四季ミュージカルの原点」、と胸を張る名作だ。作曲は『オペラ座の怪人』『キャッツ』のアンドリュー・ロイド=ウェバー、作詞は『ライオンキング』『アイーダ』のティム・ライス。巨匠たちが共にまだ20代だった頃、イエス・キリスト最後の7日間をロック音楽によって綴った本作は、ふたりの出世作にして記念すべきブロードウェイ・デビュー作でもある。1970年にコンセプトアルバムとして発表され翌年のブロードウェイで初演されて以降、世界各地で様々なプロダクションが誕生しており、近年だとロンドンでオリヴィエ賞リバイバルミュージカル作品賞に輝いたティモシー・シーダー演出版や、日本でラミン・カリムルーらが出演したコンサート版が記憶に新しい。劇団四季には、共に創設者・浅利慶太の手による〔ジャポネスク・バージョン〕と〔エルサレム・バージョン〕(1976年初演)のふたつがあり、本日開幕するのは前者。舞台上を大八車が行き交うなか、歌舞伎風メイクを施した俳優たちが、和楽器が加わった音楽に合わせて躍動する独創的な演出は、かつてロンドンで上演された際にも高い評価を獲得した。なお、傾斜舞台によって舞台上にイスラエルの荒野を再現した〔エルサレム・バージョン〕も、同じく70周年記念の一環として来年2月に上演される予定。浅利演出の神髄と言われるふたつの『ジーザス・クライスト=スーパースター』、ぜひこの機会にあわせて楽しみたい。文:熊田音子<公演情報>劇団四季『ジーザス・クライスト=スーパースター』〔ジャポネスク・バージョン〕2023年6月22日(木)~7月16日(日)会場:東京・自由劇場※前売券完売公式サイト:
2023年06月22日駅構内や商業施設の中など、不特定多数の人が利用する場所にあるトイレでは、注意書きが記されていることがあります。多くは、トイレの正しい使い方や、流してはいけないものなどを利用者に呼び掛けていますよね。アメリカで暮らしている山口慶明(@girlmeetsNG)さんは、現地のトイレで注意書きを目にしました。「トイレに流さないでください」という注意文とともに書かれていたのは、ナプキンや紙タオルにガムなど。いずれもトイレに流すと詰まりやすくなってしまうものですが、続きには日本であまり目にしないものが記されていたのです。アメリカのトイレに貼ってた流してはいけないモノの注意書き『タンポン、ナプキン、紙タオル、ガム、古い携帯、ラブレター、未払いの請求書、希望、夢、金魚』さすがアメリカ人、とんでもないものをトイレに流そうとするヤカラがいるな… pic.twitter.com/yk7UbyrxH5 — 山口慶明で何とか生きてる (@girlmeetsNG) January 6, 2023 ガムの後に書かれていたのは、古い携帯やラブレター、未払いの請求書、希望、夢、金魚。古い携帯やラブレターは、トイレに流すと詰まりやすくなるほか、思い出さえも捨ててしまうことになりかねません。金魚を流すと、尊い命が失われるほか、生態系に悪影響をおよぼすと考えられます。未払い請求書を流すのは、本人だけでなく周囲にもデメリットが生じるでしょう。夢や希望は流すと、もう叶えられない…そんな想いが、貼り紙には込められているのかもしれません。山口さんがTwitterに注意書きの写真を投稿すると、「希望と夢が書かれていることに、ジンとくる」「ユーモアがあって面白い!」といった反響が上がりました。トイレには、排泄物とトイレットペーパー以外のものを捨てないように心掛けたいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年01月08日お店で売られている板チョコといえば、長方形で、手に持てるサイズの大きさが一般的といえます。※写真はイメージ海外に住む山口慶明(@girlmeetsNG)さんは、「アメリカでおいしい板チョコが買えるところがある」と知人に誘われ、お店にやって来ました。上述したように、「板チョコ」と聞くと手に持てる、小さめのサイズを想像することが一般的でしょう。しかし、山口さんが目にした板チョコは…。アメリカで美味しい板チョコが買えるお店があるというので連れてきてもらったんだけど、思ってた板チョコとだいぶ違ってて笑うw節子これ板チョコやない、チョコの板や… pic.twitter.com/L6RjdqQgtT — 山口慶明で何とか生きてる (@girlmeetsNG) December 10, 2022 明らかに大きい!日本で目にする板チョコと比べると、大きさは一目りょう然といえます。山口さんが表現した、「板チョコじゃなく、チョコの板では?」というコメントがしっくりきますね!板チョコを食べてみた山口さんは「値段はそこそこしたけど、おいしかった」と振り返っています。アメリカで売られていた板チョコに、多くの人が驚きました。・これが日本で「板チョコです」と売られていたら、「いや違う!」とツッコミを入れたくなる!・食品というか、ケーキに使いそうな素材に見えてきた…。・誰かアメリカ人に、『ちょうどいい塩梅』の言葉と意味を教えてあげてほしい。一方、日本でも「大きいチョコの板を割って売ってるお店もある」という反応も。国によって、どのように売るかは異なっているようですね![文・構成/grape編集部]
2022年12月11日アメリカ・ミシガン州にお住まいのママさん。日本人ママ友との出会いは意外と多いものの、別れも多いようです。それでも人付き合いに積極的になれたというアメリカ在住ママの体験談です。※コロナ禍前の体験談です。 いろいろな境遇の日本人ママとの出会い私たち家族は永住者としてアメリカに住んでいます。しかし、こちらの土地で出会う日本人ママ友のほとんどは短期間での滞在者。主に旦那さんが企業からの駐在員か、大学で学ばれている方です。数は少ないですが、国際結婚されてアメリカに来られたママさんや、旦那さんが大学で就業されている永住者のママさんにも出会うことがあります。 子どもを遊ばせながら日本人ママさんを見掛けると、話しかけたいな!と思ってしまいます。みなさん子どもを通じて、気さくに交流されているようです。 十人十色な境遇、そして感じるその格差!いろいろな境遇で生活されている方が多いので、生活レベルもさまざまです。日本の有名企業から来られている方は手厚い生活サポートがあり、お子さんが託児所や保育園に行っている間に英会話や趣味の教室を楽しむことができるようです。また、おむつなどの必需品の購入補助費などもあるようで、うらやましいな、と格差を感じ嫉妬することも。 しかし、慣れない海外勤務をされる旦那さんやそこで新たに生活するお子さんをサポートするという、ママとしての大変な側面もあるようです。 いつか来る別れ、うれしい新たな出会い通常は駐在任期を終えると、多くの日本人家族は帰国します。「実は、来年帰国するんです」と仲良くなったときには帰国間近で、数カ月後には切ない別れになってしまうことも。別れを考えると寂しいですが、同じ年頃のお子さんを持つ見知らぬ日本人ママさんを見掛けると、「ママ友になれるかもしれない」と期待が湧いてくるのです。 アメリカで子育てをしながら、本当にたくさんのママ友との別れを経験しましたが、同時に積極的に人と関わっていこうという気持ちも持てるようになりました。 日本人ママさんが多い土地なので出会いはありますが、短い期間の滞在の方が多く、出会いと別れの繰り返しでした。うれしくもあり、寂しくもありですが、新たな出会いによって積極的な人との関わりができるようになりました。著者:岡みちこアメリカ中西部の小さな町で日本人の夫と1歳の娘の3人暮らし。アメリカの子育て事情や、自身の妊娠・出産・子育てに関する体験談について執筆中。 イラストレーター/ライコミ
2022年09月25日緑黄色社会の新曲「ブレス」が、2022年7月4日(月)に配信リリース。緑黄色社会、結成10周年記念の新曲「ブレス」2022年は、『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』主題歌「陽はまた昇るから」のリリースや自身初の日本武道館ワンマンライブの開催、「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル」をはじめとする大型音楽フェスへの出演などで話題を集める緑黄色社会。そんな緑黄色社会が、結成10周年記念日に新曲「ブレス」をリリースする。新曲「ブレス」は、生きていくこと、光を目指しながらもがく感情を紡ぎ、美しいピアノのフレーズの中にカオティックなバンドサウンドを色濃く詰め込んだ楽曲。長屋晴子(Vo./Gt.)が作詞、peppe(Key.)が作曲を担当した。“新たな一歩”を描いたミュージックビデオまた、新曲「ブレス」のミュージックビデオも公開。日常で時に戸惑い、閉塞感がありながらも、そこから“踏み出すまでの一歩”を描いた内容となっている。【詳細】緑黄色社会 新曲「ブレス」配信日:2022年7月4日(月)
2022年07月07日ディプトリクス(Diptrics)のスペシャルVIPセールが、東京・南青山にて、2022年5月27日(金)・28日(土)に開催される。人気ブランドのサンプル品、最大90%以上オフに毎シーズン恒例で開催される、ディプトリクスのセールイベントが今季も開催。会場では、ブレス(BLESS)やマリアーノ(MAGLIANO)などの人気ブランドから、メンズ・ウィメンズのサンプル品が集結する。シューズブランドのロア(ROA)やノースウェーブ(NORTHWAVE)なども参加し、オフ率60%から、アイテムによっては90%オフ以上のお得な価格でアイテムをゲットすることができる。中には未入荷アイテムなど、レアなアイテムも店頭に登場するので、気になる人は要チェックだ。【詳細】ディプトリクス スペシャルVIPセール開催日時:・2022年5月27日(金) 12:00~19:00・5月28日(土) 12:00~18:00会場:東京都港区南青山3-14-15 kawamata Bld 2F参加ブランド:アトリエ ソヴェン(ATELIER SOVEN)、ブレス、キャン ペプレイ(CAN PEP REY)、チャンピオン ティアーズ(CHAMPION TEARS)、マリアーノ、ノースウェーブ、ロア、ローズアンナ(ROSEANNA)、ルーデュベルネイユ(RUE DE VERNEUIL)、ティエリー コルソン(Thierry Colson)、テルファー(TELFAR)など※サンプル品につき、返品交換・修理等は一切受付不可。※駐車場なし。【問い合わせ先】ディプトリクスTEL:03-5464-8736
2022年05月27日全米最大の犯罪組織を率いアメリカの暗黒街を支配した男の人生を描くクライム・サスペンス・アクション大作『ギャング・オブ・アメリカ』より、本編映像が解禁された。この度解禁された本編映像では、年老いた伝説的マフィアのランスキーと、彼の伝記執筆を希望する作家のストーンが初めて顔を合わせる場面が切り取られている。ランスキーが「君の望みは?なぜ私の本を書きたい?」と尋ねると、ストーンは模範解答のような言葉を並べ立てる。しかし、それが本心ではないと見透かして呆れたランスキーに、「金が要る」と本当の理由を白状するストーン。ランスキーはそれだ!と言わんばかりに嬉しそうにストーンを指さし、「それが君の真実だ」と納得の表情を浮かべる。そして「私が死ぬまでは原稿は誰にも見せるな。私が許可するまで話は全部オフレコだぞ。それまではただの作り話だ。罪に問われたくない」と、条件付きでストーンに伝記執筆を許可。付け加えられた「裏切ったらタダではおかない」との忠告に身構えるストーンだったが、それを受け入れ無事に伝記執筆が始まる。ランスキーがストーンに語るアメリカ史上最悪のマフィアが経験してきた、半世紀を超える血塗られた犯罪の物語とは一体何なのか。そして、ランスキーが隠し持っているとされる3億ドルのありかをストーンは聞き出すことができるのか。続きが気になる本編映像になっている。『ギャング・オブ・アメリカ』は2月4日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ギャング・オブ・アメリカ 2022年2月4日より新宿バルト9ほか全国にて公開© 2021 MLI HOLDINGS, LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2022年02月05日アメリカ売上No.1のコラーゲンブランドが日本に上陸ネスレ日本株式会社 ネスレ ヘルスサイエンス カンパニーは、2021年7月15日(木)から、アメリカのコラーゲンブランド『バイタルプロテインズ』の『バイタルプロテインズ コラーゲンペプチド』の販売を開始した。『バイタルプロテインズ コラーゲンペプチド』は、「10gx20 袋(個包装スティック)」「265gボトル」「567gボトル」の3種類を展開。1日5gから10gを目安に、コーヒーや紅茶、スムージーなどの食品に入れて、よく混ぜてから摂取するのがオススメだ。希望小売価格は「10gx20 袋(個包装スティック)」が5,810円(税込み)、「265gボトル」が4,300円(税込み)、「567gボトル」が7,500円(税込み)。いずれも『バイタルプロテインズ』ブランドサイトなどで購入することができる。厳選した成分を使用『バイタルプロテインズ』は、2013年にアメリカで誕生。厳選した成分を使用している点や、砂糖や香料などを使わない製品づくりの姿勢などが評価され、コラーゲンカテゴリーにおいてアメリカで売上No.1を誇っている。コラーゲンペプチドだけでなく、ヒアルロン酸やビタミンCも同時に摂取可能。食品のおいしさを損なわず、ホットでもアイスでもすばやく溶ける。(画像はプレスリリースより)【参考】※ネスレ日本株式会社 ネスレ ヘルスサイエンス カンパニー プレスリリース
2021年07月23日7月12日より、東急シアターオーブにて『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』が上演中だ。出演はブロードウェイと韓国で活躍するマイケル・K・リー、そしてブロードウェイやウエストエンドでも屈指の人気を誇る世界的スター、ラミン・カリムルーら。シアターオーブではこれまでも海外のアーティストとともに創りあげるコンサートシリーズを積極的に制作してきたが、今回も世界の第一線で活躍する大スターたちと、日本を代表するミュージカルスターの共演で贈るゴージャスなドリームステージになっている。……と紹介するのは簡単だが、このコロナ禍において、海外キャストを招聘しての上演は多くのハードルがあったことは想像に難くない。その困難を乗り越えての、待望の開幕だ。静かな客席からも無言の熱気が吹き出しているような、一種独特の高揚感がある。作品は『オペラ座の怪人』『キャッツ』などで知られる天才作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『アラジン』『美女と野獣』などの作詞家ティム・ライスが、まだ20代前半で生み出した、彼らにとっての出世作。キリストが十字架に掛けられるまでの7日間をロックサウンドと疾走感あるストーリーで描き出す本作はミュージカルシーンに衝撃を与え、1971年の初演から半世紀たつ今もなお、世界中で上演され続けている不朽の名作だ。舞台上には、鉄骨で立体的に組まれた無骨な、しかし照明で鮮やかに表情を変えていくセット。工事現場の足組のようにも、ジャングルジムのようにも見えるその上に点在するバンドがおなじみのオーバーチュアを奏でる。その音楽が最高潮に盛り上がるフレーズで、まばゆい照明の中、メインキャストが勢ぞろいするカタルシス。鳥肌が立つ感覚。ここから、ロイド=ウェバーの名曲たちが、世界レベルの実力派キャストによって怒涛のように歌われていく。ジーザス役:マイケル・K・リー撮影:渡部孝弘ジーザス役:マイケル・K・リー撮影:渡部孝弘ジーザス役は、韓国系アメリカ人としてブロードウェイ、また近年では韓国でも活躍するマイケル・K・リー。レザーのパンツ、白いTシャツにストールを巻いただけのシンプルな衣裳ながら、知性と品の良さを感じさせるジーザスだ。透徹な歌声は鋭くも哀切。自身の思いとは裏腹に暴走していく信者たちの中で苦悩する“人間”ジーザスの姿……しかしながらやはりほかの人とは違い“神の子”であるカリスマ性もある両面が、その歌声、立ち姿から自然と伝わる。イスカリオテのユダ役:ラミン・カリムルー撮影:渡部孝弘一方、ユダ役は2019年のシアターオーブ版初演でも同役を演じたラミン・カリムルーが続投。ロンドンの『オペラ座の怪人』25周年記念公演で主役ファントムを演じるなど、名実ともに世界トップクラスの人気スターが、ジーザスを愛しながらも裏切る難役を今回も深みのある歌声と熱いパッションで魅せた。ラミンとマイケルの相性も良く、お互いぶつけ合う感情のボールがどんどん膨らんでいき、物語が進むにつれ熱が高まっていくのがわかる。マグダラのマリア役:セリンダ・シューンマッカー撮影:渡部孝弘ほか、ウエストエンドの『レ・ミゼラブル』ファンテーヌ役などで知られるセリンダ・シューンマッカーがマグダラのマリア役、ブロードウェイの『アラジン』でタイトルロールを務めるテリー・リアンがペテロ役、アンナス役はブロードウェイでも同役を務めたアーロン・ウォルポールと、世界のミュージカルファンが羨む贅沢なキャストが、さすがの実力で魅了していく。中でもロベール・マリアン(モントリオール、パリ、ウエストエンド、ブロードウェイの4都市で『レ・ミゼラブル』ジャン・バルジャンを演じる名優である)は、ジーザスに罪がないと思いつつも群衆の声に押され彼の磔刑を宣告するピラト役。怒りにも似た悔恨と無力感を全身から漂わせる、圧巻の演技と歌唱だった。客席に座っているだけで、ワールドクラスの歌唱力、表現力に殴り倒されそうだ。シモン役:柿澤勇人撮影:渡部孝弘だが、対する国内勢も負けていない。自身のデビュー作が『ジーザス~』だったというシモン役の柿澤勇人は、最近の彼の活躍をみるといささか役が小さすぎる気もするが、ジーザスを熱狂的に崇める十二使徒のひとりを熱く演じ、ソロナンバーでもパワフルなシャウトで存在感をアピール。ユダヤ教の大祭司カヤパの宮原浩暢は迫力ある低音で、ジーザスを追い詰めていく立場の人間を見事に演じた。そしてヘロデ王役の藤岡正明がその美声と軽快なパフォーマンスで場をさらう爽快さ! もともとヘロデは本作のトリックスター的存在だが、錚々たる来日勢がさんざん熱いパフォーマンスを魅せたあと、1曲で確実に印象を残した藤岡の頼もしさに、日本ミュージカル界も凄いぞと嬉しくなった。今、生のライブエンタテインメントの素晴らしさを感じとるのにこれほどぴったりの作品はない『~in コンサート』と言っても、もともと全編音楽で綴られている作品であるので、カットされている部分はなく、『ジーザス・クライスト=スーパースター』の冒頭からラストシーンまで全て上演される。しかもキャストはきちんと役を生き、これはもうしっかりミュージカルを見たのと同じ満足度。もちろんどこを切り取っても圧倒される歌唱力の持ち主ばかりなので、アンドリュー・ロイド=ウェバーの天才的音楽の素晴らしさを存分に味わえるのは間違いないが、だがあえて「これはもはやコンサートではない」と言いたい。演出はマーク・スチュアート。振付家としても活躍する彼の演出は、ステージ全体で“物語のうねり”を感じさせるもので、単なる音楽の良さ以上の物語性を伝えてくれる。そしてその“うねり”を生み出しているアンサンブルキャストの歌唱、ダンスも見ごたえがあった。振り返れば2019年10月のシアターオーブ版初演の際は、わずか4日間の公演期間のうち1日が、首都圏の鉄道会社が計画運休を決めるほどの大型台風直撃にぶつかり公演中止に。『ジーザス~』とは直接の関係はないが、ラミン・カリムルー出演の今年5月のコンサートは、すでにキャストが来日し準備を進めていたにもかかわらず、直前に3度目の緊急事態宣言が発令されたため全公演中止になった。今回も都内は4度目の緊急事態宣言がまさに本作の初日である7月12日から発令された。綱渡りのような状況だったに違いない。それでもこれだけの豪華キャストが世界から集い、開幕した。困難の中、力強く花開いたこの『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』――今、生のライブエンタテインメントの素晴らしさを感じとるのにこれほどぴったりの作品はないだろうし、後々まで語り継がれるステージになることも、間違いない。『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』出演メンバー最前列左から藤岡正明、柿澤勇人、ラミン・カリムルー、マイケル・K・リー、セリンダ・シューンマッカー、宮原浩暢(LE VELVETS)、階段手前からテリー・リアン、ロベール・マリアン、アーロン・ウォルポール撮影:渡部孝弘公演は7月27日(火)まで東急シアターオーブにて上演。7月31日(土)から8月1日(日)には大阪・フェスティバルホールでも上演される。取材・文:平野祥恵撮影:渡部孝弘マイケル、ラミン、セリンダのサイン入りチェキをプレゼント! ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=d5cd159f-0afd-4a4b-a42f-ee723edfd093&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。『ジーザス・クライスト=スーパースタ― in コンサート』【東京公演】2021年7月15日(木)~7月27日(火)会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11F)【大阪公演】2021年7月31日(土)~8月1日(日)会場:フェスティバルホールチケット情報
2021年07月19日『ジーザス・クライスト=スーパースタ― in コンサート』が7月15日(木)から27日(火)まで開催される。本作は、ミュージカル界の⻤才、アンドリュー・ロイド=ウェバーの初期作品『ジーザス・クライスト=スーパースター』をコンサート形式で上演する作品で、2019年の初演は⽇本初となるオリジナル言語である英語での上演、そして世界のミュージカル・スターたちによる夢の共演が大きな話題となった。その待望の再演は、ジーザス役に、ブロードウェイで活躍し現在は韓国ミュージカル界のトップスターとして絶大なる人気を誇るマイケル・K・リー、ユダ役に、ウエストエンドをベースとして世界中に多くのファンを持つラミン・カリムルーが初演に続き出演。さらにセリンダ・シューンマッカー、ロベール・マリアン、アーロン・ウォルポール、テリー・リアンと豪華キャストが来日する。⽇本人キャストは柿澤勇人、宮原浩暢(LE VELVETS)、藤岡正明。出演者のひとりである柿澤勇人に話を聞いた。またこの作品の出演者になれることが嬉しい──『ジーザス・クライスト=スーパースターinコンサート』に出演が決まっていかがですか。僕にとってはすごく思い入れのある作品ですし、日本では劇団四季に戻らない限りは携わる機会のない作品だと思っていたので、これはなにかの縁だと感じています。しかも出演者はマイケル・K・リーやラミン・カリムルーをはじめすごい方たちばかり。きっとコテンパンにされるんだろうなと思っています(笑)。『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』出演メンバー最前列左から藤岡正明、柿澤勇人、ラミン・カリムルー、マイケル・K・リー、セリンダ・シューンマッカー、宮原浩暢(LE VELVETS)、階段手前からテリー・リアン、ロベール・マリアン、アーロン・ウォルポール撮影:渡部孝弘──コテンパンにされますか。はい。「やっぱりすごい人はいっぱいいるんだな」と落ち込むことが多々あるだろうなと思いますね。以前、『ミュージカル・ミーツ・シンフォニー2018』というコンサートでノーム・ルイスやジョン・オーウェン=ジョーンズとご一緒したときも、落ち込んで落ち込んで(笑)。今回も同じようなことになるかもしれないですが、それでも自分の表現の糧にはなると思っています。技術面でも内面でも、学ぶことは多いんじゃないかな。──最初におっしゃった「思い入れのある作品」というのは、劇団四季でのデビュー作だからということですか?はい、それが一番大きいです。演者としても、スタッフとしても、参加した作品ですしね。携わっている期間が長かったんですよ。──スタッフとしても参加されたのですか。劇団四季の研究生の時に〈ジャポネスク・バージョン〉のスタッフワークをしました。それが僕にとっての初舞台でしたね。そして〈エルサレム・バージョン〉が初めて出演した作品です。その時はアンサンブルでした。だから劇団四季でも思い出がたくさんある作品ですし、僕はこの作品が本当に好きなんです。だからまたこの作品の出演者になれることが、やっぱり嬉しいです。いつも、今日を一生懸命生きられればいいと思っている──この作品は、曲をピックアップして歌うのではなく、衣装、道具、セットの転換は無いもののオーバーチュアからカーテンコールまで全幕演奏されるものです。そこはどのように思われますか?もともと『ジーザス・クライスト=スーパースター』(以下、舞台版)も、曲と曲との間に芝居を挟まない、歌だけでつないでいくスタイルの作品ですからね。ただ、舞台版は目がいくつあっても足りないような演出なので、今回のコンサート版のシンプルさは、逆にお客様の想像が膨らみやすいかもしれないと思っています。歌は間違いなくうまいわけなので、完全にアンドリュー・ロイド=ウェバーの音楽に集中して楽しんでいただけますし、ミュージカルが好きな人たちには絶好の機会なんじゃないかな。──歌だけでみせていくことを柿澤さんご自身はどう思われていますか?僕は本当はお芝居なしっていうのは苦手なんですよ。でも今回は本当に素晴らしい役者が揃っているので、きちんとハマれば面白いことになると思います。僕のところであれっと思われないようにがんばるしかないですね。──さっきも「コテンパンに」とおっしゃっていましたし、歌の部分に不安があるのですか?ありますよ。ミュージカルを仕事としてやっていると、それが年々、枷というかコンプレックスになってくるんですよね。歌に関しても、踊りに関しても、全く自信がないです。──経験を重ねて自信がついたりしないものですか。しないです。むしろ年々不安になっていきますね。でも楽しみでもありますよ。(舞台版に出演した)19歳の自分も思い出すだろうし。──当時はスタッフやアンサンブルだったのに、今回はシモン役としてメインで出演されることに、感慨のようなものはありますか?感慨深い気持ちになることは実はあまりないんです。僕は普段から「ここまでがんばった」とか思わなくて。でも実際に舞台に立ったらそう思うのかなあ……いやいやいや……。例えば今年、吉田鋼太郎さんと二人芝居(舞台『スルース~探偵~』)をやらせてもらいましたが、もちろんやり切った達成感はあったけど「ここまできた」とかそういう感覚は全くありませんでした。目の前にあることを一生懸命やることしかないんですよね。今日を一生懸命生きられればいいかなっていう感覚なんです、いつも。──先のことを考えたりされませんか?計算もできないし、読めないので考えません。セルフプロデュースもできないタイプだから、そういうことは事務所に任せています。もちろん「ああしたい」「こうしたくない」みたいな話はしますけど、結局は一生懸命やるしかない、現場で闘うしかない、みたいな感じで生きてきたから。先のことはわからないんです。──そういう日々って苦しいのですか?いえいえ、面白いです。今回も楽しみですもん。はじめましての人と出会うのが僕はすごく好きだし。国も文化も違うので、考え方も違うだろうし、俳優としてどう向き合っているのかとか聞けたらいいなと思っています。──柿澤さんってひとりで大丈夫そうに見えたりするんですけど、実際はそうじゃないんですかね。強く見られがちなんですけど、全然強くないですよ(笑)。誰かに話を聞いてもらいたいし、人の話を聞きたいタイプです。──役者としてはどうなりたいと思われていますか?ジャンル問わず闘えるようになりたいです。以前、とある映画監督と話したことですが、例えば格闘技にも、柔道とか空手とか、ボクシング、K-1……といろいろありますよね。その全部で闘える人がいたら最強だと思うんです。役者の仕事も、監督や演出家によって正解も全く違うし、さらに言えば、映画もあるし、ドラマもあるし、ミュージカルも、演劇もある。僕はその全部でビビッドに反応して表現することができたらいいなという理想があります。まだ全然そんなふうにはできていませんけどね。気軽に来てほしい気持ちと、心して来てほしい気持ちの両方──作品ではイエス・キリストが十字架にかけられるまでの最期の7日間を描くストーリーが描かれ、柿澤さんが演じるのは、キリストの弟子「十二使徒」のひとり・シモンです。『狂信者シモン(Simon Zealotes)』という楽曲もあるようなキャラクターですが、シモンをどうつくっていこうと思われていますか?そこは、コンサートとはいえ芝居だと思ってつくっていこうと思っています。シモンはめちゃくちゃ熱いし、ある意味狂っている人物で。それをどう出せるのかは、演出家とも話し合いながら考えていきたいです。──アンドリュー・ロイド=ウェバーの若い頃の楽曲が素敵ですよね。全部カッコいいですよね。ユダの楽曲は最初の『Heaven On Their Minds』もラストの『SUPERSTAR』もロイド=ウェバーの代表曲だし、じゃあそれだけかと思ったら、ジーザスの『GETHSEMANE』があり、シモンの『Simon Zealotes / Poor Jerusalem』があり、マリアの『I Don’t Know How to Love Him』があって、それも代表曲ですからね。一体何曲あるんだ、この作品に、と思うんですけど、なぜか耳が痛くなるようなことは一切ない。それは物語と登場人物の心がリンクしているからだと思います。非常に観やすいし入り込みやすいメロディです。──それを歌うのは?めちゃくちゃ大変ですよ。男性にとってはとんでもなく高いキーが使われているので。ジーザスなんてもっとですけど。僕にはとても出ないようなキーを、ロック調でガーっと歌ったりするから。それはユダの曲も同じで。ジーザスとユダの曲を歌える人は、海外を含めなかなかいないと思います。それを完璧に操れるキャストが今回来日するので、歌を通して、いろんなものを吹っ飛ばしてくれるようなエネルギーが飛んでくると思います。──シモンの曲も楽しみです。シモンの曲は劇中で一番一体感を感じることができる曲だと思うんですよ。一緒になってお祭り騒ぎできるような曲なので、そこを一緒に楽しんでもらえたらいいなと思っています。──最後に、柿澤さんがお客様に楽しみにしていてほしいことを聞かせてください。世界中の劇場がクローズした状態が続いていて、来日キャストはうっぷんがたまりにたまった状態だと思うんです。だから今回は、世界レベルの声であることに加え、劇場への思いも乗せた声が聴ける思います。そういう特別な、奇跡的な空間になるんじゃないかな。と言いつつも、お客さんにはあまり深く考えずにロックライブを観るような感覚で楽しんでほしい気持ちもあるから……。気軽に観に来てほしいなって気持ちと、心して来てほしいなって気持ち、両方の気持ちでお待ちしています!(笑)取材・文:中川實穗撮影(柿澤勇人):源賀津己『ジーザス・クライスト=スーパースタ― in コンサート』【東京公演】2021年7月15日(木)~7月27日(火)会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11F)【大阪公演】2021年7月31日(土)~8月1日(日)会場:フェスティバルホールチケット情報
2021年07月15日『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』が、渋谷・シアターコクーンにて、本日7月12日より開幕。あわせて、舞台写真とキャストコメントが公開された。2019年、日本で初めて作品のオリジナル言語である英語歌詞で全編上演を果たした『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』。世界各国で活躍するミュージカル界のトップスターたちが名を連ねた豪華なキャスティングが大きな話題を呼び、チケットは発売と同時に全日程完売。台風による一部公演中止などもあり、公演を観ることができなかった多くのファンから再演のリクエストがきたことを受け、ミュージカルファンの間で“奇跡のコンサート”と称された伝説のステージ『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』がついに再演を果たした。『キャッツ』、『オペラ座の怪人』で知られる天才音楽家アンドリュー・ロイド=ウェバーと、『アラジン』、『美女と野獣』等と手掛けた作詞家ティム・ライスが、20代前半でタッグを組み生み出した『ジーザス・クライスト=スーパースター』。今回の再演で集結するキャストも、初演を上回るほどの多彩なメンバー。ジーザス役は、韓国系アメリカ人としてブロードウェイで活躍、韓国ミュージカル界のトップスターとしても絶大なる人気を誇るマイケル・K・リー。ユダ役はイラン生まれ、カナダで育ち、ブロードウェイやウエストエンドで活躍し、世界中に多くのファンを持つラミン・カリムルーが初演に続き出演。ほか、オランダ出身で現在はイギリス・ウエストエンドを中心に活動中のセリンダ・シューンマッカー、フランス系カナダ人のロベール・マリアン、カナダ出身でブロードウェイでも活躍するアーロン・ウォルポール、そしてアジア系アメリカ人を代表するブロードウェイスターのテリー・リアンが出演。そして日本を代表するキャストは、ミュージカルやストレートプレイ、そしてドラマや映画でも活躍する柿澤勇人、人気ヴォーカルグループ『LE VELVETS』のバリトン宮原浩暢、そして抜群の歌唱力で客席を魅了する藤岡正明が名を連ねた。開幕にあたり寄せられたキャストコメントは下記の通り。■マイケル・K・リー〈ジーザス・クライスト役〉今回この作品に出演することができて、とても光栄です。短い期間でしたが、情熱的で、アメージングな『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』の稽古を経て、今、公演が待ちきれない思いです。共演者のみんなと一生をともに過ごしたような濃密な時間でした。準備万端でございます。皆様に最高な作品をお見せいたします。■ラミン・カリムルー〈イスカリオテのユダ〉お久しぶりです。また劇場に戻ってくることができてとても幸せに思っています。またこうして舞台に立てることにわくわくしていますし、大好きな東急シアターオーブで皆様にお会いできるのを楽しみにしています。■セリンダ・シューンマッカー〈マグダラのマリア役〉東京に来るのは2回目です。大好きな東京で『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』という作品に初めて参加させていただけることがとても幸せです。世界中のキャストが一堂に会しての公演になりますので、とても楽しみにしています。■藤岡正明〈ヘロデ王役〉早々たる世界のトップスターが東京の渋谷、ここシアターオーブに大集結する『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』。コロナの不安・恐怖が続きますが、我々自身もステージに立つことで、明日への希望にあふれるような稽古期間を過ごしてきました。お客様には勇気をもって明日へ進んでいく活力になるような公演にしたいです。頑張ります。■宮原浩暢(LE VELVETS)〈カヤパ役〉緊急事態宣言が今日から発令されましたが、公演を行うことができてとてもうれしいです。リハーサルでも世界から来たスーパースターたちの歌を聴きながら、心が震えていました。会場に来ていただいたお客様には、この作品がコロナで疲弊した心を癒すような救世主になるのではないかと思います。■テリー・リアン〈ペテロ役〉この作品で東京に戻ってくることができてとてもうれしいです。2019年の公演と今回の公演の間で世界は一変してしまいましたが、また新たにこの作品に携わることで、様々なアーティストと関ることができて、お互いの絆をとても感じています。幸せな時を過ごしたこの作品を完成させるのは、劇場にお越しになる皆さんです。この作品を皆さんとシェアするのが楽しみです。■ロベール・マリアン〈ピラト役〉今回で東京は9回目ですが、東京に来ると毎回夢が叶うようなわくわくする思いをしています。このような状況でも公演が行えるということまさにが夢のようです。ここシアターオーブで素晴らしいカンパニーの皆さんと舞台に立てることにとても興奮しています。お客様とこの素晴らしいカンパニーとこの作品をシェアしたいと思っています。まるで魔法のような公演です。どうぞお楽しみに。■柿澤勇人〈シモン役〉19歳の時に劇団四季の研究生の時に初めて舞台に立った作品が『ジーザス・クライスト=スーパースター』です。時が経って、あの頃、憧れていたシモンという役で世界のトップスターと同じ板の上に立てる、夢が叶ったと思っています。ピュアでかわいかったあの頃の自分に頑張ったなと言ってあげたいです。熱狂的な作品ですので、袖で聴いていて涙がこみ上げます。皆さん、劇場に来る際はタオルを忘れずに!■アーロン・ウォルポール〈アンナス役〉大好きな『ジーザス・クライスト=スーパースター』という作品にまた出演することができて言葉に尽くせない、感慨深い思いです。私はこの1年半公演は役者活動ができなかったので、こんなに素晴らしい皆さんと大好きな作品でご一緒できることはこの上ない幸せです。お客様には、一生忘れられないような体験になると思いますのでどうぞお楽しみに!『ジーザス・クライスト=スーパースタ― in コンサート』公演情報【東京公演】2021年7月15日(木)~7月27日(火)@東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11F)※プレビュー公演2021年7月12日(月)~7月13日(火)【大阪公演】2021年7月31日(土)~8月1日(日)@フェスティバルホール出演:マイケル・K・リー、ラミン・カリムルー、セリンダ・シューンマッカー藤岡正明、宮原浩暢(LE VELVETS)、テリー・リアン、ロベール・マリアン柿澤勇人、アーロン・ウォルポール他演出・振付:マーク・スチュアート公式HP:
2021年07月12日2021年7月に東急シアターオーブにて開催予定の『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』。この度、初日に先立ちBS日テレ・WOWOWにて開催記念特番が放送されることが決定いした。イエス・キリストの最期の7日間を描いた不朽の名作『ジーザス・クライスト=スーパースター』。『オペラ座の怪人』『キャッツ』『エビータ』などで知られ、現代のモーツァルトと称されるミュージカル界の巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーの出世作で、聖書×ロックという大胆なコンセプトで生み出された不朽の名作だ。50年経った今も世界中で愛されるこの作品を、国内外のトップスターたちが全幕英語でお贈りするコンサートが『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』。2019年秋の初演では即日ソールドアウト、舞台と客席をまるでロック・コンサートのような熱狂の渦に包んだステージがこの夏、さらにパワーアップして帰ってくることとなった。この番組では、今回公演のキャストでもあり、抜群の歌唱力を持つ柿澤勇人とLE VELVETSの宮原浩暢、番組MCとして自身も歌うことが大好きなフリーアナウンサーの高橋真麻が、東急シアターオーブでミュージカルの魅力を語りつくす。さらに、主役を演じるマイケル・K・リーとヘロデ王役の藤岡正明から寄せられた作品の魅力、公演への期待のコメントを紹介。また、ラミン・カリムルーとセリンダ・シューンマッカーがスペシャルデュエットを特別披露。そして、4月に退団したばかりの元宝塚歌劇団雪組トップスターの望海風斗が、「歌い出した瞬間から引き込まれる。喜び悲しみいろんな感情が、ワッと押し寄せてきて、歌の波に自分が包まれているような感覚になるところに私は魅力を感じています」と憧れのラミン・カリムルーへの想いを語る。BS日テレ『ジーザス・クライスト=スーパースター inコンサート トップスターが語る奇跡のステージ』は6月20日(日)14:00~14:30放送。貴重な開催記念特番をどうぞお見逃しなく。【番組情報】■BS日テレ『ジーザス・クライスト=スーパースター inコンサート トップスターが語る奇跡のステージ』(30分番組)出演:柿澤勇人、宮原浩暢(LE VELVETS)、高橋真麻コメント出演:マイケル・K・リー、ラミン・カリムルー、藤岡正明、望海風斗ほか放送予定:6月20日(日) 14:00~14:306月27日(日) 23:00~23:30(再放送)■WOWOW『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』徹底ナビ(10分番組)出演:柿澤勇人、宮原浩暢(LE VELVETS)、高橋真麻コメント出演:マイケル・K・リー、ラミン・カリムルー、藤岡正明、望海風斗ほか放送予定:7月2日(金) 14:20~14:30 以降、7回再放送予定【公演概要】『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』※生演奏・英語上演・日本語字幕付出演:マイケル・K・リー、ラミン・カリムルー、セリンダ・シューンマッカー藤岡正明、宮原浩暢(LE VELVETS)、テリー・リアン、ロベール・マリアン柿澤勇人、アーロン・ウォルポールアンサンブル・アーティスト:福田えり、湊陽奈、則松亜海、鈴木さあや、髙橋莉瑚ジャラン・ミューズ、大音智海、大塚たかし、仙名立宗、染谷洸太演出・振付:マーク・スチュアート音楽監督:八幡茂美術:岩本三玲照明デザイン:磯川敬徳音響デザイン:山本祐介舞台監督:黒澤一臣振付助手:加藤さや香●東京公演開催日:2021年7月15日(木)~7月27日(火)@東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11F)※プレビュー公演 2021年7月12日(月)~7月13日(火)チケット情報:好評発売中S席 13,000円 / A席 10,000円 / B席 7,000円(全席指定・税込)U25チケット 4,500円(全席指定・税込)※25歳以下当日引換券 / 一般発売日以降の取扱い / 前売りのみプレビュー公演(7/12 , 7/13 公演)S席 12,000円 / A席 9,000円 / B席 6,000円(全席指定・税込)※プレビュー公演ではU25チケットのお取扱いはございません。主催:Bunkamura / TOKYO FM / ぴあ / WOWOW / BS日テレ後援:オランダ王国大使館 / カナダ大使館 / ブリティッシュ・カウンシル東京公演に関するお問合せ:Bunkamura03-3477-3244公式HP: ●大阪公演開催日:2021年7月31日(土)~8月1日(日)@フェスティバルホールチケット情報:6月12日(土) 一般発売開始S席 13,000円 / A席 10,000円 / B席 7,500円 / BOX席 18,000円(全席指定・税込)U-25席 4,000円(当日座席指定・税込)主催:関西テレビ放送 / サンライズプロモーション東京大阪公演に関するお問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00~16:00 / 日曜・祝日は休業) 企画・制作・招聘:Bunkamura
2021年06月14日2021年7月に東急シアターオーブにて開幕する『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』の公演詳細と第2弾キャストが発表された。2019年、日本で初めて作品のオリジナル言語である英語歌詞で全編上演を果たした『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』。世界各国で活躍するミュージカル界のトップスターたちが名を連ねた豪華なキャスティングが大きな話題を呼び、チケットは発売と同時に全日程完売。台風による一部公演中止などもあり、公演を観ることができなかった多くのファンから再演のリクエストがきたことを受け、ミュージカルファンの間で“奇跡のコンサート”と称された伝説のステージ『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』が遂に今年、東急シアターオーブで再演。そして、大阪・フェスティバルホールに初登場する。この度、今作を彩る出演者として、新たに5人のキャストが発表となった。マグダラのマリア役は2018年開催の『アンドリュー・ロイド=ウェバー ミュージカル・コンサート』にて「All I Ask of You」(オペラ座の怪人)や「Another Suitcasein Another Hall」(エビータ)を披露したセリンダ・シューンマッカー。ヘロデ王役はミュージカル『EDGES -エッジズ-』や『ジャージー・ボーイズ イン コンサート』など様々な作品に出演し、高い歌唱力で評価されている実力派ミュージカル俳優・藤岡正明。そして、2019年版に引き続き、ペテロ役はテリー・リアン、ピラト役はロベール・マリアン、アンナス役はアーロン・ウォルポールと今作を知り尽くした三人が演じる。豪華キャストでお届けする大迫力のパフォーマンスをお見逃しなく。【公演概要】『ジーザス・クライスト=スーパースタ― in コンサート』※生演奏・英語上演・日本語字幕付出演:マイケル・K・リー、ラミン・カリムルー、セリンダ・シューンマッカー宮原浩暢(LE VELVETS)、藤岡正明、テリー・リアン、ロベール・マリアン柿澤勇人、アーロン・ウォルポール演出・ステージング:マーク・スチュアート音楽監督:八幡茂 / 美術:岩本三玲照明デザイン:磯川敬徳 / 音響デザイン:山本祐介 / 舞台監督:黒澤一臣企画・制作・招聘:Bunkamura●東京公演開催日:2021年7月15日(木)~7月27日(火)会場:東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ 11F)※プレビュー公演 2021年7月12日(月)~7月13日(火)<チケット情報>MY Bunkamura 先行(抽選制):4月14日(水)12:00~4月18日(日)23:59MY Bunkamura 先行(先着制 / 座席選択可):4月24日(土)一般発売:5月23日(日)S席 13,000円 / A席 10,000円 / B席 7,000円(全席指定・税込) / U25 チケット 4,500円(全席指定・税込)※25歳以下当日引換券 / 一般発売日以降の取扱い / 前売りのみプレビュー公演 (7/12 , 7/13 公演)S席 12,000円 / A席 9,000円 / B席 6,000円(全席指定・税込)※プレビュー公演では U25 チケットのお取扱いはございません。主催: Bunkamura / TOKYO FM / ぴあ / WOWOW / BS 日テレ東京公演に関するお問合せ:Bunkamura 03-3477-3244(10:00~18:00)東急シアターオーブHP: ●大阪公演開催日:2021年7月31日(土)~8月1日(日)会場:フェスティバルホール<チケット情報>発売日は後日発表S席 13,000円 / A席 10,000円 / B席 7,500円 / BOX席 18,000円(全席指定・税込)/ U25チケット 4,000円(当日座席指定・税込)主催:関西テレビ放送 / サンライズプロモーション東京大阪公演に関するお問合せ:キョードーインフォメーション 0570-200-888(11:00~16:00 / 日曜・祝日は休業)
2021年04月12日『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』が7月から8月かけて、東京・東急シアターオーブと大阪・フェスティバルホールで上演される。さらにキャスト第1弾も発表となった。2019年、日本で初めて作品のオリジナル言語である英語歌詞で全編上演を果たした『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』。世界各国で活躍するミュージカル界のトップスターたちが名を連ねた豪華なキャスティングが大きな話題を呼び、チケットは発売と同時に全日程完売。台風による一部公演中止などもあったことから再演のリクエストが集まっていた。ミュージカルファンの間で“奇跡のコンサート”と称された伝説のステージが帰ってくる。近年の日本でのミュージカル・ブームにより、舞台を中心に活躍していたミュージカル俳優が、テレビドラマのメインキャラクターを演じたり、テレビの歌番組でミュージカル枠が設けられたりするほどの人気ぶりを見せている。そのムーブメントに大きく貢献しているのが、アンドリュー・ロイド=ウェバー。『キャッツ』『オペラ座の怪人』『エビータ』『サンセット大通り』などに代表される名作ミュージカルを生み出した世界的ヒットメーカーだ。彼が弱冠23歳の時にブロードウェイで初演を果たしたのがこの『ジーザス・クライスト=スーパースター』。イエス・キリストが十字架にかけられるまでの、最期の7日間を描いたセンセーショナルなロック・ミュージカルは世界各国で人気を博し、楽曲の誕生から50年以上経つ今でも、様々な言語で再演し続けられてきた。ひとりの人間として、神や民衆との間で苦悩するジーザス(イエス・キリスト)と、彼に使える弟子のひとりでありながら、裏切り者として歴史に名を刻むことになるイスカリオテのユダ。弟子や民衆の裏切りによって、十字架にかけられることになったジーザスの最期の7日間を描いたこの作品は、初演時に演劇批評家らから絶賛を得る一方で、敬虔な信者からの批判があるなど賛否を読んだ歴史を持つ。キャスト陣は世界各国のミュージカル界で活躍するスターが集結した2019年公演に続き、今回も豪華共演が実現した。今年1月の『ニューイヤー・ミュージカル・コンサート 2021』で初来日を果たし、その卓越した表現力で客席を魅了したマイケル・K・リー、『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』といった大作ミュージカルに出演し、世界中に多くのファンを持つラミン・カリムルーが来日。日本からは、劇団四季の『ジーザス・クライスト=スーパースター』でデビュー後、『サンセット大通り』、『メリ―・ポピンズ』といった数々のミュージカルでメインロールを務め、その高い表現力を活かしドラマや映画でも活躍中の柿澤勇人。そして東京藝術大学声楽科で培った確かな歌唱力を武器に『グランドホテル』、『笑う男 The Eternal Love-永遠の愛-』などのミュージカルで存在感を発揮した LE VELVETSの宮原浩暢の出演も決定。このコンサートでしか見ることのできないコラボレーションにぜひ期待してほしい。<ジーザス・クライスト役 / マイケル・K・リーコメント>この度『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』の“復活”に参加することができてとても光栄に思っています。日本の皆様にお会いできる日を心から楽しみにしています!<イスカリオテのユダ役 / ラミン・カリムルーコメント>私たちの『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』再演のため日本へ帰れることにとても興奮しています。皆さんにとって、そして私たちの業界にとっても大変困難な1年でした。大好きな作品を大好きな国でパフォーマンスすることは、私がずっと楽しみにしていたことです。日本をはじめ、世界中から集まる多様で素晴らしいアーティストの皆さんとコラボレーションできることを心待ちにしています。<シモン役 / 柿澤勇人コメント>僕が初めてお客様の前で板の上に立たせて頂いた作品が『ジーザス・クライスト・スーパースター』です。右も左も分からず、ただただ一心不乱に我武者羅に生きていた 19 歳の頃でした。この度自分がまた再びジーザスに関われること、そして海外キャストの方々とご一緒できることは夢のようなことです。初心に返り、また少しでも学べるものは勉強し、全力で楽しみ、全力でジーザスを愛でたいと思います。<カヤパ役 / 宮原浩暢(LE VELVETS)コメント>今回はミュージカル界の世界を代表するスーパースターの皆さんと共演するチャンスをいただけて、怖さ半分ドキドキ半分といった感じではありますが、心から光栄に思います。しかも憧れのロイド=ウェバーの作品。ロックでcoolな音楽、そして歌を思いきり楽しんでステージに立ちたいと思います。皆さん『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』最高の作品です。是非お楽しみに!『ジーザス・クライスト=スーパースタ― in コンサート』7月~8月上演東京・東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11F)大阪・フェスティバルホール※生演奏・英語上演・日本語字幕付
2021年04月01日今年1月、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役を卒業したクリス・エヴァンスが、再びマーベル映画でキャプテン・アメリカ役を演じる可能性があるとメディアで報じられた。クリスは“キャプテン・アメリカ”や“復帰”などの言葉は出さず、「ぼくにとっては初耳だね」というツイートと肩をすくめる絵文字で反応を見せていた。ファンはクリス復帰のわずかな可能性にかけていたが、それから2か月が経った昨日、マーベルの社長ケヴィン・ファイギによってその可能性はゼロとなった。「私は質問に『No』と答えることはめったにありません。いつだって、私を驚かせるようなことが起こるので。でも、そのうわさについては私が思うに、彼自身がすぐに打ち消していましたよね」と、クリスのツイートが「否定」を意味していたことを「Entertainment Weekly」に明らかにした。それでも、まだクリスとMCU作品の関係が終了したことを受け入れられないファンが多いもよう。「キャプテン・アメリカとしては無理でも、スティーブ・ロジャースとして出演する道はある」「信じない!」という声を上げている。一方で、「まぁ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開されたときからわかっていたこと」と納得するファンも。(Hiromi Kaku)■関連作品:キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー 2011年10月14日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010 MVLFFLLC. TM & © 2010 Marvel Entertainment, LLC and itssubsidiaries. All rights reserved.キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 2014年4月19日より2D/3Dで同時公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.
2021年03月18日