『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』が7月から8月かけて、東京・東急シアターオーブと大阪・フェスティバルホールで上演される。さらにキャスト第1弾も発表となった。2019年、日本で初めて作品のオリジナル言語である英語歌詞で全編上演を果たした『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』。世界各国で活躍するミュージカル界のトップスターたちが名を連ねた豪華なキャスティングが大きな話題を呼び、チケットは発売と同時に全日程完売。台風による一部公演中止などもあったことから再演のリクエストが集まっていた。ミュージカルファンの間で“奇跡のコンサート”と称された伝説のステージが帰ってくる。近年の日本でのミュージカル・ブームにより、舞台を中心に活躍していたミュージカル俳優が、テレビドラマのメインキャラクターを演じたり、テレビの歌番組でミュージカル枠が設けられたりするほどの人気ぶりを見せている。そのムーブメントに大きく貢献しているのが、アンドリュー・ロイド=ウェバー。『キャッツ』『オペラ座の怪人』『エビータ』『サンセット大通り』などに代表される名作ミュージカルを生み出した世界的ヒットメーカーだ。彼が弱冠23歳の時にブロードウェイで初演を果たしたのがこの『ジーザス・クライスト=スーパースター』。イエス・キリストが十字架にかけられるまでの、最期の7日間を描いたセンセーショナルなロック・ミュージカルは世界各国で人気を博し、楽曲の誕生から50年以上経つ今でも、様々な言語で再演し続けられてきた。ひとりの人間として、神や民衆との間で苦悩するジーザス(イエス・キリスト)と、彼に使える弟子のひとりでありながら、裏切り者として歴史に名を刻むことになるイスカリオテのユダ。弟子や民衆の裏切りによって、十字架にかけられることになったジーザスの最期の7日間を描いたこの作品は、初演時に演劇批評家らから絶賛を得る一方で、敬虔な信者からの批判があるなど賛否を読んだ歴史を持つ。キャスト陣は世界各国のミュージカル界で活躍するスターが集結した2019年公演に続き、今回も豪華共演が実現した。今年1月の『ニューイヤー・ミュージカル・コンサート 2021』で初来日を果たし、その卓越した表現力で客席を魅了したマイケル・K・リー、『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』といった大作ミュージカルに出演し、世界中に多くのファンを持つラミン・カリムルーが来日。日本からは、劇団四季の『ジーザス・クライスト=スーパースター』でデビュー後、『サンセット大通り』、『メリ―・ポピンズ』といった数々のミュージカルでメインロールを務め、その高い表現力を活かしドラマや映画でも活躍中の柿澤勇人。そして東京藝術大学声楽科で培った確かな歌唱力を武器に『グランドホテル』、『笑う男 The Eternal Love-永遠の愛-』などのミュージカルで存在感を発揮した LE VELVETSの宮原浩暢の出演も決定。このコンサートでしか見ることのできないコラボレーションにぜひ期待してほしい。<ジーザス・クライスト役 / マイケル・K・リーコメント>この度『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』の“復活”に参加することができてとても光栄に思っています。日本の皆様にお会いできる日を心から楽しみにしています!<イスカリオテのユダ役 / ラミン・カリムルーコメント>私たちの『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』再演のため日本へ帰れることにとても興奮しています。皆さんにとって、そして私たちの業界にとっても大変困難な1年でした。大好きな作品を大好きな国でパフォーマンスすることは、私がずっと楽しみにしていたことです。日本をはじめ、世界中から集まる多様で素晴らしいアーティストの皆さんとコラボレーションできることを心待ちにしています。<シモン役 / 柿澤勇人コメント>僕が初めてお客様の前で板の上に立たせて頂いた作品が『ジーザス・クライスト・スーパースター』です。右も左も分からず、ただただ一心不乱に我武者羅に生きていた 19 歳の頃でした。この度自分がまた再びジーザスに関われること、そして海外キャストの方々とご一緒できることは夢のようなことです。初心に返り、また少しでも学べるものは勉強し、全力で楽しみ、全力でジーザスを愛でたいと思います。<カヤパ役 / 宮原浩暢(LE VELVETS)コメント>今回はミュージカル界の世界を代表するスーパースターの皆さんと共演するチャンスをいただけて、怖さ半分ドキドキ半分といった感じではありますが、心から光栄に思います。しかも憧れのロイド=ウェバーの作品。ロックでcoolな音楽、そして歌を思いきり楽しんでステージに立ちたいと思います。皆さん『ジーザス・クライスト=スーパースター in コンサート』最高の作品です。是非お楽しみに!『ジーザス・クライスト=スーパースタ― in コンサート』7月~8月上演東京・東急シアターオーブ(渋谷ヒカリエ11F)大阪・フェスティバルホール※生演奏・英語上演・日本語字幕付
2021年04月01日今年1月、『アベンジャーズ/エンドゲーム』でキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャース役を卒業したクリス・エヴァンスが、再びマーベル映画でキャプテン・アメリカ役を演じる可能性があるとメディアで報じられた。クリスは“キャプテン・アメリカ”や“復帰”などの言葉は出さず、「ぼくにとっては初耳だね」というツイートと肩をすくめる絵文字で反応を見せていた。ファンはクリス復帰のわずかな可能性にかけていたが、それから2か月が経った昨日、マーベルの社長ケヴィン・ファイギによってその可能性はゼロとなった。「私は質問に『No』と答えることはめったにありません。いつだって、私を驚かせるようなことが起こるので。でも、そのうわさについては私が思うに、彼自身がすぐに打ち消していましたよね」と、クリスのツイートが「否定」を意味していたことを「Entertainment Weekly」に明らかにした。それでも、まだクリスとMCU作品の関係が終了したことを受け入れられないファンが多いもよう。「キャプテン・アメリカとしては無理でも、スティーブ・ロジャースとして出演する道はある」「信じない!」という声を上げている。一方で、「まぁ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開されたときからわかっていたこと」と納得するファンも。(Hiromi Kaku)■関連作品:キャプテン・アメリカザ・ファースト・アベンジャー 2011年10月14日より丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2010 MVLFFLLC. TM & © 2010 Marvel Entertainment, LLC and itssubsidiaries. All rights reserved.キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー 2014年4月19日より2D/3Dで同時公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.
2021年03月18日2005年7月にロンドン市内の地下鉄とバスで起きた同時爆破事件に着想を得た、KAATプロデュース公演初登場となる桐山知也のリーディング公演『ポルノグラフィ』が4月16日(金)より、KAAT神奈川県芸術劇場・中スタジオにて上演される。『ポルノグラフィ』は、英国有数の劇場で続々と作品を発表し、トニー賞やオリヴィエ賞等数々の賞を受賞しているイギリスの劇作家・サイモン・スティーヴンスがロンドンの同時爆破事件を題材に、7つのエピソードで構成した物語。当時、事件が起きたイギリス国内は、LIVE8やG8サミット開催で活気づいていた。さらにロンドンオリンピック開催が決定し、イギリス中が祝福ムードに。しかし、その翌日にロンドンの中心地で同時爆破テロが発生し、計52人の尊い命が犠牲となり、人々は悲しみくれたという。本作はロンドンオリンピック開催決定直後、活気づく都市で起こった事件の数日前と当日の様子を背景に、街の中で生活する人々に焦点を当て、孤独や閉塞感、狂気を静かにあぶり出していく。登場人物の多くは事件に直接関わりはないが、ロンドンで暮らす中で誰もが生きにくさを感じており、奇しくもコロナ禍を生きる私たちと同じような気持ちを抱えているのだ。演出の桐山は、白井晃、野村萬斎、蜷川幸雄、サイモン・マクバーニーらの演出作品に演出助手等として参加してきたほか、自身でもアーサー・ミラー作『彼らもまた、わが息子』、別役実『門』など傑作と名高い戯曲の演出を手がけてきた。本作の台本には「何人の俳優で演じても、この7つのエピソードをどのように上演しても構わない」という一文が入っており、自由度の高い本作を、上田桃子、内田淳子、小川ゲン、奥村佳恵、竪山隼太 那須凜、平原慎太郎、堀部圭亮とった個性豊かな実力派キャストがリーディング公演として届ける。チケットに関しては、KAme(かながわメンバーズ)先行が3月13日(土)よりスタート。一般発売は3月20日(土)より開始となる。
2021年02月12日おとぎの世界の妖精が女の子たちの願いを叶えるために大奮闘する姿を描くクリスマス・ファンタジー映画 『フェアリー・ゴッドマザー』 が、「Disney+」にて配信中。この度、本作で主演を務めたアイラ・フィッシャーとジリアン・ベル、そしてジリアン・シェイ・シュペーダーのインタビュー映像が公開された。ディズニー・プリンセスの願いを叶える頼もしき味方である、アイコン的存在のフェアリー・ゴッドマザー。『シンデレラ』に始まり、『マレフィセント』、『眠れる森の美女』の12人の魔法使いたちも、明言こそされていないがフェアリー・ゴッドマザーであることは間違いないだろう。そんなフェアリー・ゴッドマザーの知られざる素顔をチャーミングに描いているのが本作。おとぎの国マザーランドで魔法の習得に励む見習い妖精のエレノアは、人間たちがおとぎ話を信じなくなったために閉鎖の危機に見舞われたマザーランドを救うため、人々の願いを叶えてフェアリー・ゴッドマザーの必要性を訴えようと、10歳の女の子マッケンジーの願いを叶えるために現代のボストンに向かうも、すでに成長し、シングルマザーになっていた――。と、冒頭からおっちょこちょいな性質をしっかりと引き継いでいる。そんな働くシングルマザー、マッケンジーを演じたアイラは「これまでのおとぎ話と違い、誰もが楽しめるし、より現代的」と本作について話し、「女の子だからってプリンセスや王子様に憧れる必要はないし、ドレスを着なくても幸せになれる」と語る。ずっと魔女を演じたかったと話すエレノア役のジリアンは「本作が持つメッセージは美しくて誰もが共感できるし、“ハッピーエンド”の意味を再定義した作品」と思いを明かしている。また、多くの女性が関わっている本作。最後にアイラは「女性同士の友情をたたえる本作のストーリーをぜひ皆さんに感じてほしい」とメッセージを送っている。『フェアリー・ゴッドマザー』はDisney+にて配信中。(cinemacafe.net)■関連作品:フェアリー・ゴッドマザー 2020年12月11日よりディズニー+にて配信@ 2020 Disney
2020年12月22日ディズニープラスにて独占配信中のオリジナル映画『フェアリー・ゴッドマザー』に出演するキャスト3名のオンラインインタビュー映像が公開された。本作はディズニー作品の中でもアイコン的存在である、おとぎの世界の妖精“フェアリー・ゴッドマザー”をフューチャーしたクリスマスファンタジー。1950年制作の『シンデレラ』で初登場して以降、明言こそされていないが『マレフィセント』や『眠れる森の美女』にも縁の下の力持ちとして活躍していたフェアリー・ゴッドマザーがヒロインへ躍り出た。ディズニープリンセスの願いを叶える頼もしき味方の素顔を本作でチャーミングに描き出す。主人公は、おとぎの国マザーランドで魔法の習得に励む見習い妖精のエレノア。彼女はマザーランドの存続をかけ、おとぎ話を信じなくなった人々の願いを叶えようと試みる。そして10歳の女の子、マッケンジーの願いを叶えるために現代のボストンに向かうも、そこにいたのは既に成長し、シングルマザーになっていたマッケンジーだった。マザーランドの閉鎖危機という世知辛いトピックを挙げながらも、決して腐らず、おっちょこちょいだけど少しずつ周囲の人の心を解きほぐしていくフェアリー・ゴッドマザーの姿に癒されること間違いなし。また、本作では“プリンセスの最上の幸せは王子様と結ばれること”、というおとぎ話の不文律とも言えるテーマに現代的な解釈が加わっている。クラッシックなキャラクターに焦点をあて、伝統を守りながらも時代感覚をアップデートしたディズニー作品『フェアリー・ゴッドマザー』に注目したい。そしてこの度、本作でW主演を務めた、マッケンジー役のアイラ・フィッシャー、妖精エレノア役のジリアン・ベル、そしてマッケンジーの娘ジェーン役のジリアン・シェイ・シュペーダーの3人によるオンラインインタビューの映像が公開された。本作の魅力についてフィッシャーは、「この作品はこれまでのおとぎ話と違い、誰もが楽しめて、より現代的な要素がある」とコメント。特に「女の子だからといってプリンセスや王子様に憧れる必要はなく、ドレスを着なくても幸せになれる」ということを本作を通して伝えたいと話し、「“ハッピーエンドは人それぞれ”で、ドレスを着たプリンセスでなくても、ありのままで幸せになれるということ」とメッセージを送っている。また、ベルも「美しくて誰もが共感できるし、“ハッピーエンド”の意味を再定義した作品」と本作への想いを明かした。また「あなたにとっての“ハッピーエンド”とは?」と聞かれると、フィッシャーは「今考えるハッピーエンドは弱い立場の人にワクチンがいきわたること、それから家族に直接会って姪や甥たちにハグをすること。それくらいかしら!」と回答。ベルは「創造力が満たされて、穏やかで楽しい人生を送ること、そして身近な人たちを愛し、愛されて生きていくことです」、シュペーダーは「バケツいっぱいのアレルギーの薬。100匹のポメラニアンと暮らしたいんです。それとみんながマスクをつけることです」と、コロナ禍の心境と合わせて語った。最後に、フィッシャーは「この作品は、素晴らしい女性たちが作り上げた作品です。主要キャラクターを演じているのも女性ですし、監督も脚本家も製作陣も女性ばかり。私にとってこの作品は今の時代にピッタリな“ガールズパワー”を描いた作品です」とメッセージを寄せた。ぜひ「自分にとっての幸せ」を考えながら、『フェアリー・ゴッドマザー』を視聴してほしい。『フェアリー・ゴッドマザー』ディズニープラスにて独占配信中
2020年12月22日劇団四季在団中には『オペラ座の怪人』や『ジーザス・クライスト=スーパースター』、退団後も『レ・ミゼラブル』『エリザベート』『ダンス オブ ヴァンパイア』など数々の大作に主演し、“ミュージカル界の帝王”の名をほしいままにする山口祐一郎。『エリザベート』のルドルフ役で頭角を現し、その後『アルジャーノンに花束を』や『デスノート』などを経て、今や帝国劇場で単独主演を張れる数少ない俳優のひとりにまで上り詰めた浦井健治。そして、劇団四季の看板女優として『クレイジー・フォー・ユー』『マンマ・ミーア!』などに主演後、退団してからは縦横無尽な活躍ぶりが光る保坂知寿。ミュージカルファン垂涎の顔合わせが、しかし意外にもストレートプレイでーー全員日本人の役でーー実現することがまた興味をそそる『オトコ・フタリ』が、本日12月12日(土)に東京・シアタークリエで開幕する。NHK大河ドラマ『篤姫』『江~姫たちの戦国』など、数々の名ドラマを世に送り出してきた脚本家、田渕久美子が書き下ろす三人芝居。演出は、『ダンス オブ ヴァンパイア』『ローマの休日』などでおなじみの山田和也が務める。舞台は画家・禅定寺恭一郎(山口)のアトリエ。「先生、お茶が入りました」と入って来た家政婦の中村好子(保坂)の目線の先には、真っ白なキャンパス。“愛”をテーマにと依頼された作品に、恭一郎は取り掛かることができないでいるのだ。とそこに、ドタバタとうるさい足音が。須藤冬馬と名乗る青年(浦井)は「母を探しに来たんです。母を出せ、今すぐに!」と、訳が分からない恭一郎と好子をまっすぐ睨みつける。愛を知らないオトコと愛に生きるオトコ、そしてフタリを見守るオンナがキャンバスに描き出す“愛”の形とは……?3人は既に、9月に行われた山口のスペシャル・トークショー『My Story~素敵な仲間たち~』、また11月に行われた本作の製作発表でも顔を揃え、息の合ったトークを披露。彼らならきっと、宣伝文句にある通りの“珠玉のエンターテインメント・コメディ”を紡ぎ出してくれることだろう。文:町田麻子『オトコ・フタリ』脚本:田渕久美子演出:山田和也出演:山口祐一郎 / 浦井健治 / 保坂知寿【東京公演】2020年12月12日(土)~12月30日(水)会場:シアタークリエ【大阪公演】2021年1月15日(金)~1月17日(日)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ【愛知公演】2021年1月23日(土)~1月24日(日)会場:刈谷市総合文化センターアイリ
2020年12月12日『シンデレラ』のディズニーが新たに贈る「Disney+(ディズニープラス)」オリジナルのクリスマス・ファンタジー映画 『フェアリー・ゴッドマザー』 が、12月11日(金)より配信。この度、見習い妖精エレノアが最高の“ハッピーエンド”を届けるため、大奮闘する日本版予告映像が解禁された。日本初解禁となる予告編では、ピンクのキュートなドレスに身を包み、現代のアメリカ、ボストンに降り立ったエレノアが大奮闘する姿がコミカルに描かれている。陽気で優しく、まだ見習い中のため、ちょっぴりおっちょこちょいなエレノア(ジリアン・ベル)とは対照的に、「人生は単純に“ずっと幸せ”とはかぎらない」と放ち、忙しい毎日の中で希望を見失っているマッケンジー(アイラ・フィッシャー)の姿が。そんな2人が少しずつ心を通わせていく様子は見逃せない。監督は、『ブリジット・ジョーンズの日記』を手掛け、等身大の悩める女性を描いてきたシャロン・マグアイア。現代社会に降り立った妖精と希望を忘れかけた大人の女性、そしてその家族のハートフル・コメディ。ディズニー映画ならではの、華やかに描かれる魔法のシーンも見逃せない。『フェアリー・ゴッドマザー』はディズニープラスにて12月11日(金)より独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フェアリー・ゴッドマザー 2020年12月11日よりディズニー+にて配信@ 2020 Disney
2020年12月08日『フェアリー・ゴッドマザー』がディズニープラスにて、12月11日(金)より独占配信されることが発表された。本作は、『お買いもの中毒な私!』『ブリジット・ジョーンズの日記』のキャスト・監督が贈るクリスマスファンタジー。“女の子たち”の願いを叶えるため現代に降り立ったフェアリー・ゴッドマザーが、大奮闘する姿をコミカルに描き出す。おとぎの世界マザーランドに住みながら日々魔法の習得に励む見習い妖精のエレノア。ある日、世の中がおとぎ話を信じなくなったために、マザーランドが閉鎖の危機に晒されていると知る。人々の願い事を叶えてフェアリー・ゴッドマザーの必要性を証明すれば、マザーランドを救えると考えた彼女は、10歳の少女マッケンジーの手紙に書かれた願いを叶えようと現代のボストンへ旅に出るのだが……。『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズのシャロン・マグアイアが監督を務め、脚本には『ダメ男に復讐する方法』のメリッサ・スタック。さらに、忙しい毎日の中で希望を見失っているマッケンジー役には、『お買いもの中毒な私!』『ウェディング・クラッシャーズ』のアイラ・フィッシャー、陽気で優しいおっちょこちょいな妖精フェアリー・ゴッドマザーには、『ブリタニー・ランズ・ア・マラソン』『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』のジリアン・ベルが抜擢された。情報発表にともない、フィッシャーとベルより、下記のコメントが寄せられている。アイラ・フィッシャー(マッケンジー役)この映画にはコメディやギャグ、ドタバタなジョークがたくさんある。そんな中で私が演じたマッケンジーは真面目な存在。このキャラクターが内面に抱えていた穴を埋めて、幸せを見つけていく様子を表現することができたの。私はそういう役をこれまであまり演じてきていなかったので、今回は本当に素敵な機会だった。ジリアンがおかしなことをやるシーンで、笑いを抑えるのは大変だったけど(笑)。この映画で、ハッピーエンドにお城や王子様やドレスは必ずしも必要ないのだということを小さな女の子たちに伝えたい。ジリアン・ベル(主演・エレノア役)誰だってディズニーのプリンセスに憧れて育つんじゃない?それが私たちの目標なの。私はいつもマジカルな作品に出たいと思っていて、この役をもらえたことに、今もまだ感激している。しかもこんなに素晴らしい人たちと共演できたのよ。あのドレスは多くの人の協力でデザインされている。パジャマを着る1シーン以外、ずっとコルセットとドレスのあの衣装なのよね。衣装デザイナーは、寒いところでの撮影だから少しでも暖かいようにとすごく気を使ってくれたんだけど、気温がマイナスを超える寒さの中で撮影したときは本当に寒くて、ずっと震えていた(笑)。それ以外は、あの衣装が大好きだったわ。私はいつも衣装をひとつ持ち帰らせてもらうようにしているんだけど、今回のは凄すぎてちょっと(スタッフに)聞けなかったわ(笑)。『フェアリー・ゴッドマザー』ディズニープラスにて12月11日(金)より独占配信
2020年12月03日『シンデレラ』のディズニーが現代に現れたおとぎの世界の妖精を描くクリスマス・ファンタジー映画『フェアリー・ゴッドマザー』が「Disney+(ディズニープラス)」にて12月11日(金)より配信。キービジュアル&場面写真、主演を務める『お買いもの中毒な私!』アイラ・フィッシャーと『ブリタニー・ランズ・ア・マラソン』ジリアン・ベルからコメントが到着した。おとぎの世界マザーランドに住みながら日々魔法の習得に励む見習い妖精のエレノア。ある日、世の中がおとぎ話を信じなくなったために、マザーランドが閉鎖の危機に晒されていると知る。人々の願い事を叶えてフェアリー・ゴッドマザーの必要性を証明すれば、マザーランドを救えると考えた彼女は、10歳の少女マッケンジーの手紙に書かれた願いを叶えようと現代のボストンへ旅に出るが…。エレノアが見つけた少女はすっかり成長し、大人になっていた!数年前に夫に先立たれ、歌手を夢見る娘は自信を失い、希望を失っていたシングルマザーのマッケンジーに対し、エレノアは「王子様と幸せに暮らす」最高の“ハッピーエンド”を贈ろうとする――。ロマンティック・コメディの名作「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズのシャロン・マグアイアが監督を務め、脚本には『ダメ男に復讐する方法』のメリッサ・スタック。さらに、陽気で優しい、おっちょこちょいな妖精フェアリー・ゴッドマザーには、『ブリタニー・ランズ・ア・マラソン』『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』ほか『ビルとテッドの時空旅行音楽で世界を救え!』にも参加するジリアン・ベルが大抜擢。忙しい毎日の中で希望を見失ってしまったマッケンジー役には、『お買いもの中毒な私!』『グランド・イリュージョン』のアイラ・フィッシャー。アイラは「この映画にはコメディやギャグ、ドタバタなジョークがたくさんあります。そんな中で私が演じたマッケンジーは真面目な存在。このキャラクターが内面に抱えていた穴を埋めて、幸せを見つけていく様子を表現することができたのです。私はそういう役をこれまであまり演じてきていなかったので、今回は本当に素敵な機会でした」とふり返る。「ジリアンがおかしなことをやるシーンで、笑いを抑えるのは大変でしたけど(笑)。この映画で、ハッピーエンドにお城や王子様やドレスは必ずしも必要ないのだということを小さな女の子たちに伝えたい」と本作のメッセージを伝えた。また、ジリアンは「誰だってディズニーのプリンセスに憧れて育つんじゃない?それが私たちの目標なんです」と言う。「私はいつもマジカルな作品に出たいと思っていて、この役をもらえたことに、今もまだ感激しています。しかもこんなに素晴らしい人たちと共演できたので」。さらに、フェアリー・ゴッドマザーの衣装について「あのドレスは多くの人の協力でデザインされています。パジャマを着る1シーン以外、ずっとコルセットとドレスのあの衣装なのです。衣装デザイナーは、寒いところでの撮影だから少しでも暖かいようにとすごく気を使ってくれたんですが、気温がマイナスを超える寒さの中で撮影したときは本当に寒くて、ずっと震えていました(笑)。それ以外は、あの衣装が大好きでした」と明かし、「私はいつも衣装をひとつ持ち帰らせてもらうようにしているんですが、今回のは凄すぎてちょっと(スタッフに)聞けませんでした(笑)」とお茶目に語っている。『フェアリー・ゴッドマザー』は12月11日(金)よりディズニープラスにて独占配信。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フェアリー・ゴッドマザー 2020年12月11日よりディズニー+にて配信@ 2020 Disney
2020年12月03日劇団四季の看板俳優として『ジーザス・クライスト=スーパースター』『オペラ座の怪人』などに主演後、1996年に退団してからも『レ・ミゼラブル』『エリザベート』『ダンス オブ ヴァンパイア』など、数々の大作ミュージカルで圧倒的な歌声を轟かせ続けている山口祐一郎。空前のミュージカルブームが訪れ、“プリンス”花盛りの昨今の日本演劇界にあって、“帝王”と称される唯一無二の大スターだ。フットワーク軽くSNSやトーク番組でも活躍する“プリンス”たちとは一線を画す、その神秘的で謎めいた存在感も“帝王”たる所以のひとつ。だが、製作発表会見や千穐楽カーテンコールなどで披露する挨拶を通じて、人柄も魅力的であることはミュージカルファンなら誰もが知るところだ。そんな山口が9月17日(木)と18日(金)、帝王の“領地”とも言える帝国劇場にて、初の本格的なトークショーとなる『My Story~素敵な仲間たち~』を開催。本人をして、「前代未聞の珍事。今回のコロナなくしては、起こり得なかったイベントである」と言わしめる貴重な機会だ。公演では山田和也の演出のもと、山口がミュージカルで彩られた自身の“Story”を振り返るほか、共にミュージカルを作り上げてきた“素敵な仲間たち”とのクロストークも。ゲストは各回替わりで、まず17日昼公演には『オトコ・フタリ』(シアタークリエ/12月)で山口との共演を控える浦井健治と保坂知寿が、夜公演には『ローマの休日』(帝国劇場/10月)でかつて山口が演じた新聞記者ジョー・ブラッドレー役を引き継ぐ加藤和樹と平方元基が登場。そして18日昼夜には、山口との共演は『モーツァルト!』ただ一作ながら、今も交流が続いているという中川晃教が登場し、13年ぶりの帝劇共演を果たす。山田とのオンライン打ち合わせの過程で、山口の口からはなんと、「MCは必要ない」との衝撃発言が飛び出したとか。気心が知れた仲間同士のミュージカルトークは、果たしてどこに向かうのか――。各回まさに、予測不能の90分となりそうだ。文:町田麻子
2020年09月17日『TENET テネット』が、アメリカで初週末2,000万ドルを売り上げた。クリストファー・ノーランのキャリアにおいては低い数字だが、現在、アメリカでは、6割ほどしか映画館が再オープンしていない。L.A.、ニューヨークなどの主要都市でも再開が許されておらず、普段と比べることは不可能だ。さらに、開いている映画館も、感染予防対策のため、定員を大きく絞っているという事実もある。この後に予定されていた多くの作品が公開を延期していることもあり、通常よりも長い間、劇場でかけられることになりそうである。シネマスコア社による観客の評価は、B。9月4日に公開された中国でも好調で、ノーランの作品としては過去最大の売り上げを達成した。日本公開は9月18日(金)。文=猿渡由紀『TENET テネット』9月18日(金)公開
2020年09月07日ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞したフランソワ・オゾン監督最新作『グレース・オブ・ゴッド告発の時』が7月17日(金)より全国公開。この度、フランソワ・オゾン監督の貴重なインタビュー映像が解禁となった。「実在の関係者にあって映画化の意思を伝えると、最初に出た言葉は『フランス版“スポットライト”』だ」とオゾン監督は語る。「きっかけは偶然だった。男性のもろさを描く作品を描きたい」と思っていた監督は、「題材を探す中でロビー団体のサイトを見つけた。多くの証言の中にアレクサンドル(本作の主人公)のものもあった。カトリック教徒の彼は幼少期に自分に性的虐待し、未だ活動を続ける神父を告発したという。連絡をとって彼に会うと大量の資料を見せてくれた。すぐに事件に引き込まれたよ」と当時をふり返る。現実の出来事に最大限に忠実であろうとしたオゾン監督は、「リアリティを重視して、語り手が変わっていく構成になっている。まずアレクサンドルが沈黙を破り、教会に訴える。フランソワが引き継ぎ、記者会見を開きメディアに訴える。そして3人目が法的手段に訴える。3人の話が次から次へと切り替わることで、連鎖反応が起こり、ドミノ効果が生まれる」と、人々が連携していく姿を描きたかったという意図を明らかにした。最後に、「本作を作った目的は問題提起だ。ある質問で終わることで人々に考えてもらい、物事を変える議論をしてもらいたい。小児異性愛や性的虐待にある沈黙の掟を変えてもらいたい」と本作への強い想いを語り、締めくくったオゾン監督。フランスでは連日テレビやラジオで報道され、誰もが知る「プレナ神父事件」を基にした本作は、公開されるやいなや91万人を動員する大ヒットとなった。オゾン監督は実際にあった事件のあらましだけではなく、その内部に観客を導き、心揺さぶるヒューマンドラマとして魂を吹き込む。最後に映し出された男性たちの瞳の中にある、監督からの鋭い問いかけと深いメッセージを劇場で確かめてほしい。『グレース・オブ・ゴッド告発の時』は7月17日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年07月17日映画『グレース・オブ・ゴッド告発の時』が、2020年7月17日(金)より全国公開される。ヨーロッパを震撼させた事件に基づく衝撃の実話『グレース・オブ・ゴッド告発の時』は、ヨーロッパを震撼させた神父による児童への性的虐待事件「プレナ神父事件」の真相に迫った物語。20年、30年経ってもなお虐待のトラウマに苦しむ男たちが、告発するまでの葛藤に苦しみ、告発したことによる周囲との軋轢という代償を背負いながらも、告発によって確かに生まれた希望を紡ぎ出す様子を、実話を基に繊細に描いていく。2016年1月に捜査が開始された「プレナ神父事件」。ある一人の告発がきっかけで、80人にも上る証言が集まり、プレナ神父は担当する教区を変えながら長年にわたって信者家庭の少年たちに性的暴力を働いていたという驚くべき事実が白日の下にさらされた。2020年3月の一審で、プレナに禁固刑5年が求刑されている。なお、事件の裁判は現在も係争中で、渦中の神父から本作の上映差し止めを訴えられるという、前代未聞の事態へと発展した。監督はフランスの“鬼才”フランソワ・オゾンメガホンをとるのは、フランスの“鬼才”フランソワ・オゾン。自身初となる実話に基づいた本作は、ベルリン国際映画祭において、審査員グランプリにあたる銀熊賞を受賞している。ストーリー妻と子供たちと共にリヨンに住むアレクサンドルは、幼少期に自分を性的虐待したプレナ神父が、いまだ子供たちに聖書を教えていることを知り、家族を守るため過去の出来事の告発を決意する。最初は関りを拒んでいたフランソワ、長年一人で傷を抱えてきたエマニュエルら、同じく被害にあった男たちの輪が徐々に広がっていく。しかし、教会側はプレナの罪を認めつつも、責任は巧みにかわそうとする。アレクサンドルたちは沈黙を破った代償─社会や家族との軋轢とも戦わなければならなかった。果たして、彼らが人生をかけた告発のゆくえは─?詳細『グレース・オブ・ゴッド告発の時』公開日:2020年7月17日(金)監督:フランソワ・オゾン脚本:フランソワ・オゾン出演:メルヴィル・プポー、ドゥニ・メノーシェ、スワン・アルロー、ジョジアーヌ・バラスコ、エレーヌ・ヴァンサン提供:キノフィルムズ配給:キノフィルムズ/東京テアトル G
2020年07月16日カニエ・ウェストがアメリカ独立記念日の4日、今年の大統領選挙に出馬するとツイッターで宣言した。妻のキム・カーダシアンは、カニエのツイートをリツイートし、アメリカの国旗の絵文字を加えて応援の姿勢を見せた。億万長者のイーロン・マスクは「全面的にサポートする!」と表明。コメント欄には「テイラー・スウィフトも速やかに立候補するって宣言しなくちゃ!」とカニエと長年険悪な関係にあるテイラーに出馬を呼びかける声や、「彼の周りにいる人は、どうか助けてあげて」と本気でカニエのメンタルヘルスを心配する声、「カニエに投票する」と投票を誓う声などさまざまなコメントが寄せられている。カニエはこれまで何度も「大統領選に出馬する」という意向をメディアに示してきたが、昨年11月にあるイベントで「2024年に出馬する」と話していた。観客から笑いが起こってしまい、「なに、笑っているの?」とムッとした顔も見せるほど「本気」の様子で、大統領になったら「たくさんの雇用機会を生み出したい」と語っていた。「今年大統領選に出馬する」と宣言するまで、カニエは常にトランプ大統領を支持していることを公にしてきたのだが…。大統領選は11月で残り4か月しかなく、カニエは詳細については明らかにしていない。真相やいかに?(Hiromi Kaku)
2020年07月05日フランソワ・オゾン監督が、フランスでは誰もが知る児童への性暴力事件「プレナ神父事件」を映画化した最新作『グレース・オブ・ゴッド告発の時』。この度、性被害者のひとり、フランソワ役のドゥニ・メノーシェとエマニュエル役のスワン・アルローの貴重なインタビュー映像が公開された。ひとりの勇気ある告発者から端を発した児童への性的虐待事件は、結果的に80人以上もの被害者が名乗りをあげ、プレナ神父が教区を変えながら長年にわたって信者家庭の少年たちに性暴力を働いていたという事実が白日の下にさらされた。この度解禁されたインタビュー特別映像では、本作で描かれた3人の被害者のうちの2人、フランソワ役のドゥニ・メノーシェとエマニュエル役のスワン・アルローが本作への思いを語っている。メノーシェ演じるフランソワは、教会側に宣戦布告するなど闘志あふれる被害者。オゾン監督はキャスティング理由として「彼のエネルギー、目に見える力強さがフランソワにぴったり」と語る。本作で描かれた性的虐待と信仰について、「聖職者による事件が明るみになった時、別の地域や国でも同じ事例が判明した。真実が語られることを願っている。宗教を重んじる人にとって信仰はとても重要だ。信仰とは世界をよくするもの。問題があるなら議論すべきだ」とあくまで本作の意義は断罪ではなく、問題について議論していくことだという。また、『危険なプロット』に続いてのオゾン監督作への出演に「見事な脚本だった」と賛辞を惜しまない。本作の、声を上げた被害者から次の被害者へとバトンを渡していくような構成には「人から人へ物語が手渡されていく。彼らが何をやりたいのかがよく分かる。事態が変わるかはわからないが、議論の場には上がるだろう」と希望を込めて語っている。続いてオゾン監督が、『ブラッディ・ミルク』を観て「感性の豊かさと脆さがぴったりだと思った」と配役理由を語るスワン・アルローは、肉体的にも精神的にも虐待のダメージを深く負ったエマニュエルを演じている。役柄について「自分が演じる(実在の)人物には会わなかった。会えば真似をしたくなる。“脚本を元に演じてほしい”と、監督は強く願っていた」と、事実の綿密なリサーチの上に執筆した脚本を信じ、劇映画としてイマジネーションの広がりを俳優に託したオゾン監督の思惑を明かした。本作については「(事件について)テレビやラジオで聞くことは単なる情報にすぎない。当事者の人生をよく知ることで、本当の苦しみが見えてくる。その役割を本作が果たすことを願う」と、自身の願いを語った。フランスでは連日テレビやラジオで報道され、誰もが知る「プレナ神父事件」を基にした本作は、公開されるやいなや91万人を動員する大ヒットを記録した。事件のあらましだけではなく、その内部に観客を導き、心揺さぶるヒューマンドラマとして魂を吹き込んだ2人の熱演を劇場で確かめてほしい。『グレース・オブ・ゴッド告発の時』は7月17日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年07月03日フランスを震撼させた神父による児童への性的虐待事件を、フランス映画界のトップにして最先端に立つフランソワ・オゾン監督が描く映画『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』。この度、本作の公開日が7月17日(金)に決定し、メインビジュアルと予告編が到着した。幼少期にプレナ神父に性的虐待をされたアレクサンドル。その神父がいまも子どもたちに教えているという事実を知る…。今回到着した予告編では、性的虐待のトラウマに苦しむ男たちが告発するまでの「葛藤」、社会や家族との軋轢といった告発したことによる「代償」、そしてそれでも告発によって確かに生まれた「希望」の断片が映し出されていく。“人生をかけた告発”の重みが感じられる映像となっている。また、同時に到着したのは、プレナ神父とアレクサンドルが光の中で向き合う、「沈黙は、捨てた。」というコピーが書かれたメインビジュアル。また、何者かを見上げている少年の姿も捉えられている。『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』は7月17日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年05月25日『キャッツ』『オペラ座の怪人』『ジーザス・クライスト・スーパースター』などの大ヒットミュージカルの作曲家として知られるアンドリュー・ロイド・ウェバー(@OfficialALW)氏がTwitterの公式アカウントでピアノ演奏の動画を配信し、世界中で話題になっています。For this Sunday's Singalong, it's the song from Cats that you've all been asking for, Memory - ALW #HomeIsWhereTheMusicIs #HomeHappy pic.twitter.com/g41pINckSt — Andrew Lloyd Webber (@OfficialALW) April 12, 2020 演奏している曲は、ブロードウェイミュージカル『キャッツ』の『メモリー』。ミュージカルに詳しくない人でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。この曲を、作曲したアンドリュー・ロイド・ウェバー氏自らがロックダウン(都市封鎖)中のイギリス・ロンドンの自宅で演奏してています。ミュージカルの作曲家自身が演奏するところを見られるなんて「滅多にないこと!」と、この動画にはたくさんのコメントが投稿されました。・夢が叶いました!この曲を作った人の手による『メモリー』を聴けるなんて。感謝しかありません。・この困難な時期に、世界中の人々に幸せな瞬間を届けてくれてありがとう。また、コメントだけでなく、たくさんの歌手や演奏家がアンドリュー・ロイド・ウェバー氏とのコラボ演奏を披露。その動きは日本にも伝わっています。アンドリュー・ロイド・ウェバー氏が動画をアップしたきっかけは、2020年3月19日のツイートでした。With us all spending a bit more time at home, which ALW musical number would you like to see Andrew play? - #TeamALW pic.twitter.com/OcIuE27hk9 — Andrew Lloyd Webber (@OfficialALW) March 18, 2020 「私の演奏で聞いてみたいミュージカルナンバーは何ですか?」新型コロナウイルス感染症の感染拡大が深刻さを増すロックダウン直前のイギリス・ロンドンの自宅から、自身が手掛けたミュージカルナンバーのリクエストを募ったのです。この素晴らしい企画に、世界中のミュージカルファンがリクエストを寄せました。次の日、アンドリュー・ロイド・ウェバー氏は「この小さなトライアウトにこんなに反応してくれるとは思いもしませんでした」と、最初の一曲『All I Ask Of You』(オペラ座の怪人)の演奏を投稿。以来、たくさんのリクエストに応える形で次々と彼のミュージカルナンバーをピアノ演奏してくれています。ぜひ一度、アンドリュー・ロイド・ウェバー氏のツイートを覗いてみてください。『メモリー』のほかにも名曲の演奏が聴けますよ。[文・構成/grape編集部]
2020年04月30日大人気洗顔デバイスがアメリカから上陸美容機器メーカー・ヤーマン株式会社は、アメリカで話題沸騰中の洗顔デバイス「PMD Clean(ピーエムディー クリーン)」シリーズを、2020年4月20日(月)、日本総代理店として全国の取り扱いサロンで発売する。日本初上陸だ。音波振動で汚れスッキリ「PMD Clean」は、毎分7,000回ほどの音波振動で肌の汚れをスッキリ洗い上げ、さらに「音波リフトモード」搭載で肌を優しくリフトアップする高機能洗顔デバイスだ。ブラシヘッドで円を描くように動かすだけで、毛穴の奥に残った汚れや古い角質なども音波の力で優しくオフ。こすり洗いによる摩擦を防ぎ、肌を傷つけずに洗顔できる。直接肌にあたるブラシ部分は防臭&抗菌のシリコーン素材を採用しているので、衛生面でも安心だ。選べる3タイプ「PMD Clean」シリーズは、ベーシックタイプの「PMD Clean」(税抜15,000円)、基本モードに42度の温熱保湿ケアが加わった「PMD Clean Pro」(税抜20,000円)、さらに背面にローズクォーツを使用し内側からの美しさを引き出す「PMD Clean Pro Plus」(税抜25,00円)から選ぶことができる。(画像は「PMD Clean」公式サイトより)【参考】※ヤーマン株式会社のプレスリリース※「PMD Clean」公式サイト
2020年03月31日ABBAのベニー・アンダーソンとビョルン・ウルヴァースが作曲し、『エビータ』『ジーザス・クライスト=スーパースター』のティム・ライスが原案と作詞を手がけたミュージカル『CHESS』。コンセプトアルバムからスタートし、楽曲がヒットしたのちに舞台化された経緯を持つこともあり、何よりも音楽がよく知られる作品だ。名曲かつ難曲揃いのこの音楽には、過去にさまざまな名優たちが挑んできているが、このたび日本で開幕するニック・ウィンストン演出版に出演するのも、じつに豪華な俳優陣。本日1月25日から28日(火)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールで、2月1日(土)から9日(日)まで東京国際フォーラム ホールCで、日英の精鋭キャストが夢の共演を果たす。まずは、『オペラ座の怪人』『レ・ミゼラブル』というミュージカル界の双璧にともに主演した経験を持ち、度重なる来日によって日本にも多くのファンを持つラミン・カリムルー。そして、映画版『レ・ミゼラブル』でエポニーヌ役を演じて一躍世界中の注目を集め、2018年には話題のミュージカル『プリティウーマン』でブロードウェイ・デビューも飾ったサマンサ・バークス。さらには、ロンドンミュージカル界の新星ルーク・ウォルシュに、昨年の『レ・ミゼラブル』日本公演で主役の座を射止めた佐藤隆紀! 彼らが日本人アンサンブルとともに英語で演じるというチャレンジングな企画だけに、どんな舞台になるかは開幕するまで想像がつかないが、素晴らしい歌声を満喫できることは間違いないだろう。文:町田麻子
2020年01月25日アメリカ時間10月25日(日本時間10月26日)にリリースされたカニエ・ウェストの最新アルバムに合わせて公開された、同タイトルのドキュメンタリー映画『ジーザス・イズ・キング』。全米や各国のIMAXシアターでの大ヒットを受け、この度、日本でも12月6日(金)より3日間、グランドシネマサンシャイン(池袋)にて限定公開されることが決定した。本作は、アリゾナ州北部の都市・フラッグスタッフのペインテッド砂漠にある、アーティストのジェームズ・タレルによる大規模アート・インスタレーション「ローデン・クレーター」にて行なわれたカニエの人気ゴスペル・イベント「サンデーサービス」(日曜礼拝)のパフォーマンスを、今夏に収録したもの。「ローデン・クレーター」とは、死火山の噴火口とその周囲を天文台につくり変える壮大なプロジェクトで、1972年から天文学者や建築家らとともに制作を開始。半世紀近く経った現在でも未だ完成しておらず、ジェームズ・タレルのライフワーク・プロジェクトとなっている。アートや建築に深い造詣を持つカニエは、昨年12月にこの「ローデン・クレーター」を訪れており、今年1月には「ローデン・クレーター」プロジェクトへ1000万ドル(約10億8600万円)もの巨額の寄付を行なっていた。本作『ジーザス・イズ・キング』が「ローデン・クレーター」の内部を撮影した世界初公開の映像となり、音楽ファンだけではなく、アート業界からも高い関心が集まっている。また、カニエ自身が所有するワイオミング州のコーディにある牧場でも撮影された。本作は北米350館以上のIMAXシアターと、世界125館以上のIMAXシアターで10月25日にプレミア公開され、大ヒットを記録。最新アルバム「ジーザス・イズ・キング」の収録曲のほか、カニエによってアレンジされた伝統的なゴスペル13曲をサンデーサービス聖歌隊が演奏。IMAX限定で公開される本作は、IMAXの臨場感溢れるサウンドと鮮明な映像により、唯一無二な体験をすることができる。監督は、以前からカニエのミュージックビデオを手掛けてきた、世界的に有名なイギリス人フォトグラファーのニック・ナイトが務める。今回解禁された特報では、最新アルバム収録曲「Selah」に乗せ、本作のオープニングにもなっている「ローデン・クレーター」の空撮映像からスタート。そして、「ローデン・クレーター」内部やゴスペル聖歌隊の映像がたたみ掛ける。また、メイキング映像には「自分は伝道師でゴスペルを広めることが使命」と語るカニエのナレーションや、撮影方法について語るジェームズ・タレル、歌唱するゴスペル聖歌隊をニック・ナイトとともに自ら撮影しスタジオでMA作業をするカニエの姿のほか、マルコによる福音書からの言葉などがインサートされている。『ジーザス・イズ・キング』は12月6日(金)~12月8日(日)、グランドシネマサンシャインにて3日間限定公開(上映回:連日19時40分の回)(text:cinemacafe.net)
2019年11月29日27日、モデル・俳優の台湾系カナダ人、ゴッドフリー・ガオが35歳という若さで亡くなった。中国でスポーツ関連のリアリティー番組「Chase Me」の撮影中、走っていたときに心臓発作を起こしたという。代理人によると「救命処置を3時間行ったが、彼はこの世を去った」とのこと。193センチの長身と「世界で最もハンサムな顔」ランキングの常連になるほどのゴッドフリーは、2004年にモデルとして活動を開始。2011年には「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」の顔を務めるなど、大活躍していた。俳優としても中国語圏のテレビ・映画に多数出演し、英語圏の映画では2013年に『シャドウハンター』でマグナス役を演じた。『シャドウハンター』で主演を務めたリリー・コリンズは、インスタグラムのストーリーにゴッドフリーとの場面写真を投稿し、「亡くなるには早すぎる。本当に悲しい」とコメント。同作の原作者カサンドラ・クレアも「訃報を聞いて本当に残念に思う。ゴッドフリーは最高にナイスな人だった。親切で思いやりがあって、撮影現場ではいつもみんなにプレゼントを持ってきてくれた」とツイッターで撮影当時をふり返り、ゴッドフリーの人柄について触れて追悼した。ドラマ版「シャドウハンター」でマグナス役を演じたハリー・シャム・Jr.は、ゴッドフリーとの2ショットをインスタグラムに掲載し、「ショックで悲しみに暮れている」と心境をつづり、「彼はアジア人コミュニティの中でパイオニアだった」として称え、追悼した。(Hiromi Kaku)
2019年11月28日1日講座『ゴッドハンド髙橋ミカが教える ヘッド&小顔マッサージ』開催概要2019年9月15日(日)、NHK文化センター浜松教室において、『ゴッドハンド髙橋ミカが教える ヘッド&小顔マッサージ』が開催される。カリスマエステティシャンの高橋ミカが、1人1人の顔に触れながら、血流がアップし、小顔効果が期待できるマッサージを伝授する。開催時間は10:30から12:00まで。受講料はNHKカルチャーの会員が6,500円(税込み)、一般が7,000円(税込み)。持ち物は卓上鏡と筆記用具の2点。申し込みはNHKカルチャーのウェブサイトにて受け付けている。問い合わせはNHK文化センター浜松教室(053-451-1515)まで。著名人や芸能人からの信頼も厚い 髙橋ミカ髙橋ミカは大手エステティックサロンで経験を積んだ後、2004年9月にエステティックサロン『ミッシィボーテ』をオープン。ゴッドハンドと評され、多くの著名人や芸能人からも支持を集める。雑誌、テレビなど活躍の幅は広い。Instagramのフォロワー数は24,000人以上。著書には『4STEP毒素排出マッサージ』、『髙橋ミカの美人の掟』、『DVDde毒出しセルフマッサージ』などがある。(画像は髙橋ミカ オフィシャルブログより)【参考】※NHKカルチャー※髙橋ミカ オフィシャルブログ※髙橋ミカ Instagram
2019年08月02日アメリカ・ミシガン州にお住まいのママさん。日本人ママ友との出会いは意外と多いものの、別れも多いようです。それでも人付き合いに積極的になれたというアメリカ在住ママの体験談です。 現在日本人の夫と1歳7カ月の娘とともに、アメリカのミシガン州に永住者として住んでいます。こちらには多くの日本人家族が住んでおり、さまざまな境遇の下でアメリカ生活を送っています。私が子どもを持つようになってから体験した、ママ友との出会いと別れの様子をお伝えします。 ※コロナ禍前の体験談です。 いろいろな境遇の日本人ママとの出会い私たち家族は永住者としてアメリカに住んでいます。しかし、こちらの土地で出会う日本人ママ友のほとんどは短期間での滞在者。主に旦那さんが企業からの駐在員か、大学で学ばれている方です。数は少ないですが、国際結婚されてアメリカに来られたママさんや、旦那さんが大学で就業されている永住者のママさんにも出会うことがあります。 子どもを遊ばせながら日本人ママさんを見掛けると、話しかけたいな!と思ってしまいます。みなさん子どもを通じて、気さくに交流されているようです。 十人十色な境遇、そして感じるその格差!いろいろな境遇で生活されている方が多いので、生活レベルもさまざまです。日本の有名企業から来られている方は手厚い生活サポートがあり、お子さんが託児所や保育園に行っている間に英会話や趣味の教室を楽しむことができるようです。また、おむつなどの必需品の購入補助費などもあるようで、うらやましいな、と格差を感じ嫉妬することも。 しかし、慣れない海外勤務をされる旦那さんやそこで新たに生活するお子さんをサポートするという、ママとしての大変な側面もあるようです。 いつか来る別れ、うれしい新たな出会い通常は駐在任期を終えると、多くの日本人家族は帰国します。「実は、来年帰国するんです」と仲良くなったときには帰国間近で、数カ月後には切ない別れになってしまうことも。別れを考えると寂しいですが、同じ年頃のお子さんを持つ見知らぬ日本人ママさんを見掛けると、「ママ友になれるかもしれない」と期待が湧いてくるのです。 アメリカで子育てをしながら、本当にたくさんのママ友との別れを経験しましたが、同時に積極的に人と関わっていこうという気持ちも持てるようになりました。 日本人ママさんが多い土地なので出会いはありますが、短い期間の滞在の方が多く、出会いと別れの繰り返しでした。うれしくもあり、寂しくもありですが、新たな出会いによって積極的な人との関わりができるようになりました。著者:岡みちこアメリカ中西部の小さな町で日本人の夫と1歳の娘の3人暮らし。アメリカの子育て事情や、自身の妊娠・出産・子育てに関する体験談について執筆中。
2019年07月07日第8回オーストラリア・アカデミー賞にて作品賞を含む9部門にノミネートされるなど高い評価を得た、人気俳優サイモン・ベイカー初監督の青春サーフィン映画『ブレス あの波の向こうへ』。この度、『コードネーム U.N.C.L.E.』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の超絶美形女優エリザベス・デビッキが演じる妖艶なシーンと、彼女のインタビュー映像が解禁となった。TVドラマ「メンタリスト」で知られ、第61回エミー賞主演男優賞にノミネートされたオーストラリア出身のサイモン・ベイカーが、原作に惚れ込み、初監督・製作・脚本、そして出演も務めた渾身の一作。初めてサーフィンの楽しさを知り、まるで世界が広くなったような感覚になった少年たち。そこに生まれる少年期特有の仲間意識やライバル心。息苦しいほど愚直に“生きること”への葛藤を描く、新たな青春映画として話題を集めている。本作で異様なまでの存在感を放つのがエリザベス・デビッキ。彼女は、恵まれたルックスと身長190センチという並外れたスタイルを持ち、2012年に「VOGUE Australia」で表紙モデルに抜擢され話題を集めた。女優としては『華麗なるギャツビー』でハリウッドデビューを果たし、オーストラリア映画協会賞助演女優賞を受賞するなど演技力が評価され、『コードネームU.N.C.L.E.』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』、TVシリーズ「ナイト・マネジャー」などの話題作に相次いで出演。先日発表されたクリストファー・ノーラン監督の最新作『Tenet』(原題)ではロバート・パティンソンらと共に出演する。70年代のオーストラリアの田舎を舞台にした本作でデビッキは、当時の女性ミュージシャンをイメージし、腰まで伸びるウェーブがかった輝かしい金髪姿を披露。Tシャツにジーンズというラフな格好ながらも、長い手足に透き通るほどの白い肌が目を引く、うつろげな表情が魅惑的な人妻イーヴァを演じた。この度解禁となった本編映像は、イーヴァが雨に濡れた少年パイクレットを家に引き入れ、服を脱がすシーンから始まる。彼女は、半裸の少年の胸に手を置くやいなや、おもむろにその場を離れ、レコードをかけ、寝室へ向かう。部屋中に鳴り響くのは、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』でも使用されたフリートウッド・マックの「ザ・チェイン」。そのリズミカルなドラム音と、少年の胸の高鳴りが重なり、サーフィンとはまた別の、新たなる刺激的な道へ踏み入れていく緊張感がいっそう際立っている。デビッキは、夫サンドー(サイモン・ベイカー)がいる身でありながら、まだ幼さの残る少年との関係を持つイーヴァについて、「女性解放運動が盛んになった当時の時代背景を、彼女も強く体現している。独自の生き方を貫く、ルールに縛られない反逆児だ」と述べている。同時に解禁されたインタビュー映像では、「大きな苦悩と不満を抱え、もがく姿は、自身の経験にも通じる点が多くあった」とその役柄の魅力を語る。その過去には何があったのか…。美しく、壮大なオーストラリアの海辺で描かれる物語は、まるで波の様に、時に静かに、時に激しく心動かすはずだ。『ブレス あの波の向こうへ』は7月27日(土)より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ブレス あの波の向こうへ 2019年7月27日より新宿シネマカリテほか全国にて順次公開© 2017 Screen Australia, Screenwest and Breath Productions Pty Ltd
2019年07月04日昨年7月に亡くなった劇団四季の創立者で演出家・浅利慶太氏の追悼公演として、劇団四季『ジーザス・クライスト=スーパースター』(エルサレム・バージョン)の名古屋公演が6月12日(水)に開幕を迎えた。公演に先駆け11日には、公開舞台稽古が行われた。本作は1976年に初演となった、“浅利演出”を代表する作品の一つ。イエス・キリストが十字架にかけられるまでの最後の七日間を描いた物語。劇場のロビーには、過去の公演で指導する浅利氏の写真パネルが飾られていた。客席に入ると、土ぼこり舞うイスラエルの荒野を表現した、急傾斜の舞台が待ち構える。人々から「神の子」「救い主」と崇められたキリストの孤独、彼を深く愛するマグダラのマリア、そして仲間による裏切り…。それぞれの心の叫びを鮮烈なロックミュージックで綴る105分ノンストップの舞台は、まさに圧巻の一言。急傾斜の舞台を用いた迫力ある演出や、十字架にかけられるシーンの芸術性の高さにも必見だ。“浅利演出”が息づくエネルギーあふれる舞台を、ぜひ劇場で。■劇団四季『ジーザス・クライスト=スーパースター』エルサレム・バージョン 名古屋公演日時:7月7日(日) まで上演中会場:名古屋四季劇場 (愛知県)チケット料金:S1席-10800円/S2席-10800円/A1席-8640円/A2席-8640円/B席-6480円/C席-3240円※公演当日3歳以上はチケット必要(膝上観劇不可)。2歳以下は入場不可。
2019年06月13日ディプトリクス(Diptrics)のスペシャルVIPセールが、2021年11月26日(金)と27日(土)に、東京・南青山にて開催される。ブレスやマリアーノなど人気ブランド商品が60~70%オフディプトリクスの毎シーズン恒例のセールイベントが2021年秋冬シーズンも開始。会場では、日本未入荷アイテムなどのレアピースを含むアイテムを60から70%オフで販売する。取扱ブランドは、ブレス(BLESS)、マリアーノ(MAGLIANO)、テルファー(TELFAR)など、メンズ・ウィメンズブランド共に取り揃える。是非会場に足を運んで、お気に入りのアイテムを探し出してみてはいかがだろう。詳細【詳細】ディプトリクス スペシャルセール日時:2021年11月26日(金) 12:00~19:00、27日(土) 12:00~18:00場所:カワマタビルディング 2階住所:東京都港区南青山3-14-15取扱ブランド:アトリエ ソヴェン(ATELIER SOVEN)、ブレス(BLESS)、キャン ペプレイ(CAN PEP REY)、チャンピオン ティアーズ(CHAMPION TEARS)、マリアーノ(MAGLIANO)、エデン パワー コープ(EDEN POWER CORP)、ロア(ROA)、テルファー(TELFAR)など※開催内容や時間に変更が生じる可能性があるため、事前に公式インスタグラムの確認を推奨。※サンプル品につき、返品交換および修理対応は不可。※駐車場の用意はなし。【問い合わせ先】ディプトリクスTEL:03-5464-8736(本社/代表)
2019年04月19日3週間のお休みください人生で初めてアメリカ大使館を訪問し、面接を受けた私。アメリカ国務省が主催するIVLPなる研修プログラムなど、「どうせ通ることないや」と思っていたら、3週間後にまさかの「小野さんに決定しました」の連絡がありました。この頃、アメリカはオバマ政権で、LGBTが政策トピックだったこともあり、後押しされたのでしょう。さぁ、ここからが大変です。なにしろ、私は会社勤めのサラリーマン。世間的には働くシングルマザーというステータス。3週間も仕事を休むなど、普通はありえません。会社が了承してくれなければ、アメリカには行けません。当時勤めていた会社には、麻ちゃんとの結婚式の前にバレて(いや、自爆して#25 手さぐりのウエディング その2)いたので、カミングアウトは必要ないものの、いきなり「仕事を3週間も休ませてください」と言うのは、なかなか勇気が必要です。たまたま、昼休みに一緒になった上司に、切り出しました。「あのー、すいません。今度3週間ほど、仕事を休ませてもらえたらなー、と思ってるんですけど……」「は?どうかしたの?なに?病気かなにか?」「いや、全然元気なんですけど。どうやら、アメリカにLGBTのことについて勉強に行かせてもらえることになりそうで」「アメリカ!?なんだそりゃ?何しに行くんだ?っていうか、それは会社を辞めて留学するってことか?」「いや、そうでもなくて、ですね。えー。なんかですね、アメリカの国務省主催の研修に、推薦してもらっていたみたいで、実はこのあいだ、お休みいただいた時に、アメリカ大使館に面接を受けに行ってきたんですよ。そしたら、なんか通っちゃったみたいで」上司の目がまん丸になっています。無理もありません。私も上司も超庶民。近所のコンビニに、昼ごはんを買いに行こうとしている道すがら。海外なんて縁のない私たちには “国務省” も “アメリカ大使館” もパワーワード過ぎます。しばしの沈黙の後、上司が言いました。「お前……、なに言ってんの?」上司も驚いたと思うのですが、私の方がもっと驚いているわけで “人生、こんなびっくり体験があるもんだ” と思いつつ、上司にこうして話して、ようやく “あぁ、これ現実なんだ” と実感が少しずつ湧いてきました。そして、ありがたいことに「こんなこと一生に1回あるかないかだ、行ってきな!」と、上司や同僚たちは、私を送り出してくれたのです。それから出発までの半年は、大使館に呼び出されて説明を受けたり、訪問したいNPOや企業について調べたり、読んでみたい本のリストを作ったりとバタバタ。子どもが生まれてからこのかた、家を2日続けて空けたことがない私が、3週間も家を空ける。そのことに、私はとても緊張したのですが、オトコマエの麻ちゃんは「任せとけ!」と余裕の様子。小学校の高学年になっていた子どもたちも、「わー、アメリカ!お土産買ってきて!」と無邪気なもので、私は胸をなでおろしたのでした。とうとうアメリカへ旅立つ日がやってきました。旅の仲間は、2人の元国会議員と、日本のLGBT界を牽引するNPOの代表で、一流企業で働くエリートゲイ男性。そんな錚々たる方々に混じって、こんなおばちゃんが参加していることに、我ながら “なんで?” と思いましたが、ココは腹を決めるしかありません。離婚以来、期限が切れたままだったパスポートを更新し、真新しいスーツケースに荷物を詰めて、生まれて初めての3週間の研修の旅に、さぁ出発です。I have a dream!最初に着いたのは、ワシントンD.C.。折しも、キング牧師の「I have a dream」のスピーチが、ここワシントンD.C.で行われてから、ちょうど50年のタイミングで、街のあちこちで祭典の準備が進んでいました。思えば、50年前の黒人の権利が、今のようなものではなかったことと、LGBTのそれが重なります。英語の教科書で読んだスピーチから、まだわずか50年しか経っていないことに驚きつつ、まずは座学をみっちり受け、翌日の朝早くから視察が始まりました。視察1日目に訪れたのは、さまざまなLGBTキャンペーンを行っている有名なNPO。案内されたオフィスには、若い人が多く、活気に溢れていました。今でも日本では、LGBTをテーマにした大きなNPOはありません。私がアメリカに行った2013年当時、日本でLGBTに関わる仕事をしているのは、よほどの覚悟と志がある人のみ。それも、輝かしいキャリアをなげうって挑んでいるケースしか見たことがありませんでした。それがこのNPOでは、多くの当事者が自分のセクシャリティを隠さず、それどころか、それを生かして堂々と働いていました。私はもう、ただただ驚くばかりでした。「当事者以外のスタッフはいますか?」という私たちからの質問に、それまで控えめにしていた女性スタッフが、「このNPOには、さまざまな立場の人が働いています。私の場合は、私の母が結婚後に、自分がレズビアンだと気づいて、レズビアンとして生きるようになったんです。そんな母を応援したくて、このNPOに入りました」と言うのです。キレイな金髪を揺らしながら話してくれた彼女に、私は衝撃を受けました。「子どもが、親のセクシャリティを応援する?」「しかも、そのためにLGBTのNPOで働いている!?」そんな話、日本で聞いたこともありません。まだまだ日本では、「LGBTの人が子育てなんかしたら、子どもに悪い影響があるんじゃないの?」なんて心配をされていましたから、この目の前の若い女性の明るくて堂々とした姿に、心底驚いたのです。同時に、日本で子育てをしているLGBTファミリーの仲間の顔が、頭に浮かびました。彼女がLGBTの親について話す、こんな様子を伝えたら、どれだけ励まされるだろう。国が違っても、こんな風に明るくまっすぐに、親のことを応援したいと言う子どもがいることを、仲間に伝えたいと思いました。彼女に、自分も離婚をして、同性のパートナーと子育てをしていること。3人の子どもたちのことを話し、「仲間に、あなたのことを伝えたい」と拙い英語で必死に伝えたところ、メッセージ動画を撮らせてくれました。「セクシャリティがどうであるか?よりも、家族が愛し合い、思いやりを持ち合うことが大切」というメッセージを、生き生きと話してくれる彼女を見て、心が震えました。それは長い間、心の中で密かに、だけど熱烈に、望んでいた言葉でした。そんなメッセージを笑顔で話してくれる “LGBTファミリーの子ども” が、急に目の前に現れたのです。想像できないことにイメージを与えるその後も、衝撃は続きました。視察3日目には、どうしても行きたいとリクエストしていた、全米でも有名なLGBTファミリーのNPOへ。当時はボストンとワシントンD.C.に事務所を持ち、300万人のLGBTファミリーが参加しているNPOです。300万人ですよ。ものすごい数です。折しも、このNPOでは18回目となる「Family week」なるLGBTファミリーの一大イベントの準備をしている真っ最中。ビーチでのファミリー・ピクニックやキャンプ・ファイアー、親のためのテーマ・セッションなど、さまざまなイベントを1週間泊まりがけで体験できると聞き、ただただ圧倒されるばかりでした。ちょうどこの年のゴールデン・ウィークに、「にじいろかぞく」ではLGBTファミリーのピクニックを開催していました。青空の下で、さまざまなLGBTファミリーが語り合う様子を見て泣きそうになっていたのですが、自分たちのやっていることが、まだまだ本当にささやかであることを思い知らされました。ニューヨークでは、ニューヨーク州上院議員を務めるゲイの方のオフィスにお邪魔し、映画監督の夫と一緒に、2歳になる愛娘を育てている話を聞きました。また、乗り合わせた飛行機のキャビンアテンダントの男性からは、「今週、パートナーの男性と、養子を取る手続きに行くんだ」なんて話を聞かせてもらったりしました。研修では、都会だけでなく保守的な田舎にも行きます。オハイオでは、自分の連れ子2人と、同性パートナーの連れ子2人を育てているレズビアン・ファミリーに会いました。最も保守的だったオクラホマ州では、まだまだ根強くLGBTへの差別が残っているようでしたが、一方で地域に根付いたLGBTセンター(LGBTに関する情報センター)がありました。私がとても感動したのは、そのセンターにキッズルームがあったことです。カラフルな色のおもちゃや絵本が並ぶ部屋から、日常をともにする家族としてのLGBTの姿を感じることができたからです。怒涛のように過ぎていった3週間の研修。ワシントンD.C.からはじまって、ボルチモア、ニューヨーク、オハイオ、オクラホマ、最後はポートランド。おまけに数日、元議員の方と2人でサンフランシスコに立ち寄ることもできました。もちろんいい話ばかりではありません。アメリカのLGBTをめぐる課題なども、たくさん見聞きしてきました(このことについては、機会を見つけてお話ししたいと思います)。でも、これまで見たこともなかったLGBTファミリーのロールモデルを、現実に、目の当たりにさせてもらったことは貴重な経験でした。これまで“見たこともないから、想像できない”と思っていたことに、イメージが持てるようになったのです。日本の、それも狭い範囲でしか生活してこなかった私にとって、この旅はまさに人生のターニングポイント。“これでもか!” というほどの情報をもらい、私のテンションはメーターを振り切っていました。帰国してすぐに、子どもを産んだばかりのレズビアンの友人の家に押しかけ、アメリカで見聞きしたことを語りました。「にじいろかぞく」のメンバーも集まって、レズビアン・ファミリーに育てられた娘さんのメッセージビデオを見て、みんな半泣きになりながら、大いに盛り上がりました。「にじいろかぞく」には多くの仲間が集うようになっていましたが、その一方でボランティアを強要するようなことは避けたいと、私は積極的に“会”として組織化しようとしていませんでした。でも、この日のメッセージビデオが、気持ちを後押ししてくれました。「いつか、自分たちみたいな家族で育った子どもたちが“親のセクシャリティなんて、なんでもないことだ”って言ってくれたらいいよね」。頷きあう私たちに、一人が言いました。「私たちはさ、みんな『にじいろかぞく』の、もう一員だと思ってるからさ!」こうして「にじいろかぞく」は、さらに一歩前へ進むことになるのです。(つづく)Composition:Yoshiyuki Shimazu
2019年03月02日原作・演出を西田大輔、脚色を家城啓之(マンボウやしろ)が手掛け、板倉俊之(インパルス)らが出演する舞台「ジーザス・クライスト・レディオスター」が12月12日(水)に開幕する。その公開舞台稽古に潜入した。【チケット情報はこちら】本作は2004年に初演され、これまで4度の再演を行ってきた人気作。今回は家城が脚色し、西田が演出する、新たなカタチで上演される。物語の舞台はラジオ局。10代を中心に絶大な支持を集めるカリスマDJ・ジーザス(板倉)の生放送特番で、ジーザスが現れないというハプニングが起きる。そこで、ディレクター(染谷俊之)や構成作家(八木将康)、新米AD(中島早貴)らに加え、なぜか演歌歌手(大地洋輔)やSM嬢(肘井美佳)を巻き込んで番組を放送するが――というシチュエーションコメディー。この日は数シーンを披露。まずは冒頭、DJ・ジーザスが電話相談のリハーサルをしているシーンだ。これは「カリスマ」と呼ばれるジーザスだが、実は電話の受けこたえが適当だということがわかる場面。ジーザス役の板倉と電話の相手である新米AD役の中島のやり取りはつかみどころがなく、稽古場も爆笑に。適当すぎてかみ合わない会話のオンパレードだが、それがひたすら笑えるのは板倉の手腕も大きい。通し後は、西田からは「あのくだりがすごく面白かったから、もっとやろう」というリクエストも。最初から濃いシーンになりそうだ。次に披露されたのは、本番を目前にスタッフとゲストが打ち合わせをするシーン。染谷、八木、中島、安川純平、宮平安春、小野寺ずる、辻本耕志が登場したが、とにかくそれぞれキャラが濃い。宮平の占い師ぶりは激しく、小野寺は口を開くとDJジーザス愛が尋常じゃない、辻本はごみの分別で怒り狂い、安川は極端にオドオドしている。次のシーンでも、SM嬢役の肘井はムチを振り回し、染谷演じるディレクターはそのSM嬢となぜか張り合うなど、もはやカオスなのだが、ストーリーはしっかりと展開していくので観ていて迷子になることはない。また、演歌歌手・氷川金次郎役の大地がひとりで芝居する時間も。演歌の語り口調で延々と独り言を言っている、その内容はアドリブなのか、共演者たちも爆笑となっていた。さらに、そこに飛び込んでくる安川と大地の対決(?)も注目。大地が芸人ならではの懐で、安川の新しい面を引き出していた。キャストそれぞれの新たな一面が見えそうな本作。ぜひ劇場で大笑いしてほしい。公演は12月12日(水)から24日(月・祝)まで東京・紀伊国屋ホールにて。取材・文:中川實穗
2018年12月07日高橋ミカが教えるフェイシャルセルフマッサージ2018年10月27日(土)、NHK文化センター松本教室において、『ゴッドハンド高橋ミカが教えるフェイシャルセルフマッサージ』が開催される。カリスマエステティシャンの高橋ミカが、参加者一人一人の顔を見ながらセルフマッサージのコツを指導。クレンジング、洗顔、マッサージの基礎を分かりやすく解説する。自宅で簡単にできるフェイシャルマッサージをマスターして、スッキリ小顔を目指してみてはいかがだろうか。開催時間は13:30から15:00まで。受講料は会員が6,400円(税込み)、一般が7,000円(税込み)。NHKカルチャーのウェブサイトにて申し込みを受け付けている。問い合わせは、NHK文化センター松本教室(電話番号:0263-35-0220)まで。高橋ミカのプロフィール高橋ミカは大手エステサロンで経験を積んだ後に独立。2004年9月に「ミッシィボーテ」をオープンさせる。高い技術と確かな知識が多くの芸能人や著名人から支持され、ゴッドハンドと評される。著書には、「高橋ミカの日めくりリンパマッサージ」、「高橋ミカ流 毒だしスリムマッサージ」、「高橋ミカの美人の掟」などがある。Instagramのフォロワー数は23,000人を超える。(画像はNHKカルチャーより)【参考】※NHKカルチャー※高橋ミカ Instagram※ミッシィボーテ
2018年09月17日“世界一幸せ”に生きた全身マヒの英国人男性とその家族の感動の実話を描く映画『ブレス しあわせの呼吸』。この度、発症以来ずっとベッドで過ごしてきた彼にとっての大きな一歩となる、重要なシーンを収めた本編映像がシネマカフェに到着した。本作は、ポリオに感染し全身マヒとなった英国人ロビン・カヴェンディッシュとその妻ダイアナの激動の半生を、その息子である『ブリジット・ジョーンズの日記』や『エリザベス』の製作者ジョナサン・カヴェンディッシュ自ら映画化した作品だ。「余命数か月」を宣告され、一度は絶望へと突き落とされるロビン(アンドリュー・ガーフィールド)。しかし、無償の愛を注ぐ妻ダイアナや友人たちに支えられ、少しずつ笑顔を取り戻し、“人生という名の冒険”に繰り出していく。今回到着したのは、ロビンが外の世界へ飛び出していくきっかけとなる、ユニークな“発明”の瞬間を捉えた本編映像だ。リスクを冒してでも“生きる”ことを選択し、医師の反対を押し切り病院を出て自宅介護に挑むことにしたロビンとダイアナ。ある日、息子のジョナサンの何気ないひとり遊びをベッドから見ていたロビンは、その後の自分を激的に変えていく、画期的なアイディアを思いつく。そして、友人で機械工学教授のテディ・ホール(ヒュー・ボネヴィル)を呼び、元手のかからない資材を集めて作ってもらったのは、なんと人工呼吸器付きの車椅子“カヴェンディッシュ・チェア”だった。愛犬を膝に意気揚々と外に現れたロビンは、その乗り心地に「文句なしだ」と言い、仲間たちに囲まれながら久しぶりの外の世界を満喫。ロビンのアイディアを形にしたテディも、「なぜ誰も作らなかったのか。君は医者じゃないから思いついたんだ」と驚きを隠せない。ロビンはこの後、車椅子を乗せられる自動車の改造に取り組み、さらに行動範囲を広げ、ついには家族で車ごと飛行機に乗り込んでスペインに旅へ。発症以来、ベッドの上だけで過ごしてきたロビンにとって、このアイディア実現はとても大きな一歩。作品が持つ朗らかなテンションが伝わる、素敵なシーンとなっている。本作で念願の長編映画監督デビューを果たしたアンディ・サーキス監督は、「ロビンとダイアナが先駆者であったということに僕は心を動かされた」と言い、「生存の確率がほぼゼロに近かった時代に病院から出る決意をし、人生を作り出し、自分が生き残れるようにテクノロジーを発明し、いつの時にもいつ死んでもおかしくない状況の中で生き続けることを選択したって言うこと自体がすごいことだよ!」とコメントしている。『ブレス しあわせの呼吸』は9月7日(金)より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ブレス しあわせの呼吸 2018年9月7日より角川シネマ有楽町ほか全国にて公開© 2017 Breathe Films Limited, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute. All Rights Reserved
2018年09月08日