『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフ映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が12月16日に公開を迎える。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に続いて本作でも女性を主人公に描いている理由について、ルーカス・フィルムの女社長であるキャスリーン・ケネディが言及した。本作は、女性戦士ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)率いる反乱軍の極秘チーム"ロ―グ・ワン"が、銀河全体を脅かす帝国軍の究極の兵器デス・スターの設計図を奪うという極秘ミッションに挑む姿を描く物語。これまでの『スター・ウォーズ』シリーズでは、ジェダイの騎士ルーク・スカイウォーカーやハン・ソロ、悪役ダース・ベイダーなど男性キャラクターのイメージが強かったが、本作では女性戦士ジンが主人公、また、『フォースの覚醒』でも女性のレイが主人公となった。キャスリーン・ケネディは、ようやく女性が活躍する時代になったと言及。「女性が主人公の作品を映画製作者が作り、観客も見る準備ができている時代になったと思う。それに『スター・ウォーズ』を制作する上で、多くの女性が働いているのよ。女性が主人公になることは時代に合っていると思うわ」と語る。キャスリーンはまた、ジンを主人公にした理由は時代だけではなく『スター・ウォーズ』だからこそ伝えたいメッセージがあると力を込める。「『スター・ウォーズ』の世界には男女問わず、幅広いキャラクターが登場しているの。それは世界中で『スター・ウォーズ』を見てくれている人の多様性を反映しているのよ」と、キャラクターの多様性について明かす。また、本作のメガホンを取ったギャレス・エドワーズ監督も、主人公ジンが女性であることについて「これこそが僕たちが目指すべきことだと思った。本作は『エピソード4』を基にしている。同作ではヒーローが男性だったから、女性のヒーローはどうだろうということになった。まさに正しい選択だと思ったよ」と語っている。(C)2016 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.
2016年11月27日およそ1年前、新たな『スター・ウォーズ』の続編三部作の幕開けとして劇場公開され、文字通り世界中を熱狂的なブームの渦に巻き込んだ大ヒット作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。シリーズのスピンオフとなる最新作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の公開も間近に控える中、11月22日(火)よりファン待望の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒 3Dコレクターズ・エディション』が数量限定で発売される。このたび、その膨大な特典映像の中から、J.J.エイブラムス監督自らがオビ=ワン・ケノービの声の出演について明かす映像が到着した。全米では歴代興収No.1となる1,000億円、全世界でも史上最速で2,000億円を達成した『フォースの覚醒』。これは『スター・ウォーズ』シリーズ史上最高の記録となった。ここ日本でも、国内興収115億円、観客動員数736万人を突破する大成功を収めており、出発点の旧三部作(エピソード4~6)はもちろん、前日譚の新三部作(エピソード1~3)すら劇場で体験していない若い世代にもファン層を広げた。その一番の魅力は、オリジナルの旧三部作に対して最大限のオマージュを捧げつつ、独自の壮大な世界観を作り上げたJ.J.監督の演出、そして、かつての世代と新世代のキャラクターが織り成す奥の深い人間ドラマだろう。砂漠の惑星で家族を待ち続ける孤独なヒロインのレイ、戦闘行為に疑問を抱くストームトルーパーの脱走兵フィン。この2人の運命的な出会いが、暗雲立ち込める銀河共和国の未来をどのように導いていくのか。また、姿を消した最後のジェダイ、ルーク・スカイウォーカーはどこにいるのか。新たな仲間たちによる新たな大冒険が、まさにここから始まるのだ。今回、そんな本作の『3Dコレクターズ・エディション』から解禁となったのは、ブルーレイ2D本編に収録されているJ.J.監督による音声解説の一部。レイがルーク・スカイウォーカーのライトセーバーに触れた瞬間、強烈なフラッシュバックに襲われる、謎に満ちた意味深なシーンだ。J.J.監督は音声解説で、「レイ?お前の第一歩だ」と語りかける声の主が、エピソード1~3の主人公アナキン・スカイウォーカーと、エピソード4~6の主人公ルーク・スカイウォーカーの師として、2人をジェダイの道に導いたオビ=ワン・ケノービだと明かしている!なぜいま、オビ=ワンが本作の主人公レイに語りかけるのだろうか?なお、このフラッシュバックには当初、ルークとダース・ベイダーの戦闘シーンも織り込んでいたと言い、「何度も撮り直した、思い入れの強いシーン」とふり返っている。この他にも、音声解説では監督の熱い『スター・ウォーズ』愛や、さらに作品をもっと深く理解できる内容も収録しているので、往年のファンはもちろん、本作で『スター・ウォーズ』に初めて触れる人も楽しめる内容となっている。パッケージには、ブルーレイ3D本編のほか、J.J.監督の音声解説が入ったブルーレイ2D本編、さらに新たに8本の映像を収録したブルーレイ ボーナス・ディスクと、合計2時間30分を超えるボーナス映像を収録。なお、本作のMovieNEX購入者は、スペシャル・サイト“STAR WARS MovieNEXワールド”にてブルーレイ3D本編(2,000円+税)を購入できる。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒 3Dコレクターズ・エディション』ブルーレイは11月22日(火)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2016年11月18日俳優のエディ・レッドメインが、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から登場している新悪役カイロ・レン役のオーディションを受けていたことを明かした。公開が間近に迫っている『ハリー・ポッター』の新シリーズ『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で主役のニュート・スキャマンダーを演じているエディだが、『スター・ウォーズ』の悪役を演じたかったようだ。カイロ・レン役はアダム・ドライバーが演じているが、エディはそのオーディションの詳細について、「『スター・トレック』みたいなシーンや、『高慢と偏見』みたいなシーンを与えられたんだ。あそこまでトップシークレットな映画だと実際のセリフは渡されないんだよ。だから『高慢と偏見』の1シーンを与えられたわけだけど、でも悪役のオーディションだと言われるんだ。僕みたいなタイプだと、馬鹿げた話し方をそこで始めるわけさ」とUproxx.comに明かした。さらに、「本当に笑っちゃうような状況だったね。(キャスティングディレクターの)ニナ・ゴールドに感謝しなくちゃいけないね。彼女は僕をいろんな映画にキャスティングしてくれているから。彼女がそこにいて、僕は何度も何度も僕なりの(ダース・ベイダーが息をしているような)違うバージョンの声をやったわけさ。それで10回くらいやった後、彼女が『ほかにまだある?』って言うから僕は『ノー』って答えたね」と続けた。結果的にカイロ・レンには選ばれなかったエディだが、新作で幼いころから夢中だったという魔法使いの役を演じられているため、あまり気にしていないようだ。以前のインタビューでエディは「マジシャンが誰かを半分に切るとかトリックのための商品を買うようなダヴェンポーツっていうすごく楽しいお店があったんだ。ポッターの雰囲気を持っていたね」「今回の映画にキャスティングされた時、うちのおばあちゃんは『お前が魔法使いを演じる日がくるとわかっていたよ』って言ってたね。すごく感激していたよ」と話していた。(C)BANG Media International
2016年11月10日世界中で巻き起こった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』旋風。その興奮冷めやらぬなか、いまファンが熱い視線を注いでいるのが“誰も知らないアナザー・ストーリー”を描いた新作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(ギャレス・エドワーズ監督)だ。12月の全世界同時公開を前に、いまだその全貌がベールに包まれたままの本作。“神話”の原点である『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977年製作)の直前を舞台に、個性豊かな“ならず者”たちが結成した精鋭部隊が、帝国軍の最終兵器であるデス・スターの設計図を奪おうと奮闘するストーリーで、すでに解禁された予告編では、あのダース・ベイダーの登場も判明!そこでさらなる情報を入手しようと、本作に出演するディエゴ・ルナを直撃すると、早速驚きのスクープが明らかになった。「すでに予告編を見てくれたと思うけど、主人公のジン・アーソを演じるフェリシティ・ジョーンズが名ゼリフの“May the force be with us”(フォースの共にあらんことを)って言っているよね。実はもう1つ、シリーズ屈指の名ゼリフである“I’ve got a bad feeling about this.”(何だか嫌な予感がする)も映画のなかに登場する」のだとか!あのセリフを誰がどんなシチュエーションで発するか気になるが、「これ以上のことは詳しく話せないんだ。ほら、すぐそばでコワモテの警備員が目を光らせているからね(笑)」というわけで、真相は映画を観てのお楽しみ。ただ、ディエゴの発言からも、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が、『スター・ウォーズ』の伝統と精神を重んじていることが十分伝わってくる。「そのように期待してもらって、間違いないね。この映画は現代的なアプローチに加えて、僕たちが愛して止まない『スター・ウォーズ』の“起源”とも言うべきものに敬意を表し、オマージュという形で讃えている。とりわけ、時代設定も近いから、記念すべき1作目『エピソード4/新たなる希望』へのオマージュはふんだんに盛り込まれている。観れば、思わず『キターッ!!!』って叫びたくなるツボを突いたシーンが随所にあるよ」。そう興奮気味に語るディエゴ本人も、6歳のときに初めて『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に触れて以来、『スター・ウォーズ』の熱烈ファン。子ども心に「あの世界に入り込めたら…」と夢想していたというから、本作への出演オファーを受けた際には「人生が一変するような驚きと興奮を覚えた」という。「同時に、『絶対に誰にも言うな』って念を押されて、どえらい秘密を抱え込んじゃったと焦ったのを覚えているよ(笑)」。クランクイン早々、憧れのダース・ベイダーとも対面したといい、「突然“シューッ、ゴーッ”ってあの息づかいが聞こえてきたから、そりゃもう大興奮。すっかり動揺して、『スタジオ見学に来たファンじゃなくて、俳優として仕事をしに来ているんだから、わきまえろ!』って、自分に言い聞かせたほどだよ。僕にとってはアイドル的存在だから、今回“共演”できて、めちゃくちゃ興奮したよ。あまりの威圧感と存在感に、ちょっと圧倒されかけたけどね」。そんなディエゴが演じるのは反乱軍の司令官にして、主人公ジン・アーソらとともに設計図奪取のミッションに挑むキャシアン・アンドー。直感型で無鉄砲なジンとは対照的に、冷静で理性的な性格のキャラクターだといい、正反対な両者が生み出す人間ドラマも見せ場になりそうだ。また、相棒となるドロイドK-2SOについては「元々は帝国軍のドロイドだったのを、キャシアンが再プログラムしたんだ。諜報活動による情報収集の任務を請け負う情報将校の彼にとって、元帝国軍のドロイドほど役に立つものはない。ただ、再プログラムが完璧じゃなかったせいで、性格面で欠陥が多くてね(笑)。自制が利かず、思ったことをお構いなしに口にしてしまう。キャシアンとのやりとりは、大いに笑えること間違いなしだよ」と語ってくれた。ちなみに『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』では、デス・スターの設計図を手に入れる過程で「多くの犠牲が払われた」ことがセリフで説明されている。ということは、ローグ・ワンの面々にも悲劇が訪れるということ?「いやいや、そんな心配は無用さ。自由や希望、変革といったポジティヴなテーマを描いた作品だからね。確かに生きては戻れない不可能なミッションに見えるかもしれないけど、ローグ・ワンのメンバーに不可能という文字はないんだ。少なくともキャシアンは、最後の最後まで戦い抜く覚悟でいるよ」。さらにこんな力強いメッセージも。「人種的、文化的多様性を描きこむことで、僕たちが暮らす現代社会を反映しているのに加えて、特殊なパワーなど持たないごく普通の人々がただならぬことをやってのけるというストーリー自体にも、現代を生きる、特に若い世代の観客に向けた、とてもポジティブかつパワフルなメッセージが込められているんだ!フォースという概念を通して、何かを信じること、そのために率先して行動を起こすことの大切さを教えてくれる。信念を持って戦えば、誰だって世の中を変えることが出来るというのは、今日の世界にも大いに通じる大事なメッセージだと思うよ」。(text:Ryo Uchida)
2016年10月29日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15)で世界をうならせたJ・J・エイブラムス監督。J・Jは監督としても超一流だが、プロデューサーとしての目利きも秀逸だ。いまや"J・Jクオリティ"は業界のお墨付きで、それは彼が製作した『スター・トレック BEYOND』(公開中)を観ても大いにうなずける。今回J・Jがメガホンを託したのが、『ワイルド・スピード』シリーズのイケイケ監督、ジャスティン・リンだ。本作のストーリーがこれまた大胆不敵な展開を見せる。『スター・トレック』の象徴とも言うべき宇宙船エンタープライズ号が、強敵によって見るも無残な形で撃破されてしまうのだ。さらに、カークたちクルーはバラバラにされ、いまだかつてない大ピンチに陥る。『スター・トレック BEYOND』は『スター・トレック』シリーズ誕生50周年記念の映画ということで、ジャスティン・リン監督は相当の重責を担ったはずだ。しかし、決して守りに入らず、それどころか完全に攻めのイケイケ姿勢で挑み、シリーズの熱烈なファンであるトレッキーたちを驚嘆させた! その見事な手腕、いや肝っ玉は相当なものである。来日したジャスティン・リン監督にインタビューし、制作秘話を聞いた。――J・J・エイブラムスから3作目のバトンを渡されたことでプレッシャーは感じましたか?もちろん、ものすごいプレッシャーを感じました。50年も続く素晴らしいシリーズですし、そのエッセンスを大切にすると同時に、新しい世界を探検していくこともやってみたいと思い、そこがチャレンジのしどころでした。あまり時間もない中でアイデアを出し合い、撮影を敢行するということは大変でしたが、フィルムメーカーとしては良いプレッシャーだと思ったので、ある意味ラッキーなことでした。実際に物理的な意味でチャレンジしたことはかなりあったと思います。でも、その大変さを、私たちは絆に変えていこうとみんなで努力していきました。――J・J・エイブラムスとは初タッグとなりましたが、一緒に仕事をしてみていかがでしたか?私はJ・Jの大ファンです。彼はたくさんの大作を手掛けていますが、すべて成功しています。すごくクリエイティブでありつつ、職人的なところもある。いつも一生懸命仕事をしていて、常に向上したいと思っている人です。J・Jは「大胆にやれ。自分の映画を作れ」と言って、すごく応援してくれました。そういうふうに言ってもらえたのは、信頼してもらえた証拠かなと思いました。私は元々自分のクレジットカードで製作費を払うようなインディーズ映画を撮っていて、彼とは全く違うフィールドにいたわけですが、今回一緒に仕事をしてみて、ハリウッドでは珍しいほど素晴らしい人だと思いました。私たちがいつも考えていたのは、どうやって映画をより良いものにするかということでした。彼は常に正しいやり方で映画を作っています。だから私も将来的に彼のようになっていきたいです。――今回俳優としての参加だけではなく共同脚本も手掛けたサイモン・ペッグとはどんなふうにコラボレートしていったのですか?私はフィルムメーカーとしても俳優としてもサイモンのファンだったので、今回彼が脚本にも関わってくれたことは非常にありがたかったです。サイモンは天才ですが、人間的にもよくできた人です。サイモンも『スター・トレック』シリーズの大ファンで、キャラクターをよく知っているし、演じている役者さんのこともすごくよくわかっているので、今回は非常に助けてもらいました。――監督も脚本段階から参加されていたのですか?もちろんです。J・Jから電話をもらった時、まだ脚本は何もできていなかったんです。参加を決めてからすぐロンドンに飛び、サイモンと共同脚本のダグ・ユングに会いました。そこで「これまでのものを全部壊して、再構築する」というアイデアを提示しました。そこからいろいろなことを準備しながら脚本を進めていった感じです。すごくタイトなスケジュールでしたが、各自が不平不満を言うのではなく、この映画を有機的なものにしようと務めました。目指したのは、まるで自分たちと同じように呼吸をして生きている人たちの映画でした。――今回、エンタープライズ号をあそこまで大破させてしまうことに抵抗はなかったですか?僕自身もすごく感情的になりました。なぜなら私はエンタープライズ号を見ながら育ってきたので。でも、このシリーズは50年も続いてきたから、ここでそろそろテーマや哲学を再構築しても良い時期なんじゃないかと考えたんです。それをするには、クルーをバラバラにすることが一番いいと思いました。そのために彼らを1つにつなげているエンタープライズ号を壊すことにしました。実際にエンタープライズ号を壊滅させたことは軽々しく思っていないですし、むしろ重いことだと受け止めています。ただ、それぞれのクルーが自分なりの成長を遂げ、最後にまた1つになるのを見て、観客の方々が「『スター・トレック』のこういうところが好きだったんだ」と肯定できるような流れにしたいと思いました。――アントン・イェルチンの急逝は本シリーズにおいて大きな損失だったと思います。彼との思い出を聞かせてください。アントンと仕事ができた経験自体がかけがえのない贈り物だったと思います。彼は映画作りにおける正しいやり方を思い出させてくれました。それは「映画を作るというのは特別なことをやっているんだ」という自覚です。彼はそういう姿勢を常に忘れないでいた人でした。たとえ自分の生活に何かが起きたとしても、現場に来たらその瞬間は演技に集中しようという姿勢を常に保っていました。アントンとセットにいる時はいつも楽しかったです。セリフが多かろうが少なかろうが、彼はいつもたくさんのアイデアをもちかけてくれました。映画作りの楽しさを体現してくれた人です。きっと彼と一緒に仕事をした人はみんな、絶対に彼のことを忘れないと思います。まだ私にとっては生々しいことで、彼がこの世にいないということ自体、信じられません。――スポック・プライム役のレナード・ニモイさんも肺疾患で他界されました。劇中でスポック・プライムの功績を表するシーンも印象深かったです。僕は、テレビシリーズでスポック役のレナード・ニモイをずっと観てきたので、彼が亡くなった時にああいう形で言及するのもいいかなと思いました。サイモンとダグと3人でお互いの目を見合って、ああいう形で彼を登場させることを決めました。あのシーンを挿入することで、これまでの50年間の神話的なキャラクターといえるスポック・プライムに対する敬意を表せるんじゃないかと思ったのです。――あらためて『スター・トレック BEYOND』は、監督のキャリアにおいてどんな位置づけの作品になりましたか?僕は、今回大きなボーナスをもらったと思いました。実は最初、やるつもりは全くなかったんです。J・Jから電話をもらった時、別の作品を作ろうと動いていたので。私が映画を作り始めた時は、誰もチャンスをくれなかったので、自分でチャンスを作るしかなかったんです。すなわち自分でお金を払って作るしかなかったということです。でも、今はいろんなチョイスが用意されているのでありがたいです。『スター・トレック BEYOND』が監督できたことは、良い意味で“偉大な寄り道”ができたことだと思っています。ある種の道しるべみたいな作品になりました。僕は2001年に映画を作り始め、ちょうど10年前に初めての大作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(06)を東京で作りました。だから、今回また東京に来られたことはいろいろと感慨深いです。ある意味、その場所に戻ってこられたということで、自分の中の1つの章が終わったなと思いました。そして家に帰ったら、また次の章が始まる気がします。■プロフィールジャスティン・リン1971年10月11日台湾生まれ。映画監督、脚本家、プロデューサー。『Better Luck Tomorrow』(02)で監督デビュー。『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(06)の監督に抜てきされ、以降『ワイルド・スピード MAX』(09) 、『ワイルド・スピード MEGA MAX』(11)、『ワイルド・スピード EURO MISSION』(13)と人気シリーズを手掛けていく。テレビシリーズでは『SCORPION/スコーピオン』(14~)が好評を博した。(c) 2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.STAR TREK and related marks are trademarks of CBS Studios Inc.
2016年10月22日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(15) のJ・J・エイブラムスが並々ならぬ情熱を注ぐもう1つの人気映画シリーズが、リブート版の『スター・トレック』だ。折しも『スター・トレック』シリーズ誕生50周年となった今年、J・Jは製作に回り、新たに『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン監督を迎えた映画第3弾『スター・トレック BEYOND』(10月21日公開)が放たれた。公開直前にJ・Jらが来日。シリーズで機関士スコット役を演じ、共同脚本も手掛けたサイモン・ペッグにインタビューした。これまで何度も宇宙の最果ての領域を探索してきた宇宙船エンタープライズ号のクルーたちだが、ここへ来て目的地への到着直前に、無数の飛行物体の襲撃を受け、エンタープライズ号が撃破されてしまう!さらにカークたちクルーはバラバラになり、それぞれが命懸けのミッションに挑んでいく。先日開催されたジャパンプレミアでは、J・J自身が「自分は監督していないけど、本作が3作の中で一番面白い作品になった」と太鼓判を押した『スター・トレック BEYOND』。その骨組みを作ったサイモン・ペッグが、試行錯誤しながら行った脚本作りについて語った。――1作目でリーダーシップが芽生え、2作目で頼もしいキャプテンとなったカークですが、今回の3作目では、指揮官として苦渋の選択を強いられます。脚本上は、どういう狙いがあったのでしょうか?今回のカークは父親が亡くなった年を越えるので、そこから彼がどういう影響を受けるのかを考えていったんだ。もともと彼がエンタープライズ号のクルーとして参加することになったのも父親という存在があったからで、それは自分が父親の期待に応えられるかどうかという賭けでもあった。そんなカークが船長としての自分の存在意義に疑問を持ち始めるんだ。そのエピソードと、悪役の新キャラクターであるクラールとを照らし合わせて描こうと思ったんだ。――『スター・トレック』シリーズ誕生50周年ということで、脚本を書く上で往年のファンたちを意識しましたか?50年の歴史があるシリーズで、キャラクターにもなじみがあるし、実際に僕も共同脚本を手がけたダグ・ユングも『スター・トレック』ファンだった。言うまでもなくたくさんの知識をもっていたけど、それをひけらかすのはどうかと思った。なぜなら今回の『スター・トレック BEYOND』で初めてシリーズを観る人もいるから。自分たちは熱烈なファンで百科事典並の知識をもっているけど、今回は初参加する方々も楽しめる作品にしたかったので、マニアックにしすぎないようにしたつもりだ。――エンタープライズ号のクルーたちの長旅でルーティン化している日常にスポットを当てた物語も新鮮でした。そういう側面はこれまで出してこなかったし、追求もされてこなかったでしょ。でも、実際彼らクルーたちは非常に限られた空間で長期に渡って場を共有しなければいけないわけで。だいたい3年くらい寝食を共にする状態が続く中で、いろんな冒険は経験していくでしょ。きっと宇宙船での旅はどこか退屈なものになっているだろうし、共同生活もルーティン化しているだろうから、そのことに触れてみるのも面白いんじゃないかと思ったよ。――今回、エンタープライズ号が破壊され、クルーもバラバラになってしまうというショッキングな展開を迎え、度肝を抜かれました。人間関係が構築され、家族のようになった人たちの物理的な絆となっているのがエンタープライズ号だ。それを奪い取ってしまったらどうなるのか? 今回描きたかったのはそこなんだよ。そのままバラバラになってしまうのか? それともまたまとまることができるのか?危機を迎えることにより、全員がお互いを必要としていて、お互いを思い合っていることが表せると考えた。単に宇宙を探検するという仕事以上に、彼らが築いてきた友情や仲間意識がある。今回はとても乱暴でドラマティックな形で大事なものを取り払われるんだ。絆に対しての試練だね。――スポックとウフーラの恋愛模様をはじめ、生き生きとしたセリフで人間関係がつづられています。リアルなセリフ回しが見事でしたね。『スター・トレック』では地球人だけではなく、いろんな種類の人々が登場するけど、結局は個の人間について語っている話なんだ。劇中では見事な架空のものがたくさん登場するけど、一番重要なものは人間関係であったりする。そういう意味では人間関係がリアルに感じられるからこそ、架空のものでさえリアルに思えてくるんだ。物語の心臓部は人間なんだよ。■プロフィールサイモン・ペッグ1970年2月14日、イギリス生まれ。スタンダップコメディアンとしてキャリアをスタート。脚本・主演を務めたエドガー・ライト監督のテレビシリーズ「SPACED 俺たちルームシェアリング」(99~01)で注目され、同監督作『ショーン・オブ・ザ・デッド』(04)で主演を務めた。『スター・トレック』3作すべてに出演し、本作では共同脚本を務めた。他の主な出演作に『M:i:III』(06)、『ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!』(13)、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(15)など。(c) 2016 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.STAR TREK and related marks are trademarks of CBS Studios Inc.
2016年10月21日『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン監督と、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ・J・エイブラムスが初タッグを組んだ『スター・トレック BEYOND』(10月21日公開)のジャパンプレミアが19日、新宿歌舞伎町シネシティ広場にて開催。来日した製作のJ・J・エイブラムスと、スコット役で脚本も手がけたサイモン・ペッグ、ジャスティン・リン監督が登壇した。また、女優の前田敦子が『スター・トレック』シリーズ誕生50周年を祝うアンバサダーとして会場に駆けつけた。J・J・エイブラムスは「コンバンハ」と日本語であいさつし、「世界で一番大好きな都市が東京だから、ワールドツアーを東京で締めくくれるのが最高に幸せです」とリップサービス。「今回、サイモン・ペッグが共同脚本を手掛けてくれたし、ジャスティンには監督として参加してもらえたからラッキーでした。僕は過去2作を作ったけど、一つ切なく思うことは、今回の3作目がベストな作品になったことです」と苦笑いした。ジャスティン・リン監督は「ものすごくプレッシャーを感じたけど、J・Jやサイモンと一緒に映画を作れるのなら、きっといい映画になると思いました。やる価値のあるものにはすべて試練が伴うものだし、チャレンジができたからこそ、より良いものができたと思っています」と手応えを口にした。スコット役のサイモンは、脚本にも携わったことについて「そのためにたくさんのお金をJ・Jに払いました」とジョークを飛ばし、会場は大爆笑。また、J・Jについて「彼とは10年ほどのつきあいで、断ることはできないものでした。でも、素晴らしい機会になると思いましたよ」とおちゃめに語った。広場には、23世紀のスペースドックを模したステージが出現。前田は『スター・トレック』1作目の来日プロモーションでもJ・J・エイブラムスと対面していて、7年ぶりに顔を合わせとなり、「再会できてうれしいです」と笑顔を見せた。『スター・トレック BEYOND』は、宇宙船エンタープライズ号のキャプテン・カーク率いるクルーたちが、宇宙の最果ての領域を探索し、新たな敵と遭遇する冒険を描く。今回は、目的地への到着直前、無数の飛行物体の急襲を受け、エンタープライズ号が撃破されるという最大の危機に陥る。
2016年10月19日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の撮影中にハリソン・フォード(74)が骨折した事故について、製作会社のフードルズ・プロダクションズに160万ドル(約2億円)の罰金が科せられた。イギリスのパインウッドスタジオで行われていた撮影にハン・ソロ役として参加していたハリソンは、宇宙船ミレニアム・ファルコン号の扉の不具合で足を骨折していた。フードルズ・プロダクションズは7月、安全注意義務を怠った2件において罪を認めており、今回は裁判所から巨額の罰金の支払いを命じられた。同社の安全衛生部代表のティム・ギャロウェイ氏は、「この件は、予測し防ぐことのできたことであり、さらに深刻なけがや死を招く可能性もありました。あの扉があのような威力とスピードの状態であれば、扉が閉まる際にフォード氏もしくは他の誰かの頭が挟まり、容易に死者を出す可能性もあったでしょう。小道具スタッフが緊急停止ボタンを押した瞬時の対応のみが、フォード氏が床にさらに押し付けられるのを防いだといっても過言ではありません」と声明を出している。ハリソンは以前、この事故について「今は製作費も技術もあるから、ものすごいスピードで閉まるようなものすごい水圧式のドアを作ったんだよ。それで誰かが『うわぁ、これなんだろう?』なんて言ってたらドアが下がって来て、右に振り返ろうとしていた僕の左の尻に当たったのさ。それで左足が飛び上がって、足首が外れて僕が床に倒れ込んだところでミレニアム・ファルコンの入り口の台のところに足が当たって、左足の両方の骨を折ってしまったってわけさ」と説明していた。(C)BANG Media International
2016年10月14日『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン監督と、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ・J・エイブラムスが初タッグを組んだ『スター・トレック BEYOND』。この度、本作からちょっぴり切ない本編映像がシネマカフェに到着した。未知の星に不時着した、宇宙船救出ミッションに出発したエンタープライズ号。このミッションを最後にして、キャプテン・カークは“ある決断”を胸に秘めていた。しかし到着直前、無数の飛行物体によって急襲を受け、エンタープライズ号は撃破。仲間は散り散りになってしまう。果たして何が起こっているのか。その目的とは。たった一人見知らぬ土地に投げ出されたカークの限界を超えた戦いの幕が開く――!前作から5年間のミッションを科せられたエンタープライズ号のクルーたちの、3年目の姿が描かれる本作。前2作でクルーたちが経験してきた胸が躍る探検の日々は、いまは遠い過去のものとなり、カークは自身の艦隊に乗る理由について考え込むなど長い漂流の間に目的意識のコントロールに苦しむクルーたちの姿も描かれる。そんな中、あの『スター・トレック』きってのおしどりカップルである、スポック(ザッカリー・クイント)とウフーラ(ゾーイ・サルダナ)の関係も終わりが訪れていた…。このほど到着したのは、スポックの母親の形見を渡されていたウフーラが、それをスポックに返そうとする様子から始まる映像。「バルカンの習慣では、贈り物は返してもらわない」と突っぱねるスポックの言葉を受け、そっとスポックの頬にキスをし、物憂げな表情でその場を立ち去るウフーラ。切なそうな目でそのウフーラの姿を追うスポックだが、そんな彼の元にやってきたのは、正反対の性格をもつボーンズ。開口一番「別れたのか?何をした?」と不躾な質問。そして「“どっちも悪くない”と地球の女が言うとき、悪いのは男だ」という言葉に核心をつかれたのか、何も言い返せないスポック。そんなスポックとボーンズのやりとりに思わずクスっとなりつつも、恋愛においてはスマートとはいかない不器用な姿がちょっぴり切ない映像となっている。前作に引き続き、ウフーラを演じたゾーイ・サルダナは、2人の関係について「2人は一緒に働いているから、すごくプロフェッショナルで大人な別れなの。5年間のミッションの途中だから、たとえ疲れがたまって、どうしようもなくホームシックになっていたとしても、ミッションが第一で、仲間たちにはストレスをかけないようにと心に誓う」と説明。本作では、突然の敵の襲撃によりエンタープライズ号が破壊され、クルーがバラバラになってしまう厳しい展開が待ち受けるところも見どころのひとつとなっているが、そんな展開に加えこのスポックとウフーラの関係の終わりも、本作を象徴する別れ。果たして、もう2人のラブラブな姿をみることはできないのか…?『スター・トレック BEYOND』は10月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年10月12日R2-D2やC-3PO、そして『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で多くの女性ファンをキュンとさせたBB-8に続く新ドロイドが、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場していることが判明、その最新ビジュアルが解禁となった。本作は、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の直前までが描かれるアナザー・ストーリー。ダース・ベイダー率いる帝国軍に立ち向かう、反乱軍の寄せ集め極秘チーム“ローグ・ワン”が、全銀河を脅かす究極兵器デス・スターの設計図を奪うための不可能なミッションが描かれる。そんななか、解禁となったのは、主人公ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)と、『スター・ウォーズ』シリーズには欠かせないドロイドの新キャラクター“K-2SO”が揃ってお披露目された新画像。特報映像でも一瞬登場していたK-2SOの存在は、これまで謎に包まれたままだったが、R2-D2、C-3PO、BB-8に続く新ドロイドとして注目を集めていた。今回は、主人公ジンとK-2SO、“ローグ・ワン”のメンバー、キャシアン・アンドア(ディエゴ・ルナ)との関係も明らかになっている。■スター・ウォーズの新ドロイドK-2SOは見た目はドロイド、性格はチューバッカ!?『スター・ウォーズ』といえば、これまでたくさんのドロイドたちが登場し、人気を博してきた。世代を超えた認知度を誇るR2-D2やC-3PO、そして『フォースの覚醒』で初登場したBB-8などは世界中でお馴染みだ。そして、本作に登場する新ドロイドのK-2SO。チューバッカのように長身で(身長2m16cm)、ダース・ベイダーのように黒く、C-3POのような細長い手足をしており、いかにも強そうな風体だが、本作のギャレス・エドワーズ監督は「C-3POとは真逆」と言及。神経質で口達者なC-3POとは違い、「タフで自信に満ちており、忠誠心を持ち合わせているキャラクターだ」と明かしている。さらに「K-2SOは見た目はドロイドだけど、性格的にはチューバッカに近いね」と語るギャレス監督。K-2SOは、ハン・ソロに忠誠を尽くすチューバッカのような存在なのだろうか!?■人間とドロイドの新コンビが誕生! キャシアンとK-2SOは“親友同士”解禁となった新ビジュアルでは、遠くを見つめている主人公ジンの後ろで、ジンのお目付役で反乱軍の情報将校キャシアン・アンドアとK-2SOが、何やら目線を合わせている。キャシアンを演じるディエゴ・ルナは、この2人(?)の関係を「キャシアンとK-2SOはお互いのことを長い間知っているんだ。キャシアンはずっと反乱軍にいて、とても寂しい人。そんなキャシアンの唯一の友人がK2なんだ」と、親友同士であることを明かしている。また、解禁された写真をよく見ると、K-2SOの腕にはあるマークが。ファンには良く知られた、帝国軍の証だ。なぜ帝国軍のドロイドが、“ローグ・ワン”と共にいるのか?実はK-2SOは、元は帝国軍のドロイドだったが、キャシアンが再プログラムし、反乱軍の仲間となったという。そんな過去も、さらに2人の絆を確かなものにしているといえる。R2-D2&C-3PO、ハン・ソロ&チューバッカなど、伝説のコンビの掛け合いは『スター・ウォーズ』では欠かせない見どころの1つ。キャシアンとK-2SOという人間とドロイドの新コンビも、歴史の1ページに名を残すことになりそうだ。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は12月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月06日世界が『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に沸いていた2015年末に公開され、スウェーデン映画史上、記録的大ヒットとなった『幸せなひとりぼっち』。このほど、日本での公開を記念して、本作でメガホンをとったスウェーデンのNo.1監督、ハンネス・ホルムが初来日することが決定した。愛する妻の死をきっかけに、寂しさと哀しみにくれる“偏屈じいさん”オーヴェ。その日常は隣に引っ越してきたパルヴァネ一家により一変する。車のバック駐車、ハシゴのレンタル、病院への送迎、娘たちの子守…。次々とオーヴェを困らせる“うっとおしい”隣人は、いつしかかけがえのない友となり、凍てついた彼の心をゆっくりと溶かしてゆく…。2015年のクリスマスに封切られるや、興行ランキング5週連続No.1を樹立し、20週を越える大ロングランヒットとなった本作。隣人一家との交流を通して、オーヴェという人間の生きざまを読み解き、「人は1人で生きられるのか?」「人生とは何か?」を問うヒューマンドラマだ。自らの正義を貫いた彼だからこそ、迎えられた幸せな結末は多くの観客の胸を打ち、スウェーデンのアカデミー賞といわれる「ゴールデン・ビートル賞」で主演男優賞(ロルフ・ラスゴード)と観客賞をダブル受賞。それだけではなく、第89回アカデミー賞外国語映画賞スウェーデン代表作品にも決定している。そしてこのたび、監督を務めたハンネス・ホルムの来日が決定。ホルム監督は1962年生まれ。俳優としてキャリアをスタートさせ、『One In a Million』(原題)で長編監督デビュー。『Adam & Eve』(’97/原題)やトロント国際映画祭で上映された『青空の背後』(’10)など、多くのコメディ作品の脚本と演出を手がけ、長年スウェーデンのエンターテインメント界の第一線で活躍している。初来日に向け、監督からコメントが到着!「初めての来日になりますが、初恋の相手が日系ハーフの子であったため、常に心の中は日本への思いでいっぱいでした。黒澤明監督や是枝監督など日本には素晴らしい人と素晴らしい作品が沢山あります。なので、日本に行くのがとても楽しみです。この作品は、スウェーデンでは若い方に沢山見ていただくことが出来ました。日本でも恋愛に関する映画として、若い方に多く見ていただきたいです」と日本での公開に自信をのぞかせている。『幸せなひとりぼっち』は12月17日(土)より新宿シネマカリテ&ヒューマントラスト渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月19日ジョージ・ルーカスが監督、脚本を務め、SF映画の常識を覆す大胆な発想と普遍的なテーマで大ヒットした『スター・ウォーズ』シリーズ。このほど、J・J・エイブラムスが引き継ぎ、今年、世界中で記録的ヒットとなった10年ぶりの続編『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が、WOWOWにてTV初登場。その放送を記念し、シリーズ全7作品をまとめて放送することになった。今年12月には、もう1つの知られざる物語を描く『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』、翌2017年12月には『スター・ウォーズ/エピソード8』(仮題)などの公開が控えている同シリーズ。WOWOWでは、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に始まる“旧3部作”(エピソード4~6)の特別版と、2000年代に入って作られた『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』から始まる“新3部作”(エピソード1~3)を一挙放送。待望の“エピソード7”となる最新作『フォースの覚醒』も含めたシリーズ全7作品が一挙に放送されるのは、今回が初めてとなる。なお、『エピソード4/新たなる希望』(‘77)、『エピソード5/帝国の逆襲』(‘80)、『エピソード6/ジェダイの帰還』(‘83)は、旧バージョンを元に最新技術や未公開シーンを追加して完成させた1997年の特別版。さらに、日本語吹き替え版でのシリーズ全作放送も予定されており、家族そろって楽しむことができる。また、11月26日(土)の『フォースの覚醒』放送に合わせ、11月12日(土)には「覚醒せよ!スター・ウォーズ一挙放送直前スペシャル!」として無料放送を実施。記念すべき1作目『エピソード4/新たなる希望』特別版や、『フォースの覚醒』のメイキングをはじめ、世界観を科学的に検証した「スター・ウォーズの科学~未来との遭遇~」、ピーター・ジャクソン、J・J・エイブラムスといった生粋の“マニア”たちが語る「スター・ウォーズ~伝説は語り継がれる」などのドキュメンタリーにも注目だ。『スター・ウォーズ』シリーズ全7作品は、エピソード4~6を11月13日(日)12時~、エピソード1~3を11月20日(日)12時~、エピソード1~6および『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を11月26日(土) 6時~WOWOWシネマにて放送。無料放送「覚醒せよ!スター・ウォーズ一挙放送直前スペシャル!」は11月12日(土)11時~WOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年09月18日秋のスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」も待ちきれない東京ディズニーランドで9月1日、2015年に公開され世界的メガヒットとなった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に初登場した大人気キャラクター「BB-8」のポップコーンバケット、ドリンクカップ、ミニスナックケースの販売がスタート。レギュラー商品として仲間入りだ。その愛くるしい姿で、大人気のキャラクター「BB-8」。大人気を獲得した「R2-D2」のポップコーンバケットに続いて、満を持して「BB-8」のポップコーンバケットも登場だ。どのアイテムも「BB-8」の丸いフォルムがかわいらしく再現されているが、とりわけポップコーンバケットには球体ボディーの「BB-8」が立つように台座が付いていて、テーブルの上に置ける仕様に。また、一足先に東京ディズニーランドに登場した「R2-D2」もポップコーンバケットに続いて、ミニスナックケースのラインナップにも「R2-D2」が同日登場した。「BB-8」と「R2-D2」のミニスナックケースを並べると、まるで映画のワンシーンのようだ。また、東京ディズニーランドでは映画『スター・ウォーズ』に関連した新たなメニューやグッズの展開をスタートする予定で、東京ディズニーランドならではのパーク内で身につけて楽しめる「BB-8」のグッズも初めて登場する。「BB-8」をモチーフにしたキーチェーンとペンダントは両方とも光り輝くグッズで、夜のパークで身につければ注目を集めそう。東京ディズニーランドでは、今後も映画『スター・ウォーズ』関連した新たなメニューやグッズが続々と登場する予定。パーク限定の映画『スター・ウォーズ』グッズに大期待!※商品名称、販売価格や販売場所、発売日などの詳細情報は、特設サイトにて、随時、ご確認ください。※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(C) Disney (C)&TM Lucasfilm Ltd.(text:cinemacafe.net)
2016年09月02日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の3Dブルーレイが収録された“3Dコレクターズ・エディション”が11月22日(火)に発売されることが決定した。このアイテムだけのスペシャルなジャケットで、新たなボーナスコンテンツが30分以上収録される。その他の画像『…フォースの覚醒』は昨年末に全世界で一斉に公開され、世界各地で記録的な興行収入をたたき出し、新たなサーガの幕開けを告げた。すでにリリースされているブルーレイやDVDも圧倒的な売り上げを誇っており、満を持して自宅で3D版が楽しめるセットの発売が発表された。“3Dコレクターズ・エディション”は、3D版のブルーレイ、2D版のブルーレイ、新たなボーナスコンテンツを収録したブルーレイ ボーナスディスクの3枚組で、デジパック仕様で豪華なアウターケースにおさめられている。新たに収録されるボーナスコンテンツは8つで、いずれもファンにはたまらない内容になっている。また、すでに発売されている『…フォースの覚醒』のMovieNEXの購入者は、同日から“STAR WARS MovieNEXワールド”で、ブルーレイ3D本編(1枚組)を2000円+税で購入できる。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』MovieNEX発売中、デジタル配信中“3Dコレクターズ・エディション”11月22日(火)発売価格:7000円+税(数量限定商品)※新たなボーナスコンテンツ・未公開シーン:レイアとレジスタンス、アンカー・プラットがマズの城へ、追いつめられたハン・ソロたち・効果音:語る音・レジスタンスの音・銀河系の衣装・武器工房の裏側・デイジー・リドリーとジョン・ボイエガの挑戦※デジタルコピー、MovieNEX ワールドは付属いたしません。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』12月16日(金) 全国ロードショー『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』2017年12月15日(金) 全国公開
2016年09月02日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でレイ役を演じたデイジー・リドリーが、『スター・ウォーズ』最新作の正式なタイトルについて言及した。ポッドキャスト番組「My Dad Wrote a Porno」に出演し、最新作『スター・ウォーズ エピソード8』のサブタイトルについて尋ねられたデイジー。「タイトルを聞いたことは聞いたんだけど、本当にそれになるかどうかはわからないの」と濁した。さらに詳しい話を迫られると「タイトルは撮影が始まる前に聞いたというくらい、ずっと前に聞いたものだから…。制作過程では色々な微調整があるしね。だから、正式なタイトルが発表されるのにはしばらく時間がかかりそうね」と語った。公開の13か月前にタイトルが発表された2015年12月公開の前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、撮影中は違うタイトルが伝えられていたというので、デイジーのコメントには納得がいく。前作と同じタイミングであれば、タイトルの発表は今年11月に期待ができそうだ。ところでデイジーがゲスト出演した同ポッドキャスト番組は、「60歳の父親が書いたポルノ小説を友だちと読む男の話」を放送しているもので、デイジーの母親が大ファンだという。デイジーは「私の人生の中で、この番組への出演がママにとって一番私を誇りに思うことだと思う」と笑った。(C) BANG Media International(Hiromi Kaku)
2016年08月29日ライアン・レイノルズが主演を務めるアクション大作『セルフレス/覚醒した記憶』の特別映像が公開になった。本編映像を中心に、ターセム・シン監督やレイノルズ、名優ベン・キングスレーらのインタビューが収録されている。公開された特別映像映像の冒頭に登場するダミアンは著名な建築家で名声を手にしているが、余命半年を宣告をされてしまう。運命を受け入れられない彼は遺伝子操作で作った若い肉体に頭脳を“転送”する禁断の計画に参加。映像にはダミアンが現在の身体を捨て、若い肉体を得る過程がスリリングなタッチで描かれる。その後、ダミアンは新しい名前で人生を謳歌するが、実はその肉体はクローンではなく、実在の人間のものだったことが発覚。脚本を手がけたアレックス&ダビ・パルトールは「科学の力で不老不死になるだけのSFファンタジーではない。その代償まで描いた」と説明する。物語は、秘密組織に命を狙われる若いダミアンの戦いが描かれるが、身体を“乗り換える”という設定は完全な絵空事ではなく、監督は「これが現実になるのは時間の問題だ」と語る。進化し続ける医療の問題と、手に汗握るアクション、レイノルズとキングスレーが“同じ男”を演じる楽しみなど、本作は見どころの多い作品になりそうだ。『セルフレス/覚醒した記憶』9月1日(木)より、TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー
2016年08月09日俳優のハリソン・フォード(74)は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の撮影中に起きた事故で命を落としていた可能性があったという。ハン・ソロ役で登場した同作の撮影にロンドンのパインウッド・スタジオで臨んでいた際、宇宙船ミレニアム・ファルコンのドアの落下により足を骨折する重傷を負っていた。この件に関する現場の安全基準に関する裁判で、フードルズ・プロダクション社は英ミルトンキーンズの治安判事裁判所に2件の健康と安全法に反していたとして2件の罪で罪状を認めた。アンドリュー・マーシャル検察官は、もし緊急停止ボタンの作動が間に合わなければ、そのドアで「死人が出る可能性があった」と指摘した。一方でハリソン本人は以前、その事故について「今は製作費も技術もあるから、ものすごいスピードで閉まるようなものすごい水圧式のドアを作ったんだよ。それで誰かが『うわぁ、これなんだろう?』なんて言ってたらドアが下がって来て、右に振り返ろうとしていた僕の左の尻に当たったのさ。それで左足が飛び上がって、足首が外れて僕が床に倒れ込んだところでミレニアム・ファルコンの入り口の台のところに足が当たって、左足の両方の骨を折ってしまったってわけさ」と説明していた。(C)BANG Media International
2016年08月01日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ.J.エイブラムスが製作を手掛け、『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リンが監督を務める『スター・トレック BEYOND』。この度、7月20日(現地時間)に米カリフォルニア州サンディエゴにて、本作のワールドプレミアが行われた。毎年恒例の大衆文化の祭典「コミコン・インターナショナル」の開幕に合わせて行われた本イベントには、クリス・パインを始め、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、サイモン・ペッグ、カール・アーバン、ジョン・チョウ、イドリス・エルバ、ソフィア・ブテラ、リン監督、そしてエイブラムスとオールキャストが大集結!会場には、先日行われたファン・デーに参加した人々が招待されたほか、約3,500人のファン駆けつけた。そして、世界初、IMAX初の野外スクリーン、オーケストラの生演奏付きで行われる豪華すぎる試写会にファンたちは大興奮。大観衆を前にキャストは笑顔が絶えず、ゾーイがザカリーの肩にもたれかかったり、壇上に上がる際ソフィアが転びそうになるとジョンがすかさず手を差し伸べるなど、チームワークの良さも垣間見える一面も。また、先日不慮の事故で亡くなったアントン・イェルチンを偲び、3分間の黙祷を捧げる場面も見られた。クリスは「こんなに根強い人気で、人々に大きな影響を与える作品に携われて本当に光栄だ。スター・トレックの一員になれてワクワクしているよ」と語り、「ジャスティンはすばらしかった。彼はシリーズに後から参加して、多くのキャラクターを素早く融合しなければならなかった。しっかり役目を果たしてくれたよ」と賞賛した。一方ジャスティンは「まさに夢が叶ったよ。『スター・トレック』は私の人生や家族にとって本当に大きな存在なんだ」と想いを述べ、「『スター・トレック』はとてもユニークなシリーズだ。映画シリーズにおいて唯一、映画・ドラマ・アニメと複数の媒体で成功を収めてきている。宇宙戦艦も2人のキャラクターの会話も同じくらい人の心をつかむ。だから私はスター・トレックが大好きなんだ」熱く語った。また、エイブラムスは「『スター・トレック』誕生50周年を讃える特別なものにしようと考えた。しかしそれと同時に、ただ特別なだけの映画ではダメで、上質なストーリーが必要だった。新しいレベルの試練がクルーを待ち構えていて、哲学的問題を問いつつも楽しめるという『スター・トレック』の良さを生かしたストーリーだ」と本作について話していた。会場では盛大に花火も打ち上げられ、スター・トレック50周年に相応しい、超豪華なプレミアイベントとなった。『スター・トレック BEYOND』10月21日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月27日J・J・エイブラムス監督は、『スター・ウォーズ』のスピンオフとなるアンソロジー・シリーズの中で、自身監督作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に登場するレン騎士団を中心に描く作品を見てみたいのだという。ルーカス・フィルムの社長で同アンソロジー・シリーズのプロデューサーであるキャスリーン・ケネディ氏がスピンオフ第1弾作品『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』と若い頃のハン・ソロ作品を描く第2弾作品にゴーサインを出したことを知り喜ぶエイブラムス監督だが、ダークサイド組織の裏側を描いた作品が見てみたいという。「プロジェクト全てを動かしているキャスリーン・ケネディ、彼女は正しい選択をしているようだね」「僕が見てみたいものはなくて、ひとつだけ言うとしたらレン騎士団の物語がとても良いと思うってことかな」と米メディア、コライダーに語った。最高指導者スノークの指揮下で行動するレン騎士団は銀河大戦頃から存在し、アダム・ドライバー演じる悪役カイロ・レンも属するグループだ。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でデイジー・リドリーが演じたレイはレン騎士団の幻をみていた。ハン・ソロの過去を描く作品とされているスピンオフシリーズ第2弾で先日、アルデン・エーレンライクがで若き日のハン・ソロ役を演じることが決まっており、タイトルは『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』になるとみられている。一方、アンソロジー・シリーズ第1弾『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は、ヘイデン・クリステンセンが演じたアナキン・スカイウォーカーがユアン・マクレガー演じるオビ=ワン・ケノービとの戦いの末、大火傷を負い永遠に生命保護装置が必要となった結末の『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』の19年後を舞台にしている。ケネディ氏は今年12月公開予定のスピンオフ第1弾作品にダース・ベーダーが登場し、ジェームズ・アール・ジョーンズ(85)が再びダース・ベーダーの声を担当すると明かす。「ベーダーについて話せるわ」「映画に登場するのはわずかなの。でも鍵となる、戦略上重要な瞬間に、大きな存在として現れるわ」同作品には主役のジン・アーソ役を演じるフェリシティ・ジョーンズのほか、ディエゴ・ルナ、ベン・メンデルソーン、ドニー・イェン、チアン・ウェン、フォレスト・ウィテカー、マッツ・ミケルセン、アラン・テュディックも出演する。(C)BANG Media International
2016年07月25日映画『スターウォーズ/フォースの覚醒』の劇中に登場したドロイド「BB-8」の高機能おもちゃ「BB-8 App-Enabled Droid by Sphero」を製作したスフィロ社が、これと連動するウェアラブルデバイス「フォースバンド」を開発。2016年秋に全世界で発売予定だ。「フォースバンド」を腕に装着すれば、その動きに合わせてスフィロ社の「BB-8」をフォース(プッシュ/プル/ドライブといったジェスチャー)を使用してコントロール可能。もともとiPhoneなどのデバイスを経由した操作や音声認識機能は備わっているが、「フォースバンド」を着用する事で、よりスター・ウォーズの世界観に近い形で「BB-8」と触れ合える。2016年7月20日(水)時点のデモ映像では、前述のジェスチャー機能のみが公開されているが、その他にも別の機能が搭載されるとのこと。ジェダイになった気分で自在に「BB-8」をコントロールすれば、ファンなら事あるごとに発してしまう“あの名言”も、より身近なものに感じられそうだ。【概要】スフィロ「フォースバンド」発売予定時期:2016年秋
2016年07月23日俳優のサイモン・ペッグ(46)は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』出演後、俳優業からの引退を検討したそうだ。『ミッション:インポッシブル』シリーズなどでも人気のサイモンは、『スター・ウォーズ』最新作にアンカー・プラット役で出演したことで長年の夢がかなったため、今後のキャリアについて考え直すことになったという。「あの後にはちょっと先が見えない状態に陥ったよ。それまでは見直す機会がなかったから、故郷のイギリスに戻った時には俳優を止めようと確信していたと思うね」「それで僕のエージェントに電話して、これはまさに本当の話なんだけど、『ちょっと休業して次に何をするか考えたい』って言ったんだよ」と当時を振り返る。次回作を検討するつもりもなかったというサイモンだが、スティーブン・スピルバーグ監督からSF大作『レディ・プレイヤー・ワン』への出演をオファーされたことで予定は大きく変わったそうで、「ちょっと大げさにしていたところもあるんだ。『この先半年は電話もかけて来ないでくれ。スティーブン・スピルバーグかなんか連絡してこない限りはね』って言ったんだけど、もちろんそれで僕にまた電話がかかってきたわけさ」「彼は僕の人生と映画への愛、そして仕事への愛に影響を与えた人物だからね」とオブザーバー誌に語った。(C)BANG Media International
2016年07月10日『ハリーポッターと謎のプリンス』『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』など映画・ドラマのロケ地として、また数々のアニメやゲームの世界に影響を与えたケルト文化の地として知られるアイルランド。この7月は、本国で絶賛を受けた作品やアカデミー賞ノミネート作など、アイルランドを舞台にした映画が連続公開される。いまひそかに熱い、アイルランドを描く3作品に注目した。アイルランドといえば、3月17日の祝日セント・パトリックス・デーは年々、日本での認知度も高まり、中でも表参道で行われるパレードは、毎年5万人が訪れるアジア最大級のアイリッシュイベントとなっている。また、ワーキングホリデーを利用したアイルランドへの滞在者も増加傾向にあり、アイルランドの文化や芸術、音楽などを学ぶ若者も増えているという。そんな中、7月1日(金)には、アカデミー賞3部門にノミネートされたシアーシャ・ローナン主演『ブルックリン』が公開される。アイルランドの小さな町から、新天地となるニューヨークへ移住したエイリシュ。愛する故郷と自由と夢をくれた大都会の間で揺れ動く女性を、ニューヨーク生まれ、アイルランド育ちのシアーシャ・ローナンが好演する。また、7月9日(土)には、『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』で知られるジョン・カーニー監督最新作『シング・ストリート 未来へのうた』が公開に。80年代のダブリンを舞台にしたカーニー監督の半自伝的作品で、「ホール&オーツ」「ザ・クラッシュ」「デュラン・デュラン」「a-ha」「スパンダー・バレエ」「ザ・ジャム」「ザ・キュアー」など80年代の音楽が多感な青春を彩っていく。そして、7月2日(土)には、エリザベス女王が総裁を務める花の祭典「チェルシー・フラワーショー」を舞台に、実話を基にしたサクセス・ムービー『フラワーショウ!』が公開される。アイルランドの田舎で育ったメアリー。「自分のデザインした庭で世界を変えたい!」という夢を叶えるため、有名ガーデンデザイナーのアシスタントに採用されるも、長年書き溜めていたデザインノートを奪われ、クビになってしまう。どん底のメアリーがひらめいたのは、世界中から注目される「チェルシー・フラワーショーで金メダルを獲る」こと。コネもお金も経験もないメアリーだが、わずか8枠しかない出場の権利を2,000人もの応募者の中からゲット。ヒッピー風の庭師や密かに思いを寄せる植物学者のクリスティら寄せ集めチームを結成し、彼女は自らのデザインで世界を変えていく。素朴で純粋な、夢や恋に奮闘する主人公メアリーの姿は、心洗われること間違いなし。迫り来る猛暑を前に、アイルランドの美しい緑に癒されみては?『フラワーショウ!』は7月2日(土)よりヒューマントラスシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月21日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のMovieNEXが大ヒットしているのを記念して、タイ・ファイターやミレニアム・ファルコン号など、本シリーズに登場するマシンの魅力に迫った特別映像が公開になった。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』特別映像本シリーズは、遠い昔、はるか彼方の銀河系が舞台で、斬新なデザインのマシンが数多く登場する。円形のようなフォルムが特徴のファルコン号は、ソロ船長がランド・カルリシアンから巻き上げた船で、多くの観客を魅了してきた。また、球体のようなボディと大きな羽根で構成されたタイ・ファイターと、可動翼をもつXウィングの戦闘シーンはシリーズの随所に登場。このほど公開になった映像でも、スタッフたちは、若き日にスクリーンでこれらのマシンを観て、そのフォルムとファイトシーンに心を奪われたことがわかる。『…フォースの覚醒』では、そんな“スター・ウォーズのマシンと共に育った映画人”が製作に参加。タイ・ファイターやXウィングは既存のデザインを活かしながら新モデルがデザインされ、熱い想いを抱いたスタッフが集結して、手に汗握るファルコン号のチェイスシーンを作り上げた。どのデザイン、動きも長年に渡ってシリーズのメカを愛し、観察し続けてきたメンバーが手がけたもので、ブルーレイなどで繰り返し観ると、これまで気づかなかった動きや細部のデザインを見つけることができるのではないだろうか。ちなみに、これらのマシンは映画の世界を超えて、現実の世界にも大きな影響を与えている。ANAが運航する“R2-D2 ANA JET”の遊覧フライトの機長を務めた町田直人機長も8歳で『スター・ウォーズ』を観てファンになったそうで、「僕もそうですが、夢を信じてずっと努力をしてきたからこそ、今、パイロットをしています。世の中の子どもたちには、夢を持ち続け、そのために努力をして欲しいですね。フォースと共にあらんことを」とメッセージをおくっている。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』MovieNEX発売中デジタル配信中『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』12月16日(金) 全国ロードショー『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』2017年12月15日(金) 全国公開
2016年06月09日先日解禁された主演作『美女と野獣』(『Beauty and the Beast』)の初映像が『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を上回る再生回数を記録したエマ・ワトソン。彼女の主演最新作で、トロント国際映画祭ほか多くの映画祭で話題を呼んだ『コロニア』が、9月、日本公開されることが決まった。舞台は、1973年のチリ。9月11日、フライトでチリを訪れたキャビンアテンダントのレナは、恋人のダニエルとつかの間の逢瀬を楽しんでいた。しかし、突如、チリ軍部によるクーデターが発生。ジャーナリストのダニエルは反体制勢力として囚われてしまう。レナは、彼が慈善団体施設「コロニア・ディグニダ」に送られたことをつきとめるが、そこは”教皇”と呼ばれる元ナチス党員パウル・シェーファーが独裁政権と結びつき、神の名の下に暴力で住人を支配する”脱出不可能”な場所だった――。本作は、クーデターで囚われた恋人を救うため、女性がたった1人で “脱出不可能”といわれる結びつき恐怖組織へと潜入する姿を描く“脱出”スリラー。南米チリの独裁政権下、ドイツを追われたナチスの残党からなるその組織は、「コロニア・ディグニダ」と呼ばれる拷問施設だった!カンボジアのポル・ポトと並ぶ、世界でもっとも凶悪な独裁政権の歴史のひとつでありながら、日本ではあまり知られていない史実を背景に描く本作で、ヒロイン・レナを演じるのは、『ハリー・ポッター』のハーマイオニーから華やかな成長を遂げたエマ・ワトソン。現在、女優業を1年間休止し、国連の新しいフェミニズム活動「He For She」の広報を担うなどひとりの女性としても輝きを増す彼女が、ひるむことなく困難を乗り越えていく、しなやかでタフな女性を演じ切る。また、囚われた恋人・ダニエルを演じるのは、ブラッドリー・クーパー主演『二ツ星の料理人』、クリス・ヘムズワース共演の『ラッシュ/プライドと友情』など、数々の作品で名演を見せるダニエル・ブリュール。さらに、恋人たちを精神的に肉体的に追い詰める“教皇”パウル・シェーファーを、『ミレニアム』シリーズで知られるミカエル・ニクヴィストが怪演する。男女平等とジェンダー・ステレオタイプからの脱却を訴えた、国連での演説も話題を呼んだエマは、本作について「愛のためにどこまでできるか。女性は囚われる側を演じることが多いですが、この映画では女性が男性を救いに行く。その設定に惹かれました」と、出演への思いを明かす。また、メガホンをとったフロリアン・ガレンベルガー監督も、「強いだけの女性ではだめ、勇敢さと弱さを併せ持っていないと。光を持った女性を暗闇に送り込みたかった。そんな女優はエマしかいない。彼女はいつも眩しい光を発している」とエマの存在感に絶賛を贈っている。ダニエル演じる恋人との微笑ましいシーンから、「コロニア」内で信用を得るために服を脱ぐシーン、折檻や極限での脱出シーンなども体当たりで演じたエマ。大人の女優に脱皮した彼女の渾身作に、引き続き注目していて。『コロニア』は9月17日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、角川シネマ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月09日『パシフィック・リム』続編の主演に、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のジョン・ボヤーガが決まった。1作目のイドリス・エルバの息子の役柄らしい。ストーリーや他のキャストは、明らかにされていない。監督はNetflixの『デアデビル』の製作や監督を務めたスティーブン・S・ナイト。1作目を監督したギレルモ・デル・トロはプロデューサーとしてたずさわる。その他の情報1作目は2013年に公開され、世界で4億1000万ドルを売り上げた。悪くはないが、期待されていたほどの大ヒットとならなかったこともあり、続編の実現には思っていたよりも長い時間がかかった。ボヤーガは現在、『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』を撮影中。最近、トム・ハンクス、エマ・ワトソンと共演するSFスリラー『The Circle』を撮り終えている。文:猿渡由紀
2016年06月07日『デットプール』の世界的メガヒットで、いま最も勢いに乗るライアン・レイノルズの最新主演作『セルフレス/覚醒した記憶』が、9月1日(木)より日本公開される。このほど、その特報映像とポスタービジュアルが解禁となった。“NYを創った男”と称えられる著名な大富豪の建築家ダミアン・ヘイルは、余命半年と宣告される。支配的な父を嫌うひとり娘のクレアとの仲も修復できず絶望するダミアンに、天才科学者のオルブライトが、「遺伝子操作で作った肉体に頭脳を転送しないか」ともちかける。莫大な料金と引き換えに68歳のダミアンは死に、新たな肉体のエドワードとして新たな人生が始まる。しかし、その肉体は、マークという妻子ある特殊部隊の軍人だった!真実を知ったダミアンとマークの妻は、オルブライト率いる秘密組織に命を狙われる。果たして、組織の正体とは?NYを支配した頭脳×特殊な戦闘能力を持つ肉体=“最終兵器”に生まれ変わった男の、たったひとりの闘いが始まる──。世界120か国以上で初登場No.1を獲得し、R指定作品ながら、ここ日本でも洋画実写No.1を狙う圧倒的な初日興収となった『デッドプール』のライアン・レイノルズが主演を務める、SFアクション・エンターテイメント。レイノルズといえば、2010年には「People」誌が選ぶ「最もセクシーな男」を受賞、トップ女優のブレイク・ライヴリーと結婚して娘が生まれ、現在、彼女は第2子を妊娠中。2015年には同誌の「最もセクシーなパパ」を獲得するなど、アメリカではトム・クルーズやブラッド・ピットに続く国民的スター候補だ。また、富も名誉も権力もすべてを手に入れた代わりに、家族の愛に見放された大富豪ダミアンには、『ガンジー』でアカデミー賞を受賞してからも3度のノミネートを果たし、『アイアンマン3』『ジャングル・ブック』などでも幅広い活躍を見せる名優サー・ベン・キングズレー。人類史上世紀の開発ともいえる転送装置を創り上げた“マッド”サイエンティストのオルブライトには、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才科学者の秘密』『イノセント・ガーデン』の英国ハンサム俳優マシュー・グード。監督は、『ザ・セル』『インモータルズ ─神々の戦い─』で悪夢のように残酷で、魔法のように美しい映像世界を作り上げてきた奇才ターセム・シン。頭脳の転送、頭の中に眠る他人の記憶など、誰も想像できない未知の映像に挑んでいる。特報映像でも、記憶転送装置で新しい肉体を手に入れた大富豪のダミアンが、その肉体でまた違う人生を謳歌する一方、身に覚えのない特殊な戦闘力や記憶に戸惑う姿が映し出され、“予測不能な運命”に立ち向かうスリリングな展開を予感させている。併せて解禁されたポスタービジュアルは、背後が擦れたエドワードの肉体に転送された大富豪のダミアンが佇む姿が映し出され、「彼らは脅威の“最終兵器”に変貌する―」とキャッチコピーも目を引く近未来感あふれるビジュアルに仕上がっている。レイノルズのあのボディに、キングズレーの頭脳が転送されるという“最終兵器”の覚醒に注目だ。『セルフレス/覚醒した記憶』は9月1日(木)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月03日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のMovieNEXが大ヒットしているのを記念して、劇中に登場するポー・ダメロンについて、クリエイターと、ダメロン役のオスカー・アイザックが語る特別映像が公開になった。彼らは、驚異的な能力を持つパイロットのダメロンと、ハン・ソロ船長には共通する部分があると考えているようだ。特別映像ポー・ダメロンは、レジスタンスで活動する腕利きのパイロットで、愛らしいドロイドのBB-8に“ある秘密”を託した後に、トルーパーを脱走したフィンと行動を共にするようになるなど、重要な役割を果たす。演じているオスカー・アイザックは『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』では主演を務め、間もなく公開になる『X-MEN: アポカリプス』では史上最強の敵アポカリプスを演じるなど、確かな演技力を武器に幅広いジャンルで活動している。本作の脚本を手がけたローレンス・カスダンは、サーガの中でも極めて人気の高いハン・ソロの“何をやらかすかわからない”が“みんなから好かれる”部分を、ダメロンに入れ込んだという。演じたアイザックも同じことを感じているようで「ハン・ソロの要素がポーにはある」と分析する。しかし、製作当初、ダメロンは物語の前半で死んでしまう予定だった。結果的に彼らはその考えを変更するが、映像ではアイザック、エイブラムス監督が当時を振り返り、映画にダメロンが“帰還”することになった顛末について語っている。そのほか、特別映像にはメイキングも収録。撮影現場でアイザックとスタッフが言葉を交わしながら“ポー・ダメロン”を造形していく過程が収録されている。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』MovieNEX発売中デジタル配信中『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』12月16日(金) 全国ロードショー『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』2017年12月15日(金) 全国公開
2016年05月25日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のMovieNEXが大ヒットしているのを記念して、映画のクライマックスシーンの裏側に迫ったメイキング映像が公開になった。主人公レイ役のデイジー・リドリーが、カイロ・レンとの一騎打ちのシーンのために準備を重ねる様子がおさめられている。『スター・ウォーズ』特別映像本作でリドリーが演じたのは、砂漠の惑星でひとりで暮らしながら、家族が帰ってくるのを待っている女性で、BB-8というドロイドに出会ったことから壮大な冒険に旅立ち、映画のクライマックスではカイロ・レンとのライトセーバーを用いたバトルシーンが描かれる。本作のために様々な準備を重ねてきたリドリーは、このシーンのためにも訓練を積んだようだ。公開された映像は、彼女がスタントチームの指導を受けながら、バトルシーンの動きをひとつずつ確認し、何度も練習していく過程が描かれる。クライマックスの場面は雪上での戦いのため、足場も悪く、熾烈な戦いを描きながら、感情の起伏も激しいため、リドリーもスタッフも熱を込めて準備しているのが伝わってくる。映像ではリドリーだけでなく、スタントチームが当時を振り返るコメントも収録。発売中のMovieNEXには、この映像以外にも初公開のメイキング映像や秘話がたっぷりと収録されている。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』MovieNEX発売中デジタル配信中『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』12月16日(金) 全国ロードショー『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』2017年12月15日(金) 全国公開
2016年05月20日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のJ.J.エイブラムスが製作を務める最新作『10 クローバーフィールド・レーン』。このほど、これまでに到着した映像を凌ぐ、新たな衝撃が襲う日本版オリジナル本予告が解禁となった。『ミッション:インポッシブル』シリーズや『スター・トレック』シリーズを手がけ、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』では北米興行収入歴代No.1を記録し、映画史を塗り替えたハリウッドのヒットメーカー、エイブラムス監督が製作を務める本作。明らかになっているキャストは、たった3名。地下シェルターで暮らす謎の男・ハワードを演じるのは、『クーパー家の晩餐会』や『アルゴ』など、幅広いジャンルで活躍する演技派俳優ジョン・グッドマン。シェルターに閉じ込められた女性・ミシェル役には、『ダイ・ハード』シリーズのジョン・マクレーン刑事の娘に抜擢され、ブリー・ラーソンやクリス・エヴァンスら共演の『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』でも紫ヘアで強い印象を残したメアリー・エリザベス・ウィンステッド。もう一人の男・エメット役には、トニー賞受賞歴を持ち、人気海外ドラマ「ニュースルーム」や『ショート・ターム』などに出演するジョン・ギャラガー・Jr.。実力派のベテランと若手が織りなすキャスト3人のアンサンブルで謎めいた世界へと観客を引き込んでいく本作から、先日の特報映像に続き、またもや“衝撃を受けること間違いなし!”の日本版本予告が到着。突然の衝突事故に見舞われたミシェル。目を覚ますとそこには見知らぬ男がおり、「襲撃された。化学兵器か、核攻撃か…」と話し出す。どうやらここは、その謎の男、ハワードのシェルターらしく、ミシェルのほかに左腕を怪我した青年エメットも逃げ込んでいる。今回の映像では、「中に入れて!」と“シェルターの外側”から扉を激しく叩く女性が現れ、そのあまりの剣幕にミシェルが戸惑っていると、「絶対に入れるな!奴らに殺される!」と叫び出すハワードの様子が確認できる。今回も、避難しているはずの地下シェルターの中でさえ、“何かが起こっている”と感じずにはいられない映像だ。「あらゆるフォームでやってくる」という正体不明の“奴ら”も確認できるが、いったいそれが何なのかは、いまだ謎に包まれたまま。さらなる衝撃を感じずにはいられない緊迫感あふれる映像を、まずはここから確かめてみて。『10 クローバーフィールド・レーン』は6月17日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンスらおなじみキャストに、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のオスカー・アイザック、「ゲーム・オブ・スローンズ」のソフィー・ターナー、『ダーク・プレイス』のタイ・シェリダンなど、注目俳優が集結する『X-MEN:アポカリプス』。このほど、最強の敵アポカリプスに挑むX-MENの様子や、さらなる真実が明かされる最新予告編映像と、ポスタービジュアルが解禁となった。すべての始まりは、紀元前3600年。歴史上で最古のミュータント、アポカリプス(オスカー・アイザック)は、堕落した文明を滅ぼす“神”として君臨していた。アポカリプスは、ミュータントの力を吸収することで最強となるが、裏切り者の手によって古代エジプトのピラミッドの中に封印されてしまった…。時は移り、1983年、その眠りは覚まされた。核兵器開発など人類の堕落を知ったアポカリプスは、マグニートー(マイケル・ファスベンダー)をはじめ4人のミュータント=“黙示録の四騎士”を召集し、世界を“浄化”しようとする。プロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)やミスティーク(ジェニファー・ローレンス)が率いる若きX-MENは、彼らとの戦いを強いられるが、強力なテレパシーを手に入れたいアポカリプスが、プロフェッサーXまでも連れ去ってしまう。最古最強の“神”アポカリプスを倒すためには、X-MEN全員のパワーを結集させなければならなかった――。『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』『X-MEN:フューチャー&パスト』から連なる3部作の完結編となる本作。『X-メン』からシリーズを手がけてきたブライアン・シンガーが監督を務め、このトリロジーに幕を下ろす。今回到着したポスタービジュアルからも、プロフェッサーXを中心にX-MENたちが、それぞれのパワーを駆使しながら最強過ぎる敵に対して団結している様子が見て取れる。さらに映像では、アポカリプスの降臨やシリーズ最大級の決戦の様子だけでなく、クイックシルバー(エヴァン・ピーターズ)が「マグニートーは俺の父さんだ」と衝撃の告白をするシーンも!そして、サイクロップス(タイ・シェリダン)とジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)が“助っ人”と呼んだ男の拳からは、なんと、あの見え覚えある爪が!?ウルヴァリンの本作への登場については世界中でうわさされているが、最強の神を前に参戦することになるのか、未だ詳細は謎に包まれている。空前のスケールで完結をみせる『X-MEN』ワールド。シリーズ集大成にふさわしい激戦とドラマの行方に期待していて。『X-MEN:アポカリプス』は8月11日(木・祝)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて3D/2D同時公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月17日