2017年3月に発表されたAmazon Fashion Week TOKYOで2017年秋冬コレクションを発表したtiit tokyo。ファッションショーを新たなクリエイションが生まれる場として、様々なクリエーターとのコラボレーションを実践。今回のショーのバックステージムービー、アートビジュアル作品、コラボアイテムが発表されました。ショーの臨場感を垣間見るバックステージムービーtiit tokyo 2017年秋冬コレクション "hers" のバックステージムービーが先日公開されました。撮影は東京の次世代を象徴するファッションブランドを「Modern-JAPONISM」をコンセプトに手がける映像作家 udocorg が担当。ショー本番とバックステージムービーに使用したオリジナル楽曲の製作を担当したのは、ベルリンを拠点に活動するアーティストGerhard Geising。今最も旬な女優の小松菜奈、ファッションモデルや女優としても活躍する松井愛莉、世界のコレクションでショーモデルとして頭角を現している福士リナ、モデル業に限らずクリエーターとしても注目されている宮本彩奈など、ショーでは注目のモデル・女優が勢揃い。儚く美しく、憂げな表情を浮かべながらランウェイを歩く彼女たちの素の表情をご覧ください。udocorg / ビデオグラファー1983年宮崎生まれ。東京の次世代を象徴するファッションブランドを「Modern-JAPONISM」をコンセプトに手がける映像作家。tavgallalyにて個展「れいより40℃も高熱」を開催。またShowstudio fainalistにも選出される。tumblrGerhard Geising / アーティストベルリンを拠点に活動するアーティスト。現在、ブレーメン芸術大学で複数のプロジェクトに携わる。 近年、Vera Molnar、Axel Rohlfs、Gustavo Mendez、HannesHölzlらと、アート、デザイン、ファッションと音楽の関係性を調査するプロジェクトに従事。手がけるプロジェクトは、映画、インスタレーション、広告など多岐にわたり、2017年のフェレロのアートディレクションおよびオーディオ/ビジュアルコンセプトも担当した。舞台裏のその瞬間をファッションショーの舞台裏の様子をアートディレクター/フォトグラファーであるPeng Yu独自の視点で切りとったアートビジュアル作品も公開。一冊の写真集にまとめられたような詩的な世界観は、ぜひファッションショー本番の動画と合わせて見てみてください。Peng Yu / アートディレクター/フォトグラファー東京をベースに、ニューヨーク・パリ・上海など国内外にクライアントをもつ。ロフィシャルなど海外誌やブランド広告のプロデュースも手掛ける。Instagram漆のバッグORISHIKI今回のコレクションで一際目立っていたのが、艶やかに光る長方形のクラッチバッグ。「ORISHIKI」と呼ばれるこのバッグは、漆の素材研究と新しい実用を研究するKenji Toki Studioとの共同製作で東北の伝統工芸である漆塗りを用いたコラボレーションアイテムとして発表されました。名前は折り紙の「折り—Ori—」と風呂敷の「敷ーShiki—」、方法ややり方を表す「式ーShiki—」を組み合わせた造語。 三角形の素材がつながり合い、折り紙のように折れ曲がり風呂敷のように包み込む、二次元から三次元に変化するユニークな構造をしています。川本尚毅 / インダストリアルデザイナーN and R Foldings Japan代表。 1980年広島生まれ。東京で環境デザインを学んだ後ロンドンに渡り、2つの大学で工業デザイン工学の修士号を取得。フリーランスを経て、国内外でさまざまなアーティストや企業のプロジェクトに関わる。tiit tokyo 2017AW コレクション “hers”
2017年07月20日洋服が好きなら一度は憧れるファッションの世界。でも、決して華やかで煌びやかなだけではありません。半年ごとに新たな作品を作り、トレンドという見えない怪物と戦い、ファンの心を掴むクリエイションを続け、売上という目に見える結果を出し続ける。毎日可愛いお洋服に囲まれてハッピーなんて本気で言ってられるほど、甘い世界ではないのです。厳しい世界でも信念を曲げずに戦い続け、東京のファッションシーンを賑わす鍵を握っているのがインディペンデントな若手デザイナーたち。そんな若手デザイナー/ブランドの登竜門でもあるコンテスト「Tokyo新人デザイナーファッション大賞 プロ部門」の2017年度審査会が6月15日、渋谷の文化ファッションインキュベーションにて行われました。受賞者10名とROBEが気になったアップカミングなレディースブランドをピックアップして紹介していきます。17年度受賞者10名が発表最終審査会には2017年4月1日〜5月19日の期間中に応募があった38ブランドのうち、応募基準を満たした18名のデザイナーが参加。最終選考に勝ち進んだブランドは、ファッションジャーナリストや百貨店バイヤー、大手アパレル代表取締役社長、中小企業診断士など、クリエイションからビジネス面までカバーした7名の審査員に作品や事業をプレゼンテーションしました。16日に行われた受賞後プレゼンテーションの様子会場となったホールには各ブランドがブースを出す形でラックを並べ、審査会の後そのまま結果発表へ。緊張の待ち時間を終え、今年度からビジネス支援を受けることができるファッションデザイナー10名が決定。審査で最高得点を獲得したメンズブランド「KIDILL」末安弘明さんは東京都知事賞を受賞しました。入賞ブランド/デザイナー10組東京都知事賞:KIDILL(キディル) / 末安 弘明入賞: KÄÄPIÖ(カピエ) / 大島 郁 MURRAL(ミューラル) / 村松 祐輔 amok(アモク) / 大嶋 祐輝 malamute(マラミュート) / 小髙 真理 PHABLICxKAZUI(ファブリックカズイ) / 瀧澤 日以 STAIR(ステア) / 武笠綾子 YON(ワイオーエヌ) / 西岡 遥 -niitu-(ニーツ) / 新津 祥太 chloma(クロマ) / 鈴木 淳哉TOKYO新人デザイナーファッション大賞とはTOKYO新人デザイナーファッション大賞とは、1984年に株式会社オンワード樫山により創設された日本を代表するファッションアワード。応募数世界最大級を誇る、学生を対象にしたアマチュア部門に加え、すでにビジネスを展開しているデザイナーを対象にしたプロ部門が2011年にスタート。世界で活躍できるデザイナーを発掘し、長期にわたってビジネス支援を行うことを目的としています。入賞できるのは創造力と独創性、事業の発展性を基準に選出された10名のみ。過去にはHELMAPH & RODITUSや、5-knot.....、TAAKK、motohirotanji、Ujoh、LAMARCK、divka、tiit tokyoなど、東京のファッションウィークや世界を舞台に活躍を始めたブランドなどが受賞しています。17年度入賞 PHABLICxKAZUI入賞者はCREATORS TOKYOのメンバーとして、最長3年間に渡りビジネス支援を受けることができます。支援内容は【合同展・個展・ショールームへの出展、ショー・インスタレーションの開催、百貨店・WEBでの販売機会の提供、輸出・物流相談】など、販売経路を拡大しビジネスを大きくしていく上で欠かせないものばかり。クリエイション以外の運営もデザイナーひとりで回すことが多い若手ブランドにとって、大きな手助けとなります。他にも商品企画ディレクションといった企画面での支援、広報活動の支援、経営・法律相談など、支援は多岐に渡ります。ブランドによってどんな支援が必要かを見極め、それぞれに合った支援を受けられるのがTOKYO新人デザイナーファッション大賞最大の特徴。6月16日(金)に行われた受賞後プレゼンテーションでは全受賞者の作品が展示されていました。今年度受賞者の中から、ROBE的にチェックしておきたいレディースブランドをピックアップしていきます。コンテスト異色の新星STAIRクリエイションは実力があるものの、まだ販売先はそこまで多くないブランドが多い中、異色の個性を放っていたのがレディースブランド STAIR(ステア)。デザイナーの武笠綾子さんはアパレルブランドで数年経験を積んだのち、2016年AWより独立しSTAIRを始動。現在デビュー2シーズン目にしてNOBLEやMIDWEST、Spick & Spanなど有名セレクトショップに卸先を広げる期待の新星です。20代で携わっていたブランドから卒業し、年を重ねるにつれて自分自身が着たいと思うリアルなデザインをしたくなったという武笠さん。等身大の働く女性が手がけるリアリティがバイヤーの心を掴んでいるよう。展開アイテムは始まったばかりのブランドとは思えない豊富なバリエーション。仕事にも着ていけそうなシンプルなパンツからオケージョン対応もできるドレス、トレンドを含んだアイテムまで、着用シーンがすぐに思い浮かぶものばかり。ブランド独自の生地も多く、ラックにかかっていたら思わず手に取ってしまうビジュアルのインパクト。手の込んだレースや刺繍など、細かな部分もオリジナルで手がけています。一つ一つのデザインは強いけども、日常になじむバランス感覚はまさに女性が作る、女性のための服。フェティッシュな要素もありつつ、セクシーではなくあくまで凛とした雰囲気を醸し出しています。これからの動きに要注目!認知拡大を狙うMURRAL2011年SSシーズンよりコレクションを開始したMURRAL(ミューラル)はAmazon Fashion Week TOKYOでもランウェイを行う実力派ブランド。ちょっぴり生意気で毒っ気のあるガーリーな世界観で、すでにファンを多数抱えています。今回の支援によって自身の世界観をよりブランドらしい見せ方で多くの人に伝えられたら、と話すデザイナーの村松さん。毎回コレクションの色を深めるためにファッションショーの魅せ方もこだわり抜く、MURRALらしい言葉です。靴やアクセサリーも手がけるなど展開アイテム数も多く、持ち前の服と自由に合わせてコーディネートを楽しむ20代女子の心をぐっと掴む理由はここにあり。今回の受賞をきっかけに、ファッションショーやメディア露出など、今後の見せ方がどう変化していくか見逃せません。次なるステージへ向かうmalamuteニットを中心に手がけるブランド malamute(マラミュート)の名前はどこかで目にしたことがある人もいるはず。強さと優しさを併せ持つ独特のフォルムで、シーズン問わずニットの楽しみ方を教えてくれるブランドです。受賞者の中でもメディア露出が多く、ファッション業界人にもファンが多いmalamute。2014年AWコレクションより始動し知名度は着々と上がりつつあるものの、ブランドを次のステージへ進めるために応募を決意し見事入賞。2017年秋冬シーズンからは体制を整えてより多くの人にmalamuteの魅力を伝えられるようになるそうで、今から秋が楽しみで仕方ありません。時にはミーハー、時には個性派。ファッションをジャンルレスに楽しむ越境レディにとって、アップカミングなブランドはぜひチェックしておきたいところ。今回TOKYO新人デザイナーファッション大賞を受賞したブランドはテイストも様々、どれも今後が楽しみなところばかり。情報収集のアンテナを最大限に貼って、次来るブランドをいち早く確保せよ!text. Azu Satoh
2017年06月19日毎シーズン映画のストーリーのような情感を大切にし、それをデザインに落とし込んでいるtiit tokyoが、間もなく発表になる2017春夏コレクションに先駆けショートムービーを公開。コレクションテーマである"leave"の女性像をイメージし、女優やモデルとして活躍する松井愛莉さんを起用しました。キュートな笑顔で可愛らしい優等生という印象を持つ彼女。感情の奥底を掘り起こすかのようにイメージの振り幅を強くつけることで、"leave"の女性像と変化する感情が生むシチュエーションを描き出しています。ショートムービーで演じたのは感情的で色っぽく、どこか危うさの漂うぎこちない女性。理屈なき感情によって生まれた刹那的な美しさが視線や表情、手元の仕草などで表現されています。 松井愛莉さんは10月18日に行われるランウェイにも出演予定。ROBEツイッター(@robetokyo)、インスタグラム(@robetokyo )でも発信するので要チェック! 松井愛莉 Profile1996年12月26日福島県生まれ、2009年に新潮社『ニコラ』のモデルオーディションでグランプリを獲得し、同年に同誌の専属モデルとしてデビュー。結婚情報誌『ゼクシィ』の6代目CMガールに抜擢されたのち、2013年ドラマ『山田くんと7人の魔女』で女優デビュー。2014年~『Ray』の専属モデル、2015年より一年間NTV「Going!Sports&News」日曜お天気キャスターを務めるなど、マルチな活躍を見せる。現在、映画『青空エール』に脇田陽万里役にて出演中。STAFF credit出演:松井愛莉、Anna E、Ringaile監督・撮影:金田聡樹プロデューサー:中山稜士スタイリスト:町野泉美ヘアメイク:豊田健 治 ( SHISEIDO)スチール:山口こすもPM:品田裕介映像プロダクション:CARPE
2017年06月19日ROBE読者の皆様こんにちは、ryokoです。連載第三回「やっぱり女は守られたい?それとも自立したい?ディオールとシャネルの関係で見る20世紀半ばのファッション」に続き、第四回は若者文化と共に新しい価値観の台頭した1960年代、70年代のファッションについて考えてみたいと思います。若者文化と新しい価値観の台頭第2次世界大戦を経て1960-70年代には当時高まりを見せていた公民権運動とともに、アメリカでウーマン・リブ運動が展開されます。イギリスでも階級社会が崩壊する中、「ユースクエイク(Youthquake)」と呼ばれる若者文化が台頭。ジーンズ、ミニスカート、ヒッピー・スタイルが流行しました。その中で女性解放の機運も高まり、女性たちはふたたび職場へ出ていくこととなります。この時代においてココ・シャネルと同様、洋服のデザインだけでなく、女性や社会の意識に影響を与えたのがイヴ・サンローランです。1966年、プレタポルテ(高級既製服)のブランドである「イヴ・サンローラン・リヴ・ゴーシュ」を裕福でない若者の多いパリのセーヌ川左岸に開き、当時の若者、特に社会進出し始めた女性たちが手にできるようになりました。(リヴ・ゴーシュはフランス語で左岸という意味)また、イヴ・サンローランは男性の正装とされていたタキシードを女性の服として発表し、パンツルックの先駆けとなりました。女性がパンツをはくことについて女性がオフィスシーンを含め公の場所にて、日常にパンツをはくことは、現在では特にこれといって気にすることもない普通のことですし、それどころかレギンスのスタイルも定着していますが、この当時は私たちが想像する以上に抵抗のあったことのようです。イヴ・サンローランの代表作 「smoking」当時の高級レストランでは、パンツを着用していることはドレスコード違反となり、入店を断られたりしたそう。イヴ・サンローランの長年のパートナーだったピエール・ベルジェの著書でも一緒にいた女性がパンツを履いていたことで断られ続けて、自分達がランチを食べる場所がどこにもなくなって…と述べているところがありました。当時のことをファッション美術館の学芸員の方に聞いたことがあるのですが、その方が大学生だったとき、大学の学長クラスの改まった講義を受けるときなど、パンツ(そのときはジーンズだったらしいので一概にいえませんが)ではいけないと指摘を受けたりしたそうです。高級レストランで締め出しをくらうほど女性がパンツをはくことに抵抗があった世の中で、ある行動を起こした人もいます。ナン・ケンプナーがその人です。華やかなパーソナリティで知られたアメリカ社交界の花形で、イヴ・サンローランのオートクチュールの大顧客の一人。MOMAのジュニア・カウンシルのメンバーになるなど、ニューヨーク社交界では影響力の大きな人物でした。イヴ・サンローランとナン・ケンプナー彼女はバスク海岸調のチュニック・パンツを着てニューヨークのレストランに行き、パンツをはいていることを理由に入店を断られてしまいます。そこで彼女はその場でパンツを脱ぐという行動に出ます。今にも下着が見えそうなチュニックのみで堂々とレストランに入っていったと...。あまりに面白い出来事だったので、当時のことをネットでできる範囲で調べてみました。日本の記事にはほとんどなかったものの、英語の記事では、「removed her trousers」「took off the bottom」「removed the bottom」など「パンツを脱いで抗議」したこの当時のエピソードのオンパレードでした。また、その事件が起きたレストラン「La Cote Basque」について調べたところ、ジャクリーン・ケネディ・オナシスやC.Z.ゲストなどが集い、ニューヨークの上流階級の社交場でもあったそう。当時の写真も見つかって、とても意外で新鮮な気分でした。また、服装史の講座を受けた時、講師の方に聞いてみたのですが、当時の雑誌や新聞などの記事では特に残っていないそうで、あくまで噂レベルだったとのこと。特にパリでは当時の時代の流れもあり、このようなアクションをとる女性がたびたびいたのだそう。その時伺った話で加えて意外だったのが、サンローラン自身、女性は女性らしくスカートをはくべきだと昔ながらの考えを依然と持っていてパンツスーツも「昔ながらの伝統的な女性らしさ」を引き立てるための延長線だということ。それを当時のフェミニスト達が勘違いしたということらしいです。ファッションの歴史では本来その立場や身分ではない者が新しい提案を行い、身分不相応だとか「勘違い」だとか叩かれ続けたのちそのスタイルが浸透し、それが今のラグジュアリーファッションをつくっていたりするのも面白いところです。シャネルが女性に自由を与えたのであれば、サンローランは女性の肩に男性の服を置くことによって女性に権力を与えたといわれ、結局のところ私たちはその「勘違い」の恩恵をたっぷり受けることができています。「ファッションは勘違いからはじまる」のもあながち悪くないなあと思いました。オフィスなどの公の場所での服装のルールとして、相手を不快にさせない、敬意のある服装をすべきだといわれれば確かにそのとおりですし、まともな社会人だと見られたいです。とはいえ、女性が男性の服を着ることで、相手に敬意を払ってないとか、はたして不快になったりするものなのか、いろいろ考えてしまいました。そういえば今でも学生が就職活動する際、着用するリクルートスーツはパンツよりもスカートにすべきだという風潮があったりしますね!現在においても長い議論になりそうな内容だなあと思います。 第五回は日本のデザイナーが欧米のファッションや社会の既成概念をひっくり返した衝撃の80年代と、昨今のファッションとテクノロジーと平和(!?)について考えてみたいと思います。第一回:女性の仕事服はなぜできた?現代にも続く20世紀以前のファッション 《連載:ファッションオタクのサーバエンジニアが見る女性とファッション・スタイルの文化史(1)》第二回:解放され仕事を手にした女性たちと20世紀前半のファッション《連載:ファッションオタクのサーバエンジニアが見る女性とファッション・スタイルの文化史(2)》第三回:やっぱり女は守られたい?それとも自立したい?ディオールとシャネルの関係 で見る20世紀半ばのファッション 《連載:ファッションオタクのサーバエンジニアが見る女性とファッション・スタイルの文化史(3)》Text. ryokoIllustration. Sandra
2017年05月23日ROBE読者の皆様こんにちは、ryokoです。連載第二回「解放され仕事を手にした女性たちと20世紀前半のファッション」に続き、第三回は第二次世界大戦を経て華やかなりしオートクチュール全盛の最後の時代、20世紀半ばごろのファッションについて考えてみたいと思います。ふたたび激動の時代へドイツ軍がポーランドへ侵攻したことに端を発した第二次世界大戦(1939~1945)は、この期間ドイツ、イタリア、日本の枢軸国側とイギリス、フランス、アメリカ、ソ連、中国などの連合国側とが,大西洋、ヨーロッパ、北アフリカ、そして太平洋、東アジアの広範囲を戦場として巨大な規模の戦争を展開しました。この時代も20世紀前半同様、男性は戦場に駆り出され、主に女性が国内の生産現場を担っていました。戦争が引き起こした人手不足は女性の積極的な労働参加を促します。終戦直後、女性たちは職を離れましたが、仕事をすることによる社会参加は大きな自信につながりました。その後の女性の社会進出に少なからず影響を与えたことは言うまでもありません。華やかさと安心を求めた戦後のファッション戦後は仕事を続ける女性、家庭へ戻る女性など様々でした。戦争による悲惨さや節制が続いた反動もあり、女性はファッションに華やかさを求めます。その華やかさを求める欲求に応えたのが、1947年に発表されたクリスチャン・ディオールによる「ニュールック」と呼ばれるコレクションでした。「ニュールック」とはグラマラスなバストラインとくびれを強調するためウエストを細く絞り、丸みを帯びた丈の長いスカートをあわせて凹凸のあるフェミニンなシルエットをつくるスタイルでした。そこには贅沢で華やかで「守ってもらえる」ような安心感があったように感じます。しかしディオールのエレガントなスタイルはあくまで“貴婦人のため”だけに提案され、物議を醸しました。お金のない女性たちはディオールの服を身にまとう女性を攻撃し、街中で頻繁に暴力沙汰が起きたほどです。しかし「モード」という点でディオールが新たな時代築き、日本でもコレクションが開催されました。日本とのつながりについて1950年代のファッションを改めて調べていて意外な気持ちになったのが、ディオールと日本のファッションのつながりです。クリスチャン・ディオールは日本の文化に興味を持っており、「トーキョー」や「ウタマロ」という名前のドレスを作っていたそうです。ドレスに歌磨呂って…男性の名前なのに、ちょっと笑っちゃいます。また、日本の織物にも深い興味を抱いており、百貨店の大丸とライセンス契約を結び、ディオールのデザインと型紙を使った、日本の生地によるオートクチュールサロンがあったそうです。今考えるとすごく意外!その中で、皇太子妃だった美智子皇后陛下のご成婚の際、ウェディングドレス(ローブ デコルテ)に採用され、京都の老舗龍村美術織物による「明暉瑞鳥錦(めいきずいちょうにしき)」という生地(「裂(きれ)」っていうらしい)を用いて、ドレスが作られました。ロマンティックでクラシカル、コンサバな1950年代のスタイルは現在においても、可愛らしくレディライクな女性のスタイルには欠かせない、日本女性が大好きなスタイルです。そこには上品でしとやかな昔ながらの淑女らしさがあります。どんなに自立した女性でも、一度は惹きつけられる魅力でしょう。当時、暴力沙汰になったなど、今では考えられないほど女性らしいファッションです。ココ・シャネルの復活そこで思い出していただきたいのがココ・シャネルの存在。彼女は自分がかつて皆殺しにしたはずの、女性の自由を奪い束縛していたスタイルが再び成功しているのを目の当たりにします。彼女はディオールのファッションが席巻しているのを見て、「あの男は私が何十年もかけて壊してきたものをあっという間に元に戻した。」と耐え難いほどの屈辱を感じます。そして1954年、コレクションにカムバック。しかし、フランスのファッション誌は「1930年の亡霊」、「退屈で胸もウエストもヒップもない」「大失敗」と残酷に切り捨てあざ笑います。しかしその記者たちの攻撃はリウマチで指が不自由な71歳の、自立した彼女の闘争心に火をつけ、やめることはありませんでした。そんな中、アメリカはココ・シャネルのカムバックを称賛します。アメリカ最大手のベストセラー雑誌「ライフ」がココ・シャネルを大々的に報道しました。シャネル初期から存在した動きやすく快適なジャージー素材のドレスだけでなく、オフィスなどの公の場に最適なツイードスーツは、簡素かつエレガント。これらのスタイルは消費の中心が「仕事を持ちキャリアを築き人生を切り開こうとする女性」へと変化していたアメリカにおいて、大歓迎を受けました。「シャネルが世にもたらしたのは、モード以上のもの、それは革命である」と。それらがきっかけとなり、今日に至るまで、ファッションに興味があるなし関わらず、彼女のスタイルは世界中のすべての人に浸透していったのです。第四回は若者文化と共に新しい価値観の台頭した1960年代、70年代のファッションについて考えてみたいと思います。第一回:女性の仕事服はなぜできた?現代にも続く20世紀以前のファッション 《連載:ファッションオタクのサーバエンジニアが見る女性とファッション・スタイルの文化史(1)》第二回:解放され仕事を手にした女性たちと20世紀前半のファッション《連載:ファッションオタクのサーバエンジニアが見る女性とファッション・スタイルの文化史(2)》Text. ryokoIllustration. Sandra
2017年05月23日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第27回目になりました。2017年一発目の前回は選択肢を切り捨てていこうという話。今回はちょっぴり早いけど春夏のお洋服の話をさせてください。 前回、選択肢は切り捨てよう!と偉そうに語りました。でもごめんなさい、全然捨てきれてません(笑)今日は極私的2017年春夏物お買い物リストをおさらいします。どのアイテムも近々お店に並ぶかと思うので、気になればぜひ実物を見に行ってみてください。どこに売ってるんだよ!という場合は、インスタとかで調べましょう。レッツ・ハッシュタグ検索!皆様のお買い物の参考になれば嬉しいです。ちなみに今回の記事は展示会で撮影した写真を使用しているので若干画質粗めです。展示会って?コレクションの時期って?という方は年末のこちらの記事をご覧ください。春夏、クルーズ、プレ…?「コレクション」って何?《連載:ファッション業界って何?》ファッション業界の「展示会」って何?《連載:ファッション業界って何?》 極私的17SSお買い物リストLOKITHO好きなブランドどこ?と言われて真っ先に答えるのがLOKITHO(ロキト)です。4年前、オープニングセレモニーで素敵なドレスがあるなと思って手に取ったのが始まり。今でこそ仕事柄、東京ブランドばかり追っているのですが、当時はCARVENやAcneなど海外ブランドが好きでした。そんな中LOKITHOはいい意味で日本のブランドっぽくなくて尖ってるわ〜と一気にファンになったんです。ロキトのお洋服は自分を強くしてくれるんですよね。女性っぽすぎるのがニガテなので、セクシーと一概に形容できないところがとても心強い。今シーズンはアンサンブルのように見えるニットワンピを買いました。RPKORPKOでルプコと読みます。もう、名前を口にしたくなっちゃう時点でずるい。ルプコは20代でも手の出しやすい価格と程よくトレンドを混ぜたデザイン性が魅力。デザイナーさんが可愛くて、いつもたくさん試着して話しちゃうんですよね。今シーズンはエクストリームスリーブのブラウスときんきらきんのプリーツスカートをオーダー。「これを着るなら袖を持ってくれる人が必要ですね♥」っていう押し方も可愛い。WHEIR BobsonROBEでも取り上げたWHEIR Bobsonの展示会で出会ってしまったGジャン。個人的にあまりデニムは着ないのですが、このGジャンを見た時に思いました。EジャンGジャン!..........サイドの深いスリット、前後で異なる長さ、このさりげないデザイン性、求めてました!WHEIR BobsonはLICLEさんでお取り扱いするそうなので、気になる方はLICLEさんにて!malamuteニットって、好きなんですよね。気張らない感じがいい。最近は季節問わず着ることができるので嬉しい限りです。ニットブランドのmalamute(マラミュート)の詩的な世界観は眠っている乙女心をザワつかせてきます。このマーメイドのようなトップスなんて涙出るほどかわいい。悩みに悩んでコレクションの要であるアジサイ柄のニットに決定。今シーズンの着想源は「ヴェニスに死す」と聞けば、アジサイということにも納得。大学の時、授業で散々見たので(笑)アクセサリーはsomniumとのコラボレーション。コレクションの世界観をぎゅっと詰め込んだような透明感と少しのいじらしさを感じるイヤリングです。tokiko murakami春になると着たくなるアウターNo. 1といえばトレンチコートですが、定番の形ゆえ、なかなかしっくりくるものがないのです。でも、出会いました!大きな襟に袖のリボン、少しドレープの効いた胸元がたまに見せるドレッシーな雰囲気が、もうツボ。ちなみにInstagramに投稿したところ謎の人物から「Colombo keiji」とコメントがきて爆笑したのでした。TAAKKメンズブランドTAAKKが2017SSよりレディースラインも始めるとのことで、初めて展示会にお邪魔しました。服のイメージから勝手に「デザイナーさんちょっと怖そうだなぁ...」と思ってビクビクしてたのですが、全然そんなことありませんでした。(ごめんなさい)展示会では皆様にお伝えすべく、なるべく多くの服を触ってみることにしています。「お値段的に20代でも買える」「仕事着でもいけそう」「勝負服だな」とか、いろいろなシチュエーション、人格で見ることを心がけています。そして一通り考えたり着たりした後、My wardrobe 選定モードに入ります。どんなに高くても、ヤバいアイテムでも、着るだけはタダですからね!一見ヤバくても、案外着られると思えば後はもうお財布との相談です。総スパンコールスカジャン、ヤバいでしょ?MURRAL昨年10月に行われたAmazon Fashion Week TOKYOにてランウェイデビューを果たしたMURRAL(ミューラル)。セレクトショップ Sisterで出会ってからその毒っ気のある可愛さが気になっていたのですが、最近は伊勢丹との別注ライン「COLORIS BY MURRAL」を出したりオリジナルシューズの製作も始めたりと、着々と人気ブランドへと成長しているよう。このブランドの魅力は着こなしやすさ。コーディネートしやすいように服の随所に気が利いているんです。妄想コーデにも登場しているのでご覧くださいませ。(この紫のスカートも欲しい。深い緑と合わせたい...)SHE TOKYOこちらも2017年春夏シーズンデビューの新ブランド。ROBEでもいちはやく17SSルックをお伝えしました。さて、わたくし、いい年して大変お恥ずかしいのですが、できればお姫様になりたいと思っています。それを叶えてくれたのがSHE TOKYOのスカート。大人の女性のためのスカートブランドということもあってこれだけプリンセスムード満点なのに、甘ったるくなく上品。展示会で一眼レフで撮影してくれるという心配りにも感動しました。そりゃSNS投稿しますとも!本気でテンション上がるので、是非みなさま着てみてくださいませ。HELMAPH & RODITUSロシアの百貨店のInstagramで一目惚れするという不思議な出会い方をしたHELMAPH & RODITUS(ヘルマフアンドロディタス)は、見た目のエッジィさとは裏腹にご家族でやられているアットホームなブランド。魅力はこちらで語っているのでご参照くださいませ。個人的に17SSはなんとなくベージュ、透け感がキーワードだったので、ドンピシャのこのトップスをオーダー。ベージュなのにヘルシーで若々しい印象になるのすごくないですか!!!たぶんそうこのフワっとしたシルエットと金のパイピングのおかげ♥writtenafterwardsファッションって、こういうテンションの上げ方になっちゃう時があるんですよね。天使のガウンを着たらそりゃぁ飛び上がっちゃいますもん。リトゥンアフターワーズの会場で、先輩にカメラを握らせて舞う乙女。tiit tokyo図らずもイケメン風になったので喜んでいたのですが、お腹からヒートテックが若干チラ見えしていて残念無念。そしてサンプルはモデルサイズなので足の長さが足りず思いっきり背伸びしています。着こなすためなら体も張ります、ファッション愛。この後トトロがもっているような笹団子をもらいました。長々と失礼いたしました。皆さんの物欲をちょっとでも刺激できたら本望です。なんてったって、わたくしの使命は一人でも多くの人に服を買ってもらうこと!ファッションだってビジネスですからね、買ってもらわなきゃ続いていかないのです。以上、暑苦しさは真夏級の17SS展示会振り返りでした!text. Azu Satoh
2017年05月17日スターバックス コーヒー(Starbucks Coffee)の人気フレーバー「ストロベリー クリーム フラペチーノ」が期間限定で登場する。期間は2017年5月17日(水)から2017年6月13日(火)まで。「ストロベリー クリーム フラペチーノ」は、英国・ウィンブルドンのテニス観戦の名物として知られる、ストロベリーにクリームをかけた「ストロベリー&クリーム」に着想したドリンク。2004年の登場以来、日本でも多くのファンに愛されてきた人気商品が今年もお目見え。ストロベリーソースの甘酸っぱさとプチプチとした食感、フレッシュなミルク感、そして滑らかなホイップクリームのコクが混ざり合った一杯は、マーブル状に混ざり合うピンク色が華やか。また、トッピングのホイップクリームをドリンク全体に馴染ませていくと、ストロベリーソースの酸味が丸くなり、なめらかでクリーミーな味わいへと変化する。ストロベリーとミルクのハーモニーを心ゆくまで楽しめる限定ドリンクをぜひ味わってみて。【詳細】「ストロベリー クリーム フラペチーノ」販売期間:2017年5月17日(水)〜6月13日(火)価格:Tall 570円取扱店舗:全国のスターバックス店舗(一部店舗を除く)※なくなり次第終了【問い合わせ先】スターバックス コーヒー ジャパン 株式会社TEL:03-5745-5890
2017年05月13日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第31回目になりました。前回はAmazon Fashion Week TOKYOで感じた東京ファッションの勢いの話。今回はROBEで初めて取り組んだ紙媒体、ROBE タブロイド issue.0 のお話です。ウェブを飛び出し紙媒体への挑戦始まりは昨年9月。ROBEパリコレ取材のため、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施することになった頃でしょうか。(参考記事:「パリコレ取材のために始めたクラウドファンディングの話」)たまたま社外の繋がりに恵まれ、タブロイドを作ってみないか、という話になったのです。ちょうどパリに行って素材も集まるし、会社の広報資料やクラウドファンディングのリターンにもなるから作ってみようかな、という軽い気持ちで始めました。私は学生時代、ファッションフリーパーパーを作るサークルに所属していました。当時は一応編集局員として活動していましたが、実際にやっていたのは企画立案からカメラマン、誌面デザインまで、本来の編集業務を越えた何でも屋さん的な役割。今思えば、すべての作業がROBEに繋がっているのですが(笑)今回はスタイラー株式会社 ROBE 編集部 編集長として、責任を持って企画させていただきました。リズミカルなカルチャーコラム洒脱なレディ論を担当するmidoriにスケジュール管理・編集補助、プロップスタイリングを担当するaisaに誌面デザイン・製作を担当してもらい、私一人ではできなかった、世界で初めての(!)タブロイド版ROBEが完成したのです。印刷を担当していただいた朝日新聞メディアラボ様にも大変お世話になりました...!気になる内容、続きは紙でさて、内容の説明をちょこっと。せっかく大きく作っていただけるので、表紙は広げてポスターとしても飾れるデザインにしました。折った状態だと“BE THE LADY, crossing the border=越境レディになる”という小細工も。片面はROだけになるので「なんだこれ?」と思って開いてもらおうという魂胆もあります(笑)冒頭の企画ではパリコレトレンドスナップ最前線を掲載。「パリコレで目撃!今すぐ取り入れたい2016秋冬トレンド」としてウェブで公開した記事を再編集して素敵な誌面に落とし込んでもらいました。ウェブにはできない大胆なデザインに仕上がっているので、ぜひ現物をチェックしていただきたい!issue.0ではコレクションのネタをメインにしたので、東京/パリのコレクション事情を比較した話も。パリコレで単身取材を行っていたインフルエンサーの中川友里さんに日本を代表するファッショニスタとして独占インタビューを実施。ファッション誌やジャーナリストとは違った視点で東京ファッションを盛り上げよう、世界へ発信していこうとする彼女の情熱・ファッションへの愛は、キラキラふわふわした単なるインフルエンサーでは全くありません。こちらも必見。前回のコラムでも述べたように、東京のファッションも越境しながら次第に盛り上がりを見せています。issue.0ではパリコレ取材直後に行われたAmazon Fashion Week TOKYO 2017 SSの妄想イラストコーデも掲載しました。こちらは「【#AmazonFWT 】これを着るならこんな場面で!妄想イラストコーデで東コレ2017年春夏を振り返る」としてウェブで掲載した記事を再編集しています。20代 私たちにとってのファッションとは?今回の目玉企画、ぜひ、ぜひとも読んでいただきたいのがteam.ROBEによる座談会企画「20代 私たちにとってのファッションとは?」です。azu、midori、aisaの3人で2時間ほど熱く語り合った座談会を凝縮して一面に収めています。裏話をすると、普段ウェブで文章を書いているためスペースや文字制限などをあまり気にしなかったので、編集にかなり苦労しました。友人の校閲ガールにも協力していただき、なんとかまとまったのです。紙の難しさをここで改めて知る...と同時に、ある種の緊張感と、届ける人々の属性の違いによる文章の書き分けの大切さを学ぶことができました。ここではウェブで検索に引っかかったら若干困るようなことなども語っています。紙で印刷されてしまったら絶対的な証拠として残ってしまうからこそ、敢えて言ってしまえ、という開き直りのような(笑)数年後に読み返しても、この時代は確かにこんなことが話題になっていたよね、と発見のある内容だと自負しています。気になる設置箇所はこちら。なんと東京から福岡まで、幅広い地域に設置していただいています。それぞれ数十部ずつしかないので、早い者勝ち...!編集部にあるのもあと少しなので、欲しい方はぜひお早めに!座談会文末にも書きましたが、ただただファッションを素直に楽しんでいただきたい一心で微力ながら発信をしています。これからもウェブマガジンはもちろん、紙媒体や、もしかしたらリアルイベントなどで発信を続けていくので、どうかお付き合いください。それでは素敵なGWを。暇つぶしにROBEの記事でも読んでくださいませ!設置箇所東京恵比寿 Coutulife下北沢 本屋B&B東小金井 Only Free Paper表参道 COMMUNE246 みどり荘(MIDORI.so)長野まつもと市民芸術館名古屋ヘアサロン Hair Geselle岡山MUJI BOOKS 岡山ロッツ店福岡ライフスタイルショップ C&MILLStext. Azu Satoh
2017年05月03日レネー・ゼルウィガー、オリビア・パレルモなど多くの女優やセレブに愛用されるNYブランド「Carolina Herrera(キャロリーナ・ヘレラ)」のプレタポルテドレスがブランド創立35周年を機に日本で初めて展開されます。NYコレクションで発表されているプレタポルテドレスは大胆で可愛らしく、日本の花嫁にもぴったりのデザイン。普通のウェディングドレスではどこか満足できないプレ花嫁や、周りと差をつけたいフォーマルドレスを探している大人の女性にふさわしいハイセンスなドレスです。4月下旬より日本で展開されるのはNYコレクション2017 SSにて発表されたドレス1型(品番 7112 TFGEMB)。NOVARESE銀座、大阪の2店舗にてレンタル・販売がスタートします。レンタル価格は480,000円、販売価格は1,200,000円(共に税抜き)、サイズはUS 2、US 4。軽やかで若々しいデザインにあふれた2017 SSコレクションの中から日本女性のためにセレクトされたのは、チュールスカートにオーガンジーをカットアウトしたトップとリボンで結んだバックスタイルが特徴的なドレス。後ろ姿の美しさにもこだわる、日本人女性の美意識をくすぐる一着です。今後も春夏・秋冬のコレクションごとに、日本人女性に合う数型をセレクトしレンタル・販売予定。プレ花嫁、ドレス着用シーンがある方はお見逃しなく!キャロリーナ・ヘレラNYを代表するドレスブランド。素材の美しさに加え、取り外し可能なスカートや袖など、複数の着用方法ができる自由度の高いデザインに定評がある。レネー・ゼルウィガー、オリビア・パレルモ、クリスティーナ・ヘンドリック、ジェシカ・シンプソンなどのセレブがウエディングドレスを着用している。HP / Facebook / Instagram
2017年04月20日LOVEがテーマ! 大人のストロベリーブッフェ「セントレジスホテル大阪」のフレンチビストロ「ル ドール」では、2017年5月31日までストロベリーブッフェ「LOVE STRAWBERRY」5,800円(税込)を開催しています。テーマはその名の通り「LOVE」。高級感のあるBGMやディスプレイは、デートにもピッタリ。ハートの形がキュートなオブジェで記念撮影も◎。15時~17時の2時間制で、人気も高いので早めの予約がおすすめです。春の訪れに心が弾む♡ 苺尽くしの夢の空間カウンターに並ぶ色とりどりの苺スイーツ。春の訪れに心が弾む夢のような空間です。「苺のウエルカムドリンク(ノンアルコール)」でブッフェをスタート。ケーキ、ティラミス、ようかん、スープまで約50種類の苺メニューがラインナップ。苺を使った逸品料理も数多くラインナップ「苺の巻きずし」や「アボカドと苺のサラダ」など、趣向を凝らした苺料理も数多くラインナップ。「ベークドサーモン醤油マスタードソース生いちご添え」は、爽やかな苺の酸味と鮭の塩気とがバランスよく、やみつきになるおいしさ。甘いものが苦手な方や男性でも、苺を楽しめる嬉しいおもてなしです。春の訪れを感じさせる華やかな苺料理の数々。「LOVE STRAWBERRY」で苺尽くしの贅沢なひとときを存分に楽しんで。イベント情報イベント名:セントレジスホテル大阪のストロベリーブッフェ「LOVE STRAWBERRY」催行期間:2017年01月05日 〜 2017年05月31日住所:大阪府大阪市中央区本町3丁目6-12 フレンチビストロ「ル ドール」電話番号:06-6258-3333 (10:00~20:00)
2017年04月15日ハーゲンダッツジャパン株式会社から、ミニカップシリーズ『ストロベリーカスタードタルト』を期間限定で発売。発酵バターを使用した濃厚なカスタードアイスクリームに、甘酸っぱいストロベリーソースと香ばしいグラハムクッキーを混ぜ合わせた、春を感じさせる限定フレーバー。ハーゲンダッツ ミニカップ『ストロベリーカスタードタルト』卵とミルクの風味豊かなカスタードアイスクリーム、甘酸っぱいストロベリーソース、食感のアクセントとなる全粒粉のグラハムクッキー、3つの素材が絶妙に混じり合う。濃厚でコクがありながら甘酸っぱさも楽しめる、ストロベリーカスタードタルトのような風味の、春にぴったりな限定フレーバーとなっている。こだわり①濃厚でコクのあるカスタードアイスクリームカスタードに発酵バターを加えることで、濃厚でコクのある味わいを実現。こだわり②甘酸っぱいストロベリーソース酸味と甘みのバランスがよく、風味の強いイチゴの品種を選定。濃厚なアイスクリームが引き立つよう、イチゴ特有の甘酸っぱさが無くならないように調整したこだわりのストロベリーソース。こだわり③食感がアクセントとなる全粒粉グラハムクッキー全粒粉の独特の風味と食感をプラスすることで、タルト生地の香ばしい風味を再現。製品概要ハーゲンダッツ ミニカップ ストロベリーカスタードタルト【種類別】 アイスクリーム【内容量】 110ml【価格】 希望小売価格:272円(税抜)【発売日】 2017年4月11日(火)より期間限定
2017年04月13日洋菓子を製造販売するヨックモックから、青山本店と国内一部店舗、オンラインショップにて、「シガールアイスクリーム(ストロベリー)」が発売されました。小さな子供からご年配の方まで、誰からも愛される味わいに仕上げているのがポイントですよ♪ストロベリーの果肉果汁を贅沢に約30%も使用♡発売以来、情報番組、ファッション誌、WEBニュース等で紹介されSNSでも話題を呼んでいる、ヨックモックを代表する「シガール」とアイスクリームが合わさった「シガールアイスクリーム」。このたび、好評の定番のバニラ味とチョコレート味に加え、ストロベリー味が新登場します。「シガール」に合わせて独自開発したアイスクリームは、ストロベリーの果肉果汁を贅沢に約30%も使用。ほどよい酸味とすっきりとした甘みが感じられます。ストロベリーの甘酸っぱさと香りが「シガール」とマッチしていますよ♪「シガール アイスクリーム」の誕生のきっかけとは?アイスクリームに添えられた一片のラングドシャークッキー。その取り合わせの妙味は、ラングドシャー発祥の地・欧州でも古くから知られていました。そんな至福の味わいを届けたいと、ヨックモックが「シガールアイスクリーム」を構想したのがおよそ20年前。バターの豊かな風味と繊細な口どけが特徴のシガール。アイスクリームと合わせることは不可能、と言われていましたが、試行錯誤を重ね、「シガールアイスクリーム」が誕生したのです。商品概要商品概要商品名:シガールアイスクリーム(ストロベリー)入数/税込価格:シガールアイスクリーム(ストロベリー)5本入り/1,080円シガールアイスクリーム(ストロベリー)20本入り/5,400円(配送料込み)3種詰め合わせ(バニラ10本、チョコレート5本、ストロベリー5本)5,400円(配送料込み)展開期間:2017年4月1日(土)~2018年3月31日(土)予定店頭展開店舗:青山本店、東京駅一番街店、三越日本橋本店、小田急百貨店新宿店本館、小田急百貨店町田店、東武百貨店池袋店、東武百貨店船橋店、東急百貨店東横店、ラゾーナ川崎プラザ店宅配承り展開:青山本店、全国の百貨店ギフトカタログ(中元期より展開)、オンラインショップ※店舗により取り扱い商品および販売期間が異なります。公式HP
2017年04月03日ラグジュアリーかつしっかりと日常に溶け込む絶妙なバランス感覚で幅広い層の女性に支持されるブランドAcne Studiosが、3月4日パリにて2017年秋冬コレクションを発表しました。「今季は生き生きとしたプレイフルで自由なコレクションを造りたいと考えました。ロマンティックでプリミティブでありながら、大人のフェミニンな部分もあり、個性や直感といった個々の生き方からなる世界観を表現したコレクションです。」ー Jonny Johansson, Creative DirectorAcne Studios 2017AW LOOK
2017年03月08日ハーゲンダッツ(Häagen-Dazs)の新作ミニカップ「ストロベリーカスタードタルト」が、2017年4月11日(火)より期間限定で新発売される。新フレーバーは、発酵バターを使用した濃厚なカスタードアイスクリームに、甘酸っぱいストロベリーソースと、香ばしいグラハムクッキーを混ぜ合わせたもの。風味豊かなカスタードと甘酸っぱいストロベリーを組み合わせた、春にぴったりなスイーツとなっている。【商品情報】ハーゲンダッツ ミニカップ「ストロベリーカスタードタルト」<期間限定>発売日:2017年4月11日(火)価格:294円(税込)販売店舗:全国のスーパーマーケット、コンビニエンスストア、デパート内容量:110ml【問い合わせ先】ハーゲンダッツ ジャパン株式会社 お客様相談室TEL:0120-190821
2017年02月26日手のひらサイズの小さなチーズタルト専門店「パブロミニ(PABLO mini)」から、季節限定ミニタルト「焼マシュマロストロベリー」が発売。パブロミニ全店にて2017年3月1日(水)から4月30日(日)まで、パブロでは3月1日(水)から3月31日(金)まで提供される。チーズがたっぷり入ったチーズタルト生地にストロベリーソースを重ね、マシュマロとピスタチオをのせて焦げ目がつくまで焼き上げた。焼マシュマロのサクサクとトロリとした二つの食感を、果肉感のある爽やかなストロベリーソースと一緒に味わえる。ピンクとホワイトに彩られたキュートな見た目なので、ホワイトデーの贈り物にも最適だ。3月14日(火)までは、ハートピックをのせて提供される。【詳細】PABLO mini‐焼マシュマロストロベリー ※数量限定価格:300円(税込)サイズ:直径 約6.5cm■販売店舗・焼きたてチーズタルト専門店PABLO mini 全店 ※テイクアウトのみ秋葉原店/北千住マルイ食遊館1階店/イオンモール長久手店/ホワイティうめだ店/アリオ八尾店イオンモール大和郡山店/ゆめタウン高松店/アミュプラザおおいた店販売期間:2017年3月1日(水)~4月30日(日) ・焼きたてチーズタルト専門店PABLO ※カフェメニュー及びテイクアウト表参道店1階/ららぽーと立川立飛店/越谷レイクタウンmori店/金沢もりの里店/(福島県)郡山駅前店梅田HEP FIVE店/心斎橋オーパきれい館店/神戸元町店/姫路店販売期間:3月1日(水)~3月31日(金)
2017年02月23日都心から電車でも車でも約2時間。週末の旅行にはもってこいのアクセス。そんな栃木にはイチゴ、梨、ぶどう、りんごなどの摘み取りや直売をしている農園が多く、一年を通して果物狩りを楽しめます。そして今もっとも旬なのがイチゴ。約半世紀にわたり日本一のイチゴの産地栃木で生まれた「とちおとめ」を知らない人はもういないのではないでしょうか。「とちおとめ」など人気の品種が食べ放題、真っ赤に熟れたイチゴをご賞味あれ。真っ赤に熟したおいしそうなイチゴを食べ放題で提供しているのが「日光ストロベリーパーク」。小さなお子様がいる家族にも楽しめるように、ハウスではベビーカーや車椅子でも入れる広々とした設計のハウスもあります。おなじみの「とちおとめ」の他にも、高級いちご「スカイベリー」4種類のいちご狩りができます。色々なイチゴを食べ比べできるのもこのパークの魅力。いま話題の高級いちご「スカイベリー」?「スカイベリー」という名前は「大きさ、美しさ、おいしさ」の全てが大空に届くような素晴らしいイチゴという意味が込められており、栃木県にある百名山の一つ「皇海山」(すかいさん)にも由来しています。「スカイベリー」の特徴は、極めて実が大きく、きれいな円すい形で、果色は明るく色鮮やか。甘味が際立ちまろやかで、ジューシーな食感と独特の香りがお楽しみ頂けます。次のお休みにでも、今が旬のイチゴを堪能しに行ってはいかがでしょうか。栃木県内には、今回紹介した農園の他にもたくさんの観光いちご園があります。栃木いちご狩り情報(栃木県観光いちご園連絡協議会)スポット情報スポット名:日光ストロベリーパーク住所:栃木県日光市芹沼3581電話番号:0288-22-0615制作協力:栃木県企画編集:ルトロン編集部
2017年02月19日アクネ ストゥディオズより昨年8月に発表したEMOJIコレクションの第2弾が登場。今回はリゾート2017年コレクションにフィーチャーし、ピースサインやスカルにテディーベア、またビビットなマッシュルームのEMOJIが展開されます。EMOJIコレクション 第2弾ウィメンズ、メンズ共に刺繍もしくはプリントEMOJIの2オプションで提案されるコレクションは、今季の新型スウェットシャツ、 Tシャツにのせてブラック、ホワイト、グレーに加え5色のタイダイプリントでラインアップされます。 同コレクションは2月8日よりアクネ ストゥディオズ直営店(アオヤマ / ミドウスジ)および acnestudios.com にて展開中。fint bear sky blue ¥41,000fint bear zink grey ¥41,000fint peace black ¥41,000fint peace dark navy ¥41,000florida bears black ¥52,000florida bears zink grey ¥52,000florida head zink grey ¥58,000florida magic black ¥52,000niagara bear navy 価格未定niagara head dark navy 価格未定niagara head light ecru 価格未定niagara magic dark navy 価格未定niagara peace ink blue ¥28,000niagara peace mint green ¥28,000〈EMOJIコレクション 日本国内展開店舗〉アクネ ストゥディオズ アオヤマ/ Tel. 03-6418-9923アクネ ストゥディオズ ミドウスジ/ Tel. 06-6251-8670アクネ ストゥディオズ Spring/Summer2017 ポートレートシリーズ今季アクネ ストゥディオズがフォトグラファー Paolo Roversi に依頼し実現したポートレートシリーズは、Spring/Summer2017 コレクションを纏ったアーティストやライターなどクリエイティブな人物にフィーチャー。 同ポートレートシリーズはニューヨーク、香港、パリ、ミラノの街で逐次展開されます。Spring/Summer2017 コレクションは3月中旬より店頭および acnestudios.com にて展開開始。“今季コレクションで表現したのは心を開くこと、また世界を見渡すことです。 様々な国のアーティスト達がPaoloの視点と世界感を通してどの様に映し出されるのか大変興味がありました。 彼のパリスタジオで行われた撮影風景は、まるで錬金術のようで、立ち会えたことを光栄に思います。”ー Jonny Johansson, Creative Directorシリーズの登場人物Fatimal AI Qadiri:クウェート出身のミュージシャン・アーティストHayv Kahraman:イラク出身スウェーデン在住のアーティストSadaf H. Nava:イラン出身ニューヨークベースのパフォーマンス アーティストYasmina Benabdelkrim:パリ・ニューヨークで活躍するスタイリストNegar Azimi:ニューヨーク ベースのエディターGolshifteh Farahani:フランスベースのイラン人女優・ミュージシャン・歌手
2017年02月09日今年もあと少し。年始のセールでは何を買おうかな、と画面を見ながら考えている越境レディのみなさん、手持ち無沙汰な数分でファッション業界のことを少しお勉強してみませんか?第3回にわたってご紹介する《連載:ファッション業界って何?》シリーズ、第1回はファッションウィークという言葉に関して少し復習していきましょう。ファッションウィークって何?ROBEでも場外スナップなどで定期的にレポートしている“パリコレ”という言葉がファッションウィーク、コレクションの代名詞として一番馴染みがあると思います。ファッションウィークとは、連続する数日間のうちに複数のブランドがファッションショー、コレクションを発表する期間のこと。1日にいくつものブランドが立て続けにショーを行い、都市によっては10日間も続くファッション業界の一大イベントです。ファッションウィークは世界各地で行われていて、NY、London、Milano、Parisで3月、9月の年2回ずつ開催されるコレクションが現時点では最も強い流行発信力を持っています。それに次いで、世界から注目を集めているのが東京のファッションウィークであるAmazon Fashion Week TOKYOです。参加ブランドはbeautiful peopleやTHEATRE PRODUCTS、Ujohなど東京に拠点を置くブランドが多数。最近ではフィリピンや香港などアジア各国からの参加もみられます。ファッションショーって何?そもそも、ファッションショーって何?という方のためにショーの仕組みについても少しだけ復習しましょう。モデルが急ぎ足(演出によっては驚くほど遅い時もありますが)でランウェイを歩く、たった10分足らずのイベントがファッションショー。出てくるモデルが着ているのは半年先に売り出される服、つまり店頭に並ぶ商品の見本です。簡単に言えば、ファッションショーは来季に売り出す服の発表会ということになります。たとえば、2016年10月に発表された服は2017年の春夏(だいたい2月初旬くらいから店頭に並び始めます)に売り出される服たち。こんな服着れないよ〜!というものもショーだとチラホラ見かけますが、あくまでブランドのシーズンコンセプトを伝えることが目的なので、実際に売り出すものは発表されたものをよりデイリーに着られるようなデザインに落とし込んで展開されることもあります。ショーを見ることができるのはセレクトショップや百貨店のバイヤー、ファッション誌やWeb媒体のエディター、ファッション業界を俯瞰的に見るジャーナリスト、SNSで即時性の強い発信力を持つインフルエンサーなどです。バイヤーは買い付ける商品を決めるため、エディターはトレンドを拾い上げ誌面の構想を練るため、ジャーナリストは今のファッションシーンを分析して時には厳しく批評するため、それぞれ真剣に服=半年先の未来と向き合う10分間を過ごします。そしてすぐ後に開催される展示会へと続きます。ただ見て終わり、ではないのです。いかがでしたでしょうか。ファッション業界の仕組みを知ればもっともっとファッションを楽しむことができるはず。次回は展示会について解説していきます。※ 文中の写真は全て2015年10月に行われたMercedes-Benz Fashion Week TOKYO(現 Amazon Fashionweek TOKYO)にて撮影※ この記事は2015年10月12日にS MAGAZINEに掲載された記事をリライトしたものです。Text : Azu Satoh
2017年01月26日東京・新宿「ヒルトン東京」の「マーブルラウンジ」では、毎年恒例のストロベリーデザートフェアを、今年は「シルク・ドゥ・フレーズ(苺のサーカス)」をテーマに開催。苺尽くしのデザートフェアを展開する。「ヒルトン東京」の「マーブルラウンジ」のデザートビュッフェは、毎回ストーリー性のあるテーマのもとにインスタジェニックなスイーツの世界を表現し、"写真を撮らずにはいられないブッフェ"としても話題。ブッフェ台の模様はSNSで拡散され、ホテル公式Twitterのデザートブッフェのツイートには、多いときで約2万リツイート(推定200万インプレッション)を記録するなど、ネット上でも口コミが広がっている。ストロベリーデザートフェアは、昨年、5月中旬までのフェア期間中、ホテル全体で65,000パック(19トン)の苺を使用。「マーブルラウンジ」には、32,000人以上が足を運んだ人気のフェアだ。今回のフェアでは、テーマに合わせて、サーカスや移動遊園地のわくわく感をラウンジ全体で表現し、版画家の西脇光重氏とのコラボレーションにより、「シルク・ドゥ・フレーズ」オリジナルアート作品と、メリーゴーランドや観覧車が飾られたビュッフェ台には、ポップなストロベリーデザート約30種を用意。ストロベリータルト「ムッシューロワイヤル」やサーカスのテントのようなデコレーションの「ストロベリーショートケーキ」、アーモンド風味のスポンジのさっくりとした食感とピスタチオクリーム、フレッシュ苺が合わさる「ストロベリーダックワーズ」など、人気のストロベリースイーツをはじめ、「ストロベリーティラミス」などのグラスデザートも多数登場。デザート以外にも、サンドイッチやパスタなどの軽食も用意されているので、遅いランチを兼ねた女子会などにもぴったり。14時30分から17時30分まで毎日開催。平日は、一人3,800円(子ども 2,400円)、土日祝日 3,920円(子ども 2,450円)(※消費税、サービス料別)。(text:cinemacafe.net)
2017年01月24日高輪・品川エリアのプリンスホテルで「ストロベリーフェア」が開催されます。期間は2017年2月1日(水)~3月18日(土)です。「いちご」をふんだんに使ったスイーツや料理を思う存分味わいましょう!ザ・プリンス さくらタワー東京●いちごづくしのランチコースザ・プリンス さくらタワー東京の日本庭園を望むイタリアンレストラン「リストランテ カフェ チリエージョ」では、甘酸っぱいいちごの魅力を存分に味わえるランチコースが登場します。「Choice×2 ! Strawberryランチ」 (チョイスチョイス! ストロベリーランチ)サラダからデザートまで全てのメニューにいちごを使用した、いちごづくしのランチコースです。メインはピザまたはリゾット、デザートは3種からえらべます。いちごとヨーグルトのドレッシングで味わう小海老とモッツァレラチーズのサラダのほか、メインはいちごのピザまたはリゾット、スイーツは3種から選んで楽しめるいちごづくしのランチです。場所: 「リストランテ カフェ チリエージョ」 ザ・プリンス さくらタワー東京 1F提供時間: 11:30~14:30(ラストオーダー14:30)料金:1名¥3,200メニュー:・いちごと小海老、モッツァレラチーズのサラダ いちごとヨーグルトのドレッシング・2種より選べるメインディッシュ ※下記より「いちごとパルマ産生ハム、リコッタチーズのピザ」 or 「いちごと帆立貝のリゾット ピスタチオの香り、パルマ産生ハム添え」・3種より選べるデザート ※下記より「いちごのティラミス」 or 「いちごのシャンパンゼリー」 or 「いちごのセミフレッド」・ハーブティー or コーヒー or 紅茶●アフタヌーンティーもいちごづくしまた、アフタヌーンティーセットにも、いちごを使った新メニューが登場。アンティパストプレートは、生ハムといちごや菜の花とサラミ、アボカドとポテトのサラダなどいちごや旬の野菜が取り入れられ、春の彩りが詰まった高輪の日本庭園をイメージ。3段のスイーツツリーに乗った、シャンパンゼリーやマシュマロ、シュークリームなどいちごを使ったスイーツを楽しみましょう。ストロベリーアフタヌーンティーセット –Tree of ICHIGO-女性ホテリエによる企画開発チーム「+Happy Project」とシェフ、パティシエが考案したアフタヌーンティーセットに季節の食材と旬のいちごを使用した新メニューが登場します。アンティパストプレートは、生ハムといちごや菜の花とサラミ、アボカドとポテトサラダを使用して小川の流れる春の日本庭園をイメージ。いちごの木をイメージしたスイーツには、シャンパンゼリーやマシュマロ、シュークリームなどが勢揃い。いちごを使ったスイーツが存分にお楽しみいただけます。場所: 「リストランテ カフェ チリエージョ」 ザ・プリンス さくらタワー東京 1F提供時間:15:00~17:00 ※前日までの予約制 料金:アフタヌーンティーセット 1名¥4,200アフタヌーンティーセット スパークリングワイン(飲み放題付き) 1名 ¥7,000メニュー:スイーツツリー・いちごのショートケーキ・ベリータルト・ほうじ茶ムースと抹茶のマドレーヌ・オペラ・いちごのマシュマロ・ピスタチオマカロン・いちごとシャンパンゼリー・いちごのシュークリームアンティパストプレート彩り豊かなアンティパスト 高輪の庭園に見立ててドリンクコーヒー、紅茶、ハーブティーなどグランドプリンスホテル高輪●いちごスイーツ場所: 「ラウンジ 光明」 グランドプリンスホテル高輪 1F提供時間:11:30~22:00(ラストオーダー21:30) メニュー・料金:1.あまおうショートケーキ¥8002.いちごタルト¥7003.いちごパリブレスト¥7004.いちごマスカルポーネ¥700※1~4はザ・プリンス さくらタワー東京 1 F「リストランテ カフェ チリエージョ」でも販売。※1のみグランドプリンスホテル新高輪 1F「Lounge Momiji」 でも販売。グランドプリンスホテル新高輪●いちごカクテル場所: 「メインバー あさま」 グランドプリンスホテル新高輪 1F提供時間: 17:00~1:00メニュー・料金:ストロベリーシャンパンモヒート¥1,600フローズン ストロベリーダイキリ ¥1,600品川プリンスホテル品川プリンスホテルの各レストランでは、2017年2月1日(水)~3月31日(金)までストロベリーフェアが開催されます。●ラウンジメニュー場所:「コーヒーラウンジ マウナケア」 メインタワー 2F 提供時間:9:00~22:00(ラストオーダー21:30) メニュー・料金:あまおうパンケーキ¥1,700アモーレ¥650いちごのミルフィーユ¥700あまおうパフェ¥1,300ティラミスフレーズ¥650あまおうショートケーキ¥800あまおうロールケーキ¥750※一部商品はテイクアウト可。●バーメニュー場所:「トップ オブ シナガワ ノースバー」メインタワー 39F提供時間:18:00~00:00メニュー・料金:ストロベリー&紅茶 モヒート¥1,700ストロベリーニ¥1,900●レストランメニュー場所:「カフェレストラン24」 イーストタワー 1F提供時間:17:00~22:00メニュー・料金:甘酸っぱいいちごのリゾット¥900 ベリーベリーピザ¥1,400【開催概要】高輪・品川エリアのプリンスホテルでストロベリーフェアが開催開催場所:ザ・プリンス さくらタワー東京、グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪、品川プリンスホテル
2017年01月24日横浜赤レンガ倉庫のイベント広場では2月3日から12日まで、「ヨコハマ ストロベリー フェスティバル 2017」が開催される。13年に初開催された「ヨコハマ ストロベリー フェスティバル」。5回目となる今回は、会場内に設置した特設テントに過去最多の18店舗が集結し、同イベント限定のスイーツやいちごにちなんだグッズなどを販売する。ラインアップは、「苺のババロア」(税込550円)、「恋するモンブラン」(税込600円)、「苺のミルフィユ」(税込540円)など。また、毎年大好評のいちごの無料サンプリングに、千葉県の新品種「チーバベリー」が初登場。たっぷりの果汁と程よい酸味、鮮やかな赤色が魅力の大粒のいちごとなっている。その他、「とちおとめ」や「ふくはる香」のサンプリングも提供。また、今回も横浜市のいちご農家によるいちごの直売を行い、採れたての新鮮ないちごを楽しむことができる。さらに、会場入口には子どもたちが楽しめるよう、いちごをモチーフにしたアトラクションも設置される。【イベント情報】「ヨコハマ ストロベリー フェスティバル 2017」会場:横浜赤レンガ倉庫イベント広場住所:神奈川県横浜市中区新港1-1会期:2月3日~12日時間:11:00~18:00入場無料
2017年01月11日サーティワン アイスクリームから、生いちごを使用した「フレッシュストロベリーサンデー」が登場。2017年1月7日(土)から3月下旬までの期間限定で発売される。好みのキッズサイズのアイスクリームに、旬のフレッシュないちごをトッピングしたサンデーメニュー。アイスはシングルかダブルを選ぶことができる。ソースは、いちご尽くしになる「ストロベリーソース」か、いちごによく合う「チョコレートソース」のどちらかをチョイスする。アイスまでいちご尽くしを堪能したい場合は、アイスクリームにストロベリーチーズケーキとベリーベリーストロベリーを選んで。いちごとチョコの絶妙なマッチングを楽しみたい場合は、チョップドチョコレートとバニラのフレーバーがおすすめだ。【詳細】「フレッシュストロベリーサンデー」 ストロベリーソース / チョコレートソース発売期間:2017年1月7日(土)~3月下旬(なくなり次第終了)価格:シングル 460円(税込)、ダブル 640円(税込) ※店舗によって価格が異なる。※一部店舗では取り扱わない。【問い合わせ先】B-R サーティワン アイスクリーム株式会社TEL:03-3449-0336
2017年01月10日こんにちは、ROBE編集長のAzuです。ようやく更新気まぐれ連載《水曜のケセラセラ》第23回目になりました。前回は #ROBEパリコレ隊 の話(Inatagramでハッシュタグを検索!)でした。今回は「服ってそんなに必要?」というちょっと個人的には辛いお話。 今、あなたのクローゼットには何着の服が入っているでしょうか?少し前に『フランス人は10着しか服を持たない』という本が流行しましたが、最近は「服を所有しない」という選択が一種のムーブメントとなっています。所有しない、というのは本当に数着で着回すということだけではなく「シェア」することでも叶います。数年前からポコポコと現れてきた洋服やバッグのレンタルサービスや定額レンタルサービス(ファッション系サブスクリプションなどと言われます)はすでにマスにも認識されつつあります。断捨離という言葉が浸透して久しいですが、「所有しないこと」がある種ステータスになり、少ないモノで上手くやりくりすること自体がファッショナブルな生き方として捉えられているよう。消費しきれていない衣類先日、国内最大規模のアパレル展示会であるファッションワールド東京にてユナイテッドアローズ上級顧問の栗野宏文さんの講演会を聞く機会がありました。そこで耳にしたのはちょっと、いや、かなり衝撃的な数字。ファッション業界の業界紙である繊研新聞によると、2013年度の衣料品の年間供給量が41億点を超えたそう。(参照 : )当時の人口が1.27億人という数字と照らし合わせると、国民一人当たり年間32点の衣料品を購入しなければ消費しきれない計算になります。国民一人当たりということはもちろん赤ちゃんも中高生も高齢者も含んだ数字。主にファッション消費が盛んな20代ですら年間32着も買うとは思えないのに、これは異常な数ですね。(ちなみに余談ですがファッションモンスターと言われる私は年間30着前後購入しています)さて、ROBE読者の皆様は年に何着服を買うでしょうか?買うタイミングは?どんな服が欲しい?「セールでしか買わない」 「キャンペーン中しか買わない」 「ネットで安く買う」 「何を買えばいいかわからない」こんな声が聞こえてきそうです。そりゃそうですよね、これだけ服が溢れていて、どこも同じようなデザイン同じようなコンセプトでは価格が安い以外に買う決定打がありません。それでは、服を買う決め手とは?生活する場所はどこか以前も水曜連載で服にはリアリティが必要という話をしましたが、今わたしたち消費者(ファッションはあまり消費であって欲しくはないのですが)と生産者が認識すべきはまさにこのリアリティなのではないかと思います。自分が生活を送る場所、会話をする人々、遊びに行く場所、仕事で会う人々etc...衣食住と括られるように、服は生活の一部に溶け込む存在。だから、自分が身を置く環境をもう一度見直して服を選んでみてください。ひとりの人が生きる環境はひとつではないし、感情もひとつではありません。特に忘れがちなのが感情。「なんとなく」「妥協」で服を買ってしまうと、どんどん薄れていってしまうリアリティ。なんとなくで買ってしまって気分が乗らないからと服を早いサイクルで買い直し続けると、供給過多という望んではいない現実にぶち当たってしまうのです。“なんとなく買い”が生んでしまったイヤなサイクル。1年で32点も買わなくていいし、32点も作らなくていい。記事中の画像は先日 Amazon Fashion Week Tokyo で発表されたパリ発ストリートクチュールブランドKOCHÉのショーの様子。原宿という東京の生っぽさが漂う街で突如開催されたゲリラショーは、街に溶け込むファッションとは何かを体現してくれました。Amazon Fashion Weekよりも2週間前にパリのショッピングセンターで開催されたパリコレでのゲリラショーショットも混ぜているので、同じ服が違う街で着られるとどう映るか、少し考えるきっかけにしてみてください。デザイナーのクリステル・コシェはパリ在住。彼女が思うリアリティと、私たちが感じるリアリティは決定的に違うはず。身につける服が、私のリアリティに寄り添っているかどうか、私が持つたくさんの感情を滑らかに変換して引き出してくれるかどうか、服であふれた今だからこそ、選ぶ決め手はココにあるのだと思います。 Text : Azu Satoh
2017年01月08日ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルでは2017年1月15日(日)から、毎年恒例のいちごづくしのアフタヌーンティーセット『ストロベリーアフタヌーンティー』が開催されます!会場となるのは、窓一面からベイビューを望む開放的なホテル内のラウンジ&バー「マリンブルー」。とっておきの場所でいちごを食べつくしましょう。魅惑のいちごスイーツを堪能しよう今年は、定番のいちごムースとフレッシュいちごの盛り合わせに加えて新たなスイーツが登場します。いちごシェイプが愛らしいマカロン、やさしい甘さのストロベリー・トリュフショコラ、さくさくのパイ生地でサンドしたストロベリーミルフィーユなど全7種類のいちごスイーツを楽しめます。また、キッシュやいちごスコーンのほか、生ハムとオリーブのカナッペといったフィンガーフードも充実!見た目のかわいさだけでもハッピーになれるようなブッフェとなっています。ぜひ、旬のいちごを堪能してくださいね。■イベント概要名称:ストロベリーアフタヌーンティー店舗:ラウンジ&バー「マリンブルー」(2階)提供期間:2017年1月15日(日)~4月30日(日)提供時間:12:00~19:00(LO)料金:3,800円(税金・サービス料込み)メニュー内容:全11種…プティフール、ストロベリーマカロン、ストロベリー・トリュフショコラ、ストロベリーミルフィーユ、いちごロール、いちごムース、3種類のベリーの白ワインゼリー、フレッシュベリーの盛り合わせ(いちご、チョコレートがけのいちご、ブルーベリー)、生ハムとオリーブのカナッペ、キッシュ、いちごスコーン、フィンガーサンドウィッチ、コーヒーまたは紅茶※12種類のドリンクがおかわり自由のセット(4,500円)もあります。お客様からのお問い合わせ先:045-223-2332(マリンブルー直通)
2017年01月05日ファッションウィークで盛り上がる3月や10月になると有名人やインフルエンサーのSNSで「展示会でオーダーしました!」などの投稿を見かけますよね。「新作を注文できる場所っぽいぞ...?」ということまでは伝わってきますが、ファッション業界以外の方にとって展示会は何をするところなのかいまいちわかりません。第3回にわたってご紹介する《連載:ファッション業界って何?》シリーズ、第1回目のファッションウィークって何?に続き第2回は展示会について簡単に解説していきます。展示会=商談の場ファッション業界における展示会とは、他業界と同じく商談を行う場です。ブランド、メーカーが取引先を呼んで商品を買い付けてもらったり、報道してもらうための大事な場。招かれるのはバイヤー、プレス関係者、ブランドの知り合い、インフルエンサーなどです。一般の方に開放している場合もありますが、主に顧客や一般向けは先行受注会と呼ばれ、最近はネット上で行われることも多くなりました。実際どんなことをしているか、職業別に見ていきましょう。バイヤー展示会での目的は店頭に並べる来季の商品買い付け。ショップのコンセプトや客層に合ったアイテムを選ぶのが重要。ラックに候補のアイテムを並べて、全体のバランスが取れているか(トップスばかりになっていないかなど)、お店に陳列した時にどう見えるか、イメージを膨らませながら慎重に選びます。この時、消費者目線で服を見て「丈が短すぎてお客様が着づらいと思うから、3cm長くしたほうがいい」「下着が透けるから裏地を足したほうがいい」など、改善点をブランド側に伝えることもあります。プレス関係者雑誌やウェブマガジンの編集者、スタイリストなどは来季のイメージ決めが目的。ショーで見て気になった服を実際に手に取り、どのアイテムでどんな特集を組みビジュアルを作っていくかを考えます。さまざまなブランドを回ることで、細かなトレンドを発掘するのも重要な仕事。ショーでは出なかったアイテムや色の展開も展示会では発表されるので、隅から隅までチェックします。展示会の様子じゃあ展示会ってどんな感じなの?ということで以前訪れた展示会の様子をご紹介します。デザイナー、玉井健太郎さんによる「ASEEDONCLÖUD(アシードンクラウド)」は毎回ストーリーと登場人物を立ててコレクションを展開しています。2016年春夏コレクションで表現したのは植物を愛する女性の物語。展示会場の端にグラデーションを描くように並んでいたのは144色の草木染めの衣服たち。タグには染色に使用した植物と、それが採れる旬の時期が記してあります。(こちらはインスタレーション用で、販売されるかは未定だそう。)このように、そのシーズンのイメージを伝える役割もある展示会場には、直接商品にはならないものまで飾られていることがあります。左:iPhoneで普通に撮影右:iPhoneでフラッシュを炊いて撮影サカナクションやライゾマティクスとのコラボレーション演出でファッション業界だけではなく多方面から注目を集めている「ANREALAGE(アンリアレイジ)」。パリで発表された2016SSコレクションのテーマは “REFLECT” でした。こちらは心霊写真ではありません。光が光源に対して真っ直ぐ反射して返ってくる再帰性反射という仕組みを利用することで、光をあてると服自体が発光して色づいているように見えます。日常だと交通標識などに使われている技術だそう。一眼レフでフラッシュを炊いて撮影真っ直ぐ跳ね返る光のため、少し横から見たらここまで光って見えないという不思議な生地。一眼レフだとフラッシュの光が広範囲に届きますが、iPhoneのフラッシュだと限られた範囲しか届かないので、この生地の場合はiPhoneで撮影する方がより発光して見えるのだとか。日常に溢れるテクノロジーをファッション表現に落とし込み続けているANREALAGEは今話題のFashion Techの領域でも動向を伺っていたいブランドの一つです。展示会の仕組み、雰囲気は伝わったでしょうか?素材やシーズンテーマについて詳しく聞けるだけではなく、デザイナーさんから直接想いを聞けるのが展示会の良いところ。《連載:ファッション業界って何?》シリーズ第1弾の「ファッションウィークって何?」に引き続き、業界の裏側がちらっと覗けるような記事をお届けするので次回もお楽しみに!※この記事は2015年11月4日にS MAGAZINEに掲載された記事をリライトしたものです。Text : Azu Satoh
2016年12月31日「AWコレクション入荷しました!」「2017春夏コレクションの予約受付中です!」店頭でこんな言葉を聞いたことはありませんか?なんとなく耳にしたことがある「コレクション」という言葉ですが、秋冬・春夏の2つに分かれていると思ったら大間違い。実は、もっともっと細かく分かれています。第3回にわたってご紹介する《連載:ファッション業界って何?》シリーズ、第1回目のファッションウィークに続き第2回は展示会、最終回はコレクションスケジュールに関してのお話です。コレクションとはコレクションとはアパレルブランドの商品ラインナップのこと。◯◯コレクションと表記されていれば◯◯の部分がその商品ラインナップが展開されるシーズンということです。例えば『S for SHOKO 秋冬コレクションの魅力を徹底解説!』の記事ではS for SHOKOが秋冬に展開しているラインナップの話をしています。ここまでは簡単なのですが、最近では “プレ” “クルーズ” なんて言葉も聞くようになりました。コレクション発表から発売まで一般的にレディースのプレタポルテ(※1)はショーや展示会形式で発表から発売まで、5〜6ヶ月のズレがあります。9月に発表された春夏コレクションが店頭に並ぶのは早くて翌年の2月ということです。(しかし、最近ではSee now, Buy nowという新たなシステムが登場しファッション業界を混乱させています。その話については『See now, Buy now!今見たものはすぐ買いたいの?話』をご覧下さい)《コレクション発表 → 展示会(受注、生産数決定)→ 生産 → 店頭》ざっくりと説明すると発表から店頭に並ぶまでは上記のような流れになります。これと並行して、キャンペーンや雑誌の撮影などの広報活動も行われます。オートクチュール(※2)は発表から発売まで3ヶ月、最もタイムラグがあるメンズコレクションは約9ヶ月も待たなければいけません。上の写真は2015年3月のパリコレクションで発表された「MASHA MA(マーシャ・マー)」2015AWコレクションです。(ショーで座席案内などのPRアシスタントをした後、モップアシスタントに降格)午前中にコレクションを発表して夕方にはショールーム設営完了という速さ。この後数日ほど展示会が行われ、いよいよコレクションの命運を左右するビジネスが始まります。日本だとショー発表から展示会まで少し間が空いてしまうことがあり、商談の機会損失になっているのでは、と問題視されています。(※1)既製服。サイズがあらかじめ決まっている、私たちが普段買って着ている服のこと。 (※2)高級仕立て服。顧客のサイズに合わせて1着ずつ仕立てられる服。日本ではあまり見られない。レッドカーペット用のドレスやアーティストの衣装などに用いられることが多い。コレクション発表スケジュールコレクションのメインとなるの春夏・秋冬のプレタポルテコレクションは、NY → LONDON → MILANO → PARIS → TOKYO の順で開催されます。間髪入れずに一ヶ月続く過酷なスケジュール!他にもシドニーやソウル、ベルリンなど世界中で開催されています。2013年2月のロンドンファッションウィーク。ハイド・パークに出現したBURBERRY PRORSUMの特設会場にはセレブがずらり。ロンドンが終わった翌日にはミラノファッションウィークがスタート。街中に設置される巨大ディスプレイで誰でもランウェイを見ることができます。こちらは2013年2月のミラノファッションウィーク。レディースプレタポルテの他にメンズコレクションなどを加えた1年間のコレクション発表スケジュールを1月からざっと見てみると、ほぼ2ヶ月に一度のペースで何かしら発表されていることがわかります。【1月】メンズAW、オートクチュールSS 【2月〜3月】秋冬Autumn/Winter 【5〜6月】プレSpring、クルーズ、リゾート 【6〜7月】メンズAW、オートクチュールSS 【9〜10月】春夏Spring/Summer 【12月〜1月】プレFall2013年6月に行われたParisメンズ。KENZOのショーは郊外のサーカス場で行われました。メンズのコレクション発表ということもあり、来場者は素敵メンズがずらり。クルーズ、リゾート、プレって?プレコレクションはメインの春夏・秋冬の前に発表される、小規模なコレクションのこと。ブランドによってクルーズ・リゾート・ホリデーなど、様々な呼び方があります。クルーズ、リゾートコレクションは春夏コレクションのプレにあたり、5〜6月に発表され、11月〜1月に店頭に並びます。「あれ、11月に売るのにリゾート?」と疑問に思うかもしれませんが、周りにいませんか?年末年始にハワイに行く人。そんな人たちに向けた、バカンスに着て行きたくなるような服が並びます。日本に比べバカンス文化が根付いてる欧州では大事なコレクションです。もちろんバカンスに行かない人も着ることができますよ!ファッションオタク、ランウェイ好きは必ずチェックするVogueRunway.com(旧 STYLE.COM)を見てみると、ルックの掲載がある1991年から2006年まではSS、AW、Couture、Mensのみですが、2007年からResortが入ってきています。春夏・秋冬の2回だけでは消費者の需要に応えられなくなったため、この頃から間を埋めるようにプレコレクションが展開されるようになりました。ランウェイで発表される「これ着られますか?」というメインコレクションとは異なり、より着やすく売りやすい服が並ぶのがプレコレクションの特徴です。新しい商品が次々に出てくるので、消費者にとってコレクションが増えるのは嬉しいこと。しかし、このスケジュールをみると、いかにファッション業界が過密なスケジュールで回っているのかが分かります。ファストファッションと言って思い浮かべるブランドだけが早いサイクルで服を作り出しているわけではありません。コレクションブランドと言われるところも同じで、3ヶ月に一度のペースで新作を発表しながらクリエイティビティを維持するのはとても大変なこと。常に新しいものを求められるファッション業界なら、なおさら厳しいことだというのは想像に難くありません。早いサイクルで作られた服だからと早く消費してしまっても良いのでしょうか?次にお店で手に取った服が、どんなサイクルで作られているか、少し想像してみてください。知っているようで知らないファッション業界の仕組みをイチから解説する《連載:ファッション業界って何?》シリーズ。「ファッションウィークって何?」「展示会って何?」に引き続き、今回はコレクションについて分かりやすく解説しました。そろそろネタ切れなので、次回のネタを探しに「ココがナゾだよファッション業界」を聞き取り調査しに出かけてきます!※この記事は2015年11月11日にS MAGAZINEに掲載された記事をリライトしたものです。Text : Azu Satoh
2016年12月31日エル カフェ(ELLE cafe)が17年1月5日から期間限定で、長崎県産の最高級いちご「ゆめのか」を使った「ストロベリーフェア」を開催する。会期中は、大粒で丸々とした果肉とジューシーな旨味が特徴の、まだ一般の市場には出回ることの少ない新しいブランド苺「ゆめのか」を使ったメニューを提供。そのうち「ストロベリードリーム」(1,180円)は、旬の苺がもつ自然美容成分を摂取できるコールドプレスジュース。国産米のライスミルクとりんご、ビーツ、バオバブを使用し、苺ミルクテイストに仕上げられている。植物性の低糖質ココナッツミルクヨーグルト「コヨ」のストロベリーバージョンとなる「ゆめのか苺&ホワイトショコラ」(1,280円)も登場。オーガニックのホワイトチョコレートと合わせることで、クリーミーなパフェのような逸品に仕上げられている。その他、苺シャーベットと豆乳ホイップクリームを使い、苺をタワーのように盛りつけた「ゆめのか苺のスムージーボンボン」(1,800円)や、遺伝子組換えなしの飼料で育ったフリーレンジエッグとオーガニック米粉を使ったグルテンフリータルト「ゆめのか苺のピスターシュ」(650円)も登場する。
2016年12月30日アフタヌーンブッフェ「ストロベリーコレクション」が、ザ・リッツ・カールトン大阪で2017年1月5日(木)から5月31日(水)まで、開催する。2017年のストロベリーブッフェは“ファッション”をテーマに、元ファッション・デザイナーの経歴を持つ料理長、オリアナ・ティラバッシ率いるチームならではのブッフェを提供する。砂糖菓子で作られたドレス型のアフタヌーンティースタンドに並ぶ小さなケーキ「ストロベリーミニパボロバ」や、ベルベット生地のソファを思わせる「ストロベリーとマンゴーのチーズケーキ」、リップ型のチョコレートが乗った「ストロベリーマカロンタルト リップチョコレート」など、ファッショナブルなデザートに心踊ること間違いなしだ。また、ピンクと黒のコントラストが美しい「ストロベリーサンドウィッチ イカスミのクリームとエビ」、「苺寿司 ピスタチオ 抹茶 ツナ」、「ストロベリータルト フォアグラ ストロベリージャム」などユニークな軽食も用意。メニュー数はデザートと軽食合わせてなんと58種。ファッションショーのように華やかなラインナップを楽しんで。【詳細】ザ・リッツ・カールトン大阪 アフタヌーンブッフェ「ストロベリーコレクション」期間:2017年1月5日(木)~5月31日(水)時間:14:30~18:00(90分制)価格:・リップスティック・チョコレート 1本、レシピカード付き大人 1人 4,900円、小学生・6~12歳 2,450円(税込・サービス料13%別)・ベル エポック ボッリチーネ グラス1杯、リップスティック・チョコレート 1本、レシピカード付き大人 1人 6,900円(税込・サービス料13%別)場所:ザ・リッツ・カールトン大阪 1F イタリア料理「スプレンディード」住所:大阪市北区梅田2-5-25予約方法:電話(レストラン予約)、WEBサイトTEL:06-6343-7020
2016年12月18日ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランドにて、「Sweet ストロベリー アフタヌーンティー」が登場。2017年1月1日(日)から3月31日(金)まで提供される。「Sweet ストロベリー アフタヌーンティー」は、スイーツだけでなく、フィンガーフードからスコーンまで、兵庫県産のイチゴを使ったイチゴづくしの贅沢なアフタヌーンティーだ。赤やピンクに彩られた春らしいプレートは、紅茶はもちろん、シャンパーニュとも楽しめる。イチゴのスイーツには、王道であるショートケーキや、さっくりと焼き上げたクッキー生地に香り高いピスタチオがアクセントを添えるタルトなど、2種類のケーキを用意。さらに、イチゴを求肥で包んだ大福も。もちもちと柔らかい求肥の中に、カスタードクリームやチョコレート、そしてジューシーな果汁があふれる。イチゴを練り込み焼き上げたスコーンは、ジャムやクロテッドクリーム、チョコレートソースと供に。バターの香りが濃厚なスコーンは、フレッシュなイチゴとマッチしている。さらに、フードからは、甘さと塩辛さが絶妙なイチゴと生ハムや、黒コショウを効かせたクリームチーズとイチゴのサンドイッチが登場する。【詳細】「Sweet ストロベリー アフタヌーンティー」提供期間:2017年1月1日(日)〜3月31日(金)場所:ホテル ラ・スイート神戸ハーバーランド 2F ラウンジ&バー「グラン・ブルー」住所:兵庫県神戸市中央区波止場町7-2提供時間:13:00〜16:00価格:アフタヌーンティーセット(ドリンク付) 3,600円スパークリングワイン付(50ml) 4,100円シャンパーニュ付(50ml) 4,500円※上記料金に、別途消費税・サービス料10%追加【問い合わせ先】ラウンジ&バー「グラン・ブルー」TEL:078-371-1188
2016年12月15日ヒルトン大阪では、2017年1月13日(金)から4月28日(金)までの期間、「ストロベリーデザートブッフェ 〜イッツ ア ストロベリーワールド〜」が開催される。2015年の開催時は、3ヶ月強の開催期間中に約2.5トンの苺を使用し、連日満席という人気を博したストロベリーブッフェ。人気のブッフェで夢のあるスイーツを手掛ける総料理長アリスター・カーターが今回目指したのは、世界を旅する気分を味わえる苺デザートだ。ブッフェ台には様々な国の風景を再現し、世界各地をイメージした20種以上のメニューが提供される。ベルサイユをイメージしたタルトやマカロンが並ぶお洒落なフランスエリアのおすすめは、フランス菓子の繊細で艶やかな芸術性を感じる「ストロベリータルト」。フロマージュブランの口解けと甘酸っぱい苺、サクサクのタルトが溶け合う絶妙な味わいを堪能してほしい。ほかにも、アメリカのアウトドアで楽しまれる「スモア」をアレンジした「焼きマシュマロ ストロベリースモア」や、クリームと苺ジャムをたっぷり乗せていただく「イングリッシュ・スコーン」など、それぞれ趣向を凝らしたエリアにユニークなメニューが多数ラインナップする。オランダのチューリップ畑や大きなエッフェル塔、ヴェネチアのゴンドラなどで装飾された会場で、とびきり甘い旅行気分を楽しんでみてはいかがだろう。【開催概要】「ストロベリーデザートブッフェ 〜イッツ ア ストロベリーワールド〜」開催期間:2017年1月13日(金)〜4月28日(金) 毎日開催時間:15:00〜17:00(ラストオーダー 16:45)※土・日・祝は15:30〜会場:ヒルトン大阪2階 ブラッセリー 「チェッカーズ」料金:月〜金 一人 3,500円+税、子供(4歳〜12歳) 2,200円+税土・日・祝 一人 3,700円+税、子供(4歳〜12歳) 2,400円+税※サービス料別予約TEL:06-6347-0310 (レストラン予約)
2016年12月12日