男装ユニット・風男塾が、『ニトリ JD.LEAGUE2024(日本女子ソフトボールリーグ)公式応援団』に就任することが決定。4月2日に日本オリンピックミュージアムで行われた「ニトリ JD.LEAGUE 2024 Press Conference」にて公式テーマソング『FOCUS!』を初披露した。公式テーマソング『FOCUS!』は、楽曲のタイトルにもなっている「FOCUS」が本来持つ意味の「集中」という言葉から連想される、ソフトボールの魅力でもあるその一瞬や一球への集中の後押しになるような、開幕後の球場でたくさんのソフトボールファンも盛り上がることが出来るアツい楽曲に仕上がっている。なお、この楽曲の発売日等の詳細に関しては後日発表となる。【ライブ情報】月刊 風男塾20242024年4月13日(土)/@東京・新宿DHNoA【1部】「凰紫丈源生誕祭」開場 13:30/ 開演 14:00【2部】「風男塾 LIVE 2024~卯月~」開場 17:30/ 開演 18:00
2024年04月03日いよいよ『2024明治安田J1リーグ』の開幕である。2月19日『2024Jリーグ開幕PRイベント』が行われた。31回目のシーズンに向けて、Jリーグ野々村芳和チェアマンは次のようにあいさつした。「24シーズン、2月23日(金)からいよいよ始まる。昨年、開幕30周年というひとつの節目を迎え、新たな30年に向けて重要なシーズンと位置付けている。今後の10年、30年、どんなリーグにしていくか。究極の目標はJリーグが世界一のリーグになること。30年後にJリーグの選手が中心になって構成される日本代表が『W杯』で優勝するための第一歩だと思う。ピッチ上の選手たちのパフォーマンスが一番魅力的であると思う。今季どのカテゴリーも接戦になると思う。神戸が連覇するのか、他のクラブが奪還するのか。16年ぶりのJ1に戻ってきた東京ヴェルディや初めてJ1に上がってきたFC町田ゼルビアがどんな活躍を見せてくれるのか。さらに広島、金沢、長崎に続々完成する新スタジアムの歴史も始まる。たくさんの見どころがあるが、毎週毎週行われる作品を積み重ねることでJリーグも成長していくと思っている。『明治安田Jリーグ』の開幕をぜひ楽しみにしてください」続いて、『明治安田J1』開幕戦のカード毎に選手たちが意気込みを語り、「2024シーズン自己PRここに注目!!」を発表した。2月23日(金・祝)・サンフレッチェ広島×浦和レッズ・エディオンピースウイング広島満田誠(広島)「新スタジアムで開幕できるのは自分にとってもチームにとっても素晴らしい。浦和レッズという素晴らしい相手とできるので、開幕から盛り上げていきたい。(ここに注目!!)『キック精度』FK、CK、クロス、シュートの回数が多いので、そこを見てもらいたい」西川周作(浦和)「僕は2010年から4年間広島に在籍していたが、その時から『広島市内にスタジアムできないかな』と思っていた。新しいスタジアムで強い広島と対戦できることを楽しみにしている。(ここに注目!!)『GK』GKはピッチはふたりしか立てない。点を決める選手がスポットライトを浴びがちだが、GKのワンプレーを見てもらい、自分たちがGKの価値を高められる試合をしていきたい」2月23日(金・祝)・名古屋グランパス×鹿島アントラーズ・豊田スタジアム山岸祐也(名古屋)「鹿島は一つひとつのデュエルが激しいので、そこで負けないように。エンブレムも変わり、メンバーも入れ替わったので、新しいグランパスを見せたい。(ここに注目!!)『山ピース』ゴール決めたら山ピースをするので、グランパスファンの方とやりたい」柴崎岳(鹿島)「名古屋という歴史あるクラブと開幕戦やれるので、いいゲームをしたい。アウェイだが、勝ちにいきたい。(ここに注目!!)『全国の小学生以下ホームゲーム無料招待』今年キャプテンで選手会長なのでチームのPRしたい。鹿島のホームゲームでは小学生以下ホームゲームが無料。鹿行地域は昨年もやっていたが、全国のファンに広げる」2月24日(土)・ジュビロ磐田×ヴィッセル神戸・ヤマハスタジアム(磐田)松本昌也(磐田)「昨年王者のヴィッセルとの対戦だが、僕らはチャレンジャーとして臆することなく90分間戦い続けて勝ちにいきたい。(ここに注目!!)『勝負強いゴール!!』昨季昇格ゴールを決めたり、30周年記念マッチでゴールを決めたり、記念ゴールを決めることをできたので、今年も開幕戦でゴールを狙っていきたい」山川哲史(神戸)「昨年スタートダッシュが決まって、その勢いのまま優勝までいったので、開幕戦は大事だと思うので、勝って勢いを付けたい。(ここに注目!!)『背番号』今年から背番号4に変更させてもらって、ヴィッセル神戸の背番号4はトーマス・フェルマーレンや北本久仁衛選手など偉大な選手が付けてきたてので、4番にふさわしい男になっていきたい」2月24日(土)・アビスパ福岡×北海道コンサドーレ札幌・ベスト電器スタジアム紺野和也(福岡)「札幌はうまい選手が多く、コンビネーションがいいので、そこを出させず、自分たちの良さを出し、ホームでできるので勢いに乗っていきたい。(ここに注目!!)『チャンスメイク』多くのチャンスメイクをして、ゴールアシストをして、多くの勝利に貢献したい」岡村大八(札幌)「福岡は守備が堅く統率力が高いが、うちは攻撃的。守備の福岡を札幌の攻撃力を圧倒できるようにしたい。(ここに注目!!)『対人』札幌は攻撃に目がいきがちだが、後ろで体に張っている姿も注目してもらえれば」2月24日(土)・サガン鳥栖×アルビレックス新潟・駅前不動産スタジアム長沼洋一(鳥栖)「新潟は鳥栖と志向しているスタイルが同じなので、面白いゲームができるかなと思っているし、ホームできるので勝って開幕したい。(ここに注目!!)『得点力』昨季ふたけた得点取ることができて、右足、左足、ヘディングと色んなところで得点できるところを見てもらいたい」谷口海斗(新潟)「両チームとも似たようなスタイルだ思うので、どっちが上回れるか、勝利をつかみたい。(ここに注目!!)『ゴールへの迫力!!(谷口農園)』農園では主にトマト、えだまめ、ナスなど、おいしい野菜を作っている」2月24日(土)・FC町田ゼルビア×ガンバ大阪・町田GIONスタジアム谷晃生(町田)「いきなりかという気持ちもあるが、色んな気持ちを持ちながら、今着ているユニフォーム、エンブレムのために勝てれば、そしていいスタートを切れればと思っている。(ここに注目!!)『シュートストップ』監督も守備のこだわり、失点しないことのこだわりを言っている中、自分が最後シュートストップして、GKとしていい仕事をできればと思っている」宇佐美貴史(G大阪)「本当にいいチームだと思うし、J2から昇格して勢いがあるし、個人的に大好きな後輩なので、悔しがる晃生の姿を見せたい。(ここに注目!!)『技術』自分はここだと思う。年齢に関係なく伸ばせると思うので。ヤット(遠藤保仁)さんの経験を直接聞けるのは僕らだけ、ありがたい」2月24日(土)・湘南ベルマーレ×川崎フロンターレ・レモンガススタジアム平塚田中聡(湘南)「神奈川県のクラブ同士で勝手にライバル視しているが、開幕戦で勝って、いいスタートを切りたい。(今季のポイント)『狩る』自分は守備が得意なので、ボールを奪うのではなく、ボールを狩る気持ちでいくので、ボールを狩りたい」川崎Fの選手は『AFC チャンピオンズリーグ2023-24』ラウンド16試合前日のため欠席。2月24日(土)・セレッソ大阪×FC東京・ヨドコウ桜スタジアム毎熊晟矢(C大阪)「『アジアカップ』は初めて肌で感じて、アジアの大会は厳しいなと感じた。帰って来て、キャンプ終盤だったが、チームはいい仕上がりになっていた。(ここに注目!!)『守備』僕は攻撃に特徴がある選手だと思っているが、SBは守備の選手なので、守備でも存在感を発揮したい」松木玖生(FC東京)「アウェイの試合になるが、C大阪は攻撃力があるが、それに負けないよう、自分たちのサッカーを90分間見せて勝ちたい。(ここに注目!!)『推進力』自分のところでビルドアップを作ったり、チームのエンジンをかけたりしていければと思っている」2月25日(日)・柏レイソル×京都サンガF.C.・三協フロンテア柏スタジアム細谷真大(柏)「『アジア杯』は個人としてもチームとしても悔しい結果で終わってしまった大会。開幕戦から若い世代の対決もできるので、そこでも負けられない。(ここに注目!!)『ゴール』とにかくFWなので、ゴール取ってチームを勝たせたい」川﨑颯太(京都)「昨季柏も僕らも残留争いを強いられてしまったが、お互いに今季違うと思うので、勝って勢いを付けたい。(ここに注目!!)『デュエル』細谷選手のようにワンチャンスで決める選手がいるので、自分がその芽を摘めればと思っている」2月25日(日)・東京ヴェルディ×横浜F・マリノス・国立競技場谷口栄斗(東京V)「アカデミー出身でJ2のヴェルディしか見ていないので、またJ1に戻ってきてうれしい。(ここに注目!!)『対人、縦パス』CBなので、まずは対人に負けないことが大事になってくるし、違いを作る、攻撃のスイッチを入れる縦パスを入れたい」飯倉大樹(横浜FM)「1993年の開幕戦はVHSが擦り切れるほど見たが、31年ぶりに再現するということなので、2-1でマリノスが勝ちたい。(ここに注目!!)『ドリブル』西川選手も谷選手も点を取られないことにフォーカスしているが、マリノスは攻撃的なので、GKから攻撃的だとやっていきたい」取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2024年02月20日スポーツファン同士で試合の勝敗や展開を予想して楽しむ新WEBサービス「FANUP」(ファナップ)で、HUBでの観戦を盛り上げよう!株式会社ハブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:太田 剛)が運営する英国風PUB「HUB」の一部店舗にて、株式会社WOWOW(東京都港区、代表取締役 社長執行役員:田中 晃)との法人契約のもと、「UEFAチャンピオンズリーグ」「UEFAヨーロッパリーグ」の放映が可能となりました。この度の取組は、株式会社MIXI(東京都渋谷区、代表取締役社長 上級執行役員 CEO:木村 弘毅)と株式会社WOWOWが、スポーツファン同士で試合の勝敗や展開を予想して楽しむ新WEBサービス「FANUP」(2024年2月9日(金)にサービスを開始)を共同開発をしたことにより実現いたしました。「FANUP」のリアルな交流の場として、当社店舗での観戦をお楽しみください。■放映概要・大会UEFAチャンピオンズリーグUEFAヨーロッパリーグ・期間2024年2月14日(水)~・放映店舗HUB東梅田店・HUB心斎橋店・HUB池袋東口店ANNEX・HUB横浜西口店・HUB大宮東口店HUB福岡大名店・HUB新宿区役所通り店・HUB渋谷道玄坂店・HUB立川南口店HUB名古屋栄錦通り店・HUB三条木屋町店・HUB上野しのばず通り店計12店舗「FANUP」 LP : 「FANUP」 サービスサイト : HUB放映店舗ページ : HUB・82ホームページ : 株式会社ハブホームページ : ■本件に関するお問い合わせ先株式会社ハブ 経営企画部電話:03-3526-8689FAX:03-3526-8691MAIL: ir@pub-hub.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年02月09日株式会社ユーラスエナジーホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役社長:諏訪部 哲也、以下「当社」)は、公益社団法人 日本プロサッカーリーグ(以下「Jリーグ」)及び日本自然エネルギー株式会社と、気候アクションに特化した「Jリーグ気候アクションパートナー」契約を締結しました。Jリーグは、気候変動問題の解決に真剣に取り組むために、2023年5月より新たなパートナーカテゴリーとして気候アクションに特化した「Jリーグ気候アクションパートナー」を新設し、「Jリーグ気候アクション」に共感する企業・団体と連携して持続可能な社会に向けた活動を実施しています。当社は「クリーンエネルギーの普及・拡大を通じ、地球環境保全の一翼を担う」という企業理念のもと、地域に根差して再生可能エネルギーの拡大に取り組み、地球環境保全ならびに持続可能な社会づくりに取り組んでいますが、このたび、地域社会に寄り添うJリーグが目指す活動の趣旨と社会的意義に共感し、日本自然エネルギー株式会社と共に「Jリーグ気候アクションパートナー」契約を締結することといたしました。本契約においては、当社が所有する「ユーラス田代平ウインドファーム」(所在地:秋田県鹿角市)が生み出す電気の環境付加価値を、グリーン電力証書*1の発行業者である日本自然エネルギー株式会社が証書化し、それをJリーグに提供し2023年7月~12月に開催のJリーグの公式戦約600試合*2の電力使用により排出されたCO2量をオフセットする取り組みを実施いたします。本取り組みは、日本政府が目指す脱炭素社会の実現にも貢献するものと考えており、当社は今後も、Jリーグならびに他Jリーグ気候アクションパートナー各社と連携し、2023シーズン全公式戦カーボン・オフセットをはじめとしたJリーグ・Jクラブが行う気候アクションの推進に加え、気候変動対策への興味関心の喚起・増加、人々の日々の行動変容に寄与できるよう、取り組んでまいります。※1 自然エネルギーから発電された電気のグリーン価値部分を「グリーン電力証書」という形にしたもの。証書を購入し保有することで、購入者は「自然エネルギーを使っている」と見なすことができる。※2 該当期間において、すでに再エネ・実質再エネ電力を調達しているスタジアムにおける試合を除く。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月04日JRA中京競馬場(愛知県豊明市)は、12月3日(日)に開催される第24回チャンピオンズカップ(GI)のオリジナルテーマソング「ドラマチック・チャンピオンズ」をバックに、世界を舞台に活躍中のアバンギャルディが中京競馬場でダンスするプロモーションムービーを2023年11月18日(土)11時00分から12月17日(日)23時59分まで期間限定で配信します。プロモーションムービー: ドラマチック・チャンピオンズコミカルでキレのいいダンスが米国オーディション番組において大絶賛された「アバンギャルディ」の競馬をテーマにしたダンス、そして競馬ファンのレースへの思いを綴った歌詞、懐かしく馴染みのいいメロディによるオリジナルミュージックビデオでチャンピオンズカップ(GI)を盛り上げます。【配信期間】2023年11月18日(土)11時00分~12月17日(日)23時59分※12月4日(月)以降は「ドラマチック・チュウキョウ」を公開。■チャンピオンズカップ(GI)イベント12月3日(日)チャンピオンズカップ(GI)当日にはJRA年間プロモーションキャラクターの長澤まさみさんを招いてトークショーを行います。また、チャンピオンズカップ(GI)オリジナルグッズが当たる抽選会も行います。チャンピオンズカップ(GI)イベント■その他の競馬場イベント中京競馬場内では、かわいいウマのイラストを使用したイベントが盛りだくさん!かわいいウマのオリジナルグッズが当たる抽選会やオリジナルのプリ機などを開催いたします。ぜひ、ご参加ください。みーんなたのしい中京競馬場。【特設サイト】みーんなたのしい中京競馬場。: この他にもグルメイベントなどたくさんのイベントを開催しております。詳細は以下よりご覧ください。第4回中京競馬開催イベントページ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年11月20日日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE(Dリーグ)」の4期目となる「第一生命 D.LEAGUE 23-24 SEASON」が29日、東京ガーデンシアターにて開幕。FANTASTICSの八木勇征が、元テレビ東京アナウンサーの森香澄とともに配信MCを務め、イベント後に囲み取材に応じた。今シーズンは、バトルによる緊迫感を残しつつ、よりDリーガーやチームの魅力を発信するコンテンツへと進化。「DYM MESSENGERS」が新たに参画し、全13チームで熱い戦いを繰り広げる。八木は「僕はDリーグ初めて生で見させていただいたんですけど、映像で見るのと迫力が違って絶対生で見たほうがいいなと思いました」と感想を述べ、「ダンス以前に表現者としての立ち振る舞いとか、表情とか、学ぶべきところがたくさんあって、刺激をたくさんいただく時間になりました」と語った。さらに、「生で見ていて刺激とか衝撃とか、ものすごく楽しかった」と言い、「生の臨場感を楽しんでいただけたらダンスが大好きになると思うので、ぜひ会場に足を運んで見に来ていただきたいです」と呼びかけた。なお、この日は開幕を記念して、D.LEAGUE新アンバサダー「FANTASTICS×EPEX」がテーマソングである新曲「Peppermint Yum」を初披露。同楽曲には、勢いに乗るFANTASTICSとEPEXがパフォーマンスを通じてお互いの意志とプライドをぶつけ合いながら共に成長し、世界を舞台に突き進んでいく決意を盛り込んでいる。
2023年10月29日『ジャスティス・リーグxRWBY スーパーヒーロー&ハンターズ Part 2』の4K ULTRA HD&ブルーレイが、12月6日(水) にリリースされることが決定した。本作は、世界で3億回以上視聴されているWebアニメ『RWBY』と、DCコミックス内に登場するヒーローチーム『ジャスティス・リーグ』がコラボした作品の続編。10代になったという設定だったPart 1に続き、Part 2では『RWBY』のルビーとその仲間たちが大人の姿に。『RWBY』がスーパーヒーローたちと再び力を合わせる、シリーズ第2弾となっている。ジャスティス・リーグが大人に戻り、演じる声優も一新。スーパーマン役を濱野大輝、バットマン役を三宅健太、ワンダーウーマン役を織部ゆかり、フラッシュ役をバトリ勝悟が務めるほか、フラッシュ役のオリジナル声優は『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のポルカドットマン役のデビッド・ダスマルチャンが演じる。また、チーム『RWBY』の日本語吹替版はPart 1のメンバーが続投。ルビー・ローズ役を早見沙織、ワイス・ジェニー役を日笠陽子、ブレイク・へドランナ役を鳴村侑、ヤン・シャオラン役を小清水亜美が務める。さらに、映像特典として『ジャスティス・リーグ』の世界に舞台を移し大人になった『RWBY』のキャラクターたちの紹介や2つの異なる世界観にフィーチャーした映像に加え、「ヒーロー同士の絆」も収録。また、プレミアムアウターケース付の初回生産限定版はデジパック仕様となっており、特製A6クリアファイル2枚セットが封入される。『ジャスティス・リーグxRWBY スーパーヒーロー&ハンターズ Part 2』予告編<リリース情報>『ジャスティス・リーグxRWBY スーパーヒーロー&ハンターズ Part 2』12月6日(水) 4K ULTRA HD&ブルーレイ発売※同日デジタル配信開始●<初回生産限定版>ジャスティス・リーグ スーパーヒーロー&ハンターズ Part 2 4K UHD&ブルーレイセット(2枚組):8,800円(税込)『<初回生産限定版>ジャスティス・リーグ スーパーヒーロー&ハンターズ Part 2 4K UHD&ブルーレイセット』ジャケット【初回生産限定特典】・プレミアムアウターケース付・デジパック仕様・特製A6クリアファイル2枚セット【映像特典】・ヒーローたちの絆・RWBYがジャスティス・リーグの世界へ●ジャスティス・リーグxRWBY スーパーヒーロー&ハンターズ Part 2 ブルーレイ:6,380円(税込)『ジャスティス・リーグxRWBY スーパーヒーロー&ハンターズ Part 2 ブルーレイ』ジャケット【映像特典】初回生産限定版と同様JUSTICE LEAGUE and all related characters and elements are (C) & ™ DC. RWBY and all related characters and elements are ™ & (C) Rooster Teeth Animation. (C) 2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
2023年09月20日Gala Gamesは、新作ターン制RPG「チャンピオンズ・アリーナ」を2023年8月24日にリリースしました。Champions Arena 1「チャンピオンズ・アリーナ」は、ONEUNIVERSEが開発した次世代ターン制RPGで、100以上のチャンピオンで自分だけのパーティを構築して、PvP(ユーザー間対決)コンテンツ「アリーナ」や、探索、共闘(Co-op) モードなどを楽しむことができ、各戦闘に合ったパーティを構築する戦略的な楽しさと堅実なコンテンツ、グローバル向けのグラフィックを強みとするゲームです。Champions Arena 2「チャンピオンズ・アリーナ」は、Gala Gamesのブロックチェーンゲームの中で初めてマルチプラットフォームをサポートします。Gala Gamesプラットフォームを通じたPC版( )のほか、Apple Appストア( )とGoogle Playストア( )でモバイル版を提供し、希望するプラットフォームでゲームを楽しむことができます。(韓国と一部の国では利用できません)Champions Arena 3「チャンピオンズ・アリーナ」は、ローンチ時からP&E(Play & Earn=ゲームを楽しみながら報酬を得る)機能を提供します。チャンピオンNFTを所有している利用者は、アリーナで勝利ポイント(VP)を獲得してGala Gamesの基軸通貨$GALAに交換することができます。Champions Arena 4チャンピオンNFTを所有していない場合、OpenSeaなどの2次流通市場でNFTを購入したり、「ミンティングスクロール」(アイテム)を使うことで自分が育成したチャンピオンをNFTに変換することが可能です。また、将来的に導入されるアップデートでは、ネクサスNFTを経由して他のユーザーからチャンピオンを借りることが可能になります。Champions Arena 5「チャンピオンズ・アリーナ」では、正式ローンチを記念して様々なイベントを実施する予定です。まず最初に、ローンチ日から2週間開催されるログインイベントでは、毎日様々なアイテムが提供され、7日目と14日目にはチャンピオンやソウルストーンなどを入手できるランダムボックスが提供されます。この他にも様々なイベントが用意されています。Gala Gamesの関係者は次のように述べています。「特別先行販売したチャンピオンボックス(NFT)は、当初予定していた販売終了日より3日も早く完売しました。全世界のブロックチェーンゲームファンが待ち望んでいた「チャンピオンズ・アリーナ」の幕がいよいよ開きます。マルチプラットフォームの利点を通じ、既存のWeb2ゲームとWeb3ゲームユーザーの理想的な大統合と循環をお見せすることができるでしょう」■Gala GamesについてGala Gamesは、Zynga(Farmville、Words with Friends、Zynga Poker)の共同創設者によって2019年に設立され、PC、モバイル、ブラウザベースのゲーム向けに急成長しているゲームパブリッシャーです。長年にわたるAAAゲームの経験値を社内に持ち、重要なパートナーシップ、最新の技術を結集し、Gala Gamesは自社プラットフォームに加えて、Epic Games Store、Steamで高品質のゲームをリリースしています。詳しくは以下のウェブサイトを訪れてください。Gala.Games( )Discordコミュニティ( )で会話に参加!■会社概要商号 : Gala代表者: CEO Eric Schiermeyer設立 : 2019年URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月25日ジュニア年代における国内最大規模のサッカー年間リーグ「プレミアリーグU-11」を⾏っているプレミアリーグU-11実⾏委員会(委員長・幸野健⼀)は、女川町、女川町教育委員会との共催で、2023年7月25日(火)から3日間、全国33都府県の代表が⼀同に集う「アイリスオーヤマ第8回プレミアリーグU-11チャンピオンシップ2023」を開催します。 東北初のサッカー全国大会として宮城県女川町での開催へ移行し、2年目となるこの大会。7月27日(木)12時半からの決勝はWACK女川スタジアムで実施され、大会会アンバサダーを務める元サッカー日本代表・佐藤勇人氏と佐藤寿人氏が試合を観戦、閉会式に出席予定です。また閉会式では女川潮騒太鼓轟会による太鼓演奏も行われます。今年も震災の教訓を後世に語り継ぐ取り組みとして、全参加チームに震災学習プログラムを実施し、選手たちの内面的な心の成長にも繋げています。冠協賛のアイリスオーヤマ株式会社をはじめとして多くの協賛企業が連なる本大会は、今年も延べ3,000人以上の来場が見込まれています。お子さんの夏休みの思い出に、お近くの方はぜひ会場に足を運んでみてください。参加チーム一覧はこちら>>■大会概要 大会名:アイリスオーヤマ第8回プレミアリーグU-11チャンピオンシップ2023主催:アイリスオーヤマ第8回プレミアリーグU-11チャンピオンシップ2023実⾏委員会共催:宮城県女川町/女川町教育委員会主管:プレミアリーグ宮城U-11後援:宮城県/宮城県教育委員会/(⼀社)宮城県サッカー協会/石巻サッカー協会/NPO 法人女川町スポーツ協会/女川町観光協会特別協賛:アイリスオーヤマ株式会社協賛:名鉄観光サービス株式会社期日7月25日(火)、26日(水)1次ラウンドおよび2次ラウンド7⽉27日(木)決勝ラウンド・閉会式会場女川町総合運動公園第⼀多目的運動場および第⼆多目的運動場女川小学校・女川中学校セイホクパーク⽯巻フットボールフィールド第1WACK 女川スタジアム 会場へのアクセスはこちら<<本件に関するお問い合わせ>>アイリスオーヤマ第8回プレミアリーグU-11チャンピオンシップ2023実⾏委員会 事務局 佐々木和之電話:090-4590-5713Email:sasaki@pl11.jp 公式ホームページ ※下記の画面が表示されて詳細に行けない方は、画像右上の×印(赤枠部分)を押してください。
2023年07月25日国内男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」は、リーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)がスタート。B1リーグ3地区の1位、2位のクラブと、それらを除く18クラブのうち上位2クラブの8クラブによるトーナメント方式で開催される。3月の天皇杯で優勝し、シーズン中には24連勝というリーグ記録を打ち立てている千葉ジェッツは、優勝候補の筆頭。今季の躍進著しい7年目の原修太選手に、CSに向けての抱負を聞いた。年間チャンピオンを目指す激戦トーナメントが開幕。「今、チームは怪我人が多い状態ですが、全員で補い合い、積極性を持ってプレーできていることがジェッツの好調につながっています」原選手も今季はプレータイムが増し、天皇杯ではベスト5に選ばれるなど攻守に活躍が目立つ。自身のどこが進化したのだろうか。「もともとプロに入るまでは点取り屋タイプでしたが、この6年間、ディフェンスだったり、自分の課題をクリアしながら経験を積み重ねてきた中で、今年はもっと自由にオフェンスをやるよう(J・パトリック)ヘッドコーチに言われて。それで解放されたというか。点を取ってやる、という気持ちを常に持っている。そこが一番の違いかな」原選手の強みは自分でも日本人ではあまりいないタイプ、という体格。「普段は97kg、焼き肉を食べすぎると100kg(笑)」と話す屈強な体を活かしたディフェンスには定評が。「インサイドの外国籍選手相手にも守れますし、ただ重いだけじゃなくてフットワークも練習しているので、どこでもつけるというか。もともとドライブ(ドリブルで相手を抜くこと)が得意なのですが、今は日本代表に呼ばれたいという思いもあって、ディフェンスや試合中の状況判断をめちゃくちゃ意識してプレーしています」CSに向けても気の緩みはない。「昨年は地区優勝しながら初戦敗退という悔しい思いをしました。一番大事だと思うのは、悪い時間帯にどれだけリバウンドとか、泥くさいところを頑張るか、ということ。(チームの中心の)富樫(勇樹選手)だけでなく、僕もチームを引っ張っていけたらと。天皇杯、地区優勝に続く三冠を狙えるのは僕たちだけ。史上初の三冠を目指し頑張りたいです」この春から、観客の声出しも解禁された。歓声に興奮して珍しく試合中に客を煽ってしまった、と笑う。「観たことがない人も絶対楽しませる自信があるので、ぜひ会場へ応援に来てみてください!」日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022‐23クォーターファイナルが5/11~15、セミファイナルは5/19~23に行われ、ファイナルは5/27~30に横浜アリーナで開催(いずれも2戦先勝)。バスケットLIVEでの配信のほか、ファイナル第1戦はNHK BS1、日本テレビ系、第2戦はNHK総合ほかで放送予定。©CHIBAJETS FUNABASHI/PHOTO:Keisuke Aoyagiはら・しゅうた1993年12月17日生まれ、千葉県出身。187cm。ポジションはSG/SF。2015年に千葉ジェッツに入団。自身の療養経験を踏まえた長期療養児を支援する社会貢献活動も話題に。※『anan』2023年5月17日号より。写真・yoko(by anan編集部)
2023年05月12日2022年11月のプレイテストで好評を得た「チャンピオンズ・アリーナ」が2023年4月28日(金)より、第2回プレイテストを開催しています。Champions Arena 1戦いの場へ舞い戻り、チャンピオンをレベルアップさせ、戦術を磨き、敵を圧倒しよう!アリーナに戻れば、さらに進化していることを実感できるはずです。この数ヶ月間、懸命に作業に取り組んできたOneUniverseの開発陣は、新しいデモに対するコミュニティのフィードバックを楽しみにしています!■プレイテスト詳細プレイテスト開催日時:2023年4月28日(金)午前10時~5月18日(木)午前10時の3週間前回のプレイテスト同様、PCとモバイルの両方に対応しています。チャンピオンズ・アリーナ・ストア(リンクを貼る)にアクセスし、ランチャーからPCゲームをダウンロード、またはAPK /iOSからAndroid/iOSデバイスにアプリをインストールしてください。今回のプレイテストでは、Gala Gamesアカウントを使用したログインが可能です。これにより、ログイン履歴を記録し、ゲームの正式ローンチ時にプレイテスト参加者に報酬が提供される予定です (Gem報酬項目参照)。Gala Gamesアカウントを接続せずにログインした場合、プレイヤーのゲームの進行状況を追跡できないため、残念ながらゲームの正式ローンチ時に予定されている追加報酬を獲得することはできませんので、ご注意ください。Champions Arena 2■新機能前回のプレイテストでも好評だったアリーナに新機能が追加され、さらにチャンピオンの実力を試すことができるようになりました。新しいチャレンジモード「Tower or Trials (試練の塔)」が追加され、最強のチャンピオンだけがその危険なレベルを乗り越えることができ、その先で便利な装備を見つけることができるかもしれません。チャンピオンのチーム編成をより簡単にするために、無条件でチャンピオンを召喚できる「Premium Summon(プレミアム召喚)」のオプションが追加されました。従来のオプションに変更はありません。チャンピオンがアリーナでその力を試すとき、プレイヤーの領地がその本拠地となります。今回のプレイテストでは、領地の管理、もしくは領地を持つ友人と一緒にプレイすることも可能です。■領地の入手方法今回のプレイテストでは領地の運営を体験することができます。領地の所有者は、他のプレイヤーを領地に招待して、その利点を一緒に体験することができます。・ネクサスバンドル(Nexus Bundle)ネクサスは、志の高いプレイヤーにとって重要なツールセットとなります。ネクサスにはNFTチャンピオンを装着することができ、装着されたチャンピオンには、他のプレイヤーがアクセスすることができ、バトルで使用することができます。ネクサスを通じて使用されたチャンピオンに与えられる勝利ポイント (Victory Point = VP) は、使用したプレイヤー、チャンピオンの所有者、ネクサスの所有者の間で分配されます。Gala Gamesのアカウントと紐づいたネクサスは強力な力を持ち、所有者にさらなる力が集まります。このネクサスバンドルの購入者には、特別なチャンピオン「Veronika」をプレゼントします。これはネクサス初回販売限定特典です。今後ネクサスバンドルの販売が行われるたびに、新しいスナップショップに基づき、ネクサス所有者全員に新しいボーナスNFTが贈呈されます。また、ネクサス購入者には、現在実施中のプレイテストで後述の「エステート(領地)」の所有権を試したり、特別なレジェンド・チャンピオンとプレイできる特典も提供されます。ネクサスバンドル購入者全員を対象に、エステートオーナーとしてのアビリティがすぐに提供され、他のプレイヤーのチームを率いて、エステートでのジェム生産を体験することができます!また、特別なレジェンド・チャンピオンボックスを2つ用意しますので、新しい遊び方を試すことができます。注:これらのテスト用エステートとチャンピオンは、プレイテスト期間限定のものとなり、今後のプレイテストや正式ローンチ後のゲームでは、ネクサス所有権はエステート所有権とは全く異なるものとなります。【ネクサス販売詳細】日本時間5月9日(火)午前10時から販売が開始されました。今回の販売では300個限定で用意しています。この販売期間中に手に入るレジェンダリー・チャンピオン「Veronika」の数は300体のみになります!ネクサスバンドルの販売価格は1,950ドル、$GALA、ETH、クレジットカードで購入可能です。今回の販売では、段階価格設定は取り入れていませんが、将来的に販売されるバージョンのネクサスバンドルは、販売価格が上がる可能性があります。また、販売開始後5日間は、ネクサスバンドルに30%の特別割引が適用されています。ネクサスは、報酬の共有を可能にする魅力的なユーティリティを備えており、さらに限定かつ希少なレジェンダリー・チャンピオン「Veronika」を入手できる追加要素を持つため、当初の販売価格が適正であると考えています。現在のバランス調整から多くのプレイヤーが主にエピック・チャンピオンを使っていますが、レジェンダリー・チャンピオンは超レアな出現確率のチャンピオンという位置づけになるので、誰にでも獲得のチャンスが得られるわけではありません。しかし、今回は初回販売ということもあり、プレイテストへの参加や建設的なご意見に感謝し、最初の5日間はネクサスバンドルの販売価格を30%割引させていただくことにしました。引き続き、プレイヤーの皆様のご意見をお聞かせください。- 日本時間5月9日(火)午前10時~5月13日(土)午前10時:ネクサスバンドル特別30%割引価格1,365ドル- 日本時間5月13日(土)午前10時~5月17日(水)午前10時:通常販売価格1,950ドル・エステート(領地)チャンピオンズ・アリーナの世界に早期進出が可能になる、初のエステート販売が行われます。エステートを所有することで、他のプレイヤーを仲間に加えることが可能になり、仲間は共に戦うだけではなく、領地の開発の手助けもしてくれます。現在実施中のプレイテストでは、ネクサスバンドル購入者だけが最初のエステートオーナーとして活動する機会を得ることができます。そのため、エステートの初回販売では、ネクサスバンドル購入者だけが、そのホワイトリストに登録されることになります。エステートのメンバーは、「The Altar of Summoning(召喚の祭壇)」などの重要な道具へのアクセスと、チームの成功に応じて報酬を共有することができます。プレイヤーは通常、エステートの機能を利用するために手数料を支払う必要があり、エステートオーナーの金庫にジェムが追加されます。オーナーはいつでもメンバーに対して特別な手数料設定をすることが可能です。【エステート販売詳細】日本時間5月9日(火)午前10時から販売が開始されます。エステートNFTのレアリティはエンシェントで、今回の販売では300個限定で用意しています。そしてネクサス購入者のみが、この価格でエステートを購入することができます。各エステートの販売価格は2,000ドル、$GALA、ETH、クレジットカードで購入可能です。今回の販売では、段階価格設定は取り入れていませんが、今後のエステートの販売では、販売価格が上がる可能性があります。■Gem(ジェム) 報酬今回のプレイテストが終了すると、すべてのゲームデータとアイテムはリセットされます。チャンピオンズ・アリーナのすべてのコンテンツを体験していただけるよう、ゲーム内メールを通じてゲーム内通貨を毎日提供しています。・Gem(ジェム) 10,000個・Essence(エッセンス) 20個今回のプレイテストで獲得した戦利品や進捗はゲームの正式ローンチ前にリセットされますが、ゲームのローンチ時に本物の報酬を手に入れることができます。Gemを大量に獲得する、3種類の方法をご紹介します!注:GemはGala Gamesのアカウントに紐づいたチャンピオンズ・アリーナ内のプレミアム通貨であり、ウォレットに送付されるトークン化されたアイテムではありません。以下の報酬は、ゲームの正式ローンチ後にアカウントに送付される予定です。アリーナランク:テスト期間終了時のアリーナ総合ランキングランク1~3 :300ドル相当のGemランク4~6 :250ドル相当のGemランク7~10 :200ドル相当のGemランク11~20:150ドル相当のGemランク21~30:100ドル相当のGemランク31~50:50ドル相当のGemデイリーログイン報酬:該当ティア(レベル)の報酬をすべて獲得3日以上 :10ドル相当のGem5日以上 :20ドル相当のGem7日以上 :30ドル相当のGem10日以上:60ドル相当のGem14日以上:80ドル相当のGemキャンペーン:該当ティア(レベル)の報酬をすべて獲得チャプター1クリア:5ドル相当のGemチャプター2クリア:10ドル相当のGemチャプター3クリア:15ドル相当のGemチャプター4クリア:25ドル相当のGemチャプター5クリア:45ドル相当のGemChampions Arena 3■バグ修正と改良点前回のプレイテストからのフィードバック、そして社内テストに基づき多数の改善を導入しました。チャンピオンはパワーとランクの両方で全体的にバランス調整され、新しい戦術とコンビネーションを試すことができます。ソロプレイが可能になるよう、Mayhem Raid(メイヘム討伐)のバランス調整も行いました。これにより、まだレベルが低く、チームを見つけるのが困難なプレイヤーも簡単に参加できるようになります。また、召喚費用が一律課金に変更されました。インベントリのサイズ拡大や、メイヘムスロットの追加、遠征にかかる時間短縮に、Gemを使用できるようになりました。このほかにも、去年11月のプレイテストに比べ、たくさんの改善点がありますので、実際にゲームをプレイして体験してみてください!■Gala GamesについてGala Gamesは、Zynga(Farmville、Words with Friends、Zynga Poker)の共同創設者によって2019年に設立され、PC、モバイル、ブラウザベースのゲーム向けに急成長しているゲームパブリッシャーです。長年にわたるAAAゲームの経験値を社内に持ち、重要なパートナーシップ、最新の技術を結集し、Gala Gamesは自社プラットフォームに加えて、Epic Games Store、Steamで高品質のゲームをリリースしています。詳しくは以下のウェブサイトを訪れてください。Gala.Games( )Discordコミュニティ( )で会話に参加!■会社概要商号 : Gala代表者: CEO Eric Schiermeyer設立 : 2019年URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月10日NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント決勝がいよいよ開催されるが、特別な観戦体験ができる公式ホスピタリティチケットが登場する。ホスピタリティチケットは、試合を最高の環境で楽しみ、試合当日を“特別な1日”にするために用意されたもの。チケットは3種類あり、ゴールド、シルバー、ブロンズ、それぞれに趣向を凝らしたプログラムになっている。ブロンズホスピタリティチケットは、カジュアルな雰囲気のラウンジで軽食を楽しめ、観戦しやすいシートで試合を堪能できるチケット。シルバーホスピタリティチケットは、ビジネスシーンにも相応しい特別感を味わえる専用VIPラウンジで、エンターテインメントやお食事を楽しめるチケットで、試合のほか、ミニトークショーも楽しめる。そして、限定20名のゴールドホスピタリティチケットは、ゴールドラウンジ選手訪問など特別なプログラムが準備されている。ホスピタリティプログラムは、欧米ではよく知られるスタイルで、観戦だけでなく、個室やラウンジでの飲食やエンターテイメントを組み合わせて、単に豪華・高額なだけではない“特別な体験”ができるものだ。日本でも少しずつ、この試みが広がっており、家族との特別な1日や、ビジネスでの活用など幅広い層の利用が期待されている。NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23 プレーオフトーナメント(C)JRLO準決勝5/13(土)14:35 埼玉ワイルドナイツ(D1:1位) vs. 横浜キヤノンイーグルス(D1:4位) @秩父宮5/14(日)12:05 クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(D1:2位) vs. 東京サンゴリアス(D1:3位) @秩父宮3位決定戦5/19(金)19:00 @秩父宮決勝5/20(土)14:35 @国立(1)ゴールドホスピタリティチケット・ラウンジ:ゴールド専用VIPラウンジ(試合終了後も利用可)・座席:2Fメイン側 206ブロック前方席・食事:Main dishを含む5~6品のコースメニュー・飲み物:シャンパン、白ワイン2種、赤ワイン2種、ビール、ハイボール、スピリッツ、ソフトドリンク、他・その他:オリジナルPASS、ホスピタリティ限定エンタテインメント(ゴールドラウンジ選手訪問/ミニトークショー/試合終了後のピッチ見学)※ゴールドホスピタリティのお求めについてはpdhx.rlo@pia.co.jpまでお問い合せください(2)シルバーホスピタリティチケット・ラウンジ:シルバー専用VIPラウンジ(試合終了後も利用可)・座席:2階メイン側 204(前方)・205・206(後方)・207・208(前方)ブロック・食事:Finger Foodとビュッフェメニュー・飲み物:シャンパン、白ワイン、赤ワイン、ビール、 ハイボール、 スピリッツ、ソフトドリンク、他・その他:オリジナルPASS、ホスピタリティ限定エンタテインメント(ミニトークショー)(3)ブロンズホスピタリティチケット・ラウンジ:ブロンズ専用VIPラウンジ(ハーフタイム終了まで利用可)・座席:2階メイン側 203・204(後方)・208(後方)・209ブロック・食事:Finger Foodとスナック・飲み物:白ワイン、赤ワイン、ビール、ソフトドリンク、他・その他:オリジナルPASS※ホスピタリティチケットでご入場いただけるラウンジにはドレスコードがございます。以下の服装はご遠慮ください。ショートパンツ/靴の先のあいたサンダル/ビーチサンダル/穴のあいた・破れたデザインジーンズ/露出の高い服■チケット情報
2023年05月03日世界トップクラスの空手選手が集まるリーグ戦「Karate1プレミアリーグ」が6月9日(金)から3日間、福岡国際センターで開催されることが決定した。東京2020オリンピックで注目を浴びた空手。大会では大きくわけて「形」と「組手」の2種目で競う。「形」は、あらかじめ決められた一連の攻防を演武して審判員の採点によって勝敗が決定。「組手」では、相手に対してスピーディな技を繰り出し競い合う。世界ランキング上位の選手だけに出場権が与えられるKarate1プレミアリーグ。日本での開催は実に4年ぶりで、福岡大会には384人の選手が出場する。「形」の緊張感、「組手」の白熱した駆け引きを存分に楽しむことができそうだ。Karate1プレミアリーグ2023福岡大会6月9日(金)から11日(日)まで福岡国際センター4月7日(金) 10時よりチケット発売開始6月9日(金)自由席 1000円6月10日(土)自由席 1000円6月11日(日)自由席 2500円公益財団法人全日本空手道連盟TEL 03-5534-1951www.jkf.ne.jp()■チケット情報
2023年04月07日国内男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」のバレンタイン企画「B.LEAGUE モテ男No.1決定戦」。今年の1位は、大注目の大型新人・河村勇輝選手に決定!シーズン終盤、フルスロットルで活躍する彼の素顔に迫ります。かわむら・ゆうき2001年5月2日生まれ、山口県出身。身長172㎝。ポジションはポイントガード。’22年3月、東海大学を中退、横浜ビー・コルセアーズとのプロ契約を発表。今年の「B.LEAGUE モテ男No.1決定戦」で1位を獲得したのは、横浜ビー・コルセアーズ(横浜BC)の河村勇輝選手。昨年プロ入りするや、瞬く間に大活躍。いま最も注目されている選手の一人といえる。「1位を獲れたのはブースター(Bリーグのファン)のみなさんが、僕のプレーを評価してくれたからこそだと思うので、感謝の気持ちでいっぱいです。チームメイトには、冷やかされましたけど(笑)」チームでは年下の21歳。国内屈指のバスケットボール強豪校の東海大学を中退し、プロ入りを果たした。「プロになることを意識し始めたのは、高校2年生くらいの頃です。それまでは、両親と同じように教員になりたいと思っていました。バスケットボール選手になるなんて、非日常的な気がして…。でも、バスケをやっていくうちに、高みを目指して挑戦することが、自分の性に合うと感じるように。今年の夏には日本でワールドカップが開催されますし、2024年にはパリオリンピックがあります。そういう大きな舞台に立つには、大学でプレーを続けるより、国内最高峰のプロバスケットボールリーグ、Bリーグで一刻も早く自分をアピールする必要がある。その思いでプロ入りを決意しました」横浜BCは現在、中地区優勝圏内(3月中旬時点)。その勢いを牽引する存在であるとともに、日本代表にも選出され、2月のW杯アジア予選では勝利に貢献している。「自分の武器はクイックネスと、渡す相手を見ないでパスを出すノールックパス。敵はもちろん、観ている方も欺くようなノールックパスで、バスケットボールの面白さを感じてもらえたらと思っています」身長172㎝とバスケットボール選手の中では小柄なことから、チームメイトからは〝おちびちゃん〞とも呼ばれているそう。「年下ということもあって、いじられキャラです。でも、そういうコミュニケーションから信頼関係が築けているので、どんどんいじってくださいって思っています」平均年齢も若く、オフの日は、チームメイト全員で会食することもよくあるという仲の良さ。ほかにも、休日にはこんな人と過ごすことが…。「大学時代の先輩で千葉ジェッツの大倉颯太選手とは、2人でドライブやグランピングをしたり、サウナに行ったり。興味のあることが似ているので、よく一緒にいます。苦手だったうどんのおいしさに気づかせてくれたのも、大倉選手でした(笑)」B.LEAGUE モテ男No.1決定戦、ベスト3を発表!Bリーグが毎年バレンタイン時期に行うファン投票イベント「モテ男No.1決定戦」。各チームから1名ずつがエントリーし、TwitterやLINEなどでの投票を実施。1位の選手は『anan』に出演!という特典(!?)付きで、昨年は河村選手とも仲良しの、千葉ジェッツの大倉颯太選手が1位を獲得。今年は横浜ビー・コルセアーズの河村選手が“モテ男No.1”となり、2位は琉球ゴールデンキングスの牧隼利選手、3位は宇都宮ブレックスの荒谷裕秀選手に決定した。1位 河村勇輝46,630票(横浜ビー・コルセアーズ #5)2位 牧 隼利38,338票(琉球ゴールデンキングス #88)3位 荒谷裕秀28,063票(宇都宮ブレックス #11)ブルゾン¥43,450(ウィリー チャバリア/ジェットン ショールーム TEL:03・6804・1970)シャツ¥8,800(リーバイス/リーバイ・ストラウス ジャパン TEL:0120・099・501)靴¥29,700(ヨーク/HEMT PR TEL:03・6721・0882)その他はスタイリスト私物写真・濱田茉里(A.K.A.)スタイリスト・ダヨシヘア&メイク・浜田あゆみ取材、文・保手濱奈美撮影協力・横浜カントリー・アンド・アスレティック・クラブ横浜ビー・コルセアーズB.LEAGUE※『anan』2023年3月29日号より。(by anan編集部)
2023年04月03日『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23』第7節で府中ダービーがラインナップ。社会人リーグからのライバルであり、前身の『ジャパンラグビー トップリーグ』では埼玉ワイルドナイツとともに最多タイの5回の優勝を誇り、ともに本拠地を府中市に置く東芝ブレイブルーパス東京と東京サンゴリアスが激突するのだ。絶好のタイミングでの対戦である。両軍ともチーム状況が上向きだ。BL東京は埼玉WKとの『NTTリーグワン2022-23』開幕戦は19-22と悔しい逆転負けで落としたが、ブラックラムズ東京、静岡ブルーレヴズに連勝。しかし、第4節に落とし穴が待っていた。ディビジョン1昇格組の三菱重工相模原ダイナボアーズにブレイクダウンで後手に回り、終盤立て続けにPGを決められて19-23の悔やまれる敗北を喫したのだった。試合後、トッド・ブラックアダーHCが「最終的に自分たちのハンドリングのミスなどがこの結果につながった。また、ブレイクダウンに対して緊急性を持って対応できなかった。ダイナボアーズの方がブレイクダウンでハードに競ってきた。そこでプレッシャーをかけられてしまった」と敗因を語れば、SH小川高廣共同主将も「アタックのブレイクダウンの部分でふたり目のところができなかったし、ダイナボアーズがすごくいいプレッシャーをかけてきて苦しめられた。どのチームと戦うにしても、そこを一貫してやっていかなければ、難しい試合になってしまう」も同意した。課題を突き付けられた格好だが、BL東京は次の試合で一発回答してみせた。1月22日の第5節・トヨタヴェルブリッツ戦はフィジカルバトルで圧倒。ブレイクダウンで優位に立ち、スクラムで押し、CTBセタ・タマニバルとWTB濵田将暉がそれぞれ2トライと決定力を見せて63-18と大勝したのだ。戦況が決した72分、キックチャージから独走トライ献上かと思われたが、WTBジョネ・ナイカブラが全力で戻って阻止したシーンも印象的だった。ジョネ・ナイカブラ(東芝ブレイブルーパス東京)(C)F.SANO試合後、ブラックアダーHCが「選手たちのことを誇りに思う。全員がハードワークした。特に基本的なところでやるべきことができた。セットプレーも素晴らしく、BKの選手にも質のいいボールを提供できた。特に小川、(SOトム・)テイラー選手がよくやってくれた」と選手たちを称えれば、名指しで称賛された小川も「試合前、今日はシンプルにブレイクダウンのところだけやっていこうという話をした。そこが80分通してずっと良かったと思う。そこさえできれば自分たちのグラウンドを大きく使うラグビーが見せられると思っていましたし、実行できて良かった。これを毎試合続けられるようにやっていきたい」と胸を張った。続く花園近鉄ライナーズ戦もトライラッシュとなった。2分、相手陣10mライン付近でボールがこぼれると、小川が2度足にかけてから走り切った電光石火の先制トライを皮切りに取りも取ったり9トライ。モールからのトライあり、グラウンドの幅を使ったアタックあり、濱田、タマニバルの突破力を生かしたトライあり、No8リーチ マイケルのジャッカルからの鋭いカウンターありと多彩なアタックを披露した。60-14で連勝し、BL東京は4位に順位を上げた。指揮官、選手たちは手応えを口にしながらも、次節ライバルとの対戦を警戒した。ブラックアダーHC「今日のチームのパフォーマンスに満足している。選手たちがすごくいいプレーをしてくれた。セットプレーが素晴らしく、ブレイクダウンも効率よく、その結果素晴らしいトライを取ることができた。ただいくつか修正が必要。ブレイクダウンは少し修正を加え、ディフェンスでは突破されたところが何回かあった。それらは修正可能なこと。一番うれしいのはメンタルのタフさを出たところ。選手たちは容赦なく戦ってくれた。来週しっかり準備したい」小川「ブレイクダウンをしっかりしないとサントリーとの試合は厳しいものになるので、また1週間準備していきたい。自分たちにはいいランナーがいるので、グラウンドを大きく使って、スペースをうまく突いていきたい。チームの強みをどちらが出せるかという試合になると思う。向こうはテンポよく出してくるので、ブレイクダウンでプレッシャーをかけて、ディフェンスでは相手に何もやらせないようにしたい。アタックではワイドにボールを運んでラインブレイクしていくようにできれば」小川高廣(東芝ブレイブルーパス東京)(C)F.SANOリーチ「ブレイクダウンでどれだけいいボールを出せるかフォーカスすることによって、自分たちのラグビーができている。(東京SGは)自分たちのディフェンスがハマるチームなので、タックルの回数がかなり多くなると思う。どちらかと言うとアタックよりディフェンスを意識したい。自分たちの強みはディフェンスなので、ディフェンスをしっかりすればアタックが良くなっていくと思う」一方、東京SGも一戦一戦調子を上げている。開幕戦こそクボタスピアーズ船橋・東京ベイに18-31と力負けしたが、その後は5連勝。第3節・横浜キヤノンイーグルス戦ではこの日サンゴリアスデビューとなったSOアーロン・クルーデンがわずか18分で一発退場するピンチに陥るも、SH齋藤直人が冷静にゲームコントロールとキッカーを務め、トライ王争いを独走するWTB尾崎晟也が4トライの固め打ち、何よりも14人が鬼気迫るほどのハードワークを見せて、32-23の勝利を手繰り寄せた。第5節・花園近鉄ライナーズ戦では第4節・コベルコ神戸スティーラーズ戦でデビューしたばかりのCTBイザヤ ・プニヴァイとWTB河瀬諒介を初先発で起用し、BKを入れ替えつつきっちり7トライをマーク、51-10で完勝した。第6節・相模原DB戦ではリフレッシュしたWTBテビター・リー、CTB中村亮土、FB松島幸太朗が躍動、出場停止が明け仕切り直しの一戦となったクルーデンもオールブラックス50キャップの実力を遺憾なく発揮した。尾崎晟也(東京サンゴリアス)(C)F.SANO前半は30分過ぎまで3-3と相模原DBの粘り強いディフェンスに手を焼いたが、34分に中村のピンポイントキックパスを自陣10mラインで受けたリーがふたりをかわして60m走り切ると、40分にもリーの突破から最後は走り込んだPR小林賢太が初トライ。後半開始早々にはクルーデンの突破からパスを受けたCTB中野将伍がインゴールにボールを運ぶと、49分には相手ボールスクラムを押し込み、こぼれたボールを獲得、松島が80m近くを爆走して見せた。その後もモールにCTBに入った森谷圭介がグラバーキックでNo8テビタ・タタフを走らせるなど、攻め手を緩めず。最後は“持っている”河瀬がデビュー3戦連続トライを決めてノーサイド。D1で旋風を起こしていた相模原DBに51-13と洗礼を浴びせた。試合後、田中澄憲監督は「ダイナボアーズは勢いがあり、本当にタフでハードワークができる素晴らしいチームなので、簡単なゲームにはならないだろうと臨んだ。ただ、やはりハードワークすると言ったら我々サンゴリアスしかない。そういうプライドは持っているので、そこで何とか相手を上回ることができ、今日の結果につながった」と評価した。松島の復帰後初トライについて問われた指揮官が「『マツのああいうトライは久しぶりに見たな』というのが正直な感想。今日のこういうプレーをきっかけにもっともっと調子を上げてほしい」と期待を寄せれば、本人は「本能のままに、いけるかいけないかというところで『自分でいける』と思って走り切れた。裏にキックとか考えながら、走り切れなくてもチャンスメイクできると思った」と振り返った。松島幸太朗(東京サンゴリアス)(C)F.SANOさらに田中監督、齋藤共同主将、松島は次節へ向けて、このように意気込みを語った。田中監督「一人ひとりの能力が高い強いチームなので、ゲインラインのところがキーになると思うので、そこにフォーカスを当ててハードトレーニングをしていきたい」齋藤「明日から東芝を分析して、毎年府中ダービーはすごく厳しい試合になるので、覚悟を持って1週間準備したい」松島「東芝もタフなチームだし、80分間気を緩めずに、今日みたいにしっかり我慢してアタックするイメージでやりたい」齋藤直人(東京サンゴリアス)(C)F.SANO『トップリーグ』以降の府中ダービー通算成績は東京SGの16勝15敗(『マイクロソフトカップ』『プレーオフトーナメント』『プレシーズンリーグ』『日本選手権』含む)。最後の『トップリーグ』ではサントリーが73-5の歴史的大勝を収め、記念すべき『リーグワン』開幕戦でも東京SGが60-46と打ち合いを制した。一転シーズン終盤の第15節では雨の味の素スタジアムでBL東京がブレイクダウンで押し、27-3と東京SGに何もさせなかった。両雄は3週間後に行われた『NTTリーグワン2022』プレーオフトーナメント準決勝でも再び顔を合わせ、今度はフィジカルバトルに耐え抜いた東京SGが30-24の逆転勝利したのだった。果たして、BL東芝が府中ダービーの星をイーブンに戻すのか、東京SGがリーグ戦6連勝を飾るのか。『NTTリーグワン2022-23』第7節・BL東京×東京SGは2月5日(日)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。当日来場者にマッチデープログラムをプレゼント。チケット発売中。試合の模様はBS日テレにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)ブレイブルーパス東京対東京サンゴリアスNTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 DIVISION 1リーグワン特設ページジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23ジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23ウェブ版
2023年02月03日女優の観月ありさが25日、都内で行われた「Jリーグ30周年オープニングイベント」に出席した。Jリーグは、1993年5月15日に国立競技場で開催された「ヴェルディ川崎 VS 横浜マリノス」から数え、今年リーグ開幕30周年を迎える。30周年の取り組みを発表するオープニングイベントには、日本プロサッカーリーグ チェアマンの野々村芳和氏に加え、ゲストとしてサッカー解説者の松木安太郎氏、Jリーグ選手OBの中村憲剛氏、槙野智章氏、内田篤人氏、さらに観月ありさが参加した。当初は観月ではなく朝日奈央が出席予定だったが、朝日が体調不良により欠席となり、急きょ観月の参加が決定した。観月は「今日本当は朝日奈央ちゃんが参加する予定だったんですが、同じ事務所の後輩のためになるならと思いまして、よっしゃ いこ! と思ってきました。楽しんで帰りたいと思います」と、Jリーグ30周年コンセプトワード「よっしゃ いこ!」を用いて笑いを誘った。観月は、1991年5月15日にシングル「伝説の少女」で歌手デビュー。Jリーグの開幕日と同じ日となり、「勝手に縁を感じてうれしいと思っています」と話し、「2個上ということですね?」と言われると、「2個パイセンです」と笑顔で返した。
2023年01月25日この度株式会社ハブ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:太田 剛)は、プロバスケットボールリーグBリーグに所属するアルバルク東京とSDGsパートナー契約を締結いたしました。今後は、HUB渋谷2号店をアルバルク応援店舗として、2023年1月18日(水)群馬クレインサンダーズ戦以降の全試合を店内で放映いたします。更に、アルバルク応援メニューも販売し、その売上の一部は、アルバルク東京の社会的責任プロジェクト「ALVARK Will」の活動資金として活用いただきます。■アルバルク応援メニュー応援店舗限定メニューをお楽しみください。HUB渋谷2号店ホームページ : アルバルク東京ホームページ : HUB・82ホームページ : 株式会社ハブホームページ : ■本件に関するお問い合わせ先株式会社ハブ 経営企画部電話:03-3526-8689FAX:03-3526-8691MAIL: ir@pub-hub.com 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月17日ジャパンラグビー リーグワンに楽なゲームなどない。2シーズン目となる『NTTジャパンラグビー リーグワン』では、昨季以上に各チームの戦力・戦術が拮抗している。事実、ディビジョン1の戦いぶりを見ても、明らかに接戦が増え、番狂わせも散見される。D1昇格組の三菱重工相模原ダイナボアーズが地力のあるブラックラムズ東京、トヨタヴェルブリッツに連勝。グリーンロケッツ東葛はもうひとつの昇格組・花園近鉄ライナーズを相手に36-34と逃げ切った。GR東葛は不戦勝を除き、レギュラーシーズンで4季ぶりの勝利を飾ったのだ。埼玉ワイルドナイツと東京サンゴリアスの2強も安泰とはいかない。王者・埼玉WKは『NTTリーグワン2022-23』開幕戦で東芝ブレイブルーパス東京に22-19で逆転すると、続く静岡ブルーレヴズ戦では試合終了間際の1トライ1ゴールで劇的逆転勝利。15-14と薄氷を踏む勝利となった。一方、東京SGは開幕戦でクボタスピアーズ船橋・東京ベイに18-31と力負け。18季ぶりにサンゴリアスから白星を奪ったS東京ベイだが、続く第2節では横浜キヤノンイーグルスと27-27のドローに終わった。開幕2節を終えて、D1の全12試合中6試合がひとケタの点差のゲームとなった。昨季の開幕2節まででひとケタの点差の試合はたった1試合のみである。新型コロナウイルスによって4試合が中止になったとはいえ、ひとケタの点差の接戦は8分の1から2分の1と激増している。そう、今季のリーグワンに計算できるゲームはないのだ。『NTTリーグワン2022-23』第3節に組まれた東京SG×横浜Eも読み辛いカードと言える。2季連続準優勝、新型コロナウイルスによってシーズン不成立になった2020シーズンを除き2018-19を含めると3季連続2位に甘んじ、ひと際今年こその思いが強い東京SGだが、前記の通り黒星発進となった。大きくて強いFW陣を並べるS東京ベイに接点で後手に回り、アタックでもハンドリングエラーが見られ決定力を欠いたのだった。ただ続く第2節、東京SGはさすがの修正力を見せた。開幕戦の反省点だったブレイクダウンを改善、FW陣の出足も鋭くターンオーバーを許さず、ゴール前のラインアウトとなればモールをぐいぐい押し込んだ。開始早々の3分にSH齋藤直人共同主将がパスダミーから先制トライを決めた。10分に一本返されるも、27分ゴール前ラインアウトからモールを押し、その後近場を攻め、最後はLOハリー・ホッキングスがボールをねじ込んだ。前半終了間際の43分には右ゴール前残り5mのラインアウトからモールを押し込みHO堀越康介共同主将のトライが奪い21-5で折り返した。齋藤直人(東京サンゴリアス)ハリー・ホッキングス(東京サンゴリアス)後半も早々にトライを奪取。45分モールからショートサイドに張ったWTB尾﨑晟也がインゴールにボールを運べば、7分後にはLOツイ ヘンドリックがサインプレーをズバリ。33-19と迫られた残り20分の勝負の時間帯にはさらにギアを上げる。23分モールから近場を攻めてPR祝原涼介がインゴールに飛び込んだ。26分NO8テビタ・タタフがシンビン(10分間の一時退場)となるが、32・36分と立て続けにトライを奪い、終わってみれば50-19の大勝劇を披露した。試合後、田中澄憲監督は「勝利できてホッとしている。開幕戦で敗れ、通常であれば今日は難しいゲームになると思うが、ネガティブな要素は一切なかった。敗れたことで自分たちの課題が明確になったから。今週は課題にシンプルに取り組み、今日の勝利につなげた。完璧なゲームではないが、ひとつ自信につながるゲームだったと思う」と安堵の表情を浮かべた。写真左より)堀越康介共同主将(東京サンゴリアス)、田中澄憲監督(同)具体的な課題について問われると、指揮官は「前節ではブレイクダウンでターンオーバーされた回数が9回あった。これはただ単にブレイクダウンの弱さではなく、アタックの方向、システムで曖昧な部分があったから。今週はアタックのシステムをクリアにし、一度決めたアタックをやり抜くこと、その上でブレイクダウンで対処しようと取り組んできた。結果として、今日の試合でブレイクダウンからターンオーバーされた場面はなく、しっかり改善できた」と答えた。朗報もある。次節にはアーロン・クルーデンがサンゴリアスデビューを果たす。開幕戦では田村煕、第2節は森谷圭介が10番を背負ったが、ついにオールブラックス50キャップの司令塔がピッチに立つのだ。コベルコ神戸スティーラーズからやって来た大物SOが東京SGのアグレッシブ・アタッキング・ラグビーとどんな融合を見せるか、楽しみである。一方の横浜Eは前節、悔しい引き分けとなった。神戸Sとの開幕戦を39-30で逃げ切ると、第2節・S東京ベイ戦では試合終盤までプラン通りにゲームを遂行した。5分CTBジェシー・クリエルのビッグゲインからサポートに回ったWTBイノケ・ブルアが右サイドを駆け抜けると、SO田村優もタイトな角度からのCGを成功し、横浜Eが7-0と幸先よく先制。13分にも田村がPGを決めてペースを掴み10-8で折り返すと、後半5分に田村の絶妙なグラバーキックをWTBヴィリアメ・タカヤワがグラウンディング、CGを通して17-8とする。その後田村がPG1本、S東京ベイのSOバーナード・フォーリーが3本のPGで加点し20-17と次のスコアが重要となるが、31分ラインアウトから8フェーズ、南アフリカ代表46キャップのSHファフ・デクラークの飛ばしのパスを受けたWTBブルアがインゴールにボールをねじ込み、角度のないCGを田村が通して27-17。ファフ・デクラーク(横浜キヤノンイーグルス)田村優(横浜キヤノンイーグルス)これで勝負ありと思われたが、終盤にミスが続く。35分CTB立川理道のゴール前のグラバーキックをタカヤワがゴール前でハンブルしトライを献上すると、39分相手ボールを奪いFB小倉順平が大きく蹴り返そうとしたところでまさかのスリップ。同点トライを許したのだった。難しくない角度のCG、蹴るのはオーストラリア代表75キャップの名手。しかし、これをフォーリーが失敗。横浜Eにとっても、S東京ベイにとっても、モヤモヤの残るドローに終わったのだった。試合後「最後にするっと勝ちが逃げていった。それでもポジティブな部分もあり、次のサントリー戦に向けてまたいいスイッチが入った。あと、クリスマスプレゼントで順平にスパイク買ってやろうかなと思っています(笑)」とジョークを口にした沢木敬介監督だが、「クボタの強いFWに対して、前半しっかりとタフに戦った。またゲームプランの遂行力というところも素晴らしかった。勝てなかったが、成長を感じている選手はいると思う。ただ、ここで勝ち切るチームではないといけない」と確かな手応えを語った。さらに「昨季はトップ争いをしたが、最後の方に失速感があった。そこは本当に選手層だと思う。今どんどん層は厚くなっている。徐々にチーム力が上がってきている。あとはこういう接戦の経験がまだまだ少ないチームなので、経験値をしっかりと増やして、ラグビーのナレッジが上がってくれば。状況によって選択するプレーの判断だったり、時間の使い方だったり、ディシジョンメイキングだったり、そういうところのレベルが上がってくればもっともっといいチームになっていける」と課題を挙げた。写真左より)沢木敬介監督(横浜キヤノンイーグルス)、梶村祐介主将(同)第3節に臨む両軍の試合登録メンバーは以下の通り。【東京SG】1森川由起乙、2中村駿太、3垣永真之介、4ツイ ヘンドリック、5ハリー・ホッキングス、6箸本龍雅、7山本凱、8テビタ・タタフ、9齋藤直人、10アーロン・クルーデン、11テビタ・リー、12中村亮土、13中野将伍、14尾﨑晟也、15松島幸太朗、16呉季依典、17石原慎太郎、18祝原涼介、19トム・サベッジ、20下川甲嗣、21流大、22森谷圭介、23尾﨑泰雅【横浜E】1岡部崇人、2川村慎、3杉本達郎、4コリー・ヒル、5リアキマタギ・モリ、6コーバス・ファンダイク、7安井龍太、8アマナキ・レレイ・マフィ、9ファフ・デクラーク、10田村優、11松井千士、12梶村祐介、13ジェシー・クリエル、14イノケ・ブルア、15小倉順平、16朴成浩、17シオネ・ハラシリ、18津嘉山廉人、19マックス・ダグラス、20シオエリ・ヴァカラヒ、21荒井康植、22ヴィリアメ・タカヤワ、23エスピー・マレー果たして東京SGが連勝を飾るのか、横浜Eが勢力図を塗り替える白星を奪うのか。『NTTリーグワン2022-23』東京SG×横浜Eは1月7日(土) 味の素スタジアムにてキックオフ。当日、ジパンダ広場に設置される特設ブースにて20歳以上の来場者先着5000名に「翠ジンソーダ」をプレゼント。チケット発売中。取材・文=碧山緒里摩(ぴあ)東京サンゴリアス対横浜キヤノンイーグルスNTTジャパンラグビー リーグワン 2022-23 DIVISION 1:リーグワン特設ページ:ジャパンラグビー リーグワン 観戦ガイド 2022-23:
2023年01月06日男子プロバスケットボールリーグ・Bリーグが9月29日(木)、7シーズン目に突入する。9月20日、『B.LEAGUE 2022-23シーズン ティップオフ カンファレンス』が行われた。2年ぶりにB1リーグ全24チームの選手が一堂に会し、意気込みを語った。『日本生命 B.LEAGUE FINALS 2021-22』のカードかいきなり開幕戦で実現。5季ぶり2度目の優勝を果たした宇都宮ブレックスが10月1日(土)・2日(日)・敵地に乗り込み、琉球ゴールデンキングスと対峙するのだ。琉球・田代直希と宇都宮・比江島慎は、今季の抱負を口にした。田代「昨季は初めての『ファイナル』を経験し、今季は三冠を狙いたい。三冠を狙えるチームは2チームしかない。そういう舞台を経験するためにも、しっかりと狙っていきたい」比江島「去年優勝させてもらったが、まだまだチームとして『天皇杯』を取っていない、連覇もしていない。『東アジアスーパーリーグ』もある。そういうタイトルを貪欲に狙っていきたい。最終的には王者を目指したいが、まずは(レギュラーシーズン)全体1位を目指したい。去年よりも高いレベルを目指したい」ふたりとも開幕戦を楽しみにしていた。田代「とても楽しみにしている。プレシーズンマッチでいいところ悪いところ、すごく出たので、もう一段ギアを上げて、開幕戦を迎えたい。『ファイナル』の舞台で悔しい思いをしたので、今年はホームで開幕戦を迎えられるので、宇都宮にチャレンジして、いいゲームをしたい」比江島「注目度の高いカードになると思う。相手のホームコートになるし、素晴らしいアリーナなので、楽しんでやりたい」開幕戦を楽しみにしながらも、ふたりは「いきなりではなく、お互いにチームとして煮詰まってから戦いたかったという思いはある」(田代)、「開幕戦からやるのかというのが正直な気持ち」(比江島)と本音を垣間見せた。富山グラウジーズから加入したジュリアン・マブンガについて比江島が「個人で打開できる素晴らしい選手で、自分とのピックアンドロールのバリエーションも豊富。さらにパワーアップしたブレックスを見せられると思う」と手応えを語れば、田代は「マブンガが入り、ハンドラーの比江島さんがいる。止めるのは難しいと思う」と警戒した。2季ぶりの優勝を狙う千葉ジェッツは10月1日(土)・2日(日)・船橋アリーナで大阪エヴェッサを迎え撃つ。千葉Jから富樫勇樹、大阪から竹内譲次が登壇し、次のようにコメントした。富樫「千葉はスタッフが入れ替わったが、今季も変わらずスピードでファンのみなさんをたぎらせていきたい。(ジョン・パトリック新HCが就任し)かなり変化はあるが、いい雰囲気でプレーできている。ディフェンスが去年より激しくなっている。期待してもらっていいと思う」大阪・竹内「大阪エヴェッサは得点力の高い選手が揃っているので、得点をたくさん取って、爆発力のあるバスケをお見せしたい。Bリーグは7年目を迎え、1年目よりもトップと下位チームの差が縮まっている。(西地区の)京都(ハンナリーズ)、滋賀(レイクス)が強化しているのはリーグにとっても、個人にとってもいいことだと思う」開幕戦で警戒する選手はこうだ。富樫「橋本(拓哉)選手がケガから復帰したので彼。ケガをする前、手強かった。復帰して期待している部分と、相手として警戒している部分がある」竹内「富樫選手と(ギャビン・)エドワーズ選手。ふたりはチームの大黒柱。HCが変わったが、長年培ったものがあるので警戒したい」『天皇杯』3連覇とともに悲願のBリーグ制覇を見据える川崎ブレイブサンダースは10月1日(土)・2日(日)・浜松アリーナで三遠ネオフェニックスと対戦する。開幕記者会見には三遠・サーディ・ラベナと川崎・藤井祐眞が出席した。ラベナ「私たちの試合を見てくれた人に情熱とエナジーを与えられるような試合をしたい。開幕戦を非常に楽しみにしている。新しい選手と新しいコーチを迎え、日本有数の強豪である川崎とホームでブースターの前で戦えることを楽しみにしている。最善を尽くしたい」藤井「先日、ユーチューバーのクリエイターと試合をさせてもらったが、色んな方面でバスケットを盛り上げていきたいと思う。(開幕戦について)三遠は何もかも変わってどんなチームになるかわからないが、今まで千葉を率いていた大野(篤史)HCに変わり、もっといいチームに変わっていると思うので、開幕戦が楽しみ」ラベナが新チームの進捗を「選手もコーチも新しい顔ぶれとなり、システムも変わった。ディフェンスを重視するシステムに変わり、アジャストできるよう開幕に向けてがんばっている」と明かせば、藤井は「ここまで変わる相手とやるのはなかなかないし、どういう戦術でくるかわからない。一番警戒してないといけないのはマベラ選手や金丸(晃輔)選手、選手個々のスカウティングをしっかりやっていきたい」と用心する。先出し開幕戦は9月29日(木)・10月1日(土)・ドルフィンズアリーナでの名古屋ダイヤモンドドルフィンズ×シーホース三河である。栄えあるオープニングゲームに向けて、名古屋D・須田侑太郎、三河・柏木真介が意欲を表した。須田「我々ドルフィンズは攻守ともにアグレッシブなスタイルが持ち味なので、今季はさらに磨きをかけて応援してくれる人がエキサイティングな気持ちにさせるバスケをしたい。先出し開幕戦ということですごく注目されていると思う。三河はタレント力がチームなので、しっかりそこを抑えていい波を掴めるようにしたい」柏木「若い選手が多いので、よりエネルギッシュに、そして激しくやるためにハードワークがすごく必要になるので、今季はこのハードワークをテーマに戦っていきたい。名古屋も力のある選手が多いので、若いチームの僕らがどれだけ戦えるかしっかりチャレンジしたい。オープニングゲームにふさわしいゲームができるようベストを尽くしたい」愛知ダービーに負けるわけにはいかない。須田「愛知ダービーで先出し開幕戦。非常に楽しみにしている。絶対に負けられないライバルとのゲーム、チーム一丸となって勝ちたい」柏木「ダービーということで昔からの歴史もある。個人的にもすごく負けられないし、ファン・ブースターも特別な思いがあると思う。より特別なゲームになると思う。力と力のぶつかり合い、互いに力を出していいゲームをしたい」ほかにも茨城ロボッツ×ファイティングイーグルス名古屋・アダストリアみとアリーナ、群馬クレインサンダーズ×滋賀・太田市運動公園市民体育館、レバンガ北海道×秋田ノーザンハピネッツ・北海きたえーる、信州ブレイブウォリアーズ×アルバルク東京・ホワイトリング、富山×サンロッカーズ渋谷・富山市総合体育館、新潟アルビレックスBB×島根スサノオマジック・シティホールプラザアオーレ長岡、広島ドラゴンフライズ×横浜ビー・コルセアーズ・広島サンプラザホール、京都×仙台89ERS・京都市体育館が10月1日(土)・2日(日)に開催。選手たちは次のようにコメントした。茨城・平尾充庸「我々はリーグの中でもスモールラインナップになっている。アップテンポな速い展開のバスケをお見せできると思う」FD名古屋・宮崎恭行「ホームアリーナはコートと観客がすごく近く熱いブースターが多いので、チームとブースター、会場がひとつになって戦っていけると思う」群馬・野本建吾「群馬に関わってくれる全ての方にチーム一丸で戦っていく姿勢を届けられれば。プレシーズンを行い、チームも非常にいい状態に向かっている。開幕戦もホームでできるので、勝利を届けられるようがんばっていきたい」滋賀・テーブス海「今年は若い選手が多いチームなので、パッションあふれるプレーに注目してほしい。プレシーズンで積み重ねてきたものを発揮し、開幕戦では新しい滋賀レイクスをブースターに見せたい」北海道・橋本竜馬「(B.LEAGUEパーパスの)『ココロ、たぎる。』は自分の中で気に入っている。その中で激しく、熱い戦いをファンに毎試合見てほしいと思っている」秋田・田口成浩「秋田の選手のコートを駆け巡る姿をみなさんに届けていきたい」信州・三ツ井利也「日本人選手では僕と新加入の生原(秀将)が最年長という若いチームだが、プレシーズンでインパクトを残しているので、そこを見てほしい。僕らはD2からオフェンス、ディフェンスともに遂行力を高く保ってここまで来たと思っているので、そこに注目してもらえればと思う」A東京・安藤周人「今季から立川から代々木第一にホームアリーナが変わり、5年間率いたルカ(・パヴィチェヴィッチ)から(デイニアス・)アドマイティスルカにHCも変わり、チームとしてもクラブとしても新たなステージへ向かうということでチームスローガンの『Next FAZE』を目標に戦いたい」富山・晴山ケビン「昨年に引き続きインサイドを制圧して、インサイドを起点にしたバスケットを展開して、ファンと一緒に興奮できればと思っている」SR渋谷・ベンドラメ礼生「サンロッカーズのひとつの武器であるディフェンスから会場、テレビで見ている人が思わず立ち上がって声を出したくなるようなエナジーを伝えていきたい」新潟・澁田怜音「今季は若い選手が多いので、たくさん走ってアップテンポなバスケをするというのがキーワードなので、勢いをつけた試合をしていきたい」島根・安藤誓哉「昨年島根はバズソースタイルでいいオフェンスができたと思うので、今年は激しいディフェンスをしてオフェンスもディフェンスもたぎらせたい」広島・辻直人「見ているファン、会場に来てくれたブースター、実際にやっている自分たちが楽しんでバスケットをやることによって、見ている人に何かを与えられることができると思うので、ドラゴンフライズのバスケットを楽しんでもらいたい」横浜BC・森井健太「今年の横浜は若い選手が多いので、エナジーあふれるアグレッシブなプレーで引っ張っていけるようがんばっていきたい」京都・久保田義章「今季は『共に、登る。』というスローガン。若い選手がたくさんいるので失敗を恐れず、全員で勝ちにこだわって、全員で登っていきたい」仙台89ERS・渡辺「仙台はディフェンスのチーム。泥臭く強度の高いディフェンスをファンに見てもらいたい」『B1リーグ 2022-23』は3季ぶりに東・中・西の三地区制で順位を争う。9月29日(木)に開幕し、2023年5月7日(日)まで長く険しいレギュラーシーズンを展開。5月11日(木)に『B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23』がスタートし、5月27日(土)~30日(火)・横浜アリーナにて『B.LEAGUE FINALS 2022-23』を予定。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)チケット情報B1リーグ 2021-2022
2022年09月22日ジークスタースポーツエンターテインメント株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:大賀智也)が運営・マネジメントする日本ハンドボールリーグ(以下JHL)所属のジークスター東京は、JHLが2024 年開幕にて準備を進める新リーグの入会について、8月31日を締め切りとする今回の審査申請は見合わせる決定をしましたのでお知らせいたします。ジークスター東京は、東京を拠点とするハンドボールチームとして若い有志が結集し、「東京から、世界と戦えるハンドボールチームを!」をコンセプトに2018年に前身となるチームが創設されました。多くの支援者のご尽力により2020年シーズンからJHLへの参入が決定し、2020年4月にプロハンドボールチーム「ジークスター東京(ZEEKSTAR TOKYO)」として、企業名を付さない、地域に密着した東京のチームというブランディングで新たな一歩を踏み出しました。ハンドボール界の発展のため、参入から一貫してハンドボールを新しいアリーナエンターテインメントに進化させ、人々に「驚き」「喜び」「感動」を提供するという付加価値をつけるべく活動しています。エンターテインメントとしての試合興行と演出、最新ITを利活用したチーム強化やファンサービスを自ら企画、実践し進化させてきました。また、次世代ハンドボーラー育成、地域貢献、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。日本のハンドボール界にプロリーグが誕生することは選手、チーム、そしてファンにとってもおおいに期待できることであり、ハンドボール界の未来を切り拓こうとしているジークスター東京とも方向性は合致します。今後、様々な背景を持つ各チームの意見が十分にくみ取られ、新リーグの事業計画や、ESG時代にふさわしい運営体制・手法、情報開示等に納得できた段階で改めて参入を検討する予定です。ジークスター東京はこれからもハンドボール界の発展に尽力していきます。Twitter投稿 : instagram投稿 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月01日ホームの声援の力を得て、負けるわけにはいかない。浦和レッズが8月25日(木)・『AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022』ノックアウトステージ準決勝に臨む。声出し応援エリアが設置された埼玉スタジアム2002で全北現代モータース(韓国)を迎え撃つのだ。ホームの追い風だけではない。チーム状況も上回っている。浦和は8月19日『ACL』ラウンド16でジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)を粉砕。8分FW松尾佑介が得たPKをCBアレクサンダー・ショルツがきっちり決めて先制すると、19分ゴール正面からのFKを右ウイングのダヴィド・モーベルグがゴール右上隅ヘズバリ。39分には松尾のクロスをトップ下・小泉佳穂が折り返してモーベルグがダイレクトでゴールネットを揺らした。浦和は後半に入っても攻め手を緩めず。途中出場のキャスパー・ユンカーが試合終盤の84・90+1分と立て続けにゴールを決めて5-0の大勝劇で締め括った。中2日で迎えた8月22日・BGパトゥム・ユナイテッド(タイ)との準々決勝でも浦和は一切の隙を見せなかった。開始50秒電光石火の松尾のシュート、25分左ウイング関根貴大のボックス手前で相手をかわしてのシュートがVAR判定でノーゴールとなるも慌てず騒がず。32分関根が左サイドから中へ切り込んでのドリブルからパスを放ると松尾はスルー、ボックス手前で受けたモーベルグがトラップでコースを作り左足を振り抜き三度目の正直で先制。42分にはボランチ岩尾憲の左CKをニアのCB岩波拓也がヘッドでスラし、前半の内に2-0とした。浦和は後半もゴールへの積極性を失わない。60分関根が中へ切り込んでからのミドルシュートは相手GKに阻まれたが、65分ボランチ伊藤敦樹のパスカットから自ら持ち上がりボックス手前で横パス、ボールを受けた小泉が左足でのコントロールショットを決めれば、72分伊藤の横パスから途中出場の江坂任がダイレクトで縦へ、同じく途中出場の明本考浩が力強い左をひと振り。83分にも江坂のスルーパスにユンカーが抜け出しながら、ラストパスを選択し得点に結びつかなかったが、高い技術を披露。浦和が4-0の快勝で4強入りを決めたのだった。一方の全北現代は8月18日に同じ韓国勢の大邱FCとラウンド16で対戦。試合は全北ペースで進み、後半早々にFWソン・ミンキュが右ボレーでGKの股下を射抜き先制すると、10分後ロングパスをクリアしようとした全北DFが空振り、FWゼッカに股下シュートを決め返された。大邱の3倍近いシュートを放ちながら2点目が遠い全北、延長後半もアディショナルタイムをを迎えPK戦が頭をよぎる中、ゴール前でのこぼれ球をFWキム・ジンギュが押し込んで劇的勝利。中3日の8月22日準々決勝・ヴィッセル神戸戦では64分に先制点を献上するも、2分後に左アタッカーのマドウ・バロウが一本のパスで抜け出しすぐさま同点。後半アディショナルタイムにはキム・ジンスのクロスをキム・ジンギュがヘディングシュートを放つもGK前川黛也が好セーブ、続くキム・ムンファンのミドルシュートも前川に阻まれ、2試合連続の延長戦へ突入した。104分バロウの長いクロスにグスタボが打点の高いヘッドを合わせると、120+2分神戸が左CKにGKも上がる総攻撃を仕掛けるも、全北がボールを確保。ムン・ソンミンが無人のゴールに流し込んで3-1とした。全北は2試合連続で勝負強さを見せた一方、大邱戦は決めるべきところで決め切れずに延長戦に突入、神戸戦も互いにリスクをおかさずロングボールを蹴り合う重い展開が続き90分では決着が付かなかった印象がある。相手が異なるとはいえ、180分間にわたり文句なしの強さを見せ付けた浦和に比べると、全北は迫力不足が否めない。フィジカル面の不利があっても、メンタル面では引かない。8月24日の前日公式会見に出席したキム・サンシク監督とホン・ジョンホは勝利を誓った。キム・サンシク監督「この場所にくることができて非常に誇らしい気持ち。選手のフィジカル面では非常に難しい状況だが、この準決勝はある意味で決勝のようなものだと思っている。『Kリーグ』、そして韓国を代表してベストを尽くしたい」ホン・ジョンホ「すべての選手やスタッフがこの状況に対して喜びを感じている。明日の試合にしっかりと焦点を当てて臨みたい。埼玉でいい試合をし、勝利して韓国へ帰りたい」指揮官は浦和の力を認めつつ、熱戦を勝ち上がってきた自負を覗かせた。「浦和はJリーグの中でも強豪で、非常に組織されたチームで素晴らしい選手たちが所属している。すべてのバランスが非常にいいと思う。ノックアウトステージでも我々は大邱、神戸と対戦していて、浦和よりも難しい状況にあった。しっかりとディフェンスラインを整えて臨みたいし、浦和の弱みを突き、ピッチ上でのミスを減らしていきたい」全北は『Kリーグ』5連覇中で今季も2位に付け、浦和と同じく『ACL』を2度制している強豪だ。両クラブの直接対決は全北現代が3勝1分2敗と勝ち越し、浦和が準優勝した2019年大会でもグルーブステージで全北現代が2連勝している。油断は大敵である。いい流れで勝ち上がってきた浦和は自信を持っているが、慢心はない。8月24日の会見でリカルド・ロドリゲス監督と関根がこのように抱負を語った。リカルド監督「我々にとって最後のもう一歩、やるべきことは来年行われる『ACL』決勝のキップを掴むこと。これまでも言ってきたが、戦う姿勢、攻撃と守備の質がいいので、この素晴らしい対戦相手に繰り出すことが大事。自信を持ってプレーすること、ファン・サポーターの後押しがあるので、浦和ファミリーとしてしっかり戦い、決勝へ行くこと。それはクラブにとっても浦和ファミリーにとっても大切なこと」関根「まだ何も成し遂げていないので、今までやってきたことすべてを出し切って、日本を代表していいサッカーをして勝ちたい。ホーム・埼玉スタジアムでやるアドバンテージを生かして、選手全員がキックオフから死に物狂いで戦いたい」 韓国勢との準決勝を戦う難しさを問われたふたりはこのように答えた。リカルド監督「相手のモチベーションは高いだろうが、我々もモチベーションは高い。日本を代表するクラブとして強度高く戦うことが大事。最後の舞台がかかった試合、しっかりモチベーションを高め、しっかり戦えるよう準備したい」関根「僕は韓国勢とやるのは楽しみにしている。激しいプレーをしてくると思うし、日本に対していろんな思いがあると思うが、こっちはやられる前にやるだけ。90分か120分かはわからないが楽しみたい。負ける気はさらさらないので、全力でぶつかりたい」2試合続けて延長戦を戦った相手よりも優位になっているか、質問されると指揮官はこう返答した。 「我々にアドバンテージはあるかもしれない。プレータイムは我々の方が少ない。フィジカルは韓国のチームの方が強いかもしれないが、3試合目でフィジカルの状態はひとつのキーポイントになるかもしれない」優勝した2017年大会は途中で移籍し、準優勝に終わった2019年大会は途中参加と『ACL』への思いを聞かれた関根は次のようにコメントした。「自分は『ACL』のタイトルを取ったことがないし、とくに2019年の悔しさは残っている。その悔しさを晴らすのはこの舞台しかない。まず明日勝って決勝の舞台に立てるようにがんばりたい」さらに関根は会見が終わろうとする中、「すみません、ひとつついいでしょうか」と断った上で、ファン・サポーターへメッセージを発した。「明日の試合は大一番になりますし、ひとりでも多くのファン・サポーターの方に埼玉スタジアムに足を運んでもらう必要があると思っています。この思いをファン・サポーターの方々に届けてほしいですし、ひとりの力が本当に選手の後押しになりますので、『サポートをよろしくお願いします』と伝えたいです」果たして、来年2月にホーム&アウェイで実施される『ACL』決勝へ駒を進めるのは浦和か、全北か。『ACL』準決勝・全北現代×浦和は8月25日(木)・埼玉スタジアムにてキックオフ。チケット発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)【声出し応援適用試合】AFCチャンピオンズリーグ2022ノックアウトステージ準決勝のチケット情報
2022年08月25日舞台は整った。あとは勝ち進むだけである。浦和レッズが8月19日(金)・『AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022』ノックアウトステージラウンド16に臨む。声出し応援エリアが設置されたホーム・埼玉スタジアム2002で! これは浦和にとっては心強く、対戦相手のジョホール・ダルル・タクジム(マレーシア)にとっては厄介な話である。チーム状況もいい。名古屋グランパス3連戦の2試合目となった8月6日『明治安田生命J1リーグ』第24節はミスが失点に直結し、0-3の完敗。ボランチを組む柴戸海と平野佑一が揃って負傷する文字通り手痛い敗戦となり、『JリーグYBCルヴァンカップ』プライムステージ準々決勝第2戦に暗雲が垂れ込めたかと思われた。しかし、浦和はやり返した。8月10日『ルヴァンカップ』準々決勝第2戦の立ち上がりは前節の流れそのままに名古屋ペースで試合が進んだ。なかなか流れを持ってこれない浦和だが、31分左SB大畑歩夢の即時回収からFW松尾佑介がふわりとしたクロスをゴール前に放ると、ボランチ伊藤敦樹のヘディングシュートが絶妙なコースを突き、ワンチャンスをゴールにつなげた。35分MF岩尾憲が放った右CKからのCB岩波拓也のヘディングシュートはGKランゲラックの好セーブに阻まれたが、41分に岩尾が蹴ったサインプレーの左CKを伊藤がダイレクト左ボレー一閃。狙い澄ましたゴラッソで連続ゴールをマークした。86分には途中出場の明本考浩がゴール前にボールを運び、最後は同じく途中出場の江坂任がとどめの一発。初戦1-1に続き、浦和がリーグ戦の借りを返す3-0で『ルヴァンカップ』4強入りを決めたのだった。またこの日は声出し応援運営検証対象試合として実施。2年半ぶりに埼スタにこだました声援と歌声は選手たちに大きな後押しとなったことだろう。事実、リカルド・ロドリゲス監督は試合後「本当に素晴らしい雰囲気だった。私は浦和の一員として初めて声出し応援がある中で指揮を執ったが、素晴らしい後押しと雰囲気があった。我々は11人ではなく、サポーターとともに戦い非常に力になった。素晴らしい体験でした」と感動した面持ちで語り、殊勲の2ゴールを決めた伊藤も「小さい頃から埼スタに通っていて、スタンドであの声援を感じていた。あの中でプレーしたいとプロになって、この日を楽しみにしていたし、本当に熱い声援だった。敦樹コールもしてくれて、本当に小さい頃から夢見ていた声援だった。この試合で結果を残してあのコールを聞けたのは、本当にうれしいしかない」と感慨に耽った。さらに浦和は『ルヴァンカップ』の勢いを『明治安田J1』へつなげた。8月13日・第25節・ジュビロ磐田戦でゴールラッシュを披露。5分トップ下の小泉佳穂のボール奪取から自らボックス手前までボールを運ぶと、右ウイングのダヴィド・モーベルグへパス。モーベルグが得意の角度から左足を振り抜き、先制点をマーク。13分には最終ラインでのパスを松尾がカットし、折り返しのパスを小泉が沈めた。さらに40分モーベルグのクロスがそのままポストに当たりゴールイン。後半に入っても浦和の猛攻は止まらない。63分明本の左からのクロスを伊藤がダイレクト左ボレーでゴールネットを揺らすと、その3分後に右サイドを深くえぐった伊藤のクロスを小泉が胸トラップから狙い澄ました股抜きシュート。79分には途中出場のキャスパー・ユンカーがGKとの1対1を落ち着いて沈めて6-0。最高の形で『ACL』にバトンをつなげたのだ。8月18日には前日公式会見が行われ、指揮官と主将は自信を口にした。リカルド・ロドリゲス監督「まずはこの舞台に到達できたことが大事。そしてここから先いいプレーを継続することが大事。このスタジアムでプレーできるアドバンテージがある。ピッチ上でそれを示していきたい。我々としては完ぺきなゲームをしていかないといけない。幸い今シーズンで今いい時を迎えている。まずこの試合でいいゲームをして、勝利を掴みたい」西川周作主将「いよいよだなという気持ちが一番。非常に楽しみな気持ちと今チームが非常にいい状態で準備ができたと思っている。でもそんな中でも何が起こるかわからないのが『ACL』。90分の戦い、延長戦、PK戦があるかもしれないとGKとしてすべてを想定内で準備をしたい。埼スタでプレーできる、レッズのファン・サポーターと一緒に戦える喜びを感じながら、全員で勝利を目指してベストを尽くしたい」もちろん、監督に油断はない。「(JDTのイタリア人FWフェルナンド・マルティン・フォレスティエリは)マラガでスポーツマネージャーをしていた時に取った選手。若くポテンシャルのある選手だった。ジョホールはクオリティの高い外国人選手を取って成長している。国内でもタイトルを取り続け成長している。GSでも川崎フロンターレ、蔚山現代とレベルの高い戦いを繰り広げてきた。彼らもクオリティの高い選手が揃っている。我々としても簡単なゲームにはならない。確かにインパクトは多少少ないかもしれないが、フロンターレ、蔚山のいるグループで首位突破したというのが事実。ジョホールの2トップはミドルシュート、クロス、シュートの精度が高い。さらにカウンターもある。我々もクオリティを出していかないといけない。まずこのピッチでこの試合だけを考えて臨みたい」『ACL 2017』優勝を知る唯一のメンバーである西川は自信を持つことの重要性を説いた。「試合に入る前に緊張するのはどの選手も間違いなくあることだし、緊張して当たり前。一番大事なのは自分たちのやってきたことを信じて落ち着いて出せるか。相手は関係ない。明日はサポーターが僕たちのためにいろいろ考えてくれていると思う。リーグ戦と違うチャントや素晴らしいビジュアル(人文字)を用意してくれたり、いろんなことで後押ししてくれると思う。ピッチに立つ選手は自信をもってプレーすることが大事」JDTも前日会見に監督と守護神が登壇。次のように意気込みを語った。エクトル・ビドリオ監督「明日の試合は攻撃的な試合になると思うし、非常に難しい試合になると思う。チーム、スタッフが一体となって、自分たちが持っている力をすべて出し切りたい。(監督就任後の働きかけについて)選手のメンタリティ面に働きかけた。彼らのメンタリティは素晴らしいものがあり、素晴らしい人間性を持っている。明日の試合がどれほど重要なのかを伝えた。(浦和の分析について)浦和はショートパスを使って、ラインをしっかり保ち、試合展開に関わらずプレスをし続けるチームだと認識している。自分たちはできる限りボールを保持できるようにしていきたい」モハマド・ファリザル・ビン・マーリアス「GSも非常に難しい状況だったが、全力を尽くした。明日の試合も当然難しい試合になると予想しているが、明日いい結果が出ると信じている」果たして、浦和はファン・サポーターの声援を力に勝ち上がることができるのか。『ACL』ラウンド16・JDT×浦和は8月19日(金)・埼玉スタジアムにてキックオフ。チケット発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)【声出し応援適用試合】AFCチャンピオンズリーグ2022ノックアウトステージラウンド16のチケット情報
2022年08月19日下馬評は横浜F・マリノス絶対有利ではない。『AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2022』ノックアウトステージラウンド16・ヴィッセル神戸×横浜FMの話である。『明治安田生命J1リーグ』で首位を走る横浜FMに対して、神戸は残留争いを強いられる16位。両軍が置かれた状況は対照的だが、あくまでリーグ戦の話だ。サッカー界では「リーグ戦とカップ戦は別物」と言われている。事実、『JリーグYBCルヴァンカップ』ベスト4が4位セレッソ大阪、5位サンフレッチェ広島、7位浦和レッズ、13位アビスパ福岡なら、『天皇杯 JFA 第102回 全日本サッカー選手権大会』ベスト8はC大阪、広島、福岡、神戸に加えて、2位鹿島アントラーズ、14位京都サンガF.C.、『明治安田J2』11位東京ヴェルディ、13位ヴァンフォーレ甲府となっている。そもそも『ACL』グループステージでも日本勢で敗退したのは第8節終了時首位に立っていた川崎フロンターレのみ。グループ分けの運不運もあるが、2位横浜FMとともにリーグ戦で10位に甘んじた浦和、4分6敗と1勝も挙げていなかった神戸が勝ち抜けている。大会が変われば、状況が一変する可能性は十分ある。一発勝負となればなおさらだ。戦況も横浜FM優位とは言い切れない。7月30日『明治安田J1』第23節・鹿島との首位攻防戦では37分にアンカー岩田智輝のカットから左ウイング・エウベル→CFアンデルソン・ロペス→エウベルのワンツーで一気にゴールを陥れると、51分にはFKのこぼれ球を岩田がミドルシュート一閃、相手DFに当たりゴールネットを揺らした。試合内容としては2-0のスコア以上の快勝で横浜FMは天王山を制したのだった。続く8月3日『ルヴァンカップ』プライムステージ準々決勝第1戦ではフィールドプレーヤー全員を入れ替えて臨んだが、広島に1-3の力負け。7日・第24節では川崎Fに試合終了間際に劇的ゴールを決められて1-2、10日の『ルヴァンカップ』準々決勝第2戦では立ち上がりに先制点を献上するとともに、CB角田涼太朗が一発退場……。数的不利の中1点返すも1-2で逆転4強は叶わなかった。さらに8月13日の第25節・湘南ベルマーレ戦は台風の影響で中止。過密日程は避けることができたが、公式戦3連敗の嫌な流れを断ち切れなかった。一方、神戸は吉田孝行新監督就任後、リーグ戦3連勝に『天皇杯』ベスト8進出と悪い流れを断ち切ったかに見えたが、7月下旬のリーグ再開後は再び暗転。7月30日・第23節・柏レイソルに0-1と『天皇杯』ラウンド16の借りを返されると、福岡との『ルヴァンカップ』準々決勝初戦はラストプレーで大迫勇也のゴールで1点返すのがやっとの1-2。第24節・C大阪戦で0-3の完敗を喫すると再び最下位に転落、続く『ルヴァンカップ』も最後まで福岡の堅守を崩せず0-1で試合終了の笛を聞いた。そんな中迎えた8月13日・第25節・北海道コンサドーレ札幌戦で、神戸は現状を打破した。20分、惜しいシュートを放った左ウイング汰木康也が8分後、ショートカウンターから先制点をマーク。前半終了間際にはFKの跳ね返りを強引にミドルシュートへ持ち込むと、相手DFに当たり追加点となった。守備でも最後まで集中力を切らさず1か月ぶりとなるクリーンシート。2-0で最下位から脱出した。真夏の連戦から解放されたが、公式戦3連敗中の横浜FMと今月5試合目の強行軍ながら前節の勝利が良薬となった神戸。どちらがアドバンテージを受け、どちらがビハインドを背負っているか、一概には言えないだろう。8月17日に前日会見が実施された。その席で横浜FMを指揮するケヴィン・マスカット監督は前節が中止になった影響について、論じること自体が不毛だと口にした。「湘南戦へ向けて準備をしていたが、中止となり、そのことについてどうこう言うつもりない。ファン・サポーターの安全が第一。自分たちでコントロールできることに集中している。場所や天候などはコントロールできないこと。そこにエネルギーを注ぐのは時間の無駄。今日はいい練習ができ、いい準備ができた」CBエドゥアルド以外は10ゴールで得点ランキングトップタイのレオ・セアラに7得点のアンデルソン・ロペス、エウベルや2019年得点王のマルコス・ジュニオール、そして新加入のヤン・マテウスとアタッカーがズラリと揃う外国人選手の中からどの3人を選ぶか質問されるとこのように返答した。「3人の枠は初めてのことではない。外国籍の選手だけではなく、選手たちを選ぶのは常に簡単な作業ではない。いいバランスが取れるよう選手起用を考えている。本当は選手全員を使いたいし、自分たちは全員を必要としている」大会が変わっても自信は揺るがない。指揮官は「自分たちは自信を持ってここに来ている。みなさんに見せたいのはマリノスのサッカー。明日ピッチ上で表現したい」とキッパリ。監督の考えに喜田拓也主将も同意する。「タフなGSを勝ち抜いて明日から決勝トーナメント。ここからはマリノスの歴史上見たことのない景色になるが、自分たちの力で新たな歴史を切り開いていきたいし、それだけの力があるチームだと思っている。明日はマリノスファイミリーの力を結集して試合に臨みたい」『ACL2020』ラウンド16で水原三星(韓国)に2-3で敗れた悔しさは忘れてはいない。「ベスト16で敗退した光景は忘れたことがない。強烈な悔しさを経て、それでも前を向いてみんなで進んできた。勝利のためにはピッチに立つ立たないは関係なく全員の力が必要。ACLかどうかは関係ない。やるべきは自分たちを信じてピッチに立つ、やることをやって結果を出すこと。必ず結果を出したい」喜田は改めて歴史を変えていく自信と覚悟を口にした。「歴史を変えるタイミングはそう何度もない。チームでやってきた準備を出し切りたいし、一緒に戦ってきた仲間と1試合でも多くやりたい。そのためには勝ち進むしかない。着飾る必要はない。この仲間を信じている。結果や相手にとらわれずに自分たちのことに集中し、堂々とピッチに立てればと思っている」対する神戸も勝利を譲る気はさらさらない。吉田監督「『ACL』という素晴らしい舞台でJリーグトップレベルのマリノスと試合できるのを本当にうれしく思うし、楽しみに思っている。我々としては勝って次へ向かいたいと思う」大崎玲央「非常に楽しみだし、自分たちができると証明できる。まずは明日勝って次に進みたい」吉田監督と大崎は「アグレッシブ」をキーワードに挙げた。吉田監督「リーグ戦とは違う雰囲気だと思うが、自分自身経験していないので明日にならないとわからないところもある。トーナメントは勢い、立ち上がりの集中力、それにセットプレーがカギを握ることもあると思う。そういう意味でチーム一丸となって立ち上がりからアグレッシブに自分たちのサッカーをしていけるようにしたい。守備に関してもアグレッシブに奪いにいく姿勢が大事。リーグ戦だから、『ACL』だからではなく、チームとしてそういう姿勢を出すことが今後につながっていく。恐れず攻守にアグレッシブな姿勢を出していきたい」大崎「『ACL』なので、リーグ戦の順位は全く関係ないと思う。マリノスはクオリティがありボールを持つことに優れたチームだと思うが、自分たちもクオリティがあると思っている。攻守にアグレッシブにできれば。一発勝負であるが、消極的になるわけではなく、積極的にいかないといけいない。ボールを持っている時、持っていない時、それぞれやり方があるが、できれば自分たちが主導権を持ってやっていければと思っている」MFアンドレス・イニエスタ、FW大迫勇也、FW武藤嘉紀のコンディションを問われると、吉田監督はこう答えた。「3人とも万全かと言われれば、多少痛みがあるかもしれないが、大迫、武藤は前節試合に出ているし、アンドレスも昨日合流している。試合に関しては問題ない」直接対決の通算成績を見ると、横浜FMが28勝15分14敗と勝ち越し。ここ3試合はいずれも横浜FMが2-0で勝利している。3月2日の『明治安田J1』第10節は横浜FMが前節から8人、神戸は5人先発を入れ替えて対峙。14分2トップを組む小田裕太郎のパスを受けたFW武藤がGKと1対1になるも高丘陽平が好セーブすれば、29分ロペスのシュートはポストに嫌われる。互いに決定機を決められない中迎えた38分、左SB小池裕太の左CKを移籍後初先発したトップ下の西村拓真が滞空時間の長いヘッドで叩き込んだ。53分小田との1対1を再び高丘の好守でしのぐと、78分右ウイング水沼宏太の右クロスを西村が頭で合わすも、惜しくもクロスバーに弾き返される。試合終了間際にはボックス手前で水沼の横パスを受けた西村がディフェンスふたりをかわし、見事なコントロールショットでゴールネットを揺らしたのだった。殊勲の2ゴールを挙げた西村は「やっとマリノスファミリーになれてうれしい。日産スタジアムのピッチに立てるのが誇り。エンブレムに恥じないようやっていきたい」と胸を張った。果たして、準々決勝へ勝ち進むのはどっちか。『ACL』ラウンド16・神戸×横浜FMは8月18日(木)・埼玉スタジアム2002にてキックオフ。チケット発売中。試合の模様はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)【声出し応援適用試合】AFCチャンピオンズリーグ2022ノックアウトステージラウンド16のチケット情報
2022年08月18日いかに切り替えるか。川崎フロンターレは難しい試合に臨むことになる。周知の通り川崎Fは『AFCチャンピオンズリーグ2022』グループステージで敗退となった。今年こそと強い覚悟で挑んだ『ACL』でノックアウトステージにすら進めなかったショックは計り知れない。4月15日から30日にかけて、蒸し暑いマレーシアで中2日の6連戦を戦ったフィジカル面でのダメージの蓄積も相当なものである。しかも帰国後も隔離を余儀なくされた。スタッフを含めた60名超のマレーシア遠征参加メンバー全員が3回のワクチン接種を終えていなかったため、帰国後の隔離が必要となったのだ。一行は5月1日に帰国。翌日から3日間、ホテル近くの練習場でトレーニングを積む間隔離生活を強いられた。コーチングスタッフ、選手たちが自宅へ帰ったのは5月5日に日付が変わってから。麻生グラウンドで練習ができたのは同日午後、試合2日前である。『ACL』グループI第6節から『明治安田生命J1リーグ』第12節まで、1週間空いているが、川崎Fは心身ともに追い込まれている。それにしても『ACL』には縁がない。ホームの利があるジョホール・ダルル・タクジム(JDT)、昨季ラウンド16で敗れた蔚山現代FCという3強がひしめくグループIを3勝2分1敗・勝点11で戦い抜きながら、他グループとの兼ね合いで決勝トーナメントに進めないとは不運のひと言で片付けられない。レギュレーションで決まっていたことではあるが、さぞやモヤモヤが残ることだろう。確かに蔚山との第2ラウンドではデコボコのピッチコンディションの中、相手はシンプルに縦に速い攻撃を仕掛けにミスも重なり2-3で力負けした。だが、首位突破したJDTにはスコアレスドローの3日後、キッチリ修正し5-0と快勝している。そもそも対戦相手の異なる他グループと勝点を争うのはナンセンスである。昨季もレギュレーションに泣かされた。グループステージで6戦6勝27得点3失点と全体トップの好成績を収めた川崎Fだが、ラウンド16では蔚山とのアウェイ一発勝負を強いられた。延長を含めて120分でスコアレスの死闘はPKによって決着を見たのだった。『ACL』での川崎Fはつくづく運に見離されている。5月3日、チームはメディア対応を実施。指揮官と主将、エースは不平不満を言わず、『ACL』敗退にしっかり向き合おうとしていた。4月30日・広州FC戦後、「1位を目指していた中での2位。すごく残念に思うし、いろいろなレギュレーションがある中で1位にならないと突破は難しいと思っていた。そういう意味では自分の力不足を感じている」と自らを責めた鬼木達監督は3日の時を経てこう語った。「自分の力不足については試合直後と変わらないし、時間を置いて思ったのはもっともっと力を付けないといけないということ。自分自身がもっともっと力を付けないとチームも力を発揮できない。切り替えではなく、自分と向き合っているし、スイッチが入っている。チームに高い要求をして進んでいきたい」監督は引き分けに終わった蔚山、JDTとの初戦を反省した。「グループステージを考えた時に初戦のところ。ビハインドからあの状況(後半アディショナルタイム)で追い付いたのはポジティブに考えていいが、ライバルになりそうな蔚山、ジョホールとの初戦もそうだが、もっとエネルギーをかけて何が何でも勝つんだという風に自分がもっと持っていかないといけなかった。もっと得点のところにエネルギーをかけないといけなかった」ボールを握り、ゲームを支配し、ゴールを狙い続ける自分たちのサッカーだけではなく、アジアを勝ち抜くためのスタイルの必要性を問われると、鬼木監督はやんわり否定した。「ずっと言われているが、それぞれの思いがあっていいと思う。自分もいろいろ経験した中、アジア仕様の戦い方をしたこともある。すべては自分たちのサッカーで戦おうとは思っていないし、グループステージの中で使い分けてもいいが、蔚山戦も最初のチャンス(6分相手DFのバスミスを拾ったレアンドロ・ダミアンの決定機)を決めていれば別の結果になっていたと思う。基本的には個人、チームの強みを出して戦うべきだと思う」さらにデコボコのピッチでもキッチリ止めて、蹴る技術、完全アウェイの中でも動じないメンタルの追求を口にした。「やらないといけないことが多い。アジア制覇のためではなく、今のチームは力を付けていかないといけない。自分たちのサッカーをするためにどんな状況でも出せる技術、2年ぶりの完全アウェイでやったがメンタル面もそう。自分たちのサッカーというときれいにつないできれいに得点するというイメージが強いかもしれないが、自分の中では違う。グラウンドの状況にかかわらず、しっかり蹴れる、止められる技術が必要。あと自分たちのサッカーが必要な場合と必要ではない場合を共有させる、研ぎ澄まさせる、使い分けて出せるようになれば。あの試合日程、あのグラウンド状況で蹴り合ったり、セカンドボールの取り合いをする方が厳しいと思う。それよりも自分たちの武器を出した方が勝つ可能性は高まると思っている」第5節・蔚山戦では20分の左SB佐々木旭のバックパス、47分のアンカー橘田健人のパスミスが失点に直結したが、監督は「ミスをした後が大事だ」と口にした。「大事なのはミスをしても自信を持ってプレーし続けられるかどうか。『次の試合がんばろう』ではなく、ミスを忘れてその90分間で自信を持ってピッチに立ち続けられるか。これをきっかけに伸びていかないといけない。難しいですよ。でも若手、ベテランに関係なく、やらないといけない。ただ選手は責任を取ることはできないと思っている。選手には『責任感を持ってプレーしなければいけないが、責任は持てないし持たなくていい」と言っている」CB谷口彰悟主将もミス自体は問題視していなかった。「ミスが失点につながったが、そこに関しては何とも思わないと言うか、僕もミスをして失点につながることもあるので。ミスに関しては気にしない。その後の対応のところ。取られた後の対応で防げるシーンだったと思うので、ミスをした後の対応が気になる。ミスをしっかりカバーすることに目を向けていくべきだと思うし、チームとしてこだわっていきたい。ミスの原因は何か。消極的になったり、自信をなくしてしまったり、そういう風にしてほしくない。難しいのは理解しているが、失敗を繰り返してみんなで協力して前向きにサッカーできるよう働きかけをしていきたい」谷口もアジア仕様の戦い方については考えを異にした。「そこが難しいところでアジア仕様のサッカーはどうすればいいのか。自分たちのサッカーをした方が強いと思うし、監督、スタッフを信じて臨まないといけない。僕はプランの問題ではなく、判断の問題だと思っている。相手がロングボールをどんどん蹴ってきたらまず競り合いに勝つ、セカンドボールを拾えるところに詰めていないといけない」チームとして、個人として『ACL』で宿題を与えられた。「国際試合は得点がリーグ戦以上に重くのしかかることがあるので、個人としてもチームとしてももっともっとこだわっていかないといけない。いい流れの中で失点してしまうと重くのしかかってくる。『ACL』だからと考えずにリーグ戦でも起こり得ることなので、もう一度大事にして戦っていきたい。(個人としても)課題は多く出た。自分が防げていれば問題ないシーンもあったので、キャプテンだからではなくひとりの選手として、ピッチに立つ以上高いレベルでやらなければいけない。もう一度しっかり取り組んでいかないといけない」谷口は敗因を不公平なレギュレーションには求めなかった。「もうちょっと改善した方がいいという思いはあるが、それは僕らが言うことではない。ほかのチームも同じ条件でやっているので、そこをどうこう言うつもりはない。自分たちの力がないから敗退してしまった。そこに目を向けないといけないし、重く大きく受け止めないといけない。結果は出てしまったので、次に生かしていかないといけないと、今は取り組んでいるところ。移動の疲れも感じるが、自分たちが変わっていかないといけない。もっと強くなっていかないといけないと思いが帰国してからのトレーニングでも見て取れているので、直近のリーグ戦でぶつけていきたい」CFレアンドロ・ダミアンは『ACL』での手応えをコメントした。「いい試合はできたと思っている。1敗したが、内容的にはいいゲームをこなすことができたと思っている。しかし、その1敗が次に進めない要因になってしまった。ジョホールには1勝1分で負けていないので、やるべきことはできた。ただ引き分けで勝点2失ったことと、蔚山には2-3で負けてしまった。この2点が今回の敗退になってしまった。1敗しかしていないが、今季のルールで突破できなかったのは残念で仕方がない。次のJリーグに向けて全員が気持ちを切り替えて向かっている」『ACL』での教訓を受け、『明治安田J1』でのゴールを誓った。「『ACL』を忘れずに、そこで学んだことを残り3大会で生かしていきたい。(第5節・蔚山戦で)2ゴールしたが、自分の中ではもっとゴールできたという気持ちがある。2ゴール目も引き分けに向けたゴールなのでうれしく思う。今回の大会で大きなことを学んだ。同じことを繰り返してはいけない。今後このようなことが起きないように、日々のトレーニングから意識していかないといけないし、次の試合から表現していきたい」悔しさ、教訓、そしてモヤモヤをぶつける相手は清水エスパルスである。公式戦ここ14試合負けなしの11勝3分と相性のいい相手である。川崎Fが6勝2分2敗・勝点20の2位ならば、清水は2勝6分3敗・勝点12の12位だ。だが清水は前節、大勝を収めた。4試合連続ドローで迎えた5月3日『明治安田生命J1リーグ』第11節・湘南ベルマーレ戦でFW鈴木唯が3ゴールに絡んで4-1で快勝した。32分から7分間で3得点を強奪したゴールラッシュは見事だった。日本平に乗り込む川崎Fはフィジカル面、メンタル面のダメージをどれだけ払しょくできているのか。『ACL』前にMF大島僚太、期間中にMFチャナティップ、左SB登里享平が戦線離脱するなど三重苦となって襲い掛かる。果たして、川崎Fがどんな次なる一歩を踏み出すのか。『明治安田J1』第12節・清水×川崎FはIAIスタジアム日本平にてキックオフ。チケットはパルチケ(Jリーグチケット)にて発売中。試合の模様はDAZN、静岡放送にて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2022年05月06日「ビッグ・バン ウニコ UEFAチャンピオンズリーグ」UEFAチャンピオンズリーグは、選手やファンにとって特別な存在です。最高のチームと最高の選手が集い、人々の心をひとつにし、記憶に残るエキサイティングな試合が行われます。どの地域、選手、チームを応援するかということを超えて、それぞれの試合に情熱があり、その情熱と共通する時計があります。それが「ビッグ・バン ウニコ UEFAチャンピオンズリーグ」です。UEFAチャンピオンズリーグ史上最速の、キックオフからわずか10.12秒でのゴール(注1)、試合終了間際の戦術的な切り替えが勝敗を左右する場面など、サッカーの最高の瞬間をとらえ、情熱を共有する時計です。注1)2007年、ロイ・マカイがバイエルン・ミュンヘンでレアル・マドリードと対戦したときのこと。「ビッグ・バン ウニコ UEFAチャンピオンズリーグは、サッカーの最高の瞬間を、人々の記憶に刻みます。それは、ある1日の、1分、1秒、時には100分の1秒の出来事と結びついているのです。例えば、試合終了3分前の同点弾、または、試合の大事な場面で、戦術的な変更を行った瞬間などです。このような重要な瞬間は、10年前からUEFA EURO、過去7年間はUEFAチャンピオンズリーグとパートナーシップを結んでいるウブロにとって、とても大事なものです。試合後も人々の心に長く残る瞬間を、ウブロの時計が刻むということは、本当に光栄なことです!」- リカルド・グアダルーペ ウブロ CEO勝負の決め手は「時間」と「勢い」UEFAチャンピオンズリーグは、ウブロとのパートナーシップによって、その時間を刻んでいます。過去7年間、大会のすべての決定的瞬間がウブロの時計によって計測されています。ウブロの時計を模したレフェリーボードに、すべてのゴール、すべてのカード、ピッチへの入退場、すべての勝利が正確に分・秒単位で表示されてきました。ウブロは2008年からUEFA EUROとのコラボレーションを開始し、2012年にはオフィシャルオフィシャルタイムキーパーおよびオフィシャルオフィシャルウォッチとして長期的なパートナーシップを築いています。そして2015年、ウブロはUEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグのオフィシャルオフィシャルタイムキーパーとオフィシャルオフィシャルウォッチに就任しました。ウブロはレフェリーウォッチのオフィシャルオフィシャルサプライヤーでもあります。2018年からウブロは、2021-2022年シーズンのUEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)のパートナーに、2019年からUEFA女子チャンピオンズリーグのパートナーに就任しています。ウブロは、7年間にわたるコラボレーションと偉大なサッカーに敬意を表し、世界100本限定の「ビッグ・バン ウニコ」を発表します。ビッグ・バン ウニコ UEFAチャンピオンズリーグ 42 mm世界100本限定の「ビッグ・バン ウニコ」には、UEFAチャンピオンズリーグを象徴するブルーで、マイクロブラスト仕上げのセラミックが採用されています。内部にはウブロのマニュファクチュール製クロノグラフムーブメント「ウニコ 2」を搭載しており、ピッチ上の重要な瞬間を刻みます。<製品概要>品番: 441.EX.5129.RX.UCL22 世界限定100本素材: ブルーセラミックケース、ブルーラバーストラップ価格: 256万円 (本体価格) 281万6,000円 (税込価格)自社開発・製造の自動巻きクロノグラフムーブメント「ウニコ」搭載9時位置に「Champions League」のロゴ入りUEFAチャンピオンズリーグの67年間の歴史において、過去7年はウブロとの歴史UEFAチャンピオンズリーグは、67年前に「欧州チャンピオンクラブカップ」として誕生した欧州で最も権威のあるクラブ対抗戦です。1955年の創設当時、UEFAは定款を作成したばかりでした。1991年、ストレート・ノックアウト方式からラウンド・オブ16を経てグループ・ステージに移行し、1992年にはカップ戦がUEFAチャンピオンズリーグに名称変更され、当初は8チームが参加しました。今日、UEFAチャンピオンズリーグは、世界で最も視聴率の高いスポーツの祭典であり、選手、クラブ、そしてファンの間で人気の高い大会です。ウブロはサッカーを応援します。歴史に刻まれる瞬間をウブロがサポートします。UEFAについてUEFAは、欧州サッカーを統括する機関です。UEFAの使命は、あらゆるレベルの欧州サッカーを促進、保護、発展させ、統一と連帯の原則を推進し、欧州サッカーに関するあらゆる問題に対処することです。詳細については、UEFA.orgをご覧ください。ウブロについて1980年にスイスで創業したウブロは、その革新的なコンセプトが特徴です。その始まりは、ゴールドとラバーという極めて独創的な組み合わせでした。この「The Art of Fusion(異なる素材やアイデアの融合)」は、ウブロの創造力あふれる会長、ジャン=クロード・ビバーのイマジネーションに由来し、2012年からCEOのリカルド・グアダルーペによって引き継がれています。2005年に発表され数々の賞を受賞したアイコニックな「ビッグ・バン」コレクションは、これに続く新たな主力コレクション(クラシック・フュージョン、スピリット オブ ビッグ・バン)への道を開きました。シンプルなものから極めて複雑なものにわたる複雑時計(コンプリケーション)を通じて、スイスの時計製造ブランド、ウブロは並外れたDNAを確立し、目覚ましい成長を遂げてきたのです。伝統を守り、かつ最先端の専門技術を維持しつつ、「First(先駆けであること)、Unique(ユニークであること)、Different(唯一無二であること)」という哲学を掲げて、ウブロは素材の革新(傷に強いマジックゴールド、色鮮やかなセラミックやサファイアクリスタル)や自社製ムーブメント(ウニコ、メカ-10、トゥールビヨン)の開発に力を注ぎ、常に時代に先行しています。ウブロは、未来を先取りするオート・オルロジュリー(高級時計)ブランドの成長に全力を注いでいます。思い描くのは、現代の主要なイベント(FIFA ワールドカップ™、UEFAチャンピオンズリーグ™、UEFA EURO ™など)、当代最高のブランドやアンバサダーたち(キリアン・ムバッペ、ウサイン・ボルト、ペレ)と融合する未来です。ジュネーブ、パリ、ロンドン、ニューヨーク、香港、ドバイ、東京、シンガポール、チューリッヒという世界の主要都市にあるブティックとHUBLOT.comで、ウブロの世界をご覧ください。Hublot Loves Football ヒストリー2006 I サッカースイス代表チーム スポンサー、ラグジュアリーブランドとして初めてサッカー分野でパートナーシップを締結2008年 UEFA EURO オーストリア&スイス オフィシャルウォッチ2008年 マンチェスター・ユナイテッドFC タイムキーパー2010年 FIFAワールドカップ™ 南アフリカ2010 オフィシャルタイムキーパー2011年 AFCアヤックス・アムステルダム オフィシャルタイムキーパー2012年 UEFA EURO ポーランド&ウクライナ オフィシャルウォッチ2012年 ユベントスFC オフィシャルタイムキーパー2012年 FCバイエルン・ミュンヘン オフィシャルタイムキーパー2013年 パリ・サンジェルマンFC オフィシャルタイムキーパー2014年 FIFAワールドカップ™ブラジル2014 オフィシャルタイムキーパー2015年 FIFA女子ワールドカップ™カナダ2015 オフィシャルタイムキーパー2015年 チェルシーFC オフィシャルタイムキーパー2015年 UEFA チャンピオンズリーグ、UEFA ヨーロッパリーグ オフィシャルウォッチ2016年 UEFA EURO フランス オフィシャルウォッチ2016年 ザ・ベストFIFAフットボールアウォーズ™ パートナー2016年 ジャンルイジ・ブッフォン選手にGolden Foot Hublot賞を贈呈2017年 スポーツ・リスボア・エ・ベンフィカ オフィシャルタイムキーパー2017年 FIFA コンフェデレーションズカップ オフィシャルタイムキーパー2017年 イケル・カシージャス選手にGolden Foot Hublot賞を贈呈2018年 FIFA ワールドカップ™ロシア2018 オフィシャルタイムキーパー2019年 ドバイ開催「グローブ・サッカー・アワード™」 パートナー2019年 UEFA 女子チャンピオンズリーグ オフィシャルウォッチ2019年 UEFA ネーションズリーグ決勝戦 オフィシャルウォッチ2019年 FIFA 女子ワールドカップ™フランス2019 オフィシャルタイムキーパー2020年 ドバイ開催「グローブ・サッカー・アワード™」 パートナー2020年 プレミアリーグ オフィシャルタイムキーパー2021年 UEFA EUROヨーロッパ オフィシャルウォッチ2021年 UEFA カンファレンスリーグ オフィシャルウォッチ2022年 UEFA 女子EUROイングランド オフィシャルウォッチ2022年 FIFA ワールドカップ™ カタール2022 オフィシャルタイムキーパーウブロ公式サイト: (@hublot_japan) : HUBLOT JapanInstagram (@hublot_japan) : (@Hublot_Japan) : (@Hublotjapan) : 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2022年04月29日次が重要である。グループIで首位に立った川崎フロンターレが蔚山現代FC(韓国)との第2ラウンドに臨むのだ。『AFCチャンピオンズリーグ2022』第4節ではそれまで1位だったジョホール・ダルル・タクジムFC(JDT/マレーシア)に大勝。2勝2分・勝点8の1位川崎Fを2勝1分1敗・勝点7の2位JDT、3位蔚山が追う展開に変わった。それにしても、前節は見事だった。4月17日、3日前のスコアレスドローから川崎Fは6人、JDTは5人先発を入れ替えたメンバーを並べた。試合の入りはボールを丁寧に回すJDTとプレスから奪おうとする川崎Fの形でスタート。重い展開の中、突破口を開いたのはCFとして今季初先発した小林悠だった。12分、インサイドハーフ脇坂泰斗のディフェンスから小林がボールを受けるとすかさず前を向きゴールへ突き進もうとする。一瞬遅れたDFマウリシオのスライディングで倒されるも、相手DFはイエローカードを受けるとともに負傷、8分後に途中交代を余儀なくされた。14分、ペナルティボックス手前ほぼ中央の好位置でFKを得た川崎F。キッカーの脇坂がGKファリザル・マルリアスに触れられながらもゴールネットを揺らすスピーディなFKを叩き込んだのだ。背番号14が「『絶対結果を残してやる』『自分がチームを勝たせるんだ』という思いで試合に臨んだし、先制点はその強い気持ちだけで決めたようなもの」と振り返った1点でチームは本来の形を取り戻した。先制ゴールから3分後、左SB佐々木旭のパスをゴール前で受けた脇坂がワンテンポ溜めて小林へ託すと、背番号11はダイレクトで左足を振り抜く。惜しくもシュートはGKの正面を突くが、いいリズムが続く。31分、右ウイング家長昭博からの横パスを脇坂がダイレクトで縦に送ると、右SB山根視来が抜け出し、中央に折り返す。そこにゴール前に走り込んだ小林が右足を伸ばして追加点をマークした。43分には山根が家長とのワンツーで右サイドを駆け抜けるとシュート性のクロスを放った。山根の速いクロスを小林は右ボレーで叩き込んだのだった。前半の内に3ゴールを決めた川崎Fだが、後半も攻撃の手を緩めない。81分、ハーフウェイライン手前からボックス手前までドリブルで持ち込んだインサイドハーフのチャナティップから左ウイングのマルシーニョをボールが渡ると、マルシーニョは狙い澄ましたシュート一閃。88分にはマルシーニョのシュートのこぼれ球をチャナティップが押し込み、5-0。戦前、指揮官、選手たちが「覚悟を決めて臨まなければいけないゲーム」「絶対に勝たないといけない試合」と異口同音に口にした大一番で完勝を飾った。試合後、鬼木達監督は5得点を挙げた選手たちを「当然、評価できる。このスタジアムで戦うのは簡単なことではない。心と体の準備をしてくれたこと、自分たちらしいサッカーをしようという気持ちが表れたゲームでもある。これまでも得点にこだわってやってきた。それを成し遂げてくれた選手たちに感謝をしているし、誇りに思っている」と称えつつ、首位に立ったことに関しては「このグループには2位突破はないと思っている。1位だけを目指して戦いたい。残り2試合勝つことしか考えていないし、選手にもそう伝えている」と勝って兜の緒を締めた。先制点を決めた脇坂は「ようやく今シーズン初ゴールを決めることができた。やっとチームの力になれたのかなと感じている」と追い詰められていた胸中を明かした。佐々木は「最初はけっこう相手のペースだったが、ヤスくんのあの一発で試合の流れがこちらに傾いた。あの1点はすごく大きかったと思う」と思い返し、CB車屋紳太郎は「相手のプレーに対するジャッジを含め、いろいろフラストレーションが溜まる試合だった。そういう状況の中でも、みんな冷静に戦っていた。早い時間帯に先制点を取って、追加点も取って、こうしてアウェイの状況で5-0で勝てたのはチームの成長だと思っている」と手応えを口にした。JDT戦から一夜明けた4月25日、オンライン取材の機会が設けられた。2ゴールをマークした小林もまたJDT戦には並々ならぬ覚悟で臨んでいた。「真ん中の先発は初めて。真ん中で出たい気持ちはあったが、なかなかなくて、このタイミングで結果を出せないと、この先サイドになっても仕方ないと思ったので、2点取れてよかった。前回のジョホール戦も残り時間が少なかったが、すごく点が取れそうな感覚があり、『もっと長い時間出たい』とも思っていた」今季、悪い意味で大人になっていたと本人は回顧した。「いい意味で大人にならないといけないのに、自分の中で悪い意味で大人になっていた。もっと怒りとか不満をパワーに変えられるタイプなのだが、『大人だし、周りのことを考えてないといけない』と抑え込んでいた。そのへんが前半戦で試合に絡んでいなかった要因かと思う。もっとギラついたり、ゴールへの執着心につなげてきたので、もう一回抗っていかないといけない」もう一回抗おうという思いに至ったキッカケは、3月19日・サンフレッチェ広島戦の前にもらった一本の電話だと言う。「ちょっと前に(中村)憲剛さんが電話をくれて助言をもらって、自分の中で変わったというか、ゴールへの貪欲な気持ちが整理された。憲剛さんから『ベテランになって、上がいなくなって、不満やストレスを相談する相手がいなかって、それはつらいよな』と。あと『年を取ることを受け入れちゃだめだよ。ベテランだからこそ抗っていかないと。試合に出るのは簡単ではない。ギラギラしたものを出して、試合に入っただけで何かやってくれそうだぞと感じさせてくれるのが悠のよさだから』と。今までチームのことを優先して考えていた。試合に出られず、苦しい状況が続いていて、練習でアピールしないといけないが、試合に出ていないとコンディションも上がらないので、悪循環というか。ちょうどいいタイミングで電話がきて。長電話しちゃって、本当泣きそうになった」小林はJDT戦ではゾーンに入っていた。「前回のジョホール戦から自分なら決められるという感じがあった。前日に視来とかに『明日、俺決められるわ』と言っていた。そういう時はほぼ100%決められるので、その状態が今年初めてきていた」先制点につながったファウルについて、こうコメントした。「あんまりチャンスがない中、いいところにこぼれてきたので、まず内に行きたかった。相手が間に合わないのでスライディングしてきて、それで泰斗のFKになり先制点につながったし、相手の選手もケガして代わったし、そのがむしゃらさがつながったのかなと。まず守備がハマっていなかった中、中盤の選手が下がり気味になっていたので、『もっと前へ出ようよ』と声を出した直後ぐらいだった。前へ向かう姿勢、シュートへ向かう姿勢がよかったのかなと思う」自身の2点目、チームの3点目については、このように解説した。「視来のボールがすごい速くてシュートみたいなボールがきたので、弱いクロスだと強く振らないといけないが、強いクロスの勢いでいけると思ったので面を作って当てるだけだった。あとは感覚。あのボールなら当てれば左隅にいくかと思っていた。ボールの勢いを殺さずに当てることだけを考えた」小林は『ACL』にこだわっていた。「蔚山に特別な思いはないが、『ACL』 には特別な思いがある。鬼さんと何度も臨んで、昨日も責任と覚悟を持って臨んでいる。今はリーグよりも、一番ほしいタイトルになっているので、結果を残したい。(蔚山は)結構ボールをつないでくるチームなので、守備に走らされると攻撃にパワー使えなくなる。かと言って守備にパワーを使わないと取れないので、攻撃も守備もいく時いかない時をはっきりさせたい。自分がどのタイミングで出るかわからないが、今ならゴールを決める自信がすごくある。できる限り長く出してほしい。チームが勝つためには自分のゴールだと思うので、ゴールを決めたい」小林の2ゴールをアシストした山根はゴールシーンをこう解説した。「(2点目は)アキさんの横バスのイメージを持って走って、泰斗も同じ絵を描いて動いてくれたので、3人が同じ絵を持つことができた。いつも鬼さんに『GKに平行に入れろ』と言われていたので、最高のゴール。(3点目は)走りながらGKとDFの間に入れるのは難しいと思ったので、走ってくれるかなと思いつつマイナスに入れた。10回やって2回くらいしか成功しない形だが、悠さんがよく枠に飛ばしてくれた」山根は蔚山への強い気持ちを口にした。「まだ蔚山には勝てていないし、去年悔しい敗退をした。何としても勝って首位で通過したい。初戦は17時キックオフの試合だったが、一番暑くて動ける気候ではなかった。自分たちも蔚山もほぼ動けかなかったので、次は違う試合になるとも思う。試合に出れば疲れるが、この試合を勝てば変わる。今は蔚山戦へリフレッシュするのが大事。ここ2試合は芝も素晴らしいスタジアムで、22時キックオフと涼しい環境でできた。次はボールコントロールが難しい芝で、17時キックオフと暑くなるが、蔚山が相手ということで気持ちも入っている」鬼木監督もメディア対応に登場。指揮官は次のように各選手を評価した。まずは小林。「やっぱり自分の中で違いを見せられる選手だと思っている。こういう時にやってくれるのが悠。そういう思いは自分の中にある。信頼して使いやすい、『頼むね』と送り出せる選手。だから選手からの信頼も厚い」続いて脇坂。「昨日のゲームに関してはFKの一発が大きく試合を動かした。結果という意味で本人もホッとした部分があるかと思う。いろんなプレッシャーと戦ってきたと思うし、得点は僕も求めているし、本人も追い求めているところ。彼本来のプレーを取り戻したのかなと思う。今後も楽しみにしている。本当は結果が出なくても一喜一憂せずにやれれば、さらに成長できると思う」最後に家長。「違いを完全に出せる選手。そこの安心感があるからこそ、周りの選手が動き出したりできる。コンビネーションを作る意味で重要な役割を担っている。彼は前線でその役割を担っている。そういう意味では中盤でゲームをコントロールする選手を育てていくのが自分たちの役割かと思う」鬼木監督は蔚山戦へ向けて強い気持ちを発した。「ゲームブランも何もない。一戦必勝。ジョホールに勝って、次に勝たないと意味がない。蔚山にすべてをぶつける」スコアレスの延長、PK戦の末敗退を余儀なくされた昨年のラウンド16、試合終了間際に相手GKのミスを車屋が突いた1-1に持ち込んだ4月15日の第1節を経て、どんな結末を迎えるのか。『ACL2022』グループI第5節・蔚山×川崎Fは4月27日(水)・タン・スリ・ダトー・ハジ・ハッサン・ユヌススタジアムにてキックオフ。30日(土)には広州と第6節が待っている。試合の模様はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2022年04月26日やはり、アジアの戦いは一筋縄ではいかない。川崎フロンターレは『AFCチャンピオンズリーグ2022』グルーブI第3節でジョホール・ダルル・タクジムFC(JDT/マレーシア)とスコアレスドロー。3試合を終えて1勝2分のI組2位のままとなった。4月15日、蔚山現代FC(韓国)との初戦は試合終了間際に相手GKのミスを戦線復帰したDF車屋紳太郎が逃さず1-1に持ち込んだ。中2日で迎えた広州FC(中国)戦はGKチョン・ソンリョン以外のフィールドプレイヤー全員を入れ替えながら、若い相手を全く寄せ付けずに8-0。FWの知念慶と小林悠、そして車屋が2得点ずつマークするなどターンオーバーに手応えを掴んだ。一方、JDTは初戦で広州をブラジル人FWベルクソンのハットトリックなど5-0で一蹴すると、第2節には蔚山も2-1で撃破。川崎Fと蔚山の2強と思われたI組を地元のチームがリードしているのだ。4月22日の川崎F戦も決して人数を割いて引いて守って、GKの大当たりでスコアレスドローに持ち込んだわけではない。JDTはマレーシア代表選手とともに前記のベルクソンやアルゼンチン出身のFWフェルナンド・フォレスティエリ、10番レアンドロ・ベラスケス、元オーストラリア代表DFシェーン・ロウリーなど、質の高い外国人選手を並べる。川崎F相手に縦に速い攻撃とともにトライアングルを作りワンタッチでリズミカルにパスを回すなど互角の攻防を繰り広げた。もちろん、川崎Fに油断はない。前日会見の席で鬼木達監督は「地元のチームだし、難しい試合になると思う。覚悟を持って臨みたい。ここに来る前から、ジョホールは力があると認識していた。初戦の広州戦を見ても力があると感じたし、蔚山戦を見て改めて確信した。認識を変えたのではなく、我々の力を100%発揮しないと勝てない相手だと思うので、自分たちにフォーカスしてしっかり臨みたい」とコメントしていた。メンバーも第1節・蔚山戦のメンバーから右ウイングに知念を入れた布陣で臨んだ。チャンスは作った。9分、知念が最終ラインにプレッシャーをかけクリアが乱れると、左ウイングのマルシーニョがカット、ボールは知念に渡るも残念ながらオフサイドポジションだった。13分にはマルシーニョがトップ下・遠野大弥とのワンツーで抜け出しマイナスのクロスを送ると、CFレアンドロ・ダミアンがダイレクトで合わすもシュートは枠外へ。27分ボランチのジョアン・シミッチのロングパスにマルシーニョが反応、最初のパスはカットされるも跳ね返りを抑えて次は遠野へパス。遠野のシュートは枠をとらえなかったが惜しいシーンを作った。44分には遠野のパスがGKと1対1になったマルシーニョに通るも、トラップがふくらみシュートまで持ち込めず、53分の左CKはCB山村和也がヘッドでつなぐもCB谷口彰悟へは届かなった。71分シミッチのパスカットからのダミアンのロングシュートも、74分左SB佐々木旭のインターセプトからのミドルシュートもゴールマウスをとらえず。86分、途中出場の車屋、小林から知念とつなぐもオフサイドとなり、92分車屋のロングパスを小林がシュートまで持ち込んだが、またもや枠外へ飛んでいった。試合後、鬼木監督はこのようにゲームを振り返った。「まず非常にタフなゲームになった。前半でいくつかチャンスがあったので、そこで点を決めていれば違った展開になったと思うが、決められずに相手の集中力も続き、自分たちはコンディションもどんどん厳しくなっていった。後半ももう少し自分たちからアクションを起こせたら。チャンスの数をもっと増やさないといけない」引き分けという結果について、こうコメントした。「やはり勝点3を取りたかった。ただ、久しぶりの完全アウェイ、声援もあり、選手が経験したことがないような状況の中の勝点1。悔しい思いは強いが、次のゲームで勝点3を取れるように修正していきたい」JDTの印象を問われと、指揮官はこう答えた。「一人ひとりががんばり、組織としてもオーガナイズされていて崩すのは難しい。ただ、落ち着いて自分たちのサッカーを取り戻すことで、次はまた違った試合ができると思っている」選手たちも以下のように試合を振り返り、中2日での再戦を睨んだ。谷口「やはりホームチームとあって、手強い相手だと素直に感じた。ただ、自分たちがしっかりやれれば絶対に差を付けられと同時に感じた90分だった。その中で差を出すことができなかったことを反省し、修正したい。連続でもう1試合あるので、次は差を付けられるように、もう一回チームみんなで取り組んでいきたい。この会場の雰囲気も相手の特徴も掴めた。自分たちのクオリティを上げないと最後のゴール前で差を出すことができないと思うので、チームみんなで取り組んで次は勝ちたい」知念「ザ・ACLという感じでタフなゲームだった。相手が球際で厳しくきて、自分たちもそれに合わせてしまったところがあった。ビルドアップでもう少し時間を作っていいところで自分も含めてスピードを上げてしまい、そこで相手にボールを刈り取られるシーンがあった。完全アウェイの雰囲気に飲まれたところもあったかもしれないし、もう少し自分たちのペースでやれたかなという気持ちもあるが、相手もかなり厳しくきていて、これが『ACL』だなと。前半、前からプレッシャーをかけて何度かチャンスがあったが、決定機がたくさんあったわけではなく、数少ないチャンスを確実にものにしなければ勝てないと改めて感じた。3日後、また同じチームとの対戦がある。今日以上にタフなゲームになるかもしれないが、今回で相手の特徴やスタジアムの雰囲気はある程度わかったので、次は絶対勝てるように準備したい」マルシーニョ「やはり難しいゲームになった。彼らのホームスタジアムで、相手のたくさんのサポーターの素晴らしい応援があった。ただ、自分たちもできることは精一杯やって、チームとしていいゲームはできたと思っている。事前の分析で相手の背後のスペースを突く狙いがあって、試合前からチームメイトと話しながら意図したプレーはある程度出せた。ただ、ゴールが遠かった。後半、相手も修正してきてスペースを突けなくなったところもある。次節、また中2日で同じチームとの対戦だが、総力戦なので全員で準備しなければいけない。まずはゆっくり休み、改善すべき点はしっかり改善して全力で挑みたい」佐々木「相手チームのホームスタジアムで雰囲気は完全にアウェイだったが、自分たちでやるべきことを整理しながらプレーしていた。内容としてはそこまで悪くなかったが、得点が取れなかった。Jリーグでもそうだが1試合3点以上という目標を掲げているからには得点力、決定力の精度をもっともっと上げていかなければいけないと感じている。今回引き分けてしまったので、グループステージ突破のためには絶対勝つしかない。頭を切り替えて勝つことだけに集中して、次は2点、3点と取れるようにしたい」出場機会はなかったが、初めてメンバー入りしたMF永長鷹虎は「折り返しだが、まだまだ連戦が続く。今回は最後の崩しのところでなかなか決められないという展開になったが、自分は攻撃のテンポやリズムを変えられる選手だと思っているので、そういう場面で持ち味を発揮できるようにしたい。いつ呼ばれても試合で力を出せるよう準備をしていきたい」と次戦を見据えた。果たして、スコアレスの“前半90分”を経て、“後半90分”で勝点を手繰り寄せるのは川崎Fか、JDTか。JDTにはホームの追い風が吹くが、中2日の強行軍の中9人が3試合連続先発と疲労の蓄積が予想される。『ACL2022』I組第4節・川崎F×JDTは4月24日(日)・スルタン・イブラヒム・スタジアムにてキックオフ。川崎Fはその後27日(水)・蔚山、30日(土)・広州と対戦。試合の模様はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2022年04月23日いきなりの大一番である。川崎フロンターレが『AFCチャンピオンズリーグ2022』グルーブI第1節で蔚山現代FC(韓国)と対峙する。昨季ラウンド16で敗退を喫した因縁の相手と、初戦から激突するのだ。昨季も負けたわけではない。2021年9月14日・蔚山文殊フットボールスタジアムで行われた『ACL2021』ラウンド16は緊迫感張り詰めた死闘となった。90分では決着がつかずに延長戦を終えてもスコアレス。勝敗はPKに委ねられた。PKでは川崎Fが3人失敗し、蔚山5人目のキッカーのユン・ビッガラムがGKチョン・ソンリョンの逆を突いて勝負あり。川崎Fはアジアの舞台から姿を消したのだった。川崎Fはこの試合でCB谷口彰悟、車屋紳太郎、MF大島僚太、旗手怜央を欠いた。そもそもレギュレーションが不公平だった。6戦6勝27得点3失点で『ACL』グループステージ全体でダントツトップの好成績を収めた川崎Fが、2番目の成績を残した蔚山のホームに乗り込む理不尽を受け入れなければならなかった。今季も蔚山は強い。『Kリーグ2022』では7勝2分で首位に立つ。15得点はリーグ最多で5失点はリーグ最少。横浜F・マリノスからレンタル移籍した天野純も2試合連続FK弾を決めるなど好調をキープしている。川崎Fも『2022明治安田生命J1リーグ』で1位となった。昨季までの圧倒的な力はないと言われつつ、6勝2分2敗の星を残すのはさすが。しかも、前節の勝利は大きかった。セレッソ大阪にホームゲーム25戦無敗を止められる1-4のショッキングな敗戦となった第6節、シュートの雨を降らせながら試合終了間際のゴールで1-1に持ち込むのがやっとだった第7節・ジュビロ磐田戦を受けての第8節・柏レイソル戦。スコアこそ1-0だが、悪い流れを断ち、再び自信を得る勝利となった。これまで橘田健人をアンカーに置いていた川崎Fだが、この日は橘田とジョアン・シミッチのダブルボランチを配置。守備に安定感が増し、ボランチのボール奪取から素早い攻撃へスイッチを入れた。9分、CB山村和也のボールロストからピンチを迎えるも、相手FWのシュートが枠を外れてことなきを得る。17分には右SB山根視来のクリアにCFレアンドロ・ダミアンが反応、ドリブルで持ち込みGKとの1対1からシュートを放つも、キム・スンギュの好セーブに遭う。26分にはトップ下遠野大弥の右CKの流れから左ウイング・マルシーニョがゴールネットを揺らすも、その前に山村のハンドがありVARの末ノーゴールとなった。待望の先制点は前半終了間際に生まれた。CB谷口の縦パスに遠野がワンタッチでマルシーニョを走らせると、マルシーニョは爆発的なスピードで相手を振り切り、マイナスのラストパス。お膳立てを受けたダミアンが落ち着いて右足を当ててゴールを奪ったのだ。後半立ち上がりも橘田のボール奪取から右ウイング家長昭博とダミアンのパス交換を経て家長がクロスを上げると、ゴール前の遠野が右ボレーを炸裂。しかしまたもやキム・スンギュの好守に阻まれた。64分には遠野のFKをシミッチ、谷口とつなぎ、ダミアンが押し込んだが、VARで谷口のオフサイドが判明。71分も橘田のボール奪取から遠野のミドル、81分は橘田のサイドチェンジから左ウイングに入った宮城天がサイドを深くえぐり、ゴール前に走り込んだ遠野へラストパスを送るなど、追加点とはならなかったが分厚い攻めを披露した。試合後、鬼木達監督は「とにかく『気持ちの入ったゲームをしよう』という話をした中、そういう姿勢を出してくれた。チームとしても球際のところを求め、ピッチ上で表現してくれた」と選手たちを称えた。またボランチについて「(シミッチは)トレーニングからエネルギーを感じていた選手のひとりだった。今日の試合では球際の強度が必要、ロングボールが増えてその回収も求められた。健人と一緒に、攻守にバランスを取ることを考えて起用した。彼も勝負の1試合だと思って臨んだと思うが、素晴らしいパフォーマンスだった」と言及した。今季初先発となったシミッチは「今日は少なからず勝利に貢献できたと思う。やり慣れている3人の中盤の形とは違うポジショニングになったが、自分もダブルボランチでのプレーをたくさん経験し、健人も素晴らしい能力を持った選手。何をしなければならないか集中するだけだった」と手応えを語り、キレキレのドリブルを連発したマルシーニョは「トレーニングのようにうまくできた。大弥からボールが相手の裏に出ると信じて走った。ボールが持って中を見た時にフリーでダミアンがいて、うまく決めてくれた」とゴールシーンを振り返った。4月13日、メディア対応を実施。指揮官は次のようにコメントした。「対蔚山というのもあるし、初戦の重要性もある。(蔚山への特別な思いは)それはなくてはならないものだと思う。そういう思いが個人やチームを強くすると思う。でもゲームでは冷静に、熱く冷静に戦いたい。(勝負のキーは)すべてだが、ゲームの状況を全員が把握し戦えるか、球際や切り替えのところを相手にしっかりぶつけられるか」中2日の6連戦、マレーシアでの集中開催となるが、鬼木監督は去年の経験が大きいと言う。「一回経験しているのは大きい。すべてのことが予定通りいかない。その時その時臨機応変に対応していくのが大事。1試合通してもそう、6試合全体でもその都度対応していくことが大事。この大会は集中開催なのでチームの一体感が必要だし、問われる。過密日程ということで、これまでチャンスがなかった選手に出られるチャンスがある。去年も新しい力が出てきた。今年もそういうところにこだわっていきたい」蔚山、地元のジョホール・ダルル・タクジムFC(JDT/マレーシア)、広州FC(中国)と争うグループIを難しいグループと認識した上で、「圧倒したい」と語った。「まず圧倒したいという気持ちは変わらない。でもうまくいかない場合は頭を切り替えて、勝点を考える。1点取りに行くのか、1点を守るのかチームとして統一していく必要がある。難しいグループ。去年負けている蔚山がいる。地元のチームもいる。広州に関しては情報もない。全員でゲームの状況、グループステージの状況を把握して戦っていきたい」鬼木監督は『ACL』ならではの難しさを以下のように明かした。「球際でこぼして一発強い振りで入れられるとか、何でもないところからゴールが生まれるのが『ACL』だと思う。89分集中していても一本のロングボールや一発のクロスで変わってしまう。レフリーのジャッジも自分たちで思うものと違うものが出てくる可能性もある。どんな時も隙を見せない。自分たちはしっかりその隙を突く。そういうところを研ぎ澄ましてやっていかないといけない」マレーシアの蒸し暑さも警戒する。「予想以上に蒸す。ストレッチしている時から汗が出て、その後は汗が止まらないので、6試合を考えると相当なものだなと思う。この湿度は地元のチーム以外は慣れないと思う。やっていってみないとわからない」初戦・蔚山戦の重要性を理解している。「お互いのチームにとって大きなウェートを締めると思う。最高の準備をしないといけないと思っている。お互い選手の入れ替えがある中、リーグ戦でも結果を残している。最近では天野選手がすごく調子がいいし、前線はクオリティが高いと感じる。昨年の延長のところと、個の特徴がハッキリしている。ドリブルがあったり、強さがあったり、スピードがあったり、アジアの中でもトップレベルだと思う」また敵将ホン・ミョンボ監督へのリスペクトも口にした。「尊敬している。試合の中の表情を見ても常に落ち着いている。代表とかクラブで結果を残しているので、チームのリーダーという感じがする。話す機会があった時も丁寧に話してくれて非常に紳士。日本のサッカーを知っている。だから天野君も溶け込めたと思うし、懐の深い人物だと思う」オンライン取材には橘田と大卒ルーキーの左SB佐々木旭も登場、このように意気込みを語った。橘田「今年もしっかり6連戦6連勝したい。初戦が大事、勝って勢いを付けたい。しっかり1位でグループステージを突破したい。(ダブルボランチは)アンカーの時に自分の脇を抜かれる場面もあったので、2枚になって守備面では良かったが、攻撃面で枚数が減るのでより攻撃的にいくことが課題。チームがきつい時に助けるプレーを意識してやっているので、みんながきつい時間帯にあらゆる場所に顔を出していければと思っている。最初からどんどん行こうとやっている。(蔚山戦は)リベンジするチャンスがきたので、『次は勝ってやろう』という気持ち。去年負けて悔しい思いをしたので、チームとして『絶対勝ってやろう』という雰囲気で練習している。柏戦では相手も球際が持ち味だが、そこで上回れたので、蔚山戦でも上回っていけば勝てると思う。個人としてもチームとしても球際で上回れるようやっていきたい」佐々木「海外でサッカーをやるのは初めて。すごく暑く、環境もガラリと変わったので、早く慣れてやっていきたい。暑さが一番違う。日本と同じ入り方では持たないと思うので、調整していきたい。『ACL』を経験できるというのはすごく幸せなこと。まずこの舞台に立てることに感謝し、自分の持てる力をすべて出し、この予選を突破できるようにしていきたい。相手が蔚山ではなくても初戦は大事。しっかりいい試合をして、いい結果を残し入れるようにしたい。球際のところは鬼さんからも毎日言われている。そこは変えずにやっていきたい。個人的には判断のスピードにこだわってやっていきたい」果たして、白星発進するのは川崎Fか、蔚山か。『ACL2022』I組第1節・川崎F×蔚山は4月15日(金)・タン・スリ・ダトー・ハジ・ハッサン・ユヌススタジアムにてキックオフ。川崎Fはその後18日(月)・広州FC、21日(木)・JDT、24日(日)・JDT、27日(水)・蔚山、30日(水)・広州と対戦。試合の模様はDAZNにて生中継。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)
2022年04月14日「Wow!」が詰まった幕開けとなった。女子ソフトボール新リーグ『ニトリ JD.LEAGUE 2022』開幕戦の話である。3月28日・ZOZOマリンスタジアムでのビックカメラ高崎ビークイーン×トヨタレッドテリアーズには、JDリーグが目指す「驚き」「感動」「わくわく」「笑顔」に溢れていた。JDリーグがテーマに掲げる「Wow!」が随所に見られたのだ。試合前のフィールドでは新リーグを祝うイベントやJDリーグらしい親近感のあるセレモニーが行われた。18時前には親子キャッチボールを実施。事前に企画チケットを購入した小学1~6年生の子どもたちとその保護者たちがフィールドでキャッチボールを楽しんだ後はドリームノックがスタート。日本代表を『シドニーオリンピック2000』銀メダル、『アテネ五輪2004』銅メダルへ導いたレジェンド・宇津木妙子がビックカメラ高崎とトヨタを除くJDリーグ14チームの名手たちにノックの嵐。東京五輪金メダルメンバーの川畑瞳(デンソーブライトペガサス)、原田のどか(太陽誘電ソルフィーユ)の『東京五輪2020』金メダリストらが華麗な守備を繰り広げた。その後、ビックカメラ高崎、トヨタの順番でシートノック。両チームともプレーボールへ向けて、ウォーミングアップした。18時半過ぎにはマリーンズ・ダンスアカデミーがスペシャルパフォーマンスを披露。100名近い圧巻のダンスに続いて、開幕セレモニーが開始。オーロラビジョンにはJDリーグ全16チームのオーナーたちのコメント動画が流れた。開幕戦を戦わない全14チームの選手たちもグラウンドへ集合、トヨタとビックカメラ高崎のラインナップを聞いた。またオーロラビジョンで流れた「スタジアムのご利用と応援に関するご協力のお願い」と「新型コロナウイルス感染症対策へのご協力のお願い」の動画には選手たちが登場。ホンダリヴェルタの菱谷香実と日本精工ブレイブベアリーズの須藤祐美が観客に注意事項を説明した。18時50分には日本女子ソフトボールリーグ機構・三宅豊会長が開幕宣言。「やる人、観る人、支える人みんながワクワクするリーグを目指し、ここに16チーム各選手の活躍を期待し、開幕を宣言します」と高らかに宣言した。そして開幕花火が海浜幕張の夜空に大輪を咲かせた。国歌斉唱もJDリーグらしい人選となった。君が代を歌ったのは阿南恵子さんと河澄星菜さん。豊田自動織機シャイニングべガで活躍したOGがその大役を担ったのだ。ファーストピッチセレモニーにはファッションデザイナーのコシノジュンコ、千葉市・神谷俊一市長、JDリーグのタイトルパートナーのニトリ・似鳥昭雄会長、白井俊之社長が登場、始球式には元千葉ロッテマリーンズの黒木知宏が登板。黒木は内角をえぐるストレートでスタンドをどよめかせた。19時3分。前身の『日本女子ソフトボールリーグ』3連覇を達成した絶対女王・ビックカメラ高崎と、ビックカメラに次ぐ優勝10回優勝を誇るトヨタによる開幕戦がプレーボール。両チームへの応援が熱を帯び、ゆずの『栄光の架橋』が流れる中、歴史的オープニングゲームが熱戦の火ぶたを切った。開幕投手を務めるのはビックカメラは昨季最優秀防御率の濱村ゆかり、トヨタは最多勝&MVPの後藤希友だ。独特の緊張感が漂うマウンドに濱村はコロントールを乱し、先頭打者を四球で歩かせる。初回から1死二・三塁のピンチに陥るも、四番・下山絵里をセカンドフライ、五番・鎌田優希を三振に切って取る。一方の後藤は捕手・切石結女の構えるミットめがけて、速球を投じ、1・2回と三者凡退に抑える上々のスタート。3回はともにチャンスを迎える。トヨタは連続四球などで1死1・2塁とするが、三番・石川恭子はサードライナー、続く下山は三振。ビックカメラ高崎も2死1・3塁と最初のチャンスを作るが、二番・藤本麗のショートへの打球は遊撃手・石川にさばかれたのだった。石川の好守でピンチを防いだトヨタベンチは喜びを爆発させた。ピンチの後にはチャンスあり。4回表、トヨタが最大のチャンスを迎える。2死満塁でバッターボックスにはこの日2四球のバッバ・ニクルス。濱村の放った初球をフルスイングし、ファウルながら大飛球を飛ばして一塁側スタンドを沸かせた。しかし、最後は濱村が外角へ速球をズバリ。絶体絶命のピンチを2者連続三振で切り抜けて、今度は三塁側スタンドが沸いたのだった。5回終了時には再びスペシャル花火が打ち上げられた。ZOZOマリン名物のスペシャル花火が息詰まる熱戦に花を添えた。6回裏のマウンドには後藤、三輪さくらに続いてアメリカのエースとして幾度となく日本と名勝負を繰り広げ、『日本リーグ』でも4度MVPを獲得しているモニカ・アボットが登場。110kmを超える速球を連発し、圧巻の三者連続三振の奪三振ショーを見せ付けた。延長戦突入かという雰囲気に包まれた7回表、ゲームが動いた。2死三塁で打席は下山。この日2三振、チャンスを潰してきた四番が最後にきっちり仕事を果たした。濱村が投じた145球目を詰まりながらもフルスイング、打球はセンター前にポトリと落ちてトヨタが待望の1点を奪ったのだ。7回裏、モニカがビックカメラ打線を3者凡退に抑えて1-0。トヨタはまるで優勝したかのように歴史的勝利を喜んだ。時計は21時を少し回ったところ、6502人の観客が見守った手に汗握る投手戦は幕を閉じたのだった。フィールドではヒロインインタビューが行われた。決勝打を放った下山は「JDリーグ開幕戦で勝利できて本当にうれしいです。開幕戦はこの試合だけ、絶対勝つという思いがこの一打につながったと思います」とスタンドに声を届けた。ソフトボールの試合はスピーディに展開された。この日の試合時間は2時間3分。投手は20秒以内に次の投球をしなければいけないため、試合はテンポよく進む。20秒をカウントする掲示板はグラウンドで設置されているので、スタンドからも一目瞭然である。そして何よりも活気がある。スタンドの応援団も元気だが、ベンチの選手からは味方を鼓舞する元気な声が飛んでいた。ベンチが一体となって戦う姿勢もJDリーグらしさと言える。試合後、島田利正チェアマンは「感慨深い思いもあるですが、始まったばかり。まだまだこれからだという思いがあります。スタートを切れてホッとしているところと不安、両方あります。これからも期待も不安もあると思うので、一歩ずつ前へ行けばいいなと思います。『こうすればよかった』『ああすればよかった』というのはプレーボール前からかなり多くあったと思いますし、逆になければいけないと思うので、反省しながら前へ進んでいければ」と先を見据えた。両チームを指揮した監督はこのように開幕戦を振り返った。トヨタ・馬場幸子監督「まずこういう素晴らしい環境でビックカメラさんと試合ができて感謝しています。ありがとうございます。試合はチャンスがある中、なかなか点が取れなかったのですが、それでも選手たちが攻め続けてくれたことが今日の試合で一番よかったところかなと思います。本当に選手たちがよくやってくれました。苦しい戦いの中で気持ちを切らさずにやってくれたのがよかったです。若い選手が多いですが、1回からとにかくエネルギッシュに声を出して、選手たちが声をかけ合って、それを7回までできたことがチームの成長だと思います」ビックカメラ高崎・岩渕有美監督「新しいリーグの初戦ということで、これだけ素晴らしいスタジアムで試合がやれ、イベントもある中で、最初はなかなかかみ合わないところがありましたが、試合を進める中でみんながひとつひとつ取り戻していけたかなと思います。結果は負けましたが、今年のチームの戦い方は少し見えたかなと思っています」開幕勝利を飾ったトヨタナインはこのように喜びの声を発した。後藤「正直二・三塁になった時は今まではだめだという感じになっていましたが、前を見たら切石さんが『来い!』という顔をされていたので、すごく思い切って投げられました。今日はお互いにいい感じで集中できたと思います。ひと言で表すと、このチームはザ・元気。どこのチームよりもフレッシュさを出せるし、結束力があると思います。去年はチーム防御率が0点台でしたが、去年よりいい数字を出せるようバッテリーでがんばっていきたい」切石「トヨタがチャンスを作っている中なかなか点を取れない厳しい試合でしたが、後藤が相手に流れを持っていかないように踏ん張ってくれて、守備から攻撃にいい流れを作れたのはよかったと思います。一球一球集中して投げてくれたので本当に今日はいいピッチングでした。今年はバッテリーで抑えて攻撃につなげていきたい。お客さんを楽しませるのがプレーヤーの仕事だと思います。そのためにはまずプレーする私たちが楽しむのが大事だと思うので、私たちがソフトボールを心から楽しむことをやっていきたいです」モニカ「とてもいい舞台、素晴らしい雰囲気の中、素晴らしいエネルギーを持ってトヨタが素晴らしいスタートを切ることができました。少し緊張しましたが、最初の三振で流れを掴みことができました。トヨタにはいい先発が3人揃っています。3人それぞれタイプが違うのがトヨタの強みだと思います」鎌田「新リーグの開幕戦をできるのは私たちトヨタとビックカメラさんしかいなくて、まずそこで試合ができることに本当にわくわくして臨みました。自分たちらしく明るく元気に流れを作れたので、そこがよかったですし、なかなか点を取れない中、粘り強く戦い最後は四番の下山が決めてくれて本当にうれしかったです」下山「多くの先輩が抜けて、若いレッドテリアーズになりましたが、その中で私たちは挑戦することをやってきました。苦しい試合展開でしたが、攻め続ける守備と攻撃をし続けたのが、勝利につながったと思います。3打席チャンスで凡退していたので、最後は開き直って、絶対打つという強い気持ちで臨みました」惜しくも黒星発進となったが、ビックカメラ高崎の面々も次のように充実のコメントを残した。濱村「JDリーグがスタートしどうしても勝ちたかったのですが、勝てなくて悔しいです。探りながら一球一球、ボールが多くなっても失投だけはしないよう投げていたので、簡単に点数を与えなかったのはよかったかなと思います。一球一球丁寧に投げることがゲームを作ることにつながると思うので、それを意識して投げました」我妻悠香「こうしてたくさんお客さんが入った中で試合ができてうれしく思います。これから試合をしていく中で私たちもしっかり成長してればいいなと思いました。若手も増えて、移籍メンバーが入ってきたので、常勝チームと呼ばれてきたそういう雰囲気を伝えていきたい。今日のような劣勢のゲームを勝っていくのがうちのチームだと思うので、こういうゲームで揉まれながら、最後11月にチームがひとつになれればいいかなと思います」藤田倭「いろんな選手が抜けて新しいチームとして一発目のゲームでしたが、打つべき人、結果を出さないといけない人がはっきり決まっていると思うので、自分たちの役割を考えながら次のゲームにつなげていければいいかなと思いました。」内藤実穂「チャンスを生かせずに得点できなかったのが敗因だと思いますが、いい課題ができたので今後につながると思います」3月28日・ZOZOマリンススタジアムで華々しいスタートを切った『ニトリ JD.LEAGUE 2022』は今週末各地で第1節が開催される。宇津木スタジアムでは4月2日(土)・戸田中央×大垣ミナモ、ビックカメラ高崎×ホンダ、3日(日)・大垣ミナモ×ホンダ、ビックカメラ高崎×戸田中央メディックス埼玉、デンソーブライトペガサススタジアムでは2日(土)・太陽誘電×日立サンディーバ、デンソー×NECプラットフォームレッドファルコンズ、3日(日)・NECプラットフォームズ×日立、デンソー×太陽誘電、パロマ瑞穂野球場では2日(土)・東海理化チェリーブロッサムズ×シオノギレインボーストークス兵庫、トヨタ×伊予銀行ヴェールズ、3日(日)・伊予銀行×東海理化、トヨタ×シオノギ、草津グリーンスタジアムでは2日(土)・豊田自動織機×SGホールディングスギャラクシースターズ、日本精工×タカギ北九州ウォーターウェーブ、3日(日)・豊田自動織機×タカギ北九州、日本精工×SGホールディングスがプレーボール。チケット発売中。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)JDリーグのチケット情報
2022年03月31日『NTTジャパンラグビー リーグワン 2022』第7節でふたつの注目カードがラインナップされている。ひとつが埼玉ワイルドナイツ×東京サンゴリアス。『ジャパンラグビー トップリーグ 2021』プレーオフトーナント決勝の再現である。そしてもうひとつがクボタスピアーズ船橋・東京ベイ×トヨタヴェルブリッツ。『トップリーグ2021』4強対決であり、『NTTリーグワン2022』上位決戦でもある。前回の対戦でも手に汗握る好ゲームを繰り広げた。4月11日『トップリーグ2021』第7節でクボタスピアーズ(当時)とトヨタ自動車ヴェルブリッツ(当時)が激突。5分に南アフリカ代表HOマルコム・マークスが強引にインゴールにボールを運べば、11分にはCTBロブ・トンプソンの突破から南ア代表70キャップのFBウィリー・ルルーとつなぎ、最後はWTBヘンリー ジェイミーが走り切ってトライを返す。16分にクボタのCTB立川理道のグラバーキックをCTBテアウパ シオネが抑えれば、20分にはトヨタのSOライオネル・クロニエがPGを決める。前半終盤にはPR山本剣士、FLピーター・ラピース・ラブスカフニがシンビンで10分間の一時退場となりピンチに陥るが、前半は何とかクボタが14-8とリードをしたまま折り返した。だが後半早々に早いリスタートからFLフェツアニ ラウタイミが抜け出して独走トライ、クロニエのCGも決まり、ついにトヨタが15-14と逆転する。14分にフォーリーがPGを成功させてクボタが逆転すると、3分後にはクロニエのPGでトヨタが再逆転。ならばと24分にはマークスがFWとは思えない身のこなしでこの日2本目のトライをマーク。CGも決めて24-18とする。この後、FBゲラード・ファンデンヒーファーがPGを2本連続で外しセーフティリードを築けないと、ラストワンプレーでドラマが待っていた。自陣22mライン、トンプソンからFBチャーリー・ローレンス、ローレンスからWTB高橋汰地とトヨタがオフロードパスを連続でつなぐと、最後は高橋が快足を飛ばしてトライ。クロニエがサヨナラCGを決めて25-24。シビれるシーソーゲームにピリオドを打ったのだ。そして今季、コロナ禍で試合中止が相次ぐ中、両軍はともに5勝1敗の星を残している。S東京は勝点25で2位、トヨタVは勝点23で3位と6戦全勝・勝点28の首位東京SGに続いている(ちなみに4位は4勝2敗・勝点18の埼玉WK)。上位につける両チームであるが、決して順風満帆ではない。主力を欠いてなかなかベストメンバー組めないS東京ベイがほぼベストの布陣を並べたのは第5節・横浜キヤノンイーグルス戦のこと。一進一退の中28-21とリードして前半を終えると、後半にギアを一段上げたS東京ベイが5トライを叩き込んだ。オーストラリア代表71キャップのフォーリーのキックは12本中6本成功と精度を欠いたが、50-21と圧勝したのだった。一方のトヨタVは今季初陣となる第2節で東京SGに8-50とショッキングな大敗を喫したが、第4節は東芝ブレイブルーパス東京に圧力をかけ続けて33-23で勝利を奪う。続くブラックラムズ東京戦では前半を16-7とリードするも、風下となった後半は苦戦し、何とか23-19で逃げ切った。なかなかパワー全開の快勝とはいかないが、トヨタVは苦しみながら勝点を積み重ねている。2月24日、S東京ベイはトヨタV戦へ向けたメディア対応を実施。フラン・ルディケHC、立川主将、NO8ファウルア・マキシが意気込みを語った。指揮官は次戦へ向けてこうコメントした。「リコー戦がキャンセルになったが、グラウンドに戻って来られてうれしい。しっかり今週も準備しているし、大きなケガ人もいない。クボタウェイを見せるいい機会だと思っている。ファンが盛り上がる試合をしたいと思うので、江戸川区陸上競技場をオレンジ色に染めてほしい」ルディケHCはトヨタVをこのように分析した。「素晴らしいチーム。素晴らしいコーチがいて、素晴らしい選手がいる。FWがよくてBKもいい。アタックもディフェンスもバランスがよく、キッキングゲームでも対応できる。でも我々は自分たちフォーカスして試合に臨むだけ」さらにHCは若手に期待を寄せた。「若手の選手には期待している。高い能力を持っているし、ポテンシャルも高い。彼らが正しく成長できるようにいい環境を与えることが大事。根塚(洸雅)はスペースを見つけてからのカウンターに期待している。山本(剣士)、(オペティ・)ヘルには関してはワークレートが素晴らしい。ヘルはボールを持った時にいい働きを見せてほしい。トヨタの素晴らしいFWを相手にしっかりブレイクダウンしてもらいたい。山本はベンチからインパクトを出してもらう予定。後半の厳しい時間帯に正しい選択をして送り出したい」立川主将は次のようにトヨタ V戦での勝利を約束した。「今週末の相手のトヨタは順位的に近いし、近年接戦で負けてしまっている相手なので、きちんとフォーカスしてしっかり勝ちたい。大きなFWFをしっかり使いながら、ボールを動かせる選手もいるので、オールラウンドなラグビーをしたい。(今季は)大きなFWだけではなく、アンストラクチャーであったり、BKでもトライを取れている。スタッツ的にもいい数字を残せている。去年いろんなところから点を取れるようになったが、今年はよりいろんなパターンでトライ取れるようになり自信につながっている」ニュージーランド代表LOパトリック・トゥイプロトゥ、南ア代表FLピーターステフ・デュトイ、日本代表NO8姫野和樹という錚々たるメンバーを向こうに回すマキシは腕を撫す。「トヨタにはワールドクラスの選手がいるし、フィジカルバトルは今回の試合でキーになるので、楽しみ。そこで負けないようにしたい。ボールキャリーもしたいし、ディフェンスもしっかりタックルにいく」試合登録メンバーは以下の通り。【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】1北川賢吾、2マルコム・マークス、3オペティ・ヘル、4ヘル ウヴェ、5ルアン・ボタ、6トゥパ フィナウ、7ピーター・ラピース・ラブスカフニ、8ファウルア・マキシ、9谷口和洋、10バーナード・フォーリー、11根塚洸雅、12立川理道、13テアウパ シオネ、14金秀隆、15ゲラード・ファンデンヒーファー、16杉本博昭、17山本剣士、18松波昭哉、19デーヴィッド・ブルブリング、20末永健雄、21藤原忍、22桑江健一郎、23バツベイ シオネ【トヨタヴェルブリッツ】1三浦昌悟、2彦坂圭克、3木津悠輔、4秋山大地、5パトリック・トゥイプロトゥ、6ピーターステフ・デュトイ、7古川聖人、8姫野和樹、9福田健太、10ライオネル・クロニエ、11小原政佑、12岡田優輝、13ウィリアム・トゥポウ、14小澤大、15ウィリー・ルルー、16加藤竜聖、17清水岳、18淺岡俊亮、19吉田杏、20フェツアニ ラウタイミ、21茂野海人、22ティアーン・ファルコン、23彦坂匡克果たして、1敗を死守するのはS東京ベイか、トヨタVか。『NTTリーグワン2022』第7節・S東京ベイ×トヨタVは2月26日(土)・江戸川区陸上競技場にてキックオフ。試合当日は先着2000名にオリジナルコラボフェイスタオルをプレゼント。チケット発売中。取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)クボタスピアーズ船橋・東京ベイ対トヨタヴェルブリッツNTTジャパンラグビー リーグワン 2022 DIVISION 1のチケット情報ジャパンラグビー リーグワン 特設ページジャパンラグビー リーグワン 2022 観戦ガイドジャパンラグビー リーグワン 2022 観戦ガイドウェブ版
2022年02月25日