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一般社団法人コーチング心理学協会(本部:東京都港区、代表理事:徳吉 陽河)は、2024年4月6-7日(土日)9:00~17:30(2日間・両日)に、オンライン・ワークショップにてコーチング心理学ガイドブック、コーチング心理学ハンドブックなどをもとに、わかりやすく紹介・実践するための【コーチング心理学基礎講座】を開催いたします。《感謝》書籍出版1周年記念・重版決定 特別割引キャンペーン開催!【感謝】コーチング心理学ガイドブック 重版決定! 専門書としてはベストセラーへ!*近日では、重版(増販)された書籍はベストセラーの一つの基準となっています。コーチング心理学基礎講座イベントサイト : 公式イベント情報: 公式HP : 紹介動画 : ■「コーチング心理学」の基礎をわかりやすく紹介し実践します。【開催概要】イベント名称:「コーチング心理学基礎講座」 認定サイコロジカルコーチ 基本講座開催期間 :2024年4月6日-7日(土日)9:00~17:30(2日間・両日)開催場所 :オンラインワークショップ(ZOOMを予定)講座内容 :知識講座と実践型ワークショップの混合形式60から90分間隔で休憩あり対象者 :すべての人が受講可能です。コーチング心理学とは◆2024の研究・実践テーマは、「AI」(ChatGPT、Bardなど)です。コーチング心理学とコーチングにおけるAIアプローチの活用と応用です。コーチング心理学やポジティブ心理学では、AIを活用したアプローチをより積極的に取り入れていることから、AIを活用した内容を紹介。(基本的に誰でもできる方法を活用します。)具体的には、コーチング心理学やポジティブ心理学などの「理論」「技法」「心理療法」とAIなどを活用した新しいアプローチも採用します。AIなども活用し、セルフ支援、クライエント、チーム・グループ(組織)、社会に新たな気づきや成長、可能性の発見ができる人材として、活躍できるように致します。*オンラインワークショップですが、通常形式と変わらない内容と対応ができる形式で実践します。メリットは、「交通費」「宿泊費」「移動時間」を抑えることができます。*国内・海外から参加することが可能です。*セカンドカメラなどで、手法についてわかりやすく説明をいたします。資格者コースは、認定と単位、資料のダウンロード、資料の利用権なども得られます。*《書籍出版1周年記念・重版決定 特別割引キャンペーン開催!》資格認定+書籍(コーチング心理学ガイドブック)を割引で購入できるコースが新設されました。割引価格(2,420円引き)で購入できます。※スケジュールと内容は、状況に応じて変更される場合がございます。予めご了承願います。コーチング心理学ガイドブック【Introduction to Coaching Psychology】【Handbook of Coaching Psychology2版発売】、国際コーチング心理学会、ポジティブ心理学会など、新しい話題を含めて講演・ワークショップを開催。理論と実践を学びます。【講座内容】本講座は、コーチング心理学ハンドブック、コーチング心理学入門ガイドブックなどを基本に展開されます。「アクティブ・ラーニング」や「ゲーム手法」などを活用して、新しい視点で、コーチングやカウンセリングなどに必要とされる【コミュニケーション・スキル】を学びます。本講座の特徴は、心理学や人間科学に焦点を当てて、新しく捉え直した講座およびワークショップになります。最終的に、様々な視点からのコミュニケーションを支援できる専門家を目指します。多角的に活用し、個人・集団・社会への問題解決に役立てます。人間科学、心理学や心理療法などを幅広い領域や分野で活用して、実践していきたい方におすすめです。本講座は、「シドニー大学」「ハーバード大学」「カルフォルニア大学」「ロチェスター大学」などのコミュニケーション、コーチング講座のマニュアルを元にしたワークショップや「シドニー大学」などでの諸外国などの大学で教えられている「コミュニケーション心理学」や「コーチング心理学」、「カウンセリング心理学」を統合し、それらを越えた「コミュニケーション・スキル」を習得できるように、楽しい視点、新しい視点でワークショップを行います。諸外国の「コミュニケーション心理学」や「コーチング心理学」、「カウンセリング心理学」などのわかりやすいマニュアルやワークシート、チェックリスト(心理尺度)に基づいてワークショップを行いますので、短期的、効果的に学習することができます。※初心者向けの講座です。コーチングやカウンセリングの経験がない方でも、気軽にご参加いただければ幸いです。※本講座は、コーチングだけでなく、日常生活、教育現場、職場の面接、医療現場、インタビューなども役に立つ内容で構成されています。日常生活や職場で、積極的に活用していきたい方にお勧めです。これまでの手法に捕らわれない、新しい視点で、心理学的なコミュニケーション・スキルを専門として活動されたい方にお勧めです。※これまで参加者は、カウンセラー、コーチ、学校教師、大学講師、精神科医、法務教官、高校教師、ビジネスコンサルタント、キャリアコンサルタント、人事関係者、システムエンジニア、WEBデザイナー、出版編集者、メディア関係者、臨床心理士、看護師、公認心理師、精神保健福祉士、介護士、作業療法士、理学療法士、音楽療法士、子育て中の専業主婦の方など、様々な方にお越し頂いております。◆【基本講座1日目】:コーチング心理学に基づく「質問技法」の基本講座※コーチング心理学に基づく「質問技法」の基本と応用を体系的に習得します。(1)【傾聴技法の基礎】:ハーバード大学のコーチング、コミュニケーションに関わる傾聴とは何か?コーチング心理学に関わるアクティブ・リスニングチェックテストを活用。(2)【質問技法の基礎編】:質問に必要な「心理学的要素」とは何か?言語心理学の視点から「時間的展望(過去、現在、未来)」「認知と行動」「自己効力感(自信)」「動機づけ」(3)【質問技法の応用編】:質問の心理学的な基礎と応用。…相手の「自信」を高める。「影響の質問法」、「エンゲージメントを高める質問」など「可能性」を引き出す質問技法。「支援」、「交渉」など(4)【承認技法】:心理学の視点からみた「ほめるスキル」、承認の基礎技法、コーチングの光と闇(5)人間性中心主義コーチング(自己成長と自己実現)(6)自己肯定感を支援するコーチング(自己効力感、自己決定感など)◆【基本講座2日目】:コーチング心理学の実践 諸外国における「コーチング・スキル」とは何か?(1)「コーチング心理学の教育方法、面接法、ロールプレイ、RE-GROWモデルなどフレームワークの活用方法。(2)「目標志向コーチングの基礎」…グラント先生のコーチング・スキルを参考にワークショップ(3)「目標志向コーチング・スキル」とは何か?目標志向コーチング・スキルを高めるためのワークとは(4)「目標」と「行動」に関わるチェックリストやワークシート、カードゲームを活用したワークショップ(5)目標に関わる理論 伝統的な理論から最新の理論まで紹介 目標と幸福感、モチベーション、意志決定などグリット(GRIT)と脳科学、コーチング、マインドセットと脳科学(6)自己決定理論の基礎…内発的動機づけを活用した自律支援コーチングとは?(7)やってはいけない目標設定とは何か?(8)「目標や夢、やりたいことがない人」を支援するためにできる方法とは何か?*内容は、変更される場合がございます。予めご了承願います。【講習費】:【銀行振込】【クレジット払い】【コンビニ払い】など※入金をもって受講及び資格取得権利が得られます。入金がないからと言って自動的にキャンセルされるわけではございませんので、ご注意を願います。*《書籍出版1周年記念特別割引キャンペーン開催!》*重版決定*資格認定+書籍(コーチング心理学ガイドブック)を割引で購入できるコースが新設されました。割引価格(2,200円(2,420円引き))で購入できます。(1)特別価格1日入門 11,000円(入門コース)(2)2日間参加(実践と応用) 22,000円(3)2日間参加+書籍コース(コーチング心理学ガイドブック割引)22,000円(2日間受講料)+2,200円(割引書籍代)=24,200円(4)資格認定コース:11,000円+33,000円(講習費1日半額及び資格認定費)=44,000円(5)資格認定コース+書籍(コーチング心理学ガイドブック)*おすすめ11,000円(2日間受講料)+2,200円(割引書籍代)+33,000円(認定費)=46,200円(6)再受講 11,000円 ※新しい資料を進呈します。*資格認定者は、ワークシート、カードゲーム、スライドの使用権が得られます。※当ワークショップを修了されると【認定サイコロジカルコーチ」(Basicコース)の資格が取得できます。サイコロジカルコーチ(R)は、特許庁公認で商標登録※特典:資格者は、資料の利用権(2次資料可)、資料のダウンロード権があります。カウンセリング、コーチング、ファシリテーション、研修などで利用できます。賞状◆【認定証を発行】履歴書に掲載可能。実績としての証明として、活動していくための第一歩として(英語の国際資格証明書は別途申請が必要です。デザインなどは変更される場合がございます。)※資格の取得は必須ではありません。受講後、資格認定の申請が可能です。気軽にご参加できます。イベントサイト : 公式イベント情報: 公式HP : 【講座担当者のコメント】「コーチング心理学基礎講座は、コーチング心理学に関してわかりやすく、実践的な内容について紹介しています。コーチング心理学の概要、手法など紹介し、主要な質問法、傾聴法などを扱っており、初心者に適しています。また、コーチングは勉強したことがあるけれども、科学的なエビデンスや物語るナラティヴに基づいた心理学的なコーチングの応用について実践されたい方にもおすすめです。脳科学(神経心理学、認知心理学)なども活用したり、ポジティブ心理学に関わるGRITなどについても扱っています。また、コーチングにおいて日本の文化の影響による課題や問題点等についても触れています。」ロゴ■一般社団法人コーチング心理学協会について本社所在地: 東京都港区浜松町2丁目2番15号浜松町ダイヤビル2FHP : 事業内容 : 「コーチング心理学」を社会的な実践に活かすために設立された団体。コーチング心理学やポジティブ心理学など,統合的に活用し,個人,組織や社会の持続的成長,ウェルビーイング,モチベーション、パフォーマンス,エンゲージメントの向上を目指している。科学的なエビデンスと物語るナラティヴの両方を重視し,教育・産業・福祉・医療・社会への貢献。上記に関わるコミュニケーション技術の向上,ポジティブメンタルヘルスの支援を行っている。」 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月05日全面的且つ長期的に学習者の中国語力向上をサポートするPaoChai(パオチャイ)オンライン中国語コーチングを提供する株式会社Rungar(本社:東京都新宿区、代表取締役:冨江 恭直)は、2024年2月1日より月額13,750円(税込)でご利用いただける「コア能力特化プラン」(仮称・β版※1)の提供を開始いたしました。<<「コア能力特化プラン」とは?>>■概要「コア能力特化プラン(仮称・β版※1)」とは、2週間に1回Zoomを利用してテストセッションを提供するサービスです。学習者は2週間に1回のテストセッションでのテストクリアを目指し、毎日2時間、2種類のコア能力トレーニング(※2)に絞って学習することで、“話せる、聞ける”語彙力(コア能力)を1,000、2,000、3,000…と高めます。■対象※以下2点の条件を満たす受講生。継続受講の方のみ受講可能です。(1)6ヶ月以上のご受講期間がある方「標準プラン」「ライトプラン」合わせて6ヶ月以上、既に受講を完了した方。(「6ヶ月プログラム」修了者含む)(2)音読ジョグと瞬間中作文のテストを3レベル以上クリアした方■料金・1ヶ月(4週間):税込13,750円(税別12,500円)※1:現在β版として試験的に運営しているため、サービス内容や価格を改善(変更)すること、提供を終了する可能性があります。※2:「音読ジョグ」(耳トレ、口トレ、脳トレ)と「瞬間中作文」を指します。毎日の学習時間は2時間を推奨しておりますがご自身で決めていただいて構いません。各トレーニングの概要は次のページをご覧ください。(中国語独学完全マップ: )音読ジョグ中国語独学完全マップ■背景:日本の未来を担うビジネスパーソンを中長期的にサポート2020年に発売された話題書『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』(安宅 和人著 ※3)において、今後必要なスキルとして「データ×AIリテラシー」と並び「世界語として中国語」の重要性が説かれています。「10年以内に数世紀ぶりに世界のトップに戻る可能性が高い中国市場に対する備え」として中国語で「最先端の情報をタイムリーに収集する能力」や「コミュニケーション能力」が必要であると述べられています。また、中国市場向けの事業展開、中国産プロダクトの日本進出、中国における各最先端領域におけるコミュニケーションにおいて、通訳や翻訳を介さず自ら中国語を使えることの価値は計り知れません。PaoChaiオンライン中国語コーチングは2019年12月にリリースしてから、業界初のオンライン完結・中国語専門コーチング型スクール(※4)として、戦略的に中国語学習に取り組むソリューションを提供し、数多くの中国語学習者の成長に貢献してまいりました。この度、お客様(学習者)のご要望にお応えし「コア能力特化プラン」をリリースいたしました。中国語学習の基礎固めや学習自走力が身についた後も、長期的に、より確実に中国語力を高めるために、サポート内容を絞り継続しやすい料金のプランを開発しました。引き続き、日本の未来を担う意欲のあるビジネスパーソンを応援してまいります。コア能力特化プラン※3:安宅 和人著『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』(NewsPicksパブリッシング、2020年2月)※4:毎週1回以上のマンツーマンのセッションを実施し、中国語学習者に徹底伴走するサポートを行うスクールを指します。<<PaoChai(パオチャイ)オンライン中国語コーチングとは?>>PaoChaiオンライン中国語コーチングとは“会話できる”中国語力を目的に、最短2ヶ月の短期集中で中国語<学習自走力>(※5)を身につけ、中長期的に実践的且つ本質的な中国語力を高める全面的な学習サポートサービスです。一人ひとり異なる学習者に合ったSMART目標(※6)を設定、パーソナル学習プランを策定し、1ヶ月に60~90時間という短期集中型の学習で結果を出します。受講期間中は、毎週の専属コーチによるビデオ通話によるコーチングセッション及びレッスンに加え、毎日(1)習得状況のチェック、(2)質問し放題への回答、(3)学習進捗管理の全面的なサポートを提供いたします。※5:中国語<学習自走力>とは、発音と文法の基礎固めを終え、中国語で会話できるようになるための効率的且つ成長実感のある学習法を身につけた状態のことで、PaoChaiではその確認テストを実施しています。※6:Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Related(目的に関連している)、Time-bound(時間制約がある)を満たした目標のこと。PaoChaiでは受講開始時に、学習者は専属コーチと相談しSMART目標を設定します。現在のレベル、中国語を学ぶ目的、具体的な目標、コミットできる時間などから総合的に検討します。PaoChaiオンライン中国語コーチング 【株式会社Rungar】株式会社Rungarは「異なるを楽しく」をモットーに、「異なる」ことを多くの人々が楽しめる世界の実現に貢献します。教養を「異なる世界を生きている人とのコミュニケーションを楽しむ力」と定義し、教養を身につけ発揮する機会を提供します。所在地 : 東京都新宿区西新宿3丁目3番13号代表者 : 代表取締役 冨江 恭直URL : 事業内容: 日中間コミュニケーション領域のサービス開発・運営・日本語母語話者向け中国語コーチング・中国語母語話者向け日本語コーチング 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年02月01日「筆文字アート×コーチングの伝道師 岩本 香」(奈良県、代表:岩本 香)はこの度、「ラジオ放送局 ゆめのたね」で放送される「となりのみなみさんと「はなそ!」」(関西チャンネル、毎週水曜日 12:00-12:30、パーソナリティ:みなみ ゆみ)に出演いたします。「となりのみなみさんと「はなそ!」「筆文字アート×コーチング」の伝道師 岩本 香は、長年の保育教諭勤務の経験を活かし、子どもだけではなく、女性の活躍を応援し、すべての人が輝ける未来に向かえるように筆文字アーティストとして×コーチとしての想いをラジオ放送局のゆめのたねでお話させていただきます。詳細: ■番組情報ラジオ放送局 ゆめのたね「となりのみなみさんと「はなそ!」」関西チャンネル 毎週水曜日|12:00~12:30 放送パーソナリティ:みなみ ゆみ岩本 香出演<全4回>9月6日 (水)12:00-12:309月13日 (水)12:00-12:309月20日 (水)12:00-12:309月27日 (水)12:00-12:30■筆文字アートについて筆文字アートとは、筆ペン、カラー筆ペン、パステルなどを使って、気軽で誰でも書(描)けるアートです。岩本自身、幼少期は絵を書(描)くことが苦手でしたが、筆文字アートに出会い、自身が書いたキャラクター「にこ(ニコ)ちゃん」が誕生しました。自分の分身であり、誰でも書(描)ける「にこ(ニコ)ちゃん」を通じて、表現をしていく活動をしています。ラジオでは岩本が筆文字アートに出会ったきっかけや、コーチングと出会い救われ、その想いを全ての方に伝えていきたいという想いをお話させていただきます。筆文字アート(1)筆文字アート(2)■岩本 香子どもが大好きで、小学校の時に保育職の仕事がしたいと思い、保育職に就く。町の公務員として約30年間で保育職、教育委員会、子育て支援センターに勤務する。教育委員会に配属した時には、社会教育主事を取得。生涯学習講座を担当し、子どもから高齢者の方が生きいきと楽しく学習できるよう講座内容を6年間で100講座、計画・運営し好評を得る。教育委員会から保育職に戻った時に、みんなのために何ができるのだろうと考えていた時に、コーチングを学ぶ。コーチングを通じて、みんなの支えになりたい!!と考え、現在は保護者支援や後輩の育成を行い、心に寄り添える保育者を目指している。そのコーチングを学んでいる時に、筆文字アートに出会い、筆文字アーティストとしてみんなの心を癒したいと思い、毎日Instagramで発信している。<経歴>保育教諭勤務WWFA認定 プロコーチ筆文字アーティスト筆文字セラピスト(R)■「筆文字アート×コーチングの伝道師 岩本 香」概要代表者 : 岩本 香所在地 : 奈良県橿原市山之坊町1URL : Facebook : Instagram: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月01日家庭教師業のオリジナル・エデュケーション(神奈川県横浜市、代表:牧 静)は、長年母子の関わり合いを見てきた経験と専門的に習得したコーチング技術によって、子供の不登校に悩む母親を対象としたコーチングサービス「母親向け不登校受験30分間無料相談」を2023年7月10日に提供開始いたします。不登校をマイナスに考えない、子供の個性や将来を見すえた前向きになれる指導が好評です。オリジナル・エデュケーション代表 牧 静【不登校をきっかけに、子供より深刻なのは親のメンタル】文部科学省「2021年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」では全国小中学校の不登校の子供の数が24万人を超え、過去最高の増加率を示しました。それを受けたNPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワークの緊急アンケートでは、不登校の子供のうち7割が「不登校になって心が安定した」と答えています。一方、不登校の子供を抱える親のうち65%が「自分を責めた」54%が「自信が無くなった」と答えています。不登校により精神的に深刻なのは、実は子供より親のほうだったという結果となりました。※文部科学省「2021年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査 ※NPO法人登校拒否・不登校を考える全国ネットワーク緊急アンケート 【子供の不登校に悩む母親を支える活動が活発化】このことから現在、不登校に悩む親を支える活動が全国的に活発化しています。3年間満席状態という「行列のできる家庭教師」牧 静(まき しず)のもとにも、近年不登校の子供の母親から相談が目立つようになってきました。「自分の育て方が間違っていたのではないか?」「子供の将来が不安で眠れない」「母親が家にいなくてはならなくなり生活に支障が出てきた」「どうしても自分を責めて、もっと頑張らなきゃって考えてしまう」など。講師歴15年これまでのべ3,000人以上の小中学生を指導しており、多数の母子関係を見てきた牧は、母親の不安感が子供に連鎖することが不登校の原因の一つであると結論。学習指導だけでは問題解決につながらないと、自らコーチングを専門的に学びました。その技術を使い母親コーチングを行ったところ、子供の偏差値が急にあがり始めました。これは母親の自信や自己肯定感が高まることで親子関係が改善し、子供の学習効果が飛躍的にアップした結果となります。このことからオリジナル・エデュケーションでは、不登校の子供をかかえるお母さんを対象とした「母親向け不登校受験コーチング」を本格的に提供開始しました。提供開始からわずか3カ月で、体験版動画へのお申込みが60件。マンツーマンコーチングは20万円という高額にもかかわらず、10件のご成約がありました。【不登校はデメリットではない!母親向け不登校受験コーチング】牧の母親コーチングは、通常1回60分を6回行います。そのなかで不登校の子供を学校に行かせることを問題解決とするのではなく、母親の自己肯定感を取り戻すことを優先します。これを受けた母親とその子供は、不登校を続けながら自宅学習だけで難関私立中学に見事合格。その後、自分で志望した学校ということもあり、徐々に登校できるようになっています。不登校のまま難関中学受験を合格した子供のお母さんの声「不登校は私たちにとってマイナスのイメージしかなく、どうしたらよいか悩んでいたのですが、不登校を進路の大きな方向転換だと教えていただき、希望が見えました」「子供の成長は長いスパンで見てよいのだと教わりました」オリジナル・エデュケーションでは、2023年7月10日から「母親向け不登校受験30分間無料相談」の提供を開始します。代表の声「不登校はデメリットではありません」「お母さんの価値観と子供の価値観の中に勉強の重要性がしっかり落とし込めれば、子供は自然に勉強するようになります」【新サービス「母親向け不登校受験30分無料相談」】お子様が不登校でお悩みのお母さんを対象に「行列のできる家庭教師」牧 静がオンラインで30分無料相談を承ります。オリジナル・エデュケーションのホームページもしくはお電話にてお申込みください。《無料相談窓口》オリジナル・エデュケーション= または 090-3531-6458【会社概要】会社名 : オリジナル・エデュケーション代表 : 牧 静事業内容: 家庭教師および母親向け不登校受験コーチングURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年07月05日一般社団法人コーチング心理学協会(本部:東京都港区、代表理事:徳吉 陽河)は、北大路書房書房(本社:京都府)を通じて、《コーチング心理学ガイドブック》の電子ブック版を、2023年7月1日に販売決定、予約開始いたします。コーチング心理学ガイドブック【特別紹介ページ】: 【Amazonサイト】 : 【楽天Kobo】 : このたび、「Amazonランキング1位」(3冠達成)、また初回予約分完売となり大変好評を頂いている《コーチング心理学ガイドブック》の電子ブック版の発売が決定し、予約が開始となりました。Amazonランキング1位*本流のコーチング心理学の書籍として、日本では初めての「電子ブック版」での販売となります。*コーチング心理学ガイドブックの「電子ブック版」では、《どこでも見られる 保存版》として、ご活用いただけます。*PCなどのアプリを使えば、《大画面》で書籍を閲覧することも可能です。●【コーチング心理学ガイドブック】についてコーチング心理学の教科書 決定版。 コーチング心理学の入門書【コーチング心理学ガイドブック】は、『Introduction to Coaching Psychology』(Edited by Siobhain O'Riordan and Stephen Palmer)の翻訳書です。国際的にコーチング心理学の核を担っている海外の主要な執筆陣による初めてのコーチング心理学における入門書となっております。巻頭の「推薦文」にもあるように、多くの研究者・実践者が本書を推薦されており、原著に対する期待が大きいことがわかります。コーチング心理学を国際的に立ち上げたパイオニアの方たちが執筆している点にも特徴があります。さらに、本書は、国際コーチング心理学会でのワークショップ、国際機関や大学などで、世界中のコーチング心理学コースで必須の入門書として、積極的に採用されております。(ISCP, Centre for Coaching, International Academy for Professional Development, National Academy of Coaching Psychology など)《日本語版の特徴》■監訳者・訳者の印税(初版)をなくすことでより低価格で低価格書籍の価格を下げ、多くの方に手にとってほしい気持ちから、監訳者・訳者の印税(初版)をなくすことで、原著よりも安い価格で提供となります。■【豆知識・解説を追加】わかりやすくするため、単語解説などの豆知識を追加しました。辞書的にも役立ちます。■【心理尺度〈日本語版〉の追加】監訳者・訳者が、翻訳してきた「コーチング心理学」で活用できる心理尺度などを追加しています。■【ブックカバーは、原著と同じデザイン】ブックデザインは、原著と同じデザインを許可得て採用しています。■【日本の現状などについても追加】倫理など基本的な内容に関して、日本に関しての情報を追加【書籍概要】タイトル:コーチング心理学ガイドブック著者 :シヴォーン・オリオーダン 編著スティーブン・パーマー 編著徳吉 陽河(監訳)、森谷満・フジモト マナブ(訳)発行 :北大路書房発売 :2023年5月1日定価 :4,620円(税込)判型 :A5判 336ページISBN :9784762832215【Amazonサイト】 : 【楽天Kobo】 : ●原著者プロフィール<シヴォーン・オリオーダン(Siobhain O'Riordan)>公認心理学者、公認科学者。国際コーチング心理学会(ISCP)の創設委員長およびフェロー。Association for Business Psychology(ビジネス心理学協会)のプリンシパルプラクティショナー、International Stress Management Association UK(英国国際ストレスマネジメント協会)のフェロー、Association for Coaching(コーチング協会)のメンバー、Coaching Psychology InternationalとInternational Journal of Coaching Psychologyの編集者。<スティーブン・パーマー(Stephen Palmer)>元ロンドン大学教授。コーチング心理学の分野における代表的なパイオニアの一人である。英国ストレスマネジメントセンター創設者。ISCP国際コーチング心理学研究センターのコーディネーターであり、ロンドンのCentre for Coachingの創設者でもある。International Society for Coaching Psychology(国際コーチング心理学会)の名誉会長およびフェロー。『Handbook of Coaching Psychology』などに携わる。さらに、Coaching Psychology(Routledge)などの書籍シリーズの編集を行っている。50冊以上の書籍を執筆・編集し、250以上の記事や内容を発表している。●監訳者・訳者プロフィール<監訳者:徳吉 陽河(とくよし・ようが)>一般社団法人コーチング心理学協会 代表理事・講師、一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会 代表理事・講師。専門分野は、コーチング心理学、ポジティブ心理学、キャリア心理学、認知科学など。資格は、コーチング心理士、公認心理師、キャリアコンサルタント、ポジティブ心理療法士、認定心理士(心理調査)など多数。クライエントやコーチ・カウンセラーがお互いに前向きになるようなウェルビーイングや能力の向上、自己成長の支援を行っている。海外の様々なワークショップや学会などに参加し、様々な心理学、心理療法、コーチングを学ぶ。大学・看護学校などでの講師を経て、現在は、現場に役立てるため、社会人に向けて「コーチング心理学」や「ポジティブ心理学」に関わる実践・研究、普及の活動を行っている。大学、高校、教育支援センターなどの教育機関、若者サポートステーション、就労支援施設、社会福祉協議会、リハビリテーションなどに関わる医療機関などの講師。外資系・国内大手製造業、販売・接客業、人材サービス業の団体などでの研修の講師なども担当している。著書に、『コーチング心理学ハンドブック』(分担翻訳、金子書房)、『ナラティヴ・セラピー・ワークショップ Book I』(分担執筆、北大路書房)、『ポジティブ大全』(総合法令出版)。徳吉 陽河※新刊「もっと自分を知って好きになる!ポジティブ大全 あなたの弱さを強みに変える技術」販売中。(総合法令出版)Amazon予約サイト: ポジティブ大全『監訳者からのコメント』※価格を下げるため、監訳・訳者には、印税(初版分)は入りませんので、気軽に手を取っていただければ幸いです。※どうしても、一般書よりも、翻訳書は高くなっており、申し訳ございません。実は、海外の書籍と比べても価格が安くなっております。海外の情報をわかりやすく知るチャンスです。海外の書籍は、6000円~12000円が相場であり、北大路書房(出版社)のご配慮いただき、海外の書籍とくらべてもて低価格となっております。この機会に多くの方に手にとっていただければ幸甚です。コーチング心理学では、科学的なエビデンスや物語るナラティヴを大切にしており、コーチングだけでなく、リーダーシップとして、同僚・部下・上司へのサポート、人間関係の理解に役立ち、さらに、AIを活用する際に役立ちます。どんなにAIが発展していっても、最終的には、あなた自身の「思考」と「行動」が重要となっております。何気ない、あるがままの「ストレングスカウンセリング」のアプローチを学ぶことは、ポジティブなメンタルヘルスに、日常生活・仕事に対する向上に役立ちます。」<訳者:森谷 満(もりや・みつる)>北海道医療大学予防医療科学センター教授、北海道医療大学病院 内科 心療内科、日本心療内科学会理事、日本心身医学会代議員、日本医師会認定産業医。著書に『コーチング心理学概論第2版』(分担執筆/ナカニシヤ出版)、『ポジティブ心理学コーチングの実践』(分担執筆/金剛出版)、『医療現場の燃え尽き症候群(バーンアウト)』(分担執筆、金芳堂、出版予定)がある。森谷 満<訳者:フジモト マナブ(ふじもと・まなぶ)>立命館大学教育開発推進機構 教授/コーチング心理士。専門は社会心理学、特に対人行動学。コミュニケーションスキル、グループディスカッション、対人関係、チームワークに関する基礎研究と実践活用に取り組んできた。近年は医療の質安全の向上を目標に、医療者のノンテクニカルスキルおよび破壊的行動に関する研究に専念している。著書に『心をつかめば人は動く』(単著/ナカニシヤ出版)、『心理学少年』(単著/Kindle ダイレクト・パブリッシング)他がある。■一般社団法人コーチング心理学協会について本社所在地: 東京都港区浜松町2丁目2番15号浜松町ダイヤビル2FHP : 事業内容 : コーチング心理学」を社会的な実践に活かすために設立された団体。コーチング心理学やポジティブ心理学など、統合的に活用し、個人、組織や社会の持続的成長、ウェルビーイング、モチベーション、パフォーマンス、エンゲージメントの向上を目指している。科学的なエビデンスと物語るナラティヴの両方を重視し、教育・産業・福祉・医療・社会への貢献。上記に関わるコミュニケーション技術の向上、ポジティブなメンタルヘルスの支援を行っている。コーチング心理学協会 ロゴ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月14日一般社団法人コーチング心理学協会(本部:東京都港区)は、北大路書房書房(本社:京都府)を通じて、《コーチング心理学ガイドブック》を翻訳し、出版を予定しております。コーチング心理学ガイドブック《コーチング心理学ガイドブック》の発売に先駆け、「Amazon」での先行予約を開始いたしましたので、お知らせいたします。本書籍は、5月1日発売を予定しています。【Amazon予約サイト】 : 【北大路書房 紹介ページ】: 【団体HP】 : 《書籍の概要について》コーチング心理学の教科書 決定版。 コーチング心理学の入門書。今回、発売となる【コーチング心理学ガイドブック】は、『Introduction to Coaching Psychology』(Edited by Siobhain O’Riordan and Stephen Palmer)の翻訳・日本語版です。国際的にコーチング心理学の核を担っている海外の主要な執筆陣による初めてのコーチング心理学における入門書となっております。巻頭の「推薦文」にもあるように、多くの研究者・実践者が本書を推薦されており、原著に対する期待が大きいことがわかります。コーチング心理学を国際的に立ち上げたパイオニアの方たちが執筆している点にも特徴があります。さらに、本書は、国際コーチング心理学会でのワークショップ、国際機関や大学などで、世界中のコーチング心理学コースで必須の入門書として、積極的に採用されております。(ISCP,Centre for Coaching, International Academy for Professional Development, National Academy of Coaching Psychology など)コーチング心理学ガイドブック(日本語版)《日本語版の特徴》■監訳者・訳者の印税(初版)をなくすことでより低価格で販売。監訳者・訳者の印税(初版)をなくすことで、専門の翻訳書としては、低価格で提供となります。■【豆知識・解説を追加】わかりやすくするため、単語解説などの豆知識を追加しました。辞典・辞書的にも役立ちます。■【心理尺度〈日本語版〉の追加】監訳者・訳者が、翻訳してきた「コーチング心理学」で活用できる心理尺度などを追加しています。■【ブックカバーは、原著と同じデザイン】ブックデザインは、原著と同じデザインを許可得て、一部採用しています。■【日本の現状などについても追加】倫理など基本的な内容に関して、日本に関しての情報を追加《対象読者》コーチング実践者、カウンセラー、教育関係者、学習支援者、キャリアコンサルタント、心理学者、医師、看護師、公認心理師、臨床心理士、精神保健福祉士、社会保険労務士、社会福祉士、理学療法士、作業療法士などリハビリテーション支援者、アスリート、若者支援者、研修講師、インストラクター、ビジネスコンサルタント、士業、HR・人事関係者、対人支援職に携わっている方など、すべての方に!【書籍概要】タイトル:コーチング心理学ガイドブック著者 :シヴォーン・オリオーダン 編著スティーブン・パーマー 編著徳吉 陽河(監訳)、森谷 満・フジモト マナブ(訳)発行 :北大路書房発売 :2023年5月1日定価 :4,620円(税込)判型 :A5判 336ページISBN :9784762832215【Amazon予約サイト】: 《原著者プロフィール》シヴォーン・オリオーダン(Siobhain O'Riordan)公認心理学者、公認科学者。国際コーチング心理学会(ISCP)の創設委員長およびフェロー。Association for Business Psychology(ビジネス心理学協会)のプリンシパルプラクティショナー、International Stress Management Association UK(英国国際ストレスマネジメント協会)のフェロー、Association for Coaching(コーチング協会)のメンバー、Coaching Psychology InternationalとInternational Journal of Coaching Psychologyの編集者。スティーブン・パーマー(Stephen Palmer)元ロンドン大学教授。コーチング心理学の分野における代表的なパイオニアの一人である。英国ストレスマネジメントセンター創設者。ISCP国際コーチング心理学研究センターのコーディネーターであり、ロンドンのCentre for Coachingの創設者でもある。International Society for Coaching Psychology(国際コーチング心理学会)の名誉会長およびフェロー。『Handbook of Coaching Psychology』などに携わる。さらに、Coaching Psychology(Routledge)などの書籍シリーズの編集を行っている。50冊以上の書籍を執筆・編集し、250以上の記事や内容を発表している。《監訳者・訳者のプロフィール》徳吉 陽河【監訳者】徳吉 陽河(とくよし・ようが)一般社団法人コーチング心理学協会 代表理事・講師、一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会 代表理事・講師。専門分野は、コーチング心理学、ポジティブ心理学、キャリア心理学、認知科学など。資格は、コーチング心理士、公認心理師、キャリアコンサルタント、ポジティブ心理療法士、認定心理士(心理調査)など多数。クライエントやコーチ・カウンセラーがお互いに前向きになるようなウェルビーイングや能力の向上、自己成長の支援を行っている。海外の様々なワークショップや学会などに参加し、様々な心理学、心理療法、コーチングを学ぶ。大学・看護学校などでの講師を経て、現在は、現場に役立てるため、社会人に向けて「コーチング心理学」や「ポジティブ心理学」に関わる実践・研究、普及の活動を行っている。大学、高校、教育支援センターなどの教育機関、若者サポートステーション、就労支援施設、社会福祉協議会、リハビリテーションなどに関わる医療機関などの講師。外資系・国内大手製造業、販売・接客業、人材サービス業の団体などでの研修の講師なども担当している。著書に、『コーチング心理学ハンドブック』(分担翻訳、金子書房)、『ナラティヴ・セラピー・ワークショップ Book I』(分担執筆、北大路書房)、『ポジティブ大全』(総合法令出版 予定)。森谷 満【訳者】森谷 満(もりや・みつる)北海道医療大学予防医療科学センター教授、北海道医療大学病院 内科 心療内科、日本心療内科学会理事、日本心身医学会代議員、日本医師会認定産業医。American College of Physicians Japan Chapter Physician's Well-being Committee、日本歯科心身医学会理事、コーチクエスト認定プロフェッショナル・ウェルネス・コーチ、一般財団法人生涯学習開発財団認定プロフェッショナル・コーチ。専門は、コーチング心理学と解決志向アプローチの医療への応用。著書に『コーチング心理学概論第2版』(分担執筆、ナカニシヤ出版)、『ポジティブ心理学コーチングの実践』(分担執筆、金剛出版)、『医療現場の燃え尽き症候群(バーンアウト)』(分担執筆、金芳堂、出版予定)がある。フジモト マナブ(ふじもと・まなぶ)立命館大学教育開発推進機構 教授/コーチング心理士。専門は社会心理学、特に対人行動学。コミュニケーションスキル、グループディスカッション、対人関係、チームワークに関する基礎研究と実践活用に取り組んできた。近年は医療の質安全の向上を目標に、医療者のノンテクニカルスキルおよび破壊的行動に関する研究に専念している。著書に『心をつかめば人は動く』(単著、ナカニシヤ出版)、『心理学少年』(単著、Kindle ダイレクト・パブリッシング)他がある。【Amazon予約サイト】: 『監訳者からのコメント』※監訳・訳者には、印税(初版分)は入りませんので、気軽に手を取っていただければ幸いです。※どうしても、一般書よりも、翻訳書は高くなっており、申し訳ございません。実は、海外の書籍と比べても価格が安くなっております。海外の情報をわかりやすく知るチャンスです。海外の専門書は、6,000円~20,000円が相場であり、北大路書房(出版社)のご配慮いただき、低価格となっております。この機会に多くの方に手にとっていただければ幸甚です。コーチング心理学では、科学的なエビデンスや物語るナラティヴを大切にしており、コーチングだけでなく、リーダーシップとして、同僚・部下・上司へのサポート、人間関係の理解に役立ち、さらに、AIを活用する際に役立ちます。どんなにAIが発展していっても、最終的には、あなた自身の「思考」と「行動」が重要となっております。また、コーチング心理学のアプローチを学ぶことは、エンゲージメント、モチベーション、コミュニケーション、メンタルヘルスの向上、日常生活・仕事に対する成長に役立ちます。【Amazon予約サイト】 : 【特別紹介ページ】 : 【北大路書房 紹介ページ】: 【団体HP】 : ■一般社団法人コーチング心理学協会について【団体概要】(*ここに協会ロゴマークの追加))本社所在地: 東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2FHP : 【事業内容】「コーチング心理学」を社会的な実践に活かすために設立された団体。コーチング心理学やポジティブ心理学など、統合的に活用し、個人、組織や社会の持続的成長、ウェルビーイング、モチベーション、パフォーマンス、エンゲージメントの向上を目指している。科学的なエビデンスと物語るナラティヴの両方を重視し、教育・産業・福祉・医療・社会への貢献。上記に関わるコミュニケーション技術の向上、ポジティブなメンタルヘルスの支援を行っている。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月31日人生のミッションをテーマにした講座・コーチングを行う合同会社春の日工房(所在地:東京都世田谷区、代表社員:中尾 道)は、コーチ・セラピストが収益化できる新サービス、高単価コーチングパッケージの資格取得とプロモーション制作を一括でできる新サービス「ミッションマップ・コーチング・コンプリートパッケージサービス」の提供を3月25日(土)に開始します。サービス概要・世界観「ミッションマップ・コーチング・コンプリートパッケージサービス」URL: ■提供背景コーチ・カウンセラー・セラピストの本業化を目指す方々にとって、収益化への大きな壁となるのが、「商品作り」と「集客」の2つの壁です。このミッションマップ・コーチング・コンプリートパッケージサービスは、非常に付加価値の高いコーチングプログラムを体得し、パッケージ販売できる認定トレーニングに加え、プロモーションに効果的なページ制作・動画制作を、一連の総合サービスとして提供する、ライフコーチ・プロコーチを志す大切な仲間の皆様への応援プログラムです。■サービスの特徴ミッションマップ・コーチング・コンプリートパッケージサービスには以下のサービスがすべて含まれています。*高単価のコーチングプログラム「ミッションマップ・コーチング講座」ミッションマップ・コーチングは、たった一冊で宿命・運命・使命を読み解き、その人の持つ輝きと無限の可能性を引き出せる、極めて効果的なライフコーチング・プログラムです。下記資格認定トレーニングを受講後は受講生自身が販売パッケージとして提供できるようになります。このパッケージは当社が独自に開発し、これまで、のべ3,000名以上の方に受講いただき、ご参加の方から非常に高く評価いただいています。*「ミッションマップ・コーチング・資格認定トレーニング」この極めて効果の高いコーチングプログラムを、コーチ&セラピストに向けて体得可能にしたトレーニングプログラムを提供いたします。資格認定トレーニングそのものも、ミッションマップ・コーチングに基づいた設計を行っているので、ご参加の皆様に極めて再現性高く体得いただける内容です。サブスクリプションによる継続受講も可能となっているので、成約するまでコーチングスキル・セールススキルのチェック・フォローアップも行っていきます*「コーチ&セラピスト・プロモーション・クリエイティブサポート」コーチ&セラピストの収益化のもう一つの関門となるのが「集客」であり、そのためにはページ制作や動画制作が有効でありながら、これらマテリアルの制作には高い専門性が必要なため、集客フロー作りのボトルネックとなっています。本サポートは当社独自に開発した集客フローに基づいたページ制作・動画制作を専門家により代行するもので、資格認定トレーニングと合わせて、コーチ&セラピストの収益化への最短最速の一手となるプログラムです。■ご利用・申し込みの流れ*会員登録・体験受講の申込~個別面談まずはミッションマップ・コーチング講座の体験版のご受講をいただきます。体験講座は無料です。これは実際のミッションマップ・コーチング講座の本講座の最初の2時間を無料でお受けいただくことができます。ここで、自分に合っているかどうか、ジャッジしていただき、受講申し込み、もしくは個別の相談をお受けします。*入会後の流れ入会後は6つに分かれているプログラムにご参加いただきます。初めに受けていただく講座(クラスS)以外は順不同で受けていただけるプログラム構成になっています。ミッションマップ本講座概要図*ミッションマップ・コーチング・資格認定トレーニングの受講こちらもミッションマップ・コーチング講座と並行して受講が可能です。起業の仕方、LPや動画の原稿を書き進めながら、コーチング起業を最短・最速で行うことができます。セールスやプロモーションについても学ぶことができます。*コーチ&セラピスト・プロモーション・クリエイティブサポートの委託LP作成のための原稿・素材などが集まり次第、LP作成・動画作成を専門チームに委託し、コーチ・セラピストデビュー&成約となります。■サービス概要サービス名: ミッションマップ・コーチング・コンプリートパッケージサービス提供開始日: 2023年3月25日(土)申込方法 : 下記URLより体験受講の申し込み(無料)URL : ■会社概要商号 : 合同会社春の日工房代表者 : 代表社員 中尾 道所在地 : 〒154-0023 東京都世田谷区若林3-6-22設立 : 2006年6月事業内容: セミナー開催、教育事業、エンターテイメント資本金 : 10万円【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】合同会社春の日工房 ミッションマップ事務局TEL : 03-3418-8587MAIL: office@harunohi.net 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月24日~予約6ヶ月待ちの大人気ライフコーチによる、初の「紙上コーチング」で、 人生を切り拓く「7つの武器(スキル)」が身につく!~アップルシード・エージェンシー契約作家で、ライフコーチのボーク重子さんの新刊『人生・キャリアのモヤモヤから自由になれる大人の「非認知能力」を鍛える25の質問』が2月17日(金)にディスカヴァー・トゥエンティワンより発売されます。ボーク重子さんは「非認知能力」育成について日本での普及に貢献したパイオニアです。2020年の教育改革により、日本でも教育現場で「非認知能力」が重視されるようになりました。最近では、ビジネスの場でも注目されており、資格や知能テストなどのように数値化できないといわれる「非認知能力」を採用基準や人事評価などに取り入れる企業も出てきています。人生100年時代といわれる現在、少子高齢化による労働人口不足や、AIなどの技術革新、デジタル化による仕事の淘汰が取沙汰されています。5年後に自分の仕事がなくなるかもしれない-先行き不透明かつ不確実な時代に生きていく私たちは、どんなスキルを身につければいいのか、ロールモデルも見つけづらく、キャリア迷子や、生き方の正解を模索している人も多いと思います。そんな悩みを抱える人たちに向けて、ボーク重子さんが行う「非認知能力」のコーチングセッションは非常に人気で、予約半年待ちとなっています。本書は、ボーク重子さんが「大人の非認知能力」について書いた初めての書籍。読者に問いを投げかけ考えさせ、時にはワークシートを活用して行う「紙上コーチング」を実現しました。これからの時代、誰かの指示待ちや敷かれたレールの上を器用に歩く力ではなく、何があるかわからないけれど、「何が起こっても大丈夫な自分」をつくる力が大切だとボーク重子さんは言います。そのために必要な武器(スキル)の身につけ方を解説しています。■紙上「コーチング」によって7つの武器=非認知能力が身につく本書では、ボーク重子さんがこれまで修得した本場アメリカのコーチングメソッド、非認知能力育成スキル、科学的リサーチとデータ、論理的なビジネスツール等に加え、日本の文化的・慣習的背景を考慮して考案したスキルを収録。コーチングはスキル(行動)ベースだから結果が出るとボークさんは解説しています。各章「気づき→肯定→決断→行動」の4ステップを読み進めると必ず1つの武器=スキルが身につく構成となっています。【目次】第1の武器 「自己肯定感」ポジティブ思考を身につけ、ありのままの自分を受け入れる第2の武器 「自分軸」「他人軸の自分」から卒業して、人生の主導権を握る第3の武器 「成功体質」完璧主義と学習性無力感に別れを告げて、「できる自分」をつくる第4の武器 「主体性」「やりたい」を見つけて、好奇心を育む第5の武器 「オープンマインド」柔軟性を手に入れて、新しいやり方に目を向ける第6の武器 「共感力」巻き込む力を育み、「応援される自分」をつくる第7の武器 「偶然力(プランド・ハップンスタンス)」 「何となく+短期の人生設計」で、最高に自分らしいキャリアをつくる「第1の武器」から「第5の武器」まではどこから読んでも良く、すでに身につけていると思える武器の個所については読み飛ばしても大丈夫です。「第6の武器共感力」のみは全員必修で、「第7の武器」から始めるのはNGです。「今ある自分」から「なりたい自分」になるという目標達成のプロセスを支えるライフコーチ、ボーク重子さんの励ましの声も豊富で、思考と行動の書き換えをして非認知能力を高めるお手伝いをします。■「非認知能力」とは非認知能力とは、2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン教授が「人生の幸せと成功に学力よりも大きく寄与する能力」と証明した能力。読み書き、IQや資格など数値や基準によって測ることができない「目に見えない能力」ともいわれている。本書では、自己肯定感、自分軸、成功体質、主体性、オープンマインド、共感力の総称で、「生きる力」「人間力」とも呼べるものとしている。■『大人の「非認知能力」を鍛える25の質問』早期購入特典のご案内書籍を2月28日までにご予約・ご購入いただいた方から抽選で3名の方に、著者、ボーク重子さんの30分オンライン個人コーチング特典をプレゼントします。【特典内容】ボーク重子コーチの30分オンライン個人コーチング(5万円相当)を抽選で3名様にプレゼント※Zoomを利用したオンラインで、期間内に1回30分、ボーク重子コーチの1on1コーチングを体験いただけます。【申込締切】3月1日(水)15時まで【申込フォーム】 ※Amazon注文番号、その他サイトも書籍予約・購入時の注文番号をご準備の上、お申込みください。書店での予約・購入の場合は、購入書店名・レシート番号やご予約番号をご記入ください。【当選発表】厳正なる抽選の上、2023年3月10日(金)までに当選されたお客様のみにメールにてご連絡。【書誌情報】・出版社 : ディスカヴァー・トゥエンティワン・発売日 : 2023/2/17・単行本(ソフトカバー) : 250ページ・料金:1,760円(税込)・ISBN : 978-4799329306【著者プロフィール*ボーク重子】BYBSコーチング代表、 ICF会員ライフコーチ福島県生まれ。30歳目前に単独渡英し、美術系の大学院サザビーズ・インスティテュート・オブ・アートに入学、現代美術史の修士号を取得する。1998年に渡米、結婚し娘を出産する。非認知能力育児に出会い、研究・調査・実践を重ね、自身の育児に活用。娘・スカイが18歳のときに「全米最優秀女子高生」に選ばれる。子育てと同時に自身のライフワークであるアート業界のキャリアも構築、2004年にはアジア現代アートギャラリーをオープン。2006年、アートを通じての社会貢献を評価され「ワシントンの美しい25人」に選ばれた。現在は、「非認知能力育成のパイオニア」として知られ、140名のBYBS非認知能力育児コーチを抱えるコーチング会社の代表を務め、全米・日本各地で子育てや自分育てに関するコーチングを展開中。大人向けの非認知能力の講座が予約待ち6ヶ月となるなど、好評を博している。著書は『世界最高の子育て』(ダイヤモンド社)、『「非認知能力」の育て方』(小学館)など多数。本書は大人の非認知能力について書いた初めての著となる。人生・キャリアのモヤモヤから自由になれる 大人の「非認知能力」を鍛える25の質問 | ボーク 重子 |本 | 通販 | Amazon : BYBS Coaching by Shigeko Bork : 『大人の「非認知能力」を鍛える25の質問』早期購入特典のご案内 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月17日「そうじゃない」「左のスペースへ出せ」など指示命令ばかりのベテラン指導者の声掛けを受けている子どもたちから笑顔が消えた。まだU-8だしサッカーが嫌いにならないよう、改善してほしいけど何かアイデアはない?と悩むコーチからご相談。今回も、ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、ベテランコーチとの対立リスクを避け、少しずつ改善するための方法を伝授します。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<主要メンバー病欠により苦肉の策で「勝つための作戦」を授けたが、そのやり方は間違いか。指導者としての選択を教えて<お父さんコーチからの質問>「そうじゃない」「ちがーーう」「もっと前」「左のスペースへ出せ」等の指示命令コーチングをされる定年を迎えたコーチ歴が長い指導者がいます。試合や練習時のミニゲーム中にこのような声かけをされた子どもたち(U-8)からは笑顔がなくなり、楽しくサッカーができていません。半年ほど前に、このような声かけではなく子ども達が良い判断でプレーしようとしたときにそれをまずは認めてあげて肯定してあげるような声かけをお願いしたのですが改善されず困っています。この年代に期待して張り切っているようですが保護者さんからの反応も良くなく。一部の子は聞く耳持たず「また何か言ってるわ」程度で受け流す事ができるのですが、全員がそうではないのでフォローが大変です。そのコーチの方がいないときは笑顔でサッカーをおもいっきり楽しんでいるので少し安心なのですが、このまま改善されないとサッカーが嫌いになってしまわないかと心配です。何か改善方法のアイデアはないでしょうか。<池上さんからのアドバイス>ご相談ありがとうございます。過度な指示命令は、子どもが自分で考える機会を奪ってしまうことになりかねません。ご相談者様が指摘されているように、子どもたちが委縮してしまい楽しくサッカーができなくなるのは避けたいものです。では、どうすればいいのでしょうか。■新しい学びを得た指導者たちが未来を変えていく可能性がある私がかかわっている地域のサッカー協会では、子どもたちを指導する人たちを対象にした独自のライセンス制度を設けています。そこで私はスクールマスターとして講習会を行っています。参加者は中堅から若いコーチが多いようです。彼らは変化が非常に早く、それぞれの学びたい気持ちが伝わってきます。今まではこうしていたけれど、実はそれは間違っていたのだとすぐに認めることができます。良い傾向だと思います。一方で、ベテランの人たちはこのライセンス制度にはあまり興味を示さないようです。制度運用を進める人たちにとって悩ましいところでもあるのですが、そのような変化を好まない人たちと、新しい学びを獲得した若い人たちがつながってくれると新しい未来が開けそうです。若い人たちが少しずつ働きかけてくれれば、今後5年くらいの期間の間に変化できる可能性は大いにあると考えています。サカイク公式LINEアカウントで子どもを伸ばす親の心得をお届け!■リスク回避のためにもお伺いを立てるような言い方で少しずつ働きかけようご相談者様も、ぜひ少しずつ働きかける感覚でこの問題に向き合っていただけるといいなと思います。基本的には、このベテランの指導者と話し合う必要はあるでしょう。ただし、議論が決裂するなどすれば、もしかしたら自分がチームをやめなくてはいけないことにもなりかねません。残念ながら日本は、意見が違う者同士がすぐに対立してしまう傾向があります。特に、ベテランの方が「若いくせに」とはじき出されてしまう文化があります。もしご相談者様が「このクラブから出てもいい」と思うなら、きちんと方法論を話し合えばいいと思いますが、そうでないのなら、そういったリスクを回避するためにこのベテランコーチに対し少しずつ働きかけてください。例えば、ここはこうじゃないでしょうか?とお伺いを立てるような姿勢で聞いてみます。あくまでも「こういうやり方もありますね」という言い方です。■「○○のところはやれてるよ」など、子どもたちを肯定する言葉をかけるほかにも、このコーチが「そうじゃないだろう」とか「こうしろ」といった否定や指示命令的な声をかけているときに、ご相談者様たちが「いいぞ。うまくいってるぞ」とか「大丈夫だよ」「○○のところはちゃんとやれてるよ」などと言ってあげると、子どもたちは自分たちは肯定されていると感じます。また、「そうじゃないだろう」という否定は抽象的な声なので、私ならそんなときに「今、何見てた?」とか、例えば「左のスペースは見えてる?」と問いかけます。もしくはプレー後などに子どもに説明してあげましょう。いまこうなっていたけど、なぜだかわかる?そんなうに対話して「これはどう?」「どう思う?」と子どもに決定権をもたせましょう。ずっと指示されていると子どもは考えなくなるので、考える力を耕す役目を担ってあげてください。■支持を分解して伝えると同時に、他の選択肢があることも示すコーチが指示していることの意味を恐らく子どもたちはあまり理解していません。したがって、そこを分解して伝えるのと同時に、それがわかったうえでほかにも選択肢があることを伝えてください。「君たちならどうする?」「ほかにどんな方法がある?」「どうしたいと思った?」そんなふうに問いかけ続けていると、「いまこうだったから、コーチに言われたところにはパスできなかった」などと自分の主張を言えるようになるかもしれません。そんなふうに言えたり、考えられる子どもをぜひ育ててください。■教員を目指す大学生でさえ、自分で考える経験が少ない(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)私は、将来教員を目指す学生が通う大学で講義をしています。授業で「運動部の顧問になったときにどんな目標を立てますか?」とか、「教員になったときにどんな生徒に育ってほしいですか?」といったタイトルでレポートを書いてもらったことがあります。すると、学生たちは「持ち込み可能ですか?」と尋ねてきます。つまり、書籍などを参考にしていいかというのです。私はこう答えました。「OKだよ。何でも持ち込んでいいよ。ただ、そこを見ても答えは載ってないよ。なぜなら、レポートには自分の考えを書かなきゃいけないからね」すると、学生たちは「えーっ!めっちゃ大変!」と慌てていました。自分の考えを述べる。構築するという経験をあまりしていないようです。このことはスポーツ指導の現場にも大いに問題があると私は思います。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2023年02月10日中国語コーチング(PaoChai)をオンライン完結で展開する株式会社Rungar(本社:東京都新宿区西新宿、代表取締役:冨江 恭直)は、2023年2月1日(水)~2月28日(火)に、PaoChaiオンライン中国語コーチングのサービス開始3周年を記念し、期間中に新規お申し込み頂いた方を対象に受講料が2万円オフとなる「3周年記念キャンペーン」を実施いたします。3周年記念キャンペーン■キャンペーン概要・キャンペーン期間:2023年2月1日(水)より2月28日(火)まで・対象 :キャンペーン期間内に新規で受講のお申し込みをされた方・内容 :受講料より2万円引き※他の割引との併用はできません。■PaoChaiオンライン中国語コーチングとはPaoChaiオンライン中国語コーチングとは“会話できる”中国語力を目的に、2ヶ月から6ヶ月の短期で、中国語<学習自走力>(※1)を身につけ、飛躍的に中国語力を高める全面的な学習サポートサービスです。一人ひとり異なる学習者に合ったSMART目標(※2)を設定、パーソナル学習プランを策定し、1ヶ月に60~90時間という短期集中型の学習で結果を出します。受講期間中は、毎週の専属コーチによるビデオ通話によるコーチングセッション及びレッスンに加え、毎日(1)習得状況のチェック、(2)質問し放題への回答、(3)学習進捗管理の全面的なサポートを提供いたします。※1:中国語<学習自走力>とは、発音と文法の基礎固めを終え、中国語で会話できるようになるための効率的且つ成長実感のある学習法を身につけた状態のことで、PaoChaiではその確認テストを実施しています。※2:Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Related(目的に関連している)、Time-bound(時間制約がある)を満たした目標のこと。PaoChaiでは受講開始時に、学習者は専属コーチと相談しSMART目標を設定します。現在のレベル、中国語を学ぶ目的、具体的な目標、コミットできる時間などから総合的に検討します。サービス名:PaoChai(パオチャイ)オンライン中国語コーチング 中国語独学完全マップ 中国語独学完全マップ【株式会社Rungarについて】株式会社Rungarは「異なるを楽しく」をモットーに、「異なる」ことを多くの人々が楽しめる世界の実現に貢献します。教養を「異なる世界を生きている人とのコミュニケーションを楽しむ力」と定義し、教養を身につけ発揮する機会を提供します。所在地 : 東京都新宿区西新宿3丁目3番13号代表者 : 代表取締役 冨江 恭直URL : 事業内容: 日中間コミュニケーション領域のサービス開発・運営・日本語母語話者向け中国語コーチング・中国語母語話者向け日本語コーチング・日中の個人同士によるコミュニケーションサービス 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年02月01日株式会社ポジティビティ(所在地:広島県広島市、代表:松岡 タカノリ)は、親子で本物の自己肯定感と心の回復力(レジリエンス)を育む『子どもと育つ!コーチング式子育てのガッコウ』1dayオンライン基礎講座の12月度の参加受付を開始しました。講座内容は株式会社ポジティビティが作成した「3つのよいことノート」を活用して、レジリエンスと本物の自己肯定感を親子で育む具体的な手法を学べるオンラインの基礎講座です。また12月度・1月度の講座参加者には特典として、レジリエンストレーニングを実施した経験が詰まった「3つのよいことノート」シリーズのうち「MaSCEA」1冊(1,320円)をプレゼントいたします。レジリエンス講習■サービス提供背景<自己肯定感の低い国・日本>日本の若者の大きな社会問題のひとつとして、「不登校・自殺問題」が挙げられます。「不登校・自殺問題」が絶えない要因として「自己肯定感」の低さが考えられるでしょう。そこにコロナ禍の影響も大きく影響し、この2年間でより不登校児童が増加傾向にあります。これらの課題解決に必要なのはレジリエンスを含めた「非認知能力の向上」こそが青少年の自殺の多さやいじめ、さらには会社でのハラスメントなどの社会問題を解決する最適な方法と考えています。<大人のレジリエンスと自己肯定感の低さ>代表・松岡がレジリエンストレーナーとして独立して気づいたのが、本来、子どもたちの自己肯定感やレジリエンスなどの非認知能力を高める立場にあるお母さんや、学校の先生の「本物の自己肯定感」がとても低いということです。これではいくら子どもたちが自分で自己肯定感を高めようとしても、周囲の大人が障害になってしまうため、子どもたちだけではなく親子で一緒に「本物の自己肯定感」を高める必要があると考えています。親子の本物の自己肯定感を高めるために「3つのよいことノート」という交換ノートを作成し、そのノートを活用した具体的なコミュニケーション方法を教える『子どもと育つ!コーチング式子育てのガッコウ』1dayオンライン基礎講座を開始することにいたしました。■「3つのよいことノート」特徴(1) 3つのよいこと(three good things)を行う効果3つのよいこと(three good things)は、ポジティブ心理学の介入法の1つで、ポジティブ心理学の創始者の一人、ペンシルバニア大学心理学教授のマーティン・セリグマン博士が開発し、論文で効果を実証しています。3つのよいことを6か月間続けると、長期にわたって幸福度が向上し、抑うつ傾向が抑えられる結果が示されています。(2) 他の介入法の効果も取り入れたノート「3つのよいこと」の他に、「感謝日記」や「感謝の手紙」などの介入法の効果も取り入れています。「感謝日記」とは、1日を振り返り、感謝の気持ちを感じた出来事を日記に書き、「感謝の手紙」は、感謝を表したい人に向けて感謝の手紙を書くワークです。いずれも「3つのよいことノート」と比べると長期間にわたる効果は小さいのですが、幸福度が向上し、抑うつ傾向が下がる効果が実証されています。(3) 心理学的にレジリエンスも強化する効果がある「3つのよいこと」を開発したマーティン・セリグマン博士は、レジリエンスの研究でも有名で、博士が開発したレジリエンストレーニングプログラムは、米国海軍兵学校や有名企業の人材教育に導入されています。その重要なプログラムは、認知行動療法の理論を応用したネガティブ感情のコントロール法です。「3つのよいことノート」は、ネガティブ感情のコントロール法を取り入れ、1日の嫌だったことなど、ネガティブな感情になったことを書いてもらい、親や周囲のサポーターがコメントを返すようにしています。そうすることで、ネガティブ感情のコントロールができ、レジリエンスが高まるようになります。■『子どもと育つ!コーチング式子育てのガッコウ』1dayオンライン基礎講座 概要開催日: <2022年12月分>12/16(金)、12/17(土)、12/18(日)、12/23(金)、12/25(日)、12/26(月)<2023年1月分>1/14(土)、1/15(日)、1/28(土)、1/29(日)時間 : 1~1.5時間(詳細・お申し込みはリンク先LPをご覧ください。) 受講料: 3,000円特典 : 「3つのよいことノート MaSCEA」1冊※開催前に自宅に郵送受講者: お母さん(またはお父さん)催形式: オンライン開催日: 毎月4~5回開催(予定)■講師プロフィール松岡 タカノリ(まつおか・たかのり)・株式会社ポジティビティ代表取締役・認定エグゼクティブレジリエンストレーナー・認定ポジティブ心理学コーチ・経営学修士(MBA)累計販売部数1,000万部超の文部科学省検定教科書を手がけた元敏腕編集者。自身の社会人経験を踏まえ、レジリエンストレーナー&コーチとして独立起業し、企業向けレジリエンストレーナーとして活動中。延べ100社1万人のビジネスパーソンへレジリエンストレーニングを実施した実績をもつ。■会社概要商号 : 株式会社ポジティビティ代表者: 松岡 タカノリ所在地: 〒733-0025 広島県広島市西区小河内町2丁目1番30-4-1004URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月30日オンライン中国語コーチングPaoChai(パオチャイ)を提供している株式会社Rungar(本社:東京都新宿区西早稲田、代表取締役:冨江 恭直)は、新規の受講生を対象に、より確実に中国語学習に成功してもらうべく、中国語の<学習自走力>成果保証制度を2022年7月27日より開始しました。■中国語<学習自走力>成果保証とはPaoChaiオンライン中国語コーチングでは、長期的に取り組む必要のある第二言語習得(語学)において、学習の早い段階で<学習自走力>を獲得することが、中国語の習得効率を高め、成功に導く鍵だと考えています。中国語<学習自走力>とは、発音と文法の基礎固めを終え、中国語で会話できるようになるための効率的且つ成長実感のある学習法を身につけた状態であり、PaoChaiでは、そのための確認テストを受講期間中に実施しています。PaoChaiでは、まずは、やれば(学習の時間をしっかり取れば)確実に中国語力を高めていける状態を作ることが、中長期的に遠回りせず、学習におけるリターンを最大限高めることができると考えています。初心者でも学習量を充分に取ることができれば、最短2ヶ月で<学習自走力>を身に付ける地点まで到達できる可能性があります。中国語の学習自走力中国語<学習自走力>成果保証とは、受講期間内に学習自走力の確認テストにクリアしなかった場合、最長1ヶ月の延長サポートを無償で提供する制度です。※結果には個人差があり、効果を保証するものではありません。※新規でご受講する場合、受講期間により保証内容が異なります。※確認テストや延長サポートの詳細については、無料カウンセリングでお問い合わせください。※<学習自走力>成果保証制度は、2019年12月にリリースから提供していたサポート延長保証制度の内容及びネーミングの調整を行ったものです。基本的な内容は当初より変更ございません。■PaoChaiオンライン中国語コーチングとはPaoChaiオンライン中国語コーチングとは“会話できる”中国語力を目的に、2ヶ月から6ヶ月の短期で、中国語<学習自走力>(※1)を身につけ、飛躍的に中国語力を高める全面的な学習サポートサービスです。一人ひとり異なる学習者に合ったSMART目標(※2)を設定、パーソナル学習プランを策定し、1ヶ月に60~90時間という短期集中型の学習で結果を出します。受講期間中は、毎週の専属コーチによるビデオ通話によるコーチングセッション及びレッスンに加え、毎日(1)習得状況のチェック、(2)質問し放題への回答、(3)学習進捗管理の全面的なサポートを提供いたします。※1:中国語<学習自走力>とは、発音と文法の基礎固めを終え、中国語で会話できるようになるための効率的且つ成長実感のある学習法を身につけた状態のことで、PaoChaiではその確認テストを実施しています。※2:Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Related(目的に関連している)、Time-bound(時間制約がある)を満たした目標のこと。PaoChaiでは受講開始時に、学習者は専属コーチと相談しSMART目標を設定します。現在のレベル、中国語を学ぶ目的、具体的な目標、コミットできる時間などから総合的に検討します。サービス名:PaoChai(パオチャイ)オンライン中国語コーチング 中国語独学完全マップ 中国語独学完全マップ■株式会社Rungarについて株式会社Rungarは「異なるを、楽しく」をモットーに、「異なる」ことを多くの人々が楽しめる世界の実現に貢献します。教養を「異なる世界を生きている人とのコミュニケーションを楽しむ力」と定義し、教養を身につけ発揮する機会を提供します。所在地 :東京都新宿区西早稲田1-22-3早稲田大学アントレプレナーシップセンター12室代表者 :代表取締役 冨江 恭直事業内容:日中間コミュニケーション領域のサービス開発・運営・日本語母語話者向け中国語コーチング・中国語母語話者向け日本語コーチング 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月27日「早く起きなさい」「宿題しなさい」「いいかげんゲームをやめなさい」などなど。つい口をついて出る「しなさい」の言葉。しかし本音を言えば親だって、言いたくて言っているわけではありませんよね。そんな親のお悩みに目からウロコのアドバイスを与えてくれるのが、ボーク重子さんの 『しなさいと言わない子育て』 (サンマーク出版)です。世界中の親たちから信頼を集める非認知能力育児のパイオニア、ボーク重子さんが提案するのは、子どもたちが大人になってからも人生に不可欠な能力を育んでくれる子育て術。変化の激しい社会を生き抜く子どもたちを育てるヒント満載の子育てバイブルとも言える一冊です。ボーク重子(ぼーくしげこ)さんShigeko Bork BYBS Coaching LLC代表、作家、ICF会員。米・ワシントンDC在住。2004年、アジア現代アートギャラリーをオープン、2006年、ワシントニアン誌上でオバマ前大統領(当時は上院議員)と共に「ワシントンの美しい25人」のひとりとして紹介される。2017年、一人娘であるスカイが「全米最優秀女子高生コンクール」で優勝、多くのメディアに取り上げられた。現在は、日米で講演・執筆活動中Instagram: @shigekobork Youtube: ボーク重子 Official Channel ■「しなさい」のひと言が子どもの大切なものを奪っている…!?「しなさい」と言われるから「しない」子が育つ、そう明言するボーク重子さん。本書でも、そもそも「しなさい」と言うことは、子どものやる気を失わせ、反発を招く行為であると説明します。では、「しなさいと言わない子育て」とは一体どんなものなのでしょうか?それは子どもに対して、「これはどう?」「やってみようか」という提案型の声かけを行うこと。例えば帰宅後、いつもランドセルを片付けないわが子に「片付けてみよっか」と声かけを変えてみたら…? 「しなさい」ではなく、「やってみようか」と意思決定権や選択肢を与える声かけをすることは、「自分のやりたいことを自分で決めてやる楽しさ」「やれる自信」「自分自身をありのまま受け入れる肯定感」を感じながら成長できるのだそう。つまりは「しなさい」と言わない子育ては、単に親がラクできるというのではなく、子ども自身の主体性や自己肯定感、粘り強さ、忍耐力、回復力ーーいわゆる「非認知能力」を育むことにもつながるのです。そんな子どもたちの「非認知能力」を開花させるのに親ができることが、「環境づくり」。本書では、非認知能力のパイオニアとも言われるボーク重子さんによる子育ての大原則である、以下4つの環境づくりを解説します。【非認知能力を開花させる4つの環境づくり】・親が「しなさい」と言わない環境 →自己肯定感を育む・プログラムしすぎない環境 →主体性を高める・親がやりすぎない環境 →自分でできる子を育む・我慢せずとも自制心が育つ環境 →自分で自分を管理できる能力を育むでは「しなさい!」だらけの子育てからどのように脱却すればよいのでしょうか?よくありがちな困ったお悩みに沿って、そのヒントを一部ご紹介します。■親がわが子を「できない子」にしている…!? 「自分でできる子」を育てるポイント思うようにできないわが子に対して、つい手を出しすぎてしまう経験はありませんか? しかし、親が先回りして完璧な対応をすることは、「子どもから学びと成長を奪うこと」になると本書は警告します。しかも子どもが「できない」のは、年齢や能力の面であきらかにできない以外は、以下の4つのうちのどれかだといいます。【子どもができない理由4つ】・これまでやったことがない・やり方を知らない・教えてもらってない・慣れていない要するに子どもの「できない」は、「やればできるようになる」ということ。やっていくうちに上達して、どんどんできるようになるのです。しかし、親がやりすぎることで、子どもはいつまでたってもできるようにはなりません。上記のように子どもは「できない」のではなく、「これまでやったことがない」「やり方を知らない」のであれば、やり方を学び、やり方に慣れればいいだけと本書は伝えます。ではどうやって…?その鍵となるのが、目標達成のために計画を立て、実行して達成するという「実行機能」という力。つまりは計画性や実行力とも言い表せます。さらに「実行能力」は、普段のお手伝いやお誕生日会のイベントなどの機会を使って、高めることができるといいます。しかし実行機能を伸ばすためには、大人がまず枠組みを作ってあげることが重要。はじめての作業に取り組むときは、まず「作業の細分化」を行うことがポイントです!【細分化の順序】目標を設定します。「いつまでに、〇〇をやる」どのような作業が必要か、書き出しますどの作業で必要な情報は何かを書き出します次にいつやるか、いつまでにやるかを書き出しますやったらチェックしますさらにポイントは、親がやり方を教えるのではなく、親も「一緒にやる」こと。週末のお出かけの計画など、親子で一緒に目標設定〜計画〜実行までを行うことで、徐々に子どもたちもコツをつかみ、「私はできる」という自信が子どもの主体性につながります。これまではつい親が口出ししていた学校の準備など、子どもが自分でできないと困るタスクは、やり方を見せ、親から子どもへとタスク移行を行いましょう。たとえば、「ボタンをとめる」という小さなタスクに関しても、こんな風に…!はじめは不慣れなわが子を前にヤキモキするかもしれません。しかしぐっとこらえ「見守る」ことが、「自分でできる子」に育てる一歩になるというのです。 ■「いつまでゲームしてるの?」と言わなくていい“しつけ”って?ゲームや動画を楽しむ機会が多い現代の子どもたち。放っておいたら何時間も没頭してしまうケースも多く、親としてはつい声を荒げてしまうこともあるのではないでしょうか。とはいえ、「ダメ」と言っても、子どもは簡単にはやめてくれないからこそ悩みのタネに…。では一体どうしたらよいのでしょうか?まず始めに取り組みたいのが、「ルールを子どもと一緒に決めること」。親が勝手にルールを決めてしまえば、「叱られないために守る」ものとなってしまい、「叱られないためにどうするか」ばかりに考えが向くようになります。そうではなく、自分でルールを決定し、そのルールを守ることで子どもたちは日々自信と達成感を味わえるというのです。それでもゲームがやめられない場合に本書が提案するのが「インターバルトレーニング」です。インターバルトレーニングとは、「短い時間で異なるタスクを交互に行う、集中力と自制心を高めるとトレーニング」のこと。小学生低学年なら、15分ゲームをやったら、次は宿題を15分、そしてまたゲームを15分…というように交互に繰り返しながら15分を過ごします。これを繰り返すことで、先を見越す力が自然とつき、「今はゲームができなくても、15分間宿題をしたらゲームができる」=「これをやったあとにはいいことが待っている」と自然に思えるようになるといいます。さらにもう一点、本書が提案しているのが、「自制心は我慢ではなく、先を見越す力」という考え方。自制心は「我慢」ではなく「楽しんで」身につけることがポイントです。しつけは「やらされる」ものから、「自己管理」へ。そのためにも、子どもたちが納得したうえで、自分たちでルールを作ることが大切なのです。そのほか本書では、つい親が曖昧に濫用しがちな「ちょっと待ってて」の上手な使い方や、子どもの「これ買って」攻撃への対応策など、親が日々直面する課題に対する回答が切り口鋭く解説されています。最近ガミガミ言い過ぎかな…とお悩みの方も、普段の育児に取り入れるだけで子どもとの時間が変わる“魔法のスパイス”のような本書をぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。 \ Amazonで買う /『しなさいと言わない子育て』 『しなさいと言わない子育て』ボーク重子著(サンマーク出版)1,400円(税抜) 日常にあふれる「しなさい」という言葉。これを言わずにすむならば、どんなに気持ちが穏やかでしょう。でも、それをかなえる子育て法があります。「しなさいと言わない」ことから始まる、新しい親子関係を試してみませんか?
2022年07月15日【悩みを抱え込んでいませんか?】コーチングのプロが教える孤独にならないための心構え最近は感染状況が落ち着いてきたとはいえ、コロナの影響で学校や会社に行く機会が減ったり、友人と疎遠になったりして、コロナ前より人との関わりが少なくなった方も多いのではないでしょうか。2021年に「孤独・孤立対策担当相」が新設されたことからも明らかなように、いま、孤独が社会問題となっています。孤独になると、自分の悩みを抱え込んでしまい、ネガティブな気持ちでいっぱいになってしまうケースは多いでしょう。一方で、悩み事があっても、ひとりでも心でつながっている人と思えるが人がいれば、自分はひとりぼっちじゃないと思うことができて心強いですよね。孤独にならないためには、『「自分への問いかけ」を変えること』が必要だとトラストコーチングスクール代表でキャリアコーチの馬場啓介氏は述べます。今回は、同氏の新刊『迷ったら、自分を好きでいられるほうを選べばいい』 より、孤独にならず、人とのつながりを感じられるようになるアドバイスをご紹介します。※以下、本文より抜粋いつもひとりだと寂しいよね━━━ひとりと孤独は違うんだよ今、世界中で社会問題になっている「孤独」。年配者のみならず、子どもや若者、母親の孤独も深刻化しています。「孤独も悪くない」なんてメッセージを目にすることもありますが、断言します。孤独で良いことはひとつもありません。「孤独」と「ひとり」は違います。ひとりで生活をしている人が孤独なわけではありません。事実、家族と一つ屋根の下で生活している人にも、孤独を感じている人はたくさんいます。逆に、ひとりでも大切な人たちと「心」でつながっている感覚がある人は、決して孤独ではないのです。では、どうしたら「孤独」を感じてしまうのでしょうか。それは、「自分を感じなくなってしまった時」です。「どうして私はこんなにダメな人間なんだろう……」「僕なんて生きている価値はない」などと、自分で自分をいじめ、否定し、自分の心の声をきちんと聴いてあげられなくなった時に、人は本当のひとりぼっちになり、孤独を感じるのです。孤独の怖いところは、人にも感染させてしまうことで、周りの大切な人にも悪影響を与えてしまいます。孤独にならないためには、「自分への問いかけ」を変えること。自分を責めるつぶやきは意識して減らし、日々、自分の小さながんばり、成長をきちんと自分で褒める努力をすること。それを自分のためではなく、産んでくれた親、支えてくれている人、愛する人のために行ってください。私の存在価値って何だろう……━━━ないよ。単体ではね人は自分の存在価値を、他人との比較や、他人の評価で感じようとします。それがもっとも簡単な方法ではあるので仕方がないことですが、とても不安定で曖昧な価値基準とも言えます。他人に自分の価値判断を委ねていたら、自分の価値はいつまでたっても安定しません。では、基準や評価を他人に頼らない、自分の価値とは、どのように考えればいいのでしょうか。それには、「自分単体には価値はない」ことを知ればいいのです。自分とは、「自」然から「分」かれた存在と書きます。語源説はさまざまですが、自分とは、自然の一部でしかありません。家族の一部であり、町、国、地球の一部でしかありません。ただ、一部であるということは、自分がいるから今の家族があり、町、国、地球、そして宇宙があるとも言えます。仏教に「諸法無我」という言葉があります。「すべてのことはお互いが影響し合い、何一つとして単体では存在していない」という意味です。この考え方は、最新の科学である量子論でも証明されはじめているそうです。すべては互いに関係し合って存在し、価値を生み出しているわけです。要するに「私の存在価値は?」なんて問い自体、おこがましくもズレた問いであり、「自分は誰かと価値を生み出すために必要不可欠な存在である」とまず知ることです。そして、「どんな人と関わり、どのように価値を生み出していこうか?」と考えながら生きることで、自分の存在価値に自分で気づけるようになるのです。著者プロフィール馬場啓介(ばば・けいすけ)著者:馬場啓介トラストコーチングスクール代表/マザーズコーチングスクール代表1980年、鹿児島生まれ。法政大学法学部卒。米国留学後、外資系人材サービス会社を経て株式会社コーチ・エィ入社。トップトレーナーとして国際コーチ連盟の試験官も務める。2009年トラストコーチングを設立。経済産業省や大手企業の人材育成担当を務める傍ら、「誰もがコミュニケーションを学ぶ文化を創る」をミッションに、国内外に累計約5000名の認定コーチを育成している。また、コーチングを取り入れたコミュニケーションプログラムを導入しての幼児教育も手がけ、各地の教育委員会の後援を受け、「いじめ」や「孤独」などをテーマにした講演などで、コミュニケーションの重要性を伝える活動に力を入れている。著書に『「キングダム」で学ぶ最強のコミュニケーション力』(集英社インターナショナル)、『鏡の中のぼく』(キングベアー出版)など。書籍情報表紙タイトル:迷ったら、自分を好きでいられるほうを選べばいい~No.1キャリアコーチが贈る心の重りを軽くするヒント~著者:馬場啓介ページ数:184ページ価格:1,540円(10%税込)発行日:2022年6月14日ISBN:978-4-86667-387-5 amazon: 楽天: 目次第1章「自分」のあり方を考える第2章「人間関係」を美しくする第3章「人生」を軽やかに歩く第4章「仕事」と向き合う▼本書『迷ったら、自分を好きでいられるほうを選べばいい』のMV公開中 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月23日開運コーチング研究所HEROは、「脳卒中後遺症」頑張るあなたにコーチング・カウンセリング・占いしますプロジェクトのご支援のお願いをクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にて6月10日(金)に開始しました。「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」クラウドファンディングサイト ■プロジェクトの背景多くの人が脳卒中の後遺症で苦しんでいます。また、ある日突然発症した脳卒中は、人生を一変させてしまいます。さらに、後遺症が残る方の多くは、外で働けず、経済的にも苦労なさっています。そこで、お金のことを考えずに気軽にお悩み相談等をして頂きたいです。少しでも心が軽くなり前向きに人生を歩んでいけるきっかけになればと思います。■プロジェクトの特徴無料カウンセリング脳卒中を発症し、後遺症に苦しむ方、後遺症に立ち向かい頑張る方に対し、無料でコーチング・カウンセリング・占いを行います。脳卒中当事者、ご家族が対象です。■クラウドファンディング概要名称 : 「脳卒中後遺症」頑張るあなたにコーチング・カウンセリング・占いします受付期間: 2022年6月10日(金)~7月20日(水)23:59URL : ■リターンについて1,000円 :お礼のメール3,000円 :お礼のメール・セッションを1,000円OFF5,000円 :お礼のメール・セッションを1,000円OFF・オラクルカード鑑定10,000円:お礼のメール・セッションを2,000円OFF・オラクルカード鑑定30,000円:お礼のメール・セッションを3,000円OFF・オラクルカード鑑定※ささやかなものですが、よろしくお願いいたします。■プロジェクト概要プロジェクト名: 「脳卒中後遺症」頑張るあなたにコーチング・カウンセリング・占いします期間 : 2022年7月21日(木)12:00~12月31日(土)12:00内容 : 脳卒中の後遺症を持つ方(家族も可)に対しての無料コーチング・カウンセリング・占い手段 : LINEビデオ通話 または ZoomURL : ■組織概要屋号 : 開運コーチング研究所HERO業務内容: コーチング、カウンセリング、コンサル代表 : 高田 浩充URL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】開運コーチング研究所HEROTEL : 070-9010-6945お問い合せフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月21日3、4年生からサッカーを始める子も多いチーム。サッカー初心者が最初に覚える技術や戦術は色々あるけど、オフザボールの動き、チームとしての連動を覚えてほしい。パスを出した選手、パスを受けた選手、近くにいる味方で連動して相手を交わしていく動きを教えたい。いわゆる「3人目の動き」を教えるいい方法はある?というご相談。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、子どもたちが頭の中で3人目の動きを理解できるようになるアプローチを教えます。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<狭いところでも「止める」「蹴る」ができるようになる方法を教えて<お父さんコーチからのご質問>池上さんこんにちは。学校の少年団で指導しています。指導しているのは中学年です。田舎だからか、小学3、4年からサッカーを始める子も珍しくなく、初心者が多いチームです。(未就学からスイミングに通っている子は多いのですが、少年団に入るのは3、4年生からというのが多いです)ご相談内容は、チームとしての連動、オフザボールの動きです。「3人目の動き」とでもいうのでしょうか。パスを出した選手(1人目)、パスを受けた選手(2人目)、それ以外の近くにいる味方選手(3人目以降)で連携しながら相手守備を突破する動きを教えたいのですが、良い方法はありますか。初心者も多いので、プレーの流れのイメージがつかめないのと、初心者ゆえトラップやコントロールが落ち着かないこともあり、動きが止まってしまいスムーズに連携できないのです。アドバイスいただけると幸いです。<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。少年サッカーの試合を見ていると、ベンチから「サポート!」「周りが動いて」「もらう人いないよ」といった声が飛びますね。大人たちは懸命に声をからしてアドバイスしますが、それを受ける子どもたちがどの程度理解しているのか。この点を考えなくてはいけないと私も感じています。彼らに三人目の動きを理解してもらうには、まず頭の中で絵を描ける、イメージできるよう指導してください。■ゲームを一時的に止めて、頭で理解する時間を作るまず、ミニゲームなどの場面でフリーズさせて(プレーを一時的に止めて)話をします。「ボール持ってる子どもがいます。パスが欲しい子どもがいます。でも、二人の真ん中には相手ディフェンスがいます。その場合、どうしたらパスできますか?」仮に、子どもから「受ける側が右か左に動いて、味方が見えるところに行けばいい」といった意見が出るとします。私「でも、受ける側が動かなかったら?」子ども「ボールを持っている側が動けばいい」つまり双方がパスを通すために移動することを考えなくてはいけないことを、まず理解してもらいます。ここでトライアングル、つまり3人目の動きの説明ができます。ホワイトボードを使って、「相手のディフェンスは、A君とB君の間にいます」と3人の関係を説明し、「さて、どうしたらいいかな?」と発見させてもいいでしょう。■3人目の動きが出てこないのは「頭の中」の問題3人目の動きが出てこないのは、子どもたちの頭の中の問題です。ほかにも、例えば「シュートを打ちたいけれど、前にディフェンスがいてA君は打てない。じゃあ、どうしたら打てるかな?」と問いかけます。いろんな答えが出てくるでしょう。サッカーの点の取り方がそれぞれ違うように、いろいろな答えが出てきます。それを試してみよう、と言ってあげてください。頭の中の問題なので、初心者であっても、幼稚園からしていたとしても関係ありません。上述した程度のことであれば、子どもたちは理解できます。間にディフェンスいたら出せない。じゃあ、どうしたらいいか? それを発見できるようになることがまず重要です。その次に、冒頭のミニゲームのように実際に2人と間にディフェンスがいる状態で立たせてみて、どこに立つとパスできる?と考えさせます。子どもたちに、サッカーはボールをもっていないときに動かないといけないスポーツで、動きながらどうするか?を考えるスポーツだということを頭と体で覚えてもらいます。そうするために、ドイツは3対3のフニーニョを小さいときからやることをドイツ中に広めようとしています。そうすれば、3人目の動きが常に出てくるので、知らず知らずのうちに体得するのです。※フニーニョとは?ドイツが育成年代に導入しているフニーニョとはこんなルール>>■子ども自身で考えて選択したものは浸透する私が地元大阪で行っている1年生から6年生まで一緒に練習する「プレイパーク」でも、そのあたりを説明をします。池上「あそこにパスしたいんだけど、邪魔する人がいます」子ども「こっちに動けばいい」池上「ほかに方法はないかな?」子ども「(ボールを持っている)池上コーチが動けばいい」そのように、子ども自身が考えて選択したものは浸透します。「コーチの言う通りに動きなさい」と教え込まれていくものは「その子たちのもの」になりづらく、またそこから発展しません。そのことをぜひ心にとめて指導してください。■「3人目の動き」が分かってくる初心者向けにおすすめのメニュー練習メニューはネットや書籍でいくらでも学べるかと思いますが、初心者向けにひとつユニークなメニューを紹介しましょう。8人グループで行います。半径6メートルほどのサークルに8人が立ち、パス交換をします。AがBにパス。その際「C君!」と3人目の名前を呼びます。BからもらったCはDにパスをしながら「E君!」と呼ぶ。そうすると、蹴る子も3人目を誰にするかを意識しなくてはなりません。名前を呼ばれた子も意識します。中高校生にやらせてもいい練習です。3人目のもらい方がわかってくると、パスがどんどん続くようになります。そうなったら、「サッカーは何が一番の目的なの?」と尋ねます。子どもたちは「ゴール」だとわかっています。そこで「できるだけ早くそこにいけるにはどうしたらいいか?」を求めていくのです。フニーニョをやりながら、時折止めて解説すると理解が増すでしょう。■「うまくできない」が大事、最新のコーチング理論で分かったこと気をつけたいのは、その練習がうまくできるまでやってしまわないことです。コーチが「ほら、うまくできてないよ!」と指摘する声をよく聞きますが、何度も反復させてできるようになるまでやらせる必要はありません。うまくできていないことが実は大事です。なぜならば、最新のコーチング理論「運動学習理論」では、反復練習は初期段階では効果があるが、それを長く続けても効果はないということがわかっています。そうではなく、メニューをポンポン変えて複合的な動きをやっていくと技術の獲得が上がっていくというのです。そうすれば伸びるスピードは落ちません。これを「非線形理論」といいます。一からコツコツ積み上げていく「線形理論」はごく初期段階での考え方です。「今まではこうやってきた」という経験則ではなく、根拠のある指導方法を選択しましょう。いろんなことをやっていくことで目標に到達していくことを、ぜひ覚えておいてください。池上正さんの指導を動画で見る>>■成長のチャンスを子どもに自ら獲得させることが大事(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)また「トラップやコントロールが落ち着かないこともありスムーズに連携できない」といった旨が書かれています。しかし、子どもがパスをしようとしていたのなら「よく見えてたね」「いいところに動いていたね」とまずは認めましょう。次に「今トラップが大きくなっちゃったね。今のプレーが上手くいくには、どうしたらいいかな?」と問いかけてください。すると、ボールコントロールの練習を自ら始めるはずです。成長のチャンスを子どもに自ら獲得させることが大切です。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2022年04月22日オンライン中国語コーチング「PaoChai(パオチャイ)」を提供している株式会社Rungar(本社:東京都新宿区西早稲田、代表取締役:冨江 恭直)は、短期集中で「話せる、聞ける、ビジネスで使える」中国語力を向上させる「6ヶ月プログラム」が厚生労働大臣指定「一般教育訓練給付制度」の対象講座になりましたことをお知らせいたします。当該講座の受講受付は2022年4月1日(金)より開始いたします。これにより、一定の要件を満たす受講生の方は、受講費用の20%(最大10万円)がハローワークより給付されます。PaoChai(パオチャイ)オンライン中国語コーチング■対象講座(一般教育訓練給付制度)の概要PaoChaiオンライン中国語コーチングが提供しているコースのうち、「6ヶ月プログラム(24週)」が厚生労働大臣指定の一般教育訓練給付制度対象講座となりました。2022年4月1日(金)より本プログラムを申し込んだ受講生の方は、厚生労働省の定める要件を満たした場合に、受講者本人が支払った受講費用(初期費用を含む)の20%に相当する額(最大10万円)が公共職業安定所(ハローワーク)から支給されます。対象講座:6ヶ月プログラム(24週)初期費用:55,000円(税込)受講料 :437,800円(税込)受付開始:2022年4月1日(金)■一般教育訓練給付制度指定の背景と目的教育訓練給付制度とは、働く方の主体的な能力開発の取組み又は中長期的なキャリア形成を支援し、雇用の安定と再就職の促進を図ることを目的とする雇用保険の給付制度です。一定の条件を満たす雇用保険の一般被保険者(在職者)又は一般被保険者であった方(離職者)が、厚生労働大臣の指定する教育訓練を受講し修了した場合、本人が教育訓練施設に支払った教育訓練経費の一定割合に相当する額が、ハローワーク(公共職業安定所)から支給されます(厚生労働省HPより)。PaoChaiオンライン中国語コーチングでは、受講生が本当に「話せる、聞ける、ビジネスで使える中国語」を身につけることで、中国市場にチャレンジする人を増やすことを1つの目標に中国語コーチングの提供をしております。今回、一般教育訓練給付制度の対象講座に指定されることにより、さらに多くの方の挑戦を学費の面で後押しし、中国語力向上に貢献いたします。■一般教育訓練給付制度利用における注意点2022年4月1日(金)以降に「6ヶ月プログラム(24週)」をお申し込みされた方が対象となります。給付金の申請および支給には厚生労働省の定める要件や手続きが必要となります。「ご自身が受給対象の要件を満たしているか」「対象となる金額」等は、最寄りのハローワークまで事前にお問い合わせください。株式会社Rungarでは教育訓練給付金制度適用の可否についての確認ができません。また、株式会社Rungarでは一切の責任を負いかねます。制度の詳細については、ハローワークのWebサイトを必ずご確認ください。ハローワーク:支給申請手続について ■PaoChaiオンライン中国語コーチングとはPaoChaiオンライン中国語コーチングとは“会話できる”中国語力を目的に、2ヶ月から6ヶ月の短期で結果を出し、中国語学習力(※1)を身につける全面的な学習サポートサービスです。一人ひとり異なる学習者に合ったSMART目標(※2)を設定、パーソナル学習プランを策定し、1ヶ月に60~90時間という短期集中型の学習で結果を出します。受講期間中は、毎週の専属コーチによるビデオ通話によるコーチングセッション及びレッスンに加え、毎日(1)習得状況のチェック、(2)質問し放題への回答、(3)学習進捗管理の全面的なサポートを提供いたします。※1:中国語の発音と文法の基礎、“話せる、聞ける”ために効果的なトレーニング方法を身につけた上で、シンプルな学習形式で学習を継続できる力※2:Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Related(目的に関連している)、Time-bound(時間制約がある)を満たした目標のこと。PaoChaiでは受講開始時に、学習者は専属コーチと相談しSMART目標を設定します。現在のレベル、中国語を学ぶ目的、具体的な目標、コミットできる時間などから総合的に検討します。サービス名:PaoChai(パオチャイ)オンライン中国語コーチング 中国語独学完全マップ 中国語独学完全マップ■株式会社Rungarについて株式会社Rungarは「異なるを、楽しく」をモットーに、「異なる」ことを多くの人々が楽しめる世界の実現に貢献します。教養を「異なる世界を生きている人とのコミュニケーションを楽しむ力」と定義し、教養を身につけ発揮する機会を提供します。所在地 :東京都新宿区西早稲田1-22-3早稲田大学アントレプレナーシップセンター12室代表者 :代表取締役 冨江 恭直事業内容:日中間コミュニケーション領域のサービス開発・運営・日本語母語話者向け中国語コーチング・中国語母語話者向け日本語コーチング 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月31日ボールに集中しがちで、パスをくれる相手にまっすぐ向き合ってしまうので、簡単にボールを奪われたり、パスを受けた後の動作がもたつく。「いい状態」でボールを受ける身体の向きを身につけさせる方法を教えて。というご相談をいただきました。みなさんのチームではどんな練習をしていますか?今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、お勧めの練習メニューを提示しながらアドバイスします。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<浮き球が苦手で、ルーズボールもバウンドが収まるまで奪いに行かない。浮き球への対応を身につけさせる練習メニューはある?<お父さんコーチからのご質問>池上さんこんにちは。サッカー経験はありますが、低学年への指導となると自分がプレーするのとは勝手が違い、どう教えればいいか思案しています。アドバイスをいただけますと幸いです。子どもの入団がきっかけで、私も保護者コーチとしてかかわるようになったので、指導者ライセンスなどは取っていません。今回相談したいのは、身体の向きについてです。どうしてもボールに集中してしまいがちで、パスをくれる味方の方にまっすぐ向き合ってしまい、ボールを奪われたり、パスを受けた後の動作がもたついてしまいます。視野の確保が大事なのは自分も理解しているのですが、低学年に上手く理解させる指導ができてない気がします。マークしている相手と味方を見て、いい状態でボールを受けるための身体の向きを身につけさせるためのお勧めの練習などがあれば教えてください。<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。おっしゃる通り、いい状態でボールを受けるための身体の向きを身につけるには、視野の確保が重要です。8歳以下であれば小学2年生でしょうか。そのくらいからサッカーの認知力をつけるためにも、それに関連したトレーニングをぜひ行ってほしいと思います。■4ゴール方式で選択肢を与え、考えさせる練習の方法で一番いいのは、ミニゲームや3対3、4対4などの対人練習の際に4ゴール方式にすることでしょうか。ゴールをそれぞれ2つずつ置くと、左右のゴールどちらを目指してプレーするかといった選択肢が生まれます。そんなトレーニングのなかで、子どもたちに問いかけます。「左から右に行こうと思うと、どんなふうにすると速く行けますか?」そんなことを考えてボールを受ける、相手をかわすといったことを課題にします。そんなことを仕組んでおけば、その子なりの身体の向きを見つけられます。それなのに「こうすると全体が見えていいでしょ」と日本では教えてしまいます。そうではなく、子どもが自分で考えて発見して実践したほうが、自分のものにするスピードは絶対的に加速します。「そのプレーの前に、そこ見てましたか?」「右も見えるようにするためには、どうしたらいいかな?」問いかけて、考えさせる。私が常に指導者の皆さんに伝えていることです。■スペインの名門、ビジャレアルで行う幼児への指導スペイン在住の佐伯夕利子さんが日本に住むわれわれに伝えてくれた、ビジャレアルの幼児の映像があります。驚くほどスムーズにパスがつながります。あのように視野をつけ、身体の向きを見つけてもらうには、プレーする子どもたちの頭の中をコーチはのぞきながら指導しなくてはいけません。「今、何を考えてプレーしたの?」「今、どこみてたの?」そうやって問いかけると、その子が何か考えてプレーしていたのか、何も考えていなかったのかがわかります。「ゴールが右と左にあるよね。両方をみていると、どちらにいけばいいかがわかるよ」そう話した後で、両方のゴールを見ていたけれど、ボールをもらう身体の向きが悪かったり、最初にコントロールした場所が適切でなかったりしてプレーが遅くなり味方にパスできなかったとしましょう。そこで初めて「早くプレーするためにどんな体制?どこでもらう?」と核心に触れるのです。ミニゲームや練習の中で身体の向きを指導する時に、フリーズをして、コーチがパス出すからねと、やってみる。よく言われる「切り出し」の練習です。課題を切り出して練習します。そこを通過したら、次はミニゲームで試してみます。ただし、切り出しの練習は、そのスキルが確実にできるようになるまで続ける必要はありません。数回やったら、すぐに実践練習に戻します。そのなかで似た場面が出てきたら、どこかのタイミングで「それ、さっきやったよ」と声をかけます。いちいちプレーを止める必要はありません。フリーズさせずに、シンクロで一言、二言言ってあげるのでOKです。その日はできなくても、また違う日に「こんなことしたよね?」と思い起こさせてあげてください。もっといえば「こういったことを2年生で確実にできるように」ということではありません。1、2年かけて、よりいい判断、よりいいプレーになるよう継続しましょう。そのくらいゆっくり育てようという余裕を指導者が持たないと、型にはまった動きになってしまいます。■手取り足取り教えてしまうと、教えてもらった向きだけで受けようとしてしまう身体の向きは、サッカー用語で「ボディシェイプ」と表現します。私が以前指導者として参加したトレセンでは「そこは身体を開いてコントロールして!」とコーチが声掛けする場面が見受けられました。そのように手取り足取りで教え込んでしまうと、プレーが型にはまりがちです。どんな時も教えてもらった体の向きで受けてしまうことになります。また、身体の向きを意識しすぎるがあまり、ボールコントロールができなくなることもあります。例えば、周囲のディフェンスの人数や詰め方など状況によっては、適切なもらい方ができないこともあります。そんなときは「まずは取られないように考えよう」とか「右から相手がくるなかで右を向きたいときはこんなふうにやればいいよ」と選択肢を与えます。そこから選手が選ぶ。決して、こうしろと決めつけてはいけません。そのなかで「全体が見えるほうが得だよね」という概念を伝えましょう。目の前の相手をかわしながら反対を見る。そうやって一回かわせばプレーは遅くなるため、そうなると相手のディフェンダーにケアされてしまい、味方がフリーにならないこともあります。そんなときに「もしかしたら、最初のポジショニングが悪かったのでは?」と考えを広げる問いかけをしてあげましょう。■誘導尋問にならないよう、「こんなときはどうする?」と問いかけを「じゃあ、どこにいればいいのかな?」このような流れで、サッカーの成りたちを教えるべきです。場面場面で「これをやって」では「これしかない」と凝り固まってしまいます。「いろんなことが起きるよ。こんなときはどうする?今はどうしたほうがいい?」と、いつも問いかけてください。そんなかかわりを重ねていくプロセスで、子どもたちが自らの力で解決していくのです。ただし、ひとつ気を付けなくてはいけないことがあります。それは、質問する際に、誘導尋問にならないようにすることです。池上正さんの指導を動画で見る>>■コーチのリアクションを段階的に変えるなどの工夫で理解を深める(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)最後に。練習では両サイドでコーチがフリーマンになってもいいでしょう。例えば逆サイドからボールを渡せそうな瞬間に「こっちも空いてるよ」と言ってあげる。すぐに展開出来たら「ナイス!」と褒めましょう。その次は、声は出さずに手を挙げているだけにする。その次はただ目を合わせる。見つけるためには身体の向きが大事だと子どもは理解していきます。そうやって認知力をつけることは、サッカーへの理解を深めます。指導者は余裕を失わず、子どもの頭の中を理解しながら進んでください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年11月12日『おうち受験コーチング』書影株式会社みらいパブリッシング(所在地:東京都杉並区高円寺、代表取締役:松崎義行)は、新刊『おうち受験コーチング〜3486人のやる気を上げた受験のプロしおり先生直伝』(著者:鈴木詩織) を2021年9月17日に発売いたします。詳細 URL: 内容紹介3486人のやる気を上げた、受験のプロが直伝 。1か月で偏差値15アップする勉強法!中学受験、高校受験、大学受験、受験をひかえた子どもをもつ親御さんたちの必読書!塾を変えたほうがいいの?もっと勉強しなさいって言うべき?などなど、子どもの成績の悩みをこの一冊が解決。「はじめから勉強が嫌いな子どもはいない」と、著者のしおり先生は言います。結果の出ないやり方が、勉強嫌いにさせるのです。まずは9つのタイプから子どもの性格を理解しましょう。どんな家庭でも、子どもに合った声かけと環境づくりで、受験勉強を成功へ導くことができます。これまでしおり先生が多くの家庭に向き合ってきた経験から導き出した、タイプ別の傾向も掲載。「効率の良い学習方法」を知るだけで、勉強を楽しいと感じるようになったり、自分から進んで机に向かうようになったり、勉強へ前向きに取り組むようになるのです。本書では、家庭での親子コーチングをとりいれることでやがて子供が自分をセルフコーチングできるようになると伝えます。そのために大切な3つのスキルと、家庭学習に必要な5つの準備要素を解説しています。分かれば勉強も楽しくなり、どんどん相乗効果を生むでしょう。子どものタイプに合わせた親子コーチングこそ、受験成功のカギなのです。『おうち受験コーチング』背表紙【目次】第1章学力が伸びる子と伸びない子の決定的な違いとは?第2章3486家庭で見た! 子どもを伸ばす声がけと環境設定第3章9つのタイプ別・やる気にさせる声がけの方法第4章子どもが自ら成長する!親子コーチングの可能性第5章毎日机に30分!習慣づけは準備で決まる!第6章95%に効く!成績が上がるシンプルな学習方法出版社より親からの優しい「声かけ」こそが、子どものやる気を伸ばす「愛情資本」です。無理やり塾に行かせるより、親子で勉強をたのしみませんか。「勉強しなさい」と言わなくても自ら進んで机に向かう子どもに育つ秘訣が書かれています。著者プロフィール鈴木詩織(すずき・しおり)「おうち受験コーチング」代表。親子向け受験コーチ。愛知県在住。2児の母。学習コンサルタントとして3,486家庭を訪問する中で、多くの子どもたちが「効率の悪い勉強の仕方をしている」と気づく。そこで勉強が苦手な子どもたちに学習習慣を身につけさせ、志望校へ合格させる日本初のプログラムを開発。「自ら学び・成長する子ども」を育てるメソッドで受講生の95%以上が成績UPに成功 (2021年7月現在)。書籍概要書籍名 :おうち受験コーチング著者 :鈴木詩織定価 :本体1650円(税込)体裁 :四六判/176ページ/ソフトカバーISBN:978-4-434-29459-4URL : 会社概要商号 : 株式会社みらいパブリッシング代表者 : 代表取締役松崎義行所在地 : 〒166-0003東京都杉並区高円寺南4-26-12 福丸ビル6階設立 : 2014年5月事業内容 : 図書出版全般URL : 本件に関する報道関係のお問い合わせ先株式会社みらいパブリッシング担当:安達電話番号:03-5913-8611 Email: adachi@publishers.jp 関連書籍音楽は名医 : 幸せの自立 : 周りの9割が味方に変わる話し方 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年09月09日「元日本代表が教える」が売りのスクールで働く新米女性コーチの悩み。子どもたちと年齢が近く親しみやすいのが自分の特長だけど、保護者からは「元日本代表のコーチに教えてほしいのに」と不満が漏れる。指導理念やカリキュラムは共有しているし、元日本代表コーチが全クラスを担当するのは無理だから自分たちがいるのだけど、どうしたら保護者に納得いただけるのか。というご相談をいただきました。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、アドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<サッカー経験者だが感覚でやってきたので教え方がわからない。U-8からU-12年代は何から教えればいい?<新米スクールコーチからのご質問>初めまして。これまでお父さんコーチからの相談が多いと思うのですが、私は今年22歳の新米女性 コーチです。会社員として未就学児~U-12のクラスがあるスクールのコーチをしています。メインのコーチは私以外に2人いて、2人とも元日本代表です。私は選手と年も近く、女性で親しみやすいのがメリットであり、デメリットだと実感しています。元日本代表が教えるスクールというのが売りでもあるので、私が教えていいのかなど疑問を持ちつつ指導に当たっていますが、保護者アンケートにも「元日本代表とうたっているのならそのコーチに教えてもらいたい」などの意見があります。元代表のコーチがすべてのクラスを担当するのは難しいから私たち社員がいるわけで、指導の方向性やカリキュラムなどは共有しているのですが、どうすれば子どもと保護者の満足度が向上するのか本当に悩んでいます。池上さんがスクールで指導する際など、どんな風に保護者達を納得させているか、などアドバイスをくださると嬉しいです。よろしくお願いいたします。<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。今の時代、入社試験の面接官には、卒業大学を省いた履歴書が渡されます。肩書や経歴だけでは判断できない、してはいけないと考えられています。そう考えるとサッカーコーチも、プレーがどれだけ上手いか(上手かったか)ではなく、本当に指導力があるかが問われるべきです。■選手としての実績=優れた指導者ではないところがサッカーの指導者は、いまだに選手時代の成果で判断されてしまうようです。選手時代の成績だけを看板にして指導者をしているケースも見聞きします。本当にサッカーの成り立ちを知っているのか、コーチングそのものを学んだうえで教えているのかが判断しかねます。選手時代の実績だけを前面に出しているスクールもあります。Jリーグの下部組織にも引退した選手が教える側として十分な学びを得ないまま、指導現場に立つのが実態かと思います。いずれも決して小さくはない問題だと感じています。上記のことを踏まえると、ご相談者様がやるべきは、自分自身がとことん勉強することだと思います。元日本代表選手に対し、サッカーの経験は追いつけなくても指導力でしのぐことはあなたの努力次第です。■プレーヤーとしてのキャリアとコーチとしてのキャリアは別物そこで、少し私の話をしましょう。私は45歳でJリーグクラブに初めて所属しました。Jリーグで私が出会った人の中には元日本代表や元Jリーガーなど選手としての実績のあるコーチがたくさんいて、圧倒されました。実際に一緒にピッチに立つと、私が知らなかった練習方法など新しい情報をたくさん知っていてとても感心しました。ところが、コーチングの方法は指示命令が多く見受けられました。もちろんそうでない人もいらっしゃいましたが、多くの元プロ選手は自分の育成時代に受けた指導をそのまま継承しているようでした。つまり、自分が教えられたように、教えていました。私は徐々に引け目を感じなくなりました。プレーヤーとしてのキャリアと、コーチとしてのキャリアは別物だと思えました。確かに高いレベルでプレーしてきた経験は、指導者としてプラスの要素であることは間違いありません。ただし、それは決定的なものではないと感じました。■子どもたちが変わっていくような指導ができれば保護者の見方も変わるJリーグに指導者として加入すると、アンダーカテゴリーの保護者達がまず注目するのは「どこのJチームから来たか?」「どこで選手をしていたのか?」といったことでした。みなさんご存知のように、私はYMCAという組織でサッカーを教えていました。恐らく「こんなコーチで大丈夫なの?」といった眼差しを向けられていたかと思います。しかし、指導を始めてしばらく経つと、ある大きな大会で強豪チームから勝利を挙げました。保護者は「こんなすごいチームに勝つなんて」とみなさん驚かれました。そこから、私を見る目が変わりました。試合に勝つこと以外でも、目の前にいる子どもたちが変わっていくような指導ができれば、保護者の見方は変わっていきます。そこを理解して、コーチングの勉強に邁進してほしいと思います。学んで得たことを、保護者とのコミュニケーションにも役立ててください。例えば、この子たちには今、こんなことが足らないので、こういうことに取り組んでいますとか、クラブの方針はこうだから、こうしようと思う、ここに着目してトレーニングしてきたら成果が現れました、といったことを丁寧に自分の言葉で伝えてください。人は見えないことやわからないことに不安を覚えます。保護者にご自分の指導を説明できれば、少しずつ信頼は上がるはずです。■「子どもがいないからわからないでしょ?」には学術的エビデンスを用意一方、若手や独身のコーチは子育ての経験のなさに悩むケースもあるようです。保護者から「子どもがいないからわからないでしょ?」と言われてしまうこともあるでしょう。そんなとき、学術的なエビデンスを話せるようになれば、親御さんたちに納得してもらえます。私はさまざまなチームに行って指導する機会があります。私の指導を見ると、みなさん「こうすればいいとわかりました。勉強になります」と言ってくださいます。しかし(そうは言っても、難しい)という本音も聞こえてきます。「そうは言ってもね」と言い続け、変われないコーチも実際にいらっしゃいます。指導者の道は簡単ではないのかもしれません。池上正さんの指導を動画で見る>>■保護者からの信頼を得るには指導者の学ぶ姿勢が大事(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)以前「幼児の指導のスペシャリストになりたい」と希望を語る女性コーチがいました。私は「だったら、このくらいの本は読んだほうがいいよ」と、シュタイナーなど基礎的な幼児教育の本を貸してあげました。しかし、なかなか読み進められないようでした。私が「幼児にサッカーだけやらせてていいの?」といった話をすると「サッカークラブですから、サッカーをやらせればいい」と言います。学べば学ぶほど、幼児に必要なことがわかるはずです。「スペシャリストになりたいって言ってたんじゃないの?」と折にふれ言葉をかけましたが、忙しくて手が回らないようでした。結局、保護者からの深い信頼は得られないままでした。女性だから云々は、自分では言わないことが大切かと思います。女性か男性かは関係ないという気持ちで、ぜひ学ぶことに向き合ってください。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年07月16日高校までサッカーをしていて、今年初めてチーム指導に携わる。サッカー経験はあるけど、誰かに教わって技術が上がった覚えがなく感覚でプレーしてきたので、教え方がわからない。U-8からU-12年代の小学生を指導するとき、何からどう教えていいのか、お勧めのメニューなどを教えてほしい。という新米コーチからのご相談をいただきました。今回もジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、ご自身のアカデミーでも実践している方法などを元にアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)池上正さんの指導を動画で見る>>(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<ベテランコーチも呆れるほど集中力が続かない子どもたちを集中させるにはどうしたらいいか教えて<お父さんコーチからの質問>最近初めて指導者側に立たせて頂いた者です。指導年齢はU-8からU-12です。自分自身少年サッカーから高校サッカーまでやって来ましたが、誰かに教わってサッカーの技術が上がった覚えがなく、いわゆる感覚でサッカーをしてきました。ですので、いざ指導者側に立ってみたら、感覚でやってきた私にとって小学生にどう教えたらいいのか、どう教える必要があるのか、がわからなくて。サッカーが好きなら自分で沢山の時間をサッカーに費やしてどんどんうまくなっていくものなのかな?と考えてますが、ある程度の基礎知識、技術はこちらから与えるものだと思います。この年代に初めて教えるとき、どういった指導をしたらよいのでしょうか。指導法や何から教えるか、お勧めの練習メニューなどがあれば教えてください。<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。高校までサッカーをやってきて、初めて指導者側に立ったとあります。お子さんのことが書かれていないので、お父さんコーチではなくもしかしたら20代くらいの若い方でしょうか。「ある程度の基礎知識、技術はこちらから与えるものだと思います」と書かれてますが、その「教えたい技術」が日本的なものであってほしくないと考えます。日本的なものとは、コーンドリブルや対面パスなど実践的でないメニューを繰り返したり、コーチからこうしなさい、ああしなさいと一方的に指示命令される練習を指します。基礎練習は必要ですが、実践的な練習の中でも十分養えます。2対1や3対2など数的優位がつくれる練習を行って、子どもたちに「味方を使うためにはどうしたらいい?」「仲間と協力してボールをつなぐには、どこにいけばもらえる?」と尋ねて、子どもたちに考えさせましょう。■ドリブルやパスを教える前に伝えるべきことこの連載でも何度か書かせていただいていますが、まずはサッカーの認知(能力)を高めてください。サッカー先進国であるドイツ、ブラジルなど外国のコーチの本を読むと「日本は戦術的なことをやる(練習で行う)のが遅すぎる。子どもがサッカーを理解していない」と書かれています。つまり、私たち少年サッカーの指導者が子どもに伝えるべきは「サッカーってこんなスポーツだよ」「こういう成り立ちだよ」ということです。ドリブルの技術やパスを正確に蹴ることだけではありません。■3人目の動きは低学年で知っていてほしい例えば、3人目の動き。高校までサッカーをやっていたということですが、相談者様ご自身は高校で知ったのではないでしょうか。でも、これを高校生で理解するのでは遅い。3人目の動きは低学年で知っていてほしいのです。例えば、ドイツの小学生は「フニーニョ」という3対3の試合をたくさんやります。この年代であれば、大人に言葉やホワイトボードで説明されて理屈でとらえるわけではありません。いつの間にか3人目の動きができています。「自分がどこに行くと、もらえるか?」理屈じゃないところからスタートするのです。それを実現すべく、ドイツでは近年フニーニョを積極的に取り入れています。先進国ですら、育成年代をどう育てればいいのか、何が必要なのか、どう変えなくてはいけないのかと試行錯誤しています。この姿勢を、サッカー後進国である私たちも学ぶべきです。ドイツなど欧州の子どもにできて、日本の子どもにできないわけではありません。そういう育ち方をしていないだけです。■サッカーの認知力を高めるためには試合を観よう以前は、サッカーの認知度が低いのは、暮らしの中にサッカーの文化が育っていないからだと考えられていました。しかしながら、Jリーグができて、今では親世代にもサッカー経験者が増えています。と同時に、有料テレビで海外のサッカーをふんだんに観戦でき、どこにいてもネットの動画で観ることもできます。子どもが親と一緒に欧州チャンピオンズリーグを観られる環境になってきました。海外の試合を多く見ることで、子どもも大人もサッカーの認知力が高まります。■池上さんが実際に行っている指導法では、実際に私がどう指導しているかをお伝えしましょう。先日は、私が運営する「IKOアカデミーFC」の子どもたちに、ポジションの理解をしてもらいました。例えば、右のサイドバック。「君のポジションここだよ」と言ったら、自分たちのゴールに向かって右側を守る役割があります。ところが左に行ってしまうことがあります。そのときは周りが気づいて声をかけてあげたり、自分で気づいてポジションを修正することが必要です。右を守る人はしっかり右を。センターバックは真ん中を守る。この基本的なきまりを、最初の入り口で伝えてください。そこから「守備の人でも、チャンスのときは攻めていいんだよ」と発展させていくことです。「あまり決めつけてしまうと、ディフェンスの子が攻めなくなるのでは?」という質問を講習会でも受けます。しかし、絶対やらなければならない基本を忘れないよう指導する必要があります。そのなかで、ポジションを変わりながら、役割を果たすことができるようになります。■日本の子が圧倒的に不足している「経験」とは練習していくと、子どもたちから「バランス」という声が出てきました。ほかにも「おまえ、右バックだろ。戻れ!」とコーチングができてきます。一方、攻撃になると、ボールをコントロールしてつなげる状態だったのにドカンと蹴ってしまった子どもに対し、「空いてるやつ、いたよ。つなごうよ」とコーチングできます。ぜひ、子どもも大人も海外の試合をたくさんみてください。「攻撃のとき、選手はどうしてる?」「守備のときは?」「フォワードも下がってきて守ってるよね?」と子どもの認知を刺激してください。攻撃のポジションにいる子は、守備の意識がほとんどありません。指導者も、1対1になったらドリブルで抜き去ってシュートを打てと教えてしまいます。フリーの味方を見つけたり、数的優位の状態に気づいてパス交換をして崩すトライをしないので、ジュニアの6年間でそういった経験が圧倒的に不足しています。■久保建英選手が安定的に起用されないのは、日本での指導が原因!?アルビレックス新潟を率いるスペイン人のアルベルト・プッチ・オルトネダ監督は、バルセロナでアカデミーコーチやダイレクターを務めています。10歳だった久保建英選手に入団許可を出した彼は、現在の久保選手について「ボールを持たないときのプレーに課題があるから、(スペインで)安定的に起用されない」と語っています。その点は私も同感です。久保選手がボールを持ってゴールに向かうとワクワクしますが、ボールがないときにスペースを作るなど有効な動きが欲しい。それを身につけるとひとつ階段を上がれると思います。オルトネダ監督も同じ見方だと思います。彼は育成年代の途中、中学、高校年代で日本に帰国しました。あのままヨーロッパに居たら、変わった育ちをしたかもしれません。これは多くの指導者が口にすることです。であれば、日本の育成を、そうしたことを伝えられる指導環境にすればいいのです。そのために私たち指導者は、サッカーの認知という部分に注目すべきです。池上正さんの指導を動画で見る>>練習メニューは「なんでもいい」、それより大事なことがある■練習メニューは「なんでもいい」、それより大事なことがある(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)また、メニューについての相談もありましたが、ネットなどで検索するとたくさん出てきますし、本もあります。しかしながら、練習メニューは何でも良いのです。最高の練習はミニゲームです。大切なことは「何をするか」ではなく、子どもたちに「どう寄り添ってあげられるか」です。怒鳴ったり、叱ったりするのでなく、子どもが自分でうまくなるよう仕向けてあげること。指導者の姿勢や問いかけで、子どもたちの姿は変わってきます。池上正さんの指導を動画で見る>>池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年06月18日サッカー経験はないけど、少年団のボランティアコーチを5年ほど経験。これまでは練習を直接指導することはなかったけど、今年から3、4年生のコーチをすることに。池上正さんの書籍や指導者向けサイトCOACH UNITEDで勉強しているけど、今の自分の技量では短い練習時間の中でしっかりM-T-Mができず、手こずっている。60分の練習の中でどうM-T-Mを実施すればいい?というご相談をいただきました。ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、指導の質を高める方法をアドバイスします。(取材・文島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<どんな時に味方に声を出せばいいのかわからない子どもたちに理解させる練習はある?<お父さんコーチからの質問>はじめまして。COACH UNITEDに年間契約して、池上さんの動画を参考にしてます。サッカーは未経験ですが、少年団のボランティアコーチをしております。コーチ経験は5年で、仕事の都合で週末の練習はだいたい6~7割くらいの比率で参加しています。未経験者なので、直接指導することは滅多になく、練習のサポートや遠征のお手伝いをするのが主な役割です。今年から週一で、15人ほどの3、4年生の平日練習を担当することになりました。過去に彼らの練習に参加したことはなく、今年初顔合わせです。チームの練習頻度は平日週一で、年末年始お盆休み以外は毎週予定、雨天は中止という事になっています。冬季は簡易照明を使って実施予定です。普段週末練習は3、4年生別々で実施しており、たまに強化選手という名目で3年から数名選抜で4年の試合に参加する場合もあります。練習担当になって平日休みに仕事のシフトを動かした都合上、週末はあまり練習に参加できておらず、今は彼らの実力を見極めながら練習メニューを検討し実施してます。指導者は私1人で、団からは練習内容は特に指示はなく、楽しく体を動かしてくださいとだけ言われているので、私としては2対1等から次第に展開をしたいと考えてます。ここからが質問です。池上さんの推奨するM-T-Mを実施したいのですが、小学校のグランド事情で、設営や片付けを除くと60~70分程度しか練習時間がないため、今の私の技量ではじっくりとM-T-Mを満足に実施できません。しかも、3、4年と言うこともあって、説明もろくに聞かず、勝手にボールを蹴りに行ったり、練習メニューを理解せずに始めてしまったりと、短い時間を有効に使うことができていません。一年目ということもあり、非常に手こずっていますが、頑張って乗り越えたら、今の3年生が4年生になったときに、次の3年生をリードしながら、今よりもスムーズに練習が実施できるのではと考えてます。池上さんでしたら、60分の練習をどのように実施しますか?ぜひ教えてください。<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。お休みをやりくりしてボランティアで指導されているとのこと、大変頭が下がります。また、コーチユナイテッドでも勉強されているようで、嬉しく思います。■扱いが大変な子どもたちこそ、最初にゲームをやろう扱いがちょっと大変です、という子どもたちこそ、ぜひ最初にゲームをやってください。15~20分くらいやったら「今のゲームの中でこんなことが起きてなかった?」「何が変わると良くなると思う?」と、子どもたちに尋ねてください。何度かやれば彼らの傾向もわかってきますから、いくつか用意しておいた中から「こんな練習をしようか」とメニューを提供してください。私が推奨しているのは2-1、3-1、3-2などでしょうか。20分あれば、2種類くらいはトレーニングできます。最後に練習したことを意識してゲームをしてもらいます。■最初に考えたプランだけでなく、臨機応変に対応しましょう平日に練習できるという面では、一般的なスポーツ少年団よりも恵まれていると感じます。時間が少ししかないとマイナスに考えるよりも、平日練習のその一日を有効に使えばもっとうまくなると前向きにとらえてください。これまで平日はやっていなかったのですから、できなかったことができるようになる時間を与えられているのです。また、最初に考えたプランでやり通すのではなく、臨機応変に構えましょう。ゲームをしてあげてほしいですが、たまには「今日は前半少し練習するよ」と順番を変えてもいいでしょう。その前の試合で出てきた課題はこれだから、と説明してもいいし、うまくいかなかった部分の試合動画をタブレットなどで見せてあげるのも効果的。「こんなことがコーチは気になってるんだけど、どうかな?練習してみない?」と話しましょう。■試合をどう見るか、を考えていくと課題が見つかりやすくなる自分の力量では、と書かれていますが、試合をつぶさに見ていれば少しずつ足らない部分は見えてきます。例えば「ボールを呼んでいない(コーチングできていない)から、つながってないな」「パスミス、コントロールミスが多いな」などでしょうか。動きながら蹴っていることと、止まったボールを蹴るのとでは違うので、そのあたりを解決できるトレーニングをすればいいのです。練習メニューはネットでも、私が書いた本でも、情報はたくさんあります。つまり「試合をどうみるか?」を考えていくと、指導をレベルアップさせられるでしょう。自分たちの課題が見つけやすくなります。加えて、一度のトレーニングでうまくなるわけではないということを理解しておきましょう。ブラジルでは「ひとつのことをおぼえるのは3か月くらいかかる」と言われています。しかも、個人差があります。大人のほうが慌てずにやっていけば、必ず変化は訪れます。また、設営や片付けに時間のかかるゴールやラインは、必ずしもなくていいと思います。マーカーやコーンだけでどんどんトレーニングできます。試合もすぐにできます。ある道具を工夫してどう使うか。そんなことも考えてください。■サッカー未経験なことを気にする必要はないサッカー経験がないことを多少引け目に思っておられるようですが、まったく気にすることはありません。少年サッカー、高校サッカーなどで未経験者が優勝させたり、いいチームを作っています。未経験でも、経験があっても、指導者として成長するためには、ぜひ「いい試合」を観てください。バルセロナやマンチェスターユナイテッドなど、いいサッカーをしていると言われているチームの試合をいくつか観続けましょう。そのイメージで、子どもたちのサッカーを見てください。展開や走るスピード、パススピードなどは比べようはありません。見るところは、違うところです。選手たちはどんなところに動いているのか。ボールはどうつながったのか。ボールがないときに、選手は何をしているか。そんな目で海外の試合をみていくと「そういえば、子どもたちって、空いている場所があるのに。固まっているなあ。どうして広がらないの?」などと気づきます。「空いているのだから、呼んだら?」そうアドバイスができるし、それができるようになるための練習ができます。前述したように、練習メニューはたくさん本が出ています。広がるためにはどうしたらいいかという練習もたくさんあります。海外の試合をたくさん観ていくと、そこを子どもたちに求めることができます。「ここ、空いてたね?」「無理して行くから、とられちゃうよね?どうしたらいいかな?」そんな問いかけができるようになります。逆に、サッカーを経験した人は「まずは技術」と言ってしまいがちです。足元のスキルは大切ですが、その前に「サッカーってこういうものだよね」という理解、認知をさせる努力をしてほしいのです。団子サッカーにならないためにどうしたらいいか■団子サッカーにならないためにどうしたらいいか(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)欧州に行くと、子どもたちは団子になっていません。ところが、日本ではそうなります。「たくさんいても抜いちゃえ」「ほら一対一で勝負だ!」という言い方を大人がするからだろうと思います。団子になるのは、日本の指導環境によるものなのです。足が速い、ドリブルが上手い子は、低学年や中学年ならひとりで抜け出すことができますね。だから「(ひとりで)行け!」と言ってしまいます。その子がドリブルし始めたときに、他の子も走っている?ひとりだけで点を取るのではなく、みんなが点を取るようにするには?そんなことを子どもたちと一緒に考えてください。「きちんとサッカーになる」ということを目指してほしいと思います。池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年05月28日小6だけど、プレー中どんな声を出せばいいかわかっていない子どもたち。自分のプレーで手いっぱいで周りを見る余裕がない。コーチもサッカー経験がなく、どんな場面でどう声を出させればいいのか上手く指導できない。とのご相談をいただきました。みなさんのチームではどうしていますか?ジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、ご自身も実践しているメニューを例にアドバイスを送ります。(取材・文島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<目的は一緒なのに、コーチ間で練習メニューやアプローチに相違が。指導方針のギャップを埋めるにはどうしたらいい?<お父さんコーチからの質問>こんにちは。地方のスポーツ少年団で6年生の指導をしています。サッカー経験はほとんどなく、前任の指導者が引っ越されることになり、お父さんコーチとして補助していた自分が引き継ぐことになりました。指導は3年目です。池上さんの本やサイトの記事なども読んで勉強中ですが、質問したいことは「どういう声を出させたらいいのか」です。小6でしょ?と思われるかもしれませんが、自分のプレーで手いっぱいで、周りをよく見る余裕や味方に声をかける場面がほとんどないのです。どんな時に声を出せばいいのか、サッカーをまだわかっていないという事だと思います。私がそれをちゃんと教えられてないということでもありますが......。中学以降もサッカーを続ける子はいると思うので、今のうちに声を出して味方をサポートすることを教えたいのですが、何かいい練習方法はありますでしょうか。チームのメンバーは14人で、全員同じ学校の子たちです。学年に1クラスしかない地域なので、みんな未就学のころからの付き合いなので、声をかけにくいということはないと思います。<池上さんのアドバイス>ご相談、ありがとうございます。子どもたちは、周りが見えていないのでしょう。その点も考えながら、私が実際にやっている声を出すためのトレーニングを紹介します。■まずは仲間の声を聞くことを意識させるまず、事前に以下のような説明をします。「パスをもらいたいときは、パス!って声をかけてください。そして、ボールをもらった人は、また他の人からパス!と言われたら、パスをします」これは7~8人くらいでやります。人数は適当に決めていただいて大丈夫で、もっと少なくてもかまいません。最初は、ディフェンスはつけずに、みんながフリーランニングしている状態で、ボール持ってドリブルしながら周りを見ます。周りも動きながら「パス!」と呼ぶ。呼ばれたら必ず、そこにパスをします。一度に3人くらいから呼ばれることもあります。誰にパスするのかは、無論ボール保持者が決めてパスをする。そういう練習です。これは、声を出してパスを呼ぶ、つまりコーチングも大事ですが、仲間の声を聞くトレーニングでもあります。ずっと「パス!」と言っているのに、聞いてないことがよくあります。そうすると、子どもたちは声を出さなくなりますね。そんな現象を注意深く観察してみてください。■慣れたら守備をつけレベルアップ慣れてきたら、例えば「7対1」にして、ひとり守備をつけます。ただ、やることは同じです。声が聞こえたら、必ず呼ばれた人にパスをする。複数の声がかけられますから、ディフェンスの位置を確認してボールをカットされない、取られないような味方に出さなくてはいけません。声を出していない人にはパスしません。最初にやると、子どもたちは一斉に「パス!パス!」と呼びます。そこを少しずつ整理してあげます。例えば、呼ばれた方向に守備者がいないときは、呼ばれたらすぐに出せます。そういうことを考えて、やってもらいます。そうすると、パッサーは自分の体が向いているほうにパスをします。そこで「もらったら、なるべく早くパスしよう」と言います。後ろから呼ばれたからと言って、ターンしていてはボールを素早く出せません。たくさんの声を選んで、できるだけ早くパスができる人を選ぶように促します。そうすると、子どもたちは、自分が受け手になったときに、周りを見ていないとパスをもらいづらいことがわかります。パッサーがどちらを向いているか、味方はどこにいるか。自分はもらいやすい位置なのか、そうでないのか。そこを学ぶと、徐々に声を出すタイミングが絞られてきます。■状況判断ができるようになると、かける声のレベルが上がるボールをもらうためにはどのスペースに走り込むのか。視野と判断が求められます。例えば、ディフェンスの子から一番遠いところを選ぶ。もしくは、ディフェンスが自分の近くにいれば、そこは安全ではないから声をかけないでおこうという判断もできます。「僕には今、守備がついてるから」と気を使えます。そんなふうに「パス!」と呼ぶだけでなく「こっちにはパスしちゃダメ」という声も出てきます。そうなると「左が開いてるぞ」「右が開いてるぞ」と自分がかかわらないところにもコーチングするようになります。そういう声が出始めたら、「いい声だ」「ナイスコーチング」と褒めます。そんな練習を5~6回やれば、声を出すようになります。声を出すように!と認識を。うまくいくようになったら、デイフェンスを2人にしたり「声を出さずにやってこごらんよ」と一段ハードルを上げてもいいでしょう。声がないので、そこにはさらに判断が生まれます。声出されたからパスを出すのではなくて、パッサーが自分で選ぶという判断です。■練習でやったことを試合で使わなければ意味がない私が今、一番気になっているのは、練習のときは元気なのに試合ではそうでない子どもたちです。まさしく、練習でやったことを試合でやっていません。もちろん、練習したからすぐ使えというのは難しいのですが、トライしてもらうことが肝要なのでミスしても叱らずにどんどんやってもらいましょう。「リアリティのあるトレーニングをしてください」と日本サッカー協会も言っています。「今練習したこと、使った?」と確認してあげてください。特に、小学生は夢中になると、考えなくなります。したがって、その日の試合は、その日やその週に練習したことをやるよう、コーチが仕向けてください。そうでなければ、練習をやる意味がありません。「今週練習したのだから、フリーのときは声を出そう」そんな声が子どもたちから聞こえてくるといいですね。■大きくて速くて強い、以外の武器を持ってないと中学、高校で困る先日、高校生の試合を見に行きました。ボールを繋ぐサッカーを2年生はできるようですが、3年生は裏に蹴って競争をしてしまうサッカーになってしまう引退試合だったので、3年生中心に試合をしました。すると、どんどん蹴ってしまいます。対戦相手もそういうタイプだったので、そうなってしまったのかもしれませんが、ほぼ制御不能な状態です。監督さんは「こうしかできないんですよ」とあきらめ顔でした。そういう選手たちが育っています。「考えながらやるよ」などと言われずに育ってしまったようです。勝つために頑張ろうという感覚で育った子たちです。そうなってしまうと、スピードが速い方が勝てるし、体が大きいほうが強い。それ以外の武器を持っていなければ、中学、高校と上に行ったときに困ってしまいます。次ページ:コーチングは頭の整理になるので、いいプレーにつながる■コーチングは頭の整理になるので、いいプレーにつながる(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)声を出すのも大事ですが、コーチングの意味を知ってほしいと思います。「もっとつなごうぜ」とか「練習したことやろうぜ」などと、みんなが言い合えることがいいですね。そうすると、夢中になって忘れてしまいがちな子が、いいプレーをするようになります。そのように、頭の中の整理をするための声掛けも重要です。みんながコーチングできるということは、やりたいサッカーを言い合える、ということ。またベンチにいる選手からの声も重要です。練習でやったことをベンチにいる選手も言ってあげられるといいですね!技術ではなく、頭の中の問題です。そこを指導者側が理解しなければいけません。例えば、そこを選んだのはいいことで、そこを見てパスしたことをOKにして、やり続けるよう促してください。そうすれば、ミスすることを気にしなくなります。チャレンジすることを子どもが選べたら、自分たちから声を出し続けるはずです。池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2021年05月14日もっと自由で幸せな人生を送るために2021年2月21日(日)、美容家の千波は『幸せマインド&美容 集団コーチング』をオンラインで実施する。ダイエット、美容ヲタクネタ、スピリチュアル、自分磨き・夢・仕事・プライベートの悩みなどについて少人数で自由に話をしながら、波動を高めて、モチベーションを上げていく。開催時間は12:00から14:00まで。zoomを活用したオンラインでの開催で、定員は10名。年齢制限はなく、誰でも参加することができる。参加費はクレジットカード決済の場合は8,790円、銀行振り込みの場合は8,500円。申し込みはリザーブストックにて、2月21日(日)12:00まで受け付けている。ダイエットとリバウンドを繰り返した経験をもつ千波千波は「関わる全ての女性をよりhappyな人生に導く」を理念に掲げ、美容家、トータルエステティックアドバイザー、加圧インストラクター として活躍。ダイエットをサポートしながら、内面を磨き、なりたい自分になる方法を伝えている。オフィシャルブログのフォロワー数は12,000人以上。インストラクターのフォロワー数は119,000人を超えている。著書には『伝説の脂肪ほぐし』『小顔が止まらない!魔法の顔ほぐし』などがある。(画像は千波オフィシャルブログ「細しなやかなbodyと理想の人生を叶える」より)【参考】※リザーブストック※千波オフィシャルブログ「細しなやかなbodyと理想の人生を叶える」※千波オフィシャルインスタグラム
2021年02月03日人数が少なく全学年一緒に練習せざるを得ないこともあるが、上級生の保護者が納得しない。「低学年にしかメリットがない」「下の子たちと練習しても高学年はうまくならないのでは」「下の子たちのお世話係じゃない」など不満の声が。年齢ミックスで練習することで上級生も成長することをわかってもらうにはどうすればいい?とのご相談です。これまでジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんが、年齢ミックスで上級生にもたらされる5つのメリットをご紹介します。(取材・文島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<相手をつかんでまで止める、競り合いで負けると「死ね」と暴言を吐く子、どう指導すればいい?<お父さんコーチからの質問>こんにちは。小学校のスポーツ少年団で全年齢を指導しています。これまで何度も紹介されているかもしれませんが、改めて異年齢やレベルがバラバラのチームで上級生(または上手い子)が、下の子たちと一緒に練習することのメリットを教えてください。所属人数が少ないのでどうしても年齢ミックスで練習をせざるをえないのですが、学年が上の子たちの保護者は、「小さい子たちと練習させてもメリットがあるのは下の子たちだけで、上級生にメリットがないのでは?」「レベルの違う(下手な)子たちと練習しても上手くならないのでは?」「小学生年代ではまだ指導者に与えてもらうことがメインなので、5、6年生も下級生のお世話係ではなく、ちゃんと指導してほしい(技術、戦術をコーチから与えてほしい)」という方も少なくありません。一人で全学年を見ているので、時間的にも限りがありますし、年齢ミックスで練習することで上の学年も伸びるということを理解していただきたいのです。異年齢と一緒に練習することで伸びるスキルなど、改めて具体的に教えてください。<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。保護者の方々からなかなか理解を得られず、苦戦している様子ですね。でも、実践されている異年齢での活動は、とてもいいことです。ぜひ横割りに変えたりせずに粘り強く取り組んでください。■「僕らが言うと小学生が文句を言うから、言いたくない」という中学生例えば、私が地元の大阪で行っている「サッカープレーパーク」では、上は中学生から、下は小学校低学年の子どもも来ています。縦割りで一緒にミニゲームをすると、中学生が口をとがらせて苦情を申し立てます。「小学生がひとりで勝手にドリブルで行っちゃうから困る」「ボールをすぐに大きく蹴るから、やりたいサッカーができない」私が「小学生に自分たちから指示を出して動かせばいいじゃない?」と言っても、「僕らが言うと文句を言うから、言いたくない」と言うのです。少子化もあって、中学生、小学生の双方が、兄弟、姉妹やいとこ、親戚といった異年齢の子どもとのコミュニケーションの経験がありません。中学生には、どうやったら年下の小学生を動かせるかを考え、言い方やタイミングを工夫することができない。小学生は、お兄さんたちの言うことを聞いてサッカーをしたら、上手くなったり、いいことがあると思えないのです。経験していないからです。■年齢ミックスで練習すると上級生も確実に成長するそれぞれがもっと小さいときから私の指導を受けて育っていたら、もっと違う状況になるはずですが、一緒にサッカーをしてきていないため理解できません。「どうして小学校の低学年と一緒にやらなきゃいけないんだ?」と戸惑っている姿が見えます。例えばそんな姿を見かけたら、上級生の親御さんは心配になって「みんな同じ学年で能力が似通っている横割りのほうがいい」と思うのかもしれません。しかしながら、縦割り集団で上級生は確実に成長します。年上の子が異年齢で活動するメリットはたくさんあるのです。ここでは五つに分けてお話ししましょう。■コーチングスキルやカバーリングのスキルなどサッカーの技術も高まるまずひとつめ。上級生は、コーチングを覚えられます。「こういうとき、どこに動いたらいい?」と問いかけるコーチングができるようになります。ボールをもらいたいときは、「ほら、ワンツーやるよ」と声を出しながらパスをすればいいとわかります。二つめ。力の差が大きいと能力が高い子のほうが伸びないのではないかと思いがちですが、それは違います。足が速くて技術もある子が、足の遅い子が間に合うようなパスを出してあげたり、試合でその子のぶんもカバーしようと集中し懸命に走ったりするようになります。三つめ。サッカーのスキルも、異年齢集団で十分鍛えられます。例えば、高学年対抵学年のゲームは、高学年にペナルティをつけると白熱した戦いになります。小さなコートなら4対6、もう少し大きければ5人対8人でやるなど、上の学年の子たちに負荷をかけるといいでしょう。負荷のかかった状況で、3人に囲まれたりしてもボールをキープできたり、数的不利のなかで頭を使ってサッカーをするトレーニングになります。ペナルティは、人数以外でもつけられます。「ドリブルはダメ。パスしかできません」とか「すべてダイレクトプレーでやってください」などと厳しめな条件を付けます。技術も判断スピードも必要なので、体格やスピードに劣る下級生が相手でも「頭」が疲労します。どんなペナルティをつけるか、ルールにするかを、どんどん考えてください。何かを教え込むのではなく、そんなふうにルールや方法を工夫できるのが指導者の役目なのです。■高学年で周りに追いついてない子は成功体験を積んで自信をつけることができる四つめ。サッカーに対して、主体的に臨む姿勢が生まれます。低学年の子どもと一緒に練習する際は、いい意味で余裕があるので「自分たちがうまくなるためには、どうしたらいいのかな?」と考えてもらいます。例えば、低学年が保持しているボールを、体をぶつけて奪いに行くのではなく「パスカットでしか奪ってはいけない」という高学年ルールを自分たちで考え出すこともできます。考え出すために、指導者がヒントをあげてください。一から十まで大人が伝えるのが指導ではありません。技術や戦術を磨く方法を、高学年の子どもたち自身が生み出すこと。そういったことも、異年齢のなかで行うことで出てきやすくなります。五つめ。高学年でも能力がまだ同学年に追いつかない子どもにとっては、自分も対等以上にやれて自信がつきます。相手は年齢が下であっても、うまくできたプレーのイメージをつかんだことには変わりありません。そういった子たちは同学年の横割りだと、うまい子に遠慮したり、すぐパスをしてしまって頼ってしまう部分があるので、そういった遠慮の解消にもなります。■指導者が最初から答えを持ってなければいけないわけではない(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)サッカーのコーチングは、指導者があらかじめ答えを持ってやらなくてはいけないわけではありません。逆に答えを持たず、子どもたちの思考や活動に広がりを与えてくれる。それが、異年齢の集団での活動だと思います。こんなこともあるよね。答えはひとつじゃないよ。自分のコーチがそんな見方をしていれば、より多くの学びを子どもたちに授けられると思います。池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2020年11月27日千波がオンライン集団コーチングを開催2020年11月8日(日)、美容家の千波が『オンライン集団コーチング』を実施する。内容はダイエット、美容ヲタクネタ、スピリチュアルなど。その時集まった人たちの問題解決と向き合い、セルフコーチングする場を提供する。参加費はクレジット決済の場合が8,790円、銀行振り込みの場合が8,500円。定員は10名。zoomオンラインでの開催となる。個人的な相談がしたい人や、モチベーションを上げたい人、前向きになりたい人などにオススメだ。申し込みは11月8日(日)12:00まで、リザーブストックにて受け付けている。内面磨きを始めたことをきっかけに人生が大逆転!千波(ちなみ)は20kg近いダイエットとリバウンドを繰り返した経験をもち、美容家、ダイエットメンタルコーチとして活躍。自分のことが大嫌いで、ネガティブ代表だった千波は、内面を磨き始めたことで人生が大逆転する。SNSを通じて、美容やダイエットなどに関する情報を積極的に発信。オフィシャルウェブブログのフォロー数は12,000人以上。インスタグラムのフォロー数は124,000人を超えている。著書には『全身くまなく使えてすっきりリフレッシュ! 魅惑のバタフライカッサBOOK』『肥えグセが吹っとぶやせるストレッチ』などがある。(画像は千波オフィシャルブログより)【参考】※リザーブストック※千波オフィシャルブログ※千波オフィシャルインスタグラム※千波オフィシャルウェブサイト
2020年09月26日編集部:学研キッズネット編集部1年間1,000時間の学習で、「聞ける・話せる本物の英語力」が身に付くコーチング英会話「TORAIZ(トライズ)」を運営するトライオン株式会社は、TORAIZ(トライズ)では初となる子ども向けにオンライン対応した「英検®集中対策プログラム」の提供を開始したことを発表しました。オンライン対応のプログラムコロナウイルス感染拡大を防ぐため、2020年4月7日より政府から緊急事態宣言が発令されました。教育機関においても都立学校を中心に臨時休校措置をとるなど、自宅学習を余儀なくされています。このような環境下で「英検®集中対策プログラム」は、完全オンライン対応したプログラムとなっており、自宅にいながら英検®取得を目指せるプログラムとなっている。また英検®取得だけでなく、週5回のレッスンを中心に専属のコンサルタントのサポートを受けながら、自律した学習習慣を身につけることも大きな特徴となっています。TORAIZ英検®集中対策プログラム 概要◆学習期間:2ヶ月(全40回のレッスン)※すべてオンラインで受講可能※1レッスンあたり25分となります。時間は随時調整。◆対象:小学4年生~中学3年生向け◆対象クラス:英検5級~3級向け◆内容:「約2,000語の単語暗記」「中学校レベルの文法」「音読・シャードーイング」をレッスンと自己学習を通して学び、英検取得を目指すプログラム。また、初心者限定で、発音勉強の提供も可能。◆価格:280,000円(税抜)[入会金:50,000円、受講料:230,000円]→学習応援キャンペーン受講料総額(税込)から50,000円割引※定価:280,000円(税抜)→234,546円(税抜)専属講師の週5回レッスンと毎日の英語学習で、2ヶ月で英語に最も大切な基礎力を徹底的に高めます。・TORAIZ英検®集中対策プログラム【TORAIZ(トライズ )について】1,000時間の学習により、日本人が最も苦手とする英語のスピーキング力を身に着けることができる“本物の英力”を追求するコーチング英会話プログラム。受講生一人ひとりにカスタマイズされた目標設定、その実現のための自己学習プログラムの作成、日々の学習サポート、2週間に一度の面談での進捗チェックを、専任のイングリッシュ・コンサルタントが担当。さらに、自己学習をアウトプットする場として、豊かな経験を持つネイティブコーチとのオンラインレッスンやグループレッスンを学びの場ではなくケーススタディとして実施。インプットとアウトプットのサイクルを作ることで、日本にいながらにして、実践的なビジネス英語を身に着けることができるサービスです。学習モチベーションの維持のためにリアルな人とのコミュニケーションを重視していることもトライズの特徴で、開校以来、受講生満足度98.0%、1年間学習継続率91.7%という実績を持つ。【トライオン株式会社について】2006年12月設立。「学ぶことを通じて人と組織の可能性を開く」を経営理念として創業より一貫して「教育」を軸にした事業を提供。インターネットを通じて時間や場所に捕われずに、多くの人が様々な学習コンテンツに出会える場所を提供することを目的に、日本最大級の通信講座「脳内カレッジ」を運営。 2015年からは、ビジネスレベルで通用する英語を1年でマスターするコーチング英会話スクール「TORAIZ(トライズ)」を開始。会社名:トライオン株式会社代表取締役社長:三木 雄信所在地:〒112-0004 東京都文京区後楽1-7-12 林友ビル 5階会社URL: ■「学研キッズネットFor Parents」のニュース一覧はコチラ■学研キッズネット編集部(がっけんきっずねっと)『学研キッズネット』は、1996年にオープンした小・中学生のためのWebメディアです。学研の子ども向け書籍や雑誌の編集ノウハウを活かし、子どもたちが安全に楽しめるサイトとして運営しています。子どもたちのしあわせのために、家族のしあわせのために、有益な情報やサービスをお届けできるよう、いつも精一杯がんばっています。すくすく伸びる子どもたちのために
2020年04月21日試合の2時間前からアップさせる指導者。アップ時間が長すぎて子どもたちは試合前に体力消耗してしまっている。休憩ありとはいえ1時間45分程のアップは長すぎない?適切なアップ時間ってどのぐらい?とご質問をいただきました。今回も、これまでジェフユナイテッド市原・千葉の育成コーチや、京都サンガF.C.ホームタウンアカデミーダイレクターなどを歴任し、のべ60万人以上の子どもたちを指導してきた池上正さんがアドバイスを送りますので参考にしてください。(取材・文:島沢優子)(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)<<「楽しければ強くならなくていい、レギュラー外して」という選手に勝つ喜びを教えるにはどうしたらいい?<お父さんコーチからの質問>こんにちは。指導者でなく保護者なのですが、子どもたちが心配なので相談させてください。スポーツ少年団で、息子がサッカーをしています。指導者はボランティアの監督、コーチです。チームの悩みですが、試合前のアップが明らかに長いと思っています。11時からの試合開始だと9時からアップを開始して試合開始の15分程前までアップをしています。明らかにアップが長く、子ども達は試合前に体力を消耗してしまっています。さすがに夏場は「猛暑なのでこのままでは、子どもは試合前に倒れてしまいますよ」と、保護者代表から相談を持ち掛けて改善は図られました。いくら寒い時期になったとはいえ、休憩ありでも1時間45分程のアップは長いと思うのですが、少年サッカーの試合前アップは、どれくらいが適切なものでしょうか?<池上さんのアドバイス>ご相談ありがとうございます。1時間45分のアップ(練習)では、休憩もあるでしょう。全体像が見えないとはっきりしたことは言えないのですが、こちらの想像の範囲での話だとご理解いただいたうえでお聞きください。■「アップ」だけと考えるなら長いが、指導者には別の意図があるかも結論から申し上げましょう。アップの適切な時間を尋ねているのなら、1時間45分は長いと思います。ただし、それがトレーニングの一環であれば、試合前に行うという状況であっても問題はないと感じます。小学生は、練習試合や大会の際のウオーミングアップを、練習も兼ねて長く行う場合もあります。そもそも活動が週末だけだったり、もしくは週に行える練習時間はそう多くないという理由でやっている指導者もいます。そういうことはあるだろうと想像します。人数も、一日に何試合行うのかもわからないので何とも言えないのですが、試合で子どもがどれくらいの時間プレーするかを考えると、指導者にとってはひとつの工夫でしょう。一人当たりの時間がそんなに長くないので、アップの時間に練習をさせようというわけですね。そういうことを考えて時間を過ごしているのかもしれません。例えば、冬場で寒い時期であれば「最初に練習するよ」と1時間くらい練習をさせます。試合は前後半交替で出るから、というならまったくおかしいことではありません。指導者として、活動量を増やすという意味で考慮する必要はあります。■試合前のウォーミングアップの適切な時間一方、「どれくらいが適切な時間か」という質問もありました。純粋に試合前のアップだとしたら、子どもたちは20分程度で温まります。その程度の時間で問題ありません。体温を上げて、各部位の関節の可動域を広げるだけで十分なわけです。その時間を指導者がどういう目的で指導しているか。それによって見方は変わるとしか申し上げられないのが実際のところです。違う視点から言うと、ご相談の文章を読んでいてひとつ疑問がありました。「11時からの試合開始だと9時からアップを開始して試合開始の15分程前までアップをしています」「明らかにアップが長く、子ども達は試合前に体力を消耗してしまっています」この二つです。15分前まで行うことは特に問題ではありません。ごくごく普通のことです。また「体力が消耗してしまっている」という心配は、親御さんたちからから見て「試合に勝つためにはマイナスだ」という感覚でしょうか?もし、そうでなかったら聞き流してくださいね。■指導者、保護者間のコミュニケーションがネガティブな疑問解消につながる子どもたちが試合に勝ちたいのは当然ですし、その心は育てなければいけません。が、その気持ちをどう成長させるかが大人の役割です。目の前の試合で一喜一憂するのではなく、おおらかな気持ちで応援してあげてもらいたいと思います。例えば「アップしすぎたから負けた」というような見方ではなくて、この試合、もっといえば、その日の活動機会をどう生かすか、という視点で考えてはいかがでしょうか。また、保護者側からは「もし夏場なら倒れてしまいます」と話されたようですが、もう少し指導者からコミュニケーションがとれたらいいのかもしれません。保護者は、指導者の考えになかなか触れられません。疑問が出てくると、ネガティブなほうに考えていってしまいがちです。私は指導者の方々に「保護者とコミュニケーションをとってくださいね」といつも話します。円陣を組んで子どもに話すのを、保護者に聞いてもらう。その試合や練習、もっといえばその時間を何の目的をもって過ごすのかを一緒に聞いてもらうわけです。そこを理解してもらえば「ああ、コーチは練習の一環でやっているんだな」などと納得してもらえます。■大事なのは時間の長さではない(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)ご相談の文章を読む限りでは、そんなに深刻な問題ではなさそうです。子どもたちが楽しく、熱中して取り組んでいるのであればまったく問題はありません。時間の長さを計るよりも、子どもたちの表情や動きを見てあげてください。例えば、しごきのような、理不尽な練習内容であれば、逆に子どもたちから苦情が出るはずです。決してそういったものでないのならば、親御さんたちもぜひ見守ってあげてください。池上正(いけがみ・ただし)「NPO法人I.K.O市原アカデミー」代表。大阪体育大学卒業後、大阪YMCAでサッカーを中心に幼児や小学生を指導。2002年、ジェフユナイテッド市原・千葉に育成普及部コーチとして加入。幼稚園、小学校などを巡回指導する「サッカーおとどけ隊」隊長として、千葉市・市原市を中心に年間190か所で延べ40万人の子どもたちを指導した。12年より16年シーズンまで、京都サンガF.C.で育成・普及部部長などを歴任。京都府内でも出前授業「つながり隊」を行い10万人を指導。ベストセラー『サッカーで子どもがぐんぐん伸びる11の魔法』(小学館)、『サッカーで子どもの力をひきだす池上さんのことば辞典』(監修/カンゼン)、『伸ばしたいなら離れなさいサッカーで考える子どもに育てる11の魔法』など多くの著書がある。
2020年02月21日「子どもにはやりたいことを見つけてほしい!」と考えているママ自身が、なかなかやりたいことが見つけられなかったり、時間がなくて諦めたり……ということは珍しくないですよね。「誰かのために」「社会のために」という、外向きのエネルギーに子どもを向けるために、親が意識して声がけするといいと話すボーク重子さん。そんなボークさんに、ママの生き方についてお話を伺います。 『子どもの「やりたいこと」の見つけ方」』 の続きです。■ママが打ち込む姿が子どもの非認知能力を伸ばす――子どもには本当にやりたいことを見つけてほしい。そう考えるママ自身、なかなか自分のやりたいことができずにいることも多いです。そうした現状をどう見ておられますか?ボーク重子さん(以下、ボークさん):子どもの非認知能力を育む秘密兵器は、「ママがやりたいことを見つけて、取り組むこと」なんですね。「何かやりたいことを見つけなさい」と言うよりも、身近にいる大人がどう生きているかを見せることが、子どもたちにとって一番のロールモデルになります。私は、母親が「子どものお世話をする人」から、「子どもを導く存在」に変わっていくべきだと考えています。ママ自身が、子育てをしながらでも、自分のやりたいことを諦めずに両立させている、その姿こそが子どもたちにとって最高のお手本となるからです。――子どもに見せるのは、具体的にどのような姿がいいのでしょうか。ボークさん:かっこいい姿だけじゃなくて、失敗をたくさん見せてあげてください。ママは失敗もするけどその度に立ち上がっている、失敗なんてどうってことないと気づかせてあげることができます。私は、子どものお手本になるのは、かっこいい正しい人のことではなくて、自分自身の成長過程を見せられる人だと考えています。そのためにも、ママがやりたいことを見つけて、取り組んでいる姿というのは、子どもにとても大きな影響を与えると思います。■母親としての「罪悪感」との付き合い方――ただ、子育てに家事に仕事にと、ママたちのやることは多くて、自分の時間が持つことに対して罪悪感を抱く人も少なくないと思います。ボークさん:どうしても「完璧な母親」のイメージにとらわれて、家事も育児も、そしてさらに仕事まで「完璧にやらなくては」と、自分を追い込んでしまうお母さんは多いですよね。でも、子どもは「ダメなママでこめんね」と悲しげなママより、「ママは今日もがんばったよ!」と話す笑顔のママといる方が幸せなはずです。ママ自身が自分の人生を広く探し求めることが、子どもを導くロールモデルとして、おおいに役出つということを踏まえると、罪悪感を持つ必要はまったくありません!――忙しい日々の中でどうやって自分の時間を作ればいいのでしょうか。ボークさん:家事が完璧にできていることってどれだけ重要なのでしょう。たとえば誰かが靴下を丸めたまま洗濯カゴに出していたら、そのまま洗ってそのまま干せばいい。自分が重要だと思わないのなら別にしなくてもいいんです。「ToDoリスト」ではなく「いたしませんリスト」を作って、やらなくていいことは徹底的にやらない。そうすると、自分の心に余裕ができます。あとは、「ママは行方不明」の時間を作るのもオススメです。たった15分でもいいので、「これからママは行方不明なので、自分のことは自分でやってください」と家族に言うんです。最初は文句を言われるかもしれないけれど、続けるうちにきっと慣れてきますから。 ■何をしたいか忘れてしまったママたちへ――「何をしたいのか」。あらためて問われると難しく感じるのですが、どのような観点で見つけていけばいいのでしょうか。ボークさん:私は、“楽しいパッション(情熱を持てること)”とは、結局は自分と社会とのつながりだと思うんです。自己満足で終わる内容も、悪くはないですが、家族がいるのに「一人でホールケーキを全部食べちゃう」ようなものですよね。家族や友だちと分けたら、自分の取り分は減るけれど、幸せは何倍にもなります。自分のやりたいことで、だれか1人でもいいので、役に立つとか、幸せにできていると思えたときに、自分自身の幸福度も高まると思います。人生100年という長い時間を、楽しく過ごすためには重要な考え方だと思います。――なかには、「子育てこそが私のやりたいことだ」というママもいると思いますが、それではダメなのでしょうか?ボークさん:もちろん、「子育てが私のパッションだ」というのは、素晴らしいことですし、それも大いにありです。ただ、子どもは高校を卒業すると、ほとんどの場合、巣立っていってしまうんですね。だからこそ家庭の中という内向きの視点に自分と社会の接点というもう一つの視点を取り入れることが大切だと思います。私自身50代で、ちょうど周りも子どもが巣立ち始めたのですが、「自分の人生これからだ! 」という人と、「何をすればいいのか…」という人との二つのグループに分かれてしまっている。何が二つを分けたかと考えてみると、「自分の人生を止めたか、止めていないか」なんです。専業主婦をしていても、意識を変えることで社会とのつながりを保つことができるでしょう。たとえば、自分の好きなパンを作って、それをご近所さんに配ること、それも社会とのつながりなんですよね。――母親という役割だけではなく、「自分自身がどんな人間か」という視点が大切なんですね。ボークさん:そうですね、「子どもを育てている」だけでは、その人がどんな人間かはわかりません。何に関心を持ち、どんなことを考えているのか。やりたいことは何か、楽しいと思うことは何か、そうしたことを聞いて、初めてその人に対する興味がわいてきますよね。母親としての役割には、責任が非常に重くのしかかってきますが、大切なのは、自分はどんな風に生きたいのか、何のために生きるのか、ということを忘れないことかもしれません。■十分に頑張っている自分をほめてあげる――今、がんばっているママたちにメッセージをいただけますか。ボークさん:今の時代は本当に過渡期で、女性の生き方も多様化しているし、教育改革も動いています。そんななか、ママたちは仕事もして家事もして子育てもして、大変なことも悩みも多いことと思います。そうした時代であったとしても、心に余裕を持って生きることはとても大切です。そのためにも、自分ができなかったことではなく、できたことを思い出して、毎日自分をほめてあげてほしい。そして、自分を見つめる時間もぜひ作ってほしいと思います。その子の子育てはたった1回しかないし、自分の人生もたった1回しかないからこそ、心の何処かに余裕を持って楽しんで欲しいなと思います。――ありがとうございました。ここまで、ボーク重子さんにママの生き方についてお話を聞きました。子どもに対して親自身が、何か打ち込めるものを見つけて取り組む姿を見せることに大きな意味がある、それを思うとママ自身もがんばる力がわいてきそうですよね。ママのタスクは多く、その中で自分のやりたいことが何か見つけて、実践するのは簡単ではありませんが、自分自身の人生についても、ぜひ考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。■今回お話を伺ったボーク重子さんのご著書 『「パッション」の見つけ方: 「人生100年ずっと幸せ」の最強ルール』 (ボーク重子/小学館 ¥1,400(税抜))ボーク重子(ぼーく しげこ)さん作家、ICF会員。米・ワシントンDC在住。2004年、アジア現代アートギャラリーをオープン、2006年、ワシントニアン誌上でオバマ前大統領(当時は上院議員)と共に「ワシントンの美しい25人」のひとりとして紹介される。2017年、一人娘であるスカイが「全米最優秀女子高生コンクール」で優勝、多くのメディアに取り上げられた。現在は、日米で講演・執筆活動中。著書に『世界最高の子育て』(ダイヤモンド社)、『「非認知能力」の育て方』(小学館)のほか、近著に『「パッション」の見つけ方: 「人生100年ずっと幸せ」の最強ルール』がある。Instagram: @shigekobork
2020年01月08日できれば親としては子どもが本当に好きなことを思いっきりさせてあげたいところですが、それがなかなか難しいと感じている人も少なくないでしょう。そこで、 『「パッション」の見つけ方: 「人生100年ずっと幸せ」の最強ルール』 を上梓し、子育てやキャリア構築などについて日本やアメリカで講演会やワークショップを展開するボーク重子さんに、親ができることについてお話を伺いました。ボーク重子(ぼーくしげこ)さん作家、ICF会員。米・ワシントンDC在住。2004年、アジア現代アートギャラリーをオープン、2006年、ワシントニアン誌上でオバマ前大統領(当時は上院議員)と共に「ワシントンの美しい25人」のひとりとして紹介される。2017年、一人娘であるスカイが「全米最優秀女子高生コンクール」で優勝、多くのメディアに取り上げられた。現在は、日米で講演・執筆活動中。Instagram: @shigekobork ■いま必要な「考える力」と「楽しむ力」――人工知能(AI)が進化して、私たちの生活もどんどん便利になっています。そんな今の時代に、子どもたちに必要なのはどんな力だと思いますか? ボーク重子さん(以下、ボークさん):人工知能は、インプットしたら正確にほしいことを瞬時にアウトプットしてくれますよね。そういう部分では、もはや人工知能の方が人間よりも早くて、太刀打ちできないんです。ただ、人工知能には、「楽しんで仕事をする」とか、「だれかの役に立ちたい」とか、そういった感情を持つことはできません。私たちには、考えること、そして楽しむことができる。そういうところこそが大きな力となります。これこそが「非認知能力」と言われるもので、子どもたちは、今後この力を伸ばしていくことが重要だと思っています。――「非認知能力」を育むためには、何が必要となってくるのでしょうか? ボークさん:そうですね、子どもたち自身は、自分がやりたいと思えることについては、「やる気」と「エネルギー」がわいてきます。だれかに無理やりやらされたことについて、なかなかがんばれないのは大人も同じですよね。だからこそ、子ども自身が「こんなことがしたい」という思いを持つことが重要なのです。これこそまさに、「出る杭」と言われるようなものを持った人だと私は考えています。 ■「出る杭は打たれる?」子どもがやりたいことを見つけるには ――日本では、どうしても「出る杭」は打たれる傾向にある気がします。そんななかで、子どもたちの考える力や楽しむ力をどう伸ばせばいいのか悩んでしまいます。 ボークさん:私は、思考力のベースにあるのは知識なので、知識を身につけさせることに重点を置いてきた日本の教育もすばらしいと考えています。そして、現在は非認知能力の大切さもだんだんと認識されてきて、学校での教育も徐々に変わってきています。ただ、それでも非認知能力に重きを置く教育は、アメリカなどと比べると、まだまだ日本では進んでいるとは言えない状況です。そんな学校状況でも、家庭での親から子どもに対する接し方によっては非認知能力を伸ばすことができるんです。 ――具体的には、どのように接すればいいのでしょうか。 ボークさん:たとえば子どもが、「相撲取りになりたいから、今日からたくさん食べる!」と言い始めたとして…。ママの内心では「本当はサッカー選手になってほしかったな、大変だな」なんて思ったとしても、「わかった、ママも相撲大好き! がんばれ! がんばれ!」と言える家庭環境がいいですよね。子どもの意見をけっして否定せず、意思を尊重して、自分自身でいられる場所を確保してあげてほしいです。 ――小さい子どもの場合だと、やりたいことがよくわからないこともあって、どう聞き取ってあげればいいか悩むこともあります。 ボークさん:乳児だと、まだ話せない子も多いですね。それなのに「何したいの?」と聞いても、知識と経験が格段に少ないので、何も言えません。そうしたときは、選択肢をいくつか与えてあげて、どれがいいか選ばせてあげる。そうすることで、選ぶ力、選んだことに責任を持つ力を少しずつ伸ばしてあげられると思います ■習い事で子どもの可能性を広げる!――子どものやりたいことを見つけるために、習い事は効果的だと思っています。だから空いている時間があると、ついできるだけたくさん詰め込みたくなってしまうのですが。 ボークさん:わが家では、娘が本当にやりたいことを見つけるまで15ほどの習い事を試しました。でも同時にやるのは、多くても2つまでと決めていたんです。多くの習い事をすると、それだけ毎日のスケジュールがプログラミングされてしまって、子どもの自由時間がなくなってしまいます。そうしたことを続けると、子どもが「指示待ち」の状態になってしまいかねません。さらに、習い事が増えることによって、ママも子どもも疲れ切っちゃうことが大きな問題です。――子どもにとって、夢中になれる習い事を探してあげるにはどうすればいいですか? ボークさん:親が決めてさせるのではなく、子どもが主体的に決めることが大切です。見学や体験に行ってみて、もしイヤだというようなら、無理にはさせない。また、習い事にこだわる必要はないと思います。仕事で忙しいママにとっては、習い事の送り迎えも大変ですから、無理をしてまでやるのは本末転倒です。たとえばおうちでのお手伝いとか、近くの公園に行くとか。習い事でなくても、いろいろな体験をさせてあげることができますよ。■子どもの「やりたいこと」の見つけ方 ――たとえば、子どもにとってやりたいことが「ゲーム」だった場合、それでも「がんばれ!」と言っていいものか悩んでしまいます。 ボークさん:ゲームが大好きで、何時間もできるというのはすごいことですが、それは内向きで、自分が楽しいだけですよね。それを外向きにしてあげる。たとえば、おじいちゃんにゲームを教えてあげるといったように、じつはほんの少しだけ向きを変えるための働きかけをして、子どものすぐ身近にあるモノや人を使えばいいんです。大事なのは、意識を変えること。やりたいこと、大好きなことがあったら、それを外向きに、周りの人も巻き込んでいくことができないかと考えることが大切です。 ――意識を外向きにしていくために、親はどういった声がけをすればいいですか? ボークさん:日本ではよく「大きくなったら何になりたい?」って聞ききますよね? そうすると子どもは「サッカー選手」なんて答えが返ってきます。一方、アメリカでは、「どんな人間になりたい?」と聞きます。そうすると、「僕が元気に走り回る姿を見てみんなに元気になって欲しいからサッカー選手になりたい」といったように答えます。この2つは似ているようで全然違うんです。「どんな人間になりたいか」を考えることで、社会と自分のつながりを意識できます。自分が社会の一部で、何ができるのかということを考える、そうした生き方をこれからの子どもたちは意識できるように声がけできるといいですね。 ここまで、ボークさんには子どもたちが自分らしく生きていくためのヒントをお伺いしました。ちょっと意識を変えるだけで、子どもへの声がけや習い事の選び方など、子どもの非認知能力を高められそうなヒントが多く得られましたね。次回は、子どもだけでなくママも自分のやりたいことを見つけていこうという、ボークさんの考えをさらにうかがっていきます!■今回お話を伺ったボーク重子さんのご著書 『「パッション」の見つけ方: 「人生100年ずっと幸せ」の最強ルール』 (ボーク重子/小学館 ¥1,400(税抜))
2020年01月07日