リコーイメージングは、Kマウントのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3 II」の「16-85WR レンズキット」を6月19日に発売する。公式オンラインストアでの直販価格は税込210,200円。4月23日の発表当初、近日発売とされていた「16-85WR レンズキット」の発売日が、このたび6月19日に決定した。16-85WR レンズキットには、K-3 IIボディに交換レンズ「HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6ED DC WR」が付属する。PENTAX K-3 IIは、2013年11月に発売されたデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3」の後継モデルで、Kシリーズのフラッグシップ機に当たる。手ぶれ補正機構の改良や超解像技術「リアル・レゾリューション・システム」の搭載、GPSユニットの内蔵など大幅なブラッシュアップが図られた。
2015年05月20日ソニーマーケティングは、ミラーレス一眼カメラ「α」シリーズの購入者を対象に、最大10,000円のキャッシュバックを行うキャンペーンを実施する。対象購入期間は2015年5月22日から2015年7月26日まで。応募締め切り日は2015年8月10日(当日消印有効)。期間内にミラーレス一眼カメラ「α」シリーズを購入し応募すると、応募者全員にキャッシュバックが行われるキャンペーン。10,000円キャッシュバック対象商品は「α6000」ダブルズームレンズキット。8,000円キャッシュバック対象商品は「α5100」ダブルズームレンズキット。5,000円キャッシュバック対象商品は「α6000」のボディとパワーズームレンズキット、「α5100」のボディとパワーズームレンズキット、「α5000」のダブルズームレンズキット。3,000円キャッシュバックの対象商品は「α5000」パワーズームレンズキット。応募には、Web上での製品登録が必要となる。このほか、保証書のコピー、レシートまたは領収書のコピー、製品箱のバーコード(コピー不可)を専用応募封筒で送付して応募する。詳細はソニーのWebサイトを参照いただきたい。
2015年05月19日ニコンは、天体撮影に特化したデジタル一眼レフカメラ「D810A」を5月28日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は税込420,000円前後だ。2015年2月10日の製品発表時、5月下旬とされていた発売日が今回正式に決定した。D810Aは、有効3,635万画素のニコンFXフォーマットCMOSセンサーを搭載した「D810」をベースに開発された製品だ。CMOSセンサー前面にある光学フィルターのHα(エッチアルファ)線透過率を、D810の4倍に高めたことによって、赤く発光する星雲をより鮮やかに撮影できる。天体撮影向けの機能として、長時間露光マニュアルモード「M*」を新搭載。最長900秒のシャッター速度設定を可能としたほか、設定秒時を実制御秒時として比較明合成写真を撮影しやすくした。
2015年05月15日ユニットコムは12日、軽いものの計量に適した小型デジタルスケール「G154 Digital Scale」をパソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて販売開始した。価格は税込1,079円。G154 Digital Scaleは、薬や粉末、貴金属などの計量に向いたコンパクトサイズのデジタルスケール。0.1gから500gまで計量できる。総重量から容器の重さを引くTAREボタンと、重量の表示単位を変更するMODEボタンを備える。重量の表示単位はg、oz、ozt、dwt、ct、gnに対応。電源は単4形乾電池2本を使用する。本体サイズはW111×D16×H73mmで、重量は103g。カラーはシルバーとブルーの2色を揃える。
2015年05月13日アップルは、同社のサポートページにて、Apple Watchの「デジタルクラウン」(竜頭)に不具合があった場合、デジタルクラウンを洗い流すことを推奨している。同サポートページでは、デジタルクラウンがスムーズに回転しない場合や、本体がボタンを押しても反応しない場合の対処方法を紹介。Apple Watchの電源を切り、充電器から外し、弱めの水流のぬるま湯にデジタルクラウンを10から15秒ほどさらす。その後、デジタルクラウンと本体のすき間を水で流しながら、デジタルクラウンを操作し続ける。水から上げた後は、糸くずの出ない柔らかいクリーニングクロスで拭いて乾かすことで、付着した埃やゴミが落ち不具合が改善される場合があるという。なお、石鹸や洗剤は使用できない。そのほか、埃やゴミが原因ではない不具合について、Apple Watchの電源を一度切ってから入れ直す、もしくはサイドボタンとデジタルクラウンの同時押しによる強制再起動を対処方法として推奨している。
2015年05月07日デジタルサイネージを中心とした店頭販促トータルソリューションの提供を行なうimpactTVは5月7日、店頭販促に特化したデジタルサイネージ「impactTV」の通販サイトをオープンした。impactTVは、同社が企画・製造・販売している電子POP(小型サイネージ)。極小・軽量の3型から、定番の7型、エンドや催事向けの19型、大型モニタ取付型のメディアプレイヤーまで、幅広いラインナップが揃っている。同通販サイトでは、大手メーカー(累計約3,000社)が導入している業務用電子POPを小ロットで利用することができる。これにより、大手メーカーだけでなく日本全国の比較的小規模なチェーン・個人店舗もサービスを利用することが可能となった。同社は通販サイトオープン記念キャンペーンとして、5月中に会員登録(無料)を行ったユーザー限定で、全商品10%OFFの価格で提供するという(ECサイトからの購入に限る)。
2015年05月07日富士通は27日、同社直販サイト「WEB MART」が15周年を迎えたことを記念し、「WEB MART 15周年感謝祭」キャンペーンを開始した。ニコン製デジタル一眼レフカメラや、ムトーエンジニアリングの国産3Dプリンタなど、豪華景品が抽選でプレゼントされる。期間は2015年5月27日14時まで。「WEB MART 15周年感謝祭」では、「WEB MART」にてESPRIMO/LIFEBOOK/ARROWS Tabシリーズの対象製品を購入すると、抽選で18名に、ニコン製デジタル一眼レフカメラ「D5500 18-55 VR II レンズキット」や国産3Dプリンタ「Value3D MagiXシリーズ MF-500」、JTB旅行券などをプレゼント。抽選に外れた場合でも、100,000円以上購入したユーザーの中から、リコー製全天球カメラ「THETA m15」やPFU製モバイルスキャナ「ScanSnap iX100」、GoogleのSTB「Google Nexus Player」などの周辺機器が抽選で35名に当たる。また、対象製品購入ユーザーの中から抽選で100名に、バーバパパの「オリジナルトートバック」がプレゼントされる。対象製品は、ESPRIMO/LIFEBOOK/ARROWS Tabシリーズのカタログ掲載モデル、カスタムメイドモデル、わけあり品、目玉品。当選はプレゼントの発送をもって発表とする。賞品の発送は2015年6月下旬で、購入したPC本体とは別配送となる。
2015年04月27日リコーイメージングは4月23日、Kマウントのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3 II(ケースリーツー)」を発表した。価格はオープンとなっている。パッケージはボディのみのものと、交換レンズ「smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR」が付属する「18-135WR レンズキット」、交換レンズ「HD PENTAX-DA 16-85mm F3.5-5.6ED DC WR」が付属する「16-85WR レンズキット」の3種類が用意される。推定市場価格はボディのみが130,000円前後、18-135WR レンズキットが17万円台半ば、16-85WR レンズキットが19万円台半ば(いずれも税別)。ボディのみと18-135WR レンズキットは5月22日、16-85WR レンズキットは近日に発売される。PENTAX K-3 IIは、2013年11月に発売されたデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-3」の後継モデルで、Kシリーズのフラッグシップ機に当たる。手ぶれ補正機構の改良や超解像技術「リアル・レゾリューション・システム」の搭載、GPSユニットの内蔵など大幅なブラッシュアップが図られた。センサーシフト方式による手ぶれ補正機構「SR(Shake Reduction)」を引き続き内蔵。高精度ジャイロセンサーを採用したことで、Kシリーズで最高となる4.5段分の補正効果を得られるようになった。ジャイロセンサーの搭載によって、ユーザーが流し撮りしていることを自動で検知。SRユニットを制御して最適な撮影を行える。イメージセンサーユニットを1画素ずつ微細に動かしながら、4回撮影した画像を1枚に合成する「リアル・レゾリューション・システム」を新たに搭載した。1画素あたり1つの色情報しか取得できない従来のベイヤー方式に対して、リアル・レゾリューション・システムでは画素ごとにRGB各色の情報を取得できるため、解像感が高く、色再現に優れた画像を得られる。また、リアル・レゾリューション・システムは、高感度撮影時のノイズ低減効果も持つ。GPSとQZSS、SBAS(WAAS/EGNOS/GAGAN/MSAS)に対応し、アウトドアでの撮影をサポートする。撮影画像には緯度、経度、高度、UTC(協定世界時)、方位情報を記録できるほか、方位をモニターで確認できる電子コンパス機能や移動の軌跡を確認できるGPSログ機能を装備。GPS情報と手ぶれ補正機構のSRを連動させることによって、カメラだけで簡易的な天体追尾撮影が行える「アストロトレーサー」機能を実現した。AFモジュールは27点測距(中央部25点はクロス測距)が可能な「SAFOX 11」を引き続き搭載。AFアルゴリズムと「ペンタックス リアルタイム解析システム」は刷新し、コンティニュアスAFにおいて動体へのAF追従性能を向上させた。K-3と同様、「ローパスセレクター」機能を備える。ローパスセレクターは、露光中にイメージセンサーをサブピクセル精度で微小駆動させることで、光学ローパスフィルターと同様のモアレ軽減効果を得られる機能。光学ローパスフィルターと異なり、効果のオン・オフ、強弱を切り替えられる点が特徴だ。92カ所のシーリングによる防塵・防滴構造となっており、-10℃まで動作する耐寒性能も持つ。ボディ上下と前後の外装には軽量かつ堅牢なマグネシウム合金を採用した。主な仕様は、マウントがペンタックスバヨネットKAF2 マウント、撮像素子が有効約2,435万画素・23.5×15.6mmサイズのCMOSセンサー、対応感度がISO100~ISO51200、シャッタースピードが1/8,000秒~30秒となっている。画像処理エンジンはK-3と同様の「PRIME III」。連写速度は最高で約8.3コマ/秒。ファインダーは視野率が約100%、倍率が約0.95倍のペンタプリズムファインダー方式だ。背面の液晶モニターは3.2型・約103.7万ドット表示。利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードで、記録形式は静止画がRAW、JPEG、動画がMOV(MPEG-4 AVC/H.264)で、動画の最大記録画素数は1,920×1,080ドット(フルHD)/60i。バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能は約720枚。サイズは約W131.5×D77.5×H102.5mm(突起部を除く)、重量は本体のみで約700g、電池とSDカードを含む状態で約785g。
2015年04月23日キヤノンは、デジタル一眼レフカメラ「EOS 7D Mark II」「EOS 70D」購入者を対象に、「一眼レフで写真+動画キャンペーン」を実施している。期間は2015年6月30日まで。2015年6月30日までに「EOS 7D Mark II」または「EOS 70D」を購入したユーザーが対象のキャンペーン。対象商品の購入後にWebフォームから申し込むと、グラスバレーのムービー編集ソフトウェア「EDIUS Neo 3.5」のダウンロードサイトURLと製品シリアル番号が贈られる。申し込みは7月10日まで受け付ける。対象商品はEOS 7D Mark IIのボディー、EF-S18-135 IS STMレンズキット、EF24-70L IS USM レンズキット。EOS 70Dのボディー、EF-S18-55 IS STM レンズキット、EF-S18-135 IS STM レンズキット、ダブルズームキット。「EDIUS Neo 3.5」は世界中の放送局や映画制作で採用されている「EDIUS」の独自技術や高画質エンジンを継承したムービー編集ソフトウェア。対応OSはWindows 7(SP1) / 8 / 8.1。
2015年04月15日メガネスーパーは2015年5月より、他業種や専門家との協業・連携により眼の健康寿命延伸に関する商品・サービスの開発や、アイケア啓発を行う有識者会議を開催する。同会議は、昨年10月に発足した「アイケア研究所」が主体となって実施する。同研究所は、アイケア商品・サービスの研究開発を行う機関として立ち上げたもので、現在、同研究所をハブに「眼の領域」においてサービスや商品の開発を推進していく取り組みが、他業種の企業・団体と進行している。このほど同社と同研究所で連携している企業や専門家が主体となり、眼の健康寿命の延伸に関する具体的な提言や情報発信を行う有識者会議が、5月から定期開催することが決定した。この有識者会議は、5月から3カ月に1回を目安に実施する予定で、参加する企業・団体や専門家は、今後随時発表していくとのこと。同会議では、あらかじめ同社Webサイトで募集した一般からの眼の悩みや眼の健康寿命に関する相談も取り上げる。また、会議での議論内容や提言はニュースレターやWebサイトを通じ広くに発信していく。
2015年03月30日誕生の瞬間から初めて歩いた時、そして入園、入学や運動会など、子どもの成長は大切に写真に残していきたいもの。「カメラにこだわりたい」という人も多いでしょう。きれいな写真が撮れるカメラといえば、デジタル一眼レフカメラ。でも、「難しそう」「大変そう」と敬遠してしまいがちでは? しかし、最近は初心者でも十分扱いやすいものになってきました。今回は、デジタル一眼の良さに触れながら、「デジタル一眼レフカメラとコンパクトデジタルカメラの違い」について、説明していきましょう。■一眼レフとコンデジの違いは、カメラの心臓部「イメージセンサー」の違いコンパクトデジタルカメラ(以下コンデジ)と一眼レフの一番の違いは、イメージセンサーと呼ばれる、レンズから入る光を取り込むセンサーの大きさです。一般的に一眼レフに使われているイメージセンサーの大きさは、23.5mm×15.7mmの「APS-C」というサイズ。対してコンデジに使われているのは6.2mm×4.6mmと、一眼レフの1/3以下の、小さなサイズのイメージセンサーなのです。そのため、一眼レフのほうがより多くの光を取り込めて、美しい写真が撮れるということになります。美しい写真というと、画像の容量が気になるところですが、そのあたりも問題なし。容量が大きいRAWデータでの撮影もできますが、普段はセンサーの大きさを生かしつつ、コンデジとほとんど同じ容量で撮れるため、写真の保存にも困りません。ではここで、デジタル一眼レフカメラならではのよさをいくつかご紹介しましょう。■デジタル一眼レフには、赤ちゃんが生き生きと立体的に撮れる ボケ味の深さがあるスタジオで撮ってもらったフォトブックや雑誌などには、背景が美しくぼやけて、子どもが今にも触れられそうなほど近くに感じられる写真が数多くあります。これはイメージセンサーが大きい一眼レフでないと出せない効果。最近のコンデジでもある程度背景をぼかせますが、一眼レフに比べるとセンサーの大きさの違いから、どうしても深さが出せません。■デジタル一眼レフは、レンズを交換することで、雰囲気も一緒に写真におさめられる一眼レフはレンズを取り替えて「その時の雰囲気ごと写真に写したい」と感じた時に、思った通りの写真を撮ることができます。・暗い室内でも背景をぼかしながら日常をきれいに撮れる「単焦点レンズ」・遠いものを近くに引き寄せたように美しく撮影できる「望遠レンズ」・子どもの目線でのびのびと、広がりを持たせた写真が撮れる「広角レンズ」・花や子どもの産毛などに思い切り近づいて、より愛おしい写真が撮れる「マクロレンズ」ざっと挙げただけでも、これだけの種類のレンズがあります。たとえば運動会や入園式には望遠レンズ、日常の食卓やリビングでは単焦点、砂場では広角レンズ、寝顔にはマクロレンズなど、場面に合わせてレンズを取り替えていくだけで、生き生きとした写真を撮ることができます。■気軽に撮れるようになってきた一眼レフ、短所はその重さ最近はオートモード内蔵で、簡単に美しく撮れるデジタル一眼レフも増えてきました。ですが、だいぶ軽量になってきたとはいえ、コンデジと比べると、かさばって重たいという欠点があることは否めません。荷物を持ち歩かなくていい車での移動や、ベビーカーに積めるという時の持ち運びには適していますが、徒歩での移動の場合は、一眼レフカメラが邪魔に感じてしまうこともあるでしょう。■一眼レフとコンデジ、選ぶなら…結論としては、メモやスナップとして使いたいならコンデジ。家族でのお出かけや旅行など、思い出を雰囲気ごと切り取りって残したいならデジタル一眼で撮ることをおすすめします。どちらも一長一短。最近では、携帯電話やスマホで代用してしまうという人がほとんどかもしれませんが、だからこそ、デジタルカメラにしかない便利な機能を備えた機種もたくさん売られています。ぜひ、カメラならではのよさに触れてみてください。さて、次回からは、デジタル一眼レフカメラを購入しようと考えている人に向け、実際にデジタル一眼を選ぶ時のポイントや、子どもを撮るテクニックをご紹介していきますので、どうぞお楽しみに。
2015年03月26日キヤノンは3月26日、レンズ交換式デジタルカメラ(デジタル一眼レフカメラおよびミラーレスカメラ)の世界市場におけるシェアが、2003年から2014年までの12年連続で1位(台数ベース)を獲得したと発表した。キヤノンは2000年にハイアマチュア向けのデジタル一眼レフカメラ「EOS D30」を発売した。続いて、2003年にはエントリー向けのモデルとして小型軽量な「EOS Kiss Digital」を投入し、市場の裾野を拡大。以来、市場を牽引し、2003年から2014年までの12年連続で世界市場における台数シェア1位を獲得している。2014年10月には、秒間10コマの高速連写性能を持つハイアマチュア向けモデル「EOS 7D Mark II」を発売。2015年には、有効約5,060万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載する「EOS 5Ds」「EOS 5Ds R」や、エントリーモデル「EOS 8000D」「EOS Kiss X8i」、AF性能が向上したミラーレスカメラ「EOS M3」などを発売する。
2015年03月26日デジタル一眼カメラを購入する際に、ぜひとも知っておきたいのが「センサーの大きさ」です。センサーの違いがわかると、そのカメラのおおよその性格が見えてきて製品選びに役立ちます。レンズ交換式のデジタル一眼カメラに搭載されているセンサーのサイズはおおまかに分けると「マイクロフォーサーズ」「APS-C」「フルサイズ」の3種類で、それぞれに特徴があります。上図は「マイクロフォーサーズ」「APS-C」「フルサイズ」、それぞれのセンサーの大きさをまとめたものです。ちなみに、ニコンではAPS-Cを「DXフォーマット」、フルサイズを「FXフォーマット」と呼んでいます。以下、特徴を手短に並べてみましょう。マイクロフォーサーズ:センサーが小型なのでコンパクトなカメラが多いAPS-C:入門機からハイエンド機までラインナップが豊富フルサイズ:画質は最高だが、カメラ・対応レンズとも高価このようにセンサーサイズによる違いを知っていれば、コンパクトなデジタルが欲しければマイクロフォーサーズの製品から、多くの製品からチョイスしたければAPS-C、画質を求めて本気で没頭するならフルサイズ、というようにカメラ選びの大まかな指針になります。○センサーサイズで35mm判換算の焦点距離が変わるまた、センサーのサイズによってレンズの焦点距離が変わってくるのも覚えておきたいポイントです。実際には、「35mm判換算の焦点距離」が変わるのですが、レンズの数字(24mmなど)に対してマイクロフォーサーズなら2倍、APS-Cなら1.5倍~1.6倍、フルサイズならレンズ表記のままになります。たとえば、キヤノンのAPS-Cカメラ向けレンズ「EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM」は、そのままの数値では超広角から標準程度のレンズに見えますが、35mm判換算で表すと28.8~88mmと広角から中望遠までカバーする「標準ズームレンズ」になります。入門機のキットレンズとして付属するだけあって、使いやすい画角をしっかりサポートしているわけですね。なぜ、このように「35mm判換算」の数字を基準にしているかと言うと、もともとフィルム時代の一眼レフカメラは「35mmフィルム」を使うものがスタンダードでした。したがって、レンズの焦点距離と画角の関係も同一。その感覚を一度つかんでしまえば、「28mmならちょい広め」「200mmなら、そこそこ遠くを写せるな」といったように、焦点距離で画角をイメージしやすかったのです。そのことから現在のデジタルカメラやレンズにも、「35mm判換算」という指標がカタログに必ず記されています。35mm判換算時の焦点距離と画角の感覚は、今からでも身に付けられるので、写真を撮るとき、撮った後にチェックするとよいでしょう。
2015年03月12日リコーイメージングは3月5日、同社のデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-S2」(以下、K-S2)のスマートフォン向け専用アプリ「Image Sync」の対応OSなど詳細を発表した。アプリは近日公開予定で、ダウンロードは無料だ。Image Syncは、無線LAN(Wi-Fi)に対応したデジタル一眼レフカメラK-S2の専用アプリ。K-S2とWi-Fi接続したスマートフォンやタブレットでは、Image Syncアプリを通じてリモート撮影できるほか、絞りやシャッタースピード、ISO感度などの設定も調整できる。カメラからスマートフォンへのデータ転送もワイヤレスで可能だ。アプリの対応OSはAndroid 4.4~5.0、iOS 7.1~8.1。Google PlayもしくはApp Storeから無料でインストールできる。K-S2は、100カ所に施されたシーリングによって防塵・防滴性能を持つデジタル一眼レフカメラ。防塵・防滴仕様のデジタル一眼レフカメラとして世界最小のボディを実現している(同社調べ)。そのほか、ペンタックスの一眼レフカメラでは初めてバリアングル液晶モニターを搭載するなど、"自分撮り"向けの機能も持つ。発売は3月6日で、ボディのみの市場想定価格は税別90,000円前後だ。
2015年03月05日ソニーは、ミラーレスタイプのレンズ交換式デジタルカメラ「α7 II」のズームレンズキット「ILCE-7M2K」を3月6日に発売する。標準ズームレンズ「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」をセットにしたもの。価格はオープンで、推定市場価格は税別220,000円前後だ。α7 IIは、35mmフルサイズセンサーを搭載する2014年12月発売のミラーレス一眼カメラ。これまで本体のみのパッケージしかなかったが、今回新たにレンズキットが追加される。キットレンズの「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS」は、光学式手ブレ補正機能を内蔵し、防塵・防滴設計を採用した標準ズームレンズ。α7 IIは、フルサイズセンサーを搭載したデジタル一眼カメラとして世界で初めて、光学式5軸手ブレ補正機能を搭載した(同社調べ)。望遠撮影時に生じやすい角度ブレ(ピッチ、ヨー)、マクロ撮影時などの撮影倍率が大きな場合に目立ちやすいシフトブレ(X軸、Y軸)、動画撮影時に生じやすい回転ブレという5軸手ブレに対して4.5段分の補正効果を発揮する。
2015年02月26日○135mm以上が望遠レンズ今回は「望遠レンズ」について解説しましょう。焦点距離で言えば、135mm以上のレンズが望遠レンズになります。数字が200mm、400mm、500mmと大きくなるほど遠くの被写体を写すことができ、なかには1000mmという超望遠レンズもありますが、一般的な用途では200~400mm程度あればほとんどカバーできます。○遠くを写すには望遠レンズがないとはじまらない望遠レンズを使うと、遠くにある被写体を大きく写すことができます。「遠くのものをよく見たい」、これは昔から人が持っている願望ですね。双眼鏡であったり望遠鏡であったりと、人はいろいろな道具を発明して対応してきました。それはカメラでも同様で、被写体を間近で見たように写せるのが望遠レンズの一番の特徴です。○写せる範囲は狭く、背景をボカしやすい望遠レンズは被写体を大きく撮影できる反面、画角が狭いので被写体の周囲はあまり広く写りません。たとえば、300mmの焦点距離だと画角は約8度ほどしかありませんので、撮影の際はしっかりと構図を決める必要があります。そして焦点距離が長くなることにより、ピントの合う範囲(被写界深度)も狭くなります。どういうことかと言うと、ピントを合わせた部分以外は大きくボケやすいということです。画角が狭いことから少しのズレやブレでもピントがはずれるので、しっかり構えて撮らなくてはいけません。でも、そのボケを上手に活かしたり、背景を整理することで被写体をより印象的に見せることができるのも望遠レンズの面白いところです。○遠くも近くもみんなまとめる「圧縮効果」望遠レンズの特徴には「圧縮効果」もあります。圧縮効果とは、実際には距離が離れている被写体が、互いに近くにあるかのように前後の距離が凝縮されて写るものです。たとえば、道路のすぐ後ろに山があるような風景写真、密集して咲くお花畑の写真などが代表的なものです。望遠レンズならではの特色を活かすには、「狙って撮る」という心構えや動作が必要になります。広角レンズに比べるといくぶんテクニックを求められますが、カメラをはじめると欲しくなる、いや必携になるレンズと言えます。
2015年02月25日○焦点距離35mm以下が広角レンズ広角とは字のごとく「広い画角」を表します。カメラのレンズは、焦点距離の数字が小さくなれば画角が広くなっていき、数字が大きくなると画角が狭くなって望遠になります。一般的に焦点距離35mm以下のレンズを「広角レンズ」、さらに24mm以下のものを「超広角レンズ」と呼びます。画角の広さだけで言えば、周囲180度を写せる「魚眼レンズ」がありますが、こちらは特殊なレンズなのでまた別の機会にご紹介しましょう。○大パノラマを一枚に写せる画角の広さ広角レンズの特徴はなんといっても、広い範囲を写せることです。景色を大きく切り取れるので風景撮影にはもってこいのレンズといえるでしょう。旅先で出会った雄大な山並みやどこまでも続く大海原、歴史的な建造物などを一枚の写真として収めてくれるので、とっても重宝します。というより、筆者にとっては無いと困るレベルです。レンズキットに付属する標準ズームレンズが必ず広角の焦点距離に対応しているのもそのためです。○誇張される遠近感を利用して広角ならではの一枚にもう一つの特徴は、遠近感(パースペクティブ)が誇張されることです。人の目でも、近いものは大きく、遠くのものは小さく見えますが、これがことのほか強調され、広角レンズならではの奥行きのある写真になります。誇張される度合も35mmよりは28mm、28mmよりは24mmというように、画角が広くなるにつれ大きくなります。この特性を活かせば、たとえばそれほど大きな橋や道路でなくても、果てしなく続くようなイメージで写すことができます。周辺が歪むので人物写真には向きませんが、手足を上手に入れて撮ってあげると通常よりも長~く見えるので撮影者の株が上がるかもしれません。○ブレに強いのでスナップにも最適ブレに強いのも広角レンズの特徴と言えます。焦点距離が短いのでピントの合う範囲が大きく、被写体一つ一つが小さく写るので、ブレたりボケたりしていても目立ちにくいためです。サッと構えて素早く撮れる、そのことからも人の目よりも少し広い画角である28~35mmのレンズはスナップ撮影用として人気があります。次回は「望遠レンズ」について解説します。
2015年02月24日ソニーマーケティングは、ミラーレス一眼カメラ「α」シリーズの購入者を対象に、最大10,000円分のキャッシュバックを行うキャンペーンを実施する。対象購入期間は2015年2月20日から2015年3月31日まで、応募締切りは2015年4月14日まで。対象モデルは次の通り。10,000円キャッシュバックの対象製品は「α6000」ダブルズームレンズキット。8,000円キャッシュバックの対象商品は「α5100」ダブルズームレンズキット。5,000円キャッシュバックの対象商品は「α6000」パワーズームレンズキットおよびボディ、「α5100」パワーズームキットおよびボディ。3,000円のキャッシュバックの対象商品は「α5000」ダブルレンズキットおよびパワーズームレンズキット。応募には、Web上での製品登録が必要となる。その上で保証書のコピー、レシートまたは領収書のコピー、製品箱のバーコード部分(コピー不可)を専用応募封筒で送付して応募する。詳細はキャンペーンWebサイトを参照のこと。
2015年02月20日デジタル一眼カメラを買ったばかりのときは、難しいカメラ用語にとまどいがちなもの。「今こそ知りたいデジタル一眼の基本」では、タイトル通りにカメラに関わる基本的なことをやさしく紹介していきます。今回のテーマは、レンズの「焦点距離」です。レンズの焦点距離とは、ピントを合わせたときのレンズからイメージセンサーまでの距離のことを指します。焦点距離が短いと画角は広くなって写せる範囲が広がり、焦点距離が長くなると画角は狭くなって被写体を大きく写せます。このことから、焦点距離が「小さい数字だと広く写せる」、「大きい数字だと遠くを写せる」と覚えておきましょう。その焦点距離ですが、レンズをよく見ると、18mm、24mm、50mm、100mmといった数字が記載されていませんか? これがそのレンズの焦点距離です。ズームレンズならズームリングの脇に数字が並んでいるはずです。18~55mmとあれば、そのレンズは広角側が18mm、望遠側が55mmとなります。ピンときた方も多いかと思いますが、レンズの名称に必ず「○mm」とあるのは、そのレンズの素性を一目でわかるようにしているためです。ちなみに多くのメーカーでは、35mm以下を「広角レンズ」、135mm以上を「望遠レンズ」、その間を「標準&中望遠レンズ」として分類しています。50mmの画角がちょうど人の目で見える範囲と同等と言われていますので、「50mm=標準」と覚えておくのもいいでしょう。実際には、カメラのセンサーサイズによって焦点距離と画角の関係は変わってくるので、「35mm判換算」の数字を基準にイメージするのも大切なポイントです。35mm判と同等のフルサイズセンサーに比べ、入門機で多く採用されているAPS-Cセンサーは約1.5~1.6倍、マイクロフォーサーズ規格では約2倍の値が35mm判換算の焦点距離となります。センサーの種類については、後日あらためて解説いたします。次回は「広角」について解説します。
2015年02月18日神奈川県・パシフィコ横浜で開催のCP+2015、ウエスタンデジタルのブースでは、デジタルカメラ利用者に向けた外付けHDD製品の紹介を行っていた。CP+に来場するユーザー層を考え、「撮影した画像のバックアップ」という用途が中心だ。カメラからのバックアップ用途ではNAS(ネットワークHDD)向けのWD Red、動画編集に関しては性能面で優れるWD Blackをプッシュしていた。さらに、外付けHDDの「My Book Duo」「My Passport Pro」を利用してデータの二重化を意識したバックアップを提案。主にMac環境に対しては、Thunderboltインタフェースを搭載した外付けHDD「My Book Thunderbolt Duo」によって、外付けHDDでも高速なデータ転送が可能という点をアピール。全体的な外付けHDD製品に関しても、特色を出していたのが印象的だ。
2015年02月15日ニコンは2月10日、天体撮影に特化したデジタル一眼レフカメラ「D810A」を発表した。5月下旬の発売を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は税込420,000円前後。D810Aは、有効3,635万画素のニコンFXフォーマットCMOSセンサーを搭載した「D810」をベースに開発された製品だ。D810AはD810に比べ、CMOSセンサー前面にある光学フィルターのHα(エッチアルファ)線透過率を4倍に高めたことが特徴。Hα線の波長で赤く発光する星雲をより鮮やかに撮影できる。天体撮影向けの機能として、長時間露光マニュアルモード「M*」を新搭載。最長900秒のシャッター速度設定を可能としたほか、設定秒時を実制御秒時として比較明合成写真を撮影しやすくした。また、夜間の撮影環境を考慮して、ファインダー内に撮影設定情報を表示。水準器の表示設定時は常時赤く点灯させる。ライブビュー撮影では、30秒のシャッター速度を想定したプレビューを表示できる。リモートコードやマルチパワーバッテリーパックなど、天体撮影に便利なアクセサリー類もオプションとして用意する。
2015年02月10日リコーイメージングは2月10日、Kマウントのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-S2」を発表した。発売は3月6日で、価格はオープンとなっている。パッケージは本体のみのものと、交換レンズ「smc PENTAX-DA L 18-50mmF4-5.6 DC WR RE」が付属する「18-50RE キット」、さらにもう一本の交換レンズ「smc PENTAX-DA L 50-200mmF4-5.6ED WR」が付属する「ダブルズームキット」、交換レンズ「smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR」のみが付属する「18-135WR キット」の4種類が用意される。推定市場価格は本体のみが90,000円前後、18-50RE キットが110,000円前後、ダブルズームキットが120,000円前後、18-135WR キットが130,000円前後(いずれも税別)。PENTAX K-S2は、100カ所に施されたシーリングによって防塵・防滴性能を持つデジタル一眼レフカメラ。防塵・防滴仕様のデジタル一眼レフカメラとして世界最小のボディを実現している(同社調べ)。サイズは約W122.5×D72.5×H91mm(突起部を除く)、重量は本体のみで約618g、電池とSDカードを含む状態で約678g。カラーはブラック、ホワイト、ブラック×オレンジの3色。ペンタックスの一眼レフカメラでは初めてバリアングル液晶モニターを搭載。ハイアングルやローアングルでの撮影だけでなく、自分撮りにも活用できる。また、液晶モニターを180度回転させると、「自分撮りシャッターボタン」が有効になり、カメラをしっかりホールドしたままシャッターを切れる仕組みも持つ。AFシステムには高精度な合焦を可能にする「SAFOX X(サフォックス・テン)」を採用。11の測距点のうち中央部9点がクロス測距となっており、AFの低輝度限界は-3EVにまで対応する。動体撮影時において、任意に選択したAF測距点から被写体が外れても、周辺測距点の距離情報を参照しながらAF追尾を継続する「セレクトエリア拡大」機能、合焦後に被写体を見失っても合焦し続ける「AFホールド」機能を持ち、動体撮影時のAF追従性能を向上させた。Kシリーズのフラッグシップ機「K-3」にも搭載されている「ローパスセレクター」機能を備える。ローパスセレクターは、露光中にイメージセンサーをサブピクセル精度で微小駆動させることで、光学ローパスフィルターと同様のモアレ軽減効果を得られる機能。光学ローパスフィルターと異なり、効果のオン・オフ、強弱を切り替えられる点が特徴だ。撮像素子には有効2,012万画素CMOSセンサーを採用。光学ローパスフィルターレスとすることで解像感を向上させている。画像処理エンジン「PRIME MII」との組み合わせにより、ノイズ低減、ISO51200での撮影などが可能となっている。独自の画像処理技術を利用して、人間の視覚特性に合わせた描写をする「明瞭強調」機能を搭載。階調がゆるやかに変化している部分を強調することで、被写体の質感や凹凸感をよりリアルに再現する。また、明瞭強調を応用したHDR機能「A-HDR」(アドバンスド HDR)をモードダイヤルに追加した。Kシリーズで初めて無線LAN(Wi-Fi)に対応した。NFC(近距離無線通信)も搭載しており、カメラとスマートフォンのWi-Fi接続もワンタッチで行える。接続したスマートフォンから、無料の専用アプリ「Image Sync」を通じてライブビューの静止画撮影を行ったり、絞りやシャッター速度を設定可能だ。主な仕様は、マウントがペンタックスバヨネットKAF2 マウント、撮像素子が有効約2,012万画素・23.5×15.6mmサイズのCMOSセンサー、対応感度がISO100~ISO51200、シャッタースピードが1/6,000秒~30秒となっている。連写速度は最高で約5.5コマ/秒。ファインダーは視野率が約100%、倍率が約0.95倍のペンタプリズムファインダー方式だ。内蔵フラッシュはガイドナンバー約12、背面の液晶モニターは3型・約92.1万ドットでバリアングル式。利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカードで、記録形式は静止画がRAW、JPEG。動画の最大記録画素数は1,920×1,080ドット(フルHD)/30pで、記録形式はMOV(MPEG-4 AVC/H.264)。ただし、インターバル動画などはAVI(Motion JPEG)形式で保存される。バッテリーはリチウムイオン充電池「D-LI109」で、CIPA準拠の撮影可能は約480枚(ストロボ発光なし)。18-50RE キットとダブルズームキットに付属する「smc PENTAX-DA L 18-50mmF4-5.6 DC WR RE」は、焦点距離27.5-76.5mm相当(35mm判換算時)の沈胴式標準ズームレンズ。雨天時や水しぶきのかかる場所での使用にも耐えうる防滴構造を持つ。同日発表の、HDコーティングを施した「HD PENTAX-DA 18-50mmF4-5.6 DC WR RE」はレンズ単体でも販売される。
2015年02月10日リコーイメージングは10日、PENTAXブランドのデジタル一眼カメラ用コンパクトオートフラッシュ「AF201FG」を発表した。近日発売予定としており、価格はオープン、推定市場価格は1万円台の半ば。防塵・防滴構造のオートフラッシュで、ホットシューを含む18カ所をシーリングしている。小型軽量の本体は、PENTAX「Q」シリーズで使用するのに適したデザインだ。ガイドナンバーは「20」。上下方向への角度調節が可能で、調整角度は-10度 / 0度 / 30度 / 45度 / 60度 / 75度 / 90度 / 105度 / 120度 / 130度となっており、バウンス撮影にも対応する。発光モードはP-TTL調光(先幕シンクロ・後幕シンクロ)、マニュアル発光(FULL・1/4)の4種類。スライド式ワイドパネルを内蔵し、使用時には20mm相当の画角(35mm換算)をカバーする。主な仕様は、照射角度が水平70度/垂直53度、ワイドパネル使用時が水平98度/垂直53度、感度連動範囲がISO25~1600、発光間隔が7秒、発光回数が約80回(単4形乾電池使用時)。電源には単4形乾電池型×2本を用いる。本体サイズはW約65×D31×H72.5mm、重量は約141g(電池のぞく)。
2015年02月10日リコーイメージングは2月5日、35mm判フルサイズイメージセンサーを搭載したPENTAXブランドのデジタル一眼レフカメラを「CP+(シーピープラス)2015」にて参考出品すると発表した。CP+2015において出展されるのは、35mm判フルサイズの大型イメージセンサーを搭載したKマウントのデジタル一眼レフカメラ。2015年中の発売を目指して開発中の製品で、製品名などの詳細は未定となっている。クロップ機能により、DAレンズも使用可能だ。同日、リコーイメージングはフルサイズ対応のKマウント用交換レンズ「HD PENTAX-D FA★ 70-200mmF2.8ED DC AW」「HD PENTAX-D FA 150-450mmF4.5-5.6ED DC AW」も発表している。CP+2015はカメラ・写真と映像に関するイベント。2月12日から15日までの期間、パシフィコ横浜で開催される。
2015年02月05日インクリメントPは1月29日、タイ王国のデジタル地図会社MappointAsia(Thailand) Public Company Limitedとの合弁で、ASEAN地域のデジタル地図データの整備拠点となるINCREMENT P ASIA Co., Ltd.(iPA)をタイ王国バンコク市に設立したと発表した。ASEAN地域では、2015年末のASEAN経済共同体(AEC)の発足を控え、インフラ投資をはじめとした様々な開発計画の基盤となる地図の需要が高まりつつある。また、日系企業の急速なアジア進出拡大によって地図に対するニーズも多様化している。こうした背景を踏まえ、同社では、1994年の創業以来、デジタル地図業界のリーディングカンパニーとして培ってきた技術・ノウハウを活用し、ASEAN地域のデジタル地図データをより早くより正確な形で提供することを目的に、合弁会社を設立したという。
2015年01月30日東京都・渋谷にある、3Dプリンタやレーザーカッターを使って自由に「デジタルものづくり」のできるカフェ「FabCafe」。2月1日~14日まで、バレンタイン特別イベント「FabCafe Happy VALENTINE」が開催されるとのことで、開催に先駆け、一足お先に体験してきた。同イベントでは、FabCafeらしいデジタルな趣向が凝らされたバレンタインギフトを作ることができ、今回は2種類の企画を展開。その内のひとつが、例年好評だという「マカロンFAB」。マカロンにレーザーカッターを使って刻印ができるサービスで、店内のiPadなどで円の中に絵を描いたり、あらかじめ用意したデザインデータや写真を取り込むことで、刻印する図柄を決められる。使用するマカロンは、チョコバナナ、抹茶、桃のフレーバー。FabCafe専属のパティシエがこのイベントのために果物のピューレからひとつひとつ手作りしており、味も折り紙つきだ。今回は仕上がりの違いを確認するために、「写真」、「単色文字」、「黒&グレーのベタ」で作成した3種類のデータを用意し、レーザーで刻印してもらうことにした。レーザーの刻印は3つ合わせて3分程度で終了。赤い点の部分がマカロンの上を往復し、うっすら煙を出しながら刻印されていく。絵柄が次第に浮かび上がっていく様子も見ていて面白い。あっという間にレーザー刻印が終了し、中の見えるかわいいギフト用の箱に入れれば完成だ。実際に作ってみると、1色文字のデータが一番仕上がりがいいようだ。刻印できる色はあくまで1色なので、グレーは元データのようには表現できないことが判明。写真も、コントラストの強いものの方がはっきりと図柄が出るようだ。なお、「マカロンFAB」の価格は、マカロン3つと箱代、レーザーカッターの利用料込みで1,500円。予約なしでも当日参加は可能だが、バレンタイン直前には混雑が予想されるとのこと。土日祝は店頭予約のみ受付となるが、平日であればオンラインの予約(前日まで)も可能なので、こちらもおすすめしたい。今回体験してみて、実際作るとなると何を刻印しようか散々迷い、思いのほか時間がかかってしまった。それゆえに、完成すると愛着がわいて想像以上に嬉しい。下手にはりきってチョコを作るよりも、もともとおいしいマカロンに「手作り」のメッセージを入れるという選択をするのもなかなか面白いのではないだろうか。もうすぐバレンタイン、好きな人に自分だけのオリジナルメッセージ付きのギフトを贈りたい!他のギフトと差をつけたい!というひとはぜひマカロンFABにチェレンジしてみてほしい。
2015年01月29日デジタル一眼カメラを買ったばかりのときは、難しいカメラ用語にとまどいがちなもの。「今こそ知りたいデジタル一眼の基本」では、タイトル通りにカメラに関わる基本的なことをやさしく紹介していきます。今回のテーマは、レンズの「画角」です。「画角」と言われて、どういったことを思い浮かべるでしょう? 「画の広さではなく、画の角度? なんのこっちゃ」と思うかもしれません。画角とはずばり、「写せる範囲」のこと。デジタル一眼カメラのイメージセンサーに写る範囲を角度で表したものです。人の目で見える範囲を視野角と言うように、カメラからレンズを通して見える範囲だと思えば、イメージしやすいでしょう。画角が広いと「写せる範囲が広く」なり、画角が狭いと「写せる範囲が狭く」なる、というわけです。でも、具体的に「あのレンズの画角は■■度だ」と覚えている人は少ないのでは。レンズの仕様書をいちいち引っ張り出して調べるよりも、画角をイメージするのに役立つのが、次回で紹介するレンズの「焦点距離」です。(野村シンヤ)
2015年01月25日京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は1月22日、デジタルマーケティング事業における新ブランド「KANADE」を展開することを発表した。「KANADE」では、消費者に心地よいデジタルコミュニケーションの提供や、マーケティングオートメーション化の支援により、デジタルマーケティングのROI最大化を目指す。今後は、同ブランドでDSP・DMPをはじめとするサービスを拡充し、デジタルマーケティング事業全体で初年度30億円の売上を実現したい考えだ。
2015年01月23日ニコンおよびニコンイメージングジャパンは1月20日、デジタル一眼レフカメラ「D750」において、逆光撮影時に不自然なフレアが写り込む事例に対処するため、該当製品の確認方法と無償点検の対応方法を発表した。D750にて、太陽や高輝度の照明など明るい光源が撮影画面の上端付近に位置するシーンを撮影した際に、フレアが不自然な形状で画像に写り込む事例が確認された。この現象が起きる可能性のある製品かどうかは、同社のWebページにて製品番号を入力することで確認できる。該当製品であった場合は、遮光部品の点検・修理、AFセンサーの位置調整を無償で受けられる。なお、点検済みの製品には、下の写真のように底面の三脚ネジ穴に黒丸の識別マークが記されている。
2015年01月22日サンワサプライは20日、最大200倍までの光学ズームが可能なUSB接続のデジタルマイクロスコープ「デジタル顕微鏡」(400-CAM037)を、同社が運営する直販サイト「サンワダイレクト」にて販売開始した。価格は3,980円。手元のカメラを見たい対象に当てると、接続したPCに映像が表示される。センサーは30万画素CMOSで、取り込む画像は640×480ドット。カメラ部分には、25~200倍までの倍率調整用リングと、撮影用のボタンが装備されている。8灯のLEDライトをカメラ部に備え、暗所でも使用できる。また、カメラの高さや傾きが自由に調節できるスタンドも付属し、定点撮影にも対応。同梱の画像用専用ソフトウェアでは、拡大や縮小、加工などが行える。本体サイズは、長さ110mm、直径33mm。重量は約100g。ケーブル長は約40cm。
2015年01月20日