2015年2月18日 17:20
「焦点距離」がわかればレンズの素性がわかる - 今こそ知りたいデジタル一眼の基本
デジタル一眼カメラを買ったばかりのときは、難しいカメラ用語にとまどいがちなもの。「今こそ知りたいデジタル一眼の基本」では、タイトル通りにカメラに関わる基本的なことをやさしく紹介していきます。今回のテーマは、レンズの「焦点距離」です。
レンズの焦点距離とは、ピントを合わせたときのレンズからイメージセンサーまでの距離のことを指します。焦点距離が短いと画角は広くなって写せる範囲が広がり、焦点距離が長くなると画角は狭くなって被写体を大きく写せます。このことから、焦点距離が「小さい数字だと広く写せる」、「大きい数字だと遠くを写せる」と覚えておきましょう。
その焦点距離ですが、レンズをよく見ると、18mm、24mm、50mm、100mmといった数字が記載されていませんか? これがそのレンズの焦点距離です。ズームレンズならズームリングの脇に数字が並んでいるはずです。
18~55mmとあれば、そのレンズは広角側が18mm、望遠側が55mmとなります。ピンときた方も多いかと思いますが、レンズの名称に必ず「○mm」とあるのは、そのレンズの素性を一目でわかるようにしているためです。
ちなみに多くのメーカーでは、35mm以下を「広角レンズ」