みなさんは、「デートDV」って言葉を聞いたことがありますか?なんだかいっとき話題になりましたよね。結婚した夫婦のなかで問題になってたドメスティックバイオレンス(夫婦間での身体的・精神的暴力)が、じつは恋人間でデートのときにも起こっちゃう、なんていうことで。デートDVのこわいところは、好きな相手からされてるからといってつい気づきにくくなっちゃうこと。そんなわけで今回は、看護師の大木アンヌさんに「アナタはされてない!?看護師が教えるデートDVのサイン」について聞いてみました。■1.舌打ち「かなり初期の段階だけど、カレにDV気質があるかどうか見抜くための一番簡単な方法としては、舌打ちをする人かどうか。イラっとしたときに舌打ちをする人は、自分のイライラを外に出したい気持ちがある人。そのイライラが大きくなると誰か身近な相手にぶつけるおそれがあります」舌打ちする男子って、たしかにちょっとこわいですよね。みなさんのカレは、なんかちょっとやなコトがあるだけで、「チッ」ってしてませんか?■2.物に当たる「あとはやっぱり物に当たる人は危険だよね。物に当たってる人ってだいたいね、本当は人とかを殴りたい欲望はあるけど、でもそれは一応イケナイってわかってるから物にいってるだけで、イライラが抑えきれないレベルまでいっちゃうと危ないんだよ」わお。これはちょっと思い当たるところがあってヒヤっとしてしまいました。いますよね、ムカっとすると物を投げる男子。そういう人と付き合ったりしてませんか?■3.暴言「どんどんヤバくなっていくよ(笑)。ていうかここまできたらもうデートDVそのものですね。ケンカになったとき、『クソ女!』とか『死ねよ!』とかモラハラ発言が飛び出してしまう男性は完全にクロ。正直、ソッコーで別れたほうがいいと思いますよ」普段、なんにもないときにホントに冗談で悪口を言う人はいますが、こういうのとは違ってキレたときに暴言が飛び出す男子が危険なんだそう。ケンカのとき、やけにグサッとくること言うなーと思ったら、要注意。■4.痩せ型で神経質「これはDVのサインとかではないんだけど。外国の精神学者のクレッチマーという人が体型別に性格分類をしたものがありますが、それによると、痩せ型の人は神経質で爆発型。DVの素質アリな場合が多いんです」たしかに神経質な人は、ストレスを溜め込んで一気に爆発させちゃうような人が少なくない気がしますね。体型で人を判断するのはよくないところもあるかもですが、あくまでそういう傾向があるかもしれない、ということで覚えておいて損はないかもしれません。■おわりにどうでしたか?DV気質な人は、アナタの努力次第で治るということは残念ながらあまりないそうです。できるだけあまり怒らせないことか、それか付き合う前にそういうところをうまく見抜いて避けてしまうのがいいかもしれません。一度付き合ってしまうと、「好きだから我慢しなくちゃ・・・・・・」とどツボにはまってなかなか離れられなくなるそうですからね。(遣水あかり/ハウコレ)
2014年06月26日DV男子は、心理学的には理不尽さを受け止めることができない男性だと言われています。つまり、なんでもじぶんの思い通りになると思っているおこさま男子。クールなイケメンで、彼女には極めて優しい男性が、ある日突然にDV男に豹変するので、世の女性は困るわけですよね。今回は、DV男子と付き合ったことのある女性に、どんな男性がDV男に豹変する可能性を秘めているのかについてインタビューしてきました。さっそくご紹介しましょう。■1.親とうまくいっていない「お酒が大好きな人で、私もお酒が好きなので、合うと思って付き合ったのですが、彼は徐々にお酒の量が増えて愚痴っぽくなって壁を殴ったり、後は私を殴るようになりました。彼が実家の親とうまくいってないとは聞いていたんですが、そのとばっちりが私にまでくるなんて(23歳・専門学校生)心理学者などの識者も、親とうまくいっていない男性は、DV男になりやすいと言っていますよね。人の気持ちの根本的な安定は、親との関係に左右されるのかもしれません。■2.束縛が激しい「高校時代に付き合った10個年上の彼がDV男でした。ケータイを見せろから始まって、渋々見せると、男性とのメールを1つ1つ“こいつ誰?”みたいに聞かれて、最後はケータイを2つに折られて、折られたケータイでどつき回されました」(22歳・大学生)彼女は最初は「こんなにあたしのことを愛してくれているなんて!」とうれしかったそうです。束縛と愛とをうまく見分ける目が女性に求められるのかもしれません。■3.立場が弱い者に横柄「ちょっと怖そうな顔つきの彼でしたが、私にだけは優しかったので付き合いました。付き合うとコンビニに行っても居酒屋に行っても、店員さんにすごく横柄で、一緒にいる私は恥ずかしくなって別れたいと言ったら、居酒屋裏の路地でボコボコにされました」(25歳・フリーター)DV男は、最初は私に「だけ」優しいのが特徴だと、専門家も言っています。TVで犯罪者を犯罪者の近所の人が語るのと同じでしょう。「近所では優しいと評判でしたよ」って。優しい男が強姦などしないですって。■4.なにがなんでも謝らない「プライドがはすごく高いんですけど誰からも評価してもらえてなくて、私は一生懸命彼に尽くしたつもりなんですが、いつも彼に殴られていました」(27歳・事務)高いプライドを持つと、現実のじぶんと空想のじぶんとの折り合いがうまくつかないので、やり場のない怒りが湧いてきて、反抗しない者(この場合なら彼女)に当り散らすということでしょうか。■5.いつもニコニコしている「これは絶対に気をつけたほうがいいパターンです。いつも笑顔でなにを考えているのかよくわからない男性で、ある日突然暴力を振るうようになるって、最低ですよね」(24歳・看護師)ニコニコ男がじつはDV男だなんて、見抜けない人のほうが多いのかもしれません。■6.お客様センターによく長電話をしている「前に付き合っていた彼は、パソコンとかゲーム機のことで、よくお客様センターに電話をしていました。電話口で怒っていることもあったんですが、私に害はないので放置しておくと、そのうち“ゲームに負けた!”と怒鳴り散らしながら“お前が横でコテを使ってるから暑いんだよ!”とボコられました。サイテ~」(23歳・ヘアメイク)だから冒頭で述べたように理不尽なことに耐えられない男は、ことごとくDV男になると思っておいたほうがいいですって。■おわりにいかがでしたか?日本社会において増え続けるDV男。こうやって見てみると、理不尽なことをぐっと飲み込んでクールに生きている男性以外は、みなDV男に豹変する可能性を秘めているのかもしれません。「男は黙ってサッポ●ビール」というのが似合う男はDV男になりづらいようだということですが、この喩え、古すぎてわからないですかね。
2013年07月21日近年、夫婦間の問題として、すっかり認知度を上げた言葉のひとつにドメスティックバイオレンス(以下、DV)なるものがある。ご存知の通り、同居関係にある配偶者や内縁関係の間で起こる家庭内暴力のことだ。最近はDVの概念も広がったため、同居の有無を問わず、元夫婦や恋人など近親者間に起こる暴力全般を指す場合もあるという。確かに、夫が妻に対して暴力を振るうという光景はいただけない。一般的に、フィジカルにおいては女性よりも男性のほうが圧倒的に強いのだから、男性が女性を殴るという行為は、これはもう弱い者イジメと言わざるをえないだろう。大人が子供を虐待する、あるいは人間が小動物を虐待するということと、構図的には同じである。結婚して5年になるFさん夫婦の場合もそうだ。38歳になる夫は有名企業に務めるエリートサラリーマンで、年収は1000万円の大台を突破。妻は34歳の専業主婦で、3歳の息子と1歳の娘の育児に精を出している。夫妻どちらも社交的で礼儀正しく、近所の評判もすこぶる良好、いわゆる幸せな家庭である。しかし、そんなFさん夫婦であっても、実は人知れずDVの悩みを抱えているというからわからない。一見すると、妻はいつも美しく着飾っており、笑顔も絶やさない素敵な30代女性であるため、家庭の中では夫に暴力を振るわれているなどという凄惨な光景が微塵も想像できない。彼女にはいわゆる陰が見当たらないのだ。もっとも、真相を明かすと、それもそのはずである。Fさん夫婦におけるDVの被害者は、この妻ではなく、エリートサラリーマンの夫だからだ。すなわち、妻が夫に対して暴力を振るうという、世間一般のDVのイメージとは逆の関係なのだ。事の発端は、結婚して1年が経ち、妻の第一子妊娠が発覚して以降である。妊娠発覚直後は夫妻ともども大喜びで、未来の明るい家庭を思い描きながら、互いに心を躍らせていたという。やがて生まれてくる子供のために、夫はこれまで以上に仕事に精を出すようになり、妻は妊娠を機にそれまで働いていた職場を辞め、専業主婦になった。ところが、ほどなくして妻の様子が少しずつ変わってきた。それまでの妻はどちらかというとアクティブなタイプで、OL時代は仕事だけでなく、交友においてもバイタリティに溢れた女性だっただけに、一日中家事に勤しみながら胎教を考える日々にストレスを感じだした。要するに、日々が退屈でつまらなくなったのである。一方、夫は仕事が忙しい時期だったため、それに伴い夜の付き合いも多くなり、必然的に家で食事をする機会が減少。そうなると妻のストレスはますます顕著になっていくわけで、深夜遅くに帰ってきた夫に対して、なにかと八つ当たりを繰り返すようになった。かくして、夫婦喧嘩が急増した。といっても、夫がなにか悪いことをして、それに対して妻が怒るという流れではない。日々のストレスを溜めに溜めた妻が、その鬱憤を夫にぶつけるだけの場合がほとんどだ。ある日の夫は、仕事で夜遅く帰宅しただけなのに、玄関でいきなり妻から「遅いんだよ、バーカ!」と怒鳴られたという。これだけならまだしも、いつからか妻が暴力を振るうようになったからたまらない。それも最初は軽いものだったが、夫が一切抵抗しないのをいいことに、どんどん激しくなっていった。中でも夫にとって一番つらいのは、殴る蹴るといった打撃系の定番暴力ではなく、女性特有の長く強固な爪による「引っかき攻撃」だという。なるほど、猫と同じ理屈だ。肉体的に非力な動物が、自分よりも強く大きな動物を攻撃しようと思ったら、そもそも力に頼ろうとせず、なにか違う武器を利用して相手にダメージを与えたほうが効果的だ。それがすなわち、爪なのだろう。また、男性から女性へのDVと違って、被害者が男性の場合、妻からのDVをなかなか周囲に明かせないという人も多い。その夫も人知れず妻の引っかき攻撃に悩み、背中には無数の引っかき傷があるというのに、それを会社の同僚や上司などには言えず、一人で抱え込んでいるという。これは男性特有の傾向なのかもしれないが、男性は社会的・世間的なメンツを重んじるところがあるため、恥をかきたくないという心理が働くわけだ。さらに、その夫は非常に紳士的で優しい男性である。だからこそ、男性が女性に手を上げることをタブー視しており、そのため妻からのDVに対して正当防衛の名のもとに同じ暴力で応戦することは絶対にしない。つまり、ひたすら我慢しているのである。しかし、夫が我慢していると、妻はだんだん感覚が麻痺してきたのか、あるいは調子に乗ってきたのか、ますますDVが激化。殴る蹴るの暴行と違って、地味ながらも激痛と傷跡を伴う引っかき攻撃は大きな音が出ないため、まだ幼い息子と娘も、父の苦しみにまったく気づかない。こうして、夫の悩みはますます孤独化していくのだ。世の中には夫から妻へのDVもある一方で、妻から夫へのDVもある。それにもかかわらず、一般的にはDVといえば「夫から妻への暴力」というイメージがあるのは、夫が被害者の場合は、その悩みが孤独化し、世間にばれにくいからなのかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年04月26日メル・ギブソンの継母が2日(現地時間)、DV被害を理由に、メルに対する接近禁止令をロサンゼルス高等裁判所に要請していることが明らかになった。要請を出したのは、テディ・ジョーイ・ヒックス・ギブソンさん。ギブソンの父親であるジョン・ハットン・ギブソン氏と2001年に結婚した。「80歳近い人物(テディ・ジョーイさん)に対する苛めは、10年以上もメルの父親を愛し、忠実な伴侶で居続けた彼女を深く傷つけた」と、南カリフォルニアの通信社「City News Service」が入手した訴状に記述されている。同書には、1月に入院中の父親を見舞いに訪れたメルが、治療法をめぐって対立した際に彼女を罵倒したことも書かれており、「メルが突然、腕を振り回しながら私を怒鳴りつけ、恐怖で凍りつきました」と78歳のテディ・ジョーイさんは証言し、彼女の家にメルが足を踏み入れないこと、100ヤード以内に近づかないことを求めている。先月、ジョン・ハットンさんは93歳にして離婚を申請したが、これもメルの差し金だと彼女は考えている。訴状で彼女は、なぜ夫が「離婚を申請したのか多くの疑問があり、この件についてメルを通さず、直接夫と話したい。彼が健康なのかどうか、メルに操られていないか、自分が望まない行動をとられていないかどうかを確かめたい」と語っている。(text:Yuki Tominaga)© FameFlynet/AFLO■関連作品:それでも、愛してる 2012年6月23日よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© 2011 Summit Entertainment, LLC and Participant Media, LLC. All Rights Reserved.
2012年07月04日オーセンスグループはこのほど、運営する法律相談ポータルサイト「弁護士ドットコム」内コンテンツ「DVチェッカー」の利用者が6,000人を突破したことを発表した。結婚相手からの精神的・身体的暴力の度合いをチェックできる弁護士監修コンテンツとなっている。利用は無料。「DVチェッカー」は2010年9月15日に提供開始。結婚相手から受けている行為に関する複数の質問に回答すると、DV(結婚している男女間の暴力)を受けている度合いがパーセンテージで表示される。さらには、結果に応じた法的ワンポイントアドバイスを得ることもできるという。自分がDVをしている可能性をチェックするツールとしても利用可能。DVチェッカーの質問には、「一緒にいるのに何を言っても相手にされず、24時間以上無視されたことがある」「生活費をもらえないことがある」「あざができるほどの強さで殴られたことがある」などがある。これまでの利用者(6,019人・5月29日現在)の男女比は、男性31%(1,866人)、女性69%(4,153人)で、平均年齢は33歳(男性35歳、女性32歳)。危険度合い別の人数は、1位「危険」(危険度56~95%)2,715人、2位「注意」(同1~35%)1,722人、3位「警戒」(同36~55%)818人、4位「安心」(同0%)738人、5位「超危険」(同96~100%)26人で、危険度の平均パーセンテージは39%だった。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月08日