赤城大空のライトノベルを原作に、村上虹郎主演、ヒロイン役にガールズロックバンド「たんこぶちん」のVo&Gt.吉田円佳(MADOKA)を迎え映画化する『二度めの夏、二度と会えない君』。この度、「第20回上海国際映画祭」にて本作の世界初プレミア上映が実施され、上映後の舞台挨拶に主演の村上さんが登壇。上海の映画ファンたちと熱い質疑応答を行った。篠原智(村上虹郎)は、もう2か月も塞ぎ込んでいた。突然現れてどうしようもなく惹かれてしまった森山燐(吉田円佳)が死んだのだ。死の直前、思いを抑えきれず「好きだ」と智が告げた時、燐が見せた苦しそうな表情が頭から離れない。幼なじみで生徒会長の菅野瑛子(加藤玲奈)の説得も全く耳に入らず、ふらふらと歩いていると、気付けば燐との思い出の場所に来ていた。そこで起こったのが“タイムリープ”。半年前の夏、燐と出会った夏に戻ってきてしまっていた。燐は「バンドやろう!」と、記憶の中と同じく積極的に智を誘ってくる。戸惑う智だったが、前と変わらぬ燐のパワーと一緒に演奏できる嬉しさに抗えず、ドラムの花京院姫子(金城茉奈)、ベースの石田六郎(山田裕貴)を巻き込み、バンド活動を始める。バンド禁止の学校で、遂には会長を味方につけるほどの活躍を見せるが、刻々とあの瞬間が近付いていた…。智がやるべきことは決まっていた。2度めの夏に、大好きな燐が最期まで笑顔でいるために――。この日、SFCプレミア上影影城(上海市)にて上映が行われた後、約600人の満席状態の会場に登場した村上さんは、中国語で「こんにちは、村上虹郎です。今日は『ニドナツ』を見ていただき、ありがとうございます」と挨拶。そして、中国人観客からは日本語で「格好良いです」と声援が集まっていた。上映中、あるシーンでは劇場ロビーの外からでも聞こえるほどの笑い声があがっていたことから、村上さんは「作品自体は切ない物語なのですが、山田裕貴くん演じる石田六郎のシーンはほっこりします。僕が思っていた以上にその反応がありました。そしていま、見終わったばかりの皆さんの表情がキラキラと輝いていて、すごく嬉しいです」とコメント。また、今後、共演したい俳優について聞かれると、『Mommy/マミー』でカンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した“若き美しき天才、グザヴィエ・ドランと答え、「俳優でもあり監督でもあり、僕は彼の作品が大好きなので」と言うと、すかさず「女優では?」と質問が重ねられ、「そう聞かれると恥ずかしいですね(笑)本作のようなラブストーリーもそうですが、共演させていただいたその相手役の方を愛したいと思います」と話すと、場内からは一斉に拍手が沸き起こっていた。そして、「また中国に来てくれますか?」という質問には、「もちろんです。今回は1泊だけで、2日間とも雨の日でした。僕の名前には“虹”が入っていて、雨が降らないと虹ができないので、雨が降ったのかな(笑)。次は晴れた日に来たいです」と言い、会場を笑わせていた。また、イベントの最後に行ったフォトセッションで村上さんは、「一緒に撮ろう」と呼びかけると、ファンがステージに殺到!作品、そして俳優・村上虹郎への注目の高さが感じられるイベントとなっていた。『二度めの夏、二度と会えない君』は9月1日(金)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月26日2018年2月に劇場公開が決定している高橋一生主演の『blank13』を監督する齊藤工が、第20回上海国際映画祭「アジア新人賞部門」で最優秀監督賞を受賞!俳優としても活躍する日本人が最優秀監督賞を受賞するのは、日本で初めての快挙となる。突然蒸発し、13年間行方不明だった父親(リリー・フランキー)の消息が分かった主人公・コウジ(高橋一生)。しかし、家族との溝が埋まらないまま、父親はその3か月後にガンでこの世を去ってしまう。取り戻せないと思っていた13年間の空白が、葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードで、家族の誰も知らなかった父親の真実とともに埋まっていく…。本作は、放送作家・はしもとこうじ氏の実話に基づく、ある家族の物語。俳優・斎藤工が“齊藤工”名義で初の長編監督を務めた本作は、本年度のゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて観客賞にあたる、ゆうばりファンタランド大賞(作品賞)の受賞に続く快挙となった。6月18日に行われた本作の舞台挨拶では、超満員の会場で拍手喝采を浴び、「昔から中国映画を沢山観てきて、中国と日本との違いを映画によって越えてきました。同じことで感動して泣いて笑って感じてきた人間として、一映画ファンとして自分の大事な作品を持ってここに立てていることが本当に嬉しいです」とその胸中を明かし、「日本と中国が映画でつながれることを願っています」とも語っていた齊藤監督。上海国際映画祭は、1993年から行われているアジア圏最大規模の映画祭で、世界12大映画祭の1つにも数えられている。アジア新人賞部門はアジア圏の新人監督作品を対象とし、これからの映画界を担う才能に各賞が授与される。第18回の同部門では『0.5ミリ』で安藤桃子監督が受賞、他部門では岩井俊二監督『リリイ・シュシュのすべて』、山田洋次監督『武士の一分』、内田けんじ監督『鍵泥棒のメソッド』など日本でもヒットした話題作が各賞を受賞している。本年の上海国際映画祭では『昼顔』も公式上映された斎藤さん。すでに俳優として確固たる地位を築いているが、今回の受賞で監督としても国際的に技量を示したといえそうだ。■齊藤工監督受賞のコメントただただ驚いています、、上海国際映画祭及びに中国の寛大なる皆様そして導いて下さった『blank13』チームの皆様に心から感謝致します私に唯一能力があるとしたらそれは“人運”です今回の映画作りの中で最も発揮された能力だと確信していますそして今回上海でも素晴らしい出逢いが沢山ありました"35歳"は新人と呼ぶに相応しい年齢では無いかも知れませんが私に与えられた時間がある限り縁を大切に自分のすべき事へ日々邁進したいと思います謝謝『blank13』は2018年2月3日(土)、シネマート新宿にて限定公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月25日アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2017」(SSFF&ASIA)のアワードセレモニーが6月11日(日)、都内にて行われ、小池百合子東京都知事がCinematic Tokyo部門プレゼンターで登場した。小池都知事は、「2020年、二度目のオリンピック、パラリンピックをすることになっています。その際はスポーツの祭典だけでなく、日本の文化、伝統を紹介するいい機会です。ぜひ東京の面白み、新しさをご紹介いただければと思います」と、映画クリエイター陣にメッセージを伝えていた。「SSFF&ASIA」は今年で19回目となる米国アカデミー賞公認の映画祭。今年は世界140以上の国と地域から集まった、およそ9,000本の作品から選りすぐりの約250作品を上映している。セレモニーでは、各部門の受賞作品の発表・授与が行われた。小池都知事がプレゼンターを務めたCinematic Tokyo部門は、2020年に向け東京の魅力を国内外に発信する作品に贈られる賞。優秀賞を受賞した『東京音℃』は番場秀一監督による作品で、東京に暮らす4人の女子を通じ見えてくる、東京という都市の体温を感じる仕上がりだ。次年度第90回米国アカデミー賞短編部門ノミネート選考対象作品となるオフィシャルコンペティションのグランプリには、アジアインターナショナル部門から、ミャンマーのミミルイン監督作品『シュガー&スパイス』が選ばれた。ミャンマー中部の乾燥地帯で、ミミルイン監督が自ら両親の生活風景を記録した作品で、トロフィーを手にした監督は「ミャンマーの文化を伝えたくて撮影しました。全然、思わぬ賞で本当に驚きました。これからももっと頑張りたいと思います」と、感無量の表情を浮かべた。オフィシャルコンペティション審査員を務めた大林宣彦監督は、杖を支えにしながらも、しっかりと自身の二本の足で立ち、「黒澤明監督が、私を含め未来の映画人に遺言を残されております。今日、皆さんにお伝えしようと命がけでここに立っています」と語り始め、「この日常の中に戦争はあったんです。戦争は人が人であること、命、すべてを失ってしまう。こんな理不尽で恐ろしいものは決してあっちゃいけないが、いま私たちは忘れてしまっている」と、30分以上にわたってスピーチ。「映画には必ず世界を平和に導く美しさがある。映画の力を信じて、未来に向けて、いつかお願いだから若い人たち、俺たちの続きをやってよね」と渾身のメッセージを次世代の映画人に紡ぎ、その姿には大きな拍手が送られていた。アワードセレモニーには、そのほか、オフィシャルコンペティション審査員を務めた小倉智昭、ベン・トンプソン、マリエ、三上博史、CGアニメーション部門審査員の杉山知之、松下由樹、三橋忠央、ひかりTVアワードプレゼンターのマギー、MCの福島リラ、堀潤、フェスティバルアンバサダーのLiLiCo、「SSFF&ASIA」代表の別所哲也が出席した。「SSFF&ASIA」は6月1日(木)~25日(日)まで、東京は5会場、横浜は1会場にて上映。(cinamacafe.net)
2017年06月11日上戸彩との共演作『昼顔』の公開を控える斎藤工が、「齊藤工」名義で長編映画監督デビューを果たした『blank13』。この度、本作が6月17日(土)より開催される「第20回上海国際映画祭」のアジア新人賞部門に選出され、齊藤監督が「新人監督賞」にノミネートされたことが分かった。突然蒸発し、13年間行方不明だった父親の消息が判明。しかし、家族との溝が埋まらないまま、その3か月後にガンでこの世を去ってしまう。取り戻せないと思っていた13年間の空白が、葬儀当日の参列者が語る父親のエピソードで、家族の誰も知らなかった父親の真実とともに埋まっていく…。本年度のゆうばり国際ファンタスティック映画祭にて観客賞にあたる、「ゆうばりファンタランド大賞(作品賞)」を受賞している本作は、放送作家のはしもとこうじの実話を基に、13年前に突然失踪した父が余命3か月で見つかったことから始まるある家族の物語。主人公・コウジ役には高橋一生、彼女役に松岡茉優、失踪した父親役にリリー・フランキー、母親役を神野三鈴が務めるなどそのほか実力派、個性派俳優陣が集結。斎藤さん自身も主人公の兄役で出演している。さらに、音楽監督は俳優・ミュージシャンとしても活躍中の金子ノブアキ、スチール撮影はレスリー・キーが務めるなど豪華揃いだ。「上海国際映画祭」は1993年から行われ、世界12大映画祭の一つにも数えられているアジア圏最大規模の映画祭。今回本作が選出された「アジア新人賞部門」は、アジア圏の新人監督作品を対象とし、アジア各国からこれからの映画界を担う才能が集結。映画祭は17日(土)に華々しいオープニングセレモニーで開幕し、26日(月)に閉幕。本作の上映は18日(日)、齊藤監督と神野さんの舞台挨拶を予定。受賞発表は23日(金)となっている。■齊藤工監督コメント『blank13』は日本特有の埋葬・葬儀身内の死に纏わる家族の距離を描いた作品だと思っていますそもそも企画段階から海外の方々からの目線を意識して切り取った作品でもあります。無理を言って火葬場の裏側の作業にもカメラを向けさせて頂いたり我々の疑問すら持たなく“そう言うもの”とやり過ごす当たり前の風習こそが作品の味わいになればと作りましたなので海を渡った反応は本作の大きな“目的”です。世界12大映画祭の一つにも数えられる権威ある上海国際映画祭<アジア新人賞部門>新人監督賞へのノミネート心から光栄に思います。『blank13』は2018年2月3日(土)、シネマート新宿にて限定公開。(cinemacafe.net)
2017年06月08日昨年、台北映画祭の台北映画賞最優秀ドキュメンタリー賞でノミネート、韓国DMZ国際ドキュメンタリー映画祭にてアジアコンペティション部門ノミネートされた黄インイク監督作『海的彼端』(原題)が、『海の彼方』の邦題で8月12日(土)より日本でも公開されることが決定。1930年代の日本統治時代に沖縄石垣島へ移住し、パイナップル栽培と水牛耕作という技術革新を日本へもたらした台湾移民が、日本の敗戦でアメリカの統治下となった沖縄で1972年の返還まで無国籍になってしまった苦難の人生と探し求めるアイデンティティーの物語を描く。沖縄石垣島の台湾移民の歴史は、1930年代、日本統治時代の台湾から約60世帯の農家が移り住んだことに始まる。その中に、玉木家の人々もいた。台湾から最も近い「本土」だった八重山諸島(石垣島を含む10の島々)で、88歳になる玉木玉代おばあは、100人を超す大家族に囲まれていた。そして、米寿を迎えたおばあは娘や孫たちに連れられて長年の願いだった台湾への里帰りを果たす。しかし、70年の歳月がもたらした時代の変化は予想以上に大きく…。ある台湾移民一家の3世代にわたる人生に光を当てることで、複雑な経緯を歩んできた東アジアの歴史を越え、記憶の軌跡と共に人生最後の旅を辿る。歴史に翻弄されながらも生き抜いてきた玉木家の「家族愛」にも迫り、観る者に忘れていたものを思い出させてくれる――。本作は、沖縄県八重山諸島に移民した台湾人「八重山台湾人」を主なテーマとした黄インイク監督の長編ドキュメンタリーシリーズ企画「狂山之海(くるいやまのうみ)」の第1弾。石垣島に住む台湾移民一家、玉木家の人々中心に、これまで日本や台湾でもあまり知られることのなかった八重山台湾移民の歴史に触れながら、曖昧な身分の中で生きてきた移民家族の物語を描いたドキュメンタリー。今回の公開日決定と共にポスタービジュアルも公開。台湾から幼子を連れて辿り着いた沖縄・石垣島で、夫に先立たれた後も沖縄本島より近いわずか280kmほどの故郷・台湾に帰ることも叶わず、ひたすら汗を流し家族を守った玉木玉代おばあの凛々しい立ち姿が印象的なビジュアルに。また同時に、台湾人の父を持つ歌手の一青窈からコメントも到着した。<一青窈コメント>石垣島のうっとりするほど甘いパイナップルと果てしなく広がる青空の下、まぁーまぁーと啼く水牛。それを広めたのが石垣島に渡った移民たちだということを初めて知りました。遥か遠い祖先がつけた軌跡を辿ることでもっと近くに島を感じることができました。嗚呼、だから私の足は気づくと南に向いているのだ。『海の彼方』は8月12日(土)よりポレポレ東中野ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年06月08日観客参加型のホラー映画祭「夏のホラー秘宝まつり2017」が、キネカ大森にて2017年8月19日(土)から9月1日(金)まで開催される。「ホラー秘宝」とは、日本のレコード会社・キングレコードが贈る傑作ホラー映画レーベル。そのセレクションの質は、ホラーファンや映画ファンから一目を置かれる存在となっている。今年で4回目を迎える本イベントでは、ホラー作品を洋画・邦画共に一挙上映。また、グランプリ作品がアンコール上映される「ホラー総選挙」、コスプレありの上映日「パリピ上映」など、ユニークな参加型の企画が実施される。また期間中は、5本鑑賞すると1本無料となる特典や、ゲストによるトークショーも開催。上映作品は1981年に公開され、狼男映画の金字塔と言われるジョー・ダンテ監督の『ハウリング』や、ホラー映画界の巨匠ジョン・カーペンター監督による『ザ・フォッグ』、そして巨匠フランシス・フォード・コッポラ製作総指揮の都市伝説ホラー『ジーパーズ・クリーパーズ』。さらに、『キャリー』『シャイニング』などで知られるホラー小説界の巨匠スティーヴン・キングの短編小説「人間圧搾機」をトビー・フーパーが映画化した『マングラー』も。また、オープニング上映にはアイドルグループ「夢みるアドレセンス」が主演を務める映画『「超」怖い話2』が選ばれているほか、『怪談新耳袋G メン 復活編』や『血を吸う粘土』といった邦画ホラー映画もラインナップする。【詳細】夏のホラー秘宝まつり2017期間:2017年8月19日(土)〜9月1日(金)場所:キネカ大森住所:東京都品川区南大井6−27−25 西友大森店5階料金:新作 1500円、旧作 1100円■上映作品『ハウリング(原題:The Howling)』『ザ・フォッグ(原題:The Fog)』『ジーパーズ・クリーパーズ(原題:Jeepers Creepers)』『マングラー(原題:The Mangler)』、『「超」怖い話2』、『怪談新耳袋G メン 復活編』、『血を吸う粘土』
2017年06月05日「爆音映画祭」が、2017年6月30日(金)から7月2日(日)まで、109シネマズ名古屋にて開催される。「爆音映画祭」とは映画作品の持つ音を高品質、大音量で表現する映画祭。迫力のあるシーンはよりダイナミックに、緊張感のあるシーンはより決め細やかに、シーンに合わせて繊細に音量や音圧を調整することで、これまでになかった感動や音による新たな映画の楽しみを提案する。上映する作品は9作品。そのうち『ラ・ラ・ランド』、『キングスマン』、『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』は爆音映画祭初上映となる。劇中歌や効果音が音響調整され、今までのスクリーンの映画作品とはまた違った経験が出来そうだ。【開催概要】爆音映画祭 in 109シネマズ名古屋会期:2017年6月30日(金)〜7月2日(日)会場:109シネマズ名古屋住所:愛知県名古屋市中村区平池町4-60−14 マーケットスクエアささしま 2FTEL:0570-052-109チケット:6月13日(火)0:00よりWEB販売、劇場営業開始時間より109シネマズ名古屋劇場窓口販売公式サイト:※料金は各作品によって異なる。詳しくは公式サイトで。<上映作品>ラ・ラ・ランド、キングスマン、超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか、マッドマックス 怒りのデスロード、ダークナイト、デス・プルーフ in グラインドハウス、オアシス フジロックフェスティバル’09、ミッシェル・ガン・エレファント「THE MOVIE"-LAST HEAVEN 031011」、ブランキー・ジェット・シティ「VANISHING POINT」
2017年06月04日魔女をテーマにして全米大ヒット&3週連続ランクイン、2015年サンダンス映画祭監督賞を受賞し、全米を震撼させた新感覚ダーク・ファンタジー・ホラー作品『ウィッチ』。この度、7月22日(土)の公開に先駆け、本作の予告編と場面写真が一挙公開された。1630年、ニューイングランド。父ウィリアム(ラルフ・アイネソン)と母キャサリン(ケイト・デッキー)は、5人の子どもたちと共に敬虔なキリスト教生活をおくるため、森の近くの荒れ地にやって来た。しかし、赤子のサムが何者かに連れ去られ、行方不明に。連れ去ったのは森の魔女か、それとも狼か。悲しみに沈む家族だったが、父ウィリアムは、美しい愛娘トマシン(アニヤ・テイラー=ジョイ)が魔女ではないかと疑いはじめる。疑心暗鬼となった家族は、やがて狂気の淵に陥っていく…。本作は、全世界24の映画祭に招待され、ファンの圧倒的な支持を獲得した新感覚ダーク・ファンタジー・ホラー。本作でサンダンス映画祭監督賞を受賞したロバート・エガース監督は、定評あるその演出で次回作はホラー映画史に残る『吸血鬼ノスフェラトゥ』(1922)のリメイクの監督に大抜擢されている。主演を務めるのは、昨年英国アカデミー賞(英国映画テレビ芸術アカデミー)において若手の俳優・女優に送られるライジングスター賞にノミネートされたアニヤ・テイラー=ジョイ。また、本作での圧倒的な存在感と評価でM.ナイト・シャマラン監督の『スプリット』のヒロインや、リドリー・スコットの息子ルーク・スコット監督作品『モーガン プロトタイプL-9』に抜擢。先日行われた第70回カンヌ国際映画祭では、新人賞にあたるショパール・トロフィーを授与され、今後もシャマラン監督の次回作への出演や、X-MENのスピンオフ映画『New Mutants』(原題)への出演も決定するなど、いま見るべき女優のひとりだ。このほど公開された予告編では、村を追われたひとつの家族が、子どもが行方不明になったことをきっかけに狂気に陥ってゆく姿が、不気味な音楽と共に描かれている。後半に行くにつれ、映像の不気味さも増し思わず目を逸らしたくなる場面も登場し、また色味の少ない無機質な風景が、より一層恐怖を感じさせる映像に仕上がっている。『ウィッチ』は7月22日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(cinemacafe.net)
2017年05月31日2017年6月4日(日)から7月30日(日) の57日間開催される「北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017」。芸術・自然・食が集う長野県大町市を舞台に行われる北アルプス国際芸術祭へ、ぜひ足を運んでみてください。「北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017」とは?北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017は、北アルプス山麓の地域資源を世界へ発信することを目的とした食とアートのイベントです。舞台は3,000m級の山々が連なる北アルプス山脈の麓、長野県大町市。古くから塩の道千国街道の宿場町として栄え、豊かな水と澄んだ空気、青々とした自然が息づく四季折々の景観に恵まれた場所です。現在大町市は人口約28,000人。北アルプス登山の拠点や立山黒部アルペンルートの玄関口として多くの観光客で賑わいますが、近年日本創成会議が発表した消滅可能性都市に上がるほど過疎高齢化が進む町です。今回そんな大町市を盛り上げようと開催されるのが、北アルプス国際芸術祭。土地固有の生活文化を表現する「食」と地域の魅力を再発見する「アート」の力によって大町市の魅力を世界に発信し、地域再生のきっかけになることを目標にしています。●展示場所は大町の歴史や豊かな自然が溢れる場所。北アルプス国際芸術祭の面白いポイントはその展示場所。普段アート作品が見られる場所は美術館や落ち着いた雰囲気のギャラリーなどが多いと思いますが、北アルプス国際芸術祭では大町の歴史が色濃く残る場所や自然が体感できる場所となっています。ここでは、展示場所であるアートサイトをご紹介していきましょう。●源流エリア北アルプスの雪解け水が流れる鹿島川沿いを中心に作品が展示されている源流エリア。信濃大町の自然環境を肌で感じることができる最も特徴的な場所です。源流エリアで見られる主な作品は、川俣正さんの「源汲•林間テラス」、大平由香理さんの「山の唄」、平田五郎さんの「水面の風景―水の中の光~山間のモノリス」などがあります。●仁科三湖エリア大町市の北の玄関口である仁科三湖。北から長野県有数の深度と透明度を誇る「青木湖」、四季折々の景観を写す「中網湖」、そして今回多くのアート作品が展示される「木崎湖」の3つの湖からなるエリアです。仁科三湖エリアで見られる主な作品は、五十嵐靖晃さんの「雲結い(くもゆい)」、杉原信幸さんの「アルプスの湖舟」、アルフレド&イザベル・アキリザンさんの「ウォーターフィールド(存在と不在)」などがあります。●市街地エリアかつて塩の道千国街道の宿場町として栄えた大町市街地にある、市街地エリア。古い水路や趣深い町屋造りの家々などが今でも多く残っており、大町の歴史を感じることができるエリアです。市街地エリアで見られる主な作品は、湊茉莉さんの「みすずかるしなの」、原倫太郎・原游さんの「たゆたゆの家」、ジミー・リャオさんの「私は大町でー冊の本に出逢った」などがあります。●東山エリア絶景が見られる鷹狩山を含む東山エリア。大町市と北アルプスを同時に眺めることができる鷹狩山は、アートサイトの中でも最も眺望が良い場所です。東山エリアで見られる主な作品は、リー・クーチェさんの「風のはじまり」、フェリーチェ・ヴァリーニさんの「集落のための楕円」、ニコライ・ポリスキーさんの「Bamboo Waves」などがあります。●ダムエリアダムの多い大町市の特徴を取り入れたダムエリア。大町市はアジア最大級の土木建築物・黒部ダムの玄関口であるほか、大町ダム・七倉ダム・高瀬ダムといった近代土木建造物を有する場所です。ダムエリアで見られる主な作品は、パトリック・トゥットフオコさんの「龍(たつ)」、おおたか静流 with 藤本隆行さんの「光影」などがあります。●国内外のアーティストが大集結!北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017では、日本国内外で活躍するアーティストの作品を見ることができます。ここでは、一部のアーティストをご紹介していきましょう!●ニキータ・アレクセーエフモスクワ出身の芸術家です。1960年から80年代にかけてソ連非公認芸術家として活動。代表作には信州の伝承「帚木(ははきぎ)」に基づいた連作ドローイングがあります。●青島左門大町市在住の芸術家です。表現手段は彫刻、絵画、コンセプチュアル・アート、舞台美術、絵本など様々。今回はLEDで生花を照らし、光の色を有機的に変容させる作品が展開されます。●アートプロジェクト気流部2008年から活動を開始した空間アートプロジェクトです。空気や風をモチーフとした作品が特徴的。今回は信濃大町のくぼんだ空間を「空のヘソ」に見立て、空や空気を感じさせる作品が展示されます。●地元の魅力が詰め込まれたグルメにも注目!北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017では、大町市内に店を構える飲食店13軒が、地元の特性を生かしたグルメでおもてなしをしてくれます。アートを楽しみながら街を散策し、絶品料理も味わってみてください。一部をご紹介します。●北アルプス山やまランチ源流エリアの森林に囲まれた爽やかなロッヂ「マルハン爺ヶ岳ロッヂ」でいただける豪華ランチ。メインのカレーライスは、山の形をイメージしたライスに新緑を思わせるグリーンカレーがかかっています。季節の野菜も彩りよく添えられ、食べごたえたっぷりなのにヘルシー。コーヒー付きで1,200円です。●信濃大町盆大正2年から続く老舗お蕎麦屋さん「こばやし」では、もり蕎麦・蕎麦粥・手作りえご・蕎麦茶プリンなどがセットになった蕎麦づくしの食事が楽しめます。大町ならではの郷土食がふんだんに取り入れられたお盆です。●里山タケづくし優しい味わいでほっこり落ち着く里山ごはんが楽しめる、いろり屋やさか。地元産の筍を使った炊き込みご飯やすいとん、風情ある竹の器が魅力的なお惣菜盛り合わせなどが味わえます。近隣には竹を使ったアート作品もあるので、ぜひそちらにも足を運んでみてください。●タカラ昔ながらの蕎麦ざるに、さまざまな角度からそばの美味しさが味わえる遊び心たっぷりの前菜を盛り付け。メインは自慢の信州そばです。前菜からデザートまで、信州の味覚「そば」を味わい尽くせるメニューです・●小祭りドルチェ塩の道ちょうじやでは和と洋の美味しいスイーツが楽しめます。内容は、程よい塩加減がキャラメルの甘さを引き立てるロール大福、大町で古くから親しまれてきたエゴとりんごがコラボしたエゴりんごゼリー、地元産のベリーがたっぷり詰まったフルーツもなかといったスイーツセットです。■イベント詳細名称:北アルプス国際芸術祭 JAPAN ALPS ART FESTIVAL 2017開催場所:長野県大町市開催日程:2017年6月4日(日)~7月30日(日) 57日間開催料金:【前売り】一般2,000円、高校生1,000円、小・中学生300円。開催期間中はプラス500円。取り扱い場所などの詳細は公式サイトをご覧ください。アクセス:「長野駅」から特急バス「雷鳥ライナー」乗車後、「信濃大町駅」で下車。所要時間1時間。長野自動車道「安雲野IC」から車で約30分。公式サイト:
2017年05月31日アイドルグループ・嵐の大野智が主演を務める映画『忍びの国』(7月1日公開)が、第20回上海国際映画祭ジャッキー・チェン・アクション映画週間コンペティション部門に出品されることが29日、わかった。同作は『のぼうの城』『村上海賊の娘』などの著作で知られる小説家・和田竜のヒット作『忍びの国』を実写化。天下統一に向けて勢力を伸ばす織田信長が手出しを禁じた伊賀の忍び集団に、信長の次男・織田信雄が攻め入り、忍者と侍の戦いに発展していく。大野は伊賀最強の忍び・無門を演じる。6月17日~26日に開催される第20回上海国際映画祭はアジア最大級の規模を誇り、昨年は来場差数が延べ34万人を超えた。【コンペティション部門<ジャッキー・チェン・アクション映画週間(Jackie Chan Action Movie Week)>】は、同映画祭のレギュラー部門として2015年から開催されており、今年が3回目。ジャッキー・チェンをはじめとする著名スターがセレモニーに参加し、投票で選ばれた賞が発表される。パルクールやアジア武術のカリ、ジークンドーを用いたアクションシーンが特徴的な同作は、同部門に邦画で唯一の出品となった。授賞式は日本時間6月22日に行われる。映画祭選出担当者は「忍者を題材にした非常に独特な日本映画で、アクションシーンは驚きに満ちた仕上がりでした」と同作を称賛。「予想もつかない撮影アングルと編集により、魅力的なシーンの数々が仕上がっておりました。ジャッキー・チェン・アクション映画週間のコンペティションで上映するのに非常に適した作品です」と選出理由を説明した。
2017年05月29日2016年のサンダンス国際映画祭でドキュメンタリー部門脚本賞を受賞したほか、海外映画祭で話題を呼んだ異色ドキュメンタリー『ケイト・プレイズ・クリスティーン』が、7月15日(土)よりアップリンク渋谷にて公開されることがこのほど決定。合わせて本作のポスタービジュアルが到着した。1974年、生放送中に自殺したテレビキャスター、クリスティーン・チャバック。彼女を演じることになった女優ケイト・リン・シールは、役作りのため生前のクリスティーンの足取りを追う。彼女の住んでいた街へ赴き、髪型や肌の色を似せ、精神的にも肉体的にもクリスティーンへの同化を強めていく。しかし、その同化が、ケイトにある変化をもたらせ始める…。なぜ、彼女は自殺したのか?謎につつまれた死の真相に迫った衝撃のドキュメンタリー。本作は、70年代、キャスター(クリスティーン・チャバック)が生放送中に自殺したというショッキングな事件を演じるため、役作りをする女優ケイト・リン・シールの姿を捉えたドキュメンタリー。実際にあったというその事件は、1974年に起こった。キャスターのクリスティーンが、フロリダ州サラソタの地方局で生放送中に突然拳銃自殺したのだ。しかし、家庭用ビデオが普及する以前だったため、自殺映像が世間に出回ることはなく、事件は都市伝説と化している。放送を録画したテープは、当時のテレビ局社長が金庫に保管しているといううわさもあるが、真相はいまだ闇の中。人々の記憶が薄れてゆき、当時の映像記録もない中で、彼女が自殺に至った背景は謎につつまれている。監督は、『Actress』でゴッサム・インディペンデント映画賞を受賞したロバート・グリーン。また出演するケイトは、『サプライズ』、『The Color Wheel』、『サクラメント 死の楽園』などにも出演している。『ケイト・プレイズ・クリスティーン』は7月15日(土)よりアップリンク渋谷にて公開。(cinemacafe.net)
2017年05月18日日本テレビの「映画天国」では、世界的にLGBT Prideパレードが実施される6月の「プライド月間(Pride Month)」に合わせ、“LGBT映画祭”を開催。LGBTの当事者でもある、映画ライター・よしひろまさみち氏とNPO法人「虹色ダイバーシティ」代表の村木真紀氏をゲストに迎えて作品を解説。4週にわたり、地上波初放送作品を含むLGBTをテーマにした映画を放送していく。“LGBT”とは、レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの頭文字をとった言葉で、性的マイノリティとされる人たちの総称。Prideパレードとは、LGBTが「自分たちの性的指向や性自認にPrideを持って生きよう」と奮起し、1970年から始まったイベント。毎年6月にはニューヨーク、サンフランシスコ、トロント、ベルリン、ソウルなど、世界各地で大小さまざまなLGBTのイベントが開催される。今回、「スッキリ!!」などで映画紹介を担当する映画ライターのよしひろ氏と、LGBTと職場に関する調査、講演活動などを行っている村木氏というゲストに迎え、LGBTとして生きること、働くこと、家族に告白すること…など、さまざまな観点からLGBTを描いた4作品を放送する。本番組の谷生プロデューサーは、世界各地で盛り上がるプライド月間に合わせたLGBT映画祭に、「たいへん大きな意義を感じています」とコメント。「今回お届けする映画は、いずれも世界の映画祭でさまざまな受賞歴を誇る素晴らしい作品です。映画祭でお届けする作品をより見やすく、より楽しんでいただくため、今回、村木さんとよしひろさんというゲストをお迎えし、作品解説コーナーを製作します。映画祭の4週間、映画本編放送前に放送作品のみどころや解説、LGBT目線からみた分析などをお届けします。このコーナーも一助となり、LGBTという言葉になじみがない方にも、今回のお祭りの放送が心に残る視聴体験になることを願っています」と、期待を込めている。■『あしたのパスタはアルデンテ』(’10)6月6日(6月5日深夜)放送イタリア南部の保守的な街を舞台に、老舗パスタ会社の創業者の跡取り問題をコメディタッチも交えて描く。創業家の二男がゲイであることを父に告白しようとすると、驚くことに長男の兄が先に「自分はゲイだ」とカミングアウト…。保守的な土地でゲイを告白することの難しさ、家族の愛と絆を軽やかに描く。地上波初放送。■『ぼくのバラ色の人生』(’97)6月13日(6月12日深夜)放送女の子になりたいと願う少年の姿を描いたハートウォーミングなドラマ。7歳の男の子リュドヴィックの将来の夢は、かわいい女の子になること。好きな男の子と結婚ごっこをしたり、着せ替え人形で遊んだりと、女の子を意識した遊びを繰り返すが…。1998年のゴールデン・グローブ賞外国語映画賞受賞作。■『アルバート氏の人生』(’11)6月20日(6月19日深夜)放送自由を得るために男性として生きなければならなかった女性の姿を描き、製作、脚本も兼ねた主演のグレン・クローズは2011年の第24回東京国際映画祭の最優秀女優賞を受賞、第84回アカデミー主演女優賞にもノミネートされた。『彼女を見ればわかること』『美しい人』のロドリゴ・ガルシア監督作。地上波初放送。■『パレードへようこそ』(’14)6月27日(6月26日深夜)放送原題は『Pride』。1984年サッチャー政権下、不況に揺れるイギリスが舞台。ストライキ中の炭鉱労働者と家族を支援するため、ゲイ&レズビアンの仲間がLGSMという組織を結成し、募金活動を開始。やがて連帯が広がっていく様子を、実話に基づいて描く。第67回カンヌ国際映画祭でクィア・パルム(LGBT映画賞)を受賞。地上波初放送。「映画天国LGBT映画祭」は6月6日(火)1時59分~(月曜深夜)、4週にわたり日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2017年05月18日近年、『好きにならずにいられない』『ひつじ村の兄弟』など国際映画祭で高い評価を得ているアイスランド映画から、また1つ、各国の映画祭で大反響を呼んでいる傑作が登場。少年たちの淡く、切なく、残酷な青春を描く『ハートストーン』から、予告編とポスタービジュアルが解禁となった。東アイスランドの雄大で美しい自然が広がる漁村。ソールとクリスティアンは幼なじみで何をするのも一緒の大親友。思春期にさしかかり、ソールは大人びた美少女ベータに夢中になる。一方、クリスティアンはそんなソールの気持ちを知り、上手くいくよう後押しするものの、内に秘めた親友への特別な感情に気づく――。人口33万人の小さな北欧の島国アイスランドの若き俊英、グズムンドゥル・アルナル・グズムンドソンの初長編作品となる本作。10代のころの友人との実際の想い出をベースに、思春期を迎えた少年少女たちの、危うく儚く繊細な感情を残酷なまでに切り取った、監督の自伝的“ラブストーリー”となる。タイトルの『ハートストーン』(Heartstone)とは、アイスランド語の『Hjartasteinn』の直訳。グズムンドソン監督が、「Heart(ハート)」と「Stone(ストーン)」という2つの単語を1語に合わせて作った造語だという。それぞれの単語には、“温かい感情”と“厳しい環境”という意味があり、監督はこの新しい言葉が、詩的な形でこの映画にとても良くフィットすると感じ、タイトルに決めたという。主演の1人ソール役には、青春映画の金字塔『スタンド・バイ・ミー』の故リヴァー・フェニックスを彷彿とさせ、本作が俳優デビューとなるバルドル・エイナルソン。もう1人の主演クリスティアン役には、金髪長身で憂いある表情が女子の胸をときめかせるブラーイル・ヒンリクソン。美少年2人の等身大の自然な演技は、国内外で数々の男優賞に輝いている。第73回ヴェネツィア国際映画祭でもクィア獅子賞(最優秀LGBT映画賞)に輝くなど、各国の映画祭ですでに40以上の賞を獲得。いまもなお、受賞記録を更新中だ。アイスランドのアカデミー賞「EDDA賞」では作品賞、監督賞ほか9部門を獲得している。『ハートストーン』は7月15日(土)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハートストーン 2017年7月15日よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて順次公開(C) SF_Studios_Production_&_Join_Motion_Pictures_Photo_Roxana Reiss
2017年05月15日「第19回ウディネ・ファーイースト映画祭」のコンペティション部門に出品されている、2014年夏に放送された連続ドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」のその後を描く映画『昼顔』。この度、本作が4月24日(月)に上映され、上戸彩、斎藤工、西谷弘監督が舞台挨拶に登壇した。本作は、お互いに結婚していながら、惹かれあい愛し合うようになった笹本紗和(上戸彩)と北野裕一郎(斎藤工)が、一旦は別れたものの、それから3年、再び出会ってしまった2人の物語を描き出していく。日本公開に先駆け行われる公式上映に合わせて、今回主人公・紗和を演じる上戸さん、紗和と愛し合う北野を演じる斎藤さん、そして本作のメガホンをとった西谷監督が現地入り。上戸さんは同映画祭初参加、西谷監督は海外映画祭初参加となった。会場となったのは、映画祭のメイン会場である新ジョバンニ劇場。舞台挨拶前には、海外メディアに向けてキャストたちの記者会見が行われ、イタリアの現地メディアだけでなく、国内外から数多くの媒体が詰めかけていた。イタリアには『テルマエ・ロマエ』の撮影、そして映画祭でも訪れた上戸さん。イタリアでの自身の人気について問われると、「全然実感がありません。今日も普通に空港を歩いてきちゃいました。たまには声をかけて欲しいです(笑)」と答えていた。また上映会場では、開場前には600名以上を超える行列を作り、開場するやいなや本来はオペラ劇場で4階席まである1,200席の劇場は満席に。そこで行われた上映前舞台挨拶では、上戸さんは「こんばんは。上戸彩です。とても幸せです!」とイタリア語で挨拶し、日本語で「この作品で描かれる禁断の愛が、皆さんの心に深く刻まれたら嬉しいです。イタリアと日本とは文化が違うのでこの道ならぬ恋の物語がどう受け止められるのか楽しみです」と続けた。一方、斎藤さんも、「親愛なるウディネの皆さん、こんばんは。斎藤工です。この映画祭に戻ってこれて幸せです。昨年の経験以降、ウディネは僕にとってとても特別な場所になりました。ありがとうございます」と、“飛行機内で覚えた”という長文の流暢なイタリア語を披露し、場内は拍手喝采となっていた。その後、3人は客席に降り、本作の上映をイタリアの観客と共に鑑賞。上映中現地の観客らは、本作の衝撃的な展開に息をのみ、2人の道ならぬ恋の行く末に感涙する姿も。上映後はエンドロールが終わるまで5分以上にわたるスタンディングオベーション!観客からは「素晴らしい!感動的!いままで観た映画の中で一番いい映画だと思いました!」「この映画で扱われているテーマに非常に魅了されました。俳優さんは2人とも素敵でしたが、特に上戸さんの演技に感銘を受けました」と絶賛する声が寄せられていた。映画祭を終え、上戸さんは「意外なシーンで笑いがあったり、リアクションが大きくて新鮮でした。ただ、感じてほしい部分は国境を越えてイタリアの方々にも届いていたのかなと思います」と話し、またファングリーティングでは、「感想を伝えてくれたり、『いつの写真?』みたいな昔の作品の写真を持ってきてサインを求められたりして、海外ならではのその距離の近さが嬉しかったです」とファンとの交流も楽しんでいた様子。斎藤さんは、「この国は映画に対して前のめりなんだという国民性を感じました。お客さんと一緒に観ている中で、話の展開と共に会場全体の空気が変化していくのを肌で感じていました」と感想を述べていた。公式上映後、2人はヴェネチアの観光名所にも映画のプロモーションで訪れ、ヴェネチア名所のブラーノ島を散策し、現地の料理やスイーツにも舌鼓を打ち、イタリアを満喫していたようだ。なお、授賞式は4月30日(現地時間)に行われる予定となっている。『昼顔』は6月10日(土)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:昼顔 2012年11月17日よりMOVIE ONやまがたにて公開
2017年04月27日「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」が23日、閉幕。那覇市の波の上うみそら公園で行われたラストを飾るライブイベント「オールエンディング」では、沖縄出身歌手が豪華共演を果たした。ライブには、BEGIN、島袋寛子、HIROKI&RYO(ORANGE RANGE)、かりゆし58、キヨサク(MONGOL800)、新良幸人、きいやま商店、ネーネーズ、jimamaらが出演。豪華なコラボレーションにより、ORANGE RANGEの「上海ハニー」、MONGOL800の「あなたに」、浦島太郎(桐谷健太)の「海の声」などを披露し、駆けつけた大勢の観客を魅了し、BEGINの「オジー自慢のオリオンビール」では「あっり乾杯!」と会場一体となって盛り上がった。フィナーレでは、トレンディエンジェル、NON STYLE、ジャングルポケットら映画祭を盛り上げた人気芸人たちもステージに集結。明石家さんまプロデュースのNetflixオリジナルドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』から中尾明慶、小出恵介、ジミー大西らも駆けつけると、「キャー!」と大歓声が沸き起こった。そして、さんまからのメッセージVTRが流れ、さんまは「どんどん規模が小さくなってる」と指摘。「第10回はないような気がしますが、頑張って吉本興業も10回やると思います。10回目は1日とかDVDを流すとか、そういうことをするかもしれません」と笑いを誘い、「長い間お疲れ様でした」と言葉をかけた。ラストは、同映画祭のテーマソング「笑顔のまんま」の大合唱。BEGINの比嘉栄昇がジミー大西と肩を組み、2人で歌う胸アツな場面も。さらに花火も打ち上がり、観客も出演者も夜空を見上げてうっとり。最後に、ブラックマヨネーズの小杉竜一が「ありがとうヒーハー! (沖縄の守り神は?)シーサー!」と持ちギャグで締めくくった。
2017年04月24日沖縄で開催された「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」最終日の23日、那覇市の国際通りでレッドカーペットイベントが行われ、上映作品の監督・キャスト、お笑い芸人らが豪華共演を果たした。雨が降った前日とは打って変わって天候に恵まれた最終日。国際通りに敷かれた長さ150メートルのレッドカーペットを130組1,099人のゲストが歩き、延べ9万1,000人に観客が駆けつけた。上映作品の監督・キャストが集結し、映画『女々演』の福原遥、玉城ティナ、映画『カーラヌカン』のGACKT、『劇場版 お前はまだグンマを知らない』の間宮祥太朗、馬場ふみか、『愛・革命』の夏菜、『N.Y.マックスマン』の稲葉友らが登場。『猫忍』の大野拓朗は、猫の金時を抱っこして歩いた。ドラマ『兄に愛されすぎて困ってます』に出演する土屋太鳳とGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太が登場するとひと際大きな歓声が。また、Netflixオリジナルドラマ『Jimmy~アホみたいなホンマの話~』の小出恵介、中尾明慶、ジミー大西らも存在感を放った。渡辺直美、おかずクラブ、ジャングルポケット、トレンディエンジェル、NON STYLE、横澤夏子、スリムクラブ、野生爆弾、ガレッジセールらお笑い芸人も続々登場。さらに、地元キャラクターなども参加し、沖縄感あふれるレッドカーペットとなった。2009年にスタートした同映画祭は、映画の上映&舞台挨拶をはじめ、お笑いライブや音楽ライブ、ファッションショーなど、バラエティに富んだイベントを開催する総合エンターテインメントの祭典。今年は4月20日~23日の4日間、北部や離島も含む20以上の会場で展開され、約33万人の来場者が駆けつけた。
2017年04月24日女優の土屋太鳳が23日、沖縄で開幕中の「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」内で行われた「那覇国際通りレッドカーペット」に参加した。今回、劇場公開に先駆け日本テレビほかにて放送されるドラマ『兄に愛されすぎて困ってます』特別編集版が上映され、主演の土屋と、イケメンお兄を演じたGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太が、同映画祭に初参加。2人はきのう23日に舞台挨拶を行い、この日はレッドカーペットイベントに登場した。土屋は、美脚や美背中をあらわにしたピンクのドレスに赤い靴、頭には花かんむりをまとったキュートな姿を披露。レッドカーペットの先端に姿を現すと、「太鳳ちゃーん!」とひと際大きな声援が飛び交った。そして、熱い視線を浴びる中、片寄と共に笑顔でレッドカーペットを歩き、存在感を放った。同映画祭は、4月20日~23日の4日間開催。「那覇国際通りレッドカーペット」にはそのほか、間宮祥太朗や夏菜、GACKT、大野拓朗、福原遥ら、そして、おかずクラブやジャングルポケット、トレンディエンジェル、NON STYLE、横澤夏子らお笑い芸人も多数登場した。
2017年04月23日沖縄で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」で23日、映画『女々演』が上映され、舞台挨拶に主演の福原遥をはじめ、玉城ティナ、秋山竜二(ロバート)、高野舞監督が登壇した。本作は、高校の演劇部に所属する仲良し5人組の女の子を中心に、女の嘘と本音を描いた青春ムービー。文化祭3日前に絶対的ヒロインのひかりが突然退部してしまい、残された4人は途方にくれる一方、次のヒロインをだれがやるのかということにしか関心がない。そして、部長の沙彩の提案で、無記名投票でヒロインを決めることになるが、投票結果は驚きの展開に…。主人公の沙彩役で映画初主演に挑戦した福原は、「早くみなさんに見てほしかったので、やっとこの日がきてうれしいです」とお披露目を喜び、「素敵な作品で主演ができてうれしく思います。とても大切な作品なのでたくさんの人に届いたら」と笑顔で語った。脚本を読んだときは「女子って怖いな。こんなことあるんだな」と衝撃を受けたという福原。「でも、ハラハラドキドキしながらすぐ読んでしまい、すごいおもしろくて、思春期ならではの独特な雰囲気や感情が細かく描かれていて、素敵な作品だなと思いました」と魅力を語った。ひかり役の玉城は、「実際の性格とはちょっと違う役だったので、最初は不安でした」と打ち明けた上で、「どういう風に見ていただけるか楽しみです」と期待。顧問の先生役を務めた秋山は「物を書くのもチョークに変え、家のテーブルも教壇風に変え…それくらいやらないと!」と役作りを徹底したことを冗談交じりに話して笑いを誘った。同映画祭は、4月20日~23日の4日間開催。北部や離島も含む20以上の会場で、映画の上映&舞台挨拶をはじめ、お笑いライブや音楽ライブ、ファッションショーなど、バラエティに富んだイベントを展開する。
2017年04月23日昨年12月28日に結婚したタレントのぺこ&りゅうちぇるが22日、沖縄で開幕中の「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」内のイベント「ちゅらいいGIRLS UP!ステージ」に登場し、夫婦2ショットを披露した。イオンモール沖縄ライカムの屋外の特設ステージで行われた「ちゅらいいGIRLS UP!ステージ」は、ファッションショー、アーティストライブ、お笑いなど、女の子が好きなものを融合させたイベント。あいにくの雨にも関わらず、会場には大勢の観客が駆けつけた。ぺこ&りゅうちぇるは、ステージ中央でギュッとハグ。りゅうちぇるの故郷である"ちぇるちぇるランド"(沖縄)で、ラブラブぶりを披露した。そして、手をつないで仲良くステージを端から端まで歩き、熱い声援に手を振って応えた。りゅうちぇるは「2回目のちぇるちぇる国際映画祭。ちぇるちぇるランドに帰ってこられてうれしかったです。2度目ありがとうございます!」と感激。ぺこが「りゅうちぇるの地元・沖縄でこうやって…すごいうれしいです。ありがとうございます」とあいさつすると、「ちぇるちぇるランドね!」とツッコんでいた。同イベントには、ぺこ&りゅうちぇるのほか、河北麻友子、玉城ティナ、大川藍、吉木千沙都らが登場。MCを務めたチュートリアルをはじめ、トレンディエンジェル、8.6秒バズーカー、ゆりやんレトリィバァらお笑い芸人も多数出演し、井上苑子や岩佐美咲、Boys Republicらによるライブも行われた。
2017年04月23日お笑いコンビ・ココリコの遠藤章造が22日、沖縄で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」で上映された主演映画『帰ってきたバスジャック』の舞台挨拶に、今田美桜、小沢仁志、藤原健一監督と共に登場した。『バスジャック』(2014年)の続編となる本作。「まさか、帰ってくるとは思ってなかった」と続編決定に驚いたという遠藤は、日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の大みそかの特番で前作が取り上げられたことで、amazonの人気ランキング4万805位が216位まで上がったことを振り返った。そして、番組の中でダウンタウンが「パート2あったら俺ら出るで」と発言したことで製作が決定し、「ダウンタウンさんがまさかハシゴをはずすという…結局僕がやらせていただくことに」と経緯を説明し、「撮影期間が3日半という超タイトなスケジュールで、しかも急逝胃腸炎で熱が48.8度という、なかなかの状態でやらせていただいた」と裏話を明かした。「僕なりに一生懸命頑張った作品なので、ちょっとでも楽しんでもらえたら」という遠藤は、「今回は216位から上に上がれるように」と上昇に意欲。そして、「次帰ってきたら本物かなと」と第3弾に期待し、「バスジャックは飽きたので、ハイジャックでもいいかなと。ジャックものならぜひ。ジャックできたらいいなと思っています」と話した。また、小沢は「ダウンタウンのケツ拭きの小沢です」と笑いを誘い、「またダウンタウンが出ないときは声かけて」と優しいコメント。監督も「遠藤さんのライフワークになるくらいシリーズ続けていければと思います」と次回作に意欲を示した。『帰ってきたバスジャック』は、仕事での失敗が続き、上司からクビ宣告を受けたツアー会社の添乗員・小宮昇(遠藤)が、小宮に好意を持つ岡田花子(黒沢かずこ)の一言でクビは免れるも、最後のチャンスとしてバスツアーの企画を任されるというストーリー。悩む小宮に岡田は、バスジャック犯に間違われた小宮本人がバスジャック犯となるというジャスジャックバスツアーを提案するのだが…。
2017年04月22日お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介と石田明が21日、沖縄で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」内で上映されたタイ映画『ギフト』の舞台挨拶に登場した。同映画は、プミポン前国王が作曲した3つの楽曲をたたえ、異なる製作チーム&4監督によって作られた3話によるオムニバス。困難を乗り越えていく6人の心を舞台に、愛と、人生と、人の温かさを、優しい調べとともに描く。来日俳優のサニー・シー・スワンメーターノン、ニティワットタラトーン監督らと共に、NON STYLEの2人は応援ゲストとして登場。石田はタイ語風に「ポプコーン」とあいさつし、井上が「無理や!」と突っ込み、冒頭から笑いを誘った。映画を鑑賞した井上が「男性が女性にグイグイいっていたけど、タイの男性はそういう方が多いんですか?」と尋ねると、サニーは「人によるかもしれませんが、僕はそんなことはないです」と返答。すると石田が「ちなみに、井上は交差点ではグイグイ行きます。グイグイ行き過ぎてジャパニーズ"当て逃げ"」と井上の交通事故をイジり、会場からドッと笑いが。井上は「やめろ! 伝えるな世界に!」と慌てていた。2009年にスタートした同映画祭は、総合エンターテインメントの祭典として春の沖縄を代表するイベントに。今年は4月20日~23日の4日間、北部や離島も含む20以上の会場で、映画の上映&舞台挨拶をはじめ、お笑いライブや音楽ライブ、ファッションショーなど、バラエティに富んだイベントを開催する。
2017年04月21日アイドルグループ・NMB48が21日、沖縄県で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」のイベント「KawaiianTV presents スペシャルステージ」に登場し、ライブを披露した。那覇市の波の上うみそら公園で行われた同イベントのトリを飾ったNMB48は、「ハイサーイ!」「みなさーん! 暑くてもなんくるないさー!」と元気いっぱいに登場。熱い声援が沸き起こる中、「ナギイチ」「オーマイガー!」を続けて披露した。山本彩は「NMB48は今回が6回目の沖縄国際映画祭。毎年楽しみにしている沖縄なので、今回も来られてうれしく思います」とあいさつ。今回、NMB48メンバーが出演する映画が出品されていることを紹介し、『女々演』に出演する矢倉楓子は「男まさりな役。いかつい私を見ていただけると思います」と話し、『海辺の週刊大衆』に出演する渋谷凪咲は「映画のシーンの中に『1個だけ』と言うシーンがあるんですが、みなさん1回だけ見てください!」とキュートな笑顔でアピールした。そして、「イビサガール」「らしくない」「ドリアン少年」を披露し、ファンの熱気はますますヒートアップ。山本は「コールも沖縄バージョン、めっちゃかわいい。聞こえてましたよ! アイヤ、イヤササ~! ありがとゴーヤ!」とダジャレで感謝した。最後に、NHK連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌として人気を集めた「365日の紙飛行機」を沖縄で初披露。山本の美しい歌声が会場に響き渡った。2009年にスタートした同映画祭は、総合エンターテインメントの祭典として春の沖縄を代表するイベントに。今年は4月20日~23日の4日間、北部や離島も含む20以上の会場で、映画の上映&舞台挨拶をはじめ、お笑いライブや音楽ライブ、ファッションショーなど、バラエティに富んだイベントを開催する。
2017年04月21日フェスティバル規模の演奏会や著名な指導者による音楽クリニックを展開する、過去に類を見ない世界初の音楽の祭典「東京国際音楽祭」が2018年に開催される。本大会に先駆け、「東京国際音楽祭 プレ大会」が、5月5日(金・祝)・6日(土)に東京ビッグサイトとイーストプロムナード 石と光の広場で開催されることが発表になった。東京国際音楽祭プレ大会 チケット情報「東京国際音楽祭」は、吹奏楽、マーチング、オーケストラ、弦楽合奏、合唱、Jazz and Popsの6つの音楽ジャンルにおける国内外のトップクラスが集結し、フェスティバル、クリニック、コンテスト、展示、会議など、音楽に関する様々な取り組みを通じて、音楽文化の魅力を伝える新しい試み。5月のプレ大会は、レセプションホール(1F)と国際会議場(7F)で演奏会やシンポジウム、3つの会議室(6F)で楽器別クリニック、イーストプロムナードでマーチングが同時進行でおこなわれる。クリニックの講師には、南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団に15年間首席トランペット奏者として在籍した山本英助や、ジャズサックス奏者の松元啓祐らが決定。演奏会には、数多くの音楽従事者を輩出している幕張総合高校、東海大高輪台高校の出演も決定した。チケット発売中。
2017年04月20日いままでにない側面から“太平洋戦争”を描いていく、織田梨沙主演映画『STAR SAND ─星砂物語─』が、4月20日(木)より開催される「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」の特別招待作品に決定。織田さんと、共演する沖縄出身の満島真之介から喜びのコメントが到着した。1945年の沖縄。戦火から遠く離れた小島に渡り暮らし始めた16歳の少女・洋海(織田梨沙)は、洞窟で日本軍とアメリカ軍からの脱走兵、隆康(満島真之介)とボブ(ブランドン・マクレランド)に出会う。隆康とボブ、そして彼らの世話を焼く洋海の間には、不思議な関係が築かれてゆく。ある日、戦いで脚を負傷し、除隊を余儀なくされた隆康の兄・一(三浦貴大)が、養生のために洞窟にやって来るが、それは悲劇の幕開けだった――。2016年、東京。大学生の志保(吉岡里帆)は、卒業論文のために教授から一冊の日記を手渡される。それは、戦時中に沖縄の小島で暮らしていた少女のものだった。志保は日記を読み、そこに封印されていた過去の出来事にわれ知らず迫ってゆく…。本作は、『戦場のメリークリスマス』の助監督を務めたロジャー・パルバースが、日本の沖縄を舞台に平和への想いを込めて書いた小説を、自ら監督&脚本で映画化。ベトナム戦争に反発してアメリカを去ったパルバース監督にとって、「“戦わない”という裏切り」は生涯の主題に。そんなパルバース監督が描くのは、1945年の戦時中、戦うことを拒否した“卑怯者”の脱走兵である日本兵と米兵、そして彼らを見つめる少女の物語…。パルバース監督が、“彼女ほど演技の深さとエモーションの広さを表現する若い女優は見たことがない”と絶賛し主演に抜擢したのは、『秘密 THE TOP SECRET』のヒロイン・露口絹子役でスクリーンデビューした織田さん。彼女が少女・洋海役を演じるほか、脱走兵役に満島真之介とブランドン・マクレランド、また吉岡里帆、三浦貴大、寺島しのぶ、渡辺真起子、石橋蓮司、緑魔子ら豪華キャストたちが顔を揃えている。太平洋戦争の激戦地の一つ、沖縄県・伊江島にて行われた本作が、撮影地である沖縄で開催される「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」の特別招待作品にこのほど決定。上映は22日(土)、上映に合わせ、主演の織田さんとパルバース監督が沖縄入りする予定だ。今回の決定に織田さんは、「撮影中に監督、キャストの方々、伊江島のみなさんと、また沖縄に戻ってきたい、完成した作品を一緒に観たいとお話ししていたので、実現して本当に嬉しいです」と喜びのコメント。また満島さんは「目を閉じると、星砂を集めて目を輝かせていたあの頃が蘇ります。その白い砂を踏みしめたであろう数えきれないほどの方々といまを生きる我々をつなぐ映画が、故郷沖縄の映画祭に招待されたことこの上ない喜びです。沖縄の風を存分に感じながら、この映画の愛に触れてほしいです」とメッセージを寄せた。『STAR SAND ─星砂物語─』は6月21日(水)より沖縄・桜坂劇場にて先行公開、8月4日(金)より東京・ユーロライブほか順次公開。(cinemacafe.net)
2017年04月07日海外の映画祭を訪れることは難しくても、日本各地で開催されている映画祭は、日帰り~1泊で行くことができますよね。今年の4月は「くまもと復興映画祭 powered by 菊池映画祭」(4/7~9)に行こうと思っています。熊本出身の行定勲監督がディレクターをつとめ、熊本にゆかりのある俳優や著名人を中心に「地方創生版チーム熊本」をかかげて開催している映画祭です。この映画祭に参加するのは3回目です。昨年、映画祭が開催された直後に熊本地震が起きたため、今年はどうなるのか…と心配していましたが、熊本パワーはすごいですね。前回よりも力強い映画祭として開催するのですから、行かないわけにはいかない。震災後、復興のために自分は何ができるのか、どんな応援ができるのか考えました。募金、ボランティア活動、ふるさと納税…いろいろな方法はありますが、その土地を訪れ、その土地の名産を食べ、その土地を観光する──それもひとつです。でも、復興支援だけで行くのではなく、癒される場所、また訪れたくなる場所、そういう想いがベースにあります。もちろん映画祭としても魅力的です。今回のオープニングは行定監督がオール熊本で撮影した『うつくしいひと』の続編『うつくしいひと サバ?』がプレミアム上映されます。場所は熊本城二の丸広場(※荒天時は熊本県立劇場)。地震によって熊本城は大きな被害を受け現在も修復中ですが、二の丸広場や加藤神社は見学でき、その周辺から天守閣を見ることができるそうです(熊本城ホームページ参照)。ちなみにこのプレミアム上映は無料!レッドカーペットもあります。行定監督をはじめ、佐藤健、高良健吾、米村亮太朗、中別府葵、石橋静河、ロイック・ガルニエ、中原丈雄、柴田隆浩(忘れらんねえよ)…豪華ゲストが参加予定です。過去2回この映画祭に参加してみての感想ですが、どの上映にもゲストトークがあり、そこでしか聞けない貴重な話が次から次へと飛び出し、ゲストや大勢の観客と一緒に過ごす時間は本当に楽しいものです。今年の「特集 妻夫木聡」では『ぼくたちの家族』『ジョゼと虎と魚たち』『春の雪』、特別上映は佐藤健主演の『世界から猫が消えたなら』、「高良健吾 企画」では『東京物語』が上映されます。どんな撮影秘話が聞けるのか、いまから楽しみでしかたありません!また、映画祭の楽しみといえば“夜”のイベント。映画の上映に加え、映画人たちがオフレコでエンドレスに語りあう「真夜中の映画祭」は雑誌やテレビ、ネットでは決して聞けないディープな話を聞けるイベント。今年も眠れない3日間となりそうです。そして、映画の合間に熊本の郷土料理をいただくのも楽しみ!あまりの美味しさに感動した馬刺しや馬肉料理、だご汁は必ず食べて帰ってこようと思っています。映画祭の前売りチケットはすでに完売していますが、当日券の発売も決まったようですし、何よりオープニング上映は無料です。しかも熊本はちょうど桜が満開!次の週末は映画を観に、ふらり熊本へ行きませんか。(text:Rie Shintani)(text:Rie Shintani)
2017年04月02日最新作『キングコング:髑髏島の巨神』などを、作品の持つ“音”の世界や可能性を極限まで探求し、大音量で表現する映画祭「丸の内ピカデリー爆音映画祭」。このたび、4月7日(金)までの期間が2日間延長され、4月8日(土)、9日(日)に『T2 トレインスポッティング』と前作『トレインスポッティング』の追加上映が行われることになった。3月25日(土)から開催中の「丸の内ピカデリー爆音映画祭」は、『キングコング:髑髏島の巨神』をはじめ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『ダークナイト』『パシフィック・リム』『ゼロ・グラビティ』『オアシス フジロックフェスティバル’09』など、選りすぐりの名作9本を“爆音”で上映する映画祭。このたび、ファンからの大盛況を受け、4月8日(土)、9日(日)の2日間、開催期間を延長。さらにクロージング作品として、90年代ポップ・カルチャーの代名詞で社会現象まで巻き起こした『トレインスポッティング』の続編『T2 トレインスポッティング』も上映されることになった。アーヴィン・ウェルシュの同名小説を映画化した『トレインスポッティング』は、ユアン・マクレガーとダニー・ボイル監督の出世作で、本国イギリスをはじめ、アメリカ、日本でも大ヒット。その続編となる『T2 トレインスポッティング』は、主演のユアンをはじめジョニー・リー・ミラー、ユエン・ブレムナー、ロバート・カーライル、ボイル監督に脚本のジョン・ホッジとオリジナルのキャスト&スタッフが再集結し、前作から20年後を描く。また、同作の公開を記念して『トレインスポッティング』の上映も決定(4月8日のみ)。全編を通し、シーンごとに細かな音響・音圧調整を施すことで、疾走感ほとばしる超クールな本作が、より“最高” になってスクリーンに登場!世界を熱狂させた伝説の青春映画、その待望の続編が “爆音”を締めくくる。「丸の内ピカデリー爆音映画祭」は4月9日(日)まで丸の内ピカデリー3にて開催。『T2 トレインスポッティング』は4月8日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:T2 トレインスポッティング 2017年4月8日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開
2017年03月29日「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」の“まいんちゃん”として人気を集め、現在も女優として「グッドモーニング・コール」「レンタル救世主」などに出演する福原遥が、『女々演』で映画初主演を務めることが決定。また、4月20日(木)より開催される「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」の「TV DIRECTOR’S MOVIE」部門作品として上映されることも明らかになった。舞台は郊外の県立高校の演劇部。仲良し5人組の女の子、ひかり、沙彩、蒼生、胡桃、美紅は演劇部に所属している。運動部が脚光を浴びる中、地味な演劇部は部員数も彼女たち5人以外では、1年生の男子が1人という状況。しかも、ひかり以外は十人並みの容姿で、唯一ひかりだけがその美貌で注目されているが、彼女以外は見向きもされていない。それでも筋トレや発声練習など、文化部にしてはなかなかの運動量をこなしながら、部員全員で頑張っていたが、彼女たち5人の最後の舞台を上演する文化祭まであと3日となったとき、突然ひかりが退部してしまう。慌てふためく沙彩、蒼生、胡桃、美紅。みんなにとって最後の舞台なのに、主役にして絶対的ヒロインのひかりがいなければ上演できない…。4人は葛藤しながらも、最終的には「最後の舞台だし、せっかく頑張ってきたんだから、やりたい!」と舞台の上演を決める。問題は、ひかりが演じるはずだったヒロインを誰が演じるのか。その問題に直面したとき、いままでひかりの影に隠れてきた彼女たち4人の秘めてきた思いが、一気にぶつかり合う――!主演の福原さんが演じるのは、演劇部の仲良し5人組のひとり、本庄沙彩。今回が映画初主演となる福原さんは、「ずっと目標の1つでもあったので、本当にうれしいです」と喜び、役柄については自分とは真逆の女の子だと語っており、「初め不安が多くありましたが、いまはどう観ていただけるか楽しみでいっぱいです」と期待を寄せる。また作品については、「SNSが発達しているいまの時代の学生にしかない感情や、独特の空気感、仲間同士の関係性、『あ~、こんな子いたな』と思えるような、思春期の女の子の“面倒くささ”がリアルで生々しく描かれた作品になっています」と話し、「監督、キャストのみんなで、何度も話し合い、短い時間の中で、ひとつひとつ丁寧に作り上げました。女の子同士のぶつかり合いをどうぞお楽しみに!」とコメントしている。福原さんのほかにも、唯一その美貌で注目を集めるひかり役に、モデルでありながら『サクラダリセット』『暗黒女子』など女優としても活躍する玉城ティナ、蒼生役に「NMB48」の矢倉楓子、胡桃役に『ガールズ・ステップ』の小野花梨、美紅役に齊藤美咲と、フレッシュな顔ぶれが集結。さらに、演劇部の顧問・黒田役には「ロバート」秋山竜次、購買のおじさん役に橋爪功が扮する。監督を務めるのは、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」の高野舞。脚本は、「ラヴソング」「世にも奇妙な物語」の神森万里江が担当する。『女々演』は2017年末~2018年初頭、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2017年03月23日米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2017」が、東京5会場、横浜1会場の計6会場で2017年6月1日(木)から25日(日)の期間開催される。期間中は東京や横浜で、140以上の国、地域から集まった映画の中から厳選された約250作品もの短編映画が集結。グランプリを決定するコンペティションなども行われる。映画祭の見どころは、ショートフィルムの総合ブランド「ShortShorts」と、EXILEのHIROがプロデュースするアーティスト集団「EXILE TRIBE」が所属するLDH JAPANがコラボレーションしたプロジェクト「CINEMA FIGHTERS」。メジャーアーティスト達の作詞を手がける小竹正人の世界観を具現化する音楽と映像の新しいプロジェクトのショートフィルムを製作する。本映画祭では6作品がプレミア上映される。第1弾作品は俳優・山田孝之と、E-girlsのメンバーであり映画『四月は君の嘘』『世界から猫が消えたなら』に出演、『心が叫びたがってるんだ。』にも出演が決定している石井杏奈が登場する『パラレルワールド』。監督を務めるのはミュウミュウのショートフィルムプロジェクト「MIU MIU WOMEN’S TALES (女性たちの物語)」を手がけた河瀨直美だ。三代目 J Soul Brothersの楽曲「Unfair World」の世界観を映像化した作品に仕上がっている。【イベント概要】ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2017期間:2017年6月1日(木)〜25日(日)上映会場:■東京表参道ヒルズ スペース オー、恵比寿act*square、アンダーズ 東京 アンダーズ スタジオ、ラフォーレミュージアム原宿、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ■横浜ブリリア ショートショート シアター料金:無料※事前予約はPeatixにて、当日券あり。※予約開始は4月下旬を想定。一部、有料イベントあり。公式ホームページ:
2017年03月19日「爆音映画祭」が2017年3月25日(土)から4月7日(金)まで、丸の内ピカデリー3で開催される。また、大盛況につき4月8日(土)と9日(日)の2日間で追加上映が決定した。「爆音映画祭」では、話題の最新作から名作までを2週間に渡って一挙爆音上映。作品ごとに適した音響調節が実施され、臨場感たっぷりの映画鑑賞が楽しめる。“爆音で楽しみたい選りすぐりの名作”の中には、『キングコング:髑髏島の巨神』、バットマンやジョーカーが登場する『ダークナイト』、未知なる巨大生物と人類の戦いを描いた『パシフィック・リム』、宇宙を舞台にした『ゼロ・グラビティ』など。見慣れた作品もひと味違う迫力で味わえそうだ。さらに、2009年に解散してもなお愛され続ける英国のロックバンド「オアシス(osasis)」によるライブ映像『オアシス フジロックフェスティバル’09』もラインナップに加わる。日本最後の伝説的ライブで演奏された全20曲をノーカット上映。臨場感ある会場は、まさにライブ会場さながらとなるだろう。そして、映画祭の最後を締めくくる作品として4月8日(土)・9日(日)には、同日公開スタート予定の『T2 トレインスポッティング』、8日(土)にはその1作目である『トレインスポッティング』の上映が決定した。主演のユアン・マクレガーや監督ダニー・ボイルらが巻き起こす伝説の青春映画は、ぜひ“爆音”で楽しみたい。【詳細】爆音映画祭期間:2017年3月25日(土)〜4月7日(金)※追加日程:4月8日(土)・9日(日)場所:有楽町マリオン新館 5F「丸の内ピカデリー3」住所:東京都千代田区有楽町2-5-1TEL:03-3201-2881料金:各作品によって異なる。上映作品:T2 トレインスポッティング、トレインスポッティング、キングコング:髑髏島の巨神、マッドマックス 怒りのデス・ロード、ダークナイト、パシフィック・リム、ゼロ・グラビティ、オアシス フジロックフェスティバル’09※チケットやスケジュールに関しては公式HPを確認。■料金(一例)・『キングコング:髑髏島の巨神』価格:一般 2,300円、シニア 1,600円、大学生 2,000円、夫婦50割 3,200円、小人〜高校生 1,500円、障害者手帳の提示 1,500円(同伴者2名まで可)・その他作品 『キングコング:髑髏島の巨神』、「近日発表」以外価格:1,500円均一・『オアシス フジロックフェスティバル’09』価格:入場券 2,800 円(税込) ※入場特典・オリジナルB2ポスターあり (数量限定・なくなり次第終了)・『T2 トレインスポッティング』上映日時:4月8日(土) 13:00~、21:35~、9日(日) 12:50~、19:00~価格:一般 2,300円、大学生 2,000円、3歳~高校生 1,500円、シニア 1,600円、障害者手帳の提示 1,500円・『トレインスポッティング』上映日時:4月8日(土) 19:00~価格:1,500円※価格はすべて税込み。※各種前売券使用不可。※特別興行のため招待券・株主カード等利用不可。
2017年03月18日マーティン・スコセッシが製作総指揮を務め、トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で観客賞を受賞するなど絶賛を受けた『フリー・ファイヤー』。このほど、ブリー・ラーソンやキリアン・マーフィ、アーミー・ハマーら豪華キャストたちによる超ハイテンションな銃撃バトルの予告編が解禁となった。ある場末の倉庫。銃取引のために集まった、アイルランド人のクリス(キリアン・マーフィ)とフランク(マイケル・スマイリー)、武器商人のヴァーノン(シャールト・コプリー)とオード(アーミー・ハマー)率いるギャング、そして仲介役のジャスティン(ブリー・ラーソン)。一見、何事もないギャング同士の取引に思えたが、ある揉めごとから交渉がこじれ、突如として壮絶な銃撃戦に発展!全員瀕死の発狂状態の中で、最後に大金を手に笑うのは一体誰だ!?些細な行き違いから、まさかの銃撃&大乱闘バトルロワイアルが勃発してしまう本作。罵声飛び交う90分間ノンストップ銃撃戦に登場するのは、『ルーム』で昨年アカデミー賞主演女優賞を受賞し、まもなく『キングコング:髑髏島の巨神』で2度目の来日予定、いま最もハリウッドから愛される女優ブリー・ラーソン。さらに、『コードネーム U.N.C.L.E.』のアーミー・ハマー、『第9地区』のシャールト・コプリー、『ダークナイト』シリーズのキリアン・マーフィほか、『シング・ストリート 未来へのうた』でアニキを好演したジャック・レイナー、『マレフィセント』や『高慢と偏見とゾンビ』のサム・ライリーなど、近年、映画界の中心を担う俳優から注目の若手が、いままでにないクセ者キャラを超ハイテンションで熱演する。しかも、本作の製作総指揮を務めるのは、ギャング描写はお手のものの巨匠スコセッシだ。このたび解禁される予告編では、冒頭2組のギャングが緊迫した雰囲気の中で銃取引が執り行われるも、些細な誤解から一転、発狂!絶叫!ハイテンション!の銃撃戦に急展開していく様子がスピード感いっぱいに切り取られている。生きるか死ぬかの大乱闘にも関わらず、「ハンサムは撃たれないとでも?」「誰が味方か分からない~」といったクセ者ギャングたちの掛け合いもブラックな笑いを誘い、本作のもう一つの見どころもとらえている。ブリーも「女をナメるなよ!」とのセリフとともにぶっ放す本作は、ありがちなギャング映画には収まらない。先の読めない展開と畳み掛ける銃撃戦を、ここから確かめてみて。『フリー・ファイヤー』は4月29日(土・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月08日