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キーファー・サザーランドが11月16日(火)、東京・六本木の東京ミッドタウン内ホールで行われた、主人公ジャック・バウアーを演じる米ドラマシリーズ最新作「24 -TWENTY FOUR-」ファイナル・シーズンの記者会見に出席した。来日は、2005年11月に同作シーズン4のPRで来日して以来、5年ぶり2度目。「昨日着いたばかり。前回と違うこの辺りのホテルに泊まっている。実は夕べ、1人で歩いて店に入ったんだ。アメリカから持ってこなかった髭剃りクリームと剃刀を調達しようと思って。日本語を話せないでいたら、僕だと知らない人が助けてくれて調達できた。また日本の人の心の優しさに触れた気がした。1人で買い物ができる外国はほかにいないんじゃないかな?」とジャックの“ピンチ談”を吐露。会場の笑いを誘った。同シーズンは、シーズン7から1年半後、娘のキム夫婦と孫との平穏な暮らしを楽しみ始めていたジャックが、再び国家規模のテロに巻き込まれていく物語で、撮影は今年4月に終了した。クランクアップの瞬間の気持ちを尋ねる質問に、キーファーは「長い答えになってしまう」とまず苦笑い。「1〜8まで同じクルーでやってきて、その間、16組のカップルが結婚し、30人の子供が生まれ、その全ての瞬間に立ち会ってきた。家族以上の家族です。最後にみんなの前で何か言わないと、と思って話していたら、クルーの1人と目が合い、その瞬間涙が出て、下を向いて隠した」とふり返った。ドラマシリーズは終了したが、映画化が決定済み。「いま、作る方向で動いている。2時間ものになるから、リアルタイム進行ではなくなるので脚本家がホッとしていると思うよ。例えばいままでならアメリカから日本に行く、なんて不可能だったけど、いろいろできる。ドラマとは違った面白さが出てくると思う。でも同じなのはみなさんの期待通り、ジャックがひどい状況に追い込まれるってこと。楽しみにしていてください」と現状を明かした。また、ジャックの魅力について改めて「やりたいことができないグレーな部分がある。例えば仕事と家庭の板挟みになる。大統領を守ろうとして妻を死なせてしまう、とか。その姿はどんな文化、言葉の国の人も、共感するんじゃないかな。僕もそこが魅力だと思って演じてきました」と話した。「24 -TWENTY FOUR-」ファイナル・シーズンはレンタルリリース中。12月23日(木・祝)よりコレクターズBOX発売開始。(photo/text:Yoko Saito)「24-TENTY FOUR-ファイナル・シーズン」<レンタル>vol.1〜vol.8レンタル中vol.9〜vol.1212月3日(金)レンタル開始「24-TWENTY FOUR-ファイナル・シーズン」DVDコレクターズBOX価格:20,160円(税込)発売元:20世紀フォックスホームエンターテイメントジャパン発売日:12月23日(木・祝)■関連作品:24TWENTY FOUR [海外TVドラマ]■関連記事:ジャック・バウアー“極秘”来日も成田は一時騒然!シネマカフェ的海外ドラマvol.174恋人にしたい?おじさまヒーロー 第1回【ハリウッドより愛をこめて】「24」、ギャラ高すぎでシーズン7をもって終了!?キーファー、暴行事件の被害者デザイナーと和解へ美術館主催のガラにセレブが集合深夜のパーティでキーファーが暴れる!
2010年11月16日生誕80周年を迎え、改めてその偉大な功績が脚光を浴びている“漫画の神様”手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」をフルCGによって、これまでにないスケールで映像化した『ATOM』。このたび、本作の日本語吹き替え版のキャストが正式に決定し、アトムの声を女優の上戸彩が、アトムの生みの親であるテンマ博士を役所広司が務めることになった。これまでに放映されたTVアニメシリーズでは、アトムの声を清水マリ、津村まことが演じており、今回の上戸さんは3人目となる。配給元の角川エンタテインメントは今回の決定について、己の過酷な運命を知ったアトムが、徐々に力強いヒーローへと成長していくさまを演じられる声優として、演技力があり、日本を代表する元気なキャラクターとして国民的な人気を誇る上戸さんがふさわしいとして白羽の矢を立てた、とその起用の理由を説明。上戸さんは「たくさんの方に愛されているアトムのイメージを壊さないようにがんばります!今回の映画『ATOM』は優しくて力持ちなアトムだけではなく、ちょっと切ない部分や深いメッセージがこめられているのでぜひ、たくさんの方に観てほしいです」と喜びと意気込みを語った。一方、役所さんが担当するテンマ博士は、不慮の事故で命を落とした最愛の息子・トビーを自らの手で、新型ロボットとして甦らせ、苦悩を抱えながらも本当の愛に目覚めていくというキャラクター。役所さんは「子供の頃、TVで『鉄腕アトム』を見ていましたし、初めて描いた漫画もアトムでした。この映画に描かれている、血のつながりや人種など関係なく相手を思いやる気持ちがあれば、親子にも友人にもなれるという部分に魅力を感じました」と作品への強い思いを語ってくれた。本作の宣伝プロデューサーを務める手塚治虫の息子である手塚眞氏も、今回のキャスティングについて満足している様子で、「若い世代の人々がこの映画を観て、次の世代に手塚の想いを伝え続けられればと思います」と期待を口にする。ちなみに、海外版ではアトムの声をフレディ・ハイモアが、テンマ博士を「鉄腕アトム」の大ファンを公言するニコラス・ケイジが担当。ほかにも海外版では、お茶の水博士(海外版ではDr.Elefun)の声をビル・ナイが担当するほか、ドナルド・サザーランド、シャーリーズ・セロンらの出演も決まっている。共に豪華声優キャストを揃えた本作、海外版と日本語版を見比べてみても面白いかも。『ATOM』は10月10日(土)より全国にて公開。■関連作品:ATOM 2009年秋、全国にて公開© 2009 Imagi Crystal LimitedOriginal Manga © Tezuka Productions Co., Ltd.■関連記事:フルCG版“アトム”の新ビジュアル解禁!テンマ博士&お茶の水博士も登場ドラゴンボール以上の賛否必至?生まれ変わったハリウッド版“アトム”一部画像到着
2009年07月22日