NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」に出演中の“ハイスペック”イケメン俳優・古川雄輝が、映画化もされた三部けいの大人気コミック「僕だけがいない街」のNetflixオリジナルドラマに主演。原作と同じ真冬の北海道を舞台にし、2017年冬、世界190か国にて配信されることになった。漫画家を志すも、うだつの上がらない藤沼悟(古川さん)は、自分にだけ起こる現象【リバイバル】(何か「悪いこと」の原因が取り除かれるまで、そのきっかけとなった場面に巻き戻される現象)に悩まされていた。ある日、家に帰った悟は、自宅で母・佐知子が殺されているのを目撃する。犯人を追う悟だったが、逆に自分が母親殺しの犯人として追われることになってしまう。母親の死を食い止めたい悟は【リバイバル】を強く願うが、リバイバルした先は18年前。小学校5年時にまでさかのぼった。それは、同級生の雛月加代が殺される直前の時期だった。この時代に起こった雛月加代を含めた連続児童誘拐殺人事件に、母親が殺されることになった原因があると確信する悟は、同級生の小林賢也や担任の八代学の助けを借りて、加代を救おうとすると同時に、事件の謎を追うことに――。原作は「ヤングエース」(KADOKAWA)にて2012年7月号~2016年12月号まで連載され、「マンガ大賞」「このマンガがすごい!(オトコ編)」ともに2014年から3年連続ランクイン、累計部数429万部を突破する人気コミック。2016年にはTVアニメ化&実写映画化され、今回が3度目の映像化となる。三部さんによる原作は、続きが気になる極上のサスペンスとして高い評価を得たが、今回は原作完結後初の映像化ということもあり、新たな解釈の試みに期待が寄せられている。Netflixの坂本和隆氏(Netflixコンテンツマネージャー)は、「原作の持つ、素晴らしいストーリーは国境を超えると思います。今回の脚本を読み、さらに強く確信しました。原作が完結して初の映像化を実現できることにとても喜びを感じています」とコメント。また、制作を担当する関西テレビのプロデューサー・池田篤史氏は「原作ファンの1人としてオリジナルの魅力である伏線の妙を大切に、軸のぶれないストーリーラインをしっかりと伝えていきたい。そして、原作完結後だからこそできる今回のドラマならではの解釈を盛り込んでいるので、その仕掛けに気付いてほしい」と意気込みを語っている。さらに注目なのは俳優陣。映画では藤原竜也が演じていた主人公・悟には、イケメンで高学歴の帰国子女という“ハイスペック”な俳優として、日本のみならずアジアで絶大な人気を誇る古川さんが抜擢。ドラマ「イタズラなKiss~Love in TOKYO」シリーズでブレイクし、映画『脳内ポイズンベリー』ではクールな年下男子を、『ライチ☆光クラブ』ではカリスマ的な独裁者を、そして「べっぴんさん」では実年齢よりひと回り以上も若い“健ちゃん”こと村田健太郎役を演じるなど、幅広い役柄に挑戦してきた古川さん。本作では、今回は実年齢と同じ29歳の主人公・藤沼悟を演じてみせる。古川さんのキャスティング理由として池田プロデューサーは、「主人公・悟は、【リバイバル】現象を通じて、無気力な自分から精力的な自分へと脱皮する。その変化を演じ分けることができるのは古川さんだけだと思いキャスティングしました」と、その演技力を称える。加えて「Netflixで世界190か国に配信するということで、古川さんは自分の言葉で世界に向けて発信できる説得力を持っているので、日本に留まらず世界で活躍していくような俳優だと思います」と期待を込めている。さらに、映画で有村架純が演じていたヒロイン・片桐愛梨役には優希美青、悟の同級生・小林賢也役に白洲迅、雛月明美役に江口のりこ、澤田真役に眞島秀和、担任・八代学役に戸次重幸、悟の母・佐知子役に黒谷友香と、高い演技力を持つ実力派のキャストが集結。悟の子ども時代には、オムニバス映画『ブルーハーツが聴こえる』の1編にも参加する内川蓮生、また、雛月加代役には『彼らが本気で編むときは、』で絶賛を受けている柿原りんかが決定している。原作と同じ舞台の苫小牧でクランクイン、作品のリアルな季節感や空気感を描くため、真冬の北海道での4K撮影を敢行しており、その映像にも期待が高まる。以下、コメントが到着した。■原作:三部けい原作で描いた少年期と同じ街(苫小牧)・季節に撮影が行われていると聞き、自分がイメージした空気感がそのままの形で味わえるのでは、と楽しみにしています。配信がとても待ち遠しいです!■主演:古川雄輝世界中に発信されるということで、日本だけでなく、世界中の方々に見て頂けることを嬉しく思います。役柄は自分と同じ29歳。口数が少なく無気力だった悟が、リバイバルを繰り返すことによって憧れていた「ヒーロー」、気力に満ちた自分に成長していく姿を見せられるように頑張ります。久しぶりの主演ドラマなので楽しみながら、原作ファンにも、新しく「僕街」に触れる方々にも満足していただける悟を演じたいと思います。■監督:下山天(『L-エル-』ほか)「僕街」を映像化する上で主に心掛けた事は3点。まずはキャラクターとロケーションの再現。次に三部先生が張り巡らした見事な伏線をどう観客に<映像の記憶>として埋め込むか。そしてアニメや映画版もなし得なかった、あのクライマックスの完全映像化です。現在、NETFLIXでの世界配信へ向けて、作品のリアルな季節感や空気感を描くため、真冬の北海道での4K撮影が続いています。日米のスタッフが満場一致で選んだ主人公・悟を演じる古川雄輝さん、ほかのキャストの皆さん、下山組スタッフとが一丸となって、主人公のように“未来を変える”全世界に向けたジャパンオリジナルのドラマを目指します。Netflixオリジナルドラマ「僕だけがいない街」は2017年冬、世界190か国にて配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年03月13日映画『何者』の三浦大輔監督が手がけたオリジナル脚本・演出の舞台を、池松壮亮と寺島しのぶを迎えて自ら映像化した「dTV」のR15指定オリジナルドラマ「裏切りの街」が、11月12日(土)から劇場で限定公開されることになった。同棲する彼女に小遣いをもらいながら、怠慢な生活を続けるフリーターの菅原裕一(池松さん)と、穏やかな夫と専業主婦として平穏な日々を送る智子(寺島さん)。お互いのパートナーに対して特別な不満もない毎日の中、ただ何となく、出会い系サイトで出会った2人は意味のない逢瀬を重ねる。季節が変わり、2人の関係もすっかり惰性となったある日、とある出来事をきっかけに、彼らの日常が揺らぎはじめる――。本作は、劇作家・演出家としてだけではなく、『愛の渦』や『何者』の脚本・監督を務めた三浦さんが、2010年に自身のオリジナル脚本、演出で上演した同名タイトルの舞台を、自らの手で映像化。『永い言い訳』『デスノート Light up the NEW world』など、今年も出演作多数の若手実力派俳優の池松さんと、『シェル・コレクター』でも共演を果たした演技派女優の寺島さんら豪華キャストにより、平凡な専業主婦と15歳年下のフリーターによる禁断の愛とその果てを描き、dTVとしては初のR15指定ドラマとなった。2月より配信開始されるや、月間視聴ランキングで1位を獲得すると共に、人間の本質を描いたテーマ性や、徹底的にリアリティーを追求した演出に対して、“配信ドラマの枠を超えた事実上の映画”と映画関係者に評され、このほど、配信版に新たな編集を加えた劇場版として公開されることに。三浦監督は今回の決定に、「『裏切りの街』は、不倫の話です。ただ、ありきたりな作品ではありません。普段、誰もドラマにしようと思わない瞬間を、徹底的にリアルに描いた、あまり見たことのない不倫劇だと思っています。『人間って、こんなもんだよな』と、どうしようもない登場人物たちのことを愛らしく、思ってくれたら幸いです。人は必ず裏切る。『まあ、いっか』という感じで…ただ何となく…。ただ、それにためらったなら、その瞬間の人間はとても優しい」と語り、本作のテーマに言及。さらに、劇場版を楽しみにするファンに対して、「僕の舞台作品の中で最も映像化したかった作品です。それが実現でき、さらに劇場で公開されることになり、とても嬉しく思っています。まだ未見の方はもちろん、舞台作品をご覧になった方、dTVで視聴された方も、是非、この貴重な機会に、スクリーンで『裏切りの街』を堪能してください」とメッセージを寄せている。『裏切りの街』は11月12日(土)より新宿武蔵野館にて2週間限定レイトショー公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月16日著者撮影バンコクの中華街ヤワラートは、タイと中国の文化がごちゃまぜになった活気のある街です。そんなヤワラートの空気を感じながら、中華街ならではのグルメを堪能してきました。 中華街ヤワラートへのアクセスバンコクを流れるチャオプラヤー川からほど近い、東西に約1.5kmほどのヤワラート通りが今回の目的地です。最寄り駅は地下鉄MRTフアランポーン駅になります。MRTフアランポーン駅の1番出口から出ると、タイ国鉄の中央駅であるフアランポーン駅が見えます。国鉄フアランポーン駅 著者撮影国鉄フアランポーン駅も情緒があって素敵なところなので、時間があればぜひ見学してみてください。ここから10分弱ほど歩くとヤワラート通りの東の端の目印となるワット・トライミットというお寺があります。道が少し複雑で迷いやすいので、MRTフアランポーン駅出口からトゥクトゥクやタクシーを利用しても良いでしょう。 黄金の仏像寺ワット・トライミット著者撮影まずはワット・トライミットに参拝しましょう。このお寺には、約700年前に作られたとされている総重量5.5トンもの金の仏像があります。この仏像、昔は漆喰に覆われた状態でとある寺に安置されていたのだそう。しかし今から60年ほど前、その寺の取り壊し工事の際に落下して漆喰が割れ、黄金の仏像が日の目を見ることになったのです。そんなドラマチックな運命を辿った黄金の仏像は必見です。著者撮影そして最近、さらにワット・トライミットを有名にする出来事がありました。今年サッカー日本代表の岡崎選手も所属するレスターがイングランドプレミアリーグで初優勝しましたが、実はレスターの選手たちに対してワット・トライミットの僧侶が定期的に祈祷を行っていたというのです。レスターの優勝はその御利益では?、という話が広まってワット・トライミットの参拝者が急増しているんだとか。私達も参拝すれば願い事が叶うかもしれませんね。黄金仏は建物の4階に安置されているのですが、2階と3階は博物館になっています。ヤワラートの歴史や黄金仏について詳しく知りたい方はこちらも見学してみてください。博物館は早めに閉まってしまうので、16時ごろまでに行ったほうが良さそうです。-----------------ワット・トライミット・利用時間:9:00~17:00・拝観料:黄金仏は40 バーツ、階下の博物館は100バーツ・アクセス:MRTフアランポーン駅から徒歩8分 さて、ワット・トライミットを出て少し進むと、中華街のシンボル、中華門があるロータリーにぶつかります。ここからヤワラート通りに入っていきますよ。著者撮影 老舗の「The Canton House」でリーズナブルな飲茶をヤワラート通りに入ってしばらく行くと、左手に老舗の中華料理店「The Canton House」があります。ちょうどお昼時なのでこちらでランチにしましょう。著者撮影The Canton Houseは1908年創業の老舗ですが、最近リノベーションしておしゃれなカフェのように生まれ変わりました。著者撮影こちらではリーズナブルな料金でおいしい飲茶が食べられます。飲茶は1セイロ25 バーツ(約70円)から。メニューには写真が載っているので指差し注文可能です。著者撮影チンゲンサイの炒め物80バーツ(約230 円)。一品料理は大中小のサイズがありますが、小を頼んでもこんなに盛々です。3-4人までなら小で十分だと思います。著者撮影ローストダッグ(小)120バーツ(約350円)もボリューミー!!下にはカイランがひいてあるので野菜もとれますよ。著者撮影---------The Canton House・営業時間:10:00~22:00・電話番号:(+66)2-221-3336 / (+66)81-401-5369・アクセス:MRTフアランポーン駅から徒歩13分 ヤワラート通りを散策お腹がいっぱいになったところで、ヤワラート通りを歩いてみましょう。中華街らしい鮮やかな色彩の看板が連なってとても賑やか。そこに書かれている文字は漢字だったりタイ文字だったりして、不思議な雰囲気です。著者撮影通り沿いには、乾物を扱うお店、金の売買をする金行など様々なジャンルのお店が軒を連ねています。こちらは乾物のお店の店先の様子。手前はローゼル、中央はタイのマッサージ店で出されるお茶に使われるベールフルーツですね。奥は何でしょうか?著者撮影路上には屋台がたくさん出ているので、見学しながら進みましょう。なんと貝やカニが路上で売られています!著者撮影芋の一種(おそらくキャッサバ)を炭火で焼いている屋台。売り子のオバサンによると甘いそうです。著者撮影生のザクロを絞ったフレッシュジュースの屋台もたくさん出ています。一本50バーツ(約150円)なり。著者撮影ザクロジュース屋台がたくさん出ている辺りを左に曲がってみると、乾物を豪快に売っているお店がありました。著者撮影著者撮影様々な乾物が山盛りで売られている様子は迫力満点です。 歩き疲れたら中国茶カフェで一息著者撮影歩き疲れたら中国茶で一息つきませんか。こちらの「Double dogs tearoom」はヤワラート通り沿いにある中国茶専門店です。店内に一歩入ると外の喧騒が嘘のように落ち着いた雰囲気。著者撮影メニューは写真付きで安心です。私たちはスタンダードグレードの中国茶1種類とお菓子が2つ付いた200バーツ(約580円)のセットを注文して2人でシェアしました。中国茶は複数種類の中から選べるのですが、中国茶に詳しくないので店員さんにおまかせで選んでもらいました。中国茶の作法が分からなくても大丈夫。最初は店員さんがお茶を入れてくれて、二煎目以降は自分達でお湯を足していただきます。著者撮影お菓子も複数種類から選べます。私達はあんこの入ったものをセレクト。スッキリした中国茶との相性抜群です。著者撮影ヤカンのお湯が冷めてきたら熱々のものに交換してくれて、ゆっくりとお茶を楽しめました。---------Double dogs tearoom・営業時間:火-木:13:00~21:00, 金-日:13:00~22:00(月曜定休)・電話番号:(+66)86-329-3075・アクセス:MRTフアランポーン駅から徒歩15分 今回は紹介しきれませんでしたが、ヤワラート周辺には他にも有名なお寺や、おいしい中華料理レストラン、タイ料理屋台などがたくさんあります。さらにヤワラート通りから一本奥に入るとサンペンレーンという布地や手芸用品を扱う問屋街があったり、少し西に行くとパフラットというインド人街があったり。何度訪れても新しい発見がある興味深い場所です。きっと楽しめると思うので、バンコクにお越しの際にはぜひ足を運んでみてくださいね。
2016年09月27日「なんで僕なんだろう…?」。素直な思いを口にするのは、連続ドラマ「せいせいするほど、愛してる」で、ヒロインの未亜に思いを寄せる宮沢綾役を演じている俳優・中村蒼。一見チャラいが一途に未亜を愛し、優しくて面白く、人気ブランド「ジミー チュウ」の敏腕広報でイケメン。女性なら誰もが憧れるパーフェクトな男を演じる中村さんは、パブリックイメージとは違う本役に胸中は複雑のようだ。中村さんは福岡出身の25歳。主演舞台「田園に死す」(2006)で俳優デビュー。その後、数々の映画やドラマ、舞台に出演し、若手実力派俳優として頭角を現している。甘いルックスからは想像し難いが、映画『東京難民』でのホームレスに転落する大学生役や、医療サスペンスドラマ「無痛~診える眼~」で、髪と眉を剃り落として挑んだ事件のキーマンとなるイバラ役など、物憂げな表情が印象的な役柄も多い。そのせいか落ち着いたイメージを持たれがちで、自身も「普段からそういう感じです」と自覚する。そんな中村さんが、実に自身5年ぶりの民放恋愛ドラマとして出演しているのが、北川みゆきによる同名コミックの実写化ドラマ。ジュエリーブランド「ティファニー」の広報部で働く主人公・栗原未亜(武井咲)と副社長で既婚者の三好海里(滝沢秀明)との禁断の恋愛を軸に、個性豊かな人物たちが複雑に絡み合う人間模様を描く大人の群像劇だ。オファーを受けた時を、「関西人の役だし、自分と似ている部分を見つけられなくて不思議でした」と述懐する中村さん。宮沢のことを「基本はマイペースで強引だけど、社交的で頭の回転が速く、瞬時に物事を察して未亜のために動けるところはすごく良い」と分析すると、「常にテンションが高く、人の懐に入るのが上手なところが自分と全く違う。僕は構えてしまうタイプだから」と打ち明ける。なんとか絞り出した共通点は、「実は宮沢は照れ隠しでいっぱいしゃべっていると思う。そういうシャイな部分かな」と静かに笑った。また、「恋愛ドラマは得意じゃない」そうで、「キスシーンとかしたくないですもんね(笑)。現場の空気が苦手。どんな風にやるか誰にも相談できないし、女優さんに気を遣うし…」と思わず本音をぶっちゃける。しかし、役に没頭すると素の自分を忘れるため、劇中の“バックハグ”のような“胸キュン”シーンでも、「全然恥ずかしくないですね」とサラリと言ってのける。それよりも関西人役として「自分でボケてツッコむシーンとか、笑いを起こすシーンの方が恥ずかしいし難しいです」と顔をしかめる。宮沢役は、ふざけることで真面目さが際立ち、その逆もしかり。中村さんにとって今回は、“笑い”が大きな課題となっているようだ。苦労をにじませる中村さんだが、必死の努力は実を結んでおり、未亜とのシーンでは「武井さんはいつも新鮮に笑ってくれるので支えになっています」と安堵の声を漏らす。一方で滝沢さんについては、「僕が仕事を始める前から第一線で活躍されていて、恋敵役としては大き過ぎる壁。一生懸命アプローチしても未亜がふり向かないことに、そりゃそうだろうな…というオーラや格好良さがあります」と敬服する。とはいえ、「未亜が宮沢にふり向かない理由がないのに、なんでふり向かないんだろ…」と首をかしげる中村さん。そこには自ら作り出した宮沢への絶対的自信が感じられた。そして、本作を通して「自分にテンションが高い役のイメージがないので、こんな役もできると知ってもらいたい」と胸を張る。デビューから10年。新たな武器を手に入れた中村さんの今後の動向は、宮沢の恋の行方同様、注目せずにはいられない。TBS火曜ドラマ「せいせいするほど、愛してる」は毎週火曜よる10時~TBS系にて放送中。(text/photo:Rena Nishiki)
2016年08月02日3日から全10話の配信を一斉に開始した、Netflixオリジナルドラマ『火花』。主な舞台として、東京・吉祥寺で多くのロケを敢行しており、配信開始後早速、SNS上などで、吉祥寺の風景への反応が見られた。同作は、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が執筆した、第153回芥川賞受賞作の同名小説が原作で、売れない芸人・徳永(林遣都)と、その彼が師と仰ぐ先輩芸人・神谷(波岡一喜)の姿を通して、笑いとは・才能とは・生きるとは・人間とはを描くもの。5人の監督がメガホンをとり、世界190カ国に配信されている。この中で、徳永と神谷が、酒を酌み交わしながら日々を過ごす街が吉祥寺。駅前商店街のハーモニカ横丁や、緑あふれる井の頭公園といった名所はもちろん、座敷の大衆居酒屋、どこか懐かしい裏道などが、夢を追いかける登場人物たちの日常生活をリアルに映し出す演出に、大きく貢献している。第2話を担当した毛利安考監督は「2人が飲んだ後、長々と夜の街を歩いていたり。普通の尺の映画だったらできない贅沢なシーンです」と解説。「でも、ああいう映像の中にこそ上京したものが感じる東京の気分がにじみ出てくると僕は思っていて。少し落ち込んで夜歩いていたら、街のどこかから歌声が聞こえてきて、それがちょっといい歌でなんだかうれしくなる…そんなことがいつもどこかで起こっているのが、東京なのかなと思うんです」と、作品で描かれる街のイメージを語っている。今作では吉祥寺以外にも、同じ中央線沿線の高円寺や、温泉街の熱海などでもロケを実施。日本の古き良き街並みが数多く登場しており、海外のNetflixユーザーにとって、従来イメージしていた日本とは一味違う風景が切り取られている。(C)2016YDクリエイション
2016年06月04日俳優の伊藤英明と女優の木村佳乃らが出演する、関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『僕のヤバイ妻』(毎週火曜22:00~22:54)の視聴者満足度が、右肩上がりで推移している。データニュース社が運営する視聴状況調査「テレビウォッチャー」で、3日に放送された第3話が、4月スタートの連続ドラマ(19時~23時のプライム帯)で最高値を記録した。テレビウォッチャーは、関東1都6県3,000人を対象に実施しているもので、満足度は5点満点で評価。同作は、第1話で高満足度の基準である3.7を超える3.76を記録していたが、その後、第2話で3.89、第3話で4.05と、上昇を続けている。初回の満足度では、1位の『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』(中谷美紀主演、TBS系)、2位の『警視庁捜査一課9係 season 11』(渡瀬恒彦主演、テレビ朝日系)に続く3位だったが、回を追ってトップに躍り出た。このドラマは、伊藤演じる望月幸平が、木村演じる束縛してくる妻・真理亜を殺害しようとするものの、壮絶な復讐で追いつめられ、翻弄(ほんろう)されていくという心理サスペンス。『ストロベリーナイト』『ようこそ、わが家へ』などを手がけた、黒岩勉のオリジナル脚本となっている。テレビウォッチャーでの自由記述による感想を見ると、「久々に面白いドラマだと思います。夫婦の周りの役の方々も謎めいていて、これから明らかになっていくのが楽しみです」(47歳女性)といったストーリー展開が評価されている模様。ほかにも、「木村佳乃の演技が上手すぎて本当に怖かった! さすがプロ!」(32歳女性)といった声も上がっている。視聴率(ビデオリサーチ調べ・関東地区)では、初回から8.3%、7.7%、6.8%と下降傾向にあり、満足度と反比例した数値の推移を見せている同作。1話完結ではないストーリー展開のため、この高い満足度を視聴率につなげることができるのかに注目だ。●「テレビウォッチャー」調査概要・対象局:地上波(NHK総合、NHK Eテレ、日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ)、BS(NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、Dlife)・サンプル数:地上波(関東1都6県)男性1,500+女性1,500=計3,000、BS(全国47都道府県)男性1,500+女性1,500=計3,000・サンプル年齢構成:「20~34歳」「35~49歳」「50~79歳」各年代男女各500サンプル・調査方法:毎日モニターにテレビ視聴に関するアンケートを配信し、データを回収するウェブ調査・調査内容:接触数(4段階)、録画数、視聴満足度(5段階)、番組の感想(自由記述)
2016年05月09日WOWOWで4月2日(土)に放送される加瀬亮主演のドラマW『この街の命に』は、犬や猫などの動物の殺処分をテーマに、人間と動物の関係について深く考えさせられる重厚な作品である。物語の舞台である動物愛護センターで働く行政獣医・牧田洋を演じた主演の加瀬亮と、同じくセンターの職員・木崎良太を演じた篠原篤に話を聞いた。――まずは台本を読んだ感想をお聞かせ下さい。加瀬「題材を聞いた時は、あんまりいい予感がしなかったんです。動物愛護という言葉もあまり好きではないですし、勝手な先入観ですけど、なんとなく感情的に叫ぶイメージがあったので。でも、台本を読んだらすごく丁寧に取材されて、いろいろな角度から拾って静かに描いていたので、自分もキチンと向き合ったことはないですし、この機会を借りて、一度真剣にこの問題について考えてみようと思いました」――それぞれ演じられたキャラクターについてはいかがでしょうか。加瀬「牧田は好きで獣医になったと思いますし、至極真っ当な感覚を持った人だと思いました。普通、犬でも猫でも、飼って最後まで面倒を見ないというのは、自分の中でも疑問は疑問なので、割と自分と近い違和感を持っている人物かと。目の前で毎週動物を殺して何も思わないのか、仕事だからしょうがないのか。いずれにせよ違和感を持たない方が不自然かなって」篠原「僕が演じた木崎は加瀬さん演じる牧田よりまだ一歩手前というか、物事にうとくて少し遅れ気味に気づく、事が起きて後から考えるタイプですね。彼にとっては『働く』という日常を手に入れたことがまず大事だったんじゃないかなって思います」――お二人は実際にペット・生き物を飼った経験は?篠原「僕はクワガタくらいですね(笑)。でも、団地暮らしだったこともあるんですが、近所で子犬が生まれた時、親に『飼いたい』と言ったら、『おまえらだけでも大変なのに、なんで飼わないといけないんだ』と言われたことをすごく覚えていて。その時は漠然と『そうなんだ』としか思いませんでしたけど、今、考えると、親は『貴様らみたいな小僧に(最後まで)責任は取れないだろ?』という意味で言ったんだと思うんです」――自分が年齢を重ねて、言葉の意味が理解出来たと。篠原「動物を飼う責任って何だろう、とか、単純に『ペットも家族です』と言いながらホテルに預けたりするのってどうなんだろう、とか。飼ったことがないから簡単に言えるのかもしれないですけど、もちろん必要だから癒されている人たちもいるわけで。ただ、こういうことを『社会全体の病ですよね』って言っちゃうと何でもくくれてしまうと思うんです。そうじゃなくて、その手前に個人の問題なのではないかなと」――加瀬さんはいかがですか。加瀬「あります。中学の時に初めて犬を飼い始めたんですけど、祖父母も叔母も両親も弟もいたので、みんなで面倒見ていましたね。『飼っていた』というよりも『庭にいた』みたいな感じでしたが」――ドラマでは、犬の"声"が聞こえるという描写がありますが、動物と心を通わした経験はありますか?篠原「僕は信頼している相手なら、『犬としゃべれる』と言われても比較的信じてます。『話す』という行為が何を指すのかは別としても、驚いたりはしないです」加瀬「そういう経験はありませんが、生き物たちを見ると不思議だなって思いますね。犬とかは特に。『なんで犬は飼い主をこんなに好きなんだろう』って(笑)。犬は犬自身以上に飼い主のことを好きだと思うんです。そんな動物ほかにいませんよね。あとは、犬のちょっとした仕草に気分がほぐされることもあります。単純に見た目がかわいい、というのもありますけど(笑)」――今回の作品を通じて、日常や環境、人の心を「変える」意志、というものをメッセージとして受け取ったのですが、お二人にとって物事や状況を「変える」ために必要なモノは何でしょうか?加瀬「(緒方明)監督も"変化"についておっしゃってましたが、牧田が赴任してきて最初に感じた"違和感"をセンターのみんなに投げた時、係長の前川(黒田大輔)や職員の末吉(岡山天音)から『みんな穏便にいきたいんです』って言われるんです。一見、良さそうな言葉ですし、それに乗っかって安住したいポジションにいる人の気持ちも分からなくはないけど、それは本作に限らず、物事が停滞する要因だと思いますね」――と、いいますと?加瀬「今回、牧田を演じて思ったのは、たまたま新しい所長が来て、たまたま他の職員も彼と同じような違和感を持っていたから環境が変わったのであって、個人の違和感なんて、誰かが『何言ってんだ』って一言いうだけで、孤立して簡単に潰れてしまうほど脆いものなんだと。一つの映画を作る時も同じで、自分が感じる違和感を投げても、全員から『はい?』って言われたら、無かったことになってしまう。時には話を聞いてくれたり、相談したりすることもありますが、そうじゃない時は、一人だけ"面倒くさいヤツ"ということにもなりかねない。そうならないためにはある程度、意志を共にした、"違和感"を共有出来る人がいないと、って思いました」――"違和感"を共有出来る仲間を持つことが重要であると。加瀬「自分が今いる邦画やドラマの業界を見ても、やっぱり『穏便に行きましょう』っていう空気の方が大きいと思うので。違和感や疑問、そして『こうしていきたい』と思う"憧れ"って、意外と大事な気がします。それらを持ち続けることはって、ものすごく面倒で体力のいることだし、相当な覚悟もいるでしょうし、最終的に一人では出来ないことです」――篠原さんの意見もぜひ聞かせて下さい。篠原「加瀬さんがおっしゃった『違和感を投げる』ということがまさにそうだなと。一人では変えられないという意味では、"縁"という言い方をすると思うんですけど、そういう巡り合わせを引くためには、違和感と憧れを持ち続けることが大事なのかなと。そのためには決して大げさなことではなく、『自分が幸せになりたい』『そばにいる人を幸せにしたい』という気持ちが大事というか。そう考えるのは単純に人間として当たり前のことだと思うんです」――いかに身近なものとして考えられるかどうか、でしょうか。篠原「同じく前川係長のセリフで『先輩たちからもそう言われてきたし』という言葉があるんですが、それだけで“蓋”は閉じないと思うんです。明らかにその蓋は開いてるか欠けてるかで何かが漏れている。それが“違和感”なのかなと。そういうものを大事にして投げ続けることは体力も消耗しますし、すごく大変なことですけど、家族や友だちに助けてもらったり背中を押してもらったりでもいいから、『やり続けることが大事だ』ということを経験すれば、誰もがそうなれる可能性があると僕は思います」
2016年03月31日俳優のディーン・フジオカが、NHKドラマ「喧騒の街、静かな海」で主演を務めることが31日(木)、分かった。同ドラマは、写真家の藤原新也氏の短編を原案にオールロケで製作される人間ドラマ。行き場のない子どもたちに声掛けのボランティアを続ける“地回り先生”と呼ばれる初老の精神科医の男性と、その男性と幼い頃に生き別れた息子でありながら、素性を隠して男性に取材を申し入れた若いカメラマンが、人生を生き直そうとする姿を描く。NHK連続テレビ小説「あさが来た」の“五代様”こと五代友厚役で一躍脚光を浴びたフジオカさん。今年1月よりTBS系で放送されたドラマ「ダメな私に恋してください」では、五代様のイメージとは打って変わったドSの元上司役を演じて好評だったが、今回のドラマでは新たにどのような一面を見せるのか、注目される。出演はほかに寺尾聡、和田正人、石川由依、久保田紗友、中村ゆり、水橋研二、三倉茉奈、キムラ緑子など。放送は2016年度内の予定としている。(花)
2016年03月31日加瀬亮主演のWOWOW『ドラマW この街の命に』の完成披露試写会が、3月25日に大阪市内で行われ、メガホンを執った緒方明監督と、俳優の黒田大輔と篠原篤が舞台あいさつに登壇し、撮影時のエピソードを語った。『この街の命に』完成披露その他の写真本ドラマは、ある街の動物愛護センターを舞台に、殺処分される動物たちを救おうと踏み出した職員たちを描く人間ドラマ。行政獣医の牧田役に加瀬、同僚の行政獣医・幡枝役に戸田恵梨香、センターの所長・高野役を田中裕子が演じている。行政獣医で係長の前川役を演じた黒田は、実際の施設で行われた撮影を振り返り「田中裕子さんと現場でのほほんとしていたら、軽トラックで白い犬が運ばれてきた。ふたりで『あの犬可愛いですね』と話していたら、職員の方が『2、3日後には処分されてしまうんです』と仰って……命を処分する現実が目の前にあって、切実に考えさせられた現場でした」と神妙な面持ちで話した。同センターの作業班で、心を持たずに、日々の業務にあたる寡黙な職員・木崎役を演じた篠原は、「それぞれが自然に役に対する考えや、殺処分に対する意見を言い合ったり、実際の職員の方たちとのコミュニケーションを図ることによって、いいグルーヴ感が生まれた現場でした」とコメント。加瀬については「すごく不思議な方」といい、「お会いして開口一番『どうなのよ!?』と聞いてきて、何が『どうなのよ』なのか全然わからなかったです(笑)」と明かすも、「ただ、ここまで役柄に対して真摯な方は中々いらっしゃらないので、ご一緒して尊敬もするし、刺激にもなりました」と語った。映画『恋人たち』(橋口亮輔監督)以来の共演となった黒田と篠原。緒方監督は「黒田さん篠原さんは、撮影時は何も賞をとっていなかったのに、黒田さんは高崎映画祭助演男優賞を、篠原さんは日本アカデミー賞新人賞、キネマ旬報新人男優賞、高崎映画祭優秀新進俳優賞を受賞して、今後、僕の作品に出てくれないかもしれない」と話すと、黒田は「そうですね」と返し、会場から笑い声があがる一幕もあった。本作について緒方監督は「犬猫に振り回されてみようと思った作品」といい、「ハリウッドではCGでどうにでもなるが、とにかく振り回されようと思った。3秒のアップを撮るのに1時間かかったりしたが、貴重な映像になったと思う」とこだわりを話し、「キャスト、スタッフみんなが試行錯誤しながら撮影した。自分の中では問題作だと思っています。暗い話だけではなく、旬なキャストが集まっています」と語った。WOWOW『ドラマW この街の命に』4月2日(土)夜9時よりWOWOWプライムにて放送関連特集「『ドラマW この街の命に』放送記念!俳優 加瀬亮」4月2日(土)昼1時~『それでもボクはやってない』『劇場版 SPEC~天~』『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇』『劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇』
2016年03月26日伊藤英明と木村佳乃が夫婦役で共演するドラマ「僕のヤバイ妻」。この度、本作の新たなキャストとして、ヒロミと松本伊代の息子・小園凌央、そして竹下景子の息子・関口アナムが出演することが明らかになった。家庭生活の息苦しさに耐えきれず、妻を殺そうと決意した夫。しかし、帰宅してみると妻は血痕を残し、姿を消していた。想定外の誘拐事件に翻弄され、追い詰められる夫。自分が気づいていなかった妻の愛情を知り、夫は改心する。お金より何より、妻に無事に帰ってきてほしい。でも彼は何もわかっていなかった。事件の真相も、妻の本当の姿も。やがて誘拐騒動は殺人事件へと派生し、周囲の人間をも巻き込み思いもよらぬ方向へと展開してゆく。清楚で貞淑だった妻の恐ろしい正体を知ることになる夫。誰も信じられず、逃げようとしても絡め取られ、追い詰められながら、夫は考える。なぜ妻はここまで自分を苦しめるのか?「妻の真の目的は何なのか?そして、ついに明らかになる真相。そのとき、夫がくだす決断とは?この夫婦がむかえる結末とは――。本作は、「ストロベリーナイト」「dinner」「ようこそ、わが家へ」など数々のドラマの脚本を手掛け世に送り出す黒岩勉が、オリジナルで書き下ろした“大人の男と女の心理サスペンス” 。キャストには、主人公の“妻に翻弄されもがく夫”望月幸平役に伊藤さん、その美しき“ヤバ妻”真理亜役には木村さんが扮している。そして共演には、幸平の不倫相手・北里杏南役に相武紗季、幸平を疑い事件を追う刑事・相馬誠一郎役に佐藤隆太、相馬の部下で相棒の新米刑事役に浅香航大、そのほか眞島秀和、キムラ緑子、高橋一生、宮迫博之が顔を揃えている。これらのキャストに加え、今回新たに伊藤さん演じる幸平が経営するカフェの従業員役として、いまどきの若者・藤原龍太役に小園さん、相武さん演じる杏南に想いをよせる熊谷司役に関口さんの出演が決まった。タレントのヒロミさんと歌手・松本さんの息子である小園さんは、現役大学生。事務所に所属して約1年という小園さんにとって、連続ドラマの出演は今回が初めて。それを受けてヒロミさんは、 「こんないいチャンスを頂いたので、息子には頑張りなさいと伝えました」と激励のメッセージを送った事を明かし、また松本さんも「正直驚きました。私やヒロミさんと同じ芸能界で働くということに、不安も少なくないですが、周りの先輩や、大人の方々に厳しく育てて頂き、大きく成長してもらえたらと思います」と心配もしつつエールを送っている。そして小園さんは「初めての連続ドラマなのでとても緊張しますが、下手な演技をしたら両親から強烈なダメ出しがあるでしょう。想像しただけで家に帰るのが恐ろしいです。でも父は芸人?バラエティタレント?母はアイドル?歌手?なので芝居のことでとやかく言われたくないです」と早くも気合十分だ。一方女優・竹下さんを母に持つ関口さんは、写真家でもある父親・関口照生の影響もあり、武蔵野美術大学造形学部映像学科を卒業後、イギリス・ロンドンに2年ほど留学していたという経歴を持っている。裏方を目指していると思っていた竹下さんは 「“演者になる”と言われてびっくりしましたが、自分で決めた事は貫いて欲しいと思っています。演技については何もいいません。ただ“寝坊しないように”」と応援していると語る。それを受けて関口さんは、「帰ってきて、役者になると言いました。両親はちょっとの間沈黙していました。そして、甘い世界じゃないと言われました。それでも、役者がやりたいと言って、いまの道に進むことを決めました。初めてのドラマレギュラー出演です。チームヤバイ妻の一員として、DNAを覚醒させて、皆さんの記憶に残る作品にしたいです」と意気込みを語った。豪華共演陣が出演するだけでなく、大物芸能人2世二人が同時に出演するという本作。伊藤さんと木村さん演じる夫婦の結末だけでなく、今回発表された若き2人の活躍にも目が離せない。「僕のヤバイ妻」は4月19日(火)22時~フジテレビにて放送開始(初回21時~2時間拡大放送)。(cinemacafe.net)
2016年03月24日動物愛護センターを舞台に、1年間に10万頭を超える犬や猫が殺処分される現実と向き合う現場スタッフの苦悩と葛藤を描いたWOWOW『ドラマW この街の命に』。俳優の加瀬亮が行政獣医として、法律に従い業務を遂行する牧田洋を、『恋人たち』で数多くの新人賞に輝いた篠原篤が心を持たずに、日々の業務にあたる作業班・木崎良太を演じている。その他の画像加瀬は役作りのため、実際に殺処分に携わる職員から話を聞いたといい「何とも言えない表情で、『片手で動物たちをなでて、片手で絞め殺す。そんな仕事だよ』とおっしゃっている姿が印象に残った」と明かす。そんな矛盾した思いを入口に、主人公・牧田にアプローチした加瀬は、「誰も手を汚したくないという気持ちがある中で、殺処分が施設に押し付けられている現実に、役としてはもちろん、自分自身も向き合うことになった。突きつけられるものが多い作品でした」と真摯なまなざしを見せた。一方、篠原は自身が演じる木崎について「彼は仕事とは何かをずっと考えていたと思う」と語り、「働いてお金を稼ぐだけじゃなくて、せっかく生まれてきたからには、限られた命を使って、何をするべきか……。世の中での役割、というと大げさですが、俳優業について、今まで以上に考えるようになった」。さらに「まだ経験が浅いですが、どんな現場も全力で取り組む俳優でいたいと思っています」と俳優としての決意を新たにする。「ドラマや映画は、道徳の場ではないので、自分らが質問を投げかけ、観てくださる皆さんが答えを見つけてくれるのが理想。頭ごなしに押し付けては、大切なことも伝わらない。一方通行なドラマにならないよう、あえて感情を抑えた分、丁寧に題材と向き合うドラマに仕上がったと思います」(加瀬)「スカッと爽快な気持ちで終われる作品も大切ですけど、それ以上に作品を観て『眠れなくなる』くらい強い印象や衝撃を与えられたら、それは観てくださる皆さんにも、僕らにとってとても意味や価値があると思います。僕自身もそんな作品に何度も助けられたことがありますから」(篠原)取材・文・撮影:内田涼加瀬亮ヘアメイク/細川昌子(ベレッツアスタジオ)加瀬亮スタイリスト/梶雄太WOWOW『ドラマW この街の命に』4月2日(土)夜9時よりWOWOWプライムにて放送関連特集「『ドラマW この街の命に』放送記念!俳優 加瀬亮」4月2日(土)昼1時~「それでもボクはやってない」「劇場版 SPEC~天~」「劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇」「劇場版 SPEC~結(クローズ)~ 爻(コウ)ノ篇」
2016年03月23日三部けい原作の大人気ミステリーを、平川雄一朗監督が実写映画化した『僕だけがいない街』が完成、全国公開された。「このマンガがすごい!」へ3年連続ランクイン、「マンガ大賞」に3年連続ノミネートされ、そのファンも多い原作で、映像化をめぐっては権利争奪戦となったという最注目の一作だ。その本作で主人公とヒロインを演じる俳優が、意外にも(?)初共演となった藤原竜也と有村架純。ともに原作がある作品をヒットに導く人気・実力を兼ね備えた演技派が共演を経た感想、そして作品に込めた想いについて語った。己に降りかかる“事件”を止めないと、何度でも同じ時間を繰り返してしまう“リバイバル”という特殊な現象に巻き込まれる主人公・藤沼悟(藤原)が、18年前に起こった小学生連続誘拐殺人事件の真犯人を突き止めるため、奔走するミステリー。過去の事件がトラウマで心を閉ざしている悟に希望をもたらすヒロイン・片桐愛梨役を有村さんが演じる。大人気の原作、そしてキャラクターだけに、そのアプローチには細心の注意を払ったと藤原さんは述懐する。「マンガの場合は設定が飛躍していても成立するけれども、実写では成立しないことがあって、上手く着地しないと腑に落ちないことがあります。そこを埋めていく作業は中々大変ですね。今回僕の場合はリバイバルという現象に巻き込まれてしまうのですが、現場で撮影しながら、試行錯誤しました。役柄としては普通にしていればいいという解釈で、愛梨が手を差し伸べてくれるので、有村さんに引っ張ってもらって、得した感じでやっていましたね」。愛梨役の有村さんは、原作の設定では女子高生だった。役柄の本質を理解して演じる必要があったと、本人は言う。「キャラクターの根本は原作も映画も同じなので、一番大切なことは“悟さんにどれだけ好奇心を持てるか?”だと思いました。藤原さん演じる悟に、どれだけ興味を持てるかということを大切に演じていました。それと愛梨は人の心にすっと入り込める人だけれど、そうしようと思って演じると、ただただうっとうしい人になりそうだったので、その加減が難しかったです。微妙なさじ加減の違いで、全然イメージが変わってしまいそうだったので、その点は平川監督と常に話し合いをしながら進めました」。その点、「僕は、そこは深く考えすぎないようにしていて、瞬間的にぶった切って前に進むようにしています」と言う藤原さん。「特に原作モノなので瞬間的にどこかで遮断していかないと、先に進めない部分があります。周りの意見を全て受け入れようとすると、どうしても成立できなくなりますからね。人気原作ですから、ファンの方が沢山いらっしゃることを頭ではわかっていますが、全てをそのままやっていくことは僕は違うと思う。自分なりの解釈で演じることも重要だと思いながら撮影していますね」。そのふたり、意外にも(?)、初共演だ。有村さんは、「オン、オフの切り替えが、すばらしくて」と藤原さんの印象を明かす。「皆がその背中についていって、自然と引っ張ってくれる方です。場を和ましてくれて、一緒にいて楽しい方。ジェントルマンなんですよ(笑)」。一方、藤原さんは、有村さんのことを「耐える人」と評する。「有村さんには過酷なシーンがあるんです。雨に濡れたり、火事の中で煙を吸ったり、何度も階段上り下りして、すごいストレスが溜まっていたと思いますよ(笑)。でも、そこは女優さんなので愚痴ひとつ言わない。そういうことを一切表に出さす、ただただ耐える人。昨日も5時までドラマの撮影ですって!」と労をねぎらう。その努力が奏功して、試写会でも評判は上々。原作とはまた異なる、映画としての味わいを持った作品に仕上がった。藤原さんは言う。「監督が上手くまとめてくれて、原作にあるような小学校時代の温かみ、懐かしい感覚があります。自己投影じゃないけれど、そういう想いで完成した作品を受け止めました」。有村さんも、「何とも言えない気持ちになった」と完成作を自信を持って送り出す。「わたしたちは現代のパートだったので、小学生時代のシーンがどうなっているか楽しみでした。ふわっと包み込んでくれるような感覚にさせてくれたし、鈴木梨央さん、中川翼さんのすばらしいお芝居も印象的でした。きれいで、美しいものがたくさんある映画だなあって思ったので、多くの人に届いてほしい作品です」。(text:cinemacafe.net)
2016年03月23日芥川賞受賞の又吉直樹原作のNetflixオリジナルドラマ「火花」の主演や、話題作『僕だけがいない街』への出演、『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』での声優初挑戦と活躍著しい俳優・林遣都が市原悦子、藤井美菜らと共演、乃南アサの同名ベストセラー小説の映画化『しゃぼん玉』で主演を務めることが分かった。親に見捨てられ、女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返し、自暴自棄な逃避行を続けていた伊豆見(林遣都)は、逃亡途中の宮崎県の山深い村で、怪我をしている老婆・スマ(市原悦子)を助けたことがきっかけで、彼女の家に寝泊まりするようになる。初めは金を盗んで逃げるつもりだったが、スマをはじめ、伊豆見をスマの孫だと勘違いした村の人たちが、あれこれ伊豆見の世話を焼くようになり、山仕事や祭りの準備を手伝わさせられるうちに、伊豆見の荒んだ心に少しずつ変化が訪れる。また、ある事件をきっかけに村に10年ぶりに帰ってきた美知(藤井美菜)との出会いから、自分が犯した罪を自覚し始める。「人生をやり直したい」、そう決意した伊豆見は…。「凍える牙」で直木賞を受賞した乃南アサの同名ベストセラー小説を、『亡国のイージス』の阪本順治監督や劇場版『相棒』の和泉聖治監督のもとで助監督を務め、TV「相棒」シリーズでも演出を手がける東伸児が、自ら脚色して映画化。本作で劇場映画監督デビューを果たす。通り魔や強盗傷害を繰り返す無軌道な若者が、逃亡先での老婆や村の人々の出会いによって、失くした感情を取り戻していく物語で主演を務めるのは、『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』や『悪の教典』ほか、『僕だけがいない街』『にがくてあまい』、ドラマ「火花」などの話題作に立て続けに出演する林さん。また、伊豆見が逃亡先で出会う老婆・スマ役には、『あん』にも出演した日本を代表する名女優・市原さん。ある事件をきっかけに村に戻ってきた美知役には、最旬若手女優が結集した『女子ーズ』や今秋公開『デスノート2016』などに出演し、韓国で爆発的人気を誇る藤井さん。厳しくも伊豆見を見守る村人・シゲ爺役に綿引勝彦、スマの息子役に相島一之らが脇を固めている。先日3月18日(金)には宮崎県でクランクイン、19日(土)には、本作のメインロケ地となる宮崎県・椎葉村に作られたスマの家でお祓いと製作発表会見が行われ、原作者の乃南さん、東監督、林さん、市原さんが出席し、映画の無事完成を祈願した。さらに本作は、延岡市、日向市ほか9市町村で構成される宮崎県北部広域事務組合(天孫降臨ひむか共和国)が特別協賛し、現代に忘れ去られた“血のつながり”を越えた人々のつながりを地域から描き出していく。<以下、コメント>■林遣都愛はどこからでも生まれ、人を築いていってくれる。どんなに苦しくても、大切な何かを失っても、生きてさえいて、誰かが見ていてくれれば、必ず取り戻すことができる。原作を読み、自分自身と重ね合わせ強く感銘を受けました。自分の居場所を見つけ、愛を知り、どんどん変わっていく伊豆見の心の動きを、大事に、繊細に表現したいと思います。■東伸児監督企画立ち上げから3年、ようやく映画化できる事を大変嬉しく思っております。登場人物はもちろん、豊かな自然や食物、そこで暮らす人々の温かさなど、舞台となる宮崎県北部(天孫降臨ひむか共和国)や椎葉村の魅力を存分に感じる映画にしたいと思っています。主演の伊豆見役には、本作では、極力台詞を排して細かい表情や行動で心情を描きたいと思っていたので、繊細な表情や存在感が際立つ役者さんだと常々思っていた林遣都さんにお願いしました。また、突然やって来た「訳ありな若者」に、何も聞かず黙って受け容れるスマ役には、「懐の深さ」「包容力」を感じさせる方が良いと考えたとき、一番に市原悦子さんが頭に浮かび、出演をお願いしました。『しゃぼん玉』は2017年春、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2016年03月22日2016年3月19日、20日の全国映画動員ランキングは、『僕だけがいない街』ほか新作4本がベスト10内にランクインするも、『映画ドラえもん新・のび太の日本誕生』(全国363館)が公開3週目も首位をキープした。その他の画像『僕だけがいない街』(全国328館)は初登場2位。アニメ化もされた三部けい原作の人気漫画を、藤原竜也主演、有村架純らの共演で実写化した本作。時空移動する“再上映(リバイバル)”という特殊な現象に見舞われた主人公が、18年前に起こった児童連続誘拐事件の真犯人に迫るべく、小学生の“過去”と29歳の“現在”を行き来しながら事件の謎を解き明かしていく姿を描くミステリー。そのほか『ちはやふる -上の句-』(全国298館)が初登場4位、『映画プリキュアオールスターズみんなで歌う♪奇跡の魔法!』(全国213館)が初登場6位、『天使に“アイム・ファイン”』(全国84館)が初登場9位に入った。『映画ドラえもん新・のび太の日本誕生』公開中
2016年03月22日加瀬亮主演のWOWOWドラマW『この街の命に』の完成披露試写会が3月20日に都内で行われ、主演の加瀬をはじめ、戸田恵梨香、黒田大輔、岡山天音、篠原篤、緒方明監督が舞台あいさつに登壇した。その他の情報本ドラマは、ある街の動物愛護センターを舞台に、殺処分される動物たちを救おうと踏み出した獣医と職員たちの葛藤と再生を描くヒューマン・ドラマ。加瀬はセンターに配属され、殺処分の現実に直面する行政獣医・牧田役を演じ、戸田は同僚の行政獣医・幡枝役を演じている。撮影を振り返り加瀬は「実際の施設にお邪魔して撮影したのですが、職員の方に『どんな仕事ですか?』と質問した時、『片手でなでて、もう片方の手で絞め殺している、そういう仕事だよ』と、複雑な表情で語られたのが印象的でした」と話し、戸田も「施設を見学し、言葉では言い表しようのない、感情が出て来ないくらいの気持ちで何とも言えませんでした」と明かした。『SPEC』シリーズ以来、約2年半ぶりの共演となるふたり。加瀬が「僕は(戸田さんが『SPEC』と)違う役だからといってそんなに戸惑わなかった」というと、戸田は「私は違和感でした(笑)。『気持ち悪いな』と(思いました)」と返すも、「役者としてすごい信頼しているし、安心感を現場に与えてくれる人でした」と話した。本作について加瀬は「面倒なことにどれだけ丁寧に向き合えるか、いろいろなことを教わった気がします」と振り返り、戸田は「私たち人間が動物に対してどう向き合っていくのか、考えてもらえれたら嬉しいです」とコメント。メガホンを執った緒方明監督は「見どころは1時間40分全部」といい、「フィクションですけども、現実に殺処分というものが行われていて、最前線で苦しみながらそれをやっている人たちがいることをちょっとでも分かって欲しいですし、犬や猫を愛するがゆえに起こっている矛盾というものを、ほんの少しでも感じていただければと思います」と語った。WOWOWドラマW『この街の命に』4月2日(土)夜9時よりWOWOWにて放送
2016年03月22日藤原竜也、有村架純共演で大人気コミックを実写化する『僕だけがいない街』。3月19日(土)の公開を間近に控えた本作だが、同日行われる初日舞台挨拶後の打ち上げを、「LINE LIVE」が生配信することが決定した。売れない漫画家の藤沼悟(藤原竜也)は、アルバイトのピザ屋での配達中に“何度も同じ時間が巻き戻る”<リバイバル>という現象が起きる。周囲の違和感を察知した悟は、交差点に暴走するトラックから小学生を助けるが、その代償として自分がはねられてしまう。病院に付き添ってくれたのはバイト仲間の愛梨(有村架純)。数日後、何者かに母親が殺され、愛梨も命を狙われる。警察から容疑者と疑われた悟が逮捕される寸前、またしても<リバイバル>が起こった。巻き戻った先は18年前、同級生の雛月加代が被害者となった連続誘拐殺人事件の起こる直前だった。29歳の意識のまま、10歳の身体に<リバイバル>した悟は、雛月と母親を殺した犯人が同一人物だと確信。真犯人を追い詰めるために、現在と過去を行き来しながら事件の謎に迫っていく――。三部けいの大人気同名コミックを原作に、主人公・悟役の藤原さん、バイト仲間の愛梨を中心にそのほか及川光博、石田ゆり子、杉本哲太ら豪華俳優陣で贈る本作。物語は、<リバイバル>という時間が巻き戻る不思議な現象に巻き込まれた悟が、現在の2006年と、過去の1988年の2つの世界を行き来しながら、自身が無実の罪を着せられ、犯人として指名手配中の「母親殺害事件」と、18年前の「連続児童誘拐殺人事件」の謎と真犯人に迫るミステリー。そして今回決定したのは、映画『ちはやふる 上の句』の完成披露試写会の生配信でも話題となった「LINE LIVE」にて配信される本作の初日打ち上げ特番。本作の公開と同日行われる舞台挨拶後の打ち上げにカメラが潜入するというものだ。さらに「LINE LIVE」では、視聴中に出演者にコメントやハートが送れるなどリアルタイムでの配信を生かした機能が好評を得ており、本特番ではハート連動のスペシャル企画も実施が予定されているという。もちろんこの打ち上げには、主演である藤原さんと有村さんも参加し打ち上げだからこそ言える撮影秘話が聞けるかも…?ここでしか見ることの出来ない独占映像が流れるとのことだ。「映画『僕だけがいない街』LINE LIVE 初日打ち上げ特番」は3月19日(土)19時15分~「LINE LIVE」にて配信。『僕だけがいない街』は3月19日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年03月18日ユニアデックスは3月14日、東京都目黒区の自由が丘商店街振興組合(自由が丘商店街)および産業能率大学と共同で、2015年4月から活動していた「商店街データ見える化プロジェクト」に関する活動報告会を、3月11日に開催したことを発表した。自由が丘商店街は、自由が丘インフォメーションセンターや自由が丘案内人セザンジュが対応した問い合わせ情報の収集や、産業能率大学による自由が丘街頭アンケート情報の収集などを行い、より良い商店街を築くための活動を産業能率大学と連携して行ってきたという。ユニアデックスは、2014年4月から2015年12月までに収集した来街者情報の分析を担当。従来も来街者情報分析は行っていたが、今回はテキストマイニングツールなど新たにICTを利活用することで分析速度を高め、来街者情報の分析や可視化、課題の抽出などを行ったという。利用したツールはユニシスの「TopicExplorer」。今回の来街者情報の主な分析内容は以下の通り。自由が丘を訪れ、問い合わせを行う来街者の国籍・性別・年代の傾向分析問い合わせ事項を分類し傾向分析問い合わせの多い自由が丘の店舗情報をジャンル化し、性別や年代での傾向分析外国人観光客が問い合わせる内容の傾向分析自由が丘における街や人に関する情報の抽出(天候・気温などの街環境と問い合わせ状況の関連性およびその傾向、歩行者天国でのマナーに関する情報抽出とその傾向)自由が丘商店街では、今回得た来街者が持つ自由が丘のイメージや興味対象の分析結果を、商店街に対する来客の満足度を向上させるための施策やマーケティング活動に利用していくとのこと。ユニアデックスは、同プロジェクトを通じて得た知見をベースに、地域振興に関連するサービスやソリューションを展開し、今後も地域貢献を行っていくとしている。3者は今後も、来街者情報を含む各種データを利用して可視化と分析を行っていく構えだ。
2016年03月15日自分だけ時間が何度も巻き戻る現象〈リバイバル〉が起きる主人公が、過去の連続誘拐殺人事件の真相に迫っていく、傑作ミステリー漫画の実写映画化『僕だけがいない街』。このほど、藤原竜也演じる主人公・悟の母親役を務めた石田ゆり子のメイキング映像が、シネマカフェに到着。石田さんが中川翼や鈴木梨央ら子役たちに思わずツボってしまった、“ほっこり”映像となっていることが分かった。「このマンガがすごい!」3年連続ランクイン、「マンガ大賞」3年連続ノミネートの三部けいによる同名コミックを、アニメ化に続いて豪華キャスト陣で実写映画化した本作。今回、石田さんが演じるのは、主人公・藤沼悟の母親・佐知子。TVの報道局に務めながら悟を女手一つで育てるシングルマザー。また、悟が小学生の時に起きた連続殺人事件後は、事件が子どもたちのトラウマにならないよう配慮した報道を実現するように尽力しており、母親としてだけでなく、ジャーナリストとしてとても正義感にあふれる人物。今回解禁となった映像は、過去の悟に問題が起こり、友達を連れて突然家に帰ってくるというシーンで、母と子の絆が垣間見られる一場面。玄関にたたずむ悟と友達を、わずかな沈黙の後に家に迎えるという重要なシーンだが、突然石田さんが「フフフフ」と笑い出してしまうことに。小学生の悟役を演じた中川君が、家に入る際にちょっと奇妙なポーズを取ってしまったためで、ほかの子役からも「腰、入ってない?」と言われてしまった中川君に、石田さんも「なんかちょっと面白かった」とどうしても笑いが抑えられない様子。中川君は、石田さんの前で少しはにかんだ表情を見せながら、石田さんと一緒にそのシーンを繰り返しており、本当の親子のようなやりとりを見せている。実はこうした何気ないシーンではあるものの、本作では、脳裏から葬り去った幼少期のつらい記憶と、当時は気づくことのできなかった母親の深い愛情、そして自ら距離を取っていたクラスメイトの優しさに触れることによって生まれる新たな友情が、悟の新しい記憶となって塗り替えられていく点がポイントとなっている。ただのミステリーにとどまらない、優しさとせつなさに満ちあふれたドラマティックな一面を持つ本作。今回のシーンの裏側も、そんな母と子の絆が伝わってくる映像となっている。『僕だけがいない街』は3月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月12日三部けいの人気マンガを藤原竜也主演で実写映画化する『僕だけがいない街』の公開前に、主人公・悟の同僚・愛梨を演じる有村架純の出演シーンの映像が解禁になった。原作でもお馴染みの台詞が登場する重要なシーンだ。解禁された映像映画は、ある日突然、自分だけに何度も同じ時間が巻き戻る“リバイバル”という現象が起こった悟が、現在と過去を行き来しながら、いくつかの不可解な事件の真相と、その犯人を追い詰めていく様を描くサスペンス。有村演じる愛梨は、悟と同じピザ屋で働く好奇心旺盛なバイト仲間。他人に対して距離を置く悟に対し、なぜか気後れせずに接してくる特別な存在で、ある事件をきっかけにふたりは急接近する。物語は悟が、幼少期の辛い記憶や、10歳のときに起こった連続誘拐殺人事件など過去の出来事をリバイバルすることで、新しい記憶として塗り替えていき、その過程で芽生える感情や新たな人との絆が描かれる。このほど公開になった本編抜き映像は、原作ファンから名言のひとつとして挙げられている愛梨の台詞が登場するシーンで、悟を勇気付ける愛梨は、物語でも重要なキーパーソンになっている。『僕だけがいない街』3月19(土)全国ロードショー
2016年03月07日2016年1月より放送開始となったTVアニメ『僕だけがいない街』のニコニコ生放送が、本日3月1日(火)の21時00分(開場:20時50分)より配信される。本作の登場人物である藤沼悟と雛月加代の誕生日が3月2日であることにちなみ、『「悟と雛月の誕生日」前夜祭』として配信される本ニコ生。雛月加代役の悠木碧と片桐愛梨役の赤﨑千夏をゲストに迎え、作品の魅力や見どころなどが伝えられる。さらに、2月29日(月)に正式オープンしたばかりのKADOKAWAとはてなが運営する新・小説投稿サイト「カクヨム」についても特集されるので、こちらもあわせてチェックしておきたい。(C)2016 三部けい/KADOKAWA/アニメ「僕街」製作委員会
2016年03月01日俳優の加瀬亮が、WOWOWで4月2日に放送されるスペシャルドラマ『この待の命に』に主演することが18日、明らかになった。舞台はある街の行政組織「動物愛護センター」。センターに配属され、殺処分される犬や猫たちの運命に直面し苦悩する行政獣医・牧田(加瀬)とその同僚・亜紀(戸田恵梨香)の姿を通じ、人間と動物とのあり方をリアルに描いていく。加瀬は「丁寧に書かれていて、淡々とした静かな話だと思いました。 結論を急がずに、声高に何かを叫んでいないところも好きでした。人と動物などの問題は、業を含む難しい題材ですが、今回、このような機会をいただいて、自分にとってさまざまな角度からそれらについて考える良い時間となりました」とコメント。『SPEC』シリーズ以来となる戸田との共演については「『SPEC』のときとはまったく違う関係の役でしたが、自分自身は戸惑いはまったくありませんでした。 戸田さんはとても信頼している役者さんで、いつでも刺激と安心を撮影に与えてくれる人だと思います。 今回は現場で戸田さん一人がズバ抜けて犬との接し方に長けていることにびっくりしました」と、現場での彼女の素顔を披露した。戸田は「私自身、子供の頃から犬と生活をしてきて、たくさんの思いをそれらに抱いていました。この台本を読んだ時には戸惑いましたが、一人でも多くの人に事実を知ってもらうべき題材だと思いましたし、やらせていただけて良かったと思っています。ドラマでは描ききれない事実があります。この作品をきっかけに犬猫に興味がない方たちにも今、日本では何が起こっているのか、そんなことに興味を持ってもらえたら幸いです」と視聴者にメッセージを送っている。監督は緒方明、脚本は青木研次。出演はほかに田中裕子、渋川清彦、黒田大輔、岡山天音、諏訪太朗、篠原篤、柳英里紗、高橋長英、島かおり、きたろう、熊谷真実。ドラマ『この街の命に』はWOWOWプライムにて4月2日(土曜 21:00~)放送。
2016年02月19日「このマンガがすごい!」3年連続ランクイン、「マンガ大賞」2年連続ランクインなど著名人らからも傑作と呼び名の高い三部けいの同名コミックを映画化する『僕だけがいない街』。この度、本作で主人公を演じる藤原竜也の絶叫するメイキング映像が解禁された。売れない漫画家の藤沼悟(藤原竜也)は、アルバイトのピザ屋での配達中に“何度も同じ時間が巻き戻る”リバイバルという現象が起きる。周囲の違和感を察知した悟は、交差点に暴走するトラックから小学生を助けるが、その代償として自分がはねられてしまう。病院に付き添ってくれたのはバイト仲間の愛梨(有村架純)。数日後、何者かに母親が殺され、愛梨も命を狙われる。警察から容疑者と疑われた悟が逮捕される寸前、またしても〈リバイバル〉が起こった。巻き戻った先は18年前、同級生の雛月加代が被害者となった連続誘拐殺人事件の起こる直前だった。29歳の意識のまま、10歳の身体に〈リバイバル〉した悟は、雛月と母親を殺した犯人が同一人物だと確信。真犯人を追い詰めるために、現在と過去を行き来しながら事件の謎に迫っていく――。主人公・悟役の藤原さんをはじめ、共演には、悟のバイト先仲間の片桐愛梨役に有村さん、悟の母役に石田ゆりこ、雛月加代 役に鈴木梨央、そのほか林遣都、及川光博、森カンナといった人気のキャストたちが集結している。今回解禁されたメイキングシーンは、病院に搬送された悟を気遣い、故郷・北海道から駆け付けた石田さん演じる母親・佐知子が、悟の自宅で何者かに殺されてしまうというシーン。母親を抱きかかえ「起きてくれよ…母さん!」 と、藤原さんが絶叫している映像はまさに迫真の演技そのものだ。絶叫の前には、監督との話し合いを重ね挑んだシーン。石田さんは 「泣きそうになっちゃった。」 と藤原さんの演技を大絶賛の様子。演じる側も見る側も、思わず涙してしまう仕上がりだ。『カイジ』シリーズでは借金まみれとなって鉄骨を渡るという壮絶な人生を歩む青年、『藁の楯 わらのたて』では10億円の懸賞金をかけられて日本全国から身を狙われる凶悪犯などを演じている藤原さん。壮絶な運命を孤独に歩む青年を演じることに定評のある藤原さんの役どころは、何かに巻き込まれて孤独と共に奮闘し悲痛な気持ちを絶叫するという部分も魅力の一つで、 巷では「俳優・藤原竜也は辛い目に巻き込まれると映画がヒットする」「絶叫が日本一似合う」 という声も上がっているが、今回は、愛する人を守るために奮闘しており、いままでと違う藤原さんの“叫び”が魅力の一つとなっている。『僕だけがいない街』は3月19日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年02月15日藤原竜也が主演を務める映画『僕だけがいない街』のメイキング映像が公開された。様々な役で孤独と悲痛な叫びを見せつけてきた藤原が、愛する人を思う“叫び”を作り上げていく映像だ。メイキング映像本作は、時間が何度も巻き戻る“再上映(リバイバル)”という現象に見舞われた主人公・悟が、小学生の過去と29歳の現在を行き来しながら、18年前に起きた誘拐事件の謎を解き明かしていく姿を描いたミステリー。『ツナグ』の平川雄一朗が監督を務め、有村架純がヒロイン・愛梨役で共演する。このほど公開された映像は、何者かに刺し殺された藤原演じる悟の母・佐知子に悟が駆け寄るシーンだ。物語が進む中で重要になる“母への思い”をとらえた場面だが、藤原は平川監督と話し合いを重ね、突然の母の死に戸惑い、悲しむ悟の感情を丁寧に作り上げていく。そんな藤原の迫真の演技に、佐知子を演じた石田ゆり子は「泣きそうになった」と絶賛。映像の後半には、震えながら何度も「母さん!」と叫ぶ悟の姿が映し出されている。“絶叫が日本一似合う”と言われるほど、壮絶な運命を背負った役どころが多かった藤原。『カイジ』シリーズでは借金まみれの青年を、『藁の楯 わらのたて』では10億円の懸賞金をかけられた凶悪犯を、『るろうに剣心』シリーズでは全身包帯の最狂の剣士・志々雄真実を演じるなど、それぞれ悲痛な叫びを見せてきた。本作でも悟は母を失う悲しい運命を背負っているが、これまでとは異なる“愛する人を思う叫び”が印象的だ。本作は“このマンガがすごい!”に3年連続ランクインするなど、多くのファンを獲得している三部けいの同名漫画を原作にした作品。過去の自分と対峙しながら現在の自分を見つめ直し、大切な人の愛情に気づいていく悟の成長ドラマも描かれ、ただのミステリーに収まらない感動的な展開にも期待が高まる。『僕だけがいない街』3月19(土)全国ロードショー
2016年02月15日作品数、会員数No.1の映像配信サービス「dTV」から、オリジナル作品として初の「R15」の大人向けドラマ『裏切りの街』が配信されました。内容は平凡な主婦と年下男性による禁断の不倫ドラマ。煮えきらない毎日を過ごす専業主婦の智子と、同棲中の恋人に依存しながら仕事もせずモラトリアムな日々を過ごす菅原。ふとした気の迷いからか、二人は出会い、「なんとなく」ひかれあい、体を重ねていきます。菅原を演じる池松壮亮くんと、智子を演じる寺島しのぶさんの大胆で濃厚な情事シーンはR15指定もうなずける迫力もの。やがて不倫という罪は、残酷すぎる罰として二人を襲うことになるのですが…。どんなに大恋愛からはじまった結婚生活でも、長く続けばときめきは減速し、パートナーに不満を抱くこともしかたありません。そんなとき、現実のわたしたちはどうすればいいのでしょうか。今回は、智子役を演じた女優の寺島しのぶさんにお話を伺いました。■居心地のよさに、年齢は関係ない――女優として、また国際結婚をした妻として、たくさんの価値観に触れてこられた寺島さんにとって、劇中の智子と菅原のような15才も年下の男性との恋愛や不倫をどう思われますか?菅原役を演じた池松くんは一緒にいて楽で、カメラが回っていてもいなくても、気をつかうこともなくリラックスして過ごせました。智子と菅原も、年齢差より「何にひかれたのか」ということが大切だったのではないでしょうか。初めて二人が出会ったとき、智子は自分の年齢に引け目を感じたのか、帰ろうとしましたが、その後、ちょっとした趣味の共通点を見つけたことで、菅原に居心地のよさを感じたのだと思います。そこに年齢は関係なかったのかもしれません。そもそも、どこからが「不倫」なのか、というのも大きな問題です。たとえば、体の関係はあっても、お互いの生活については干渉しないと約束して、割りきった関係は、不倫といえるのか疑問です。やっかいなのは、やはり「心の関係」。心は意識してひかれていくものではないと思うので、いいとか悪いとかではなく、本当に難しいですね。■少し先のことを想像すれば、決断できる――たしかに「心」がひかれあったからこそ、智子と菅原はずるずると関係を続けていってしまったように思います。そんなふうに流されてしまう智子とは真逆で、寺島さんはご自身で道を切りひらかれてきた印象ですが、智子のように「なんとなく」流されてしまう人は、どうやって決断していけばいいのでしょうか。「自分にとっていい」ことをよく考えることだと思います。「自分にとって」というのは、先のことや、周りのこと、居心地の良さなどです。たとえば、智子なら専業主婦なので自由になるお金も限られている。夫から逃げようと思っても先立つものがない。でも、少し先のことを想像できれば、パートに行ったり手に職をつけたりと行動せざるを得ないと思うんですよね。それが、未来の選択肢を広げ、決断していくことにつながるのだと思います。また、守るものがあればがんばれるのかもしれません。――もし智子のように過ちを犯した友人がいたら、なんと伝えますか。「好きなようにすればいい」それしかないんですよね、結局。モラルは別にして、人との出会いは大切な体験だとは思います。でも、その先に続くのは「どうしようもない現実」ですから、「ほどほど」「寸止め」が一番いいと思いますよ。いききってしまったら、終わるしかないですから。でもね、突きつめてしまいたくなる気持ちもわかります。止められないですよね。そうなってしまったら、賢く生きることです。決断して開きなおる強さを持って生きるしかないのかな。■いまある場所で咲くことを考える――最後に女優・母・妻として輝きつづける寺島さんのように、仕事もプライベートも両立させたいアラサー読者にアドバイスをお願いします。とにかく、私の場合は目の前にある敵から倒していけ、です!(笑)仕事もプライベートもがんばりたいなんてね、欲ばりなんだからきっとやらなくちゃいけないことに追われることが多いと思います。よくわかります。でも、1日は短いんです。迷っているうちにあっという間に過ぎてしまう。効率よく「うまくやる」方法もあるのかもしれませんが、結局、目の前のいま、まず「やるべきこと」をバッサバッサと切りたおしていくのが一番早いように思います。いまある場所で咲くことしか、考えられません。――はい! ありがとうございました!実際にお会いした寺島さんは、テレビで拝見していたとおりのさっぱりとしたお人柄で、人生の先輩としてとても励みになりました。禁断の恋愛もあこがれますが、できればドラマを視聴することですませたいものです。ドラマ『裏切りの街』はdTVで独占配信中。ほかにもdTVでは『人のセックスを笑うな』『セカンドバージン』など禁断の恋愛を描いた映画やドラマ12万作品が見放題で配信中(月額500円)。初回31日間は無料お試し中です。・ dTVオリジナルドラマ「裏切りの街」 ※寺島しのぶさんインタビュー衣装協力トップス&パンツ:レ・コパン/サン・フレール(TEL 03−3265−0251)シューズ:レヴィ ケー ショップ/レヴィ ケー ショップ 南青山(TEL 03-3407-0131)ピアス&リング:イー・エム/e.m.表参道店(TEL 03-5785−0760)スタイリスト:中井綾子ヘアメイク:EFFECTOR 片桐直樹
2016年02月05日『カイジ』や『藁の楯 わらのたて』などの演技派・藤原竜也と“月9”ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」で好演を見せる有村架純が初共演を果たす、人気コミックの実写映画化『僕だけがいない街』。キャスト発表や映像解禁などのたびにSNSが何かとザワつく本作から、藤原さん演じる藤沼悟の“メガネ男子”っぷりが眩しい新たな場面写真がいち早くシネマカフェに到着した。「このマンガがすごい!」に3年連続、「マンガ大賞」に2年連続でランクイン、「これ読んで漫画RANKING」1位を獲得し、著名人や文化人、書店員からも傑作と称される本作。先立って解禁された予告映像について、SNS上では「3/19まで長いな。。。けっこーキャライメージもいいんじゃね」「僕だけがいない街ってアニメやってるよね???見てないんだが、実写映画の予告みたらかなり気になるんだけど…」「僕だけがいない街の予告編観たけど、めっちゃ面白そうーー!藤原竜也のクズじゃない役めっちゃ観たい!(笑)」と、現在フジテレビのノイタミナ枠にて放映中のアニメ視聴者などからも、実写映画版の公開を待ちわびる声が上がっている。そんな本作で藤原さん演じる主人公・悟は、ピザ屋のアルバイトで生計を立てる29歳の売れない漫画家で、“リバイバル”という“時間が巻き戻る”不思議な現象に何度も襲われていた。悟はこの“リバイバル”に巻き込まれ、現在<2006年>と過去<1988年>の2つの世界を行き来しながら、18年前の連続誘拐殺人事件の謎と真犯人に迫っていくのだが…。現在と過去を行き来し、謎の事件に巻き込まれるという衝撃的なストーリーだけではなく、藤原さんのこれまでにない“メガネ男子”にも関心を寄せる人が続々。今回解禁された写真は、爽やかなシャツを着こなし神妙な表情を浮かべる姿と、“リバイバル”によって交通事故を事前に察知し、小学生に優しく語りかけている姿、さらに、有村さん演じる愛梨に優しい表情で微笑みかけている姿という3点。これまで、『カイジ』シリーズでは借金まみれとなって鉄骨を渡り、『藁の楯』では10億円の懸賞金をかけられて日本全国から身を狙われ、『るろうに剣心』シリーズでは剣心の宿敵をほとんど素顔が見えない中で熱演してきた藤原さんの、近年では珍しいメガネ姿は、彼のファンのみならず、メガネ男子好きの女子たちにもたまらない劇中写真となっている。『僕だけがいない街』は3月19日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年02月04日タレントの栞菜智世(かんなちせ/22)が、俳優の藤原竜也が主演を務める映画『僕だけがいない街』(3月19日公開)の主題歌となる「Hear~信じあえた証~」を歌うことが決定し、同作の予告映像とポスタービジュアルが15日、公開された。栞菜は、同曲で歌手としてメジャーデビューを飾る。原作は、三部けい氏の同名コミック。身近で"悪いこと"を察知すると、その原因を取り除くまで数分前に戻り続ける"リバイバル"という特殊現象に巻き込まれた29歳フリーター・藤沼悟(藤原)が、子どもに戻り18年前に地元で起きた児童連続誘拐事件の謎を解き明かす。幼少期のつらい思い出や気づくことがなかった母親からの愛情、クラスメイトの優しさなどに触れ、それが新たな記憶となって悟の過去が書き換えられていく様を描く。現在、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』シリーズなどで知られるA-1 Picturesが制作を担当し、フジテレビ系「ノイタミナ」枠でTVアニメ化もされている。今回の起用に際し、1年以上ボイストレーニングに励んだという、福島県出身の新人・栞菜智世。デビューについて「デビュー曲が主題歌になるということで、驚きと喜びもあります」としつつ、「同じくらい不安もあります」とも吐露。そんな中でも、「聞いてくれる方々も共感し、何か感じ取っていただける曲だと思います。家族、恋人、友人など、大切な人を思い浮かべながら聴いてもらえれば」と楽曲への思いを語り、「いつか自分の夢がかなうように、一生懸命頑張ります!」とアピールする。予告映像では、そんな栞菜の歌う主題歌が公開。冒頭では、リバイバルに巻き込まれた悟が、困惑しながらも異変を見つけ出そうとする姿を捉えている。また、同じシーンが何度か繰り返されており、リバイバルが起こった時の悟の混乱も視覚的に伝えられる。しかし、悟が自宅に戻った場面から空気は一変。何者かに命を奪われた母を抱えながら、悟は「リバイバル起きろ!」と絶叫する。しかし、リバイバルで向かった先は18年前。幼少期のクラスメイトが虐待を受けていた事実に気付き、過去に周囲で起きた連続誘拐事件を未然に防ぐことで未来を変えようと奔走する。終盤では、現在と過去のシーンが交錯し、ついには現在の悟が消えてしまったかのような描写も見受けられる、切ない映像に仕上がっている。同時に公開されたポスタービジュアルでも、現在の姿が上部に、過去の姿が下部に映されたデザイン。「あの日をもう一度生きることができたなら、今度は手を離さない」のコピーや固く手をつなぐ悟とヒロイン・片桐愛梨(有村架純)の姿から、2人の信頼関係がうかがえる。(C)2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会
2016年01月15日人気コミックを藤原竜也と有村架純を迎えて映画化する『僕だけがいない街』。この度、本作の主題歌に、大型新人・栞菜智世が抜擢。これにあわせて、本作の予告編とポスターが解禁された。売れない漫画家の藤沼悟(藤原さん)は、アルバイトのピザ屋での配達中に何度も同じ時間が巻き戻る“リバイバル”という現象が起きる。周囲の違和感を察知した悟は、交差点に暴走するトラックから小学生を助けるが、その代償として自分がはねられてしまう。病院に付き添ってくれたのはバイト仲間の愛梨(有村さん)。他人に対して距離を置く悟に対し、なぜか気後れせずに接してくる特別な存在だ。数日後、何者かに母親が殺され、愛梨も命を狙われる。警察から容疑者と疑われた悟が逮捕される寸前、またしても“リバイバル”が起きる。巻き戻った先は18年前。同級生の雛月加代が被害者となった連続誘拐殺人事件の起こる直前だった。29歳の意識のまま、10歳の身体に“リバイバル”した悟は、雛月と母親を殺した犯人が同一人物だと確信。真犯人を追い詰めるために、現在と過去を行き来しながら事件の謎に迫っていく――。映像化権争奪戦にもなった本作の原作は、「このマンガがすごい!」で3年連続ランクイン、「マンガ大賞」に2年連続ランクイン、「これ読んで漫画RANKING」1位を獲得、著名人や文化人、書店員からも傑作との呼び声が高い「ヤングエース」にて連載中の三部けいの同名コミック。映画化に際し、本作の主題歌に抜擢されたのは、大型新人・栞菜智世。主題歌「Hear~信じあえた証」でメジャーデビューも果たす。今回解禁された予告編では、栞菜さんがせつなく歌い上げる主題歌が初披露。また、愛する人の為に現在と過去を行き来しながら懸命に2つの事件の謎を解こうとする藤原さん演じる悟の姿と、体を張って悟を守ろうとする有村さん演じる片桐の姿がドラマティックに映し出される。大抜擢された栞菜さんについて、『世界の中心で、愛をさけぶ』『アオハライド』『ストロボ・エッジ』など、大ヒット作を次々と手掛けてきたプロデューサーの春名慶は、「無垢でプレーンな印象で、何色にでも染まる柔軟さと聴く者それぞれの心情に寄り添うたおやかな感性があるという印象がありました。」と彼女の歌声について語り、また「映画のエンディングに込められた『あの人やこの人の愛や思いが、その記憶があったからこそ、いまの自分が存在する』というメッセージを歌の世界で作りあげていただきたいとオファーした。」と起用についても語った。楽曲のプロデュースを手掛けるのは、YUKI、JUJU、Superflyなど数々のヒット曲を創出し続けるプロデューサー集団「agehasprings」の代表・音楽プロデューサー玉井健二。彼は、「初めて知る痛みのような感触と、ずっと待ちこがれていたような響きが混在する掛け値なく唯一無二と呼べる歌声。」と彼女の歌声に太鼓判押す。また、デビューまでに1年以上のボイストレーニングを行ったという栞菜さんは、今回のデビューについて「デビュー曲が主題歌になるということで、驚きと喜びもあります。ただ、同じくらいの不安もあります。」と複雑な心境を語り、楽曲についても「聞いてくれる方々にも共感し、何か感じ取って頂ける曲だと思います。大切な人を思い浮かべながら聴いてもらえたらと思います。」と込めた思いも語っていた。同時に解禁されたポスターは、「あの日をもう一度生きることができたなら、今度は手を離さない」というキャッチコピーの藤原と有村が固く手を繋いでいる姿が前面に押し出された1枚。そこから二人の信頼関係がうかがえるそんなポスターとなっている。注目の話題作に彩りを添える期待の新星・栞菜さん。今後の活躍にも期待がかかるその歌声を、まずは予告編から確かめてみて。『僕だけがいない街』は3月19日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月15日1月7日(木)からスタートするTVアニメ『僕だけがいない街』で主人公・藤沼悟の声を俳優の満島真之介が演じている。満島は舞台と映像の両方で着実にキャリアを積み、観客から高い評価を集めているが、初めてアニメの声を演じるにあたって「この原作とスタッフ、声優の方がいるだけで他には何も言うことはないです。僕はそこに吸い込まれていけばいいだけです」と笑みを見せる。その他の画像原作は三部けいの人気コミックで、自分だけ時間が巻き戻る現象“リバイバル(再上映)”に悩まされる悟が、自らの過去と向き合おうともがく姿と、彼の少年期のドラマが平行して描かれる。満島がアニメの声を演じるのは本作が初めてだが「映画と違って、話数を重ねながら演じられるので、役と共に成長していける時間があることは魅力的ですし、うれしかったです」という。満島は「僕の見た目と悟の見た目が真逆なので、キャスティングの方が大きな挑戦をしない限りは実写では絶対に演じることはできないと思った」と分析するが、だからこそ演じる上では、自身の“ありのままの声”にこだわったという。「最初は『キャラクターに寄せた声でやらないといけないのかな』とも思ったんですけど、それではキャラクターの幅が広がらない気がしたんです。今まで生きてきた僕の声と、あの風貌と身体で生きてきた悟の動きが、同じ想いで重なると、実写では見えてこない幅が見えてくる気がしています」ちなみに、本作では青年の悟の声を満島が演じ、少年時代の悟の声を土屋太鳳が演じる。「実写では男の子の役は、本当に男の子が演じることが多いので難しいキャスティングですよね。でも、太鳳ちゃんと演じてみて、人として根本的なところが少し似ていると思ったんです。年齢も離れているし、育った環境も性別も違うのだけど、持っているパワーや、受ける印象が似ているなと思って『この人とだったら、さらに役が魅力的になる』と思えたんです。だから、すごく演じやすいですし、ふたりの声が重なるシーンでは、テストをしなくても呼吸が合う。今回は一緒に演じるチャンスがたくさんあるので、お互い成長していくだろうし、作品も深まっていくと思います」原作に惚れ込み、共演する声優陣に尊敬の念をみせる満島は「この体験は大切にしたいですし、おもいっきり楽しみたい。素晴らしい原作、スタッフ、キャストの力を借りて誠実に声を届けたいです」。彼は、作品のもつメッセージはしっかりと表現したいと考えているようだ。「過去への想いは色々ありますが、その時は全力でやっていたんですよね。だからこそ“いま”何ができるのか、どう生きていくのかを観ている人に感じてほしいです。そして、観ている人にキャラクターの“過去”をどこまで感じてもらえるのか。それが作品の核だと思うので、ひとつひとつ言葉を大切にしながら演じていきたいです」『僕だけがいない街』1月7日(木)より、毎週木曜24:55からフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送開始
2016年01月05日映像化権争奪戦となった、話題のミステリーコミックの実写化『僕だけがいない街』。藤原竜也と有村架純が初共演を果たす事でも話題の本作だが、コミックス最新巻7巻の発売にあわせ、物語のカギを握る子ども時代の劇中写真が解禁となった。主人公・藤沼悟(藤原さん)は、ピザ屋でアルバイトをする売れない漫画家。ある時「リバイバル」という特殊な現象が降りかかる。それは、身近で“悪い事”の気配を察すると、その数分前に遡り、事件や事故の原因を取り除くまで何度でも時間が遡るという特殊な現象。配達中、何かを察した悟に「リバイバル」が訪れる。数分前に遡り「リバイバル」の原因を探し出し、大きな交通事故を回避する事は出来たが、悟自身が事故に巻き込まれ入院する事に…。偶然事故現場に居合わせた同じピザ屋で働く愛梨(有村さん)と、上京して来た母・佐知子(石田ゆり子)の看病で回復する悟。「交通事故が起きる直前」「誘拐事件が発生する直前」。“悪い事”を察すると、悟は幾度も数分前に遡り、その原因を取り除くまで「リバイバル」は続く。母が何者かに殺された。突如、悟に訪れる「リバイバル」。それまでの「リバイバル」は数分前だったが、18年前の世界へと遡る悟。そこは、小学5年生の頃、同級生・加代が被害者となった連続誘拐殺人事件が起きる数週間前だった。18年前の世界では、小学生連続誘拐殺人事件が起ころうとしている。頼れるのは同級生の仲間と、担任の八代先生(及川光博)、母・佐知子。現在の世界では、悟に母の殺人容疑がかかり、指名手配に。そして、何者かに命を狙われる愛梨。現在と過去を行き来する悟は、愛梨、母、そして殺人事件の被害者となった同級生を救う事が出来るのか――。原作は、「ヤングエース」にて連載中の三部けいによる同名人気コミック。「このマンガがすごい!」オトコ編と「マンガ大賞」で共に2年連続ランクインするなど傑作漫画との呼び声も高く、スガシカオ、中川翔子、糸井重里といった著名人からも高い評価を得ている。その評価は映像業界にも伝播し、約50件もの映像化のオファーが殺到し、映像化権の争奪戦が繰り広げられるほど。単行本の発行部数も伸び続け、現在累計発行部数は239万部を超えている。さらに、全国「3,000店の書店員と選んだ2015年 コレ読んで漫画RANKING BEST50」でも一位を獲得し、さらなる盛り上がりをみせている。そして、実写映画化を発表するや話題となったのが、難役となる子ども時代の加代と悟を誰が演じるのかということ。加代の子ども時代を演じるのは、連続テレビ小説「あさが来た」で主人公・あさの幼少期を演じるほか、ドラマ、CMなど多岐にわたって出演、最近では『リトルプリンス星の王子さまと私』で主役の女の子役の吹き替えが話題となった鈴木梨央。小学生時代の悟のクラスメイト・加代は、母子家庭で、母親から虐待を受け、1988年連続誘拐殺人事件の被害者という役どころだ。そして、姿は1988年時、頭脳は29歳のままで再び小学生時代の悟を生きるという難役を、「ORANGE」や『ヒロイン失格』、CMにも多数出演し、来年1月放送の「私を離さないで」の出演も控える中川翼が好演する。今回解禁された写真は、子ども時代の加代と悟の2ショットの場面とそれぞれの1ショット劇中写真。悟が加代をみつめ、加代がはかなげに夜空を見つめる2ショット画像は、頬にアザのある加代の姿がただならぬ家庭環境を伺わせる、衝撃的な一枚だ。幼いながらにも誓いに満ちた力強い眼差しが光る悟の姿を思わず応援したくなる場面写真となっている。多くの人々から絶賛を受けているコミックの待望の映像化となる本作。姿は小学5年生で中身は藤原さん演じる29歳の悟という難役を300人のオーディションから勝ち取った中川さんの演技にも注目したい。『僕だけがいない街』は2016年3月19日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年12月25日映像化権争奪戦となった話題のコミック「僕だけがいない街」。藤原竜也や有村架純ら豪華キャストで映画化されることでも話題の本作だが、この度アニメ版に土屋太鳳と満島真之介が2人1役で声優に初挑戦することが決定した。主人公・藤沼悟は漫画家としてデビューするもいまひとつ結果を出せずに毎日を過ごす青年。自身の意図とは無関係に【時空移動=タイムリープ】する謎の特殊現象“再上映(リバイバル)”に巻き込まれる。何か悪い事が起こる直前まで時が巻き起こる現象、再上映。それは、その原因が取り除かれるまで何度も繰り返される。まるで誰かに「お前が防げ」と強制されているかのように…。しかし、ある日起きた事件をきっかけに、その現象に大きな変化が訪れる――。原作は、2012年より「ヤングエース」(KADOKAWA)にて絶賛連載中の三部けいの同名コミック。「マンガ大賞」や「このマンガがすごい!」に昨年、今年と2年連続ランクインし、コミックス累計発行部数は167万部を突破、書店員や各界著名人から絶賛のコメントが多数寄せられ、一度読み出したら止められない、息もつかせぬ展開でファンの心を惹きつけた。今回放送に先駆け、主人公・悟役に2人1役で土屋さんと満島さんが初のアニメ声優することが決定。10歳の悟役を演じるのは、『図書館戦争』、「下町ロケット」(TBS)や『orange』の公開も控える土屋さん。そんな彼女は「原作を読み終わったとき、私は立ち直れませんでした。この物語で描かれるたくさんのことは、残酷で哀しく、許されることではありません。だからこそ真摯に向き合い、誠実に演じたいと思います」と原作について語り、「嬉しいと同時にとても緊張しています。いまは二次元の世界で生きる悟を追いかけようと必死ですが、背中はあまりにも遠く、焦るばかりです。悟のように全力で、あきらめず食らいついていきたいと思います」と本作の意気込みも語っている。また29歳の悟を演じるのは、NHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」などに出演する満島さん。今回が土屋さんと同じく初のアニメ声優挑戦となる満島さんは「オファーを頂いたときは、率直にうれしかったです。声だけで表現する世界にとても興味があるので、ワクワクしています」と喜びを表し、「原作を読ませて頂き、何の変哲もないどこにでもいるような青年を主人公に、ここまで繊細な愛情溢れるサスペンス作品を造る三部先生に驚かされました。『あのとき違う選択をしていたら、自分の人生どうなっていたんだろう』という誰もが感じたことのあるであろう感覚が、彼を大きく動かすことになります。日常の中で、ふと舞い降りる記憶の糸を、現在の自分が新たに紡いでいくような作品です」と作品についてもコメントしている。そんな2人について「銀の匙 Silver Spoon」第1期など若くしてヒット作を連発する監督・伊藤智彦は「藤沼悟という役は、ヒーローではなく、抜けたところのある役なんですね。そういう演技が出来る方を探して、お二人の名前に辿り着いたんです。土屋さんは、声を張っても怒りを感じさせないというところが、悟らしいなと。他の子供たちとのバランス的にもよかったと思います。満島さんは、実写映画などで見せる芸幅の広さに加えて、ナレーションをCMでやっているのも大きかった。悟はモノローグがとにかく多いキャラですからね」と二人の起用について語っている。またそのほかキャストには、雛月加代役に悠木碧、赤崎千夏、大地葉、鬼頭明里、七瀬彩夏、高山みなみなど声優陣が脇を固めている。計算し尽くした緻密な演出、リアリティをもたらす美術、物語を彩る音楽、そのなかで動き出す息を吹き込まれたキャラクターたち。そんなアニメーションで新たな「僕街」を目撃してみて。「僕だけがいない街」は2016年1月7日(木)よりフジテレビ・ノイタミナにて放送開始。(cinemacafe.net)
2015年12月03日