トレンドマイクロは、10月1日より総合サーバセキュリティ対策製品の新バージョン「Trend Micro Deep Security(以下、Deep Security)9.6」を提供開始すると発表した。Trend Micro Deep Securityは、ウイルス対策、IPS/IDS(侵入防御)、Webレピュテーション、ファイアウォール、ファイルやレジストリなどの変更監視、セキュリティログ監視を 1つのソリューションとして実装した総合サーバセキュリティ対策製品。新バージョンでは、エージェントレス型セキュリティ対策を提供しているDeep Security Virtual Applianceが、ハイブリッドクラウドの基盤ソフトウェアの最新バージョンであるVMware vSphere 6.0に対応。また、新たに有償オプションとして「Trend Micro Deep Security for SAP Systems」を提供。これにより、サーバに保存されたSAPのデータに対して不正プログラムの検索・駆除を実施する。このオプションの価格は、新規で220万円、更新で110万円(いずれも税別、1年間のスタンダードサポートサービスを含む5~24ライセンス数分の使用許諾料金)。さらに、新しくWindows Server Core、Debian 6 、7、SUSE Linux Enterprise Server(SLES)12、Oracle CloudLinux 7、Oracle Linux 7のプラットフォームに対応する。トレンドマイクロは本製品により今後1年間で売上25億円を目指す。
2015年09月29日日本ストラタステクノロジーは9月17日、無停止型サーバシステムである「ftServer 2800/4800/6800」およびストレージアレイの「ftScalable G3」の提供を開始することを発表した。販売価格はftServer 2800が151万6000円~(税別)、ftScalable G3の最小稼動構成価格が320万円~(同)。ftServer 2800のCPUはインテル Xeon プロセッサ E5-2630v3(8コア、2.4GHz)、搭載可能メモリは8GB~64GB。ftServe 4800のCPUはインテル Xeon E5-2670v3(12コア、2.3GHz)、搭載可能メモリは16GB~256GB、販売価格は税別で340万円~。ftServer 6800のCPUはインテル Xeon E5-2670v3(12コア、2.3GHz)、搭載可能メモリは32GB~512GB、販売価格は税別で597万1000円~。各製品のディスク構成はSASディスクで300GB/600GB/1.2TB、またはSSD400GB。サポートOSはMicrosoft Windows Server 2012 R2 Standard、Datacenter Edition、Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard、Enterprise、Datacenter Editionとなる。12コアプロセッサを搭載することにより最大48スレッドまでをサポートし、大規模処理に対応でき、最大512GBのメモリ搭載が可能で全モデルにDDR4-1866を採用。また、ftScalable G3を組み合わせてシステム構築することにより、顧客のITシステムに連続可用性と拡張性、シンプルな運用管理を可能とした。一方、ftScalableは最大6シャーシ、最大搭載ドライブ数は144ドライブ、最大容量(物理)は172TB(1.2TB SASディスク使用時)、86TB(600GB SASディスク使用時)、サーバーとのインターフェースは16Gb/sファイバーチャネル、10GB iSCSI SFPの混在が可能。暗号化ディスクを採用したことでセキュアにデータを保護し、自動階層化ストレージの機能により自律的な負荷分散処理のパフォーマンスの最適化を実現。さらに、SSDリードキャッシュ機能で読み込み速度を向上し、シンプロビジョニング機能によりビジネスニーズに応じたタイムリーなリソースの確保が可能となっている。
2015年09月18日IDC Japanは9月15日、2015年第2四半期(4月~6月)の国内サーバ市場動向を発表した。これによると、同年同期の国内サーバ市場規模は1204億円で、前年同期から26.4%増となった一方、出荷台数は12万5000台で前年同期から6.5%の増加となった。製品別では、x86サーバの出荷額は前年同期比で22.3%増加し、出荷台数は同6.9%増加。出荷額の増加要因としては、前年同期の消費税増税に伴う需要低迷に対する反動による出荷台数の増加に加え、平均単価の上昇があったという。x86サーバの平均単価は、円安による部材コストの上昇を販売価格へ転嫁したことや、仮想化の導入によるオプションの増加によって上昇し、メインフレームでは大型機の出荷が好調で、前年同期比で大幅に出荷額が増加した。また、RISCサーバではHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)専用機の大型案件が市場を牽引し、前年同期から大幅に出荷額が増加した。一方、IA64サーバ、ビジネスサーバは大幅に出荷額が減少した。ベンダー別出荷額では、NECが首位となった。同社はメインフレームでは金融向けの大型案件により大幅なプラス成長となり、x86サーバは2ケタのプラス成長だった。第2位は富士通で、ビジネスサーバを除くすべての製品分野で出荷額が大幅なプラス成長だったほか、今期もRISCサーバでHPC専用機の大型案件があったという。第3位はIBMで、メインフレームの新機種の出荷が好調だったほか、RISCサーバも大幅なプラス成長となった。第4位はヒューレットパッカードでx86サーバーが大幅なプラス成長だった。第5位は日立製作所で、x86サーバとメインフレームが2ケタのプラス成長だった。x86サーバ市場は出荷額が775億円、出荷台数は12万3000台となり、出荷台数は前年同期比で5四半期ぶりにプラス成長を確保したという。
2015年09月16日リコーは9月7日、IT サービス総合メニュー「ITKeeper」の新サービスとして、サーバの脆弱性対策と多様化するサーバ環境(物理・仮想化・クラウド)に対応したクラウド型のセキュリティ対策サービス「クラウドサービス for サーバーセキュリティ」を発売すると発表した。新サービスは、ウイルス対策や仮想パッチによる侵入防御などサーバの多層的な防御機能を持つトレンドマイクロのクラウド型総合サーバセキュリティサービス「Trend Micro Deep Security as a Service」(DSaaS)に、リコーのヘルプデスクと運用支援サービスをワンパッケージにして提供するもの。具体的には、仮想パッチによって脆弱性を狙った攻撃からサーバを保護し(IPS/IDS)、不正なURLへのアクセスをブロックすることでWebの脅威から保護し(Webフィルタリング)、IPアドレス/MACアドレス/ポートのフィルタリングをサーバごとに設定できる(ファイアウォール)。また、事前に指定したファイルやレジストリ、ファイル権限、ポートなどを監視し、変更があった場合に管理者に通知するほか、Windowsのイベントログやアプリケーションのログを監視し、あらかじめ指定された閾値を超えた場合に管理者にアラートを通知する。Amazon Data Service Japanの「アマゾン ウェブ サービス 」(AWS)をはじめとするクラウド環境に対応しているため、クラウド上で動的に増えるサーバーを自動的に保護することが可能。DSaaS 管理サーバはクラウド上で提供するため、管理サーバの構築・運用は不要となる。このほか、リモートで画面共有を行いながらの操作支援や、オプションサービスとしてリモートやオンサイト訪問による導入サービスが用意されている。「クラウドサービス for サーバーセキュリティ」の価格は、初期料金が1万3500円、月額料金が1台当たり1万3500円となっている(いずれも税別)。
2015年09月07日富士通と日本工営は9月3日、国内の企業内サーバルームに向けてIoTによる省エネ化事業で協業することに合意し、10月よりサービス提供を開始すると発表した。両社は協業を通じて、建物内のエネルギー使用量の可視化と空調・照明設備の遠隔制御を可能にする富士通のクラウド型EMSサービス「FUJITSU Intelligent Society Solution Enetune-BEMS」と、日本工営が長年培ってきた建物設備の省エネ運用や改修技術を組み合わせ、サーバルームでの電力使用状況の監視から省エネ化コンサルティング、設備の導入工事、政府系補助事業の申請手続までワンストップで提供する。同サービスの提供開始に先立ち、富士通社内のサーバルームで実施した実証実験では、同サーバルーム内の空調搬送動力における消費電力を27%(年間で約200万円の電力料金に相当)削減することに成功した。同サーバルームの延床面積約1000平米、ラック数約200台という環境の下、センサーを活用してサーバルーム内の電力使用状況、温度・湿度情報を継続的にモニタリングし、そのデータをもとに空調搬送動力を遠隔制御で調整するなどの詳細なチューニングを行った。同サービスの販売価格は初期費用500万円からとなっている。
2015年09月03日KDDI ウェブコミュニケーションズは、9月29日、ホスティングブランドCPIの共用サーバ「シェアードプランACE01」において、Webアプリケーションファイアウォール(以下 WAF)機能の標準搭載やウェブサーバのApache2.2系採用などの機能強化を行うと発表した。CPIの共用サーバ「シェアードプランACE01」は、複数サイトの運用を可能にするマルチドメイン機能やウェブの自動バックアップ、豊富なメール機能などが標準で付いたビジネス向けレンタルサーバ。標準搭載するWAFは、ジェイピー・セキュア社が提供するWAF 製品「SiteGuard Lite」。これにより、従来、防御しきれなかったSQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングといった攻撃の対策ができる。そのほか、これまでのIPアドレス制限のあるパスワード認証から、SSHによる鍵認証へ変更。SSHの鍵認証への対応により、場所を問わずSSHでサーバにアクセスできる。また、SFTPへの対応により、SSHプロトコルを利用したファイル転送機能が追加される。
2015年08月28日東京エレクトロン デバイス(TED)は8月25日、米サンディスクの「Fusion ioMemory PX600」を、富士通のPCサーバである「FUJITSU Server PRIMERGY(プライマジー)」向けに2015年7月からOEM供給を開始したと発表した。なお、富士通からの出荷開始は2015年8月から。同製品は、PRIMERGYのPCIeスロットに搭載するタイプのエンタープライズ・フラッシュ・ストレージ。データ転送能力と低レイテンシにより、ストレージI/Oにおけるボトルネックを改善し、アプリケーションのパフォーマンスを向上できるとしている。従来のioDrive2シリーズの後継製品であり、最大で約2倍のリード性能改善を実現するとのこと。データベースや仮想化、Webアプリケーション、ホスティング・サービス、コンテンツ配信サービス、製造業の設計・解析分野などの多様なアプリケーション・業種で利用できるという。リード/ライトの性能を従来のHDD環境の数10倍まで引き上げ、アプリケーションのレスポンス時間を大幅に短縮し、業務効率の改善およびコスト削減に貢献するという。同社は同製品を、富士通の「PCIe SSD PACC EP PX600シリーズ」としてOEM供給する。同シリーズは富士通がPRIMERGYの標準保守パック(Support Desk)と共に提供し、RHEL/Windows/VMwareなどの主要なOSプラットフォームをサポートするという。
2015年08月26日森永乳業は25日、チョコレート「小枝<ミルク>」の味わいの乳飲料「小枝チョコレートドリンク」を発売する。○ロングセラーチョコ「小枝<ミルク>」の味わいをドリンクに同商品は、森永製菓のロングセラーチョコレート「小枝<ミルク>」の味わいを、初めてドリンクにしたもの。アーモンドが香るマイルドなミルクチョコレートにミルクを合わせ、コク深い味わいに仕上げた。「小枝」の特徴であるアーモンドの香ばしさが、後味にふんわりと広がるという。パッケージも「小枝<ミルク>」を再現したデザインになっており、11月中旬までの期間限定商品となる。内容量240mlで、希望小売価格は140円(税別)。
2015年08月22日富士通システムズ・イーストは8月13日、ネットワークサーバ「IPCOM EX」をクラウド環境で利用可能な「FUJITSU ネットワーク IPCOM for マルチクラウド」のサービス第1弾として、アマゾン ウェブ サービス(以下、AWS)にて利用可能なAWS対応版を提供すると発表した。同サービスは、オンプレミス環境で導入している「IPCOM EX」と同一の機能(ファイアウォール、サーバ負荷分散、SSLアクセラレーターなど)、日本語のWebGUI画面を利用することを可能にする。導入による効果としては、ファイアウォールのセッションログを記録し、どこから通信されているのかを把握することで、不正アクセスなどを調査することができる点がある。別途用意したSYSLOGサーバにログを転送することで、ログを長期保存できる。また、「IPCOM EX」シリーズでサポートしている高度なサーバ負荷分散機能(Cookieによる一意性保証、URLを参照したL7負荷分散、アプリケーションレベルでのサーバ故障監視など)を利用することで、オンプレミス環境と同一のサーバ負荷分散機能をAWS環境に移行することが可能。そのほか、Webサーバにとって暗号化・複合化の処理は高い負荷がかかるが、SSLアクセラレーター機能を利用することで、サーバの負荷を大幅に減らし、通信の安定性を確保することを実現。価格は、「導入・サポートサービス(初年度)」が152万円、「オプションサービス」が個別見積もり、「サポートサービス(翌年度以降1年分)」が52万円となっている(いずれも税別)。
2015年08月14日デルは8月4日、同社のPowerEdge 第13世代サーバ R730に、米Nexentaが提供するSDS(Software-Defined Storage)ソフトウェア「NexentaStor」を搭載するアプライアンス製品、「Dell-Nexenta ストレージ・アプライアンスNDシリーズ」(以下、NDシリーズ)を発表した。デルは昨年8月、「NexentaStor」とPowerEdge R720ラックサーバを組み合わせたソリューション「Dell-Nexentaストレージ・アプライアンス」を発表しているが、今回、サーバをR730に変更し、名称もNDシリーズに改めた。NDシリーズは、汎用のx86サーバとディスクエンクロージャ(Dell Storage MDシリーズ(JBOD))を組み合わせてNASやSANを構築できるため、価格を抑えることができるのが特徴。「NexentaStor」の国内ユーザーはすでに100社以上いるという。昨年の12月に設立されたNexentaの国内法人、ネクセンタ・システムズ・ジャパン 日本法人代表 松浦淳氏によれば、ユーザーは価格メリットを感じての、他社からの乗り換えが多いという。NDシリーズはx86サーバ+ディスクエンクロージャとするスケールアップ型ソリューションで、44ドライブ~240ドライブ(44TB~960TB)の6モデルが用意される。実売価格(サポート込み)は960万円~(960TBは5,780万円~)となる。スケールアップ型なので、ディスクをたくさん積んだ場合レスポンスが悪化するのではないかという懸念に松浦氏は、HDD以外にもSSDや両方のハイブリッドでディスクを搭載できる点や、x86の汎用サーバを利用するので、大量にメモリを積むことで、キャッシュとして利用でき、ボトルネックになるとすればネットワークだとした。NexentaStorは、オープンソースOS「illumos」(旧OpenSolaris)をカーネルとしたストレージOSで、ZFSファイルシステムを採用する。容量制限のあるCommunityバージョンと、エンタープライズ機能を追加した有償バージョンがある。松浦氏によれば、これまでは、ZFSファイルシステムに慣れ親しんだユーザーが多かったが、デルと組むことによって、一般企業への浸透を狙っていくという。「NDシリーズ」は、2014年8月にネクセンタのディストリビュータであるアセンテックとのパートナーシップの下、国内販売してきた「Dell-Nexentaストレージ・アプライアンス」をベースとしており、引き続き、アセンテック、ネクセンタとの強力なパートナーシップを通じて、「NDシリーズ」の国内販売を行っていくという。また、デルはOEMと同等の環境構築を支援を行っていく。その一環として、デルは2015年8月下旬より、東京田町のデル 東日本支社内に「Dell-Nexenta ND検証センター」を設立する。ここでは、「NDシリーズ」のデモンストレーション、検証・接続性などのテスト環境を取りそろえる。デル 執行役員 エンタープライズ・ソリューションズ統括本部長 町田栄作氏は「デルは主力のサーバのアライアンス化を進めているが、今回はSDSの部分だ。我々はいろいろなワークロードをサポートしていかなければならないが、NDシリーズは、デルがターゲットとしているワークロードをほぼカバーしている。それが、我々がサポートする裏付けだ。NDシリーズはTCOの面でメリットがあり、既存のインフラを使っていけるフレキシビリティがある。これによって、デルは新しいストレージの当たり前を提案していける」と述べた。
2015年08月05日富士通研究所は、サーバに搭載したCPU上で、ソフトウェアの各処理で消費される電力を詳細に算出し、省電力プログラミングを実現する技術を開発したと発表した。低消費電力化にはハードウェアによる低電力化に加え、サーバ上で動作するプログラムの消費電力を低減する方法があり、消費電力を抑えるプログラミングを実現する前提として、ソフトウェアが消費する電力を把握する必要がある。Intel製CPU搭載サーバでは、電力制御のためのRAPLという機構を使って、CPU全体の消費電力は計測できるが、富士通では、CPUコアごとに採取可能なクロック数やキャッシュヒット率などの情報を活用して、プログラムのモジュール単位など詳細に消費電力を推定する技術を開発した。具体的には、CPUコアごとに採取可能なクロック数やキャッシュヒット率といった計測値を組み合わせ、消費電力と相関の高い性能指標を新たに考案。算出したCPUコアごとの値にしたがって、CPUの消費電力を各コアに配分することで、プログラムのモジュール単位などの詳細な消費電力が把握できるという。性能指標に使用するCPUコアごとの計測値を数種類に絞ることで、1ミリ秒という細かさで採取でき、また、電力情報算出時のオーバーヘッドを全体の1%程度に抑えられるため、計測が性能値に与える影響もほとんどないという。今回開発した技術は、ソフトウェア開発者が消費電力を削減するチューニング(省電力プログラミング)に活用できる。富士通研究所は、本技術の2016年度の実用化を目指し、ソフトウェアによる消費電力削減の実証を進め、富士通のデータセンターへの技術適用も検討し、消費電力をさらに詳細に分析することで、データセンターの省電力化を目指す。
2015年07月29日スケーラブルシステムズは7月28日、オーバークロックで安定動作が可能という2U/2ノード・サーバ「ORION HF320D-G3サーバ」を国内向けに提供開始した。同社によると、オーバークロックで安定動作可能な2U/2ノード・サーバは世界初とのこと。8コアを最高4.5GHzまでオーバークロック可能な独立する2つのインテル製プロセッサを、2Uラックマウントの筐体に搭載するカナダCIARA Technologies製の同サーバにより、高頻度取引用システムにおける処理速度と計算密度、また高速シミュレーションにおける大規模データの処理速度が、これまで以上に高いレベルへと引き上げられるという。インテル製プロセッサは通常、工場の定格設定で稼働している状態でのみ検証・保証されているとのこと。設計以上の速度でプロセッサを動作させるオーバークロックの場合、プロセッサに加えてマザーボードを含むその他のシステム・コンポーネントで動作が不安定になる場合があるとしている。CIARA製品は、オーバークロックに対応した信頼性の高い冷却システムの標準装備に加え、ビジネス用途での安定動作を前提としたシステム全体の徹底的な検証を実施しているとのこと。さらに、開発元による3年間の製品保証も付属する。同製品のノード構成は2U/2ノードであり、各ノードは1個のインテル Core i7-5960Xプロセッサ(20Mキャッシュ、8コア)を搭載し、4.5GHz(8コア)で動作保証する。また、データセンター用途に適するという高信頼性液冷システムを備え、2666MHzの高速DDR4メモリを最大64GB、4台のホットスワップ対応SATA/SSD/SASドライブを搭載可能。さらに、PMI2.0準拠のリモートサーバ管理用チップ(BMC)を搭載する。OSはMicrosoft WindowsR 7/8/8.1、Windows Server 2008 R2/2012 R2、Red Hat Enterprise Linux 6.x及びその互換OSをサポートする。
2015年07月29日日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は7月17日、同社の「HP ProLiantサーバーGen9」シリーズの新製品として、インメモリ・データベース向けエントリー・モデル「HP ProLiant DL560 Gen9」「HP ProLiant BL660c Gen9」の2機種を発売した。価格は169万6,000円(税別)から。新製品はいずれも、大量のデータを扱うワークロードのニーズに最適という。大容量メモリと最新の高性能プロセッサを搭載し、非構造化データのリアルタイムの分析やトランザクション・データベースに最適となるよう設計したとのこと。DL560 Gen9は、最大1.5TBのメモリで小規模高速データ解析インメモリ環境の導入に適するという、2Uサイズで4ソケットのラックマウント型サーバ。デザインを見直しメザニン構造にしたことで、24台のストレージ・デバイスを搭載可能とした。システム全体の性能向上を実現するために、フラッシュ・ストレージであるNVMeデバイスにも対応する。仮想化やサーバ統合、ビジネス・プロセシング、多量のデータを扱うアプリケーションに最適としている。価格は169万6,000円(税別)から。BL660c Gen9は、データセンター内での設置面積を削減しながらビジネスの速度を高めるという、4ソケットのブレード型サーバ。メモリ容量やストレージ搭載能力が従来の2倍になるといった能力の向上や柔軟な構成、および「HP OneView」を通じた管理性により、データベース、仮想化、サーバ統合、モデリングおよびシミュレーション、パブリック・クラウドなど負荷の高いワークロードにおいて、より速く結果を返すことによって俊敏なビジネスを支えるという。価格は220万8,000円(同)から。
2015年07月21日NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクは15日、各社が販売するフィーチャーフォンの一部機種において、サーバ証明書の切り替えに伴い、今後、一部のWebサイトの表示ができなくなる可能性があると発表した。現在、フィーチャーフォンからインターネット接続する際には、通信の内容を安全に保護するため、サーバ証明書である「SHA-1証明書」を使用した暗号化通信が利用されている。2016年1月1日以降は、電子証明書に関わるガイドライン作成などを行う団体「CA/Browser Forum」の指針により、「SHA-1証明書」を発行できなくなる。これに伴い、暗号化通信を利用するオンラインショッピングサイトや、インターネットバンキングサイトでは、「SHA-1証明書」から「SHA-2証明書」へサーバ証明書の切替えを行うケースが発生している。こうした、サーバ証明書の切替えにより、「SHA-2証明書」に対応していない一部機種では、今後、暗号化通信を利用している一部Webサイトが表示できなくなるという。なお、利用できなくなる時期については、各サイトの切替え状況によるため、サイトにより異なる。ただし、各キャリアとも対象となる機種の一部において、ソフトウェア更新を行い「SHA-2証明書」に対応させるとしている。ドコモの対象機種KDDI(au)の対象機種ソフトバンクの対象機種Y!mobileの対象機種
2015年07月16日オレガは7月8日、Windows上で共有フォルダのアクセス記録を管理するファイル・サーバ・ログ管理ソフトウェア「VVAULT AUDIT」(ブイボルトオーディット)について、製品Webサイトでダウンロード提供を開始した。価格は、Basic版は無料、上位のProfessional版は年額5万円(税別)。新製品は、マイナンバー制度の施行により特定個人情報の保存先として多くの利用が想定される企業のファイル・サーバに対して、正しいアクセス権で運用管理しているか、特定個人情報を記載されたファイルが確実に削除しているか、また不正に持ち込まれた機器によるアクセスが無いかなどのアクセス履歴を保存し、必要に応じてユーザー操作のトレースや不正アクセスの監視を実現するもの。Windows監査ログを利用したファイルアクセス履歴の記録、専用ログ・サーバも商用データベースも不要、ログ情報を圧縮して検索と長期保存に対応、NTFSドライブ/VVAULT仮想ドライブに両対応、低価格といった特長を持つ。対応するサーバOSは、Windows Server 2008 R2/2012/R2およびWindows Storage Server 2008 R2/2012/2012 R2。通常のWindows共有フォルダに加えて、ストレージ仮想化ソフト「VVAULT」の仮想ドライブに対してもログ管理が可能であり、VVAUL」のユーザー・サポート・サイトやライセンス認証システムの流用により、従来製品に比べて大幅なコストダウンを達成したという。ログ管理期間が2週間までの制限がある「VVAULT AUDIT Basic」は無料で利用可能。またログ管理期間を無制限すると共に、長期保存用のデータ・アーカイブ機能とソフトウェア・サポートが付属する上位バージョンの「VVAULT AUDIT Professional」は年額5万円(税別)。また、NASやクラウド・サービスへの組込用に、オープン価格の「VVAULT AUDIT Professional OEM」も提供する。同社は今後、MACアドレスを利用したクライアント端末の厳密な判別機能、アクセス権違反などのアクティブなセキュリティ検知機能、時系列データとの比較による異常判定機能などについて開発を進めると共に、ハードウェア・ベンダーやクラウド・ベンダーとも提携関係を構築し、2015年度中に1,000ライセンスの提供を計画しているとのこと。
2015年07月10日NECは7月9日、ファイルサーバ統合管理ソフトウェアの新製品「NEC Information Assessment System V3.2」の発売を開始すると発表した。新製品は、アクセス権管理機能のデザインを刷新し、アクセス権設定の問題部分を一括表示するなど、ファイルサーバのアクセス権の設定状況を一元的に把握できるようになった。管理者が把握できないファイルや、無効なアクセス権が残っているファイル、誰でもアクセス可能なファイルなどの検出にも対応した。これにより、アクセス権設定の不備による情報漏えいを未然に防ぎ、セキュリティ対策を強化する。メニューの英語表示と英語OS上での動作に対応し、グローバル展開する企業の各国の拠点で利用可能になった。「NIAS リソース管理オプション」を追加することで、アクセス権の申請・承認機能に対応。これにより、情報システム部門の負荷を軽減するとともに、利用部門の管理者に承認権限の委譲が可能になり、適正なアクセス権管理を実現する。価格は、「NEC Information Assessment System V3.2」「NEC Information Assessment System リソース管理オプション」のいずれも50万円から(税別)となっている。
2015年07月10日TSUKUMOブランドでPCおよびPC周辺機器を販売する、ヤマダ電機グループのProject Whiteは9日、ASUS製サーバーベアシステムを採用した「ツクモビジネスサーバー TBS-TS110/1TB」を発売した。価格は税別174,800円。「ツクモビジネスサーバー」は、ASUS製サーバーベアシステムをベースとして開発された製品。SMB(Small and Medium Business)向けのエントリー向けモデルとなっている。また、ASUSの生産・検査基準をクリアしたサーバパーツを使用した高品質製品に付与されるという「Advanced with ASUS Technology」ロゴを取得している。主な仕様は、CPUがIntel Xeon E3-1226 v3 (3.3GHz)、チップセットがIntel C222(ASUS製マザーボード)、メモリがPC3-12800 ECC 8GB(4GB×2)、ストレージが1TB HDD×2(WD Red WD10EFRX)、光学ドライブがDVDスーパーマルチドライブ、電源が300W 80PLUS Bronze、OSがWindows Server 2012 R2 Essentials。
2015年07月09日ソリトンシステムズは7月6日、セキュアなリモート・アクセス・ソリューション「Soliton SecureBrowser/Gateway」のファイル・サーバ・オプションとしてゲートウェイ・アプライアンス「Soliton SecureFile(ソリトンセキュアファイル)」を発売した。価格は100万円(税別、初年度センドバック保守を含む)。新製品により、既存のファイル・サーバを社内外問わずWindows/Mac/iOS/Androidから閲覧可能になるという。閲覧したデータは端末に残らず、セキュリティ・リスクは抑えられるとしている。既存環境に設置すると、普段使用しているWindowsユーザー・アカウントでファイル・サーバにアクセスし、Webベースでファイルやフォルダの一覧を表示できる。Soliton SecureBrowser/Gatewayとの連携により、さまざまな端末から場所を問わず、ファイル・サーバをセキュアに利用できるとのことだ。同製品を通じてファイル・サーバからダウンロードしたデータは、同製品の暗号化領域内に一時的に保存し、内蔵のファイル・ビュワーで閲覧可能。データはログアウトやタイムアウト時に消去するため、情報漏洩リスクを最小限に抑えられるという。またCIFSプロトコルでアクセス可能であり、Windows以外にもUNIX系OSやIaaS上のファイル・サーバでも閲覧でき、また大企業での利用が多い分散ファイル・システム構成(DFS)に対応するなど、昨今必要とされている企業ファイル・サーバ環境に合わせた機能を提供するとしている。
2015年07月07日富士通研究所は、遠隔地からファイル共有サーバを利用する際のファイルアクセスをソフトウェアで高速化するデータ転送高速化技術を開発したと発表した。従来、クラウドに集約されたファイル共有サーバを遠隔地から利用する際に、ネットワークの遅延によりファイルのアップロードやダウンロードに時間がかかるという課題があった。そこで同社ではこれまで、遠隔地間のデータ転送を高速化する技術として、一度送信したデータを2回目以降省略する重複除去技術を開発してきたが、ファイル共有プロトコル(CIFS、SMB)特有の処理があるため、効果が限定的だったという。ファイル共有プロトコル(CIFS、SMB)特有の処理と課題としては、多数のファイルを含むフォルダーのコピーでは、ファイルごとに属性情報やファイル取得の通信が発生するため、遅延が大きいネットワーク環境でフォルダーを転送すると各通信の遅延が累積して遅くなる点や、比較的大きなサイズのファイルを転送する場合、転送するファイルを数十KBといった小さなデータに分割して、各データにヘッダー情報を付加するが、このヘッダーは毎回変更される情報であるため、過去に同一のデータを転送したことがあっても異なるデータに見えるため、重複除去が効かない点があるという。そこで同社は今回、クライアント・サーバ間の通信を中継するソフトウェアを新たに導入することで、遠隔ネットワーク上で複数のファイル名、ファイルサイズなどの情報取得で発生する通信回数を減らし、ネットワーク遅延の影響を低減する技術を開発した。同社の社内実験では、容量の小さな多数のファイル転送を最大で10倍高速化できることを確認したという。さらに、ヘッダーの分離技術により、大容量ファイルの転送を最大で従来の20倍高速化することも確認した。今回、開発した技術では、サーバとクライアントの両方にデータ転送高速化のモジュールを設置し、以下の手順で高速化する。[サーバ側のモジュール](1) 複数ファイルを含むフォルダーのダウンロードが実行されていることを認識(2) ダウンロードするすべてのファイルを一括してクライアントの代理で先読み(3) 先読みしたファイルはまとめてクライアント側のモジュールに転送[クライアント側モジュール](4) ファイル共有クライアントからのデータ取得の要求にサーバの代理で応答これにより、遠隔ネットワーク上で複数のファイル名、ファイルサイズなどの情報取得で発生する通信を大幅に減らし、ネットワーク遅延の影響を低減することができるという。同社では、富士通での社内実証を経て、2015年度中にデータ収集・統合ソフトウェアの転送高速化機能として製品搭載を目指す。
2015年06月22日ジャパネットたかたは6月19日、「サントリー 南アルプスの天然水」専用のウォーターサーバーについて、期間限定の特別企画をスタートした。サーバーレンタル料金が90日間無料になるなどの特典を用意する。期間は8月23日まで。6月19日から8月23日までの期間中に、ジャパネットたかたでサントリーフーズのウォーターサーバーレンタルを申し込むと、通常は月額1,000円(税別)のサーバーレンタル料が90日間無料となる。そのほか、サーバーの設置料と初期設定、天然水配送料、天然水7.8L(1箱)、サーバー解約料が無料になる特典も用意。さらに、お茶漬けの素や味噌汁など計24袋がセットになった「永谷園 お楽しみセット」も付属する。
2015年06月19日ソフトバンク・テクノロジー(SBT)は6月16日、トレンドマイクロのサーバ向けクラウド型総合セキュリティサービス「Trend Micro Deep Security as a Service」の提供を開始したと発表した。サービスは、サーバの保護に必要なセキュリティ機能を包括的なセットとして提供し、管理マネージャーをトレンドマイクロのクラウドで提供するため、サーバの構築や運用管理などの運用コストを削減できる。また、SBTが提供する「Microsoft Azureマネージドサービス」は、Microsoft Azureに構築した顧客システムに対して、24時間365日の運用監視や、バックアップ、セキュリティなどの運用・保守を提供しており、オンプレミス環境(機器設置型)とMicrosoft Azure環境(クラウド型)のハイブリッド構成もサポート。短期間でコストを抑えてより高度なセキュリティ対策を提供することが可能となった。価格は、ライセンス費用17,800円/台・月(税別)で提供される。なお、Deep Securityエージェントを導入するサーバ台数ごとにライセンス費用が発生する。
2015年06月18日グリーンハウスは6月16日、家庭用スタンド型ビールサーバー「GH-BEERD-SV」を発表した。本体に缶ビールをセットしてレバーを引くと、超音波できめ細かな泡を作れる。発売は6月中旬。価格はオープンで、推定市場価格は7,980円(税別)。本体にセットできる缶ビールは330ml缶と350ml缶、500ml缶だ。本体には断熱材を使用しており、セットした缶ビールを保冷できる。レバーを手前に倒すとビールが、奥に倒すと泡が注がれる。1秒間に40,000回の振動を与える40kHzの超音波によって、なめらかで長持ちするクリーミーな泡を実現している。電源は単3形アルカリ乾電池×2本で、約1時間の使用が可能だ。電源部分は取り外し可能で、注ぎ口は丸洗いできる。本体サイズはW120×D186×H402mm、重量は約620g。対応する缶サイズは容量が330ml、350ml、500mlで、胴体部直径が66~68mmのもの。
2015年06月16日Synologyは12日、2ベイNASサーバとして、クアッドコアCPU搭載モデル「DiskStation DS715」とデュアルコアCPU搭載モデル「DiskStation DS215+」を発表した。6月中旬から出荷を開始し、価格はオープン、店頭予想価格(税込)は全社が64,000円前後、後者が55,000円前後。○DiskStation DS7151.4GHzのクアッドコアCPUと2GBのメモリを搭載する2ベイNASサーバ。HDDは別売となり、最大で8TBドライブ×2台の16TBをサポートする。OSには直観的な操作が可能な「DiskStation Manage」を採用し、リード最大216MB/s、ライト最大142MB/sの高速転送に対応。専用のハードウェア暗号化エンジンを備え、暗号化したデータであってもリード最大205MB/s、ライト最大77.62MB/sで転送できる。インタフェースにはGigabit Ethernet対応有線LAN×2基を搭載し、フェイルオーバーとLink Aggregationに対応。LAN接続が切断した場合でも、ネットワークの機能を続行する。RAID機能は、RAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10 / JBOD / Basic / Synology Hybrid RAIDで、最大ユーザーアカウント数は2,048だ。アドオンパッケージによる機能拡張に対応しており、クラウドストレージや同期、DNSサーバ、iTunesサーバ、DLNAサーバといった機能を追加できる。また、最大で30台のIPカメラのホストとしても利用可能。CPUはAnnapurna Labs Alpine AL-314(1.40GHz)、メモリはDDR3 2GB、最大容量は8TB×2台。92mmの冷却ファンを内蔵。USB 3.0×2、eSATA×1を装備し、本体サイズはW103.5×D232×H157mm、重量は1.69kg。○DiskStation DS215+デュアルコアCPUのAnnapurna AL-212(1.4GHz)と1GBメモリを搭載するモデル。転送速度はリード最大209MB/s、ライト最大139MB/s。暗号化エンジンを搭載し、暗号化したデータの転送速度はリード最大145MB/s、ライト最大71MB/sとなる。対応RAID機能は、RAID 0 / 1 / JBOD / Basic / Synology Hybrid RAID。そのほかの機能や仕様はほぼ共通。
2015年06月14日「エナジードリンクと栄養ドリンク」に関連する調査結果トレンド総研は「エナジードリンクと栄養ドリンク」に関する調査を実施した。調査対象は20歳代~50歳代までの男性女性500名で、調査方法はインターネット方式だ。「エナジードリンクと栄養ドリンクについて、どちらを飲んだことがあるか?」の質問では、全体の割合について【エナジードリンク】が45%に対し【栄養ドリンク】は83%で、栄養ドリンクのほうが、エナジードリンクよりも飲用の経験率が高い。また「エナジードリンク、あるいは栄養ドリンクを現在摂取しているか?」については、全体では【栄養ドリンク】が46%で【エナジードリンク】は22%と、現在栄養ドリンクを摂取している人の割合は、エナジードリンクを取り入れている人の割合よりも倍以上多かった。栄養&エナジードリンク、それぞれ飲みたい場面に違いはあるのか?さらに「栄養ドリンクを飲みたいと思う場面は?」とたずねると、1位【疲労の時】2位【栄養を体内補給したい時】3位【体調が良くない時】の順位結果となった。一方「エナジードリンクを飲みたいと思う場面は?」について、1位【リフレッシュしたい時】2位【気分を変えたい時】、3位【テンションを上げたい時】という結果が示されている。このような調査結果から、エナジードリンクは気持ちにパワーが欲しい時に、また栄養ドリンクは身体がつらい時に求められるようだ。夏バテ予防のドリンク選びについて、専門家のアドバイス同サイトの専門家は、タウリンや各種アミノ酸、ローヤルゼリーなどは夏の疲労を予防するために役立つので、このような成分が調合されているか注意して、エナジードリンクまたは栄養ドリンクを購入すると良いとアドバイスしている。(画像はトレンド総研より)【参考】・トレンド総研 レポート
2015年06月04日ファーストサーバは6月3日、同社が提供する中小企業向けのクラウド型レンタル・サーバ「Zenlogic ホスティング」において、ディスク総容量を最大2TBまで追加できる「Zenlogic ホスティング ディスク容量追加オプション」を提供開始した。12カ月契約時の月額料金は、10GBあたり90円(税別)。同サービスは提供基盤にクラウドを採用しており、ディスク容量とCPUやメモリのリソースはそれぞれ個別に設定できるという。新オプションは、管理画面からの申し込みでディスク容量のみを10GB単位で最大2TBまで追加できる。これにより、設計図や画像など大容量データの保管・共有、日々増大するメール・データの蓄積など、ディスク容量だけを大量に追加したいニーズに応えるとしている。
2015年06月04日マイクロンジャパンは2日、Crucialブランドから、8GbベースのDDR4サーバーメモリ「Crucial 8Gb-based Server Memory」と「Crucial Ballistix 16GB DDR4 Modules」の2シリーズを発表した。7月後半に提供の予定。○Crucial 8Gb-based Server Memory16GB・32GBのRDIMM、16GBのLRDIMM、16GBのECC SODIMというモデルを用意する。1チップで1GBの容量を達成する8GbベースのDDR4メモリにより、大容量メモリモジュールの製品化が可能となった。この技術を2400MT/sの速度を持つDDR4と組み合わせ、モジュールの密度が高くなるほど、チャンネル帯域幅、チャンネル密度、エネルギー効率が改善されるとしている。○Crucial Ballistix 16GB DDR4 Modules「Crucial 8Gb-based Server Memory」と共通のコンポーネントテクノロジーを採用する、コンシューマー向けの16GB DDR4メモリモジュール。現時点において最高密度のDDR4メモリとなっており、ゲーム、コンテンツ作成といったメモリ負荷の高いアプリケーションを使用するユーザーに最適としている。製品ラインは「Elite」「Tactical」「Sport LT」の3種類を用意しており、各モジュールには「Intel XMP 2.0プロファイル」が含まれる。
2015年06月03日セキュリティベンダーの英Sophosが先日、IT担当者を対象にしたサーバーにおけるウイルス対策調査について、驚くべき結果を発表した。調査に回答した486人のIT担当者の内、「WindowsとLinuxの両方のサーバでウイルス対策を行っている」と回答した人は285人、58%にとどまった。残りは「Linuxサーバにはウイルス対策を行っていない」(34%)、「サーバのウイルス対策はなにもしていない」(8%)となった。明らかに、Linuxサーバにアンチウイルスは不要と思っている人はたくさんいるようだ。その背景には「Linuxにマルウェア問題は存在しない」「アンチウイルスソフトはサーバの性能を劣化させる」という考えがあるようだ。ただ、当然ながらLinuxを狙うマルウェアは存在しており、サイバー犯罪者はLinuxサーバを"ハイジャック"して、スパムやマルウェアを拡散している。
2015年06月02日日立製作所は、UNIXサーバ「EP8000シリーズ」に、POWER8プロセッサーを搭載したミッドレンジサーバ「EP8000 E850」を追加し、5月21日から販売を開始すると発表した。本モデルは最新のPOWER8プロセッサー搭載により従来モデル比で約1.8倍に処理性能を向上。メモリを従来モデル比4倍となる最大2TB、I/Oスロット(PCI Express 3.0準拠)を従来モデル比約2倍となる最大11本まで搭載可能とするなど、ハードウェアリソースも強化している。そのほか、従来ハイエンドサーバで提供している、システムを稼働させたままプロセッサーやメモリを柔軟に拡張できるCUoD機能や、メモリ障害によるシステム停止を防ぐ動的メモリ切替機能などを搭載する。さらに、「EP8000シリーズ」全モデルにおいて、I/Oドロワーの接続台数を増強。「EP8000 E880」においては、CPUドロワー従来モデル比2倍の最大4台まで接続可能としたことにより、POWER8プロセッサーを最大128way搭載できるハードウェア構成を実現する。価格は3,031万9,000円(税別)~で、出荷開始は7月31日。
2015年05月20日マウスコンピューターは14日、同社の法人向けPCブランド「MousePro」で、Windows Server 2012 R2 Essentialsを搭載した同社製サーバ専用の出張設置・設定サービスを開始した。料金は基本プランが税別40,000円だが、2015年7月15日までサービス開始記念キャンペーンとして、5,000円オフで提供する。基本プランは、商品の開梱や設置およびケーブル類の接続、各種初期設定、セキュリティ対策としてOSの最新化(Windows Update)、ウイルス対策ソフトウェアの有効化といったサービスをワンセットになっている。また、サーバを利用するユーザーの作成や共有フォルダの権限設定を行う「ファイル共有」オプション、社外からサーバ内のデータへアクセスする機能の有効化や権限設定を行う「リモートWebアクセス」オプション、サーバの故障に備えてOSを含めた全体イメージやフォルダごとの定期バックアップを設定する「サーバーバックアップ」オプション、サーバに接続されたクライアントPCのOSやデータのバックアップが可能になる「クライアントバックアップ」オプションという4つのオプションプランを用意し、それぞれ税別14,000円で提供。ユーザーの運用方針に合わせて組み合わせることができるという。
2015年05月14日“パーク体験がもっと楽しくなる、おしゃれでかわいいドリンク”をテーマに展開、人気を集めている東京ディズニーリゾートのオリジナルドリンクブランドが、「D’s Delights」(ディーズ・ディライト)だ。現在パーク内では、4種のフローズンデザートドリンクを販売中で、その爽やかな味わいは過ごしやすい気候になるゴールデンウィークにぴったりだ。この「D’s Delights」、今回のコンセプトは“しあわせリッチ”。「ストロベリー&ミルクソフトクリーム」(500円)は、ストロベリーゼリーにちりばめられた小さなボールをかみ砕くと、中からグアバやマンゴーシロップが飛び出す楽しい一品。ミルクソフトクリームと合わせていただく新感覚のデザートドリンクだ。東京ディズニーランドでは、「スペースプレース・フードポート」で販売中。スウィーツを重ねた贅沢な美味しさは極上の味だ。東京ディズニーシーのサルタンズ・オアシスでは、「ピスタチオゼリー&塩レモンスムージー」(500円)を提供中。ピスタチオゼリー、ラズベリーソース、ホイップクリーム、塩レモンスムージーに、アーモンドをトッピング。ゼリーの甘みに塩レモンスムージーのほどよい酸味があい、さわやかなドリンクに。天気が良い日にいただけば、味わいも格別だ。現在、東京ディズニーリゾート全体では、スペシャルイベント、「ディズニー・イースター」を開催中。春の本格的な訪れを、新感覚の「D’s Delights」とともに大満喫してみて!※写真はすべてイメージです。過去の取材時に撮影した画像を再利用することがあります。(C) Disney(text:cinemacafe.net)
2015年04月30日