ニコラス・ケイジが、本人役である“俳優のニコラス・ケイジ”を演じるアクションコメディ映画『The Unbearable Weight of Massive Talent』(原題)が、まもなくアメリカで公開される。「Rolling Stone」誌のインタビューに応じたニコラスが、今作と今後出演したい作品について語った。コメディは「15年ぶり」だといい、「またコメディができる機会がやってくるかも。いいね」と今後もコメディに意欲的だ。「ミュージカルをやったことがないから、興味がある」とも。1998年に頓挫してまった、ティム・バートン監督×ニコラス主演の幻の『スーパーマン』はどうかと聞かれると、「これははっきりと言っておきたいことなんたけど」と裏話を明かし始めた。「ティム・バートンが私を選んだんじゃないんだよ。“私”がティム・バートンを選んだんだ。彼ら(スタジオ)は、レニー・ハーリンにやらせたがった。彼はナイスガイだ。完全にやり遂げられる。でも、私が持っていたカル=エル(クラーク・ケント/スーパーマン)のヴィジョンは、ティム・バートン流の表現による世界観寄りなんだ」と話した。残念ながら、ニコラス主演の『スーパーマン』は作られることがなかった。その結果、ポジティブな面、ネガティブな面の両方が残ったという。「ポジティブな面としては、キャラクターや、ティムと私がやろうとしていたことを、想像の世界だけでとどめたこと。いつだって(想像の世界は)具体化するよりもパワフルなものだから。ネガティブな面は、(映画が作られれば)特別なものになったのにということ。またの機会があるかって?わからないよ」と、今後の製作の可能性の完全否定は避けた。(Hiromi Kaku)
2022年04月18日アメコミの大ファンとして知られるニコラス・ケイジが、『THE BATMAN -ザ・バットマン-』の続編に「出演したい!」とワーナー・ブラザースにアピールしている。ワーナーは、『THE BATMAN -ザ・バットマン-』の続編を製作することをまだ正式には発表していないが、マット・リーヴス監督やロバート・パティンソンは乗り気であることをメディアに匂わせている。そこにニコラスも加わりたがっているようだ。米テキサス州で行われたエンタメイベント「SXSW」に出席したニコラスが、地元のテレビ局に語った。「ロバート・パティンソンがバットマンを演じる、新しいあの映画を観るのが楽しみなんだ。まだ観てないけれど、きっと最高に違いない」と、まだ観ていないという『THE BATMAN -ザ・バットマン-』に期待を寄せるニコラス。「ヴィンセント・プライスが60年代にバットマンドラマで演じたヴィランのエッグヘッド。あれを演じてみたい。絶対に彼を最高に演じられると思うよ。私にはエッグヘッドの構想がある。だからワーナー・ブラザースに伝えて。ぼくがエッグヘッド役をやりたがってるってね」。「Variety」誌によると、コミックブックに登場するエッグヘッドは、「世界で最も知能の高い一人であり、大犯罪者」だという。(Hiromi Kaku)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2022年03月17日エル・ファニング主演、ニコラス・ホルト共演のブラックユーモアをちりばめた宮廷ドラマ「THE GREAT~エカチェリーナの時々真実の物語~シーズン2」が、海外ドラマ専門チャンネル「スーパー!ドラマTV#海外ドラマ☆エンタメ」にて5月9日(月)より独占日本初放送決定。エルとニコラスからコメントも到着した。映画『女王陛下のお気に入り』の脚本家トニー・マクナマラが企画・脚本・製作総指揮を務める本作は、理想を夢見る少女エカチェリーナが国外から嫁ぎ、女性としてはロシア史上最長在位を記録する女帝となる生涯を描く宮廷ドラマ。歴史的史実をベースに、架空の物語などを盛り込み、ブラックユーモアをちりばめながら、史実とフィクションが絶妙にマッチングしたストーリーが展開する。シーズン1は、第72回エミー賞(2020)コメディシリーズ部門監督賞と脚本賞にノミネート、第78回ゴールデン・グローブ賞(2021)ではミュージカル・コメディ部門作品賞、さらに第28回全米映画俳優組合賞(2022)ではコメディ部門でアンサンブル賞(作品賞)、主演のエルが女優賞にノミネートされるなど高く評価を集め、今年の1月にはシーズン3への更新も正式に決定している。シーズン1キャストは、シーズン1に続き、主人公のエカチェリーナ2世をエル、彼女の夫であるロシア皇帝ピョートル3世役をニコラスが演じ、息ぴったりの演技を披露。日本語吹き替えには人気声優の早見沙織、関智一も続投する。また、新たなキャストとして「セックス・エデュケーション」「X-ファイル」で知られるジリアン・アンダーソンがエカチェリーナの母親ヨハンナ役を、『ハリー・ポッター』シリーズのルシウス・マルフォイ役で知られるジェイソン・アイザックスがピョートルの父親ピョートル大帝役を演じることも話題を集めている。待望のシーズン2では、宮廷内での陰謀と策略がさらに過熱していく中、エカチェリーナがついに「ザ・グレート」の称号を手に、権力を握っていく様子が描かれる。そしてシーズン1のラストで明らかとなった、エカチェリーナの妊娠によってピョートルとの関係、さらにそれぞれの政治的思惑にどう影響していくのかも、見どころになっていく。エル・ファニング(女帝エカチェリーナ)是非楽しんでくださいね! 放送開始までたくさんお待ちいただいてありがとう。待つだけの価値はあると思いますよ!ニコラス・ホルト(ピョートル3世)キャラクターたちのシーズン2での行方を楽しんでもらえたら嬉しいです。衝撃と、新たなサプライズがたくさんありますよ。ピョートルとエカチェリーナの関係性の発展もすごく楽しいです。シーズン1同様、皆さんに気に入っていただけることを祈っています。ストーリー理想を夢見るロマンチックなエカチェリーナは、気まぐれな皇帝ピョートルとお見合い結婚をするためロシアへやってくる。愛に溢れた輝かしい生活を思い描いていたが、一歩足を踏み入れるとそこは危険で堕落に満ちた保守的な世界だった。やがてそんな世界を変えようと決心し、夫ピョートルから帝位を奪うため次々と周りを味方につけ、ついにクーデターを起こすことに。ピョートルを殺すことはならなかったが帝位を譲るという契約を得ることに成功し、「ザ・グレート」の称号を手に入れたエカチェリーナ。権力を手にした彼女はピョートルとの関係、様々な政治的な思惑にどう立ち向かっていくのか!?愛に生きる女性、教師、統治者、友人、ファイターなど一生を通して様々な顔を見せてきた女帝エカチェリーナの人生を、時に史実を交えながら現代風に再現した“フィクション”ストーリー。「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~ シーズン2」は5月9日(月)より【二カ国語版】毎週月曜日22時~ほか、【字幕版】毎週月曜日24時~ほか「スーパー!ドラマTV#海外ドラマ☆エンタメ」にて放送。「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~ シーズン 1」は4月1日(金)より【二カ国語版】毎週月曜~金曜27時~アンコール放送開始。(text:cinemacafe.net)
2022年03月15日ニコラス・ケイジが、アクションコメディ映画『The Unbearable Weight of Massive Talent』(原題)で本人役のオファーを受けた際に、「3、4回は断った」ことを「The Hollywood Reporter」に明かした。本作のストーリーは、ニコラス演じる俳優のニコラス・ケイジが、多額の借金を返済するために渋々大金持ちの熱狂的ファン(ペドロ・パスカル)の誕生日に100万ドルのギャラをもらって出席する。そのファンは、金持ちであるだけはなく、麻薬カルテルのドンだった。ニコラスは彼を追っていたCIAに協力する羽目になり、これまで演じてきたキャラクターそのものになりきることを強いられる場面も…というもの。ニコラスは本人役のオファーを受けたとき、初めは漠然と腹が立っていたし「関わりたくなかった」という。しかし、監督・脚本のトム・ゴームカンから情熱的な手紙が届くと、考えが変わった。「なるほど。彼はニコラス・ケイジという人間を、バカにするはないんだと。初期の構想に、(自分に対する)心からの興味があるということがわかった」。説得を受け、納得したニコラスは、主演のみならず製作陣にも名を連ねた。以前、フィクション化されたニコラス・ケイジを演じた本作について、「自分は絶対に観ない!」と宣言していたニコラスだが、プロデューサーを務めたために「2、3回は観なければならなかった」と認めた。ゴームカン監督と製作スタジオの間に立ち、それぞれの意見をまとめ、それぞれに伝える役を担っていたという。(Hiromi Kaku)
2022年03月11日マルベリー(MULBERRY)は、ブランド創立50周年を迎えるアニバーサリーコレクション「マルベリーディション」にてデザイナーのニコラス・デイリー(NICHOLAS DALEY)とコラボレーション。限定アイテムがマルベリー各店舗ほかにて販売される。マルベリーとニコラス・デイリーの限定コラボ「マルベリーエディション」は、ブランド創立50周年を迎えたマルベリーが展開する限定カプセルコレクション。マルベリーのアイコニックなデザインやDNAからインスピレーションを得て、遊び心溢れるコンテンポラリーな4人のデザイナーたちをフィーチャーし、年間を通して限定アイテムを展開している。「マルベリー×ニコラス・デイリー」では、ジャズ、レゲエ、ロックなど、1960年代や1970年代に一世を風靡した音楽ムーブメントにインスピレーションを受けた。マルベリーのアイコンとして愛されるユニセックスのサッチェルバッグ「アントニー」の限定モデルを5つのサイズで展開するほか、ハットやポーチなども揃える。すべてユニセックスで使えるデザインだ。フリンジや編み込みで飾られたアイコンバッグ「アントニー」「アントニー」には、ジミ・ヘンドリックスなどのミュージシャンがステージ上で着用したファッションアイテムに着想を得たホイップステッチ、フリンジ、編み込みといったディテールが取り入れられた。マルベリーのシグネチャーであるポストマンズロックの留め具は、横ではなく縦に配され、繊細な刺繍が加えられるなど新しい顔を見せている。素材は、スエードやグレインレザー、コットンキャンバスを巧みに組み合わせ、カラーは、ネイビー、オークル、オークなどで仕上げている。マルベリー初の楽器用アクセサリーもまた、今回のコラボレーションではマルベリーで初となる楽器用アクセサリーが登場。デイリーと交友関係にあるミュージシャンがステージで演奏する姿をイメージしてデザインされている。【詳細】マルベリー×ニコラス・デイリー発売日:2022年1月13日(木)取り扱い店舗:マルベリー各店舗および公式オンラインストア価格例:アントニー メッセンジャー(ロイヤルブルー×ブルーサファイア) 262,900円アントニー(マスタード×ライトブラウン) 216,700円スモール アントニー(ロイヤルブルー×ブルーサファイア) 169,400円ミニ アントニー(フリンジ/ロイヤルブルー×ブルーサファイア) 107,800円ミニ アントニー(マスタード×ライトブラウン) 92,400円レザーバケットハット 156,200円サクソフォンストラップ 92,400円
2022年01月17日大ヒット公開中のドニー・イェン&ニコラス・ツェーW主演作『レイジング・ファイア』より、主演2人のインタビュー映像が解禁。併せて、本作のラストに流れる話題沸騰中の主題歌のショートMV映像も日本語歌詞付きで特別公開された。先月24日に公開されるやいなや映画ファンを魅了し、1月1日~2日のミニシアターランキングでも1位を獲得、大きな盛り上がりを見せている本作。7日(金)からは上映館が拡大され、まだまだ旋風は止まない模様だ。この度解禁となったインタビュー映像では、本作で久しぶりの共演となったドニー・イェンとニコラス・ツェーが2人の共演シーンをふり返っている。正義を貫くチョン警部(ドニー・イェン)と、彼とかつて師弟関係だった復讐に燃える元警官ンゴウ(ニコラス・ツェー)がそれぞれの怒りの炎を激突させる本作は、アクションシーンだけでなく、2人の運命を分かつことになった、ある過去の事件をめぐる2人の感情のぶつけ合いも見どころのひとつ。ニコラス・ツェーは「時には、勝負は大きなアクションとは限らない。むしろ勝負は4ページの会話にあります」と語り、「何もない部屋、そこには二人だけ。これこそ対決だ」と、容疑者と疑われたンゴウがチョン警部から取調室で尋問をうけるシーンをふり返る。さらに「あとは墓地のシーンも好きだ」と、劇中チョンと久々に対面する場面をあげ、「印象に残ったシーンはアクションだけでない。セリフで表現することがとても楽しかった」と話す。ドニー・イェンも取調室でニコラスに詰め寄る場面を「静かな対峙と動きのある対峙があるが、あのシーンは強烈だった。お互いにピークに達していた」とコメント。さらに、ンゴウが復讐を決意するきっかけとなった4年前の法廷でのシーンをふり返り、「法廷でチョンとンゴウの会話はないが、彼は私がどう検察官に答えるか見ている、そして私も彼が自分を見ているのはわかっている。会話がなくてもそこには交流が存在する」と説明。そして「私はどのように演じるかを考えた。仲間と正義のどちらかを選ばなければならない。真相を語らなければならないが、そうすると彼を傷つけてしまう」と、ンゴウの存在を感じながら、チョンの感情を演じていたことを明かした。その口ぶりからはドニーがニコラスとの久々の共演を楽しんでいた様子がうかがえる。また、インタビューの合間には、現場でドニー、ニコラスそしてベニー・チャン監督が和やかに話すシーンもあり、撮影現場の充実ぶりが感じられる。そして、ドニー・イェンとニコラス・ツェーの共演は劇中だけにとどまらず、本作の主題歌を歌うニコラスからのオファーを快諾し、ドニーもMV撮影に参加。エレキギターをかき鳴らすニコラスに対し、ピアノを奏でるドニーは優雅かつ情熱的だ。今回はそのMVを特別に日本語歌詞をつけて公開。本作の世界観を表すその歌詞にも注目して欲しい。「もし登場人物の運命が入れ替わっていたら、どうなっていただろうと考えた」と語るドニー・イェン、そしてニコラス・ツェーが体現する人間ドラマが魅力でもある本作。2人のアクションはもちろん、「静かな対峙」でも魅了する香港警察アクションの新たな傑作だ。『レイジング・ファイア』はTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レイジング・ファイア 2021年12月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
2022年01月10日俳優ニコラス・ケイジ(58)の5人目の妻であるリコ・シバタ(27)が、第1子を妊娠していることがわかったとPEOPLE誌が報じている。ケイジは、2年ほど前に撮影で訪れた滋賀県で京都府出身のシバタと出会い、昨年2月に結婚。ラスベガスのホテルで行われた結婚式では、シバタさんは赤裏の黒い引き振り袖を着用し、Kiroroの「冬のうた」を流していたと、当時THE SUNなどが伝えていた。ケイジには、最初の妻で女優クリスティーナ・フルトンとの間に生まれたウェストン・コッポラ・ケイジ(31)、ウェイトレスをしていたコリアン系アメリカン、アリス・キムとの間にカル=エル・コッポラ・ケイジ(16)がおり、今回で3人目の子どもの誕生となる。ケイジの代理人は、「2人は親になることに大喜びしています」とPEOPLE誌にコメントした。誕生時期や性別などについては明かされていない。
2022年01月07日ニコラス・ケイジと妻のリコ・シバタさんに第1子が誕生することが明らかになった。ニコラスの代理人が「もうすぐパパとママになる2人は大喜びです!」と「People」誌に認めた。ニコラスには31歳のウェストンと16歳のカル・エルの2人の息子がおり、今回誕生する子どもは3人目となる。なお、ウェストンには4人の子どもがいることから、ニコラスはすでに“おじいちゃん”でもある。ニコラスは2021年2月16日、亡き父の誕生日にリコさんとラスベガスのホテルで結婚式を挙げた。当時ニコラスは56歳でリコさんは26歳。30歳の年の差婚に驚きの声が上がったが、「結婚したのは本当です。私たちはとてもハッピーです」とニコラスは喜びを炸裂させていた。結婚後の7月、2人はニコラスの主演映画『Pig』(原題)のイベントでレッドカーペットデビュー。10月にはともにトム・フォードの衣装を身につけ、「Flaunt」誌の表紙を飾った。翌月の「GQ Men of the Year」のパーティーにも2人で出席し、リコさんは華やかな着物をまとっていた。ニコラスは過去4度の結婚・離婚を経験しており、リコさんとの結婚は5度目。ニコラスが園子温監督の『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』の撮影で日本に滞在していた際に、自身とリコさんの共通の知人を通して知り合ったという。(Hiromi Kaku)
2022年01月07日ニコラス・ケイジ、アンドリュー・ガーフィールドらが、「The Hollywood Reporter」が毎年開催している「アクターズ・ラウンドテーブル」に出席。俳優業について語り合うなかで、2019年4月にニコラスがカラオケで熱唱(絶叫)している動画が流出した事件の話題になった。「ぼくにとって、カラオケはセラピーのようなものだった。だれかにぼくのパンク・ロックバージョンのプリンスの『パープル・レイン』を歌っている姿を撮られて、いたるところにバラまかれるまでは。こう言ったよ。『もうカラオケには行かないんだ』ってね」と3年前を振り返るニコラス。すると、すかさずアンドリューが「世界から才能を取り上げないで。あなたは与え続けなきゃ」とニコラスに「カラオケ通い」を続けることを勧めた。しかしニコラスは「カラオケは、個人的なものだと思う。お祈りみたいな」と回答。動画が流出し拡散されたのは、ニコラスにとって「4度目の結婚が4日で破綻」したというツラい時期でもあった。「UPROXX」によるとニコラスはプリンスの大ファンで、「ぼくのヒーローの一人」と呼んで敬愛。プリンスと会った際に「写真を一緒に撮って」と頼むも断られてしまったが、「理解する。それでも大好き」とプリンス愛を貫いていた。(Hiromi Kaku)
2022年01月06日中国で公開4週連続1位を記録、220億円突破の大ヒットとなった『レイジング・ファイア』から、ドニー・イェンとともにW主演を務めたニコラス・ツェーが、恩師ベニー・チャン監督の遺作となった本作への熱い思いを語るインタビューや撮影風景をおさめたメイキング映像が到着。さらにニコラス・ツェーの“闇落ち前と後”アザーカットが到着した。ベニー・チャン監督は、ジャッキー・チェン主演の『香港国際警察/NEW POLICE STORY』をはじめ数多くの大ヒット作を放ち、ポリス・アクションを極めつつ、サスペンスとヒューマン・ドラマを融合する名手としても知られた。2020年に58歳で惜しまれながら他界し、遺作となった本作は中国で公開された香港映画歴代1位の興行成績を記録した。ドニー・イェン演じるチョン警部とかつては師弟関係にあったが、ある事件がきっかけで復讐の獣と化した元エリート警官ンゴウを演じたニコラス・ツェーは、ベニー・チャン監督のつながりは深く、初めての出会いはニコラスが19歳の時に出演した『ジェネックス・コップ』。当時監督から厳しく接された経験がそのあとの自分の成長に必要不可欠だったと後にふり返るほどで、その後も『香港国際警察/NEW POLICE STORY』『インビジブル・ターゲット』『新少林寺/SHAOLIN』『プロジェクトBB』とベニー・チャン監督作に何度となく出演し、共に新たなキャラクターとアクションの限界に挑戦してきた。解禁となったメイキング映像で、ニコラス・ツェーはまず「“これこそ香港アクション”だと堂々といえる映画で久しぶりに演じることが出来ました」と力強く話す。「そして、今の時代では、命懸けで映画を撮ろうとする役者や監督はどんどん減っていますからね」と続け、「ようやくこの映画に出会えました」と感慨深く語る。また、鬼気迫る銃撃戦の撮影風景やアクションの段取りを真剣な表情で確認する姿もあり、特にアクションについては「今回は技術的な細かいところが難しかった。ラストの10分間で、(ドニー・)イェン兄さんと長い格闘シーンが二つありました。1つ1つのアクションを通じてその役の性格やイメージを表現しています」と身振り手振りを加えながら説明。映像には、撮影現場でニコラス・ツェーらに演出するチャン監督の様子もおさめられており、そこには元警官だったンゴウが悪人になってしまった、その心情を熱心に説明する肉声も収められている。そして今回あわせて解禁となったニコラス・ツェーのアザーカットは、ンゴウの闇落ち前と後のシーンカット。そこから垣間見られる人間の複雑さが、単なるアクション映画ではない本作の魅力の1つとなっている。最後に「もしこの映画について尋ねられたら、私とベニー監督は間違いなく心残りはありません。“これこそ香港アクション”だと皆さんが覚えてくれることを願っています」と語るニコラス・ツェー。作品と、恩師である亡き監督への熱き想いを明かしている。『レイジング・ファイア』は12月24日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レイジング・ファイア 2021年12月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
2021年12月12日ニコラス・ケイジが、ユニバーサル・ピクチャーズで製作されるモンスター映画『Renfield』(原題)でドラキュラを演じることがわかった。「The Hollywood Reporter」などが伝えた。タイトルロールのレンフィールドを演じるのは、ニコラス・ホルト。映画『ドラキュラ』の原作となったブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」に、血を飲めば不老不死になれると思い込む精神病院の患者として登場。のちにドラキュラのしもべとなる。本作が原作やユニバーサルのオリジナル版『魔人ドラキュラ』の設定にどれだけ忠実に沿った描き方がされるかは不明だが、監督のクリス・マッケイ(クリス・プラット主演作『トゥモロー・ウォー』)によると、「舞台は現代で、コメディ色の強いアドベンチャーストーリーになる」という。脚本はアニメ「リック・アンド・モーティ」のライアン・リドリー。これまでにドラキュラ役を演じてきた俳優はベラ・ルゴシ、ゲイリー・オールドマン、フランク・ランジェラ、クリストファー・リー、ジェラルド・バトラー、ルーク・エヴァンスなど多数いる。ツイッターでは「クリストファー・リーも認めるドラキュラになるだろう」「完璧なキャスティング」「シリアスな映画じゃないっていうのがいいね」などの期待の声が寄せられている。(Hiromi Kaku)
2021年12月01日『イップ・マン』シリーズや『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のドニー・イェンと『ジェネックス・コップ』や『孫文の義士団』のニコラス・ツェーがW主演を果たし、中国で公開4週連続1位を記録、220億円突破の大ヒットとなった『レイジング・ファイア』より、日本版予告編が解禁された。今回解禁された予告編では、ドニー・イェン演じる犯人逮捕のためなら躊躇しない正義感溢れるチョン警部が、麻薬組織の壊滅作戦中、謎の仮面を被った集団に襲撃され警官仲間を惨殺されてしまう場面から始まる。その事件の黒幕として対峙するのが、ニコラス・ツェー演じる、かつての同僚で弟子のような存在だったンゴウ。彼はある事件で警察組織にはめられ投獄されており、犯人を問う尋問に対し「あんたを恨んでる奴かも」とチョンに冷たく言い放つ。そしてここから激しい闘いが展開されるのだが、本作のアクション監督も務めたドニー・イェンが魅せる1対多勢の肉弾戦やニコラス・ツェーの華麗なナイフバトル、バイクを使ったカーチェイスに大迫力の銃撃戦、ド派手な大爆破など、様々なアクションとドラマがスピーディーに展開し、一秒たりとも目が離せない。またその魅力について、『るろうに剣心』シリーズなどで知られ、本作でスタント・コーディネーターを担当した谷垣健治は「ドニーとベニー・チャン監督がタッグを組むのは26年ぶり。ベニー・チャン監督は大衆的で派手なものが好きで、ドニーはもう少しディテールの凝ったものが好きなのですが、その違いがうまく調和していました。二人が一緒にやることによる化学反応が大きかったのだと思います」と解説。さらに谷垣さんが担当し、撮影に2週間かけたというクライマックスを飾る迫真の一騎打ちは本作の1番の見どころとなっている。かつて良き師弟関係だったチョンとンゴウは、なぜ対立してしまったのか。予告編からも垣間見られる、ドニー・イェンとニコラス・ツェーの壮絶な死闘から目が離せない。『レイジング・ファイア』は12月24日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:レイジング・ファイア 2021年12月24日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
2021年11月16日ドニー・イェンとニコラス・ツェーがW主演し、中国で公開4週連続1位、220億円突破の大ヒットとなった映画
2021年11月01日園子温監督のハリウッドデビュー作でニコラス・ケイジ主演の映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』の公開記念舞台あいさつが9日、都内の劇場で行われ、園監督、栗原類、坂口拓(TAK∴)、中屋柚香が登壇した。『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『ヒミズ』『新宿スワン』などを世に送り出してきた鬼才・園子温。2019年に心筋梗塞で倒れるも復活し、ハリウッドデビューを果たした。本作はサムライタウンを舞台に、ニコラス演じる悪名高き銀行強盗ヒーローが、世界を牛耳る悪徳ガバナー(ビル・モースリー)の魔の手から逃れたバーニス(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すために奮闘するストーリーが展開される。「15年以上前からハリウッドで映画を撮りたくて何度もオーディションに行っていた」という園監督は、念願のハリウッドデビューに「感無量。すごいうれしいです」と喜び。「2年前に心筋梗塞で倒れる前、この映画がメキシコ舞台の西部劇になるはずだった。倒れてからニコラスが心配してくれて『日本で撮影をしよう』と提案されて、こうなった。そこから180度、映画が変わった。心筋梗塞のせいでというよりは、心筋梗塞のおかげでこんな奇妙な映画が作られた。いまは自分の心筋梗塞にありがとうと言いたい」と思いを吐露した。園監督と同じくハリウッドデビューとなった栗原は、本作で不思議な街ゴーストランドの住人で、人間をマネキンに閉じ込めるキュリを演じた。奇妙なキャラクターだが、「文字にするとシュールな役柄ですけど、僕はこういう色物系の役をやることが多い。監督の『みんな!エスパーだよ!』でもエスパー役だったし、地球外生命体を演じることが多い。だからこの役のアプローチは割とスムーズだった」と役作りを振り返った。共演したニコラスとは「かなり話す機会があった」といい、「ハリウッドスターだけどそれを全然出すことなく、気さくで話しやすいお兄さん。第一線で活躍されている所以の一つだと思った」と明かす。また「本番には入ったときの集中力が日本人俳優に出せないようなもので、圧倒されて勉強になりました」とハリウッド流の仕事の姿勢を学んだという。ニコラスについて、園監督も「ニコラスとは撮影前に一緒に安い居酒屋に行った。新宿のゴールデン街で飲んで、カラオケに行った。ボディガードが1人もいない状態で」とスターらしからぬフレンドリーな交流を告白。撮影中「ニコラス・ケイジだと忘れる」ほど気さくで、「すごく謙虚で、いい意味でスター性の微塵も感じない。何も考えずに演出していました」と人柄を語った。ニコラスと「LINEともだち」の園監督は、出来上がった本作をLINEで送ったところ「すばらしい。ファンタスティック!」と褒めてくれたと報告。また、ニコラスは本作に出演していた日本人女優と出会い、5度目の結婚を果たす。園監督はまさに「キューピット」で、「ニコラスは日本でもう一度式を挙げたいと言っていたので、そのときは仲人をしたい」と笑顔だった。
2021年10月09日園子温ハリウッド監督デビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』より、主演のニコラス・ケイジとヒロインのソフィア・ブテラのメイキング写真が公開された。本作は、架空未来都市サムライタウンを舞台に繰り広げられる、痛快エンターテインメント。今回到着したメイキング写真では、園監督の世界観を表現すべく、悪名高き銀行強盗ヒーロー役のニコラス、ヒロイン役のソフィアが、それぞれゴーストランドでの演技について、園監督と入念に打ち合わせする姿が収められている。また、アクションが見どころとなるサムライタウンでの動きについて、2人が園監督に相談している場面や、クランクアップ時のスリーショットも併せて到着した。『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:プリズナーズ・オブ・ゴーストランド 2021年10月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021 POGL SALES AND COLLECTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年09月27日園子温監督がニコラス・ケイジとタッグを組んだハリウッド進出作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』が10月8日(金)より公開。この度、ニコラスがなんとママチャリに乗っている本編映像と、そのシーンについて語ったコメントが到着した。この度解禁された本編映像では、ニコラス演じるヒーローが、悪徳支配者ガバナー(ビル・モーズリー)の孫娘バーニス(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すため、サムライタウンからゴーストランドへ出発するシーンから始まる。時限爆弾付きの革のスーツに身を包み、車に乗り込みエンジンをかけるヒーロー。かつて『60セカンズ』をはじめ、数々の名車でカーチェイスを見せてきたニコラスは、本作でもその腕を見せつけるかのようにスピンをかけ、サムライタウンの住民が息を呑む!いよいよニコラスのカーアクションが…と期待がかかるその瞬間、おもむろに車から降り、小走りで“ママチャリ”にまたがり必死に漕ぎ始める。その様子を見ていた住民は思わず「クール」とつぶやく。時間制限があるにもかかわらず、ママチャリで無事にゴーストランドへたどり着くのか!そして決められた時間内にバーニスを連れ戻すことができるのか!?このシーンについて園子監督は「どうしてもニコラスをママチャリに乗せたかった」と語り、思い入れのある大事なシーンだったと語っている。ママチャリとは荷物や子どもを乗せるためのキャリー(カゴなど)がついた日本特有の自転車として海外でも知られるが、そんな監督の思いを充分に汲んだニコラスは「園さんは、こちらが疑問を持ったりしない監督たちの一人です。ただ、こういう方向に行ってくれと彼が言うところに行くだけ。だから僕はそうしたんです。でも、僕は自転車に乗っていて、少し間抜けな気がしました。でも、完成した映画を観た時、それはとても素晴らしいと思いました。素晴らしい選択だったと思いました。園さんが僕にそうするようにと言ってくれたことに感謝しています」と感慨深く語る。さらに、監督から現場ではどのような指示があったかと尋ねると、「僕はただ、『オッケー。あなたが僕に自転車に乗って欲しいなら、僕は自転車に乗る。僕はベルを鳴らすことだってやるよ!』って言ったんです(笑)。彼が僕にやって欲しいことはどんなことでも僕はやりました。だから、僕はこの映画を作ったんです。彼の頭の中に、彼のビジョンの中に入って、彼の世界を歩くためにね。それはとてもスペシャルで、ユニークで、芸術的な想像の世界なんですよ」と、園監督に全幅の信頼を寄せて撮影をやり遂げ、プロフェッショナルな一面を見せたことを明かしている。『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プリズナーズ・オブ・ゴーストランド 2021年10月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021 POGL SALES AND COLLECTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年09月23日中国で公開4週連続第1位の大ヒットを記録したドニー・イェン&ニコラス・ツェーW主演作『Raging Fire』(英題)が12月に日本公開されることが決定。さらに東京国際映画祭<ガラ・セレクション>部門に出品されることも決まっている。今回、ドニー・イェンが演じるのは犯人逮捕のためなら躊躇のない正義感溢れる警官チョン。麻薬組織の壊滅作戦中、謎の仮面を被った集団に襲撃され仲間を惨殺されるが、実はその事件の黒幕が、3年前に警察組織にはめられ投獄させたかつての同僚で弟子のような存在だったンゴウ(ニコラス・ツェー)だと知る…。ドニー・イェン-(C)Getty Images主演を務めるドニー・イェンは、『イップ・マン』シリーズなど数々のアクション映画に出演し、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で演じた盲目の戦士チアルート役は大きな話題を呼んだ。本作でも、その名を世界に轟かせるドニーのアクションはさらに目が離せない迫力になっている。また、『孫文の義士団』のニコラス・ツェーが、警察組織への復讐を誓った復讐鬼ンゴウとして最凶最悪の敵を演じ、爽やかな風貌からは想像もつかない狂気の殺戮者としてチョンたちの前に立ちふさがる。監督は『新少林寺/SHAOLIN』『香港国際警察/NEW POLICE STORY』など数々のアクション映画を世に出した香港アクション映画界の巨匠ベニー・チャン。2020年に58歳の若さで急逝したため、本作品が彼の遺作となる。ニコラス演じる狂気の殺戮者と、ドニー演じる警察官の対決を大胆なアクションと手に汗握るストーリー展開で描いていく。本作には、プロデューサーにドニー・イェンも名を連ねており、さらに谷垣健治(『るろうに剣心』シリーズなど)がスタントコーディネートを務めている。警察官vs復讐鬼の手に汗握る攻防で観る者全てを緊張と興奮の渦に巻き込むこと間違いなしの本作は、今年の第34回東京国際映画祭ガラ・セレクション出品も決定。今後の情報にも注目したい。『Raging Fire』は12月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Raging Fire 2021年12月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
2021年09月21日園子温×ニコラス・ケイジの痛快エンターテインメント『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』より、本予告が解禁された。この度解禁された予告編では、ニコラス・ケイジ演じるヒーローと、ソフィア・ブテラ演じるバーニスが「ここはゴーストランド。逃げ出すことはできない」と何者かに宣告されるシーンから始まる。狐や般若の面を被った人が立ち並ぶサムライタウンが映ると、銀行強盗で罪人として投獄されていたヒーローが、強制的に牢獄から連れ出される場面に。悪徳支配者ガバナー(ビル・モーズリー)から、「凶悪犯の君にしかできない仕事だ」と保釈と引き換えに、ガバナーの孫娘バーニスを連れ戻す仕事を引き受けるヒーローだったが…。不気味に立ち上がるきのこ雲や「助けて!」と泣き叫ぶバーニスの姿が映し出される。そんな混沌とした状況のなか、悪こそ正義、ヒーローが時間の止まったゴーストランドの時計台の上で、「不可能だと!? 必ずお前たちを自由にする!」と囚われた住民たちに向けて吠える。果たしてヒーローはゴーストランドの住民を自由にすることができるのか?そして時間内にバーニスを連れ戻すことができるのか?ニコラスやソフィア、TAK∴らの見事な殺陣アクションも確認でき、ニコラスがフンドシ1枚で連れ出されるシーンも。映像の最後はヒーローの「サイコー!」というセリフで締めくくられ、本編の見どころが詰まった、期待が高まる予告編となっている。『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プリズナーズ・オブ・ゴーストランド 2021年10月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021 POGL SALES AND COLLECTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年09月17日ニコラス・ケイジがウエスタン映画2本に立て続けに主演することになった。1本目は『Butcher’s Crossing』。バッファローハンターたちの物語で、監督はゲイブ・ポルスキー。もう1本は『The Old Way』。ガンマンを引退して、小さな店のオーナーとして静かに過ごしていた男が、妻を殺されたことで再び危険な世界に戻るという物語のようだ。監督は『アクト・オブ・バイオレンス』のブレット・ドノフー。この2本は連続してモンタナ州で撮影されるとのことだ。ケイジの次回公開作は、今年のサンダンス映画祭でお披露目された園子温監督の『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』。文=猿渡由紀
2021年09月09日園子温監督のハリウッドデビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』のポスタービジュアルが公開された。本作は架空の未来都市サムライタウンを舞台に、ニコラス・ケイジ演じる悪名高き銀行強盗のヒーローが活躍する姿を描いたもの。ヒーローは街を牛耳る悪徳支配者ガバナー(ビル・ モーズリー)のもとから逃げ出したバーニス(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すよう命令を受け、一度はその命令を拒むも、制限時間を超えると爆発するスーツを無理やり装着されてしまう。ゴーストタウンまでバーニスを追う羽目になったヒーローだが、決められた時間内にサムライタウンに戻らなければ自身の命が危ない。ヒーローは無事時間内に戻ることができるのか、最後までスリリングな展開が繰り広げられる。ケイジの脇を支えるハリウッド俳優に『キングスマン』のソフィア・ブテラ、数々の作品で怪演を披露してきた伝説的俳優ビル・モーズリー、監督としても活躍する名優ニック・カサヴェテス。そして日本からは『キングダム』等アクション映画で活躍する TAK∴や、映画・ドラマ・舞台で活躍中の栗原類、園監督作の常連であり日本映画を支える名バイプレイヤー渡辺哲、NHK連続テレビ小説『エール』で活躍した潤浩)などが参加した。この度公開されたポスタービジュアルは、主人公のヒーローが額に皺を寄せ遠くを見つめているショットを中心に、周りには「悪こそ正義」「狂暴かつ強烈!!」の文字が踊る。混沌の中にも、園子温ワールド全開の日本版ビジュアルが完成した。制作途中には、ケイジ本人から「ちょっと賑やかすぎない…?」とのリクエストがあり、デザインを変更したというエピソードも。完成したビジュアルを見てケイジは「タイトルのフォントと色味もイイネ!」と太鼓判を押したという。園子温監督の『アンチポルノ』を気に入り、出演を熱望していたというケイジ。海外で「間違いなくcrazy!」「ヤバイ!最高に楽しい映画だ!」と評判を得た『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』がいよいよ日本に上陸する。『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』10月8日(金)より公開
2021年09月05日数々の問題作を世に送り出し、日本映画界の話題を席巻し続けている園子温監督がニコラス・ケイジを主演に迎えたハリウッドデビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』より、世界観が溢れ出る場面写真が解禁となった。和洋折衷な独特の世界観を持つ架空の未来都市サムライタウンを舞台とした本作。主演のニコラス・ケイジは悪名高き銀行強盗の「ヒーロー」を演じる。そのケイジの脇を支えるハリウッド俳優は、物語の発端となるヒロイン、バーニス役に『キングスマン』のソフィア・ブテラ、街を牛耳る悪徳支配者ガバナー役に、数々の作品で怪演を披露してきた伝説的俳優ビル・モーズリー、そして監督としても活躍する名優ニック・カサヴェテスが出演。そして日本からは『キングダム』等アクション映画で活躍する TAK∴(坂口拓)らに加え、映画・ドラマ・舞台で活躍中の栗原類、園子温監督作の常連であり日本映画を支える名バイプレイヤー渡辺哲、NHK連続テレビ小説「エール」などで活躍した潤浩(ゆんほ)などが参加した。この度解禁された場面写真6枚の中には、人間をマネキンに閉じ込めてしまうというゴーストランドの住人キュリを演じた栗原類と、ヒーロー(ニコラス・ケイジ)がバーニス(ソフィア・ブテラ)を探しにやってきた場面の共演ショットも。栗原さんは本作の出演に関し、「人生初の海外作品に関わることができて本当に嬉しい!」と自身のTwitterで喜びの声を伝えている。また、アクション俳優でありアクション監督としても活躍中の、TAK∴(坂口拓)が、悪徳ガバナー(ビル・モーズリー)の用心棒としてヒーローとの真剣勝負を繰り広げる場面も確認でき、息を呑むような緊張感が伝わってくる。ほかにもサムライタウンにて真っ白なスーツに身を包み手下達を引き連れたガバナーの姿や、そのガバナーと対峙するヒーロー、バーニスが涙ながらになにかを訴えるシーンなど、緊迫したドラマを期待させる場面写真が満載だ。園子温とニコラス・ケイジという、狂暴かつ強烈なふたつの才能から生まれた痛快エンターテインメント。その奇跡的な融合に注目が集まる。『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は10月8日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほかにて全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プリズナーズ・オブ・ゴーストランド 2021年10月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021 POGL SALES AND COLLECTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年08月27日園子温監督とニコラス・ケイジがタッグを組む、映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』の場面写真6枚が一挙公開された。本作は園監督のハリウッドデビュー作であり、架空の未来都市“サムライタウン”を舞台とした痛快エンタテインメント。悪名高き銀行強盗のヒーロー(ニコラス・ケイジ)はある日、街を牛耳る悪徳支配者ガバナー(ビル・ モーズリー)のもとから逃げ出したバーニス(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すよう命令を受ける。一度はその命令を拒んだものの、制限時間を超えると爆発するスーツを無理やり装着され、ゴーストタウンまでバーニスを追う羽目に。決められた時間内にサムライタウンに戻らねば自身の命が危ないヒーローは、果たして無事時間内にバーニスを連れ戻すことができるのか。観るものをハラハラドキドキさせる、緊迫したドラマに『キングスマン』のソフィア・ブテラ、数々の作品で怪演を披露してきた伝説的俳優ビル・モーズリー、監督としても活躍する名優ニック・カサヴェテス、日本からアクション映画で活躍するTAK∴、映画・ドラマ・舞台に幅広く出演する栗原類、日本映画界を支える名バイプレイヤー渡辺哲、NHK連続テレビ小説『エール』に出演した潤浩などが参加した。この度公開された場面写真は6枚。「人生初の海外作品に関わることができて本当に嬉しい!」と自身のTwitterで喜びの声を呟き、人間をマネキンに閉じ込めてしまうというゴーストランドの住人キュリを演じる栗原と、バーニスを探しにやってきたヒーロー演じるケイジの共演ショットが公開となった。また、TAK∴が、モーズリー演じる悪徳ガバナーの用心棒としてヒーローとの真剣勝負を繰り広げる、息を呑むような緊張感が伝わるショットも。他にもサムライタウンにて真っ白なスーツに身を包み手下達を引き連れたガバナーの姿や、そのガバナーと対峙するヒーロー、バーニスが涙ながらになにかを訴えるシーンなど、緊迫したドラマを期待させるショットが満載となっている。映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』10月8日(金)より公開
2021年08月27日園子温監督がニコラス・ケイジ主演で贈るハリウッドデビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』の30秒特報が完成し、新たな日本人キャストの発表と併せて解禁となった。世界中の映画ファンを魅了してきた園子温監督が、ニコラス・ケイジを主演に迎えハリウッドデビューを果たした本作。『キングスマン』のソフィア・ブテラ、監督としても活躍するニック・カサヴェテス、ホラー界の伝説的存在であるビル・モーズリー、日本からはTAK∴(坂口拓)や中屋柚香など、個性的な面々が脇を固めている。そして新たに発表された日本人追加キャストは、映画・ドラマ・舞台で活躍中の栗原類、日本映画を支える名バイプレイヤーであり『冷たい熱帯魚』ほか園子温監督作の常連、渡辺哲。そしてNHK連続テレビ小説「エール」などで活躍した潤浩(ゆんほ)が、園子温ワールドで無垢な笑顔を見せる。またこの度、30秒特報も完成。映像は、鎧を着た集団が立ちはだかるシーンから始まる。スーツ姿のニコラス・ケイジが一転、革のボディスーツに身を包み、サムライタウンで素手や銃、そして日本刀で華麗な立ち回りを見せる「狂暴かつ強烈」な仕上がりに。フェリーニ、ホドロフスキーに通じる悪夢的世界、マカロニウェスタン、チャンバラ、SF…ジャンルを横断する「フィクションならではの映画の楽しみ」があふれる「サイコー!」な特報となっており、カオスな作品世界の一端を垣間見ることができる。園子温とニコラス・ケイジという二つの才能の、奇跡的な融合から生まれた痛快エンターテインメント。映画ファン注目の一作だ。『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プリズナーズ・オブ・ゴーストランド 2021年10月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021 POGL SALES AND COLLECTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年08月17日ニコラス・ケイジを主演に迎えた、園子温監督のハリウッドデビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』の日本人追加キャストが明らかに。合わせて、30秒の特報が公開された。『冷たい熱帯魚』や『新宿スワン』など、常に自身の最高作を更新し続ける園子温監督がついにハリウッドデビュー。主演に迎えるはアカデミー賞(R)主演男優賞受賞俳優であり、現在も八面六臂の活躍を続ける怪優ニコラス・ケイジだ。世界を牛耳る悪徳ガバナーの魔手を逃れたバーニスを、ゴーストタウンから連れ戻すことを命じられた悪名高き銀行強盗ヒーローを演じる。脇を支えるのは『キングスマン』のソフィア・ブテラ、監督としても活躍するニック・カサヴェテス、ホラー界のレジェンド、ビル・モーズリー、そしてサムライ俳優TAK∴(坂口拓)、園監督が発掘した新星・中屋柚香。この度公開された狂暴かつ強烈な30秒特報では鎧を着た何者かが立ちはだかるシーンからスタート。スーツ姿のケイジが一転、革のボディスーツに身を包み、サムライタウンで素手や銃、そして日本刀で華麗な立ち回りを見せる。フェリーニ、ホドロフスキーに通じる悪夢的世界、マカロニウェスタン、チャンバラ、SFなど、ジャンルを横断する「フィクションならではの映画の楽しみ」が溢れる特報が完成した。また、日本人追加キャストも発表され、映画・ドラマ・舞台で活躍中の栗原類、そして、『冷たい熱帯魚』など、園子監督作の常連で、日本映画を支える名バイプレイヤーである渡辺哲、最後にNHK連続テレビ小説『エール』などで活躍した潤浩(ゆんほ)が、無垢な笑顔で園子温ワールドに登場。『キングスマン』のソフィア・ブテラ、『悪魔のいけにえ 2』はじめホラー界の伝説的存在ビル・モーズリー、『きみに読む物語』など監督としても活躍するニック・カサヴェテスらさまざまなジャンルで活躍するハリウッド俳優たちと肩を並べた。不可能に挑戦し続ける、狂暴かつ強烈なふたつの才能の、奇跡的な融合から生まれた痛快エンターテインメント『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は10月8日(金)より公開される。『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』30秒特報『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』10月8日(金)より公開
2021年08月17日ニコラス・ホルトが『Renfield』に主演することになった。ドラキュラの小説に登場するレンフィールドを主人公にしたホラー映画で、監督は『レゴバットマンザ・ムービー』のクリス・マッケイ。時代物でなく、現代が舞台の物語になるらしい。ユニバーサルは、昨年の『透明人間』など、モンスター映画のリバイバルを進めているが、今作はユーモアとアクションを全面に押し出した、やや毛色の違うものになる様子だ。ホルトの最新作は、来月日本公開予定の『モンタナの目撃者』。共演はアンジェリーナ・ジョリー。次はサーチライトの『The Menu』の撮影に入る予定。ホラーコメディ映画で、共演はアニャ=テイラー・ジョイ、レイフ・ファインズ。文=猿渡由紀
2021年08月04日ニコラス・ケイジを主演に迎えた、『愛のむきだし』『ヒミズ』などの園子温監督のハリウッドデビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』のティザービジュアルが完成し、10月8日(金)より日本公開されることが決定。合わせて、日本人キャストも明らかとなった。この度解禁となったビジュアルには、「狂暴かつ強烈!!」「悪こそ正義(ヒーロー)」のキャッチコピーが添えられ、映画監督・園子温と、これまでアルコール依存症の男や、FBIエージェント、怒り狂う父親など幅広い役を演じ分けてきたアカデミー賞俳優ニコラス・ケイジ、ふたつの狂暴かつ強烈な才能が奇跡的に融合した本作を象徴するキャッチコピーとなっている。また、今回発表となった日本人キャストは、園監督作品常連の日米で活躍するサムライ俳優TAK∴(坂口拓)、園監督が発掘し「愛なき森で叫べ」(19/Netflix配信)でデビューした新星・中屋柚香、園子温監督作『TOKYO TRIBE』(14)で主演を務めたYOUNG DAIS(ヤングダイス)のほか、園監督作品出演経験のある古藤ロレナ、縄田カノンの5名。さらに『キングスマン』『CLIMAX クライマックス』のソフィア・ブテラ、『悪魔のいけにえ2』をはじめとするホラー界の伝説的存在ビル・モーズリー、『きみに読む物語』など監督としても活躍するニック・カサヴェテスら、さまざまなジャンルで活躍するハリウッド俳優たちと肩を並べる。『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プリズナーズ・オブ・ゴーストランド 2021年夏、全国にて公開
2021年07月31日ニコラス・ケイジ(57)が5度目の結婚を果たしたことが分かった。お相手は日本人女優のリコ・シバタ(26)で、ニコラスは「People」誌に「本当です。私たちはとても幸せです」と結婚を認めている。ラスベガスの「ウィン・ホテル」で2月16日に小さな式を挙げたという2人。この日は2009年に他界したニコラスの父オーガスト・コッポラの誕生日で、ニコラスにとって大切な日であり、「父に敬意を表して選んだ」という。ニコラスの衣装は「トム・フォード(TOM FORD)」のタキシード、花嫁は和装スタイルで、2人が熱いキスを交わした写真が公開されている。花嫁がバージンロードを歩いているときに流れた曲は、「Kiroro」の「冬のうた」という情報もある。挙式後のパーティーには、ニコラスの3番目の妻アリス・キムと、アリスとの間にもうけたカル=エルくんも出席した。ニコラスはパトリシア・アークエット、リサ・マリー・プレスリー、アリス、エリカ・コイケとの結婚歴があり、今回は5度目。2019年3月にエリカと結婚した際は、4度目の結婚生活が4日で破綻したことで話題となった。今回の結婚についてはすでに約3週間が経過しており、つい先日、ニューヨークのセントラル・パークで2人が仲良く馬車に乗っている姿が目撃されている。結婚生活は順調のようだ。とはいえ、SNSには「半年もつかな?」「過去の4回の結婚でなにも学んでいない」などの厳しい声が寄せられている。(Hiromi Kaku)
2021年03月08日ニコラス・ケイジ(57)が日本人女性と結婚したと、3月6日に報じられた。各メディアによると、2月16日にラスベガスのホテルで結婚式を挙げたとのこと。ケイジも海外メディア「People.com」の取材に、《It’s true, and we are very happy》と喜びを語っている。「お相手は、かねてから交際していた芝田璃子さん(26)。2人が出会ったのは1年以上前、ケイジが滋賀県に滞在していたときだといいます。結婚式は小規模で行われ、芝田さんが好な女性デュオ・Kiroroの楽曲も流れたそうです。海外メディアでは、タキシードに身を包んだケイジと着物姿の芝田さんが誓いのキスをする様子も報じられています」(映画関係者)そんなケイジが結婚をするのは、今回で5度目。前回は、19年3月に当時の恋人と結婚。しかし4日後に婚約を破棄し、同年5月に離婚が認められた。その離婚事由が「婚約したときは泥酔中だったから」とも伝えられ、世界中を驚かせた。ケイジにとって芝田との結婚は“5度目の正直”のようだが、プロポーズも驚きの方法だったようだ。「ニューヨークに滞在していた芝田さんが京都に帰ってしまったことから、6カ月ほど会えなくなった期間があったそうです。一緒に過ごした時間が至福だっただけに、ケイジはいっそう恋しく感じたようです。思いを募らせた彼は、FaceTimeで芝田さんにプロポーズ。婚約指輪を日本に送ったそうです」(海外ジャーナリスト)芝田といえば、星野源(40)主演の『引っ越し大名!』といった話題作にも出演経験のある女優だ。現在の活動状況は不明だが、19年7月放送の『親子の絆のぞき見バラエティ!イマドキ家族』(テレビ東京系)にも登場したことがある。「芝田さんは、複雑な家庭環境に育ったことを明かしていました。母親と21年間会っていないことから、『女優になれば気づいてもらえるはず』と役者を目指したそうです。番組を通じて、感動の再会を果たしていました。いっぽう幼少期を児童養護施設で過ごしたこともあり、父親との間に溝が広がっていったことも語っていました。辛い思いをした分、これから幸せな家庭を築いていけるといいですね」(前出・映画関係者)ネットでは、新婚の2人を祝福する声が広がっている。《ニコラス・ケイジが!!おめでとうございます!》《マジか!おめでとうございます!今度こそ幸せになっとくれ!》《幸せなのか!それは良かった!お幸せに~》
2021年03月06日園子温監督が初めて手がける英語の作品『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』が、サンダンス映画祭でプレミアされた。主演はニコラス・ケイジ。銀行強盗に失敗し、逮捕された“ヒーロー”(ケイジ)が、その地域を支配する“ガバナー”(ビル・モーズリー)より、彼のもとから逃げ出した女性(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すよう命令されるという物語。映画の世界は侍ものとアメリカのウエスタンをミックスしたような感じで、登場人物たちは日本語も英語もしゃべり、街の看板などにも日本語と英語両方が出てくる。警察官は現代のような制服だったり、自動車があったりと、時代もごちゃ混ぜだ。女性を探してヒーローが出かけていく街の外がタイトルにある“ゴーストランド”で、そこでも奇怪な光景が展開する。プレミアに先立つヴァーチャルの“舞台挨拶”で、園監督は、「英語で映画を作ることになったらぜひサンダンスに出したいと思っていた」と、喜びのコメントをした。また、今作は本来ならばほかの場所で撮影するはずだったが、心筋梗塞になり、ケイジから「ならば日本で撮影したらどうだ」と提案されたのだとも明かしている。上映後のヴァーチャル会見では、もともと予定されていたロケ場所はメキシコで、セルジオ・レオーネのようなマカロニウエスタンにするつもりだったと語った。舞台が日本になったことから映画の世界観が大きく変わり、今回のような映画になって、むしろよかったと受け止めているそうだ。脚本を書いたのはアーロン・ヘンドリーとレザ・シクソ・サファイ。他人が書いた脚本をもとに映画を作ることについては、「英語で映画を作るのは初めてなので、他の人の台本でやった方がいいかなと思っていた」と述べ、自分のイマジネーションを取り入れて自分のものにすることもできたと語った。今作は今年、日本で公開されることが決まっている。文=猿渡由紀
2021年02月03日エル・ファニング主演の海外ドラマ「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」でロシア皇帝ピョートルを演じるニコラス・ホルトが、コロナ禍で子どもとの時間が増えたと語り父親の顔を覗かせる、貴重な最新インタビューが到着した。本作は、エル演じるエカチェリーナが国外から嫁ぎ、ロシア帝国の黄金時代を築き上げると同時に、女性としてはロシア史上最長在位を記録する女帝となった生涯を、架空の物語も交えて描く。米Huluでの配信直後から大きな話題を呼び、シーズン2の更新も決定。2020年エミー賞では、コメディーシリーズ部門にて監督賞と脚本賞にノミネートされた。共演のエル同様、子役時代から注目され、『X-MEN』シリーズや『マッドマックス 怒りのデス・ロード』など大作出演も相次ぐ売れっ子スター、ニコラス・ホルト。『アバウト・ア・ボーイ』でブレイクした当時は12歳だったニコラスも現在31歳。パートナーで、モデルのブライアーナ・ホリーとの間に2年半前、男児を授かっており、名前は公表していないが2歳児の父でもある。ニコラス自身の父親はパイロットで、1年中空を飛び回り、家を空けることが多かったという。その分、母の愛情をたっぷり注がれ、ニコラスは2人の姉妹と共に成長した。不在がちではあったが、父を尊敬する気持ちは人一倍。大人の男になって、父と同じようになりたいと願う心の底には、売れっ子ゆえ家を空けがちな自身の呵責があるのかもしれない。そんな自責の気持ちが昨年は一変した。新型コロナウイルスのパンデミックにより、ロックダウン下で“ステイホーム”せざるを得なくなった。ニコラスが関わっていた作品でも撮影がストップした。「aceshowbiz.com」のインタビューによれば、ニコラスは新しい家族ができてから初めて長い時間を一緒に過ごすことができたようで、「長い休みを取ったことがなかったんだ。おかげで、僕は息子と一緒に素晴らしい毎日を過ごせた。こんな時間が必要だったと分かったよ」と明かすニコラスは、これまでは仕事をしない時間を不安に感じていたのかもしれない。「今回のようなことは珍しいよね。全てがストップして仕事ができなかったのだから。皆が何かに責任を感じたり戸惑ったりすることなく、家族との時間に専念できたんだ。僕にとってはプラスなことが多かったよ。こんな事態じゃなかったらと思ったのは当然だけどね」。このステイホーム期間で息子との絆が深まったことを実感しているようだが、再び撮影が始まれば家を空けることが多くなるだろう。だが、「息子よ、父を尊敬しているか?」この問いかけを止めることはない。コロナ禍で、ニコラスにとって人生の目標がひとつ定まったかもしれない。「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」は2月15日(月)22時~スーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。【2か国語版】毎週月曜日22時ほか【字幕版】毎週月曜日24時ほか(text:cinemacafe.net)
2021年01月22日