ドニー・イェンとニコラス・ツェーがW主演し、中国で公開4週連続1位、220億円突破の大ヒットとなった映画
2021年11月01日フランスの彫刻家フランソワ・ポンポンの日本初回顧展「フランソワ・ポンポン展」を名古屋市美術館にて11月14日(日)まで開催しております。名古屋市美術館にて11月14日(日)まで開催中!オルセー美術館にある実物大の巨大彫刻《シロクマ》を作り、その他多くの動物をモデルに彫刻を生み出したフランソワ・ポンポンは、20世紀初頭のアール・デコ期に人気を博した動物彫刻家です。彼の作品の特徴は、鳩や猫、犬など身近な動物から豚や牛など農場でみる家畜、キリンやヒグマ、シロクマなど動物園でみることが多い異国の動物まで、その生態を詳しく観察し、極限まで細部をそぎ落としシンプルでなめらかな造形にした点です。大部分の作品が18cmから28cmと比較的小型で愛らしさを兼ね備えています。ユーモラスなオラン・ウータンの表情、茶目っ気のあるペリカン、太陽の下であくびをするカバなど、幸福さをたたえたポンポンの彫刻は生きる喜びを体現していて見る人に幸せな気持ちと微笑みをもたらします。展示作品はおよそ90点、ポンポンの本国フランス、パリのオルセー美術館、ポンポンが建築と彫刻の基礎を学んだ美術学校がありポンポン最大の支援者であったディジョン市のディジョン美術館、出生地ソーリューにあるフランソワ・ポンポン美術館から来日する作品と国内随一のポンポンコレクションをもつ群馬県立館林美術館の作品によって構成されています。ポンポンの初期作品から、1922年にサロンで大絶賛を受けた代表作《シロクマ》を生み出し、名声を確立していくまでの作家の生涯と作品の魅力に迫ります。【見どころ】■日本初のフランソワ・ポンポン回顧展ポンポンが彫刻家として認められたのは、晩年の1922年、67歳の時です。サロン・ドートンヌにて長さ2.5mの大きな石膏の《シロクマ》を出品、しなやかで力強い生命感と、堂々とした安定感をもったこの作品は初めて高く評価されました。また、愛好者向けに作られた卓上サイズの《シロクマ》がアール・デコ様式の室内に調和する動物彫刻として、注文が舞い込むようになります。本展では無名時代の初期作品から、評価された晩年に至るまでの作品を総合的に展示し、ポンポン作品の全貌を日本で初めて見ることのできる展覧会です。■《シロクマ》だけではない、ポンポンの動物彫刻の世界ポンポンは、シロクマの彫刻だけではなく自ら飼っていたペットの猫や鳩、別荘のあったノルマンディー地方の田舎で見たアヒル、ガチョウ、牛や豚、またパリの動物園で観察したキリン、カバ、ペリカンや鹿などを多数彫刻にしています。ポンポンの観察眼、動物の特性を生かした美しいシルエットも見どころです。■ポンポンのアトリエから寄贈された作品を所蔵するディジョン美術館からの初出品ポンポンゆかりの地、ディジョン。彼が通った美術学校が創設されたのは1766年。美術館はその付属施設として、1787年美術学生のために作られました。ディジョン美術館はルーヴル美術館開館よりも早い、フランス最古の美術館の一つです。本展覧会ではこの館が誇るコレクションの一つ、1948年にポンポンのアトリエから寄贈された貴重な作品の数々を出品、本邦初公開です。■常盤貴子さんの音声ガイドで、作品がもっと身近に女優の常盤貴子さんが、展示中の24点の作品について、穏やかな語り口でわかりやすく解説します。作品が制作された背景や、見落としがちな細部の見どころを知ることで、一層作品の理解が深まります。*音声ガイドの貸出料金は1台600円【開催概要】展覧会名 : フランソワ・ポンポン展会期 : 2021年9月18日(土)~11月14日(日)開館時間 : 午前9時30分~午後5時金曜日は午後8時まで(入場は閉館30分前まで)休館日 : 月曜日会場 : 名古屋市美術館〒460-0008 名古屋市中区栄2-17-25TEL:052-212-0001/FAX:052-212-0005 主催 : 名古屋市美術館、中京テレビ放送株式会社後援 : 名古屋市立小中学校長会協力 : 群馬県立館林美術館企画協力 : 美術デザイン研究所公式サイト: Twitter : Instagram : 観覧料 : 一般1,600円、高校・大学生1,000円、中学生以下は無料・障害のある方、難病患者の方は、手帳または受給者証の提示により本人と付添者2名まで当日料金の半額でご覧いただけます。・障害者等割引券(お取り扱いはチケットぴあのみ)を購入された方は、当日受付で証明(障害者手帳など)をご提示ください。ご提示いただけない場合には、差額をお支払いいただきます。・名古屋市交通局発行の「ドニチエコきっぷ」「一日乗車券」を当日利用して来館された方は100円割引。・「名古屋市美術館常設展定期観覧券」の提示で当日券から200円割引。・いずれも他の割引との併用はできません。・同時に多くの方が入場することを避けるため、団体割引は行いません。・「フランソワ・ポンポン展」の観覧券で常設展もご覧いただけます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年10月21日園子温監督のハリウッドデビュー作でニコラス・ケイジ主演の映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』の公開記念舞台あいさつが9日、都内の劇場で行われ、園監督、栗原類、坂口拓(TAK∴)、中屋柚香が登壇した。『愛のむきだし』『冷たい熱帯魚』『ヒミズ』『新宿スワン』などを世に送り出してきた鬼才・園子温。2019年に心筋梗塞で倒れるも復活し、ハリウッドデビューを果たした。本作はサムライタウンを舞台に、ニコラス演じる悪名高き銀行強盗ヒーローが、世界を牛耳る悪徳ガバナー(ビル・モースリー)の魔の手から逃れたバーニス(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すために奮闘するストーリーが展開される。「15年以上前からハリウッドで映画を撮りたくて何度もオーディションに行っていた」という園監督は、念願のハリウッドデビューに「感無量。すごいうれしいです」と喜び。「2年前に心筋梗塞で倒れる前、この映画がメキシコ舞台の西部劇になるはずだった。倒れてからニコラスが心配してくれて『日本で撮影をしよう』と提案されて、こうなった。そこから180度、映画が変わった。心筋梗塞のせいでというよりは、心筋梗塞のおかげでこんな奇妙な映画が作られた。いまは自分の心筋梗塞にありがとうと言いたい」と思いを吐露した。園監督と同じくハリウッドデビューとなった栗原は、本作で不思議な街ゴーストランドの住人で、人間をマネキンに閉じ込めるキュリを演じた。奇妙なキャラクターだが、「文字にするとシュールな役柄ですけど、僕はこういう色物系の役をやることが多い。監督の『みんな!エスパーだよ!』でもエスパー役だったし、地球外生命体を演じることが多い。だからこの役のアプローチは割とスムーズだった」と役作りを振り返った。共演したニコラスとは「かなり話す機会があった」といい、「ハリウッドスターだけどそれを全然出すことなく、気さくで話しやすいお兄さん。第一線で活躍されている所以の一つだと思った」と明かす。また「本番には入ったときの集中力が日本人俳優に出せないようなもので、圧倒されて勉強になりました」とハリウッド流の仕事の姿勢を学んだという。ニコラスについて、園監督も「ニコラスとは撮影前に一緒に安い居酒屋に行った。新宿のゴールデン街で飲んで、カラオケに行った。ボディガードが1人もいない状態で」とスターらしからぬフレンドリーな交流を告白。撮影中「ニコラス・ケイジだと忘れる」ほど気さくで、「すごく謙虚で、いい意味でスター性の微塵も感じない。何も考えずに演出していました」と人柄を語った。ニコラスと「LINEともだち」の園監督は、出来上がった本作をLINEで送ったところ「すばらしい。ファンタスティック!」と褒めてくれたと報告。また、ニコラスは本作に出演していた日本人女優と出会い、5度目の結婚を果たす。園監督はまさに「キューピット」で、「ニコラスは日本でもう一度式を挙げたいと言っていたので、そのときは仲人をしたい」と笑顔だった。
2021年10月09日園子温ハリウッド監督デビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』より、主演のニコラス・ケイジとヒロインのソフィア・ブテラのメイキング写真が公開された。本作は、架空未来都市サムライタウンを舞台に繰り広げられる、痛快エンターテインメント。今回到着したメイキング写真では、園監督の世界観を表現すべく、悪名高き銀行強盗ヒーロー役のニコラス、ヒロイン役のソフィアが、それぞれゴーストランドでの演技について、園監督と入念に打ち合わせする姿が収められている。また、アクションが見どころとなるサムライタウンでの動きについて、2人が園監督に相談している場面や、クランクアップ時のスリーショットも併せて到着した。『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:プリズナーズ・オブ・ゴーストランド 2021年10月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021 POGL SALES AND COLLECTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年09月27日園子温監督がニコラス・ケイジとタッグを組んだハリウッド進出作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』が10月8日(金)より公開。この度、ニコラスがなんとママチャリに乗っている本編映像と、そのシーンについて語ったコメントが到着した。この度解禁された本編映像では、ニコラス演じるヒーローが、悪徳支配者ガバナー(ビル・モーズリー)の孫娘バーニス(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すため、サムライタウンからゴーストランドへ出発するシーンから始まる。時限爆弾付きの革のスーツに身を包み、車に乗り込みエンジンをかけるヒーロー。かつて『60セカンズ』をはじめ、数々の名車でカーチェイスを見せてきたニコラスは、本作でもその腕を見せつけるかのようにスピンをかけ、サムライタウンの住民が息を呑む!いよいよニコラスのカーアクションが…と期待がかかるその瞬間、おもむろに車から降り、小走りで“ママチャリ”にまたがり必死に漕ぎ始める。その様子を見ていた住民は思わず「クール」とつぶやく。時間制限があるにもかかわらず、ママチャリで無事にゴーストランドへたどり着くのか!そして決められた時間内にバーニスを連れ戻すことができるのか!?このシーンについて園子監督は「どうしてもニコラスをママチャリに乗せたかった」と語り、思い入れのある大事なシーンだったと語っている。ママチャリとは荷物や子どもを乗せるためのキャリー(カゴなど)がついた日本特有の自転車として海外でも知られるが、そんな監督の思いを充分に汲んだニコラスは「園さんは、こちらが疑問を持ったりしない監督たちの一人です。ただ、こういう方向に行ってくれと彼が言うところに行くだけ。だから僕はそうしたんです。でも、僕は自転車に乗っていて、少し間抜けな気がしました。でも、完成した映画を観た時、それはとても素晴らしいと思いました。素晴らしい選択だったと思いました。園さんが僕にそうするようにと言ってくれたことに感謝しています」と感慨深く語る。さらに、監督から現場ではどのような指示があったかと尋ねると、「僕はただ、『オッケー。あなたが僕に自転車に乗って欲しいなら、僕は自転車に乗る。僕はベルを鳴らすことだってやるよ!』って言ったんです(笑)。彼が僕にやって欲しいことはどんなことでも僕はやりました。だから、僕はこの映画を作ったんです。彼の頭の中に、彼のビジョンの中に入って、彼の世界を歩くためにね。それはとてもスペシャルで、ユニークで、芸術的な想像の世界なんですよ」と、園監督に全幅の信頼を寄せて撮影をやり遂げ、プロフェッショナルな一面を見せたことを明かしている。『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プリズナーズ・オブ・ゴーストランド 2021年10月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021 POGL SALES AND COLLECTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年09月23日中国で公開4週連続第1位の大ヒットを記録したドニー・イェン&ニコラス・ツェーW主演作『Raging Fire』(英題)が12月に日本公開されることが決定。さらに東京国際映画祭<ガラ・セレクション>部門に出品されることも決まっている。今回、ドニー・イェンが演じるのは犯人逮捕のためなら躊躇のない正義感溢れる警官チョン。麻薬組織の壊滅作戦中、謎の仮面を被った集団に襲撃され仲間を惨殺されるが、実はその事件の黒幕が、3年前に警察組織にはめられ投獄させたかつての同僚で弟子のような存在だったンゴウ(ニコラス・ツェー)だと知る…。ドニー・イェン-(C)Getty Images主演を務めるドニー・イェンは、『イップ・マン』シリーズなど数々のアクション映画に出演し、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で演じた盲目の戦士チアルート役は大きな話題を呼んだ。本作でも、その名を世界に轟かせるドニーのアクションはさらに目が離せない迫力になっている。また、『孫文の義士団』のニコラス・ツェーが、警察組織への復讐を誓った復讐鬼ンゴウとして最凶最悪の敵を演じ、爽やかな風貌からは想像もつかない狂気の殺戮者としてチョンたちの前に立ちふさがる。監督は『新少林寺/SHAOLIN』『香港国際警察/NEW POLICE STORY』など数々のアクション映画を世に出した香港アクション映画界の巨匠ベニー・チャン。2020年に58歳の若さで急逝したため、本作品が彼の遺作となる。ニコラス演じる狂気の殺戮者と、ドニー演じる警察官の対決を大胆なアクションと手に汗握るストーリー展開で描いていく。本作には、プロデューサーにドニー・イェンも名を連ねており、さらに谷垣健治(『るろうに剣心』シリーズなど)がスタントコーディネートを務めている。警察官vs復讐鬼の手に汗握る攻防で観る者全てを緊張と興奮の渦に巻き込むこと間違いなしの本作は、今年の第34回東京国際映画祭ガラ・セレクション出品も決定。今後の情報にも注目したい。『Raging Fire』は12月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Raging Fire 2021年12月よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©Emperor Film Production Company Limited Tencent Pictures Culture Media Company Limited Super Bullet Pictures Limited ALL RIGHTS RESERVED
2021年09月21日園子温×ニコラス・ケイジの痛快エンターテインメント『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』より、本予告が解禁された。この度解禁された予告編では、ニコラス・ケイジ演じるヒーローと、ソフィア・ブテラ演じるバーニスが「ここはゴーストランド。逃げ出すことはできない」と何者かに宣告されるシーンから始まる。狐や般若の面を被った人が立ち並ぶサムライタウンが映ると、銀行強盗で罪人として投獄されていたヒーローが、強制的に牢獄から連れ出される場面に。悪徳支配者ガバナー(ビル・モーズリー)から、「凶悪犯の君にしかできない仕事だ」と保釈と引き換えに、ガバナーの孫娘バーニスを連れ戻す仕事を引き受けるヒーローだったが…。不気味に立ち上がるきのこ雲や「助けて!」と泣き叫ぶバーニスの姿が映し出される。そんな混沌とした状況のなか、悪こそ正義、ヒーローが時間の止まったゴーストランドの時計台の上で、「不可能だと!? 必ずお前たちを自由にする!」と囚われた住民たちに向けて吠える。果たしてヒーローはゴーストランドの住民を自由にすることができるのか?そして時間内にバーニスを連れ戻すことができるのか?ニコラスやソフィア、TAK∴らの見事な殺陣アクションも確認でき、ニコラスがフンドシ1枚で連れ出されるシーンも。映像の最後はヒーローの「サイコー!」というセリフで締めくくられ、本編の見どころが詰まった、期待が高まる予告編となっている。『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プリズナーズ・オブ・ゴーストランド 2021年10月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021 POGL SALES AND COLLECTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年09月17日中京テレビ放送は、名古屋市美術館とともに主催する「フランソワ・ポンポン展」を名古屋市美術館にて9月18日(土)より開催します。フランソワ・ポンポン展フランスの彫刻家フランソワ・ポンポン(Francois Pompon,1855-1933)の日本初回顧展。オルセー美術館にある実物大の巨大彫刻《シロクマ》を作り、その他多くの動物をモデルに彫刻を生み出したフランソワ・ポンポンは、20世紀初頭のアール・デコ期に人気を博した動物彫刻家です。彼の作品の特徴は、鳩や猫、犬など身近な動物から豚や牛など農場でみる家畜、キリンやヒグマ、シロクマなど動物園でみることが多い異国の動物まで、その生態を詳しく観察し、極限まで細部をそぎ落としシンプルでなめらかな造形にした点です。大部分の作品が18cmから28cmと比較的小型で愛らしさを兼ね備えています。ユーモラスなオラン・ウータンの表情、茶目っ気のあるペリカン、太陽の下であくびをするカバなど、幸福さをたたえたポンポンの彫刻は生きる喜びを体現していて見る人に幸せな気持ちと微笑みをもたらします。展示作品はおよそ90点、ポンポンの本国フランス、パリのオルセー美術館、ポンポンが建築と彫刻の基礎を学んだ美術学校がありポンポン最大の支援者であったディジョン市のディジョン美術館、出生地ソーリューにあるフランソワ・ポンポン美術館から来日する作品と国内随一のポンポンコレクションをもつ群馬県立館林美術館の作品によって構成されています。ポンポンの初期作品から、1922年にサロンで大絶賛を受けた代表作《シロクマ》を生み出し、名声を確立していくまでの作家の生涯と作品の魅力に迫ります。【みどころ】(1) 日本初のフランソワ・ポンポン回顧展ポンポンが彫刻家として認められたのは、晩年の1922年、67歳の時です。サロン・ドートンヌにて長さ2.5mの大きな石膏の《シロクマ》を出品、しなやかで力強い生命感と、堂々とした安定感をもったこの作品は初めて高く評価されました。また、愛好者向けに作られた卓上サイズの《シロクマ》がアール・デコ様式の室内に調和する動物彫刻として、注文が舞い込むようになります。本展では無名時代の初期作品から、評価された晩年に至るまでの作品を総合的に展示し、ポンポン作品の全貌を日本で初めて見ることのできる展覧会です。(2) 《シロクマ》だけではない、ポンポンの動物彫刻の世界ポンポンは、シロクマの彫刻だけではなく自ら飼っていたペットの猫や鳩、別荘のあったノルマンディー地方の田舎で見たアヒル、ガチョウ、牛や豚、またパリの動物園で観察したキリン、カバ、ペリカンや鹿などを多数彫刻にしています。ポンポンの観察眼、動物の特性を生かした美しいシルエットも見どころです。(3) ポンポンのアトリエから寄贈された作品を所蔵するディジョン美術館からの初出品ポンポンゆかりの地、ディジョン。彼が通った美術学校が創設されたのは1766年。美術館はその付属施設として、1787年美術学生のために作られました。ディジョン美術館はルーヴル美術館開館よりも早い、フランス最古の美術館の一つです。本展覧会ではこの館が誇るコレクションの一つ、1948年にポンポンのアトリエから寄贈された貴重な作品の数々を出品、本邦初公開です。(4) 常盤貴子さんの音声ガイドで、作品がもっと身近に女優の常盤貴子さんが、展示中の24点の作品について、穏やかな語り口でわかりやすく解説します。作品が制作された背景や、見落としがちな細部の見どころを知ることで、一層作品の理解が深まります。*音声ガイドの貸出料金は1台600円【開催概要】展覧会名 : フランソワ・ポンポン展会期 : 2021年9月18日(土)~11月14日(日)開館時間 : 午前9時30分~午後5時金曜日は午後8時まで(入場は閉館30分前まで)休館日 : 月曜日(9月20日は開館)、9月21日(火)会場 : 名古屋市美術館〒460-0008 名古屋市中区栄2-17-25TEL:052-212-0001/FAX:052-212-0005 主催 : 名古屋市美術館、中京テレビ放送後援 : 名古屋市立小中学校長会協力 : 群馬県立館林美術館企画協力 : 美術デザイン研究所公式サイト: Twitter : Instagram : 観覧料 : 一般1,600円(1,400円)、高校・大学生1,000円(800円)中学生以下は無料・障害のある方、難病患者の方は、手帳または受給者証の提示により本人と付添者2名まで当日料金の半額でご覧いただけます。・障害者等割引券(お取り扱いはチケットぴあのみ)を購入された方は、当日受付で証明(障害者手帳など)をご提示ください。ご提示いただけない場合には、差額をお支払いいただきます。・名古屋市交通局発行の「ドニチエコきっぷ」「一日乗車券」を当日利用して来館された方は100円割引。・「名古屋市美術館常設展定期観覧券」の提示で当日券から200円割引。・いずれも他の割引との併用はできません。・同時に多くの方が入場することを避けるため、団体割引は行いません。・「フランソワ・ポンポン展」の観覧券で常設展もご覧いただけます。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2021年09月13日ニコラス・ケイジがウエスタン映画2本に立て続けに主演することになった。1本目は『Butcher’s Crossing』。バッファローハンターたちの物語で、監督はゲイブ・ポルスキー。もう1本は『The Old Way』。ガンマンを引退して、小さな店のオーナーとして静かに過ごしていた男が、妻を殺されたことで再び危険な世界に戻るという物語のようだ。監督は『アクト・オブ・バイオレンス』のブレット・ドノフー。この2本は連続してモンタナ州で撮影されるとのことだ。ケイジの次回公開作は、今年のサンダンス映画祭でお披露目された園子温監督の『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』。文=猿渡由紀
2021年09月09日園子温監督のハリウッドデビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』のポスタービジュアルが公開された。本作は架空の未来都市サムライタウンを舞台に、ニコラス・ケイジ演じる悪名高き銀行強盗のヒーローが活躍する姿を描いたもの。ヒーローは街を牛耳る悪徳支配者ガバナー(ビル・ モーズリー)のもとから逃げ出したバーニス(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すよう命令を受け、一度はその命令を拒むも、制限時間を超えると爆発するスーツを無理やり装着されてしまう。ゴーストタウンまでバーニスを追う羽目になったヒーローだが、決められた時間内にサムライタウンに戻らなければ自身の命が危ない。ヒーローは無事時間内に戻ることができるのか、最後までスリリングな展開が繰り広げられる。ケイジの脇を支えるハリウッド俳優に『キングスマン』のソフィア・ブテラ、数々の作品で怪演を披露してきた伝説的俳優ビル・モーズリー、監督としても活躍する名優ニック・カサヴェテス。そして日本からは『キングダム』等アクション映画で活躍する TAK∴や、映画・ドラマ・舞台で活躍中の栗原類、園監督作の常連であり日本映画を支える名バイプレイヤー渡辺哲、NHK連続テレビ小説『エール』で活躍した潤浩)などが参加した。この度公開されたポスタービジュアルは、主人公のヒーローが額に皺を寄せ遠くを見つめているショットを中心に、周りには「悪こそ正義」「狂暴かつ強烈!!」の文字が踊る。混沌の中にも、園子温ワールド全開の日本版ビジュアルが完成した。制作途中には、ケイジ本人から「ちょっと賑やかすぎない…?」とのリクエストがあり、デザインを変更したというエピソードも。完成したビジュアルを見てケイジは「タイトルのフォントと色味もイイネ!」と太鼓判を押したという。園子温監督の『アンチポルノ』を気に入り、出演を熱望していたというケイジ。海外で「間違いなくcrazy!」「ヤバイ!最高に楽しい映画だ!」と評判を得た『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』がいよいよ日本に上陸する。『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』10月8日(金)より公開
2021年09月05日数々の問題作を世に送り出し、日本映画界の話題を席巻し続けている園子温監督がニコラス・ケイジを主演に迎えたハリウッドデビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』より、世界観が溢れ出る場面写真が解禁となった。和洋折衷な独特の世界観を持つ架空の未来都市サムライタウンを舞台とした本作。主演のニコラス・ケイジは悪名高き銀行強盗の「ヒーロー」を演じる。そのケイジの脇を支えるハリウッド俳優は、物語の発端となるヒロイン、バーニス役に『キングスマン』のソフィア・ブテラ、街を牛耳る悪徳支配者ガバナー役に、数々の作品で怪演を披露してきた伝説的俳優ビル・モーズリー、そして監督としても活躍する名優ニック・カサヴェテスが出演。そして日本からは『キングダム』等アクション映画で活躍する TAK∴(坂口拓)らに加え、映画・ドラマ・舞台で活躍中の栗原類、園子温監督作の常連であり日本映画を支える名バイプレイヤー渡辺哲、NHK連続テレビ小説「エール」などで活躍した潤浩(ゆんほ)などが参加した。この度解禁された場面写真6枚の中には、人間をマネキンに閉じ込めてしまうというゴーストランドの住人キュリを演じた栗原類と、ヒーロー(ニコラス・ケイジ)がバーニス(ソフィア・ブテラ)を探しにやってきた場面の共演ショットも。栗原さんは本作の出演に関し、「人生初の海外作品に関わることができて本当に嬉しい!」と自身のTwitterで喜びの声を伝えている。また、アクション俳優でありアクション監督としても活躍中の、TAK∴(坂口拓)が、悪徳ガバナー(ビル・モーズリー)の用心棒としてヒーローとの真剣勝負を繰り広げる場面も確認でき、息を呑むような緊張感が伝わってくる。ほかにもサムライタウンにて真っ白なスーツに身を包み手下達を引き連れたガバナーの姿や、そのガバナーと対峙するヒーロー、バーニスが涙ながらになにかを訴えるシーンなど、緊迫したドラマを期待させる場面写真が満載だ。園子温とニコラス・ケイジという、狂暴かつ強烈なふたつの才能から生まれた痛快エンターテインメント。その奇跡的な融合に注目が集まる。『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は10月8日(金)よりTOHO シネマズ日比谷ほかにて全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プリズナーズ・オブ・ゴーストランド 2021年10月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021 POGL SALES AND COLLECTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年08月27日園子温監督とニコラス・ケイジがタッグを組む、映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』の場面写真6枚が一挙公開された。本作は園監督のハリウッドデビュー作であり、架空の未来都市“サムライタウン”を舞台とした痛快エンタテインメント。悪名高き銀行強盗のヒーロー(ニコラス・ケイジ)はある日、街を牛耳る悪徳支配者ガバナー(ビル・ モーズリー)のもとから逃げ出したバーニス(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すよう命令を受ける。一度はその命令を拒んだものの、制限時間を超えると爆発するスーツを無理やり装着され、ゴーストタウンまでバーニスを追う羽目に。決められた時間内にサムライタウンに戻らねば自身の命が危ないヒーローは、果たして無事時間内にバーニスを連れ戻すことができるのか。観るものをハラハラドキドキさせる、緊迫したドラマに『キングスマン』のソフィア・ブテラ、数々の作品で怪演を披露してきた伝説的俳優ビル・モーズリー、監督としても活躍する名優ニック・カサヴェテス、日本からアクション映画で活躍するTAK∴、映画・ドラマ・舞台に幅広く出演する栗原類、日本映画界を支える名バイプレイヤー渡辺哲、NHK連続テレビ小説『エール』に出演した潤浩などが参加した。この度公開された場面写真は6枚。「人生初の海外作品に関わることができて本当に嬉しい!」と自身のTwitterで喜びの声を呟き、人間をマネキンに閉じ込めてしまうというゴーストランドの住人キュリを演じる栗原と、バーニスを探しにやってきたヒーロー演じるケイジの共演ショットが公開となった。また、TAK∴が、モーズリー演じる悪徳ガバナーの用心棒としてヒーローとの真剣勝負を繰り広げる、息を呑むような緊張感が伝わるショットも。他にもサムライタウンにて真っ白なスーツに身を包み手下達を引き連れたガバナーの姿や、そのガバナーと対峙するヒーロー、バーニスが涙ながらになにかを訴えるシーンなど、緊迫したドラマを期待させるショットが満載となっている。映画『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』10月8日(金)より公開
2021年08月27日園子温監督がニコラス・ケイジ主演で贈るハリウッドデビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』の30秒特報が完成し、新たな日本人キャストの発表と併せて解禁となった。世界中の映画ファンを魅了してきた園子温監督が、ニコラス・ケイジを主演に迎えハリウッドデビューを果たした本作。『キングスマン』のソフィア・ブテラ、監督としても活躍するニック・カサヴェテス、ホラー界の伝説的存在であるビル・モーズリー、日本からはTAK∴(坂口拓)や中屋柚香など、個性的な面々が脇を固めている。そして新たに発表された日本人追加キャストは、映画・ドラマ・舞台で活躍中の栗原類、日本映画を支える名バイプレイヤーであり『冷たい熱帯魚』ほか園子温監督作の常連、渡辺哲。そしてNHK連続テレビ小説「エール」などで活躍した潤浩(ゆんほ)が、園子温ワールドで無垢な笑顔を見せる。またこの度、30秒特報も完成。映像は、鎧を着た集団が立ちはだかるシーンから始まる。スーツ姿のニコラス・ケイジが一転、革のボディスーツに身を包み、サムライタウンで素手や銃、そして日本刀で華麗な立ち回りを見せる「狂暴かつ強烈」な仕上がりに。フェリーニ、ホドロフスキーに通じる悪夢的世界、マカロニウェスタン、チャンバラ、SF…ジャンルを横断する「フィクションならではの映画の楽しみ」があふれる「サイコー!」な特報となっており、カオスな作品世界の一端を垣間見ることができる。園子温とニコラス・ケイジという二つの才能の、奇跡的な融合から生まれた痛快エンターテインメント。映画ファン注目の一作だ。『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プリズナーズ・オブ・ゴーストランド 2021年10月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2021 POGL SALES AND COLLECTIONS, LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2021年08月17日ニコラス・ケイジを主演に迎えた、園子温監督のハリウッドデビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』の日本人追加キャストが明らかに。合わせて、30秒の特報が公開された。『冷たい熱帯魚』や『新宿スワン』など、常に自身の最高作を更新し続ける園子温監督がついにハリウッドデビュー。主演に迎えるはアカデミー賞(R)主演男優賞受賞俳優であり、現在も八面六臂の活躍を続ける怪優ニコラス・ケイジだ。世界を牛耳る悪徳ガバナーの魔手を逃れたバーニスを、ゴーストタウンから連れ戻すことを命じられた悪名高き銀行強盗ヒーローを演じる。脇を支えるのは『キングスマン』のソフィア・ブテラ、監督としても活躍するニック・カサヴェテス、ホラー界のレジェンド、ビル・モーズリー、そしてサムライ俳優TAK∴(坂口拓)、園監督が発掘した新星・中屋柚香。この度公開された狂暴かつ強烈な30秒特報では鎧を着た何者かが立ちはだかるシーンからスタート。スーツ姿のケイジが一転、革のボディスーツに身を包み、サムライタウンで素手や銃、そして日本刀で華麗な立ち回りを見せる。フェリーニ、ホドロフスキーに通じる悪夢的世界、マカロニウェスタン、チャンバラ、SFなど、ジャンルを横断する「フィクションならではの映画の楽しみ」が溢れる特報が完成した。また、日本人追加キャストも発表され、映画・ドラマ・舞台で活躍中の栗原類、そして、『冷たい熱帯魚』など、園子監督作の常連で、日本映画を支える名バイプレイヤーである渡辺哲、最後にNHK連続テレビ小説『エール』などで活躍した潤浩(ゆんほ)が、無垢な笑顔で園子温ワールドに登場。『キングスマン』のソフィア・ブテラ、『悪魔のいけにえ 2』はじめホラー界の伝説的存在ビル・モーズリー、『きみに読む物語』など監督としても活躍するニック・カサヴェテスらさまざまなジャンルで活躍するハリウッド俳優たちと肩を並べた。不可能に挑戦し続ける、狂暴かつ強烈なふたつの才能の、奇跡的な融合から生まれた痛快エンターテインメント『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は10月8日(金)より公開される。『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』30秒特報『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』10月8日(金)より公開
2021年08月17日ニコラス・ホルトが『Renfield』に主演することになった。ドラキュラの小説に登場するレンフィールドを主人公にしたホラー映画で、監督は『レゴバットマンザ・ムービー』のクリス・マッケイ。時代物でなく、現代が舞台の物語になるらしい。ユニバーサルは、昨年の『透明人間』など、モンスター映画のリバイバルを進めているが、今作はユーモアとアクションを全面に押し出した、やや毛色の違うものになる様子だ。ホルトの最新作は、来月日本公開予定の『モンタナの目撃者』。共演はアンジェリーナ・ジョリー。次はサーチライトの『The Menu』の撮影に入る予定。ホラーコメディ映画で、共演はアニャ=テイラー・ジョイ、レイフ・ファインズ。文=猿渡由紀
2021年08月04日ニコラス・ケイジを主演に迎えた、『愛のむきだし』『ヒミズ』などの園子温監督のハリウッドデビュー作『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』のティザービジュアルが完成し、10月8日(金)より日本公開されることが決定。合わせて、日本人キャストも明らかとなった。この度解禁となったビジュアルには、「狂暴かつ強烈!!」「悪こそ正義(ヒーロー)」のキャッチコピーが添えられ、映画監督・園子温と、これまでアルコール依存症の男や、FBIエージェント、怒り狂う父親など幅広い役を演じ分けてきたアカデミー賞俳優ニコラス・ケイジ、ふたつの狂暴かつ強烈な才能が奇跡的に融合した本作を象徴するキャッチコピーとなっている。また、今回発表となった日本人キャストは、園監督作品常連の日米で活躍するサムライ俳優TAK∴(坂口拓)、園監督が発掘し「愛なき森で叫べ」(19/Netflix配信)でデビューした新星・中屋柚香、園子温監督作『TOKYO TRIBE』(14)で主演を務めたYOUNG DAIS(ヤングダイス)のほか、園監督作品出演経験のある古藤ロレナ、縄田カノンの5名。さらに『キングスマン』『CLIMAX クライマックス』のソフィア・ブテラ、『悪魔のいけにえ2』をはじめとするホラー界の伝説的存在ビル・モーズリー、『きみに読む物語』など監督としても活躍するニック・カサヴェテスら、さまざまなジャンルで活躍するハリウッド俳優たちと肩を並べる。『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は10月8日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:プリズナーズ・オブ・ゴーストランド 2021年夏、全国にて公開
2021年07月31日世界三大映画祭の常連であるフランソワ・オゾン監督の最新作『Summer of 85』が、8月20日(金)より全国公開。英作家エイダン・チェンバーズによる青春小説「Dance on my Grave」(おれの墓で踊れ/徳間書店)を原作に、フランスの海辺の町で運命的に出会った2人の少年の美しくも儚い初恋を描いた本作で、キャスティングを重要視したオゾン監督は脚本が完成する前からオーディションを開始、フェリックス・ルフェーヴルとバンジャマン・ヴォワザンという2人の原石を見出した。「リヴァー・フェニックスのよう」期待の新星、フェリックス・ルフェーヴル17歳で原作小説と出会って以来、映画化を熱望していたオゾンにとって、主人公のアレックスを演じるキャストは適役を見つけられなければ映画製作そのものを諦めようとしていたほど重要な存在。そんな中、オゾンに「これぞアレックスだ」と言わしめ、主演に抜擢されたのがフェリックス・ルフェーヴルだ。本作の主人公アレックスは、進路に悩むシャイな高校生。アグレッシブで刹那的な生き方をしているダヴィドと運命的な出会いを果たし、ひと夏の間に初めての恋と永遠の別れを経験することになる。そんなアレックスを演じたのは、TVドラマシリーズ「ル・シャレー 離された13人」(18/Netflix)、映画『スクールズ・アウト』(18)などへの出演歴はあるものの、ほぼ無名の新人であったルフェーヴル。「童顔で笑顔も子供のように愛くるしくて、生命感に溢れている。それでいて目にはどこか哀愁があり、80年代人気だったリヴァー・フェニックスの雰囲気がある」とオゾンにひと目見て絶賛され、オーディションから大抜擢された。実は、ルフェーヴルはキャスティングディレクターによるアレックス役のオーディションに臨んだものの、その場で渡されたシーン以外は何も情報もなく、アレックスが主役だということも知らなかった。それでも、オゾンに主役をできるかと訊かれたときには迷わず飛び込んだ。「もし1年か2年前の僕だったらちょっと戸惑ったでしょうね。だけど僕ももう大人になっていたし、『自分のやりたいことをやる、絶対に尻込みはしない』と、ずっと前に決めていたので、問題はありませんでしたよ」。その後、見事に主役の座を射止めたルフェーヴルは、脚本を読み「よく練られた、美しいドラマだなあ」と感じたとふり返る。「出会った頃のぎこちなさ、歩み寄り、初恋、成長、自己の解放……アレックスは人生の大事なことを一夏で経験します。経験した喜びと悲しみから、人生を前進させる力をもらい、成長していく」と読み解き、役作りに臨んだようだ。役作りでは、オゾン監督がアレックスのキャラクターの参考にしたというJ.D.サリンジャーの小説「ライ麦畑でつかまえて」を読んだり、『ラ・ブーム』(1980)、『スタンド・バイ・ミー』(1987)といった80年代当時のヒット映画を徹底的にリサーチ。「のちに作家になるアレックスには知性があります。飲み込みも早く役に対して意欲的だったフェリックスなら、その信ぴょう性を醸し出せると思いました」という監督の予想通り、知的なアプローチでアレックスのイメージを完成させていったルフェーヴル。役を演じることでひと皮剥けていく自分自身と重ね合わせて、内気な少年が人生を揺るがすほどの初恋とその喪失を経て成長していく様を全身全霊で表現した。海外でも公開後、「フェリックス・ルフェーヴルに心を奪われた」「完璧な美しさだ」とその知性を秘めた存在感が注目を集め、ダヴィド役のバンジャマン・ヴォワザンと共に、第46回セザール賞で有望若手男優賞にノミネート。「ロマンティックな作品の祭典」といわれるカブール映画祭でも新人男優賞を受賞している。「2021年注目の新人」に選出、危険な香り漂うバンジャマン・ヴォワザン一方、ルフェーヴル演じる主人公・アレックスが恋に落ちる、自然体で自信に満ちた少年・ダヴィド役に抜擢されたバンジャマン・ヴォワザンは、ジュリエット・ビノシュ、イザベル・ユペールらを輩出したフランス国立高等演劇学校出身で、俳優だけでなく脚本家としても活動する、フランス映画界きっての若手注目株。フランスを代表する2大俳優カトリーヌ・ドヌーブとジェラール・ドパルデューが共演したコメディドラマ『ホテル・ファデットへようこそ』(17)や、アイルランドの作家オスカー・ワイルドの知られざる晩年を描いた伝記ドラマ『さすらいの人 オスカー・ワイルド』(18)などに出演。近年では、ユニフランスが発表した「2021年注目の新人10人」に選出。今後は、第51回カンヌ映画祭で短編パルム・ドール受賞のグザヴィエ・ジャノリ監督作で、グザヴィエ・ドランら並び主要キャストとして出演する『Comedie humaine』(21)や、『燃ゆる女の肖像』のノエミ・メルランが監督を務める『Le bal des folles』(いずれも原題)など注目作が待機しており、まさに今後の活躍に期待が高まる俳優だ。そんな彼が本作で演じたのは、純朴な16歳のアレックスとは真逆の魅力を持つ、自由奔放で常に自信に満ち溢れている18歳の少年ダヴィド。颯爽とバイクを乗り回し、ヨットの操縦も得意なダヴィドが放つ、野生動物のような荒々しさとカリスマ性にアレックスは魅了され、次第に2人は深い関係で結ばれていく。しかし、そんな幸せな日々も長くは続かなかった。愛すれば愛するほどに湧き上がる“満たされない気持ち”。「ほんの一瞬も離れたくない」と願うアレックスを待ち受けていたのは、ダヴィドとの突然の別れだった――。これまでの作品では、か弱くてシャイな役ばかりを演じてきたヴォワザンだったが、本作では短期間で筋肉を厚くするハードなトレーニングに挑戦。身体を鍛え上げ、ワイルドなダヴィドのイメージを作り上げた。さらに、父親を亡くし、学校に通わず母親が切り盛りする船具店で働いているダヴィドは、人生を謳歌していながら、どこか生き急いでいるような刹那的な雰囲気が漂う一面もある。「(オーディション合格から)数週間は、はっきりとダヴィドという人物が分かりませんでした」と明かすヴォワザンは、オゾン監督と何度も話す中で“ダヴィド像”を掴めたという。「僕が目指すのは、サソリになることだと分かりました。『いい奴そうじゃないか』と思ってちょっと顔を上げてみたら、しっぽが見えて今にも襲い掛かろうとしている。最初にチラっと笑う瞬間から危険な匂いをまとっていなきゃいけない。どこか破壊的な一面を感じさせるためにね」と語っており、観る者をたちまち魅了する、甘いマスクの奥に潜んだ危うさを見事に自分のものにしている。『Summer of 85』は8月20日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Summer of 85 2021年8月20日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES
2021年07月06日2021年5月21日付にて、YouTubeチャンネル『ヴァンゆんチャンネル【VAMYUN】』では、ファッションショーの動画を配信中です。YouTuberのヴァンゆんは、2020年8月にアパレルブランド『UMVAMY(アンバミー)』を立ち上げており、今回は同ブランドの新作発表で、ヴァンゆんのヴァンビさんとゆんさんがモデルとしてファッションショーを披露。美男美女といわれる2人が『1週間のカップルコーデ』を着用し、ショーが展開されていきますが、ただのファッションショーではないようです。まずは、動画をご覧ください。前半のヴァンゆんの2人は、『脱いでもスゴイ』という設定のようで、登場の仕方がなかなか強烈でした。アナウンスに合わせ、まるで海外のホームドラマのようなコントを交えた展開もとてもユニーク。服の方も、同じデザインでも『色違い』というだけで、服の印象がガラリと変わってしまうところに配色のセンスが感じられました。ロゴデザインもオシャレで、ところどころに工夫がほどこされ、『おうち時間』に心地よく着られそう。隠れ巨乳や隠れマッチョ姿では服がはち切れんばかりでしたが、2人の息の合ったコンビネーションで楽しく演出しながら、どんな服もモデルのように着こなしてるところも、さすがでしたね。それにしても、あの巨乳とマッチョのコスプレ衣装は、どこで手に入れたのでしょうか…。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年06月28日フランソワ・オゾン監督が瑞々しい刹那の初恋を描いた最新作『Summer of 85』から、第1弾予告とビジュアルが解禁となった。予告編では、「THE CURE」の1985年発表の名曲「In Between Days」に合わせて、アレックスが初めて抱くダヴィドへの破裂しそうなほどの恋の衝動が映し出される。ノスタルジックな雰囲気漂うフィルムによる撮影で美しく切り取られた、色鮮やかな青春の数々。しかし、そんな幸せな日々も長くは続かなかった。愛すれば愛するほどに湧き上がる“満たされない気持ち”。「ほんの一瞬も離れたくない」と願うアレックスを待ち受けていたのは、不慮の事故によるダヴィドとの突然の別れだった――。併せて解禁された第1弾ビジュアルは、永遠の別れが訪れることなど知る由もないアレックスが、ダヴィドとの愛を噛みしめるように頬を寄せる姿が描かれている。「あの夏の君を、心に刻んだ」というコピーに込められた、アレックスの儚い感情。刹那の恋の終わりを感じさせる、エモーショナルな仕上がりに。ガス・ヴァン・サント監督の『マイ・プライベート・アイダホ』を彷彿とさせ、セーリングのシーンはアラン・ドロン主演の『太陽がいっぱい』を思い出させる。いずれもオゾン監督がオーディションで見出した新鋭フェリックス・ルフェーヴル(アレックス役)とバンジャマン・ヴォワザン(ダヴィド役)のフレッシュな才能も眩しい。第73回カンヌ国際映画祭でオフィシャルセレクションに選出され、第15回ローマ国際映画祭で観客賞を受賞する等多くの映画人を魅了してきた本作。「オゾンの独創性を改めて教えてくれる」(Variety)、「病的なまでにロマンチック」(The Guardian)、「スタイリッシュ且つ繊細」(Times)、「若さのスリルと初恋の駆け引きを見事に捉えた」(EMPIRE)、「激しくも感動的な物語」(Screen International)など、海外誌からも絶賛が相次いでいる。原作は、英作家エイダン・チェンバーズが1982年に発表した青春小説の金字塔「Dance on my Grave」(おれの墓で踊れ/徳間書店)。17歳で原作と出会い感銘を受けたオゾンが、約35年の時を経て「世界共通のラブストーリー」として映像化。当時の感情を投影しながら、初恋の衝動を圧巻の映像美と巧みな演出で表現し、“愛の原点”に辿り着いた。『Summer of 85』は8月20日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Summer of 85 2021年8月20日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES
2021年04月22日世界三大映画祭の常連であり、世界中から新作を待ち望まれているフランソワ・オゾンの最新作『Summer of 85』が8月20日(金)より日本公開されることが決定。ティザー映像が解禁となった。本作は、オゾン監督自身が17歳の時に出会い深く影響を受けたエイダン・チェンバーズの小説「Dance on my Grave」(おれの墓で踊れ/徳間書店)を映画化。描かれるのは、運命的な出会いを果たした美しき少年たちの、初めての恋と永遠の別れ。原作小説に感銘を受けた10代当時の感情を投影しながら、少年たちの忘れられないひと夏の恋物語を鮮やかに映し出し、爽やかで瑞々しい極上のラブストーリーを誕生させた。1985年夏のフランス、進路に悩む労働者階級の16歳の少年アレックスは、自然体で飄々とした18歳のダヴィドと出会い惹かれ合う。演じるのは、いずれもオゾン監督自らオーディションで見出した注目の新鋭フェリックス・ルフェーヴルとバンジャマン・ヴォワザン。色鮮やかでノスタルジックな映像美と、80年代ヒットソングの数々で彩られた、少年たちの美しくも儚い夏のひと時を、普遍的な思春期の初恋の形として描き出した本作は、世界の名だたる映画祭で高い評価を獲得。第73回カンヌ国際映画祭でオフィシャルセレクションに選出、第15回ローマ国際映画祭で観客賞を受賞、第46回セザール賞では作品賞や監督賞など12部門にノミネートされ、多くの映画人や観客を魅了している。映像では、「THE CURE」の1985年リリースの「In Between Days」を聴きながら、憂いを帯びた表情でダヴィド(バンジャマン・ヴォワザン)との初めての恋を思い出すアレックス(フェリックス・ルフェーヴル)の哀愁漂う姿が映し出されている。ダヴィドがアレックスにとってこの夏の全てだったと感じさせる幸せな瞬間、悔やんでも悔やみきれない嫉妬に狂い彼に対し憎悪を浮かべた瞬間。狂おしいほど愛した彼の存在を確かめれば確かめるほど、言葉にならない感情が溢れ出すエモーショナルな映像となっている。最後には彼への想いを押し込めるように静かに目を閉じ、そっとその存在を心に刻んでいるようにも感じられる。またフィルムで撮影された映像は、アレックスとダヴィドの存在をその体温が伝わるほど艶めかしく映し出し、アレックスの初恋の衝動と共にダヴィドの面影が残るものとなっている。『Summer of 85』は8月20日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:Summer of 85 2021年8月20日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開© 2020-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-France 2 CINÉMA–PLAYTIME PRODUCTION-SCOPE PICTURES
2021年03月25日フランス映画界の巨匠フランソワ・オゾン監督最新作『Summer of 85』が8月20日(金)に日本公開されることが決定。あわせてティザー映像が公開された。本作は、オゾン自身が17歳の時に出会い深く影響を受けたエイダン・チェンバーズの小説『Dance on my Grave』(おれの墓で踊れ / 徳間書店)を映画化したラブストーリー。描かれるのは、運命的な出会いを果たした美しき少年たちの初恋と永遠の別れ。原作小説に感銘を受けた10代当時の感情を投影しながら、少年たちの忘れられないひと夏の恋物語を鮮やかに映し出す。これまでにオゾンが描いてきた過激な恋愛描写は封印し、爽やかで瑞々しい極上のラブストーリーに仕上がっている。物語の舞台は1985年夏のフランス。進路に悩む労働者階級の16歳の少年アレックスは、自然体で飄々とした18歳のダヴィドと出会い惹かれ合う。演じるのは、いずれもオゾン自らオーディションで見出した注目の新鋭フェリックス・ルフェーヴルとバンジャマン・ヴォワザン。色鮮やかでノスタルジックな映像美と、80年代ヒットソングの数々で彩られた、少年たちの美しくも儚い夏のひと時を、普遍的な思春期の初恋の形として描き出した本作は、世界の名だたる映画祭で高い評価を獲得。第73回カンヌ国際映画祭でオフィシャルセレクションに選出、第15回ローマ国際映画祭で観客賞を受賞、第46回セザール賞では作品賞や監督賞など12部門にノミネートされ、多くの映画人や観客を魅了している。公開された映像ではTHE CUREの『In Between Days』を聴きながら、憂いを帯びた表情でダヴィド(バンジャマン・ヴォワザン)との初めての恋を思い出すアレックス(フェリックス・ルフェーヴル)の哀愁漂う姿が映し出されている。ダヴィドがアレックスにとってこの夏のすべてだったと感じさせる幸せな瞬間、悔やんでも悔やみきれない嫉妬に狂い彼に対し憎悪を浮かべた瞬間。狂おしいほど愛した彼の存在を確かめれば確かめるほど、言葉にならない感情が溢れ出すエモーショナルな映像となっている。最後には彼への想いを押し込めるように静かに目を閉じ、そっとその存在を心に刻んでいる様にも見える。『Summer of 85』8月20日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開
2021年03月25日ニコラス・ケイジ(57)が5度目の結婚を果たしたことが分かった。お相手は日本人女優のリコ・シバタ(26)で、ニコラスは「People」誌に「本当です。私たちはとても幸せです」と結婚を認めている。ラスベガスの「ウィン・ホテル」で2月16日に小さな式を挙げたという2人。この日は2009年に他界したニコラスの父オーガスト・コッポラの誕生日で、ニコラスにとって大切な日であり、「父に敬意を表して選んだ」という。ニコラスの衣装は「トム・フォード(TOM FORD)」のタキシード、花嫁は和装スタイルで、2人が熱いキスを交わした写真が公開されている。花嫁がバージンロードを歩いているときに流れた曲は、「Kiroro」の「冬のうた」という情報もある。挙式後のパーティーには、ニコラスの3番目の妻アリス・キムと、アリスとの間にもうけたカル=エルくんも出席した。ニコラスはパトリシア・アークエット、リサ・マリー・プレスリー、アリス、エリカ・コイケとの結婚歴があり、今回は5度目。2019年3月にエリカと結婚した際は、4度目の結婚生活が4日で破綻したことで話題となった。今回の結婚についてはすでに約3週間が経過しており、つい先日、ニューヨークのセントラル・パークで2人が仲良く馬車に乗っている姿が目撃されている。結婚生活は順調のようだ。とはいえ、SNSには「半年もつかな?」「過去の4回の結婚でなにも学んでいない」などの厳しい声が寄せられている。(Hiromi Kaku)
2021年03月08日男女YouTuberコンビ・ヴァンゆんが7日、大阪・京セラドーム大阪で開催されたファッションイベント「KANSAI COLLECTION(関西コレクション) 2021 SPRING & SUMMER」にスペシャルゲストとして登場した。2人は昨秋に日本初上陸したばかりの韓国の人気セレクトショップ「ALAND」のステージに登場。ヴァンビはピンクのニット帽にビックサイズのトップスとパンツ、ゆんは透け感のあるシャツに白のロングブーツというスタイル。ランウェイの先端では、ヴァンビが膝を立ててしゃがみ、その膝にちょこんとゆんが座り2人でお揃いのポーズをキュートに決めていた。「KANSAI COLLECTION(関西コレクション)」は2011年2月に大阪で誕生した日本最大級のファッションイベント。20回目となる今回は「つきぬけろ。」をテーマに、ファッションショーやアーティストライブなどを開催する。なお、昨年3月に開催予定だった「KANSAI COLLECTION 2020 SPRING & SUMMER」が新型コロナウイルスの感染拡大によって中止となり、今回の開催は約1年半ぶりとなる。
2021年03月07日ニコラス・ケイジ(57)が日本人女性と結婚したと、3月6日に報じられた。各メディアによると、2月16日にラスベガスのホテルで結婚式を挙げたとのこと。ケイジも海外メディア「People.com」の取材に、《It’s true, and we are very happy》と喜びを語っている。「お相手は、かねてから交際していた芝田璃子さん(26)。2人が出会ったのは1年以上前、ケイジが滋賀県に滞在していたときだといいます。結婚式は小規模で行われ、芝田さんが好な女性デュオ・Kiroroの楽曲も流れたそうです。海外メディアでは、タキシードに身を包んだケイジと着物姿の芝田さんが誓いのキスをする様子も報じられています」(映画関係者)そんなケイジが結婚をするのは、今回で5度目。前回は、19年3月に当時の恋人と結婚。しかし4日後に婚約を破棄し、同年5月に離婚が認められた。その離婚事由が「婚約したときは泥酔中だったから」とも伝えられ、世界中を驚かせた。ケイジにとって芝田との結婚は“5度目の正直”のようだが、プロポーズも驚きの方法だったようだ。「ニューヨークに滞在していた芝田さんが京都に帰ってしまったことから、6カ月ほど会えなくなった期間があったそうです。一緒に過ごした時間が至福だっただけに、ケイジはいっそう恋しく感じたようです。思いを募らせた彼は、FaceTimeで芝田さんにプロポーズ。婚約指輪を日本に送ったそうです」(海外ジャーナリスト)芝田といえば、星野源(40)主演の『引っ越し大名!』といった話題作にも出演経験のある女優だ。現在の活動状況は不明だが、19年7月放送の『親子の絆のぞき見バラエティ!イマドキ家族』(テレビ東京系)にも登場したことがある。「芝田さんは、複雑な家庭環境に育ったことを明かしていました。母親と21年間会っていないことから、『女優になれば気づいてもらえるはず』と役者を目指したそうです。番組を通じて、感動の再会を果たしていました。いっぽう幼少期を児童養護施設で過ごしたこともあり、父親との間に溝が広がっていったことも語っていました。辛い思いをした分、これから幸せな家庭を築いていけるといいですね」(前出・映画関係者)ネットでは、新婚の2人を祝福する声が広がっている。《ニコラス・ケイジが!!おめでとうございます!》《マジか!おめでとうございます!今度こそ幸せになっとくれ!》《幸せなのか!それは良かった!お幸せに~》
2021年03月06日園子温監督が初めて手がける英語の作品『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』が、サンダンス映画祭でプレミアされた。主演はニコラス・ケイジ。銀行強盗に失敗し、逮捕された“ヒーロー”(ケイジ)が、その地域を支配する“ガバナー”(ビル・モーズリー)より、彼のもとから逃げ出した女性(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すよう命令されるという物語。映画の世界は侍ものとアメリカのウエスタンをミックスしたような感じで、登場人物たちは日本語も英語もしゃべり、街の看板などにも日本語と英語両方が出てくる。警察官は現代のような制服だったり、自動車があったりと、時代もごちゃ混ぜだ。女性を探してヒーローが出かけていく街の外がタイトルにある“ゴーストランド”で、そこでも奇怪な光景が展開する。プレミアに先立つヴァーチャルの“舞台挨拶”で、園監督は、「英語で映画を作ることになったらぜひサンダンスに出したいと思っていた」と、喜びのコメントをした。また、今作は本来ならばほかの場所で撮影するはずだったが、心筋梗塞になり、ケイジから「ならば日本で撮影したらどうだ」と提案されたのだとも明かしている。上映後のヴァーチャル会見では、もともと予定されていたロケ場所はメキシコで、セルジオ・レオーネのようなマカロニウエスタンにするつもりだったと語った。舞台が日本になったことから映画の世界観が大きく変わり、今回のような映画になって、むしろよかったと受け止めているそうだ。脚本を書いたのはアーロン・ヘンドリーとレザ・シクソ・サファイ。他人が書いた脚本をもとに映画を作ることについては、「英語で映画を作るのは初めてなので、他の人の台本でやった方がいいかなと思っていた」と述べ、自分のイマジネーションを取り入れて自分のものにすることもできたと語った。今作は今年、日本で公開されることが決まっている。文=猿渡由紀
2021年02月03日エル・ファニング主演の海外ドラマ「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」でロシア皇帝ピョートルを演じるニコラス・ホルトが、コロナ禍で子どもとの時間が増えたと語り父親の顔を覗かせる、貴重な最新インタビューが到着した。本作は、エル演じるエカチェリーナが国外から嫁ぎ、ロシア帝国の黄金時代を築き上げると同時に、女性としてはロシア史上最長在位を記録する女帝となった生涯を、架空の物語も交えて描く。米Huluでの配信直後から大きな話題を呼び、シーズン2の更新も決定。2020年エミー賞では、コメディーシリーズ部門にて監督賞と脚本賞にノミネートされた。共演のエル同様、子役時代から注目され、『X-MEN』シリーズや『マッドマックス 怒りのデス・ロード』など大作出演も相次ぐ売れっ子スター、ニコラス・ホルト。『アバウト・ア・ボーイ』でブレイクした当時は12歳だったニコラスも現在31歳。パートナーで、モデルのブライアーナ・ホリーとの間に2年半前、男児を授かっており、名前は公表していないが2歳児の父でもある。ニコラス自身の父親はパイロットで、1年中空を飛び回り、家を空けることが多かったという。その分、母の愛情をたっぷり注がれ、ニコラスは2人の姉妹と共に成長した。不在がちではあったが、父を尊敬する気持ちは人一倍。大人の男になって、父と同じようになりたいと願う心の底には、売れっ子ゆえ家を空けがちな自身の呵責があるのかもしれない。そんな自責の気持ちが昨年は一変した。新型コロナウイルスのパンデミックにより、ロックダウン下で“ステイホーム”せざるを得なくなった。ニコラスが関わっていた作品でも撮影がストップした。「aceshowbiz.com」のインタビューによれば、ニコラスは新しい家族ができてから初めて長い時間を一緒に過ごすことができたようで、「長い休みを取ったことがなかったんだ。おかげで、僕は息子と一緒に素晴らしい毎日を過ごせた。こんな時間が必要だったと分かったよ」と明かすニコラスは、これまでは仕事をしない時間を不安に感じていたのかもしれない。「今回のようなことは珍しいよね。全てがストップして仕事ができなかったのだから。皆が何かに責任を感じたり戸惑ったりすることなく、家族との時間に専念できたんだ。僕にとってはプラスなことが多かったよ。こんな事態じゃなかったらと思ったのは当然だけどね」。このステイホーム期間で息子との絆が深まったことを実感しているようだが、再び撮影が始まれば家を空けることが多くなるだろう。だが、「息子よ、父を尊敬しているか?」この問いかけを止めることはない。コロナ禍で、ニコラスにとって人生の目標がひとつ定まったかもしれない。「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」は2月15日(月)22時~スーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。【2か国語版】毎週月曜日22時ほか【字幕版】毎週月曜日24時ほか(text:cinemacafe.net)
2021年01月22日エル・ファニング主演の宮廷ドラマ「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」日本語吹替版で、エル演じる主人公で女帝エカチェリーナを早見沙織、ニコラス・ホルト演じるロシア皇帝ピョートルを関智一が演じることが決定、日本語吹替版トレーラーも初公開された。本作は、国外から嫁いだエカチェリーナがロシア帝国の黄金時代を築き上げると同時に、女性としてはロシア史上最長在位を記録した、その生涯を描く。アカデミー賞にノミネートされた『女王陛下のお気に入り』の脚本家トニー・マクナマラが手掛け、歴史的史実をベースに、架空の物語などを盛り込み史実とフィクションが絶妙にマッチングしたストーリーが展開する。透明感のある声が特徴で、神秘的なキャラクターを演じる機会が多い早見沙織は、『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』(2018)、『ガルヴェストン』(2019)でもエルの吹き替えを担当しており、今回が3回目。「とにかく面白くてずっと見入ってしまいました。コミカルとシリアスが混ざり合って、次々に展開していくのが楽しい」と早見さん。「エカチェリーナは気高く賢い人ですが、シーンとしてコメディテイストの台詞まわしもたくさん出てくるので、演じる際にはそのギャップをつけられたら良いなと思っています」と語る。「味方だった人が敵になったり、こちら側だと思っていた存在が遠くなったりするのですが、その変化がとても自然かつくるりと反転していく」点や「ピョートルとエカチェリーナの距離感の揺れ」が見どころという。一方、今回初めてニコラスの吹き替えを担当するのは、アニメ「ドラえもん」のスネ夫役をはじめ、「鬼滅の刃」不死川実弥役、「呪術廻戦」パンダ役などで知られ、映画やドラマの吹き替えも経験豊富な関智一。関さんも「まず素直に物語として面白いと感じました。美しくもキュートでユーモラスな魅力満載の登場人物たちが皆愛しい」と語り、「私が演じる“ピョートル3世”は、ピュアで素直な人物と捉えて演じています。ピュアだからこその優しさ、子供っぽさ、残酷さを表現したいと思っています」と日本語吹替版トレーラーでも描かれるロシア皇帝の傍若無人ぶりを解説。さらに「ニコラス・ホルトさんの呼吸を捉えて演じられるように意識しています。ドラマを通して時代背景、風俗にも触れることができると思いますし、絢爛豪華な装飾、衣装も目が楽しいです。ワクワク、ドキドキ、ハラハラしながらご覧ください」と期待を込めてアピールした。「THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~」は2月15日(月)22時~スーパー!ドラマTVにて独占日本初放送。【2か国語版】毎週月曜日22時ほか【字幕版】毎週月曜日24時ほか(text:cinemacafe.net)
2021年01月15日話題のYouTuberヴァンゆんがつかんだ夢。本当はカップル?気になりすぎる二人が現在の人気について、これからの野望について語ります。――最近嬉しかったことや辛かったことはなんですか?ヴァンビ:テレビに出るようになったらファン層が広がって、子連れの主婦の方からも声をかけてもらったり、同級生から連絡が来るようになったこと。自慢の同級生になれたのは嬉しい。胸を張って同窓会に行けるようになりました!(笑)ゆん:私は、家族みんなが大好きなテレビ番組『逃走中』に出られたことが嬉しかった。16歳でアイドルになり、何度も挫折を繰り返しながら10年間夢を諦めずに頑張ってきたという過程は辛かったけど、今ようやく、テレビに出られるくらい有名になるという夢が叶いました。ヴァンビ:積み上げてきた失敗があったからこそ成功できたのかも。ゆん:私たち似てるよね。私はアイドル、ヴァンビくんはバンドマンで挫折して、ハングリー精神とストイックさだけでここまでやってきたけど、今年はついに歌やスタイルブックまで出せるようになれた。正直、こんなふうになれると思ってなかったから、苦しかった10代の自分に教えてあげたい。「そのまま信じて頑張って」って。――デビューシングル『ラ・ラ・ランデヴー!』はカラオケで盛り上がりそうな楽しい曲ですね。ヴァンビ:1曲で、見て、歌って、踊って楽しい究極のエンターテインメントです。令和を代表するカラオケソングにしたい!ゆん:“ランデヴー”ってキャッチーなフレーズだから、みんなにたくさん歌ってもらいたいね!――そしてスタイルブック『ヴァンゆんの万有引力~人を惹きつける魅力の秘密~』は、二人の幼少期の話から人気YouTuberになるまで盛りだくさんの内容で。ヴァンビ:ここまで過去を掘り下げて、YouTuberになるまでの経緯を明かしたのは初めて。ゆん:私たちの秘密がいっぱい詰まっているし、メイク方法や体力対決、100の質問やレシピ…いろんな企画に挑戦しました。最後に手紙を書き合ったんだけど、これは本が発売になるまでお互いに見ないでおこうねって約束なの。(※取材時は書籍発売前)ヴァンビ:楽しみだね。ゆん:ヴァンビくん、まさかふざけて書いてないよね?ヴァンビ:それはどうかな~(笑)。――今後の野望を教えてください。ゆん:私はなんでもやりたい。商品プロデュースもやってみたいし、今年は歌を出せたから、いつかは武道館にも立ちたいな!ヴァンビ:僕の一番の夢は、死んでからも歴史に名を残す“時空を超えたエンターテイナー”になること。ひとまずその第一歩として、来年はギネス取ります!“パンツの早ばき”は僕らすでに動画でやっていて、ギネス記録超えてるんで、正式記録にすればOK!あとは靴下の早脱ぎとかかな…?ゆん:着たり脱いだり(笑)。でもヴァンビくんに言われて私も、それまでNGだった“鼻毛GOSSOでヤクルト何本持てるか”とか“全身タイツ着てローション相撲”とかやるようになったので、そのプロデュース力を信じて、これからも体を張って頑張っていきたいです(笑)。ヴァンビくんへいつも私のことを見て、いいところを引き出してくれるヴァンビくん。そのプロデュース能力を尊敬しています。ヴァンビくんに育ててもらっているおかげで私の引き出しはいっぱい増えたよ。ありがとう。これからもよろしくね!ゆんちゃんへこの前ソロの仕事を受けた時、めちゃくちゃ心細くて…よく一人でテレビに出てるゆんちゃんの気持ちが初めてわかり、すごいなって思った。ゆんちゃんがいるから、そしてヴァンゆんだからヴァンビでいられると再確認しました。VAMYUNヴァンビとゆんの2人組YouTuberで、チャンネル登録者数は220万人超。YouTuberでは初めて大手芸能事務所に所属、デビューシングル『ラ・ラ・ランデヴー!』をリリースしたり、スタイルブック『ヴァンゆんの万有引力~人を惹きつける魅力の秘密~』(KADOKAWA)を出版するなど、快進撃を続けている。Yun12月5日生まれ、愛知県出身。2017年にYouTubeにて「ゆんちゃんねる」をスタート。その後、ヴァンビと「ヴァンゆんチャンネル」も開始。ソロではタレント業やモデル業、商品プロデュースなど活躍の場を多岐に広げている。Vambi7月10日生まれ、東京都出身。ビジュアル系バンドからYouTuberに転身。2017年にゆんと一緒に「ヴァンゆんチャンネル」をスタート。動画編集や映像制作をはじめとしたプロデュース作業を主に行っている。ヴァンビさん・ロングシャツ¥16,500(ケンテ/ケンテ カスタマーセンター TEL:03・4330・0336)カットソー¥12,000(ロットワイラー/アドナスト TEL:03・5456・5821)パンツ¥36,000(ノルノ/ザ・PR TEL:03・6803・8313) ゆんさん・ガウン¥21,900(インティミッシミ/エイチスリーオー ファッションビュロー TEL:03・6712・6180)セットアップ¥12,800(ラヴィジュール/ラヴィジュール カスタマーセンター TEL:03・4330・0336)イヤリング¥13,600(ソムニウム TEL:03・3614・1102)※『anan』2020年12月23日号より。写真・樽木優美子(TRON)スタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・NAYA取材、文・若山あや(by anan編集部)
2020年12月23日ニコラス・ケイジが主演する園子温監督のハリウッドデビュー作が『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』として、2021年初夏に日本公開決定!合わせて場面写真も4点お披露目された2019年2月に心筋梗塞で倒れた園監督が不死鳥の如く舞い戻り撮り上げた渾身の1作。主演にニコラス・ケイジという狂暴かつ強烈な2つの才能の融合から痛快エンターテインメントが誕生した。園監督は「ハリウッドで監督デビューすることは、自分にとって悲願でした」とコメント。「この映画が撮影に入る前に、心筋梗塞で集中治療室に運ばれ、死にかけました。そこから蘇り、いろいろなハードな山を越えて、撮影できました。感無量です」と力を込める。そして「ニコラス・ケイジがこの映画に出演することになったことが、この『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』を成功に導きました。彼は私の映画をとても愛してくれていたので、ものすごくやりやすかったのです。とっても困難な厳しい撮影を乗り越える事が出来たのも、すべてニコラスのおかげです」と語っている。本作のプロジェクトは2017年、L.A.から園監督に、本作のプロデューサーで脚本家のひとりでもあるレザ・シクソ・サフィから脚本が届き、それを園監督が気に入ったことから始動。2018年初頭にニコラスの出演が決定し、同年のカンヌ国際映画祭にてプレスリリースが出る。当初、アメリカでの撮影を予定していたが、2019年11月~12月、オール日本ロケ(彦根、東映太秦撮影所)にて撮影が行われた。STORY高名な悪党であるヒーロー(ニコラス・ケイジ)は銀行強盗をしくじり囚われ、一帯を牛耳るガバナーの支配から逃亡した女(ソフィア・ブテラ)を連れ戻すことを命じられる。特殊なボディスーツに身を包んだヒーローが女を探してたどり着いたのは、美しくも暴力的な世界“ゴーストランド”。東洋と西洋が混ざり合い、混沌が包み込む町から女を見つけ出すことはできるのか?ヒーローは自由の身になれるのか?『プリズナーズ・オブ・ゴーストランド』は2021年初夏、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2020年12月15日ユニバーサル・ピクチャーズが、『ヴァン・ヘルシング』をリブートさせることがわかった。プロデューサーはジェームズ・ワン。監督には『オーヴァーロード』のジュリアス・エイヴァリーが決まっている。エイヴァリーは、現在、脚本のリライトを行っているところらしい。キャスティングについてはわかっていない。ヴァン・ヘルシングは、モンスターハンター。1992年の『ドラキュラ』ではアンソニー・ホプキンス、2004年の『ヴァン・ヘルシング』ではヒュー・ジャックマンが演じた。ジャックマンの『ヴァン・ヘルシング」はシリーズ化が想定されていたが、興行成績がふるわなかったことで断念されている。文=猿渡由紀
2020年12月02日