『シュレック・ザ・ミュージカル』や『ファン・ホーム』、そして昨年のトニー賞でミュージカル作品賞やオリジナル楽曲賞などに輝いた『キンバリー・アキンボ』でも知られる作曲家ジニーン・テソーリが音楽を手掛け、1997年にオフ・ブロードウェイで初演された『VIOLET』 。2014年には別演出によりブロードウェイでも上演されたミュージカルを、藤田俊太郎が演出したのは2019年、梅田芸術劇場が英国チャリングクロス劇場と共同で企画・製作・上演するプロジェクトでのことだった。藤田が単身渡英して作り上げた「英国キャスト版」はオフ・ウエストエンドで好評を博し、翌年4月には同じ演出コンセプトによる「日本キャスト版」が日本で上演される予定となっていたが、コロナ禍により全公演中止に。一部内容を変更して9月に上演を果たしたものの、3日間限定の公演だったため“幻の作品”となっていた。その待望の再演が、本日4月7日(日)に東京芸術劇場プレイハウスで開幕。主人公ヴァイオレット役に、ミュージカル初挑戦の三浦透子と進境著しい屋比久知奈(Wキャスト)を新たに迎えての上演だ。左から)黒人兵士フリック役:東啓介、白人兵士モンティ役:立石俊樹舞台は1964年のアメリカ南部。幼い頃に父親(spi)による不慮の事故で顔に大きな傷を負い、25歳の今まで人目を避けて暮らしていたヴァイオレット(三浦/屋比久)は、決意の表情でノースカロライナのバス停にいる。「あらゆる傷を癒やす」と噂の“奇跡の伝道師”(原田優一)に会うため、1500キロ西のオクラホマ州タルサまで、人生初の旅に出ようとしているのだ。乗り込んだ長距離バスの中で黒人兵士フリック(東啓介)、白人兵士モンティ(立石俊樹)、老婦人(樹里咲穂)ら、さまざまな価値観をもつ人々に出会い、少しずつ変化していくヴァイオレット。長い旅の先に、彼女が辿り着く境地とは――。今回は、2019年の英国公演にはあったものの、2020年の日本公演ではコロナ禍により叶わなかった、「オンステージシート」が登場することも話題のひとつ。休憩なし130分の公演を舞台上で体験したら、ヴァイオレットと一緒に旅をしているような気分になれそうだ。ミュージカル『VIOLET』 制作発表記者会見より取材・文:熊田音子<公演情報>ミュージカル『VIOLET』音楽:ジニーン・テソーリ脚本・歌詞:ブライアン・クロウリー原作:ドリス・ベッツ『The Ugliest Pilgrim』演出:藤田俊太郎出演:三浦透子/屋比久知奈(Wキャスト)東啓介 立石俊樹sara 若林星弥 森山大輔 谷口ゆうな 樹里咲穂 原田優一 spi【東京公演】2024年4月7日(日)~4月21日(日)会場:東京芸術劇場プレイハウス【大阪公演】2024年4月27日(土)~4月29日(月・祝)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティチケット情報:()公式サイト:
2024年04月07日2024年12月、上海で世界初演されるミュージカル『インファナル・アフェア』の演出・振付を、長谷川寧(ミュージカル『ピーター・パン』、ミュージカル『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』ほか演出・振付担当)が手掛けることが発表された。長谷川は、2018年から中国全土で上演している『白夜行』『人間失格』の演出・振付を手掛け、2023年11月15日に開催された2023北京・天橋ミュージカル年間式典では、影響力のあるミュージカル作品賞・年間優秀ミュージカル演出家賞・年間優秀ミュージカル振付家賞などを受賞した。新作ミュージカル『インファナル・アフェア』は、2002年にアンディ・ラウとトニー・レオンが主演した香港の映画作品で、香港ノワールの代表的作品。映画は第一部公開後、全3部作となり大反響を巻き起こし、2006年にはマーティン・スコセッシ監督によるハリウッドリメイク作品『ディパーテッド』がアカデミー賞作品賞を受賞。日本でも本作をモチーフにしたテレビドラマ『ダブルフェイス』(香川照之・西島秀俊W主演)が製作された。世界中で愛された本作のミュージカル化プロジェクトには、国際的な布陣が集結。脚本には、韓国ミュージカル『フランケンシュタイン』『ベン・ハー』『ベルサイユのばら』などのワン・ヨンボム、音楽にはフレンチミュージカル『赤と黒』『ロックオペラ モーツァルト』『1789:バスティーユの恋人』などのウィリアム・ルソー、作詞にはGMAゴールデンメロディアワードにて第28回「年間最優秀アルバム賞」にノミネートされるなど注目の歌手・音楽プロデューサー・ソングライターの許鈞がそれぞれ参加する。長谷川は「中国で3度目のミュージカルを作ることになりました。今回は香港ノワールの名作映画の舞台化になりますが、これまで小説や漫画原作の作品はやってきましたが、原作が映画スタートの作品は初めてで、これもまた新たな挑戦となります。映画は素晴らしい作品であることは間違いないので、銀幕上に映る彼らを新たにどう舞台上に甦らせるか、ご期待いただきたい」とコメントしている。<長谷川寧 プロフィール>Photo by Marc Doradzilo作家・演出家・振付家・パフォーマー。2003年冨士山アネット(フジヤマアネット)設立。異ジャンルとのコラボレーションを通じ本質を見詰め直す「疑·ジャンル」をテーマに国内外にて活動中。17年ベルリン・Theatertreffen International Forumに招聘、19年台北國際藝術村でのレジデンス制作、20年國家兩廳院(National Theater and Concert Hal,Taipei)IDEA’s LAB.参加、21年KYOTO CHOREOGRAPHY AWARDファイナリスト、22年ELECTRICJAPAN2022(The Coronet Theatre/LONDON)招聘、23年『白夜行』『人間失格』にて北京・天橋音楽劇年度盛典にて優秀演出賞・優秀振付賞他、作品が多数受賞。近年の演出·振付作品として『死刑執行中脱獄進行中』、『歌劇BLACKJACK』の他、国内でのミュージカル演出·振付作品として『ピーター・パン』、『ジョジョの奇妙な冒険ファントムブラッド』。中国では染空間ミュージカル『白夜行』『人間失格』が現在も全国ツアー継続中。振付家としてフジファブリック、bonobos、EGO-WRAPPIN’等ミュージシャンへの振付の他、Disney+スターオリジナル『ガンニバル』、映画『イチケイのカラス』、SoftBankのCM等映像作品にも多数参加。国内外の活動を軸に新たなアジアのヴィジョンを更新すべく精力的に活動中。<公演情報>ミュージカル『インファナル・アフェア』演出・振付:長谷川寧脚本:ワン・ヨンボム音楽:ウィリアム・ルソー歌詞:許鈞2024年12月 上海にて世界初演
2024年03月22日オリジナルミュージカル『のだめカンタービレ』の脚本・演出、翻訳ミュージカル『ファースト・デート』『High Fidelity』の訳詞・翻訳・演出、翻訳ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』の演出スーパーバイザー、『トッツィー』の演出補、『エブリ・ブリリアント・シング』の翻訳・演出、『カウントダウンミュージカルコンサート2023-2024』の構成・演出……。ここ1年の活動を取り出しただけでも目覚ましい活躍ぶりが分かる演出家、上田一豪が作・演出を務めるオリジナルミュージカル『Play a Life』が、本日2月7日(水)に東京・博品館劇場で幕を開ける。上田の主宰する劇団「Tip Tap」にて、2015年の初演以来繰り返し再演され、2023年にはテレビドラマ化もされた、劇団の代表作とも言える作品だ。上田一豪登場人物は、高校で非常勤講師を務める夫、元小学校教師の妻、夫が指導することになる教育実習生の3人だけ。夫婦はロビン・ウィリアムズ主演の映画『今を生きる』をきっかけに出会って結婚し、彼女は映画に憧れて教師となり、彼は俳優を志していた。だがいつの間にか妻は教師をやめ、夫は非常勤講師となり、二人の生活の間には一匹の猫。何が夫婦の生活を変えたのか? やはり『今を生きる』が好きだという実習生との関わりのなかで、その理由が少しずつ明かされていく――。出演は、佐藤隆紀(LE VELVETS)・平川めぐみ・屋比久知奈の「白猫チーム」と、相葉裕樹・松原凜子・豊原江理佳の「黒猫チーム」の2チーム制。平川は初演の実習生役から妻役への転身、ほかのメンバーは今回が初参加となる。1月に行われた稽古場取材会では、「黒猫チーム」が小澤時史作曲による美しいナンバーを披露した上で、「『生きる』というテーマは日常の中で考えることが少なくなっていると思いますが、この作品を観てそれを感じてもらえたら」(相葉)、「夫役の相葉さんと長年連れ添った夫婦の落ち着いた空気を出すことが重要」(松原)、「この作品との出会いが生きることに向き合うきっかけになれば」(豊原)とそれぞれにコメント。歌唱力にも演技力にも定評のある面々が織りなすドラマに期待が高まる。文:熊田音子<公演情報>ミュージカル『Play a Life』作・演出:上田一豪作曲:小澤時史【キャスト】白猫=佐藤隆紀(LE VELVETS)、平川めぐみ、屋比久知奈黒猫=相葉裕樹、松原凜子、豊原江理佳2024年2月7日(水)~2月12日(月・休)会場:東京・博品館劇場チケット情報:()公式サイト:
2024年02月07日撮影:鈴木健太 (C)プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカルラブライブ!シリーズのミュージカル作品『スクールアイドルミュージカル』の2024年公演が、2024年1月11日(木) に東京・THEATER MILANO-Zaで開幕した。本作は対立するふたつの伝統校を舞台に、アイドル活動を通して出会う10人の少女たちの夢への想いと変化を30曲以上の書き下ろし楽曲とともに描く、完全オリジナルストーリーの青春学園ミュージカル。2022年12月に東京、2023年1月に大阪で初演され、その後2023年8月に東京で上演された追加公演でも多くの評価を得て、今回の再演が決定した。さらなる可能性を広げるため、新たにWキャスト制度を採用した本公演の魅力を、公演前に行われたゲネプロの模様と合わせてレポートする。物語は、兵庫の進学校・椿咲花女子高校の理事長の娘で母親の期待に応えるために勉強を頑張りつつも密かにアイドルを応援している椿ルリカ(堀内まり菜)と、大阪の人気校・滝桜女学院の理事長の娘であり、芸能コース選抜アイドル部でセンターを務めながらも、まわりのプレッシャーから自分のやりたいことがわからなくなった滝沢アンズ(関根優那)の出会いが最初の大きな鍵となる。今回で3度目の公演ということもあり、初演から出演するオリジナルキャストたちの役への理解度がより深まったのか、芝居もさらなる進化が感じられた。特に本公演初日の出演キャストで行ったゲネプロでは、ルリカの椿咲花の仲良しメンバーたち、皇ユズハ(浅井七海)、北条ユキノ(杏ジュリア)、天草ヒカル(小山璃奈)、三笠マーヤ(佐藤美波)の4人も全員オリジナルキャストだからか、仲間同士でシンクロするような動きが見られたりと、これまで以上に仲の良い女子高生の雰囲気が見て取れた。ルリカがやりたいことを見つけ、みんなで夢中になっていくシーンでは、よりダイレクトに5人の楽しさが伝わってくる。コミカルなシーンもさらにのびのびとした表現になったことで、それぞれが演じるメンバーの愛らしさや魅力がアップしていた。新キャストが多い滝桜女学院メンバーのシーンでは、新キャストによる芝居のアプローチの変化を受けてオリジナルキャストの芝居も変化したのか、新たな発見があったシーンがいくつもあった。11日出演キャストのゲネプロのなかでは、新キャストの西田有愛が演じる来栖トアは、これまで以上にアンズへの憧れを感じさせ、第一幕序盤のアンズとのかけあいも先輩・後輩の絆が増しているように思えた。西田ひらりが演じるサヤカは爽やかな笑顔が印象的で、第二幕序盤の若槻ミスズ(西葉瑞希)や鈴賀レナ(三田美吹)と話すシーンでは、同級生同士ならではの気さくさが過去の公演よりも感じ取れた。その一方で、演者が変わっても、同じ人物を演じているからこそ変わらない魅力が見つけられることも。異なるキャストが演じることで、ルリカたち登場人物の個性がより浮き彫りになる印象を受けた。また、1月19日(金) までの本公演では、ペンライトやうちわを持ってメンバーたちのライブが楽しめる、恒例のカーテンコールスペシャルステージを実施。さらに公演最後の2日間、1月20日(土) と21日(日) は、スペシャルステージを拡大し、新規書き下ろし楽曲も披露される特別公演『文化祭&後夜祭スペシャル公演』の上演も行われる。■椿ルリカ役:堀内まり菜 コメントいよいよ初日を迎えます!一人ひとりのキャスト、関わってくださっている全員の力が合わさって、スクールアイドルミュージカルの世界がより鮮やかに進化したのを実感しています。初日から千秋楽まで、様々な組み合わせによる公演で、まさに一期一会の空間が生まれると思います。観に来てくださる皆様に、最高に幸せな時間をお届けできますように。観に行こうか迷っているという方も、ぜひ会いに来てください!“いま”の瞬間を一緒に過ごしましょう!■滝沢アンズ役:関根優那 コメント皆さんからの熱い応援をいただき、またスクミュの世界をお届けすることができて、感謝の気持ちでいっぱいです。そして、キラキラした夢のつまった特別な時間を皆さんともう一度過ごせることが本当に嬉しいです!さらにパワーアップした姿と、よりスクミュの世界を好きになっていただけるよう、みんなと、アンズちゃんと共に精一杯頑張ります。私たちの想いを、劇場で直接受け取ってください!撮影:鈴木健太<公演情報>THEATERMILANO-Zaオープニングシリーズ『スクールアイドルミュージカル』原作:矢立肇原案:公野櫻子脚本 / 演出 / 振付:岸本功喜作曲 / 編曲 / 音楽監督 / 歌唱指導:小島良太【出演】椿ルリカ:堀内まり菜皇ユズハ:浅井七海 / 鈴木まゆり(Wキャスト)北条ユキノ:杏ジュリア / 寺田光(Wキャスト)天草ヒカル:小山璃奈 / 春名真依(Wキャスト)三笠マーヤ:佐藤美波 / 松澤可苑(Wキャスト)滝沢アンズ:関根優那若槻ミスズ:西葉瑞希 / 南野巴那(Wキャスト)来栖トア:黒木美佑 / 西田有愛(Wキャスト)鈴賀レナ:三田美吹 / 加藤夕夏(Wキャスト)晴風サヤカ:西田ひらり / 山本愛梨(Wキャスト)椿 マドカ:蒼乃夕妃滝沢キョウカ:岡村さやか金子楓 / 藤本くるみ / 古沢朋恵 / 森田佳花 / 森本さくら / 森本めい / 渡辺七海 / 渡来美友【公演日程】2024年1月11日(木)~21日(日) 東京・THEATER MILANO-Zaチケット情報:()公式サイト:プロジェクトラブライブ!スクールアイドルミュージカル
2024年01月11日2023年9月、全国で21世紀型教育に取り組む高校8校が地域を超えて、High School Consortium(ハイスクールコンソーシアム)を立ち上げました。21世紀型教育とは、学力や偏差値重視の教育ではなく、予測困難なVUCA 時代における社会で活躍できる人材の育成を目的に、可視化することが難しいとされる非認知スキルの育成や ICT を活用した学習の個別最適化、また社会に開かれた教育を実践するものです。このHigh School Consortium(ハイスクールコンソーシアム)の目的は、1)全国各地で特色ある教育に取り組んでいる学校同士が協働し、2)限られた高校生活の中で、学校の垣根を飛び越え学びの可能性を広げるために、自分の学校以外の生徒同士が出会い・学びあいできる機会を数多く創出し、3)日本の学校教育を変革していく、ことです。コンソーシアムに加盟している学校は下記の通りです。・専修大学北上高等学校(岩手県)・星の杜中学校・高等学校(栃木県)・ドルトン東京学園中等部・高等部(東京都)・三浦学苑高等学校(神奈川県)・御殿場西高等学校(静岡県)・名古屋経済大学市邨中学校・高等学校(愛知県)・英数学館中・高等学校(広島県)・土佐塾中学・高等学校(高知県)現在計画している活動は、下記の通りです。①各校の生徒同士が、授業や学校行事を通じて学びあえる機会を創出する。②各校の教員同士で、情報交換・スキルアップを目的とした研修・勉強会を定期的に実施する。上記①②に限らず、定期的にオンラインでミーティングを重ねながら、生徒や教員が学校の垣根を越えて協働し学びあう機会を創出していきます。本校告知ページはこちら: 学校法人 北上学園 専修大学北上高等学校学校法人 宇都宮海星学園 星の杜中学校・高等学校学校法人 ドルトン東京学園 ドルトン東京学園中等部・高等部学校法人 三浦学苑 三浦学苑高等学校学校法人 市邨学園 名古屋経済大学市邨高等学校学校法人 東駿学園 御殿場西高等学校学校法人 広島加計学園 英数学館中・高等学校学校法人 土佐塾学園 土佐塾中学・高等学校本プレスリリースに関するお問い合わせは以下の通りです。学校法人広島加計学園 英数学館中・高等学校〒721-8502 広島県福山市引野町980-1探究委員会比羅岡 信子電話:084-941-4115メール: info@eisu-ejs.ac.jp High-Schoolコンソーシアム_プレスリリース.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年09月20日生田絵梨花が2018年にブロードウェイで開幕したミュージカル『MEAN GIRLS』に主演する。日本版初演となる本作は、2004年に公開された同名ハイスクールコメディ映画のミュージカル版で、トニー賞最多12部門にノミネートされた人気作。主人公はアフリカで生まれ育ったケイディ。16歳で初めてアメリカの高校に通うことになり、そこで出会った女の子たちと過ごす中で、彼女たちの笑顔の裏に隠された世界に触れ、大切なことは何かを学んでいく物語だ。2019年の舞台に続く演出の小林香に助けられつつ、共演の田村芽実や石田ニコルらと仲良く稽古が進む中、生田が作品の魅力や意気込みを語った。ブロードウェイミュージカル「MEAN GIRLS」チケット情報ミュージカルの舞台を何度も経験しているが「緊張するタイプなのでなかなか慣れなくて。ケイディをやるにあたっては自分もオープンにしていかないといけないし、普段の自分よりも思い切りがないとやれない役だなと思います」と話す生田。だが「ケイディは、個性が強くてパンチ力がすごい。みんなの中に何も知らない状態で飛び込んでいくので、役としても自分自身としても楽しませてもらっています」と笑顔を見せる。ケイディは「ダサイところからスタートしてどんどん女の子の世界に染まっていく役柄。私にもその要素があるのでシンパシーを感じます。彼女のたどる変化は私自身とも重ねながらできるのではないかな。ケイディと一緒に成長していけたらいいなと思っています」。演じるうえで大事にしているのはその変化の様子。「一人ひとりと出会って1歩ずつ階段をあがっていく役だから、丁寧にちゃんと踏んで進んでいかないと」。さらに大切なことについてこう語る。「ケイディは間違った方向に進んでしまうんですね。それも、気付いたらこんなところに来てしまっていたという。それって誰しもに起こり得ることなのかもしれないということを、お客様にも感じ取っていただけたらうれしいです。学校生活だけでなく会社やママ友とか、そんな社会を生きていく中で、みんなが直面する問題がこの作品の中にもあると思うので、年齢関係なく楽しんでいただけると思います」。もちろん歌も注目ポイントだ。「16年間野生児として育ってきたケイディの伸びやかさや力強さが歌にも反映できたら。でも自然とノレる曲ばかりなので、お客様にも楽しんでもらえるんじゃないかなって、今からワクワクしています。観た後に、皆さんの中にあるモヤモヤした気持ちが爽快に弾け飛ぶような作品にみんなでしていけたらと思っていますので、ぜひ劇場へ楽しみに来てください。頑張ります!」。公演は、2月12日(日)まで東京・東京建物ブリリアホールにて上演中、2月17日(金)から19日(日)まで福岡・キャナルシティ劇場、2月23日(木・祝)から27日(月)まで大阪・森之宮ピロティホールにて。チケット発売中。取材・文:高橋晴代
2023年02月09日アレクサンダー・ペイン監督、リース・ウィザースプーン主演でスマッシュヒットした1999年のブラックコメディ映画『ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!』(日本劇場未公開)の続編が作られることになった。今回も、監督はペイン。ウィザースプーンは主演とプロデューサーを兼任する。原作小説を書いたトム・ペロッタが続編『Tracy Flick Can’t Win』を出版したのを受けてのもの。映画のタイトルも同じになる予定だ。映画はParamount+で配信される。ペインは現在、次回作『The Holdovers』を撮影中。主演はポール・ジアマッティ。文=猿渡由紀
2022年12月09日2004年に制作されたハイスクールコメディ映画をミュージカル化した『MEAN GIRLS』。ヒロイン・ケイディはアフリカで育ち、16 歳で初めてアメリカのハイスクールに通うことになる。「その設定自体がすごく面白い」と、生田絵梨花は語った。それまではずっとホームスクールで学び、同年代の若者たちとの集団生活をまったく知らなかったケイディ。そんな彼女が変わっていく姿を、「最初はダサくて、そこからキラキラ女子たちに囲まれて学校生活をサバイバルしていく。見た目や環境が変わることで内面も変わっていくって、誰もがあり得るので、丁寧に、コミカルさもありつつリアリティを出せたら」という。周りの女の子たちを意識して見栄を張り、“イケてる”自分であろうとする。『MEAN GIRLS』にはそんな“女子あるある”がポップでコミカル、でもシニカルな視線も交えながら描かれる。そうしたケイディたちの姿には、生田もシンパシーを感じるそう。「みんな多少は経験したことがあるだろうし、自分の感覚に引き寄せながら演じたいと思います」ケイディはハイスクールで、カースト上位の女の子たちのグループ・プラスティックスと出会う。そのリーダーが、レジーナ。ふたりの関係性が全編を通じての見どころだ。生田も、「女子カーストのトップに君臨している彼女に対して、ケイディは、最初は反発心を感じて『違う世界の人』って捉えていたのに、いつの間にか彼女に巻き込まれて仲間になり、仲間になってもまた衝突する。そういう関係性や、憧れと表裏一体の感情は探っていきたいと思います」とイメージを膨らませる。レジーナを演じるのは、モデルとして、また舞台でも活躍している石田ニコル。彼女と行動を共にするプラスティックスのメンバーは、グレッチェンを松原凜子、カレンを松田るかが演じる。彼女たちの華やかな存在感にも注目だ。また、ケイディの同級生であるロック系少女・ジャニスに田村芽実、ゲイの男子・ダミアンに内藤大希、ケイディが一目ぼれするアーロンに小野塚勇人、数学オタクのケヴィンに中谷優心など、個性豊かな若手キャストが集う。彼らのパワフルな演技・歌が、観客を魅了するに違いない。ブロードウェイでこの作品を鑑賞した生田は、「言葉はわからなかったけれどすごくワクワクした」そう。「女の子たちのキラキラやチャーミングさが、舞台のエネルギーとして渦を巻いたらいいですね。それと、女の子のブラックな側面もコミカルに描きたい。舞台って、これだけ五感をフルに稼働する空間は他にないと思っています。色々と閉鎖されたり抑制されたりした時期が続いた今だからこそ、気兼ねなく参加してもらえたら嬉しいですし、男女問わず楽しんでもらえたら。私もそういう空間を創れるように微力ながら頑張りたいと思います」。キラキラとした笑顔でそう語る彼女は、きっと魅力的なケイディを生み出すだろう。
2022年11月25日今年で12周年を迎えた「ラブライブ!」シリーズの初のミュージカル『スクールアイドルミュージカル』が、12月10日(土) から15日(木) まで新国立劇場 中劇場にて、来年1月25日(水) から29日(日) まで梅田芸術劇場メインホールにて上演されることが決定した。「ラブライブ!」シリーズとは、「みんなで叶える物語」をキーワードにオールメディア展開するスクールアイドルプロジェクト。スクールアイドルによるアニメーションPV(DVD&BD)付音楽CDのリリース、雑誌・小説をはじめとした書籍、TVアニメ、スマートフォン向けゲーム、コンシューマーゲーム、トレーディングカードゲームなどのほかに、実際にメンバーを演じるキャストによるライブイベントやラジオ、生配信など様々なメディアを巻き込んだ展開を行っている。『スクールアイドルミュージカル』は、これまでの「ラブライブ!」シリーズ作品のミュージカル化ではなく、完全オリジナルの新作ミュージカルとなっており、本作のために新たに書き下ろされた楽曲と共に10人の少女たちと叶える青春学園ドラマをお届けする。キャストは、全国レベルの学力と伝統を誇る兵庫の名門進学校・椿咲花(つばきさくはな)女子高校の理事長の娘・椿 ルリカ役を堀内まり菜、皇 ユズハ役を浅井七海、北条ユキノ役を杏 ジュリア、天草ヒカル役を小山璃奈、三笠マーヤ役を佐藤美波、そして理事長の椿 マドカ役には、宝塚時代に数々のヒロインに抜擢され、退団後も精力的に活躍する蒼乃夕妃が演じる。そして、芸能コースアイドル部を擁する大阪の人気有名高校・滝桜(たきざくら)女学院の理事長の娘・滝沢アンズ役は関根優那、若槻ミスズ役は西葉瑞希、来栖トア役は星守紗凪、鈴賀レナ役は三田美吹、晴風サヤカ役は青山瑠里が務め、滝桜女学院の理事長・滝沢キョウカ役は2007年『レ・ミゼラブル』で初舞台を踏み近年は2.5次元作品のみならず、『シュレック・ザ・ミュージカル』にも出演した岡村さやかが担当する。■脚本・演出 岸本功喜 コメントこの度ラブライブ!シリーズ初となる舞台化ということで、脚本と演出をさせていただくことになりました岸本です。ラブライブ!の世界はシリーズを通じて普遍的なテーマがしっかりと描かれており、誰もが元気をもらえる物語と魅力的な登場人物で多くの方にずっとずっと愛され続けています。そのような重みのある作品の世界を新たにミュージカルというジャンルで挑戦させていただける事は、僕にとっても光栄かつ非常にエキサイティングな出来事です。劇場という濃密な空間の中で、この新しい物語を皆さまと共有出来る日を今から心待ちにしております。■作曲・編曲 小島良太 コメントスクールアイドルミュージカルの作曲、音楽監督を担当させていただくことになりました小島です。シリーズの明るい世界感やお話の展開のテンポ感などはとてもミュージカル的だと思っておりました。感情をさらにエモーショナルにうったえかけることのできるミュージカルというジャンルで、ラブライブ!スピリットを引き継いだ新しいストーリーの音楽を作れることを非常に楽しみにしております。これまで多くのミュージカルを制作してまいりましたが、今回ポップで痛快なアイドルミュージックのジャンルとの融合は新しいチャレンジになります。物語のサポートをしつつ、音楽自体も楽しめるものにしていきたいと思っております。劇場ならではの臨場感を是非体感してください! お待ちしております。■堀内まり菜 コメント椿 ルリカ役を担当させていただくこととなりました、堀内まり菜です!たくさんの夢と希望に溢れたラブライブ!の世界に携わらせていただける事、大変光栄に思っております。まだまだ未熟者ではありますが、私自身ミュージカルが心の底から大好きなので、観に来て下さる皆さまに最高に煌めいた世界へとお連れできるよう、ルリカちゃんと一緒に誠心誠意臨みたいと思います。どうか見守っていただけたら嬉しいです。これから、よろしくお願いいたします!■浅井七海 コメントこの度 皇 ユズハ役をさせていただくことになりました浅井七海です。大好きな作品の初のミュージカルに出演できることが、はじめは夢のような気分で信じられないくらい嬉しい出来事でした。ラブライブ!シリーズの世界観を、生の舞台だからこそ味わえる空気感としてお届けできるよう楽しみながら精一杯頑張ります。是非、劇場にてお会いしましょう!■杏 ジュリア コメント皆さんはじめまして。北条ユキノ役を演じさせていただきます、杏 ジュリアです。この度、ラブライブ!シリーズとして初のミュージカルに出演させていただくこととなり、たくさんのファンのみなさんに長年愛され続けているこの作品に携わることができ、本当に光栄です。私自身、ラブライブ!のキラキラした世界観がとても大好きで全部観ています。一言で表現するのは難しいですが、団結、絆、情熱、ときめきなどたくさんの青春が詰まったストーリーにいつもとても感動しています。今回はそのラブライブ!の世界観をミュージカルで、生だからこその熱量とともにお届けすることができたらなと思っています。ラブライブ!という作品へのリスペクトを大切に、精一杯全力で挑みますのでどうぞよろしくお願いします。■小山璃奈 コメント天草ヒカル役を務めさせていただきます、小山璃奈です。今回ラブライブ!シリーズ初の舞台化ということで、歴史のある作品の初の舞台化に携わらせて頂ける事、とても嬉しく思います。私にとって夢のひとつでもあったミュージカル。幼い頃から歌って踊ることが好きだったと言うこともあり、今からとても楽しみな気持ちでいっぱいです。楽しみな反面不安な面もありますが、素敵なキャストの皆さん、スタッフの皆さんと共に素敵な作品を作り上げていけるよう、そして皆様に最高の舞台をお届けできるよう、精一杯頑張ります!皆様のご来場お待ちしております!■佐藤美波 コメント三笠マーヤ役の佐藤美波です!小学校の時からずっと大好きで憧れ続けてきたラブライブ!の世界線をマーヤちゃんとして生きられることがとっても幸せです...!初ミュージカル、幕が上がるのがとても楽しみなのと同時に全部がドキドキのド緊張ですが、マーヤちゃんと一緒に沢山成長して皆様に素敵な作品をお届けできるよう頑張ります!よろしくお願いします(* ̈*)♪■関根優那 コメント滝沢アンズとして出演させていただきます、関根優那です!大人気のラブライブ!の新たなシリーズとして、こうして舞台に立たせていただけることが本当に本当に光栄です!ラブライブ!を見て感じた青春、頑張る勇気や、夢を叶える感動を、舞台を通して皆さんにお届けできるように精一杯頑張ります!アンズの葛藤や成長も見届けていただけたら嬉しいです!スクールアイドル、今からとても楽しみです!■西葉瑞希 コメント若槻ミスズ役を演じさせていただきます、西葉瑞希です。世界中から愛されている作品に携わることができ、嬉しさと驚きでいっぱいです。「スクールアイドルミュージカル」として、舞台の上でしっかりと役割を全うさせていただきます。頑張ります!■星守紗凪 コメント皆様、初めまして!『スクールアイドルミュージカル』にて来栖トアを演じさせていただきます、星守紗凪と申します。わたし自身ラブライブ!シリーズが好きで、アプリゲームのスクフェスではイベントの上位にランクインする程やり込んでいたので、出演が決まった時は本当に嬉しかったです...!スクールアイドルたちの学園生活の様子や、夢や想いをそれぞれに抱き葛藤していく熱い青春も、今までとは違う形である“生もの”の舞台だからこそ、同じ空間でリアルに繰り広げられるからこそ、その良さを皆様の全身で感じていただけるようなミュージカルにしたいです!そして、わたしなりにトアちゃんという役柄に愛をもって命を吹き込み、皆様の中にも生きられるよう大切に演じきります!どうぞよろしくお願いいたします!■三田美吹 コメント滝桜女学院の鈴賀レナ役を演じさせていただきます!初めてのことばかりで頭から足先までいろんなものが駆け巡っていますが、大好きなミュージカルに出演させていただけること、何よりご一緒したかった演出家さんと作曲家さんと舞台に携わらせていただけることがとても嬉しいです。たくさん愛され続けているラブライブ!初の舞台化、新シリーズとしてその愛情を受け継いでいけますように...その名に恥じないようレナがレナでいられますように...精一杯頑張らせていただきます。足を運んでくださる皆さんにたくさんの笑顔が溢れる帰り道になるよう、素敵な作品を作り上げてまいります。この作品が皆さんの元気の源でありますように。ぜひ、ご来場ください!■青山瑠里 コメント晴風サヤカ役を演じさせていただきます。青山瑠里です。出演が決まった時、嬉しくて最初は信じられませんでした。私自身、舞台で役をいただくことが今回初めてで、沢山の気持ちが込み上げましたし、ラブライブ!シリーズの世界の一員として舞台に立たせていただけること、本当に光栄で精一杯頑張りたいという気持ちでいっぱいです。きっと私にとってかけがえのない作品になるだろうと確信しています。今回、オリジナルのストーリーということで、舞台上でどのように物語が展開されていくのか、今からワクワクが止まりません!サヤカちゃんとして、皆様にお会いできる日を楽しみに、お稽古に励んで参りますのでよろしくお願いいたします!是非、劇場でお待ちしております!<公演情報>『スクールアイドルミュージカル』原作:矢立肇原案:公野櫻子脚本・演出・振付:岸本功喜作曲・編曲・音楽監督・歌唱指導:小島良太【キャスト】■椿咲花(つばきさくはな)女子高等学校椿 ルリカ:堀内まり菜皇 ユズハ:浅井七海北条ユキノ:杏 ジュリア天草ヒカル:小山璃奈三笠マーヤ:佐藤美波椿 マドカ:蒼乃夕妃■滝桜(たきざくら)女学院高等学校滝沢アンズ:関根優那若槻ミスズ:西葉瑞希来栖トア:星守紗凪鈴賀レナ:三田美吹晴風サヤカ:青山瑠里滝沢キョウカ:岡村さやか■アンサンブルキャスト大原万由子 / 金子 楓 / 鈴木まゆり / 中﨑花音 / 藤本くるみ / 古沢朋恵 / 森本めい / 渡辺菜花【東京公演】2022年12月10日(土)~15日(木) 新国立劇場 中劇場【大阪公演】2023年1月25日(水)~29日(日) 梅田芸術劇場 メインホール【チケット料金】全席指定:10,500円(税込)※未就学児入場不可インフォメーション:公式サイト::
2022年09月26日世界的な一大ブームを巻き起こした「ハイスクール・ミュージカル」のドラマシリーズ「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」のシーズン3が、7月27日(水)より「Disney+(ディズニープラス)」にて独占配信開始。その予告編が解禁となった。本作は、オリジナル作品の「ハイスクール・ミュージカル」が撮影されたイースト高校を舞台に、演劇部のメンバーがあの「ハイスクール・ミュージカル」を新作ミュージカルとして企画したところから始まった本シリーズ。シーズン3となる今回の舞台はサマーキャンプ。この夏、「ワイルドキャッツ」が挑むのは、大ヒットディズニー映画『アナと雪の女王』。お馴染みのメンバーが、学校を飛び出して、カリフォルニアのキャンプ場で音楽やダンス、演技でさらなる高みを目指すために練習に励む。大自然の中で、門限もなく、心も体も開放された彼らは、とっておきの“忘れられない夏”を過ごすことに。実力派キャスト陣による、さらにパワーアップした圧巻のパフォーマンスも披露される。オリジナルの「ハイスクール・ミュージカル」をはじめ、『アナと雪の女王』や『キャンプ・ロック』などの楽曲パフォーマンスは必見!今回解禁となった予告編映像では、「ワイルドキャッツ」のメンバーが歌やダンス、そして全米でも大人気のカープール・カラオケを披露する、キュートでエネルギッシュな姿が映されている。友情や恋愛、新たな出会いなど、盛りだくさんの夏休みを過ごす様子はまさに青春そのもの。キャストには、シーズン1、2に引き続き、グラミー受賞シンガーでもあるオリヴィア・ロドリゴ(ニニ役)ほか、ジョシュア・バセット(リッキー役)、ソフィア・ワイリー(ジーナ役)、マット・コーネット(EJ役)などが続投。そして、今シーズンでは、キャンプのゲストコーチ役として、オリジナルの「ハイスクール・ミュージカル」でチャド役を演じていたコービン・ブルーが本人役で登場する。さらに、「ゾンビーズ」シリーズに出演し、一気にディズニーの次世代スターの仲間入りを果たしたメグ・ドネリーや、「モダン・ファミリー」ミッチェル役でもお馴染みで、トニー賞受賞歴もあるジェシー・タイラー・ファーガソン、アメリカのティーンに絶大な人気を誇るインフルエンサー兼ダンサーで歌手のジョジョ・シワ、「シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ」で主人公の兄役を演じていたジェイソン・アールズなど、豪華ゲストが続々登場する。また、ディズニープラスでは、オリジナル作品からキャストを一新し、現代の高校生たちが「ハイスクール・ミュージカル」の舞台を上演するまでの物語を描いたシーズン1と、春のミュージカル公演で披露する『美女と野獣』や最も優れた演劇部に贈られる“アラン・メンケン賞”を目指すまでの熱いドラマや成長していく登場人物たちの姿を描いたシーズン2も配信中。なお、シーズン3本編配信に先駆けて、ディズニー・チャンネル オリジナル・ムービー『キャンプ・ロック2 ファイナル・ジャム』の「It’s On」を本作キャストがカバーした先行トラックも配信中となっている。「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」シーズン3は7月27日(水)よりディズニープラスにて独占配信。(text:cinemacafe.net)
2022年07月20日ブロードウェイミュージカル『ミーンガールズ(MEAN GIRLS)』が2023年1月30日(月)から2月12日(日)まで東京建物ブリリアホールにて上演され、その後、福岡、大阪公演が実施される。主演は生田絵梨花、演出・上演台本・訳詞は小林香が務める。東京公演のチケット一般発売日は2022年11月26日(土)。アメリカンガールズコメディ『ミーンガールズ』日本初上陸2004年にアメリカで製作された映画『ミーンガールズ』。女の子のリアルな学園生活やファッショナブルな世界観が大きな反響を呼んだ、ハイスクールコメディ映画の金字塔ともいえる作品だ。2018年には、ミュージカル『ミーンガールズ』として舞台化され、ブロードウェイにて開幕。映画の脚本も務めたティナ・フェイによる<現代のSNS文化>と<映画のアイコニックなシーン>を織り交ぜた脚本と、ティナ・フェイの夫 ジェフ・リッチモンドによる音楽、『 キューティーブロンド 』で有名な ニール・ベンジャミンによる作詞、そしてキャストの大半が20代という若く 勢いのあるカンパニーとして注目され、同年のトニー賞では作品賞、主演女優賞、脚本賞など、最多の12部門でノミネートされた。また、ウエストエンドでの公演や、ミュージカル版での再映画化も予定されている。そんな人気ミュージカル『ミーンガールズ』が、遂に日本に初上陸を果たす。『ミーンガールズ』ストーリー『ミーンガールズ』の主人公は、アフリカの大自然に囲まれて生まれ育った女の子・ケイディ。これまで自宅学習を行っており学校に通ったことがなかったが、16歳になってアメリカに引っ越し、初めて学校に通うことになる。最初は馴染めずに浮いているケイディだったが、ひょんなことからスクールカーストトップの女の子たちと過ごすことに。個性豊かな女の子たちが繰り広げるバトルにに巻き込まれながらも、大切なことは何かを学んでいく。登場人物■ケイディ・ヘロン(生田絵梨花)…アフリカで生まれ育った主人公。動物学者の両親を持つ。最初は学校生活に馴染めずにいたが、ひょんなことから校内アイドル3人組「プラスティックス(Plastics)」のボス、レジーナに仲間にいれてあげてもいいと言われる。彼女たちと一緒に行動する中で、キラキラした笑顔の裏に隠された “弱肉強食な女の子の世界”に触れながら、成長していく。■レジーナ・ジョージ(石田ニコル)…「プラスティックス(Plastics)」のボスで学園の女王様。■ジャニス(田村芽実)…ロック好きの女の子。浮いているケイディに、ダミアンと一緒に最初に話し掛ける。後に、“仲間になったふりをして、レジーナの弱みを握ってきてほしい”とケイディにお願いする。■ダミアン(内藤大希)…ゲイボーイ。ジャニスと共に、校内の派閥についてケイディに教える。また、その中で、特に気を付けるべきは「プラスティックス」であると告げる。■グレッチェン(松原凜子)…「プラスティックス」の1人で学園の情報通。■カレン・スミス(松田るか)…「プラスティックス」の1人で学園随一の天然なおとぼけ。■アーロン(小野塚勇人)…ケイディと数学の授業で一緒のイケメン。ケイディが一目惚れする相手。■ケヴィン(中谷優心)…数学クラブに所属している数学オタク。■デュバル校長(黒須洋嗣)…ノースショア高校の校長。■ノーバリー先生/ミセス・ジョージ(壮一帆)生田絵梨花が単独主演主演は、『レ・ミゼラブル』や『モーツァルト!』、『ロミオ&ジュリエット』、『四月は君の嘘』など、数々のミュージカルに出演してきた生田絵梨花。歌唱力と演技力の高さから第44回菊田一夫演劇賞の演劇賞を受賞した生田が、ティーンエイジャーたちのバトルに巻き込まれ、自身もその空気に染まってゆく主人公・ケイディを演じる。演出・上演台本・訳詞は小林香また、演出・上演台本・訳詞は、『ナターシャ・ピエール・アンド・ザ・グレート・コメット・オブ・1812』やオフ・ブロードウェイミュージカル『The Last 5 Years』、2022年9月上演予定の『モダン・ミリー』など、数々の海外ミュージカルを手掛ける小林香が担当。ガールズパワー溢れる今作をどのようにして日本版舞台として昇華するのか、期待が高まる。作品詳細ブロードウェイミュージカル『ミーンガールズ』演出・上演台本・訳詞:小林香脚本:ティナ・フェイ音楽:ジェフ・リッチモンド作詞:ニール・ベンジャミン出演:生田絵梨花、田村芽実、石田ニコル、内藤大希、松原凜子、松田るか、小野塚勇人(劇団EXILE)、中谷優心、 黒須洋嗣、壮一帆、伊藤かの子、工藤彩、黒田陸、篠本りの、シュート・チェン、鈴木満梨奈、鈴木里菜、中嶋紗希、増山航平、松村桜李、村上貴亮、山﨑感音■東京公演上演期間:2023年1月30日(月)~2月12日(日)会場:東京建物ブリリアホール住所:東京都豊島区東池袋1-19-1チケット料金:S席 13,500円、A席 9,500円、B席 5,000円(全席指定)※未就学児の入場不可。車イスでの来場予定者は、予め購入席番をチケットスペース(TEL:03-3234-9999)まで要連絡。チケット一般発売日:2022年11月26日(土)10:00~チケット取り扱い:チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット、チケットスペース、としまチケットセンターチケットに関する問い合わせ先:チケットスペースTEL:03-3234-9999(平日 10:00~12:00/13:00~15:00)※電話対応時間は変更になる可能性がある。■福岡公演上演期間:2023年2月17日(金)~2月19日(日)会場:キャナルシティ劇場住所:福岡県福岡市博多区住吉1-2-1■大阪公演上演期間:2023年2月23日(木・祝)~2月27日(月)会場:森ノ宮ピロティホール住所:大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5
2022年06月09日音楽、才能、愛、裏切り、そして夢――。今、新たなオリジナルミュージカルが誕生しようとしている。都内スタジオで行われたミュージカル『スワンキング』の通し稽古。初日まで約2週間となったこの日、稽古場を見学する機会を得た。キャスト、スタッフともに全員不織布マスクを着用しての稽古だったが、そんな状況を軽々と飛び越えるカンパニーの熱量と劇世界の広がりに、胸の高まりが収まらない時間となった。舞台は19世紀のバイエルン王国。“狂王”とも呼ばれたルートヴィヒ二世と“天才”作曲家・ワーグナーとの関係を軸に、激動の時代を生きた人々の物語が紡がれる。白鳥王ことルートヴィヒ二世を演じる橋本良亮。立ち姿の美しさと全身からにじみ出る気品、その凛々しい佇まいで場をけん引する姿が頼もしい。音楽を愛し、芸術で諸国を平和に導こうとするも国民には理解されず、次第に孤独に苛まれる姿が胸に迫った。天才的な音楽家・ワーグナー役の別所哲也。天賦の才を宿す芸術家でありながら、プライベートでは欠落の多い人物を人間臭く、チャーミングに演じる。クセの強さと輝く才能とを手品のように切り替え見せるさまは流石のひとこと。この2人を取り巻くキャラクターも非常に魅力的だ。偉大な作曲家・リストの娘で夫を持つ身でありながら、ワーグナーのもとへ走って彼を支え、次第にプロデュースすらしていくコージマ(梅田彩佳)、敬愛するワーグナーに妻を奪われ苦悩する指揮者のビューロー(渡辺大輔)、その優しさゆえに心がむしばまれていくルートヴィヒ二世の弟・オットー(今江大地)、宰相として冷静な視点を持ち国王を支えるルッツ(牧田哲也)。さらに『スワンキング』にはミュージカルラバーに馴染み深い人物も登場する。その筆頭が夢咲ねね演じるエリザベート(シシィ)だ。じつはシシィ、史実でもルートヴィヒ二世にとっては姉のような存在で、この作品では特に冒頭とラストで重要な役割を果たす。シシィの妹・ソフィや母・ルドヴィカも作中に存在するので、ミュージカル『エリザベート』と同時代の物語という視点でも楽しめそうである。日本のオリジナルミュージカルのアキレス腱が音楽ともいわれるが、本作『スワンキング』においてそのロジックは通用しない。これまでおもに三谷幸喜と組み『ショーガール』や『日本の歴史』といった作品を成功させてきた荻野清子の楽曲は壮大かつ繊細で、一瞬のうちに私たちを19世紀のバイエルンへと連れ去ってくれる。歌詞は脚本と演出を手掛けるG2が担っており、非常に自然で面映ゆさを感じさせない。この日の稽古場ではピアノ演奏のみだったオリジナル楽曲が生のオーケストラで奏でられ、手練れの俳優たちが歌うさまを想像するだけで心が劇場へと飛んで行くようだ。通し稽古を取材して、本作のテーマのひとつが“夢”だと感じた。ワーグナーは荘厳なオペラを自身が願った劇場で上演する“夢”を叶えるが、彼の1番の理解者、信奉者と自負するルートヴィヒ二世の“夢”は潰える。芸術を愛し、音楽の力を信じたスワンキングの“夢”が白い衣とともに湖の奥へと消える姿はとても美しく、そしてせつない。彼は最後にどんな“夢”を見たのだろう。『スワンキング』は史実を基に脚本や楽曲が書き下ろされた完全オリジナルミュージカルだ。日本のオリジナルミュージカルに先入観がある人や、どこか気恥ずかしさを感じる人にこそ、この作品の世界観を体感してほしい。初演の客席にいたことを、後できっと自慢できるはずだから。美しき白鳥王と不完全な天才が織りなす物語の幕がもうじき上がる。新たなオリジナルミュージカルの扉が開くその時が楽しみでならない。取材・文=上村由紀子(演劇ライター)
2022年06月08日大ヒット映画『ディセンダント』や『ハイスクール・ミュージカル』シリーズを製作したスタジオが贈る、ポップでエネルギッシュなミュージカル・ムービー『スニーカーシンデレラ』が5月13日(金)よりDisney+(ディズニープラス)にて日本初独占配信。キービジュアルと日本語版予告編が解禁された。スニーカー文化の中心であるニューヨーク、少年エル(チョーズン・ジェイコブス)は亡き母が遺した靴屋で、意地悪な継父と義理の兄弟たちとともに、その才能を隠しながら、ストックボーイ(商品補充係)として働いている。ある日、エルは伝説的なバスケットボール選手であり、“スニーカー王”の異名を持つダリウス・キング(ジョン・サリー)の娘であるキラ・キング(レクシー・アンダーウッド)と運命的な出会いを果たす。そして、親友からの後押しとフェアリー・ゴッドファーザーのちょっとした魔法によって、スニーカーデザイナーを目指す勇気を手に入れる――。解禁された予告編では、エルとキラが運命的な出会いを果たすシーンをはじめ、エルが夜中の0時の鐘とともにパーティー会場から帰るシーンや、エスカレーターに片方のスニーカーを落としてしまうシーンなど、「シンデレラ」をオマージュしたシーンがところどころに散りばめられている。さらに、スニーカーカルチャー×ヒップホップ・ミュージックがクールに融合、瞳を輝かせながら、ノリノリでスニーカーデザインを施していくエルは、果たして、“本物のデザイナー”になることができるのか。ポップでエネルギッシュなミュージカル・ムービーを期待させている。『スニーカーシンデレラ』は5月13日(金)よりディズニープラスにて配信開始。(text:cinemacafe.net)
2022年04月20日岡幸二郎ミュージカル・コンサート2021『ベスト・オブ・ミュージカル』が2021年12月10日(金) に大田区民ホール・アプリコ大ホール(東京都大田区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて11月24日(水)より発売開始です。カンフェティで11月24日(水)19:00よりチケット発売開始 公式ホームページ ■曲目《オペラ座の怪人》より「All I Ask of You(A.L ウェバー)」《ウエスト・サイド物語》より「Tonight(L.バーンスタイン)」他※曲目は変更になる場合もございます。予め、ご了承ください。■ 出演者岡幸二郎ゲスト:幸田浩子OKA Special Ensemble岡幸二郎(ミュージカル俳優、プロデューサー)福岡県出身。大学では中国語を専攻。後に劇団四季にシーズンメンバーとして参加。1994年『レ・ミゼラブル』のアンジョルラス役をオーディションで射止め、その華やかな風貌と圧倒的な歌唱力で一躍ミュージカルスターへと躍進した。2003年からは同作品でジャベール役を演じ、17年にわたり『レ・ミゼラブル』に参加した。ミュージカルの他、ストレイトプレイやTV(NHK大河ドラマ『義経』他)、ラジオ、フルオーケストラからライブハウスまでのコンサート、トークショーなども精力的に行う。CDはソロアルバムとして、『Love Collection』『The Prayer』『Best of Musical』をリリース。また、ミス・サイゴンを機に『ミス・サイゴン基金』を立ち上げ、ボランティア活動にも熱を注ぐ。九州大谷短期大学客員教授。幸田 浩子(ソプラノ)東京藝術大学首席卒業。同大学院、文化庁オペラ研修所を経て渡伊。数々の国際コンクールで上位入賞後、ローマ歌劇場、シュトゥットガルト州立劇場等で活躍し、名門ウィーン・フォルクスオーパーと専属契約。帰国後は、新国立劇場『ホフマン物語』『鹿鳴館』、びわ湖ホール『リゴレット』、二期会『魔笛』『ばらの騎士』『清教徒』等多数出演。全国各地でのリサイタル、オーケストラコンサートに加え、NHK-FM「気ままにクラシック」のパーソナリティや、BSフジ「レシピ・アン」でのMC等多彩な活動を展開。2018年にはCDデビュー10周年を記念し「ARIA花から花へ~オペラ・アリア名曲集」を、2020年には「このみち~日本のうたⅡ~」をリリース。第14回五島記念文化賞オペラ新人賞、第38回エクソンモービル音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。第3代クルーズアンバサダー(クルーズ振興大使)。2021年11月二期会『こうもり』ロザリンデ、2022年1月びわ湖ホール『竹取物語』かぐや姫で主演予定。二期会会員。■ タイムテーブル2021年12月10日(金)17:30開場18:30開演■ チケット料金全席指定SS席8,500円S席7,500円A席6,000円B席4,500円C席3,000円※未就学児入場不可 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年11月24日7人組アーティスト・7ORDERの阿部顕嵐が、ドラマ『さよなら、ハイスクール』の主演を務めることが1日、明らかになった。同作は森もり子による同名コミックの実写化作。スクールカースト最底辺として高校生活を送る朝倉(阿部)は、文化祭実行委員に任命されたことをきっかけにクラスの秩序と崩壊を目論み、カースト上位の美少女と付き合う計画を立てる。順調に思われたカースト崩壊計画だが、ある事件をきっかけに意外な方向へ。青春の中にいながら「青春」の幻想を客観視する、奇想天外な学級崩壊悲喜劇となる。脚本・監督を:西垣匡基が務め、主演の阿部の他、野本ほたる、齊藤英里、高橋怜也、武本悠佑、相沢菜々子、ワタリ119、永野宗典らが出演。7月10日に制作発表・試写会を予定している(阿部は映像出演)。
2021年07月01日名門進学校を舞台に、ミュージカル部の設立を目指す生徒と教師の奮闘を描いたミュージカル『「オープニングナイト」~桜咲高校ミュージカル部~』が、7月2日(金)より東京・日本青年館ホールで上演となる。本作は、劇団四季出身でミュージカル「魔女の宅急便」などを手掛けたことでも知られる岸本功喜が脚本・演出・振付を担当する完全オリジナル作で、同演目を〈team Blue〉〈team Red〉の2チームがそれぞれ上演するというこれまでにない取り組みも話題だ。横山だいすけ、三倉佳奈、福井貴一、野々村真、湖月わたるが演じる個性豊かな教師陣は共通で登場し、〈team Blue〉は、ダンス・ボーカル・グループの『原因は自分にある。』から、武藤潤、杢代和人、大倉空人の3人と、瑛、中谷優心、村上貴亮が出演、〈team Red〉は、私立恵比寿中学の星名美怜、超ときめき♡宣伝部の小泉遥香と杏ジュリア、透明感のある雰囲気で現在売り出し中の河村花、NHK『おとうさんといっしょ』の竹内夢に加えて、前田悠雅が名を連ねる。ミュージカル俳優を夢見る主人公と、ひょんなことから顧問を引き受けることになった熱血教師を軸に、癖のある生徒たちと、創部を反対する校長との対立を経て、ミュージカル部は舞台初日=オープニングナイトを迎えることが出来るのか…。今回は、稽古が佳境に入る前の6月中旬の稽古場を取材した。ミュージカル『「オープニングナイト」~桜咲高校ミュージカル部~』稽古より、ミオ先生役の三倉佳奈取材はそれぞれ別の日に行われたが、取り組んでいるシーンはほぼ同じ。生徒6人とアンサンブル・キャストによる歌の稽古がメインで、主人公のマイト/マイを中心に、ミュージカルの上演に向けて、それぞれの生徒の個性を生かして役割を分担し、学校全体を巻き込んでいくという重要なパートだ。■team Blue〈team Blue〉の稽古は、今回ミュージカル初挑戦となる『原因は自分にある。』武藤・杢代・大倉が瑛、中谷、村上の3人と共に、いろいろと試しながら演出の岸本が肉付けをしていく。主人公のマイトをきっかけに進んでいく物語だけに、彼を演じる武藤はマイトをムードメーカーでみんなから愛されるキャラクターへと作り上げている印象だ。一方、マイトを支えるしっかり者の親友・ヒロキを演じる杢代は、自身の役割を理解しながら動きを何度も確認、自分の夢を打ち明けられないオウタ役の大倉は、全体の流れを見ながら的確に意見を出す。妹を溺愛する不良学生のユージに扮する瑛は、場面によりコミカルさを加え、ダンス力抜群という役どころの村上は、劇中で見せるキレのある動きが華やか、計算高い食いしん坊のタロウを演じる中谷は具体的な提案をしながら進めていく。6人のわちゃわちゃした感じを活かしつつ、役者の動きを見ながら振付をしていく岸本は、この稽古を通じて演出の方向性を定めつつあるようだ。また、この日の〈team Blue〉は、校長(湖月わたる)が創部を反対していた理由を語り、熱血教師のテッペイ先生(横山だいすけ)と生徒たちのいる前でとある先生の過去が明かされるという、芝居パートの稽古もあり、シリアスとコミカルを見事に演じ分ける校長役の湖月、横山扮するテッペイ先生の慕う生徒たちとのやりとりも楽しく、全体を通じてどのようなものになるのか、期待が高まる1日となった。ミュージカル『「オープニングナイト」~桜咲高校ミュージカル部~』稽古より、テッペイ先生役の横山だいすけ■team Red前述のとおり、場面やキャラクターの設定は同じながら、〈team Red〉の稽古は〈team Blue〉とは異なる輝きを放っていた。主人公のマイを演じる星名が持つ華やかでカリスマ性のある魅力と、まるでライブを行っているかのような力強いパフォーマンスは見る者の視線を釘付けにする。彼女を支える親友のヒロミ役の河村は、ニコニコとしながら場の雰囲気を作り上げ、思いを告げることができないレイコに扮する小泉は、クールで内なるものを秘めているという役どころをとらえつつ、しっかりとリアクションもしていく。妹を溺愛する不良学生ランを演じる前田は、誰よりもパワフルで粋なランを常に意識しながら稽古に挑んでおり、ダンスが上手なエリカ役の杏はしなやかに両手を広げながら、軽快に踊る姿が美しい。それぞれの個性が随所に溢れ、生き生きとしたカンパニーとなっているのだろう。岸本から「6人はクリエイトするほうなので、他の生徒や先生を巻き込んでいく役柄だから」という言葉で、アンサンブルとは異なる動きで引っ張っていこうとそれぞれの表情が変わったのもまた印象的な一幕だった。役者から湧き出るものを演出に落とし込んでいくという岸本が、彼女たちからどんな刺激を受けてこのシーンを仕上げていくのかも注目したい。同じ脚本であっても、キャストが異なれば別のものになる。〈team Blue〉〈team Red〉の違いを楽しむのもこの『「オープニングナイト」~桜咲高校ミュージカル部~』の魅力の一つだ。ミュージカル『「オープニングナイト」~桜咲高校ミュージカル部~』稽古より、校長役の湖月わたる〈オープニングナイト〉に向けて駆け抜けていく大切な場面の稽古で、アンサンブルも含めて登場人物が多いため、実際に出演者の動きを見ながら、岸本が演出と振付のイメージを膨らませていく。目標に向かって一致団結していく生徒役メイン・キャストの6人の姿と、最高の〈オープニングナイト〉を迎えるために奮闘する劇中のキャラクターたちの思いが重なり、圧倒的な熱量を持って取り組んでいる。教師のキャストやアンサンブルは同じながらも、〈team Blue〉〈team Red〉で演出やとらえ方は異なるだろうし、互いに切磋琢磨しながら、素晴らしい〈オープニングナイト〉をそれぞれが迎えることだろう。キャストコメント■横山だいすけコメント日々の稽古の中で沢山の発見があります。生徒役、先生役みんなとにかくアツい! それぞれの想いが交錯する中でオープニングナイトらしい最後を迎える時、全てが繋がる んです!!…と、ついネタバレしそうになるのですが、色んな伏線があるので、どのシーンも見逃さ ないように観てほしいです!先日稽古を観ながら涙してしまうことがありました。それくらい温かくハッピーになれる 舞台です!ぜひ会場でこの温かさに触れてみてください!■三倉佳奈コメント数日遅れで稽古に参加しましたが、初日に見た皆さんの歌とダンスが圧巻で!気合いスイッチが入りました。カンパニー全員でシーンを積み重ね作り上げていく面白さを噛み締め日々稽古しています。ミオ先生はだいすけさん演じるテッペイ先生とのシーンが多いのですが、キュンとしていただけたら。笑2人の空気感や関係性の変化を是非楽しみに観ていただきたいです。ミュージカルの魅力が120%詰まった作品。沢山の皆さんに届きますように!■湖月わたるコメント今、稽古場で何度も目の当たりにしているのが、眩しすぎる瞬間です。生徒も教師も青春ど真ん中!爆発するエネルギー、葛藤、気づき。ミュージカルだからこそ、劇場という特別な空間だからこそ、伝えられるものがあると確信しています!私は厳格な校長として、彼らの前に大きく立ちはだかりたいと思います!私達の熱い思いを込めたメッセージ、是非受け取ってください。劇場で心よりお待ちしております!!公演概要ミュージカル「オープニングナイト」〜桜咲高校ミュージカル部〜●出演者横山 だいすけ三倉 佳奈福井 貴一野々村 真<team Blue>武藤潤(原因は自分にある。)、杢代 和人(原因は自分にある。)、大倉 空人(原因は自分にある。)瑛(あきら)、中谷 優心、村上 貴亮<team Red>星名 美怜(私立恵比寿中学)、河村 花、小泉 遥香(超ときめき♡宣伝部)前田 悠雅(劇団4ドル50セント)、竹内 夢、杏 ジュリア(超ときめき♡宣伝部)渡邉 心結湖月 わたる 他●スタッフ脚本・演出・振付:岸本功喜作曲・音楽監督:小島良太●公式HP: ●公式Twitter: @OpeningNight_m()●日程<teamBlue>2021年7月2日(金)~7月5日(月)全6公演<teamRed>2021年7月8日(木)~7月11日(日)全6公演※未就学児入場不可●会場:日本青年館ホール●主催:ABCテレビ/アークスインターナショナル/ABCフロンティア/サンライズプロモーション東京●お問い合わせ:サンライズプロモーション東京0570-00-3337(平日12:00~15:00)●チケット一般発売:6月19日(土)10:00~チケット料金:特典付きチケット 12,000円、一般チケット 9,000円(全席指定)<特典内容>・公式パンフレット・オリジナルトートバッグ・特製クリアファイル・ブロマイドセット(3枚1セット:キャスト衣装グループショット)企画制作:アークスインターナショナル/ABCテレビ本公演は、政府および上演地の都道府県が定める新型コロナウイルス感染対策の方針に従って、公演の準備を行っております。最新の情報は公式サイト にてご確認ください。
2021年06月28日ザック・エフロンやヴァネッサ・ハジェンズらを大ブレイクさせたオリジナル映画『ハイスクール・ミュージカル』。現在、ディズニー公式動画配信サービスDisney+(ディズニープラス)では新キャストが集った、オリジナルドラマシリーズ「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」シーズン2が配信中。世界中を魅了し、話題となっている。物語を彩る圧倒的な歌唱力やダンスはもちろんのこと、そのパフォーマンスを繰り出す魅力的なキャストも見どころの1つ。そこで今回は、主演を務めるオリヴィア・ロドリゴ、ジョシュア・バセットをはじめ、大注目の次世代スターたちの魅力に迫った。◆テイラー・スウィフト大絶賛!8週連続全米シングル・チャート1位ニニ役のオリヴィアは、フィリピン人の父、アメリカ人の母を持つアジア系アメリカ人。アーティスト、俳優とマルチに活躍する18歳の現役高校生。2019年に本作のシーズン1に大抜擢され、人気急上昇。2021年1月にリリースしたデビューシングル「ドライバーズ・ライセンス」で、全米・全英シングル・チャート初登場1位を皮切りに、各国の音楽ストリーミングサービスで首位を獲得、“初登場から8週連続全米シングル・チャートで1位となった史上初のアーティスト”の新記録を打ち立てた。この楽曲は、オリヴィアが「世界一のファン」と公言し、インスピレーションの源となっているテイラー・スウィフトからも大絶賛。そして5月にリリースしたデビューアルバム「Sour」が全米アルバム・チャートでも1位となったことで、デビューアルバムとデビューシングルの両方で首位を獲得した最年少アーティストとなるなど、次々に新記録を樹立。トップアーティストをはじめ、様々な分野からその活躍に注目が集まっている。◆歌唱力のみならず楽器、作詞作曲の才能にも定評! 音楽に愛されたアーティストリッキー役のジョシュアは、出身地・南カリフォルニアの教会でドラムを演奏し、ウクレレ、ギター、ピアノを独学で習い15歳のときに作曲を始めたそう。ディズニー・チャンネル作品をはじめ有名ドラマに出演後、本作のシーズン1に抜擢されると同時に、音楽活動も本格的にスタート。2020年にデビューシングルをリリースするとわずか1か月で500万回再生を記録し、「まるで第一打席でホームランを打ったみたいだ」と、数々のメディアから賞賛を受けた。今年に入ってからもバーチャルライブの開催や新曲のリリースなど、精力的な活動を行っている。さらに、この2人は米タイム誌が発表する「次世代の100人」の2021年版にも選出。本作の出演を皮切りに、一躍スターの座へと上り詰めた。◆個性が光る“ワイルドキャッツ”ほか、新星続々ミュージカルであるシリーズに欠かせないのが、高い歌唱力。アーティストとしても活躍する主演の2人はもちろん、5歳から女優兼歌手として活躍するアシュリン役のジュリア・レスターや、ミュージカル・アカデミーやボーカルグループで長年活躍したセブ役のジョー・セラフィニなど、パフォーマンスの経験や実績はお墨付き。キャストそれぞれにソロやデュエット曲があり、一人ひとりの個性が光る。シーズン2ではワイルドキャッツのお馴染みのメンバーのほかにも、期待の新星アンドリュー・バース・フェルドマンとアッシャー・エンジェルもゲスト出演。シーズン2をきっかけにスターに輝くのは誰か、キャストの活躍も要注目だ。「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」は、日本でも一大ムーブメントを巻き起こした映画『ハイスクール・ミュージカル』から生まれた大ヒットドラマ。同作の15年後に、新世代の高校生たちがそのリメイク版のミュージカルに向かって奮闘する等身大の姿を、友情や恋愛模様を絡めて描いた。シーズン2では、新たな舞台へと挑むことになる演劇部<ワイルドキャッツ>。春のミュージカル公演にジェン先生が選んだのは、なんとディズニーアニメーションの金字塔ともいえる『美女と野獣』。しかも、強豪ライバル校のノース高校を相手に、最も優れた高校演劇部に贈られる名誉ある賞“アラン・メンケン賞”を目指す。かつての舞台イースト高校で繰り広げられる新たなストーリーには、オリジナル映画のファンも楽しめる要素が満載。次世代のキャストたちが受け継ぐ“みんなスター”の精神、そして彼らの成長を見届けてみて。「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」シーズン2はディズニープラスにて配信中。(text:cinemacafe.net)
2021年06月09日ミュージカルデビューは昨年の『デスノート THE MUSICAL』。以降、この1年半で『RENT』や『マリー・アントワネット』、そして上演中のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』ではタイトルロールのロミオ役に抜擢されるなど、またたく間にその存在を印象づけた甲斐翔真さん。真っ向から役に飛び込み、エネルギッシュな歌声で魅了。「僕は運がよかったんだと思います。ほとんどの作品が、ちょうどキャストが大きく入れ替わるタイミングでオーディションがおこなわれたので…」控えめにそう言うが、すべてオーディションで自身が掴んだ役だ。それまで『仮面ライダー』シリーズを筆頭に映像作品で活躍していた甲斐さんをミュージカルの世界に引き込んだのは、韓国で観た『ジキル&ハイド』だそう。「プライベートで韓国に旅行した時に、事務所の人から『ミュージカルも観てきたら?』と言われて何気なく観たのが『笑う男』という作品だったんですね。とてつもなく面白くて衝撃を受けて、そこから韓国に行くたびにいろんな作品を観ていたなかで『ジキル&ハイド』を観た時に圧倒されて…。その後、もう一回韓国に行って1日で昼夜2回観劇して、自分も絶対にミュージカルをやりたいとなりました」その同じ作曲家のフランク・ワイルドホーンによる『デスノート~』が初舞台というのも運命的だ。しかし、当初は喜びより苦しさが勝っていたそう。「そもそも舞台自体が未知の領域すぎて、稽古って何?みたいなところからの出発でした。だからといって演出の栗山(民也)さんは僕を新人扱いせずに、高度なことを要求してこられる。求められるハードルが高く、その域まで到達しなくてはいけないのが苦しくて。でも本番が始まったら緊張を忘れるほど楽しかったです」それほど心を掴んだのは、一挙手一投足に返ってくる観客の生の反応。「ここまで積み上げてきたものがお客様に届いて、拍手が起こることがシンプルに嬉しかったんです。自分たちが発したもので人の心が動いたと感じられた時に、幸せだなって思いました」その本番が毎日のように、そして何度も経験できることが「嬉しい」とも。「うまくいったと思う瞬間はあっても、全体的にうまくできたことはないんです。でも、何回も本番があって理想を追い求められるのはありがたい。昨日の自分を超えたいんです。もともとスポーツをやっていて、負けず嫌い精神が身についているからなのかも」ミュージカル『RENT』で演じたのは、恋人がHIV陽性になったことを苦に命を絶った過去から引きこもり、厭世的に生きるロジャー。その彼が感情を爆発させる場面での、やるせなさや哀しみ、行き場のない怒りや虚しさを抱えた心の叫びは強く胸を打った。「ずっと溜め込んできた感情を抑えて抑えて一気にはじける。そこの起伏はすごく意識していました。歌ってはいるんだけれど、歌っていると思っちゃいけなくて、脳と気持ちをリンクさせながら発した言葉に、メロディがついていく感じというか。歌詞は言葉で、メロディはしゃべる時のイントネーションみたいなものだと思うんです」その甲斐さんが、「甲斐翔真という人は“ミュージカルの人”なんだと印象づけてくれた作品」だと話すのが、今年頭のミュージカル『マリー・アントワネット』だ。数々の大作ミュージカルの第一線で活躍するキャストの中で堂々たる舞台姿で注目を集めた。「フルオーケストラで歌うグランドミュージカルは初めてで、同じ歌でも、これまでとはすべてが違いました。歌唱指導の方につきっきりで反復練習を重ねて、基本から歌を改革しました。発声もですし、声の響かせ方から息の流れも全然違う。こういう“ザ・ミュージカル”という作品では、まずは美しい旋律を声で作り上げていくことが求められるんです。そしてさらに、そのなかに心情をきちんと入れていく必要があります。しかも、貴族の役だったので立ち居振る舞いも普段通りではいけなくて。そうしていく中で、自分の出したことがない声が見つかったり、まだまだいろんな可能性があるんだなと感じられた気がしました」音楽で綴っていく舞台だからこそ、演じることを大事にしている。「ただただ綺麗に歌うようなことだけはしたくないんです」と熱を込める。「人って一面的じゃないから、歌も一方向じゃないと思っています。たとえば、今回演じるロミオも、ただただ優しいだけの甘い青年じゃないですよね。どこかに憤りみたいなものも持っていて、本当に大切な友人が目の前で刺された瞬間、理性をなくして、衝動的に相手を刺してしまう激しさがある。でも一方で、すぐに言い訳したり気の小さいところもあって人間らしい。そういう多面的な部分をちゃんとロミオの中に作っていきたいし、歌の中でも表現していけるとも思っています」そしていつかは、憧れのあの作品に。「ミュージカル『ジキル&ハイド』が好きすぎて、自分の中でこの場面はこう表現したいっていうのがあるくらい(笑)。いつかやれたらいいですね」かい・しょうま1997年11月14日生まれ、東京都出身。ドラマ『仮面ライダーエグゼイド』で注目され、映画『君は月夜に光り輝く』など数々の作品に出演。今年、出演映画『偶然と想像』がベルリン国際映画祭コンペティション部門で銀熊賞を受賞。ロミオを演じるミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は現在上演中。シャツ¥30,800カーディガン¥49,500パンツ¥36,300シューズ¥66,000(以上ファセッタズム TEL:03・6434・9893)※『anan』2021年6月2日号より。写真・来家祐介(aosora)スタイリスト・吉本知嗣ヘア&メイク・MIZUHO(vitamins)取材、文・望月リサ(by anan編集部)
2021年05月30日ディズニープラスオリジナル作品「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」より、ホリデーシーズンに向けた特別編となる「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル ホリデー・スペシャル」を独占配信する。本作では、「ディス・クリスマス」「フェリス・ナビダ」や、特別版の「ハヌカ・メドレー」、リッキー役ジョシュア・バセットが作曲し、演奏するオリジナルのホリデーソング「パーフェクト・ギフト」など、イースト高校演劇部の部員たちが新旧織り交じったクリスマスソングを披露。オリジナル同様に、いまや全米を魅了するトップアイドルに成長したキャストたち。書き下ろし楽曲「All I Want」がTikTokで大きな話題となっているオリビア・ロドリゴ(ニニ役)、アーティストとしても活躍する実力派ジョシュア・バセット(リッキー役)、EJ役のマット・コーネット、ジーナ役のソフィア・ワイリーら注目キャストたちが、クリスマスプレゼントや、家族との写真など、子どもの頃のホリデーシーズンにまつわるとっておきのエピソードを語っていく。さらに、ドラマの撮影秘話も…ここでしか観られないスペシャルな映像となっている。「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」は、オリジナル作品と同じく、イースト高校を舞台に、演劇部のメンバーがあの「ハイスクール・ミュージカル」を新作ミュージカルとして企画していく様子を描くドラマシリーズだ。「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル ホリデー・スペシャル」は12月18日(金)よりDisney+にて独占配信。(cinemacafe.net)
2020年12月04日80年代ジャンプ黄金期のドタバタコメディ漫画・舞台化第3弾「舞台『ハイスクール!奇面組3』~危機一髪!修学旅行編~」が、11月18日(水)~11月23日(月・祝) 草月ホール(東京)で上演される。この度、一堂零役の平野良、 出瀬潔役のもう中学生、 大間仁役の高木晋哉(ジョイマン)の「奇面組」メンバーと、 熱血教師・事代作吾役のなだぎ武の、 舞台化第1弾から続投として出演となるメンバーに、俳優と芸人の融合だからこそできた爆笑の舞台の裏側を聞いた。公演: 発売日:発売中・公演視聴チケット¥3,500・【数量限定】会場限定パンフレット付チケット¥6,500内容:公演視聴+パンフレット・稽古場秘蔵映像付チケット¥8,000内容:公演視聴+公稽古場風景ダイジェスト映像・【数量限定】推しグッズ付チケット内容:公演視聴+パンフレット+アクリルキーホルダー京都ver.・お目当てキャストブロマイドセット付ブロマイドは平野、 和田は6枚(A&B)セット、 寺山、 井深、 もう中学生、 高木は3枚セットとなります。平野良、 和田まあや(乃木坂46)¥8,600寺山武志、 井深克彦、 もう中学生、 高木晋哉(ジョイマン)¥8,000※「推しグッズ付チケット」の内容に関しましては会場で販売される公演グッズと同じものとなります。<公演概要>舞台『ハイスクール!奇面組3』~危機一髪! 修学旅行編~2020年11月18日(水)~11月23日(月・祝)@草月ホール原作:新沢基栄(集英社文庫コミック版)脚本:田中大祐演出:なるせゆうせい(オフィスインベーダー)出演:平野 良、 寺山武志、 もう中学生、 高木晋哉(ジョイマン)、 井深克彦/和田まあや(乃木坂46)、 西田薫子/宮下雄也/なだぎ武 ほか公式サイト: チケット:
2020年11月11日‘80年代に連載され人気を博した学園ギャグマンガの金字塔の舞台化第三弾「舞台『ハイスクール!奇面組3』~危機一髪!修学旅行編~」が11月18日(水)に開幕する。ヒロイン・河川唯(かわゆい)を演じる和田まあや(乃木坂46)と、第一弾から演出を手掛けるなるせゆうせいに話を聞いた。‘17年、’18年に上演し、3作目となる今作を「ひとつ集大成的なものになると思う。終わるわけじゃないんですけど(笑)」と話すなるせ。今回もつくるのは「昭和の空気感のあるドタバタ劇」。「僕の中ではドリフです。小学生から大人まで楽しめる、あのドタバタな感じを今回もやっていきたい。今だからこそ、みんなが笑って楽しめるものがつくりたいです」そんな本作に初めて参加する和田は、コントライブの経験はあるが、芝居の舞台に立つことも初めて。「新しいことに挑戦したい気持ちは常にあるのですが、舞台には苦手意識があって、お話をいただいたときに『本気で頑張らないとできない』と思いました。だからこそ挑戦したいです」と意気込む。それに対しなるせは「和田さんは河川唯にぴったりですよ。河川唯ってその名の通りかわいいけど、どこか抜けている。ただの“かわいい子”ではないんです。和田さんにもそういう魅力がある。だから今回は、和田さんの良さをそのまま引き出せたらと思っています」と太鼓判を押す。今回は、主人公・一堂零と河川唯の恋も描かれるそうだが、和田は「ラブは初めてです(笑)。でも一堂零役が、以前コントライブでご一緒した平野良さんなので安心しています。そのとき、すっごく助けていただいたんですよ」と笑顔。今回の“修学旅行編”は、原作・新沢基栄の希望で生まれたオリジナル作品で、どのような展開になるのかは幕が開いての楽しみだ。今回も、和田や平野のほか、寺山武志、もう中学生、高木晋哉(ジョイマン)、井深克彦、なだぎ武らバラエティ豊かなキャストが出演。もう中学生や高木は劇中でネタを披露することもあるが「“役に近づく”というよりも“役を自分に近づける”イメージ。役者の肉体を通すから、そういうプラスアルファはあっていいし、こういう冒険は舞台ならではのものだと思ったから。だから河川唯にも、『和田まあや』が出てきてほしいです」(なるせ)。和田は「私のファンの方々は、私に舞台はできないんじゃないかと心配していると思う(笑)。そこをいい意味で裏切りたいです。がんばっている姿を観てもらえたら」と意気込んだ。公演は11月18日(水)から23日(月・祝)まで東京・草月ホールにて。文:中川實穂
2020年11月09日「舞台『ハイスクール!奇面組3』~危機一髪!修学旅行編~」が11月18日(水)~11月23日(月・祝) 草月ホール(東京)にて開催されることが決定した。1980年から「3年奇面組」として、1982年からは「ハイスクール!奇面組」として週刊少年ジャンプに連載された学園ギャグマンガの金字塔。1985年にはTVアニメ化され、テーマ曲を歌った「おニャン子クラブ」から派生したアイドルユニット「うしろゆびさされ組」のブレイクもあって一世を風靡した。誰もが知る懐かしの大ヒットコンテンツを2017年と2018年に二度舞台化。鬼才・なるせゆうせいの手腕で「8時だョ!全員集合」や「ドリフ大爆笑」を彷彿とする往年のドタバタコメディーとして復活!平成の観客を笑いの渦に巻き込んだ。かつて変態ブームを巻き起こした人気キャラクターを実力派キャストや人気芸人の渾身の演技で完全再現!舞台化第三弾となる本作でも、平野良、寺山武志をはじめとする奇面組メンバーや熱血教師・事代作吾役のなだぎ武が続投!ヒロイン:河川唯役に乃木坂46一期生、愛されキャラの和田まあやが初のキャラクター作品に挑戦する。「舞台『ハイスクール!奇面組3』~危機一髪!修学旅行編~」11月18日(水)~11月23日(月・祝)会場: 草月ホール一般発売 2020年10月17日(土)原作: 新沢基栄 (集英社文庫コミック版)脚本: 田中大祐演出: なるせゆうせい(オフィスインベーダー)出演: 平野良・寺山武志・もう中学生・高木晋哉(ジョイマン)・井深克彦/ 和田まあや(乃木坂46)・西田薫子/宮下雄也/なだぎ武ほか
2020年09月11日『ジャンプSQ.』(集英社刊)にて連載中のコミック『新テニスの王子様』のミュージカル化が決定。さらに、ミュージカル『テニスの王子様』は4thシーズンに突入することが発表された。1999年から2008年3月まで『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載されていた大ヒット漫画『テニスの王子様』通称「テニプリ」)を舞台化したミュージカル『テニスの王子様』。今年で18年目を迎え、通算公演数は1800回超え、累計動員数290万人を突破し、2.5次元ミュージカルの先駆け的存在となっている。舞台化不可能と思われたテニスの試合をピンスポット照明と打球音の融合、プロジェクションマッピングなどの巧みな映像を用いて表現し、完成度の高い斬新な振付、セリフを基に作られたシンプルで心に刺さる歌詞、キャッチーでつい口ずさみたくなる楽曲、それぞれが絶妙に組み合わさることによって、多くのファンを魅了してきた。出演キャストは舞台経験の有無に関わらず「原作のキャラクターに近いかどうか」を第一とし、オーディションによって選出され、公演を重ねるごとに成長していく姿は、試合を重ねて成長していく登場人物そのもの。彼らによって繰り広げられる迫力満点の試合や演技は、テニミュならではの“熱”として大きな魅力となっている。本作がデビュー作となる新人も多く、「若手俳優の登竜門」とも呼ばれ、1stシーズン~3rdシーズンの17年間で300名を超えるキャストを輩出。テニミュを卒業したキャストたちは、ミュージカルのみならず、ストレートプレイや映像作品など、多岐にわたって活躍を続けている。そして、新たに4thシーズンへと突入する。ミュージカル化が決定した『新テニスの王子様』では、全国中学生テニストーナメント全国大会を終え、秋に始まったU-17(アンダーセブンティーン)日本代表合宿に特別参加を許された青学の仲間たちやかつてのライバルたち、そして強者揃いの高校生たちと競い合う姿が描れている。テニプリ以上に舞台化が困難と思われるより迫力を増すテニスのプレーがどのように舞台上で再現されるのか。テニミュはますます進化を続けていく。
2020年09月04日「Disney+」にて配信中の「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」より、主要キャスト4人のインタビュー映像が到着。第1話と第2話の場面写真も到着した。本作は、2006年にディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーとして放送され、日本でも一大ムーブメントを巻き起こし、シリーズ計3作品が制作された「ハイスクール・ミュージカル」の最新ドラマシリーズ。オリジナル作品と同じイースト高校で、お馴染みのカフェテリアや講堂を舞台に、演劇部のメンバーが「ハイスクール・ミュージカル」を新作ミュージカルとして企画していくドラマが描かれる。そんな本作に出演するジョシュア・バセット(リッキー役)&オリヴィア・ロドリゴ(ニニ役)、マット・コーネット(EJ役)&ソフィア・ワイリー(ジーナ役)のインタビュー映像が到着。これまでの作品との違いについて「キャラクターも物語も音楽も何もかもが新しくなっている」(オリヴィア・ロドリゴ)と語ったり、見どころについて「新シリーズの曲は全部に魅力や特別な要素があって、人々に長く愛される曲になると思う」(ジョシュア・バセット)と楽曲に自信をみせたり。また、演じたジーナについてソフィアが「野心的で意見を曲げない。欲しいものは必ず手に入れるシャーペイみたいなキャラ。でも回を追うごとに別の顔が明かされていく」と先が気になるコメントを残す。そしてマットは「これまでの作品に敬意を払いつつ、オリジナリティーがある。それに共感できるキャラクターが必ず見つかる。自分を代弁してくれる誰かがいる」と明かしている。ジョシュア・バセット&オリヴィア・ロドリゴマット・コーネット&ソフィア・ワイリーそして6月19日(金)には第2話が配信スタート。オーディションで決定した新たなハイスクール・ミュージカルのメンバーでの舞台練習がいよいよ始まる第2話。ニニとリッキーの関係や、トロイ役を奪われて怒りを露にするEJなど、人間関係も徐々に変化。また、オリジナル版のオーディションステージでトロイとガブリエラが歌った「自由をつかめ」もカバーする。「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」はDisney+にて配信中。(cinemacafe.net)
2020年06月18日ディズニー公式動画配信サービス「Disney+」のサービス開始と同日に独占配信される、実写ドラマシリーズ「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」の最新プロモーション映像が公開された。本作は、2006年にディズニー・チャンネル・オリジナル・ムービーとして放送され、日本でも一大ムーブメントを巻き起こした「ハイスクール・ミュージカル」の最新ドラマシリーズ。オリジナル作品と同じく、イースト高校を舞台に、演劇部のメンバーが、あの「ハイスクール・ミュージカル」を新作ミュージカルとして企画していく熱いドラマが描かれる。また、フレッシュなキャストたちだけでなく、オリジナル版のキャスト、オリジナル版の楽曲も再登場と、往年のファンも必見。到着した最新映像では、見どころのミュージカルシーンを少し覗くことができる。また、一緒に歌おうバージョン「みんなで歌おう/『ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル』」も同時配信開始。本作では、歌唱シーンになると歌詞字幕が付き、映像に合わせて歌えるようになっている。さらにキャストたちの本作に賭ける想いや、オリジナル版への敬意、そして憧れなどについてをインタビュー形式で配信する「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル 特別編」も要チェック。オリジナル版のキャストが特別編にも登場し、過去作の映像をふり返りながら、当時の貴重な思い出を語っていく。そのほか、ザック・エフロン主演『ハイスクール・ミュージカル』3部作も見放題配信される。「ハイスクール・ミュージカル:ザ・ミュージカル」は6月11日(木)よりDisney+にて第1話配信開始。6月19日(金)第2話配信開始、以降毎週金曜日に新エピソードが配信(全10話)。(cinemacafe.net)
2020年06月05日2006年に放送され、いまもなお人気の「ハイスクール・ミュージカル」。2016年にはキャストが再集結した同窓会番組が制作されたり、プライベートでも仲の良いヴァネッサ・ハジェンズ&アシュレイ・ティスデイルがお互いのSNSに登場したりと、長年にわたってファンを喜ばせてきた。今月16日(現地時間)、米ABC局が放送する特別番組「The Disney Family Singalong」内で、キャストがそれぞれの自宅からではあるが再び集まり、「We’re All in This Together」のパフォーマンスを行うという。「Deadline」が報じた。これまでは、こういった機会にザック・エフロンがほとんど参加することはなかったが、今回は出演が叶うという。シリーズ3作品を監督したケニー・オルテガが「ザック・エフロンとなかなか連絡がつかなかったけど、連絡が取れたときにはすぐに出演を決めてくれた」と語っている。新型コロナウイルスの影響で外出自粛が続く中、アシュレイは3月17日に「We’re All in This Together」に合わせて踊る動画をインスタグラムに投稿。「自主隔離の間、身体を動かしたかったらこれを踊ってみて。あなたの一日が少しでも明るくなるといいな」と綴っていた。そのため、キャストが勢ぞろいして「We’re All in This Together」をパフォーマンスすることにとても喜んでいる模様。「こういう状況のなかで、私がやりたかったことといえばみんなに楽しんでもらうことだから」とうれしそうに番組の放送を告知した。(Hiromi Kaku)■関連作品:ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー 2009年2月7日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc.
2020年04月15日『ハイスクール・ミュージカル』などで知られる女優のヴァネッサ・ハジェンズ(31)が、自身の舌禍により謝罪する事態に追い込まれた。ハジェンズは16日、Instagramのライブ配信で「新型コロナウイルスのせいで隔離されている」とのコメントについてに言及。「7月ぐらいまで続くんだって?ほんとアホくさくて下らない。ウイルスだよね。私もみんなもかかる可能性はあるけど、どうせ人はいつか死ぬじゃん。ほんとそれって最悪だけど、避けられないよね?」最前線で未知のウイルスと戦う医療従事者をはじめ、新型コロナウイルスの影響を受けている全ての人たちの神経を逆なでする命を軽視した発言だったため、「ひどすぎる」「無神経だ」という批判が殺到。翌日ハジェンズはTwitterに謝罪文を投稿した。「昨日のInstagramライブで私のクリップを見て気分を害してしまった全ての人にお詫びします。発言は無神経で、今まさに私たちの国や世界が置かれている状況にまったくそぐわないものでした。今回は、自分の言葉が持つ意味について気づかされる機会となりました。このクレイジーな時期に、皆さんが健康でいられますように」しかし、この前にInstagramで「文脈を無視してメディアに取り上げられたせい」と自己弁護をしていたため、謝罪文も炎上してしまった。《どうせ謝れと言われたから謝ったんだろう》《私はステージ4のがんで3年間化学療法を続けながら戦ってるの。でも、私の死は避けられないのね。ありがとう。よーくわかった》《謝っても遅すぎる。あんたが命をそういうものだと思ってるってことは今後ついて回るよ》軽い気持ちでライブ配信をすることがいかに危険か、身にしみたのではないだろうか。
2020年03月18日ミュージカル『アナスタシア』でミュージカル初主演を果たした木下晴香さんに、作品や役への思いを聞きました。ミュージカル界が注目する逸材。念願の主演舞台は、あの話題作。昨年公開のディズニー実写映画『アラジン』で、ヒロイン・ジャスミンの吹き替えを担当したことで木下晴香さんを知った人も多いはず。じつは‘17年に『ロミオ&ジュリエット』のジュリエットに大抜擢されて以降、ミュージカル界を担う新しいヒロインとして注目を集める存在。「地元佐賀から上京して、ちょうど3年になるんですけれど、ここまで濃い時間を過ごさせてもらっていると思います。やりたいことをやらせていただけている今の状況に感謝もありますが、幸せすぎてときどき不安になることも…。その不安を拭うためにも、自分でこれだけ頑張っているんだからと思えるくらいの努力をしないとなって思っています」と、ピュアすぎるほどの真面目ぶり。その木下さんがついにミュージカル初主演を果たす。実在した帝政ロシアの皇女アナスタシアを題材にした『アナスタシア』だ。「この世界に入った時から憧れていた作品です。しかも、同時に日本初演の作品に携わってみたいという願いも叶えられ、今は覚悟と緊張で身の引き締まる思いでいっぱいです」今作は、幼い頃に過去の記憶を失った皇女アナスタシアが、孤児のアーニャとして成長し、自らの過去を求めて旅に出る物語。「壮大なスケールで展開される物語に素敵な衣装と映像。物語もロマンティックで、この物語の世界で生きるのがすごく楽しみなんです」そう言った後、「とくに自分を探す旅というところが、私の中ですごく響くんですよね」とも。「私はわりと受け身で、人の意見に左右されやすいタイプ。それゆえに自分ってどこにあるんだろうって悩むことが結構あるんです。アーニャは、過去の記憶を一切なくしたうえで生き抜いてきたからか、チャーミングだけど強くてとてもたくましい。そんな彼女の姿に勇気をもらいますし、彼女を演じることで私自身も強くなれたらいいなと思っています」小学校3年生から地元のキッズミュージカル団体に所属、16歳の時に全国規模の大型作品のオーディションに受かり、全国ツアーを体験。公演をしながら、「自分の実力がどこまでなのか挑戦してみたいという気持ちが湧き上がって」、各県の代表が競うテレビの歌番組に出場。そしてそこで上位に残ったことをきっかけに、現在の事務所に所属することに。おとなしい印象だけれど、夢に向かう意志の強さと熱量、そして行動に移すアグレッシブさは、アーニャ並みでは?「普段はフワフワしているってよく言われます。はっきりとした意見もなくてブレブレだし、自分に自信がないタイプ。でもそのぶん、気持ちが整理できて“私はこれをやりたいんだ”って意志が定まったら絶対に曲げない(笑)。そこはアーニャに負けないくらいの強さがあるかもしれません。ただアーニャは、穏やかなところで生きてきた私のような人間には簡単に想像できないくらい過酷な状況を生き抜いてきた人。そのたくましさや人としての厚みみたいなものを、本番までに自分の中に築いていかなくちゃと思っています」誰かの力に頼るのではなく、自らの力で運命を引き寄せていく。そんな木下さん=アーニャの姿に、勇気づけられる女性も多いはず。「女性も働いて自分の人生を掴み取っていく現代に、共感したり、心に響くものがきっとあるはず。とくに今、何かに挑戦しようと頑張る女性に観ていただけたらと思います」ミュージカル『アナスタシア』革命から逃れフランスに亡命した皇太后(麻実れい)は、行方不明の孫娘のアナスタシアを捜すため多額の賞金を懸ける。その皇女によく似たアーニャ(葵・木下/Wキャスト)を利用しようとした詐欺師が…。3月1日(日)~28日(土)/渋谷・東急シアターオーブ4月6日(月)~18日(土)/大阪・梅田芸術劇場メインホール出演/葵わかな・木下晴香(Wキャスト)ほかS席1万3500円A席9500円B席5500円*すべて税込み梅田芸術劇場(東京) TEL:0570・077・039(大阪) TEL:06・6377・3800きのした・はるか1999年2月5日生まれ。佐賀県出身。‘17年にオーディションでミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のジュリエット役に抜擢。その後、『モーツァルト!』『ファントム』などの大作ミュージカルのヒロインも演じた。※『anan』2020年3月4日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・岡本純子(afelia)ヘア&メイク・Nicoインタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年02月26日1月4日(土)21時より「ガキの使い! 絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時! 完全版SP」を放送する。昨年大晦日にオンエアされた「笑ってはいけない」シリーズ最新版から泣く泣くカットされた爆笑の未公開シーンなどを大公開する。ダウンタウンや月亭方正、ココリコが出演するバラエティ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の特別番組として毎年大晦日に放送されてきた「笑ってはいけない」シリーズ。2019年の大晦日は「笑ってはいけない青春ハイスクール24時」が6時間にわたり放送された。これは「青春ハイスクール」をテーマに、番組レギュラーメンバー5人が新入生として「県立ヘイポーお豆ヶ丘高校」に入学。そこに“刺客”が続々登場。ラグビーのスター選手や超大物タレントなど豪華すぎるゲストがダウンタウンらを笑わせようと様々な行動を起こし、視聴者を爆笑の渦に巻き込んだ。今年世間を騒がせた大物MCの禁断のコントや、大物女優による伝説の学園ドラマの再現に、新企画の脱出ゲームなどの名場面はもちろん、6時間にわたる怒涛の放送では収まりきらなかった未公開映像もたっぷりお届けする本番組。2019年に日本を沸かせた国民的アスリートがまさかの芸人ネタを完コピしたり、超人気芸人がダウンタウンに世代交代をかけた対決を挑んだりと、2時間にわたり爆笑と興奮をもう1度楽しめる。「ガキの使い! 絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時! 完全版SP」は1月4日(土)21時~日本テレビ系で放送。さらに1月5日(日)23:25~の通常放送では「笑ってはいけない青春ハイスクール完結編」もオンエア。(笠緒)
2020年01月04日「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の大晦日スペシャルが今年も放送決定。「絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!」と題し、過去最大のゲストとスケールアップした笑いがお馴染みメンバーに襲い掛かる。大晦日スペシャルとしては14年目を迎えた今年は、「青春ハイスクール」をテーマに、新入生に扮した「ダウンタウン」、月亭方正、「ココリコ」の5人が様々な授業を体験。授業やイベントのほかにも、移動中のバスの中で仕掛けられるネタなど、トラップが散りばめられている。また、「笑ってはいけない」に加え、多種多様なブロックを設け、バラエティーに富んだ笑いを放送する。番組では、あの超大物タレントがまさかの名物キャラクターに挑戦したり、あの若手俳優がまさかのネタに挑戦したり!?超大物扮する理事長の登場、学園ドラマの名俳優が出演、タレントたちが体を張ったあの企画などなど、今回もお馴染み常連ゲストのほか、豪華ゲストが多数出演予定だ。そんな盛りだくさんな今回は、11月上旬に関東のとある県の廃校になった学校2校を貸し切り、壮大なロケを敢行。なんと、総出演者数はガキメンバー5人を除き74人。総スタッフ数は約500人にも及んだという。参加した田中直樹(ココリコ)は「例年以上に濃い内容で、びっくりの連続」と感想を述べ、遠藤章造(ココリコ)は「久々『わぁ、わぁ』みたいな人と会えたりとかして、しんどかったですけど、楽しいこともありました」とふり返る。「ダウンタウン」の2人は「いやー、ほんとに楽しいキャスティングでしたね。田中に対しては色々ありましたが…」(浜田雅功)、「キャスティングにも恵まれたなーと思ってます。まぁ浜田さんと同様で田中の件は、年をまたいで考えないとあかん案件かな…」(松本人志)とコメント。そして、方正さんは「色々ありましたけど、平成から令和に変わった新時代の、ほんとに、まぁみんなよかったなと思います」と話している。ダウンタウンのガキの使い大晦日スペシャル「絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!」は12月31日(火)18時30分~日本テレビ系にて放送。(cinemacafe.net)
2019年11月21日