ソニー(SONY)から、「初音ミク」とコラボレーションしたハイレゾ対応ウォークマンとスピーカーが誕生。2017年6月22日(木)13:00から8月23日(水)10:00まで、ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神および公式オンラインストア中心に発売される。ウォークマンAシリーズから展開される初音ミクモデルは、髪色を想起させるライトブルーのボディ。背面中央には「初音ミク」のオリジナルデザインをプリントし、オリジナルパッケージ・ケースをつけて登場する。またウォークマンには、予め「初音ミク」のボイストラックをハイレゾ音源でプリインストール。いつでもどこでも「初音ミク」の声が聞こえるファンにはうれしい仕掛けとなっている。また、イエローカラーの鏡音リン・レンモデル、ピンク色の巡音ルカモデルも同時に展開。こちらもそれぞれ背面にイラストが施し、オリジナルパッケージ・ケースとともに提供される。部屋で音楽を聴く人には、ワイヤレスポータブルスピーカーの初音ミクがオススメだ。青色の長方形型スピーカーには、「初音ミク」のモチーフを刻印。こちらもオリジナルパッケージと一緒に店頭に並ぶ。【アイテム詳細】ソニー(SONY)■ウォークマンAシリーズ初音ミク10周年記念モデル 32,880円+税・初音ミクモデルカラー:ビリジアンブルー・鏡音リン・レンモデルカラー:ライムイエロー・巡音ルカモデルカラー:ボルドーピンク■ワイヤレスポータブルスピーカーh.ear go(SRS-HG1)初音ミク10周年記念モデル 28,880円+税カラー:ビリジアンブルー発売期間:2017年6月22日(木)13:00~8月23日(水)10:00取扱店舗:ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神、ソニーのインターネット直販サイト「ソニーストア」、および全国のe-ソニーショップ、一部の家電店【問い合わせ先】ソニーストアお客様窓口TEL:0120-55-1174(通話料無料)※フリーダイヤル携帯電話・PHS・一部のIP電話からは、TEL:050-3754-9614(通話料有料)受付時間:月~金 10:00~18:00、土日祝 10:00~17:00(年末年始を除く)
2017年06月25日「サウンドプラネタリウム - VOYAGE(ヴォヤージュ) -」が、2016年12月9日(金)から2017年1月29日(日)までの期間、東京・銀座 ソニービルのOPUS(オーパス)にて開催される。プラネタリウムと高音質のハイレゾ音源を融合させたイベント「サウンドプラネタリウム」。第4回目を迎える今回は、宇宙と音楽にまつわる未知の領域への「旅」がテーマだ。プラネタリウム・クリエーターの大平貴之が開発した、普段肉眼で見ることのできない1000万個の星を映し出すことのできる光学式プラネタリウム投影機「MEGASTAR-II」と5台のプロジェクターを使用し、会場に無数の星々がきらめく天空を再現。また、ドローンで撮影された銀座の美しい夕焼けの実写や、色鮮やかなオーロラ、空間全体に拡がる星々など、細部にまでこだわった映像も合わせて上映される。ナビゲーターは、アーティストとしても活躍中の松下奈緒が務め、CDデビュー10周年記念アルバム『THE BEST 〜10 years story〜』から一部楽曲を提供。その他、オアシスの「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」やMISIAの「Everything」など、イベントのイメージに相応しい国内外アーティストの人気楽曲を集め、ソニーの高品質なスピーカーとアンプにより再生されるきめ細やかで美しいサウンドも同時に体感できる。【開催概要】「サウンドプラネタリウム - VOYAGE(ヴォヤージュ) -」開催期間:2016年12月9日(金)〜2017年1月29日(日)開催時間:11:00〜19:00 ※入場無料、入退場自由※2016年12月31日(土)、2017年1月2日(月)・3日(火) 11:00〜18:00※2017年1月1日(日)は休館日。開催場所:東京・銀座 ソニービル 8F コミュニケーションゾーン OPUS(オーパス)住所:東京都中央区銀座5-3-1<上演楽曲>■イベント前半期間 <2016年12月9日(金)〜2016年12月27日(火)>・松下奈緒 「旅人のテーマ」 ニューアルバム『THE BEST 〜10 years story〜』収録曲・MISIA 「Everything」 アルバム『MISIA Super Best Records-15th Celebration-』収録曲・ペンタトニックス 「ハレルヤ」 ニューアルバム『ペンタトニックス・クリスマス (ジャパン・エディション)』収録曲■イベント後半期間 <2016年12月28日(水)~2017年1月29日(日)>・松下奈緒 「Impressive」 ニューアルバム『THE BEST 〜10 years story〜』収録曲・JUJU 「Hello, Again~昔からある場所~」 アルバム『Request』収録曲・OASIS 「ドント・ルック・バック・イン・アンガー」 アルバム『モーニング・グローリー』収録曲【問い合わせ先】ソニービルTEL:03-3573-2371(代表)受付時間:11:00〜19:00
2016年11月28日オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンから、スピーカーと接続することで、CDやハイレゾ音源、インターネットラジオなどのさまざまな音楽ソースを楽しめる、クラスDアンプ搭載のパイオニアブランドのネットワークCDレシーバー「NC-50(S)」が発売されます。話題の”Google Cast™”に対応/レコードプレーヤーを接続できるPhono端子を搭載本機は、CD、有線ネットワークやUSB接続経由のハイレゾ音源などに加え、インターネットラジオやAM/FMラジオなどの再生とともに、レコードプレーヤーを接続できるPhono端子を搭載するなど、さまざまな音楽ソースに対応しています。アンプ部には、パワー素子に「Direct Power FET」を搭載した最新のクラスDアンプが採用されており、音楽の持つ躍動感や豊かな音の響きを再現します。また、“Google Cast(※1)”に対応しており、“Google Play Music”などの対応音楽アプリをインストールしたさまざまな端末から、端末での操作感はそのままにお気に入りの楽曲を楽しむことができます。インターネットラジオ(※2)は“TuneIn”や“radiko.jp プレミアム(※3)”に対応しており、世界中のラジオ放送を楽しめます。さらに、アルバムアートワークや楽曲情報を表示できる高精細3.5インチ液晶ディスプレイに加え、混信の少ない5 GHz帯と2.4 GHz帯に対応したデュアルバンドWi-Fiが搭載されており、楽曲のワイヤレス再生が可能です。USB接続の外付けハードディスク(HDD)にも対応(※4)しており、HDDを接続することでHDDに保存したハイレゾ音源を手軽に再生できます。ハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」と連携する「e-onkyo ダウンローダー」機能(※5)により、移動中や出かけた先などで、スマートフォンなどを使用して「e-onkyo music」で購入したハイレゾ音源を家庭内の「NC-50(S)」とUSB接続したHDDにダウンロードできるので、より手軽にハイレゾ音源を楽しめます。※1 後日、ファームウェアのアップデート対応となります。詳しくは、ONKYOのホームページでお知らせします。機能を利用するにはネットワーク環境が必要です。※2 インターネットラジオを聴くには、インターネットサービスを提供しているプロバイダーとの契約・料金が別途必要です。※3 radiko.jpプレミアムには会員登録(有料)が必要です。聴取できるのは「radiko.jpプレミアム(エリアフリー聴取)」参加放送局に限ります。詳しくは、radiko.jpのホームページをご覧ください。※4 FAT32へのフォーマットが必要です。※5 後日、ファームウェアのアップデート対応となります。*「Pioneer」及び「Pioneerロゴ」は、パイオニア株式会社の商標であり、ライセンスに基づき使用されています。*Apple、iPad、およびMacは米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。*iPhoneの商標は、アイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。*Android、Google Play、Google Cast は、Google Inc.の商標または登録商標です。*Windows、Windows ロゴは、Microsoft グループ企業の商標です*Wi-FiはWi-Fi Allianceの登録商標です。*Bluetooth®ワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標です。*他のトレードマークおよび商号は、各所有権者が所有する財産です。*その他の商品名、技術名および会社名等は、各社の商標または登録商標です。
2016年09月13日英ロックバンドのレッド・ツェッペリンが、47年前に紛失していた音源を含むニューアルバム『ザ・コンプリート・BBC・セッションズ』をリリースすることになった。このアルバムは1997年にリリースされた『BBCライヴ』をジミー・ペイジ監修によるリマスター盤となり、未発表8曲が追加される。その8曲の中には、1969年のセッションで奏でた「君から離れられない」「ユー・シュック・ミー」に加え、そのセッションでのパフォーマンスのみでレコーディングされた幻の「サンシャイン・ウーマン」が含まれている。1968年にロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズ、故ジョン・ボーナムと一緒にレッド・ツェッペリンを結成したジミーは、ギター・ワールド誌に「生き生きとした『BBCライヴ』のショーが、バンドがいかに有機的であったかを物語っているんだ」「レッド・ツェッペリンは演奏するたびにかなり内容が変わるんだよ。僕らはテレパシーが存在する段階まで、どんどん結束していっていたんだ」と当時を振り返る。また、ロバートもモジョに「全てが変わってて面白かったね。観客は礼儀正しく、技術スタッフは動き回って、ちゃんとした神聖な静かな始まりだったね」「神がかった瞬間もあったよ」とセッション当時の感覚を思い出す。『コミュニケーション・ブレイク・ダウン』『強き二人の愛』の未発表バージョンも収録される『ザ・コンプリート・BBC・セッションズ』は、9月16日にリリースを予定している。(C)BANG Media International
2016年07月21日歌手でタレントのDAIGO(38)が30日、自身のブログを更新。29日の披露宴にて妻で女優の北川景子(29)に贈ったプロポーズソング「KSK」の音源化を考えていることを明かし、ファンに意見を求めた。ブログで挙式・披露宴を報告したDAIGO。「サプライズで歌った『KSK』この日のためにつくった曲です」と披露宴で歌った"結婚してください"を意味するDAI語のタイトルの曲について説明し、「KSK音源化したほうがいいかな?どうかな?意見聞かせて」とファンに問いかけた。コメント欄には、祝福と共に、「音源化、大賛成です!!」「KSKはぜひ音源化してください!フルで聴きたいです!」「音源化希望です!!」「あんな素敵な曲、世に出さないともったいないよ」と音源化を求める声が続々と到着。また、「景子さんのために作られた歌なので、景子さんだけにプレゼントしてほしいです」「お二人だけの宝物にされた方が良い気がします」「景子ちゃんの気持ち次第ですね!」「一番は景子さんの気持ちを尊重してあげて欲しいです」と、北川を気遣う意見も寄せられている。
2016年04月30日ソニーは4月6日、ハイレゾや4K HDRに対応したサウンドバー「HT-NT5」を発表した。発売は5月21日。価格はオープンで、推定市場価格は税別80,000円前後。HT-NT5は、薄型デザインを採用したサウンドバー。ソニーが提案するデザイン哲学「Slice of Living」(リビングになじむ洗練されたデザイン)に沿って開発された。バースピーカーとWi-Fi接続のサブウーファーで構成されている。2014年10月に発売されたHT-ST5の後継モデルとなる。バースピーカーは、天面にトップツイーターとウーファーを、正面にフロントツイーターを搭載。アンプを独立駆動させつつ、異なる音域のサウンドが同時に耳に届くよう設計している。ジャイロセンサーを内蔵し、壁掛け時はフロントツイーターが自動で無効になる。フロントグリルはマグネットで装着しており、取り外しが可能だ。DACはPCM 192kHz/24bit(WAV、FLAC、ALAC、AIFF)やDSD 5.6MHzのハイレゾ音源に対応。音楽リスニング用スピーカーとしての使用も想定している。1月のCES 2016で発表されたソニー独自の4K HDRロゴを付与。これまでHDRコンテンツはプレーヤーからテレビを経由し、サウンドバー(スピーカー)に入力されていたため、音質がDVD音声程度に劣化していたが、HT-NT5は4K対応のHDMIケーブルが付属。HDRコンテンツを、プレーヤー → サウンドバー(スピーカー) → テレビという経路で伝送するため、高音質のまま楽しめるとしている。Wi-Fi機能を内蔵し、スマホアプリ「SongPal」から操作可能。ホームネットワーク内にある複数のスピーカーから同じ音楽を再生できる「Wireless Multi-room」に対応している。また、2016年6月以降に行われるファームウェアアップデートにより、Wi-Fi搭載のBluetoothスピーカー「h.ear go」などと組み合わせてサラウンド環境を構築する「Wireless Surround」を利用できるようになる。BluetoothとNFCにも対応し、コーデックはLDAC、SBC、AACをサポート。HDMI入力×3、光デジタル音声入力×1、アナログ入力×1、HDMI出力×1、USBポート×1、有線LAN×1を搭載。サイズと重量は、バースピーカーがW1,080×D58×H127mm、約3.8kg。サブウーファーがW190×D386×H382mm、約8.1kg。
2016年04月07日エレコムは4月5日、Androidスマートフォンでハイレゾ音源の再生を可能にするオーディオアダプタを発表した。ゴールドとシルバーの2色に、ハイレゾ対応イヤホンの有無で2モデルを用意。発売は4月中旬。希望小売価格は、アダプタ単体の「EHP-AHR192」が20,801円、イヤホン付きの「EHP-CHR192」が31,903円(ともに税込)。EHP-AHR192は、Androidスマートフォンでハイレゾ音源を再生するためのヘッドホンアダプタ。ハイレゾ再生アプリやハイレゾ対応イヤホンと組み合わせて使用する。DACチップに旭化成エレクトロニクスの「AK4430ET」を採用し、PCM 192KHz/24bitの音源再生に対応。ヘッドホンアンプも内蔵している。ハウジングはアルミブロックから切削加工しており、デジタルノイズの影響を抑制する。電源はUSBバスパワー。再生周波数帯域は5Hz~96kHz、S/N比は96dB以上、ダイナミックレンジは97dB以上、最大出力は45mW×2。ケーブル長は約60cm、本体サイズはW36×D11.4×H45mm、重量は約40g。洋服などに付けるためのクリップを装備している。ハイレゾ対応ステレオヘッドホンは、エレコム製「EHP-CH2000」シリーズのケーブル長を60cmに変更したもの。主な仕様は、再生周波数帯域が5Hz~40kHz、インピーダンスが16Ω、感度が100dB、最大入力が100mW。
2016年04月05日パイオニアは、ハイレゾ音源も再生できるiPhone/iPad専用音楽アプリ「Wireless Hi-Res Player ~Stellanova~」に新機能を追加した最新バージョン(v1.3.0)の提供を開始した。価格は無料。最新版では、ハイレゾ音源の再生機能などに加え、サビ部分を10数秒再生して次の曲にスキップ可能にすることによって、聞きたい曲を簡単に探せる「おまかせスキップ」機能、独自の音楽解析技術によりiPhone/iPadに保存している楽曲を5つのカテゴリー(明るい曲/ノリがいい曲/静かな曲/せつない曲/癒やされる曲)に分類し、再生中の楽曲と同じカテゴリー20曲をおすすめの曲として表示する「おすすめプレイ」機能が新たに搭載された。また、楽曲関連情報のインターネット検索や、再生画面での楽曲リスト表示に対応するなど、使い勝手も向上した。なお、ハイレゾ再生機能は、アプリ内課金(1,200円)にて追加が行える。
2016年04月04日プリンストンは、ハイレゾ音源対応のネットワークメディアプレーヤー「デジ像メディアプレーヤー」(PAV-MP2YTHR)を発表した。発売は3月25日。価格はオープンで、推定市場価格は税別15,480円前後。本体のUSBポートにUSB HDDなどのストレージ機器を接続し、保存された動画などを再生できるメディアプレーヤー。テレビやオーディオ機器などにHDMIで直接つなぎ、PCを使わずにメディアファイルを再生できる。ハイレゾ音源に対応しており、PCM 192kHz/24bit(FLAC、WAV)を再生可能。ハイレゾ出力はHDMIもしくはS/PDIF端子から行う。ネットワーク機能も備えており、10BASE-T / 100BASE-TX対応の有線LAN端子を搭載している。対応サーバーはUPnP AV、DLNAサーバー、Windows Media Player 11 / 12、ファイル共有機能(samba)など。自らをNASとして認識させることもできる。YouTube Leanbackに対応するので、大画面テレビでYouTubeの視聴も可能。対応OSはWindows Vista(SP2) / 7(SP1) / 8.1 / 10。インタフェースはUSB 2.0×2、HDMI×1、コンポジットビデオ×1、RCA(L/R)×1、S/PDIF×1。本体サイズはW171×D115×H37mm、重量は約250g。操作用のリモコンが付属する。
2016年03月23日MSソリューションズは3月17日、ハイレゾ対応イヤホン「極の音域 Hi-Res ALDEBARAN」を発表した。発売は3月下旬。希望小売価格は税別5,999円。カラーはゴールドとシルバーの2色。極の音域 Hi-Res ALDEBARANは、9mm径と6mm径のドライバーを1基ずつ搭載したハイレゾ対応イヤホン。素材にアルミを使用している。ケーブルにマイク付きのリモコンを搭載。主な仕様は、再生周波数帯域が5Hz~70kHz、インピーダンスが16Ω±15%、出力音圧レベルが103±3dB、最大入力が10mW、ケーブル長が約1.2m、プラグが3.5mmステレオミニ、重量が約9.0g。
2016年03月18日JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントは3月17日、ビクタースタジオがプロデュースしたハイレゾ対応ヘッドホン「HA-MX100-Z」を発売した。同社運営のハイレゾ音源配信サイト「VICTOR STUDIO HD-Music.」や、楽器店などで取り扱う。希望小売価格は税込24,800円。HA-MX100-Zは、ビクタースタジオのエンジニアがチューニングを施したハイレゾヘッドホンだ。JVCケンウッドの音響技術「デュアル・クリアバスポート構造」を採用。振動板の前室側と後室側の背圧を最適化することで低音再生力を強化している。2011年発売のモニターヘッドホン「HA-MX10-B」に採り入れていた「モニタードライバーユニット」のほか、新たに高純度CCAW ボイスコイルや低歪磁気回路を搭載した。主な仕様は、再生周波数帯域が10Hz~40kHz、インピーダンスが56Ω、出力音圧レベルが107dB、最大許容入力が1,500mW、ケーブル長が2.5m、プラグが3.5mmステレオミニ、重量が265g。
2016年03月17日ソニーは3月16日、アナログレコードの音源をハイレゾ変換できるレコードプレーヤー「PS-HX500」を発表した。発売は4月16日。希望小売価格は税別61,000円。PS-HX500は、ハイレゾロゴを取得したアナログレコードプレーヤー。CES 2016に合わせて海外発表していたが、このたび国内での発売が正式にアナウンスされた。アナログレコードの音源をWAV 192kHz/24bitやDSD 5.6MHzにネイティブ変換し、USB接続したパソコンで録音できる。録音や編集の作業には、新開発のWindows PC・Mac向け無料アプリ「Hi-Res Audio Recorder」を使用する。駆動はベルトドライブ方式で、キャビネットには高密度で厚さ30mmの音響用MDF材を採用。プラッターは直径296mmで、強度と重量のバランスがよいアルミダイキャスト製となっている。また、レコード面との密着性が高く、不要な共振を抑える新設計のラバーマット(厚さ5mm)を使用している。トーンアームはストレートタイプで、ピボット軸受を支えるハウジングを円筒形状に設計。また、丸型のシェルとアームを一体化させることでカートリッジの支持を安定させた。カートリッジはMM型のものを標準装備している。交換は「不可能ではないが、破損のおそれがある」とのことだ。オーディオ回路にはガラスエポキシ基板を採用し、MMカートリッジ対応のフォノイコライザーを搭載。アナログ回路とデジタル回路は完全に分離しており、ノイズを低減するとともにS/N感を向上させている。回転数は33 1/3および45。カートリッジは重量が5gで、針圧が3g。出力はRCA、USB、ライン/フォノを装備する。サイズはW430×D366×H104mm、重量は5.4kg。対応OSはWindows 7 / 8 / 10、Mac OS X 10.9~10.11。
2016年03月16日東芝エルイートレーディングは3月1日、ハイレゾ音源の再生機能を持つCDラジオ「TY-AH1000」を発表した。発売は3月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別33,000円前後。TY-AH1000は、USBメモリーや、SD/SDHCカード、USB接続したPCから96kHz/24bitのハイレゾ音源を再生できるCDラジオ。前面に、ハイレゾ音源の再生中に点灯する「ハイレゾLED」とレベルメーターを備えている。スピーカーは2ウェイ・バスレフ型で、高域100kHzに対応する2cm径ソフトドームツイーターと、磁束密度8,000ガウスのマグネットを採用した8cm径コーン型ウーファーを搭載している。ラジオ機能はワイドFMに対応。ラジオのタイマー予約は2件まで行える。このほか、CD音源をSDカードやUSBメモリに録音することもできる(MP3/192kbps)。Bluetooth 3.0とNFCに対応し、コーデックはSBCをサポート。前面にはヘッドホン出力とLINE入力を装備する。再生対応フォーマットは、SDカードスロットがMP3 / WMA / FLAC。USBポートからはWAVも再生できる。実用最大出力は15W×2+10W×2。再生周波数帯域は60Hz~40kHz。サイズはW400×H135×D200mm(突起部含まず)、重量は約3.2kg。同社は今回、1970~1980年代に東芝がピュアオーディオ製品に用いていたブランド名「Aurex」(オーレックス)の復活も発表。ハイレゾ対応という付加価値を持つTY-AH1000を、新生Aurexブランドの第1弾製品として位置づけている。
2016年03月01日ソニーは3月1日、ハイレゾ対応のポータブルBluetoothスピーカー「h.ear go」を発表した。発売は4月16日。価格はオープンで、推定市場価格は税別28,000円前後。カラーはシナバーレッド、ボルドーピンク、ライムイエロー、ビリジアンブルー、チャコールブラックの5色。h.ear goは、世界最小をうたう(同社調べ)ハイレゾ対応Bluetoothスピーカー。CES 2016に合わせて海外発表されていたが、このたび国内での発売が正式にアナウンスされた。PCM 192kHz/24bitのハイレゾ音源に対応するほか、DSD 2.8HzをリニアPCMに変換して再生できる。Bluetoothのバージョンは4.2。コーデックはSBCとAACのほか、ソニー独自のLDACに対応。LDAC利用時は、Bluetooth経由でもハイレゾ相当の音質を楽しめるとしている。NFCに対応するほか、Speaker Add機能もサポートし、同機能を搭載したBluetoothスピーカー2台でステレオ再生を行える。Wi-Fi(IEEE802.11 a/b/g/n)も搭載し、スマホアプリ「SongPal」から操作可能。また、2016年6月以降に行われるファームウェアアップデートにより、複数のワイヤレススピーカーを使用したサラウンド再生や、2台のワイヤレススピーカーを使ったステレオ再生を「SongPal Link」の機能として提供することが予告されている。このほかGoogle Castに対応。Wi-Fi経由で音楽配信サービス「Google Play Music」などにアクセスして音楽を再生できる(操作にはスマートフォンが必要)。Google Castの使用中は、スマートフォンでゲームをしながら接続中のスピーカーで音楽を流せる。内蔵アンプにはフルデジタルの「S-Master HX」を採用。MP3などの圧縮音源をハイレゾ相当に拡張する音質補完技術「DSEE HX」や、ワンタッチでソニー推奨の音質に設定する「Clear Audio+」も使用できる。ネオジウムマグネットを採用した35mm径のフルレンジスピーカーを搭載。スピーカーボックスは、左右チャンネルが分離した形状になっている。また、パッシブラジエーターをデュアル搭載するほか、重低音をさらに増強する「EXTRA BASS」ボタンも装備した。主な仕様は、バッテリー駆動時間が約12時間、再生周波数帯域が60Hz~40kHz、実用最大出力が12W×2、本体サイズがW204×H62×D60mm、重量が約790g。microUSBケーブルと、USB ACアダプターが付属する。
2016年03月01日音茶楽(オチャラク)は2月24日、ハイレゾ対応イヤホン「Flat4-櫻Plus」「Flat4-緋櫻Plus」を発表した。発売は3月11日。価格はオープンで、直販価格(税別)はいずれも75,000円。2機種合わせて約500台の限定販売となる。Flat4-櫻PlusとFlat4-緋櫻Plusは、岐阜・飛騨高山で一つひとつ職人が仕上げたイヤホン。センターキャビネットに、生漆の拭き漆仕上げを施した山櫻無垢材を使用している。10mm径のダイナミックドライバーをデュアル搭載し、2機種の違いは位相補正チューブの長さ。Flat4-櫻Plusは28mm、Flat4-緋櫻Plusは30mmのものを採用している。位相補正チューブには、6kHz付近の共振を抑える効果がある。ケーブルは4芯構成で、左右チャンネルのグランドを分離しセパレーションを向上させた。主な仕様は、再生周波数帯域が35Hz~45kHz、インピーダンスが18Ω、出力音圧レベルが104dB、最大入力が400mW、ケーブル長が1.2m、重量が約17g。Complyチップ(M/L)、シリコン製イヤーチップ(S/M/L)、桐製の収納箱などが付属する。
2016年02月24日ソニーは2月27日より、アーティストのライブ音源をハイレゾで楽しむ「Hi-Res ROCK FES 2016」を、「Hi-Res Tasting Spot」を設置している全国の家電量販店と東京・銀座、名古屋、大阪のソニーストアで開始する。Hi-Res ROCK FES 2016は、家電量販店やソニーストアのハイレゾ試聴ブース「Hi-Res Tasting Spot」で、アーティストのライブ音源を試聴可能にする試み。ハイレゾ対応ウォークマンとヘッドホンで試聴できる。対象アーティストは、KANA-BOON、チャットモンチー、ユニコーン、POLYSICS、NICO Touches the Walls、ASIAN KUNG-FU GENERATION、電気グルーヴ、L’Arc~en~Cielの8組だ。配信楽曲のラインナップは以下の通り。KANA-BOON「フルドライブ」「シルエット」チャットモンチー「風吹けば恋」「シャングリラ」「真夜中遊園地」「毒の花」ユニコーン「TAIRYO」「Feel So Moon」POLYSICS「Let’s ダバダバ」「Buggie Technica」NICO Touches the Walls「ニワカ雨ニモ負ケズ」「ホログラム」ASIAN KUNG-FU GENERATION「Easter / 復活祭」「リライト」電気グルーヴ「無能の人」「Baby’s on Fire」L’Arc~en~Ciel「Wings Flap」「HONEY」
2016年02月19日ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)が運営するエンタテインメント情報Webサイト「エンタメステーション」は、無料の音楽番組「松任谷正隆ハイレゾはじめました。」を期間限定で配信開始した。公開期間は2016年6月30日まで。音楽プロデューサーの松任谷正隆氏がメインパーソナリティを務める、全7回のWeb特別番組。番組は各回10分。ハイレゾ版、通常版の楽曲聴き比べや、自分に合ったハイレゾセット探しなど、ハイレゾ音源をさまざまな角度から体験する。各回のテーマは下記の通り。第7回となる「Specialユーミンの名曲をハイレゾ化?!」では、松任谷正隆氏の妻でもある松任谷由美の最新アルバム曲「Babies are popstars」、荒井由実時代の「ひこうき雲」を番組側でハイレゾ化。これを視聴した松任谷正隆氏は「音楽に関わるものとして、 いい音でお客さんに聴いてもらいたいのは当然。 由実さんの楽曲をすべてハイレゾにしたい」とコメントしている。『はじめに松任谷正隆に聞く』『松任谷正隆が聞いてみたいハイレゾ楽曲は?』『自分にピッタリのハイレゾセットを探す』『ハイレゾが変える音楽の可能性』『ハイレゾで生まれ変わった松田聖子の魅力を再発見』『名曲アレンジ秘話そしてハイレゾの未来』『Specialユーミンの名曲をハイレゾ化?!』
2016年02月08日ハイレゾ音源を配信する「mora」で2016年2月2日(火)の21:00付けで発表されたハイレゾランキング(単曲)ランキングにて、TOP10すべてがアニメタイアップの楽曲で占められ、その1位にTBSほかで放送中のTVアニメ『だがしかし』のオープニングテーマで、19歳の新人アニソンシンガー・MICHIが歌う2nd Single「Checkmate!?」が獲得した。ランキングはリアルタイムで変動するため、浮き沈みはあるものの、アニソン界で有名なアーティストをはじめ、『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』のエンディングテーマソングとなるMISIA「オルフェンズの涙」や『亜人』の主題歌を歌うflumpool「夜は眠れるかい?」といったビックアーティストが名を連ねる中、ハイレゾというハイエンドユーザー向けの市場において、Elements Gardenがサウンドプロデュースする新人アニソンシンガーのMICHIが獲得するというの非常に興味深い結果となった。「ハイレゾ音源」は、スタジオで録音したマスターが持っている情報量により近い音源データで、一般的なCDが「44.1kHz/16bit」であるのに対し、「96kHz/24bit」や「192kHz/24bit」といった情報量の多いハイレゾ音源での再生は、よりきめ細やかな音となり、CD以上の空気感や臨場感を表現することができる。なお、今回1位を獲得したMICHIは2015年にデビューをしたばかりの新人だが、2015年7月にリリースされたデビュー曲「Cry for the Truth」がmoraのハイレゾランキングで3位を獲得するなど、楽曲とアーティスト名の認知はすでに高音質の分野で目立っていた。1位獲得にあたってMICHIは「私の音楽を高音質で聴いてくれる方が多いと聞いてすごく嬉しいですし、TOP10に入るだけでもすごいのに、1位になったことが今でも信じられません!! 私の楽曲はElements Gardenさんにサウンドプロデュースをしていただいているのですが、Elements Gardenさんの一ファンとしても、繊細で緻密なバンド演奏が織りなすプロデュースワークを高音質で聴きたくなるという気持ちがすごくわかります! 初めてこの曲を聞いた時は鳥肌が立ちました(笑)。Elements Gardenさんはもちろんですが、この素晴らしい結果を私に魅せてくれたファンの皆様、スタッフの皆様、いつも素敵な詞を提供していただいている RUCCAさんには感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます!! TVアニメ「だがしかし」もとても面白いので、ぜひ皆さん見てください!私もこのアニメや楽曲に負けないように、もっともっと頑張ります!」とコメントしている。○【MICHI】2nd Single「Checkmate!?」MV(Short ver.)【だがしかし】(C)2016 コトヤマ・小学館/シカダ駄菓子
2016年02月03日ソニーとソニー・ミュージックレーベルズは2月2日、アーティストのライブ映像をハイレゾ音源で楽しむイベント「Hi-Res ROCK FES 2016 Powered by Ki/oon Music in GINZA」の開催を発表した。開催期間は2月16日~3月6日で、会場はソニービル銀座。入場料は無料となっている。上映アーティストは、KANA-BOON、チャットモンチー、ユニコーン、POLYSICS、NICO Touches the Walls、ASIAN KUNG-FU GENERATION、電気グルーヴ、L’Arc~en~Cielの8組。会場は8階と4階の2カ所に分かれており、8階ではアーティストのライブ映像を200インチの大型スクリーンに投影する。ハイレゾ音源の再生には、ソニーの3ウェイスピーカー「SS-AR1」やプリメインアンプ「TA-A1ES」を使用。4階のソニーショールームでは、アーティストのライブ音源をハイレゾウォークマンなどで試聴できる。
2016年02月02日オンキヨー&パイオニアイノベーションズは1月29日、オンキヨーブランドのハイレゾ対応イヤホン「E700M」とアニメ『ご注文はうさぎですか?? 』のコラボレーションモデルを発表した。直販サイト「ONKYO DIRECT」にて、2月1日12時から3月4日15時まで予約を受け付ける。製品の発送時期は2016年5月下旬。価格は税別19,800円。E700Mは、2015年11月に発売されたハイレゾ対応イヤホン。今回のコラボレーションモデルは、アニメ『ご注文はうさぎですか?? 』に登場する喫茶店「ラビットハウス」の看板ロゴをハウジング部にあしらっている。カラーはシルバーとピンクゴールドの2色。主な仕様は、ドライバー径が13.5mm、再生周波数帯域が6Hz~40kHz、インピーダンスが32Ω、出力音圧レベルが108dB、最大入力が30mW、ケーブル長が1.2m、質量が18g(ケーブル含まず)。イヤーチップ(S/M/L)、Complyチップ、専用ポーチが付属する。
2016年01月29日ソニーは1月28日、ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」とコラボレーションしたハイレゾ対応ウォークマン「NW-ZX100」「NW-A25HN」「NW-A25」、ヘッドホン「h.ear on(MDR-100A)」「MDR-1A」をソニーストア限定で販売開始した。3月18日11時までの期間限定で取り扱う。コラボレーションモデルのウォークマンやヘッドホンには、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのロゴをあしらう。また、NW-ZX100にはアルバム「Wonder Future」に収録された全11曲、NW-A25HNとNW-A25にはシングル「Right Now」に収録された全4曲のハイレゾ音源をプリインストールする。コラボレーションモデルの税別価格は、NW-ZX100が77,000円、ハイレゾ対応イヤホンが付属するNW-A25HNが33,000円、ハイレゾ非対応イヤホンが付属するNW-A25が28,000円、MDR-1Aが31,000円、h.ear on(MDR-100A)が25,500円。また、ウォークマンとヘッドホンのセットも販売し、NW-ZX100とMDR-1Aのセットが105,500円、NW-A25とh.ear on(MDR-100A)のセットが51,500円となっている。なお、銀座、名古屋、大阪のソニーストアで、NW-A25とh.ear on(MDR-100A)のセットを購入した人に、MDR-100A専用のオリジナルヘッドホンケースをプレゼントする。
2016年01月28日ティアックは1月27日、アナログターンテーブルのフラッグシップモデル「TN-570」を発表した。アナログレコードの音を192kHz/24bitのハイレゾ音源に変換して出力できる。発売は2月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は税別120,000円前後。TN-570は、上質なデザインとアナログターンテーブルとしての高い基本性能の両立をテーマに開発されたモデル。ハイレゾロゴを取得しており、光デジタル端子から192kHz/24bit、USBから48kHz/16bitのデジタル信号を出力可能。D/Aコンバーター経由でのハイレゾ再生や、PCを使用したデジタル録音を行える。ベルトドライブ方式を採用し、モーターの滑らかな回転を妨げる「コギング現象」を抑制。加えて回転数調整機構「PRS3」を搭載しており、プラッター回転速度のわずかな変化を光学センサーにより検出し、回転数を制御する。キャビネットには人造大理石と高密度MDF材を組み合わせた2層構造のシャーシを採用。2つの素材をダンピング効果のあるラバーで貼り合わせることで制振性を高めた。回転数は33 1/3および45。プラッターはクリアアクリル製で、直径が300mm、厚さが16mm、重量が1.4kgとなっている。トーンアーム部は、有効長が223mmで、適合カートリッジ重量が15~23g(ヘッドシェル含む)。出力はRCAピン端子、USB、光デジタル端子を装備する。カートリッジはMM型。サイズはW430×D355×H131.5mm、重量は9.0kg、また、TN-570に適合する和紙製のターンテーブルシート「TA-TS30UN」も2月上旬に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は4,000円(税別)。サイズは直径が300mm、厚さが1mmで、重量は約44gとなっている。
2016年01月28日リンクスインターナショナルは、24bit/48kHzデジタル信号に対応するDAC&ポータブルアンプ機能内蔵したLightningコネクタ接続イヤホン「IC-Earphone」を発売する。発売日は1月30日。価格は税抜9,980円。同製品は、正規MFi認証取得したLightningコネクタ接続のイヤホン。内蔵された24bit/48kHzデジタル信号に対応するDAC&ポータブルアンプ機能で、iOSデバイスからダイレクトにハイレゾオーディオを楽しむことができる。また、密閉ダイナミック型ドライバーユニットは9mm、6Nグレードの超高純度無酸素銅(OFC)フラットケーブル、軽量で丈夫なアルミニウム合金シェル設計を採用するなど、高音質を追求した仕様となっている。一般的なボリューム調整、再生、停止、曲送り、曲戻しのほかに、電話に出る、電話を切るといった機能を備えた多機能コントローラーも付属。カラーは、ホワイト(ICEP-LT-04 WH)、レッド(ICEP-LT-04 RE)、グリーン(ICEP-LT-04 GR)、ブルー(ICEP-LT-04 BL)の4種類。
2016年01月22日ソニーは1月19日、ハイレゾ音源の録音に対応したICレコーダー「ICD-SX2000」を発表した。発売は2月13日。価格はオープンで、推定市場価格は税別30,000円前後。ICD-SX2000は、2013年2月に発売されたICレコーダー「ICD-SX1000」の後継モデル。ICD-SX1000と同様に、リニアPCM 96kHz/24bitの録音とリニアPCM 192kHz/24bitの再生に対応。また、新たにFLAC 192kHz/24bitを再生できるようになった。録音シーンに応じて内蔵マイクの周波数特性を最適化するMFO(Microphone frequency Optimizer)を搭載した新開発マイクを採用。音楽再生用アンプは、ハイレゾ対応ウォークマンに搭載している「S-Master HX」を使用した。このほか、幅広いダイナミックレンジと高いS/N比を実現する「Dual ADコンバーター」、入力音声がより自然に聞こえるようチューニングする「インテリジェントAGC」、ノイズを低減し会話の録音をクリアに聴こえるようにする「クリアボイス機能」を採り入れている。マイクは可動式で、講演会やセミナーなどの録音に適した「ズームポジション」、フィールド録音や会議の議事録などに適した「ワイドステレオポジション」、楽器演奏の録音に向いた「X-Yポジション」の3種類にポジションを切り替えられる。マイクを守るガード部分は、内部に金属を使用し、剛性を高めた。また、操作用アプリとの連携もサポート。iOS・Android用アプリ「REC Remote」に対応し、録音開始、一時停止、停止のほか録音モードやフォーマットなどの設定、トラックマーク(4種類)の付与などをスマートフォンから遠隔操作できる。内蔵メモリは16GBで、microSDカードスロット(microSDXCカードで64GB以上、microSDHCカードで最大32GB対応)×1を搭載。ネットワーク機能はBluetoothを内蔵し、NFC機能もサポートしている。バッテリー駆動時間はリニアPCM 96kHz/24bit録音時で約15時間、再生時で約12時間となっている。主な仕様は、スピーカー径が16mm、実用最大出力が200mW、対応ファイル形式がFLAC/MP3/WMA/AAC、サイズがW44×H120×D14.5mm、重量が約98g。
2016年01月19日Pioneer DJは、プロDJ/クラブ向けマルチプレーヤー「CDJ-2000NXS」の音質や品質、機能をアップグレードした最新ラッグシップモデル「CDJ-2000NXS2」を発表した。価格はオープンプライスで、 2016年2月上旬発売予定。同製品では、MP3、AAC、WAV、AIFFに加え、新たにFLAC、Apple Losslessに対応し、96kHz/24bitのハイレゾ音源再生が可能となった。スマートフォン、iPhone、PC/Macの他、フラッシュメモリーやハードディスクドライブなどのUSBストレージデバイス、SDメモリーカード、音楽CDやDVDに記録されている音楽ファイルを再生できる。また、スピーディーな選曲と瞬時な楽曲展開の把握を可能にするため、高精細のマルチカラー液晶タッチディスプレイを採用。さらに、任意の位置から瞬時に再生する「HOT CUE」を最大8箇所に設定できるほか、同社の大型パッド搭載追加型DJコントローラー「DDJ-SP1」に、本機のパフォーマンス機能を割り当てる機能を搭載する。このほか、最大4台のプレーヤーをLANケーブルで接続し DJパフォーマンスの幅を広げる「PRO DJ LINK」機能や、 DJプレイで使用する楽曲の事前準備も行える楽曲管理アプリケーション「rekordbox」にも対応している。
2016年01月15日デノンは1月15日、ハイレゾ対応のネットワークオーディオプレーヤー「DNP-2500NE」を発表した。2月中旬の発売を予定しており、希望小売価格は税別200,000円。同時発表のプリメインアンプ「PMA-2500NE」、SACDプレーヤー「DCD-2500NE」とともにミドルクラスのオーディオコンポ「2500NEシリーズ」として展開する。3製品いずれも、デノンの白河工場で生産される。○ネットワークオーディオプレーヤー「DNP-2500NE」DNP-2500NEは、昨年12月開催の「ポタフェス2015」に参考出品されていたネットワークオーディオプレーヤー。「DCD-SX11」と同じUSB DACプラットフォームを採用し、USB B端子からの入力ではDSD 11.2MHz、PCM 384kHz/32bitのハイレゾ再生を可能としている。IEEE802.11b/g/n対応のWi-Fi機能を搭載しており、ネットワーク経由ではDSD 5.6MHz、PCM 192kHz/24bitのハイレゾ音源に対応する。AppleのAirPlayも利用できる。アップサンプリング機能「Advanced AL32 Processing Plus」は、最大でPCM352.8kHz/384kHzの音源を705.6/768kHzまで拡張可能に。44.1kHz系と48kHz系の水晶発振器を個別に用意したデュアルクロック構成により、ジッターを低減している。ヘッドホンアンプには、同社の「PMA-50」や「DRA-100」でQualcommとともにノウハウを培ったフルデジタルアンプ「DDFA」を採用。最終出力段までアナログ変換を一切行わずにデジタル音源を処理する。ヘッドホンの対応インピーダンスは8~600Ω。3段階のゲイン切替機能を用意している。入力インタフェースはUSB A、USB B、同軸デジタルを各1基、光デジタル入力を2基。出力インタフェースはアンバランス、ヘッドホン、同軸デジタルを、光デジタルを各1基。サイズはW434×H138/198×D377mm(アンテナの状態により高さが変わる)。重量は11.7kg。○SACDプレーヤー「DCD-2500NE」DCD-2500NEの希望小売価格は税別180,000円。新開発のメカドライブを搭載したSACDプレーヤーだ。192kHz/24bitのFLAC/WAV/AIFF、96kHz/24bitのALAC、5.6MHzのDSF/DSDIFFといったハイレゾ音源ファイルをサポートする。アップサンプリング機能「Advanced AL32 Processing Plus」、デュアルクロック構成などデノンの技術を惜しみなく投入している。○プリメインアンプ「PMA-2500NE」PMA-2500NEの希望小売価格は税別230,000円。同社のフルサイズアンプとして初めてUSB DACを搭載した製品だ。DSD 11.2MHz、PCM 384kHz/32bitのハイレゾ音源再生をサポートするほか、アップサンプリング機能「Advanced AL32 Processing Plus」を利用できる。Advanced UHC-MOSシングルプッシュプル回路を採用するなど、アンプとしての設計において妥協を排除したという。低格出力は80W+80W(8Ω)、160W+160W(4Ω)。
2016年01月15日●アナログレコードとハイレゾ音源の意外な共通点ソニーと言えば、ハイレゾオーディオの仕掛人として筆頭格の存在だ。ここでは、CES 2016のソニーブースからオーディオ系デバイスの展示についてレポートしたい。○アナログレコードとハイレゾ音源の意外な共通点さて、ソニーはデジタルなハイレゾオーディオを推してきたわけだが、一方で世間ではアナログレコードの人気が静かに高まっていた。一見、ハイレゾ音源とアナログ音源はまったく相反するものに思えるが、実は根本的には近い要素を持っている。アナログレコードは高音においても低音においても、音楽CDや従来音質の圧縮音源(いわゆるSD音源)では切り捨てられていた領域の音要素を含んでいるからだ。さらにその発する音はデジタルのように安定したものではなく、その微妙な違いが聞くたびに新鮮さをもたらしてくれる。さらに、アナログレコードから音楽を取り込んでハイレゾ音源を作るということもマニアの間では行われていた。そんな流れをソニーが見逃すはずはない。「PS-HX500」というレコードプレイヤーが今回のCESで発表され、ブースには実機が展示されていた。PS-HX500は、アナログレコードの音をWAV 192kHz/24bitやDSD 5.6MHzに変換し、USB接続したパソコンに送ることができる。Windows PCやMac向けのハイレゾ録音・編集アプリ「Hi-Res Audio Recorder」も提供するという。今回の展示機は、他のオーディオデバイスやPCには接続されておらず、そのパフォーマンスを体験できなかったのが残念。また、タブレットなどを接続して変換はできないのか? と聞いてみたところ、処理速度的にやはりPCでないと難しいとのこと。価格は未定だが、ボディの質感や機能などから、飛びぬけた高級機になるとは思えない。多くの人が手を出しやすい、10万円を切る程度で発売されるのではないかと予想している。●重低音「EXTRA BASS」を拡充する理由とは○重低音でも攻めるここに、ソニーのプレスカンファレンスで示された1枚のスライドがある。何を示すものかというと、現在人気の曲を分析してみると、重低音域を有効に使った曲が多いのだという。僕の経験でいえば、低音は振動を生み、エモーショナルな情緒を引き出す。かくして人々は重低音域のビートに、深層から心を動かされてしまう。すなわち「KANDO!」するというわけだ。ソニーのブースでは、ウォークマンや「h.ear」シリーズのヘッドホン、イヤホンに加えて、「EXTRA BASS」シリーズの製品も試聴できるようになっていた。中でも目立っていたのは、ハイパワーオーディオ「GTK-XB7」。昨年同様、ハイレゾオーディオの試聴ルームを用意していたが、加えてEXTRA BASSの効果を体験できる部屋も用意され、まるでクラブのような様相だった。○死角をなくして進化したソニーオーディオ昨年、CES 2015におけるソニーの展示は、ハイレゾ音源に特化していた。確かにその方向性としては間違っていなかったのだが、とくに北米で盛り上がりを見せ始めていたアナログレコードという流れを無視していたように見えた。そんななか登場したレコードプレーヤー「PS-HX500」はその死角を埋め、ソニーのハイレゾオーディオに対するアプローチをよりスキのないものにした。今回は試聴できなかったのだが、発売されたら、ぜひ使ってみたいデバイスであり、これを読んでいる人のなかにも、そう思っている人は多いことだろう。
2016年01月08日旭化成エレクトロニクス(AKM)は1月6日(米国時間)、米ラスベガスで開催中の「CES 2016」にて、DACチップのフラッグシップモデル「VERITA AK4497」を発表した。PCM 768kHz/32bitやDSD 22.4MHzの入力に対応。2月にサンプルの出荷を開始し、2016年夏に発売する。AK4497は、旭化成エレクトロニクスのハイエンドDACチップ「VERITA AK4490」の上位モデルという位置づけ。ハイエンドオーディオ、プロフェッショナルオーディオ、AVレシーバー、CD/SACDプレーヤー、ネットワークオーディオ、USB DACなどに使用する目的で開発された。VELVET SOUNDテクノロジーにより、S/N比は128dBを実現。THD+Nは-116dBとなっている。また、低域のノイズを改善したオーディオ専用の「LSIプロセス」を採用し、音の情報量を向上させた。IRD(Impulse Response Designed)フィルターを搭載し、きめ細やかで自然な信号波形を実現。内蔵のデジタルフィルタ機能は、従来製品で採用されていた5種類に加え「ハーモニックサウンド」フィルターを採り入れた。
2016年01月07日ソニーは1月5日(米国時間)、CES 2016の開幕に先がけ、ハイレゾ音源を再生できるBluetooth・ノイズキャンセリング対応ヘッドホン「h.ear on Wireless NC」と、Bletoothイヤホン「h.ear in Wireless」を海外発表した。h.ear on Wireless NCは、ハイレゾ対応ヘッドホン「h.ear on」にBluetoothとノイズキャンセリング機能を加えたモデル。ノイズキャンセリング用ソフトウェアを2基搭載し、ハウジングの内側と外側に1基ずつ備えたマイクを使用して周囲の音を低減する。また、「Automatic Al Noise Canceling」機能が常に周囲の音を分析し、効果的なノイズキャンセリングモードを選択する。バッテリー駆動時間は20時間。再生周波数帯域は5Hz~40kHzで、感度は97dB。h.ear in Wirelessは、ハイレゾ対応イヤホン「h.ear in」にBluetooth機能を搭載したモデルで、ハンズフリー通話用のマイクを装備している。バッテリー駆動時間は7.5時間(通話時、音楽再生時)。再生周波数帯域は5Hz~40kHzで、感度は105dB。
2016年01月06日ソニーは1月5日(米国時間)、CES 2016の開幕に先がけ、ハイレゾ音源の再生に対応するBluetoothスピーカー「h.ear go」を海外発表した。カラーはシナバーレッド、ボルドーピンク、ライムイエロー、ビリジアンブルー、チャコールブラックの5色。h.ear goは、ハイレゾ音源の再生に対応したポータブルBluetoothスピーカー。35mm径のフルレンジスピーカーを搭載し、独自のDSP信号処理により、パワフルな低音を実現する。内蔵アンプにはフルデジタルの「S-Master HX」を採用。MP3などの圧縮音源をハイレゾ相当に拡張する音質補完技術「DSEE HX」も採り入れている。スマホとの連携には操作アプリ「SongPal」を利用。2016年夏のアップデートで、マルチルーム接続に対応する。ネットワーク機能はWi-FiとBluetoothを内蔵し、NFCにも対応。バッテリー駆動時間は12時間。出力は12W×2となっている。
2016年01月06日