2017年、第70回カンヌ国際映画祭で新人監督のみに授与されるカメラドール(新人監督賞)を受賞したフランスの若手女性監督レオノール・セライユの『若い女』。お金も、家も、仕事もない、ちょっとくせ者のヒロインが、新たな人生に向かって少しずつ前へと進んでいく希望の物語は高い評価を集めた。今回、フランスで大旋風を巻き起こした本作の主人公、ポーラを取り巻く2人の男性を徹底比較してみた。本作は、名門・フランス国立映画学校の卒業制作として、セライユ監督が自ら書いた脚本をもとに完成させた初の長編作品。カンヌでの受賞を皮切りに数々の映画祭で様々な賞を獲得し、フランスで最も権威のある映画賞・セザール賞にもノミネートを果たした。主演のレティシア・ドッシュもまた本作での体当たり演技により、リュミエール賞最有望女優賞を獲得。これからの活躍が注目される2人の女性が生み出した、新しい等身大ヒロイン像が大きな共感を呼んでいる。■“崖っぷちアラサー”の主人公を取り巻く2人の男性を徹底比較!主人公ポーラ(レティシア・ドッシュ)は、パリに住む31歳の女性。一般的には結婚を視野に入れてもおかしくない微妙な年齢だが、裕福な彼と10年間も同棲生活を送ってきたため、就職経験ゼロのままアラサーになってしまった。今回、そんなポーラを取り巻く2人の男を徹底比較した。突然別れを切り出した裕福な元恋人か?1人目は元恋人のジョアキム(グレゴワール・モンサンジョン)。写真家であり、ポーラが通っていた大学の教授でもある。10年間も同棲していたが、ある日突然、ジョアキムはポーラに別れを告げる。家を追い出されてしまったポーラは、お金も仕事も、寝る場所すらない。彼にこまめに連絡を入れるポーラだが、やがて職探し・家探しに奔走するうちに連絡が滞るように。ポーラから頻繁に連絡が来ていた時期は電話に出ることはなく、留守電にしていたジョアキムだが、相手から連絡が来なくなった途端に気になってしまうのが人間のサガ。改めて自分はポーラが必要だと気がついたこともあいまって、ジョアキムは自分から留守電を残したり、ポーラが働く職場に突然会いに行ったり…。経済的な安定力はあるが、なかなか身勝手な男性だ。職場で出会った誠実な子持ちの男か?2人目は、職探しの途中で一服しようとしてショッピングモールの裏で出会った、店の警備員を務めるウスマン(スレイマン・セイ・ンディアイ)だ。面接をクリアしたポーラは、モール内のランジェリーショップの売り子として働き始める。最初こそ、あまりいい出会いではなかったが、何かとアドバイスをくれるウスマンにポーラの心は揺れ始める。下着売り場の仕事と掛け持ちしているベビーシッター先の少女リラとショッピングモールで過ごす3人は、まるで家族のよう。猫を預かってもらったり、男の手料理のお弁当を一口もらったり、2人の関係はどんどん親密になっていく。だが、バツイチのウスマンは、大切な1人娘と暮らしているのだった…。やがて、ポーラに“ある変化”が起きることで、元恋人ジョアキムとヨリを戻すチャンスが訪れる。久し振りの恋人との再会、そして仕事の同僚宅への訪問。ポーラにとって、とても重要な人生の選択が迫る。果たして、孤独で見栄っぱりのポーラの選択は…?パリジェンヌの大共感を巻き起こした元気印映画の結末を、ぜひ映画館で見届けて。■ストーリーパリ。31歳のポーラは、10年付き合った写真家の恋人に突然別れを告げられる。お金も、家も、仕事もないポーラは、恋人の飼っていたペルシャ猫とともにパリを転々とするはめに。ところが、気ままな性格が災いし、居候先の友人宅からも、安宿からも追い出され、疎遠だった母親にも拒絶されてしまう。パリにはポーラの居場所などなかったのだ。なんとか住み込みのベビーシッターのバイトを探し出し、ショッピングモールの下着屋でも働き始める。ようやく自分の居場所を見つけたかに思えたが…。『若い女』は8月25日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:若い女 2018年8月25日より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開Ⓒ 2017 Blue Monday Productions
2018年07月28日6月21日(木)~24(日)まで、13年ぶりに横浜にもどり開催された「フランス映画祭2018」が好評のうちに閉幕。観客の声から選ばれる「エールフランス観客賞」は、結婚式でのドタバタ人間模様を描いた『セラヴィ!』が受賞した。横浜・みなとみらいホールで行われたオープニングセレモニーでは、フランス映画祭団長の名女優ナタリー・バイと、横浜出身でフェスティバル・ミューズを務めた常盤貴子が開会を宣言。『万引き家族』でカンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた是枝裕和監督、本映画祭の特別協賛である日産自動車のカルロス・ゴーン会長も駆けつけていた。そして、満員となったオープニング作品『セラヴィ!』の上映を皮切りに、日本未公開のフランス映画、長編14本と短編1本が上映。上映会場となったイオンシネマみなとみらいには多くの観客が詰めかけ、会期中には『セラヴィ!』ほか、鬼才フランソワ・オゾン監督が登壇した『2重螺旋(らせん)の恋人』、『夜明けの祈り』『ココ・アヴァン・シャネル』のアンヌ・フォンテーヌ監督がLGBTをテーマにした『マルヴィン、あるいは素晴らしい教育』など6作品が満員御礼!会場は連日、フランス映画ファンの熱気でいっぱいとなった。上映後に行われた各回の来日ゲストによるQ&Aやサイン会も大盛況。今年は、会場での一般客の撮影を規制せず、サイン会に移動する前のロビーでは各回のゲストの撮影時間がとられるなど、観客とフランス代表団の交流の場を設ける形に。13年前の横浜時代を彷彿とさせる、横浜ならではのアットホームな映画祭が実現した。また、若い世代にフランス映画と接する場を作るべく、オープニングセレモニーのみ、横浜市民は500円で鑑賞できる割引サービスを実施。横浜市立大学、東京藝術大学、早稲田大学にて授業の一環として学生を対象としたマスタークラスも開催され、フランス映画の作り手と日本の学生たちが接する場が設けられた。横浜市立大学の学生たちは、ボランティアスタッフとして映画祭の各会場にて活躍したという。そんな中、上映時に配布したアンケートによって選ばれる「エールフランス観客賞」を、オープニング作品の『セラヴィ!』が受賞。日本でも大ヒットした『最強のふたり』の監督コンビによる、ベテラン・ウェディングプランナーをとりまく結婚式での人間模様を描いたコメディが観客の心をつかんだ様子だ。『セラヴィ!』は7月6日(金)より渋谷・シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年06月27日国によってモテる女性のタイプは違います。日本ではふんわりカワイイ系が好まれますが、フランスではあまり人気がないそう。恋愛が長い間うまくいかない方は、フランス女子のような可愛さを狙ってみてはいかがでしょうか?今すぐ簡単にできるポイントを3つご紹介します。一点特化型メイクベースメイクにアイメイク、リップメイクとどれも気を抜かないのが日本式。ですが、フランスでは一点特化が主流です。ファンデーションを塗らず素肌でお出かけするのも当たり前。目のメイクを強調したらチークは塗らない、リップを華やかにするときは、アイメイクは塗らない、などです。ただし、普段お化粧をあまりしない方には、全く塗らないパーツがあると不安になるので例えば・・・リップを華やかにする時は、アイメイクやチークを控えめに。アイメイクを目立たせたい時は、その他のパーツを控えめに。を実践してみてはいかがでしょうか?フランス式のメイクは、どこか抜け感があるので優しい印象にしたい時にぴったりです。落ち着いた声フランスでは高くて幼い声よりも、穏やかで落ち着いた声が人気です。落ち着いた声の方が説得力や、誠実さが増しますね。ですので好意をアピールするときは、無理して声をワントーンあげる必要がないのです。「えー?!」という甲高い声も不要。共感はゆっくりと深くうなずけば十分です。それと、会話をする際は、相手の目を見ることも忘れずに。共感より話し合い日本では、とにかく男性を褒めて肯定するというテクニックが有効です。でもフランスではあまり良くないんだそう。男女が対等と考えるため、自分の意見や考えをきちんと言えることが求められます。もちろんケンカ腰ではいけません。お互いに意見を言い合い、聞き合えることが大切です。彼に共感するだけでなく、自分の意見もどんどん言いましょう。まとめ可愛さの基準はそれぞれです。もしかしたら気になるカレはフランス式の可愛さにクラっとくるかも。自分や相手に合った方法でアピールしてみてくださいね。
2018年02月03日本格フレンチをリーズナブルにいただく贅沢本場フランスでフレンチの洗礼を受けた名シェフ・山下敦司氏がオープンした「AIX:S(エックス)」は、高級なイメージのあるフレンチの常識を覆したリーズナブルさが特徴。もちろん食材や料理には一切の妥協をせず、一流店らしい気品に溢れたメニューが並んでいるものの、ランチコースは3,700円、ディナーコースは5,800円、ワインのペアリングも3グラス3,500円と、どれもリーズナブル!店内もラグジュアリーで重厚感があり、オレンジ色のやさしい光に照らされたエントランスを入っていくと、開放感があり心地いいメインダイニングが広がります。もはや芸術品!目も舌も驚く至福のメニュー「人参のスープ抹茶のパスタ添え」は、単なるパスタではありません!ヌードル状に仕上げた抹茶のゼリーで、持ち上げても切れない弾力があり、小気味いい食感を楽しめる新鮮な一皿です。「サーモンの燻製モンブラン仕立て」は、ムース状にしたピンクの紫芋をサーモンの上に絞って美しくあしらった芸術品。燻製の深い旨みと濃厚な芋の甘みが重なり合い、ねっとり甘美な味わいを奏でます。「仔牛のロスティー」は柔らかジューシーな仔牛をまろやかなポテトといっしょに頬張る贅沢な逸品。生命力に満ちた牛の旨みを、繊細でクリーミーなポテトが極限まで引き立てます。文/萩原かおりスポット情報スポット名:AIX:S住所:東京都港区北青山2丁目9-8 セントラルレジデンス北青山アクシルコートB1電話番号:03-6434-0356
2018年01月11日気取らない家庭風の店内でいただく本格フレンチ田舎風料理が自慢のフレンチレストラン、「ルミエール デュ ソレイユ」。東京・国立にある白っぽい外壁のビル1階に構えるお店です。外には、おすすめのメニューが表記された手書きの看板が出され、フレンチながら親しみやすい雰囲気が漂います。白を基調とした、明るく清潔感あふれる店内。気取り過ぎないインテリアが気持ちを安らがせてくれます。太陽の恵みにあやかって名付けたお店の名前「ルミエール」は「光」、「ドュ ソレイユ」は「太陽」という意味のフランス語です。店名の「ルミエール ドュ ソレイユ」とは、日の光を表現した言葉。この世のすべてのものが太陽の光を浴びて出来ている、という意味で店名に決めたそうです。本当においしいものを提供したいという想いは、食材にも表れています。使う野菜は、地元国立で採れた新鮮野菜や、山梨県の契約農家が作る無農薬野菜ばかり。シェフの故郷仙台からは、鮮度抜群の魚が届きます。ほかにも、北海道のエゾ鹿や岩手県の短角牛など、選りすぐりの食材が勢ぞろい。海の幸が折り重なった、贅沢なスペシャリテをどうぞシェフ自慢のスペシャリテの一つが「自家製スモークサーモンと帆立と蟹のガトー仕立て 地元国立のお野菜たっぷりのサラダ」です。スモークサーモンの下には、帆立と蟹が重なって層を作っています。国立で育った無農薬野菜はどれもみずみずしく、シャキシャキの歯ごたえ。色鮮やかな数種類のソースやジュレで、見た目にも美しい一品です。白ワインとの相性も抜群なので、ぜひ一緒にお楽しみください。上質な鴨肉に深い味わいのソースがベストマッチメイン料理には、「ハンガリー産の鴨のムネ肉のロースト ポルト酒ソース」はいかがでしょう。鴨ムネ肉の皮目をカリッと焼き、中はジューシーにしっとりと火を通し、きれいなロゼ色に仕上げた一皿。鴨肉の絶妙な焼き加減からも、シェフの腕が一流であることが分かります。鴨肉やジビエと甘みのあるソースの組み合わせは、フランスでは定番。さっぱりした味わいの鴨肉に、コクと甘みのポルト酒ソースが見事にマッチしています。世代問わず人気! 敷居が高くないので使いやすい20代の若い人から60代以上の年配まで、幅広い年齢層の人々が利用しています。女性のお客さんが目立ちますが、男性も全体の2割ほど来店。平日のお昼は、女子会やママ会など女性の集まりが多いそう。土日になると、家族連れやデート、記念日で利用する場面が見られます。混雑を避けてゆっくりと過ごしたい人は、平日の夜がおすすめ。品数が少なく気軽に楽しめるプティコースや、手頃な価格で飲めるグラスワインなども揃っています。JR中央線「国立駅」南出口から歩いて約8分、富士見通り公民館の先にあります。2つのフランス国旗を目印に向かってください。ビルの1階部分に入り、階段を四段ほど上がったところから入店できます。気構えせずリラックスした気分で、本格フレンチの味をゆっくりと堪能してください。スポット情報スポット名:ルミエール デュ ソレイユ住所:東京都国立市中1-18-36 S・Iツインビル 1F電話番号:042-574-5537
2017年12月09日■フランス人の朝食は「甘いもの」が定番先日フランスの友人と、どのような朝食をとっているかという話になりました。私が知る一般的なフランス人の朝食は、ヴィエノワズリー(菓子パン)とカフェオレで軽く済ませるというもの。中でもクロワッサンやパン・オ・ショコラが代表的でしょう。パンの代わりに、ビスケットやサブレを食べることも。その菓子類のパッケージには、きちんと「プチ・デジュネ(朝食)」と書かれているのです。朝から甘いものを食べるフランス人ですが、逆に塩気の多いものはとらないそう。特に最近は、健康を考えた朝食を積極的にとっている人も多いと言えそうです。では友人が普段よく食べているという、朝食メニューをご紹介していきましょう。タルティーヌがメインの朝食1.バターとジャムを塗ったタルティーヌ2枚2.シトロンプレッセ(レモンを絞ったジュース)3.カフェオレタルティーヌとは、スライスしたパンにバターやジャムなどを塗ったもの。フランスではバゲットが一般的でしょう。彼女はこんがりと焼いてバターとフランボワーズのジャムを塗るのが好きだそう。以前、それをカフェオレに浸して食べている人を見かけて、衝撃を受けたことがありますが、それもフランスならではだとか。またカフェオレにはコクが出て、甘さも優しいブラウンシュガー(スティックタイプ)を、半量加えて飲むそうです。ミューズリーがメインの朝食1.バニラヨーグルト入りミューズリー2.オレンジプレッセ(オレンジを絞ったジュース)3.カフェオレミューズリーとは、栄養価の高いオーツ麦やドライフルーツ、ナッツ類などを混ぜたシリアルの一種で、砂糖やオイルを使用しておらず、ヘルシーなのが特徴です。さらにヨーグルトと一緒に摂ることで満腹感を得ることができるため、ダイエットに用いられることも多い食材。彼女はバニラが香る、自家製のヨーグルトと合わせて食べているとのことでした。フランスはシリアルの種類が豊富で、スーパーでも目移りするほど。健康を考えた朝食を心がけるフランス人が増えてきていることがわかります。■体を起こす柑橘系のジュース彼女が教えてくれた朝食メニューの中で、気になるのが柑橘系のジュース。レモンやオレンジといった柑橘類には、紫外線の吸収を高める「ソラレン」が多く含まれるため、朝や日中にとると紫外線によるシミを作りやすいとも言われています。しかしこれらのジュースには、体を起こす効果があるようなので、とる時間は考えつつも定期的に取り入れてみると良いでしょう。彼女から教えてもらったジュースの作り方は、とてもシンプルで簡単です。シトロン・プレッセの作り方シトロン・プレッセ(citron pressé)は、レモン1/2個分を絞り、熱湯を注ぐだけ。季節によっては冷たい水を加えても◯。ちなみにカフェで注文すると、グラスに入ったレモン果汁・水・砂糖の3点が運ばれてきます。これらを混ぜ合わせて自分好みの味に作ります。オレンジ・プレッセの作り方オレンジ・プレッセ(orange pressé)は、オレンジ1個分を絞って作るフレッシュなジュース。果肉が入っているので、食感も楽しいですよ。このままでも十分に美味しいけれど、グレープフルーツとレモンの果汁(どちらも1/2個分)を加えるのが彼女のおすすめです。美容面において朝や日中にとるのが不安な方は、日が沈んでからビタミン補給としてお試しくださいね。疲労回復効果もあるので、仕事で疲れて帰ってきた日にもおすすめです。■ときにはフランス流の朝食を楽しんでフランス流の朝食は、ゆっくり食べる時間がない日にもぴったりです。フルーツを絞る手間を省きたいのであれば、市販の果汁100%のストレートオレンジジュースでもOK。慌ただしいときこそ、いつもとは違うメニューで気分を変えてみませんか?お腹と心を満たして1日を心地よくスタートさせましょう。
2017年11月22日遊び心あふれる本格フランス料理のお店神楽坂の一角にある、赤い外観が目印の「WINE BAZAR PETIT PARIS(ワインバザール プチパリ)」。店内には、シンプルな素材を使ったウッディなインテリアやカラフルなチェア、ワイン箱などが配置されて、遊び心あふれる演出が施されています。オープンキッチンやテラス席なども設置され、解放感もたっぷりです。あえて日本人好みにアレンジするのではなく、ベーシックでフランス人好みの本格的なフランス料理にこだわっています。フランスの雰囲気をたっぷり感じられる”小さなパリ”フランス産を中心としたワインやシャンパンを100種類以上取りそろえており、ワインなどのアルコールをメインに楽しみたい方にもおすすめです。もちろん、料理も本場フランスで楽しまれている本格的な味が楽しめます。ワイン箱などがちりばめられた店内と、本格的なフランス料理で、まるでフランス旅行をしているかのような気分に浸ってみてください。お肉好きにおすすめの「牛ランプ肉のステーキ」お店の人気メニューは「牛ランプ肉のステーキ ヘミングウェイが愛したレシピで」です。肉厚にカットされた牛ランプ肉はほどよい焼き加減で、ジューシーに仕上げられています。ピリッとしたブラックペッパーが効いた特製のソースは、お肉との相性抜群です。しっかりとお肉の味が楽しめるお店の人気メニューです。名前の通り、あの有名な小説家アーネスト・ヘミングウェイが愛した味を、ぜひお楽しみください。一押しは「スズキのポワレとじゃがいものヴァプール」さっぱりとしたメイン料理を楽しみたい方には「スズキのポワレとじゃがいものヴァプール レモン、バター、ケッパーのムニエル」がおすすめです。ふわっとしたスズキと蒸されたほくほくのじゃがいもは、濃厚なのにさっぱりといただくことができます。フランス料理らしい繊細で華やかな見た目は、女性からも大人気。お肉より魚派という方にもおすすめの一押しメニューです。本場フランスの味を堪能しよう!本場フランスのエッセンスをたっぷり取り入れたこの店は、非日常が味わえる素敵なお店です。フランスを感じるインテリアなど、いつもとは違う雰囲気の中で、本格的なフランス料理と、ぴったりなマリアージュのワインを堪能できます。フラっとひとりで立ち寄るにも、デートや友人同士で楽しむのにもおすすめのお店です。都営地下鉄大江戸線「牛込神楽坂駅」から歩いて2分ほどの場所にあるお店です。A3出口より右手に進み、交差点を越えて一つ目の路地を右折した先にあります。本格的なフランス料理を楽しみたくなったら、ぜひ「プチパリ」を訪れてみてください。スポット情報スポット名:WINE BAZAR PETIT PARIS住所:東京都新宿区神楽坂5-7-3 山桝ハウス 1F電話番号:03-6475-5585
2017年10月01日フランスのパリをテーマにしたこだわりの店舗札幌にある、ブラウンで統一したおしゃれな外観が特徴の「カトルフィーユ」は、パリの街並みを思わせるレンガ造りの建物が目印です。屋根とドアのカラーを統一し、スタイリッシュな雰囲気を演出。建物の1階にあるので、ふらっと気軽に立ち寄れるところが魅力。店内はパリをイメージしたインテリアで、シャンデリアやエッフェル塔の壁画などがあります。かわいいパンダが出迎えてくれる、フランス・パリの雰囲気溢れるお店です。自慢のフランスパンで人々に幸せを届けるお店閑静な住宅街に佇むカトルフィーユは、大人が毎日通いたくなる小さなお店です。パリのパン屋をイメージしたフランスパンの専門店で、お店に並ぶパンだけでなく外観と内観にもこだわっています。店名のカトルフィーユは、フランス語で四つ葉を意味する言葉。「四つ葉を見つけたときのような小さな幸せを届けたい」という想いを込めた店名からは、訪れる人々の幸せを願うシェフの気持ちが伝わってきます。こだわり素材で一味違う仕上がりに。絶品パンメニュー「カトルフィーユ」に並ぶフランスパンには、全てこだわりの素材を使用しています。フランス産最高級小麦と十勝産全粒粉を主体とし、マーガリン、イーストフード、ショートニングは不使用という本格的なフランスパンです。素材の良さを生かしたパンはどれも一味違う仕上がりが特徴。フランスパンの新しいおいしさに気づくきっかけにもなります。絶品メニューをお得に楽しむおいしいパンをお得にゲットしたいなら、当日焼き立てのパンが入った「おまかせパンセット」(1,080円)がおすすめ。一流店で修業したシェフが焼く、美しくおいしいパンを気軽に楽しむことができます。魅力的なパンばかりで選びきれないときに、選択肢に入れるのもひとつの方法です。予約不可なので、お店で見かけたらぜひ挑戦してみてください。店内の雰囲気にも注目! フランスの雰囲気を味わって店内が明るいイメージのパン屋と違い、カトルフィーユは照明を控えています。スポットライトで主役となるパンが照らし出されていて、パンの印象とシャンデリアの輝きを強めています。訪れる人々のパンを選ぶ時間をより楽しいものにする、フランスの雰囲気溢れるおしゃれなパン屋をイメージした工夫です。東西線の円山公園駅から徒歩7分程。5番出口から出て、高級住宅街の中にある一軒家を目指すルートです。朝食やおやつにぴったりなパンを求めて、ぜひ行ってみてください。スポット情報スポット名:Quatre Feuilles住所:北海道札幌市中央区南3条西23丁目1-6電話番号:011-688-6246
2017年09月24日最近はフランス婚ともいわれるようになっている「事実婚」。日本では「あえて結婚しない」を選択をするカップルは少ないですよね。フランスでは2015年に生まれた子供の両親が、婚姻関係のない状態=事実婚が、全体の58%を占めていることがわかりました。どうしてフランスはそんなに事実婚が多いのか、その実情について解説します。事実婚とは?日本では「事実婚=婚姻状態のないカップル」というイメージですが、フランスではもう少し細かく分かれています。・結婚・・・法的に婚姻関係にあるカップル・パックス(PACS)・・・法的な婚姻関係はないけれど、税制など優遇してもらえる・ユニオンリーブル(Union Libre)・・・一緒に暮らしているカップル(同棲と同じ位置づけ)前述の事実婚が占めている「58%」というのは、パックスとユニオンリーブルが混ざっている状態です。事実婚というと「自由なカップルのスタイル」のような気がしますが、実際はもっと現実的な問題があるのです。結婚する手続きがめんどうフランスの結婚制度は、日本の入籍みたいに紙一枚で役所にいけば済むものではありません。結婚するには、書類の準備がまず必要です。・出生証明書(Acte de Naissance)・独身証明書(Certificat de Capacité Matrimoniale)・慣習証明書(Certificat de Coutume)などを市役所に提出し、役所での書類チェックのあと、「この二人で結婚しますが反対する人はいませんか?」という紙が役所の前に張り出されます。形式的なもので実際反対することはありませんが、これを張り出してから10日間は何もできません。10日が過ぎたら、やっと結婚の手続き。結婚の手続きも、紙一枚ではなくて、市役所で市長による結婚式を行います。教会で結婚式を挙げない人も、こちらは必須です。きちんとアポイントをとるので、前もっての準備が必要なのです。20〜30分くらいで終わるものですが、この入籍式というのが「本当の結婚式」。日本のように、結婚記念日が入籍日と結婚した日が異なることはないわけです。実際は、このあと教会で宗教上の結婚式を挙げ(しない人もいます)、そのあと披露パーティという流れになることが多いのです。思い立ったらすぐ結婚!というわけはいかず、結婚式をしたくない人でも市役所で式をしないといけないわけで、こういう手続きそのものがめんどうになってしまうことも……。離婚はもっと大変離婚も、結婚同様、日本みたいに紙一枚で済むものではありません。もともとはカトリックに則っているわけですから、離婚そのものが認められていたわけではなかったので、離婚の手続きはさらに厳しいのです。昔に比べると書類などの手続きはかなり簡素化されましたが、お互いが弁護士をたてて裁判所に出向かないといけないのです。子供がいるとさらに複雑になり、離婚するのに2、3年かかるのも普通。フランスでは親権は両親にあるので、どちらが養育することになっても両者の同意がないとなかなか決まらないのです。これなら、最初から結婚せずにパックスのほうがいい、ということになります。婚姻関係があるかは誰も気にしない「あの二人はカップルだよね!」といったときに、彼らが結婚しているかどうか表からはわかりません。子供が生まれたあとでも同じです。わからないし、実際は誰も気にしていません。結婚していなくても左手にリングをしている人たちもいるので、実際は誰もわからないものです。結婚にこだわるとするならば税制上優遇されることもありえることと、子供たちへの法的な保護がより強くなるということでしょうか。そこを意識しなければ「結婚制度」にこだわる必要がないのです(滞在許可書の問題があるので、EU以外の国との国際結婚は別です)。日本人女性は結婚そのものに憧れている、というところもあり、何とか結婚するために婚活をしている人も少なくないのではないでしょうか。フランスの女性はどちらかというと「長期的にカップルでいたい」「シングルでいたくない」という観点から相手を探すところはあります。しかしそれは結婚したいからというよりは「子供が欲しいから」という理由のほうが強くある気がします。出産には期間が限定されているところがありますから。でも「結婚という制度」が目的ではありません。結婚してもしなくても、子供は産めますし、家族でいることもできるのです。フランスは日本の戸籍制度はないですし別姓も認められているので、日本と同じに考えることはできないのは事実。どんな形で生まれた子供も権利は一緒で守られているので、いわゆる「婚外子差別」もありません。結婚するほうが税制上優遇されることもあり、どちらをとるかはカップル次第。でも「自由の国だから」というよりは、実質的な理由からなのですね。参照:在フランス日本国大使館
2017年06月24日フランス=ファッションの街、オシャレな街というイメージが強いせいか、フランス人女性はいつも流行に乗っている印象があるかもしれません。また最近では、ベストセラー『フランス人は10着しか服を持たない』(ジェニファー・L・スコット著、大和書房)で、少ない洋服の数でオシャレを楽しんでいるイメージがあるかもしれませんね。日本とフランスで、オシャレについての考え方の違いはあるのでしょうか?実際にはどうなのか、フランス在住者の立場で考察してみます。トレンド、なにそれ?ショップのウインドウを見れば、今シーズンの流行りはある程度わかります。しかし実際に街を歩いても、今フランスで流行っているものが実はよくわかりません。「流行りだから着よう」という発想そのものがフランス人にはあまりないように感じられます。むしろ日本の女性の方がトレンドにとても敏感です。東京に行くと1〜2日電車に乗り街中を歩いていると「今なにが流行っているのか」すぐわかります。そういう意味では日本の女性の方がトレンドにとても敏感であるでしょう。ファッションに携わっている人はともかく一般的な女性たちは、そこまで「今年のトレンドがなにか?」を気にしようとも思っていないのが現状です。トレンドよりも自分のスタイルトレンドよりも彼女たちが気にするのが、「自分らしいスタイルとはなにか?」ということです。自分の肌の色、髪の色、質感、骨格など、みんな違います。自分の個性をどのように活かすかが大切なので、小さい頃からなにが「自分のスタイル」か考えているし、よくわかっているようです。もし自分に関するキーワードが「黒、カジュアルシック」だとしたら、たとえそのときに流行が「白」だったとしても自分のスタイルにあった色を着続けます。黒中心だとしても素材を変えたり小物でアレンジしつつ、季節やトレンドを楽しみ自分のスタイルを貫くのです。あくまでのこだわるのは、トレンドよりも自分のスタイル。街にいても全体のトレンドはわかりませんが、同じ人をずっと追って見ていくと「その人のスタイルやテーマ、こだわっていること」がわかります。わたしも、フランスに来てから「トレンドは追わなくちゃ!」から「トレンドを自分の好きなスタイル」に取り入れるとしたら?という発想に変わりました。今は白とグレーが基調、どんなにカジュアルでも「シックでフェミニン」というスタイルから離れないように気をつけています。衣替えがない衣替えという発想がないフランスでは、基本クローゼットには夏物も冬物も一緒が普通です。着たいときに好きなものを着るのが基本なので5月でも寒ければ薄いダウンを着ることもあるし、3月でも急に暑くなればサンダルを履くこともあるので、すぐ取り出せるところにものがある、という前提です。つまり収納のことを考えれば、実質的に洋服の数は日本の女性よりは少ないはずです。プチプラブランドが台頭して、ファッションアイテムの数は増えたと思いますが、概してコーディネート力や自分スタイルを貫くことが大切、という発想なわけです。極端な話、自分のスタイルに合致しているものならプチプラでも流行が過ぎても何年でも着続けるのが特徴です。おもしろいことにフランスの女性雑誌には、日本の雑誌ようなトレンドアイテムを使った1週間、1ヶ月コーディネイトなどはまったく存在しません。「トレンドアイテム」を自分だったらどう取り入れるか?という発想でオシャレを楽しむのです。自分のスタイルを貫くために「自分はどうオシャレをしたいのか」自分で考えるのがあたりまえの環境なのです。「オシャレをしたい気持ちがあるからこそ服の数が増えてしまう」という悩みは日本もフランスも一緒。何気なく買ったものにまったく手を通さないのは「自分のスタイルではない、自分のスタイルと合わない」ということ。ただ流行を追うだけではなく、自分に徹底的に似合うもの、自分が着たいものを考えてみるきっかけにしてはいかがでしょうか。
2017年06月22日食後にデザートの習慣があるフランス。当地で暮らして3年になりますが、フランス人女性の胃袋の大きさには驚かされるばかり!そんなフランスの定番スイーツといえば、卵とミルクたっぷりのクラフティ。フルーツをたっぷり混ぜ込んで作る、もっちりした食感のお菓子です。オシャレな時短レシピが得意な友人Maelys(マイリス)に教えてもらった、とっておきのレシピをご紹介します。とても簡単に作れるので、みなさんもぜひチャレンジしてみてくださいね!クラフティはダイエット中でも安心なめらかな口当たりが楽しめるクラフティ。ビタミンCや食物繊維たっぷりのフルーツを混ぜ込んで作るため、便秘がちな人や美容を気にする人にもぴったりです。使用するフルーツは、さくらんぼや「フリュイ・ルージュ(イチゴやラズベリーなど、赤い実のフルーツをまとめた呼び名)」が定番。おいしくて美肌効果も期待できる、優秀なスイーツなのです。牛乳と卵の相乗効果で、腹持ちのよさも抜群!アーモンドミルクとブルーベリーの相乗効果!通常は牛乳で作るクラフティですが、友人のレシピではアーモンドミルクを使います。実はフランスでも、アーモンドミルクは美容に関心の強い女性たちに人気!無糖のものは牛乳と比べてカロリー半分、コレステロールゼロのドリンクです。クラフティに混ぜ込むフルーツは、初夏に旬を迎える、ポリフェノールたっぷりのブルーベリーを使います。アンチエイジングや美肌効果があることが知られていますよね。食物繊維も豊富で、腸内環境を助けるはたらきもあります。クラフティのレシピPhoto by sweetsholicそれでは早速、甘酸っぱいブルーベリーたっぷりのクラフティの作り方をご紹介しましょう!【材料】(直径21〜23cmのタルト皿または丸型1台分)薄力粉・・・1カップアーモンドミルク(無糖)・・・1カップグラニュー糖・・・1/2カップ卵(Lサイズ)・・・3コブルーベリー・・・300g粉砂糖(飾り用)・・・お好みで【作り方】1. ボウルに卵を割り入れ、グラニュー糖、薄力粉の順に加えて、泡立て器でダマがなくなるまで混ぜます。アーモンドミルクを加え、滑らかになるまでよく混ぜましょう。2. タルト皿にオーブンシートを敷き、1の生地を流し入れます。ブルーベリーを散らし、200度に予熱しておいたオーブンで35〜40分間焼成。ほんのり温かい状態または、冷やしていただきましょう。青空の下で食べるクラフティは最高!食後のデザートやおやつにいただくことの多いクラフティですが、甘すぎず腹持ちもよいので朝食にも最適です。また、崩れることなく持ち運べるので、持ち寄りパーティーやBBQのデザートにもぴったり!おいしくてヘルシーなフランスおやつ、みなさんも味わってみてくださいね。参考:TIME、わかさ生活
2017年06月16日「フランス展」が、伊勢丹新宿店本館にて2017年4月12日(水)から18日(火)まで開催される。自由で奔放に生活を楽しむフランス人の生き方は、”永遠の理想”として世界中の人々を魅了してやまない。本イベントでは、そんなフランス人の「こころ豊かに生きるコツ」を紹介しながら、地元でも愛されている「衣食住」を彩るアイテムを販売する。味わって、触れて、買い物をして…と、全身でフランスの空気を堪能して、まるで旅行しているような気分を味わうことができる。会場ではハムやソーセージ、パン、チーズ、ワインなど、フランス各地の美食が集まる。パリ随一のパン職人であるクリストフ・ヴァスールと、行列の耐えないパリの精肉店「メゾン・ヴェロ」がコラボレーションしたメニューも用意。絶妙な塩みの聞いたハムをのせたタルティーヌ「ジャンボンブール」はここでしか味わえない1品だ。また、「メゾン・ヴェロ」と芦屋の肉屋「メツゲライ・クスダ」がタッグを組み、ヴェロ家に伝わる豚肉や鶏のレシピを再現した「パテ・ショー」も。パリの三大肉職人と言われるジル・ヴェロの舌を育てた料理は、レストランなどではなかなか味わえない本場のフランスの味だ。是非、試してみてはいかがだろう。食の他にも、職人技に触れる体験や、日々を彩る暮らしの芸術たちも紹介する。「アート オブ スール」のシンプルながらも温かみのある麻のシューズや、南フランスらしい色使いや柄が可愛らしい「ティサージュ・ムテ」のエプロンなども販売する。決して派手に飾らず、さりげなさの中に独特の美意識を感じさせるフランス人の装いや佇まいのヒントが見つかるかもしれない。【詳細】「フランス展」会期:2017年4月12日(水)〜18日(火)会場:伊勢丹新宿店本館 6F、7F住所:東京都新宿区新宿3-14-1■メゾン・ヴェロ×クリストフ・ヴァスール「デュ・パン・エ・デジデ」メニュー:ジャンボンブール 各日200点限り 580円(1個)、パン・デ・ザミ 各日200点限り 491円(1カット)■メゾン・ヴェロ×メツゲライ・クスダメニュー:パテ・ド・グラン・メール 1,080円(100gあたり)、ジャンボン・ド・パリ 864円(100gあたり)、パテ・ショー 各日300点限り 1,080円(1個)■ティサージュ・ムテアイテム:ギャルソンエプロン 4,320円、ティータオル 2,970円■アート オブ スールシューズ 6,264円〜※価格はすべて税込み。
2017年04月14日「好き嫌いには味見作戦を! フランス式・好き嫌い克服法とは」 のつづきです。『 フランスの子どもはなんでも食べる 』という本を読み、「なるほど」と思う方針を取り入れているうちに、意外な効果があったのは、生活全般で子供のわがままや主張に振り回されない、ということでした。本によると、フランス人は食に対しては確固たる考えを持ち、子供がどんなに騒いでもそれが揺らぐことはないようです。この本のなかから、フランス式の食育、おもな3つのルールをご紹介しましょう。■その1: 食べ物は「決まった時間」に食卓で食べるフランス式食育では、食べ物は決まった時間に食卓でのみ食べるもので、時間を決めずにお腹が空いた時にダラダラ食べるようなことはしないようです。基本的には、朝食、昼食、グテ(おやつ)、夕食の4回で、お腹が空いても次の時間まで待たせるのです。筆者の次女育てで一番役立ったのは「子供はお腹を空かせても食事時間まで我慢すればいい」ということでした。食への執着が強かった次女は、保育園から帰宅した6時過ぎから大騒ぎ。前もって夕食を準備しておけばよかったのですが、その余裕もなく、とりあえずパンやバナナを食べさせて静かにさせていました。そうすると、当然夕食の準備ができたころにはお腹も満足し、夕食は食べたい物だけを食べる、という悪循環でした。どう考えても夕食前に重たい食べ物をあげすぎだとわかっていたのですが、仕事を終えて疲れた夕方に次女の主張と戦う気力がなかったのです。そんな時に、「子供がお腹を空かせるのは悪いことではない。お腹が空くと次の食事が楽しみになる」という記述を読みました。そして「お腹が空いても子供は我慢ができる」とも書いてありました。あのうるさい次女に我慢させる、ということを考えたこともなかったけれど、とりあえず本の受け売りを試してみました。次女:「お腹空いたー」(ぎゃーぎゃー)筆者:「お腹が空いたの? よかったねー。あと30分でごはんができるから楽しみに待ってて」次女はいつもとは違う筆者の対応に最初は不満そうでしたが、それでもじょじょに前ほど騒ぐことはなくなりました。「お腹を空かせたらかわいそう」という考えで頭がいっぱいだった筆者も、「子供がお腹を空かせれば次のごはんをしっかり食べるから悪いことではない」と少し気持ちが楽になったのを思い出します。そして、次女はちゃんと空腹を我慢することもできる、という発見もありました。 ■その2: 食べ物の決定権は大人が持ち、大人が子供の食に責任を持つ次に大きく変わったのは、食ベ物の主導権。今まではついつい「何が食べたい?」と聞いて子供の食べたい物に合わせがちでした。今でも子供のリクエストは聞くけれど、基本的に決めるのは大人。「えー! 今日魚?」と言われても気にせず、「今日は魚だよ」と答えています。ここでも淡々と答えるようにしていると、意外と子供もあきらめます。カナダ人著者によると北米では「選ぶ知恵をつけること」はよいこととされ、食べる物を子供が自分の責任で決める機会も多いそう。だけど基本的にフランスでは食べる時間も食べる物も大人が決め、大人が子供の食に責任を持つ、という姿勢が強いようです。子どもに甘い日本は、残念ながらやや北米よりでしょうか? 特に、子供が小学生になると、放課後友達の家や公園で何を食べているかは全く親の管理外になってしまいます。ただ、自分の目が届く範囲では、できるだけダラダラとは食べさせず、なるべく食べる時は食卓につくようさせています。(自分は仕事しながらダラダラ食べたりするし、自分がおやつを食べたい時は、おやつ時間でなくてもつい、「これ食べる?」と食べさせ、全く完璧にはできませんが・・・) ■その3: とにかく「食」を楽しむ正直言うと、子供が生まれてから「食は楽しむもの」ということはすっかり忘れていました。手際が悪いからか、なかなかきちんと食卓を完璧に用意してから「さあ食べよう」とはならず、子供や夫に「先に食べていて」といいながら、自分はもう一品作ったり、足りない物を取りに行ったり…。でも食事は「できるだけみんな一緒に食べて楽しむもの」ということを改めて思い出させてくれたのもこの本でした。今でも家族そろって食べられるのは、休日か慌ただしい朝食くらいだけど、そろう時はできるだけ全員食卓について、そこで子供の話を聞いたり、家族で何かを計画したりと、「食事」や「食卓」を中心に家族の絆を強くするのも悪くないな、と思っています。これは著者が編み出した、フランス式の食事ルールです。『 フランスの子どもはなんでも食べる 』カレン・ル・ビロン著/まちとこ:石塚由香子、狩野綾子 翻訳(WAVE出版)カレン・ル・ビロン Karen Le Billionブリティッシュコロンビア大学教授。2011年には、40歳以下にして意義深い成功を収めたカナダ人リーダーを称える国家プログラム「Top 40 Under 40 Award」を受賞。オックスフォード大学で博士号を取得。5冊の学術書と、子どもの味覚のトレーニング・ガイド&料理本『Getting to Yum(美味しく食べ始める)』を出版。家族とともに、カナダとフランスを行き来する生活を送る。ホームページは、「ジェイミー・オリバーの今月の食革命ブログ」にも選ばれた。
2017年04月07日「好き嫌いが多い」「野菜を食べてくれない」「お菓子ばかり欲しがる」・・・。小さな子供を持つママで食について悩んでいる方は少なくないでしょう。そこでとりいれたいのは、フランス人の食に対する考え方です。今回は、フランス式好き嫌い克服法をご紹介します。■偏食、少食 … 子どもの食の悩みはフランス式で解決 せっかくがんばって作っても嫌がって食べなかったり、体にいいから食べてほしい野菜などを食べなかったりすると、ついつい子供に「食べなさい!」とガミガミ。怒られながらおいしく食べられるはずもなく、むしろ逆効果だとわかっているのに怒るのをやめられないママも多いはず。実は筆者も次女が3歳の頃、偏食に悩んでいました。そんな時に出会ったのが、『 フランスの子どもはなんでも食べる 』(カレン・ル・ビロン著)という本。「あ、なるほど」と考え方を変えるきっかけになり、この本を読んでからずい分と気が楽になりました。そのなかから、子どもの好き嫌いを克服するためのコツを3つご紹介します。■コツ1:「食べ物」と「感情」を切り離すまず大切なのは、食べ物に感情を結びつけないことだそうです。つまり、子供が食べないからって、感情的に「食べなさい!」と怒るのはNG。怒ったことで例え子供が食べたとしても、母親が恐くて噛まずにのみこむのが関の山で、その食べ物を好きになるどころか、嫌な感情を思い起こすものになりそうです。食べることを強要しないのはもちろんのこと、食べてほしいものを子供が食べようが、残そうが、感情的に一喜一憂しないことがポイントです。■コツ2:慣れない食べ物は、「味見」だけさせるフランスでは新しい食べ物に子供が拒否反応を起こすことは当たり前で、まず「慣れる」ことが大切だと考えます。だから、見慣れない食べ物を食べないのはまだその食べ物に慣れていないだけ。怒ったり、大騒ぎしたりせずに、「味見だけしてみたら」とひと口だけ食べてみることを子供に勧めます。例えひと口食べることさえ拒絶されても感情的にならず、淡々とお皿を下げます。フランスの育児書では、7回程度、多ければ10回から15回程度、この「ひと口お味見」をして慣れさせていくことを推奨しているそうです。 ■コツ3:食べなくても「代わりのもの」を出さない食べてくれないとつい「じゃあ冷蔵庫にあれがあったからあれなら食べる?」と代わりのものを出したくなってしまいますが、そうすると子供は「これを食べなくてもほかの食べ物が出てくる」と考えてしまいます。出したものを食べなくてもフランス人の親は怒らないけれど、代わりの物は決して出さないので、食べなかったら次の食事までお腹が空くだけ。子供はそのことを、身を持って学びます。そしてお腹が空いたら次の食事を待ち望み、次の食事ではきっとたくさん食べるでしょう。子供の食が細いと気になって、ついつい「食べるか食べないか」と一喜一憂してしまいがちです。一生懸命作ったら、食べて欲しいのは当たり前。だけど、「子供が食べなくても別に気にしない。でも、できるだけひと口だけでも味見させる。そして、食べなくても代わりの物は用意しない」と決めてしまえば、子供が食べても食べなくても、迷ったり、困ったりする必要もないので、なんだか気が楽になります。感情的にならず、そして揺るがないのもフランス式。ブレずに同じ態度を続けていくうちに、子供も「これを食べなくてもいいけれど、食べないからといって代わりに好きなものが出るわけではない」ということを理解します。ここ数年日本では「フランス人の知恵」的なものが流行っていますが、食にお悩みのママ、ぜひ一度試してみてください。『 フランスの子どもはなんでも食べる 』カレン・ル・ビロン著/まちとこ:石塚由香子、狩野綾子 翻訳(WAVE出版)カレン・ル・ビロン Karen Le Billionブリティッシュコロンビア大学教授。2011年には、40歳以下にして意義深い成功を収めたカナダ人リーダーを称える国家プログラム「Top 40 Under 40 Award」を受賞。オックスフォード大学で博士号を取得。5冊の学術書と、子どもの味覚のトレーニング・ガイド&料理本『Getting to Yum(美味しく食べ始める)』を出版。家族とともに、カナダとフランスを行き来する生活を送る。ホームページは、「ジェイミー・オリバーの今月の食革命ブログ」にも選ばれた。
2017年04月06日今やすっかり定着した、「干物女」という言葉。職場や学校で見る姿からは想像できないほど、家では女子の潤いをなくして干からびた状態だという女性が実はたくさんいるそうです。「そんな女子もいるんだ~」と他人事のように感じているあなたも、干物女の予備軍かも・・・!カラカラに乾ききってしまわないために、干物女予備軍の生活パターンをチェックしてみましょう!■1.脱いだ服はとりあえず放置外から帰宅すると誰もがほっとして力が抜けるもの。しかし干物女は、そのレベルがまるで違います。玄関に入った瞬間から全力でオフモードになるのです。脱いだ靴をそろえないのはもちろん、脱いだ服は洗濯機まで持っていくのがめんどくさいため、そのまま床に放置・・・。また、そこまではいかなくても、きちんと畳んだりハンガーにかけたりせず、ソファや椅子にかけるだけという人はけっこう多いのでは?こういったガサツな行動からはまったく女子力が感じられません。かけっぱなしの服が重なって週末には膨れ上がっている・・・なんて人は、干物女予備軍かもしれませんよ。■2.立たなくても行動が完結する干物女の代名詞は、“めんどくさがり”。帰宅後、極力動きたくないので必要なものはすべてベッドに持ち込みます。お酒やつまみ、ケータイを手元に置いてダラダラ、気づいたら朝なんて生活パターンも当たり前。むしろそのまま眠れることに喜びを感じ、欲望のまま眠りにつきます。「さ、さすがに歯は磨くでしょ・・・」と思っているあなたも、寝る直前までトイレ以外は一歩も立たない生活をしているなら同罪です!動かずに済む方法を考えながら生活している人は、一歩ずつ干物女にむかっていますよ。■3.一日中同じ食器を使っている「めんどくさい」が定番の干物女は、洗濯ものや洗いものをためこむなんて日常茶飯事。いよいよ使える食器がなくなってからやっと洗いものを始めます。そこまでガサツでなくとも、朝から夜まで一日中同じコップで飲み物を飲んでいるような女子はいませんか?食器洗いがめんどうで、お水もコーヒーもビールもひとつのコップで飲んでいる人は、雑すぎで女子力が低すぎます。「え、ダメなの?!」とドキッとしたあなた、自分が干物女化していることに気づけていないかも・・・。■4.休日はパジャマのまま終わる週末の休みは全力でオフモードの干物女。スッピンは当然、パジャマは着替えず髪もボサボサで、洗顔すらしないこともあるのです。ここまでくるとオヤジ以下のような気もしますね。「洗顔してるし・・・わ、私は大丈夫」と安心したあなた、休みの日にお風呂に入ろうとして、一日中パジャマでいたことに気づいたり、突然の「ピンポン」に慌てたり・・・なんて経験はありませんか?着替えをめんどうくさがるのは、干物女の気質あり。気づけば、干物女の一歩前まで来ているかもしれませんよ。■干物女に近づくと恋愛から遠のく干物女はひとり時間を愛するあまり、ついには恋愛すらめんどうに感じ、男性も近づかなくなります。予備軍のあなたは、干物女に近づくたび恋愛から遠ざかっていると心得て、自分の生活を見直してみましょう。(cherryful/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年02月24日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま。ファッション・クリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓です。最近、さすがに衰えを感じるのは鏡を見ている時。ほほの法令線、たるんだ輪郭。とほほ・・・。鏡を見ていると、やはり年齢と重力は正直だなーと思う日々です。私がよく疲れた時に駆け込むサロンがあります。仕事場に近く、さくっとマッサージをしてくれるところが気に入っています。先日もそこでマッサージを受ける時「ショルダー&ヘッドなら20分でできますよ」とおすすめされました。「特にヘッドマッサージは効きますよ」とのこと。マッサージを始めると大きく頭全体を包み込むように揉みほぐしてくれます。「かなり頭がこっていますね。お疲れがたまっているみたいですよ。頭皮が固くて、なかなか動かないので。ゆっくりほぐしていきますね。」頭の中は柔軟なつもりでしたが(笑)、頭皮が固いとは!「頭皮が固くなると、頭全体の血流が悪くなっていて、顔色もくすむんです」とのこと。最後には肩に溜まったリンパを流してもらって20分で終了。起き上がると、明らかに肩から頭が軽くなっているのです。すごい効果! そして、目尻がきりっと上がったような感覚になります。鏡を見せてもらうと明らかに目がぱっちりとしている印象。不思議な事に、目がぱっちりする事で、世界が明るくなりました。当たり前ですが、顔の延長に頭皮があります。むしろ、頭皮の中に顔があると言ってもいいくらい。その時はっきりしたことは、皮膚一枚でつながっている頭皮の健康がそのまま顔の健康につながっているということです。私たちはどうしても顔そのものに気を向けがちです。なぜなら頭皮は自分にも人にも見えない場所だから。だけど、顔を頭の一部と認知すると、ケアの方法も変わっていきます。この話を聞いてから、シャンプーをするとき、自分でも顔をマッサージするような気分で、ゆっくり頭皮をほぐすようになりました。 年齢と共に頭皮自体が薄くなると言われてます。若い頃の元気な髪も引き締まった顔も、実は顔の肌だけでない、頭皮の健康の賜物だったのですね。年齢を重ねて改めて知った頭皮の大切さ。きちんとつきあえば、ちゃんと効果があることも実感。仕事と子育てで忙しい日々の中でちょっとずつ自分を愛してあげる、丁寧に自分をメンテナンスすること。顔主義から頭皮主義へ。これも自分のシフトチェンジのひとつなんです。次回も、わたしの経験を元にしたファッションや美容にまつわるコラムを書いていきます。みなさん、ぜひ読んでくださいね。 必見!輝き続けるオトナ女子が注目する「自分に合ったヘアケア」とは?>>> [PR]アンファー株式会社
2017年01月11日ウーマンエキサイトをご覧のみなさま、はじめまして。ファッション・クリエイティブ・ディレクターの軍地彩弓です。軍地彩弓(ぐんじさゆみ)講談社「ViVi」でファッションライターとして活躍後、 雑誌「GLAMOROUS」の立ち上げに尽力。ファッション・ディレクター として新しいアラサーブームを巻き起こす。さらに「GQ JAPAN」 「VOGUE GIRL」の創刊と運営に携わる。2014年より「Numero TOKYO」 ディレクターに就任。同時に(株)「gumi-gumi」を立ち上げる。 フジテレビ系ドラマ「ファーストクラス」の衣装監修や、情報番組「直撃LIVEグッディ!」のコメンテーターなど活躍は多岐に渡る。私の元アシスタントのRちゃんは、お肌がつるつるで人気者です。20代前半、彼女のほっぺは、ぷるんと指をはじき返すほどの弾力でした。その彼女が27歳になったある日「昔みたいにもうぷるぷるじゃないんですよー」とつぶやきました。いつの頃だったでしょう。「お肌の曲がり角」という言葉が使われだしたのは。昭和の頃、それは25歳と言われていました。10代の頃の弾力があって、しわがなくて、くすみのない肌をピークとすれば20代はすでに曲がり角第一期なのかもしれません。それは35歳のある日でした。フランスのボルドーを旅して、ワイン&美食三昧して帰った数日後、鏡に写った自分を見て驚きました。「く、くびれがなくなっとる!」それまではいくら食べても、次の日にはけろっと元に戻っていたのに、この日を境にまったく戻らない。思えばこれが私の“加齢記念日”となりました。ホルモンのバランスが変わり、代謝が急に落ち、しかも日頃の運動不足も相まっておばさん体型まっしぐら。そして、それと同じ頃、髪にも変化を感じ始めました。ほとんど染めていなかった自慢の黒髪がなんだかぱさつく。シャンプーにこだわらなくても艶があった髪が、急にまとまりにくくなる。これも同じ35歳の頃だったと思います。髪はその人の印象を大きく左右します。肌や体型の変化は気付きやすく、クリームや服を変えることでごまかせます。しかし、髪の衰えはなかなか気付きません。艶のない毛先、生活感がある後れ毛、寂しい頭頂部などは、あなたを老けた印象にするのです。「加齢は対岸の火事ではない。」遠くにあると思っていた老化の岸辺が急に迫って来る。髪はそのバロメーターです。加齢とは、自分が20代の頃に描いていた理想の自分が変わり始めることです。精神年齢はいつまでたっても成長しないのに、体内の時計は無情にも「カチカチ」と秒針を進めていたことに気付くこと。仕事も恋もいろんなことに夢中だった20代を過ぎ、30代もそのまま行けると妙な自信があったのに、急に突きつけられる現実。若さという道具には期限があります。35歳は髪の曲がり角。それと同時に女の曲がり角。職場でもベテランと呼ばれだしたり、子育てで忙しい毎日を過ごされる人も。35歳からは、若さの看板をはずした自分の本当の価値が露呈してしまいます。うまくシフトチェンジできるかどうかが、これからの人生を左右するのです。次回は、わたしの経験を元にしたファッションや美容にまつわるコラムを書いていきます。みなさん、ぜひ読んでくださいね。 必見!輝き続けるオトナ女子が注目する「自分に合ったヘアケア」とは?>>> [PR]アンファー株式会社
2016年12月20日「ジャニーズ軍」と「芸人軍」が熱いバトルを繰り広げる「櫻井翔のジャニーズ軍VS有吉弘行の芸人軍究極バトル“ゼウス”」が、11月24日(木)今夜放送される。櫻井翔率いる「ジャニーズ軍」と有吉弘行率いる「芸人軍」が巨大なバトルフィールドを舞台に、アトラクションやスポーツ競技などでバトルを展開する同番組。今回は「ローリングゼウス」や「ゼウスPK」などこれまでの人気種目に加え、新競技も加わってさらにバトルが白熱しそうだ。これまでの過去2回とも「芸人軍」が連勝、「ジャニーズ軍」は屈辱的な連敗を期しており、背水の陣ともいえる今回、悲願の初勝利を目指す「ジャニーズ軍」は新たに3グループのメンバーを加え過去最多の7グループ総勢18名が参加。対する「芸人軍」にも新たな顔ぶれが加わりまさに両陣営の総力戦となる模様。櫻井さん率いる「ジャニーズ軍」の顔ぶれは櫻井さんを始め、「NEWS」から加藤シゲアキと増田貴久、「KAT-TUN」から上田竜也、「Hey! Say! JUMP」から知念侑李、有岡大貴、伊野尾慧、薮宏太。「Kis-My-Ft2」から藤ヶ谷太輔と二階堂高嗣、「Sexy Zone」から佐藤勝利と松島聡。「A.B.C-Z」から河合郁人と塚田僚一、「ジャニーズWEST」から重岡大毅、中間淳太、藤井流星、小瀧望。対する有吉さん率いる「芸人軍」の顔ぶれは有吉さんのほか、あばれる君、「アルコ&ピース」の平子祐希と酒井健太、「アンガールズ」の山根良顕と田中卓志、「アンジャッシュ」の児嶋一哉、「ANZEN漫才」のみやぞん、「オードリー」の春日俊彰、小島よしお、「三四郎」の小宮浩信、「品川庄司」の品川祐と庄司智春、「ジャングルポケット」の斉藤慎二、じゅんいちダビッドソン、「スピードワゴン」の井戸田潤、「タイムマシーン3号」の関太、「超新塾」のアイクぬわら、出川哲朗、ニッチロー’、「NONSTYLE」の井上裕介、「バイきんぐ」の小峠英二、「FUJIWARA」の原西孝幸と藤本敏史、「ロッチ」の中岡創一(コンビ名順)。“絶対に負けられない戦い”となったジャニーズ軍は芸人軍にどんな戦いを挑むのか、連勝中の芸人軍は全力で迫りくるジャニーズ軍をどう迎え撃つのか。今夜の「ゼウス」は見逃せない。「櫻井翔のジャニーズ軍VS有吉弘行の芸人軍究極バトル“ゼウス”」は11月24日(木)19:57~の放送。(笠緒)
2016年11月24日アメリカ・フランスともに堂々の1位に株式会社季然堂(きぜんどう)は、『AJモイスチャーゲルクリーム』が楽天アメリカ・フランスのウィークリーチャートで1位を獲得したことを発表した。『AJモイスチャーゲルクリーム』は、全成分が日本製のオールインワンゲルで、2016年7月15日より、通信販売および公式オンラインショップで販売されている。1本で6役をこなすスグレモノ『AJモイスチャーゲルクリーム』は、1本で化粧水・クリーム・美容液・化粧下地・乳液・パックの役割を果たす、オールインワンゲル。日本の確かな技術を駆使し、全ての成分が日本で作られている。高濃度の天然人型セラミドや米ぬか発酵エキスなどが配合されているため、肌のターンオーバーを整え、肌の奥まで潤いを届けるのが特徴だ。無香料・無着色で肌への刺激が少なく、敏感肌の人でも安心して使える点も魅力的だ。シンプルケアで肌に優しい『AJモイスチャーゲルクリーム』は1本で6役をこなすため、肌に触れる回数が少なく、肌ダメージを抑えることができる。特に洗顔後の肌は非常にデリケートなため、最小限の刺激でケアできるオールインワンゲルは美肌にとってもメリットがある商品だと言える。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社季然堂のプレスリリース※『AJモイスチャーゲルクリーム』の通販・公式オンラインショップ
2016年11月15日タレントの加藤紗里が17日、フジテレビ系情報番組『バイキング』(毎週月~金11:55~13:45)に生出演。広島カープのにわかファン疑惑を否定するも、2軍監督を聞かれて「緒方監督」と答えるなど、疑惑を払拭することができなかった。番組では、広島カープ初のクライマックスシリーズ(CS)制覇について特集。広島の地元ファンへのインタビューも敢行し、その中でカープファンを公言する広島出身の加藤紗里について、「『カープ女子でーす』って普通の人は言わない」「乗っかり商法」「ああいうのが広島の女だと思われるのはすごい嫌です」などと厳しい声があがった。加藤は、「本当にカープ女子なんです」と主張し、「広島生まれだし広島育ちだし、お父さんがずっとカープを応援していたので小さい頃からカープファン」と説明。街の人の声を聞いて、「みんなひどくない? なんで応援しちゃダメなの?」とショックを受け、追い打ちをかけるように坂上忍が「紗里ちゃんが広島生まれっていうこと自体が気に入らないんじゃないの?」と言うと、「そんなに?」と苦笑した。そして、本当にカープファンなのか確かめるため、プロインタビュアーの吉田豪氏が加藤にクイズを出題。「丸選手の背番号は9。ひとつ前の背番号は?」という問いに「8番」と答え、「カープの2軍の監督の名前は?」という問いに「緒方監督」と答えるなど、にわかファン疑惑払拭とはならなかった。
2016年10月17日TBSで2015年から放送され、反響を呼んでいるバラエティ特番『櫻井翔のジャニーズ軍VS有吉弘行の芸人軍 究極バトル"ゼウス"』の第3弾が、2016年秋に放送されることが30日、わかった。櫻井翔率いるジャニーズ軍と、有吉弘行率いる芸人軍が、スポーツ競技やアトラクションで真剣勝負を繰り広げる同番組。今年2月の放送では、有吉芸人軍が勝利して通算2勝0敗とし、櫻井率いるジャニーズ軍はまたしても土下座の屈辱を味わう羽目になった。番組では、1日で6つの勝負を実施。今回は、おなじみとなった「ローリングゼウス」や「ゼウスPK」に加え、新たな種目も登場する予定だという。また、また、櫻井率いるジャニーズ軍には、新たに3グループのメンバーが参戦。合計7グループから選抜されたメンバーで戦うことになる。対する有吉芸人軍にも新たな顔ぶれが加わる予定だ。参戦メンバーは今後順次発表。番組公式ツイッターでもさまざまな情報が公開されていく。(C)TBS
2016年08月31日「普段は優しい彼。けれど、ときどき怒りっぽい癖があって心配」もしかしたらそれは、DV予備軍の可能性があるかもしれません。いつもは穏やかな性格なのにスイッチが入ると攻撃的になって、言葉の暴力や肉体的な暴力で女性を威圧する男性は危険です。ただし、そうした男性は結婚してからDVが発覚する場合が多いので、結婚する前に見極める必要があります。DV予備軍の特徴を知って、被害を未然に危険を防ぎましょう。■増加するDV被害DV被害者は年々増加しており、2014年の相談件数は1年間で102,963件(厚生労働省)。そのほとんどが女性からの相談で、国内におけるDVの深刻化が問題となっているのです。しかし、これは実質的なデータで見える数値。相談できずDVに怯えながら暮らしている女性もいることが予測され、DVに関する法律を定めるなどして国も呼び掛けています。肉体的な暴力だけでなく言葉の暴力による精神的な被害も増加傾向にあり、モラハラやパワハラも放っておけない危険なDVです。そこで今回は、将来的にDVに発展する可能性が高い男性の特徴をご紹介します。彼の言動を観察して、DV予備軍でないかを冷静に見極めてほしいと思います。 <対抗心が強く小バカにする癖がある>DV予備軍の特徴としては、強い対抗心をもっているのが特徴で、他人を小バカにしたり嫌味を言ったりして、素直に認められない性質があります。たとえば「同僚の○○さんって優しいんだよ」と言うと、「そのくらい当たり前だろ」とか「どうせ好感度を狙っているんだろ」など否定的な言葉が目立つのが癖。ところが、自分の発言を否定されたりバカにされたりすると小さなことでも苛立ちを露わにし、威圧的な言葉や態度で抑えつけるようなら男性はDV予備軍の可能性が高いです。 <嫉妬や束縛が度を越えている>典型的なDV予備軍の特徴が過剰な束縛と強い嫉妬心。独占欲が強く、些細なことでも他人を褒めたりすると不機嫌になったりスネたりします。精神的に自立できていない証拠で、恋愛に依存することで自分の存在意義を保っているため、自分以外の他人に関心を向けられると心が不安定になりDVに発展するケースが多いです。このタイプは自分の都合のいいように彼女をコントロールしたがるのが特徴で、被害妄想も激しいため、勝手な勘違いで不機嫌になる傾向もあります。<他人の幸せを妬んで卑屈になる>友人の幸せ話や羨ましいと感じたエピソードを話し、明らかに妬んだ態度を見せて卑屈的になったらDV予備軍の可能性が高くなりますね。たとえば「まだ付き合って半年なのに○○ちゃん結婚するんだって!」と言うと、「何が言いたいの?」とか「どうせ直ぐに離婚するさ」と嫉んだり否定的な態度をとったりすると危険。他人の幸せを素直に受け入れられない男性は精神面において大きな欠陥がある証拠なので、苛立ちを抑えきれなくなると言葉の暴力や肉体的な暴力で解消するおそれが出てきます。あなたの彼は大丈夫ですか? もしDV予備軍の可能性があるなら、冷静に見極めて自分にとって最善の決断を選択しなければなりません。一度でも暴力をふるわれたら、それを受け入れてはダメ。一度許してしまうと、必ず同じことを繰り返すのがDV常習者です。そして、DVがエスカレートしていきます。結婚してからでは手遅れですから、日頃から彼氏の言動を観察しておきたいですね。未来の自分を守るために今できることは、DV予備軍の男性とは関わらないことですよ。
2016年07月17日フランスでは「人は死ぬまで恋愛をするが、その相手は変わる」と言う諺があります。日本では愛する対象を変えることは悪いこととされていますが、フランスでは生きてたらそういうことってけっこう有るよね、で終わります。フランス人の恋愛感とは愛は育てることができますが、ある一瞬で消えてしまいます。恋愛は臆病な小鳥のようなもの。捕まえようとジタバタすると余計遠ざかってしまいます。フランス人の心とはフランス人は自分と他人は「違う」ことを徹底的に教えられます。これは他人の「心」を想像しない、ということです。自分の心や意識は瞬間でハラハラと変わります。他人の心も同じように変わることを幼児の頃から叩き込まれます。以下は、フランス人が考えないことです。一方、あなたはどうですか?×あの人はこう思っているに違いない×今、こっちを見たから私のことを考えているに違いない×こうしたら、こういう人だと思われちゃう×嫌な人だと思われたかも×いわなくても判ってくれるはずフランス人は他人と自分が違うからこそ、余計恋愛を喜ぶ違うからと人の気持ちを無視したり、否定するとのではありません。違う人間が集まっている、そこで何かしらの接点があったことを喜びます。フランス人は他人と共感することを好みます。さいごにいかがでしたでしょうか。フランス人の恋愛感をご紹介させていただきました。あなたの恋愛のお役に立てれば幸いです。愛を込めて。
2016年07月01日日本では、ワイングラスは脚を指先で持ちますが、ワインの本場でもあるフランスの人々はワイングラスの脚やボディをしっかりと握ります。フランスのエリゼ宮や英国の女王の晩餐会などにもワインが飲まれますが、各国の王侯貴族も政治家もワイングラスをしっかり握ります。ワイングラスを持てない男は「女」を扱えない「普通、食事は誰かと一緒に食べるよね。相手は仲間か好きな人だ。人間は嫌いな相手とは飲み食いしないからね。食事をすれば必ずどんな人間か判る。おずおずと指先だけでグラスを持つ男は自信が無い。こんな男は女もワインも扱えない。女とワインは年季を積むほど芳醇になり、どちらもしっかりとした腕に抱かれるものさ」ムッシュ・クロード・ノベラ/フランスバスク地方ソムリエとメディアの功罪‐日本ではなぜワイングラスを指先で持ち、ワインをクルクル廻すのか?‐ワインのテイスティング(味見)時は体温を伝えないように足元(台)を持ち、軽く廻して香り立ちを確認します。日に翳して見るのは澱や沈殿物を見るためでした。フランスのソムリエは1969年代以降にできた国家資格です。彼らがワインをテストするときの仕草がテレビなどで紹介され、それが正統的な飲み方だと日本では信じられるようになりました。歴史的にヨーロッパでは水質が悪く、水が飲めなかったことからワインが飲まれていました。本来、ワインが飲めるかどうかは、確かめるまではわからず、その名残がソムリエ(毒見)の仕草の所以です。さいごにいかがでしたか?フランス人のワイングラスと女についての意見をご紹介させて頂きました。デートでワイングラスのボディをしっかりと握り締めている男性がいても幻滅する必要は全くないのです。むしろそんな男性の方が通かもしれません。グラスをどう扱うかで、男の本音が透けて見えるかも知れませんね。愛を込めて。
2016年05月27日フランス映画の金字塔にして恋愛映画の最高傑作『男と女』(‘66)で知られる、クロード・ルルーシュ監督が、『アーティスト』のジャン・デュジャルダンを主演に大人の恋愛模様を描く『アンナとアントワーヌ愛の前奏曲(プレリュード)』。このほど、本作の公開が9月3日(土)に決定、6月の「フランス映画祭」にて上映されることも決まった本作から予告編が解禁となった。舞台は、インド。映画音楽家のアントワーヌ(ジャン・デュジャルダン)は、自分が作曲してきた映画の主人公のように、飄々とユーモアにあふれた人生を謳歌していた。そんな折、“ボリウッド”版『ロミオとジュリエット』作品の製作のためにインドを訪れた彼は、フランス大使の妻アンナ(エルザ・ジルベルスタイン)と出会う。愛する夫との間に子どもを授かりたいと願う彼女は、伝説の聖母アンマに会うためにインド南部の村まで旅に出ると言う。多忙なアントワーヌもしばしの休養を求め、アンナを追って2日間の旅に出かけることを決めるが…。異国情緒たっぷりのインドでのつきない会話から、互いにパートナーのいる男と女が魅かれ合っていく物語。『男と女』『白い恋人たち』『愛と哀しみのボレロ』のクロード・ルルーシュ監督と、ルルーシュ作品の音楽を数多く手がける作曲家フランシス・レイという、フランスを代表する名コンビが再びタッグを組み、大人の恋愛模様の“最終章”を創りあげた。今回解禁となる予告編映像では、華やかな晩餐会の場所で、フランス大使の妻であり、全てを手に入れたように見えるアンナと、パリに恋人を残しインドにやってきた才能あふれる映画音楽家アントワーヌが出会うシーンから幕を開ける。愛する夫との間に子どもを授かることを願い、「私は奇跡を信じるの」と巡礼の旅に出ることを打ち明けるアンナ。多忙を極めていたアントワーヌは、アンナの夢を見たことから彼女を追って旅に出ることを決めるが、大人の恋の始まりを予感させる情緒あふれる映像が繰り広げられていく。ニューデリー~ムンバイ~ケーララへと、美しい風景の中をたどる列車旅行で、次第に惹かれ合うようになる2人。鮮やかな色があふれるインド各地で出会う人々、ガンジス川での沐浴、伝説の聖母アンマの村など、見ているだけで思わず旅に出たくなってきそうな風景の中で交わされる、軽妙で機知に富んだ男女の会話は、舞台こそインドであれ、まさにフランス恋愛映画。働き盛りの大人の男の色気あふれるアントワーヌを自然体で演じる『アーティスト』のデュジャルダンと、輝く大人の女性の魅力あふれるアンナを演じる『ずっとあなたを愛してる』『モディリアーニ 真実の愛』のエルザ・ジルベルスタインとの、大人の“化学反応”にも注目だ。『アンナとアントワーヌ愛の前奏曲』は9月3日(土)よりBunkamuraル・シネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月13日日本とフランスの架け橋的存在として、多方面で活躍中のドラ・トーザンさん。彼女が2011年に書いた『ママより女』を加筆修正した『フランス人は「ママより女」』が、2015年12月に小学館から出版されました。ドラさんは2011年の東日本大震災後、日本人は「自分にとっていちばん大切なものはなにか」を見つめなおし、家庭やプライベートの充実を目指す方向に向かうだろうと予測していたそうです。ところが日本では5年経っても相変わらず、出産後、働きたくても働けない女性がいます。子どもが生まれても、上司がいると定時に退社できない男性がいます。そんななか、日本を愛するドラさんが「本当に日本はこのままでいいのですか?」と再び世に問うた一冊です。フランスでは90年代に1.66だった出生率が、2000年代に入って2.02まで復活しました。フランス以外のヨーロッパで、ここまでの回復を達成できた国は他にありません。同時に経済面でも高いGDPを維持しています。フランスの事情を知るだけでなく、私たち日本人が変わるヒントをいただけないか、直接ご本人にお話をうかがってきました。■フランスには「2人目の壁」は存在しない本書を読むと、制度の違いもさることながら、フランスと日本とでは国民性がいかに異なるかがわかります。たとえば日本にあって、フランスにない言葉や概念がいくつもあるのです。ドラさんによると、フランスでは「主婦」はほぼ死語ですし、人生は楽しむためにあると考えるフランス人には「ワークライフバランス」という概念は不要。未婚のまま妊娠、出産しても、国の保障が厚いので慌てて結婚する必要はありません。つまり「できちゃった婚」はないということです。女性が安心して子どもを産み、育てられる基盤に支えられ、かつ自由を愛し、美しく生きることをモットーとする国民性があって、決して出生率の高くないヨーロッパでの出生率2.00超えは達成できたのだといえるでしょう。一方、日本では、1人目の出産後、「2人目の壁」に直面する人がかなりいます。「2人目の壁」とは、必要となる生活費や教育費に関連した家計の見通しや、仕事等の環境、年齢等を考慮し、第二子以後の出産をためらうこと。一般財団法人1morebaby応援団の意識調査によると、2015年の時点で、「2人目の壁」を感じている人は75.0%もいるというのです。ただし、同時に2人目がほしいと思っている人は79.6%。つまり、最初の子どもが生まれた後の多くの日本人が、「産みたいけど産めない」というジレンマを抱えていることになります。「フランスには2人目の壁はないですね。あったとしても3人目で、産みたい人は産むし、産みたくない人は産まないだけなので、壁というほどのものではありません」とドラさん。調査によると、フルタイムで働く日本のママが2人目を持つことを躊躇する理由の2大トップは「経済的理由」と「仕事上の理由」。しかしフランス政府は、子どもが1人しかいない家庭には「家族手当」を支給しません。この時点でフランスでは、2人目を持つハードルが低いですよね。また、フランスでは産後3年間は職場の地位を保障する制度がありますから、職場復帰を案じる女性も日本とくらべてぐっと少ないであろうことが容易に想像できます。■大人と子どもの世界を区別するフランス人さらに、日本で「2人目の壁」を感じる人のなかには、「第一子の子育てで手一杯」という人も少なくありません。いわゆる産後ノイローゼや、育児ストレスという言葉は、日本の子育て環境ではよく聞かれます。また少子化が進み、社会のなかでのびのびと子育てできないと感じる人も多いと思います。「フランスは子どもや子どもを持つ人に優しい社会なのでしょうか?」とお聞きしたところ、「子どもに優しい面ももちろんありますが、その反面、フランスには子連れでは入れないレストランがあったりします。それは、子どもなしで夫婦が食事をしたり、二人の時間を持ったりすることが大事だという考えがあるからです。大人がそのような時間を持つために、赤ちゃんのうちからベビーシッターに預けたりすることは、フランスでは一般的なことです」とのこと。それは子どもをないがしろにするという意味ではなく、大人の世界と子どもの世界をきっぱりと区別するということなのですね。子どもにとっても、大人の都合につきあわされるより、信頼できる人のもとで時間を過ごす方が結果的にいいように感じます。日本でときどき目にする、通勤電車でのベビーカーのことを思い出しました。「もっと赤ちゃんのうちから預けてもいいのでは?」とドラさんはいいます。日本社会には、仕事のためならともかく、親が純粋に楽しむために子どもを預けることに関しては、まだまだ寛容とはいい難い現実があります。しかし、数時間、大人の時間を持つことでストレスが解消でき、さらに夫婦間のコミュニケーションを保てるのであれば、子育てにも大いにプラスになるはずです。■制度よりも自分らしく生きることが大事!本書を読んで、フランスの制度がいかに社会の変化を反映しているかに驚かされました。同性婚や事実婚など、さまざまな婚姻形態の人への保障制度や、もう15年も続いている「週35時間労働法」、3歳からの義務教育「マテルネル」などなど、数え切れないほどです。「日本は社会が変わってきているのに、法律が変わらないですね。フランスでは、人々は黙っていません。毎日なにかしらのデモや署名をやっています」政府がそういうことに耳を傾けてくれるとは、うらやましいかぎり。日本では、政府は女性が輝ける社会を提唱しながらも、女性からの要望に耳を傾けていないようなニュースが後を断ちません。それは、社会的地位の高い女性の少なさと大いに関係があるでしょう。しかしフランスも70年代までは、女性の地位は低く、女性の人格を認めないような法律もあったといいます。現在の状況になるまでには、フランス人の気質、歴史、労働環境、教育、さまざまな要因がからみあってきたのだろうと思いますが、では、私たち日本人が学べることはなんなのでしょうか?「いちばん大事なのは、自分らしく生きることです。いろいろな考え方や生き方の選択肢がある社会は、豊かな社会です。たとえばフランスでは子どもができても結婚したくない人も多くいますし、実際に事実婚もかなり多いのです。日本では世間体や親からの圧力で結婚する人もまだ多いのではないでしょうか」*自分らしく生きるためには、あまり人の意見を聞かないことも大事よ、とドラさんはニッコリしながらいわれました。自分の人生は自分で切り拓く。そんな女性が輝かないわけがないですよね。ドラさんも本書に書かれているとおり、「女性が働くのは、国の経済力のためではなく、自分の幸せのため、自由のため」なのですから。(文/石渡紀美) 【取材協力】※ドラ・トーザン(Dora Tauzin)・・・エッセイスト。国際ジャーナリスト。フランス・パリ生まれの生粋のパリジェンヌ。ソルボンヌ大学、パリ政治学院卒業。現在、日本とフランスの架け橋として、新聞、雑誌への執筆や講演、テレビ・ラジオのコメンテーターなど多方面で活躍中。『フランス人は年をとるほど美しい』(大和書房)など著書多数。2015年レジオン・ドヌール勲章を受章。 【参考】※ドラ・トーザン(2015)『フランス人は「ママより女」』小学館※夫婦の出産意識調査 2015-一般財団法人1morebaby応援団※日本とフランスの架け橋 ドラ・トーザン.net 【写真】※竹見脩吾
2016年04月10日米戦略軍の統合宇宙運用センター(JSpOC)は11月25日(現地時間)、米海洋気象庁(NOAA)の気象衛星「NOAA-16」が軌道上で分解したと発表した。詳しい状況はまだ不明だが、スペース・デブリ(宇宙ゴミ)が発生したことが確認されている。JSpOCによると、分解したのは日本時間11月25日17時16分(協定世界時同日8時16分)とされる。JSpOCは世界各地に設けられたレーダーや望遠鏡で、地球の周回軌道上にある大小さまざまな物体の監視を行っている。現時点で、分解の原因は明らかになっていない。考えられる原因として、他の人工衛星やデブリとの衝突や、衛星内の燃料やバッテリーの爆発などが挙げられる。また、発生したデブリの数や軌道も明らかになっていないが、26日朝の段階でJSpOCは「現時点では、NOAA-16の破片が他の衛星に危険を及ぼすことはない」と発表している。ただ、NOAA-16が周回していた高度約850km、軌道傾斜角98度の太陽同期軌道は、地球の大気がほとんどないため、デブリの軌道にもよるが、おおむね年単位で軌道に留まり続けることになると見られる。また、摂動などの影響で軌道も変わるため、いずれ他の衛星などと衝突する可能性がないわけではない。NOAA-16はロッキード・マーティンが開発した気象衛星で、2000年に打ち上げられた。設計寿命は2年とされていたが、その予定をはるかに超えて運用が続けられ、2005年には同じ年の5月に打ち上げられた「NOAA-18」に気象観測ミッションを引き継ぎ、以降は予備機として運用されていた。しかし、2014年6月5日に衛星が故障し、復旧の見込みが立たなかったため、6月9日に運用を終了していた。○同型機はバッテリーの爆発でデブリ化NOAA-16は「タイロスN」という衛星バスを使用して造られているが、このバスを使う衛星の一部には、設計上の欠陥により、配線を留めているハーネスが外れ、配線がバッテリーに触れて短絡(ショート)を起こし、バッテリーが過充電状態となって爆発する可能性があることがわかっている。実際に過去には、「NOAA-6」、「NOAA-7」、「NOAA-8」でバッテリーの爆発が原因と見られる故障が起き、少数ながらデブリが発生したことも確認されている。また、米国防総省の気象衛星「DMSP」のうち、同じタイロスNバスを使っている「DMSP F11」が2004年に、「DMSP F13」が2015年に、バッテリーの爆発が原因と見られる事故によってデブリが発生している。そのため、今回のNOAA-16も同じ原因である可能性がある。参考・Space-Track.Org・JSpOC(@JointSpaceOps)さん | Twitter・POES・NOAA retires NOAA-16 polar satellite
2015年11月26日先日開催された「フランス映画祭2015」のオープニング作品に選出され、見事観客賞を受賞した映画『エール!』。この度、主人公・ポーラ役に抜擢され、フランスで一大旋風を巻き起こしているシンデレラガールのルアンヌ・エメラが日本でも女優と歌手の同時デビューを果たすことが明らかとなった。フランスの田舎町。酪農を営むベリエ家は、高校生のポーラ以外、父も母も弟も全員耳が聴こえない。美しく陽気な母、熱血漢な父とおませな弟。一家の合い言葉は、“家族はひとつ”。オープンで明るく、仲のいい家族だ。ある日、ポーラの歌声を聴いた音楽教師はその才能を見出し、パリの音楽学校のオーディションを受けることを勧める。夢に胸をふくらませるポーラだったが、彼女の歌声を聴くことができない家族は、彼女の才能を信じることもできず、もちろん大反対。夢に向って羽ばたいてみたい、だけど私がいなくなったら…と、ポーラは悩んだ末に、夢を諦める決意をするのだが…。去年フランスで公開されるやいなや、4週連続1位を獲得、12週連続でTOP10入りを果たし驚異的な大ヒットを記録した本作。主人公・ポーラ役に抜擢され、現在フランスで一大センセーションを巻き起こしているのが、弱冠18歳のチャーミングな歌姫、ルアンヌ・エメラだ。フランスで大人気のテレビのオーディション番組「ザ・ヴォイス(The Voice)」に出演し、“奇跡の歌声”と賞賛された彼女。残念ながら優勝こそ逃したものの、セミ・ファイナルに輝いた彼女のパフォーマンスを見た映画監督のエリック・ラルティゴに認められ、彼がメガホンを取った本作の主役にいきなり抜擢された文字通りのシンデレラ・ガールだ。また、ルアンヌは本国フランスでは今年3月に本格的に歌手デビュー。シャンソンを独特のモダンなポップ感覚あふれる斬新なサウンドにのせて、圧倒的な美しい歌声を聴かせる彼女のこのデビュー・アルバムは、すでにフランスでは発売から半年で80万枚以上のセールスをあげる爆発的ヒットを記録。配信&CDの売り上げから算出される全仏チャートで初登場No.1に輝き、現在もトップの座を独占する驚異的な大ヒットを記録している。“彼女の魅力は、その美声と若さとまばゆい美しさ。まぶしいくらいの輝きを放ち熱狂的で、無頓着なジェネレーションの象徴”だと、フランス国内では大絶賛されている。そして今回、そのルアンヌが、いよいよ日本でも女優と歌手の同時デビュー果たすことが決定。フランスで爆発的ヒットを記録し続けている話題のデビュー・アルバム「夢見るルアンヌ」が、ヨーロッパ各国に続いて、日本でも10月23日(金)より発売となる。ルアンヌは「主演映画と歌手の両方で、私が大好きな日本でデビューできるなんて、まるで夢のようです。本当に私は幸せものです。国は違うけれど、きっと日本の皆さんにも共感して頂けるテーマだと思います。家族、恋人、大切な人と一緒に、ポーラの夢と家族への愛を乗せた歌声を劇場で聞いて頂けたらうれしいです!そして、私のデビュー・アルバムも、日本のみなさんに気に入っていただけたら、とてもうれしいです」と喜びのコメントを寄せた。今年11月からフランス国内で本格的なライブ活動をスタートさせ、すでに来年2016年3月16日から5月25日まで全27公演という大規模な初の全仏ツアーも発表されているルアンヌ。ストーリーのみならず、劇中で披露される彼女の美しい歌声にもぜひ注目をしてみて。『エール!』は10月31日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:エール! 2015年10月31日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2014-Jerico-MarsFilms-France2Cinema-Quarante12Films-VendÔmeProduction-NexusFactory-Umedia
2015年10月22日楽天は8月19日、フランスのNGO「市民の絆 Secours Populaire Francais(SPF)」と共同でフランス国内の子供たちを対象に包括的な支援活動を実施することで合意したと発表した。第一弾として、これまで日本国内4県でも運行してきた車両型移動図書館「楽天いどうとしょかん」をフランスで今秋より運行を開始する。フランスにおける「楽天いどうとしょかん」は、日本と同様に幼児から中学生までを対象とし、フランスの絵本や児童書に加え、フランス語に翻訳された日本の絵本やマンガなど約2,000冊の本と5台の電子書籍リーダー「Kobo」を搭載する。読書を通じて成長する機会をフランスの子供たちに提供すると共に、子供たちの識字率向上に寄与することを目指す。識字率の低い子供が多い傾向にあるフランス北部のノール県で毎月10回運行する予定だ。なお、同日より、パリ市内のシャン・ド・マルス公園(エッフェル塔に隣接)にてSPFが主催するイベント「Holidays for All(すべての人に夏休みを」に、「楽天いどうとしょかん」を出展している。イベントでは、貧困な状況にある子供たちに夏休み中の旅行機会を提供することを目的とし、経済的な事情で夏休みに旅行できない子供とその家族を、フランス全土および70カ国から約7万人招待している。
2015年08月21日ユニフランス・フィルムズが開催する「フランス映画祭 2015」が、6月26日(金)から29日(月)まで有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇(東京会場)にて開催される。本国で動員700万人超えの大ヒットを記録した話題の映画『エール!』を皮切りに、今年は新作11作品とクラシック作品1作のフレンチシネマがラインナップしてファンを魅了する。「フランス映画祭 2015」開催を記念して、「パスザバトン(PASS THE BATON)」ではスペシャルコラボレーションアイテム「水玉ハンドペイントスニーカー」を発売する。赤と白のドットがポップでキュート、フレンチシックなエッセンスにあふれたこのコラボスニーカーは、「フランス映画祭 2015」のメイングラフィックをインスピレーションソースにした一足だ。京都三条富小路にショップ兼アトリエを構えるアーティスト「CHICKENNOT(チキンノット)」が、日本丸の使い古された帆布を再利用しパスザバトンオリジナルの「1960’s Mainsail Boat Shoe」1足1足にハンドペイントで水玉を描いてり、全て1点もの。よく見るとひとつひとつ柄が違っているので、自分だけのオンリーワンアイテムになる。「水玉ハンドペイントスニーカー」は、表参道の「パスザバトン(PASS THE BATON)」にて6月26日(金)から数量限定で発売となる。(売り切れ次第終了)。価格は、22,680円。(text:Miwa Ogata)
2015年06月25日