駅や鉄道車両のバリアフリー化が進み、車椅子利用者やお年寄りにとって便利になってきている。このバリアフリー化はベビーカーを使うパパやママにとってもありがたい。しかし、旅行や帰省時に利用する新幹線では、ベビーカーの置き場に困ることも。通路に置こうとしても、人が行き来する時には恐縮だし、車内販売のワゴンが通過時には移動させないとワゴンが通れない。そこで、鉄道ライターの杉山淳一さんに新幹線利用時のベビーカーの置き場について聞いてみた。○ベビーカーを置きやすい座席「時々、ベビーカーの置き場に困って恐縮している親御さんを見かます。周りの乗客から邪魔だと思われてないかな……などと気にされる方も多いと思います。でもそれはベビーカーだから、というわけではないんですね。日本の鉄道はバスや航空機に比べて、大きな荷物を持つ旅への配慮が行き届いていません。そうかといって、利用しないわけにも行かないので、利用者側でなんとか工夫していきましょう」。具体的には、「新幹線の場合は、車両の前後端の座席がオススメです。デッキへの出入り口のそばです。ここは背もたれと壁の間にゆとりがあって、荷物が置けますし、ベビーカーも畳めば置けます。実はここ、車内でくつろぎたいビジネス客にとっては不人気な席。通路のドアの開閉音が煩わしいので。窓口もそれを心得ていますから、売れ残りやすい席になっています。窓口で指定席を予約するときに、『荷物があるので端の席で』と頼んでみてください」。ちなみに、新幹線以外では、「新しい通勤電車は、座席を取り払って車椅子用のスペースを確保しています。いつも車椅子の利用者がいるわけではないので、ベビーカーで電車に乗るときは、空いていれば車椅子用のスペースを利用するとトラブルになりにくいでしょう」。○新幹線の車椅子スペース他にも、新幹線利用時の裏技がある。「新幹線の普通車の座席は5列で、数字とABCDEの組み合わせになっています。ABCの3人掛け席と、DEの2人掛け席ですね。実は、一部の車両ではC席が取り外されています。車椅子を利用する方のために空けてあります」。「例えば東海道新幹線の場合、11号車の12番、13番。北陸(長野)新幹線は7号車11番、12番。東北新幹線のE5系は1号車6番、秋田新幹線は12号車1番です。この座席番号はC席がありませんからB席を予約できたら隣のスペースに車椅子を置けます。ただし、実際に経験した人によると、どうやらこの座席は乗車当日しか予約できないようです。車椅子で駅に来たお客さんを優先したいという配慮でしょうね。でも、車椅子の利用者がいない場合は、一般のお客さんに販売されます」。この席を狙う場合は、あらかじめ乗りたい列車の別の指定席を購入しておいて、当日、窓口で変更可能なら対応してもらうとよいだろう。JRの指定席券は、乗車前に1回だけ無料で変更できるのだ。ただし、しつこいようだが、こちらのスペースはあくまでも車椅子利用者向けのものであることをお忘れなく。ちなみに、前半でオススメした「車両の前後端の座席」、もし取れなかったとしても、当日再度窓口で空き状況を確認してみるとよい。「指定席券は乗車2日前にキャンセル料が高くなるので、直前に希望の席がキャンセルされて空いている場合もあります。あきらめないでくださいね」。※写真は本文と関係ありません。
2014年12月12日今年の春、国土交通省が、電車・バスの車内でベビーカーをオープンにしたままでOKの判断を下しました。子供だけで手いっぱいなのに、荷物まで抱えた状態で、ベビーカーをたたんで電車やバスに乗るというのは、想像しただけでも大変なことですよね。でも、このルールにより、子連れ女性の負担は少し軽くなるはず!となると、より子育てしやすいこの環境が、出産しやすさ(出生率アップ)につながっていくのでは?そこで、全国20代~30代の男女各50人に、この国土交通省が示したルールによる「出産しやすさ(出生率アップ)への、影響度を答えてください」というアンケートを行なってみました。すると、出生率アップに7.43%つながるという結果に……。1割にも満たない、かなり低い数字です。ただ、少子化の叫ばれる今にあっては、貴重な数字、施策だと言えるのかもしれません。寄せられたコメントも合わせ、具体的に探っていきましょう。■既婚者は未婚者より多く「出生率につながる」と回答!「出生率アップにつながると思う」と回答した人をよくみると、未婚者で6.6%、既婚者で9.1%と、既婚者のほうが多くなっていました。経験者は語るとも言うべく、そのへんの違いが数字にもあらわれたのでしょうか?また、一番高かった数値は70%でした。この方は既婚女性なのですが、「周りの、妊婦に対する意識が低いのを妊婦さんは知っています。そういう話も聞きます。その意識が高くなれば、今よりは出生率は上がるはずです」という意見を述べられています。現実はなんとも手厳しいようです……。その辺をもう少し詳しく見ていきましょう。■電車内でベビーカーOKルールが浸透しにくい可能性が今回のアンケートでは影響力と一緒に、その理由も教えてもらいました。寄せられたコメントの中から、いくつかご紹介しましょう。「50%。オープンでOKだとしても、必ず批判は起こる」「15%。交通機関があまりない田舎では、これは関係ないと思うので」「1%。子連れの女性と考えている時点で、国の意識が低い。出産そのものは女性に頼るしかないとしても、生れ落ちた瞬間から、男性も子育てすべき。また、未婚の側からすれば“今日、電車に乗ったらベビーカーが邪魔だった。あんな親にはなりたくない”と思う」「0%。OKになったことを知らない人もいると思うし、問題はこれだけじゃないと思うから」いかがでしょう。なかなかシビアですよね……。決してこのルールを歓迎していないわけではないです。しかし、出生率アップに関してもさることながら、ルールを実践していくこと自体がなかなか厳しいといった意見が多く目につきました。また、「これで出生率アップするなら楽なわけだけど金銭的面でも産み育てられないような状況が問題」という声も……。実は、こうした経済的な問題を嘆く人は、15%もいました。たしかに、お金があれば、公共の交通機関に乗らなくてもすみますしね。実際、今は「環境より金」がものをいう社会なのかもしれません……。とはいえ、子育て奮闘中の人たちに対し、いつでもエールを送れるくらいの心の余裕は持っていたいものですよね。みなさんもぜひ電車内でベビーカーを見かけたら、手を貸してあげてくださいね。(文/富士峰子)【調査概要】調査方法:インターネットリサーチ『簡単アンケート』調査期間:2014年11月21日(金)調査対象:全国20代~30代の男女100名
2014年12月05日オランダのモビリティブランド「バガブー(Bugaboo)」とアンディ・ウォーホル視覚芸術財団によるクリエイティブなコラボレーションを、2年間にわたって展開してきた「Andy Warhol + Bugaboo」コレクションが、遂にラストを飾る第4弾「Andy Warhol + Bugabooレトロコレクション」を発売。ファッション性と機能性を兼ね備えたバガブーのベビーカーは、ベビーの成長にあわせてシートを調整して、新生児から4歳ごろまでと長い期間使うことができる。だから、気分にあわせてサンキャノピーを付け替えれば、お出かけ時の気分転換ができておすすめ。特にアンディ・ウォーホルバージョンは、選び甲斐のあるアーティでハイセンスなアクセサリーが揃っているので、ぜひチェックしておきたい。これまでの「Andy Warhol + Bugaboo」のコラボ企画第1弾~第3弾では、「カー&フラワー」、「ハッピーバグ」、「スター」、「バナナ」といった、代表作だけでなく、知名度は代表作ほどは高くないもののウォーホルらしい遊び心とユーモアのセンスに溢れた名作にも光が当てられ、ユニークでありながら、ベビーカーとしても違和感なくしっくりとなじむデザインが続々と登場してきた。第4弾では、ウォーホルにオマージュを捧げたレトロシックなコレクションとなっている。サンキャノピーの新作プリントは、「バラフライ」「グロープトロッター」「マリリン・モンロー」「バナナ」の4タイプ。今回はサンキャノピーとお揃いの柄のトートバッグがセットになっており、ベビーカーとママバッグのトータルコーディネートで統一感がアップ。自分好みのサンキャノピーをチョイスしたら、お出かけの際は同柄のトートもお忘れなく!「Andy Warhol + Bugabooレトロコレクション」は11月より各販売店にて個数限定で発売となり、価格はそれぞれ19,440円。またオンラインからの注文も受付けている。(text:Miwa Ogata)
2014年11月18日●年間約400本の中でヒット作は僅少新垣結衣が初めて母親役を演じた映画『トワイライト ささらさや』が、11月8日 から公開をスタートした。大泉洋演じる落語家・ユウタロウは突然の事故で他界。残された妻・サヤ(新垣)は、生まれたばかりの息子・ユウスケを跡継ぎにしようとする義父の目から逃れるために、"ささら"の街に移り住む。ユウタロウは頼りないサヤが心配でしょうがないため成仏できず、ついには周囲の人に乗り移って彼女の支えになろうとするが…。原作は、ファンタジーミステリー小説『ささら さや』(幻冬舎)。ところが、主人公の職業がサラリーマンから落語家に変更されていたり、ユウタロウの父親像をより詳細に描いたりと、映画化にはかなりの変更点が加えられている。昨今の邦画界は、漫画や小説を原作とする作品がほとんど。中には原作者の意向とそぐわないために、白紙になったという話も度々耳にする。果たして、本作にはどのような納得と妥協が繰り返され、そしてどれだけのハードルが待ち受けていたのか。メガホンをとった深川栄洋監督と原作者である作家の加納朋子氏を招き、作品を通して感じたことを含め、映画監督と原作者の立場から"実現率1%の世界"の本音を包み隠さず語ってもらった。――まずは、本作がどのような流れで映画化が進んだのかを教えてください。深川栄洋監督(以下深川):原作を読んだプロデューサーから、お話をいただきました。加納さんには、プロデューサーから幻冬舎さんを通じて、映画化のお話をさせていただいたと思います。加納朋子(以下加納):こういう映像化の話はなかなか実現しないんですよね。先輩作家さんからも、こういう話は極端な話「100来て1つ実現するかどうか」と聞いていたので。深川:怖い話ですねぇ(笑)。加納:ええ(笑)。やっぱり、ツバだけつけてそのまま放置というのがとても多い世界。お話自体はすごくうれしかったですけど、あまり期待しない感じでした(笑)。実際、お話しいただいてから結構間があったので、やっぱり無くなったのかなぁと思ってたら映画化が決まったのでとてもうれしかったです。――今までも映画化の話はあったんですか?加納:『ささら さや』の続編の『てるてるあした』が2006年にドラマ化されたんですが、その際に『ささら さや』の話も加えていただいて、それもやっぱりうれしかったですね。別なお話でオファーが来たこともありましたが、映画化が実現したのは初めてです。――「100来て1つ実現するかどうか」ということですが、なぜうまくいかないことの方が多いのでしょうか。いろいろ大人の事情もあると思いますが(笑)。深川:僕も撮影までたどりつけない企画が半分くらいありますが、オリジナルよりも原作がある作品の方が映画化が実現しやすいんですよね。ただ、映画化の話が立ち上がって、9割以上が無くなるのは事実で、僕らの心積もりとしては常識になっています。事業規模が10億円になるとか、製作だけで3億円を使うとか、宣伝費でさらにかかるとか。関わる人が多いので、映画化までたどりつけることはすごく少ないんです。日本では年間300~400本くらいの映画が作られていて、そこからヒットする作品はひとつまみ。そのひとつまみを狙ってみんなでやっているんです。だからこそ、すごくシビアで。例えるなら、「風が吹かないと揚がらない凧」というか。加納:大きな事業ですものね。――オリジナル脚本物だと周囲の説得も大変なわけですね。深川:そうですね。いろいろ根回しをして、映画化が決まるまでにいろいろな方にオファーしたりだとか。そうやっていろんな方面から風を吹かせて凧が揚がるように、揚力をつけていくのが企画の段階です。――今回は、見事に凧が揚がりましたね。深川:揚がりましたね~。途中まで揚がるか揚がらないか心配だったんですけど (笑)。加納:新人作家だと、そんな映画の話をいただくと本当に「やったー!」って舞い上がっちゃうんですよ。でも、年数重ねるうちに現実が見えてきて…(笑)。――映画化するにあたって、条件は提示されましたか。加納:特には出してないです。――映画では主人公の職業がサラリーマンから落語家になったり、父親がより詳細に描かれていたりと原作とかなり違う部分がありますが、ここに関しては特に違和感はありませんでしたか。加納:職に関しては、脚本段階で幻冬舎さんからお話があって、「どうぞどうぞ」という感じでした(笑)。――別物の作品として捉えていらっしゃるということでしょうか。加納:そうですね、映像に関してはまったくの素人ですので、関わっている方のご判断を信じようと思ったのと、あとは最初に原作を読んでくださったプロデューサーさんがすごく気に入ってくださっていたのが、編集さんをとおして伝わりましたので、それはとてもありがたかったです。愛ある方に作っていただくのが、作品としていちばん幸せなので、結果的にいちばん良い形で実現したなと。キャストにしてもそうですし、脚本にしてもこれがベストだったんじゃないかなと思います。●原作者は大幅な設定変更に何を思う?――主人公の職業設定はなぜ落語家に?深川:要因がものすごく複合的で立体的なので、いろいろな話をしないといけないんですが(笑)。原作を読んだ時に、とても映画的だなと思ったんです。亡くなった人が乗り移ったり、現実の世界にはなかなか起きにくいことが描かれいて、夢のある作品だなと感じました。それをどうやって映画にしようかと考えた時に、プロデューサー陣が成功例として考えたのが映画『ゴースト/ニューヨークの幻』(1990年)。それはスーパーナチュラルなCGや合成を駆使して2人のすれ違いをうまく描いていました。ただ、今回の『ささら さや』でそれをやってしまっては、とても大味すぎるような気がして。もっと繊細でやわらかくて、優しい温度感。そうして、SFにするのをやめようと決めてからまた苦しみはじめるんですが(笑)。実は僕に企画が来てから5~6年くらいかかっているんです。加納:だから、私もあきらめてたんです(笑)。――えー! そんなに前なんですか。深川:ええ(笑)。僕に来るまでも、2~3年経っているはずで、脚本が完成するまでは4~5年はかかっています。――そこからようやく、配役を考えるわけですか。深川:そうです。CGを使わないという手法から考えると、実際に乗り移った芝居を役者にさせてみたいなと思って。でも、登場キャラクターがみんな個性的ですから、サラリーマンのユウタロウだと乗り移られた役者の演技に振れ幅ができてしまう。そこで思いついたのが喜劇でした。そういう「笑ってもらえる映画」をどういうフォルムにしていこうかと思ったら、お笑い芸人にしていくというのが1つの答えになるんじゃないかなと思って。"二枚目の優しい旦那さん"は外して、"笑わせたいけど笑ってもらえないお笑い芸人"に。そこから落語家になってから、脚本がどんどん転がりはじめました。そこにたどり付くまですごく時間がかかりました。しかも、これを加納さんがどう思うんだろうと。――先ほどのお話だと制作サイドに一任していると。加納:そうですね。小説だと、乗り移っている状態を「馬鹿っサヤ」という言葉で表しているんですけど、それが映像だと弱い。だからこそ、口調とかお芝居に特徴を持たせるのは、なるほどなと思いました。それから、小説では旦那さんの名前はあえて出してないんですよ。幽霊ということで一切出さずにストーリーを作っています。映画は名前も付いていますし、より旦那さん側の気持ちが伝わって、ここもなるほどなと思いました。――映画を観終わった時に、率直にどのように感じましたか。加納:乗り移っているシーンは観客として見どころですよね。でも、子役さんが乗り移られる演技をしてどんな感じになるんだろうと…。失礼ながら、ダイヤ役の(寺田)心くんが一番不安だったんですけど、あっぱれな役者さんでした(笑)。――試写室でも笑いが起こっていました。加納:ええ、本当に(笑)。深川:よかった…。加納:とても印象に残っていて、心くんのお芝居はよかったなと思います。深川:子どもと一緒に映画を作ることが多い方なんですけど、子役を子役として扱っていません。「なんでそんなお芝居したの?」みたいに、今まで聞かれたことがないような言葉を投げかけながら、やっていきます。ある時、心くんの芝居がちょっと違うと感じる時がありました。やっぱり、子どもなので安定しない部分がどうしてもあるんですね。それを安定させるために、「今日の心くんは集中してないからダメだよ」と声をかけて、「どうしてお芝居がこうなったの」「なぜ変化させたの」と彼に問いかけました。子役として扱わなかったことが、結果的に心くんを追い詰めてしまったと思うんですけど、そんな時に新垣さんが「心、へこんでるんでしょ(笑)」って優しく声をかけると、心くんが涙ぐんでて(笑)。僕は子役を忘れて役者として向き合ってしまっていたんですが、新垣さんはそれを察して気遣ってくださって、それはすごいなぁと。ちゃんとした座長さんでした。主演だから出演者のトップにいることは当たり前なんですが、みんなに気を配るという役割も果たしつつ、それぞれの役者の体調も含めてちゃんとフォローして見ることもできる役者さん。久代役の波乃久里子さんも「あの人は大きな女優だ」と何度もおっしゃっていました。役者は役者同士で、監督とは分からない関係性があるんだなとあらためて思いました。――その新垣さんが演じたサヤ。加納さんは原作と比べてどのように感じましたか。加納:映画の方が強い女性です。あんな凛とした強さは、すてきだと思います。私の中で新垣さんは、ひたすら可憐な美少女のイメージだったんですが、今回は強い母親像を見せていただいて、意外な一面を見させていただきました。すごく、よかったと思います。――新垣さんが初めて母親を演じるということも、この映画の話題の1つになっています。監督としては「新垣結衣=母親」の演技はある程度、想定できていたことだったのでしょうか。深川:初めての喜劇ですし、分からないのも面白いという感覚がありました。小説を読んだ時に、サヤさんが弱い女性だったので彼女の成長物語に感じましたが、新垣さんから話を聞いた時に『ささらさや』は読む人によってサヤ像が違うんだと思って。新垣さんは「サヤは本当は弱くないんだと思います。自分で気づかず、コミュニケーションが苦手だからうまく表現できていないだけで、本当の芯では強い女性だと思います」とおっしゃっていたので、今回は新垣さんのサヤ像に乗っかって作ってみようと決めました。自分が小説からの先入観でつくりあげようとしていたものを一度ゼロにして、"現代のサヤ"が考えていることを大事にしてあげようと思ったんです。●監督にとっての原作、原作者にとっての映画とは?――キャラクター像には多少の変化がありながら、共通するシーンやセリフもありました。特に印象的だったのが、電車の中で息子のユウスケが泣いていた時に、乗客の中年男性がサヤに「うるさい!」と怒鳴るシーン。まず、原作で描かれていたあのシーンには、どういう意図があったのでしょうか。加納:子どもを連れた母親って、結構あちこちであんな扱いを受けているんですよ(笑)。ある程度強い人だったら毅然としていられるんですけど、やっぱりメソメソしちゃうお母さんも多いんですね。私自身も似たような経験をしました。電車の中で子どもと一緒に乗っていたら、子どもが喃語(なんご)を話していて周りの方たちが「かわいいね」って言ってくれて少し騒がしくなってたんです。そしたら、傍らの男性から「うるさいんだよ!」といきなり怒鳴りつけられて。そんなにうるさくしていたつもりもなかったので、謝って慌てて別の車両に逃げてしまいました。今ならまだ違うんでしょうけど、その時は弱くてシクシクしちゃって(笑)。サヤは読者にとってイライラする存在でもあると思うんですよ。だけど、作中でエリカさんの「あなたは中に鋭い刀を持った鞘(さや)だ」というセリフがあるんですけど、そんな部分も新垣さんはたぶん表現してくださったんだと思います。――あの作品はいつごろ執筆なさったものなのでしょうか。加納:子どもが生まれたのが1997年で、その1年後に第1話を書いたんですが、子育て中でなかなか1作分になりませんでした。当時、怒鳴られた子も今は高校2年です(笑)。――機内や電車内などでのそのような出来事が時々ニュースになっていますが、十数年経過してもそういう揉め事は変わらないものなんですね。最近では、直接的に怒鳴らない場合でもTwitterなどを使ってネット上に拡散させるケースもあるようです。加納:社会は意外と優しくないんです。ベビーカーを持ってウロウロする描写もありましたけど、私も抱えて駅の階段を昇り降りしている時に、唯一人手助けを申し出てくださったのは、外国人男性でした。手伝ってほしいとかそういうことではないんですが、そういう行為をナチュラルにしてくださる方が外国人だったというのが、振り返ってみると印象に残っています。――監督としてもあのシーンは映画でも入れたかった場面だったのでしょうか。深川:小説が持っている、「母親になってみないと分からない苦労」を伝えるシーンは大事な問題になりそうだったので極力残したいなと思っていて、その1つが電車のシーンでした。僕も子どもができた後に気づくことが多くて、ベビーカーを代わりに持ってあげることなんかは子どもができてからようやくそこに目がいくようになりました。それが自分でも意外で。そういう気づきというのは、男性でも本当はやってあげたいこと。ただ、子どもが10歳くらいになって手が離れて…お話を聞いていて、今はそれができてないんだと思って。やっぱり、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」じゃないですけど、今は視界にすら入らなくなっているかもしれません。加納:確かに見えなくなっちゃうんですよね。本当にそうなんですよ。深川:生活の中で日々追われている物が変わってきてしまうと、見えていた物が見えなくなってしまうので…反省をしないとけませんね。――自分もそうなんだろうなと思います。小説で印象的だったのが、久代さんの「相身互い」という言葉。「同じ境遇にいる者同士が助け合うこと」を意味しているのですが、"ささら"の登場人物たちはそんな相身互いな人ばかりです。一方で、現在の日本社会にはどのような印象を抱いていいらっしゃいますか。加納:そうですね…やっぱりあまり優しくないですよね(笑)。でも、それぞれが自分のことで精いっぱいだからしょうがないことだとも思います。自分が毎日生きていくことでギリギリいっぱいになっちゃうと、目の前でベビーカー持ってウロウロされると、どうしても邪魔だなって思ってしまいますよね。ただ、自分が周囲に行動として表せているかと言われるとなかなか…。じくじたるものがあります…。深川:シングルマザーなどの核家族化が多くなりましたが、原作が出版された時にそれが問題になりはじめた頃だったと思います。そういう面でも『ささらさや』は特別な物語ではないですし、「自分が死んだら奥さんはどうなる?」という誰にでも起こりうることを描いています。急に社会的弱者になっていくわけですから、現代は「死ぬに死ねない社会」だと思います。それを通り越してサヤさんは、自分が抱えていた義理の父との問題まで解決していく。やっぱり、「人と人の結びつきが大事なんじゃないか」というのがこの映画が伝えたいことなんだと感じています。――それでは最後に「映画監督にとっての原作とは?」「原作者にとっての映画とは?」をそれぞれお聞かせください。深川:その時々によって、小説の個性は違うんですが、一貫して言えるのは「情熱の最初の熱い塊」。それが一番大事だと思っていて、それを触って自分も熱くなれるのか、それともなれないのか。僕にとってはとても大事なこと。そして、『ささら さや』の「母親になる」ということは、人類の歴史が誕生してからはじまっていること。自分に子どもができた時も神秘的に思えたことでしたので、その熱さを映画を通して伝えることができればと思いました。映画作りの95%ぐらいは苦労と我慢の連続(笑)。残りの5%で、熱くてよかった…と思えるんです(笑)。そんなことを引き受けることができるのかどうか。それが「情熱の種」であり、「情熱の最初の熱い塊」にかかっているんです。加納:小説を書くことは、すごく孤独な作業なんです。自分で机に向かって、パソコンとにらめっこしてひたすら作り出すもの。撮影現場にお邪魔してまず圧倒されたのが、そこにいた人の多さ。これだけの大勢の方が1つの作品を作り上げるのに関わっているのを目の当たりにして、圧倒されました。監督さんや脚本、キャスト、音楽の力。あらゆるジャンルのプロの方々方が一丸となった創作の現場に「自分も入れてもらえた」というのが、とてもうれしかったです(笑)。日頃孤独なものですからね。非常に貴重な体験をさせていただきました。――原作者は、映画化された時にピラミッドの頂点に立っている人のような印象を抱いていましたが、そうではないんですね。加納:むしろ、農家や漁師さんの仕事のような「原料」となる存在です。どんな料理ができるのか作者にも分からないですが、今回は「こんな料理ができたんだ!」という驚きと感動を味わうことができました。(C)2014「トワイライト ささらさや」製作委員会■プロフィール深川栄洋1976年、千葉県生まれ。2004年にオムニバス映画『自転少年』で商業監督デビュー。05年、初の劇場用長編映画監督作『狼少女』が東京国際映画祭「ある視点部門」に選出される。その後、『60歳のラブレター』(09年)でメジャー監督デビュー。『白夜行』(11年)はベルリン国際映画祭のパノラマ部門で正式出品された。そのほかの作品は、『神様のカルテ1・2』(11年/14年)、『ガール』(12年)、『くじけないで』(13年)など。加納朋子1966年、福岡県生まれ。1992年に『ななつのこ』で第3回鮎川哲也賞を受賞し、作家デビュー。95年に『ガラスの麒麟』で第48回日本推理作家協会賞(短編及び連作短編編集部門)を受賞。著書に『ささら さや』、『てるてるあした』、『はるひのの、はる』、『少年少女飛行倶楽部』、近著『トオリヌケキンシ』。
2014年11月14日東武百貨店池袋本店は10月30日、新春福袋『はや得福袋』の予約を開始した。同店によると、消費税増税以降は節約志向が高まる一方で、高額でも価値の高い商品の売れ行きは好調だったという。そこで新春福袋は、高級ベビーカーや振り袖などが入った"高価値"な福袋を用意する。「バガブーまるごと一式福袋」(10万円)は、海外のセレブリティに人気のブランド・オランダ「バガブー」のベビーカー福袋。ブランケットやフットマフなど6点の小物が付く。販売予定数は10点。ネット・店頭(7階)で予約を受け付け、引き渡しは年内となる。「振袖3点セット福袋」 (50万円)は、絹100%の振り袖と袋帯、長じゅばん(絹100%)の3点セット。販売予定数は5点。店頭(7階)で予約を受け付ける。振り袖と長じゅばんの仕立て付きとなっているが、仕立てには約1カ月を要する。「ペルシャ絨毯(じゅうたん)2枚セット福袋」(100万円)は、シルクを用いた細かい織りが特徴のクム産のペルシャじゅうたんの福袋。人気のメダリオン柄のじゅうたんを、ラグサイズと玄関マットサイズの2枚セットにした。販売予定数は1点。店頭(6階)で予約を受け付ける。その他、店頭・ネットの合計で200種類5,200点の『はや得福袋』を販売する。予約は東武オンラインショッピングサイトで10月30日~12月10日(年内配送)、10月30日~12月30日(年明け配送)、店頭では11月13日~12月10日に受け付ける。※価格はすべて税込
2014年10月30日「Fisher-Price」(フィッシャープライス)では、子どもの成長にあわせて3段階に切り替え可能な赤ちゃん用三輪車シリーズ「Fisher-Price『ELITE』made by smarTrike」を、9月下旬から全国のトイザらス、ベビーザらス店舗および「トイザらス・ベビーザらス オンラインストア」で限定販売する。○ベビーカーのような快適さを三輪車でも同商品は、10カ月~3歳の子供の成長にあわせて3段階に切り替えができる三輪車。ベビーカーと違い"寝かす"のではなく、"またがって"外出することで、初めての三輪車体験ができる。10カ月の子どもは、まだ活発に歩けず姿勢も安定しない年齢であることから、安全性にもこだわった。背もたれからサイドにかけてのセーフティーガード、フルボディーシートベルト、折りたたみフットレストが子どもの身体をサポートする。フットレストは、成長に応じて三輪車のペタルとして切り替えできる。座席は全面クッションシートを採用し、乗り心地はベビーカーのような快適さを実現した。保護者向けのコントロールバーは調整可能であるため、身長に合わせて楽な高さで操作が可能。また、子どもの成長や行き先にに合わせて、例えば公園内などでは子ども主導で、一方、公道では保護者が安全のためにコントロールできるようにと、三輪車の運転を切り替えることができる。その他、収納バッグ、UV防止日よけも付いている。カラーはピンクとブルー。価格は1万2,999円(税別)。なお、同ブランドよりシンプルで、リーズナブルな価格の「Fisher-Price『Classic Plus』made by smarTrike」も同時発売する。
2014年09月16日出産準備品の中でも高額なベビーカー選びは絶対に失敗したくないですよね。今回は赤ちゃんのための失敗しないベビーカーの選び方のポイントをお伝えします。■出産後ベビーカーはすぐ必要ですか?「うちの子ベビーカーに全然乗りたがらなくて、全く使わなかったの」こんな先輩ママの話はよく聞きます。赤ちゃんにとってはママの抱っこが一番です。あくまでベビーカーは抱っこをしてあげられない時の補助器具として考えましょう。第一子で抱っこで移動してあげられる余裕のあるママや、車での移動が多いママはすぐにベビーカーは必要ないかもしれません。首が座るまでは抱っこ紐やレンタルで済ませ、バギータイプを後から購入するという方法もあります。出産後にベビーカーの購入を考えても遅くはありませんよ。■ベビーカーはあくまで赤ちゃんのためのもの最初私はベビーカーはとにかく可愛いくて軽いもの! と思いデザインと軽量性で決めようとしました。そんなママはちょっと待ってください!ベビーカーはあくまで赤ちゃんのためにあるものなのに、選ぶポイントが親の都合になっていませんか?「軽く」て「コンパクト」というのはメリットでもあり「脆く」「不安定である」というデメリットでもあるのです。デメリットがないベビーカーはないので、赤ちゃんや自分のためにも性能の優先順位を決めて選んでいきましょう。優先順位を決める際には・重量(折り畳みがしやすいか、持ち運びに便利かどうか)・赤ちゃんの安定感・両対面式かどうか・荷物がどの程度はいるか・デザイン性などの性能の中で自分優先順位を決めてから選ぶと失敗しにくいですよ。■直接見て決めましょう妊娠期間は大型ベビー用品は通販などで買いたくなりますよね。しかしメーカーの広告の文言やスペックを比べるだけでは、体感的なママの使いやすさや赤ちゃんの快適さは分からないものです。これから生まれてくる新しい仲間の赤ちゃんのために直接見て触って、ベビーカーが親子のスキンシップの妨げにならず赤ちゃんが安心して乗れるものかを、ママの感性で直接確かめて選んでください。種類も多く悩むママも多いベビーカー選びですが、赤ちゃんのためには何が一番良いのかというところを考えて選んであげて、外出を楽しんでくださいね!
2014年07月31日国土交通省は3月26日、電車やバスの車内ではベビーカーをたたまなくてもよいとする共通ルールと共に、公共交通機関で表示する「ベビーカー利用に配慮する統一的なマーク」を発表しました。このニュース、ママの記憶にも新しいはず。ベビーカーマークはベビーカー使用者が利用できる場所や設備を明示した「案内図記号」と、使用を禁止する「禁止図記号」の2種類。大きな荷物を抱え、子供を抱っこしながら、ベビーカーを畳んで電車やバスに乗るのは一苦労。兄弟妊娠中のママなら更なる試練ですよね。それが解消されただけでもとても喜ばしいこと。また、鉄道会社の約4割で、ベビーカーが電車のドアに挟まれるなどの事故が起きているそうです。これはママにとっては恐ろしい事実。ベビーを守るはずのツールが、凶器となっているなんて。このニュースが発表されてすぐにネットでは賛否両論、さまざまな声が上がっていました。ベビーカーユーザーの親世代からは気兼ねなく乗車できることで喜びの声が上がる一方、年配女性からは「若い女性を甘やかしすぎ」というお叱りの声もありました。皆さんのお住まいの地域では、その後の周囲の反応はいかがですか? 地域によってはすでに全列車の車内に「ベビーカー優先スペース」と称したスペースを設けている鉄道会社もあるそうです。でも、ちょっと待って! せっかく「優先」してもらえるのだから、最低限のマナーは守りたいものです。批判的な意見が上がるのも、悲しいことにマナーを守っていないママがいるからではないでしょうか。例えば「わが物顔で、他人への迷惑などお構いなしにベビーカーで猪突猛進」なんて意見もあります。実際に私が見ていて危ないな、と思ったのは、ベビーカーを押しながらのスマホいじり。電車の乗り換えを調べているのでしょうか? 待ち合わせの連絡でしょうか? 真相は定かではありませんが、一旦立ち止まって操作するのがマナーです。そんなちょっとしたマナー違反がネットでは大きく広がり、ママ全般への批判につながっているように思えます。「マタニティマーク」の普及にも時間を要したので、すぐにこの問題が解決されるかは疑問ですが、どうか私たちの子どもたちが親となる頃にはもっと子育てしやすい社会になっていることを心から祈るばかりです。
2014年05月27日スマートトレーディングは4月中旬より、成長に合わせて4段階に切り替え可能な赤ちゃん用三輪車「スパーク タッチステアリング」を4月中旬より発売する。○成長に応じて、ベビーカーから三輪車に変身同商品は、ヨーロッパほか世界80カ国以上で発売されている、"ポップでキュート"な三輪車ブランド「smarTrike(スマートトライク)」より発売となる、赤ちゃん用三輪車。軽いタッチでかじ取りができる特許技術「タッチステアリング」を搭載している。10カ月から3歳ごろまで使用可能。最大の特徴は、独自の"タッチステアリング"機能で、子供のハンドル操作に影響されずに、軽く触れるだけで(=タッチ)、左右自在に方向転換(=ステアリング)が可能となる。子供もハンドルの向きを変えて遊ぶことができ、また、マジックボタンで簡単に"ベビーカー"から"三輪車"へ4段階に切り替えが行える。でこぼこした道でも、サスペンションを内蔵したタイヤが振動をやわらげてくれ、子供に衝撃が伝わらず快適に乗ることが可能。安全バー・安全ガード、そしてノンスリップペダルなど子供の安全を第一に考えた機能を多く備えるという。サイズは、車幅/約47cm、泥よけからカゴ/約72cm、押し棒の長さ/最長約103cm、最短約77cm。耐荷重は17kg。カラーはグリーン、レッド、パープル。対象年齢は、10カ月~3歳ごろまで。価格は、1万5,000円(税別)。
2014年04月18日3輪ベビーカー「エアバギー」の企画・製造・販売を行うGMPインターナショナルは4月5日、大阪・北堀江に大阪初出店となる旗艦店「エアバギー大阪店」をオープンした。同社の直営店舗はこれで6店舗目。これまで関西には兵庫県に苦楽園店があったが店舗面積が狭かったため、66平方メートル以上ある大阪店の開業となった。「エアバギー」は強度の高いアルミフレームと、空気入りのタイヤ、フットブレーキを装備しているため、通常のベビーカーよりも操作性が高いばかりでなくカラーバリエーションも豊富。また同社が輸入窓口を務めるオランダのチャイルドシートブランド「マキシコシ」のチャイルドシートを取り付けることもできるという利便性もある。価格帯は4万3,000から5万円。同社はもともと海外ベビーカーの輸入代理店を営んでいたが、海外品は日本の生活様式に合わない部分があったことから、12年前に自社オリジナルのベビーカーを開発。それ以来、自社ブランド「エアバギー」を企画製造販売すると同時に、「マキシコシ」、オランダのベビーカーブランド「クイニー」、アメリカの抱っこヒモブランド「オンヤベビー」などの輸入代理店も務めている。自社オリジナル製品はベビーカー以外に、ヘッドパピーやマット、サンシェイド、iphoneフォルダーなどを展開。同社の「エアバギー」は女優の小雪、タレントの梨花など芸能人も愛用しているという。
2014年04月07日パナソニックグループのパナソニック サイクルテックは、幼児2人同乗対応電動アシスト自転車「ギュット・アニーズ」とベビーカー「AirBuggy(エアバギー)」のコラボレーションモデルを発売する。○コンセプトは「ママになっても"カッコイイ"」パナソニックの子乗せ電動アシスト自転車「ギュット・アニーズ」は、「ママになっても"カッコイイ"」をコンセプトに、フレームからカラーリングまでスタイリッシュなデザインにこだわったモデル。低重心の小径タイプであるため、安定ある走行が可能となり、子供の乗せおろしも楽に行える。このほど、ベビーカー「AirBuggy(エアバギー)」とコラボしたモデル「GYUTTO ANNYS for AirBuggy」が誕生。エアバギーで培った、最高基準の安全性と乗り心地をそのまま実現した電動アシスト自転車で、カラーは、エアバギーセレクトのこだわりの3色(チェリーレッド/キャメル/プラチナアーモンド)を展開する。価格は14万4,720円(2014年4月1日からの税込み価格)。同モデルは、3月20日より赤坂アークヒルズ(東京都港区)に90日間限定でオープンする「AirBuggy "BUILD&BIKE" 90 DAYS STORE」で、店舗限定発売する。
2014年02月17日コンビと日本トイザらスは2月7日、「Simplight(シンプライト)」シリーズとして、ベビーカー、チャイルドシート、ジュニアシートの3種類を、全国のトイザらス、ベビーザらス店舗および「トイザらス・ベビーザらス オンラインストア」にて販売する。○コンビ×トイザらス・ベビーザらスがコラボ、ママのための「Simplite」「Simplight」は、"ママのため"のコラボレーションモデル。出産・子育てにおいても「自分らしさを大切にしたい」というママの気持ちに応え、"ママになっても、私らしく。"を基本コンセプトに、シンプルでスマートなデザインに仕上げた。コンビの人気商品「メチャカルハンディ」「コッコロ」「ムーヴフィットジュニア」をベースにしたオリジナルモデルは、軽量で使いやすく、子供との外出を快適にするという。各商品ともに、必要とされる重要な機能や安全性能をすべて搭載するとともに、経済性を兼ね備えたモデルとなっている。「メチャカル ハンディ シンプライト」は、ママが楽に運べる超軽量3.8kgボディのベビーカー。フレームの接合部分を減らすことで剛性をアップした安心タフフレームを採用し、軽さと強さを兼ね備えている。ハイシート設計で地面の熱や埃から、また、シンプライトオリジナルのロングサンシェードは日差しから赤ちゃんを守ってくれる。価格は29,999円。「TRUジュニアシートα シンプライト」は、背もたれ付きで長く使えるジュニアシート。背もたれの頭の部分やベルトジャストフィッターを子供の成長に合わせて調整することで、3才頃から11才頃までの使用が可能となる。ブース ター時も肩ベルトがベストフィットするベストポジショナー付き。価格は9,999円。「コッコロSシンプライト」は、サイドプロテクションを搭載し、もしもの側面衝突にも赤ちゃんを しっかりガードするチャイルドシート。軽量でコンパクトなサイズなので、簡単に取り付け可能となっている。価格は19,999円。なお同商品の発売を記念し、ベビーカー、チャイルドシート、ジュニアシートを各5名、合計15名にプレゼントするモニターキャンペーンを実施。モニター募集期間は、1月27日 10時まで、同キャンペーンWebページより応募を。
2014年01月16日子供と一緒に街を歩いていると、困惑したり、あり得ないと感じたりした人も多いはず。今回は子を持つ主婦が体験したそういったエピソードを紹介する。まず多く挙がったのは、公共機関や施設で感じた不備や対応の悪さだ。「駅にあるエレベーターの使用。車椅子、お年寄り、ベビーカーが優先となっていても、若者やおばちゃんでいっぱいで見送ることが何度も。マナーを守ってほしいです」(38歳主婦 6歳女児・1歳男児)。「エレベーターもエスカレーターもない駅にイラッとした。駅員を呼ぼうとしても人気がなく、自力でどうにかした。そのあと、駅員さんを見つけて意見をしたが、地盤などの話をされて、ソフトの解決を求めているのになぁと思ったことがあった」(37歳主婦 6歳・4歳女児)。○"マナー"を守らない大人たち次に多かったのが大人の不用意な振る舞いで危険を感じた経験。「歩きタバコの人の手が子供の目線で怖い」(40歳自営・会社役員 13歳・6歳女児)。「子供が見ている前で平気で信号無視とか交通ルール違反をする人に困惑する。交通安全を教えている目の前でやられると示しがつかなくて困る。因果応報を目の前で学ばせられるいい機会なので、ここだけの話、そういう人にはそっと呪いをかけている」(38歳自営業 7歳男児)。直接的に迷惑を掛けているという意識がなかったとしても、ルール違反や非常識な行動は意外にも周囲には見られているものだ。社会の一員として、それを目にする子供たちに対する影響を認識し、大人1人でも自覚を持って行動するべきかもしれない。○ママたちの言動に疑問の声も一方、子連れの親に対しても自戒した行動を自ら心掛けるべきであるという声もあった。「子連れに優しくしろという風潮だが、そうしたくなるように子連れの側もマナーを守るべき。例えば子育てサロンも児童館のイベントも皆さん好意でやっているのに、文句を言ったり、さらに高い要求をしてきたり。サービスを受けるには、それ相応の対価を払わなければならないはず。『だったら、金払って別んとこ行けや! 』と何度も心の中で毒づいていた」(40歳自営業 11歳女児・7歳男児)。「子供がのっているベビーカーで人をかき分けながら、人ごみの中を強引に前進している人を見て驚く。まるで子供を盾にしているようだ」(28歳会社員 3歳男児)。結局のところ、相手や周囲に対する思いやりが重要で、自分勝手な振る舞いは批難されるべきというのは、子を持つ持たないに限らず、共通した社会のルールと言えるようだ。
2013年12月02日子持ちトラベルライターの岩佐です。私は大のロンドン好きで、ある時、2歳の娘を連れてロンドン行きを計画した。チケットを予約したのは某航空会社のウェブサイトからで、空港使用税を支払う関係もあって搭乗者の生年月日をがっつり聞かれるのが国際線。もちろん娘の生年月日もきちんと登録をした。しかしシステムエラーか、ウェブチェックインができず当日空港でチェックインすることに。出発当日、意気揚々と成田空港に向かう。シャトルバスの到着時間は出発時刻2時間前を少々割り込んだ1時間30分ちょっと前。少し並んだものの、チェックインカウンターで赤と紺のパスポートを提示し、無事に搭乗券の発券手続きに進んだ。「ベビーカーは預けますか」と聞かれ、「いえ、持っていきます。ゲートでの受け渡しでお願いします」と地上係員に伝え、発券されたロンドン行きの搭乗券2枚を受けとった。もちろん、「通路側で」とお願いしていた自分の座席番号は確認済みだ。○搭乗券の座席番号をチェックすると……機内への子連れ優先案内コールがあり、ベビーカーをゲートで預けていざ自分の座席46Gへ。そこで、ふと娘のチケットに記載された座席番号が目に入った。「36H」……え? ええ!? 何ということだろう、2歳の娘と私は席が離れ離れだったのだ。チェックイン時にもパスポートの生年月日を見ているだろうし、ベビーカーを必要とするような幼児と一緒だったことは係員も目で見て確認しているので、「隣同士の席にしてください」なんてわざわざ言わなくてもいいと思った自分の怠慢がいけなかった……。あわててクルーに席を変えてほしい旨を伝える。しかしクルーは冷酷に「あいにく本日は満席のため、お席を変えることはできません」。……なんですと???座席の割り振りをしたのはこのクルーではないし、満席のときに座席の変更をするのが容易でないことはよくわかっているので、「……え~っと、でも娘は2歳なのですが」と静かに訴える。するとそのクルーもそこで初めて事態を把握したらしく、「……ですよね。少々お待ちください」といったん保留に。他の乗客が機内へと吸い込まれていくのを若干焦りつつ見守ること約5分。先ほどのクルーが戻ってきて、「失礼いたしました」と娘と隣同士の席に案内してくれたのであった。このような失敗をしないためにも、子連れ旅のときは早めの予約、事前のウェブチェックイン、そしてチケット発券後もチェックインカウンターを離れる前にきっちり座席番号を確認することをお勧めする。
2013年10月23日アップリカ・チルドレンプロダクツは4月19日、ベビーカー「ソラリア(SORARIA)」をリニューアル発売する。同商品は、赤ちゃんの快適性にこだわったファーストクラスのベビーカー。座面位置を既存モデルに対し5cm高めた55cmに設定し、路面付近の熱やホコリから赤ちゃんを遠ざけ快適な状態を保つという。また、両面使えて取り外しができるリバーシブルシート全面に、従来のウレタン素材と比べ約11倍の通気性を持つ素材”ブレスエアー”クッションを採用。汗をよくかく赤ちゃんの快適性を高めるとともに、体圧分散性や振動吸収性も高いことから、乗り心地の良さも狙った。なお、シートは洗濯機での丸洗いが可能となり、汗や食べこぼしを手軽に洗って落とせる。車輪には対面時にも背面時に走行がスムーズで小回りが利く”オート4輪”を採用した。カラーはタッジオネイビー、タッジオボルドー、ノーマルブラックの3色。価格は52,500円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月26日待望のベビーが誕生する前に、必需品となるベビー用品を用意しておきたいところだが、中でもベビーカー選びは悩みどころだ。海外ブランドの安全性とファッション性を兼ね備えたカラフルなベビーカーで、ベビーとお買い物を楽しむ若いママの姿も街でよく見受けられる。これからママやパパになる人必見のベビーカー情報が到着!ノルウェー生まれのベビー用品ブランド「ストッケ」から新しいコンセプトのコネクションストローラーシリーズが4月24日(水)より発売される。1932年の創業以来、「子どもの目線を第一に考えた製品づくり」をコンセプトにしてきたストッケだが、今回登場するのは、ストローラーを単なる移動のための道具としてではなく、「親子をつなぐ大事なコミュニケーションツール」として捉えて開発された製品シリーズとなる。具体的には、座面が高く対面式になるシートで、親子の距離を縮め、アイコンタクト等も含めた相互コミュニケ―ションも円滑に。誕生後から3歳頃までの子どもの成長にとって重要なこの時期に、親子の情緒的、身体的なつながりをより深くサポート。確かに、子どもの表情をいつでも確認しながら移動できると、ちょっとした気持ちの変化もすぐに察知できるので親も安心だ。小児心理学者の研究でも、背面式に比べて、対面式のベビーカーの方が乳幼児は2倍の確率で眠りに落ちやすい、親と乳幼児双方において言葉を発する機会が増える、声をあげて笑いやすいといった、赤ちゃんとのコミュニケーションにおける相対的な変化が観察されているそう。ラインナップも、今年で10周年を迎えるストッケ エクスプローリーに加え、片手でたためるコンパクトなストッケ スクートや多機能で拡張性の高い各コネクションストローラーにそのまま装着が可能なカーシート ストッケ イージーゴーなど、機能面やカラーバリエーションも豊富に展開されている。使いやすさだけでなく、親子のつながりに注目したベビーカーを、親子間のコミュニケーションに役立ててみてはいかが?(text:Miwa Ogata)
2013年03月13日アップリカ・チルドレンズプロダクツは3月29日より、国内初の53cmハイシートの軽量ベビーカー「エアリア(AirRia)」を発売する。同製品は地上53cmの“ハイシート”で、4.8kgの“軽量”を実現した国内初のベビーカー(※)。同社が2012年7月に行った調査によると、ベビーカーの購入検討をしている母親(436人)が軽量と思うベビーカーの重量は、5.0kg以下であったという。4.8kgと母親が望む軽さと、赤ちゃんをホコリや熱から守るハイシート構造を両立させた商品となっている。ハイシートの高さは53cm。赤ちゃんの座面位置が路面から離れているため、熱やホコリから赤ちゃんを遠ざけ、快適な環境を保つことができる。さらに、ベビーカーを押す母親と赤ちゃんとの距離が近くなり、乗せおろしも楽に行える。座面には、新素材のクッション「ブレスエアー」を搭載。従来のウレタン素材と比較し、約11倍の通気性を実現している。さらに「ブレスエアー」は、ベビーカーの振動テストでも、振動吸収性が高いことが明らかになったという。カラーは、オーヴァルドット/カラーリングチェック/パーソナルレッド/ケイトブラックの4色。価格は4万2,000円。※1.5kg以下のベビーカー(2013年2月 同社調べ)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年02月15日何の因果かクリスマスに更新日を迎えることとなったこの連載ですが、みなさんは独身女性がどのようなクリスマスを迎えているとお思いでしょうか?道行くカップルに呪詛の念を送り、クリスマスなどという商業主義に毒されたイベントの存在を呪い、キリストの誕生までも呪いかねない勢いだった10代、20代を過ぎると、30代のクリスマスはもう穏やかなものです。手作りリース教室に行って作った小ぶりなリースを飾ったり、羊毛フェルトのマスコットの仕上げに精を出したり……。クリスマスを憎んでも何も始まらなかったし、憎んでも何もないまま人生終わるかもしれないと悟り始める30代は、ささやかにクリスマスを楽しもうと穏やかな気持ちで聖夜を迎え、きらびやかなイルミネーションを愛でるのです。そう、ひとりで……。クリスマスといえば、思い出す光景があります。私がまだヒマでヒマでしょうがない怠惰な大学生だった頃、クリスマスシーズンの平日にディズニーランドに行きました。至るところにツリーが飾られ、クリスマスソングが流れるランドの中を歩いていると、ふとある光景を目にしました。それは、三人乗りのベビーカーを押した一人の母親と、ベビーカーに一人、抱っこで一人赤ちゃんを連れた母親の二人連れ(子供も入れて七人連れ)でした。最初に思ったことは「大変だなぁ」でした。三人と二人の子連れで、他に家族は誰もいないとなると、移動も大変だろうし……と。子供たちはまだ小さく、アトラクションには乗れない年齢です。母親も、まだ抱っこの赤ちゃんがいては乗れないでしょう。私は少し不思議に思ったのです。「アトラクションにも乗れないのに、混雑しているディズニーランドに来て、楽しいのかな?」と。最近になって、ベビーカーを電車で畳むべきかどうかという議論を目にして、私はこのときの光景を思い出しました。ベビーカーを畳むべきかという議論には、最初から「年子で二人いるとか、一人は抱っこできても二人や三人は抱っこできない(=ベビーカーを畳みようがない)」という視点が完全に抜け落ちています。自分の友達に子供が産まれてから、私は子連れで安心して食事に行ける、子連れへのサービスが行き届いた店、子供が泣いても大丈夫な店をファミレス以外で見つけるのがいかに困難なことか知りました。ただ食事をするだけでもそうなのですから、遊びに行くとなると、どれだけ大変か……。あの母親たちにとって、たくさんの子連れで移動することよりも、子連れで安心して遊びに行ける場所を探すことのほうが、ずっと困難だったに違いないと思い至った瞬間、そのことに気がつくまでに十五年以上もかかった自分自身に対して、恥ずかしくてたまらなくなりました。独身女でも、母親でも「自分でその道を選んだんだから、文句なんかないはずでしょ?」と決めつけられることは、同じように苦痛であるはずなのです。人生は、選択できることもあればできないこともあります。全部を自分の力で選び取れるわけではないし、選んだ道だって、実際に歩いてみなければ、どんなものかわからないのです。そして人生は、「つらい」か「幸せ」かの二択ではありません。つらさと幸せが同居している状態だって、当たり前にあります。その複雑な人生を歩むときに生まれる、ひとことで言えない感情に対して「自分で選んだんだから、自己責任でしょ」と、口を封じられるつらさを知っているならば、他の誰かに対してもそう決めつけるのではなく、「複雑さ」を思いやる気持ちを持てるようになりたいと、私は思うのです。イラスト: 野出木彩【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月25日リクルートライフスタイルでは8月9日~19日にかけて、ベビー・マタニティ通販誌「赤すぐ」読者1,258人を対象に、「育児ブランド」に関するアンケートを実施した。まず、最も支持するベビーカーについて尋ねたところ、1位はコンビの「メチャカルファースト」シリーズだった。「軽くて片手でたためるところがいい」と13.3%から支持を得ている。2位はアップリカの「STICK(10.8%)」、3位もアップリカの「Karoon(8.4%)」だった。生後1カ月から使え、軽量でコンパクトなベビーカーに人気が集まった。続いて「最も支持する軽自動車」について聞くと、1位はダイハツの「タントシリーズ(12%)」。「車内が広く、窓も広くて運転しやすい」といった声が寄せられた。2位はスズキの「ワゴンR(7.6%)」、3位はトヨタの「ヴィッツ(6.9%)」だった。見た目がかわいく、収納力にすぐれた車が支持されているようだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月17日ABCデザインはドイツABCDesign社製、高級3輪ベビーカー「3-Tec plus」(3-テック プラス)の2013年リミテッドエディションを発表した。12月5日より予約を開始、納品は2013年3月頃となる。価格は9万8,000円。「3-Tec」シリーズはベビーカーの域を超えた、ドイツ車ならではの乗り心地と、運転性能へのこだわりを実現している。シートの高さは約60cmと高く、地表からの反射熱を守るだけではなく高い視界性も確保。さらにヨーロッパの定番、キャリーコットも標準装備。ワンタッチでフレームに取り付けられ、赤ちゃんがお出掛けの途中で寝てしまっても取り外して家まで運ぶことができる。また、乗り心地と運転のしやすさにこだわり、シート真下に配置されたコイルスプリング式サスペンション、剛性の高い楕円(だえん)形のアルミフレーム、オーバーフェンダー付き大径タイヤを装備。前輪のダブルタイヤの働きで、小回りの利いたスムーズな運転をすることができる。コンパクトな自立タイプである上、タイヤは着脱可能なため、収納すればコンパクトになる。リミテッドエディションは全国のパートナーショップ、およびABCデザイン公式オンラインストアーにおいて予約を受付中。納車は2013年3月を予定している。また、このほどリミテッドエディション販売と同時に、「3-Tec」シリーズの2013年コレクション新色“アボカド”および“ロータス”の2デザインを追加した。希望小売価格は7万3,000円~8万8,000円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月07日ベビー用品・乳幼児おもちゃなどの開発・製造を行うコンビは、イタリアの自動車ブランド「Alfa Romeo(アルファロメオ)」デザインのベビーカーを12月下旬より販売する。同商品には、実車のシートをイメージしたクッションが使用されており、細部にエンブレムがちりばめられている。価格は73,500円。ベースとなるベビーカーは、10月に発売した、ハイシートベビーカー「ディアクラッセ オート4キャス エッグショック」を採用。ハンドル位置の切り替えで、キャスターが自動的に対面・背面に切り替わり、進行方向に対して前方の車輪がフリーになるため、赤ちゃんの顔を見ながら押す「対面」状態でも、後ろから押す「背面」状態でも小回りがきき押しやすいという。また、シートの高さは55センチあり、赤ちゃんとの距離が近く、乗りおろしがしやすい仕様となっている。さらに、ベビーカー走行時の振動による赤ちゃんのストレスを低減する「振動レス システム」を搭載するほか、背中側の通気を調整する「エアスールーバー」など、デザインと使い勝手にこだわっているとのこと。対象月齢は生後1カ月から36カ月頃まで(体重15kg以下)。カラーはレッドとグレーの2色が用意されている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年12月03日ベビー用品のコンビは11月下旬より、自動四輪ベビーカー「グランパセオオート4キャスエッグショックSC」を発売する。自動四輪ベビーカーは、ママが赤ちゃんの顔を見ながら押せる「対面」状態と、後ろから押す「背面」状態を切り替えやすい商品。ハンドル位置を対面と背面で切り替えると、キャスターのロックも自動で連動し、進行方向に対して前方の車輪がフリーになるため押しやすく小回りが利くという。同商品は、従来の自動四輪ベビーカーに比べ最軽量の6.4kg。卵を落としても割れないほどの衝撃吸収素材”エッグショック”を赤ちゃんの頭の部分に搭載し、路面から伝わる衝撃・振動を大きく軽減する。また背中の部分には、赤ちゃんの快適性を向上させる通気機能”エアスルーシステム”を搭載。赤ちゃんを片手で抱っこしたままでも簡単に開閉できる”片手ワンタッチ開閉”機能や、パパ・ママの身長に合わせてハンドルを好みの高さに変えられる”ハンドルアジャスター”も装備した。価格は7万3,500円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月15日コンビはベビーカー走行時の赤ちゃんの乗り心地を追求し、ベビーカー「コンビ ホワイトレーベル ディアクラッセ オート4キャス エッグショック」を開発。様々な揺れを軽減する新技術を搭載した最高グレードで、10月中旬より全国のベビー専門店、おもちゃ専門店、百貨店などで販売する。同商品は最高グレードにふさわしい、安心・安全性と快適性をさらに高めたベビーカー。従来品からさらに剛性を高めた車体に、路面からの様々な振動を軽減する新技術「振動レスシステム」を採用している。赤ちゃんの柔らかい頭を守る同社独自の衝撃吸収素材「エッグショック」を使用。また、赤ちゃんが座る座面の下には、波型形状のエッグショック「3Dエッグショック」を搭載している。路面からの振動伝達を和らげる「エアセルクッションタイヤ」、路面の振動を吸収するクッション付の車輪で、乗り心地もさらに向上した。シート高は55cmと高く、赤ちゃんの乗せ下ろしも楽にできる。また、背中に付いた開閉式のルーバーでシートに風を取り込み、通気をコントロールする「エアスルールーバー+エアガイド」を搭載。赤ちゃんの体感温度はマイナス4℃にもなる。さらに片手で簡単にベビーカーの開閉が可能。背もたれをフルリクライニングにしたままベビーカーをたたんでも、自動的に背もたれが起き上がって収納されるため、外出時も便利に使える。外出時に外した子守帯(だっこひも)も入れられる、出し入れしやすい大容量の大型カゴ付。16リットル・耐荷重10kgなので、赤ちゃんを連れての買い物などにも活躍する。また、常に進行方向前方のキャスターがフリー、後輪のキャスターがロックする自動切り替えのオート4キャス搭載。対面時でも小回りが利いて押しやすく、快適に使用できる。同商品の対象月齢は、生後1カ月~36カ月頃まで(体重15kg以下)。同商品のラインアップは3つ。価格は5万2,500円~73,500円。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日ヴァイオリニストの高嶋ちさ子さんが2009年から開催している子どものための「バギーコンサート」が今年も開催! 5回目となる今年は「親子でめいっぱい楽しむ夏休み」をテーマに、東京ミッドタウンで2日間、4回に拡大しておこなわれる。コンサートは名前のとおり、ベビーカー(バギー)のまま入場OK。60分間のコンサートでは、『天国と地獄』などクラシック名曲の生演奏が聴けるのはもちろん、親子での楽器体験や手遊びコーナーもあり、子どもたちが飽きずに楽しめる工夫がいっぱい。さらにコンサート会場横のホールにはプレイエリアも登場。ヴァイオリンと一緒に家族写真を撮影したり、キャラクターを作ってくれるバルーンアーティストがいたり、絵本を読むコーナーがあったりと親子で1日遊べる空間。おむつ替えや授乳スペースもあり、赤ちゃん連れでも安心だ。自身も2児の母である高嶋さんの母親目線のこだわりが随所に光るコンサート。この機会に家族みんなで上質な音楽に触れてみては。高嶋ちさ子 バギーコンサートVol.5日程:2012年8月25日(土) 14:00 /16:30、 8月26日(日)11:30/14:00 会場:東京ミッドタウンホールA(コンサート)、ホールB(プレイエリア/展示会場)※いずれもチケットをお持ちの方のみ入場可、両日11:00開場料金:5,000円(税込・全席指定)※3歳以下のお子さまは保護者1名につき1名まで入場無料、ただし、お席の必要な方は有料※プレイエリア、ブース展示会場は、コンサートの開演時間に関わらず、チケットをお持ちの方はどなたでもお楽しみいただけますお問い合わせ:キョードー東京チケットセンター0570-064-708(平日12時~18時/土日祝10時~18時) (24時間受付)各プレイガイド他公式サイト: 取材/古屋江美子
2012年07月14日アップリカ・チルドレンズプロダクツは7月13日、国内最軽量(SG基準取得ベビーカーにおける最軽量/2012年5月アップリカ調べ)の2.9kgを実現したB型ベビーカー「マジカルエアー」を全国のベビー用品専門店、百貨店、アップリカ直営店などで販売開始する。価格は2万5,200円。同製品は、軽量化を実現するとともに、荷物を持っていても片手で簡単に折りたためる「片手ワンタッチ開閉」や、畳んだ状態でスリムに自立する「安定自立設計」を採用。軽さと操作性を追求した機能の搭載により、駅の階段や電車・バスの乗降などで、ベビーカーを畳んだり持ち上げたりするときでも、軽快な動きを可能にしている。さらに、直射日光から赤ちゃんを守る大きめな幌「サンシェードメッシュ」や「ひろびろシート」、活発に動く赤ちゃんをサポートする「フロントガード」など、赤ちゃんが快適で安全に過ごせる機能も充実させている。対象年齢は生後7カ月~36カ月、体重制限は15kg。カラーはアプリコットソリッド、ソリッドレッド、ソリッドアクア、ソリッドネイビーの4種類。なお同社では、販売開始前の6月1日から7月11日まで全国先行予約販売会を開催し、実機サンプルを展示する。期間中に予約した人には「マジカルエアー オリジナル ハンドルグリップカバー」をプレゼントするとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月29日ABCデザインは、“イクメンパパ”に大人気のドイツABC Design社製ハイエンド2人乗りベビーカー「Zoom」シリーズに、キャリーコットを2台付属した双子の赤ちゃん用新ラインナップ「Zoom plus」(ズームプラス)を追加発売する。Zoom plusは、剛性の高いアルミフレームに、大径タイヤ、高性能サスペンションを採用した、ドイツ車ならではの乗り心地と運転性能へのこだわりが際立つベビーカー。シートポジションは地表より後席で約60cm、前席で約50cmと非常に高い位置に設計。地表の反射熱やホコリから子どもを守るだけではなく、親子が近い位置にいる分だけ安心できる。子どもが乳児のうちは、体重8kgぐらいまで安全に寝かせておけるキャリーコットを使用。ワンタッチで対面に取り付けられ、コミュニケーションを楽しみながら散歩ができる。子どもがお出掛け中に眠ってしまっても、そっと取り外して家の中まで運べる。さらに、アタッチメントの組み合わせにより多彩な使い方が可能で、子どもの年齢構成や出掛ける場所、移動手段などに対応させやすい。例えば、スポーツシートを対面に装着すれば、子ども同士が向かい合って座れコミュニケーションを取れる。キャリーコットとスポーツシートを装着すれば、年の離れた兄弟・姉妹での使用も可能だ。本体は折り畳みが可能で、乗り物での移動時にも扱いやすい。キャリーコット2台、スポーツシート2台を標準装備。対象年齢は乳児~体重15kg程度。カラーバリエーションは全4色。145,000円(税込み)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年05月28日三井アウトレットパークは、ゴールデンウィークを迎えるにあたり「ゴールデンウィークフェア」を開催することを発表した。また、同時に6月30日まで「ドライブキャンペーン」「マイベビーカーキャンペーン」を開催することも合わせて発表した。「三井アウトレットパーク ゴールデンウィークフェア」開催春物の最終処分品や初夏から夏物アイテムを販売する「お宝ハッピーマーケット」は4月20日から5月6日まで実施。期間限定のお買い得品やお得なショップ特典など、販売ショップが趣向を凝らした販売企画を展開するという。また、5月3日、4日、5日、6日、12日、13日は、当日のレシート(3,000円以上、税込・合算不可)を提示すれば、「こどもの日」、「母の日」のためのギフトラッピングも無料となる。ゴールデンウィークキッズスタンプラリー実施4月28日から5月6日までの9日間、同施設はシルバニアファミリーとコラボレーションしたキッズ向けイベントを開催。館内3カ所のスタンプを集めてインフォメーションで提示するとグッズをプレゼントする。また、対象ショップでスタンプカードを提示すると、キッズ向けのスペシャルサービスが受けられる特典も付くという(小学生以下の子ども限定)。ETC利用者にノベルティプレゼント「ドライブキャンペーン」4月16日~6月30日までの期間中、各施設の総合案内所にETCカードを提示すれば「利用明細書」を発行。当日、ETCカードで高速道路の利用料金を900円以上支払った人を対象に、オリジナルノベルティのティッシュボックスをプレゼントする。各施設1,200個・先着順。なくなり次第終了。また、高速道路の指定サービスエリアに設置されたチラシを持参し、3,000円以上(税込・合算不可)のレシートを貼って応募すると、各施設毎月30名に3,000円分のお買い物券が当たる共同懸賞プレゼントキャンペーンも実施する。4月1日~6月30日まで、ベビーカーを持参して同施設を訪れた人を対象に、「ノベルティ」や「三井アウトレットパーク共通お買い物券」をプレゼントするスタンプラリーも開催。期間中に、合計2個のスタンプを埋めた人に、「ノベルティ」を、スタンプを合計4個集めた人に「三井アウトレットパーク共通お買い物券」をプレゼントする。また、期間中は飲食店サービスもあるという。キャンペーン実施施設は、三井アウトレットパーク西日本5施設(大阪鶴見・マリンピア神戸・滋賀竜王・ジャズドリーム長島・倉敷)。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月13日アップリカ・チルドレンズプロダクツ株式会社は、ベビー用品ブランド「GRACO(グレコ)」の西松屋限定モデル両対面式ベビーカー「ライトマジックプラス」を4月初旬より西松屋にて発売すると発表した。色はスピーディレッドの1色で、価格は24,799円。同製品は、累計生産台数10万台を突破したグレコの大人気ベビーカー「シティラシティライトR」シリーズのひとつである「ライトマジック」に前輪ストッパーと高さ調節可能ハンドルを追加したモデルで、わずか4.8kgという軽量化を実現している。デザインはグレコと西松屋との共同開発となっている。生後1ヶ月~3歳ごろまで長期間にわたっての使用が可能だ。両対面式で、赤ちゃんの顔を見ながら押せるのが特徴だが、ハンドルの切り替えで背面式にもなる。両親の身長に応じて高さは5段階に調整ができる上、赤ちゃん用の日よけの幌(ほろ)や、買い物時に便利な13Lの大型バスケットも付いている。なお、日本では現在、ニューウェル・ラバーメイドグループのアップリカ・チルドレンズプロダクツ株式会社が、同グループ傘下のグレコブランド製品の開発・販売・アフターケアを行っているという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月19日コンビから、世界で初めて(※)コンビが開発した自動切替キャスター搭載の大人気ベビーカー「コンビ ホワイトレーベル ディアクラッセ」の限定モデル「コンビ ホワイトレーベル ディアクラッセ オート 4キャス XA-500リミテッドエディション」が9月中旬より発売される。「コンビ ホワイトレーベル ディアクラッセ」は自動切替キャスターを搭載し、対面でも背面でも小回りが利いて押しやすいことで大人気のベビーカーだ。今回はその「コンビ ホワイトレーベル ディアクラッセ」に新しいカラーが限定モデルで2色新発売されることになった。デザインはイクメンにもぴったりなリミテッドネイビーとクールなリミテッドブラック。また限定モデルのリミテッドエディションだけの特典として、ホイールキャップが標準装備されている。【製品特徴】(1)コンビが開発した「自動切替キャスター」を搭載し、常に進行方向前方の車輪がフリーとなるので、対面時でも小回りが利いて押しやすく、ママも赤ちゃんも安心して走行できる。(2)UVカット率99%の「マルチビッグサンシェード」で強い日差しも安心。(3)卵を落としても割れないほどの超衝撃吸収素材「エッグショック」と、大型車輪・ソフトサスペンションで路面からの振動を和らげている。(4)シートの綿重量がアップした「ふわふわクッション」と快適な姿勢を保持する「ダッコシートα」で赤ちゃんも快適。(5)「ハンドルアジャスター」搭載なので、パパとママでハンドルの高さを変えることができる。赤ちゃんのご機嫌次第で向かい合わせにしたり、景色を見せたり、使い方のバリエーションが広がる1台。また、限定品なので人とかぶらないのもおすすめポイントだ。コンビ ホワイトレーベル ディアクラッセ オート 4キャス XA-500リミテッドエディション価格:¥50,000(税込¥52,500)対象月齢:生後1ヵ月~36ヵ月頃(体重15kg以下)カラー:リミテッドネイビー、リミテッドブラックサイズ:W479×D860~1010×H843~1075mm重量:本体重量5.7kg(フル装備重量6.6kg)プレスリリース提供元: 日経プレスリリース
2011年09月06日アップリカは、大ヒットバギー『STICK(スティック)』の限定モデル『STICK plus(スティック プラス)』を2011年7月下旬から全国のベビー用品専門店・百貨店・アップリカ直営店などで発売開始した。『STICK』は、地面からの放射熱から赤ちゃんを守る地上50cmのハイシート機能が好評で、アップリカA型(生後1ヶ月から使える)ベビーカー史上最速のわずか24カ月間で、STICKシリーズ累計出荷台数10万台を突破した。『STICK plus』は、大ヒットバギー『STICK』に、ハイシート機能はそのままに、赤ちゃんを紫外線から守るサンシェードを追加・標準装備したモデル。2011年2月下旬より限定販売したが、わずか数カ月で完売し、その後も問い合わせが多数ある人気商品だ。 今回、赤ちゃんを夏の暑さや日差しから守りたいというママ・パパの強いご要望に答えるかたちで『STICK plus』の第二弾限定販売を開始した。UVカット率75%のサンシェードが標準装備され、幌先についているファスナーで簡単に取り外しすることができる。クールピンクとフォレストグリーンの2色展開。夏の暑さで熱中症も増えているこの季節、少しでも赤ちゃんが快適に過ごせるベビーカーを選びたいものだ。製品名 :STICK plus (スティック プラス)カラー:クールピンク、フォレストグリーン価格 :37,800円使用期間 :首がすわってから生後36ヶ月まで(体重15kg以下)製品情報は こちら お問い合わせ:アップリカ・チルドレンズプロダクツ株式会社お客様サポートセンター TEL:0120-415-814受付時間:AM10:00~PM5:00(土、日、祝日、弊社所定定休日を除く)プレスリリース提供元: PR TIMES
2011年08月02日