5月26日(火)、プロ野球がいよいよ『セ・パ交流戦』に突入する。過去10年間の通算成績を見ると、パ・リーグの804勝730敗50分と圧倒している。セ・リーグが勝ち越したのは2009年のみ。『交流戦』優勝も2012・2014年と巨人が獲得した以外は、すべてパが王者となっている。ソフトバンク4回、ロッテ2回、日本ハム、オリックスが各1回である。2010年にはパが1~6位まで独占する圧勝劇を見せ付けたほど。セ・パ交流戦 チケット情報今季も「パ高セ低」は続くのか。必ずしもそうとは言い切れない。なぜなら、今年から試合数が変わるのだ。昨年までの8シーズンはホーム・ビジター各2試合12カード計24試合で開催されていたが、今季からホーム・ビジターは隔年で入れ替わり、3連戦6カード計18試合で実施される。昨年までは1週間で5試合だったのが、セ・パ公式戦と同様に1週間で6試合行われる。パ・リーグが『交流戦』で優勢なのは、さまざまな要素があると言われてきた。セは北は北海道、南は福岡までの移動を余儀なくされ、パは反対に関東から広島までと移動の負担が軽減される。パの本拠地の方が広い球場が多いのも、利点のひとつと言われる。また、パのダイナミックな野球とセの緻密な野球のスタイルの差を挙げる人も多い。単にパの実力が上と見る向きもある。そんな中、週5試合も「パ有利」の要因とされる。ダルビッシュ有や田中将大など、絶対的なエースはパに揃っていた。先発投手の名誉である沢村賞も過去10年間で9回はパから選出されている。だが、今季より週6試合になることによって、エースの登板頻度が少なくなるのだ。とは言え、球場の大きさやスタイルの差異は以前のまま。逆に移動日が減り、セの負担は大きくなる。週6試合はすぐさま「セ有利」とならないまでも、昨季より総合力が試されるのは確か。18試合に縮小されるが、『交流戦』の重要性は今季も変わらないだろう。パは首位・日本ハム、2位・ソフトバンク、3位・西武、4位・ロッテ、5位・楽天、6位・オリックス、セは首位・DeNA、2位・巨人、3位・中日、4位・ヤクルト、5位・阪神、6位・広島となっている。『交流戦』をきっかけに上位進出を果たしたり、下位に低迷したりするチームは毎年のように現れる。11年目の『セ・パ交流戦』は、どんな結末が待っているのか。各チームのチケットは発売中。
2015年05月25日スポーツワンは8月29日と30日、舞洲スポーツアイランド(大阪府大阪市)にて、ファンランイベント「バブルラン2015in大阪」を開催する。バブルランは、2015年4月に千葉県で初開催したランイベント。コース上に設置されたバブルマシーンから大量の泡が放出され、参加者たちはその中を泡まみれになって走る。千葉開催時は2日間で約2万人が参加し、参加者によるインスタグラムの投稿(#バブルラン)が6,000を超えるなど、大変話題となった。今回の会場となるのは、大阪市の舞洲スポーツアイランド。全長約3kmのコースを、泡だらけになってゴールをめざす。ゴールの後には人気アーティストやダンサー、DJなどによるパフォーマンスとバブルマシーンを組み合わせ、参加者が踊りながら泡まみれになる野外「バブルパーティー」を開催する。参加費用は、プレミアエントリーが7,500円(5月28日~6月1日)、早割エントリーが6,500円(6月2日~11日)、通常エントリーが7,200円(6月12日~30日)。5月28日から開始するプレミアエントリーの先着1,000名には、バブルランオリジナルサングラスをプレゼントする。価格は税込。
2015年05月22日マイクロアドは5月21日、スマートフォンアプリデベロッパー向け成果報酬付きアンケート配信管理SDK「Msight」の提供を開始した。Msightは、専用SDKを組み込むだけで、スマホアプリユーザーへの本格的なアンケートの配信とその管理が行えるサービスで、アンケートに回答すると、回答者にアプリ内ポイントなどの成果報酬を付与できるほか、スマホ画面向けに最適化されたUI、通信環境に左右されないオフライン対応など、モバイル環境での快適なアンケート回答ができる。このようなアンケートによって、データトラッキングだけでは得ることのできない消費者の属性や嗜好、意識に関する情報などのインサイトをオプトインで取得することが可能となる。また、ポイント付きアンケートにすることでユーザーへの付加価値を高め、アプリ訪問頻度の増加などをサポートするほか、ユーザーのアンケート回答による成果報酬でアプリの収益拡大を支援するとしている。同社は、Android端末対応など配信可能な対応アプリを順次拡大し、年内にリーチ可能数100万人の獲得を目指すという。
2015年05月22日野村総合研究所(NRI)とNRIセキュアテクノロジーズ、トレンドマイクロの3社は5月18日、アマゾン ウェブ サービス(AWS)を利用するグローバル企業のための情報セキュリティに関する手引書を共同で作成したと発表した。26日より無償で提供する。グローバルにビジネス展開をする企業が、各国に安全かつ高品質な情報システムを準備する場合、AWSなどのクラウドインフラを利用することで、その実現を容易にできる。しかし、企業は各国が定めるセキュリティ確保やリスク管理への対応しなくてはならず、従来はその負担が課題となっていた。3社が提供する手引書は、多くのグローバル企業が重要拠点と位置付ける国の政府・業界団体のリスク管理規定を踏まえて作成される。これを活用することで、AWS環境下で情報システムを構築する際、具体的に実施すべき事項が明確となり、作業負荷の軽減が期待できる。第1弾として、アジア・パシフィック地域でビジネス上の重要性が高いシンガポールでの手引書作成が始められている。基準の厳しい金融情報システム向けMAS-TRMガイドラインへの対応が目標だ。今後3社は、アジア・パシフィック地域において、金融以外の業種に関するリスク管理ガイドラインについても同様の手引書を作成し、日系企業のビジネスをサポートする予定だという。
2015年05月19日マイクロアドプラスはこのたび、大手メディアに高精度な広告配信を行うサービス「MicroAdPlus Premium Exchange」の提供を開始した。同サービスは、大手メディアを指定して、ダイレクトな広告配信が行えるもの。配信システムには、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)やCCCマーケティングが保有する実店舗の購買から推計したデータと、マイクロアドが保有するWeb行動履歴のデータを掛け合わせたターゲティング技術を利用する。これにより同社は、マネジメントする大手メディアやマイクロアド関連会社のエンハンスが提供する「Publisher Trading Desk」を通じて、大手メディアの広告枠ごとの指定や優先的な在庫確保など、プライベート取引に必要なソリューションの提供を実現したい考えだ。なお、CCCとマイクロアドは、2014年12月3日に業務提携をしており、今回のサービス開発はこの業務提携の一環となる。
2015年05月15日ディラックは13日、Silverstone製のキューブ型マイクロATXケース「SST-SG12B」を発表した。15日に発売し、店頭予想価格は税別16,000円前後。拡張性の高さが特徴のキューブ型ケース。最大368mmまでの拡張カードの取り付けに対応するほか、2.5インチストレージを9台搭載可能で、コンパクトなワークステーションやゲーミングPCの構築に適しているという。フロント面にブルーの取っ手を搭載し、持ち運びに使うことができる。冷却はサイドに120mmファンを1基備える。オプションとして背面に1基、上面に1基の80mmファンを増設できる。搭載ベイは5インチベイが1基、3.5インチシャドウベイが3基(2.5インチベイと排他)、2.5インチシャドウベイが9基(うち3基は3.5インチベイと排他)。そのほか主な仕様は、拡張スロット数が4基、拡張カードスペースが最大368mmまで、搭載できるCPUクーラーの高さが最大82mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、オーディオポート。本体サイズはW266×D407×H210mm、重量は5kg。対応フォームファクタはマイクロATX / Mini-DTX / Mini-ITX。
2015年05月13日トレンドマイクロは5月12日、Microsoft Office 365向けのクラウド型セキュリティ対策として、新サービス「Trend Micro Cloud App Security」と「Trend Micro Hosted Email Security」の最新版を6月上旬より提供すると発表した。「Trend Micro Cloud App Security」は、Microsoft Office 365が提供するExchange Online(メール)、SharePoint Online(ポータル)および、One Drive for Business(クラウドストレージ)を標的型サイバー攻撃などの脅威から保護し、企業がグループウェアを安全に利用できる環境を実現する。クラウド型のサンドボックスを搭載しており、メールに添付されたファイルや、ポータル/クラウドストレージにアップロードされるファイルの中で不正な疑いのあるファイルをクラウド型サンドボックスで解析。標的型サイバー攻撃などに利用される未知の脅威を駆除する。また、既知の不正プログラムや不正なURLが含まれたメール/ファイルは、クラウド型サンドボックスで解析する前に駆除し、Microsoft Office 365経由で不正なメールやファイルが共有されることを防ぐ。マイナンバー制度に対応した情報漏えい対策機能を用いることで、氏名、住所、マイナンバーといった個人情報を含んだファイルのメール送信や、ポータル/クラウドストレージへのアップロードなどを監視・ブロックする。「Trend Micro Cloud App Security」は、2015年7月に新サービスとして提供を開始予定で、参考ユーザ提供価格は1215円~/月(5ユーザー)。「Trend Micro Hosted Email Security」は、2015年6月上旬にバージョンアップ版を提供開始予定で、参考ユーザ提供価格は540円~/月(5ユーザー)。
2015年05月13日タムロンは5月8日、超望遠ズームレンズ「SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD (Model A011)」において、手ぶれ補正機構「VC」をオンにした状態で流し撮りできるようになったと告知した。これまで、SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD(Model A011)を用いて流し撮りをする際には、手ぶれ補正機構「VC」をオフにするよう案内されていたが、オンにしたままでも流し撮りできるようになった。VCオンでの流し撮りに対応している製品のシリアルナンバーは、キヤノン用が「059102」以降、ニコン用が「046722」以降。それ以前の製品については、無償で調整サービスを行う。希望者は東京修理窓口へ製品を送付するか、直接持ち込む。詳細はWebページを参照のこと。
2015年05月09日バブル時代とは、1986年12月から1992年2月までの52か月間に日本で起こったあり得ないほどの好景気な期間のこと。なんでも山手線内側の土地価格でアメリカ全土が買えるほど土地価格が上昇するほどだったそう。ここでは、今となっては考えられないようなバブル時代のエピソードを集めてみました。■就職編「公務員」は負け組。民間企業に入ったほうがたくさん稼げるため、当時は公務員が不足していたそうです。今では高校生のなりたい職業ランキング1位が公務員なのに・・・恐るべしバブルの威力。さらに、内定式がハワイなんてザラ。社内研修と称して、内定者を他の企業に奪われないようにするため、海外旅行に連れていく企業もあったのだとか・・・。そこでもお小遣いが支給されたそうです。なんでも経費で落とせた時代なんですね。バブル期に就活をした人々は、「うちの会社に来てくれ」と複数企業からお願いされたそうです。もちろん交通費は全額支給。なかには入社試験を受けていないのに内定をもらえる人までいたのだとか。就活生(筆者)の身から言わせてもらうと「羨ましい」の一言に尽きます。■恋愛編若い女の子は、「アッシー、メッシー、ミツグクン(※)」という三種の神器を抱えていたそうです。クリスマスのホテル予約は、1年前からスイートルーム争奪戦!もちろん高級ホテルです。男の子は女の子のためにお金を使うことで「愛」を表現していた時代だったのでしょうか。「いいな~」と思いつつ、それに見合うだけのおしゃれして着飾っていた女の子たちも大変だったんだろうな・・・と思います。※「アッシー=呼べばいつでもお迎えに来てくれる男子」、「メッシー=ご飯を奢ってくれる男子」、「ミツグクン=高級品などなんでも買ってくれる男子」のこと。■社会編「値引き商品と正規価格のものが並んでいたら、迷わず正規価格のものを買った」といわれるほど、値段が高いものほど売れた時代。20代で高級車に乗るなんて当たり前だったそう。徒歩5分の距離でさえタクシー移動が当たり前。タクシーから乗車を拒否することも日常茶飯事で、チップを窓から無理やり入れてタクシーを捕まえていたようです。バブル崩壊後、「リストラ」という言葉も生まれたように雇用が不安定になり、高額なローンを組んでいた人々は負債を抱えることとなりました。■堅実がイチバンバブル時代は、「頑張ればその分明るい未来がくる」と信じられていた時代。筆者はバブル崩壊後に生まれたゆとり世代なので、当時の華やかさを直接体験したことはありません。なので、バブルに青春を経験した人たちに会うと、「この人、今でも“過去の栄光”を引きずっているな」「どうしてこんなに根拠のない自信を持てるんだろう」と不思議に思うことがよくあります。まぁ、いずれにしてもゆとり世代がバブルを経験することはないので、堅実に生きていきたいものです。
2015年05月08日カラーラン、バブルラン、エレクトリックランに加えて、ゾンビランまで…?!近年、日本各地で開催されている「ランニングイベント」が若者たちを中心に人気を集めています。ここではランイベントの最新情報をご紹介。彼らがランイベントにハマる理由についてもまとめてみました。■カラーラン、バブルラン…楽しそうなイベントがいっぱい!もともと海外発のランイベントですが、数年前から日本にも続々と上陸して話題を集めています。ここでは、最も有名な3つをピックアップ。最新のランイベント情報をまとめてみました。バブルランコース上に設置されたバブルマシーンから大量の泡が放出され、その中を泡まみれになってゴールを目指すイベント。日本では、先月の11日&12日に千葉県の幕張海浜公園で初めて開催され、話題となりました。カラーラン「健康的で、積極的なライフスタイルを追求する」というコンセプトの下、アメリカで始まったランイベント。参加者は全員白Tシャツを着用し、5キロのコース内に設けられたカラーゾーンで、赤・黄色・緑などのカラーパウダーを全身に浴び、ゴールに向かいます。昨年、日本にも初上陸し、先月には東京と北九州で開催されています。エレクトリックラン蛍光色の服や光グッズなどを身につけ、光と音楽で彩られた夜のコースを走るイベント。参加者は、踊ったり、歩いたり、レースではないので体力に自信がない人でも楽しめます。■日本にはまだ未上陸!海外で話題のランイベント次に流行るのはどれ?というわけで、海外で話題のランイベントも一緒にご紹介します。ゾンビラン英語では「Run for you lives(自分の命のために走れ)」というなんとも怖そうなイベント。参加者はゾンビもしくはランナーとして参加し、ランナーは腰のベルトについた3本のリボンをゾンビに取られないようにして、ゴールまで走りぬくのがルール。日本に上陸したら、絶対盛り上がりそう。R.O.CレースR.O.Cは、「Ridiculous Obstacle Challenge(おかしな障害物競走)」の略。浮き輪に乗って巨大な滑り台を降りたり、泡まみれのプールの上を綱渡りしたり。かなり大掛かりな“障害”が用意されています。体力勝負のアクティブ系イベント。ネオンスプラッシュダッシュネオンペイントで全身がカラフルになっちゃう、ナイトラン。こちらもアメリカ全土で開催されている人気イベント。顔や体にいろんなところが光りすぎて、少し怖いかも。■ランイベントが若者に人気の理由日本各地でさまざまなランイベントが開催されていますが、なぜそれらが若者たちの心を捉えているのでしょうか。マラソンのようにツラくないゴールを目指して競い合うマラソン大会と違い、「泡まみれになりながら」「スイーツを食べながら」など、イベントごとにユニークなお楽しみがあり、自分のペースで走ることができます。もちろん、ほとんどのイベントでタイム計測や順位もなし。非日常を味わえる知らない人同士がハイタッチをしたり、イベント参加をきっかけに友達になったり、人とのリアルなつながりを持てる点も人気のヒミツ。今の若者は、SNSで多くの人とつながっているからこそ、直接友達と会っているときも「スマホを片手に会話」が一般的。だからこそ、あえてスマホが使えない状態に身を置くことで、目の前にいる仲間との会話に集中し、つながりを再確認しているのかも。SNSでも目立てるカラーランやバブルランなど、写真を撮ったときに絵になるかどうかという要素も重要なポイント。人目を惹く派手な写真をSNSにアップすることで、「友達の多さ」や「日常の充実感」をアピールしたいという願望も満たせるのかもしれません。参加してみたいイベントはありましたか。マラソンといえば「辛くて疲れる」というイメージがありますが、みんなで一緒に走れば楽しい思い出になるはず。「ぜひ参加してみたい!」という方は、Twitterや公式Facebookページなどで、最新情報をチェックしてみてくださいね。
2015年05月04日トレンドマイクロは4月28日、同社のセキュリティブログで、Adobe Flash Playerに存在するさまざまな脆弱性を利用することで知られるエクスプロイトキット「Angler EK」が利用する最新の脆弱性が、Adobeが2015年4月にセキュリティ情報で修正プログラムを公開した脆弱性「CVE-2015-0359」でなく、別の脆弱性「CVE-2015-0313」が利用されている可能性を確認したと報告した。「CVE-2015-0359」は「ByteArray::Write」がスレッドセーフでないために起こる「競合状態」の脆弱性で、この脆弱性を利用するためには多くのワーカーが必要と考えられている。しかし、同社が解析した検体では、「Angler EK」が利用している脆弱性は「domainMemory」に関連した「Use After Free(解放後使用)」となっており、より簡単に利用が可能。そのため、「Angler EK」は修正プログラムが公開されている既知の脆弱性を利用している可能性が浮上した。同社が確認したAdobe Flash Playerに存在する脆弱性を利用した攻撃の実行フローは、「CVE-2015-0359」ではなく、「CVE-2015-0313」で利用された実行フローと似ている。この新しい脆弱性が「CVE-2015-0313」と異なる点は、基本となるバッファを変更するために「ByteArray::WriteBytes」を呼び出すこと。この変更が「domainMemory」に通知されないため、「domainMemory」は解放されたメモリを指し続け、攻撃者は、この「解放後使用」の脆弱性を利用して、解放されたメモリアドレスから、読み込みや書き込みといった本来備わっている命令を利用する。実際のところ、脆弱性を利用するために呼び出される関数が異なる以外は、今回の脆弱性は「CVE-2015-0313」の脆弱性と同一。トレンドマイクロは、Adobeと協働し、この脆弱性の詳細を確認中。なお、今回確認された検体のSHA1ハッシュ値は「E0C46A5BF1F98C0BF5F831E7AD1881502809DA93」。
2015年05月01日トレンドマイクロは4月27日、個人ユーザーの1903名を対象に、IoT時代のセキュリティ、プライバシーに関する意識についてWebアンケート調査を実施、その結果を発表した。これによると、約8割がIoT時代のセキュリティを懸念しているという。調査は米国:744名、日本:595名、欧州16カ国:564名を対象に行われた。IoT時代のセキュリティの懸念を国・地域別に見ると、米国(75%)、欧州(82%)と比較して日本(83%)が最も高い結果となっている。また「過去5年間でプライバシーや個人情報の安全性に関してより懸念を抱くようになったか」という質問に対し、個人ユーザーの約半数(47%)が「懸念が増加した」と回答している。米国では、「情報漏洩の被害を受けた(73%)」が、欧州では「政府による監視に対する懸念(39%)」が他国と比べ多くの回答を集めた。この違いは、米国では個人情報漏えいが多発したことや、欧州では個人情報の取り扱いに関する規制が整備されたことなどによって生じたと考えられる。また、自身の個人情報に関して、回答者の半数以上(56%)が、信頼できる会社に対してなら金銭と交換に個人情報を提供すると回答。企業が個人に支払うべきとする"価格"は、平均で1965円だった。また、ID・パスワードに関しては、最も金銭的価値の高い情報として回答されており、その価値は平均7584円だった。2016年から日本で導入される「マイナンバー制度」に類似する米国社会保障番号の価値は平均5568円と米国の個人ユーザーは回答している。
2015年04月28日トレンドマイクロは4月13日、フランスで4月8日(現地時間)に起きたテレビ放送局「TV5Monde」を狙った大規模なサイバー攻撃の実態を同社セキュリティブログで解説した。攻撃に利用された不正プログラムは「Remote Access Tool(RAT)」の一種である「Kjw0rm」の亜種で、「Sec-wOrm 1.2 Fixed vBS Controller」と呼ばれるハッキングツールで作成されている。PCに入り込んだ「Kjw0rm」はバックドアとなり、外部のコマンド&コントロール(C&C)サーバーからの指令でPCを遠隔操作できるようになる。トレンドマイクロでは、「Kjw0rm」を2015年1月に「Njw0rm」のソースコードの流出により初めて確認した。確認できたのは、さまざまな不正プログラムを提供する「dev-point.com」のアラビア語ページだったという。その後、南アフリカやインドなど少なくとも12カ国で次々と確認したという。バックドア経由で指令を送るコマンド&コントロール(C&C)サーバーは、別のバックドア型の不正プログラム「BKDR_BLADABINDI.C」との関連性が指摘されており、両者が同一のグループによって作成されたと推測されている。また、他のVBScript系不正プログラムも活動中であることも示唆しており、「Njw0rm」が利用するものとは異なる4つのC&Cサーバーが確認されており、「JENXCUS」を利用した過去の攻撃と関連している。「JENXCUS」は、中南米地域で確認された「DUNIHI」を利用した攻撃と関連するVBScript系不正プログラム。○放送中止に追い込んだサイバー攻撃の影響力サイバー攻撃の被害の実態を見ていこう。サイバー攻撃は、2015年4月8日午後10時頃(現地時間)に始まり、同ネットワークにおける11の関連各局が放送を中止せざる負えない状況に追い込まれた。また、TV5Mondeのソーシャルメディアアカウントにも被害が及んだ。Facebookのアカウントが乗っ取られ、公式のFacebookページには、攻撃者によって「イラク・レバントのイスラム国」からとされる宣伝活動のメッセージが投稿された。さらに、Twitterのアカウントのうちの1つが乗っ取られ、攻撃者から米国やフランスに向けたメッセージ、フランス兵の家族に対する脅迫文が投稿された。さらに、フランス兵の身分証明書やパスポートなども公開された。なお、今回の事件における不正プログラムの侵入経路などはまだ明らかになっていないという。トレンドマイクロは、「RAT作成ツールは複数のフォーラムから入手可能で、どのような攻撃者でも利用することができる。また、このツールを利用するのに、技術的な知識はほとんど必要ない」とコメントしている。
2015年04月15日トレンドマイクロは4月10日、Microsoftが2014年4月9日にサポートを終了したWindows XPが多くの企業で使われたままだとセキュリティブログで警告した。Net Market Shareが実施したマーケットシェア調査では、2015年3月時点でWindows OS全体のうちXPユーザーは約17%だという。また、StatCounterでは11%以上という結果を公開している。依然として利用者は多いものの、XPに対するセキュリティ上の危険性は日に日に増すばかりだ。過去1年間に確認されたXPに影響を与える可能性のある脆弱性のうち、Microsoftが公開した更新プログラムは2014年4月のゼロデイ脆弱性への対策のみだった。また、当然ながら後継OSに実装されたさまざまなセキュリティ対策も、XPには適用されていない。例えば、新たなセキュリティ機能「Control Flow Guard」は、Windows 8.1 Update 3(2014年11月以降)とWindows 10(開発者用プレビュー版)のみで利用可能だ。○Windows Server 2003も7月にサポート終了Microsoft製品のサポート切れ問題を抱えているのはXPだけではない。Microsoftは、サーバー向けOSである「Windows Server 2003」も2015年7月にサポートが終了する予定となっており、現時点で時期を伸ばすなどの救済策はアナウンスされていない。サポートが切れれば原則、脆弱性の更新プログラムは配布されることはない。多くの企業のIT管理者にとっては頭を悩ませる問題となっている。Server 2003は、サーバー用OSとしてのシェア率が高い。米国のソフトウェア企業「Spiceworks」が実施した調査では、企業の61%が、少なくとも1台のサーバーでServer 2003を使用しているとの結果が出た。回答した企業のうち、15%のみがセキュリティ上安全なOSへと移行を完了したことを明かした。また、サポート終了後もServer 2003の使用を検討している企業の85%がセキュリティ上の懸念があると回答した。トレンドマイクロでは、Windows Server 2003から移行していない企業に対しては、移行計画を準備し、実施することを強く推奨している。また、マイクロソフトもServer 2003利用企業に対して移行サポートを行うことでサーバー環境の移行を推進している。
2015年04月14日トレンドマイクロは10日、1年前の2014年4月にサポートが終了したOS「Windows XP」が、世界中の多くの企業でいまだ利用されているとして、注意を喚起した。Windows XPの世界市場シェアは、オンライン統計サイト「Net Market Share」で2015年3月時点で約17%、同「StatCounter」で約11%以上という値になっている。また、米国政府のWebサイトを訪問したユーザー情報の分析では、Windows XPの市場シェアは5%以下だという。Windows XPは2014年4月9日にサポートが終了し、脆弱性を修正するアップデートなどのサポートが行われなくなった。過去1年間に確認された、Windows XPに影響を与える可能性のある脆弱性のうち、Windows XPが含まれる更新プログラムは2014年4月に提供されたもののみで、後継OSに実装されたセキュリティ対策もXPには適用されていない。同社は、2015年7月にサポートが終了するWindows Server 2003の利用にも警鐘を鳴らしており、Server 2003からの移行計画の準備・実施を強く推奨するとしている。
2015年04月13日マイクロアドの関連会社であるマイクロアド・インバウンド・マーケティング(MAIM)は4月8日、韓国最大級のインターネット企業「ダウムカカオ」が提供するSNS「カカオストーリー」を通じて、2015年4月より、日韓を繋ぐインバウンドソリューションサービスの提供を開始すると発表した。カカオストーリーは、現在グローバル累積加入者6,700万人、累積ストーリー47億件に至る韓国最大規模のSNS。情報通信政策研究院の調査によると、同SNSの2013年6月時点でのアクティブユーザーのシェアは41.1%で、韓国内1位。今回、MAIMが提供するインバウンドソリューションにより、カカオストーリーのユーザーに対して、最適かつ効果的な広告配信が可能になるという。
2015年04月09日トレンドマイクロは、SIMフリー端末向けの設定サポート付きセキュリティアプリ「ウイルスバスター モバイル」を9日より発売する。販売当初は、エディオンが販売するSIMフリー端末「セレクトスマホ」ユーザー向けに販売し、想定販売価格は税別2,830円。「ウイルスバスター モバイル」は、スマートフォン/タブレット端末向けのセキュリティアプリ。不正アプリ対策、Web脅威対策、保護者による使用制限、盗難/紛失時の対策、迷惑SMS/迷惑着信対策といった機能を備えている。9日より提供されるのは、SIMフリー端末向けのもので同アプリの利用に関するサポートサービスが付属する。また、SIMフリー端末を利用する際の、SIMカードの挿入方法、インターネットを利用するための設定方法、SNSの登録方法、端末の操作方法、プライバシー設定などの問い合わせにも対応する。当初は、エディオンが販売するSIMフリー端末「セレクトスマホ」ユーザー向けに提供するが、今後は、SIMフリー端末/SIMカードを提供しているパートナーとの協業を拡大し、取扱店を広げていく予定。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年04月06日リンクスインターナショナルは6日、AEROCOOL製のPCケースとして、マイクロATX対応スリムケース「Cs-101」を発表した。4月18日より発売する。店頭予想価格は税別6,998円前後から。250WのSFX電源を標準搭載するマイクロATX対応PCケース。コンパクトながらロープロファイル対応の拡張スロットを4基搭載。拡張スペースも240mmが確保されているので、小型のグラフィックスカードなどを内蔵できる。標準搭載ファンは上面に80mm×1基。オプションで底面に80mm×1基を搭載できる。搭載ベイ数は、外部5.25インチベイ×1基、内部3.5インチベイ×2基、内部2.5インチベイ×2基。5.25インチベイは内部3.5 / 2.5インチベイと兼用なので、使用する場合は光学ドライブとの排他となる。主な仕様は、拡張スロット数が4基、拡張カードスペースが最大240mmまで、搭載CPUクーラーの高さが最大80mmまで、搭載電源の奥行きが最大100mmまで。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、オーディオ入出力。本体サイズはW112×D427×H300mm、重量は約3kg。対応フォームファクタはATX / マイクロATX / Mini-ITX。
2015年04月06日トレンドマイクロは6日、SIMフリー端末向けのサポート付きセキュリティアプリ「ウイルスバスター モバイル」を発表した。9日より、SIMフリー端末販売店を通じて提供を開始する。当初はエディオンが販売するSIMフリー端末「セレクトスマホ」ユーザー向けにポスタイプで販売し、エディオンでの想定販売価格は税別2,830円。「ウイルスバスター モバイル」は、同社のスマートフォン/タブレット端末向けセキュリティアプリ。不正アプリ対策、Web脅威対策、ペアレンタルコントロール、通信機能を利用した盗難/紛失対策、迷惑SMS/迷惑着信対策といったセキュリティ機能を持つ。今回提供する製品は、「ウイルスバスター モバイル」に、SIMフリー端末利用時の問い合わせに答えるサポートサービスを付帯した製品。製品に対する問い合わせだけでなく、SIMカードの挿入方法やネットを利用するための設定方法、スマートフォン/タブレット端末の使い方、FacebookやTwitter、LINEといったSNSの登録方法、プライバシー設定など、SIMフリー端末利用に必要な問い合わせ全般に対応する。同社は、SIMフリー端末使用者の増加や、総務省の「SIMロック解除に関するガイドライン」により2015年5月1日以降SIMフリー端末の増加が想定される一方で、煩雑な設定を自身で行なうことが困難な場合があるとして、製品の提供に至った。今後パートナーとの協業を拡大し提供店を広げる予定する。
2015年04月06日パイオニアとブイキューブの合弁会社として設立され、企業や教育機関向けにWeb/ビデオ会議システムや電子黒板システムを展開するパイオニアVC。同社は昨年9月、ビジュアルコラボレーションシステム「xSync Prime」の提供基盤として、IBMのクラウドサービス「SoftLayer」を採用。サービス品質を向上させるとともに、国際間通信に対応した新サービス「xSync Prime Collaboration」としてリニューアルした。パイオニアとブイキューブの合弁会社として設立され、企業や教育機関向けにWeb/ビデオ会議システムや電子黒板システムを展開するパイオニアVC。同社は昨年9月、ビジュアルコラボレーションシステム「xSync Prime」の提供基盤として、IBMのクラウドサービス「SoftLayer」を採用。サービス品質を向上させるとともに、国際間通信に対応した新サービス「xSync Prime Collaboration」としてリニューアルした。IBMがSoftLayerの東京データセンターを設立し、パブリッククラウドの国内展開を本格化させたのは2014年12月のことだが、パイオニアVCはそれに先んじてSoftLayerの採用を決め、新サービス構築の基盤として整備した。○ビジュアルコラボレーションに最適なクラウド基盤競争が激化するパブリッククラウド市場の中でSoftLayerを選択した理由について、VC事業開発部長の佐藤匡弘氏は以下のように話す。「いくつかのクラウドサービスを評価してみて、最終的にビジュアルコラボレーションに最も適したサービスとして選定しました。決め手になったのは、各国間を結ぶデータセンター間の転送速度が圧倒的に速かったこと、専用線を使ったプライベートクラウドとの安全な接続が安定して実現できたことです」xSync Primeは映像、音声、アプリケーションの画面を共有してビジュアルなコラボレーションを実現するシステムだ。製造業で使われる設計図や地図といった緻密なデータを共有することを目的に開発されたこともあり、高画質な画面上で遅延のないスムーズなコラボレーションができることが特徴だ。映像や音声の品質が高いうえ、文字や図面などの情報も効率的に伝えられるため、文教分野や金融業界など、さまざまな業界におけるコラボレーションシステムとして利用されている。「お客さまが機密情報を扱うことが多いシステムですから、品質の高さとセキュリティは必須条件でした。また、製造業を中心に海外拠点とのやりとりが増えているため、安定したネットワーク速度が維持できることもポイントでした」(佐藤氏)パイオニアの"音へのこだわり"を受け継ぐ製品そもそも、xSync Primeというシステムはパイオニアソリューションズが開発した「サイバーカンファレンスシステム・プライム」がベースになっている。これは2008年に発売された自動車メーカーの設計エンジニアリングに対応したシステムで、セキュリティと品質が確保されたオンプレミス環境で提供されていた。佐藤氏は、サイバーカンファレンスシステム・プライムについて、「バイオニアが培ってきた、通信カラオケやタッチパネル型プラズマディスプレイの技術を生かした製品です。"音質へのこだわり"はとても大きく、人の声がまったく途切れずに聞くことができるという点で、一般的なWeb会議システムとは別次元の製品との評価をいただいてきました」と説明する。2012年には、富士キメラ総研の調査で「国内Web会議オンプレ型」でシェアNo.1を獲得している。2010年に、サイバーカンファレンスシステム・プライムのクラウドサービスとして、「xSync Prime」の提供が開始された。遠隔地の拠点をつなぐ会議においても、まったく音が途切れないサービスとして定評があった。「コンシューマ向けのWeb会議システムなどを利用するとわかりますが、音声が少しでも途切れると、会議に集中できなくなってしまいます。xSync Primeではそうしたことは一切ありません。また、特に評価いただくのは、多人数でのディスカッションでのシーンです。声の通り方でどこに座っている誰が話したかまでがはっきりわかるので会議がやりやすいそうです」ディスカッション中に人を特定できるのは、音域を広くとっているからだという。また、英語や日本語、中国語など、言語によって聞き取りやすい音域は異なるが、多言語での会話も問題できるようきめ細かな調整を施しているとのことだ。○SoftLayerの高速かつ高品質ネットワーク回線が好評価2014年にブイキューブと資本業務提携しパイオニアVCとなってからは、こうした技術の伝統を引き継いだうえで、より品質の高い製品に仕上げていく必要があった。課題になったのは、製造業を中心に進展してきた海外拠点との安全でスムーズなビジュアルコラボレーションを実現することだった。そんななかで、SoftLayerの持つ高速で品質のいいネットワーク回線と専用線によるセキュリティが評価されたのだ。「音声に注目した場合、コンピューティングやストレージよりも、ネットワークが重要です。その点ではSoftLayer一択と言ってもよい状況でした」と佐藤氏は振り返る。新会社の発足に合わせて評価に入り、2カ月ほどですんなりと結論が出た。パフォーマンステストの結果がよく、オンプレミスで提供してきたシステムを簡単に移行できたという。顧客に提供するようになってからも、データセンター間の転送速度が速いこともあり、国をまたぐビデオ会議でも音の途切れや遅延はまったく気にならないレベルで提供できている。電話よりも音質がいいという声も多い。佐藤氏は、顧客の声として、こんなエピソードを明かす。「ある外資系企業のCEOが来日したとき、都内の外出先で突然、海外本社とのスマートフォンを使ったビデオ会議がはじまったそうです。時間がなかったため会議を行いながら、車と電車を使って、お台場のホテルまで移動することにしたそうです。その間、会議が続いていましたが、一度も音が途切れることはなく、評価してくださいました」○新基盤を使って新しいサービスの提供も視野にまた、以前にも増して、国内ユーザーから評価されるシーンが増えたという。特にセキュリティ面を評価する声が多い。設計図などの機密情報を扱う製造業では、パブリッククラウドのセキュリティに対する懸念は強い。中でも、インターネット回線を使って、マルチテナント環境で提供するといった仕組みでは、いくら安全性が高いとアピールされても、機密情報を扱うシステムの適用対象になることはまずない。その点で、SoftLayerは専用線や専有領域の提供、物理環境(ベアメタル)環境など、企業ニーズにあったリソースを提供できることが、顧客に対する説得力を持った提案につながった。「ある自動車メーカーでは、海外拠点のある地域ごとに近いデータセンターを選び、そこにxSync Primeサーバを配置してリアルタイム性の高いビデオ会議の環境を構築しています。仮想サーバの配置や管理は当社で行っていますが、顧客のニーズに合わせて、配置を簡単に変えられるため、サービス品質の向上につながっています」(佐藤氏)今後は、xSync Primeに他のサービスを組み合わせて提供していくことも検討している。xSync Primeは、コラボレーションを実現するためのモジュールが組み込まれており、他社製のサービスや製品と連携することができる。そうした機能を活用することで、顧客の新しいニーズに応えていく構えだ。
2015年04月02日エレコムは31日、USBマイクロスコープ1モデルとWebカメラ4モデルを発表した。4月中旬より発売し、価格は3,866円から。○UCAM-MS130NSV「UCAM-C0113F」シリーズは、1/6インチCMOSセンサーを搭載する130万画素USBマイクロスコープ。価格は9,158円。PCと接続して使用し、肉眼では見られない被写体の拡大表示が可能。拡大率は光学20倍で、8倍のデジタルズームも可能。トータルで160倍の拡大撮影が行える。動画撮影のほか、拡大画像を静止画像として撮影する「スチルシャッター」機能も搭載する。接写時に被写体が暗くならないよう先端にLEDランプを装備。ランプはスイッチ式なので任意のタイミングで点灯できる。フォーカスは5~100mmのマニュアルで画角は55度。UVC対応なのでオリジナルドライバのインストールも必要としない。対応解像度は最大1,280×1,024ドット、フレームレートはYUY2形式の場合640×480ドットが30fps、1,280×720ドットが8fps、1,280×1,024ドットが8fps。インタフェースはUSB 2.0、USBケーブル長は1.45m。本体サイズはW44×D131.5×H27.5mm、重量は約65g。対応OSはWindows Vista(SP2) / 7(SP1) / 8.1。○UCAM-C0220FENBK / UCAM-C0220FBNシリーズ「UCAM-C0220FENBK」は、1/5インチCMOSセンサーを搭載する200万画素Webカメラ。価格は4,298円。イヤホンマイクが付属し、本体だけでビデオチャットなどが行える。UVC対応なのでオリジナルドライバのインストールは不要で導入も簡単。カメラ部は上下 / 左右の角度調整に対応したポールジョイントを採用。マルチスタンドにより、ノートPCや液晶ディスプレイなどに取り付けられるほか、机上など水平面にも設置できる。同社のWebサイトから「WebCamアシスタント」がダウンロードでき、YouTubeなどの動画投稿サイトへの投稿や、動画の簡易編集なども行える。対応解像度は最大1,600×1,200ドット、フレームレートは640×480ドットが30fps、1,600×1,200ドットが4fps。フォーカスは固定。インタフェースはUSB 2.0、USBケーブル長は1.5m。本体サイズはW56×D50×H41mm、重量は約62g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1、Mac OS X 10.10以降。「UCAM-C0220FBN」シリーズは、イヤホンマイクが付属しないモデル。ブラックとホワイトの2色を用意し。価格は3,866円。機能や仕様は「UCAM-C0220FENBK」とほぼ共通。○UCAM-DLE300TNBK「UCAM-DLE300TNBK」は、1/4インチCMOSセンサーを搭載する315万画素Webカメラ。価格は9,158円。ポールジョイントは装備していないが、スタンドの仕様やUVCなどの機能は「UCAM-C0220FENBK」とほぼ共通。イヤホンマイクも付属する。対応解像度は最大2,048×1,536ドット、フレームレートはYUY2形式の場合640×480ドットが30fps、1,280×720ドットが7.5fps、1,600×1,200ドットが4.5fps、2,048×1,536ドットが3.5fps。MJPEGの場合1,280×720ドットまでが30fps、2,048×1,536ドットが15fps。フォーカスは固定。インタフェースはUSB 2.0、USBケーブル長は1.4m。本体サイズはW63×D50×H30mm、重量は約73g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1、Mac OS X 10.10以降。○UCAM-DLI500TNBK「UCAM-DLI500TNBK」は、1/4インチCMOSセンサーを搭載する500万画素Webカメラ。価格は12,744円。ポールジョイントは装備していないが、スタンドの仕様やUVCなどの機能は「UCAM-C0220FENBK」とほぼ共通。イヤホンマイクも付属し、使用しない時はコンパクトに折りたたんでおける。対応解像度は最大2,592×1,944ドット、フレームレートはYUY2形式の場合640×480ドットが30fps、1,920×1,080ドットが7.5fps、2,592×1,944ドットが2.5fps。MJPEGの場合1,280×720ドットまでが30fps、2,048×1,536ドットが15fps。フォーカスは固定。インタフェースはUSB 2.0、USBケーブル長は0.8mで脱着可能。本体サイズはW72×D38.5×H37.5mm、重量は約24g。対応OSはWindows Vista / 7 / 8.1、Mac OS X 10.10以降。
2015年03月31日エレコムは3月31日、パソコンに接続して使用するUSBマイクロスコープ「UCAM-MS130NSV」を発表した。130万画素の1/6型CMOSセンサーを搭載し、肉眼では見られない被写体の拡大表示や撮影が可能。発売は4月中旬。希望小売価格は8,450円(税別)。UCAM-MS130NSVは、昆虫や微生物、印刷物、肌、頭皮など、肉眼では細かいところまで観察できない被写体を拡大して表示できるデジタル顕微鏡だ。USB 2.0規格のUVC(USBビデオクラス)に対応しており、ドライバを別途用意しなくても、パソコンにUSB接続するだけですぐに利用できる。光学ズーム20倍、デジタルズーム8倍が可能で、最大160倍のズーム撮影が可能だ。5mmから100mmまでのマニュアルフォーカスに対応し、至近距離から中間距離までを撮影できる。拡大画像はJPEG形式の静止画として撮影・保存できる。接写時に被写体を照らすLEDランプを装備。同社Webサイトから無料でダウンロードできるWindowsソフト「WebCamアシスタント」を用いれば、1クリック静止画撮影などの機能が利用できる。本体サイズはW44.0×D131.5×H27.5mm、重量は約65g。最大解像度は1,280×1,024ドット、最大フレームレートはYUY2形式の場合、640×480ドット/30fps、色数は約1,677万色(24bit)、USBコネクタを除くケーブルの長さは約1.45m。動作環境はCPUがIntel Pentium 4(2.4GHz以降)、AMD Sempron以上、OSがWindows Vista/7/8.1。
2015年03月31日トレンドマイクロは3月27日、1月にマイクロソフトが注意喚起したMicrosoft WordおよびExcelの不正なマクロが、現在でも増加していることをセキュリティブログで明かした。マクロ自体は、WordやExcelの文書作成において、コマンドやコードによって作業を自動化するもの。不正なマクロの多くは、自動実行の機能を悪用し、別の不正なプログラムを勝手にダウンロードしたり、利用者に実行を促したりする。○スパムメールで不正なマクロを配布今回確認されたケースは、航空会社の「Air Canada」の電子航空券を装い、メールに不正なマクロが添付するというもので、情報窃取型不正プログラムのダウンローダーだ。攻撃の仕組みは、感染したPCにバッチファイル(拡張子:bat)や VBScript(拡張子:vbs)、PowerShell Script(拡張子:ps1)を作成する。これにより、より深刻な被害をもたらす新たなファイルをダウンロードする。さらに、OSをコントロールし、Microsoftが開発したコマンドコンソールおよびスクリプト言語である「Windows PowerShell」の機能を悪用する。Windows PowerShellは、2月にオンライン銀行詐欺ツール「VAWTRAK」が関連した攻撃で利用されている。○スパムメール経由でオンラインバンキングが狙われるトレンドマイクロでは、今回のスパムメール送信活動で拡散された不正なマクロだけでなく、多くの不正プラグラムがスパムメールで配布されると指摘している。不正なマクロの例で言うなら、添付ファイルはこれまで「DOC」「DOCM」「XLS」が主流であったが、それに加えて「XLSM」が増加し猛威をふるっている。さらに、オンライン銀行詐欺ツール「ROVNIX」、「VAWTRAK」、「DRIDEX」、「NEUREVT」(別名:Beta Bot)といった不正プログラムの誘導を促す不正プラグラムも増える傾向があるという。
2015年03月30日独自の整肌成分をマイクロビーズ状に凝縮ゲランは、蜂由来成分を厳選して開発したエイジングケアシリーズ「アベイユ ロイヤル」から、“ピュア ロイヤル コンセントレート”をマイクロビーズ状に凝縮し、高濃度で配合した美容液「アベイユ ロイヤル マイクロ アクティヴ セロム」を、4月3日に新発売する。潤いを与え、ハリを導くジェルの中に、黒蜜蜂がもたらす稀少なハチミツと、ゲラン独自のロイヤルゼリーを融合した「ピュア ロイヤル コンセントレート」が凝縮された無数のマイクロビーズ状の粒が煌めき、最初の一滴から、なめらかで弾むハリと輝きをもたらし、使うほどに、肌がすっきり引き締まっていくかのような手応えを実感できるという。マスカラ、アイシャドウの新製品も発売にまた、ボリュームタイプのマスカラ「シル ダンフェール ソー ヴォリューム」と、色の個性に合わせて質感をチェンジしたモノアイシャドウ「エクラン アン クルール」(全12色)も同日より新発売。「シル ダンフェール ソー ヴォリューム」は、漆黒のツヤと圧倒的なボリュームをつくるマスカラ。なめらかで弾力性のあるゲラン最新のフォーミュラが、ワンストロークで、はっとするほどのボリュームを与え、スリムなラバーブラシを採用することで、今まで捉えにくかった短いまつ毛も目尻のまつ毛もしっかりキャッチ。1本1本を確実に美しくボリュームアップし、一日中続く濃密なまつ毛に仕上げる。「エクラン アン クルール」は、色の個性に合わせて質感をチェンジし、マット、パール、スパークリングな仕上がりを楽しめるシルキーなテクスチャーとロングラスティングのアイシャドウ。単色はもちろん、組み合わせも思いのままで、ジェルでコーティングされたピグメントが、まぶたにぴたりとフィットし、鮮やかな発色が一日中続く。【参考】・ゲラン公式ブランドサイト
2015年03月29日株式会社ダイアナ株式会社ダイアナは、“新感覚”の粉末状美容液「ディアナージュ パウダリーCセラム」を3月1日より新発売。「ディアナージュ パウダリーCセラム」はビタミンC誘導体をたっぷり配合。肌トラブルの原因へ直接働きかけ、キメを整える。「隠さなくても美しい」素肌を目指す。パウダーが液状に「ディアナージュ パウダリーCセラム」は、アロエベラエキス、甘草エキス、カミツレエキス、ホホバ葉エキスなどの美容成分を微粒子パウダーでコーティングしたもの。肌にのせると液化し、奥までなじむしくみ。さらに、プレ美容液「ディアナージュ プラセオリー」を使うと、肌全体になじませやすくなり、ワンランク上のお手入れが可能。株式会社ダイアナが自信をもってお勧めする、合わせ技だ。特別価格「ディアナージュ パウダリーCセラム」は5gが2本で10,000円(税抜き)。プレ美容液「プラセオリー」は、30ml、12,000円(税抜き)。現在、ホームページでは、「ディアナージュ新商品発売記念特別セット」を販売中。「パウダリーCセラム」と「プラセオリー」をセットにし特別価格17,000円(税抜き)。5,000円のお買い得だ。4月30日(木)22時までの限定販売。(画像はプレスリリースより)【参考】・隠さなくても、美しい。こだわる大人の素肌ケア「ディアナージュ パウダリーCセラム」3月1日新発売
2015年03月26日3月25日、トレンドマイクロは、2015年の新たな企業向けとなる事業計画を発表した。日々進化するIT環境と、それを狙う脅威がつねに存在する。トレンドマイクロでは、クラウド型セキュリティ技術基盤「Trend Micro Smart Protection Network(以下、SPN)」のさらなる技術革新と、3Cに紐づくソリューションの新たな展開を基軸にし、トータルなソリューションを提供する。本稿では、その一部を紹介したい。最初に登壇したのは、トレンドマイクロの代表取締役社長兼CEOのエバ・チェン氏である。まず、トレンドマイクロの業績が非常に好調であったことを報告した。その一方で、サイバーセキュリティに関する問題はますます大きくなり、多額の損失を発生させていると指摘する。そして、企業を越え、国レベルの対応も必要となっている。顧客情報の保護は、競争優位性にも繋がる。米国オバマ大統領の開催したセキュリティサミットなどにもふれながら、セキュリティの重要性を語った。2015年のカナダ女子サッカーワールドカップのスポンサーとして参加する。そこで、もっとも重要なのは、セキュリティも提供することになった点である。デジタルインフォメーションを安全に交換できる世界の実現のため、トレンドマイクロは今後も最新の防御策を提供し続けると語る。○守るべきCで始まる3つの領域さて、それでは事業戦略を見ていこう。トレンドマイクロでは、基本的にコンシューマから大企業まですべてを網羅する。しかし、標的型攻撃などにより、中堅&大企業のビジネスがもっとも熾烈な攻撃にさらされている。先進的な防御や検知が必要となり、技術的にも戦略的にも重視している。トレンドマイクロでは、3つの領域に分けてソリューションを提供してきた。それは「コンシューマライゼーション(Consumerization)」、「サイバー攻撃(Cyber Threats)」、「クラウドと仮想化(Cloud & Virtualization)」である(図2)。これは、従来からトレンドマイクロが分類してきたものだ。具体的には、サイバー攻撃に対しては、カスタムディフェンスをもって対応する。さらに、より多くの企業と協力するすることで、より多くの環境に、より最適なセキュリティ対策を提供するとのことだ。また、それぞれの分野では、図3のように市場拡大が期待され、それに対応していく。ユーザー保護の徹底では、トレンドマイクロの世界シェアは約10%である。逆にいえば90%が未開拓となる。他社製品を使うユーザーも販売対象となると語った。市場規模も興味深い。現状、カスタムディフェンスの市場は、決して大きくはない。逆に、市場の拡大が期待できるともいえる。そこで、カスタムディフェンスやクラウド&データセンターセキュリティでは、製品の優位性からビジネスを拡大していく予定とのことだ。あとは、新規顧客の獲得や導入実績などを紹介し、発表を終えた。○Trend Micro Cloud App Security(仮)デモ続いて、Office 365向けのクラウドベースのセキュリティ対策となる「Trend Micro Cloud App Security(仮)」のデモが行われた。実際に、iPadを使いながらデモが行われた。その概要であるが、図4のようになる。データは、クラウド上のOneDriveに保存され、クライアントもWindowsに限らない。iPad上のCloud App Securityの管理画面は図5のようになる。画面の上にあるように、Exchange、SharePoint、OneDriveに対してセキュリティを提供する。脅威の検出状況(図6)では、既知の脅威だけでなく、標的型攻撃の検出・遮断も行う。SPNの重要な技術にWebの信頼性を評価するWeb Reputation技術があるが、これもCloud App Securityに搭載している(図7)。DLP(Data Loss Prevention)はデータの中身をチェックし、個人情報などの紛失や外部への流出を防ぐ機能である。具体的には、WordやExcelのデータに、クレジットカード情報やマイナンバーなどの情報が含まれていないかをチェックする。あれば、ログに記録・アップロードの遮断を行う。その後、デモが行われた。iPadには、実際に標的型攻撃で使われたメールが届いた状態からスタートした(図9)。Wordのデータが添付されている(図10)。一見すると普通の文書である。これが標的型攻撃の特徴でもある。このファイルをOneDrive上にアップロードしてみる。アップロードが完了すると、Cloud App Securityがチェックを行う。このファイルは問題ありなので、削除されユーザーに通知が行われる(図12)。図5の管理画面に戻ると、グラフが1つ増えているのがわかる(図13)。さらにログを表示すると、デモを行ったタイミングで、削除を行ったことが記録されている(図14)。管理者は、このように標的型攻撃が遮断されたことを確認できる。Office 365やOneDriveをビジネスで利用する機会も多い。このように、ウイルスや不正ファイルが共有されると、一気に企業内で拡散する危険性がある。Cloud App Securityでは、それを防ぐことができる。○日本における事業戦略日本国内の事業戦略については、副社長の大三川彰彦氏が説明を行った。まず、トレンドマイクロが注目するIT環境の変化について紹介した(図16)。興味深いのは、遠隔操作ツールなどが急増しているあたりだ。それ以外にも、クラウドサービス、対象デバイスも拡大しているる。つまり、デモでもあったような標的型攻撃への対策が急務ともいえる状況といえる。そこで、トレンドマイクロでは、上述した3つの領域に対し、以下のようなソリューションを提供する。まずは、ユーザー保護である(図17)。デモで紹介したCloud App Securityなどが新たに投入される。カスタムディフェンスでは、以下となる(図18)。ここで注目したいのは、カスタムディフェンスである。自社内でカスタムシグネチャを自動生成するソリューションである(図19)。Deep Discoveryが検知した脅威などから、Deep Discovery Analyzerが分析を行い、カスタムシグネチャを作成する。クラウド&データセンターセキュリティでは、図20のようなソリューションが提供される。大三川氏は、かつては、マルチベンダソリューションという考え方もあった。しかし、個別のソリューションで対応できない。トータルに、包括的にソリューションを展開する。そして、何かあったときの迅速な対応も重要と語った。一般ユーザーには、なじみにくい部分もあるが、Cloud App Securityは今後に期待したいものともいえる。現時点では仮称の通り、その詳細は明らかではない。今後、提供される情報にも注目していきたい。
2015年03月25日マスタードシードはこのほど、SilverStone製PCケースの新モデルとして、マイクロATX対応の「SST-KL06B」を発表した。4月3日の発売を予定し、店頭予想価格は税別10,980円前後。マザーボードを通常の向きから 180度回転させて取り付ける倒立レイアウトを採用したマイクロATX対応のPCケース。フロント面に吸気用の120mmファンを2基搭載し、直進的なエアフローを形成する。また、電源はケース後方の上部に設置し、上面からの吸気とすることでケース内の温度上昇に影響されずに冷却することができる。なお、フロントと電源の吸気部分には着脱可能なフィルターを備える。搭載ベイは、5インチベイ×1、3.5インチシャドウベイ×1、2.5インチシャドウベイ×8、拡張スロットは4基、対応する拡張カードは最大約343mmまで、CPUクーラーは高さ165mmまで。インタフェースはUSB 3.0×2、オーディオポート。電源ユニットはATX規格。対応フォームファクターは、マイクロATX、Mini-ITX、Mini-DTX。本体サイズはW211×D375×H405mm。
2015年03月23日トレンドマイクロは20日、Microsoft Officeの「挿入とリンク」機能を悪用した標的型メールを確認したと、同社のセキュリティグログで発表した。2015年3月に匿名の受信者に送信されたメールに、「AlSajana Youth Center financial Report.docx」(会計報告書)、「u0627u0644u0645u0639u062Fu064429u0.docx」、「u0625u0646u062Cu0644u064Au0632u0649.doc」と名付けられた3種類のファイルが添付されていた。ファイルやWordに不正なマクロや脆弱性は存在しなかったが、同社はこのうち、後者の2ファイルが裏で不正な通信を行なうことを確認したという。不正な通信は、Microsoft Wordの正規のプロセス「winword.exe」が不正なURLに接続していたことが原因であることが、同社の検証で判明した。ファイルに挿入したい画像へのリンク(Source file)をWordの「挿入とリンク」機能で設定し、その後ファイルを保存。 Wordはファイル内リンクの更新や変更が可能なため、ファイル保存後にリンクの内容を他のものと置き換える、もしくはファイル内のリンクを変更することで、不正なURLをファイルに設定したとみられる。今回確認した攻撃はOfficeの正規機能を使用するため、既に登録されている不正URLであればブロックされる可能性もあるが、そうでない場合ファイルベースの検出を回避する可能性がある。同社はファイルの送信元が信頼できる相手かを確認すること、Officeファイルのリンクを確認することなどを、対策として紹介している。
2015年03月21日トレンドマイクロは3月20日、Appleブランドに便乗する不審なWebサイトの存在をセキュリティブログで公開した。トレンドマイクロの調査によると、2014年にApple関連のフィッシング詐欺サイトがその前年 2013年の 3倍以上に急増(2013年:約2万3300件、2014年:7万8300件)している。○Apple Watchの無料プレゼントをうたうフィッシングサイト2015年もアップル関連のフィッシング詐欺サイトは多い状況に変わりはない。これに加えて、発売前から話題のApple Watchを「無料でプレゼントする」とうたう不審なサイトもいくつか出始めている。これらのWebサイトに名前やメールアドレスを入力すると、個人情報が盗み取られる恐れがあると指摘している。不審サイトへの誘導方法は、電子メールやSNS上でのメッセージによる勧誘がある。Facebook上で特定数の利用者を招待することがプレゼントの条件になっているケースも確認された。不審サイトへのアクセスを解析したところ、日本国内が3割を占めていたという。アプリ開発者を狙うフィッシング詐欺また、アプリ開発者が使用する「iTunes Connect」を偽装するフィッシング詐欺も確認されている。iTunes Connectとは、iTunes Store、App Store、Mac App Store、iBooks Storeで販売するコンテンツを管理するためのツール。詐欺サイト自体は、正規サイトに似せて作った一般的な手口。正規サイトとURLが違っていたほか、証明書もなかったという。iTunes Connectのサイトを偽装する目的について、開発者を明確にターゲットにしているためとトレンドマイクロは指摘。開発者の持つ情報を詐取し、悪用しようとするサイバー犯罪者の狙いがあるという。2014年には、開発者が利用する「プロビジョニングプロファイル」の悪用事例も確認されている。○通販詐欺サイトも多い消費者を狙う手口で偽の通販サイトがよく利用されるが、Apple製品も例外ではない。iPhone6のケースを扱う詐欺サイトが継続的に確認されているという。主な手口は、エルメス、シャネル、ルイヴィトンなどの人気ブランドのケースを取り扱っていると偽り、購入者から代金をだまし取る。ブランドの知名度に便乗する手口は、iPhoneケース以外でもファッション通販などでも多いという。
2015年03月21日スポーツワンはこのほど、4月11日と12日に開催される都市型ファンランイベント「バブルラン2015 in 千葉」に、女優などで活躍する川島海荷さんが所属する「9nine」が出演することを明らかにした。同イベントは、ランニングイベントとパーティークリエイター・afromanceがプロデュースする元祖泡パーティー「泡パ」とのコラボレーション企画。当初は4月12日のみの開催予定であったが、エントリー受付開始からわずか24時間のうちに参加希望者が定員に達したため、急きょ前日の4月11日も追加し、2日間開催することとなった。当日は、県立幕張海浜公園の会場内の全長約3kmに及ぶコース上に、大量の泡を放出するバブルマシーンを設置。参加者たちはその中を泡まみれになりながら走り、ゴールを目指していく。また、ゴール地点には、DJやアーティストによるパフォーマンスとバブルマシーンを組み合わせ、参加者が踊りながら泡まみれになる野外大型泡パーティーも開催する。ゲストには、女性5人からなるパフォーマンスガールズユニット・9nineをはじめ、音楽グループ・m-floの☆Taku Takahashi氏や13歳のDJ・DJ☆AkirA、「泡パ」のアイドル・泡ドルなど、2日で10組が出演する。参加料金は6,900円(税込)。3月20日まで同イベント公式ページで受け付ける。
2015年03月19日