5日(現地時間)に開催されたグラミー賞授賞式で、ヴィオラ・デイヴィスが最優秀朗読アルバム賞を受賞し、EGOTを達成した。EGOTとは、エミー賞、グラミー賞、オスカー、トニー賞の頭文字を取ったもので、エンタメ界における主要な4つの賞すべてを獲得した人のこと。ヴィオラは「キング・へドリー2世」でトニー賞演劇助演女優賞、「フェンス」で同演劇主演女優賞、映画版『フェンス』でアカデミー助演女優賞とゴールデングローブ賞助演女優賞、「殺人を無罪にする方法」でエミー賞主演女優賞を受賞し、EGOTに王手をかけていた。今回、グラミー賞では自身の回顧録「Finding Me」を朗読したオーディオブックが評価されて受賞となった。ヴィオラは受賞スピーチで「オーマイゴッド。私はこの本を6歳のヴィオラに敬意を表して書きました。彼女の人生、喜び、トラウマ、すべてに敬意を込めてです。まさに旅のようなものでした。そしてEGOTを達成しましたよ!」と語り、喜んだ。これまでEGOTを達成したのは、リタ・モレノ、オードリー・ヘプバーン、ウーピー・ゴールドバーグらで、昨年はジェニファー・ハドソンがEGOT入りを果たした。ジェニファーはヴィオラのグラミー賞受賞を喜び、彼女の受賞スピーチ動画を添えて「ヴィオラ・デイヴィスが18人目のEGOTになりました!」とツイート。「“生ける伝説”におめでとう!お祝いしなくちゃ!」と興奮した様子をつづった。(賀来比呂美)
2023年02月06日フェラガモ(Ferragamo)の2023年春夏コレクションが発表された。ハリウッドでの歴史を反映マクシミリアン・デイヴィス(Maximilian Davis)がクリエイティブ・ ディレクターに就任し、初のコレクションとなる今季。フィレンツェを拠点とするメゾンのエレガンスや、ロンドン出身のデイヴィスならではのテーラリングを基調としつつも、創設者サルヴァトーレ・フェラガモが渡米し、ハリウッドスターを顧客に人気を博した歴史に光をあて、ハリウッドの雰囲気を映しだしたコレクションを展開する。新旧のハリウッドを対比を描きだす本コレクション。なかでも現代のハリウッドが漂わせるある種気怠げなムードは、ルーズなシルエットやラフな素材などに反映されている。スポーティなジャケットには、吸いつくような質感のラムナッパレザーを採用。上質な質感ながら、ほどよいドロップショルダーと絞った裾により、ボリューミーなシルエットを生みだした。それは、イヴニングにおいても同様だ。たとえば、流れるようなドレープを裾に織りなすドレスには、ジャージー素材を採用。ここでフィレンツェを中心に起こったルネサンスを思い起こせば、ボッティチェッリやギルランダイオなどの画家は、力強く波打つ裾といった細部でもって、古代ギリシアの息吹を生けるかたちで表現したのだった。翻ってフェラガモにおいてこのドレープは、肩肘の張らない素材感と装飾性を削ぎ落としたミニマルな造形へと溶け入っている。このシンプルな造形性は、テーラリングにも通底している。軽やかなヴァージンウール素材を用いて仕立てたジャケットは、たとえばウィメンズを見れば、ウエストを流麗にシェイプさせた流麗なシルエット。ダブルブレストに寄せて設定したフロントはノーカラーであり、かつ比翼仕立てを採用することで、その研ぎ澄まされたデザインを引き立てた。カラーで特筆すべきは赤色だろう。ブランドカラーの刷新にともなって、深みのある従来のレッドカラーに変わり、より明るく鮮やかさを増した色調となった。これを反映し、コレクションにも鮮やかなレッドが採用されている。また、アーティストのレイチェル・ハリソンによる「Sunset Series」シリーズをモチーフに、ホワイトからオレンジ、イエローからレッドといったように、鮮やかなグラデーションをウェアやバッグに用いている。
2022年12月21日世界の映画祭で賞賛された、エシー・デイヴィスとトーマシン・マッケンジー出演作『ドライビング・バニー』が9月30日(金)公開。そのメイキング映像を独占入手した。離れて暮らす幼い娘のために、誕生日パーティを開いてあげたい。そんな小さな願いを取り上げられた40歳のバニー(エシー・デイヴィス)は、愛情豊かに子どもたちを育て、複雑な家庭事情に苦しむ姪のトーニャ(トーマシン・マッケンジー)にも救いの手を差し伸べる。人生どん底状態でも情とウィットを忘れないバニーが、なぜ家庭支援局で立てこもり事件を起こしてしまったのか?エシー・デイヴィス新たに届いたメイキング映像では、物語のクライマックスといえる家庭支援局で立てこもり事件を起こしたバニー役のエシーに、本作が長編デビュー作となるゲイソン・サヴァット監督が、バニーの心情を丁寧に説明し、演出をしている貴重なシーンが見られる。行き場のないバニーと継父に言い寄られ苦しむ姪のトーニャ。社会的には弱者であるふたりが寄り添い、一緒に逃避行を始めることになる重要な車に乗り込むシーンでは、トーニャ役のトーマシンも交えて、和やかに会話するアットホームな撮影現場の雰囲気が垣間見える。ゲイソン・サヴァット監督主人公バニーを演じたエシーは『ベイビーティース』(19)や、夫であるジャスティン・カーゼル監督作品『ニトラム』(22)でオーストラリア・アカデミー賞助演女優賞を受賞。バニーの姪トーニャを演じるのは『ジョジョ・ラビット』『ラストナイト・イン・ソーホー』『パワー・オブ・ザ・ドッグ』『オールド』など話題作に次々と出演し、ハリウッドでも活躍するいま注目の若手トーマシン。世代を超えた女優共演たちの貴重なメイキングシーンも必見となっている。トーマシン・マッケンジー『ドライビング・バニー』は9月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドライビング・バニー 2022年9月30日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開© 2020 Bunny Productions Ltd
2022年09月23日トーマシン・マッケンジー出演のロードムービー『ドライビング・バニー』より、予告編が解禁された。本作は、第20回トライベッカ映画祭審査員特別賞ほか世界で賞賛され、米批評サイトのロッテントマトでも100%の高評価を獲得した話題作。シングルマザーの40歳のバニー(エシー・デイヴィス)と、複雑な家庭事情に苦しむ姪のトーニャ(トーマシン・マッケンジー)の2人が一緒に逃避行を始めるロードムービーだ。この度解禁となった予告編では、子どもに会いたい一心で、家庭支援局で立てこもり事件を起こすまでに突っ走ってしまったバニーのパワフルな姿が、ユーモアを交えてとらえられている。車の窓拭きをして生活費を稼ぎ、幼い娘の誕生日までには家族で一緒に暮らしたいと奮闘しているバニー。しかし、姪のトーニャが継父に言い寄られている現場を目撃。居候していた妹の家を追い出されたバニーは、複雑な家庭環境に置かれているトーニャとともに逃避行を繰り広げることになるのだった…。車内で声を張り上げて歌う姿や寄り添って眠る姿など、社会的には弱者である2人が互いを思い合う様子に心温まる予告編となっている。『ドライビング・バニー』は9月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドライビング・バニー 2022年9月30日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開© 2020 Bunny Productions Ltd
2022年08月22日オスカー俳優のヴィオラ・デイヴィスが、『ハンガー・ゲーム』の前日譚映画『The Ballad of Songbirds and Snakes』(原題)に出演することがわかった。『ハンガー・ゲーム』の公式ツイッターが発表。ゲームメーカー長のヴォルムニア・ゴールという人物を演じるという。2020年5月に発売された原作小説では、ヴォルムニア・ゴールは悪役として描かれている。ヴィオラもSNSにて、メディアの報道記事を引用して報告。「この世界の一員になれてうれしい」と喜んでいる様子だ。ヴィオラが起用されたことに、映画ファンは「最高の悪役を演じてくれること間違いなし!」「これまでに発表されているキャスティングは完璧」「これは絶対によい映画になる」と期待の声を寄せている。『The Ballad of Songbirds and Snakes』に出演が決まっているほかの主なキャストは、ルーシー・グレイ・ベアード役に『ウエスト・サイド・ストーリー』のレイチェル・ゼグラー、若い頃のスノー大統領役にドラマ版「Billy the Kid」のトム・ブライス、ラッキー・フリッカーマン役に『グランド・ブダペスト・ホテル』のジェイソン・シュワルツマン、カスカ・ハイボトム役に「ゲーム・オブ・スローンズ」のピーター・ディンクレイジなど。『The Ballad of Songbirds and Snakes』は2023年11月17日に全米公開予定。(賀来比呂美)■関連作品:ハンガー・ゲーム 2012年9月28日よりTOHOシネマズ日劇ほか全国にて公開© 2012 LIONS GATE FILMS INC. ALL RIGHTS RESERVED.
2022年08月16日映画『ドライビング・バニー』が、2022年9月30日(金)より全国公開される。エシー・デイヴィス、トーマシン・マッケンジーが出演。“家なし、金なし、仕事なし”のバニーが奮闘!希望のロードムービーニュージーランド映画『ドライビング・バニー』は、“家なし、金なし、仕事なし”の主人公・バニーが離れて暮らす幼い娘のために奮闘するミラクル・ロードムービー。第20回トライベッカ映画祭審査員特別賞など、世界から称賛された話題作だ。“離れて暮らす幼い娘のために、誕生日パーティを開いてあげたい”、そんな小さな願いを取り上げられた40歳のバニーは、なぜ家庭支援局で怒りの立てこもり事件を起こしてしまったのか?経済的弱者が普通の家庭生活を追い求める様子を描く、シビアなストーリーを、ユーモアと茶目っ気たっぷりに映し出している。勇気あふれるバニーの生き様、正義に注目だ。エシー・デイヴィス×トーマシン・マッケンジーセンセーショナルかつエモーショナルなバニーの奮闘ぶりを熱演するのは、エシー・デイヴィス。バニーが救いの手を差し伸べる姪・トーニャはトーマシン・マッケンジーが演じる。■主人公・バニー…エシー・デイヴィスある事情から、妹夫婦の家に居候中で、自分の娘・シャノンや思春期の息子・ルーベンとは監視付きの面会交流しかできない。愛情豊かに子どもたちを育て、複雑な家庭事情に苦しむ姪のトーニャにも救いの手を差し伸べる。人生どん底状態でも情とウィットを忘れないバニーを演じるのは、エシー・デイヴィス。2019年の『ベイビーティース』や、夫であるジャスティン・カーゼル監督作品『ニトラム』でオーストラリア・アカデミー賞助演女優賞を受賞した実力派女優だ。トーマシン・マッケンジーとの共演は、『トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング』以来2度目となる。■トーニャ…トーマシン・マッケンジーバニーの姪。義父から言い寄られるなど、複雑な家庭に育つ。バニーを演じるのは、『ジョジョ・ラビット』 、『オールド』、『パワー・オブ・ザ・ドッグ』、『ラストナイト・イン・ソーホー』など話題作への出演が続くトーマシン・マッケンジー。■グレース…トニ・ポッターバニーの妹。夫と暮らす家で、姉・バニーが居候中。■ビーバン…エロール・シャンドグレースの夫。ある日、姪のトーニャに言い寄っている光景をバニーに目撃される。■アイリン…ザナ・タン映画『ドライビング・バニー』あらすじある事情から、妹夫婦の家に居候中のバニー。娘とは監視付きの面会交流しかできない。それでも、明るい笑顔と気の利いたトークで車の窓拭きをして必死に働いている。夢は娘の誕生日までに新居へ引っ越し、家族水入らずの生活を再開させること。そんなある日、妹の新しい夫ビーバンが継娘のトーニャに言い寄る光景を目撃。カッとなったバニーはビーバンに立ち向かうも、家を叩き出されてしまう。「家なし、金なし、仕事なし」運の尽きたバニーは、救い出したトーニャと共に、ルールもモラルも完全無視の“子ども奪還作戦”に突っ走るー。【詳細】映画『ドライビング・バニー』公開日:2022年9月30日(金) ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国公開監督:ゲイソン・サヴァット出演:エシー・デイヴィス、トーマシン・マッケンジー、エロール・シャン、トニ・ポッター、ザナ・タン2021年/ニュージーランド/英語/100分/シネスコ/5.1ch/原題:The Justice of Bunny King日本語字幕:堀池明/提供:ニューセレクト/配給:アルバトロス・フィルム
2022年07月29日トーマシン・マッケンジー出演のニュージーランド映画『The Justice of Bunny King』が邦題『ドライビング・バニー』として9月30日(金)に公開されることが決定し、メインビジュアルが解禁となった。ある事情から、妹夫婦の家に居候中の40歳のバニー(エシー・デイヴィス)。娘とは監視付きの面会交流しかできない。それでも、明るい笑顔と気の利いたトークで車の窓拭きをして必死に働いている。夢は娘の誕生日までに新居へ引っ越し、家族水入らずの生活を再開させること。そんなある日、妹の新しい夫ビーバンが継娘のトーニャ(トーマシン・マッケンジー)に言い寄る光景を目撃。カッとなったバニーはビーバンに立ち向かうも、家を叩き出されてしまう。「家なし、金なし、仕事なし」運の尽きたバニーは、救い出したトーニャとともに、ルールもモラルも完全無視の“子ども奪還作戦”に突っ走る…。主人公バニーを演じるのは、『ベイビーティース』(19)や夫であるジャスティン・カーゼル監督作品『ニトラム』(22)でオーストラリア・アカデミー賞助演女優賞を受賞した実力派のエシー・デイヴィス。また『ラストナイト・イン・ソーホー』(21)などいま注目のトーマシン・マッケンジーが、バニーの姪トーニャを演じる。経済的弱者が普通の家庭生活を送りたいと願うのは、高望みなのか。絶望という言葉すらよぎる厳しいドラマを、ユーモアと茶目っ気たっぷりのロードムービーに転換した本作は、第20回トライベッカ映画祭審査員特別賞ほか世界で賞賛された。解禁されたメインビジュアルは、晴れやかな青空の下、車の前に立つバニーとトーニャをとらえた1枚。「奮闘と希望のミラクル・ロードムービー」のコピーも爽やかだ。人生どん底状態でも情とウィットを忘れないバニーの生き様に、きっと勇気をもらえるはずだ。『ドライビング・バニー』は9月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドライビング・バニー 2022年9月30日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国にて公開© 2020 Bunny Productions Ltd
2022年07月26日大統領選でトランプに大敗した民主党選挙参謀が、起死回生を狙って田舎の町長選挙で大波乱を巻き起こすスティーヴ・カレル主演のドタバタコメディ『スイング・ステート』。この度、大作にも引っ張りだこ、いま注目のマッケンジー・デイヴィスのインタビュー映像と場面写真が到着した。『オデッセイ』(15)、『ブレードランナー 2049』(17)、さらに『ターミネーター:ニュー・フェイト』(19)などの大作への出演が相次ぎ、いま大注目のマッケンジー・デイヴィス。そんな彼女が本作で演じるのは、カレル演じる選挙参謀が支援(利用?)する、名優クリス・クーパー演じる退役海兵隊大佐ジャックの娘で酪農家のダイアナ。本作の魅力について「ごく普通の物語の中に“あるある”が隠されている点です。政治やラブコメあるあるに、アメリカの田舎町あるある」とほほ笑み、「今の世の中に即した内容だと思います」と、政治に関心が高まっているいまこそ観てほしいとメッセージを寄せる。さらに「観客の先入観がカギになる」と話すが、この言葉は本作で観客をアッと驚かせる展開が待ち受けていることを示唆している。また、久々に王道のコメディ作品に主演したカレルについて「世界中で愛されてる俳優。誰もが彼に対して温かい感情を抱いています。真の俳優で見る者を魅了するから。そんな彼が狡猾でひねくれた男を演じ、彼の善良なイメージを覆すから面白いのです」と説明する。物語のカギを握る重要な役を担っている、というマッケンジー演じるダイアナ。その動向からも目が離せなくなりそうだ。『スイング・ステート』は9月17日(金)よりTOHOシネマズ日比谷、渋谷シネクイントほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スイング・ステート 2021年9月17日よりTOHOシネマズ日比谷・渋谷シネクイントほか全国にて公開©2021 Focus Features, LLC. All Rights Reserved
2021年09月01日トマシン・マッケンジーが『Perfect』に主演することになった。アメリカのオリンピック金メダリスト体操選手ケリー・ストラッグの伝記映画で、監督はオリヴィア・ワイルド。ほかにマッケナ・グレースも出演する。グレースの役柄は不明。ストーリーは、1996年のアトランタオリンピックでのストラッグの感動的な勝利に重点を置く。製作、配給はサーチライト。マッケンジーの最新作は、今週末日本公開となるM・ナイト・シャマランの『オールド』。グレースは『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』で今年のエミー賞にノミネートされている。『ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー』で監督デビューをしたワイルドには、次の監督作『Don’t Worry Darling』控える。文=猿渡由紀
2021年08月26日クリステン・スチュワート主演、『ターミネーター:ニュー・フェイト』のマッケンジー・デイヴィスが同性の恋人役で豪華共演する『ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト』が、本日3月3日(水)よりデジタル配信開始。これに合わせて、クリステンとマッケンジーがオンラインで応じた特別インタビュー映像が公開された。本作は、クリステンとマッケンジーが扮するレズビアンカップルが主役。米Huluのオリジナル映画のストリーミング初週実績で歴代1位の視聴記録を樹立した、“ホリデー”ロマンティック・コメディ映画。クリステンが「自分らしくいることの難しさが描かれている」と、その魅力を語る本作。ストーリーについてクリステンは、「愛し合う2人の女性の話。2人の関係が進展して、私が演じるアビーはハーパーにプロポーズをしようとする。その時期がちょうどクリスマス前でハーパーは実家に帰る予定。ハーパーは家族にカミングアウトをしてない。家族が集まるクリスマスは濃密でクレイジーな時間になる。大切な人の両親に会うことでいろんなハプニングが起きる」と紹介する。一方のマッケンジーは自身の役柄を「私が演じるハーパーという女性は自尊心があって愛情深く、のびやかで自然体。でも冒頭シーンの後、ハーパーが実家に帰るのを恐れる様子が描かれる。だんだんとその理由が明らかになって、彼女は次第に当初の輝きを失う」と語る。「(ハーパーは)実家にいた頃の彼女は親の愛を得るためにいろんなことを成し遂げてきた。それが積み重なった結果、ハーパーは優秀だけど、没個性な人になる。両親が期待したとおりの人間になることを目標としてきた。幼少期の心の葛藤に苦しんで、ハーパーは方向転換する。ピッツバーグで暮らしてる普段の彼女と実家での彼女は別人。その2者の折り合いをつけられてない」と解説してくれた。さらに、クリステンが「最高のキャスト」と語り、マッケンジーも「登場人物が本当にすごい」とふり返るように、現場はいい雰囲気で撮影が行われていた様子。クリステンは「人間的にもすばらしいし、想像力やプロ意識もすごい。個性も才能もバラエティーに富む人たちが撮影現場に集まって、奇跡のようなことが起きた。最高の共演者たちといて、笑いが絶えることがなかった」とコメント。マッケンジーも「すばらしいキャストのおかげで印象深い特別な作品に仕上がった」と笑顔を見せている。『ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト』はデジタル配信中。(※ブルーレイ&DVDの発売・レンタルはありません)発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハピエスト・ホリデー私たちのカミングアウト© 2020 TriStar Productions, Inc. and eOne Features LLC. All Rights Reserved.
2021年03月03日『チャーリーズ・エンジェル』のクリステン・スチュワートと『ターミネーター:ニュー・フェイト』のマッケンジー・デイヴィスが恋人役で豪華共演した『ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト』(原題:Happiest Season)から、新たなキーアートが公開された。レズビアンカップルが主役のロマンティック・コメディ映画としてアメリカで話題となり、米Huluではオリジナル映画のストリーミング初週実績で歴代1位の視聴記録を樹立。日本でも、SNSには日本上陸を待ち望む声が多く投稿され、大きな注目を集めていた本作。恋人の家族に初めて会うときは大変なもの。恋人ハーパー(マッケンジー・デイヴィス)の実家に向かうアビー(クリステン・スチュワート)は、プロポーズを計画していた。しかし当日、ハーパー自身がレズビアンであることや2人の関係を家族に隠していると知る。想定外の事態で家族との初めての対面は、ますます大変なものに!さらに滞在中、アビーは彼女の家族や友人との交流を見て、自分が思っていた人とは違うのではないかと疑問を持ち始める…。初めて会う家族に認めてもらいたい、自分に正直でありたい、そんな様々な思いを家族それぞれが抱えながらも、クリスマスに家族が集まってくる――。アビー役をLGBTQ+のアイコンとなっているクリステン、その友人ジョン役をゲイを公表している「シッツ・クリーク」のダニエル・レヴィ、さらに監督及び共同脚本はプライベートでレズビアンをカミングアウトし、『アルゴ』「アメリカン・ホラー・ストーリー」など女優としても知られるクレア・デュヴァルが務めた。恋愛関係、夫婦関係、家族への本音など、それぞれが抱える秘密が次々と明らかになっていくホリデーは見逃せない。『ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト』は3月3日(水)よりデジタル配信開始。発売元・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(text:cinemacafe.net)■関連作品:ハピエスト・ホリデー私たちのカミングアウト© 2020 TriStar Productions, Inc. and eOne Features LLC. All Rights Reserved.
2021年02月20日ケイト・ウィンスレットとマッケンジー・フォイが主演し、心に傷を負った黒馬と少女の深い絆が起こす奇跡の感動物語を描く映画『ブラック・ビューティー』の予告編が到着した。本作は、不朽の名作「黒馬物語」を題材に、「Disney+」オリジナルで贈る物語。到着した予告編では、困難にあいながらも、黒馬とマッケンジー演じるジョーが確かな絆を育んでいく様子が覗ける。また、ジョーが黒馬の背に乗って広大な自然を駆け巡る、スタントなしの美しい情景も確認することができる。映画のメッセージは原作と同じように“優しさ。共感すること。思いやり。尊敬”だと話すマッケンジーは「観てくれた方々がそういうメッセージを受け取ってくれたらいいなと思う。すべての生き物に対していつも優しく接し、敬意を持ち、思いやりを持つべきだということをわかってもらえることを願っている」とコメントを寄せている。『ブラック・ビューティー』は12月18日(金)よりDisney+にて独占配信。(cinemacafe.net)■関連作品:ブラック・ビューティー 2020年12月11日よりディズニー+にて配信
2020年12月10日ディズニーが製作する新しい『トロン』の映画に動きがあった。監督が『LION/ライオン~25年目のただいま~』『マグダラのマリア』のガース・デイヴィスに決定したという。「Deadline」などが報じた。デイヴィス監督にとっては初めての“大作”となるため、自ら積極的に売り込んだことが伝えられている。今作は1982年製作の『トロン』、2010年製作の『トロン:レガシー』に続く『トロン』シリーズ3作目となるが、前2作とは物語としてつながりのない作品になるとのこと。『トロン:レガシー』においては、主演のギャレット・ヘドランドとオリヴィア・ワイルドが続投で、続編を製作することも検討されていたが、2015年に立ち消えに。3作目の“新しい”『トロン』は、2017年にジャレッド・レトが主演・製作することで契約を結んだが動きがなく、3年が経って監督が決まり、再び企画が動き出した模様だ。ドラフト脚本は『グロムバーグ家の人々』のジェシー・ウィグトウが担当していることが以前報じられた。今回の報道に『トロン』シリーズのファンは、「前作と同様『ダフト・パンク』にサウンドトラックを手掛けてほしい」「前作のキャストはだれも出ないの?」などとコメント。『スーサイド・スクワッド』のジョーカー役が不評だったことが響き、主演がジャレッドであることを不安視する声も。(Hiromi Kaku)
2020年08月11日『トロン』の最新作を、ガース・デイヴィスが監督することになった。『LION/ライオン〜25年目のただいま〜』など、小粒なドラマで知られるデイヴィスにとって、メジャースタジオの超大作は新しい領域。だが、デイヴィスはこの作品に情熱をもち、積極的にアプローチした結果、監督の座を獲得したという。主演はジャレッド・レト。レトはプロデューサーも兼任する。ジェフ・ブリッジスが主演する最初の『トロン』が公開されたのは1982年。ヒットしたわけではなかったが、その後、次第にファンが増え、2010年の『トロン:レガシー』につながった。こちらはボックスオフィスで成功し、続編の話はすぐに出たものの、話をどうもっていくかが決まらず、時間がかかっている。主演がレト、監督がデイヴィスで固まったことではずみがつきそうだが、今もまだ完全なゴーサインは出ていない。文=猿渡由紀
2020年08月11日ジョージ・フロイドさんの死をきっかけに、人種差別問題で揺れるアメリカ。現在、2018年にヴィオラ・デイヴィスが「Women of the World」に参加し、ジャーナリストのティナ・ブラウンと対談した動画が再び注目を集めている。ヴィオラは動画の中で、ハリウッドにおける人種間のギャラの格差について批判。当時は「男性と女性のギャラが違いすぎる」ということが表面化し、問題となっていたが、ヴィオラはいち早く人種間のギャラの差に対して声を上げていた。「女性のギャラは男性の半分と言われたりもするけれど、黒人は白人の10分の1くらいしかもらえない」と指摘。「私はオスカー、エミー賞、2つのトニー賞を獲得した。ブロードウェイにもオフ・ブロードウェイにも出たし、テレビも映画もやった。本当にすべてを」とこれまでに築き上げたキャリアを語り、それでもギャラや仕事のチャンスは白人の足元にも及ばないと嘆く。オファーの電話を受けると「きみは黒人版メリル・ストリープだ。きみじゃないとダメなんだ」と言われるが、「私じゃなきゃダメと言うなら、私の価値にふさわしいギャラを払って。私の価値に合うものを与えて」と主張した。女優のガブリエル・ユニオン、ジャーナリストのティファニー・D・クロスや作家のネディ・オコラフォもリツイートし「コレ!まさにコレ!」と同意。ネディは現在Amazonが制作中のヴィオラ主演ドラマ「Wild Seed」(原題)に脚本家として参加中。「これがヴィオラと働くことに誇りを持てて、楽しめる理由の一つ。明確な発言をしてくれる」とツイートしている。(Hiromi Kaku)
2020年07月02日ユニバーサル ミュージックは、ロックやヒップホップにも影響を及ぼしたトランペット奏者、マイルス・デイヴィスの素顔に迫るドキュメンタリー映画『マイルス・デイヴィス クールの誕生 (原題:MILES DAVIS: BIRTH OF THE COOL』(監督:スタンリー・ネルソン)を映像配給ブランドEAST WORLD ENTERTAINMENTにて9月4日より日本国内でも順次公開いたします。常に垣根を取り払い意のままに生きることを信条としたマイルスは、その65年の生涯の中で、音楽おいても、私生活においても、何度も固定観念を破り、『クールの誕生』(1949-50年)、『カインド・オブ・ブルー』(1959年)、『ビッチェズ・ブリュー』(1969年)など多くの名盤と呼ばれる作品を送り出してきました。本ドキュメンタリーは、レアなアーカイヴ映像・音源・写真に加え、アーティストや家族・友人など、マイルスと密接に関わった人々との対話を通じて、トランペットの影に隠された唯一無二の奇才の素顔に迫った作品です。ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーターといった、かつてマイルスのバンドに在籍していたジャズ界の重鎮から、クインシー・ジョーンズ、カルロス・サンタナ、ジュリエット・グレコなど、さまざまなジャンルの大御所が、マイルスの魅力や隠されたエピソードを語っています。第37回(2019年)サンダンス映画祭をはじめ、世界各地の映画祭にて正式出品され絶賛を集めたほか、第62回(2019年度)グラミー賞では【最優秀音楽映画部門】にノミネートされた本作は、日本では9月4日より、角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国順次公開される予定です。公開に先駆けて、映画のメイン・ヴィジュアルをあしらったトートバックやマグカップ等のオリジナル・グッズも発売いたします。■作品概要ドキュメンタリー映画「マイルス・デイヴィス クールの誕生」映画日本公式サイト:日本版トレーラー映像監督:スタンリー・ネルソン出演:マイルス・デイヴィス、クインシー・ジョーンズ、ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、ロン・カーター、カルロス・サンタナ、ジュリエット・グレコ etc.日本語字幕:落合寿和 2019年/米/115分公開日:2020年9月4日(金)角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMA他、全国順次ロードショー配給:EASTWORLD ENTERTAINMENT協力:トリプルアップ■LinksUNIVERSAL JAZZ公式サイト JAZZ公式Twitter JAZZ公式Facebook 企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月28日世界中を魅了した伝説的作品『ターミネーター2』の正当な続編『ターミネーター:ニュー・フェイト』が、3月4日(水)よりブルーレイ&DVDリリース、2月12日(水)より先行デジタル配信開始となる。それに合わせ、ブルーレイ収録の特典映像の中から、T-800役のアーノルド・シュワルツェネッガーについて、ジェームズ・キャメロンやティム・ミラー監督、強化型スーパー・ソルジャー、グレース役のマッケンジー・デイヴィスら豪華キャスト陣が語る映像の一部が公開された。1984年にアクション映画の革命作として世界を騒然とさせた『ターミネーター』。そして、7年後の1991年に驚異のバージョンアップを遂げ、ビジュアルとドラマの両面で社会現象を起こした『ターミネーター2(T2)』に連なる本作。シリーズの生みの親ジェームズ・キャメロンが自ら製作に復帰し、シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンのシリーズ主演の2人が揃って復帰したことや、若手注目俳優たちとの新旧キャストの共演も話題を呼んだ。シュワルツェネッガー「筋肉をアピールしなくていい作品は初めてだった」キャメロンは「アーノルドの続投も頼み込んだ。『本作に携わりたいのはもちろんだが、アーノルドが出ないなら難しい』とね」と彼の出演が必要不可欠であったと強調。シュワルツェネッガー自身も「キャリアの転機となったシリーズだ。筋肉をアピールしなくていい作品は初めてで、重要なのは顔の部分だった」と本シリーズへの思い入れを語る。また、本作でT-800は人間と同じように生活を送っているが、「人間らしさの加減の演技は難しい。随所で表現しないといけないし、『ちょっと人間的すぎる。もっと機械のぎこちなさを残して』など監督のティムの支持が頼りだ」と、ミラー監督への信頼を覗かせる。そんなミラー監督は、シュワルツェネッガーに対しては「彼はアクション映画の帝王。カメラに映る姿は圧巻だ。偉大な俳優は画面上で文句なしの存在感を発揮する」と絶賛を惜しまない。さらに、本作で登場した若手キャストたちもシュワルツェネッガーとの共演について興奮気味に語っている。グレース役のマッケンジーは、「彼を見た時は夢と現実が入り交じっているようだった“本当に彼だ”とね」と笑顔。未来の指導者ダニー・ラモスを演じたナタリア・レイエスも「共演できて本当に光栄」「目が合うと夢のようで現実と思えなかった。ずっと映画で見てきた世界的なスターだもの」と憧れの大スターへ熱い憧れの眼差しを向ける。最後にリンダも、「アーノルドには不思議な愛情がある。ずっと物語を共有してきたし、いろいろ思い出した」とコメントしており、シリーズを支えてきたシュワルツェネッガーとの絆を垣間見ることができる。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は2月12日(水)より先行デジタル配信、3月4日(水)よりブルーレイ&DVDリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:ニュー・フェイト 2019年11月8日より全国にて公開© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2020年02月06日ヴィオラ・デイヴィスがドラマ「First Ladies」(原題)で、ミシェル・オバマ氏を演じるという。テレビ局「Showtime」が発表した。ヴィオラといえば、エミー賞で主演女優賞を獲得した「殺人を無罪にする方法」の主演として有名。同ドラマは今年の春にシーズン6で幕を閉じることが決定している。「First Ladies」は、カリスマ的で複雑で、生き生きとしたアメリカのファースト・レディたちに焦点を当てたドラマ。シーズン1では第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻エレノア・ルーズベルト、第38代大統領ジェラルド・フォードの妻ベティ・フォード、そして第44代大統領バラク・オバマの妻ミシェル・オバマの政治人生や私生活について描く。同局の社長は、ミシェル氏を演じる女優としてヴィオラを迎えることに「夢が叶った。このシリーズを立ち上げるのに、彼女のような素晴らしい才能を持つ人が出演してくれるのは、本当に幸運なことだ」と語っている。ヴィオラは製作総指揮も務める。脚本は、ジョエル・シュマッカーのもとで十年以上に渡り企画構想を担当し、作家でもあるアーロン・クーリーが担当する。(Hiromi Kaku)
2020年02月06日『ターミネーター:ニュー・フェイト』の新キャラクター・グレース役で注目度急上昇中のマッケンジー・デイヴィスが出演する、Huluプレミア「ホルト・アンド・キャッチ・ファイア 制御不能な夢と野心」の待望の最新シーズン3が11月23日(祝・土)より配信開始。この度、シーズン1より“タンクトップがよく似合う”型破りな天才プログラマー、キャメロン・ハウを演じているマッケンジーが、転機を迎えるシーズン3について語るコメントをシネマカフェが独占入手した。本作は、1980年代のパーソナルコンピュータ黎明期のアメリカを舞台に、パソコン業界で革命的な新製品を生み出そうとする人々を描く波瀾万丈のヒューマンドラマ。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『ホビット』のリー・ペイスが元IBM社員の野心家ジョー・マクミラン、「ナルコス メキシコ編」『アルゴ』のスクート・マクネイリーが画期的なアイディアを持つ技術者ゴードン・クラークを演じ、その妻ドナを『アルゴ』でも夫婦役だったケリー・ビシェが演じている。「私も良い演技をしなきゃと駆り立てられます」最新のシーズン3では、1986年のカリフォルニア州シリコンバレーに舞台を移し、キャメロンとドナが立ち上げた通信ゲーム会社“ミューティニー”のさらなる事業拡大を図ろうとする姿や、ゴードンが開発した“セキュリティシステム”を売ることで成功を収めていたマクミランのその後が描かれる。この豪華実力派俳優陣の顔ぶれに、マッケンジーは「とても良い俳優仲間たちと仕事ができています。皆、好奇心に満ちた度量の広い人たちで、これまで一緒に仕事した中でも最高のチームです」と自信を覗かせる。「メインキャストの4人は、撮影の時いつも顔を合わせるのですが、私は彼らに会うといつも、元気をもらい、俄然やる気が出てきます。魅力的で才能ある彼らは、仕事に対する姿勢が素晴らしく、私も良い演技をしなきゃと駆り立てられます。彼らと一緒に仕事をし、各々の才能を結集して撮影に臨めることは、本当に良い経験です」と、大いに影響を受けていることを明かす。舞台はシリコンバレーへ「女性であるという面も、これまで以上に意味を持つ」シーズンを重ねるごとに人間的にも成長してきたマッケンジー演じるキャメロンだが、シーズン3でドラマの舞台が“シリコンプレーリー”と呼ばれたテキサス州ダラスからシリコンバレーに移ったことについて、「シリコンバレーに進出することで、ドナとキャメロンが立ち上げた通信ゲーム会社“ミューティニー”は、大きな池の中の小さな魚になってしまいました」とマッケンジー。「クリエイティビティとアイデアを純粋に追求するのではなく、マネーを重視する市場に参入することになったのです。シリコンバレーはマネーがはびこる男性的な世界です。今シーズンでキャメロンとドナは、才能あふれるビジネスの成功者というだけではなく、二人が女性であるという面も、これまでのシーズン以上に意味を持ちます。何百万ドルものマネーが動く世界で、彼女たちは自分たちの会社の製品の価値を証明しなければならなくなったのです」と語り、男性的価値観が支配するシリコンバレーに移ったことが、キャメロンたち女性キャラクターに大きな影響を与えていることを示した。「演じ手として、私は女性であることを意識したことはない」さらに本作は、昨今エンタメ業界でも話題となっているビジネスにおける男女平等への関心を高めることにもつながると言う。「この問題についてベストなアプローチのひとつは、彼女たちの能力や野心を示す方法を、女性であるという事実から焦点を当てないことだと思います。ドラマの中では、誰かがそのこと(彼女たちが女性であること)を話題にして初めて、彼女たちは自分たちが女性であることを自覚するのですから」。「演じ手として、私は女性であることを意識したことはなく、視聴者の立場であっても、ドラマの中で誰かがそのことに触れない限りは、すっかり“女性問題”について忘れてしまっています」とマッケンジー。だが、今回「キャメロンとドナは、ベンチャー企業投資家のオフィスに行って初めて、この業界におけるジェンダーの問題の深さに気付くのです」と語っている。最後に、シーズン3の見どころについては「今シーズンは自信を持ってお勧めできます。まるでずっと追い続けていた何かにようやくたどり着いた、そんなシーズンです。毎シーズン素晴らしいのですが、回を追うごとに段々と良くなっていると感じています」と自信たっぷり。「やりがいがあって、飽くことなく追究ができるこの仕事に打ち込めることに感激しています。とにかく、私たち同様に視聴者の皆さんにも楽しんでもらいたいです」と締めくくっている。マッケンジーの言葉を裏付けるように、全米批評サイト「RottenTomatoes」で本作のシーズン3はトマトメーター、オーディエンススコアともに96%という高評価を獲得している。いま日本でもファンが急増中、今後の活躍がますます期待されるマッケンジーの渾身作は見逃せない。Huluプレミア「ホルト・アンド・キャッチ・ファイア 制御不能な夢と野心」シーズン3は11月23日(祝・土)より独占配信スタート、以降毎週土曜日に1話ずつ追加予定(全10話)。(text:cinemacafe.net)
2019年11月18日『ターミネーター:ニュー・フェイト』で未来から人類を救うためにやってきた強化型スーパーソルジャー、グレース役を演じ、いま注目を集めるマッケンジー・デイヴィス。先日のジャパンプレミアにもアーノルド・シュワルツェネッガーやリンダ・ハミルトンらと登場し、大きな声援を浴びていたが、とりわけファンから感嘆の声が上がっているのが、その個性的なメイク。今回の来日には専属のメイクアップ・アーティスト、ジョー・ベイカーさんが帯同しており、“映え”メイクの数々をインスタグラムに公開している。劇中ではターミネーターと互角に戦えるほど、人間を遥かに超越した戦闘力を持つ未来のスーパーソルジャーを演じているマッケンジー。しなやかな身体から繰り出されるハードなアクション、ダニーを“マイ・ミッション”として懸命に守ろうとする姿に魅了される人が早くも続出中だ。マッケンジーはカナダ・バンクーバー出身、現在32歳。映画『オデッセイ』やNetflix「ブラック・ミラー」シーズン3「サン・ジュニペロ」のちょっぴり地味めなメガネ女子から、『ブレードランナー 2049』ではライアン・ゴズリングに迫る“美女”、『タリーと私の秘密の時間』ではへそ出しルックのベビーシッターを演じるなど変幻自在。178cmの長身で、メイクやヘアスタイル次第で印象がガラリと変わることから、ファッショニスタとしてもまさに注目度上昇中。先日の『ターミネーター:ニュー・フェイト』のジャパンプレミアでは、ターミネーターの瞳をイメージしたかのような赤のアイシャドーが印象的。80年代を意識したスタイルと、吸い込まれそうな彼女の青い瞳との対比が絶妙だ。このメイクを担当しているベイカーさんといえば、『ボヘミアン・ラプソディ』やNetflix「ザ・ポリティシャン」のルーシー・ボーイントンのメイク担当としても知られた存在。そのほか『アラジン』のナオミ・スコットや、『ジュラシック・ワールド』のブライス・ダラス・ハワード、「ユーフォリア/EUPHORIA」に出演中のモード・アパトーなども手掛けている。何と言っても特徴的なのが、そのメイクのアイディアの源。錆びた釘や交通標識に色鮮やかな昆虫、スタジオの「OnAir」ライト、タオル、ときにはガリ(生姜の甘酢漬け)やナスまでも!?まったく思いも寄らないものからインスピレーションを受けているのが面白い。例えば、東京でのメディア向け取材日には、錆びた釘を参考にしたという「マホガニー・モード」で、プレミアとは一転、シックで温かな印象に。なんと、韓国プレミアでは街角で見かけた交通標識からヒントを得たメイクで登場。北京のプロモツアーでは、ルームサービスに付いてきたガリがヒントになることに!ターミネーターっぽい「NANUSHKA(ナヌーシュカ)」のツーピースにもマッチ。上下左右に顔を振ってキメた後に、お茶目な笑顔を見せるマッケンジーもキュート。本作を機に日本でも人気が出そうなマッケンジー、その斬新メイクにも引き続き注目してみて。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は全国にて公開中。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ターミネーター:ニュー・フェイト 2019年11月8日より全国にて公開© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2019年11月11日アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィスらキャスト陣とティム・ミラー監督(『デッドプール』)が来日し、盛り上がりを見せている最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』。映画の中ではサングラス姿でニコリともしないシュワが、ジャパンプレミアでは日本のファンの歓迎に笑顔を振りまく姿が印象的だった。それにしても、なぜ彼は映画の中でニコリともしないのか?そもそもターミネーターは敵なのか味方なのか…?今回は最新作を存分に楽しむために、いまさら聞けない伝説的シリーズ『ターミネーター』の基本の基に迫った。そもそも、ターミネーターって何者?“終わらせるもの”という意味を持つターミネーター(terminator)とは、ターゲットの生命を文字どおり“終わらせる”まで、徹底的に追い続ける殺戮マシーン。パッと見は人間と同じで見分けがつかないが、中身は機械。全身の骨格は特殊金属で人工の筋肉や皮膚がそれを覆っている。血液も流れ、銃撃されれば傷跡もつくが、決して屈しない。何度でも立ち上がり、ミッションを完遂=ターゲットを抹殺するまで、絶対に止まらないのがターミネーターだ。ボディビルダーから転身したシュワのハマり役にジェームズ・キャメロン監督が『タイタニック』や『アバター』といった超大作を生み出す以前、駆け出しのころに手掛けた『ターミネーター』(1984年/以下『T1』)にて初登場。同作は低予算ながら世界的に大ヒットとなり、カルト的人気となった。ボディビルの世界チャンピオンから映画俳優に転身し、少しぎこちなさが伺えるシュワルツェネッガーはハマり役となり、筋骨隆々の大男が、同情や慈悲など一切ない冷酷無比なマシーンとして殺戮を繰り返す姿は世界中に衝撃を与えた。さらに、2作目『ターミネーター2』(1991年/以下『T2』)では新タイプが登場。全身が液体金属からなり、変幻自在で触れた人間そっくりになることができ、ナイフのように指先を尖らせて相手をひと突きすることも。銃撃されてもボディに穴が開くだけであっという間に塞がってしまう。そんな、さらに強力なターミネーターに世界は再び震撼。彼らと人間を見分けるには、犬を飼うしかない(吠えます)。なぜ、未来からやってくる?そんなターミネーターは、2029年の未来から過去にやってくる。その未来とはなんと、人間と人工知能(AI)がコントロールする機械が全面戦争を繰り広げている暗黒の世界。いまでこそ、ソフトバンクのPepperやAmazonのAlexaなどが登場し、ドラマ「ドクターX」でも描かれているように医療の分野で活躍したり、人間とチェスや将棋で対決したりと実用化が進み、かつては夢物語だったAIとの共存は現実となっている。だが、あの天才物理学者ホーキング博士も死の直前まで危惧していたという、“AIが招くかもしれない未来”を描いているのが本シリーズ。軍事利用されたAIが思考能力を持ち、逆に人類を襲い始める…という、博士が想像していた未来の究極に最悪なパターンが物語の舞台となっている。ターミネーターは近未来のAIが創った!ターミネーターも、AI「スカイネット」がオール人類抹殺のために創り出したものだ。シュワが演じた旧型T-800というタイプから、より無敵な『T2』のT-1000に改良を施すなど、AIは常に進化。ターミネーター自体に組み込まれたチップにも高度な学習機能があり、人間と共に過ごせば過ごすほど人間について学んでいく。なぜ、サラ・コナーは戦うのか?恐ろしいターミネーターが、『T1』で未来からやってくるのは、1984年のロサンゼルス。未来で人類軍を指揮するカリスマ的なリーダー、ジョン・コナーを“生まれてこなかった”ことにするため、その母親となるサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)を抹殺しに来たのだ。当時のサラは友達とルームシェアをし、レストランでアルバイトしたり、週末には遊びに出かけたりする、ごく普通の女子大生。シュワ演じるターミネーターが同姓同名の別人を次々抹殺していく中、そんなサラ本人の前には謎のイケメン、カイルも現れる。そのカイルこそ、未来のジョンが過去の母を守るために送り込んだ兵士。カイルから将来起こる機械との戦争について聞いたサラは、暗黒の未来を変えるためにカイルとターミネーターに立ち向かう。さらに2人は、激しくも短い恋に落ち…。やがてサラは男の子を出産するが、この子こそがジョン・コナー。ちょっとややこしいが、カイルが父親なのだ。そして10年後の1994年には、今度は10歳になったジョン(エドワード・ファーロング)を襲いにターミネーターT-1000がやってくる。『T2』で母となったサラが自ら銃の扱いや護身術を学び、たくましい兵士へと一変しているのはすべてはジョンを守り、未来を変えるためなのだ。「審判の日」とは?AI「スカイネット」が勝手に核戦争を仕掛け、人類に宣戦布告した1997年8月29日のこと。30億人もの命が一瞬にして奪われ、『T2』でサラは何度もその様子を悪夢として見る。「審判の日」を阻止するため、サラがとった行動は「スカイネット」を開発したIT企業「サイバーダイン社」を襲うことだった。しかし、それは未遂に終わり、サラは警察病院の精神科に収監、母と離ればなれになったジョンは里親のもとでグレかかり、ターミネーターT-1000には命を狙われることになってしまう。なぜ、「I’ll be back/アイルビーバック」が有名に?『T1』では、シュワ演じる殺戮マシーン・ターミネーターT-800に対抗するため、ジョンは優秀な人間の兵士カイルを未来から過去に送り込んだ。そして『T2』では、より強力になったターミネーターT-1000に対抗するため、“ジョン・コナーを守る”というミッションを自らインプットしたT-800を送り込む。こちらも、もちろんシュワが演じている。傍目にはかつてサラに襲いかかり、世間をも震撼させたターミネーターとまったく同じに見えることから、サラはもちろん観る者も、あの恐怖を否が応でも思い出すことに…。ターミネーターは何度も“戻ってくる”まさに“戻ってきた”ターミネーター。もともとは、『T1』で警察に保護されたサラを襲う際、「I’ll be back」と言い残して車で突っ込んできたことが始まり。『T2』ではサラとジョンを守るため、「I’ll be back」と言い残して警官隊に立ち向かい、逃走用の車両で戻ってくることから、伝説として語り継がれるセリフとなった。とはいえ、『T2』では少年ジョンの命令も絶対なため、少々お茶目な姿を見せるシュワ・ターミネーター。片足を上げろと言われたら「下ろしていい」と言われるまで上げっぱなし、「地獄で会おうぜ、ベイビー(Hasta la vista, baby)」なんて言葉も覚えてしまった。最新作『ニュー・フェイト』では何が起こる?『T2』で、ターミネーターT-1000とのバトルに勝利したサラ・コナーたち。T-800は自身の中に組み込まれたAIチップの危険性に気づき、自ら溶鉱炉に沈んでいった。これでAI「スカイネット」の暴走や「審判の日」は回避され、30億人の命は救われた、はずだった…。だが、『ニュー・フェイト』ではまったく新しいターミネーター・REV-9(ガブリエル・ルナ)が未来からやってくる!そのターミネーターもまたAIが創り出したもので、外側はT-1000のような液体金属、内側はT-800に似た骨格で、2体に“分離”するという超強者。破壊的なダメージを受けても、約30秒ほどで元の姿に。そして本人も予告編で言うように“全身が武器”状態。初めてシュワ・ターミネーターを目にしたときの“絶対に勝ち目はない”恐怖を、改めて思い出させるには十分な脅威となっていく。しかも、表情が豊かで人好きのする笑顔を見せることもあるから、なお恐ろしい。追う者、追われる者、守る者が新たな顔ぶれにその最新型ターミネーターの新たなターゲットとなるのが、メキシコシティの自動車工場で働く家族思いの女性ダニー(ナタリア・レイエス)。また、ダニーを守るために、手術を受けて強化型スーパー・ソルジャーに改造された人間の女性グレース(マッケンジー・デイヴィス)も未来から送り込まれてくる。なぜ、ダニーがターミネーターに狙われるのか、なぜ、グレースがダニーを必死に守るのかは最新作の大きな見どころの1つ。特にマッケンジー演じるグレースは、サラ・コナーや、『エイリアン』シリーズのリプリー、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフィリオサなどに匹敵する強力ヒロイン誕生として大きな話題を呼ぶことになりそうだ。なぜ、最新作が“正当な続編”なのか『T2』以来、約30年ぶりにジェームズ・キャメロンが製作・ストーリーを担当、シュワ&リンダの再演が実現した最新作『ニュー・フェイト』。本作が“正当な続編”と呼ばれるのは、『T2』の物語からそのまま地続きになっていること。さらに、サラ・コナー役のリンダが同作ぶりに“戻ってきた”ことも重要なポイント。実はこの間、『ターミネーター3』『ターミネーター4』、そして『ターミネーター:新起動/ジェニシス』などが製作されたが、これらには“シリーズの生みの親”キャメロンは直接関わっていない。“シリーズの顔”シュワ・ターミネーターは全作に登場しているものの、カリフォルニア州知事時代の『ターミネーター4』では体は別人、顔だけ『T1』時のCGという形に。ストーリー的にも『ニュー・フェイト』との関連は見られない。「審判の日」が回避されたはずなのに、再び始まってしまったターミネーターとの死闘。その衝撃の運命を、スクリーンで見届けてみてほしい。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日(金)より全国にて公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ターミネーター:ニュー・フェイト 2019年11月8日より全国にて公開© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2019年11月08日全世界から大注目を集めるシリーズ最新作『ターミネーター:ニュー・フェイト』から、 アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、マッケンジー・デイヴィス、そしてティム・ミラー監督の来日が決定した。『ターミネーター2』の正統な続編を描く本作は、シリーズの伝説的キャストであるアーノルドとリンダの最強タッグ、伝説の生みの親でありながらシリーズ最大のヒット作『ターミネーター2』以降、シリーズへの直接的な関与がなかったジェームズ・キャメロンが製作・ストーリーに復帰!さらに『デッドプール』のティム・ミラーが監督を務めるという奇跡のタッグが実現した。今回来日が決定したのは、揃っては初来日となる、T-800役アーノルドとサラ・コナー役のリンダ。そして未来から送り込まれてきた強化型スーパーソルジャー、グレース役のマッケンジー、そして監督のティム・ミラーだ。アーノルドは2015年以来4年ぶり、リンダ、マッケンジー、ミラー監督はプロモーションとしては初来日となる。さらに来日決定発表と合わせて、T-800とサラのキャラクター映像も到着した。『ターミネーター:ニュー・フェイト』は11月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ターミネーター:ニュー・フェイト 2019年11月8日より全国にて公開© 2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
2019年10月16日ロックバンドKORNのフロントマン、ジョナサン・デイヴィス(47)の妻デヴェン(39)が、8月17日に急死した。訃報が流れて以降、沈黙を守っていたデイヴィスが、Twitterに愛する妻の死についてのメッセージを掲載した。「この10年、妻は病気に苦しんでいました。ひどく精神を病み、そのせいで依存症にもなりました。僕は自分の全てをかけて彼女を愛していました。彼女が本来の彼女自身でいられたとき、彼女は素晴らしい妻であり、素晴らしい母であり、そして素晴らしい友でした。デヴェンはとてつもなく広い心を持っていて、子どもや、その他彼女が愛した人たちを意図的に傷つけようとしたことは決してありませんでした」2人は2004年にハワイで結婚。2005年には長男パイレート、2007年には次男ツェッペリンをもうけた。TMZによるとデヴェンは重い薬物依存症を患い、子どもたちにたびたび家庭内暴力をふるっていたため、夫婦は別居していたという。デイヴィスが家族への接近禁止命令を裁判所に申し立てたその日に、妻は帰らぬ人となった。「妻を守るためにこれまで隠し続けてきたけれど、このような悲劇が家族を襲った今、真実を知ってもらう時がきたと思いました」と前置きし、デイヴィスは妻がいかに苦しんでいたか、そして精神病を患う人とそれを支える人がどれほど助けを欲しているかを綴っている。「僕がこれほどまでに懸命に、精神の病と戦う人々を支援するのは彼女が理由なのです。彼女のストーリーが、人々の助けに助けを求めることを恥じないよう勇気づける一助になればと思っています。もし、あなたの知っている誰かが心を病んだとしたら、その人に寄り添い、同情してほしい。そして、悪い人ではない、苦しんでいるのだということを知ってほしい。カリフォルニア州には、助けを必要としている人を支える僕のような人々に、手を差し伸べてくれるよう法律を変えてもらいたい」様々な憶測を呼んでいるデヴェンの死因については言及されていなかった。
2018年08月23日シャーリーズ・セロンが18キロも増量して母親役に挑んだ『タリーと私の秘密の時間』。この度、本作でベビーシッターのタリーを演じた、期待の若手女優マッケンジー・デイヴィスのウェイトレスコスプレ姿を捉えた場面写真が公開された。本作でシャーリーズと同時に注目を集めているのは、期待の女優と呼び声高い、マッケンジー・デイヴィスだ。『ブレードランナー 2049』に娼婦のマリエッタ役で出演し、『ターミネーター』シリーズ最新作ではヒロインに選ばれ、いま最も勢いのある女優のひとり。本作ではシャーリーズ演じるワンオペ育児に追われるマーロの前に、まさに救世主のような存在として夜だけに訪れるベビーシッター、タリーを演じている。「心を開いて、役に立ちたいの」というタリーの優しさにマーロは徐々に心を開いていき、いつしか不思議な絆が芽生えた2人は毎晩プライベートなことまで話し合うように。そしてある晩、マーロは旦那のドリュー(ロン・リヴィングストン)との関係について、良い父親だが夫婦関係は冷えてきていると打ち明け、「昼間は赤ちゃんを抱いてて、あの子が1番なの。夜になってもギアを変えられない」と語る。そんなマーロにタリーは、昔ドリューが好きだったウェイトレスのコスプレをしてドリューが眠る寝室に向かおうと、驚きの提案を持ちかける…。この度解禁されたのは、そのシーンを捉えたもの。洗面所でマーロが昔ドリューのために買った黄色いウェイトレスの制服を着用し悪戯な笑みを浮かべるタリーの姿とそれを呆然と見つめるマーロの姿、そしてコスプレ姿のタリーとマーロがドリューが寝ている寝室に忍び込む姿、ベッドの上に座った2人が寝ている夫・ドリューを見つめる姿の3枚の場面写真だ。本作でシャーリーズと共演したマッケンジーは「シャーリーズとの共演は楽しかった。有名スターだからどんな人かと思っていたら、素顔は本当に気さくで、仕事熱心な人で、いつも役に合った演技を研究しているすばらしい人だと思うわ!」と興奮気味にコメントをしており、マッケンジーの活躍に期待のもてる作品となっている。『タリーと私の秘密の時間』は8月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:タリーと私の秘密の時間 2018年8⽉17⽇よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2017 TULLY PRODUCTIONS.LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
2018年07月27日この夏公開の映画『タリーと私の秘密の時間』から、この度、シャーリーズ・セロン演じる3人の子どもをもつママと、マッケンジー・デイヴィス演じるベビーシッターとの運命の出会いの瞬間を捉えた場面写真が到着した。名匠ジェイソン・ライトマン監督が、『ヤング≒アダルト』で主演に迎えたシャーリーズと再びタッグを組んだ本作は、仕事に家事に育児にと、何ごとも完璧にこなしてきた“人に頼れない”3人の子どもの母親マーロ(シャーリーズ・セロン)と、タメ口のイマドキ女子なのに仕事は完璧な彼女の元に現れた夜だけのベビーシッター、タリー(マッケンジー・デイヴィス)の不思議な絆を描く物語。今回到着した場面写真は、そんな2人の“運命の出会い”の瞬間を写しだしたもの。タリーのヘソ出しショートタンク姿を見て戸惑うマーロの姿をはじめ、手際よく子守道具を確認するタリーや、タリーがマーロに「私を頼って。あなたも同じよ」と子守だけでなく、マーロにも自分に頼って欲しいと優しい言葉をかける姿。そして、「2階で休んで、おやすみ」とタリーがマーロに語りかけるシーンが収められている。シャーリーズは『モンスター』では約13kg増量したが、今度は18kg増やしてマーロ役に挑戦していることでも話題の本作。映画のアイディアが生まれたのは、プロデューサーで脚本家のディアブロ・コディが、3人目の子どもを出産してすぐあとのことだったそう。すでに2人の幼い子どもに時間とエネルギーを費やしていた彼女は、自分に赤ちゃんのために必要な体力がないことをはっきりと自覚していたため、夜間ベビーシッターを雇ったのだ。そんなベビーシッターを彼女は「救世主のように思えたわ」と語っており、その経験から生まれた本作は、彼女が脚本家として守っている「いままで一度も見たことがない女性の役を書く」という基準に合致した。『JUNO/ジュノ』では10代の妊娠を、『ヤング≒アダルト』では大人になりきれないダメヒロインと、現実には多くいるのに、誰も描いてこなかった女性像を描いてきた彼女が、本作では自身の経験からいままで描かれることがなかった、育児に疲れたママのリアルな現実を描いたことにより、“誰もが共感できる内容”となっている。『タリーと私の秘密の時間』は8月17日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:タリーと私の秘密の時間 2018年8⽉17⽇よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開© 2017 TULLY PRODUCTIONS.LLC.ALL RIGHTS RESERVED.
2018年07月23日ドラマ「GOTHAM/ゴッサム」での共演をきっかけに交際していたベン・マッケンジーとモリーナ・バッカリンが、モリーナの38歳の誕生日である今月2日(現地時間)に結婚していたことが明らかになった。「ETonline」によれば、結婚式は家族や親しい友人を招き、ニューヨークの「ブルックリン・ボタニカル・ガーデン」で行われたという。2人は2015年9月にエミー賞のアフターパーティーで手をつないでいる姿が目撃され、交際が発覚。2016年3月に娘のフランシスちゃんが誕生し、同年11月に婚約した。モリーナにとって今回の結婚は2回目で、前夫との間には3歳の息子ジュリアスくんがいる。昨年5月、2人そろって出席したイベントで、モリーナは「子どもが1人から2人に増えることがこんなに大変だったなんて!」と子育てのリアルな苦労を語った。一方ベンは「ぼくは、もっと気楽に父親業をやってるよ。子育ては最高。大好きだし、楽しい」と楽観的。フランシスちゃんの名前は「大好きな名前なんだ」というベンの母親から取ったもので、「フランキーって呼んでるよ。世界で一番かわいい子なんだ」とフランシスちゃんにメロメロな様子をうかがわせていた。(Hiromi Kaku)
2017年06月08日第89回アカデミー賞の授賞式が27日(現地時間26日)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『フェンス』のヴィオラ・デイヴィスが助演女優賞を受賞した。デンゼル・ワシントンが監督・主演を務め、作家オーガスト・ウィルソンの戯曲を映画化した同作で主人公の妻を演じたヴィオラ・デイヴィスは、「私はアーティストになりました。神に感謝しています。私たちだけが人生を生きること、祝うことができる職業だからです」と熱いスピーチで魅了。「この映画は人を描いた物語です。そして、言葉、人生、許しを描いたものです」と作品を紹介し、オーガストやデンゼル・ワシントンをはじめとする作品に関わった人たちや、両親や兄弟などへの感謝を述べた。助演女優賞には、ヴィオラ・デイヴィスのほか、『ムーンライト』のナオミ・ハリス、『LION/ライオン ~25年目のただいま~』のニコール・キッドマン、『ヒドゥン・フィギュアズ(原題)』のオクタヴィア・スペンサー、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のミシェル・ウィリアムズがノミネートされていた。WOWOWプライムでは、2月27日21時から同授賞式の字幕版を放送。3月5日18時からダイジェスト版も放送する。
2017年02月27日ヴィオラ・デイヴィスが、犯罪映画『Widows』に出演することになった。監督は『それでも夜は明ける』のスティーヴ・マックィーン。脚本はマックィーンと、『ゴーン・ガール』の原作と脚本を書いたギリアン・フリンが共同執筆する。その他の情報映画は、1983年にイギリスで放映されたテレビのミニシリーズのリメイク。4人の強盗犯が、犯罪に失敗して死んだ後、彼らの未亡人たちが、残された仕事を終わらせようとする物語だ。デイヴィスの最新作は、現在公開中の『スーサイド・スクワッド』。次回作は、年末に北米公開される『Fences』。共演はデンゼル・ワシントンで、ワシントンは監督も兼任する。デイヴィスとワシントンが共演したブロードウェイ舞台劇の映画化で、オスカー狙いと位置づけされている。文:猿渡由紀
2016年09月28日『ホテル・ルワンダ』のドン・チードル主演最新作「Miles ahead」(原題)が、『MILES AHEADマイルス・デイヴィス空白の5年間』という邦題で、12月23日(金・祝)より日本公開されることが決定した。帝王マイルス・デイヴィス(ドン・チードル)は、1970年後半の5年間、すべてのミュージックシーンから姿を消した。ひとりきり自宅にこもった彼は、慢性の腰痛に悩まされ、ドラッグや鎮痛剤の影響ですさんだ生活を送っていた。そこへしたたかな音楽レポーター、デイヴ・ブレイデン(ユアン・マクレガー)が強引におしかける。それから2日間、ふたりは盗まれたマイルスの最新曲のテープを取り戻すため思わぬ追跡劇に巻き込まれる。もともと気まぐれなマイルスの言動に拍車をかけるのが、元妻であり彼のミューズでもあったフランシス・テイラー(エマヤツィ・コーリナルディ)との破綻した結婚生活の思い出だ。苦悩と絶望から死をも考えたマイルスだが、音楽から救いを見出し、復活への道を模索していく…。ジャズ界に留まらず、すべてのミュージシャンのカリスマとして、いまでも語り継がれるマイルス・デイヴィス。彼の映画化を熱望し、マイルス本人を描いた初の映画を実現させたのは、『ホテル・ルワンダ』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされた実力演技派俳優のドン・チードル。本作で彼は、初監督を務めるほか、共同脚本、制作、そして自ら主演も務める。『アベンジャーズ』シリーズからスティーヴン・ソダーバーグ、ポール・トーマス・アンダーソンといった名だたる監督の作品に出演し、映画以外のテレビシリーズ、舞台俳優としても多様で奥深い役柄を演じ、幅広く活躍しているドン。彼がマイルスに起きた出来事からインスピレーションを得たストーリーは、マイルスの家族からも「最高だ!」と絶賛されているほどだ。ドンは、トランペットの吹き方も限界まで練習し、マイルスのあらゆる時代、あらゆるスタイルの音楽を映画に組み込み、ラストのライブシーンでは実際にマイルスとの共演経験もある、ハービー・ハンコックやウェイン・ショーターに加え、現在のジャズシーンで活躍中のエスペランサ・スポルディング、ゲイリー・クラークJr、アントニオ・サンチェスらが華を添えてる。音楽担当のロバート・グラスパーもまた、マイルスへの敬意を表するに値するサウンドを作り上げており、マイルスが自分の音楽を表現した言葉“ソーシャル・ミュージック”の精神が映画全般に行きわたり、マイルスに思いを馳せることができる幻想的な一作となっているようだ。『MILES AHEADマイルス・デイヴィス 空白の5年間』は12月23日(金・祝)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年07月31日ジーナ・デイヴィスが、インディーズのコメディ映画『Don’t Talk to Irene』に出演することになった。その他の情報主人公アイリーンは、太っていて、友達のいない女子高生。学校を停学になり、老人ホームで地域奉仕を命じられた彼女は、入居者である老人たちを、ダンスのリアリティ番組に出演させようと試みる。アイリーンは密かにチアリーダーにあこがれており、ダンスをするのに完璧な容姿は必要ではないということを証明するのが目的だ。デイビスの役柄はわかっていない。監督はパット・ミルズ。デイビスは『偶然の旅行者』(1988年)でオスカー助演女優賞を受賞。『テルマ&ルイーズ』(1991年)でも、主演女優部門にノミネートされた。その後、『プリティ・リーグ』(1992年)、『ロング・キス・グッドナイト』(1996年)、『スチュアート・リトル』(1999年)などに出演。近年は、テレビやインディーズ映画に出演しており、最近はティム・ロビンスと共演するインディーズ『Marjorie Prime』を撮り終えている。文:猿渡由紀
2016年06月25日