「私が不倫なんかするはずない!」と思い込んでいる人ほど、禁断の恋にハマってしまうもの。そこで今回は、12星座別に“不倫にハマりやすい女性”をランキング形式でご紹介します。あなたは大丈夫?文・沙木貴咲2位:射手座(11月22日~12月21日生まれ)ノリが良く、世間の常識にとらわれない射手座女子は、不倫に対する罪悪感が少ないかも。口説かれた相手が既婚者であっても、自分が気に入ればすんなり関係を持ってしまいます。しかも、「面倒だと思ったらやめればいい」と割り切るつもりが、気がついたら「不倫にこそ真の愛がある」なんて思い込んでいる場合も。不毛な愛の迷路に足を踏み入れると、なかなか抜け出せないはず。既婚者は恋愛対象としてナシ、とマイルールをあらかじめ決めておいたほうが良さそう。3位:蠍座(10月24日~11月21日生まれ)一途な蠍座女子は、いったん好きになったら一歩も引きません。不倫がいけないものとわかっていても、「あえて私はそこに踏み込んでいく」と突き進んでいきます。しかも、情熱的で諦めが悪い性格が災いし、関係は泥沼化しがち。不倫で心身は疲れきってしまいます。既婚者はそもそも恋愛対象外と、普段から自分に言い聞かせておいたほうが良いでしょう。4位:蟹座(6月22日~7月22日生まれ)蟹座女子は、恋愛が結婚に直結するタイプ。自分が思っている以上に、結婚には強い思い入れがあります。相手が既婚者なら、基本的には恋愛対象外ですが、うっかり既婚者を好きになってしまうと、意地でも結婚したくなるはず。また、家庭のある男性に「妻とは離婚する」と言われると、ついつい信じてしまいがち。本当に結婚したいなら、不倫のデメリットを知って既婚男性は避けるべき!5位:水瓶座(1月20日~2月18日生まれ)水瓶座女子は、世間の常識にとらわれない独特の感性を持っています。不倫が悪いものだという認識が薄く、禁断の愛に足を踏み入れる可能性は高め。しかも、水瓶座女子はベッタリした恋が苦手なタイプが多く、なかなか会えないことも多い不倫のような距離感は、むしろ心地良いかも。既婚男性と付き合って婚期を逃したりしないよう、結婚したいなら賢く未来を計算して!6位:天秤座(9月23日~10月23日生まれ)スマートな天秤座女子は、不毛な不倫にはもともと興味がないはず。「既婚者を好きになってもメリットがない」と判断できるタイプ。でも、本気で好きになった相手が既婚者だった場合、彼を自分だけのものにするため、略奪を狙います。また、中途半端な関係を自力で終わらせるだけの実力も持ち合わせているので、最終的に勝者となる可能性も高いでしょう。とはいえ、すべてが終わった頃には心身がすり減り、消耗しきっているはず。天秤座ならではのクレバーさで、「やっぱり不倫はダメ」と避けるのが賢いでしょう。7位:牡牛座(4月20日~5月20日生まれ)平和主義な牡牛座女子は、リスクの高い不倫には興味がないでしょう。良い意味で損得勘定ができるので、そのデメリットをよく理解しているはず。そのため、もし既婚男性を好きになるなら、「勝てる不倫」しかしません。離婚がほぼ決定しているとか、すでに協議中といった状況の彼と、頃合いを見て安全に交際し結婚することが多いです。リスクの高い三角関係にハマることは少ないでしょう。8位:乙女座(8月23日~9月22日生まれ)潔癖症で真面目な乙女座女子は、不倫を軽蔑していることが多いでしょう。でも、どうしようもなく心惹かれる相手が既婚者だと、理性が吹き飛び、深い関係になる場合も。また、一度でも禁断の愛の魅力を知ると、器用に不倫を楽しみ始めるでしょう。ハマれば抜け出しにくくなるので、自分の中のモラルを守り抜くことが大事です。9位:牡羊座(3月21日~4月19日生まれ)本能に忠実な牡羊座女子は、一度好きだと思うと、既婚者であっても一線を超えてしまうことがあるでしょう。しかし、サッパリと後を引かない恋が多いため、ワンナイトラブで終わることも多いはず。また、牡羊座女子は待ちに徹することが苦手なので、「不倫はつまらない。もうやーめた」とあっさり諦められるようです。10位:双子座(5月21日~6月21日生まれ)ライトな感覚で恋を楽しめる双子座女子は、相手が既婚者と知っていても関係を結ぶことがあります。とはいえ、そもそも他人に深入りしないタイプなので、不倫にハマってドロ沼化するケースはほとんどありません。不倫のリスクもきちんと計算して、これ以上踏み込まない!という線引きをするでしょう。11位:獅子座(7月23日~8月22日生まれ)女王様気質の獅子座女子は、二番目に甘んじなければならない不倫は好まないでしょう。会いたい時に会えず、彼氏と外で堂々と手を繋げないといった制約にウンザリしてしまうことがほとんど。たとえ既婚者と付き合ったとしても、すぐに気持ちが冷めるようです。ハマるというほどのめり込むことは、ほとんどありません。……残るは、山羊座女子と魚座女子。それぞれまったくタイプが違う星座ですが、どちらが不倫にハマりやすい星座なんでしょうか?1位:魚座(2月19日~3月20日生まれ)押しに弱いロマンチストな魚座女子は、情熱的に口説かれると不倫を受け入れてしまいがち。頭ではダメだとわかっていても、ズルズルと禁断の恋にハマってしまいます。そのうち、不倫相手と会いたいときに会えない自分を悲劇のヒロインと思い、そのシチュエーションを楽しむことも。しかし、結局自分の思いどおりになりにくい関係に、心は少しずつ傷つけられていくはず。一度立ち止まって冷静に「不倫は幸せになれない」と考えることが大事です。12位:山羊座(12月22日~1月19日生まれ)山羊座女子は常識を重んじる現実主義者。惹かれた男性が既婚者だと分かった時点で、理性的に想いを断ち切れるでしょう。情熱的に口説かれても、冷静に「不倫なんてデメリットしかない」とお断りするはず。禁断の愛にハマることはまずないタイプです。(C) 4 PM production / Shutterstock(C) kiuikson / Shutterstock(C) Photographee.eu / Shutterstock(C) 4 PM production / Shutterstock
2018年07月31日最小限主義のミニマリスト。そこまでこだわってものを持たないことに、どのような意味があるのでしょうか?年末に断捨離を考えている方必見!ミニマリストの特徴やメリットをご紹介いたします!ものを「持たない」という選択!ここ何年かで、ミニマリストに関するブログや書籍が注目を集めています。ミニマリストの生活に、人はなぜ関心を持つのでしょうか?ミニマリストは、必要最低限のもので過ごす人のことをいいます。最小限のという意味のミニマル(minimal)から派生した造語です。大量生産・大量消費時代を生きる現代で、ものを持たない生活を選ぶ人たちです。ここでは、ミニマリストの生活やそのメリットなどをご紹介していきます。年末の大掃除の前に、 ミニマリストのスッキリとした生活をのぞいてみましょう!ミニマリストの持ち物は? お洋服は、ぜんぶ一軍!ミニマリストは一体何枚のお洋服で過ごしているのでしょうか?ほとんどのミニマリストが20〜50枚で過ごしています。トップス10枚、ボトムス3枚、アウター2枚、ソックスや下着はそれぞれ5枚、カバンとシューズが2つづつ、帽子1つ、部屋着1セット。ここにドレスやアクセサリーも入りますが、最近では必要な時にドレスなど一式をレンタルできるサービスが主流になっているため、そもそも持っていないというミニマリストも少なくありません。ミニマリストがお洋服を選ぶ基準は、見た目がシンプルで形がよく、生地など質がいいものを選びます。大好きな服をメンテナンスしながら大切に着る。それがミニマリストのお洋服との付き合い方です。化粧ポーチもスッキリと!ミニマリストの化粧ポーチには、必要最低限のメイク道具が入っています。日焼け止めや下地が入ったBBクリームやクッションファンデーションは重宝します。チークとハイライトが一緒に入ったパレットも重宝します。アイブロウライナー、眉マスカラ、アイライナー、マスカラ、ルージュ。これだけあれば普段使いのメイクは完成します。色違いのコスメをあれこれ持たずに、自分の顔に合うものをチョイスして持ちます。ストックはしない!ミニマリストにはストックをする習慣がありません。ストックは思っている以上に場所をとります。また、買ったままの状態で存在を忘れてしまうこともあります。たとえば冷蔵庫も、その日に食べるものはその日に買うので、たっぷり余裕があります。ストックをしないことで何もない空間が生まれます。何もない、その空間が心地よいのです。収納はしない!ミニマリストには、収納という概念がありません。収納するための収納用品を買わなければならず、ものが増えてしまいます。収納BOXの中に何が入っているかわからない状態では本末転倒です。ミニマリストは、ものの位置を決めています。ものを使い終わったら元の位置に戻す。これを徹底していれば収納がなくても散らかることはありません。ミニマリストのメリットは?ものから与えられるストレスから解放される!ものから無意識のうちに与えられるストレスは意外と大きいです。たとえばテーブルの上に本が3冊あったら、なんとなく読まなくてはいけない気がします。TV録画がたくさんたまっていたら、なんとなく観なくてはいけない気がしてきます。ものには、それだけのパワーがあります。ものに煩わされたくない!ものから解放される手段として、ミニマリストの生活を選択する人は少なくありません。自分のことがわかる!流行りのブランドバッグも、自分に必要がなければ持つ必要はありません。誰かにいいねと言って欲しい、おしゃれだと思われたい!ものを選ぶ基準として、ステータスに重きを置いていると、だんだん自分が見えなくなってきます。ミニマリストは激選した本当に好きなものだけに囲まれる生活をします。好きなこと、やりたいこと、逆に苦手なことなどがはっきりとわかるようになります。足るを知る!なんの変哲もない一日に、感謝して生活する。なかなか毎日できることではありません。TVを買えばレコーダーが欲しくなる。レコーダーを買えばTV台が欲しくなる。レコーダーでDVDを観るときにソファがあったらいいのに・・・と、物欲は止まりません。ミニマリストは、「もうすでに自分は全てを持っている」と考えます。日本に生まれて、両親がいて、友人がいます。大切なものは全て持っているので、現状に満足した状態で生活することができます。好きなものだけに囲まれて過ごそう!ここまで、ミニマリストの特徴についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?年末の掃除をするときは、ミニマリストのことを少しだけ思い出してみてください。ものを捨てるときには、好きなものだけを残しましょう。誰かを意識した生活ではなく、自分が本当に心地いい生活を送ることができますよ!
2017年12月15日メイクやコスメが大好きな人や、“がっつり盛る”時代にメイクを覚えた人は、ついついメイクが濃くなりすぎてしまいがち。そんなあなたは思い切って使うコスメの数を減らしてみませんか?すると、メイクがオトナに変化するのみでなく、メイクの時間もポーチの中身も減らせます。メイクに“絶対”はない!雑誌やWEBサイトでメイクの方法やコスメ情報を調べると、書いてあること全てをしなければならない気分になるし、この世に存在するメイク・コスメの工程は、一通り行なわなければならないような義務感にかられるもの。でも、ファッションだって、必ずしもヘアアクセサリーや小物を全て取り入れなければいけないわけではないでしょ?バランスを見て引き算しますよね。それと同じように、メイクだって全てを使う必要なないのです。むしろ、なにもかもを取り入れたらおかしなことになってしまうかも?!大人になると、隠したいアラが増える分、メイクもどんどん複雑化していきがちですが、むしろその逆に!使うコスメをミニマニにし、メイクをシンプルにすることが、素敵な大人の女性への近道ということもあるのです。「ここだけおさえれば大丈夫」なポイントを知り、“ミニマリスト”デビューしませんか?これさえあれば充分!”コスメ断捨離”のヒント!1.ベースはUVカットできる下地とコンシーラーのみで問題なし日焼け止めを塗り、コントロールカラーでくすみを取って、そしてファンデーションにコンシーラー・・・と、メイク好きさんほど、ありとあらゆるコスメを重ねたくなってしまいますよね…。ですが、色は重ねれば重ねるほど濁ります。そして、メイクも重ねるほど崩れの原因になるし、今っぽい素肌感とはかけ離れていくものです。ベースメイクは、紫外線対策をしたあと、隠したい肌悩みをピンポイントで隠してあげるだけで充分!余計なコスメをどんどん足していくのは卒業しましょう。くすみが気になるからと、ピンクやパープルのコスメを使用するときは、コントロールカラーとして仕込むのか、それともフェースパウダーで色を加えるのか、どちらかを選ぶようにして。2.ハイライト・シェーディングorチークはどちらかでOK!ハイライト・シェーディング・チーク、これらは全て、顔に色味や立体感をプラスするもの。もちろん、全てを入れるメイクには、それなりのメリットがあります。だけど光を浴びて写真を撮るモデルさんではない以上、大げさに入れる必要はないのです。従って、日常生活をナチュラルに送るときは、極論「ハイライト・シェーディング」と「チーク」のうち、どちらか一方のみを取り入れるようにしましょう。何かのパーティに出席するなど、お呼ばれの際はこれらを全部取り入れても良いですが、デイリーでは引き算してみては?顔中に色々重ねると、本来の肌の輝きやベースメイクの質感を、無駄にしかねません。3.眉マスカラはマストではないハイトーンのヘアカラーが流行った時代を生きた世代は、多くの方が「アイブロウマスカラは必ずしなければならないもの」と思っているのでは?ですが、今の時代はマストではないのです。強いて言うなら、“色を変える”のではなく、“毛流れを整える”目的で用いてみては?程度と考えて欲しいのです。眉マスカラのせいで、眉毛だけが時代錯誤になっている大人の女性、結構いらっしゃいますよ!それならむしろ、使うのを止めてみてはいかがでしょうか。そのままの眉こそ、あなたに最も似合う美しいシルエットです。4.口紅orグロスはどちらに絞る現在のトレンドは、マットな質感のルージュ・リキッドルージュやオイルリップですが、これまた、ばっちりメイク全盛期世代は、つい口紅の上にグロスを重ねたくなってしまいますよね。グロスの「守られてる感」が好きな気持ち、わかります!ですが、近年の口紅はグロスを塗らなくても、うるおいや保護力に優れたものが多数あります。ですから、口紅下地やリップバームでベースをきちんと整えてから口紅を塗るだけで、充分な仕上がりに。あまり色をのせるのが苦手な方は、グロスタイプの薄付きリップ単品での使用もおすすめ。色つきのリップクリームや、ほんのり色づく保湿ルージュも良いでしょう。1本で複数の効果を持ったルージュが増えている今、リップメイクほどミニマムに適したパーツはないでしょう。「ミニマムメイク」で賢くきれい!メイク自体をシンプルにすると、コンプレックスをカバーしようと頑張っていた頃よりずっと、なぜだか美しくなれるもの。あなたが綺麗になりたい一心で頑張っていたメイクは、もしかしたらどんどんあなたを時代遅れにしていただけかも?!盛りすぎ・やりすぎよりも、大事なポイントのみを抑えることが大切です。引き算をすればするほど、オトナメイクは輝きを増します。
2017年09月24日ミニマリストとして知られる尾崎友吏子氏による、家族5人が快適に暮らしている最小限の生活用品の全てを紹介する著書『ミニマリストの持ちもの帖~家族5人これだけで暮らしています』(NHK出版)が、7月12日に発売されました。シンプルライフの達人による、もっと快適に暮らすヒントが満載の1冊尾崎友吏子氏はミニマリズム(最小限主義)の実践者で、自然にやさしいシンプルな暮らしを綴ったブログ「cozy-nest小さく整う暮らし」や、著書『3人子持ち働く母のモノを減らして家事や家計をラクにする方法』『追われない家事』(KADOKAWA)などで多くの読者を得ています。本書では写真とイラストを交えて、家族5人で暮らす尾崎家の全ての生活用品を紹介しています。食器やキッチンツールから、家具や収納グッズ、衣類や思い出の品などを掲載。シンプルライフの達人がお届けする、もっと快適に暮らすヒントが満載の1冊です。著者によると、次の4つがミニマリズムによって得られるとのこと。1.日々の暮らしが楽になる2.持ちものを工夫する楽しみ3.人生で大切なものに集中できる4.変化に対応しやすいまた、ミニマリズムについて次のように述べています。ミニマリズムというツールを得て、私は以前よりも、持ちものを機能的、効率的に活かせるようになり、より愛着を持てるようになりました。本書は、その残した大切な持ちものを紹介した本です。とある家族もちのミニマリストというひとつの暮らしの形として、興味本位で楽しんでいただきつつ、あなたの「必要充分」を見つめるきっかけとなれば、この上ない喜びです。(「はじめに」より)主な内容1章台所用品和洋中なんでもこい/ほかの用途でも使ってみるなど2章住用品「循環する」素材/使い道や形の自由度の高いものなど3章衣類今着る服しか持たない/フル活用して使い切るなど4章家族のもの置いておく?どんどん手放す?/思い出も少数精鋭でなど5章その他化粧品もミニマムに/消耗品ストックは箱ひとつ分など著者プロフィール尾崎友吏子(オザキユリコ)3人の男の子を育てながら、建設コンサルタントで働くワーキングマザー。主婦育児雑誌やNHK「あさイチ」などの情報番組等でたびたび取材を受け、講演活動も行う。2級建築士、インテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー1級。ブログ「cozy-nest 小さく整う暮らし」書籍情報書名:NHK出版なるほど!の本ミニマリストの持ちもの帖~家族5人これだけで暮らしています発売日:2017年7月12日価格:定価:1,512円(本体1,400円)判型:A5判並製ページ数:120ページISBN:978-4-14-011354-7
2017年07月20日ワイズ ピンク(Y’s Pink)の2017-18年秋冬コレクションは、「エキセントリック ミニマリスト」がテーマだ。今シーズンの目標はミニマルを追求すること。余分なものはそぎ落とし極限の形までミニマルを追い求めながら、そういった最終地点への道のりに反して、フォルムは遊びをふんだんに交えた。トップスやボトムスはカットオフされ、繊細なパターンメイキングによってバックスタイルはふわりと広がっている。クリエーションの対象は、フォーマルなスーツやダブルのジャケットといったユニフォーム。それらを身体のラインから大きく外し、一部分をデフォルメしてアレンジする。コレクション全体に個性を宿すのは、フラワーパターン。ロシアの伝統的な模様から着想を得た色柄は、どこかノスタルジックで哀愁漂う。そして、落ち着いた色彩の隙間に潜む、優しいミントグリーンやパキっとしたレッドもまたキャラクターの一部となる。アクセサリーラインにも上質なものを。レザーを取り入れたシューズやバッグはイタリアで作った。レースアップブーツはベースにベルベット生地を。リボンと質感のコントラストを成し、優美さを纏っている。
2017年05月20日こんにちは、ミニマリストに挑戦中の鈴木ハナコです。ミニマリストと一口に言ってもその種類はさまざま。修行僧か!と突っ込みたくなるほどモノを持たない人から、こだわりの逸品に囲まれて暮らす人までいろいろなタイプがいますよね。けれど、その大半は紆余曲折ありながら、決意をもって自分の持ち物を見直し減らしていった人ばかり。今回はミニマリストがハマりやすい3つの沼を、体験談とともにご紹介します。●(1)モノを捨てすぎる……“断捨離ーズハイ”!“断捨離”と簡単に言っても、自分が選んで購入したモノを手放すというのはとってもストレスになる作業。ときめかないものは手放す!なんてやり方もありますが、たいがいのモノは過去の自分がときめいたから家にあるわけで、簡単には手放せません。しかし、がんばってモノを捨てて減らしていると、ある瞬間からお祭りに参加しているときのような感覚になる“断捨離ーズハイ”の状態に 。それ無くして大丈夫!?ってものまで減らしちゃうとき、あります。テレビで話題になるミニマリストって、本当に部屋に何にもなくて、スタジオから「ちょっと大丈夫?」なんてツッコミが入っちゃう人が多いですよね。『私はそこまでになる気はないつもりですが、あそこまで手放しちゃう気持ちはちょっとだけわかるかも。捨てまくってるとお祭りみたいな感じになって、“捨て”に快感感じちゃう ときありますもん』(30代女性)●(2)あんなに嫌いだったのにどうした!? 急に掃除好きに変身ミニマリストになると、部屋に置いてあるモノが減って本当に掃除が楽ちん。ただ部屋にモノがない分、小さなごみが目立ちます 。そんな環境で暮らしていると、人が変わったように掃除が好きになっちゃうなんてこと、あります……。『今まで掃除なんて家事の中で一番キライだったのに、周りにどうしたって言われるぐらい掃除好きに。今まで100均で十分だろって思ってたのに、洗剤や道具にもこだわりはじめました。自分でも驚いてます』(30代男性)●(3)ミニマルな暮らしを勧めたくなる断捨離をすれば人生変わる!なんて大げさな言い方をする本もありますが、ミニマリストになってみると本当に時間や心に余裕が出て その変化に自分でもびっくりします。それで周囲の興味を持っていない人たちにも、ついついミニマルな暮らしを勧めてしまいがち。あります!『自分に良い変化があったからと言って人に勧めるのは一呼吸置いたほうがいいかも。私もやっちゃったんですが、価値観は人それぞれなので、モノの少ない部屋は寒々しいって人もいます 。みんなに良いって感じてもらえるわけじゃないんですよね。今ではブログを通して同じミニマリストの人と盛り上がることにしてます』(20代女性)●ライター/鈴木ハナコ(歯科衛生士)●モデル/前田彩(桃花ちゃん)
2016年10月15日【女性からのご相談】最近、ミニマリストというものに旦那がハマっています。自分の持ち物の整理をしてくれるのは大変ありがたいのですが、だんだんに家庭の生活用品まで捨て始め、とうとう私の持ち物まで捨てるように言い始めました。拒否していたのですが、ある日帰ってみると私の持ち物がごっそり無くなっていました。その中には祖父母の形見や仕事で使うものなど、大切なものが含まれています。もう、人の物を勝手に捨てる旦那とは一緒に居られません。こういった理由で離婚と慰謝料を請求できるのでしょうか?●A. 現時点では離婚が認められにくいため、まずは歩み寄りを考えてはいかがでしょうか。ご相談ありがとうございます。アディーレ法律事務所弁護士の正木裕美です。夫婦といえど、自分の持ち物を勝手に処分されるのは我慢なりませんね。大切なものも含まれていたとのことで、大変ショックを受けられたことでしょう。●離婚が認められるための5つ理由離婚は、パートナーと話し合ってお互い納得して離婚届を出すのであれば離婚できます(協議離婚)。しかし、パートナーが「離婚したくない」と拒否するときは、裁判で離婚を認めてもらう必要があります 。裁判では、民法770条1項に定める離婚原因がなければ離婚は認められないんです。離婚原因は、簡単にいうと(1)不倫・浮気(不貞行為)(2)同居・協力・扶助義務を果たさない(悪意の遺棄)(3)3年以上の生死不明(4)回復の見込みがない重度の精神病、(5)その他婚姻を継続しがたい重大な事由の5つで、今回は(5)に該当すれば離婚が認められます。この(5)は、(1)から(4)に当てはまらないさまざまな理由のときに使われますが、当事者の主観的にも客観的にも、今後夫婦としての共同生活を営んでいくことが不可能で、夫婦関係が破綻しているといえるかで判断がされます。●配偶者がミニマリストであることを理由に離婚はできるのか!?判断には、結婚中の夫婦双方の行動や態度、婚姻継続の意思の有無、子の有無、年齢、性格、婚姻期間や別居期間などさまざまな事情が考慮されます。1度ご相談いただいたようなことがあったくらいでは、まずは夫婦間で話しあって改善する余地があると判断され、離婚が認められるのは難しいと思われます。しかし、裁判例では、結婚18年、別居1年の夫婦で、夫が80歳となり生活力が減少したころから妻が先妻の親戚に位牌を送りつけたり、思い出の品を焼却するなどし、修復の話し合いもできなかったケースで離婚が認められたものもあります 。(平成21年5月26日 大阪高等裁判所判決)夫が話し合いに応じようとせず、あなたのつらい気持ちを考えることなく勝手な行動を続け、別居したなど、夫婦関係の改善が困難なとなってくると離婚が認められる可能性はあります。もし、夫の勝手な行動が理由で離婚が認められるとすれば、離婚の責任は夫にあるといえます。また、あなたの所有する大切な宝物を了承なく勝手に捨てたことは、不法行為にもなりますので、慰謝料等の損害賠償の請求はできると考えられます。ただ、損害として認められる額が時価相当額となったり、認められる慰謝料額が買戻し額より少ない可能性もあります。事態が大きくなってしまう前に、夫と十分な話し合い をしたり、夫が聞き入れてくれないのなら、お金には代えられないものですから、夫が処分できない場所に保管する のが先決かもしれません。●お互いの歩み寄りが大事結婚しても相手は自分の所有物ではなく、勝手な言動は許されません。裁判でも、相手の気持ちをお互いに尊重し、歩み寄る ことが夫婦として最も大切なことの一つとされています。許しがたい気持ちもとてもよくわかりますが、あなたの大切なものであること、離婚を考えるくらい許しがたいことだとしっかり伝えて、まずは夫と話し合ってみましょう。離婚が認められるかはケースバイケースですので、お悩みのときは弁護士にご相談くださいね。●ライター/正木裕美(アディーレ法律事務所:愛知県弁護士会所属)
2016年05月15日最近、片付け関連の気になるキーワードに「ミニマリスト」という言葉があります。アメリカでは何冊も本が出版され、日本でもミニマリストのブログをまとめた書籍が出版されるなど、ちょっとしたブームが起きています。Webで人気のトピックがわかるGoogleトレンドでも、2015年に入ってから急上昇しているミニマリスト。言葉の響きから、どんなものなのか想像がつくような気もしますが、ちょっとわかりにくいですよね。そこで今回は、1.そもそもミニマリストとは何なのか2.普通の片付けと何が違うのかというところを考えてみましょう。ミニマリストとは、必要最小限で豊かな暮らしを目指す人ミニマリストとは、最小限主義を表す「ミニマリズム」から発生した言葉。ミニマリズムを実際の生活に取り入れている人=ミニマリストです。ミニマリストのキーワードは「Less is more」。日本語に訳すと「少ないことは、より豊かなこと」という意味になります。日本ではこの「Less is more」をいうキーワードを「いかに物を少なくするか」とか「いかに節約をするか」といった風に捉えることもあるようですが、アメリカのミニマリストたちは少し様子が違うようです。ミニマリストムーブメントの牽引者ともいえる、Joshua Fields Millburn(ジョシュア・フィールズ・ミルブラム) と Ryan Nicodemus(ライアン・ニコデマス)が運営するWebサイト、「 The Minimalist 」から考えてみましょう。ジョシュアとライアンは前述のWebサイトで「ミニマリズムは所有物を減らすことだ、と考えている人もいるが間違いだ。ミニマリズムは『より少なく』にフォーカスするのではなく、『より多く』にフォーカスする」と言っています。さらにこうも言っています。「より多く何を求めるかというと、自分が本当に大事にしたいもの:健康、人間関係、成長、貢献、コミュニティなどだ」と。つまり、大きく物を減らすことは重要だけれど、それは要素の1つに過ぎず、その先にある「より多くの本当に大事なもののために、必要のないものを減らす」ということになるようです。スーツケースに入るだけの持ち物で世界中を旅するミニマリストもいれば、家を持ち、こだわりの物(彼にとっての最小限)を持って暮らすミニマリストもいます。共通するのは、自分にとって必要なものだけを厳選して持ち、それぞれの人生において重要なことを大切にできているということでしょうか。普通の「片付け」と何が違うのか私たちライフオーガナイザーも、ミニマリスト同様「片付けの先にあるもの」を大事にしています。ライフオーガナイザーにとっての片付けとは、物をいかにきれいにしまうとか、収納グッズを組み合わせるということに留まりません。「この部屋で、どんなことがしたいですか?」とか「どんな風に過ごせたら心地いいですか?」といった質問をしながら、お客様にとって大事なことは何か、その価値観を探り、寄り添いながら片付けをします。「片付け」の考え方は、ライフオーガナイズや整理収納アドバイザー、断捨離、ときめきの片付け術などたくさんあります。それらを学んだ方たちと話していて感じるのは、やはり「片付けのその先=目的」があるということ。片付けは、その目的に行き着くための方法にすぎないのです。その「目的」が明確になり、不必要なものを捨て、必要なものだけを持っている、精神的にも物質的にも豊かな状態、それがミニマリストだといえます。話だけ聞くと「なんて羨ましい!」と思ってしまいますが、それは「自分にとって人生で大事なこと」「優先したいこと」を理解し、その実現のために物を減らしたり、働き方を考えたり、人間関係を見直し、1つずつ実行していった結果。溢れんばかりのものに埋もれていては、本当に大事なものを見つけにくいですからね。アメリカでは、リーマンショックなどの金融危機が重なったこともあり、「もっと多く」「より多く」の大量消費文化の中に、「Less is more」=物が少なくても豊かな生活は可能だという考え方が、一気に受け入れられたのかもしれません。 私たち日本人には「装飾を排除した美」や「わび・さび」という文化が根付いているので、ミニマリストの考え方は、比較的受け入れやすいのではないでしょうか。 「捨てる」だけでなく、豊かな暮らし実現のために、まず「物を厳選する」ことから始めてみてはいかがでしょう?(池田絵里)
2015年09月06日●かつてはモノに囲まれていた最小限(ミニマル)なモノで暮らす「ミニマリスト」として知られる佐々木典士さん。6月には初の著書『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ - 』(ワニブックス/1,000円+税)を上梓した。「そんなにモノが無くて大丈夫?」と聞きたくなるような生活を送る佐々木さんに、ミニマリズムについてお話を伺った。○ミニマリズムに目覚めたきっかけ――佐々木さんは以前からモノをもたないタイプだったのですか?もともとはモノがたくさんある部屋に住んでいました。多趣味で、浅く広くいろいろなものに手を出すタイプだったんです。本やCD、DVDを集めていたし、カメラも趣味で自宅に暗室を設けていたこともあります。今になっては、何であのときあんなにモノを持っていたのかわからないです(笑)。――ミニマリズムに目覚めた一番大きなきっかけは?「ミニマリスト」という言葉に出会ったことですね。2013年末にクロアチアの島へ撮影に行ったんです。そのとき雨が降っていて、ホテルの部屋に閉じこもっていたんです。古いホテルの部屋は質素で何もなくて。撮影に同行していて、今一緒にブログもやっている沼畑さんという人が、その時の気分をミニマリストみたいだな、と思ったらしくウェブサイトで記事にしていました。そこではじめて「ミニマリスト」という言葉に出会い、検索してみたんです。――検索結果は?当時はまだ日本で「ミニマリスト」という言葉が浸透していなかったので、海外の人ばかり出てきて。例えばモノを15個しかもたないアンドリュー・ハイドという人の写真や、スティーブ・ジョブズが座禅を組んでいる若いころの写真です。出てくる人たちがすごく身軽で自由そうに見えて、「これだ!」と直感的に思いました。○「本」を手放すメリット――現在に至るまでで、「ここがターニングポイントだった」と思う出来事はありましたか?本棚をまるごと手放したことです。神保町の本屋さんに来ていただき、まとめて売りました。あとはCDやDVDなどのコレクションも、一度にすべて手放したことが大きかったのではないでしょうか。最初は段階的にやるつもりでしたし、マンガは売るつもりがなかったのですが、間違って全部持って行かれてしまって(笑)。でもその結果、すごくすっきりしました。――思い切りましたね……!本棚に本がたくさんあると、その中にある未読の本を読んだ方がいいんじゃないかな?と思ったりしてしまいますよね。でも絶対そこから選ばなくてはいけない、ということはないんです。本棚をまるごと処分したことで、今本当に一番読みたい本を1冊だけカバンに入れておくことができるようになりました。――出版社で編集の仕事をされていますが、職業柄「本を手放す」というのは非常に大変だったのでは?読めていない本はあるしホコリも積もるしで、本棚いっぱいの本を持つことがどこか自分の負担になっていたんです。読んでいても、自分の身になっていないものがたくさんありました。人は「自分の好きなモノ」に囲まれると心地いいと普通考えますよね。でも好きなモノを手放したときの開放感も、実はものすごいんです。「これは絶対必要だ!」と思っていたモノを捨てたとき、「捨てのK点越え」をしたときです。それにより、また新しい世界が見えたような気がします。編集部注:「捨てのK点越え」とは、自らを「捨て変態」と称し、モノを極限まで減らした暮らしをしているゆるりまいさん(「なんにもないぶろぐ」主宰)の言葉。「絶対に捨てられない」と思っていたモノを捨てたときに用いられるそうです。○捨てるのを迷ったモノ、1位は「テレビ」――本以外で捨てるときに迷ったモノはありますか?テレビです。映画がすごく好きでしたし、いい番組も本当にたくさんありますからね。でも手放して一番良かったと思います。――なぜでしょうか?手放してみると、こんなにも影響を受けていたんだなということがわかりました。ずっと「テレビは必要」だと思っていました。生まれたときからあったので、テレビのない生活が想像できなかったんです。録画機能も随分進歩して、長時間録画ができたりしますよね。でもせっかく録画したのに見てないと、「こんなにまだ見なきゃいけないのか」とプレッシャーになる。消化しても消化しても見きれないんです。見る義務はないのですが、録画された番組から「たまってますよー」というメッセージが伝わってくる。それって精神状態にはよくないと思うんです。今は見たい映画があればネットを通して借りることもできるし、特定の番組だけを買って見ることもできる。「見なきゃいけない」というプレッシャーがなくなり、「本当に見たいからこの映画を、番組を見よう」ということが気軽にできます。――モノが出すプレッシャーから解放されたんですねそうとはいえ、テレビを捨てた後もしばらくは無意識でリモコンを探したりしていましたけどね(笑)――テレビという情報源を絶つことに不便を感じませんか?ネットがつながればニュースを知ることはできますし、不便は感じません。むしろ今はそういう情報をあまり入れないようにしています。ネットも目を引く情報がたくさんあって、楽しいじゃないですか。でも、そのときだけ「楽しいな」と思っても、その後思い返さないことが多くあります。それよりは、本を読んだりした方が自分に本当に必要なモノや情報を取捨選択して身につけられる、と思うようになりました。自分が積極的にとりに行くべき情報かを考えることにもつながりました。――ミニマリズムは「モノ」だけでなく「情報」まで及ぶのですね「ここまでやっちゃうんだ!?」ってね。びっくりです(笑)。2013年にミニマリズムに出会ってここまで来ました。今は厳選したモノだけが身の回りにあるという感じです。本当に身軽になったので、現在の住まいへの引っ越しも、荷造り含めて30分ぐらいで終わりました。そのうち5分ぐらいは天井の照明を外すのにかかった時間(笑)。次に引っ越すとしたら15分で終わるんじゃないでしょうか。●ミニマリズムはなぜ広がったのか○ミニマリズムが受け入れられた理由――知名度がほぼなかった「ミニマリズム」は、どうして広がっていったのでしょうか?第1に「モノを持たなくても済むようになった」ということ。僕がテレビを捨てられたのも、見たい番組だけを買うことができるようになったから。本を捨てられたのも、ネットショップで同じ本がいつでも買える世の中になったからです。絶版本って、「これを捨てたら神保町の本屋を何件も回らないと見つからないんだろうな」と思うと捨てられなかったのですが、そういうモノも手に入りやすくなりました。技術やサービスの発展のおかげですね。第2には「モノがなくてもいい」という価値観が生まれたこと。これまでは思い込みのように、「モノをたくさん持っていて、それに囲まれている方がいい」という考え方があったように思います。でも、今はなくてもいいという流れが生まれている。「買うべきモノが少なくなってしまった」といえるかもしれません。例えばスマートフォンは、毎年新しい機種が出ているけど形は大きく変わらない。スマートフォンのような最近出てきたモノですら、もはやそうで、いろいろなモノが「成熟」してしまったように思います。その結果、買うべきモノが少なくなってきた気がします。僕はモノが好きで、「新しい!」と思うものが出たら買うタイプです。例えば「手でもたなくていい」とか「すごくはじいて永久にぬれない」といった革新的な傘が誕生したら、きっとそれを買って試すと思います。でも今ある傘は、形がずっと変わっていないですよね。革新的なモノが毎年のように出続けていれば、僕もいまだにモノをたくさん買っていると思います。第3には「シェア」が大きな役割を果たしていると思います。カーシェアリングやシェアハウスなど、モノを共有することがごく当たり前になってきていますよね。モノも部屋も、余っているモノはネットを通じて、細かく誰かとシェアできる。シェアすることを考える上では、ネットの普及は本当に大きいですね。○ミニマリスト同士の交流――ブログを拝見すると、ミニマリストのオフ会をされていますよね。マイナビニュースで連載中の「断捨離パンダのミニマルライフ」の著者「おはぎさん」ともお会いされたとかもともと「ミニマリスト」って、1年前はほとんど誰もいなくて。言葉自体浸透していなかったし、普通に生きていると身の回りで出会わなかったんです。オフ会は、ミニマリズムを楽しんでいる仲間と実際に会ってみたい、しゃべりたい、みたいなノリで始まったのではないでしょうか?同じような価値観を持っている人をネットで探すって面白いと思います。僕は本を書くに当たって、ほかのミニマリストさんとお話してみたいな、と思ってオフ会に参加しました。もしかして僕が考えている「ミニマリズム」は、ひとりよがりの妄想かもしれないという不安があったので、実践している人たちに話を聞きたかったのです。会ってみると、ミニマリストの人たちって単純に良い人が多いです。モノに振り回されていないので、ストレスもなく穏やかで満たされている。ただし、見た目は本当に人それぞれです。ヒョウ柄のビジュアル系とか、カミソリのペンダントをつけている女の子とか、ビシッとスーツを着ているかたとか(笑)。――勝手なイメージですが、リネン素材の服が好きな人が多いのではないかと思っていました本当にバラバラです。スーツの方は、百貨店の売り場で働いているのですが、セールの時期になると「私のよー!」「私が先に手を付けたのよー!!」という戦いが本当にすごいんだそうです。そういうのを見ていたら物欲が引いたと(笑)。モノが少ない、というだけで普通の人の集まりですね。○ミニマリズムは炎上しやすい?――ミニマリズムが知られるようになった結果、ミニマリズム関連の話題が炎上しているのを見るようになった気がするのですが……「ミニマリズムの方がかっこいいから、その生活をしてないやつは駄目だ」と言ってしまうからではないでしょうか? 新しい価値観に出会った当初って、「こっちの方が新しい」「いい暮らしを見つけた」となってしまうんです。「モノを持っている方がよい」という価値観に対して、「何でそんなにモノを持っているんだよ」と言ってしまうとそれは炎上しますよね。――価値観を否定されるのはカチンと来ますね今まで一生懸命働いてモノを集めた人からしてみれば、「モノがない方がいい」という価値観に反発するのは当たり前のように思います。自分がやっていることを否定されたようにも感じるでしょうから。ただ、ミニマリズムが炎上するだけ新しい価値観であるということの裏返しだと考えることもできます。それだけ衝撃のある、面白い価値観だったと。僕は今でもモノが大好きなので、モノがあっていいという価値観はよくわかりますし、否定するつもりはありません。ただモノがなくてもいいという価値観もあってもいいし、それができる時代になってきた。だからその価値観を、自由な選択肢のひとつとして付け加えられればと思っています。――共存するためにはどのようにすれば良いでしょうか?「いやいや、モノがある生活を否定しているわけではないんだよ」と、お互いの価値観を否定せず、きちんと対話するといいのではないでしょうか? そういう問題が起こることも想定しつつ書きましたので、僕の本を読んで、そういう争いも収まってくれたらうれしいです(笑)●ミニマリストの「モノ選び」○人からもらった「プレゼント」はどうする?――思い出のモノが捨てられないのですが、どうしたら良いでしょうか?「過去の思い出」って過大評価されているような気がしています。思い出のモノって、無条件に素敵で、捨てちゃいけないモノという有無を言わせない重圧のため、捨てるときに罪悪感がありますよね。――「せっかくくれたのに申し訳ないな」って思ってしまいます思い出のモノを捨てるときは「相手に悪いかな」と思うんですけど、あげた本人って意外と忘れているものなんですよね。僕、小学生のとき好きだった子に腕時計をプレゼントしたことがあるんですけど、本を出したときにその子から「ようやくもらったモノを手放せます」と連絡がきました。多分ですが、彼女は「捨てたら悪いなあ」と思って、わざわざとっておいてくれていたんですね。でも僕は、失礼な話なんですけど何をあげたかとか覚えていなくって(笑)。――言われてみれば、プレゼントしたモノってあまり覚えていないかもしれないです僕がプレゼントする立場なら、もらって困っているモノはどんどん手放して欲しいです。自分があげたモノで、誰かが煩わしいと思っているのは嫌ですね。――「手放す」覚悟はできても、「捨てる」ことができない場合はどうしたら良いですか?どうしても捨てられないモノは、欲しい人にあげるのもいいのではないでしょうか。ミニマリストのみなさんもツイッターで欲しい人を募集したり、フリーマーケットで売ったりしています。いろいろな手放し方があると思います。誰にも「これは捨てられないなあ」と思うモノがあると思います。本当に大事なモノは「捨てられないなあ」とすら思わないものです。本にも書いたのですが、「5回迷ったら捨てる」のがいいのではないでしょうか? その思いがなくなることはまずないです。そこからあと1,000回は悩みますね(笑)。僕の場合ですが、iPhoneを見て「捨てられないなあ」とは思いません。それは絶対に必要なモノだから。それ以外は捨てられると思いますね。――佐々木さんは今処分しようか迷っているモノはあるんですか?布団乾燥機です。「これは行けるんじゃないか」と思いながら眺めています(笑)。もちろん「捨てたけどやっぱり必要だった」となったモノがひとつだけあります。それがフットマッサージ機で、結局3回買いましたね。1回捨てて、やっぱり必要だと思って買ったものの、また捨てるっていう(笑)。今は手元にないのですが、また買うかもしれません。○ミニマリストのモノ選び――たくさんのモノに囲まれた生活から、極限までモノを減らす暮らしにシフトされた佐々木さん。現在手元に残っているモノや、新しく選ぶモノのこだわりはありますか?飽きのこないデザイン、シンプルだったり小さくてコンパクトなモノを選ぶようにしています。今は机と椅子の購入を真剣に検討しているんですけど、折りたたみでクローゼットに入るような品を選ぶと思います。あとは掃除がしづらいアイテムは買いません。素敵だけどごちゃごちゃしてホコリがたまりそうなモノは選ばないですね。――クローゼットがすごくスッキリしていますが、服はこれだけですか?パンツやTシャツはボックスに収納していますが、基本服はこれだけです。服選びにまようこともありません。最近は、洗濯ものをそのままハンガーでクローゼットに干す「クローゼット部屋干し」というスキルも身につけました。クローゼットがスカスカだからできることですね(笑)。○カーテンもない!? - ミニマリストの暮らし――書籍やブログ、出演されていた番組(7月7日放送 NHK「おはよう日本 ミニマリスト特集」)で紹介されている佐々木さんの部屋は、このようにして作られたのですね正直、テレビの放送を見て自分のことながら引きましたね。テーブルとして使っている茶托とか、「これはひどい、独居房みたいだ」って(笑)。ミニマリスト以外の方からの反響も大きくて、「カーテンすらないの!?」とネットで話題になりました。――カーテンも捨ててしまったんですか!?ロールスクリーンをつけているのですが、ちょうど映ってなくて。ネットで「カーテンはさすがに必要では?」という記事も出たので、これには反証しなくては!と思って、「カーテンはないけどロールスクリーンはあります!」とツイッターでつぶやいたんですけど、誰も反応してくれませんでした……。このインタビューでは「僕の家にはカーテンはないけど、ロールスクリーンがある!」ということが伝わればいいなと思っています(笑)。――しっかりと書いておきます(笑)。ありがとうございました『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ - 』(ワニブックス/1,000円+税)持ちモノを最小限にしたからこそ、見えてくる本当の豊かさやモノが少ない幸せ。他人の目線ばかり気にした世界から、自分の声に耳を澄ませてみること。終わりのないモノへの追求から一度思いっきり距離をとってみること。これはもう一度「幸せ」について考え始めることに他ならない。生き方にはもっと自由な選択肢があっていいはずだから。――持ちモノを自分に必要な最小限にする「ミニマリスト」という生き方と常識にとらわれない豊かな暮らしを紹介。
2015年08月19日断捨離ということばもすっかり浸透しましたが、『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ -』(佐々木典士著、ワニブックス)の著者は、その先を進んでいるようです。目指しているのは、持ちモノを自分に必要な最小限にする「ミニマリスト」という生き方。モノを減らすことによって、日々の幸せを実感できるようにすらなったといいます。でも、ミニマリストとなることで、具体的にどんなことが変わったのでしょうか?第4章「モノを捨て、ぼくが変わった12のこと」中の「時間ができる」から、いくつかを引き出して見たいと思います。■1:メディアや広告に惑わされる時間が減る家でテレビを見ていても、家から外に出ても、メディアや広告などあらゆるものを通じ、脅迫的なメッセージが送られてきます。しかしミニマリズムを意識していると、それらに惑わされる時間が減るそうです。なぜなら、「自分は必要なモノをすべて持っている」という自覚ができるから。「すべて持っている」と思えれば、ほとんどのメッセージはスルーできるというシンプルな発想です。■2:買いものの時間が減るミニマリストはそもそもあまりモノを買わないので、買いものの時間も減るといいます。もちろん新しく買いものをすることもあるけれど、その時間が減るということ。なぜならミニマリズムを進めていると、モノを選ぶ基準がはっきりしてくるから。だから新しいモノを買うときも、迷う時間が必要ないわけです。ちなみに著者がモノを選ぶときの基準は、・形がミニマルで表面積が小さく掃除がしやすいこと・色がうるさくないこと・長く使えること・つくりがシンプルなこと・小さく、軽く、コンパクトにできること・ひとつで多くの機能を持つこと■3:家事の時間が激減する部屋にモノを置かず、ミニマルにしていると、おのずと掃除にかかる時間も激減することに。服を少なくすると選択の時間も減るわけですし、なにを着るか迷う時間も減るというわけです。そして太陽の光で起きられるようになり、しかも目ざめると部屋はいつもキレイ。だから、起きることすら楽しくなったのだとか。自然と早起きになり、朝にも多くの時間が生まれるようになったという話にも納得できます。■4:たった30分で引越しできるまた、引越しをした際にもストレスは激減したといいます。なにしろ、事前にパッキングをすることもなく、ふだん生活しているままの状態から荷物をすべて運び出すまで、かかった時間は30分ほど。照明を外したり、洗濯機を外したり、そんな時間も入れて30分だったというのですから驚きです。*ミニマリズムに対する考え方にブレがなく、また力強い文体にも魅力があるため、すらっと読んでしまえるはず。生活をよりシンプルにしたい方には、文句なしでおすすめできる一冊です。(文/印南敦史)【参考】※佐々木典士(2015)『ぼくたちに、もうモノは必要ない。 – 断捨離からミニマリストへ -』ワニブックス
2015年07月15日少年時代からずっとハマっています!!寝る間を惜しんで夢中になるほどハマったものが誰にでも一つはあるはず。そこで男性456名に「過去そして現在ハマったことがあるもの」を聞いてみました。>>女性編も見るQ.過去そして現在ハマったことがあるものは?(複数回答)1位マンガ52.6%2位ゲーム38.8%3位アニメ38.4%4位インターネット29.2%5位音楽鑑賞・演奏21.7%■番外編:これにハマっています!!・朝活:「都内のカフェで集まり、異業種の方と交流を深める。話の内容が深く、思わずハマってしまいました」(25歳/小売店/販売職・サービス系)・スポーツ:「20年前にスノーボードを友人からもらってやり始めた。ハマっていた時期はシーズン中に10回以上は滑り、最後はカナダのウィスラーまで行ってしまいました」(45歳/団体・公益法人・官公庁/その他)・お酒:「ハイボールを飲んだことがきっかけで、ウイスキーを飲み始めました。最近ではアレンジをしないと気が済まないので、カクテルを作ろうと思っています」(24歳/食品・飲料/販売職・サービス系)・登山:「ハマって3年。穂高連峰などの有名どころはほとんど行った。山頂からの朝日を見ると、本当に登ってよかったと思える」(46歳/建設・土木/技術職)・食べ歩き・料理:「東京で食べたラーメンに感動して、ほぼ毎日食べるほどラーメンにハマりました」(25歳/金属・鉄鋼・化学/技術職)■マンガにハマっています!!・「押し入れいっぱいにマンガを集めました。たまたま立ち読みした1冊からハマり、なかなか買うことをやめられなくなりました」(44歳/情報・IT/事務系専門職)・「小学校以来だから、かれこれ15年以上ハマっている。何回読んでも楽しめるところがいい」(29歳/金融・証券/専門職)・「好きなマンガが発売されるとすぐに買いに行くくらいハマっていました」(24歳/機械・精密機器/技術職)・「月に5冊は買っている」(28歳/機械・精密機器/事務系専門職)・「毎日徹夜で読み続けて全巻読み終えたこともある」(31歳/情報・IT/技術職)(評)少年時代からずっとハマり続けている人が多数いるようです。大人にとってもマンガは気分転換に欠かせないアイテムになっています。■ゲームにハマっています!!・「オンラインゲームを5,000時間ぐらいやっています。友達とチャットをしながら楽しめるのが魅力」(26歳/電機/事務系専門職)・「『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』で日本各地に遠征したりしている」(34歳/ソフトウェア/技術職)・「他人に負けたくないから寝る間も惜しんでゲームをしていました」(31歳/機械・精密機器/技術職)・「小学生のときからずっとハマっている。多分これからもやめないだろう」(28歳/ソフトウェア/技術職)・「ストレス解消のためと思うが、毎日やっている」(34歳/ソフトウェア/技術職)(評)世界中の人と対戦できるゲームは、大事なコミュニケーションツールの一つとなっています。■アニメにハマっています!!・「小学校時代はアニメにハマった。特に『銀河鉄道999』や『機動戦士ガンダム』などの宇宙ものは、未知の世界を身近に感じることができて夢があった」(40歳/その他/事務系専門職)・「高校時代はオタクだったので、稼いだバイト代を全部アニメにつぎ込んでいた。総額300万円はくだらないと思う」(30歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「中学に入るころにふと見たアニメがきっかけ。中学生ながら1作品に10万円以上は出費していた」(25歳/学校・教育関連/専門職)・「ガンダム世代だから、ファーストガンダムからハマっている」(44歳/ソフトウェア/技術職)・「『名探偵コナン』を毎週見て、トリックを解こうと頭を悩ませていた」(29歳/電機/技術職)(評)キャラクターグッズを買ったり、声優さん出演のイベントに参加したり、プラスの楽しみがあるのもアニメのいいところですね。■インターネットにハマっています!!・「パソコンを購入したことがきっかけで、1日4時間くらいは目的もなくやってしまっている」(26歳/機械・精密機器/技術職)・「動画を見たり、買い物したり、調べものをしたり、何でもできるから」(23歳/ソフトウェア/技術職)・「友人と簡単にコミュニケーションが取れるから欠かせない」(27歳/情報・IT/技術職)(評)ネットサーフィンやメールをしているうちに数時間たってしまう、なんてことはよくありますよね。■音楽鑑賞・演奏にハマっています!!・「音響機材はケーブルで総額約12万円、ヘッドフォンで約7万円。今使用している機材やソフトをすべて含めたら……100万円は出していると思う」(30歳/建設・土木/技術職)・「小学生のときから大好きなGLAYを社会人になっても、通勤中などにずっと聞いています」(26歳/医療・福祉/専門職)(評)大好きな歌手やバンドの音楽を聴いていると、やる気がアップする人も多いのでは?(文・飯塚雪/C-side)調査時期:2012年3月30日~4月4日調査対象:マイナビ ニュース会員調査数:男性456名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【ランキング男性編】少年マンガの定番だけど、実際に起こったら困ること【ランキング男性編】ありえんだろうと思う漫画の出会いの展開【ランキング男性編】恋愛漫画のわかりやすい意中の相手へのリアクション【ランキング男性編】実生活では聞いたことがない!?マンガによく出てくる擬音【ランキング男性編】少年マンガの女性キャラといえば【ランキング男性編】ストレス発散できそうな笑えるマンガ完全版(画像などあり)を見る
2012年06月02日